JP5305415B2 - 遊技台 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機等に代表される遊技台に関する。
従来、演出用可動物を用いた演出が行われる遊技台が知られている。
特開2008−200302号公報
しかしながら、従来の遊技台は、演出手段について改良の余地がある。
本発明の目的は、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することにある。
上記目的は、
複数種類の動作を少なくとも実行可能な演出手段と、
起動信号が入力されると、遊技制御を少なくとも開始可能な遊技制御手段と、
低電圧信号を少なくとも出力可能な電圧監視手段と、
前記低電圧信号が入力され、その後に前記起動信号が入力されると、前記低電圧信号が入力された際の制御状態に復帰させる処理を少なくとも実行可能な復帰手段と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の動作のうちの少なくとも一つの動作は、第一の動作であり、
前記複数種類の動作のうちの少なくとも一つの動作は、第二の動作であり、
前記第一の動作は、先読み予告として行われるものであり、
前記演出手段は、前記第一の動作を行っている状態で前記低電圧信号が入力され、その後に前記起動信号が入力されると、前記第一の動作ではなく前記第二の動作を少なくとも行うことが可能なものである、
ことを特徴とする遊技台
によって達成される。
本発明によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
本発明の一実施の形態によるパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100を背面側から見た外観図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の遊技盤200を正面から見た略示正面図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の制御部の回路ブロック図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100での表示図柄の一例であって、(a)は特図の停止表示図柄の一例を示し、(b)は装飾図柄の一例を示し、(c)は普図の停止表示図柄の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部300での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)は主制御部メイン処理の流れを示し、(b)は主制御部タイマ割込処理の流れを示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部300での入賞受付処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100のRAM308に記憶されている特図1始動情報記憶部の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部300での特図先読み処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部300での特図先読み処理で用いる事前判定用テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部300のRAM308に記憶された特図1用先読み結果記憶部の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部300のROM306に記憶されたデータテーブルを示す図であり、(a)は当否判定用テーブルの一例を示し、(b)は特図決定用テーブルの一例を示し、(c)はテーブルセット選択テーブルの一例を示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部300のROM306に記憶されたデータテーブルを示す図であり、(a)はタイマ選択テーブル1を示し、(b)はタイマ選択テーブル2を示し、(c)はタイマ選択テーブル3を示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部300のROM306に記憶されたタイマ番号演出対応テーブルを示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第1副制御部400での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)は第1副制御部メイン処理の流れを示し、(b)は第1副制御部コマンド受信割込処理の流れを示し、(c)は第1副制御部タイマ割込処理の流れを示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第1副制御部400での演出制御処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第1副制御部400での連続可動物演出設定処理の流れを示すフローチャートを示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第1副制御部400での連続可動物演出設定処理で用いるテーブルを示す図であり、(a)は先読み情報が大当りの場合に用いる連続回数決定テーブルを示し、(b)は先読み情報がはずれの場合に用いる連続回数決定テーブルを示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出可動物224の駆動機構を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第2副制御部500での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)は第2副制御部第1割込処理の流れを示し、(b)は第2副制御部メイン処理の流れを示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第2副制御部500での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)はステッピングモータの駆動パラメータの設定処理の流れを示し、(b)は第2副制御部第2割込処理の流れを示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100におけるモータ制御処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における可動物制御データテーブルを示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出可動物224の連続可動物演出の制御動作の実施例1を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出可動物224の連続可動物演出の制御動作の実施例2を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出可動物224の連続可動物演出の制御動作の実施例3を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出可動物224の連続可動物演出の制御動作の実施例4を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出可動物の変形例1を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における扉付き液晶表示装置700の連続可動物演出の制御動作の実施例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出可動物の変形例2(その1)を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出可動物の変形例2(その2)を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における7セグメント表示可動物801の連続可動物演出の制御動作の実施例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における演出可動物の変形例3を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における回転駆動部902による連続可動物演出の制御動作の実施例1を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100における回転駆動部902による連続可動物演出の制御動作の実施例2を示す図である。 本発明の一実施の形態の変形例による遊技台としてのスロットマシンを示す斜視図である。
以下、図面を用いて、本発明の一実施の形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。まず、図1を用いて、本実施の形態に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。演出装置206は、演出可動物224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」、第1特別図柄を「特図1」、第2特別図柄を「特図2」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施の形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。また、装飾図柄表示装置208は、1個の小さな例えば円形の図柄を表示可能な表示範囲を有し、演出表示領域208dの例えば左下角部に設けられた第4図柄表示領域(図3では不図示)を有している。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。特図1表示装置212および特図2表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。特図1保留ランプ218および特図2保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、演出装置206の周囲には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、普図始動口228と、特図1始動口230と、特図2始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
特図1始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。特図1始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図1表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、特図1始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
特図2始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施形態では特図1始動口230の真下に1つだけ配設している。特図2始動口232は、左右に開閉自在な羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。特図2始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図2表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、特図2始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカと呼ばれ、本実施形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
パチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(特図1始動口230、特図2始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動物224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉あるいはシャッタと称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽手段は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動物224の後方に位置することとなる。ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が特図1始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
演出可動物224は、本実施形態では人間の右腕の前腕を模した第1可動物224aと上腕を模した第2可動物224bとからなり、肘の位置に第1可動物224aを回動させる不図示の第1駆動手段と肩の位置に第2可動物224bを回動させる不図示の第2駆動手段を備える。演出可動物224は、第1および第2駆動手段によって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽手段は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
次に、図4を用いて、パチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400および第2副制御部500についても同様である。基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用しているカウンタ回路318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果をカウンタ回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば特図1表示装置212や特図2表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば特図2始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234の扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。
なお、特図1始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号をカウンタ回路318に出力する。この信号を受信したカウンタ回路318は、特図1始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、カウンタ回路318は、特図2始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、特図2始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタン検出センサ426と、遮蔽装置センサ430やチャンスボタン検出センサ426からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP434(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)と、を接続している。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えており、基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506と、演出可動物224の駆動制御を行うための駆動回路516と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530と遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
次に、図5(a)〜(c)を用いて、パチンコ機100の特図1表示装置212、特図2表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。図5(a)は特図の停止図柄態様の一例を示したものである。特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、特図1表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、特図2表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」を行う。これらの「特図1の変動表示」および「特図2の変動表示」が本実施形態にいう図柄の変動表示の一例に相当する。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、特図1表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、特図2表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。したがって、「特図1の変動表示」を開始してから特図1の停止図柄態様を停止表示するまで、あるいは「特図2の変動表示」を開始してから特図2の停止図柄態様を停止表示するまでが本実施形態にいう図柄変動停止表示の一例に相当し、以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を図柄変動停止表示と称する。後述するように、図柄変動停止表示は複数回、連続して行われることがある。
図5(a)には、図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図C」までの3種類の特図が示されている。図5(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。「特図A」と「特図B」は当否判定の結果が大当りの場合に停止表示される図柄である。「特図A」は15ラウンド(15R)特別大当り図柄(大当り図柄1)であり、「特図B」は15R大当り図柄(大当り図柄2)である。本実施形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。
大当りと特別大当りの違いは、当該大当り遊技が終了した後に始まる特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、15R特別大当り遊技終了後および15R大当り遊技終了後はいずれも電サポ状態(時短遊技状態という場合もある)に移行する。電サポ状態については詳しくは後述するが、電サポ状態のことを普図高確率状態と称し、電サポ状態でない状態のことを普図低確率状態と称する。15R特別大当り図柄である「特図A」は、次の大当りまで特図高確率普図高確率状態であり、15R大当り図柄である「特図B」は、特図低確率状態であって、例えば当該大当り遊技が終了した後に始まる特図変動遊技が100回まで普図高確率状態である。これらの「特図A」および「特図B」は、遊技者に対する有利度が相対的に高くなる図柄である。
また、「特図C」は当否判定の結果がはずれの場合に停止表示される図柄(はずれ図柄1)である。「特図C」は遊技者に対する有利度が相対的に低くなる図柄である。なお、本実施形態のパチンコ機100には、大当り図柄として「特図A」、「特図B」以外の図柄も用意してもよく、また、当否判定結果の種類として小当りを設け、当該小当りについての停止図柄を設けてもよく、また、はずれ図柄の種類を増やしてももちろんよい。
