JPH03278083A - 携帯型音声再生及び拡声装置 - Google Patents

携帯型音声再生及び拡声装置

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JPH03278083A
JPH03278083A JP2290230A JP29023090A JPH03278083A JP H03278083 A JPH03278083 A JP H03278083A JP 2290230 A JP2290230 A JP 2290230A JP 29023090 A JP29023090 A JP 29023090A JP H03278083 A JPH03278083 A JP H03278083A
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JP
Japan
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signal
speaker
playback
sound
portable audio
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JP2290230A
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Inventor
Hideo Takao
高尾 英雄
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 二の発明は、片手把持のまま所謂カラオケ等を楽しむこ
とのできる携帯型音声再生及び拡声装置に関するもので
ある。更に詳しくは、片手で所持した状態で、装填され
た音声記録媒体から音声を再生して拡音すると同時にそ
の所持者自身の歌唱前も拡声できる小型軽量で一体化構
成のカラオケ・セットに関し、特に、音声多重記憶媒体
の使用による再生ボーカル音声の1タッチ飛び出し機能
についての回路系と、選曲自動頭出し機能についての回
路系及び機構系の改良に関するものである。
〔要約] 所謂カラオケ・セットを片手把持可能で小型軽量化構成
とした携帯型音声再生及び拡声装置に関し、歌詞忘却の
際、音声補助機能としてプロ歌手等のボーカル音が内蔵
スピーカーから流れ出すようにした音声多重再生装置の
改良に関する。演奏曲再生信号とボーカル再生信号は混
合増幅手段を経てスピーカーから拡音されるが、少なく
とも混合増幅手段へ供給さるべきボーカル音声再生信号
の強度をボリュームダイヤル等の外部操作により可変す
る信号強度可変手段と、押し釦スイッチ等の外部操作を
契機に信号強度可変手段を不能化して混合増幅手段へ供
給さるべきボーカル音声再生信号の強度を所定値に強制
設定する信号強度設定手段とが設けられている。常態で
は信号強度可変手段の調整によりボーカルが聴こえない
場合でも、信号強度設定手段を操作すると、ボーカルが
聴こえる状態に一時的に設定できる。
また頭出し完了時における再生装置の駆動モータの自動
停止装置の改良に関する。曲間検出回路を備え、再生モ
ード時の高速前送り又は高速後送り操作を契機に頭出し
動作開始信号を生成する開始信号発生手段と、曲間検出
回路に基づく検出信号により音声再生装置の駆動モータ
への給電を停止させるモータ停止回路とが設けられてい
る0頭出し動作終了時では高速前送り又は高速後送り機
構系のロック状態を強制解除せずに、電気的に駆動モー
タが停止する。電流消費の低減による電池電力の節約に
なる。
〔従来の技術〕
従来一般に、所謂カラオケ・システム(カラオケ・セッ
ト)としては、磁気テープ、光ディスク等の音声記録媒
体に記録された演奏曲(インストゥルメンタル)を再生
する再生装置と、歌唱者の音声を入力するマイクロホン
と、再生装置からの演奏曲信号及びマイクロホンからの
音声信号を合わせて増幅する混合増幅装置と、その増幅
信号を音波に変換するスピーカーとから構成されている
再生装置と混合増幅装置とは一体もの(単一筐体装置)
として構成される場合もあるが、外音を拾うマイクロホ
ンや振音手段たるスピーカーはそれぞれ別体の独立装置
として構成されている。再生装置としては何曲も連続的
に選曲可能で高品質に再生のできるものが好ましく、マ
イクロホンは歌唱者の歌唱ポーズに追従できるよう小型
軽量で携帯可能のコードレス・マイクロホンであること
が望ましい。また振音装置としてのスピーカーは高出力
・高音質のものが望まれる。それ故、各装置を別体構成
とし、それぞれに充分な固有の機能を持たせる必要があ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、カラオケ愛好者の中には、どんな場所でも手
軽にカラオケを楽しみたいと言う欲求がある。しかしな
がら、従来のカラオケ・システム全体としては大掛かり
な設置スペースを必要とし、カラオケ・システム自体の
移動の困難な場合が多い。即ち、従来のカラオケ・シス
テムは大型且つ数Kg以上の重量で、大人がやっと持ち
運びできる程度であるから、一般に据え置き型が主流で
、携行するには非常に不便又は無理がある。たとえカラ
オケ・システムの移動ができたとしても、新たな設置場
所で、コード等の相互接続や調整作業を余儀無くされる
カラオケ・システムを携帯可能とする構成においては、
種々の設計条件が課せられており、再生装置、マイクロ
ホン、スピーカーの一体化と小型軽量化が必須である。
勿論、演奏曲再生音と歌唱者の音声とを同時に波音でき
るカラオケ機能を遜色なく発揮できるものでなければな
らない。再生装置、マイクロホン、スピーカーの一体化
・小型軽1化の構成においては、マイクロホンとスピー
カーとの配置関係、距離、指向性等を顧慮せねばならな
い。これはスピーカから出力される拡大音がマイクロホ
ンにフィードバックして生しるハウリング現象を充分抑
制するためである。また、携行可能のカラオケ・セット
ではバッテリ電源を必要とする。外部電源の存在しない
場所でもカラオケを楽しみたいからである。従って、と
りわけ内蔵電源の消費電力の低減にも充分顧慮する必要
がある。更に、従来の据え置き型のカラオケ・セットで
は、通常その設置場所に歌集の準備されていることが多
く、歌詞を暗記していない歌唱者はその歌集を見ながら
カラオケを楽しむことができるが、携行可能のカラオケ
・セットの場合には、その携帯性の故に、必ずしも歌集
が随伴されるとは限らず、歌唱中に歌詞を忘れて歌唱を
中断する場合が起こり易くなる。歌詞の暗記に自信のな
い者はカラオケ歌唱に遠慮しがちで、歌唱補助手段のな
いカラオケ・セットでは却ってカラオケの楽しみも半減
してしまう。従って、この種の携帯型のカラオケ・セッ
トにおいては、歌集に代わる音声補助機能を持たせる必
要がある。
そこで、本発明の第1の課題は、携帯可能の小型軽量な
携帯型音声再生及び拡声装置を提供することにあり、そ
の第2の課題は、低消費電力化を図る回路系ないし機構
系の実現にあり、更に第3の課題は、歌唱者が歌詞を忘
れた場合でもそのまま歌唱の続行を補助する伴唱機能を
持たせた携帯型音声再生及び拡声装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を達成するために、本発明においては次のよう
な主要要素の配置関係が採用されている。
即ち、スピーカー、音声再生装置9把持部、音声入力部
の小型一体化構造においては、ケース本体内の例えば下
方位置又は前方位置のような一方の位置にスピーカーを
収納すると共に、そのケース本体内における例えばスピ
ーカーに対して上方位置、側方位置又は後方位置のよう
な他方の位置か或いはケース本体と一体的なケース内に
音声再生装置の主要部品を収納し、把持部を上記ケース
本体又は該ケースに対して1又は2以上で連結させて一
体的に設ける。更に、音声入力部は把持部。
ケース本体又は該ケースに対して連結させて一体的に設
ける。このような配置構造においては、ハウリングの防
止上、音声入力部がスピーカーに対して相離間した位置
に設けられている。
かかる配置構成の携帯型音声再生及び拡声装置において
、伴唱機能をもたせるために、音声再生装置はボーカル
音声再生回路と演奏曲再生回路を備えた音声多重再生装
置として構成されており、そして音声多重記録媒体が使
用されるが、この外に、混合増幅手段、信号強度可変手
段及び信号強度設定手段を備えた構成とされている。混
合増幅手段はボーカル音声再生回路に基づくボーカル音
声再生信号と演奏曲再生回路に基づく演奏曲再生信号と
を混合増幅するものである。信号強度可変手段は少なく
とも混合増幅手段へ供給さるべきボーカル音声再生信号
の強度を外部操作により可変するものである。更に、信
号強度設定手段は外部操作を契機に信号強度可変手段を
不能化して混合増幅手段へ供給さるべきボーカル音声再
生信号の強度を所定値に強制設定するものである。信号
強度可変手段によってボーカル音声再生信号の強度が調
整され、ボーカル音量と演奏曲音量のバランスが設定さ
れる。かかる状態で、音声入力部より例えば歌唱者の肉
声が吹き込まれると、歌唱音の拡声音とボーカル(例え
ばプロ歌手のボーカル)音と演奏曲音が混合してスピー
カーから流れる。
