JP4907214B2 - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4907214B2
JP4907214B2 JP2006110163A JP2006110163A JP4907214B2 JP 4907214 B2 JP4907214 B2 JP 4907214B2 JP 2006110163 A JP2006110163 A JP 2006110163A JP 2006110163 A JP2006110163 A JP 2006110163A JP 4907214 B2 JP4907214 B2 JP 4907214B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement
unit
eye
measurement unit
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006110163A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007282670A (ja
Inventor
直人 本多
重和 高田
一裕 芳村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidek Co Ltd
Original Assignee
Nidek Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidek Co Ltd filed Critical Nidek Co Ltd
Priority to JP2006110163A priority Critical patent/JP4907214B2/ja
Priority to PCT/JP2007/057397 priority patent/WO2007114426A1/ja
Priority to KR1020087021891A priority patent/KR101374829B1/ko
Priority to EP07740833.4A priority patent/EP2005880B1/en
Priority to US12/225,736 priority patent/US7771050B2/en
Priority to CN2007800115003A priority patent/CN101410047B/zh
Publication of JP2007282670A publication Critical patent/JP2007282670A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4907214B2 publication Critical patent/JP4907214B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

本発明は、2以上の測定光軸を有し被検眼の眼特性を複数測定可能な眼科装置に関する。
被検眼の眼特性を2種類以上測定可能な眼科装置としては、所定のノズルから被検眼角膜に対して流体を噴射することにより被検眼の眼圧を非接触にて測定する眼圧測定部の上に被検眼の眼屈折力を測定する眼屈折力測定部が積層配置されたものが知られている(特許文献1参照)。このような装置の場合、眼圧測定部と眼屈折力測定部とを一体的に上下方向に移動させることにより、眼圧測定と眼屈折力測定を行うような構成となっている。また、眼圧測定部と眼屈折力測定部とを一体的に上下方向に移動させる上下移動機構を用いて、被検眼に対する測定部の切り換えや上下方向のアライメント調整を行っている。
特開平1−265937号公報
しかしながら、上記のような装置において、測定部の切り換えやアライメント調整を一つの上下移動機構を用いて行う場合、各測定部の移動可能範囲は、各測定モードで必要とされる上下移動範囲より大きく移動できることとなる(上下動ストロークが大きくなる)。このため、不慣れな者によるアライメント操作によっては、操作ミス等によって被検眼と測定部(例えば、眼圧測定部)の測定光軸とが大きく離れてしまう場合もありうる。このような場合、測定部を適正な位置に復帰させるな作業にも時間がかかることとなり、検者にとって手間であるし、効率が良くない。
本発明は、上記問題点を鑑み、2以上の測定光軸を有し被検眼の眼特性を複数測定可能な眼科装置において、効率よくアライメント操作を行うことができる眼科装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 被検眼の第1の眼特性を測定するための光学系を有する第1測定部と,被検眼の第2の眼特性を測定するための光学系を有する第2測定部とを有し,被検眼に対する前記第1測定部の測定光軸と第2測定部の測定光軸とが異なる高さで被検者に向かうように前記第1及び第2測定部が配置された測定ユニットと、
前記第1及び前記第2測定部の各測定光軸を順次被検眼に合わせることが可能な移動可能範囲を持ち、前記測定ユニットを被検眼に対して上下方向に移動させる上下動駆動手段と、
一方の測定部を用いて被検眼を測定する際、前記測定ユニットの移動範囲を,前記移動可能範囲より狭い所定の移動範囲に制限する移動範囲制限手段と、
該移動範囲制限手段により制限された前記移動範囲内で前記測定ユニットの上下移動が行われるように前記上下動駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の眼科装置において、前記測定ユニットが、前記移動範囲制限手段によって制限された前記測定ユニットの移動範囲の限界に達したことを検知する検知手段と、
前記検知手段によって検知された検知結果を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。
