JP4906083B2 - スケルチ検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、シリアルデータ通信において、所定の一定周期(データ転送レート)毎に転送される差動信号がスケルチレベルを超えている有効なものなのか、超えていない無効なものなのかを検出するスケルチ検出回路に関するものである。
USB(Universal Serial Bus)2.0、シリアルATA(AT Attachment)、PCI(Peripheral Component Interconnect)−Expressなどのインターフェイスを採用するシリアルデータ転送装置では、データ転送状態(有効なデータが転送されている状態)なのか、非データ転送状態(無効なデータが転送されている状態)なのかを検知するためにスケルチ検出回路が用いられている。
スケルチ検出回路では、図8に示すように、差動信号(受信データ)が、図8中、点線で示す所定の電位振幅(スケルチレベル)を超えている場合にはデータ転送状態と判定され、スケルチレベルを超えていない場合には非データ転送状態と判定される。図8の例では、スケルチ検出回路からは、スケルチ信号として、データ転送状態の期間はローレベルが出力され、非データ転送状態の期間はハイレベルが出力される。
以下、図9に示す従来のスケルチ検出回路と、その動作を表す図10に示すタイミングチャートを参照しながら、従来のスケルチ検出回路について説明する。
図9に示すスケルチ検出回路50は、ヒステリシスコンパレータ52と、パルス生成回路54と、ダイオード56と、抵抗素子R1と、容量素子C1と、シュミットトリガバッファ58とによって構成されている。入力信号RX+、RX−は、送信装置(図示省略)から送信され、このスケルチ検出回路50を搭載する受信装置(図示省略)で受信される差動信号(受信データ)である。
差動信号RX+、RX−は、ヒステリシスコンパレータ52で受信される。ヒステリシスコンパレータ52は、出力信号Vsoutとして、差動信号RX+、RX−の電位振幅が、スケルチレベルを超えていない場合にはローレベルを出力し、超えている場合にはハイレベルを出力する。その結果、コンパレータ52からは、出力信号Vsoutとして、図10のタイミングチャートに示すように、データ転送状態の期間にだけ所定パルス幅のパルス信号が出力される。
パルス生成回路54は、インバータ(反転遅延回路)60と、AND回路62とによって構成されている。信号Vsoutは、インバータ60と、AND回路62の一方の入力端子に入力され、インバータ60の出力信号はAND回路62の他方の入力端子に入力される。パルス発生回路54は、信号Vsoutの立ち上がりを検出し、その出力信号Vplとして、図10のタイミングチャートに示すように、インバータ60の遅延時間に相当するハイレベルのパルス信号を発生する。
パルス生成回路54の出力信号Vplは、ダイオード56に入力され、ダイオード56の出力信号Vrcはシュミットトリガバッファ58に入力される。そして、バッファ58からは、その出力信号Squelch(スケルチ信号)が出力される。また、抵抗素子R1と容量素子C1は、それぞれダイオード56の出力信号Vrcのノードとグランドとの間に並列に接続されている。
図10のタイミングチャートに示すように、パルス生成回路54の出力信号Vplとしてハイレベルのパルス信号が出力される毎に、ダイオード56を介して容量素子C1がチャージアップされ、信号Vrcの電位はその都度上昇する。一方、信号Vplとして、ハイレベルのパルス信号が出力されなくなると、容量素子C1に蓄積されたチャージは、抵抗素子R1を介してディスチャージされ、信号Vrcの電位は徐々に下降する。
すなわち、差動信号RX+、RX−として、スケルチレベルを超える電位振幅のデータが所定数入力されると、信号Vrcの電位が徐々に上昇し、シュミットトリガバッファ58のハイレベル側の閾値電圧を超えると、スケルチ信号Squelchはローレベル(データ転送状態)となる。一方、データの電位振幅がスケルチレベルを下回ると、信号Vrcの電位が徐々に降下し、バッファ58のローレベルの閾値電圧を下回ると、スケルチ信号Squelchはハイレベル(非データ転送状態)となる。