図5(b)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。特図1始動口230または特図2始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。
そして、「特図A」の15R特別大当りまたは「特図B」の15R大当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同じ装飾図柄が3つ並んだ装飾図柄組合せ1の例に示すように、例えば「装飾2−装飾2−装飾2」や「装飾4−装飾4−装飾4」等を停止表示する。「特図A」の15R特別大当りを明示的に報知する場合には、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ2の例に示すように、例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等を停止表示する。
一方、「特図C」のはずれを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに図5(b)に示す装飾図柄組合せ以外の図柄組合せを停止表示する。
図5(c)は普図の停止表示図柄の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを上述のゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」を停止表示し、普図変動遊技のはずれを報知する場合には「普図B」を停止表示する。図5(c)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
次に、図6を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理と主制御部タイマ割込処理について説明する。同図(a)は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。同図(b)は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6(a)に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8ミリ秒(ms)に相当する数値を設定する。
次いで、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動(WDTリスタート)する。次いで、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはWDTリスタートに戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)には次の初期化処理に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもWDTリスタートに戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、WDTリスタートは繰り返し実行される。
次の初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
さらに、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)にはさらに初期化処理を実行する。具体的には、最初に、電源基板に設けたRWMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべく初期化処理を行う。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべく初期化処理を行い、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべく復電処理を実行し、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべく初期化処理を行う。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にも初期化処理を行う。
復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った命令の次の命令から処理を再開する。また、図4に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。この復電処理では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS215において、第1副制御部400へ送信される。
初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS215において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS101の次のステップS103では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、特図変動遊技での停止図柄を決定する抽選に用いる特図決定用乱数値を生成する特図決定用乱数値カウンタの初期値を生成するための初期値生成用乱数カウンタを更新する。また、普図変動遊技の当否判定に用いる普図当選乱数値を生成する普図当選乱数値カウンタの初期値を生成するための初期値生成用乱数カウンタを更新する。主制御部300のRAM308には、特図決定用乱数値カウンタとその初期値生成用乱数カウンタ、および普図当選乱数値カウンタとその初期値生成用乱数カウンタが設けられている。ステップS103では、これらのうち2つの初期値生成用乱数カウンタの初期値をそれぞれ更新する。例えば、初期値生成用乱数カウンタの取り得る数値範囲が0〜99とすると、初期値生成用乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算してから元の初期値生成用乱数カウンタに記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の初期値生成用乱数カウンタに記憶する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、後述するステップS105の処理とともにステップS103の処理を繰り返し実行する。
ステップS103の次のステップS105では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。具体的には、特図変動遊技での図柄変動時間を決めるための特図変動時間決定用乱数値を生成する特図変動時間決定用乱数値カウンタの初期値を更新する。また、普図変動遊技での図柄変動時間を決めるための普図変動時間決定用乱数値を生成する普図変動時間決定用乱数値カウンタの初期値を更新する。なお、特図変動時間決定用乱数値や普図変動時間決定用乱数値は複数あってもよい。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、ステップS103の処理とともにステップS105の処理を繰り返し実行する。
次に、図6(b)を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
主制御部タイマ割込処理では、まず、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。次いで、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDTを定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートさせる。
ステップS201では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、上述の前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサ、各種の球検出センサを含む各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図4に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、特図1始動口230、および特図2始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS201の次のステップS203およびステップS205では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS103で行った初期値生成用乱数カウンタの更新を行い、次に主制御部300で使用する、特図決定用乱数値を生成する特図決定用乱数値カウンタおよび普図当選乱数値を生成する普図当選乱数値カウンタを更新する。例えば、特図決定用乱数値として取り得る数値範囲が0〜99とすると、特図決定用乱数値を生成するためにRAM308に設けた特図決定用乱数値カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算してから元の特図決定用乱数値カウンタに記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の特図決定用乱数値カウンタに記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、特図決定用乱数値カウンタが一周していると判定した場合には特図決定用乱数値カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、特図決定用乱数値カウンタにセットする。例えば、0〜99の数値範囲で変動する特図決定用乱数値カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、特図決定用乱数値カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、特図決定用乱数値カウンタにセットすると共に、特図決定用乱数値カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。
また、特図決定用乱数値カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、普図当選乱数値カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。特図決定用乱数値カウンタは、特図1用の乱数値を取得するためのカウンタと特図2用の乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けてもよいし、あるいは、同一のカウンタを用いてもよい。
ステップS205の次のステップS207では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普図表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、特図1表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、特図2表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS207の次のステップS209では入賞判定処理を行う。入賞判定処理は、入賞口カウンタ更新処理と、入賞受付処理および特図先読み処理に大別される。
入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、234や始動口230、232、228に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
図7は入賞受付処理の流れを示すフローチャートである。入賞受付処理では、特図1始動口230、特図2始動口232、普図始動口228および可変入賞口234への入賞があったか否かを判定する。ここでは、ステップS201における入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。
まず、主制御部300は、特図1始動口230または特図2始動口232への入賞があったか否かを判断する(ステップS301)。特図1始動口230および特図2始動口232への入賞がない場合はステップS313に移行する。
主制御部300は、ステップS301において特図1始動口230への入賞があったと判断した場合には、RAM308に設けた対応する特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数が所定の上限数(本例では、保留数4が上限とする)未満であるか否かを判断する(ステップS303)。主制御部300は、特図1保留数が所定の上限数未満であると判断したらステップS305に移行し、所定の上限数であると判断したらステップS313に移行する。
ステップS305では主制御部300は、カウンタ回路(ハード乱数回路)318の特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶された値に所定の加工を施して生成した大当り判定用乱数値を取得するとともに、RAM308に設けた特図決定用乱数値カウンタから特図決定用乱数値を取得する。また、特図1保留数記憶領域に格納された値に1を加算して新たな特図1保留数として記憶する。
次いで主制御部300は、ステップS307において、ステップS305で取得した大当り判定用乱数値および特図決定用乱数値の組(以下、「特図1乱数値の組」と略称する場合がある)を特図1始動情報として特図1始動情報記憶部に取得順に格納する。特図1始動情報記憶部内の特図1始動情報は、特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数と同数分だけ格納される。
図8は、特図1始動情報記憶部に特図1始動情報が記憶された状態を例示している。特図1始動情報記憶部は、特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施形態では、4つ)の記憶領域「保留順位1」〜「保留順位4」を有している。記憶領域「保留順位1」〜「保留順位4」は特図1始動情報の保留順序に対応付けられている。
本例では、保留順位1には特図1始動情報として、大当り判定用乱数値が20005で特図決定用乱数値が23の特図1乱数値の組が記憶されている。同様に、保留順位2には大当り判定用乱数値が1100で特図決定用乱数値が40の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位3には大当り判定用乱数値が1500で特図決定用乱数値が79の特図1乱数値の組が記憶されている。保留順位4には、特図1乱数値の組が記憶されていない状態が例示されている。なお、特図1乱数値の組が記憶されていない状態は「−」と表現するものとする。
特図1始動情報記憶部内では、特図1保留数が1つ増えるごとに、最近(直近)に記憶された特図1始動情報の保留順位の次の保留順位に新たな特図1始動情報が書き込まれる。また、特図1保留数が1つ減るごとに、保留順位が最上位(最先)で最も過去に記憶された保留順位1の特図1始動情報が消去されるとともに、残余の特図1始動情報の保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。
同様に、主制御部300は、ステップS301において特図2始動口232への入賞があったと判断した場合には、RAM308に設けた対応する特図2保留数記憶領域に記憶された特図2保留数が所定の上限数(本例では、保留数4が上限とする)未満であるか否かを判断する(ステップS303)。主制御部300は、特図2保留数が所定の上限数未満であると判断したらステップS305に移行し、所定の上限数であると判断したらステップS313に移行する。
ステップS305では主制御部300は、カウンタ回路(ハード乱数回路)318の特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶された値に所定の加工を施して生成した大当り判定用乱数値を取得するとともに、RAM308に設けた特図決定用乱数値カウンタから特図決定用乱数値を取得する。また、特図2保留数記憶領域に格納された値に1を加算して新たな特図2保留数として記憶する。
次いで主制御部300は、ステップS307において、ステップS305で取得した大当り判定用乱数値および特図決定用乱数値の組(以下、「特図2乱数値の組」と略称する場合がある)を特図2始動情報として特図2始動情報記憶部に取得順に格納する。特図2始動情報記憶部内の特図2始動情報は、特図2保留数記憶領域に記憶された特図2保留数と同数分だけ格納される。特図2始動情報記憶部の構成は図8に示す特図1始動情報記憶部と同様なのでその図示および説明は省略する。
特図2始動情報記憶部内では、特図2保留数が1つ増えるごとに、最近(直近)に記憶された特図2始動情報の保留順位の次の保留順位に新たな特図2始動情報が書き込まれる。また、特図2保留数が1つ減るごとに、保留順位が最上位(最先)で最も過去に記憶された保留順位1の特図2始動情報が消去されるとともに、残余の特図2始動情報の保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。
図7に戻り、ステップS307の次のステップS309では、主制御部300は、第1副制御部400へ送信する情報を記憶する送信情報記憶領域に特図保留数の増加を示す情報を追加記憶する。さらに、ステップS309の次のステップS311では、主制御部300は、送信用情報として特図の種別を示す情報を追加記憶する。
ステップS311の次のステップS313では、主制御部300は、普図始動口228への入賞があったか否かを判断する。普図始動口228への入賞がない場合はステップS319に移行する。主制御部300は、ステップS313において普図始動口228への入賞があったと判断した場合には、RAM308に設けた対応する普図保留数記憶領域に記憶された普図保留数が所定の上限数(本例では、保留数4が上限とする)未満であるか否かを判断する(ステップS315)。主制御部300は、普図保留数が所定の上限数未満であると判断したらステップS317に移行し、所定の上限数であると判断したらステップS319に移行する。ステップS317では主制御部300は、普図始動口228へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、普図当選乱数値生成用乱数カウンタから値を普図当選乱数値として取得して対応する普図乱数値記憶領域に格納する。
ステップS315の次のステップS317では、主制御部300は、送信情報記憶領域に普図保留数の増加を示す情報を追加記憶する。
ステップS317の次のステップS319では、主制御部300は、可変入賞口234への入賞があったか否かを判断する。可変入賞口234への入賞がない場合は主制御部タイマ割込処理に復帰する。主制御部300は、ステップS319において可変入賞口234への入賞があったと判断した場合には、RAM308に設けた対応する可変入賞口用の入賞記憶領域に、可変入賞口234に球が入球したことを示す情報を格納する(ステップS321)。
ステップS321の次のステップS323では、主制御部300は、送信情報記憶領域に可変入賞口入賞を示す情報を追加記憶する。
次に、入賞判定処理で入賞受付処理とともに行われる特図先読み処理について図9および図10を用いて説明する。特図先読み処理は、特図保留数記憶領域に記憶された特図保留数が増加すると、当該増加した保留に係る始動情報を先読みして、特図変動遊技の停止図柄等を特図関連抽選処理での当否判定より前に事前判定する。