(3) (1)の眼科装置において、前記測定ユニットが、前記移動範囲制限手段によって制限された前記測定ユニットの移動範囲の限界に達したことを検知する検知手段と、
前記検知手段からの検知信号に応じて前記上下動駆動手段の駆動を停止する駆動停止手段と、を備えることを特徴とする。
(4) (1)の眼科装置において、前記測定ユニットが、前記移動範囲制限手段によって制限された前記測定ユニットの移動範囲の限界に達したことを検知する検知手段
前記検知手段からの検知信号に応じて前記第1測定部と前記第2測定部との間で測定モードを切換えるモード切換手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、2以上の測定光軸を有し被検眼の眼特性を複数測定可能な眼科装置において、効率よくアライメント操作を行うことができる。
本発明の一実施形態について図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、眼圧、眼屈折力及び角膜形状を測定する眼科装置を例として説明する。図1は、本実施形態に係る眼科装置の外観構成図である。図1(a)は、眼屈折力、角膜形状測定時の状態を表すものであり、図1(b)は、眼圧測定時の状態を表すものである。
眼科装置は、基台1と、基台1に取り付けられた顔支持ユニット2と、基台1上に移動可能に設けられた移動台3と、移動台3に移動可能に設けられた測定ユニット4を備える。測定ユニット4は、被検眼Eの眼屈折力及び角膜形状の眼特性(第1の眼特性)を測定するための眼屈折力・角膜形状測定部4a(以下、レフ・ケラト測定部と記す)と、非接触で被検眼Eの眼圧(第2の眼特性)を測定するための眼圧測定部4bとを持つ。ここで、測定ユニット4には、レフ・ケラト測定部4aの測定光軸Laと眼圧測定部4bの測定光軸Lbの高さが異なるようにレフ・ケラト測定部4aと眼圧測定部4bが配置されており、測定光軸Laと測定光軸Lbを被検眼に対して各々位置合わせして被検眼を測定することにより第1及び第2の眼特性を測定する。2aは顔支持ユニット2の一部に形成されたアイレベル確認マークであり、顔支持ユニット2に設けられた顎受け2bを上下方向に移動させる際の被検眼の高さの目安とするものである。
測定ユニット4は、移動台3に設けられたY駆動部6(Y駆動部)により、被検眼に対して上下方向(図1に示すY方向)に移動される。また、Y駆動部6は、測定ユニット4を被検眼に対してY方向に移動させることにより、レフ・ケラト測定部4aの測定光軸Laもしくは眼圧測定部4bの測定光軸Lbを顔支持ユニット2にて固定された被検者の被検眼Eと略同じ高さに合わせる。このため、Y駆動部6の駆動量は、少なくとも測定光軸Laと測定光軸Lbとの間隔以上は確保する必要がある。
また、測定ユニット4は、Y駆動部6の上に設けられたXZ駆動部7により、被検眼Eに対して左右方向(X方向)、前後(作動距離)方向(Z方向)に移動される。これにより、測定ユニット4は、3次元方向に移動可能となる。なお、Y駆動部6及びXZ駆動部7としては、Y方向に移動可能なYテーブル上にX方向に移動可能なXテーブルを設け、このXテーブル上にZ方向に移動可能なZテーブルを設け、このZテーブルの上に測定ユニット4を搭載することにより構成できる。各テーブルの移動はXYZ用の各モータを駆動制御することにより行う。
また、眼圧測定部4aは、駆動部8の駆動によりレフ・ケラト測定部4aに対してZ方向に移動可能に配置されており、眼圧測定モードの際には眼圧測定部4bを被検眼Eに近づく方向に移動させ、レフ・ケラト測定モードの際には眼圧測定部4bを被検眼Eから遠ざかる方向に移動させるために用いられる。
移動台3は、ジョイスティック5の操作により、基台1上をX方向及びZ方向に移動される。また、検者が回転ノブ5aを回転操作することにより、測定ユニット4はY駆動部6のY駆動によりY方向に移動される。ジョイスティック5の頂部には、測定開始スイッチ5bが設けられている。移動台3には、表示モニタ40が設けられている。
以下、図2を用いて、本実施形態の眼科装置の光学系、眼圧測定部4bの流体噴射機構、及び本装置の制御系の構成について説明する。まず、眼屈折力測定光学系と角膜形状測定光学系を持つレフ・ケラト測定部4aの光学系について説明する。10は被検眼Eの眼屈折力を測定するための眼屈折力測定光学系である。測定光学系10は、眼Eの瞳孔中心部を介して眼Eの眼底Efにスポット状の測定指標を投影する投影光学系と、眼底Efから反射された眼底反射光を瞳孔周辺部を介してリング状に取り出し、二次元撮像素子にリング状の眼底反射像を撮像させる受光光学系と、から構成される。二次元撮像素子からの出力は、制御部20に入力される。
測定光学系10に用いられる測定光束を透過するダイクロイックミラー29は、固視標呈示光学系30からの固視標光束を眼Eに導き、被検眼Eの前眼部からの反射光を観察光学系50に導く。
固視標呈示光学系30は、可視光源31,固視標板32,投光レンズ33,全反射ミラー34、可視光透過・赤外光反射のダイクロイックミラー35,及び対物レンズ36を含み、ダイクロイックミラー29により測定光軸Laと同軸にされる。
眼Eの前眼部の前方には、眼Eの角膜Ecにリング指標を投影するための近赤外光を発するリング指標投影光学系45と、眼Eの角膜Ecに無限遠指標を投影することにより被検眼に対する作動距離方向のアライメント状態を検出するための近赤外光を発する作動距離指標投影光学系46が光軸Laに対して左右対称に配置されている。
観察光学系50は、固視標呈示光学系30の対物レンズ36及びダイクロイックミラー35が共用され、ダイクロイックミラー35の反射方向の光軸上に配置された,撮像レンズ51及び二次元撮像素子52を備える。撮像素子52は制御部20に接続されており、撮像素子52からの撮像信号は制御部20に入力される。これにより、被検眼Eの前眼部像は、二次元撮像素子52により撮像され、モニタ40上に表示される。