次に、図11に示す回路図を参照しながら、図9に示す従来のスケルチ検出回路50で使用されているヒステリシスコンパレータ52について説明する。
図11に示すヒステリシスコンパレータ52は、差動信号RX+、RX−の入力部となる2つのNMOS(N型MOSトランジスタ)64a、64bと、定電流源のNMOS66と、第1のカレントミラー回路となる2つのPMOS(P型MOSトランジスタ)68a、68bと、第2のカレントミラー回路となる2つのPMOS70a、70bと、それぞれノードA、Bの電位を反転増幅する2つのPMOS72a、72bと、第3のカレントミラー回路となる2つのNMOS74a、74bとによって構成されている。
このコンパレータ52では、信号RX+の電位振幅が、NMOS64aの閾値電圧を超えると、NMOS64aの方がNMOS64bよりもオン状態が強くなる。その結果、ノードAの電位が下降し、PMOS68a、68bおよびPMOS72aがオン状態となる。ノードBおよびCの電位は上昇し、PMOS70a、70bおよびPMOS72bがオフ状態となり、NMOS74a、74bはオン状態となる。そのため、出力信号outは、NMOS74bを介してディスチャージされ、ローレベルとなる。
一方、信号RX−の電位振幅が、NMOS64bの閾値電圧を超えると、NMOS64bの方がNMOS64aよりもオン状態が強くなる。その結果、ノードBの電位が下降し、PMOS70a、70bおよびPMOS72bがオン状態となる。ノードAの電位は上昇し、PMOS68a、68bおよびPMOS72aがオフ状態となる。ノードCは、NMOS74aを介してディスチャージされ、NMOS74a、74bはオフ状態となる。そのため、出力信号outは、PMOS72bを介してチャージアップされ、ハイレベルとなる。
すなわち、コンパレータ52では、信号RX+の電位振幅が、NMOS64aの閾値電圧を超えると、その出力信号outがローレベルとなり、信号のRX−の電位振幅が、NMOS64bの閾値電圧を超えると、出力信号outはハイレベルとなる。従って、コンパレータ52では、例えば信号RX+がローレベルからハイレベルに遷移し、出力信号outがローレベルになる時の電位振幅と、信号RX+がハイレベルからローレベルに遷移し、出力信号outがハイレベルになる時の電位振幅が異なるものとなる。
コンパレータ52では、温度、プロセス、電源電圧の変動により、上記入力部のNMOS64a、64bの閾値電圧が変動する。そのため、その閾値電圧の調整が非常に難しく、スケルチ検出回路50の出力信号Squelchが安定しないという問題があった。
また、スケルチ検出回路50では、スケルチレベルを超えている差動信号の遷移をその検出に用いているが、信号遷移の無い場合であっても、スケルチ信号Squelchを保持しておく必要がある。スケルチ信号Squelchは、容量素子C1のチャージによって保持されるが、データ遷移の無い期間中は、容量素子C1のチャージが抵抗素子R1を介してディスチャージされる。そのため、データ遷移の無い期間中もデータを十分保持できるように容量素子C1の容量値および抵抗素子R1の抵抗値を調整する必要がある。
例えば、一般的なシリアルデータ通信では、8b/10bコーディング技術が用いられる。この技術では、最大で5ビットの同一データが連続する場合がある(5ビット分のデータの転送期間中は、データ遷移が発生しない)(図12参照)。その場合、データ通信状態において、最大データ通信レートの5ビット(5周期)分の期間中はスケルチ信号Squelchを保持できるように、容量素子C1の容量値および抵抗素子R1の抵抗値を調整する必要がある。
しかし、容量素子C1の容量値および抵抗素子R1の抵抗値は、プロセス変動の影響を受けるため、その調整が非常に難しく、同じくスケルチ検出回路50の出力信号Squelchが安定しないという問題があった。
ここで、本発明に関わる先行技術文献としては、例えば特許文献1、2などがある。
特許文献1には、例えば第1及び第2の入力信号の差が正(+)の値で特定値以上である場合、前記差を認知する信号を出力する第1感知部と、前記第1及び第2の入力信号の差が負(−)の値で前記特定値以上である場合、前記差を認知する信号を出力する第2感知部と、前記第1及び第2の感知部のオフセット電流量を一定量に調節して、前記特定値を決定するバイアス部と、前記第1感知部の出力信号と前記第2感知部の出力信号とに応答して、スケルチ信号を出力する出力手段とを含むスケルチ回路が開示されている。