図9は特図先読み処理の流れを示すフローチャートである。まず、主制御部300は、特図始動情報が増加しているか否かを判断する(ステップS401)。特図始動情報が増加しているか否かの判断は、特図保留数記憶領域に記憶されている特図保留数と、特図先読み数記憶領域に記憶された特図先読み数とを比較して行う。主制御部300のRAM308内には、特図1の先読み処理を実行した結果の特図1先読み結果(事前判定結果ともいう)を記憶する特図1用先読み結果記憶部と、特図2の先読み処理を実行した結果の特図2先読み結果を記憶する特図2用先読み結果記憶部とが設けられている。また、RAM308内には、特図1用先読み結果記憶部に記憶されている特図1の先読み結果の数を特図1先読み数として記憶する特図1先読み数記憶領域と、特図2用先読み結果記憶部に記憶されている特図2の先読み結果の数を特図2先読み数として記憶する特図2先読み数記憶領域が設けられている。
主制御部300は、例えば、特図1保留数と特図1先読み数とを比較する場合、特図1保留数が特図1先読み数より大きい場合には特図1始動情報が増加していると判断し、特図1保留数が特図1先読み数に等しい場合には特図1始動情報は増加していないと判断する。特図1始動情報が増加していると判断した場合には、主制御部300は、増加した特図1始動情報に係る特図1乱数値の組を特図1始動情報記憶部から取得し、取得した特図1始動情報内の大当り判定用乱数値および特図決定用乱数値を先読みする。そして、特図1関連抽選処理(ステップS213)での当否判定に先立って、先読みした大当り判定用乱数値と特図決定用乱数値とに対してROM306内に格納された事前判定用テーブルを参照して、当該当否判定の結果と、当該特図1の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)とを事前判定する(同ステップS403)。
図10は事前判定用テーブルの一例を示している。事前判定用テーブルは、左列から右方向に順に「特図確率」、「大当り判定用乱数値の範囲」、「事前判定結果1」、「特図決定用乱数値の範囲」、「事前判定結果2」、および「先読み情報」の項目で構成されている。左列の「特図確率」は「低確率」と「高確率」に区分されている。「低確率」は先読み処理で先読みされる始動情報が当否判定される際の制御状態が特図低確率状態であることを表し、「高確率」は当該当否判定時の制御状態が特図高確率状態であることを表している。「大当り判定用乱数値の範囲」は、取得した大当り判定用乱数値と比較する乱数の数値範囲を示している。「大当り判定用乱数値の範囲」は、左列「特図確率」の項目「低確率」に対応して、数値1000〜1217と、数値0〜999および数値1218〜65535との2つに区分されている。また、「大当り判定用乱数値の範囲」は、左列「特図確率」の項目「高確率」に対応して、数値1000〜2089と、数値0〜999および数値2090〜65535との2つに区分されている。右列の「事前判定結果1」は、「低確率」かつ数値1000〜1217に対応して「大当り」が割り当てられ、数値0〜999および数値1218〜65535に対応して「はずれ」が割り当てられている。また、「高確率」かつ数値1000〜2089に対応して「高確率時大当り」が割り当てられ、数値0〜999および数値2090〜65535に対応して「はずれ」が割り当てられている。
主制御部300の基本回路302は、特図1変動遊技の結果が当選(大当り)となるか、不当選(はずれ)となるかを事前判定するために、取得した大当り判定用乱数値に対して事前判定用テーブルを参照する。例えば、先読み処理に係る始動情報の当否判定時の制御状態が特図低確率状態である場合には、事前判定用テーブルの事前判定結果1に示すように、取得した大当り判定用乱数値が1000〜1217の範囲内にあれば特図変動遊技を当選(大当り)と事前判定し、取得した大当り判定用乱数値が1000〜1217の範囲以外であれば非当選(はずれ)と事前判定する。
また、当否判定時の制御状態が特図高確率状態である場合には、取得した大当り判定用乱数値が1000〜2089の範囲内にあれば特図変動遊技を当選(高確率時大当り)と事前判定し、取得した大当り判定用乱数値が1000〜2089の範囲以外であれば非当選(はずれ)と事前判定する。
事前判定用テーブルの「特図決定用乱数値の範囲」は、取得した特図決定用乱数値と比較する乱数の数値範囲を示しており、数値0〜49および数値50〜99の2つに区分されている。項目「事前判定結果2」は、特図変動遊技における停止図柄を表しており、乱数範囲が数値0〜49に対応して「大当り図柄1」、数値50〜99に対応して「大当り図柄2」の停止図柄態様がそれぞれ割り当てられている。なお、本例では、はずれの停止図柄態様は図5(a)の「特図C」に示すように1種類(はずれ図柄1)しかないので、当否判定の結果が「はずれ」の場合には図柄決定の抽選は不要で必ずはずれ図柄1が事前判定される。
事前判定用テーブルの「先読み情報」は、「確変大当り」、「通常大当り」、「高確率時確変大当り」、「高確率時通常大当り」、「はずれ」、および「保留なし」の種別に区分されている。主制御部300の基本回路302は、事前判定結果1が大当りで特図決定用乱数値が0〜49の範囲内にある場合には、事前判定結果2として大当り図柄1を事前判定して先読み情報として「確変大当り」を選択する。また、事前判定結果1が大当りで特図決定用乱数値が50〜99の範囲内にある場合には、事前判定結果2として大当り図柄2を事前判定して先読み情報として「通常大当り」を選択する。
主制御部300の基本回路302は、事前判定結果1が高確率時大当りで特図決定用乱数値が0〜49の範囲内にある場合には、事前判定結果2として大当り図柄1を事前判定して先読み情報として「高確率時確変大当り」を選択する。また、事前判定結果1が高確率時大当りで特図決定用乱数値が50〜99の範囲内にある場合には、事前判定結果2として大当り図柄2を事前判定して先読み情報として「高確率時通常大当り」を選択する。
また、主制御部300の基本回路302は、事前判定結果1がはずれの場合は事前判定結果2としてはずれ図柄1を事前判定して先読み情報として「はずれ」を選択する。また、上記の「確変大当り」、「通常大当り」、「高確率時確変大当り」、「高確率時通常大当り」、および「はずれ」のいずれにも該当しない場合は先読み情報として「保留なし」を選択する。
図9に戻り、主制御部300の基本回路302は、ステップ403の次のステップS405において、特図1先読み数が1つ増えるごとに、RAM308に設けられた特図1用先読み結果記憶部の最近(直近)に記憶された特図1先読み情報の先読み順位の次の先読み順位に新たな特図1先読み情報を書き込み、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。主制御部300は、ステップS401において、特図1始動情報が増加していないと判断したら、ステップS403、S405を実行せずに特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。なお、特図2始動情報が増加している場合についての処理も同様なので説明は省略する。
なお本実施形態では保留の増加分だけ先読み処理をするようにしているが、毎回全保留に対して特図先読み処理を実施するようにしてもよい。また、後述するコマンド設定送信処理(ステップS215)でも、先読み情報は増加分のみ送信してもよいし、全保留に対する先読み情報を送信するようにしてもよい。
図11は、特図1用先読み結果記憶部に特図1先読み結果として先読み情報が記憶された状態を例示している。特図1用先読み結果記憶部は、例えば特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施形態では、4つ)の記憶領域「先読み順位1」〜「先読み順位4」を有している。記憶領域「先読み順位1」〜「先読み順位4」は特図1始動情報記憶部の保留順位に対応付けられている。
本例では、図8に示す特図1始動情報記憶部の記憶例に倣って、特図1先読み結果として、先読み順位1に先読み情報「はずれ」が記憶されている。同様に、先読み順位2に先読み情報「確変大当り」が記憶され、先読み順位3に先読み情報「高確率時通常大当り」が記憶されている。先読み順位4には先読み情報「保留なし」が記憶されている。
なお、主制御部300は、特図1始動情報記憶部の最先の保留順位1の特図1始動情報を消去する際には同時に特図1用先読み結果記憶部の最先の先読み順位1の先読み情報を消去するとともに、特図1先読み数記憶領域に記憶された特図1先読み数を1減算する。また、最先の先読み順位の先読み情報を消去したら、残余の特図1先読み情報の先読み順位が1ずつ繰り上がるように処理する。特図2の保留に関する動作や特図2用先読み結果記憶部の構成等は、特図1の場合と同様なので説明は省略する。
図6(b)に戻り、ステップS209の次のステップS211では、普図関連処理を行う。普図関連処理は、普図状態更新処理と普図関連抽選処理に大別される。
普図状態更新処理では、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、はずれ図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)およびはずれ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンにされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、特図2始動口232の羽根部材232aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、羽根部材232aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500ms間)、羽根部材の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がはずれであれば、後述するように、普図当りフラグがオフにされる。この普図当りフラグがオフの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
主制御部300は、普図状態更新処理に次いで普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および特図2始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定を行い、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。また、当り判定の結果に関わらず、次に上述の普図変動時間決定用乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図変動時間決定用乱数値として取得し、取得した普図変動時間決定用乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
ステップS211の次のステップS213では、特図関連処理を行う。特図関連処理は、特図状態更新処理と特図関連抽選処理に大別される。特図状態更新処理は、特図1および特図2のそれぞれについて行われるが、まず、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う。この特図2状態更新処理は、特図2の状態に応じて、次の複数(本例では9つ)の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動開始のタイミングにおける特図2状態更新処理では、RAM308に設けた特図2保留数記憶領域に記憶された特図2保留数の値を用いて特図2保留ランプ220の点滅を制御する。例えば、図3の特図2保留ランプ220の4つのLEDを図左から右に向かって順にLED番号1−4とすると、LED番号の若い方から順に特図2保留数分のLEDを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させる。また、特図変動時間決定用乱数値カウンタから特図変動時間決定用乱数値を取得して、図13(a)〜(c)のいずれかのタイマ選択テーブルを参照してタイマ番号を決定し、さらに図14に示すタイマ番号対応演出テーブルを参照して決定した変動時間に基づく値を特図2表示図柄更新タイマにセットする。
また例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、大当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグそれぞれのフラグが用意されている。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図5(a)に示す特図A、大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図B、はずれフラグがオンの場合には特図Cそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、特別大当り図柄(特図A)、大当り図柄(特図B)、はずれ図柄(特図C)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms間)その表示を維持するためにRAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた電サポ(詳細は後述)回数記憶部に記憶された電サポ回数が1以上であれば、その電サポ回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中(詳細は後述)でなければ、電サポフラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、電サポフラグをオフにする。また、コマンド設定送信処理(ステップS215)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、後述するように、大当りフラグがオンにされる。この大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するためにRAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS215)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材234aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS215)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材234aを閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS215)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、この扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本実施形態では15ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するためにRAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた電サポ回数記憶部に電サポ回数(例えば、100回)をセットするともに、RAM308に設けられた電サポフラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、電サポ回数記憶部に電サポ回数をセットすることもなく、また電サポフラグをオンにすることもない。ここでの電サポ状態とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。この電サポフラグがオンに設定されていると、普図高確率(普図確変)状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、特図変動遊技の変動時間も短くなる場合がある(時短遊技状態)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図2始動口232の一対の羽根部材232aの1回の開放における開放時間が長くなり易い(電チュー開延)。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材232aは多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延による制御状態をまとめて、電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態と呼ぶ。
また、上述のごとく、電サポフラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図2始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS215)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、後述するように、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次の特図1についての特図状態更新処理に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う。これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、特図2変動遊技の保留数が0より多い場合には、特図1変動遊技の保留に関する抽選処理や変動遊技は行われない。装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の大当り判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図1始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。
特図2関連抽選処理の場合には、主制御部300は、特図2始動情報記憶部内の最先の(最も過去に記憶された)保留順位1の特図2始動情報(特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の大当り判定用乱数値に対して図12(a)に示す当否判定用テーブルを参照して、当否判定結果を大当りとするか、はずれとするかの決定を行う。次いで主制御部300は、当否判定結果が大当りの場合は、取得した特図2始動情報内の特図決定用乱数値に対して図12(b)に示す特図決定用テーブルを参照して特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。なお、当否判定結果がはずれの場合ははずれ図柄は1種類だけなので図柄決定のための抽選は行わず所定のはずれ用の停止図柄を選択する。
主制御部300は、特図2始動情報記憶部から最先の特図2始動情報を読み出したら当該最先の特図2始動情報を特図2始動情報記憶部から消去するとともに、特図2保留数記憶領域内の特図2保留数を1減算する。このとき特図2始動情報記憶部から読み出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域(第2の始動情報記憶手段の一例)に記憶し、この一時領域に記憶した特図2始動情報に基づいて当否判定処理を行うようにしてもよい。
特図1関連抽選処理の場合も、特図2関連抽選処理と同様であるのでその説明は省略する。
ステップS213の次のステップS215では、コマンド設定送信処理を行い、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、特図変動開始コマンド、先読み結果情報コマンド、特図変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が特図変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、主制御部300のRAM308に格納されている15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択した変動時間の情報を含み、図柄変動停止コマンドの場合であれば、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。
