JP4905806B2 - ガラス板積載台車 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス板積載台車に係り、詳しくは、走行車輪を有する台車の荷台に複数枚のガラス板を縦姿勢で並列に配列させる収納部を備えたガラス板積載台車に関する。
周知のように、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、及びフィールドエミッションディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ用のガラス基板に代表される各種のガラス板は、その製造工場等において、ガラス板積載台車に一時的に収納された状態で運搬される場合がある。すなわち、この種のガラス板積載台車は、製造工場等の各工程間を走行して移動するものであって、各工程での停止時にそれらの工程の作業エリア等と当該台車との間で、上述のガラス板の受け渡しを行うと共に適宜その運搬を行うように構成されている。
この種のガラス板積載台車として、下記の特許文献1によれば、走行車輪を有する台車の支持枠上に、複数本の長尺部材を間隔を設けて水平方向に並設すると共に、各長尺部材のそれぞれの上面に立設した複数本のガイドロッドに縦姿勢のガラス板を持たれ掛けさせ、且つ各長尺部材間に、ガラス板の積み降ろし時にガラス板の下辺が当接する複数個のローラを回動自在に配設した構成が開示されている。更に、同文献の段落[0027]には、ガラス板の積載台車からの取り出し時或いは積載台車への積み込み時に、取り出し装置の吸着パッドで吸着したり若しくは掴んだりすることが記載されている。
また、下記の特許文献2によれば、積載台車の所定の列に配列されたガラス板の側面部を吸着する吸着パッドを備えた吸着手段と、この吸着手段を積載台車とガラス板搬送手段との間で往復動させる吸着部往復動手段と、この吸着部往復動手段と共にガラス板を搬送させるガラス板搬送手段とからなり、吸着したガラス板を積載台車より引き出し、コンベア上に縦姿勢のまま供給するように構成したガラス板供給装置が開示されている。
特開2001−206544号公報 特開平11−100121号公報
ところで、上記の特許文献1、2に開示された積載台車は何れも、ガラス板を吸着パッドで吸着して取り出したり或いは積み込んだりするものであるため、複数枚のガラス板が縦姿勢で並列に配列される場合には、吸着パッドのストロークに伴うスペースがガラス板面方向に必要となるばかりでなく、複数枚のガラス板相互間に吸着パッドを挿入しなければならない。
そのため、ガラス板相互間の離間寸法としては、吸着パッドの占有スペース分とそれをガラス板の面に対して密着離反させるための移動スペース分との総和よりも長い寸法を確保しなければならず、積載台車上でのガラス板の収納効率が低下するという問題がある。更に、吸着パッドを用いてガラス板を保持していたのでは、ガラス板の面に対する傷や汚れの発生を余儀なくされるため、ガラス板の品位低下を招くという致命的な問題が生じるのみならず、近年のガラス板の大型化に的確に対処できないという問題をも生じる。
しかも、これらの文献に開示された積載台車は何れも、ガラス板の下辺を支持するローラが回転自在であるものの、回転駆動されるものではないため、このローラによってガラス板をガラス板面方向に移動させることができず、そのため吸着パッドや把持部材またはこれらに準じる部材の使用が必要不可欠になり、既述のような種々の問題が生じる。このような問題は、積載台車は元来、ガラス板を一時的に収納して工場内等の各工程間での運搬を行うことのみを目的として使用されているに過ぎないものであって、そのような積載台車へのガラス板の積み込み及び取り出しを行うに際しては、工場内等の各工程にそれぞれ吸着パッド等を有するロボットハンド或いはマニピュレータ等を設置しておくことが設備面やコスト面で有利であると考えられていたことに由来する。