また、特許文献2には、例えば差動の入力信号を増幅し、増幅信号を出力する差動増幅回路と、前記増幅信号に比例した電位を供給するゲイン比例回路と、前記ゲイン比例回路から供給された前記電位を保持する電位保持回路と、前記電位保持回路で保持された前記電位と基準電位とを比較して検出信号を出力する比較回路とを備えるスケルチ検出回路が開示されている。
特開2003−198392号公報 特開2005−86646号公報
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、温度、プロセス、電源電圧の変動に強く、安定したスケルチ検出信号を出力することができるスケルチ検出回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、シリアルデータ通信において、所定の一定周期毎に転送される差動信号がスケルチレベルを超えている有効なものなのか、前記スケルチレベルを超えていない無効なものなのかを検出するスケルチ検出回路であって、
前記差動信号の電位振幅が、前記スケルチレベルを超えているのか、いないのかを検出し、その検出信号を出力するピーク検出回路と、
前記ピーク検出回路の検出信号のパルス幅を、該検出信号のパルス幅の時間を含めて、前記差動信号の1周期分の時間以上の時間だけ延長するパルス幅延長回路とを備え、
前記ピーク検出回路は、前記差動信号の電位振幅に応じた電位を持つ第1および第2の信号を出力する入力アンプ回路と、
前記入力アンプ回路と同一構成であり、前記スケルチレベルに相当するリファレンス電圧に応じた電位を持つ第3および第4の信号を出力するレプリカアンプ回路と、
前記入力アンプ回路の第1および第2の信号に応じて流れる合成電流と前記レプリカアンプ回路の第3および第4の信号に応じて流れる固定電流とを比較し、その電流差に応じて、前記差動信号の電位振幅が前記リファレンス電圧を超えているのか、いないのかを表す前記検出信号を出力する電流比較回路とを備えることを特徴とするスケルチ検出回路を提供するものである。
ここで、前記入力アンプ回路は、
前記差動信号が入力される入力部の2つのトランジスタと、
2つのトランジスタを有し、その一方のトランジスタが電源またはグランドと前記入力部の一方のトランジスタの一方の端子との間に接続された第1のカレントミラー回路と、
2つのトランジスタを有し、その一方のトランジスタが電源またはグランドと前記入力部の他方のトランジスタの一方の端子との間に接続された第2のカレントミラー回路と、
前記入力部の2つのトランジスタの他方の端子とグランドまたは電源との間に接続された第1の定電流源と、
電源またはグランドに接続された前記第1および第2のカレントミラー回路の他方のトランジスタとグランドまたは電源との間にそれぞれ接続された第2および第3の定電流源とを備え、
前記第1および第2の信号は、それぞれ前記第1および第2のカレントミラー回路の他方のトランジスタと前記第2および第3の定電流源との間のノードから出力されることが好ましい。
また、前記電流比較回路は、
グランドまたは電源に接続された2つのトランジスタを有する第3のカレントミラー回路と、
電源またはグランドと前記第3のカレントミラー回路の一方のトランジスタとの間に並列に接続され、前記第1および第2の信号に各々対応する2つのトランジスタと、
電源またはグランドと前記第3のカレントミラー回路の他方のトランジスタとの間に並列に接続され、前記第3および第4の信号に各々対応する2つのトランジスタとを備え、
前記検出信号は、前記第1および第2の信号に各々対応する2つのトランジスタと前記第3のカレントミラー回路の一方のトランジスタとの間のノードから出力されることが好ましい。
本発明によれば、ピーク検出回路を用いているため、所定の電位振幅以上の信号が入力された時点で即座にスケルチ状態を検出することが可能である。また、レプリカバイアス技術を用いる(入力アンプ回路と同一構成のレプリカアンプ回路を用いる)ことで、プロセス、温度、電源電圧などの条件変動の影響を受けにくく、非常に安定したレベルでの検出が可能となる。また、パルス幅延長回路は、遅延が最小となる条件で必要な遅延時間を確保するように調整すれば良いだけなので、その設計が容易である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明のスケルチ検出回路を詳細に説明する。