また、先読み結果情報コマンドは、コマンドデータに特図1および2の種別とともに先読み結果記憶部に記憶された先読み結果の情報(先読み順位毎の先読み情報)が含まれる。先読み結果情報コマンド内の先読み情報は先読み順位の増加分のみでもよいし、全ての先読み順位に対する先読み情報を含んでいるようにしてもよい。本実施形態では、先読み結果情報コマンド内には全ての先読み順位に対する先読み情報が含まれている。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、大当りフラグや、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択した変動時間の情報、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、大当りフラグや特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。また、このステップS215では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
また、コマンド設定送信処理では、払出要求数送信処理も行う。なお、払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は、例えば1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS215の次のステップS217では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS217の次のステップS219では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS201において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視し、前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図2始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、表示回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS215)で設定した出力予定情報を出力ポート(I/O310)を介して第1副制御部400に出力する。
また、デバイス監視処理では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)には、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、図6(a)に示す主制御部メイン処理に復帰する。低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはタイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6(a)に示す主制御部メイン処理に復帰する。
次に、本実施の形態によるパチンコ機100での特図変動遊技について図12乃至図14を用いて説明する。図12乃至図14に示すデータテーブルは、例えば主制御部300のROM306に記憶されている。図12(a)は、特図関連処理(ステップS213)の特図関連抽選処理における特図2または特図1の当否判定処理で用いる当否判定用テーブルの一例を示している。図12(a)に示す当否判定用テーブルは、左列に「特図確率」、中列に「乱数範囲」、右列に「当否結果」の項目で構成されている。左列の「特図確率」は「低確率」と「高確率」に区分されている。「低確率」は当否判定時の制御状態が特図低確率状態であることを表し、「高確率」は当否判定時の制御状態が特図高確率状態であることを表している。中列の「乱数範囲」は、取得した大当り判定用乱数値と比較する乱数の数値範囲を示している。「乱数範囲」は、左列「特図確率」の項目「低確率」に対応して、数値0〜999、数値1000〜1217、数値1218〜65535の3つに区分されている。また、左列「特図確率」の項目「高確率」に対応して、数値0〜999、数値1000〜2089、数値2090〜65535の3つに区分されている。右列の「当否判定結果」は、「低確率」かつ数値0〜999および数値1218〜65535に対応して「はずれ」が割り当てられ、数値1000〜1217に対応して「大当り」が割り当てられている。また、「高確率」かつ数値0〜999および数値2090〜65535に対応して「はずれ」が割り当てられ、数値1000〜2089に対応して「大当り」が割り当てられている。
主制御部300の基本回路302は、特図1または特図2の変動遊技の結果を当選(大当り)とするか、不当選(はずれ)とするかを決定するために、取得した大当り判定用乱数値に対して当否判定用テーブルを参照して当否判定を行う。例えば、当否判定時の制御状態が特図低確率状態である場合には、取得した大当り判定用乱数値が1000〜1217の範囲内にあれば特図変動遊技を当選(大当り)と判定し、取得した大当り判定用乱数値が1000〜1217の範囲以外であれば非当選(はずれ)と判定する。本例では、大当り判定用乱数値の取り得る数値範囲は0〜65535(数値範囲の大きさは65536)である。図12(a)に示すように、特図低確率状態で大当りと判定される大当り判定用乱数値の数値範囲は1000〜1217(数値範囲の大きさは218)であるから、特図低確率状態での特図変動遊技の大当りの当選確率は、約1/300(=218/65536)である。
また、当否判定時の制御状態が特図高確率状態である場合には、取得した大当り判定用乱数値が1000〜2089の範囲内にあれば特図変動遊技を当選(大当り)と判定し、取得した大当り判定用乱数値が1000〜2089の範囲以外であれば非当選(はずれ)と判定する。図12(a)に示すように、特図高確率状態で大当りと判定される大当り判定用乱数値の数値範囲は1000〜2089(数値範囲の大きさは1090)であるから、特図高確率状態での特図変動遊技の大当りの当選確率は、約1/60(=1090/65536)である。このように特図変動遊技の大当り当選確率は、特図低確率状態よりも特図高確率状態の方が高くなるように設定されている。
図12(b)は特図決定用テーブルを示している。特図決定用テーブルは、左列から「当否判定結果」、「乱数範囲」、「特図決定結果」の項目で構成されている。左列の「当否判定結果」には「大当り」だけが規定されている。「大当り」は図12(a)に示す特図当否判定用テーブルを用いた当否判定の結果、「大当り」と判定された場合を示している。中列の「乱数範囲」は、取得した大当り図柄決定用乱数値と比較する乱数の数値範囲を示しており、数値0〜49および数値50〜99の2つに区分されている。項目「特図決定結果」は、特図1変動遊技または特図2変動遊技における停止図柄を表しており、乱数範囲が数値0〜49に対応して「大当り図柄1」、数値50〜99に対応して「大当り図柄2」の停止図柄態様がそれぞれ割り当てられている。なお、本例では、はずれの停止図柄態様は図5(a)の「特図C」に示すように1種類(はずれ図柄1)しかないので、当否判定の結果が「はずれ」の場合には図柄決定の抽選は不要である。したがって、特図決定用テーブルの左列の「当否判定結果」に「はずれ」の項目はない。
主制御部300の基本回路302は、特図1始動口230または特図2始動口232への入球に基づく当否判定結果が大当りの場合、特図1表示装置212または特図2表示装置214に大当り図柄1、2のいずれの停止図柄態様を停止表示させるかを、取得した特図決定用乱数値に対して特図決定用テーブルを参照して決定する。特図決定用乱数値の数値範囲は0〜99(数値範囲の大きさは100)であるから、特図変動遊技に基づく大当りの場合の大当り図柄1が選択される確率および大当り図柄2が選択される確率は、いずれも1/2(=50/100)である。
本実施の形態のパチンコ機100は、制御状態が電サポ中か非電サポ中かに係らず、また、特図1または2のいずれの変動遊技であるかに係らず、特図変動遊技の結果としての停止図柄が「大当り図柄1」の場合は、続く大当り遊技での可変入賞口234の開放回数は15回であり、大当り遊技終了後には、制御状態が特図高確率状態になるとともに次回大当りまで電サポ状態になる。停止図柄が「大当り図柄2」の場合は、続く大当り遊技での可変入賞口234の開放回数は15回であり、大当り遊技終了後には、制御状態が特図低確率状態になるとともに特図変動遊技100回まで電サポ状態になる。また、停止図柄が「はずれ図柄1」の場合は、可変入賞口234の開放はなく制御状態の変更も生じない。
図12(c)は、特図1または特図2の図柄変動停止表示の停止図柄に基づいて、当該図柄変動停止表示後に適用されるタイマ選択テーブルのセットを選択するためのテーブルセット選択テーブルを示している。テーブル左列から「停止させた特図」、「テーブル変更用カウンタ初期値」、「タイマ選択テーブル」の3項目で構成されている。
左列の「停止させた特図」は、図12(b)の特図決定用テーブルを用いて決定された停止図柄であって、「大当り図柄1」および「大当り図柄2」に区分されている。「テーブル変更用カウンタ初期値」は、RAM308内に設けられたテーブル変更用カウンタの初期値を示している。テーブル変更用カウンタは、特図変動遊技が行われる度に1ずつ減算される減算カウンタであり、カウンタ値が0になると停止するようになっている。主制御部300の基本回路302は、テーブル変更用カウンタの値が1から0になったことを条件に、後述するタイマ選択テーブルの切替えを行う。
左列「停止させた特図」の項目「大当り図柄1」に対応した「テーブル変更用カウンタ初期値」は、初期値「90」、初期値「10」および初期値「0」の順に3つに区分されている。項目「大当り図柄2」に対応した「テーブル変更用カウンタ初期値」も、初期値「90」、初期値「10」および初期値「0」の順に3つに区分されている。
「タイマ選択テーブル」は、大当り遊技の終了後に開始される特図1変動遊技または特図2変動遊技で使用するタイマ選択テーブルを決定するために用いられる。タイマ選択テーブルでは、項目「大当り図柄1」について、初期値「90」に対応して「テーブル2」が割り当てられ、初期値「10」に対応して「テーブル3」が割り当てられ、初期値「0」に対応して「テーブル2」が割り当てられている。また、項目「大当り図柄2」について、初期値「90」に対応して「テーブル2」が割り当てられ、初期値「10」に対応して「テーブル3」が割り当てられ、初期値「0」に対応して「テーブル1」が割り当てられている。
例えば、主制御部300の基本回路302は、特図1または特図2の変動遊技の停止図柄態様が「大当り図柄1」の場合は、15R大当り遊技終了後の制御状態を特図高確率状態(特図確変あり状態)にするとともに次回の大当りまで電サポ状態にすることを決定し、図12(c)のテーブルセット選択テーブルに基づき、テーブル変更用カウンタ初期値を初期値「90」に設定して、特図変動遊技用のタイマ選択テーブルとしてテーブル2を選択する。テーブル変更用カウンタのカウンタ値は、その後の特図1または特図2の変動遊技で停止図柄が「はずれ図柄1」以外にならない限り、つまり、「はずれ図柄1」が停止表示される度に1減算される。そして、テーブル変更用カウンタの値が1から0になると、主制御部300の基本回路302は、テーブル変更用カウンタ初期値を初期値「10」に設定し直すとともに、タイマ選択テーブルとしてテーブル3を選択する。次いで、その後の特図1または特図2変動遊技で停止図柄が「はずれ図柄1」以外にならない限り、つまり、「はずれ図柄1」が停止表示される度にテーブル変更用カウンタのカウンタ値は1ずつ減算される。そして、テーブル変更用カウンタの値が1から0になると、主制御部300の基本回路302は、タイマ選択テーブルとしてテーブル2を選択する。
また、主制御部300の基本回路302は、特図1または特図2の変動遊技の停止図柄態様が「大当り図柄2」の場合は、15R大当り遊技終了後の制御状態を特図低確率状態(特図確変なし状態)にするとともに特図変動遊技100回まで電サポ状態にすることを決定し、図12(c)のテーブルセット選択テーブルに基づき、テーブル変更用カウンタ初期値を初期値「90」に設定して、特図変動遊技用のタイマ選択テーブルとしてテーブル2を選択する。そして、テーブル変更用カウンタの値が1から0になると、主制御部300の基本回路302は、テーブル変更用カウンタ初期値を初期値「10」に設定し直すとともに、タイマ選択テーブルとしてテーブル3を選択する。テーブル変更用カウンタの値が1から0になると、主制御部300の基本回路302は、タイマ選択テーブルとしてテーブル1を選択する。
なお、例えば図6(a)に示す初期化処理(ステップS101)等における主制御部300のRAM308クリア時には、タイマ選択テーブルがテーブル1に設定されるようになっている。
図13は、タイマ選択テーブルを示している。図13(a)は、タイマ選択テーブル1を示し、図13(b)はタイマ選択テーブル2を示し、図13(c)はタイマ選択テーブル3を示している。各タイマ選択テーブルは、左列から右列に向かって、「特図決定結果」、「保留:0〜2」、「保留:3」および「タイマ番号決定結果」の項目で構成されている。各テーブルとも「特図決定結果」は、「はずれ図柄1」、「大当り図柄1」および「大当り図柄2」に区別されている。
項目「保留:0〜2」は、特図1または2変動遊技の開始時点でRAM308内の特図1または2保留数記憶領域に記憶された保留された特図1または2変動遊技の数(以下、特図1または2の保留数と略称する)が0〜2の範囲内であることを示している。項目「保留:3」は、特図1または2変動遊技の開始時点で特図1または2保留数記憶領域に記憶された特図1または2の保留数が3であることを示している。例えば、特図1変動遊技の場合では、図13(a)に示すテーブル1の「保留:0〜2」は、特図1変動遊技の開始時点でRAM308内の特図1保留数記憶領域に記憶された特図1の保留数が0〜2の範囲内であることを示している。また、項目「保留:3」は、特図1変動遊技の開始時点で特図1保留数記憶領域に記憶された特図1の保留数が3であることを示している。説明は省略するが、特図2についても同様である。
項目「保留:0〜2」あるいは「保留:3」には、取得した特図変動時間決定用乱数値(乱数値の範囲は0〜99)と比較する乱数の数値範囲が区分されている。タイマ選択テーブル1の「はずれ図柄1」の「保留:0〜2」は、乱数範囲0〜89、乱数範囲90〜97、乱数値98および乱数値99の4つに区分されている。また、「はずれ図柄1」の「保留:3」は、乱数範囲0〜97、乱数範囲98および乱数値99の3つに区分されている。
項目「タイマ番号決定結果」は、選択されるべきタイマ番号で構成されている。タイマ選択テーブル1の「はずれ図柄1」の「保留:0〜2」の乱数範囲0〜89にはタイマ3が対応付けられ、乱数範囲90〜97にはタイマ4が対応付けられ、乱数値98にはタイマ5が対応付けられ、乱数値99にはタイマ6が対応付けられている。また、タイマ選択テーブル1の「はずれ図柄1」の「保留:3」の乱数範囲0〜97にはタイマ2が対応付けられ、乱数値98にはタイマ5が対応付けられ、乱数値99にはタイマ6が対応付けられている。
また、タイマ選択テーブル1の「大当り図柄1」および「大当り図柄2」の「保留:0〜2」と「保留:3」はともに、乱数範囲0〜1、乱数範囲2〜33、乱数範囲34〜99の3つに区分されている。また、タイマ番号は、乱数範囲0〜1ではタイマ4が対応付けられ、乱数範囲2〜33ではタイマ5が対応付けられ、乱数範囲34〜99ではタイマ6が対応付けられている。
図13(b)に示すタイマ選択テーブル2の「はずれ図柄1」の「保留:0〜2」と「保留:3」はともに、乱数範囲0〜97、乱数値98および乱数値99の3つに区分されている。
タイマ選択テーブル2の「はずれ図柄1」の「保留:0〜2」の乱数範囲0〜97にはタイマ2が対応付けられ、乱数値98にはタイマ5が対応付けられ、乱数値99にはタイマ6が対応付けられている。また、タイマ選択テーブル1の「はずれ図柄1」の「保留:3」の乱数範囲0〜97にはタイマ1が対応付けられ、乱数値98にはタイマ5が対応付けられ、乱数値99にはタイマ6が対応付けられている。
また、タイマ選択テーブル2の「大当り図柄1」および「大当り図柄2」の「保留:0〜2」と「保留:3」の乱数範囲および対応付けられたタイマ番号はともに、タイマ選択テーブル1のそれと同一である。
図13(c)に示すタイマ選択テーブル3では、「はずれ図柄1」、「大当り図柄1」および「大当り図柄2」の全てについて、保留数に関わらず全乱数範囲0〜99でタイマ7が対応付けられている。
図14は、図12(a)〜(c)のそれぞれに示すタイマ番号に応じた特図変動遊技の変動時間と変動パターンを示すタイマ番号演出対応テーブルの一例を示している。図14の左列の項目「タイマ番号」にはタイマ1〜7が区分され、中列の項目「変動時間(秒)」にはタイマ1〜7に対応させて変動時間が示されている。右列の項目「変動パターン」には当該変動による演出名称を示している。図14に示すように、本実施の形態では、タイマ番号が「タイマ1」の変動時間は2秒で変動パターンは「超短縮変動」であり、「タイマ2」の変動時間は5秒で変動パターンは「短縮変動」であり、「タイマ3」の変動時間は10秒で変動パターンは「通常変動」であり、「タイマ4」の変動時間は12秒で変動パターンは「ノーマルリーチ」であり、「タイマ5」の変動時間は40秒で変動パターンは「スーパーリーチ1」であり、「タイマ6」の変動時間は50秒で変動パターンは「スーパーリーチ2」であり、「タイマ7」の変動時間は20秒で変動パターンは「準備変動」である。
次に、図15を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。なお、同図(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第1副制御部400のコマンド受信割込処理(ストローブ割込み処理)のフローチャートである。同図(c)は、第1副制御部400のタイマ変数更新割込処理のフローチャートである。
まず、同図(a)のステップS501では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS501で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS501の次のステップS503では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS505の処理に移行する。ステップS505では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS505の次のステップS507では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS507の次のステップS509では、演出制御処理を行う。演出制御処理につては、図16乃至図18を用いて後程詳述する。
ステップS509の次のステップS511では、チャンスボタンの押下を検出していた場合、ステップS509で更新した演出データをチャンスボタンの押下に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS511の次のステップS513では、ステップS509で読み出した演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する(詳細は後述)。
