JP4905605B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、表示部材の撓みの変化に起因した面白みを遊技者が感じることを実現できる可撓性を有する表示部材を備えた遊技機に関する。ここで可撓性を有する表示部材とは、マイクロカプセル型電気泳動方式等を使用した表示部材に限らず、可撓性があって図柄等を表示できる表示部材の意味であり、例えば、有機ELディスプレイ、フレキシブルLCDなどを含む。
従来の遊技機には電子ペーパー(可撓性を有する表示部材)を表示装置として使用したものがある。この表示装置は、ベルト状の電子ペーパーを巻き出したり巻き取ったりすることにより、不可視状態の電子ペーパーをあるタイミングで表示装置前面へ出現させて可視状態にし、この出現する過程において、電子ペーパーガイドで電子ペーパーに所定の撓みを形成するものである。(例えば特許文献1参照)。
特開2005−152373号公報(0005、0011〜0019、0023〜0025段落、図3、図6、図7)
上述した表示装置は、表示部材が撓んではいるものの、可視状態下における表示部材の撓み形状は常に決まった形であって、遊技の面白さとしては、不可視状態の表示部材が出現して可視状態になることにあり、表示部材の撓みの変化に起因する遊技の面白さは無かった。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、表示部材の撓みの変化に起因した面白みを遊技者が感じることを実現できる可撓性を有する表示部材を備えた遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技球が入球不可能な閉鎖状態および前記遊技球が入球可能な開放状態に変化可能な可変入球口と、
前記遊技球が前記始動口に入球することに基づいて、前記可変入球口を開放する大当り又は前記可変入球口を開放しない外れを判定する当落判定手段と、
前記当落判定手段が大当りを判定したときには大当りの図柄を表示し、前記当落判定手段が外れを判定したときには外れの図柄を表示する表示装置と、
を備え、
前記表示装置は、
可撓性を有する表示部材と、
前記表示部材の一端部に設けられた第1及び第2の撓み量変更機構と、
前記表示部材の他端部に設けられた第3及び第4の撓み量変更機構と、
を具備し、
前記第1の撓み量変更機構が、前記表示部材の表面に対して略垂直方向で且つ前記表示部材の一方側から他方側に前記表示部材を撓ませる力を前記表示部材の一端部に与え、
前記第2の撓み量変更機構が、前記表示部材の表面に対して略垂直方向で且つ前記表示部材の他方側から一方側に前記表示部材を撓ませる力を前記表示部材の一端部に与え、
前記第3の撓み量変更機構が、前記第1の撓み量変更機構に対向するように設けられ、前記表示部材の表面に対して略垂直方向で且つ前記表示部材の一方側から他方側に前記表示部材を撓ませる力を前記表示部材の他端部に与え、
前記第4の撓み量変更機構が、前記第2の撓み量変更機構に対向するように設けられ、前記表示部材の表面に対して略垂直方向で且つ前記表示部材の他方側から一方側に前記表示部材を撓ませる力を前記表示部材の他端部に与えることを特徴とする。
本発明の実施の形態1による遊技盤を示す前面図である。 本発明の実施の形態1による遊技機の全体構成を示す前面図である。 本発明の実施の形態1による遊技機の全体構成を示す後面図である。 本発明の実施の形態1による遊技機の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による遊技機のメイン制御装置のメインプログラムを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による遊技機のメイン制御装置のメインプログラムの一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による遊技機のメイン制御装置のメインプログラムの一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による電子ペーパー表示装置を模式的に示す斜視図である。 (A),(B)は、本発明の実施の形態2による電子ペーパー表示装置の電子ペーパーを波立たせて動かす機構を模式的に示す平面図である。 (A),(B)は、本発明の実施の形態2による電子ペーパー表示装置の電子ペーパーを波立たせて動かす機構を模式的に示す平面図である。 (A),(B)は、実施の形態2による電子ペーパーを波立たせて動かす機構の変形例1を説明するための平面図である。 実施の形態2による電子ペーパーを波立たせて動かす機構の変形例1を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態3による電子ペーパー表示装置の電子ペーパーを波立たせて動かす機構を模式的に示す斜視図である。 (A)は、図13に示す電子ペーパーを波立たせて動かす機構を部分的に詳細に示す斜視図であり、(B)〜(D)は、(A)に示す機構の部品を示す斜視図である。 実施の形態3による電子ペーパーを波立たせて動かす機構の変形例を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態4による電子ペーパー表示装置の電子ペーパーを波立たせて動かす機構を模式的に示す斜視図である。 図16に示す機構によって電子ペーパーを動かしている様子を説明する模式図である。 (A)〜(D)は、本発明の実施の形態5による電子ペーパー表示装置の電子ペーパーを波立たせて動かす機構を模式的に示す図である。 図18に示す機構によって電子ペーパーを動かす方法を説明する模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による遊技機は、パチンコ球が始動口に入賞したことを条件に抽選を行ってその抽選結果に応じて変動パターンを設定し、変動パターンの設定結果に基づいて図柄遊技の演出パターンを設定するものであり、可撓性を有する電子ペーパー表示装置を備えている。この電子ペーパー表示装置は、図柄を表示する電子ペーパーを有し、この電子ペーパーを撓ませ、この撓みを変化させながら図柄を表示するものであり、遊技者が前方から視覚的に認識可能にされている。尚、ここでいう電子ペーパーは、可撓性があって図柄を表示できるペーパーであればよく、例えば有機ELディスプレイなどである。
電子ペーパー表示装置の電子ペーパーには識別図柄領域が形成されており、識別図柄領域内には識別図柄が表示される。識別図柄は、例えば、左列・中列・右列の3列の数字図柄およびブランク図柄からなるものであり、この識別図柄は遊技者に大当りおよび外れを報知する図柄として機能する。このように識別図柄を電子ペーパー表示装置に表示することにより遊技者に提供する遊技を図柄遊技と称する。
1.遊技機の機械的構成および電気的構成について
パチンコホールの台島には、図2および図3に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端面には前枠2が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この前枠2の前面には、下端部に位置して横長な長方形状の下皿板3が固定されており、下皿板3の前面には上面が開口する下皿4が固定されている。また、前枠2の前面には下皿板3の上方に位置して上皿板5が装着されており、上皿板5の前面には上面が開口する上皿6が固定されている。この上皿板5の後面には右端部に位置してスピーカ7が固定されており、スピーカ7の駆動時にはスピーカ7から前方の遊技者に遊技音が出力される。
下皿板3の前面には右端部に位置してハンドル台8が固定されており、ハンドル台8には発射ハンドル9が前後方向へ延びる水平な軸を中心に回動可能に装着されている。この発射ハンドル9の後方には、図3に示すように、発射モータ10が固定されており、発射モータ10の回転軸には、図2に示すように、打球槌11が連結されている。この発射モータ10は打球槌11の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル9が図2の時計回り方向へ回動操作されたときには発射モータ10に駆動電源が与えられ、打球槌11が駆動することに基づいて上皿6内のパチンコ球を上皿6内から弾き出す。