本発明は、上記事情に鑑み、積載台車へのガラス板の積み込み時及び取り出し時に、吸着パッドや把持部材またはこれらに準じる部材の使用を不要として、積載台車へのガラス板の収納効率の向上及び作業能率の改善を図ると共に、ガラス板の品位の阻害を抑制することを技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために創案された本発明は、走行車輪を有する台車の荷台に、複数枚のガラス板を縦姿勢で並列に配列させる収納部を備えたガラス板積載台車において、前記収納部に、ガラス板面方向に沿って該収納部の底面上に一列に配列され且つガラス板の下辺を支持する正逆回転可能な複数個の下辺支持ローラと、該ガラス板の背面を立て掛け支持する複数個の背面支持ローラとが、ガラス板の収納可能枚数に応じた複数の収納列の各列毎に配備され、当該台車は、前記複数個の下辺支持ローラを正逆回転させる駆動源が搭載されておらず、前記複数個の下辺支持ローラは、当該台車の走行面上に別途配備された単一の駆動源により正逆回転駆動されるように構成され、前記複数個の下辺支持ローラは、当該台車が前記駆動源の配備位置に走行して到達した時点で、該駆動源から回転トルクを付与されて正逆回転駆動されるように構成され、前記複数個の下辺支持ローラに動力伝達ギヤが設けられると共に、それらの動力伝達ギヤの各隣接相互間に、それらの動力伝達ギヤに噛み合うアイドルギヤが配設され、且つ、それらの動力伝達ギヤ及びアイドルギヤの全てのギヤは、その中の一のギヤが前記駆動源から回転トルクを付与される単一の駆動ギヤに噛み合うことにより回転駆動されるように構成されていることに特徴づけられる。ここで、上記の「ガラス板面方向」とは、ガラス板の面に沿う方向であって且つその面と水平面(略水平面を含む)とが交差して得られる直線に沿う方向を意味する(以下、同様)。
このような構成によれば、積載台車の荷台に配備された収納部に縦姿勢で並列に配列されているガラス板の下辺が、ガラス板面方向に沿って一列に配列された正逆回転可能な複数個の下辺支持ローラにより支持され、且つそれらの下辺支持ローラが駆動源により正逆回転駆動されると共に、該ガラス板の背面は複数個の背面支持ローラにより立て掛け支持される。したがって、ガラス板を積載台車の収納部に対して積み込み或いは取り出す場合には、その作業開始時に、ガラス板は、背面が複数個の背面支持ローラにより支持された状態で、その下辺を支持する下辺支持ローラの回転駆動によってガラス板面方向に移動することになる。これにより、ガラス板の積載台車に対する積み込み時或いは取り出し時における作業能率が改善されると共に、積載台車の収納部に縦姿勢で並列に配列されている各ガラス板の相互間に、吸着パッドや把持部材その他これらに準じる部材を挿入する必要がなくなり、各ガラス板の配列ピッチを大幅に短くすることができるため、ガラス板の収納効率が効果的に高められる。更に、この作業開始時には、ガラス板の重量の大半が下辺支持ローラによって受けられて、ガラス板の背面から背面支持ローラに対しては僅かな重量が作用するのみでその反力も極めて小さいことから、ガラス板の面にローラから大きな力が作用することはなく、しかもガラス板の面に吸着力や把持力を作用させることが必要不可欠ではなくなるため、その面に傷や汚れが付き難くなり、ガラス板の品位低下を抑止することが可能となる。
また、本発明において、当該台車は、前記複数個の下辺支持ローラを正逆回転させる駆動源が搭載されておらず、前記複数個の下辺支持ローラは、当該台車の走行面上に別途配備された単一の駆動源により正逆回転駆動されるように構成されているここで、上記の「当該台車の走行面」とは、工場等で積載台車が現実に走行する走行面のみならず、現実に積載台車が走行しない面であっても現実の走行面の延長上にある面をも含む意味である(以下、同様)。
このような構成によれば、積載台車に駆動源を搭載せずとも、当該台車が工場等の走行面を走行して移動し、該走行面上に別途配備されている単一の駆動源の配備位置において該駆動源が複数個の下辺支持ローラを回転駆動することにより、上記の利点を確実に享受できることになる。したがって、積載台車が一時的にガラス板を収納して運搬するのみであるという本来的な目的を逸脱することがなくなり、軽量化や良好な走行性を維持しつつ、台車としての機能を十分に発揮できることになる。
更に、本発明において、前記複数個の下辺支持ローラは、当該台車が前記駆動源の配備位置に走行して到達した時点で、該駆動源から回転トルクを付与されて正逆回転駆動されるように構成されている
すなわち、積載台車が単一の駆動源の配備位置に到達しない限り、複数個の下辺支持ローラが駆動源から回転トルクを付与されないため、積載台車の走行時に誤動作に起因してガラス板が下辺支持ローラにより強制移動させられる等の事態が生じ得ず、ガラス板を収納部の定位置に確実に保持しておくことが可能となる。なお、単一の駆動源は、積載台車に対するガラス板の積み込み作業エリアまたは取り出し作業エリアに配備されていることが好ましい。