次に、眼圧測定部4bの構成について説明する。60は被検眼角膜に空気を噴射する空気(流体)吹付機構であり、ピストン62の移動によりシリンダ61内で圧縮された空気は、ノズル63を介して被検眼Eの角膜Ecに向けて噴射される。。64はノズル63を保持する透明なガラス板である。65はノズル63の背後に設けられた透明なガラス板である。66はシリンダ61内の圧力を検出する圧力センサである。圧力センサ66は制御部20に接続されており、圧力センサ66によって検出される検出信号は制御部20に入力され、眼圧値の算出に利用される。
次に、眼圧測定部4bの光学系について説明する。70は前眼部照明用の赤外光源であり、ノズル63の軸線と一致する光軸Lbを中心に4個配置されている。光源70による被検眼Eの前眼部像は、光軸Lb上に配置されたガラス板65,ハーフミラー71,対物レンズ72,ダイクロイックミラー73及びフィルタ74を介して、二次元撮像素子75により撮像される。なお、ダイクロイックミラー73は、赤外光を透過し可視光を反射する特性を持つ。また、フィルタ74は、光源70及び後述する光源80の光を透過し後述する光源90の光を透過しない特性を持つ。二次元撮像素子75により撮像された前眼部像は、制御部20へ入力されたのちに表示モニタ40上に表示される。
80はX方向及びY方向のアライメント用の赤外光源であり、その光は投影レンズ81,ハーフミラー71及びガラス板65を介して、角膜Ecに正面から投影される。光源80による角膜反射像は、ガラス板65からフィルタ74までを介して撮像素子75に撮像される。撮像素子75は制御部20に接続され、撮像素子75による撮像信号は制御部20に入力され、X方向及びY方向のアライメントに利用される。85は固視標投影用の可視光源であり、光源85により照明された固視標86の光は、投影レンズ87,ダイクロイックミラー73,対物レンズ72,ハーフミラー71及びガラス板65を介して、被検眼Eに向かう。
90は角膜Ecの変形状態検出用の赤外光源であり、光源90による光は、コリメータレンズ91により略平行光束とされて角膜Ecに投影される。光源90による角膜反射像は、受光レンズ92,フィルタ93,ハーフミラー94及びピンホール板95を介して、光検出器96により受光される。フィルタ93は、光源90の光を透過し光源70及び光源80の光を透過しない特性を持つ。これら光学系は、角膜Ecが所定の変形状態(偏平状態)のときに光検出器96の受光量が最大になるように配置されている。光検出器96は制御部20と接続されており、光検出器96からの検出信号は制御部20に入力され、眼圧値の算出に用いられる。
また、光源90及びコリメータレンズ91はZ方向のアライメント検出の指標投影系に共用され、光源90による角膜反射像は、受光レンズ92からハーフミラー94を介してPSDやラインセンサ等の一次元位置検出素子97に入射する。そして、位置検出素子97は制御部20と接続されており、位置検出素子97からの検出信号は制御部20に入力され、Z方向のアライメント検出に利用される。
なお、図2においては、説明の便宜上、これら角膜変形検出及び作動距離検出の光学系を上下に配置しているように図示したが、本来は被検眼に対して左右方向に配置されているものである。
次に、制御系の構成について説明する。装置全体の制御や測定値の算出等を行う制御部20は、レフ・ケラト測定部4aや眼圧測定部4bに備わる各部材の他、表示モニタ40、Y駆動部6、XZ駆動部7、駆動部8、測定結果等を記憶するメモリ21、回転ノブ5a、測定開始スイッチ5b、及び測定モード選択スイッチ24a等の各種スイッチ群が配置されたスイッチ部24などが接続されている。
また、制御部20には、測定ユニット4の上下方向の高さ位置(高さ情報)を検出するための検出機構100が接続されている。測定ユニット4の上下位置を求める構成としては、例えば、図2に示すように、測定ユニット4の高さが基準位置(例えば、測定開始時の初期位置や下限位置など)にあるかを検知するフォトセンサ101をY駆動部6付近に設け、Y駆動部6の駆動源として回転数の検出が可能なモータ102(例えば、パルスモータやブラシレスモータ)を用いるような構成が考えられる。この場合、フォトセンサ101がY駆動部6の一部に配置された遮光板103を検知すると、Y方向に移動可能なYテーブル104が所定の基準位置に達したことを検知する。そして、制御部20は、このようにして検知される基準位置からのモータ102の回転数を計測する(例えば、パルスモータの場合、モータ102に対して付与したパルス数に基づいて求める)ことにより、測定ユニット4の上下方向の高さ位置を求める。
また、本実施形態では、各測定モードに応じて測定ユニット4の上下動可能範囲が定められており、機構上の移動可能範囲に対して測定ユニット4の移動可能範囲が狭くなるように設定されている。例えば、図3に示すように、測定ユニット4の機構上の上下動可能範囲内(上限Y1、下限Y2)において、レフ・ケラト測定モードに設定された場合にレフ・ケラト測定部4aの測定光軸Laの上下方向における移動範囲を制限する第1の上下動制限(上限AY1〜下限AY2)と、眼圧測定モードに設定された場合に眼圧測定部4bの測定光軸Lbの上下方向における移動範囲を制限する第2の上下動制限(上限BY1〜下限BY2)が設定されている。
図3(a)はレフ・ケラト測定モード用上下動制限について説明する図である。ここで、レフ・ケラト測定モードにおける測定ユニット4の上下動制限は、レフ・ケラト測定部4aの測定光軸Laとアイレベル確認マーク2aとがほぼ一致したときの測定ユニット4の高さ位置を基準とした所定範囲(例えば、上下方向に±16mmの範囲)に設定されている。この場合、上下方向に異なる制限位置を設けても良い(例えば、上方向に20mm、下方向に14mm)。このように各測定モードにおける上下動制限を決める場合、例えば、ある程度顔の大きさが異なっていても、顎受け2aを上下動させることなく測定できることを基準に範囲を決定するようなことが考えられる。