前枠2の前面には、図2に示すように、矩形状の窓枠12が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されており、窓枠12の内周面には透明なガラス窓13が固定されている。また、前枠2の後面には額縁状の機構盤が固定されている。この機構盤には正方形状の遊技盤14(図1参照)が着脱可能に装着されており、遊技盤14は窓枠12のガラス窓13により前方から覆われている。
遊技盤14の前面には、図1に示すように、外レール15および内レール16が固定されている。これら外レール15および内レール16間には左側部に位置して発射通路17が形成されており、打球槌11が弾いたパチンコ球は発射通路17内を通って上昇する。また、遊技盤14には遊技領域18が形成されており、遊技領域18内には複数の障害釘19が打込まれている。この遊技領域18は外レール15および内レール16によって囲まれた円形領域(発射通路17を除く残余領域)を称するものであり、発射通路17内を上昇するパチンコ球は発射通路17の出口20から遊技領域18内に放出され、障害釘19に当りながら遊技領域18内を落下する。即ち、遊技領域18は発射通路17の出口20から放出されたパチンコ球が転動可能な最大範囲である転動領域に相当する。
窓枠12には、図2に示すように、ガラス窓13の外周部に位置して複数のランプカバー21が固定されており、各ランプカバー21の後方には複数のLED22が配置されている。これら各LED22は窓枠21に固定されたものであり、各ランプカバー21は後方のLED22が発光することに基づいて照明される。
遊技盤14の前面には、図1に示すように、遊技領域18内に位置して表示台板23が固定されている。この表示台板23は横長な長方形状の開口部24を有するものであり、表示台板23の後面には可撓性を有する電子ペーパー表示装置25が固定されている。電子ペーパー表示装置25は横長な長方形状の電子ペーパー(例えば有機ELディスプレイ)を有するものであり、電子ペーパー表示装置25の電子ペーパーは開口部24を通して前方から視覚的に認識可能にされている。
電子ペーパー表示装置25の電子ペーパーには識別図柄領域TEが形成されており、識別図柄領域TE内には識別図柄が表示される。識別図柄は左列・中列・右列の3列の数字図柄およびブランク図柄からなるものであり、3列の数字図柄の組合せに応じて遊技者に大当りおよび外れを報知する図柄として機能する。
電子ペーパー表示装置25の電子ペーパーには保留球表示領域HEが形成されている。この保留球表示領域HEは識別図柄領域TEを除いた残余の隅領域を称するものであり、保留球領域HE内には保留球数が数値で表示される。この保留球数とは識別図柄の変動表示を即座に開始することができないタイミングでパチンコ球が始動口33内に入賞することに基づいて加算されるものであり、識別図柄遊技の待機回数を示している。
電子ペーパー表示装置25の後面には図柄基板ケースが固定されており、図柄基板ケース内には図柄制御基板が収納されている。この図柄制御基板には、図4に示すように、図柄制御装置26および駆動回路27が搭載されており、電子ペーパー表示装置25は駆動回路27を介して図柄制御装置26に電気的に接続されている。この図柄制御装置26は電子ペーパー表示装置25の表示内容を制御するものであり、CPU28・VDP29・ROM30・RAM31・I/O32を有している。
遊技盤14の遊技領域18内には、図1に示すように、表示台枠23の下方に位置して上面が開口するポケット状の始動口33が固定されている。この始動口33内には近接スイッチからなる始動口センサ34(図4参照)が固定されており、始動口センサ34は始動口33内にパチンコ球が入賞したことを検出して始動信号を出力する。
遊技盤14の遊技領域18内には、図1に示すように、始動口33の下方に位置して入賞口台板35が固定されており、入賞口台板35には前面が開口する四角筒状の大入賞口36が固定されている。また、入賞口台板35には扉37が下端部の水平な軸38を中心に回動可能に装着されており、扉37は大入賞口ソレノイド39(図4参照)のプランジャに機械的に連結されている。この大入賞口ソレノイド39は入賞口台板35の後面に固定されたものであり、扉37を垂直状態に回動操作することに基づいて大入賞口36の前面を閉鎖し、扉37を前方へ倒れた水平状態に回動操作することに基づいて大入賞口36の前面を開放する。この大入賞口36内には近接スイッチからなるカウントセンサ40(図4参照)が固定されており、カウントセンサ40は大入賞口36内にパチンコ球が入賞したことを検出してカウント信号を出力する。
遊技盤14の後面には、図3に示すように、表示台枠23の後方に位置してセンタカバー41が着脱可能に装着されている。このセンタカバー41は前面が開口する容器状をなすものであり、電子ペーパー表示装置25および図柄基板ケースは後方からセンタカバー41によって覆われている。
遊技盤14の後面にはセンタカバー41内に位置して音光基板ケースが固定されており、音光基板ケース内には音光制御基板が収納されている。この音光制御基板には、図4に示すように、音制御装置42および駆動回路43が搭載されており、スピーカ7は駆動回路43を介して音制御装置42に電気的に接続されている。この音制御装置42はCPU44・ROM45・RAM46・I/O47を有するものであり、駆動回路43を通してスピーカ7を鳴動制御する。
音光制御基板には光制御装置48および駆動回路49が搭載されており、複数のLED22は駆動回路49を介して光制御装置48に電気的に接続されている。この光制御装置48はCPU50・ROM51・RAM52・I/O53を有するものであり、駆動回路49を通して複数のLED22を発光制御する。
前枠2の後面には、図3に示すように、メインセット54が着脱可能に装着されている。このメインセット54はセンタカバー41を囲う矩形枠状をなすものであり、センタカバー41はメインセット54の内周部に収納されている。このメインセット54の後面には上端部に位置して球タンク55が固定されており、球タンク55内にはパチンコ球が貯溜されている。また、メインセット54の後面にはタンクレール56が固定されている。このタンクレール56は傾斜樋状をなすものであり、タンクレール56の右端部は球タンク55内に接続されている。
メインセット54の左側部には賞球払出装置57が着脱可能に装着されている。この賞球払出装置57は払出モータ58(図4参照)を駆動源とするものであり、パチンコ球が始動口33内および大入賞口36内に入賞することに基づいてパチンコ球を賞品球として放出する。
メインセット54には下皿通路が設けられている。この下皿通路の上端部は賞球払出装置57に接続されており、賞球払出装置57から放出されたパチンコ球は下皿通路内を落下する。また、下皿通路の途中部分には上皿通路が設けられている。この上皿通路は上皿6内に接続されており、賞球払出装置57から放出されたパチンコ球は下皿通路内から上皿通路内に転がり込み、上皿通路内を通して上皿6内に払出される。また、下皿通路の下端部は下皿4に接続されており、パチンコ球が上皿6内から溢れて上皿通路内に充満した状態では下皿通路の下端部を通して下皿4内に払出される。
メインセット54の後面には、図3に示すように、センタカバー41の下方に位置してメイン基板ケース59が固定されている。このメイン基板ケース59内にはメイン制御基板が収納されており、メイン制御基板には、図4に示すように、当落判定手段、可変情報選択手段に相当するメイン制御装置60が搭載されている。このメイン制御装置60はCPU61・ROM62・RAM63・I/O64を有するものであり、メイン制御装置60には始動口センサ34およびカウントセンサ40が電気的に接続されている。また、メイン制御装置60には駆動回路65を介して大入賞口ソレノイド39が電気的に接続されている。この駆動回路65はメイン制御基板に搭載されたものであり、メイン制御装置60は大入賞口ソレノイド39を駆動回路65を通して駆動制御し、大入賞口36の扉37を開閉操作する。