以上の構成において、前記単一の駆動源が、各収納列の相互間を移動することにより、各収納列毎にそれぞれ配備された前記複数個の下辺支持ローラが該駆動源により回転駆動されるように構成することができる。
このようにすれば、積載台車の収納部における一の収納列の各下辺支持ローラを単一の駆動源で正逆回転駆動できるのみならず、複数の収納列の各下辺支持ローラをも、その単一の駆動源で正逆回転駆動できるため、収納列の数が多い場合には、極めて大幅な部品点数の削減や装置の製作コストの低廉化が図られる。また、各収納列の相互間を移動するのは、単一の駆動源のみであるため、作業の迅速化や作業能率が阻害されることもない。
また、本発明において、前記複数個の下辺支持ローラに動力伝達ギヤが設けられると共に、それらの動力伝達ギヤの各隣接相互間に、それらの動力伝達ギヤに噛み合うアイドルギヤが配設され、且つ、それらの動力伝達ギヤ及びアイドルギヤの全てのギヤは、その中の一のギヤが前記モータから回転トルクを付与される単一の駆動ギヤに噛み合うことにより回転駆動されるように構成される
このようにすれば、積載台車の収納部の各収納列においては、単一のギヤ(下辺支持ローラの動力伝達ギヤまたはアイドルギヤの何れでもよい)に回転駆動力を付与するのみで、複数個の下辺支持ローラの全てが同一方向に回転駆動されることになり、下辺支持ローラの駆動機構の簡素化が図られる。なお、全ての下辺支持ローラの動力伝達ギヤを同一緒元にすると共に、全てのアイドルギヤも同一緒元にすれば、全ての下辺支持ローラが同速度で回転駆動される。
更に、以上の構成において、各収納列の前後に隣り合う収納列は、前側の収納列の最も後方に位置する背面支持ローラの最後端が、後側の収納列の下辺支持ローラの最前端よりも後方に位置していることが好ましい。
すなわち、前後に隣り合う収納列について着目すると、前側の収納列の構成要素の全てが、後側の収納列の構成要素の全てよりも前方に位置しているのではなく、前側の収納列の構成要素の一部つまり前側の収納列の最も後方に位置する背面支持ローラの最後端が、後側の収納列の構成要素の一部つまり後側の収納列の下辺支持ローラの最前端よりも、後方に位置している。この事は、収納部内において、ガラス板の配列ピッチが小さいことを意味していることになり、これにより収納部におけるガラス板の収納効率が確実に高くなる。
このような観点から、前記収納部における複数の収納列の前後に隣り合う収納列は、前側の収納列の最も前方に位置する背面支持ローラの最後端が、後側の収納列の下辺支持ローラの最前端よりも後方に位置していることが更に好ましい。
このようにすれば、前側の収納列における上記の場合よりも前方に存する構成要素の一部が、後側の収納列の下辺支持ローラの最前端よりも、後方に位置していることから、更なる収納効率の向上が図られる。
また、以上の構成において、当該台車の走行面上における前記駆動源の近傍位置に、ガラス板面方向に沿って前記収納部に対するガラス板の搬入及び搬出が可能な搬送部が配備され、該搬送部に、ガラス板面方向に沿って一列に配列され且つガラス板の下辺を支持して該ガラス板を正逆方向に移動させるべく正逆回転駆動される複数個の下辺支持ローラと、該ガラス板の背面を立て掛け支持する複数個の背面支持ローラとを一枚のガラス板に対応して備えてなる搬送ユニットが配備されると共に、該搬送ユニットは、前記収納部におけるガラス板の配列方向に沿って該搬送部の底面上で移動可能とされ、且つ、当該台車が前記駆動源の近傍位置に走行して到達した時点で、前記搬送ユニットにより前記収納部に対するガラス板の搬入及び搬出が行われるように構成することができる。
このようにすれば、積載台車の収納部に対するガラス板の積み込み時及び取り出し時には、積載台車を走行させて搬送部に隣接する位置で停止させるが、この場合においては、積載台車の収納部に配列されるガラス板と、搬送部の搬送ユニットに保持される一枚のガラス板とが、同一方向に沿うように両者を隣接して配置させる。この時点では、搬送部の近傍位置に駆動源が配置されているので、積載台車の収納部における複数個の下辺支持ローラは、この駆動源によって回転駆動されることになる。このような状態の下で、ガラス板を積載台車の収納部に積み込む際には、搬送部における一枚のガラス板を保持してなる搬送ユニットを、収納部における複数の収納列のうち、所望の一の収納列の隣接位置まで移動させて、搬送ユニットの複数個の下辺支持ローラと、収納部の一の収納列の複数個の下辺支持ローラとを、一直線に沿うように一列に並ばせる。