上記のようにしてレフ・ケラト測定モードにおける測定ユニット4の上下動可能範囲が設定された場合、レフ・ケラト測定部4aの測定光軸Laの実際の上下動可能範囲(Y1〜Y2)に対して、所定の上下動制限が設定され、測定光軸Laの上下動可能範囲は狭くなる(AY1〜AY2)。これにより、レフ・ケラト測定モードでは、設定された移動範囲内(AY1〜AY2)で測定ユニット4の上下移動が行われる。
図3(b)は眼圧測定モード用上下動制限について説明する図である。ここで、眼圧測定測定モードにおける測定ユニット4の上下動制限は、眼圧測定部4bの測定光軸Lbとアイレベル確認マーク2aとがほぼ一致したときの測定ユニット4の上下位置を基準とした所定範囲(例えば、上下方向に±16mmの範囲)に設定される。なお、眼圧測定モードにおける測定ユニット4の上下動可能範囲の大きさと、レフ・ケラト測定モードにおける測定ユニット4の上下動可能範囲の大きさは、必ずしも同じ大きさである必要はない。例えば、レフ・ケラト測定モードでは上下方向に±16mmの範囲で、眼圧測定モードでは上下方向に±14mmの範囲であってもよい。
上記のようにして眼圧測定モードにおける測定ユニット4の上下動可能範囲が設定された場合、眼圧測定部4bの測定光軸Lbの実際の上下動可能範囲(Y1〜Y2)に対して、所定の上下動制限が設定され、測定光軸Lbの上下動可能範囲は狭くなる(BY1〜BY2)。これにより、眼圧測定モードでは、設定された移動範囲内(BY1〜BY2)で測定ユニット4の上下移動が行われる。
上記のような上下動制限を設定する場合、制御部20は、高さ位置検出機構100の検出結果に基づいて測定ユニット4の高さ位置情報を取得できるので、第1の上下動制限によって制限された移動範囲の限界位置AY1及びAY2、第2の上下動制限によって制限された移動範囲の限界位置BY1及びBY2の位置情報を各測定モードに対応させてメモリ21に記憶させておけばよい。また、測定光軸La・測定光軸Lbとアイレベル確認マーク2aとが略同じ高さになったときの測定ユニット4の高さ位置情報をそれぞれメモリ21に記憶させておく。
以上のような構成を備える眼科装置において、その動作について説明する。なお、以下の説明では、初めにレフ・ケラト測定モードについて説明し、次に眼圧測定モードについて説明する。
電源投入後、測定モード選択スイッチ24aによりレフ・ケラト測定モードが選択された場合、制御部20は、レフ・ケラト測定部4aを用いて被検眼の測定を行うために、測定ユニット4の高さを初期化させる。この場合、制御部20は、Y駆動部6を駆動させることにより測定ユニット4の高さ位置を、レフ・ケラト測定部4aの測定光軸Laとアイレベル確認ライン2aの高さが略一致する位置に合わせる。そして、制御部20は、レフ・ケラト測定部4aの測定光軸Laとアイレベル確認ライン2aの高さが略一致したときの測定ユニット4の高さ位置を基準として、上下方向に対して前記測定ユニット4の移動範囲を設定する。
また、制御部20は、駆動部8を駆動させることにより、眼圧測定部4bをレフ・ケラト測定部4aに対して装置本体側に後退させ(被検眼Eから遠ざかる方向に移動させ)、レフ・ケラト測定を行う際にノズル63の先端が被検者の額等に接触しないようにしておく。これにより、レフ・ケラト測定が可能な装置形態となる(図3(a)参照)。
レフ・ケラト測定を行う場合、検者は、被検者の顔を顔支持ユニット2に固定させたのち、被検眼Eの右眼ERに対するレフ・ケラト測定部4aのX,Y及びZ方向のアライメントを行う。検者はモニタ40を観察しながらジョイスティック5及び回転ノブ5aを操作し、被検眼Eの前眼部像がモニタ40に表示されるようラフなアライメントを行う。
すると、二次元撮像素子52に撮像された前眼部像Fがモニタ40に表示されるようになり、やがて、リング指標投影光学系45によるリング指標R及び作動距離投影光学系46による無限遠指標像Mが撮像素子52により撮像される状態になる。
上記のようなラフなアライメントにおいて、検者のアライメント操作によっては、測定光軸Laがアイレベル確認ライン2aに対して、大きく下方向に移動したり、大きく上方向に移動するような場合が考えられる。
ここで、制御部20は、検出機構100の検出結果情報、及びモータの回転数に基づいて、上下方向に移動する測定ユニット4が予め設定された下限位置AY2に達したことを検知すると、Y駆動部6の駆動を停止させ(モータ102の回転を停止させる)、測定ユニット4の下方向へのそれ以上の移動を停止する。また、制御部20は、表示モニタ40の画面上に測定ユニット4が下限位置に達した旨の表示を行う(図4参照)。このような場合、検者は、前述の表示画面による報知に応じて、測定ユニット4を上方向に移動させたり、顎受けの高さを調整し直す等の対応をとることができる。以上のようにすれば、レフ・ケラト測定モードにおいて、レフ・ケラト測定部4aの測定光軸Laが過度に下方向に移動するのを防止することができるので、検者によって無駄なアライメント作業が行われる可能性を軽減できる。
また、制御部20は、測定ユニット4が設定されている上限位置AY1に達したことを検知すると、同様にY駆動部6の駆動を停止させ(モータ102の回転を停止させる)、表示モニタ40の画面上に測定ユニット4が上限位置に達した旨の表示を行う。