図1は、本発明のスケルチ検出回路の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示すスケルチ検出回路10は、シリアルデータ通信において、所定の一定周期(データ転送レート)毎に転送される差動信号RX+、RX−がスケルチレベルを超えている有効なものなのか、それとも、スケルチレベルを超えていない無効なものなのかを検出する。スケルチ検出回路10は、ピーク検出回路12と、パルス幅延長回路14とによって構成されている。
差動信号RX+、RX−は、それぞれピーク検出回路12の入力端子RX+、RX−に入力される。ピーク検出回路12は、所定の一定周期毎に入力される差動信号RX+、RX−の電位振幅が、スケルチレベル(シリアル通信の規格によって決定されている所定の電位振幅)を超えているのか、いないのかを検出し、出力端子out1から、その検出信号out1を出力する。検出信号out1はパルス幅延長回路14の入力端子inに入力される。
パルス幅延長回路14は、ピーク検出回路12から入力される検出信号out1のパルス幅を、検出信号out1のパルス幅の時間を含めて、差動信号RX+,RX−の1周期分の時間以上の時間だけ遅延する。パルス幅延長回路14は、本実施形態では、検出信号out1のハイレベルのパルス幅を延長する。パルス幅延長回路14の出力端子out2から出力される出力信号out2は、スケルチ検出回路10からスケルチ信号Squelchとして出力される。
以下、ピーク検出回路12とパルス幅延長回路14について順次説明する。まず、ピーク検出回路12について説明する。
図2は、図1に示すピーク検出回路の構成を表す回路図である。同図に示すように、ピーク検出回路12は、入力アンプ回路16と、レプリカアンプ回路18と、電流比較回路20とによって構成されている。
入力アンプ回路16は、差動信号RX+、RX−の電位振幅に応じた電位を持つ第1および第2の信号Vca、Vcbを出力する。入力アンプ回路16は、差動信号RX+、RX−の入力部となる2つのNMOS20a、20bと、第1のカレントミラー回路となる2つのPMOS22a、22bと、第2のカレントミラー回路となる2つのPMOS24a、24bと、定電流源となる3つのNMOS26a、26b、26cとによって構成されている。
なお、何ら限定されないが、本実施形態では、差動信号RX+、RX−の電位振幅が等しい場合、PMOS22b、24bに流れる電流が、NMOS26b、26cに流れる電流の約2倍の電流を流すことができるように設計されている。
PMOS22a、22bおよびPMOS24a、24bのソースは電源に接続されている。PMOS22a、22bのゲートはPMOS22aのドレイン(NMOS20aのドレイン)に接続され、PMOS24a、24bのゲートはPMOS24aのドレイン(NMOS20bのドレイン)に接続されている。NMOS20a、20bのゲートは、それぞれ差動信号RX+、RX−に接続され、そのソースはNMOS26aのドレインに接続されている。PMOS22b、24bのドレインは、それぞれNMOS26b、26cのドレインに接続されている。NMOS26a、26b、26cのゲートはバイアス電圧vbiasに接続され、そのソースはグランドに接続されている。
入力アンプ回路16では、差動信号RX+、RX−の電位振幅が等しい場合、NMOS20a、20bはほぼ同等の強さでオン状態となる。この時、NMOS20a、20bのドレインはほぼ同電位のローレベルとなり、PMOS22a、22bおよびPMOS24a、24bはほぼ同じ強さでオン状態となる。前述の通り、PMOS22b、24bは、NMOS26b、26cの約2倍の電流を流す能力がある。その結果、ノードVca、Vcbはほぼ同電位のハイレベルとなり、PMOS28a、28bのオン状態は最も弱くなる。