メインセット54の後面には、図3に示すように、メイン基板ケース59の前方に位置して払出基板ケース66が固定されており、払出基板ケース66内には払出制御基板が収納されている。この払出制御基板には、図4に示すように、払出制御装置67が搭載されており、払出制御装置67はメイン制御装置60に電気的に接続されている。この払出制御装置67はCPU68・ROM69・RAM70・I/O71を有するものであり、メイン制御装置60は始動口センサ34からの始動信号およびカウントセンサ40からのカウント信号を検出することに基いて払出制御装置67に賞球コマンドおよび賞球データを送信する。
払出制御装置67には駆動回路72を介して払出モータ58が電気的に接続されている。この駆動回路72は払出制御基板に搭載されたものであり、払出制御装置67は駆動回路72を通して払出モータ58を駆動制御する。この払出モータ58の駆動量は払出制御装置67がメイン制御装置60からの賞球コマンドを検出することに基いて賞球データに応じて設定するものであり、払出制御装置67は払出モータ58を駆動制御することに基づいて賞球払出装置57から上皿6内に賞球データに応じた個数のパチンコ球を賞品球として払出す。
メイン制御装置60には演出制御装置73が電気的に接続されている。この演出制御装置73はCPU74・ROM75・RAM76・I/O77を有するものであり、メイン制御装置60は始動口センサ34からの始動信号を検出したことを条件に遊技データを設定し、演出制御装置73に送信する。この演出制御装置73には図柄制御装置26・音制御装置42・光制御装置48が電気的に接続されており、演出制御装置73はメイン制御装置60からの遊技データに基いて演出パターンを設定し、図柄制御装置26・音制御装置42・光制御装置48に送信する。この演出パターンは電子ペーパー表示装置25の駆動内容を時系列で示すシーケンスデータからなるものであり、図柄制御装置26・音制御装置42・光制御装置48は演出制御装置73からの演出パターンに基づいて電子ペーパー表示装置25を駆動制御することで図柄遊技を映像・音・光で組成する。
演出制御装置73には操作手段に相当する操作スイッチ78が電気的に接続されている。この操作スイッチ78は、図2に示すように、上皿6に前方から操作可能に固定された自己復帰形のプッシュスイッチからなるものであり、操作スイッチ78の操作時には操作スイッチ78から演出制御装置73に操作信号が出力される。
2.遊技機の遊技機能について
2−1.図柄遊技機能
遊技者が上皿6内にパチンコ球を投入して発射ハンドル9を時計回り方向へ回動操作すると、遊技盤14内にパチンコ球が発射され、障害釘19に当りながら落下する。このパチンコ球が始動口33内に入賞すると、賞球払出装置57から設定個数のパチンコ球が上皿6内に賞品球として払出されるとともに、図柄遊技が開始される。この図柄遊技の詳細は後述する。
2−2.保留機能について
図柄遊技を即座に開始できない図柄遊技中および大当り遊技中にパチンコ球が始動口33内に入賞したときには図柄遊技が保留される。図柄表示器25の保留球表示領域HEは図柄遊技の保留回数を数値で表示するための領域であり、パチンコ球が始動口33内に入賞したときには保留球表示領域HE内の数値が加算表示されることに基いて保留回数の増加が報知され、図柄遊技が開始されたときには保留球表示領域HE内の数値が減算表示されることに基づいて保留回数の減少が報知される。
3.メイン制御装置(主制御基板)60の内部処理について
メイン制御装置60のCPU61は、始動口センサ34からの始動信号の有無を判断し、図5のステップS31で始動信号を検出したときには、ステップS32で大当り判定用ランダムカウンタの現在の計測値を取得し、ステップS33でこの取得したランダムカウンタ値を1個の大当り値、例えば「7」と比較する。ここでランダムカウンタ値の取得結果が1個の大当り値と相違していることを検出したときには外れと判定し、ランダムカウンタの取得結果が1個の大当り値と同一であることを検出したときには大当りと判定する。大当りの確率は例えば「1/360」である。
CPU61は大当りおよび外れを判定すると、図5のステップS34で大当りおよび外れの判定結果を検出する。ここで大当りを検出したときには、ステップS35で大当り変動パターン選択カウンタの現在の計測値を取得し、ステップS36でこの取得した選択カウンタ値に対応する大当り変動パターンを複数の大当り変動パターンの中から選択する(ステップS36)。なお、選択された大当り変動パターンによって演出時間が設定される。
また、図5のステップS34で外れの判定結果を検出したときには、ステップS37で外れ変動パターン選択カウンタの現在の計測値を取得し、ステップS38でこの取得した選択カウンタ値に対応する外れ変動パターンを複数の外れ変動パターンの中から選択する(ステップS38)。なお、大当り変動パターン、外れ変動パターンは、前記の可変情報の一例であり、これら大当り変動パターン、外れ変動パターンによって演出時間が設定される。
次に、図6に示すコマンド信号送信処理について説明する。
ステップS41で変動処理中のフラグがONであるか否かが判定され、変動処理中のフラグがONでない場合は、ステップS36で選択された大当り変動パターン、またはステップS38で選択された外れ変動パターンをステップS42で演出制御装置73に送信する。次に、ステップS43で変動時間の計測が開始され、ステップS44で変動処理中のフラグがONされる。なお、ステップS41で変動処理中のフラグがONである場合はステップS42からステップS44を処理しない。
次に、図7に示す確定信号送信処理について説明する。
メイン制御装置60において、ステップS51で変動処理中のフラグがONであるか否かが判定され、変動処理中のフラグがONである場合はステップS52で変動時間が変動パターンの時間以上であるか否かが判定され、変動時間が変動パターンの時間以上である場合はステップS53で演出制御装置73に確定信号が送信され、ステップS54で変動処理中のフラグがOFFされ、ステップ55で変動時間をリセットする。なお、ステップS51で変動処理中のフラグがONでない場合およびステップS52で変動時間が変動パターンの時間以上でない場合はステップS53、ステップS54、ステップ55を処理しない。
4.演出制御装置(サブ統合制御基板)73の内部処理について
サブ統合制御基板73のCPU74は、ステップS42でメイン制御装置60から送信された変動パターンを受信し、この受信した変動パターンが外れ変動パターンであるか否かを判定する。ここで外れの変動パターンであることを検出すると、外れ演出パターン選択カウンタの現在の計測値を取得し、この取得した選択カウンタ値に対応する外れ演出パターンを複数の外れ演出パターンの中から選択する。次に、外れ演出パターンに応じた外れ表示処理を行う。
また、CPU74は、外れ変動パターンでないことを検出したときには、大当り変動パターンであるか否かを判定する。ここで大当り変動パターンであることを検出すると、大当り演出パターン選択カウンタの現在の計測値を取得し、この取得した選択カウンタ値に対応する大当り演出パターンを複数の大当り演出パターンの中から選択する。次に、演出パターンに応じた大当り表示処理を行う。
遊技者には、3列の変動停止状態での数字図柄の組合せによって大当りおよび外れの判定結果が報知される。これら大当りおよび外れはパチンコ球が始動口内に入賞したことを条件に制御基板が無作為に判定するものである。
大当りとは、遊技者に大当りを報知する数字図柄の組合せであって、有効ライン上のいずれかにおいて下記の8種類のいずれかの数字図柄の組合せが表示された場合である。
<大当り図柄>
「1 1 1」,「2 2 2」,「3 3 3」,「4 4 4」,「5 5 5」,「6 6 6」,「7 7 7」,「8 8 8」
外れとは、大当りとならないものであって、電子ペーパー表示装置に大当り以外の図柄が表示された場合である。