信号強度可変手段の調整によりボーカル音量を絞り込ん
でおくと、歌唱音の拡声音と演奏曲音の混合した所謂カ
ラオケ演奏が実現できる。このような使用態様において
、例えば歌唱中の歌唱者が歌詞の一節を忘れて歌唱続行
に自信のないときには、外部操作で信号強度設定手段を
働かせると、ボーカル音声再生信号の強度を調整する信
号強度可変手段が不能化され、ボーカル音声再生信号の
強度が所定値に設定され直されるので、スピーカーから
はボーカル音も流れ出す。このため、歌唱者はそのボー
カル音に倣いながら歌唱を続行することが可能となる。
信号強度可変手段としては、例えば、混合増幅手段へ供
給さるべきボーカル音声再生信号の強度を可変減衰する
第1の信号強度減衰手段と、混合増幅手段へ供給さるべ
き演奏曲再生信号の強度を可変減衰する第2の信号強度
減衰手段とから構成することができる。混合増幅手段に
供給されるそれぞれの信号の増幅率を可変させても良い
が、構成の簡単さの故に、第1及び第2の信号強度減衰
手段が用いられる。第1の信号強度減衰手段と第2の信
号強度減衰手段とはそれぞれ個別的な減衰手段としての
構成でも良いが、部品点数の削減の意図では、単一の可
変抵抗器で構成される。一方、信号強度設定手段として
は、第1の信号強度減衰手段による信号減衰を遮断する
スイッチ手段を採用することができる。具体的な構成と
しては、信号強度可変手段たる単一の可変抵抗器の摺動
子にスイッチ手段を直列接続した構成が採用されている
。このスイッチ手段を押し釦スイッチとすると、その釦
トップが上記把持部又はその近傍における親指操作可能
の範囲に配されていることが望ましい。操作性の向上に
寄与するからである。
また頭出し動作終了時の機構系のロック解除による電力
消費を軽減する目的においては、再生モード時の高速前
送り操作又は高速後送り操作を契機に頭出し動作開始信
号を生成する開始信号発生手段と、その動作開始信号の
入来により音声再生装置に基づく再生信号の無信号状態
又は低レベル状態を検出する曲間検出回路と、その曲間
検出回路に基づく検出信号により音声再生装置の駆動モ
ータへの給電を停止させるモータ停止回路とを有する構
成が採用される。従来のように、曲間の検出信号が発生
すると高速前送り又は高速後送りの機構系のロック状態
が電磁プランジ中等によって強制解除されるのではなく
、機構系はそのままのロック状態でありながら、内部回
路たるモータ停止回路が駆動モータへの給電を断ちこれ
を直接電気的に停止させる。このため、頭出し動作終了
時のモータ停止には殆ど電流が消費されず、内蔵電源の
電力を節約できる。
上記の構成において、頭出し動作終了時点の情報を歌唱
者等に確実に伝達するため、曲間検出回路に基づく検出
信号により上記スピーカーにより告知音又は疑似音声を
発生させる検出終了音発生回路が設けられる。開始信号
発生手段の構成としては、例えば、高速前送り操作によ
り開閉する第1のスイッチ手段と高速後送り操作により
開閉する第2のスイッチ手段からなるAND回路が採用
されており、これらのスイッチ手段としてはそれぞれリ
ーフスイッチである。そして、各リーフスイッチの押動
部材としては各モード選択用レバーの釦トップの裏に形
成された突起である。頭出し終了により駆動モータが自
動停止するが、高速前送り又は高速後送りの機構系はロ
ック状態のままで、開始信号発生手段は能動状態にある
。そこで、この開始信号発生手段の頭出し動作開始信号
の発生継続を停止させる機構系が存在する。この機構系
の具体的な構成としては、高速前送り選択レバーと高速
後送選択用レバーのロック状態を解除し、再生モードの
みに復帰させるスタートレバーが追加されている。そし
て、このスタートレバーの係合片には筺体外に突設する
押し釦トップが嵌合している。押し釦トップの1操作で
再生モードを再スタートさせるためである。
〔作用〕
上記構成に係る音声補助機能を備えた音声多重再生装置
においては、信号強度可変手段によってボーカル音声再
生信号の強度が調整され、結果的にボーカル音量と演奏
曲音量のバランスが設定されている。かかる状態で、音
声入力部より例えば歌唱者の肉声が吹き込まれると、歌
唱音の拡声音をボーカル(例えばプロ歌手のボーカル)
音と演奏自前が混合してスピーカーから流れる。信号強
度可変手段の調整によりボーカル音量を絞り込んでおく
と、歌唱音の拡声音と演奏自前(インストゥルメンタル
)の混合した所謂カラオケ演奏が実現できる。このよう
な使用態様において、例えば歌唱中の歌唱者が歌詞の一
節を忘れて歌唱続行に自信のないときには、外部操作で
信号強度設定手段を働かせると、ボーカル音声再生信号
の強度を調整する信号強度可変手段が不能化され、ボー
カル音声再生信号の強度が所定値に設定され直されるの
で、スピーカーからはボーカル音も流れ出す。
このため、歌唱者はそのボーカル音に倣いながら歌唱を
続行することが可能となる。
また自動頭出し装置においては、曲間検出回路に基づく
検出信号により音声再生装置の駆動モータへの給電を停
止させるモータ停止回路が採用されているので、曲間の
検出信号が発生すると高速前送り又は高速後送りの機構
系のロック状態が電磁プランジャ等によって強制解除さ
れるのではなく、機構系はそのままのロック状態であり
ながら、内部回路たるモータ停止回路が駆動モータを直
接電気的に停止させる。このため、頭出し動作終了時に
おいては機構系駆動のための過大な電流が消費されず、
従って、内蔵電源等の電力を節約できる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
−皇旌■土− 実施例1に係る携帯型音声再生及び拡声装置1は、第1
図に示す外観構成である。本装置1は突起物等すべてを
含めて高さ283taw、、輻975m+。
奥行き128mmの最大外形寸法を有するコンパクトな
構成で、乾電池を含み640gの重量である。
そしてこの装置1は、大略、装置本体部12と把持部1
4とマイク部16とからなる一体構成である。装置本体
部12は略直方体状の本体ケース12a内に収納された
テープカセットの音声媒体収納部120とスピーカー収
納部130とからなる。
音声媒体収納部120の下部にはスピーカー収納部13
0が位置する。なお、音声媒体収納部工20の裏側には
後述するように音声再生のためのテープデツキ等が収納
されている。音声媒体収納部1200ケ一ス側面には押
し釦スイッチの釦トップ120a、120b、120c
、120dとボリュームツマミ130a、130bが突
設されている。釦トップ120aは磁気テープの送りを
停止するための停止釦トップ、釦トップ120bは磁気
テープを早送りするための早送り釦トップ、釦トップ1
20Cは磁気テープを巻き戻すための巻き戻し釦トップ
、釦トップ120dは磁気テープに記録された音声信号
を再生するプレイ(再生)釦トップである。またボリュ
ームツマミ130aはマイク音声のエコー(残響音)を
調整するエコー調整ツマミで、ボリュームツマミ130
bはマイク音量とテープ再生音量のバランスを調整する
テープ/マイク音量調整ツマミである。
把持部14とこれに一体構成のマイク部16は略円筒状
を形成しており、その円筒状の上部にはマイク部16が
位置する。また装置本体部12の底面左右には脚部13
2a、132bが突設されている。
把持部14とマイク部16の中間における円筒状ケース
側面には操作部18が設けられている。操作部18には
スライドスイッチのノブ18a、このノブ18aの上下
に配置されたボリュームダイヤル18b、18cが設け
られている。ノブ18aは本装置をカラオケセットとし
て使用する場合とマイク音声を波音して拡声器としての
み使用する場合とを切り換えるものである。ボリューム
ダイヤル18bは磁気テープとして音声多重テープを使
用する場合において音声音量と演奏音量とのバランスを
調整するものである。ボリュームダイヤル18cはマイ
ク音声の音量を調整するものである。円筒状の把持部1
4はその上部及び下部の連結部10a、10bを以て装
置本体部12に一体連結している。そして把持部14と
装置本体部12との間には比較的自由に把持可能の余裕
を有する貫通空間部15が画成されている。
このような小型軽量の本装置1は第2図に示す態様で使
用される。即ち、把持部14を片手又は両手で把持しな
がら装置1を所持し、マイク部16に向けて歌唱するこ
とでカラオケを楽しむことができる6本装置1は小型軽
量であるので、通常のワイヤレス・マイクロホンを把持
したときのように、歌唱ポーズに合わせて本装置1の所
持が可能である。
第3図は同装置のケーシングの分解斜視図である。携帯
型音声再生及び拡声装置1のケーシングは、大略、樹脂
製の本体ケース12a、樹脂製の右ハーフ14a及び樹
脂製の左ハーフ14bから構成されている。従って組付
けが容易である。右ハーフ14aと左ハーフ14bはネ
ジS1を以て一体的に組付けらる。また、この組付は体
に対して本体ケース12aがネジSz、Szを以て組付
けられる。本体ケース12aは樹脂製ヒンジ142を以
て上下方向に開閉自在の開閉M144を有しており、こ
の間閉蓋144の閉蓋によりテープカセットの収納室1
46が密閉状態に維持される。
本体ケース12aのスピーカー収納部130には後述す