この状態で、搬送ユニットの下辺支持ローラと収納部の下辺支持ローラとを正方向に回転駆動させれば、搬送ユニットに支持されているガラス板が、搬送ユニットの背面支持ローラ及び収納部の背面支持ローラによってその背面を立て掛け支持された状態で、正方向つまり収納部側に向かって移動し、最終的には収納部の一の収納列に搬入されて収納された状態となる。このような動作を、所定回数に亘って実行することにより、搬送ユニットから収納部の所定数の収納列にガラス板がそれぞれ搬入されて収納された状態となる。これとは逆に、積載台車の収納部から搬送部にガラス板を取り出す場合には、収納部の下辺支持ローラと背面支持ローラとによって支持されて収納されている所望の収納列の隣接位置まで、ガラス板が支持されていない搬送ユニットを移動させる。このような状態の下で、収納部の下辺支持ローラと搬送ユニットの下辺支持ローラとを逆方向に回転駆動せれば、収納部に収納されているガラス板が、収納部の背面支持ローラ及び搬送ユニットの背面支持ローラによってその背面を立て掛け支持された状態で、逆方向つまり搬送ユニット側に向かって移動し、最終的には搬送ユニットに搬出されて支持された状態となる。以上のような動作により、搬送部と収納部との間でガラス板の受け渡しが行われるが、その際に、積載台車の収納部には、複数の収納列の各列毎に、下辺支持ローラと背面支持ローラとが予め配設されていることから、搬送ユニットがそれらの収納列の隣接位置に移動した時点で、収納部に対するガラス板の搬入及び搬出を即座に行えることになり、作業の迅速化及び作業能率の向上が図られる。
以上のような構成とされたガラス板積載台車に対する積み込み及び取り出しの対象となるガラス板は、フラットパネルディスプレイ用ガラス基板とすることができる。
このようにすれば、近年におけるフラットパネルディスプレイ用ガラス基板の薄肉大型化に適切に対処した上で、既に述べた効果を確実且つ顕著に得ることが可能となる。
以上のように本発明に係るガラス板積載台車によれば、ガラス板を当該台車の収納部に対して積み込み或いは取り出しをする場合には、その作業開始時に、ガラス板は、背面が複数個の背面支持ローラにより支持された状態で、その下辺を支持する下辺支持ローラの駆動源による回転駆動によってガラス板面方向に移動することになる。これにより、ガラス板の積載台車に対する積み込み時或いは取り出し時における作業能率が改善されると共に、積載台車の収納部に配列されている各ガラス板の相互間に、吸着パッドその他の把持部材等を挿入する必要がなくなるため、ガラス板の収納効率が大幅に高められ、更には、ガラス板の面に吸着力や把持力を作用させることが必要不可欠ではなくなるため、その面に傷や汚れが付き難くなり、ガラス板の品位低下を抑止することが可能となる。しかも、積載台車が単一の駆動源の配備位置に到達しない限り、複数個の下辺支持ローラが駆動源から回転トルクを付与されないため、積載台車の走行時に誤動作に起因してガラス板が下辺支持ローラにより強制移動させられる等の事態が生じ得ず、ガラス板を収納部の定位置に確実に保持しておくことが可能となる。加えて、積載台車の収納部の各収納列においては、単一のギヤ(下辺支持ローラの動力伝達ギヤまたはアイドルギヤの何れでもよい)に回転駆動力を付与するのみで、複数個の下辺支持ローラの全てが同一方向に回転駆動されることになり、下辺支持ローラの駆動機構の簡素化が図られる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態においては、ガラス板として、略矩形を呈するフラットパネルディスプレイ用のガラス基板、特に液晶ディスプレイやプラズマディスプレイに用いられるガラス基板を対象とした場合を例示する。
図1は、本発明の実施形態に係る積載台車1の概略縦断正面図であり、図2は、その積載台車1の概略縦断側面図である。なお、図8は、その積載台車1が搬送部15のガラス板面方向(A−A方向)の一方側に隣接して停止している状態を示す概略横断平面図である。ここでは、先ず便宜上、積載台車1と搬送部15との概略構成を図8に基づいて説明しておく。同図に示すように、積載台車1の荷台に設けられた収納部2は、ガラス板Gを収納保持するための10〜70列(例えば20列)の収納列2Aを有し、一つの収納列2Aは一枚のガラス板Gを収納保持する構成とされている。一方、搬送部15は、一枚のガラス板Gを保持した状態で収納部2のガラス板Gの配列方向(B−B方向)に対し独立して移動可能な搬送ユニット17を、一台または二台以上で且つ収納部2のガラス板収納可能枚数の1/5以下の台数だけ備えている。そして、収納部2に収納されるガラス板Gと、搬送ユニット17に保持されるガラス板Gとは、平面視で同一方向に沿うように方向性が設定されている。なお、積載台車1は、一の工程における作業エリアにて例えば上記の搬送部15から複数枚のガラス板Gを積み込み一時的に収納して、他の工程における作業エリアまで運搬した後にそれらのガラス板Gを取り出すために使用されるものである。