次に、電子ペーパー表示装置25の電子ペーパーを撓ませ、この撓みを変化させることにより電子ペーパーを波立たせて動かす方法について詳細に説明する。尚、電子ペーパーを波立たせて動かすタイミングは、特に限定されず、種々のタイミングで電子ペーパーを波立たせることが可能であるが、例えば、電子ペーパー表示装置25において図柄遊技を行っている際の途中の時間のみに電子ペーパーを波立たせても良いし、図柄遊技を行っている間の全部の時間に電子ペーパーを波立たせても良いし、図柄遊技後(大当りの報知中、大当り遊技中)やデモ中(待機中)に動かしても良い。
図8は、本発明の実施の形態1による電子ペーパー表示装置を模式的に示す斜視図である。
図8に示すように、電子ペーパー表示装置25は有機ELディスプレイ又は電子ペーパー等からなる電子ペーパー101を有し、この電子ペーパー101には図柄遊技として図柄等が表示される。電子ペーパー101の上端側にはフレキシブルベルト102aが装着されており、電子ペーパー101の下端側にはフレキシブルベルト102bが装着されている。フレキシブルベルト102a,102bそれぞれの端部にはスプリング106が取り付けられており、このスプリング106によってフレキシブルベルトには、電子ペーパー101を平面状にする方向へとテンションが加えられている。また、電子ペーパー101の両端面にはエンドバー107が取り付けられている。
フレキシブルベルト102a,102bの複数の領域Aには突起103が設けられている。また、複数の領域Aそれぞれには円筒状部材であるドラム105a〜105fが配置されており、ドラム105a〜105fの側面には溝104が掘られている。この溝104は、波状に形成されており、一本で繋げられている。ドラム105a〜105fは、溝104に突起103が挿入された状態で図示せぬモータによって回転するように取り付けられている。一つのドラムに対して一つのモータが取り付けられている。ドラム105a〜105fを回転させると波状に掘られた溝104内を突起103が滑るようにガイドされ、この突起103は矢印108のように電子ペーパー101の表面に対して垂直方向に往復移動される。
電子ペーパー101を挟んで互いに対向するドラム105aと105d、105bと105e、105cと105fは、電子ペーパー101がそれぞれ同じ前記往復移動をするように、ドラムの溝の波形状やドラムの配置などが設定されている。つまり、電子ペーパー101が矢印108のように往復移動した場合、互いに対向するドラムそれぞれに挿入された突起103を結ぶ線は互いに常に平行を保つようになっている。
上述したようにドラムを回転させ、そのドラムの溝104内に突起103を滑らせながらガイドすることにより、突起103を矢印108の方向に往復移動させ、その往復移動をフレキシブルベルト102a,102bを介して電子ペーパー101に伝えることができる。その結果、電子ペーパー101の表面を波立たせることができる。この波の振幅数はドラムの数によって決まり、この波のゆれ幅はドラムの幅、またはドラムの溝によって決まり、この波の揺れサイクルはドラムの溝によって決まる。従って、遊技者が電子ペーパーの撓みの変化に起因した面白みを感じることができる。
4−1.図柄制御装置26の制御内容
4−1−1.外れ表示処理
図柄制御装置26のCPU28は演出制御装置73からの外れ表示処理のコマンドである外れ演出パターンを検出すると、電子ペーパー表示装置の電子ペーパーで図柄遊技を開始し、静止状態で表示されていた数字図柄及びブランク図柄の変動を開始する。これにより、電子ペーパー表示装置において、第1列(左列)、第2列(中列)及び第3列(右列)すべての図柄を変動させる。
CPU28は、第1所定期間経過後に、左列の図柄を停止させ、第2所定期間経過後に右列の図柄を停止させ、第3所定期間経過後に、中列の図柄を停止させる。このときの停止図柄は、演出制御装置73によって設定された最終停止図柄であり、外れ図柄である。
CPU28は、図7のステップS53で送信される確定信号の入力の有無を判定し、確定信号の入力が検出されないと、動画表示が継続される。確定信号の入力が検出されたときには、動画表示が確定して停止され、外れ表示の図柄遊技が終了する。
4−1−2.大当り表示処理
図柄制御装置26のCPU28は演出制御装置73からの大当り表示処理のコマンドである大当り演出パターンを検出すると、電子ペーパー表示装置の電子ペーパーで図柄遊技を開始し、静止状態で表示されていた数字図柄及びブランク図柄の変動を開始する。これにより、電子ペーパー表示装置において、第1列(左列)、第2列(中列)及び第3列(右列)すべての図柄を変動させる。
CPU28は、第1所定期間経過後に、左列の図柄を停止させ、第2所定期間経過後に右列の図柄を停止させる。このとき左列には一つの数字図柄とその上下にブランク図柄が表示され、右列には一つの数字図柄とその上下にブランク図柄が表示される。このときの停止図柄は、演出制御装置73によって設定された最終停止図柄の中列が変動したシングルリーチ状態の図柄である。
CPU28は、第4所定期間経過後に、中列の図柄を停止させる。このときの停止図柄は、演出制御装置73によって設定された最終停止図柄であり、大当り図柄である。
CPU28は、図7のステップS53で送信される確定信号の入力の有無を判定し、確定信号の入力が検出されないと、動画表示が継続される。確定信号の入力が検出されたときには、動画表示が確定して停止され、大当り表示の図柄遊技が終了する。
4−2.大当り遊技
4−2−1.上述した表示方法で大当り図柄が停止表示された後の大当り遊技についての説明
電子ペーパー表示装置において有効ライン上に大当りに相当する数字図柄が停止表示されたときには大当り遊技が開始される。この大当り遊技は大入賞口の扉を開放し、大入賞口内にパチンコ球が入賞すること許容する遊技者に有利な状態を発生させるものであり、大入賞口は上限個のパチンコ球が入賞する個数条件または開放時間が上限値に達する時間条件が満足されるまで開放状態に保持され、個数条件または時間条件が満足されると閉じられる。
大入賞口の個数条件および時間条件を基準とする開放動作は大当りラウンドと称されるものであり、個数条件および時間条件のいずれかが満足されたときには大当りラウンドが再開される。この大当りラウンドの繰返し回数には上限値が設定されており、大当りラウンドの繰返し回数が上限値に達したときには大当り遊技が無条件に終了する。
上記実施の形態1によれば、電子ペーパー表示装置25の電子ペーパー101に図柄を表示して図柄遊技を行っている際に、前述した方法で、電子ペーパー101の表面を波立たせることにより、電子ペーパーの撓みの変化に起因した面白みを遊技者に感じさせることができる。言い換えると、電子ペーパーの撓みの変化に起因した面白みを遊技者に感じさせるように電子ペーパーの表面を波立たせることができる。
また、波の揺れ幅、揺れサイクルを溝104の幅で容易に設定することが可能なので、例えば、常に一定の波では無く、ドラム105a〜105fが一回転する間に波の揺れ幅、揺れサイクルを変更することが可能である。
尚、本発明は上記の実施の形態1に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、ドラムの数を変更して実施することも可能であり、また、エンドバー107の中心軸を中心として回転可能となるように電子ペーパー101を保持することも可能である。
また、上記実施の形態1では、フレキシブルベルト102a,102bそれぞれの一端(電子ペーパー101の右辺側)にスプリング106を取り付けているが、フレキシブルベルト102a,102bそれぞれの他端(電子ペーパー101の左辺側)にスプリングを取り付けても良い。
また、上記実施の形態1では、一つのドラムを一つのモータによって回転させているが、複数のドラムを一つのモータによって回転させることも可能である。この場合、一つのモータによって一つのドラムに回転力を加え、このドラムの回転力を歯車又はベルトによって他の単数又は複数のドラムに加えることにより実現できる。この場合は、ドラム同士互いに同期を容易にとることができる。
(実施の形態2)