一方、信号RX+の電位振幅の方が信号RX−の電位振幅よりも大きくなると、NMOS20aの方がNMOS20bよりも強いオン状態となる。その結果、PMOS22a、22bの方がPMOS24a、24bよりも強いオン状態となり、PMOS22bに流れる電流量の方がPMOS24bに流れる電流量よりも多くなって、ノードVcaはハイレベル、ノードVcbはローレベルになる。従って、PMOS28aの方がPMOS28bよりも強いオン状態となる。
差動信号RX+、RX−の電位振幅の差が最大の場合が、PMOS28a、28bのオン状態の強さの差が最大となる。いずれにしても、PMOS28aを介して流れる電流Ip2aと、PMOS28bを介して流れる電流Ip2bは合成されて出力される。
なお、信号RX−の電位振幅の方が信号RX+の電位振幅よりも大きい場合の入力アンプ回路16の動作は、上記の場合と逆の状態となるから、ここでは、その繰り返しの説明は省略する。
レプリカアンプ回路18は、スケルチレベルに相当するリファレンス電圧vrefp、vrefnに応じた電位を持つ第3および第4の信号(第1および第2の信号Vca、Vcbに相当する信号)を出力する。レプリカアンプ回路18は、差動信号RX+、RX−の代わりに、スケルチレベルに相当するリファレンス電圧vrefp、vrefn(図3および図7参照)が入力されている点を除いて、入力アンプ回路16と全く同じ構成のものである。
図2では、両者の間で同一の構成要素に同一の符号を付して、レプリカアンプ回路18の構成の説明は省略する。
レプリカアンプ回路18では、図3のタイミングチャートに示すように、リファレンス電圧vrevp、vrefn(vrevp>vrefn)の電位が固定されている。従って、入力アンプ回路16の動作説明において述べた通り、PMOS30aの方がPMOS30bよりも強いオン状態となり、両者の合成電流Iref(固定電流)がNMOS32bを介して流れる。また、NMOS32a、32bはカレントミラー回路であるから、NMOS32aにも同じ固定電流Irefが流れる。
電流比較回路20は、第1および第2の信号Vca、Vcbに応じて流れる合成電流Ip2a+Ip2bと第3および第4の信号に応じて流れる固定電流Irefとを比較し、その電流差に応じて、差動信号RX+、RX−の電位振幅がリファレンス電圧vrevp、vrefnを超えているのか、いないのかを表す検出信号out1を出力する。電流比較回路20は、それぞれ入力アンプ回路16のPMOS22b、24bに対応する2つのPMOS28a、28bと、同じく、それぞれレプリカアンプ回路18のPMOS22b、24bに対応する2つのPMOS30a、30bと、カレントミラー回路である2つのNMOS32a、32bとによって構成されている。
PMOS28a、28bおよびPMOS30a、30bのソースは電源に接続されている。PMOS28a、28bは並列に配置され、そのゲートは、それぞれ入力アンプ回路16のPMOS22b、24bのドレイン(ノードVca、Vcb)に接続され、そのドレインは、NMOS32aのドレインに接続されている。一方、PMOS30a、30bも並列に配置され、そのゲートは、レプリカアンプ回路18のPMOS22b、24bのドレインに接続され、そのドレインは、NMOS32bのドレインに接続されている。NMOS32a、32bのゲートは、NMOS32bのドレインに接続され、そのソースはグランドに接続されている。また、NMOS32aのドレインから、電流比較回路20、すなわち、ピーク検出回路12の出力信号out1が出力されている。
電流比較回路20では、前述の通り、レプリカアンプ回路18の作用により、NMOS32aを介して固定電流Irefが流れる。また、入力アンプ回路16の作用により、差動信号RX+、RX−の電位振幅に応じてPMOS28a、28bから合成電流Ip2a+Ip2bが出力される。この時、出力信号out1として、合成電流Ip2a+Ip2bの方が固定電流Irefよりも大きい場合にはハイレベルが出力され、小さい場合にはローレベルが出力される(図3参照)。
その結果、図3のタイミングチャートに示すように、差動信号RX+、RX−の電位振幅が、リファレンス電圧vrevp、vrefnを超えていると、ピーク検出回路12の出力信号out1としてハイレベルが出力され、超えていないとローレベルが出力される。そのため、データ転送レートの1周期毎にデータの値が変化すると、出力信号out1として、パルス信号が出力される。また、複数ビット連続して同じデータが転送されると、それに応じてハイレベルのパルス幅も長くなる。