ステップS513の次のステップS515では、ステップS509で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS515の次のステップS517では、ステップS509で読み出した演出データの中に各種ランプ418への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。
ステップS517の次のステップS519では、ステップS509で読み出した演出データの中に遮蔽装置(シャッタ)246への命令がある場合には、この命令を駆動回路432に出力する。
ステップS519の次のステップS521では、ステップS509で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行い、ステップS303へ戻る。制御コマンドとしては、例えば、連続可動物演出データコマンド、連続可動物演出継続データコマンド、可動物停止コマンド、および連続可動物演出終了コマンド等がある。
次に、同図(b)を用いて、第1副制御部400のコマンド受信割込処理について説明する。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が、主制御部300が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS601では、主制御部300が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
次に、同図(c)を用いて、第1副制御部400のCPU404によって実行する第1副制御部タイマ割込処理について説明する。第1副制御部400は、所定の周期(本実施例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS701では、同図(a)に示す第1副制御部メイン処理におけるステップS503において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップS503において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS701の次のステップS703では、第1副制御部400のメイン処理におけるステップS521で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、後程説明する連続可動物演出抽選用乱数値や演出回数決定用乱数値の更新処理、あるいはその他の演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、本実施形態による演出制御処理について図16を用いてより詳細に説明する。図16は、本実施形態による演出制御処理の流れを示すフローチャートである。
まず、第1副制御部400は、主制御部300から送信された特図変動開始コマンドがあるか否かを判断する(ステップS801)。第1副制御部400は、特図変動開始コマンドがある場合にはステップS803に移行し、特図変動開始コマンドがない場合にはステップS807に移行する。
ステップS803では、第1副制御部400は、連続可動物演出設定処理を行う。連続可動物演出設定処理については後程図17および図18を用いて詳述する。
ステップS803の次のステップS805では、第1副制御部400は、特図変動開始コマンドの処理を行う。ステップS803での連続可動物演出設定処理により連続可動物演出フラグがオンになっている場合には連続可動物演出を行うので、特図変動開始コマンド処理では通常の可動物動作コマンドを設定せずに、連続回数に応じた例えば先読み報知演出用のコマンドを演出可動物224以外の各演出装置(例えば、装飾図柄表示装置208やスピーカ120、各種ランプ418等)に設定する。また、連続可動物演出フラグがオフになっている場合には連続可動物演出を行わないので、通常の特図変動開始コマンド処理での可動物動作コマンドとして、例えば、連続可動物演出時の1回目の可動物演出データと同じデータを各演出装置に設定するようにする。
ステップS805の次のステップS807では、特図変動停止コマンドがあるか否か判断する。第1副制御部400は、特図変動停止コマンドがある場合にはステップS809に移行し、特図変動停止コマンドがない場合にはステップS815に移行する。
ステップS809では、第1副制御部400は、主制御部300から送信された特図変動停止コマンドに基づく特図変動停止処理を行う。
ステップS809の次のステップS811では、第1副制御部400は、ステップS803での連続可動物演出設定処理により連続可動物演出フラグがオンになっていて連続可動物演出が行われている場合には、連続可動物演出が最終回であるか否かを判断する。連続可動物演出が最終回であるか否かの判断は、RAM408内に設けた連続演出回数カウンタの値を取得して当該値が0であれば最終回であると判断する。連続可動物演出が最終回である場合には、第1副制御部400は、ステップS813に進む。連続可動物演出が最終回でない場合には、第1副制御部400は、ステップS815に進む。
また、連続可動物演出フラグがオフになっており、通常の特図変動停止コマンド処理が行われる場合は、第1副制御部400はステップS811では何もせずにステップS815に移行する。
ステップS813では、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出終了コマンドをセットするとともに連続可動物演出フラグをオフに設定する。
ステップS813の次のステップS815では、第1副制御部400は、その他のコマンドがあるか否かを判断する。その他のコマンドとしては、遊技状態コマンド、復帰コマンド、デバイスコマンド、基本情報コマンド等がある。その他のコマンドがある場合はステップS817に移行し、その他のコマンドがない場合はステップS819に移行する。
ステップS817では、第1副制御部400は、その他のコマンド処理を行う。その他のコマンド処理として、電断復帰処理のための復電コマンドや、遊技状態コマンド、復帰コマンド、デバイスコマンド、基本情報コマンド等に基づく処理を行う。特に、復電コマンドを受け取った場合は、可動物を初期動作させる初期動作コマンドをセットして、情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信する。
ステップS819では、第1副制御部400は、デモ演出開始条件が成立しているか否かを判断する。デモ演出開始条件としては、例えば、大当り遊技中以外であって特図変動遊技が行われていない無変動状態が所定時間(例えば、30秒)継続したことが含まれる。なお、主制御部300でデモ演出開始条件を判断し、主制御部300から送信されたデモ演出を開始するためのデモ演出開始コマンドを第1副制御部400が受信したことに基づいてデモ演出開始条件が成立したものとしてもよい。
デモ演出開始条件が成立している場合には、第1副制御部400は、ステップS821に進む。デモ演出開始条件が成立していない場合には、第1副制御部400は、演出制御処理を終了して第1副制御部メイン処理に復帰する。
ステップS821では、第1副制御部400は、デモ演出コマンドをセットするとともに、第2副制御部500に送信する制御コマンドにもデモ演出コマンドをセットする。
ステップS821の次のステップS823では、第1副制御部400は、連続可動物演出フラグがオンであるか否かを判断する。連続可動物演出フラグがオンである場合には、第1副制御部400は、ステップS825に進む。連続可動物演出フラグがオンでない場合には、第1副制御部400は、演出制御処理を終了して第1副制御部メイン処理に復帰する。
ステップS825では、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして可動物停止コマンドをセットして、演出制御処理を終了して第1副制御部メイン処理に復帰する。
次に、本実施形態による連続可動物演出設定処理について図17を用いてより詳細に説明する。図17は、本実施形態による連続可動物演出設定処理の流れを示すフローチャートである。まず、第1副制御部400は、RAM408に設けられた連続可動物演出フラグがオン状態か否かを判断する(ステップS901)。連続可動物演出フラグは、連続する複数回の特図変動遊技に亘って可動物を動かす場合にオンに設定される。第1副制御部400は、連続可動物演出フラグがオンである場合にはステップS903に移行し、連続可動物演出フラグがオフの場合にはステップS905に移行する。
連続可動物演出設定処理を初めて実行する際には連続可動物演出フラグはオフになっているので、第1副制御部400は、まず、ステップS905に移行して、連続可動物演出開始条件が成立しているか否かを判断する。本例での連続可動物演出開始条件は、特図先読み結果の情報内に所定の先読み情報として「大当り」(確変大当り、通常大当り、高確率時確変大当り、および高確率時通常大当り、のいずれか)があり、且つ連続可動物演出抽選に当選したこと(成立条件(1))、または、特図先読み結果の情報内に上記所定の先読み情報(大当り)が存在せず、はずれか保留なしだけが存在しており、且つはずれの先読み情報の先読み順位のいずれかで連続可動物演出抽選に当選したこと(成立条件(2))、である。成立条件(1)または(2)が成立したときに連続可動物演出開始条件が成立する。
具体的には、第1副制御部400は、まず、主制御部300から受信した先読み結果情報コマンドの特図先読み結果の情報内にいずれかの先読み順位に大当りの先読み情報が含まれているか否かを判断する。大当りの先読み情報が含まれている場合には、RAM408に設けられた連続可動物演出抽選用カウンタから連続可動物演出抽選用乱数値(例えば、乱数の範囲は0〜99)を取得する。次いで、ROM406に格納された、例えば当選確率が1/2の大当り時用連続可動物演出抽選テーブル(不図示)を参照し、取得した連続可動物演出抽選用乱数値が所定の当選範囲内にあるか否かを判定する。連続可動物演出抽選用乱数値が所定の当選範囲内にある場合には成立条件(1)が成立したので連続可動物演出を実行することを決定して、大当りを示す先読み情報と、当該先読み情報の先読み順位とをRAM408に設けられた先読み情報/先読み順位記憶領域に記憶してからステップS907に進む。連続可動物演出抽選用乱数値が所定の当選範囲外にある場合は成立条件(1)も成立条件(2)も不成立なので連続可動物演出を実行しないことを決定して連続可動物演出設定処理を終了して演出制御処理に復帰する。
先読み結果情報コマンドの特図先読み結果の情報内のいずれの先読み順位にも大当りの先読み情報が含まれていない場合には、第1副制御部400は、はずれの先読み情報がある先読み順位について先読み順位1から順に成立条件(2)の成否を判断する。第1副制御部400は、先読み順位毎に連続可動物演出抽選用カウンタから連続可動物演出抽選用乱数値を取得する。次いで、ROM406に格納された、例えば当選確率が1/100のはずれ用連続可動物演出抽選テーブル(不図示)を参照し、取得した連続可動物演出抽選用乱数値が所定の当選範囲内にあるか否かを判定する。連続可動物演出抽選用乱数値が所定の当選範囲内にある先読み順位が見つかった場合には成立条件(2)が成立したので連続可動物演出を実行することを決定して、はずれを示す先読み情報と、当該先読み情報の先読み順位とを先読み情報/先読み順位記憶領域に記憶してからステップS907に進む。はずれの先読み情報がある先読み順位全てについて連続可動物演出抽選用乱数値が所定の当選範囲外にある場合には成立条件(2)が不成立なので当否連続可動物演出を実行しないことを決定して連続可動物演出設定処理を終了して演出制御処理に復帰する。
なお、上述では大当り時における連続可動物演出を実行する当選確率が1/2であり、はずれ時における連続可動物演出を実行する当選確率が1/100であるとしているが、これらの当選確率は、所定の状態(例えば時短遊技状態)時は通常状態よりも当選確率が高くなるようにしてももちろんよい。
連続可動物演出開始条件の他の例としては、特図保留数が所定数以上(例えば、1以上(当該変動を合わせて2回以上))であること(成立条件(3))、または、所定の状態(例えば、タイマ選択テーブル3が選択されている状態)であるとき(成立条件(4))、がある。成立条件(3)または(4)は、上記の成立条件(1)または(2)に代えて用いてもよし、成立条件(1)または(2)に加えて用いてもよい。連続可動物演出開始条件が成立条件(1)〜(4)の何れかが成立したときに成立するものとしてももちろんよい。
第1副制御部400は、連続可動物演出開始条件が成立していると判断した場合には、ステップS907に移行し、連続可動物演出開始条件が成立していないと判断した場合には、連続可動物演出設定処理を終了して、演出制御処理に復帰する。
ステップS907では、第1副制御部400は、まず、RAM408に設けられた演出回数決定用カウンタから演出回数決定用乱数値(例えば、乱数の範囲は0〜99)を取得する。次いで、第1副制御部400は、RAM408内の先読み情報/先読み順位記憶領域から先読み情報と先読み順位とを取得する。
次に第1副制御部400は、取得した先読み情報が大当りかはずれかを判断し、取得した先読み情報が大当りの場合は、ROM406内に格納された大当り時用連続回数決定テーブルを選択する。図18(a)は、先読み情報が大当りの場合に用いる連続回数決定テーブルを示している。当該テーブルの左列は取得した先読み順位の番号(1〜3)を示している。右列は連続可動物演出の回数(2〜4)を示している。当該テーブルにおいて、取得した先読み順位が1の場合は、演出回数決定用乱数値の全範囲0〜99で連続可動物演出回数2が割り当てられる。つまり、取得した先読み順位が1の場合は100%の確率で可動物演出が連続2回行われる。これは、今回の特図変動遊技中に1回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位1に対応した保留順位1の始動情報に基づく特図変動遊技で2回目の可動物演出が行われることを示している。同様に、取得した先読み順位が2の場合は、演出回数決定用乱数値の全範囲0〜99で連続可動物演出回数3が割り当てられる。つまり、取得した先読み順位が2の場合は100%の確率で可動物演出が連続3回行われる。これは、今回の特図変動遊技中に1回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位1に対応した保留順位1の始動情報に基づく特図変動遊技で2回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位2に対応した保留順位2の始動情報に基づく特図変動遊技で3回目の可動物演出が行われることを示している。同様に、取得した先読み順位が3の場合は、演出回数決定用乱数値の全範囲0〜99で連続可動物演出回数4が割り当てられる。つまり、取得した先読み順位が3の場合は100%の確率で可動物演出が連続4回行われる。これは、今回の特図変動遊技中に1回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位1に対応した保留順位1の始動情報に基づく特図変動遊技で2回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位2に対応した保留順位2の始動情報に基づく特図変動遊技で3回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位3に対応した保留順位3の始動情報に基づく特図変動遊技で4回目の可動物演出が行われることを示している。
第1副制御部400は、取得した先読み情報がはずれの場合は、ROM406内に格納されたはずれ時用連続回数決定テーブルを選択する。図18(b)は、先読み情報がはずれの場合に用いる連続回数決定テーブルを示している。当該テーブルの左列は取得した先読み順位(順位1〜3)を示している。右列は連続可動物演出の回数(2〜4回)を示している。当該テーブルにおいて、取得した先読み順位が1の場合は、演出回数決定用乱数値が数値0〜89(乱数範囲は90)で連続可動物演出回数2が選択され、数値90〜94(乱数範囲は5)で回数3が選択され、数値95〜99(乱数範囲は5)で回数4が選択される。つまり、取得した先読み順位が1の場合は、90%の確率で可動物演出が連続2回行われ、それぞれ5%の確率で可動物演出が連続3回または4回行われる。
取得した先読み順位が1で可動物演出が連続2回行われる場合は、今回の特図変動遊技中に1回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位1に対応した保留順位1の始動情報に基づく特図変動遊技で2回目の可動物演出が行われる。
取得した先読み順位が1で可動物演出が連続3回行われる場合は、今回の特図変動遊技で1回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位1に対応した保留順位1の始動情報に基づく特図変動遊技で2回目の可動物演出が行われる。3回目の可動物演出は、保留順位2に始動情報が格納されている場合には当該保留順位2の始動情報に基づく特図変動遊技で実行される。保留順位2に始動情報が格納されていない場合には、特図1始動口230(特図2関連の場合は、特図2始動口232)に新たに入球があり、当該入球に基づくはずれ(または大当り)を示す始動情報が保留順位1または2に格納された後、当該始動情報に基づく特図変動遊技の開始に伴って3回目の可動物演出が実行される。
取得した先読み順位が1で可動物演出が連続4回行われる場合は、今回の特図変動遊技で1回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位1に対応した保留順位1の始動情報に基づく特図変動遊技で2回目の可動物演出が行われる。3回目の可動物演出は、保留順位2に始動情報が格納されている場合には当該保留順位2の始動情報に基づく特図変動遊技で実行される。保留順位2に始動情報が格納されていない場合には、特図1始動口230(特図2関連の場合は、特図2始動口232)に新たに入球があり、当該入球に基づくはずれを示す始動情報が保留順位1または2に格納された後、当該始動情報に基づく特図変動遊技の開始に伴って3回目の可動物演出が実行される。4回目の可動物演出は、保留順位3に始動情報が格納されている場合には当該保留順位3の始動情報に基づく特図変動遊技で実行される。保留順位3に始動情報が格納されていない場合には、特図1始動口230(特図2関連の場合は、特図2始動口232)に新たに入球があり、当該入球に基づく始動情報が保留順位1乃至3のいずれか1つに格納された後、当該始動情報に基づく特図変動遊技の開始に伴って4回目の可動物演出が実行される。なお、3回目の可動物演出の実行に係る特図変動遊技の結果が大当りの場合は4回目の可動物演出はキャンセルする。
また、当該テーブルにおいて、取得した先読み順位が2の場合は、演出回数決定用乱数値が数値0〜49(乱数範囲は50)で連続可動物演出回数3が選択され、数値50〜99(乱数範囲は50)で回数4が選択される。つまり、取得した先読み順位が2の場合は、50%の確率で可動物演出が連続3回または4回行われることになる。
取得した先読み順位が2で可動物演出が連続3回行われる場合は、今回の特図変動遊技中に1回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位1に対応した保留順位1の始動情報に基づく特図変動遊技で2回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位2に対応した保留順位2の始動情報に基づく特図変動遊技で3回目の可動物演出が行われる。