図9(A),(B)及び図10(A),(B)は、本発明の実施の形態2による可撓性を有する電子ペーパー表示装置の電子ペーパーを波立たせて動かす機構を模式的に示す平面図であり、図8と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図9(A)に示すように、可撓性を有する電子ペーパー表示装置25は、電子ペーパーの上端面のフレキシブルベルト102aを電子ペーパーの表面に対して略垂直方向に押す第1乃至第3のカム109〜111を有している。第1のカム109はフレキシブルベルト102aに対して一方側に配置され、第2のカム110はフレキシブルベルト102aに対して他方側に配置され、第3のカム111はフレキシブルベルト102aに対して一方側に配置されている。
第1のカム109の回転軸109aには第1のモータ(図示せず)が接続されており、第1のカム109は第1のモータによって回転軸109aを介して矢印112のように回転されるようになっている。第2のカム110の回転軸110aには第2のモータ(図示せず)が接続されており、第2のカム110は第2のモータによって回転軸110aを介して矢印113のように回転されるようになっている。第3のカム111の回転軸111aには第3のモータ(図示せず)が接続されており、第3のカム133は第3のモータによって回転軸111aを介して矢印114のように回転されるようになっている。
第1乃至第3のカム109〜111それぞれの向きの相対的な関係は、図9(A)に示すようになっている。すなわち、フレキシブルベルト102aが略一直線になっていて電子ペーパーに撓みのない状態において、第1乃至第3のカム109〜111は、それらの回転軸109a〜111aから最も短い側109b〜111bがフレキシブルベルト102aに接するような位置関係に配置されている。
また、第2のカム110の回転軸110aには移動機構(図示せず)が取り付けられており、この移動機構によって回転軸110aをフレキシブルベルト102aの長手方向に対して垂直方向に移動させることができるようになっている。
また、電子ペーパー表示装置25は、電子ペーパーの下端面のフレキシブルベルト(図示せず)を電子ペーパーの表面に対して略垂直方向に押す第4乃至第6のカム(図示せず)を有しており、第4乃至第6のカムは第1乃至第3のカム109〜111と同様の位置に同様の構成で配置されている。第4のカムは電子ペーパーを挟んで第1のカム109に対向するように配置され、第5のカムは電子ペーパーを挟んで第2のカム110に対向するように配置され、第6のカムは電子ペーパーを挟んで第3のカム111に対向するように配置されている。また、第5のカムの回転軸には第2のカム110と同様に移動機構(図示せず)が取り付けられており、この移動機構によって第5のカムの回転軸を前記フレキシブルベルトの長手方向に対して垂直方向に移動させることができるようになっている。
次に、上述した電子ペーパーを波立たせて動かす機構による電子ペーパーの動きについて説明する。
電子ペーパーが撓みのない平面な状態にするには、図9(A)に示すように第1乃至第3のカム109〜111それぞれの回転軸109a〜111aから最も短い側をフレキシブルベルト102aに接するような位置で第1乃至第3のカムを停止させるとともに、第4乃至第6のカムも同様の位置に停止させる。
次に、電子ペーパーを波立たせるには、第1乃至第6のカム109〜111の回転を停止した状態で、図9(B)に示すように第2のカム110及び第5のカムの回転軸110aを前記移動機構によってフレキシブルベルト102a側に移動させる。これにより、第2及び第5のカム110それぞれの回転軸110aから最も短い側110bでフレキシブルベルト102aを押すことができる。これにより、フレキシブルベルト102aを撓ませることができ、その結果、電子ペーパーの表面を波状に撓ませることができる。
次いで、第1乃至第6のカム109〜111の回転軸を矢印112〜114のように90°回転させることにより、図10(A)に示すように、第1乃至第6のカムの回転軸から2番目に短い側109c〜111cでフレキシブルベルト102aを押すことができる。これにより、フレキシブルベルト102aをさらに撓ませることができ、その結果、電子ペーパーの表面の波を大きくすることができる。
次いで、第1乃至第6のカム109〜111の回転軸を矢印112〜114のように90°回転させることにより、図10(B)に示すように、第1乃至第6のカムの回転軸から最も長い側109d〜111dでフレキシブルベルト102aを押すことができる。これにより、フレキシブルベルト102aをさらに撓ませることができ、その結果、電子ペーパーの表面の波を最大にすることができる。
次いで、第1乃至第6のカム109〜111の回転軸を矢印112〜114のように90°回転させることにより、第1乃至第6のカムの回転軸から2番目に短い側109c〜111cでフレキシブルベルト102aを押すことができる。これにより、フレキシブルベルト102aを撓ませることができ、その結果、電子ペーパーの表面の波を図10(A)に示す大きさにすることができる。
次いで、第1乃至第6のカム109〜111の回転軸を矢印112〜114のように90°回転させることにより、第1乃至第6のカムの回転軸から最も短い側109b〜111bでフレキシブルベルト102aを押すことができる。これにより、電子ペーパーの表面の波を図9(B)に示す大きさにすることができる。
次いで、第1乃至第6のカムの回転を繰り返すことにより、電子ペーパーの表面の波の大きさを変化させ、その結果、電子ペーパーの表面を波立たせることができる。なお、前述したように図9(A)に示す状態から図9(B)に示す状態にした後に、図9(B)から図10(B)までの動作を繰り返して電子ペーパーの表面を波立たせている間は、図9(A)に示す平面状態を作らないようにする。
上記実施の形態2においても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
尚、本発明は上記の実施の形態2に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、カムの数を変更して実施することも可能である。カムの数や大きさなどを調整することにより、電子ペーパーを波立たせる表現を調整することができる。
また、上記実施の形態2では、一つのカムを一つのモータによって回転させているが、複数のカムを一つのモータによって回転させることも可能である。この場合、一つのモータによって一つのカムに回転力を加え、このカムの回転力を歯車又はベルトによって他の単数又は複数のカムに加えることにより実現できる。この場合は、カム同士互いに同期を容易にとることができる。
また、上記実施の形態2に対する次のような変形例を実施することも可能である。
(変形例1)
図11(A),(B)及び図12は、実施の形態2による電子ペーパーを波立たせて動かす機構の変形例1を説明するための平面図であり、図9及び図10と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
第1及び第3のカム109,111の回転と第2のカム110の回転を別々に制御することにより、実施の形態2のような移動機構を設けなくても電子ペーパーの表面を平面にすることと波立たせることの両方を実現することができる。
次に、上述した電子ペーパーを波立たせて動かす機構による電子ペーパーの動きについて説明する。
電子ペーパーが撓みのない平面な状態にするには、実施の形態2と同様の位置で第1乃至第6のカムを停止させる(図9(A)参照)。
次に、電子ペーパーを波立たせるには、第1、第3、第4及び第6のカム109,111の回転を停止した状態で、第2及び第5のカム110を矢印113aのように180°回転させることにより、図11(A)に示すように第2及び第5のカム110それぞれの回転軸110aから最も長い側110dでフレキシブルベルト102aを押すことができる。これにより、フレキシブルベルト102aを撓ませることができ、その結果、電子ペーパーの表面を波状に撓ませることができる。