上記のようにして、検者による手動アライメントが行われ、撮像素子52にアライメント用角膜輝点が撮像されるようになると、制御部20は、被検眼に対するレフ・ケラト測定部4aの上下左右方向及び前後方向のアライメント状態を検出することが可能となる。そこで、制御部20は、アライメント検出結果に基づいてY駆動部6及びXZ駆動部7を駆動制御することにより測定ユニット4をXYZの各方向に自動的に移動させる(自動アライメント)。これにより、被検眼Eとレフ・ケラト測定部4bとの詳細な位置合わせが行われる。この場合、制御部20は、例えば、撮像素子52によって検出されたリング指標Rの中心位置の座標を算出することによりXY方向のアライメントずれ量を求めることができる。また、制御部20は、測定ユニット4が被検眼Eに対してZ(作動距離)方向にずれた場合に、作動距離指標投影光学系46による角膜Ec上の無限遠指標Mの間隔がほとんど変化しないのに対して、前述のリング指標Rの所定経線方向の像間隔が変化するという特性を利用して、Z方向のアライメントずれ量を求めることができる。
このようにして、XYZ方向の被検眼に対するアライメントが完了したら自動的に測定が行われる。一方、オートショットがOFFの場合には、アライメントが完了して、検者から測定開始スイッチ5bが押されると、測定が開始される。
制御部20は、まず、撮像素子52にて撮像されたリング指標像Rの形状に基づいて眼Eの角膜形状を測定する。このとき、制御部20は、角膜形状の測定結果をモニタ40に表示する。そして、測定エラーを除いた測定値が所定数(例えば3個)得られたら、眼屈折力の測定に移行する。
制御部20は、測定開始信号の入力に基づき測定光学系10に設けられた測定光源を点灯させる。測定光源から出射された測定光は、図示なき測定光学系10の投光光学系、ダイクロイックミラー29を介して、被検眼の眼底Efに投影され、眼底Ef上でスポット状の点光源像を形成する。
眼底Ef上に形成された点光源像の光は、反射・散乱されて被検眼Eを射出し、ダイクロイックミラー29を透過したのち、図示なき測定光学系10の受光光学系を介してリング像として撮像素子に受光される。
このとき、はじめに眼屈折力の予備測定が行われ、予備測定の結果に基づいて光源31及び固視標板32が光軸方向に移動されることにより、被検眼Eに対して雲霧がかけられる。その後、雲霧がかけられた被検眼に対して眼屈折力の測定が行われる。
測定光学系10が持つ撮像素子からの出力信号は、メモリ21に画像データとして記憶される。そして、制御部20は、メモリ21に記憶されたリング像の像位置に基づいて、被検眼の眼屈折値を演算し、測定結果をモニタ40に表示する。
眼屈折力及び角膜形状の測定によりそれぞれ予め定められた個数の測定結果が得られる等、所定の測定終了条件が満たされると、右眼の測定を完了したら、検者は、左眼の測定に移行する。
検者は、ジョイスティック4の操作により基台1に対して移動台3を右方向に移動させることにより、測定ユニット4を被検眼の左眼EL方向に移動させる。そして、右眼の測定と同様に、左眼ELとレフ・ケラト測定部4bとの位置合わせを行う。なお、制御部20は、高さ位置検出機構100からの検出結果に基づいて左右眼のレフ・ケラト測定をした際の測定ユニット4の高さ位置情報をそれぞれメモリ21に記憶させておく。
このようにして、アライメントが完了したら自動的に左眼ELに対する測定が行われる。このとき、制御部20は、右眼測定時と同様に、被検眼の角膜形状・眼屈折力測定を行う。そして、所定の測定終了条件が満たされると、左眼の測定を完了とする。なお、上記のように眼特性測定モードにて左右眼のレフ・ケラト測定が順次行われたのちに、眼圧測定モードに自動的に移行するようにしてもよい。
レフ・ケラト測定完了後、測定モード選択スイッチ24a等により眼圧測定モードに切り換えられた場合、制御部20は、Y駆動部6を駆動させることにより測定ユニット4を下方向に移動させ、眼圧測定部4bの測定光軸Lbと被検眼Eとがほぼ同じ高さになるようにする(図3(b)参照)。この場合、メモリ21に記憶された左眼に対応する測定ユニット4の高さ位置情報を取得し、測定ユニット4の高さ位置情報EL(Y)に対して既知の値である測定光軸Laと測定光軸Lbとの上下方向の光軸間距離分測定ユニット4を移動させる。また、制御部20は、眼圧測定部4bの測定光軸Lbとアイレベル確認ライン2aの高さが一致するように測定ユニット4の位置を調整するようにしてもよい。
また、制御部20は、駆動部8を駆動させることにより眼圧測定部4bを被検眼Eへ近づく方向に移動させ、ノズル63の先端をレフ・ケラト測定部4aの筐体前面より被検者側に位置する(せり出す)ようにしておく(図3(b)参照)。以上の動作により、装置が眼圧測定可能な装置形態に移行することができる。なお、眼圧測定部4bを前進させる場合、制御部20は、所定のセンサにより測定ユニット4が所定の後方位置まで移動したことを検知してから、レフ・ケラト測定部4aに対する眼圧測定部4bの前進動作を許可するようにしてもよい。この場合、移動台2を後方へ移動する旨のメッセージをモニタ40に表示し、検者に移動台2を後方に移動させるようにしてもよい。
以下に眼圧測定モードでの動作について説明する。電源投入後、測定モード選択スイッチ24aにより眼圧測定モードが選択された場合、制御部20は、眼圧測定部4bを用いて被検眼の測定を行うために、測定ユニット4の高さを初期化させる。制御部20は、Y駆動部6を駆動させることにより測定ユニット4の高さ位置を、眼圧測定部4bの測定光軸Lbとアイレベル確認ライン2aの高さが略一致する位置に合わせる。そして、制御部20は、レフ・ケラト測定部4bの測定光軸Lbとアイレベル確認ライン2aの高さが略一致したときの測定ユニット4の高さ位置を基準として、上下方向に対して前記測定ユニット4の移動範囲を設定する。
また、制御部20は、駆動部8を駆動させることにより眼圧測定部4bを被検眼Eへ近づく方向に移動させ、ノズル63の先端をレフ・ケラト測定部4aの筐体前面より被検者側に位置する(せり出す)ようにしておく(図3(b)参照)。これにより眼圧測定が可能な装置形態となる。