次に、積載台車1の構成について詳述すると、図1及び図2に示すように、この積載台車1は、下端に存する四個の走行車輪1aの上部に設置された荷台としての筐体5の内部空間が収納部2とされ、筐体5の底面板材5Aの直上方に、ガラス板Gの下辺を支持して横軸(水平軸)X廻りに正逆回転可能な複数個の下辺支持ローラ6が、ガラス板面方向に沿って一列に配列されている。また、収納部2には、複数本の桟12Aが多段に配列された棚部材12が配設され、この複数本の桟12Aにそれぞれ、ガラス板Gの背面を立て掛け支持する複数個の背面支持ローラ13が縦軸Y廻りに回転可能に取り付けられている。この場合、背面支持ローラ13は、ガラス板Gを所定角度だけ傾斜した状態で立て掛け支持するように配設されている。この収納部2の収納列2Aには各列毎に、複数個の下辺支持ローラ6及びアイドルギヤ7からなるローラ列と、複数個の背面支持ローラ13が取り付けられた棚部材12とが配設されている。なお、筐体5は、ガラス板面方向の少なくとも一方側(図2の左側)が、収納部2に対するガラス板Gの搬入及び搬出が可能となるように開口している。
そして、図3に詳細に示すように、複数列の収納列2Aのうち前後に隣り合う収納列2Aにおいては、前側(同図の右側)の収納列2Aの最も後方に位置する背面支持ローラ13(最上段の背面支持ローラ13)の最後端が、後側(同図左側)の収納列2Aの下辺支持ローラ6の最前端よりも後方に位置している。更には、前側の収納列2Aの最も前方に位置する背面支持ローラ13(最下段の背面支持ローラ13)の最後端が、後側の収納列2Aの下辺支持ローラ6の最前端よりも後方に位置している。したがって、この収納部2におけるガラス板Gの収納効率は、極めて高いものとなっている。
一方、床面F上(積載台車の走行面上)における搬送部15の近傍位置には、駆動源としての正逆回転可能な収納部用モータ9が配備されている。詳述すると、この収納部用モータ9は、図4及び図5に示すように、床面F上に固定された枠状基台3の上部に設置され、ボールねじ機構を備えた駆動機構14(またはLMガイドとラックとピニオンとの組み合わせを備えた駆動機構等)の動作によって、レール14aに案内されてガラス板Gの配列方向に移動可能とされると共に、エアシリンダ等を昇降源11とする昇降機構の動作によって上下動可能とされている。
更に、積載台車1の各収納列2A毎に配列された複数個の下辺支持ローラ6には、図6に示すように、動力伝達ギヤ6Gが固定または一体形成されると共に、それらのギヤ6Gの各隣接相互間には、それらのギヤ6Gに噛み合うアイドルギヤ7が配設され、このギヤ列の一方側の端部には、動力伝達ギヤ6Gに噛み合う被駆動用ギヤ8が存在している。そして、積載台車1が走行して搬送部15に隣接する位置で停止した状態の下では、収納部用モータ9の出力軸の正逆回転トルクが付与される駆動用ギヤ10が、上記ギヤ列の被駆動用ギヤ8に噛合及び離反可能とされている。
すなわち、エアシリンダ11等を有する昇降機構の動作により収納部用モータ9が上動した場合には、図7に示すように、筐体5の底面部材5Aに形成された開口部5Aaを通じて駆動用ギヤ10が被駆動用ギヤ8に噛み合うことにより、全ての下辺支持ローラ6が同方向に回転駆動されるのに対して、収納部用モータ9が下動した場合には、駆動用ギヤ10と被駆動用ギヤ8との噛み合いが解除されるようになっている。加えて、収納部用モータ9は、ガラス板Gの配列方向に移動可能とされていることから、収納部用モータ9と共に移動する駆動用ギヤ10は、複数列(例えば20列)の収納列2Aのうち何れかの収納列2Aにおけるローラ列の被駆動用ギヤ8に噛み合うようになっている。
図9及び図10は、搬送部15の一の搬送ユニット17の構成をそれぞれ示す全体概略側面図及び要部拡大平面図であり、図11及び図12は、搬送ユニット17にガラス板Gが収納保持された状態をそれぞれ示す全体概略正面図及び要部拡大正面図である。