るスピーカー132が収納され、その前面はメツシュ状
のスピーカーカバー134で覆われる。一方、一体化さ
れた右ハーフ14aと左ハーフ14bの円筒状の上端部
にはエレクトレット・コンデンサマイクロホン付きのキ
ャップ(マイク・ホルダー)148が挿入され、またこ
のキャップ148は風防スポンジ150で覆われている
第1図(a)に良く現れているように、押し釦スイッチ
の釦トップ120a、120b、120C,120dや
ツマミ130a、130bはケ−ス12aの側面から突
出している。タッチスイッチ等の面状小型の操作部を本
装置に組付けることも可能であるが、視認性や操作性に
劣る。暗闇で本装置を使用する場合、面状小型の操作部
では視認し難い。側面からある程度突出させた釦トップ
の方が明暗コントラストの相違で以て認識できるからで
ある。なお、本装置における押し釦スイッチの釦トップ
120a、120b、120c、120dやツマミ13
0a、130bは色違いの着色がなされており、操作上
の識別性を高めである。
第4図は同装置におけるスピーカーとマイク部の位置関
係を示す側面図である。装置本体部12の下部に位置す
るスピーカー収納部130には比較的強力な磁石132
aを有する小型スピーカー132が収納されている。ス
ピーカー132の小型化は携帯性の要請からである。カ
ラオケに興じるとき充分なスピーカー音量を得るために
は、消費電力の抑制の下において強力な磁石132aを
使用する必要がある。小型スピーカ132でありながら
、強力な磁石132aを用いることは、その分総重量の
増大を招き、片手把持又は携行性の不利益面に結びつく
虞れもあるが、他の構成部品の軽量化又は部品点数の削
減化により装置全体の軽量性化が企画されている。なお
、スピーカー収納部130が装置本体部12の下部に位
置し、しかも比較的重量のある磁石132aが使用され
ていることは、縦長状の本装置の重心を下げる利益があ
り、後述するように、据え置き安定性ないし佇立復元性
をもたらしている。
筒状のマイク部16は前述したキャップ148を有して
おり、このキャップ148の頂部にはコンデンサ・マイ
クロホン148aが取り付けられている。コンデンサ・
マイクロホン148aの受圧面の向き(指向性)はマイ
ク部16の軸線の方向である。従って、コンデンサ・マ
イクロホン148aの指向性の中心軸とスピーカー13
2の指向性の中心軸とはほぼ直交関係にある。コンデン
サ・マイクロホン148aの位置は装置の最上部で、ス
ピーカー132の位置は装置の最下部にあり、本装置で
の両者の離間距離は約25cmである。
このうような配置関係とする意義はハウリングの防止の
ためである。両者の離間距離が長ければ長い程、ハウリ
ングの防止には有効的である。しかし、離間距離を長く
することは、装置の大型化を招き扱い難くなるので、そ
れには自ずと制限がある。またコンデンサ・マイクロホ
ン148aの指向性とスピーカー132の指向性とが相
反する方向(180”)であることが最も望ましい。そ
こで、把持部14に対してマイク部16を例えば後ろ側
に傾斜させて配置したり、コンデンサ・マイクロホン1
48a自体の取り付は位置を変更しても良い0本装置の
ような携帯型の小型軽量カラオケ・セットに要求される
構成要素の配置関係は、スピーカ一部が把持部及びマイ
ク部の前にあり、把持部よりも上部にマイク部があるこ
とが望ましく、スピーカ一部とマイク部は酷いハウリン
グの発生のない距離だけ離間していることである。マイ
ク部は把持部よりも前にあっても後ろにあっても構わな
いが、スピーカ一部の前に出ることは避けねばならない
。スピーカ一部を収納するスピーカーボックスとしての
ケース本体は他方位置において音声再生装置を収納して
いても良いし、また音声再生装置がケース本体と一体的
なケース内に収納されていても良い。従って、外観の体
裁を捨象すれば、音声再生装置の収納部の前方にスピー
カ一部が位置していても構わない。かかる配置関係の場
合は、音声再生装置の収納部に一体的に把持部が設けら
れ、この把持部又は音声再生装置の収納部の上部或いは
後部にマイク部が一体的に設けられる。しかしながら、
本来的にカラオケに使用されるマイクロホンは棒状のマ
イクロホンが通例であり、カラオケの臨場感を満喫する
ためには片手把持で使用されるものが好ましい。従って
、第4図に示すように、本実施例では把持部14とマイ
ク部16は棒状に連結した構成が採用された。
このようなスピーカー132とマイク部工6の配置関係
によれば、スピーカー132からメンシュ状カバー13
4の外部に出力された拡大音(外音)によるハウリング
は殆ど解消される。しかし、ここに問題となるのは、ス
ピーカー収納部130はケーシング内部で連結部10a
、10bを介してマイク部16内部に微細であるものの
連通しており、スピーカー132の拡大音が内置として
コンデンサ・マイクロホン148aにフィードバックさ
れることである。連結部10aの内部は中空で、これに
は内部スペースを活用してマイクロホン148aからの
配線が通っており、また連結部10bの内部も中空で、
これにも電源配線が通っている。なお、把持部14の内
部は空きスペースを活用して電池収納部(図示せず)が
形成されている。従って、これらの連結部10a、10
bを介してスピーカー音が第4図破線矢印で示すように
マイクロホン148aへ一帰還し易い。筐体内部の空間
を介して伝播するのはスピーカー音だけでなく、スピー
カー132が副次的に筐体自体を加振する。この筐体振
動がマイク部16にも波及し、ハウリングの発生要因に
もなる。
そこで、本装置においては、このようなハウリング防止
のために第4図及び第5図に示すスピーカー音帰還防止
構造が採用されている。即ち、第4図及び第5図(a)
に示すように、円筒状ケース152の若干縮径の端部1
52aにはキャップ148が挿入されており、このキャ
ップ148の頂部にはコンデンサ・マイクロホン148
aが取り付けられている。筒状の端部152a内には孔
付き仕切り板154が一体的に形成されている。
この仕切り板154の下側には孔付き金属円板(鉄製)
たる遮音板155と比較的高密度の発泡樹脂(発泡ウレ
タン)たる下部吸音材156が収納されている。吸音材
156は弾力性に冨み、遮音板155の位置決め機能も
発揮している。また仕切り板154の上側には比較的高
密度の発泡樹脂(発泡ウレタン)たる上部吸音材157
が収納されている。そしてコンデンサ・マイクロホン1
48aに接続した配線158は仕切り板の孔154a及
び遮音板155の孔155aを介して延長されている。
なお、コンデンサ・マイクロホン148aの受圧面には
フェルト158が貼着されている。第5図(a)の矢印
方向に進行する帰還音波はまず下部遮音材156である
程度吸収される。
また筐体を伝播する振動エネルギーは比重の大きな遮音
板155によって熱的吸収される。孔155a、154
aを介して漏れる帰還音波は上部吸音材157によって
吸収される。従って、筐体内の帰還音波や振動によるハ
ウリングが極力防止される。
第5図(b)は上記構成に代わる別のスピーカー音帰還
防止構造を示す断面図である。この構造においても遮音
板155′として比較的比重の大きな鉄製円板が用いら
れているものの、第5図(a)に示す孔154aは形成
されていない。従って、配線158は遮音板155′の
周面と筒状の端部152の内周との間を介して接続され
ている。
第5図(a)に示す孔154aを有する遮音板155で
は、配線158が孔154aの縁に当接しないように位
置決めする必要がある0両者が接触した状態では帰還音
波により生じる配線158の微動が遮音板155の上部
側に伝達されてしまうからである。そこで、第5図(b
)の構成では、無孔の遮音板155′を節状段差154
′の上に設けたものである。
第6図は風防スポンジ150とキャップ148との関係
を示す斜視図である。風防スポンジ150は比較的低密
度の発泡樹脂(発泡ウレタン)で形成され、キャップ嵌
合凹所150aを具備している。風防スポンジ150は
マイクロホン148aの受圧面に過大な音圧の印加する
のを軽減するためである。キャップ148の頂部の丸孔
に固定されたコンデンサ・マイクロホン148aの受圧
面には前述したようにフェルト158が貼り着けられて
いる。これも過大な音圧の印加を緩和させるためである
。キャップ148の上部形状は略ドーム状で、コンデン
サ・マイクロホン148aを中心として放射方向に長孔
148cと丸孔148bとが交互に形成されている。こ
れらの孔148c、148bを形成した意義は、歌唱者
の過大な音声波がキャップ148の上面で反射してマイ
クロホン受圧面の振動を阻害するのを防止すると共に、
筐体内部からマイクロホンに向けて伝播する帰還音を分
散させハウリングを防止するためである。
第7図は本装置における開閉蓋を開いた状態を示す斜視
図で、第8図はその開閉蓋の樹脂製ヒンジを拡大して示
す斜視図である。
この開閉蓋144はテープ残量を視認できる透明窓14
4aを有し、テープカセット収納室146を画成する本
体ケース12aに樹脂製ヒンジ142にて一体化されて
いる。樹脂製ヒンジ142を用いた意義は部品点数の削
減と軽量化を図るためである。テープカセット収納室1
