JP4908695B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピーカを備えたデジタルスチルカメラやビデオカメラ(以下、「カメラ」と呼ぶ)などの撮像装置に関するものである。
【0002】
詳しくは、スピーカの保持手段に特徴を有する撮像装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
一般的に、スピーカの音圧、音質を維持するためにスピーカの背後に設けられる音響空間(以下「バックキャビティ」と呼ぶ)は、密閉された空間であればあるほど、および、空間の体積が大きければ大きいほど音圧・音質が向上することが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、撮像装置の小型化が進み、バックキャビティが十分に確保できず、スピーカから出力される音声が低下するおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明は、カメラなどの撮像装置を大きくすることなく、狭い空間を有効利用してバックキャビティを十分に確保し、高い音圧と良好な音質となるスピーカを備えた撮像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、ストロボユニットと、スピーカと、前記スピーカを保持する保持部材と、を有する撮像装置であって、前記保持部材は、前記撮像装置の内部で前記ストロボユニットを構成し、前記保持部材に、前記スピーカの位置を決める位置決め用のリブを形成し、前記保持部材に、前記スピーカの背面と前記保持部材との間の空間と、前記ストロボユニットの発光部が収容される空間とをつなげる第1の貫通穴を形成し、前記保持部材に、前記スピーカの背面と前記保持部材との間の空間と、前記ストロボユニットを構成するケースと前記ストロボユニットのストロボ基板によって形成される空間とをつなげる第2の貫通穴を形成することを特徴とする。
【0013】
上記構成により、スピーカ背面の空間がストロボユニットを構成するケースに設けられた通音用の孔によって、ストロボユニットを構成するケース内の略閉空間とつながり、反響に必要な十分なバックキャビティが確保され、カメラを大きくすることなく狭い空間を有効利用して高い音圧と良好な音質となるスピーカを備えた撮像装置が提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面および実施例を用いて本発明の実施の形態について説明する。
【0015】
(実施例)
図1は、本実施例のスピーカ保持構成を備えたカメラ本体の略斜視図、図2は、フレネルレンズ中央部の略垂直断面図、図3はスピーカの略背面図、図4は、ストロボユニットに保持されていたスピーカを取り外した、ストロボユニットのみの略平面図、図5は、メインコンデンサの略水平方向断面図である。
【0016】
1はカメラ本体であり、内部に不図示のCCD、信号処理基板、電源基板、電池、撮影した画像を記録する記録手段、撮影した画像を表示させる液晶パネル、が具備されている。
【0017】
2は撮影レンズ、3は光学ファインダ、4は、ストロボの発光部の前面パネルであるところのフレネルレンズ、5は、不図示の手段でカメラ本体1に具備された録音マイク、5aはマイク用の孔(以下、「マイク用ルーバ」と呼ぶ)、6は、カメラ本体1に具備されたスピーカ用のルーバ(以下、「スピーカ用ルーバ」と呼ぶ)、SUはストロボユニットである。
【0018】
なお、不図示のCCD、および、撮影レンズ2で、撮像手段を構成する。
【0019】
7は、不図示の信号線が半田付けされているスピーカ、7aはスピーカ7の振動板、7bは金属製のバッフル、8は、スピーカ用ルーバ6が設けられている本体カバーとスピーカ7の隙間を密封するための略リング状のゴムブッシュ、9は、スピーカを保持するケースであり、ストロボユニットSUを構成するケースでもある上ケース、9aは略円筒形のリブ、9bは切り欠き、9c、9d、9e、9fは通音用の孔、10は、ストロボユニットSUを構成するケースである下ケース、11は、ストロボの発光源(発光部)であるところのXE管、12は、前記XE管11の光をカメラ1前面に反射させるための反射笠、13は、不図示の電気部品が実装され前記下ケース10に不図示の手段で固定されているストロボ基板、14はストロボ用メインコンデンサ、A、Bは、それぞれスピーカ7の背面空間である空間A、空間Bであり、C、Dは、それぞれスピーカ7の音響空間である空間C、空間Dである。
【0020】
なお、フレネルレンズ4、上ケース9、下ケース10、XE管11、反射笠12、ストロボ基板13、メインコンデンサ14で、ストロボユニットSUを構成する。
【0021】
7cは通音用の孔、7d、7eは不図示の信号線の半田付け用ランドである。
【0022】
上述の構成において、本実施例のカメラ1は撮影モードの中に動画を撮影できる動画モードを有しており、操作者は、不図示の撮影モード切り替えダイヤルで動画モードを選択し、動画を撮影することが出来ると共に、音声もマイク用ルーバ5aの下に具備された録音マイク5によって同時録音される。
【0023】
また、撮影した動画を再生することも可能であり、この場合、カメラ本体1背面の不図示の液晶パネルに動画が表示されると共に、スピーカ7によりスピーカ用ルーバ6を介して録音された音声が再生される。