次いで、第1乃至第6のカム109〜111の回転軸を矢印112,113a,114のように90°回転させることにより、図11(B)に示すように、第1乃至第6のカムの回転軸から2番目に短い側109c〜111cでフレキシブルベルト102aを押すことができる。これにより、フレキシブルベルト102aをさらに撓ませることができ、その結果、電子ペーパーの表面の波を大きくすることができる。
次いで、第1乃至第6のカム109〜111の回転軸を矢印112,113a,114のように90°回転させることにより、図12に示すように、第1、第3、第4及び第6のカム109,111の回転軸から最も長い側109d,111dでフレキシブルベルト102aを押すとともに、第2及び第5のカム110の回転軸から最も短い側110bでフレキシブルベルト102aを押すことができる。これにより、フレキシブルベルト102aの撓みを小さくすることができ、その結果、電子ペーパーの表面の波を小さくすることができる。
次いで、第1乃至第6のカム109〜111の回転軸を矢印112,113a,114のように90°回転させることにより、第1乃至第6のカムの回転軸から2番目に短い側109c〜111cでフレキシブルベルト102aを押すことができる。これにより、フレキシブルベルト102aをさらに撓ませることができ、その結果、電子ペーパーの表面の波を大きくすることができる。
次いで、第1乃至第6のカム109〜111の回転軸を矢印112,113a,114のように90°回転させることにより、図11(A)に示すように、第1、第3、第4及び第6のカム109,111の回転軸から最も短い側109b,111bでフレキシブルベルト102aを押すとともに、第2及び第5のカム110の回転軸から最も遠い側110dでフレキシブルベルト102aを押すことができる。これにより、フレキシブルベルト102aの撓みを小さくすることができ、その結果、電子ペーパーの表面の波を小さくすることができる。
次いで、第1乃至第6のカムの回転を繰り返すことにより、電子ペーパーの表面の波の大きさを変化させ、その結果、電子ペーパーの表面を波立たせることができる。なお、電子ペーパーの表面を波立たせた状態から電子ペーパーを撓みのない平面な状態にするには、実施の形態2と同様の位置で第1乃至第6のカムを停止させれば良い(図9(A)参照)。
上記変形例1においても実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図13は、本発明の実施の形態3による可撓性を有する電子ペーパー表示装置の電子ペーパーを波立たせて動かす機構を模式的に示す斜視図である。図14(A)は、図13に示す電子ペーパーを波立たせて動かす機構を部分的に詳細に示す斜視図であり、図14(B)〜(D)は、図14(A)に示す機構の部品を示す斜視図である。図13及び図14において、図8と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図13に示すように、電子ペーパー101の上端面及び下端面それぞれには1軸方向のみに動く中空部材115a,115bが装着されている。中空部材115a,115bの内部には図14(D)に示すような波型に曲げられた金属線116が挿入されている。この金属線116はピアノ線やバネのように粘りの有る材質からなることが好ましい。
詳細には、図14(A)に示すように、中空部材115a,115bは複数の中空部品115cが連結されたものである。この中空部品115cは図14(B),(C)に示すように内部が中空で両端が開放された部品であり、内部の中空部分は円形の断面形状を有している。この開放された両端それぞれの近傍には第1及び第2の留め部117a,117bが設けられている。一の中空部品の第1の留め部117aと他の中空部品の第2の留め部117bが図示せぬ軸で留められることにより一の中空部品と他の中空部品が連結され、この連結部分において一の中空部品と他の中空部品は前記軸に対して自在に回転移動できるようになっている。このような中空部品115cを複数連結させることにより中空部材115a,115bが構成されている。従って、中空部材115a,115bは、電子ペーパー101の表面に対して略垂直方向の1軸方向のみに動くようになっており、複数の中空部品115cを連結することにより中空部材は波状の動きをすることが可能となる。
中空部材115a,115bの内部に挿入された金属線116の一端にはモータ118,119が取り付けられており、モータ118,119によって金属線116を回転させるようになっている。金属線116は図14(D)に示すように波型に曲げられているため、金属線116を回転させると金属線の波の高い部分116aが中空部材115a,115bの内部を押しながら回転する。この際、中空部材は上述したように電子ペーパー101の表面に対して略垂直方向の1軸方向のみにしか動かないため、中空部材は波のような動きをすることになる。この波の動きが電子ペーパー101に伝えられることにより、電子ペーパー101の表面を波立たせることができる。
上記実施の形態3においても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、電子ペーパー101の上端面及び下端面それぞれに装着した中空部材の中空部分115a,115bに挿入した金属線116を回転させることで、電子ペーパー101を撓ませているので、他のカム等を使用した時と比べて省スペースとなる。
尚、本発明は上記の実施の形態3に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、金属線の波型の形状を調整することにより、電子ペーパーを波立たせる波の振幅等を調整することができる。
また、上記実施の形態3では、一本の金属線116を一つのモータによって回転させているが、図15に示すように、二本の金属線を一つのモータによって回転させることも可能である。この場合、一つのモータによって一本の金属線に回転力を加え、この回転力をベルト120によって他の金属線に加えることにより実現できる。この場合は、金属線同士互いに同期を容易にとることができる。
(実施の形態4)
図16は、本発明の実施の形態4による可撓性を有する電子ペーパー表示装置の電子ペーパーを波立たせて動かす機構を模式的に示す斜視図である。図17は、図16に示す機構によって電子ペーパーを動かしている様子を説明する模式図である。図16及び図17において、図8と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図16に示すように、電子ペーパー101の上端面及び下端面それぞれを固定しているフレキシブルベルトには複数の磁石121が装着されている(電子ペーパーの上端面を固定しているフレキシブルベルトは図示していない)。複数の磁石121は、それぞれ独立して電子ペーパー101の表面に対して略垂直方向に移動可能に構成されている。
また、電子ペーパー表示装置は磁極発生装置付きガイドレール122,123を有しており、ガイドレール122とガイドレール123との間は所定の間隔が設けられている。前記複数の磁石121は、ガイドレール122とガイドレール123との間に配置されている。
図17に示すように、複数の磁石121のうちの一部の磁石をガイドレール122,123の磁極で矢印124〜126のように引き寄せることにより、電子ペーパー101の表面を撓ませる。そして、ガイドレールの磁極で引き寄せる部分を矢印127のように移動させることにより、電子ペーパー101の表面に波のような動きを実現することができる。ガイドレールの磁極の数や移動の方向を変化させることにより、様々な波の動きを表現することが可能となる。尚、上記のようなガイドレールの磁極で磁石121を引き寄せるタイミングや磁極の移動方向の変化などは制御部(図示せず)によって自在に制御することが可能となっている。
上記実施の形態4においても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、電子ペーパー101を機械的に撓ませるものに比べて、磁極発生装置を利用することで、波の揺れ幅、揺れサイクルを自在に調節可能になる。