46にはテープカセット146aが装填され、開閉蓋1
44を閉蓋すると、テープカセット収納室146は完全
密閉状態に維持される。スピーカーボックスたるスピー
カー収納部130は小型スピーカー132を収納した状
態では音響空間が比較的小さい。音響空間を大きくする
と、スピーカー収納部130が必然的に大型化してしま
う。したがってスピーカー収納部130の大型化には自
ずと制限が伴う。
音響空間が小さいと、音質の伸びや深み等が劣化する。
このため、本装置においてはスピーカー収納部130の
スペースを極力抑えながらも、テープカセット収納室1
46の残余空間を補足的な音響空間として拡張利用して
いる。即ち、スピーカー収納部130とテープカセット
収納室146とを画する仕切り壁132の一部には連通
孔132aが形成されている。この連通孔132aによ
ってテープカセット146aの装填されたテープカセッ
ト収納室146は音響空間としても機能する。
従って、コンパクトな装置でありながら、比較的音質の
良い再生音を得ることができる。
第1図(d)及び第2図に示すように、本体ケース12
aの裏側には複数のスリット孔136が形成されている
。即ち、スピーカー収納部130の全面にはメツシュ状
カバー134が覆われているが、スピーカー収納部13
0の後面は複数のスリット孔136を有している。複数
のスリット孔136の形成の意義は、把持部14を片手
で把持して独唱する歌唱者がスピーカーで波音された自
分の歌声を聞けるようにするためである。スリット孔1
36の大きさや数はハウリング防止上充分顧慮する必要
がある。把持部14側に出力される拡大音が大きすぎる
と、それがマイクロホンに対する帰還音として作用する
からである。これらのスリット孔136は内部電子部品
から発生する熱の散逸作用も果たしている。また本装置
では幅狭いスリット孔136を複数形成し、それらの内
側には布(図示せず)が張られている。塵等の侵入を防
止するためでもある。
一里I皇隻■一 実施例2に係る携帯型音声再生及び拡声装置2は、第9
図に示す外観構成である。本装置2も実施例1に係る装
置lと同様にコンパクトな構成で、最大外形寸法は高さ
300■−9幅100+a+、奥行き121mmである
。重量は乾電池も含めて70〇−である。本装置2も、
大略、装置本体部22と把持部24とマイク部26との
一体構成である。
装置本体部22は略直方体状の本体ケース22a内に収
納されたテープカセットの音声媒体収納部220とスピ
ーカー収納部230とからなる。音声媒体収納部220
のケース側面には押し釦スイッチの釦トップ220a、
220b、220c。
220d、220eとボリューム回転盤230a。
230bが突設されている。釦トップ220aは磁気テ
ープの送りを停止するための停止釦トップ、釦トップ2
20bは磁気テープを早送りするための早送り釦トップ
、釦トップ220cは磁気テープを巻き戻すための巻き
戻し釦トップ、釦220dトップは磁気テープに記録さ
れた音声信号を再生するプレイ(再生)釦トップ、釦2
20eトップは選曲頭出し動作完了後テープを再生状態
に戻すスタート釦トップである。またボリューム回転盤
230aはマイク音声のエコー(残響音)を調整するエ
コー調整回転盤で、ボリューム回転盤230bはマイク
音量とテープ再生音量のバランスを調整するテープ/マ
イク音量調整回転盤である。
回転盤230a、230bは大人の指頭によりも広い露
出面積を有し、その露出面には半球状突起mと半球状凹
部nが形成されている。実施例1に係るツマミ130a
、130bを操作するときには親指と大指し指とで挟み
ながら回す必要があるのに対して、上記の回転盤230
a、230bを操作するときには5本の指のうち1本の
指で簡単に回すことができ、操作性に優れている。また
、他方のケース側面に設けられたボリューム回転盤23
0cは音声多重テープの再生のとき音声と演奏のバラン
スを調整するための音声/演奏音量調整回転円盤で、こ
れにも半球状突起mと半球状凹部nが形成されている。
この回転円盤230cの下部に位置する押し釦スイッチ
の釦トップ230dは音声多重テープ以外の普通の歌入
りテープの再生の際ボーカル音声を小さくして演奏音量
を大きくするためのボーカル音量消去釦トップテアル。
なお、ジャック230eは外部電源利用のためのACア
ダプターの入力ジャックである。
把持部24とこれと一体のマイク部26はほぼ円筒状を
形成しており、その円筒状の上部にはマイク部26が位
置する。スピーカー収納部230の下部左右には弾性脚
部232a、232bが突設され、また把持部24の底
部には弾性脚部232cが突設さている。把持部24と
マイク部26の中間における円筒状ケース側面には操作
部28が設けられている。操作部28には音量調整のボ
リュームダイヤル28aと押し続けたときだけボーカル
音声を出力させる音声補助スイッチの押し釦トップ28
bが設けられている。はぼ円筒状の把持部24はその上
部及び下部の連結部20a。
20bを以て装置本体部22に一体連結している。
そして把持部24と装置本体部22との間には比較的自
由に把持可能の余裕を有する貫通空間部25が画成され
ている。
第10図は同装置2のケーシングの分解斜視図である。
携帯型音声再生及び拡声装置2のケーシングは、実施例
1に係る装置1のそれと同様に、大略、樹脂製の本体ケ
ース22a、樹脂製の右ハーフ24a及び樹脂製の左ハ
ーフ24bから構成されている。右ハーフ24aと左ハ
ーフ24bはネジSLを以て一体的に組付けられる。ま
た、この組付は体に対して本体ケース22aがネジ82
〜S、を以て組付けられる。本体ケース22aは横開き
自在の開閉I244を有しており、この間閉蓋244の
閉蓋によりテープカセットの収納室246は完全密閉状
態に維持される。本体ケース22aのスピーカー収納部
230には実施例1に係るようなスピーカー(図示せず
)が収納され、その前面はメ・ンシュ状のスピーカーカ
バー234で覆われる。一方、一体化された右ハーフ2
4aと左ハーフ24bの円筒状の上端部にはコンデンサ
・マイクロホン付きのキャップ248が挿入され、また
このキャップ248は風防スポンジ250で覆われてい
る。把持部24は、第9図(b)に現れているように、
直径−様な円筒状ではなく、人間工学的に軍にフィツト
する握り易い膨らみ部24aを呈している。この把持部
24の外面に電池蓋24bが装着されており、把持部2
4内には乾電池24cが内蔵されている。
第11図は風防スポンジ250とキャップ248との関
係を示す斜視図である。この風防スポンジ250は実施
例1に係る風防スポンジ150と同様な構成で、比較的
低密度の発泡樹脂(発泡ウレタン)で形成されており、
キャップ嵌合凹所250aを具備している。キャップ2
48の頂部の丸孔にはコンデンサ・マイクロホン248
aが取り付けられており、その受圧面にはフェルト25
8が貼り着けられている。キャップ248の上部形状は
略ドーム状で、コンデンサ・マイクロホン248aを中
心として放射方向に2種類の長孔248b、248cと
が交互に形成されている。これらの長孔248b、24
8cの形成した意義は、実施例1における長孔148b
及び丸孔148cと同様に、歌唱者の過大な音声波がキ
ャップ248の上面で反射してマイクロホン受圧面の振
動を阻害するのを防ぐと同時に、筐体内部からマイクロ
ホンに向けて伝播する帰還音を分散させハウリングを防
止するためである。この実施例においては、実施例1に
おける丸孔148cの代わりに長孔248cが形成され
ており、キャップ248の上部ドーム状の開口率を大き
く設定しである。またそのドーム状部分の高さhも実施
例工に係るキャップ14Bのそれに比して高く設定しで
ある。
上記効果を大ならしめるためである。
マイク部26の円筒状ケース252の若干縮径の端部2
52aにはキャップ248が挿入されている。筒状の端
部252a内には内周溝252bが形成されており、こ
れには金属円板(鉄製)たる遮音板255が収められて
いる。この遮音板255の上側には比較的高密度の発泡
樹脂(発泡ウレタン)たる上部吸音材257が収納され
ている。
吸音材257は弾力性に冨む。内周溝252bの下部に
は4枚の節状隔壁259a〜259dが円筒状ケース2
52と一体的に形成されている。4枚の節状隔壁259
a〜259dは位置決めされた遮音板255に対して並
設しており、隔壁259a〜259dのうち相隣なるも
の同士は直径線上の最遠位置において交互に配線通過口
260a〜260dを有している。そしてコンデンサ・
マイクロホン248aに接続した配線261は上部吸音
材257とケース内面との間、遮音板255とケース内
面との間をそれぞれ通り抜け、各配線通過口260a〜
260dを介してジグザグ状に延長されている。スピー
カー(図示せず)から波及する帰還音波の一部は第12
図の矢印方向に進行する。この進行波の多くは節状隔壁
259aで反射ないしブロックされるが、その一部は配
線通過口260aを介して徐々に減衰し最後の配線通過
口260dから出て遮音板255に向かう。しかし、進
行波の大部分は4枚の隔壁構造ないし迷路構造によって
減衰する。比重の大きな遮音板255に進行波が到達す