眼圧測定を行う場合、検者は、被検者の顔を顔支持ユニット2に固定させたのち、被検眼Eの右眼ERに対する眼圧測定部4bのX,Y及びZ方向のアライメントを行う。検者はモニタ40を観察しながらジョイスティック5及び回転ノブ5aを操作し、被検眼Eの前眼部像がモニタ40に表示されるようラフなアライメントを行う。
すると、二次元撮像素子75に撮像された前眼部像Fがモニタ40に表示されるようになり、やがて、光源80による角膜反射像が撮像素子75に撮像され、光源90による角膜反射像が位置検出素子97に入射される状態となる。
上記のようなラフなアライメントにおいて、検者のアライメント操作によっては、測定光軸Lbがアイレベル確認ライン2aに対して、大きく下方向に移動したり、大きく上方向に移動するような場合が考えられる。
ここで、制御部20は、駆動部6の駆動により上下方向に移動する測定ユニット4が予め設定した上限位置BY2に達したことを前述同様の方法により検知すると、Y駆動部6の駆動を停止させ(モータ102の回転を停止させる)、測定ユニット4の上方向への移動を停止する。また、制御部20は、表示モニタ40の画面上に測定ユニット4が上限位置に達した旨の表示を行う。このような場合、検者は、前述の表示画面による報知に応じて、レフ・ケラトモード同様、適切な対応をとることが可能となる。以上のようにすれば、眼圧測定モードにおいて、眼圧測定部4bの測定光軸Lbが過度に上方向に移動するのを防止することができるので、検者によって無駄なアライメント作業が行われる可能性を軽減できる。
また、制御部20は、測定ユニット4が下限位置BY2に達したことを検知すると、Y駆動部6の駆動を停止させ、表示モニタ40の画面上に測定ユニット4が下限位置に達した旨の表示を行う。
上記のようにして、検者による手動アライメントが行われ、光源90による角膜反射像が位置検出素子97に入射する状態になると、制御部20は、この検出結果に基づいてXZ駆動部7を駆動制御し、Z方向の詳細なアライメントを行う。また、制御部20は、撮像素子75の光源80による角膜反射像の検出結果に基づき、XZ駆動部7及びY駆動部6を駆動制御し、X方向及びY方向の詳細なアライメントを行う。
眼圧測定部4bのX,Y及びZ方向のアライメントがそれぞれ許容範囲に入ると、制御部20は、自動的にトリガ信号を発し(または検者が測定開始スイッチ5bを押してトリガ信号を入力し)、流体吹付機構60を動作させることにより、圧縮空気をノズル63から角膜Ecに向けて吹き付ける。これにより、角膜Ecは、徐々に変形し扁平状態に達したときに光検出器96に最大光量が入射される。制御部20は、圧力センサ66からの出力信号と光検出器96からの出力信号とに基づき眼圧値を求める。そして、測定結果を表示モニタ40に表示する。ここで、所定の測定終了条件が満たされると、右眼の測定を完了とする。そして、右眼測定が完了すると、検者は、左眼の測定に移行する。
検者は、ジョイスティック5を一旦手前に引いてから、もう一方の被検眼の正面にノズル63を移動させる。そして、検者は、左眼ELのアライメントと同様に、右眼ERに対する眼圧測定部4bのX,Y及びZ方向のアライメントを行う。このようにして、アライメントが完了したら自動的に右眼ERの眼圧測定が行われる。そして、所定の測定終了条件が満たされると、右眼の眼圧測定を完了とする。
なお、以上の説明においては、ある眼特性を取得する第1測定部(例えば、レフ・ケラト測定部4a)と眼圧測定部とが積層配置された構成であり、第1測定部の被検者側筐体面に対して眼圧測定部4bのノズル63がせり出すような形態に変化可能な構成となっている。このため、測定ユニット4を被検者側いっぱいまで押したような場合、測定ユニット4の高さ位置によってはノズル63の先端が顔支持ユニット2の一部(例えば、額当て部分)に接触する可能性がある。そこで、上記のような上下動制限を設けることにより、顔支持ユニット2の一部と眼圧測定部4bのノズル63との接触の可能性を回避することができる。
以下に本発明の第2実施形態について説明する(図3参照)。第2実施形態の場合においても、第1実施形態と同様の構成を用いることができるので、詳しい構成の説明については省略する。第2実施形態の場合、測定ユニット4を上下方向に移動させることにより、自動的に測定モードを切り換えることができる構成となっている。
より具体的には、前述のレフ・ケラト測定モードにおいて測定ユニット4の下方向への移動を制限するために設定された下限位置AY2と、眼圧測定モードにおいて測定ユニット4の上方向への移動を制限するために設定された上限位置BY1を、測定モード切換のためのトリガ信号を発するためのトリガ位置として利用する。
この場合、制御部20は、上下位置検出機構100からの検出結果に基づいて測定ユニット4の上下位置を検出する。なお、測定ユニット4の上下位置が上限位置AY1から下限位置AY2の間に位置しているときには、レフ・ケラト測定モードに設定される。この状態で、検者操作によって測定ユニット4が下方向に移動され、測定ユニット4が下限位置AY2に達したことを検知された場合、制御部20は、眼圧測定モードへの切換信号を発する。
眼圧測定モードへの切換信号が発せられると、制御部20は、測定光軸Lbとアイレベル確認ライン2aの高さが一致するように測定ユニット4の位置を変更する。なお、手動操作によって測定ユニット4を上下動させるようにしてもよい。
また、眼圧測定モードへの切換信号が発せられると、制御部20は、駆動部8を駆動させることにより眼圧測定部4bを被検眼Eへ近づく方向に移動させ、ノズル63の先端をレフ・ケラト測定部4aの筐体前面より被検者側に位置する(せり出す)ようにしておく(図3(b)参照)。この場合、制御部20は、測定ユニット4全体を後方へ移動する旨のメッセージをモニタ40に表示し、測定ユニット4が所定の後方位置まで移動したことを検知してから、レフ・ケラト測定部4aに対する眼圧測定部4bの前進動作を許可するようにしてもよい。以上の動作により、装置が眼圧測定可能な装置形態に移行される。