図9に示すように、床面F上に固定設置された筐体16は、床面Fから離隔した所定高さ位置に水平面に沿う底面板材16Aを有し、この筐体16における底面板材16Aの上方空間が搬送部15とされている。したがって、この実施形態では、底面板材16Aの上面が、搬送部15の底面とされている。そして、この底面板材16A上には、一対のレール16aが固定され、搬送ユニット17は、このレール16aに案内されて収納部2のガラス板G配列方向に移動可能とされている。また、搬送ユニット17の基底板18の上部には、複数本の桟19が多段に配列された棚部材20が固定されると共に、この棚部材20の最下部には、ガラス板Gの下辺を支持して横軸X1廻りに正逆回転駆動される複数個の下辺支持ローラ21が、ガラス板面方向に沿って一列に配列されている。
図10に詳細に示すように、複数個の下辺支持ローラ21は横軸X1上にそれぞれベベルギヤ22が固定されると共に、これらのベベルギヤ22に、ガラス板面方向に延びる単一の駆動軸23上に固定された複数個のベベルギヤ24が噛み合い、このうちの一個のベベルギヤ24に、搬送部用モータ25の正逆回転する出力軸の回転トルクが付与される駆動用ベベルギヤ26が噛み合っている。したがって、搬送部用モータ25の出力軸が正逆回転することによって、複数個の下辺支持ローラ21が同方向に回転する。
また、図9に示すように、棚部材20の複数本の桟19にはそれぞれ、ガラス板Gの背面を立て掛け支持する複数個の背面支持ローラ27が縦軸Y1廻りに回転可能に取り付けられている。この場合、背面支持ローラ27は、ガラス板Gを所定角度だけ傾斜した状態で立て掛け支持するように配設されている(図12参照)。なお、筐体16の底面板材16Aの上方(搬送部15)は、ガラス板面方向の両端がガラス板Gの搬入及び搬出が可能となるように開口している。
一方、図11に示すように、搬送ユニット17の基底板18には、上記の棚部材20をガラス板Gの傾斜に倣って傾斜状態で支持する支柱28が立設固定されると共に、基底板18は、その下方に固定されたスライダ29がレール16aに係合しており、したがって搬送ユニット17は、図例のようなボールねじ機構を備えた駆動機構30、またはLMガイドとラックとピニオンとの組み合わせを備えた駆動機構等によって、レール16aに案内されてガラス板Gの配列方向に移動可能とされている。なお、2台の搬送ユニット17は、それぞれ別個の駆動機構30により独立して移動可能となるように構成されている。
また、これらの搬送ユニット17には、棚部材20の上端に、ガラス板Gの前面側への倒れを防止して正規の縦姿勢に復帰させる倒れ防止部材31が取り付けられている。この倒れ防止部材31は、搬送ユニット17に正規の縦姿勢で支持されているガラス板Gの上端部の前方側を離隔して覆う覆設部31aを有し、ガラス板Gの下端が下辺支持ローラ21を支点としてその上端が前方側に移動しても、ガラス板Gは垂直姿勢になる前段階で覆設部31aに当接してその自重により正規の縦姿勢に復帰するようになっている。
以上のような構成によれば、先ず、積載台車1は、床面Fを走行して一の工程の作業エリアに設置されている搬送部15に対して図8に示す態様となるようにその隣接位置で停止する。このような状態の下で、搬送部15の搬送ユニット17は、駆動機構30によりB−B方向に沿って移動して、積載台車1の収納部2における空の状態にある所要の収納列2Aの隣接位置まで移動する。これと同時期に、収納部用モータ9は、駆動機構14によりB−B方向に移動して、上記収納列2Aの下辺支持ローラ6を含むローラ列の一端に存する被駆動用ギヤ8の直下に到達する。この時点では、上記収納列2Aの複数個の下辺支持ローラ6の高さ位置と、搬送ユニット17の下辺支持ローラ21の高さ位置とが同一であると共に、上記収納列2Aの背面支持ローラ13によるガラス板Gの立て掛け角度と、搬送ユニット17の背面支持ローラ27によるガラス板Gの立て掛け角度とが同一である。また、上記収納列2Aの複数個の下辺支持ローラ6の配列ピッチと、搬送ユニット17の下辺支持ローラ21の配列ピッチとが同一であり、且つ上記収納列2Aと搬送ユニット17との両者の対向端部にそれぞれ存する両下辺支持ローラ6、21間のピッチも、上記の配列ピッチと同一になっている。