ると、音波エネルギーは吸収され、熱エネルギーとして
散逸する。遮音板255の上側に帰還音の一部が漏洩す
るが、これを吸音材257が吸音する。従って、コンデ
ンサ・マイクロホン248aへ到来する帰還音量は非常
に微弱なものとなり、筐体内部を介して伝播する帰還音
によるハウリングは殆ど問題とならない。
この実施例における隔壁構造ないし迷路構造は円筒状ケ
ース252と一体的に形成されているため、実施例1に
おけるマイク部構造に比して部品点数が削減されている
第9図に示すように、スピーカー収納部230の下部左
右には直径的IC−の弾性脚部232 a。
232bが突設され、また把持部24の底部には直径的
3CIIlの弾性脚部232cが突設さている。
従って、本装置2は第9図(f)に示すような3点支持
で据え置き状態となる。実施例1に係る装置1もケース
に一体脚部132a、132bを有しており、これらと
把持部14の底部とで三点支持状態となっているが、把
持部14の底部の接触が面接触で、且つ硬いケース材料
が直接接触するので、据え置き安定性ないし佇立復元性
に劣る。
実施例2におけるような弾性脚部232a、232b、
232cをケースと別体で取り付けることによって、据
え置き安定性ないし佇立復元性が改善できる。大径の弾
性脚部232Cはゴム製で、第13図(a)、(b)に
示すように、ケース外部に露出すべき球欠体233aと
、ケースの分割端縁に挟まれるくびれ部233bと、ケ
ース内に位置する抜は止め部233Cとから構成されて
いる。小径の弾性脚部232a、232bもゴム製で、
第12図(c)、  (d)に示すように、ケース外部
に露出すべき球欠体234aと、ケースの分割端縁に挟
まれるくびれ部234bと、ケース内に位置する抜は止
め部234Cとからなる弾性体235を有し、この弾性
体235は芯材234dが嵌入される穴234eを備え
ている。芯材234dは鉄製の管で、周面にはジグザグ
状の切り割り234fが形成されている。この芯材23
4dを用いる意義は、小径の弾性体235だけでは耐久
性が低く破損し易いので、適度な強度を持たせるためで
ある。芯材234dのジグザグ状の切り割り234fを
形成したのは、芯材234d自身の弾性体235からの
抜は出しを防止する投錨機能と芯材234d自体にも若
干の弾力性を付与する意義がある。このような脚部構造
によれば、装置2を設置する際、接触面からの衝撃的な
抗力を弾力的に緩和することができるので、装置2内部
の電子部品などの構成要素に波及する衝撃を抑制するこ
とができ、低故障率ないし高耐久性の装置が実現できる
。また、ゴム製の弾性脚部232a、232b、232
cと接触面との摩擦率は実施例1に係る脚部構造の場合
に比して高いので、装置2自体のスベリが少なく、不如
意な転倒を極力防止することができる。例えば、第15
図に示すように、装置2が若干傾斜しても、上述の3点
支持及びスベリ防止機能に加えて、スピーカー収納部2
30の比較的大きな重量による低い重心配置によって、
装置2自身は起き上がりこぼし的に復元的に佇立し直す
傾向を有している。この復元力により装置2の転倒を効
果的に防止できるので、転倒による破損などを少なくす
ることができる。
とりわけ、暗闇などでカラオケに興じる場合には、装置
2自身を明確に視認できないことがある。かかる場合、
さほど注意をせずに装置2をテーブル等の上に簡単に設
置することができ、使い勝手は非常に良好である。
第16図は開閉蓋を開いた状態を示す本装置の斜視図で
ある。テープカセット収納室246内には図示のように
テープカセット260が装填される。このテープカセッ
ト260の装填状態においてもテープカセット収納室2
46内には遊び空間が存在する。実施例1におけるテー
プカセット収納室と同様に、本実施例のテープカセット
収納室246もスピーカー音響空間の拡張として機能し
ている。スピーカー収納部230とテープカセット収納
室246とを画する仕切り壁232の両端には連通孔2
32a、232bが形成されている。
またテープカセット収納室246と裏側のテープデツキ
及び電子部品搭載基板を収納するデ・ンキ収納室30(
第10図参照)を画するシャーシ262には開口262
a、262bが形成されている。
これらの連通孔232a、232b、開口262a、2
62bによってテープカセット260の装填されたテー
プカセット収納室246の遊び空間はスピーカーの音響
空間としても補充的に機能する。
第17図は開閉蓋の開閉状態を示す断面図である。シャ
ーシ262に一体形成された一対の支持部262aと開
閉蓋244の一対の支持部244aとは互いにピン24
4bを以てピン結合しており、開閉蓋244は第17図
の1点鎖線で示すような開蓋途中の状態と同図の2点鎖
線で示すような完全開蓋状態をとる。開閉蓋244は一
体形成された渦巻き状アーム244Cを備えており、こ
の渦巻き状アーム244Cはシャーシ262に形成され
た透孔262bを貫通してその先端がデツキ収納室30
内に進入している。デツキ収納室30例の仕切り壁23
2に形成された掛止孔232bと渦巻き状アーム244
の先端部に形成された掛止孔244dとには1巻回のト
ーションスプリング270の両端が掛止されている。こ
のトーションスプリング270の作用で開閉蓋244の
自動開閉力が得られる。第17図の1点鎖線で示すよう
な開蓋途中の状態ではトーションスプリング270の死
点状態で、矢印A方向に微動させると2点鎖線で示すよ
うな完全開蓋状態まで自動的に開き、また矢印B方向に
微動させると実線で示すような閉蓋状態まで自動的に閉
じる。従って、開閉蓋244は実線で示す閉蓋状態又は
2点鎖線で示す完全開蓋状態のいずれか一方の状態に必
ず維持される。このような開閉蓋機構によれば、テープ
カセット260の装填・取外し操作時において開閉蓋を
片手で保持しながらテープカセット260の出し入れを
行わずに済み、テープカセット取扱時の使い勝手が良い
。また実施例1に係る開閉蓋は重力利用の開閉動であり
、テープカセット装填・取外し操作時には装置1を水平
近傍に保持する必要があるが、本装置2では重力依存性
がなくいずれの向きでも開閉蓋1を開蓋状態に維持でき
、使い勝手が非常に良い。また開閉蓋1を開蓋状態では
掛止孔244dに貫通するトーションスプリング270
のバネ線材の一部が弾力的なストッパー機能も果たして
いる。
第18図(d)、(e)及び第10図に示すように、本
体ケースの裏側には複数のスリット孔236が形成され
ている。これは実施例1に係るスリット孔136と同様
に把持部24を片手で把持して独唱する歌唱者がスピー
カーで波音された自分の歌声を聞けるようにするためで
ある。また放熱効果もある。実施例1のそれと異なる点
は、第17図(a)、  (b)に示すように、スリッ
ト孔236の向きを下向き(下側連結部20bの方向)
に形成したところにある。これはマイクロホン248a
の方向にスピーカー音を波及させないためで、極力ハウ
リングを防止する意図である。
第19図は本実施例に係る携帯型音声再生及び拡声装置
の基本的な回路構成を模式的に示す回路ブロック図であ
る。本実施例の装置では音声多重テープカセットもまた
それ以外の普通のテープカセット(ボーカルも入ったテ
ープカセット)を使用できる。勿論、演奏曲だけ入った
所謂カラオケ専用のテープカセットも使用可能である。
以下、音声多重テープ・カセットの使用を例にとり本装
置の回路構成を説明する。
一般のカラオケ・セットと同様に、本装置も音声再生糸
50.音声入力系60及び混合増幅系70、及びトラン
スジューサたるスピーカー80で構成されている。音声
再生系50は音声多重テープを再生するため、音声(ボ
ーカル)再生磁気ヘッド50aと演奏曲再生磁気へラド
50bを有している。これらはカセットデツキに取り付
けられている。再生された微弱な音声信号はプリアンプ
50cで増幅され、抵抗R,,R,を介して混合増幅系
70に供給される。また再生された微弱な演奏信号はプ
リアンプ50dで増幅され、抵抗Ri、R4を介して混
合増幅系70に供給される。
音声入力系60はコンデンサ・マイクロホン248aと
、微弱な入力音声信号を増幅するプリアンプ60aと、
所要のボリューム60b、抵抗R3とを有し、その増幅
信号は所要のボリューム60b、抵抗R6を介して混合
増幅系70に供給される。混合増幅系70は音量調整ボ
リューム10a(ボリューム調整ダイヤル28aに連動
している)と小型スピーカー80のドライバーたる電力
増幅器70bとを有している。
音声多重テープ・カセットをテープカセット収納部24
6に装填し、プレイ(再生)釦トップ220d(第9図
(c)参照)を押すと、テープが走行して再生モードと
なり、音声再生信号と演奏曲再生磁気が抵抗R1,R4
の接続点P、で混合され、音声多重テープの再生音(ボ
ーカルと演奏曲)がスピーカー80から流れる。独唱者
(歌唱者)がマイク部26に向かい歌唱すると、その音
声がマイクロホン248aから入力され、スピーカー8
0からは歌唱者の拡声音も同時に流れ出す。
本実施例では第19図に示すように、抵抗R1゜R2の
接続点P1と抵抗Rs、Raの接続点P2との間に音声
多重バランスボリューム90aが介在しており、その摺