続いて、パルス幅延長回路14について説明する。
図4は、図1に示すパルス幅延長回路の構成を表す概略図である。同図に示すように、パルス幅延長回路14は、インバータ34と、リセット付き遅延回路36と、SRフリップフロップ38と、インバータ40とによって構成されている。
リセット付き遅延回路36の入力端子Aには、入力信号inがインバータ34によって反転された信号が入力され、その入力端子resetには、入力信号inが入力されている。また、リセット付き遅延回路36の出力端子Yからは、その出力信号rest_outが出力されている。出力信号rest_outは、次に述べるSRフリップフロップ38に入力される。
SRフリップフロップ38は、2つのNAND回路42a、42bによって構成されている。NAND回路42aの一方の入力端子には入力信号inが入力され、その他方の入力端子にはNAND回路42b、すなわち、SRフリップフロップ38の出力信号SR_outが入力される。また、NAND回路42bの一方の入力端子にはリセット付き遅延回路36の出力信号rest_outが入力され、その他方の入力端子にはNAND回路42aの出力信号が入力される。
SRフリップフロップ38の出力信号SR_outは、インバータ40によって反転され、パルス幅延長回路14の出力端子out2から信号out2として出力される。この出力信号out2は、図1に示すように、スケルチ検出回路10から、スケルチ信号Squelchとして出力される。
図5は、図4に示すリセット付き遅延回路の構成を表す回路図である。同図に示すように、リセット付き遅延回路36は、インバータ42と、2つのPMOS44a、44bと、遅延回路となる4つのインバータ46a、46b、46c、46dと、2つのNMOS48a、48bとによって構成されている。
PMOS44a、44bのソースは電源に接続され、そのゲートは、インバータ42を介して入力端子resetに接続され、そのドレインは、それぞれインバータ46a、46cの出力端子に接続されている。4つのインバータ46a、46b、46c、46dは、入力端子Aと出力端子Yとの間に直列に接続されている。NMOS48a、48bのソースはグランドに接続され、そのゲートは入力端子resetに接続され、そのドレインは、それぞれインバータ46b、46dの出力端子に接続されている。
パルス幅延長回路14では、図6のタイミングチャートに示すように、入力信号inがローレベルの場合、インバータ34およびリセット付き遅延回路36のインバータ42の出力信号はハイレベルである。従って、リセット付き遅延回路36のNMOS48a、48bおよびPMOS44a、44bはオフ状態であり、その出力信号rest_outはハイレベルである。また、SRフリップフロップ38のAND回路42aの出力信号はハイレベルであるから、SRフリップフロップ38のAND回路42bの出力信号SR_outはローレベル、パルス幅延長回路14の出力信号out2はハイレベルである。
続いて、入力信号inがローレベルからハイレベルに立ち上がると、インバータ34およびリセット付き遅延回路36のインバータ42の出力信号はローレベルとなる。従って、リセット付き遅延回路36のNMOS48a、48bおよびPMOS44a、44bはオン状態となり、その出力信号rest_outはローレベルにリセットされる。従って、AND回路42bの出力信号SR_outはハイレベル、AND回路42aの出力信号はローレベルとなり、パルス幅延長回路14の出力信号out2はローレベルとなる。
続いて、入力信号inがハイレベルからローレベルに立ち下がると、インバータ34およびリセット付き遅延回路36のインバータ42の出力信号はハイレベルとなる。従って、リセット付き遅延回路36のNMOS48a、48bおよびPMOS44a、44bはオフ状態となり、その出力信号rest_outはインバータ46a、46b、46c、46dによる遅延時間の後にハイレベルとなる。また、AND回路42aの出力信号はハイレベルであるから、AND回路42bの出力信号SR_outはローレベル、パルス幅延長回路14の出力信号out2はハイレベルとなる。