このような状態の下で、搬送部15の搬送部用モータ25を正転させることにより、搬送ユニット17の複数個の下辺支持ローラ21を正転駆動させると共に、収納部2の収納部用モータ9を上動させて正転させることにより、上記収納列2Aの複数個の下辺支持ローラ6をも正転駆動させる。これにより、ガラス板Gは、搬送ユニット17の複数個の背面支持ローラ27及び上記収納列2Aの複数個の背面支持ローラ13によりその背面を支持された状態で、搬送ユニット17から上記収納列2Aに移動して行き、当該収納列2Aに搬入されて収納保持された状態となる。この後は、ガラス板Gを再び受け取った搬送ユニット17を更にB−B方向に移動させると共に、収納部用モータ9についても下動させた後に同様にB−B方向に移動させ、両者の下辺支持ローラ21、6を回転駆動させることにより、ガラス板Gを他の収納列2Aに収納保持させる。このような動作を繰り返して実行することにより、所要枚数のガラス板Gが積み込まれた積載台車1は、他の工程の作業エリアまで走行して、上記とは逆の動作によって収納列2Aから搬送ユニット17にガラス板Gを搬出する。
すなわち、例えば他の工程の作業エリアにおいて、積載台車1の収納部2から搬送部15にガラス板Gを搬出させるには、ガラス板Gが収納保持された状態にある所要の収納列2Aに対応する位置まで収納部用モータ9を移動させると共に、その収納列2Aの隣接位置まで一方の搬送ユニット17を移動させる。このような状態で、収納部用モータ9を上動させて逆転させることによりその収納列2Aの複数個の下辺支持ローラ6を逆転駆動させると共に、搬送部用モータ25を逆転させることにより搬送ユニット17の複数個の下辺支持ローラ21をも逆転駆動させる。これにより、ガラス板Gは、上記収納列2Aの複数個の背面支持ローラ13及び搬送ユニット17の複数個の背面支持ローラ27によりその背面を支持された状態で、上記収納列2Aから搬送ユニット17に搬出されて移動して行き、搬送ユニット17に保持された状態となる。この後は、ガラス板Gを排出して空の状態になった搬送ユニット17を、他のガラス板Gが収納保持された状態にある収納列2Aの隣接位置まで移動させると共に、収納部用モータ9を、その収納列2Aに対応する位置まで移動させ、このような状態で、再びガラス板Gを各収納列2Aから搬送ユニット17に搬出する。そして、収納部2が全て空の状態になった積載台車1は、再びガラス板Gの積み込みを行うために、他の工程の作業エリアまで走行していく。
このような動作が行われることにより、積載台車1の収納部2に対するガラス板Gの積み込み時(搬入時)及び取り出し時(搬出時)に、吸着パッドや把持部材その他これらに準じる部材を使用する必要がなくなり、ガラス板Gの収納効率が高められると共に、ガラス板Gの面に傷や汚れが付き難くなり、ガラス板の品位低下が抑止される。
なお、以上の実施形態では、駆動源(収納部用モータ)9を床面Fに別途配備したが、このようにせずに、駆動源9を積載台車1に搭載してもよい。
また、以上の実施形態では、積載台車1の収納部2との間でガラス板Gの受け渡しを行う搬送部15の搬送ユニット17が、複数個の背面支持ローラ27と、回転駆動される複数個の下辺支持ローラ21とを有するものであるため、ガラス板Gを保持するための吸着パッドや把持部材その他これらに準じる部材を不要とするが、搬送部15がこのような構成でなくても、積載台車1の収納部2に対してガラス板Gが所定寸法だけ突出するまで移動できさえすれば、その突出した部分を上記の吸着パッド等で保持して積み込み及び取り出しを行うことも可能である。このようにした場合であっても、ガラス板Gの収納効率や作業性等の面においては十分な利点を享受することができると共に、吸着パッド等によるガラス板の保持時間が短くなるため、品位低下の抑制にもつながる。
本発明の実施形態に係るガラス板積載台車の縦断正面図である。 本発明の実施形態に係るガラス板積載台車の縦断側面図である。 本発明の実施形態に係るガラス板積載台車の構成要素である収納部の要部拡大縦断正面図である。 本発明の実施形態に係るガラス板積載台車の構成要素である下辺支持ローラを回転駆動させる駆動源及びその周辺を示す概略正面図である。 本発明の実施形態に係るガラス板積載台車の構成要素である下辺支持ローラを回転駆動させる駆動源及びその周辺を示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係るガラス板積載台車の構成要素である下辺支持ローラ及びそれを回転駆動させる駆動源の構造を示す概略斜視図である。 本発明の実施形態に係るガラス板積載台車の構成要素である下辺支持ローラを駆動源が回転駆動させている状態を示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係るガラス板積載台車が搬送部に隣接して配置されている状態を示す概略横断平面図である。 前記搬送部を示す縦断側面図である。 前記搬送部の構成要素である下辺支持ローラ及びその周辺を示す要部概略平面図である。 前記搬送部を示す縦断正面図である。 前記搬送部の搬送ユニットの要部を示す要部拡大縦断正面図である。