動子90bと接地との間には常態では閉成状態のブツシ
ュスイッチ90cが介在している。音声多重バランスボ
リューム90aの両端間抵抗値をRとし、接続点P1と
摺動子9σbの接点との間の抵抗値をrとすれば、抵抗
RIの出力である再生音声信号C1は抵抗値rを介して
接地へリーク減衰し、また抵抗R1の出力である再生演
奏信号C2は抵抗値R−rを介して接地へリーク減衰す
る。このため、摺動子90bの位置の如何により再生音
声信号と再生演奏信号がバランス調整される。r>R−
rであれば、演奏音が音声(ボーカル)音よりも大きく
、逆のときは小さい。通常、カラオケを楽しむ場合は、
ボーカル音(本番歌手のボーカル)を絞って演奏曲を大
きくしておく。ここで、ブツシュスイッチ90cは第9
図(C)に示す音声補助スイッチの押し釦トップ28b
に連動している。従って、この押し釦トップ28bを押
すと、ブツシュスイッチ90cが開成する。このブツシ
ュスイッチ90cの開成は摺動子90bと接地との接続
を断つので、再生音声信号CI及び再生演奏信号C!の
減衰が中断し、演奏曲のみならず、本番歌手のボーカル
がスピーカー80から流れ出すこととなる。例えば、歌
唱者が歌唱中に歌詞を忘れた場合、音声補助スイッチの
押し釦トップ28bを押し続けると、その期間は本番歌
手のボーカルがスピーカーから流れるので、歌唱者はそ
れを真似して歌唱を続行することができる。
第20図は把持部を片手把持した状態で音声補助スイッ
チの押しSロトップやボリューム調整ダイヤルを親指操
作する態様を示す斜視図である。ボリューム調整ダイヤ
ル28aは音声補助スイッチの押し釦トップ28bより
も把持部24寄りに設けられている。ボリューム調整ダ
イヤル28aに対する操作力は第20図示の1点鎖線矢
印Aの双方向で、音声補助スイッチの押し釦トップ28
bに対する操作力は第20図示の2点鎖線矢印Bの一方
向である。ボリューム調整ダイヤル28aを回すときは
1点鎖線で示す親指の腹部をダイヤル28aに接触させ
1点鎖線矢印Aの方向に親指を動かす。かかる場合、親
指の先は音声補助スイッチの押し釦トップ28bに当た
り難く、不如意に押し釦トップ28bを押圧してしまう
ことがない。
ボリューム調整ダイヤル28aが支点となり、親指の先
が自然に押し釦トップ28bから離間した状態になるか
らである。他方、音声補助スイッチの押し釦トップ28
bを操作するときは親指の先でこれを押圧する。この際
、親指の腹部がボリューム調整ダイヤル28aに接触す
る状態となる。
親指の先が矢印28bに動き、親指の腹部もこれに追従
してダイヤル28aを押圧しても、ダイヤル28aは殆
ど回らない。ダイヤル28aの回転中心を通る矢印B方
向の押圧力が加わるだけだからである。第19図に示す
ボリューム調整ダイヤル28aと音声補助スイッチの押
し釦トップ28bの配置関係とは逆に、音声補助スイッ
チの押し釦トップ28bがボリューム調整ダイヤル28
aよりも把持部24寄りに設けた場合、上述の操作性な
いし使い勝手は発揮されない。ボリューム調整ダイヤル
28aを回すとき同時に押し釦トップ28bを押してし
まう危険性があり、また親指の先でダイヤル28aを回
すこと自体、とてもやり難い。他方、音声補助スイッチ
の押し釦トップ28bを押すとき、親指の腹部では押し
難いので、親指の先で押すことになる。従って、親指の
先をダイヤル28aの上まで一旦変移させてから押圧す
る必要があり、操作性に劣り、誤操作の原因になり易い
。しかしながら、第20図に示す操作要素の配置関係で
あれば、親指の先の上下シフト動作を伴わず、スピーデ
イ−且つ確実な操作を行うことができ、誤操作の原因と
なり難い。従って、押し釦トップ28bやボリューム調
整ダイヤル28aを視認せずに、例えば暗闇の中でも操
作でき、携帯型カラオケ・セットに適合した使い勝手が
発揮される。
第21図は第19図に示す本装置の基本的な回路ブロッ
ク図と自動頭出しスタート装置の電子回路系を合わせて
示す回路ブロック図である。なお、第21図において第
19図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、
その説明は省略する。
自動頭出しスタート装置の電子回路系は、頭出し動作開
始回路310と曲間検出回路320と検出終了音発生回
路330λモータ停止回路340とを有している0頭出
し動作開始回路310は後述するリーフスイッチ310
a、310bの直列回路を曲間検出回路320の状態選
択端子320aと接地との間に接続したものである。2
つのリーフスイッチ310a、310bは常態では閉成
状態で、曲間検出回路320の状態選択端子320aは
接地電位(低電位)に落ちており、曲間検出回路320
は静止状態(非能動状態)に維持されている。リーフス
イッチ310aは早送り釦トップ220bの押圧突起T
に押されて開成し、またリーフスイッチ310bは巻き
戻しiロトップ220cの押圧突起Sに押されて開成す
る。リーフスイッチ310a、310bのいずれか一方
が開成すると、曲間検出回路320の状態選択端子32
0aが接地電位よりも高い電位になるため、曲間検出回
路320は能動状態(アクティブ状態)に移行する。
曲間検出回路320は所謂アクティブ・ハイの回路構成
で、プリアンプ50cからの音声再生増幅信号が抵抗R
h、  コンデンサCを介して入力されると共に、プリ
アンプ50dからの演奏再生増幅信号が抵抗R?、  
コンデンサCを介して入力される。即ち、両信号が混合
して入力されており、曲間の無信号状態又は低レベル状
態を検出し、検出したときには曲間検出信号を出力する
ものである。モータ停止回路340は、曲間検出回路3
20からの曲間検出信号をトリガーとしてテープカセッ
ト260のリール駆動用の電子ガバナーモータMの回転
を停止させる回路である。検出終了音発生回路330は
上記曲間検出信号をトリガーとして告知信号ないし疑似
音声信号を抵抗R8を介して電力増幅装置70aに送出
する回路である。
次に、自動頭出しスタート装置の回路系に関係する機構
系について説明する。第22図は同装置におけるテープ
デツキの分解斜視図であり、第23図(a)乃至(f)
は同テープデツキの各釦操作に伴うロック動作とロック
解除動作を説明する機構系の概略平面図である。テープ
デツキ400は第22図に示すように樹脂製基板4(1
0の表裏面に所要の構成要素を組付けたものである。樹
脂製基板4(10の表面側にはリール軸402が突出し
ており、これはテープカセットの装填によりリール孔に
嵌合するものである。また、再生磁気ヘッド50a及び
演奏曲再生磁気へンド50b(第19図参照)を含むヘ
ッド・アセンブリ4(13を搭載したプレイレバー40
4が樹脂製基板4(10上を矢印Y、、Y一方向に摺動
可能に取り付けられている。このプレイレバー404は
プレイ(再生)釦トップ220dが嵌まる係合片4(1
5を有している。またプレイレバー404と樹脂製基板
4(10と間にはコイルスプリング406が架設されて
おり、このコイルスプリング406のバネ性によってプ
レイレバー404は矢印Y、力方向復帰力を付与される
。また樹脂製基板4(10の裏面側には、第23図(a
)に示すように、下スライド板407と上スライド板4
08が取り付けられている。下スライド板407は矢印
X、、X一方向に摺動可能で、トーションスプリング4
07aのバネ性によって矢印X一方向に復帰力を付与さ
れる。上スライド板408は下スライド板407の上で
矢印X、、X一方向に摺動可能であり、コイルスプリン
グ408aのバネ性によって矢印X一方向に復帰力を付
与される。
以下、第21図〜第23図を参照しつつ自動頭出し動作
について説明する。まず、第23図(b)に示すように
、プレイレバー404(第23図(b)中1点鎖線で示
す)が矢印Y、力方向押動されると、その突起409が
滑り板410(第23図(b)中2点鎖線で示す)を矢
印Y、力方向押し、その滑り板410の突起411がパ
ワースイッチたるリーフスイッチ412を閉成させ、モ
ータや回路系に電源電圧が供給される。これと同時に、
プレイレバー404の別の突起413が下スライド板4
07の爪状部414の斜面を押圧し、上スライド板40
8を随伴しつつ下スライド板407をトーションスプリ
ング407aのバネ力に抗して矢印X。方向に移動させ
、突起413が爪状部414に係合してプレイレバー4
04がロックされる。このプレイ(再生)モードで、第
23図(C)に示すように、巻き戻しレバー415がト
ーションスプリング416のバネ力に抗して矢印Y、力
方向押動されると、その爪状部417の斜面が上スライ
ド板408の突起41Bを押圧し、上スライド板408
がコイルスプリング408aのバネ力に抗して下スライ
ド板407に対し矢印Y。方向へ移動し、爪状部417
と突起418の係合によって巻き戻しレバー415がロ
ックされる。なお、巻き戻しレバー415は巻き戻し釦
トップ220cが嵌まる係合片4(15を有している。
他方、この巻き戻しレバー415の矢印Y、力方向の摺
動過程においては、第22図に示す巻き戻し釦トップ2
20Cの押圧突起Sがリーフスイッチ310bの一方の
接片を押し、リーフスイッチ310bを開成させる。