【0024】
次に、図2に示されるスピーカ7の保持について説明する。
【0025】
スピーカ7は、内部に不図示の磁石と、振動板7aと、作業者が組み込み時に振動板7aを直接触わらないようにするための金属製のバッフル7bと、で構成され、不図示の信号線が半田付けされている。
【0026】
また、スピーカ7は、上ケース9に設けられた略円筒形のリブ9aで位置決めされ、本体カバーとの間にあるゴムブッシュ8によって付勢され、ガタツキ無くストロボユニットSUに固定される。
【0027】
ゴムブッシュ8の厚みは、本体カバーとスピーカ7の隙間より若干厚く設定されており、組み込みの際につぶされる構成をとっているので、振動板7aの振動により発生する音をカメラ1全体に漏らすことなく、スピーカ用ルーバ6から出すことが可能となっている。
【0028】
さらに、図3に示すように、スピーカ7は、振動板7aの反対面にも9個の孔7cが設けられており、振動板7aによって発生した音は前記孔7cを通りスピーカ7背面の空間Aおよび空間Bへと導かれていく。
【0029】
スピーカ7の背面側に配置されている上ケース9は、図2および図4に示すように、不図示の信号線が通る切り欠き9bの他に通音用の孔9c〜9fが設けられているので、スピーカ7の孔7cから空間Aおよび空間Bに導かれた音は、この孔9c〜9fを通って、ストロボユニットSU内部へと導かれる。
【0030】
図2に示すように、ストロボユニットSU内部は、導かれた音にとっては、2つの空間に分かれている。
【0031】
第1の空間は、孔9e、9fでスピーカ7の背面空間Bとつながっている空間Cであり、ストロボユニットSUの発光部を構成しているXE管11、反射笠12が不図示の手段で空間Cの中で保持されている。
【0032】
第2の空間は、孔9c、9dでスピーカ7の背面空間Aとつながっている空間Dであり、図5に示すように、空間Dは、下ケース10とストロボ基板13によって作られる略閉空間となっている。
【0033】
これら空間C、Dが音響空間(バックキャビティ)として従来の空間A、Bに加えられることによって、スピーカ7のバックキャビティとしての空間は十分に広がり、再生音を高い音圧と良好な音質で再現することが可能となる。
【0034】
さらに、ストロボユニットSUは、その機能上高圧となる部分が多く、小型化されたカメラ1内部においては、その周囲をモールドなどの絶縁体で覆うことでリークやショートを起こさないように構成されている。
【0035】
このように、ストロボユニットSUはモールドで覆われているので、その内部は略閉空間にもなっており、ストロボユニットSU内部をバックキャビティとして利用することは、合理的である。
【0036】
以上のようにして、カメラ1を大きくすることなく、小型でありながら高い音圧と良好な音質となるスピーカ7を備えたカメラが実現できる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カメラなどの撮像装置を大きくすることなく、狭い空間を有効利用してバックキャビティを十分に確保し、高い音圧と良好な音質となるスピーカを備えた撮像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のスピーカ保持構成を備えたカメラ本体の略斜視図である。
【図2】 フレネルレンズ中央部の略垂直断面図である。
【図3】 スピーカの略背面図である。
【図4】 ストロボユニットに保持されていたスピーカを取り外した、ストロボユニットのみの略平面図である。
【図5】 メインコンデンサの略水平方向断面図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体
2 撮影レンズ
3 光学ファインダ
4 フレネルレンズ
5 録音マイク
5a マイク用ルーバ
6 スピーカ用ルーバ
7 スピーカ
8 ゴムブッシュ
9 上ケース
9c、9d、9e、9f 孔
10 下ケース
11 XE管
12 反射笠
13 ストロボ基板
14 メインコンデンサ
A 空間A
B 空間B
C 空間C
D 空間D

Claims (2)

  1. ストロボユニットと、スピーカと、前記スピーカを保持する保持部材と、を有する撮像装置であって、
    前記保持部材は、前記撮像装置の内部で前記ストロボユニットを構成し、
    前記保持部材に、前記スピーカの位置を決める位置決め用のリブを形成し、
    前記保持部材に、前記スピーカの背面と前記保持部材との間の空間と、前記ストロボユニットの発光部が収容される空間とをつなげる第1の貫通穴を形成し、
    前記保持部材に、前記スピーカの背面と前記保持部材との間の空間と、前記ストロボユニットを構成するケースと前記ストロボユニットのストロボ基板によって形成される空間とをつなげる第2の貫通穴を形成することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記スピーカは振動板を有し、
    前記スピーカの前記振動板の反対面に孔部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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