取得した先読み順位が2で可動物演出が連続4回行われる場合は、今回の特図変動遊技で1回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位1に対応した保留順位1の始動情報に基づく特図変動遊技で2回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位2に対応した保留順位2の始動情報に基づく特図変動遊技で3回目の可動物演出が行われる。4回目の可動物演出は、保留順位3に始動情報が格納されている場合には当該保留順位3の始動情報に基づく特図変動遊技で実行されるが、保留順位3に始動情報が格納されていない場合には、特図1始動口230(特図2関連の場合は、特図2始動口232)に新たに入球があり、当該入球に基づく始動情報が保留順位1乃至3のいずれか1つに格納された後、当該始動情報に基づく特図変動遊技が開始されてから4回目の可動物演出が実行される。
また、当該テーブルにおいて、取得した先読み順位が3の場合は、演出回数決定用乱数値が数値0〜4(乱数範囲は5)で連続可動物演出回数2が割り当てられ、数値5〜9(乱数範囲は5)で回数3が割り当てられ、数値10〜99(乱数範囲は90)で回数4が割り当てられる。つまり、取得した先読み順位が3の場合は、90%の確率で可動物演出が連続4回行われ、それぞれ5%の確率で可動物演出が連続2回または3回行われる。
取得した先読み順位が3で可動物演出が連続2回行われる場合は、今回の特図変動遊技中に1回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位1に対応した保留順位1に基づく特図変動遊技で2回目の可動物演出が行われる。
取得した先読み順位が3で可動物演出が連続3回行われる場合は、今回の特図変動遊技で1回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位1に対応した保留順位1に基づく特図変動遊技で2回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位2に対応した保留順位2の始動情報に基づく特図変動遊技で3回目の可動物演出が行われる。
取得した先読み順位が3で可動物演出が連続4回行われる場合は、今回の特図変動遊技で1回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位1に対応した保留順位1の始動情報に基づく特図変動遊技で2回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位2に対応した保留順位2の始動情報に基づく特図変動遊技で3回目の可動物演出が行われ、続いて先読み順位3に対応した保留順位3の始動情報に基づく特図変動遊技で4回目の可動物演出が行われる。
このように、ステップS907では、連続可動物演出開始条件が成立条件(1)で成立した場合は、所定の先読み情報の先読み順位までの特図変動遊技の回数を連続可動物演出の回数として決定する。また、連続可動物演出開始条件が成立条件(2)で成立した場合は、所定の先読み情報の先読み順位までの特図変動遊技の回数を超える回数を連続可動物演出の回数として決定する場合がある。第1副制御部400は、RAM408内に設けた連続演出回数カウンタに、決定した連続可動物演出の回数から1減じた値を格納する。また、RAM408内に設けた可動物制御データテーブル番号記憶領域に、第1回目の可動物演出として、図23に示す可動物制御データテーブルで参照すべきテーブル番号の情報として例えば数値20を記憶する。
さらにステップS907では、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出データコマンドをセットする。連続可動物演出データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号の情報が含まれる。
ステップS907の次のステップS909では、第1副制御部400は、連続可動物演出フラグをオンに設定する。次いで、第1副制御部400は、連続可動物演出設定処理を終了して、演出制御処理に復帰する。
ステップS903では、第1副制御部400は、RAM408内に設けた連続演出回数カウンタの値を読み出して1減算し、連続演出回数カウンタに記憶し直す。また、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値を読み出して1加算し、新たなテーブル番号として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号の情報が含まれる。次いで第1副制御部400は、連続可動物演出設定処理を終了して、演出制御処理に復帰する。
次に、第2副制御部500の処理について説明するが、それに先立って、図3に示す演出可動物224の駆動機構について図19を用いて説明する。図19(a)は、図3と同方向から見た演出可動物224の初期位置(原点;座標0)状態を示している。図19(a)に示すように、初期位置では、パチンコ機100を設置した場合に第2可動物224bは左上腕をほぼ鉛直下方に伸ばした状態になり、第1可動物224aは左前腕を少し右方に傾けた状態になっている。図19(b)は、図19(a)に示す右向き矢印の方向に演出可動物224を見た状態を示している。
まず、第2可動物224bの駆動機構について説明する。図19(a)、(b)に示すように、上腕を模した第2可動物224bの肩の位置に第2可動物224bを遊技盤200の盤面にほぼ平行な面内で回動させる第2駆動手段が設けられている。第2駆動手段は、演出装置206の裏面側に固定された第2ステッピングモータ224b−4を有している。第2ステッピングモータ224b−4の回転軸224b−5は、遊技盤200の盤面にほぼ垂直方向に演出装置206表面から回転可能に突出している。
また、パチンコ機100を設置した状態で第2ステッピングモータ224b−4の回転軸224b−5をほぼ水平方向に横切るとともに遊技盤200の盤面に平行な仮想直線上で回転軸224b−5を挟んでほぼ等距離の位置で、本体側第1メカエンド290aと本体側第2メカエンド290bとが演出装置206に固定されている。図19(a)において、回転軸224b−5の左側に本体側初第1メカエンド290aが配置され、右側に本体側第2メカエンド290bが配置されている。本体側第1メカエンド290aは、後述する第2可動物側当接部224b−1の第1当接部224b−2の当接面と接触する被当接面を有しており、第1当接部224b−2と協働して第2可動物224bが初期位置に移動するとそれ以上の移動を規制するために用いられる。本体側第2メカエンド290bは、第2可動物側当接部224b−1の第2当接部224b−3の当接面と接触する被当接面を有しており、第2当接部224b−3と協働して第2可動物224bが最大可動位置に移動するとそれ以上の移動を規制するために用いられる。
第2ステッピングモータ224b−4の回転軸224b−5の演出装置206から突出した部分には、所定厚さを有する板状の第2可動物側当接部224b−1が固定されている。第2可動物側当接部224b−1の板面は、第2ステッピングモータ224b−4の回転軸224b−5にほぼ垂直に固定されている。これにより、第2ステッピングモータ224b−4の回転軸224b−5が回転すると第2可動物側当接部224b−1は遊技盤200に平行な面内で回転するようになっている。
第2可動物側当接部224b−1の外形は、第2ステッピングモータ224b−4の回転軸224b−5の中心から本体側第1メカエンド290a(または本体側第2メカエンド290b)までの長さを基準とすると、同基準より長い半径を有する中心角が90度の扇形と、同基準より短い半径を有する中心角が270度の扇形とを中心を合わせて重ならないように組合わせた形状に形成されている。2つの扇形の半径の差により生じる2つの段差は、一方が第1当接部224b−2であり他方が第2当接部224b−3である。
図19(a)および(b)において、第2ステッピングモータ224b−4の回転軸224b−5を時計回りに回転させて第2可動物側当接部224b−1を時計回りに回転させると、第2当接部224b−3は本体側第2メカエンド290bに近づき、ついには第2当接部224b−3の当接面が本体側第2メカエンド290bの被当接面に接触する。これにより、第2可動物側当接部224b−1の時計回りの回転を規制して、最大可動位置で第2可動物224bを停止させることができる。
同様に、第2ステッピングモータ224b−4の回転軸224b−5を反時計回りに回転させて第2可動物側当接部224b−1を反時計回りに回転させると、第1当接部224b−2は本体側第1メカエンド290aに近づき、ついには第1当接部224b−2の当接面が本体側第1メカエンド290aの被当接面に接触する。これにより、第2可動物側当接部224b−1の反時計回りの回転を規制して、初期位置で第2可動物224bを停止させることができる。
図19(a)に示すように、第1当接部224b−2が本体側第1メカエンド290aに当接する初期位置では、パチンコ機100を設置した状態で第2当接部224b−3は上記仮想直線より鉛直上方に位置する。一方、図19(d)に示すように、第2可動物224bが最大可動位置にある状態では、第2可動物側当接部224b−1の第2当接部224b−3が本体側第2メカエンド290bに当接し、パチンコ機100を設置した状態で第1当接部224b−2は上記仮想直線より鉛直上方に位置している。
第2可動物側当接部224b−1には上腕の伸びる方向に延びるフレーム(不図示)の一端が固定されている。フレームには、上腕を模した樹脂製カバー体224b−6が取り付けられている。樹脂製カバー体224b−6はフレームを介して第2可動物側当接部224b−1に接続されており、第2ステッピングモータ224b−4の回転により第2可動物側当接部224b−1が回転すると一緒に回転するようになっている。樹脂製カバー体224b−6内方のフレーム上にはLED等を複数配列した照明装置224b−7が配置されている。演出に応じて照明装置224b−7を発光させて演出可動物224を光らせることができるようになっている。
次に、第1可動物224aの駆動機構について説明する。図19(a)、(b)に示すように、前腕を模した第1可動物224aと上腕を模した第2可動物224bとが接続される肘の位置に第1可動物224aを遊技盤200の盤面にほぼ平行な面内で回動させる第1駆動手段が設けられている。第1駆動手段は、第2可動物224bのフレームに固定された第1ステッピングモータ224a−4を有している。第1ステッピングモータ224a−4の回転軸224a−5は、遊技盤200の盤面にほぼ垂直方向に樹脂製カバー体224b−6表面から回転可能に突出している。
また、パチンコ機100を設置した状態で第2可動物224bを初期位置状態にした場合に、第1ステッピングモータ224a−4の回転軸224a−5をほぼ水平方向に横切るとともに遊技盤200の盤面に平行な仮想直線上で回転軸224a−5を挟んでほぼ等距離の位置に、第2可動物側第1メカエンド291aと第2可動物側第2メカエンド291bとが第2可動物224bのフレームに固定されている。図19(a)において、回転軸224a−5の左側に第2可動物側第1メカエンド291aが配置され、右側に第2可動物側第2メカエンド291bが配置されている。第2可動物側第1メカエンド291aは、後述する第1可動物側当接部224a−1の第1当接部224a−2の当接面と接触する被当接面を有しており、第1当接部224a−2と協働して第1可動物224aが初期位置に移動するとそれ以上の移動を規制するために用いられる。第2可動物側第2メカエンド291bは、第1可動物側当接部224a−1の第2当接部224a−3の当接面と接触する被当接面を有しており、第2当接部224a−3と協働して第1可動物224aが初期位置に移動するとそれ以上の移動を規制するために用いられる。
第1ステッピングモータ224a−4の回転軸224a−5の樹脂製カバー体224b−6から突出した部分には、所定厚さを有する板状の第1可動物側当接部224a−1が固定されている。第1可動物側当接部224a−1の板面は、第1ステッピングモータ224a−4の回転軸224a−5にほぼ垂直に固定されている。これにより、第1ステッピングモータ224a−4の回転軸224a−5が回転すると第1可動物側当接部224a−1は遊技盤200に平行な面内で回転するようになっている。
第1可動物側当接部224a−1の外形は、第1ステッピングモータ224a−4の回転軸224a−5の中心から第2可動物側第1メカエンド291a(または第2可動物側第2メカエンド291b)までの長さを基準とすると、同基準より長い半径を有する中心角が90度の扇形と、同基準より短い半径を有する中心角が270度の扇形とを中心を合わせて重ならないように組合わせた形状に形成されている。2つの扇形の半径の差により生じる2つの段差は、一方が第1当接部224a−2であり他方が第2当接部224a−3である。
図19(a)および(b)において、第1ステッピングモータ224a−4の回転軸224a−5を時計回りに回転させて第1可動物側当接部224a−1を時計回りに回転させると、第2当接部224a−3は第2可動物側第2メカエンド291bに近づき、ついには第2当接部224a−3の当接面が第2可動物側第2メカエンド291bの被当接面に接触する。これにより、第1可動物側当接部224a−1の時計回りの回転を規制して、最大可動位置で第1可動物224aを停止させることができる。
同様に、第1ステッピングモータ224a−4の回転軸224a−5を反時計回りに回転させて第1可動物側当接部224a−1を反時計回りに回転させると、第1当接部224a−2は第2可動物側第1メカエンド291aに近づき、ついには第1当接部224a−2の当接面が第2可動物側第1メカエンド291aの被当接面に接触する。これにより、第1可動物側当接部224a−1の反時計回りの回転を規制して、初期位置で第1可動物224aを停止させることができる。
図19(a)に示す初期位置では、第1当接部224a−2が第2可動物側第1メカエンド291aに当接し、パチンコ機100を設置した状態で第2当接部224a−3は上記仮想直線より鉛直上方に位置する。一方、図19(c)に示すように、第2可動物224bが初期位置にあり第1可動物224aが最大可動位置にある状態では、第1可動物側当接部224a−1の第2当接部224a−3が第2可動物側第2メカエンド291bに当接し、パチンコ機100を設置した状態で第1当接部224a−2は上記仮想直線より鉛直上方に位置している。
第1可動物側当接部224a−1には前腕の伸びる方向に延びるフレーム(不図示)の一端が固定されている。フレームには、前腕を模した樹脂製カバー体224a−6が取り付けられている。樹脂製カバー体224a−6はフレームを介して第1可動物側当接部224a−1に接続されており、第1ステッピングモータ224a−4の回転により第1可動物側当接部224a−1が回転すると一緒に回転するようになっている。
図20(a)は、第2副制御部500のCPU504が実行する第2副制御部第1割込処理の流れを示すフローチャートである。第2副制御部第1割込処理は、第1副制御部400から出力されるストローブ信号を検出した場合に実行される処理である。
まず、図20(a)のステップS1001では、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判定する。コマンドを受信した場合には、ステップS1003に進み、受信したコマンドをRAM508に設けたコマンド記憶領域に未処理コマンドとして格納して、第1割込処理を終了する。コマンドを受信していない場合(例えば、ノイズ等の場合)には、そのまま第1割込処理を終了する。ここで、第1副制御部400から第2副制御部500に送信されるコマンドとしては、パチンコ機100の電源投入時に送信される電源投入時コマンドや、演出可動物224(本例では第1可動物224aおよび第2可動物224b)を演出のために動作させる可動物動作コマンド、演出可動物224を複数回連続して動作させる連続可動物演出データコマンドや連続可動物演出継続データコマンド、可動物を初期動作させる初期動作コマンド等が含まれる。これらのコマンドには、可動物移動データとして、後述する可動物制御データテーブルで選択すべきテーブル番号等の情報が含まれている。
図20(b)は、第2副制御部500のCPU504が実行する第2副制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。まず、図20(b)のステップS1101では、RAM508のコマンド記憶領域に未処理コマンドがあるか否かを判別する。未処理コマンドがあればステップS1103に進み、未処理コマンドがなければステップS1105に進む。
ステップS1103では、未処理コマンドの判定を行う。例えば、未処理コマンドに可動物移動データが含まれていれば、そのデータをRAM508の移動データ記憶領域に格納する。その後ステップS1105に進む。
ステップS1105では、RAM508の移動データ記憶領域に可動物移動データがあるか否かを判別する。可動物移動データがあればステップS1107に進み、可動物移動データがなければステップS1109に進む。本例の可動物移動データは、図23に示す可動物制御データテーブル(後述)のテーブル番号を特定する情報を含んでいる。
ステップS1107では、可動物移動データに基づき可動物制御データテーブルのテーブル番号(および処理順)を特定し、第1可動物224aの目標座標(パルス数)および移動時間(ms)を含む移動パラメータを設定する。ここで、目標座標は第1可動物224aの初期位置(第2可動物側第1メカエンド291aと第1当接部224a−2とが当接する位置)を原点とし、当該原点からのパルス数で示される。また、移動時間は今回の1つ前の目標座標から今回の目標座標に移動するのに要する時間である。同様にして、第2可動物224bの目標座標および移動時間も設定される。第1駆動手段および第2駆動手段のそれぞれについての目標座標および移動時間の各情報は、RAM508の所定領域に記憶される。その後、ステップS1109に進む。
ステップS1109では、第1可動物224aを駆動する第1駆動手段に設けられた第1ステッピングモータ224a−4について、後述する駆動パラメータの設定処理を行う。
次に、ステップS1111では、第2可動物224bを駆動する第2駆動手段に設けられた第2ステッピングモータ224b−4について、後述する駆動パラメータの設定処理を行う。
次に、ステップS1113では、その他のコマンド制御処理を行う。第2副制御部500のCPU504は、割込処理を行っている間を除いて、ステップS1101〜S1113の処理を繰り返し実行する(ステップS1115)。
図21(a)は、第2副制御部メイン処理のステップS1109およびステップS1111におけるステッピングモータの駆動パラメータの設定処理の流れを示すフローチャートである。ステッピングモータの駆動パラメータには、例えば、ステッピングモータに与えるパルス数、ステッピングモータの回転方向、ステッピングモータの励磁位置切替えタイミング等が含まれる。ここでは、ステップS1109における第1ステッピングモータ224a−4の駆動パラメータの設定処理を例に挙げて説明するが、ステップS1111における第2ステッピングモータ224b−4の駆動パラメータの設定処理も同様の手順で行われる。まず、図21(a)のステップS1201では、第1ステッピングモータ224a−4について駆動パラメータの設定タイミングであるか否かを判定する。本例では、可動物制御データテーブルに基づき設定される移動時間の経過後であれば駆動パラメータの設定タイミングであると判定される。
ステップS1201の次のステップS1203では、RAM508にそれぞれ記憶されている第1可動物224aの目標座標と第1可動物224aの現在位置の座標との差に基づいて、第1可動物224aの現在位置を目標座標に一致させるための第1ステッピングモータ224a−4に印加するパルス数の設定を行う。例えば、第1可動物224aの目標座標が20パルスであり、第1可動物224aの現在位置の座標が0パルスである場合、第1ステッピングモータ224a−4の目標パルス数は+20パルスに設定される。また、第1可動物224aの目標座標が0パルスであり、第1可動物224aの現在位置の座標が20パルスである場合、第1ステッピングモータ224a−4の目標パルス数は−20パルスに設定される。