このリーフスイッチ310bが開成すると、第21図に
示すように、曲間検出回路320は能動状態(アクティ
ブ状態)に移行する。再生且つ巻き戻しモードではボー
カル再生信号及び演奏曲再生信号が曲間検出回路320
に入力されているので、曲間検出回路320は曲間の無
信号状態又は低レベル状態を検出し、検出したときには
曲間検出信号を出力する。曲間検出信号が出力されると
、その曲間検出信号をトリガーとしてモータ停止回路3
40がリール駆動用の電子ガバナーモータMの回転を停
止させる。また同時に、検出終了音発生回路330は上
記曲間検出信号をトリガーとして告知信号ないし疑領音
声信号を抵抗R3を介して電力増幅装置70aへ供給し
、スピーカー80から告知音ないし疑領音声音が流れる
従来一般に、テープレコーダーにおいては、曲間検出信
号が検出されたとき、この信号を電磁プランジャー等を
利用して機械駆動力に変換し、後述する解除レバー等を
動かせ、プレイレバー404や巻き戻しレバー415を
解除し、モータMを停止させていた。このamプランジ
ャーの起動には瞬時に数アンペアの電流が消費されてし
まう。
また従来においては巻き戻しモードを電気的にロックし
ておく方式もあるが、かかる場合にも消費電力が大きい
。しかしながら、本装置の自動頭出し回路のように、曲
間検出信号の発生を契機にモータ停止回路340により
内部電気的にモータMを停止させるときには、テープデ
ンキの機構系を解除駆動するに必要な大電流を節約する
ことができる。本装置の携帯型カラオケ・セットにおい
ては、電池電力はスピーカー駆動や再生モード時におい
て大切に消費されなければならず、電池交換の長寿命化
が必須である。かかる状況下において機構系の解除なし
に頭出しの終了が行なえることは、その分、電池交換の
手間に煩わされず、カラオケ演奏に合わせて歌唱を長時
間楽しむことができる。
次に、頭出し終了の告知音ないし疑似音声音が発生した
とき、歌唱者は第23図(C)に示すスタートレバー4
20をトーションスプリング4゜7aのバネ力に抗して
矢印Y−力方向押すと、その突起421が上スライド板
40Bの開口傾斜部422を押圧し、上スライド板40
Bを矢印X。
に移動させ、爪状部417と突起418の係合を解き、
第23図(d)に示しように、巻き戻しレバー415が
Y。方向に復帰してそのロック状態が解除される。巻き
戻しレバー415がY。方向へ復帰すると、押圧突起S
がリーフスイッチ310bの一方の接片から離脱するの
で、リーフスイッチ310bが閉成状態に戻る。これに
より曲間検出回路320の状態選択端子320aが接地
電位になるので、曲間検出回路320が非アクテイブ状
態へ移行する。この非アクテイブ状態への移行に伴いモ
ータ停止回路340の停止作用が解除され、モータMが
回転してプレイ(再生)モードに戻る。つまり、頭出し
終了後、スタートレバー420を押し込む1操作だけで
、プレイ(再生)モードに移行する。解除レバー425
の押し込み操作に引き続きプレイレバ7404の押し込
み操作を行う必要がない、従って、頭出し後のスタート
の操作性が非常に良い0巻き戻しレバー415の押し込
みによる告知音ないし疑似音声音の発生は再生中の曲又
は前曲の頭であることを意味する。
次に、スタートレバー420の押圧を除くと、トーショ
ンスプリング407aのバネ力によってスタートレバー
420は第23図(b)に示す状態に自動復帰する。プ
レイ(再生)モードに戻る。
なお、スタートレバー420はスタート釦トップ220
eが嵌まる係合片428を有している。第23図(b)
に示す再生状態から早送りレバー430をトーションス
プリング416のバネ力に抗して矢印Y−力方向押し込
むと、その爪状部431の傾斜部が上スライド板408
の突起432を押圧し、上スライド板408がコイルス
プリング408のバネ力に抗して下スライド板407に
対し矢印Y、力方向移動し、爪状部431と突起432
の係合によって早送りレバー430がロックされる。・
なお、早送りレバー430は早送り釦220b、が嵌ま
る釦係合片433を有している。他方、この早送りレバ
ー430の矢印Y、力方向の摺動過程においては、第2
2図に示す早送り釦220bの押圧突起Tがリーフスイ
ッチ310aの一方の接片を押し、そのリーフスイッチ
310aを開成させる。このリーフスイッチ310aが
開成すると、前述したリーフスイッチ310bの開成の
場合と同様、曲間検出回路320は能動状態(アクティ
ブ状態)に移行し、自動頭出し動作が行われる。スピー
カー80から告知音ないし疑似音声音が流れるた後、ス
タートレバー420をトーションスプリング407aの
バネ力に抗して矢印Y−力方向押すと、その突起421
が上スライド板408の開口傾斜部422を押圧し、上
スライド板408を矢印X4.に移動させ、爪状部43
1と突起432の係合を解き、第23図(f)に示しよ
うに、早送りレバー430がY。方向に復帰してそのロ
ック状態が解除される。早送りレバー430がY、方向
へ復帰すると、押圧突起Tがリーフスイッチ310aの
一方の接片から離脱するので、リーフスイッチ310a
が閉成状態に戻る。これにより曲間検出回路320の状
態選択端子320aが接地電位になるので、曲間検出回
路320が非アクテイブ状態へ移行する。なお、早送り
レバー430の押し込みによる告知音ないし疑似音声音
の発生は再生中の曲を飛ばして次曲の頭であることを意
味する。次に、スタートレバー420の押圧を除(と、
トーションスプリング407aのバネ力によってスター
トレバー420は第23図(b)に示す状態に自動復帰
する。プレイ(再生)モードに戻る。なお、スタートレ
バー420はスタート釦トップ220eが嵌まる係合片
428を有している。
解除レバー425は解除釦トップ220aが嵌まる係合
片440を有しており、図示しないトーションスプリン
グのバネ力で矢印Y、方に付勢されている。また解除レ
バー425を突起441を有している。他方、上スライ
ド板408及び下スライド板407はその突起441が
当接する爪状部442.443を存している(第23図
(d)。
(f)参照)。再生モードにおいて解除レバー425を
矢印Y−力方向押し込むと、突起441が当接する爪状
部442.443の両者に押圧し、上スライド板408
及び下スライド板407を共に矢印X、力方向移動させ
、突起413と爪状部414との係合を解き、プレイレ
バー404のロック状態を解除する。なお、詳しい説明
は省略するが、解除レバー425の突起441は爪状部
442.443に個別的に当接し、非再生時における早
送り状態又は巻き戻し状態をそれぞれ解除する。
なお、本装置はテープカセットを装填せずに、プレイモ
ードで再生音量を絞り込むと、拡声器として使用するこ
とも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、多重音声再生装置を具備する携帯
型音声再生及び拡声装置において、本発明は、少なくと
も該混合増幅手段へ供給さるべきボーカル音声再生信号
の強度を外部操作により可変する信号強度可変手段と、
外部操作を契機に信号強度可変手段を不能化して混合増
幅手段へ供給さるべきボーカル音声再生信号の強度を所
定値に強制設定する信号強度設定手段を設けた構成に特
徴を有しているので、信号強度可変手段の調整を予めし
ておき、例えばカラオケ等の歌唱最中に歌詞を口ずさむ
ことができない際は、信号強度設定手段を操作すること
によりプロ歌手等のボーカルをスピーカーから流すこと
ができる。このため、歌唱者はそのボーカルを聴きなが
ら歌詞を歌い続けることができる。
また、曲間検出回路を備える携帯型音声再生及び拡声装
置において、本発明は、再生モード時の高速前送り操作
又は高速後送り操作を契機に頭出し動作開始信号を生成
する開始信号発生手段と、曲間検出回路に基づく検出信
号により音声再生装置の駆動モータへの給電を停止させ
るモータ停止回路とを設けた構成に特徴を有するので、
頭出し動作終了時において、高速前送り又は高速後送り
の機構系のロック状態を強制解除せずに、駆動モータを
直接電気的に停止させることができる。このため、頭出
し動作終了時のモータ停止には殆ど電流が消費されず、
内蔵電源等の電力を節約できる。
更に、検出信号の発生によってスピーカーにより告知音
又は疑似音声を発生させる検出終了音発生回路を付加し
た場合には、頭出し完了時点を歌唱者が容易に認知し易
く、歌唱者に次の操作を喚起できるので、使い勝手の良
い装置が実現される。
加えて、高速前送り選択レバーと高速後送選択用レバー
のロック状態を解除し、再生モードのみに復帰させるス
タートレバーを有する構成では、スタートレバーの押動
する1操作だけで再スタート(曲の頭からの再生)がで
き、操作性の良い装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の実施例1に係る携帯型音声再生
及び波音装置の外観を示す正面図、第1図(b)は同装
置の右側面図、第1図(c)は同装置を斜め前面から見
た状態を示す斜視図、第1図(d)は同装置を斜め後面
から見た状態を示1斜視図である。 第2図は同装置を把持してカラオケ等を楽しに使用態様