符号の説明
1 ガラス板積載台車
1a 走行車輪
2 収納部
2A 収納列
6 収納部の下辺支持ローラ
6G 動力伝達ギヤ
7 アイドルギヤ
9 駆動源(収納部用モータ)
13 収納部の背面支持ローラ
15 搬送部
17 搬送ユニット
21 搬送ユニットの下辺支持ローラ
27 搬送ユニットの背面支持ローラ
G ガラス板

Claims (6)

  1. 走行車輪を有する台車の荷台に、複数枚のガラス板を縦姿勢で並列に配列させる収納部を備えたガラス板積載台車において、
    前記収納部に、ガラス板面方向に沿って該収納部の底面上に一列に配列され且つガラス板の下辺を支持する正逆回転可能な複数個の下辺支持ローラと、該ガラス板の背面を立て掛け支持する複数個の背面支持ローラとが、ガラス板の収納可能枚数に応じた複数の収納列の各列毎に配備され
    当該台車は、前記複数個の下辺支持ローラを正逆回転させる駆動源が搭載されておらず、前記複数個の下辺支持ローラは、当該台車の走行面上に別途配備された単一の駆動源により正逆回転駆動されるように構成され、
    前記複数個の下辺支持ローラは、当該台車が前記駆動源の配備位置に走行して到達した時点で、該駆動源から回転トルクを付与されて正逆回転駆動されるように構成され、
    前記複数個の下辺支持ローラに動力伝達ギヤが設けられると共に、それらの動力伝達ギヤの各隣接相互間に、それらの動力伝達ギヤに噛み合うアイドルギヤが配設され、且つ、それらの動力伝達ギヤ及びアイドルギヤの全てのギヤは、その中の一のギヤが前記駆動源から回転トルクを付与される単一の駆動ギヤに噛み合うことにより回転駆動されるように構成されていることを特徴とするガラス板積載台車。
  2. 前記単一の駆動源が、各収納列の相互間を移動することにより、各収納列毎にそれぞれ配備された前記複数個の下辺支持ローラが該駆動源により回転駆動されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス板積載台車。
  3. 各収納列の前後に隣り合う収納列は、前側の収納列の最も後方に位置する背面支持ローラの最後端が、後側の収納列の下辺支持ローラの最前端よりも後方に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載のガラス板積載台車。
  4. 各収納列の前後に隣り合う収納列は、前側の収納列の最も前方に位置する背面支持ローラの最後端が、後側の収納列の下辺支持ローラの最前端よりも後方に位置していることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のガラス板積載台車。
  5. 当該台車の走行面上における前記駆動源の近傍位置に、ガラス板面方向に沿って前記収納部に対するガラス板の搬入及び搬出が可能な搬送部が配備され、該搬送部に、ガラス板面方向に沿って一列に配列され且つガラス板の下辺を支持して該ガラス板を正逆方向に移動させるべく正逆回転駆動される複数個の下辺支持ローラと、該ガラス板の背面を立て掛け支持する複数個の背面支持ローラとを一枚のガラス板に対応して備えてなる搬送ユニットが配備されると共に、該搬送ユニットは、前記収納部におけるガラス板の配列方向に沿って該搬送部の底面上で移動可能とされ、且つ、当該台車が前記駆動源の近傍位置に走行して到達した時点で、前記搬送ユニットにより前記収納部に対するガラス板の搬入及び搬出が行われるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のガラス板積載台車。
  6. 前記ガラス板は、フラットパネルディスプレイ用ガラス基板であることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のガラス板積載台車。
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