ステップS1203の次のステップS1205では、ステップS1203で設定した第1ステッピングモータ224a−4の目標パルス数の正負に基づき、第1ステッピングモータ224a−4の回転方向が正方向であるか逆方向であるかを設定する。例えば、第1ステッピングモータ224a−4の目標パルス数が正である場合、第1ステッピングモータ224a−4の回転方向は正方向に設定され、第1ステッピングモータ224a−4の目標パルス数が負である場合、第1ステッピングモータ224a−4の回転方向は逆方向に設定される。
ステップS1205の次のステップS1207では、第1ステッピングモータ224a−4の励磁位置切替えタイミングの設定を行う。励磁位置切替えタイミングは、第1可動物224aの移動時間の値を第1ステッピングモータ224a−4の目標パルス数の絶対値で除することにより算出される。例えば、第1可動物224aの移動時間が100msであり、第1ステッピングモータ224a−4の目標パルス数の絶対値が20パルスである場合、第1ステッピングモータ224a−4の励磁位置切替えタイミングは5msに設定される。
次に、図21(b)および図22を用いて、第2副制御部500のCPU504が実行する第2副制御部第2割込処理について説明する。図21(b)は、第2副制御部第2割込処理の流れを示すフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本例では約1msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ512を備えており、このタイマ割込信号を契機として第2副制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
図21(b)のステップS1301では、第1ステッピングモータ224a−4の制御処理を行う。ステップS1301の次のステップS1303では、第2ステッピングモータの制御処理を行う。
図22は、第2副制御部第2割込処理のステップS1301およびステップS1303におけるステッピングモータの制御処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、ステップS1301における第1ステッピングモータ224a−4の制御処理を例に挙げて説明するが、ステップS1303における第2ステッピングモータの制御処理も同様の手順で行われる。
まず、図22のステップS1401では、第1ステッピングモータ224a−4の励磁位置切替えタイミングであるか否かを判定する。励磁位置切替えタイミングであればステップS1403に進み、励磁位置切替えタイミングでなければステップS1411に進む。
ステップS1403では、設定されている第1ステッピングモータ224a−4の回転方向の情報に基づき、第1可動物224aの移動方向が第1可動物224aの初期位置(原点)方向であるか否かを判定する。移動方向が原点方向であればステップS1405に進み、移動方向が原点方向でなければステップS1407に進む。
ステップS1405では、第1可動物224aの現在位置を1パルス分減算し、その後ステップS1409に進む。ステップS1407では、第1可動物224aの現在位置を1パルス分加算し、その後ステップS1409に進む。
ステップS1409では、第1ステッピングモータ224a−4に対し、励磁位置を所定方向に1パルス分切り替える信号を出力する。これにより、第1ステッピングモータ224a−4は所定方向に1パルス分だけ回転し、第1ステッピングモータ224a−4の駆動力により第1可動物224aは所定方向に1パルス分だけ移動する。その後、ステップS1411に進む。
ステップS1411では、第1副制御部400から可動物停止コマンドまたは連続可動物演出終了コマンドを受け取ったか否かを判断する。可動物停止コマンドまたは連続可動物演出終了コマンドを受け取った場合はステップS1413に進み、可動物停止コマンドおよび連続可動物演出終了コマンドのいずれも受け取っていない場合は、さらに、第1ステッピングモータ224a−4の駆動パラメータに基づき、第1ステッピングモータ224a−4が目標パルス数分移動して停止したか否かを判断する。第1ステッピングモータ224a−4が目標パルス数分移動して停止したと判断した場合にはステップS1413に進み、第1ステッピングモータ224a−4が目標パルス数分移動していないと判定した場合にはステップS1415に進む。
ステップS1413では、第1ステッピングモータ224a−4の励磁位置切替えを停止し、第1ステッピングモータ224a−4を非励磁または全相励磁にする制御(無制御状態の生成)を行う。
ステップS1413の次のステップS1415では、第1可動物224aの初期位置設定動作を行うか否かを判断する。初期位置設定動作の開始条件として、例えば、第1副制御部400からの連続可動物演出終了コマンド、初期動作コマンド、あるいは電源投入時コマンドを受信したか否かで判断される。
第1可動物224aの初期位置設定動作は、後述する図23の可動物制御データテーブルのテーブル番号1または2のいずれかの動作である。なお、テーブル番号3は第2可動物224bの初期位置設定動作で用いられる。初期位置設定動作を行うと判断した場合にはステップS1417に進み、第1可動物224aの初期位置設定動作を行うとともに第1可動物224aの現在位置の座標を0(原点)に設定して、モータ制御処理を終了する。初期位置設定動作を行わないと判断した場合には、第1可動物224aの現在位置の座標を0に設定することなくモータ制御処理を終了する。
図23は、第1可動物224aおよび第2可動物224bの動作を制御するための可動物制御データテーブルの一例を示している。図23に示す可動物制御データテーブルは、例えば第2副制御部500のROM506に記憶されている。可動物制御データテーブルは、左列から「テーブル番号」、「処理順」、第1可動物224aの「目標座標(p(パルス))」および「移動時間(ms)」、ならびに第2可動物224bの「目標座標(p)」および「移動時間(ms)」の各列で構成されている。
可動物制御データテーブルは、テーブル番号で特定される複数のテーブルを含んでいる。以下、テーブル番号nで特定されるテーブルを「テーブルn」と称する。図23では、可動物制御データテーブルに含まれる複数のテーブルのうち、テーブル1〜7および20〜23のみを示している。テーブルの各行は、第1可動物224aおよび/または第2可動物224bに設定される移動パラメータ(目標座標、移動時間)を表しており、複数行で構成されるテーブルでは、行毎に処理順が規定されている。
テーブル1は、第1可動物224aおよび第2可動物224bの初期位置設定動作を行う際に選択されるテーブルである。第1可動物224aおよび第2可動物224bの初期位置設定動作は、例えば、第1可動物224aおよび第2可動物224bを演出動作させた後に可動物演出終了コマンドを受け取ると必ず行われ、それ以外にも第1副制御部400からの連続可動物演出終了コマンドや、初期動作コマンド、電源投入時コマンド等を受信した場合に行われる。テーブル1が選択されると、第1可動物224aの移動パラメータとして目標座標−100パルスおよび移動時間1000msが設定される。また、第2可動物224bの移動パラメータとして目標座標−100パルスおよび移動時間1000msが設定される。これにより、第1可動物224aおよび第2可動物224bの現在位置が図19(a)に示す初期位置(原点)よりも図19(d)に示す可動端側にある場合、当該現在位置は初期位置方向に移動し、最大1000msで初期位置に到達する。移動速度は最大で0.1(パルス/ms)である。原点からの最大可動位置は100パルスであり、上述のように初期位置はメカエンドで規定されるので、目標座標として−100パルスを用いれば必ず初期位置に復帰させることができる。
テーブル2は、第1可動物224aの初期動作を行う際に選択されるテーブルである。例えば、第1可動物224aの初期動作は、第1可動物224aを連続演出動作させた後(例えば、テーブル20〜23を用いた連続演出動作の後)には必ず行われ、それ以外にも第1副制御部400からの初期動作コマンドや電源投入時コマンドを受信した場合等に行われる。テーブル2が選択されると、第1可動物224aの移動パラメータとして目標座標−100パルス(原点)および移動時間1000msが設定される。これにより、第1可動物224aの現在位置が原点よりも可動端側にある場合、当該現在位置は原点方向に移動し、最大1000msで原点に到達する。移動速度は最大で0.1(パルス/ms)である。
テーブル3は、第2可動物224bの初期動作を行う際に選択されるテーブルである。例えば、第2可動物224bの初期動作は、第2可動物224bを連続演出動作させた後には必ず行われ、それ以外にも第1副制御部400からの初期動作コマンドや電源投入時コマンドを受信した場合等に行われる。テーブル3が選択されると、第2可動物224bの移動パラメータとして目標座標−100パルス(原点)および移動時間1000msが設定される。これにより、第2可動物224bの現在位置が原点よりも可動端側にある場合、当該現在位置は原点方向に移動し、最大1000msで原点に到達する。移動速度は最大で0.1(パルス/ms)である。
テーブル4は、第1可動物224aの可動端への移動動作を行う際に選択されるテーブルである。テーブル4が選択されると、第1可動物224aの移動パラメータとして目標座標100パルスおよび移動時間1000msが設定される。これにより、第1可動物224aの現在位置が可動端よりも原点側にある場合、当該現在位置は可動端方向に移動し、最大1000msで可動端に到達する。移動速度は最大で0.1(パルス/ms)である。
テーブル5は、第2可動物224bの可動端への移動動作を行う際に選択されるテーブルである。テーブル5が選択されると、第2可動物224bの移動パラメータとして目標座標100パルスおよび移動時間1000msが設定される。これにより、第2可動物224bの現在位置が可動端よりも原点側にある場合、当該現在位置は可動端方向に移動し、最大1000msで可動端に到達する。移動速度は最大で0.1(パルス/ms)である。
テーブル6は、第1可動物224aの可動端への移動動作および初期動作を連続して行う際に選択されるテーブルである。テーブル6が選択されると、第1可動物224aの移動パラメータとして、まず処理順1の目標座標100パルスおよび移動時間1000msが設定され、次に処理順2の目標座標0パルスおよび移動時間1000msが設定される。これにより、第1可動物224aの現在位置が可動端よりも原点側にある場合、当該現在位置は可動端方向に移動し、最大1000msで可動端に到達する。その後、当該現在位置は原点方向に移動し、1000msで原点に到達する。可動端方向への移動速度は最大で0.1(パルス/ms)であり、原点方向への移動速度は0.1(パルス/ms)である。
テーブル7は、第2可動物224bの可動端への移動動作および初期動作を連続して行う際に選択されるテーブルである。テーブル7が選択されると、第2可動物224bの移動パラメータとして、まず処理順1の目標座標100パルスおよび移動時間1000msが設定され、次に処理順2の目標座標0パルスおよび移動時間1000msが設定される。これにより、第2可動物224bの現在位置が可動端よりも原点側にある場合、当該現在位置は可動端方向に移動し、最大1000msで可動端に到達する。その後、当該現在位置は原点方向に移動し、1000msで原点に到達する。可動端方向への移動速度は最大で0.1(パルス/ms)であり、原点方向への移動速度は0.1(パルス/ms)である。
テーブル20は、第1可動物224aの連続振動演出動作を行う際に最初に選択されるテーブルである。テーブル20が選択されると、第1可動物224aの移動パラメータとして、まず処理順1の目標座標0パルスおよび移動時間1000msが設定され、次に処理順2の目標座標25パルスおよび移動時間100msが設定され、処理順3以降(例えば処理順20まで)では、目標座標0パルスおよび移動時間100msと、目標座標25パルスおよび移動時間100msとが交互に設定される(処理順5〜18および20以降については図示省略)。
まず処理順1のパラメータ設定によって第1可動物224aは原点方向に移動し、移動時間(1000ms)が終了する時点では、第1可動物224aは原点(0パルス)に位置する。
次に、処理順2のパラメータ設定によって、第1可動物224aは可動端方向に25パルス分移動し、100ms後に25パルスの位置に到達する。次に、処理順3のパラメータ設定によって、第1可動物224aは原点方向に移動し、100ms後に原点位置に到達する。その後同様に、処理順4〜20〜...のパラメータ設定によって、第1可動物224aの現在位置は、原点位置と25パルスの位置との間を繰り返し200ms周期で往復移動した後、25パルスの位置で停止する。この往復の際の移動速度は、テーブル1や2等の移動速度よりも速い0.25(パルス/ms)である。このように、テーブル20が選択されると、第1可動物224aが比較的速い速度で小刻みに往復移動し、第1可動物224aが振動しているような演出が行われる。
テーブル21は、第1可動物224aの連続振動演出動作を行う際に選択されるテーブルである。テーブル21が選択されると、第1可動物224aの移動パラメータとして、まず処理順1の目標座標50パルスおよび移動時間100msが設定され、次に処理順2の目標座標26パルスおよび移動時間100msが設定され、処理順3以降(例えば処理順20まで)では、目標座標50パルスおよび移動時間100msと、目標座標26パルスおよび移動時間100msとが交互に設定される(処理順5〜18および20以降については図示省略)。
まず処理順1のパラメータ設定によって第1可動物224aは目標座標50パルスに移動し、移動時間(100ms)が終了する時点では、第1可動物224aの現在位置は50パルスになる。
次に、処理順2のパラメータ設定によって、第1可動物224aは目標座標26パルスへ移動し、100ms後に現在位置が26パルスの位置に到達する。次に、処理順3のパラメータ設定によって、第1可動物224aは目標座標50パルスに移動し、100ms後に現在位置が26パルスの位置に到達する。その後同様に、処理順4〜20〜...のパラメータ設定によって、第1可動物224aの現在位置は、26パルスの位置と50パルスの位置との間を繰り返し200ms周期で往復移動した後、50パルスの位置で停止する。この往復の際の移動速度は、テーブル1や2等の移動速度よりも速い0.24(パルス/ms)である。このように、テーブル21が選択されると、テーブル20の場合に比して初期位置より遠い領域で、第1可動物224aが比較的速い速度で小刻みに往復移動し、第1可動物224aが振動しているような演出が行われる。
テーブル22は、第1可動物224aの連続振動演出動作を行う際に選択されるテーブルである。テーブル22が選択されると、第1可動物224aの移動パラメータとして、まず処理順1の目標座標75パルスおよび移動時間100msが設定され、次に処理順2の目標座標51パルスおよび移動時間100msが設定され、処理順3以降(例えば処理順20まで)では、目標座標75パルスおよび移動時間100msと、目標座標51パルスおよび移動時間100msとが交互に設定される(処理順5〜18および20以降については図示省略)。
まず処理順1のパラメータ設定によって第1可動物224aは目標座標75パルスに移動し、移動時間(100ms)が終了する時点では、第1可動物224aの現在位置は75パルスになる。
次に、処理順2のパラメータ設定によって、第1可動物224aは目標座標51パルスへ移動し、100ms後に現在位置が51パルスの位置に到達する。次に、処理順3のパラメータ設定によって、第1可動物224aは目標座標75パルスに移動し、100ms後に現在位置が75パルスの位置に到達する。その後同様に、処理順4〜20〜...のパラメータ設定によって、第1可動物224aの現在位置は、51パルスの位置と75パルスの位置との間を繰り返し200ms周期で往復移動した後、75パルスの位置で停止する。この往復の際の移動速度は、テーブル1や2等の移動速度よりも速い0.24(パルス/ms)である。このように、テーブル22が選択されると、テーブル21の場合に比して初期位置より遠い領域で、第1可動物224aが比較的速い速度で小刻みに往復移動し、第1可動物224aが振動しているような演出が行われる。
テーブル23は、第1可動物224aの連続振動演出動作を行う際に選択されるテーブルである。テーブル23が選択されると、第1可動物224aの移動パラメータとして、まず処理順1の目標座標100パルスおよび移動時間100msが設定され、次に処理順2の目標座標76パルスおよび移動時間100msが設定され、処理順3以降(例えば処理順20まで)では、目標座標100パルスおよび移動時間100msと、目標座標76パルスおよび移動時間100msとが交互に設定される(処理順5〜18および20以降については図示省略)。
まず処理順1のパラメータ設定によって第1可動物224aは目標座標100パルスに移動し、移動時間(100ms)が終了する時点では、第1可動物224aの現在位置は100パルスになる。
次に、処理順2のパラメータ設定によって、第1可動物224aは目標座標76パルスへ移動し、100ms後に現在位置が76パルスの位置に到達する。次に、処理順3のパラメータ設定によって、第1可動物224aは目標座標100パルスに移動し、100ms後に現在位置が100パルスの位置に到達する。その後同様に、処理順4〜20〜...のパラメータ設定によって、第1可動物224aの現在位置は、76パルスの位置と100パルスの位置との間を繰り返し200ms周期で往復移動した後、100パルスの位置で停止する。この往復の際の移動速度は、テーブル1や2等の移動速度よりも速い0.24(パルス/ms)である。このように、テーブル23が選択されると、テーブル22の場合に比して初期位置より遠い領域で、第1可動物224aが比較的速い速度で小刻みに往復移動し、第1可動物224aが振動しているような演出が行われる。
本実施の形態では、連続可動物動作演出の1回目にテーブル20を用い、連続回数に応じてテーブル番号が順次1ずつ大きくなるようにしているが、これに限る必要はない。複数回に亘って同一のテーブル番号を用いてもよいし、テーブル番号をランダムに選択するようにしてもよいし、テーブル番号が順次1ずつ小さくなるようにして連続動作演出を行うように変更してももちろんよい。
次に、図24乃至図27を用いて本実施の形態による演出可動物224の連続可動物演出の制御動作の実施例について説明する。図24は、本実施の形態による演出可動物224の連続可動物演出の制御動作の実施例1を示している。図24以降において、図上段の左から右に向かう直線は時の経過を示しており、図下段の左から右に向かう直線は上段の時の経過に引き続く時の経過を示している。また、時の経過を示す直線の直下に配置された細長長方形のブロックは所定の期間を示している。ブロックにおいて、特図変動遊技(本例では、特図1変動遊技とする)が行われている期間を「変動」と表示し、特図変動遊技が行われていない期間を「無変動」と表示している。また、「変動」の右に隣接する番号は特図1変動遊技の順番を示している。期間を示すブロックの下方には、図3に示した遊技盤200正面図から装飾図柄表示装置208、演出可動物224(第1可動物224a、第2可動物224b)、特図1表示装置212、および特図1保留ランプ218だけを抜き出して時系列で特徴的動作を示している。