すなわち、パルス幅延長回路14では、入力信号inとして、所定パルス幅のハイレベルのパルス信号が入力されると、リセット付き遅延回路36のインバータ46a、46b、46c、46dによる遅延時間に相当する時間の後に、出力信号out2はハイレベルとなる。インバータ46a、46b、46c、46dによる遅延時間は、図7のタイミングチャートに示すように、出力信号out1のハイレベルのパルス幅の時間を含めて、差動信号RX+,RX−のデータ転送レートの1周期分の時間以上の時間である。
図7のタイミングチャートに示すように、パルス幅延長回路14によって、ピーク検出回路12の出力信号out1のハイレベルは延長され、差動信号RX+、RX−のデータ転送レートの1周期内でハイレベルからローレベルに変化することなく、データ転送状態である期間中、ハイレベルに維持される。なお、データ転送状態の最後の1周期の後に約1周期分のハイレベルが出力信号out2に追加されるが、この追加分は、シリアルデータ通信の規格内に収まっていれば何の問題もない。
このパルス幅延長回路14の出力端子out2から出力される出力信号out2は、図1に示すスケルチ検出回路10から、スケルチ信号Squelchとして出力される。
以上のように、従来のスケルチ検出回路50では、容量素子C1を所定の電位までチャージするために複数データの入力が必要であったが、本実施形態のスケルチ検出回路10では、ピーク検出回路12を用いているため、所定の電位振幅以上の信号が入力された時点で即座にスケルチ状態を検出することが可能である。また、レプリカバイアス技術を用いる(入力アンプ回路と同一構成のレプリカアンプ回路を用いる)ことで、プロセス、温度、電源電圧などの条件変動の影響を受けにくく、非常に安定したレベルでの検出が可能となる。また、パルス幅延長回路14は、遅延が最小となる条件で必要な遅延時間を確保するように調整すれば良いだけなので、その設計が容易となるメリットを備えている。
なお、ピーク検出回路およびパルス幅延長回路の具体例を挙げて説明したが、本発明のスケルチ検出回路は、これらの具体的な回路だけに限定されず、同等の機能を果たすことができる各種構成の回路を採用することが可能である。
例えば、ピーク検出回路は、PMOSとNMOSとを入れ替え、電源とグランドとを入れ替え、各信号の極性を反転させても同様の機能を実現できる。また、上記実施形態では、差動信号RX+、RX−の電位振幅が等しい場合、PMOS22b、24bに流れる電流が、NMOS26b、26cに流れる電流の約2倍の電流を流すことができるように設計されている。しかし、本発明は、上記約2倍に限定されず、必要に応じて適宜決定することができる。
また、パルス幅延長回路は、実施形態では、リセット付き遅延回路を使用しているが、これも必須の構成要素ではない。パルス幅延長回路と同等の機能を果たす回路は、従来各種構成のものが知られている。本発明では、それら従来公知のものを含め、各種構成のパルス幅延長回路を使用することができる。また、必要に応じて、各信号の極性を適宜反転させてスケルチ検出回路を構成することも可能である。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明のスケルチ検出回路について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明のスケルチ検出回路の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図1に示すピーク検出回路の構成を表す回路図である。 図2に示すピーク検出回路の動作を表すタイミングチャートである。 図1に示すパルス幅延長回路の構成を表す概略図である。 図4に示すリセット付き遅延回路の構成を表す回路図である。 図4に示すパルス幅延長回路の動作を表すタイミングチャートである。 図1に示すスケルチ検出回路の動作を表すタイミングチャートである。 スケルチ検出回路の動作を表す一例のタイミングチャートである。 従来のスケルチ検出回路の構成を表す一例の回路図である。 図9に示すスケルチ検出回路の動作を表すタイミングチャートである。 図9に示すヒステリシスコンパレータの構成を表す回路図である。 スケルチ検出回路の動作を表す別の例のタイミングチャートである。