尚、本発明は上記の実施の形態4に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、磁石121の数を適宜変更して実施することも可能である。磁石121の数や大きさなどを調整することにより、電子ペーパーを波立たせる表現を調整することができる。
(実施の形態5)
図18は、本発明の実施の形態5による可撓性を有する電子ペーパー表示装置の電子ペーパーを波立たせて動かす機構を模式的に示す図であり、図18(A)は電子ペーパーの動きを停止させた時を示す上面図であり、図18(B)は電子ペーパーを波立たせて動かした可動時を示す上面図であり、図18(C)は図18(A)に示す電子ペーパー表示装置の正面図であり、図18(D)は図18(A)に示す電子ペーパー表示装置の側面図である。図19は、図18に示す機構によって電子ペーパーを動かす方法を説明する模式図である。図18及び図19において、図8と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図18及び図19に示すように、電子ペーパー101の上端部は、該電子ペーパーを二つのローラー128,129で挟んで固定する第1乃至第4の固定部130〜133によって保持されており、電子ペーパー101の下端部は、該電子ペーパーを二つのローラー128,129で挟んで固定する第5乃至第8の固定部134〜137によって保持されている。
電子ペーパー表示装置は第1及び第2の可動ガイド板138,139を有しており、第1及び第2の可動ガイド板それぞれには波状の溝(穴)140が設けられている。この溝140の波形状は電子ペーパー101の表面に対して略平行方向に延びている。また、第1乃至第8の固定部130〜137それぞれには軸141が取り付けられており、この軸141は前記溝140を貫通している。
電子ペーパー表示装置は、図19に示すように前記軸141をX方向にのみ移動可能とし且つ前記軸141がY方向にずれないように固定する固定板142を有している。つまり、固定板142には、電子ペーパー101の表面に対して略垂直方向に延びる直線状の溝(穴)142aが設けられており、この溝142aに前記軸141が貫通されている。
第1の可動ガイド板138の片側はギア(図示せず)を有しており、このギアに噛み合う上部ギア143が第1の可動ガイド板138の片側に配置されている。第2の可動ガイド板139の片側はギア(図示せず)を有しており、このギアに噛み合う下部ギア144が第2の可動ガイド板139の片側に配置されている。上部ギア143と下部ギア144は連動軸145によって繋げられている。
上部ギア143にはモータ146が接続されており、このモータ146の駆動力によって上部ギア143を回転させることが可能となる。
次に、上述した電子ペーパー表示装置の動作について説明する。
モータ146の駆動力によって上部ギア143を回転させると、この回転が連動軸145によって下部ギア144に伝えられ、その結果、前記回転の力が第1及び第2の可動ガイド板138,139それぞれの片側のギアに伝えられ、それにより第1及び第2の可動ガイド板138,139それぞれは矢印147又は148の方向に移動される。
矢印147又は148の方向に第1及び第2の可動ガイド板それぞれを移動させることにより、波状の溝140に沿って軸140を動かすことができ、且つ直線状の溝142aに沿って軸140を動かすことができる。この結果、軸140を図19に示すX方向(即ち電子ペーパー101の表面に対して略垂直方向149)に往復移動させることができる。この軸140の往復移動の動きが電子ペーパー101に伝えられることにより、電子ペーパー101の表面を撓ませて波立たせることができる。
また、電子ペーパー表示装置は制御部を有しており、この制御部は、第1及び第2の可動ガイド板は矢印147の方向に移動させた後、矢印148の方向に移動させ、その後、矢印147の方向に移動させるように、モータ146の駆動を制御するものである。
上記実施の形態5においても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、波の揺れ幅、揺れサイクルを溝142aの幅で容易に設定することが可能なので、例えば、常に一定の波では無く、可動ガイド板138,139が移動する間に波の揺れ幅、揺れサイクルを変更することが可能である。
尚、本発明は上記の実施の形態5に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、固定部の数を変更して実施することも可能である。また、固定部の数や第1及び第2の可動ガイド板138,139それぞれの溝140の波形状などを適宜調整することにより、電子ペーパーを波立たせる表現を調整することができる。
また、上記実施の形態5では、一つのモータ146によって第1及び第2の可動ガイド板を動かしているが、二つのモータによって第1及び第2の可動ガイド板それぞれを独立して動かすことも可能である。この場合、連動軸145は不要となる。
また、上記実施の形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1)請求項3において、前記電子ペーパーの表面を撓ませる際は、前記第1及び第2の突起それぞれを前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向に往復移動させることを特徴とする遊技機。
(2)遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技球が入球不可能な閉鎖状態および前記遊技球が入球可能な開放状態に変化可能な可変入球口と、
前記遊技球が前記始動口に入球することに基づいて、前記可変入球口を開放する大当り又は前記可変入球口を開放しない外れを判定する当落判定手段と、
前記当落判定手段が大当りを判定したときには大当りの図柄を表示し、前記当落判定手段が外れを判定したときには外れの図柄を表示する電子ペーパー表示装置と、
を備え、
前記電子ペーパー表示装置は、
可撓性を有する電子ペーパーと、
前記電子ペーパーの一端側に設けられた第1のフレキシブルベルトと、
前記電子ペーパーの他端側に設けられた第2のフレキシブルベルトと、
前記第1のフレキシブルベルトの一方側に設けられ、前記第1のフレキシブルベルトを前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向で且つ前記第1のフレキシブルベルトの一方側から他方側に押す第1のカムと、
前記第1のフレキシブルベルトを挟んで前記第1のカムの隣に設けられ、前記第1のフレキシブルベルトを前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向で且つ前記第1のフレキシブルベルトの他方側から一方側に押す第2のカムと、
前記第1のフレキシブルベルトを挟んで前記第2のカムの隣に設けられ、前記第1のフレキシブルベルトを前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向で且つ前記第1のフレキシブルベルトの一方側から他方側に押す第3のカムと、
前記第2のフレキシブルベルトの一方側に設けられ、前記第1のカムに対向するように配置され、前記第2のフレキシブルベルトを前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向で且つ前記第2のフレキシブルベルトの一方側から他方側に押す第4のカムと、
前記第2のフレキシブルベルトを挟んで前記第4のカムの隣に設けられ、前記第2のカムに対向するように配置され、前記第2のフレキシブルベルトを前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向で且つ前記第2のフレキシブルベルトの他方側から一方側に押す第5のカムと、
前記第2のフレキシブルベルトを挟んで前記第5のカムの隣に設けられ、前記第3のカムに対向するように配置され、前記第2のフレキシブルベルトを前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向で且つ前記第2のフレキシブルベルトの一方側から他方側に押す第6のカムと、
前記第1乃至第6のカムを回転させる回転機構と、