一方、測定ユニット4の上下位置が上限位置BY1から下限位置BY2の間に位置しているときには、眼圧測定モードに設定される。この状態で、検者によって測定ユニット4が上方向に移動され、測定ユニット4が上限位置BY2に達したことを検知された場合、制御部20は、レフ・ケラト測定モードへの切換信号を発する。
レフ・ケラト測定モードへの切換信号が発せられると、制御部20は、測定光軸Laとアイレベル確認ライン2aの高さが一致するように測定ユニット4の位置を調整する。この場合も、手動操作によって測定ユニット4を上下動させるようにしてもよい。
また、制御部20は、駆動部8を駆動させることにより、眼圧測定部4bをレフ・ケラト測定部4aに対して装置本体側に後退させ(被検眼Eから遠ざかる方向に移動させ)、レフ・ケラト測定を行う際にノズル63の先端が被検者の額等に接触しないようにしておく。これにより、レフ・ケラト測定が可能な装置形態となる(図3(a)参照)。
以上示したように、各測定モードにおいて上下方向の測定基準位置(アイレベル確認マーク)から測定光軸Laもしくは測定光軸Lbが大きく遠ざけるような操作を測定モード切換のためのトリガとみなすことにより、測定モードの切換を容易に行うことができる。
なお、上記の第1実施形態と第2実施形態を組み合わせることも可能である。すなわち、制御部20は、測定ユニット4が予め設定した下限位置AY2に達したことを検知した時点で、表示モニタ40の画面上に測定ユニット4が下限位置に達した旨を表示し、その後、測定ユニット4をさらに下方向に下げるための操作信号が検出されたら、測定モードの切換を行うようにしてもよい。この場合、測定モードを切り換えるために設定されるトリガ位置と、制限位置AY2もしくはBY1の上下位置が異なっていても構わない。
なお、以上の説明において、レフ・ケラト測定モードにおける下限位置と、眼圧測定モードにおける上限位置を同一位置としても構わない。また、レフ・ケラト測定モードにおける下限位置よりも眼圧測定モードにおける上限位置の方が上に設定されていても構わない(測定光軸Laと測定光軸Lbとの間の光軸間距離が短い場合にはあり得る)。
なお、以上の説明においては、上下位置検出機構100からの検出結果に基づいて測定ユニット4の上下位置が前述のような制限位置に達したことを検知するような構成としたが、これに限るものではない。例えば、測定ユニット4の高さが所定の制限位置にあるかを検知するリミットセンサをレフ・ケラト測定モード用と眼圧測定モード用でそれぞれY駆動部6付近に配置するようにしてもよい。この場合、図2に示したフォトセンサ101に示すような構成を各制限位置に対応させて配置するようなことが考えられる。
なお、以上の説明においては、上下位置が異なる2つの測定光軸を持ちこれらを一体的に上下方向移動させることにより各測定光軸を被検眼に一致させるような構成としたが、上下方向に異なる3つの測定光軸を持つような構成であっても、本発明の適用は可能である。
本実施形態に係る眼科装置の外観構成図である。 レフ・ケラト測定部と眼圧測定部の光学系及び制御系の構成について説明するための図である。 各測定モードごとに設定した測定ユニットの上下動可能範囲について説明する図である。 測定ユニットが下限位置に達した旨の表示を行う場合の一例である。
符号の説明
2a アイレベル確認マーク
4 測定ユニット
4a レフ・ケラト測定部
4b 眼圧測定部
6 Y駆動部
20 制御部
40 表示モニタ
100 高さ位置検出機構
102 モータ
La レフ・ケラト測定部の測定光軸
Lb 眼圧測定部の測定光軸

Claims (4)

  1. 被検眼の第1の眼特性を測定するための光学系を有する第1測定部と,被検眼の第2の眼特性を測定するための光学系を有する第2測定部とを有し,被検眼に対する前記第1測定部の測定光軸と第2測定部の測定光軸とが異なる高さで被検者に向かうように前記第1及び第2測定部が配置された測定ユニットと、
    前記第1及び前記第2測定部の各測定光軸を順次被検眼に合わせることが可能な移動可能範囲を持ち、前記測定ユニットを被検眼に対して上下方向に移動させる上下動駆動手段と、
    一方の測定部を用いて被検眼を測定する際、前記測定ユニットの移動範囲を,前記移動可能範囲より狭い所定の移動範囲に制限する移動範囲制限手段と、
    該移動範囲制限手段により制限された前記移動範囲内で前記測定ユニットの上下移動が行われるように前記上下動駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
  2. 請求項1の眼科装置において、前記測定ユニットが、前記移動範囲制限手段によって制限された前記測定ユニットの移動範囲の限界に達したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された検知結果を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
  3. 請求項1の眼科装置において、前記測定ユニットが、前記移動範囲制限手段によって制限された前記測定ユニットの移動範囲の限界に達したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段からの検知信号に応じて前記上下動駆動手段の駆動を停止する駆動停止手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
  4. 請求項1の眼科装置において、前記測定ユニットが、前記移動範囲制限手段によって制限された前記測定ユニットの移動範囲の限界に達したことを検知する検知手段