符号の説明
10、50 スケルチ検出回路
12 ピーク検出回路
14 パルス幅延長回路
16 入力アンプ回路
18 レプリカアンプ回路
20 電流比較回路
20a、20b、26a、26b、26c、32a、32b、48a、48b、64a、64b、66、74a、74b NMOS(N型MOSトランジスタ)
22a、22b、24a、24b、28a、28b、30a、30b、44a、44b、68a、68b、70a、70b、72a、72b PMOS(P型MOSトランジスタ)
34、40、42、46a、46b、46c、46d、60 インバータ
36 リセット付き遅延回路
42a、42b NAND回路
52 ヒステリシスコンパレータ
54 パルス生成回路
56 ダイオード
R1 抵抗素子
C1 容量素子
58 シュミットトリガバッファ
62 AND回路
NMOS(N型MOSトランジスタ)
PMOS(P型MOSトランジスタ)

Claims (3)

  1. シリアルデータ通信において、所定の一定周期毎に転送される差動信号がスケルチレベルを超えている有効なものなのか、前記スケルチレベルを超えていない無効なものなのかを検出するスケルチ検出回路であって、
    前記差動信号の電位振幅が、前記スケルチレベルを超えているのか、いないのかを検出し、その検出信号を出力するピーク検出回路と、
    前記ピーク検出回路の検出信号のパルス幅を、該検出信号のパルス幅の時間を含めて、前記差動信号の1周期分の時間以上の時間だけ延長するパルス幅延長回路とを備え、
    前記ピーク検出回路は、前記差動信号の電位振幅に応じた電位を持つ第1および第2の信号を出力する入力アンプ回路と、
    前記入力アンプ回路と同一構成であり、前記スケルチレベルに相当するリファレンス電圧に応じた電位を持つ第3および第4の信号を出力するレプリカアンプ回路と、
    前記入力アンプ回路の第1および第2の信号に応じて流れる合成電流と前記レプリカアンプ回路の第3および第4の信号に応じて流れる固定電流とを比較し、その電流差に応じて、前記差動信号の電位振幅が前記リファレンス電圧を超えているのか、いないのかを表す前記検出信号を出力する電流比較回路とを備えることを特徴とするスケルチ検出回路。
  2. 前記入力アンプ回路は、
    前記差動信号が入力される入力部の2つのトランジスタと、
    2つのトランジスタを有し、その一方のトランジスタが電源またはグランドと前記入力部の一方のトランジスタの一方の端子との間に接続された第1のカレントミラー回路と、
    2つのトランジスタを有し、その一方のトランジスタが電源またはグランドと前記入力部の他方のトランジスタの一方の端子との間に接続された第2のカレントミラー回路と、
    前記入力部の2つのトランジスタの他方の端子とグランドまたは電源との間に接続された第1の定電流源と、
    電源またはグランドに接続された前記第1および第2のカレントミラー回路の他方のトランジスタとグランドまたは電源との間にそれぞれ接続された第2および第3の定電流源とを備え、
    前記第1および第2の信号は、それぞれ前記第1および第2のカレントミラー回路の他方のトランジスタと前記第2および第3の定電流源との間のノードから出力されることを特徴とする請求項1に記載のスケルチ検出回路。
  3. 前記電流比較回路は、
    グランドまたは電源に接続された2つのトランジスタを有する第3のカレントミラー回路と、
    電源またはグランドと前記第3のカレントミラー回路の一方のトランジスタとの間に並列に接続され、前記第1および第2の信号に各々対応する2つのトランジスタと、
    電源またはグランドと前記第3のカレントミラー回路の他方のトランジスタとの間に並列に接続され、前記第3および第4の信号に各々対応する2つのトランジスタとを備え、
    前記検出信号は、前記第1および第2の信号に各々対応する2つのトランジスタと前記第3のカレントミラー回路の一方のトランジスタとの間のノードから出力されることを特徴とする請求項1または2に記載のスケルチ検出回路。
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