を具備し、
前記回転機構によって前記第1乃至第6のカムそれぞれを回転させることにより、前記第1及び第2のフレキシブルベルトそれぞれを前記第1乃至第6のカムによって押して前記電子ペーパーの表面を撓ませることを特徴とする遊技機。
(3)技術思想(2)において、前記電子ペーパー表示装置は、前記第2及び第5のカムを前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向に移動させる移動機構をさらに具備することを特徴とする遊技機。
(4)遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技球が入球不可能な閉鎖状態および前記遊技球が入球可能な開放状態に変化可能な可変入球口と、
前記遊技球が前記始動口に入球することに基づいて、前記可変入球口を開放する大当り又は前記可変入球口を開放しない外れを判定する当落判定手段と、
前記当落判定手段が大当りを判定したときには大当りの図柄を表示し、前記当落判定手段が外れを判定したときには外れの図柄を表示する電子ペーパー表示装置と、
を備え、
前記電子ペーパー表示装置は、
可撓性を有する電子ペーパーと、
前記電子ペーパーの一端側に設けられ、互いに連結された複数の中空部品によって構成され、前記電子ペーパーの表面に対して略垂直面にのみ可動する第1の中空部材と、
前記電子ペーパーの他端側に設けられ、互いに連結された複数の中空部品によって構成され、前記電子ペーパーの表面に対して略垂直面にのみ可動する第2の中空部材と、
前記第1の中空部材の内部に挿入され、波型の形状を有する第1の線と、
前記第2の中空部材の内部に挿入され、波型の形状を有する第2の線と、
前記第1及び第2の線を回転させる回転機構と、
を具備し、
前記回転機構によって前記第1及び第2の線それぞれを回転させ、前記第1及び第2の中空部材それぞれを蛇のように波状に動かすことにより、前記電子ペーパーの表面を撓ませることを特徴とする遊技機。
(5)遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技球が入球不可能な閉鎖状態および前記遊技球が入球可能な開放状態に変化可能な可変入球口と、
前記遊技球が前記始動口に入球することに基づいて、前記可変入球口を開放する大当り又は前記可変入球口を開放しない外れを判定する当落判定手段と、
前記当落判定手段が大当りを判定したときには大当りの図柄を表示し、前記当落判定手段が外れを判定したときには外れの図柄を表示する電子ペーパー表示装置と、
を備え、
前記電子ペーパー表示装置は、
可撓性を有する電子ペーパーと、
前記電子ペーパーの一端側に設けられた第1のフレキシブルベルトと、
前記電子ペーパーの他端側に設けられた第2のフレキシブルベルトと、
磁極を発生させる機構を有し且つ互いに平行に配置された第1及び第2のガイドレールと、
前記第1のガイドレールと前記第2のガイドレールとの間に配置され且つ前記第1のガイドレールに沿って配置され、前記第1のフレキシブルベルトに装着され、前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向に互いに独立して移動可能に構成された複数の第1の磁石と、
磁極を発生させる機構を有し且つ互いに平行に配置された第3及び第4のガイドレールと、
前記第3のガイドレールと前記第4のガイドレールとの間に配置され且つ前記第3のガイドレールに沿って配置され、前記第2のフレキシブルベルトに装着され、前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向に互いに独立して移動可能に構成された複数の第2の磁石と、
前記複数の第1の磁石のうち一部の磁石を前記第1及び第2のガイドレールそれぞれの磁極で引き寄せるとともに、前記複数の第2の磁石のうち一部の磁石を前記第3及び第4のガイドレールそれぞれの磁極で引き寄せることにより、前記電子ペーパーの表面を撓ませ、前記第1乃至第4のガイドレールそれぞれの磁極で引き寄せる部分を前記第1乃至第4のガイドレールに沿って移動させるように制御する制御部と、
を具備することを特徴とする遊技機。
(6)遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技球が入球不可能な閉鎖状態および前記遊技球が入球可能な開放状態に変化可能な可変入球口と、
前記遊技球が前記始動口に入球することに基づいて、前記可変入球口を開放する大当り又は前記可変入球口を開放しない外れを判定する当落判定手段と、
前記当落判定手段が大当りを判定したときには大当りの図柄を表示し、前記当落判定手段が外れを判定したときには外れの図柄を表示する電子ペーパー表示装置と、
を備え、
前記電子ペーパー表示装置は、
可撓性を有する電子ペーパーと、
前記電子ペーパーの一端部を保持する第1の保持部と、
前記電子ペーパーの他端部を保持する第2の保持部と、
前記第1の保持部に設けられた第1の軸と、
前記第2の保持部に設けられた第2の軸と、
前記第1の軸が前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向に移動可能に保持された第3の保持部と、
前記第2の軸が前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向に移動可能に保持された第4の保持部と、
前記第1の軸が挿入された第1の溝であって、前記電子ペーパーの一端部の長手方向に延びる波状の第1の溝を有する第1のガイド板と、
前記第2の軸が挿入された第2の溝であって、前記電子ペーパーの他端部の長手方向に延びる波状の第2の溝を有する第2のガイド板と、
前記第1及び第2のガイド板を前記長手方向に移動させる移動機構と、
を具備し、
前記移動機構によって前記第1及び第2のガイド板それぞれを前記長手方向に移動させ、前記第1及び第2の溝それぞれによって前記第1及び第2の軸それぞれをガイドすることにより、前記第1及び第2の軸それぞれを前記電子ペーパーの表面に対して略垂直方向に往復移動させて前記電子ペーパーの表面を撓ませることを特徴とする遊技機。
25…電子ペーパー表示装置、33…始動口、101…電子ペーパー、102a,102b…フレキシブルベルト、103…突起、104…溝、105a〜105f…ドラム

Claims (1)

  1. 遊技球が入球可能な始動口と、
    前記遊技球が入球不可能な閉鎖状態および前記遊技球が入球可能な開放状態に変化可能な可変入球口と、
    前記遊技球が前記始動口に入球することに基づいて、前記可変入球口を開放する大当り又は前記可変入球口を開放しない外れを判定する当落判定手段と、
    前記当落判定手段が大当りを判定したときには大当りの図柄を表示し、前記当落判定手段が外れを判定したときには外れの図柄を表示する表示装置と、
    を備え、
    前記表示装置は、
    可撓性を有する表示部材と、
    前記表示部材の一端部に設けられた第1及び第2の撓み量変更機構と、
    前記表示部材の他端部に設けられた第3及び第4の撓み量変更機構と、
    を具備し、
    前記第1の撓み量変更機構が、前記表示部材の表面に対して略垂直方向で且つ前記表示部材の一方側から他方側に前記表示部材を撓ませる力を前記表示部材の一端部に与え、
    前記第2の撓み量変更機構が、前記表示部材の表面に対して略垂直方向で且つ前記表示部材の他方側から一方側に前記表示部材を撓ませる力を前記表示部材の一端部に与え、
    前記第3の撓み量変更機構が、前記第1の撓み量変更機構に対向するように設けられ、前記表示部材の表面に対して略垂直方向で且つ前記表示部材の一方側から他方側に前記表示部材を撓ませる力を前記表示部材の他端部に与え、
    前記第4の撓み量変更機構が、前記第2の撓み量変更機構に対向するように設けられ、前記表示部材の表面に対して略垂直方向で且つ前記表示部材の他方側から一方側に前記表示部材を撓ませる力を前記表示部材の他端部に与えることを特徴とする遊技機。
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