    前記検知手段からの検知信号に応じて前記第1測定部と前記第2測定部との間で測定モードを切換えるモード切換手段と、
    を備えることを特徴とする眼科装置。
JP2006110163A 2006-03-31 2006-04-12 眼科装置 Active JP4907214B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006110163A JP4907214B2 (ja) 2006-04-12 2006-04-12 眼科装置
PCT/JP2007/057397 WO2007114426A1 (ja) 2006-03-31 2007-04-02 眼科装置
KR1020087021891A KR101374829B1 (ko) 2006-03-31 2007-04-02 안과장치
EP07740833.4A EP2005880B1 (en) 2006-03-31 2007-04-02 Ophthalmologic instrument
US12/225,736 US7771050B2 (en) 2006-03-31 2007-04-02 Ophthalmic apparatus
CN2007800115003A CN101410047B (zh) 2006-03-31 2007-04-02 眼科装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006110163A JP4907214B2 (ja) 2006-04-12 2006-04-12 眼科装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007282670A JP2007282670A (ja) 2007-11-01
JP4907214B2 true JP4907214B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=38754985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006110163A Active JP4907214B2 (ja) 2006-03-31 2006-04-12 眼科装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4907214B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4995065B2 (ja) * 2007-12-25 2012-08-08 株式会社トプコン 眼科装置
JP5854190B2 (ja) * 2011-07-28 2016-02-09 株式会社ニデック 眼科撮影装置
JP6686296B2 (ja) * 2015-05-18 2020-04-22 株式会社ニデック 眼科測定装置
JP6643602B2 (ja) 2015-09-07 2020-02-12 株式会社トーメーコーポレーション 眼科装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01265937A (ja) * 1988-03-14 1989-10-24 Topcon Corp 眼科器械
JP3935834B2 (ja) * 2002-11-29 2007-06-27 株式会社ニデック 眼科装置
JP4349934B2 (ja) * 2003-03-31 2009-10-21 株式会社ニデック 眼科装置
US7771050B2 (en) * 2006-03-31 2010-08-10 Nidek Co., Ltd. Ophthalmic apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007282670A (ja) 2007-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4879632B2 (ja) 眼科装置
JP5028057B2 (ja) 眼科装置
JP5201852B2 (ja) 眼科装置
JP4879633B2 (ja) 眼科装置
KR101374829B1 (ko) 안과장치
US11191431B2 (en) Ophthalmic apparatus
US7909462B2 (en) Ophthalmologic apparatus
JP4916935B2 (ja) 眼科装置
KR20090088822A (ko) 안과장치
JP2004313758A (ja) 眼科装置
US7588336B2 (en) Ophthalmic apparatus
JP4988301B2 (ja) 眼科装置
JP4907214B2 (ja) 眼科装置
KR102039195B1 (ko) 비접촉식 안압계
JP5231746B2 (ja) 眼科装置
JP5924219B2 (ja) 非接触式眼圧計
JP2018038517A (ja) 眼科装置、及び眼科装置の制御方法
JP4964662B2 (ja) 眼科装置
JPH0810226A (ja) 眼科装置
JP5924220B2 (ja) 非接触式眼圧計
JP5916333B2 (ja) Zアラインメント装置と眼科装置
JP2019208855A (ja) 眼科測定装置
JP2019208856A (ja) 眼科測定装置
JP2020124350A (ja) 眼科装置
JPH10328141A (ja) 眼科装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4907214

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250