を示す斜視図である。 第3図は同装置のケーシング構造を示すケー2の分解斜
視図である。 第4図は同装置における内蔵スピーカーとマイク部構造
との関係を示す一部断面側面図である。 第5図(a)は同装置におけるマイク部構造を詳細に示
す断面図で、第5図(b)は同装置によける別のマイク
部構造を詳細に示す断面図である第6図は同装置のマイ
ク部における風防スポンジとキャップとの関係を示す斜
視図である。 第7図は同装置における開閉蓋を開蓋した状態を示す斜
視図である。 第8図は同開閉蓋がケース本体に樹脂製ヒンジを以て蝶
着されている状態を示す斜視図である。 第9図(a)は本発明の実施例2に係る携帯型音声再生
及び弘前装置の外観を示す正面図、第9図(b)は同装
置の右側面図、第9図(C)は同装置を斜め前面から見
た状態を示す斜視図、第9図(d)は同装置を斜め後面
から見た状態を示す斜視図、第9図(e)は同装置を別
の斜め後面から見た状態を示す斜視図、第9図(f)は
同装置の底面図である。 第10図は同装置のケーシング構造を示すケースの分解
斜視図である。 第11図は同装置のマイク部における風防スポンジとキ
ャップとの関係を示す斜視図である。 第12図は同装置におけるマイク部構造を詳細に示す断
面図である。 第13図(a)は同装置の底面に取り付けられる大径の
弾性脚部の正面図、第13図(b)は同弾性脚部の斜視
図、第13図(C)は同装置の底面に取り付けられる小
径の弾性脚部の分解正面図、第13図(d)は同弾性脚
部の分解斜視図である。 第14図は同小径の弾性脚部のケース本体への取り付け
USを示す部分図である。 第15図は同装置の佇立安定性を示す正面図である。 第16図は同装置における開閉蓋を開蓋した状態を示す
斜視図である。 第17図は開閉蓋の開閉態様を示す断面図である。 第18図(a)は同装置のケース本体裏面に形成された
スリット孔の構造を示す斜視図で、第18図(b)は同
構造の断面図である。 第19図は同装置の基本的な回路構成を模式的に示す回
路ブロック図である。 第20図は同装置の把持部を片手把持した状態で音声補
助スイッチの押し釦トップとボリューム調整ダイヤルを
親指操作する態様を示す斜視図である。 第21図は第19図に示す本装置の基本的な回路ブロッ
ク図と自動頭出しスタート装置の電子回路系を合わせて
示す回路ブロック図である。 第22図は同装置に内蔵されるテープデツキの分解斜視
図である。 第23図(a)乃至(f)は同テープデツキの各釦撮作
に伴うロック動作とロック解除動作を説明する機構系の
概略平面図である。 〔主要符号の説明〕 1・・・携帯型音声再生及び拡声装置 12.22・・・装置本体部 14.24・・・把持部 16.26・・・マイク部 12a、22a・−・本体ケース 50・・・音声再生系 60・・・音声入力系 70・・・混合増幅系 80・・・スピーカー 90a・・・音声多重バランスボリューム90b・・・
摺動子 90c・・・ブツシュスイッチ 120.220・・・音声媒体収納部 130.230・・・スピーカー収納部220c・・・
巻き戻し釦トップ 220b・・・早送り釦トップ 220e・・・スタート釦トップ 310・・・頭出し動作開始回路 310a、310b−・・リーフスイッチ320・・・
曲間検出回路 330・・・検出終了音発生回路 340・・・モータ停止回路 S、T・・・突起 400・・・テープ・デツキ 404・・・プレイレバー 407・・・下スライド板 408・・・上スライド板 420・・・スタートレバー 以上

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケース本体内の一方の位置に収納されたスピーカ
    ーと、該ケース本体内の他方の位置又は該ケース本体と
    一体的なケース内に主に収納された音声再生装置と、該
    ケース本体又は該ケースと一体的に連結した把持部と、
    該スピーカーから離間した位置で該把持部、該ケース本
    体又は該ケースと一体的に連結した音声入力部とを有し
    、該把持部にて片手把持可能の携帯型音声再生及び拡声
    装置において、該音声再生装置はボーカル音声再生回路
    と演奏曲再生回路を備えた多重音声再生装置であり、該
    ボーカル音声再生回路に基づくボーカル音声再生信号と
    該演奏曲再生回路に基づく演奏曲再生信号とを混合増幅
    して該スピーカーに供給する混合増幅手段と、少なくと
    も該混合増幅手段へ供給さるべき該ボーカル音声再生信
    号の強度を外部操作により可変する信号強度可変手段と
    、外部操作を契機に該信号強度可変手段を不能化して該
    混合増幅手段へ供給さるべき該ボーカル音声再生信号の
    強度を所定値に強制設定する信号強度設定手段と、を有
    することを特徴とする携帯型音声再生及び拡声装置。
  2. (2)請求項第1項において、前記信号強度可変手段は
    、前記混合増幅手段へ供給さるべき前記ボーカル音声再
    生信号の強度を可変減衰する第1の信号強度減衰手段と
    、前記混合増幅手段へ供給さるべき前記演奏曲再生信号
    の強度を可変減衰する第2の信号強度減衰手段とを有し
    ていることを特徴とする携帯型音声再生及び拡声装置。
  3. (3)請求項第2項において、前記第1の信号強度減衰
    手段と前記第2の信号強度減衰手段は単一の可変抵抗器
    で構成されていることを特徴とする携帯型音声再生及び
    拡声装置。
  4. (4)請求項第2項において、前記信号強度設定手段は
    前記第1の信号強度減衰手段による信号減衰を遮断する
    スイッチ手段であることを特徴とする携帯型音声再生及
    び拡声装置。
  5. (5)請求項第3項において、前記信号強度設定手段は
    前記可変抵抗器の摺動子に直列接続されたスイッチ手段
    であることを特徴とする携帯型音声再生及び拡声装置。
  6. (6)請求項第4項又は第5項において、前記スイッチ
    手段は押し釦スイッチであることを特徴とする携帯型音
    声再生及び拡声装置。
  7. (7)請求項第6において、前記押し釦スイッチの釦ト
    ップは前記把持部又はその近傍における親指操作可能の
    範囲に設けられていることを特徴とする携帯型音声再生
    及び拡声装置。
  8. (8)ケース本体内の一方の位置に収納されたスピーカ
    ーと、該ケース本体内の他方の位置又は該ケース本体と
    一体的なケース内に主に収納された音声再生装置と、該
    ケース本体又は該ケースと一体的に連結した把持部と、
    該スピーカーから離間した位置で該把持部、該ケース本
    体又は該ケースと一体的に連結した音声入力部とを有し
    、該把持部にて片手把持可能の携帯型音声再生及び拡声
    装置において、再生モード時の高速前送り操作又は高速
    後送り操作を契機に頭出し動作開始信号を生成する開始
    信号発生手段と、その動作開始信号の入来により該音声
    再生装置に基づく再生信号の無信号状態又は低レベル状
    態を検出する曲間検出回路と、該曲間検出回路に基づく
    検出信号により該音声再生装置の駆動モータへの給電を
    停止させるモータ停止回路と、を有することを特徴とす
    る携帯型音声再生及び拡声装置。
  9. (9)請求項第8項において、前記曲間検出回路に基づ
    く検出信号により前記スピーカーにより告知音又は疑似
    音声を発生させる検出終了音発生回路を有することを特
    徴とする携帯型音声再生及び拡声装置。
  10. (10)請求項第8項又は第9項において、前記開始信
    号発生手段は、高速前送り操作により開閉する第1のス
    イッチ手段と高速後送り操作により開閉する第2のスイ
    ッチ手段からなるAND回路であることを特徴とする携
    帯型音声再生及び拡声装置。
  11. (11)請求項第10項において、前記第1及び第2の
    スイッチ手段はそれぞれリーフスイッチであることを特
    徴とする携帯型音声再生及び拡声装置。
  12. (12)請求項第11項において、前記各リーフスイッ
    チの押動部材としては各モード選択用レバーの釦トップ
    の裏に形成された突起であることを特徴とする携帯型音
    声再生及び拡声装置。
  13. (13)請求項第8項又は第9項において、前記開始信
    号発生手段の頭出し動作開始信号の発生継続を停止させ
    る機構系を有することを特徴とする携帯型音声再生及び
    拡声装置。
  14. (14)請求項第13項において、前記機構系は高速前
    送り選択レバーと高速後送選択用レバーのロック状態を
    解除し、再生モードのみに復帰させるスタートレバーを
    有していることを特徴とする携帯型音声再生及び拡声装
    置。
  15. (15)請求項第14項において、前記スタートレバー
    の係合片には筺体外に突設する押し釦トップが嵌合して
    いることを特徴とする携帯型音声再生及び拡声装置。
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