実施例1では、成立条件(1)で連続可動物演出開始条件が成立し、4回の連続可動物演出が行われる場合について説明する。まず、図24の左上は、主制御部300により「変動0」の特図1変動遊技の結果として特図1表示装置212にははずれ図柄1の特図Cが停止表示され、第1副制御部400により、左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾8−装飾9−装飾0」が停止表示された状態を示している。また、演出可動物224は初期位置で停止している。特図1保留ランプ218には保留数が4であることが示されている。
ここで、特図1始動情報記憶部の保留順位1には、特図1始動情報として大当り判定用乱数値が20005で特図決定用乱数値が23の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2には大当り判定用乱数値が2091で特図決定用乱数値が61の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位3には大当り判定用乱数値が102で特図決定用乱数値が45の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位4には大当り判定用乱数値が1010で特図決定用乱数値が26の特図1乱数値の組が記憶されているものとする。
従って、既にされた特図先読み処理により特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1乃至3には先読み情報としてはずれが記憶され、先読み順位4には確変大当りが記憶されているものとする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位2〜4に記憶された始動情報を保留順位1〜3にそれぞれずらして上書きするとともに、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算する。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位2〜4に記憶された先読み情報を先読み順位1〜3にそれぞれずらして上書きするとともに、特図1先読み数記憶部の特図1先読み数を1減算する。従って、この段階では、特図1始動情報記憶部の保留順位1には大当り判定用乱数値が2091で特図決定用乱数値が61の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2には大当り判定用乱数値が102で特図決定用乱数値が45の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位3には大当り判定用乱数値が1010で特図決定用乱数値が26の特図1乱数値の組が記憶されている。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1および2には先読み情報としてはずれが記憶され、先読み順位3には確変大当りが記憶され、先読み順位4には保留なしが記憶されている。
主制御部300は、特図1状態更新処理でRAM308に設けた特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数の値を用いて特図1保留ランプ218の点滅を制御し、特図1保留ランプ218の4つのLEDを図左から右に向かって順にLED番号1−4とすると、LED番号の若い方から順に特図1保留数分(3つ)のLEDを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して図12(a)に示す当否判定用テーブルおよび図12(b)に示す特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=3)とを用いて、図12(c)に示すテーブルセット選択テーブルに基づき予め選択された図13(a)〜(c)に示すタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動1)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。第1副制御部400は、特図変動開始コマンドとともに主制御部300から送信された先読み結果情報コマンドから先読み情報を取得して、連続可動物演出開始条件が成立するか否かを判断する(ステップS905)。先読み順位3に大当りの先読み情報があり、且つ本例では連続可動物演出抽選に当選したものとする。これにより成立条件(1)により連続可動物演出を開始することが決定される。第1副制御部400は、図18(a)に示す特図先読み情報が大当り時の連続回数決定テーブルを参照して、連続可動物演出回数を4に設定するため、RAM408内に設けた連続演出回数カウンタに数値4を記憶する(ステップS907)。第1副制御部400は、また、RAM408内に設けた可動物制御データテーブル番号記憶領域に、第1回目の可動物演出のテーブル番号となる数値20を記憶する(ステップS907)。
次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出データコマンドをセットする(ステップS907)。具体的には、第1副制御部400は、RAM408内に設けた可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶された数値(=20)を読み出して、当該数値(=20)を可動物移動データとして連続可動物演出データコマンドに含ませる。セットされた連続可動物演出データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル20に基づき、原点座標(0パルス)と目標座標(25パルス)との間で第1可動物224aを比較的速い速度で小刻みに往復移動させて前腕が下方の初期位置から上昇して装飾図柄表示装置208の表示領域下部で振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示(図柄が回転して見える表示を下向きの矢印で示す)を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、先読み報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に大当りまでの特図変動遊技の回数を示す「3!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾4−装飾3−装飾2」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が3であって0ではないので今回の可動物演出が最終回でないと判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオンにしたままにする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位2〜3に記憶された始動情報を保留順位1〜2にそれぞれずらして上書きするとともに、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算して2とする。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位2〜3に記憶された先読み情報を先読み順位1〜2にそれぞれずらして上書きするとともに、特図1先読み数記憶部の特図1先読み数を1減算して2とする。従って、この段階では、特図1始動情報記憶部の保留順位1には大当り判定用乱数値が102で特図決定用乱数値が45の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2には大当り判定用乱数値が1010で特図決定用乱数値が26の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位3および4には特図1乱数値の組が記憶されていない状態となる。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1には先読み情報としてはずれが記憶され、先読み順位2には確変大当りが記憶され、先読み順位3および4には保留なしが記憶されている。
主制御部300は、特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数の値を用いて特図1保留ランプ218の4つのLEDを図左から右に向かって順に2つを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=2)とを用いて、タイマ選択テーブル1〜3のいずれか所定のものを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動2)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。連続可動物演出設定処理において、連続可動物演出フラグがオンなので(ステップS901)、第1副制御部400は、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値(=20)を読み出して1加算し、新たなテーブル番号(=21)として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号(=21)の情報が含まれる。連続可動物演出継続データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出継続データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル21に基づき、原点座標(50パルス)と目標座標(26パルス)との間で第1可動物224aを比較的速い速度で小刻みに往復移動させて前腕が前回の位置より上昇して装飾図柄表示装置208の表示領域を一部覆うように振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示を行うとともに、演出表示領域208dに先読み報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に大当りまでの特図変動遊技の回数を示す「2!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾9−装飾1−装飾3」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が2であって0ではないので今回の可動物演出が最終回でないと判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオンにしたままにする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位2に記憶された始動情報を保留順位1にずらして上書きするとともに、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算して1とする。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位2に記憶された先読み情報を先読み順位1にずらして上書きするとともに、特図1先読み数記憶部の特図1先読み数を1減算して1とする。従って、この段階では、特図1始動情報記憶部の保留順位1には大当り判定用乱数値が1010で特図決定用乱数値が26の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2乃至4には特図1乱数値の組が記憶されていない状態となる。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1には先読み情報として確変大当りが記憶され、先読み順位2乃至4には保留なしが記憶されている。
主制御部300は、特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数の値を用いて特図1保留ランプ218の4つのLEDのうち最左の1つを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=1)とを用いて、タイマ選択テーブル1〜3のいずれか選択されたものを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動3)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。連続可動物演出設定処理において、連続可動物演出フラグがオンなので(ステップS901)、第1副制御部400は、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値(=21)を読み出して1加算し、新たなテーブル番号(=22)として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号(=22)の情報が含まれる。連続可動物演出継続データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出継続データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル22に基づき、原点座標(75パルス)と目標座標(51パルス)との間で第1可動物224aを比較的速い速度で小刻みに往復移動させて前腕が前回より高い位置で装飾図柄表示装置208の表示領域を一部覆って振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示を行うとともに、演出表示領域208dに先読み報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に大当りまでの特図変動遊技の回数を示す「1!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾4−装飾8−装飾2」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が1であって0ではないので今回の可動物演出が最終回でないと判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオンにしたままにする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1に記憶された始動情報は削除され、保留順位1乃至4には始動情報がない状態となる。また、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算して0とする。また、特図1先読み数記憶部の特図1先読み数を1減算して0とする。特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1乃至4には保留なしが記憶されている。
主制御部300は、特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数の値が0なので特図1保留ランプ218の4つのLEDの全てを消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果は確変大当りであり、主制御部300は、大当り図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=0)とを用いて、タイマ選択テーブル1〜3のいずれか所定のものを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動4)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。連続可動物演出設定処理において、連続可動物演出フラグがオンなので(ステップS901)、第1副制御部400は、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値(=22)を読み出して1加算し、新たなテーブル番号(=23)として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号(=23)の情報が含まれる。連続可動物演出継続データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出継続データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル23に基づき、原点座標(100パルス)と目標座標(76パルス)との間で第1可動物224aを比較的速い速度で小刻みに往復移動させて前腕が前回より高い位置で装飾図柄表示装置208の表示領域を一部覆うように振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示を行うとともに、演出表示領域208dに先読み報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に大当りまでの特図変動遊技の回数を示す「0!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212に大当り図柄1(特図A)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾7−装飾7−装飾7」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が0なので今回の可動物演出が最終回であると判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオフにする(ステップS815)。第2副制御部500は、可動物停止コマンドを受け取って(ステップS1411)、励磁位置切換えを停止する(ステップS1413)。次いで、第2副制御部500は、連続可動物演出終了コマンドを受け取って(ステップS1415)、初期位置設定動作を行う(ステップS1417)。
図25は、本実施の形態による演出可動物224の連続可動物演出の制御動作の実施例2を示している。本実施例において、図24に示す実施例1と同一の構成や動作をする事項については説明を省略する。
実施例2では、成立条件(2)で連続可動物演出開始条件が成立し、3回の連続可動物演出が行われる場合について説明する。まず、図25の左上は、主制御部300により「変動0」の特図1変動遊技の結果として特図1表示装置212にははずれ図柄1の特図Cが停止表示され、第1副制御部400により、左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾8−装飾9−装飾0」が停止表示された状態を示している。また、演出可動物224は初期位置で停止している。特図1保留ランプ218には保留数が2であることが示されている。
ここで、特図1始動情報記憶部の保留順位1には、特図1始動情報として大当り判定用乱数値が20005で特図決定用乱数値が23の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2には大当り判定用乱数値が2091で特図決定用乱数値が61の特図1乱数値の組が記憶されているものとする。
従って、既にされた特図先読み処理により特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1および2には先読み情報としてはずれが記憶され、先読み順位3および4には保留なしが記憶されているものとする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位2に記憶された始動情報を保留順位1にずらして上書きするとともに、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算して1にする。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位2に記憶された先読み情報を先読み順位1にずらして上書きするとともに、特図1先読み数記憶部の特図1先読み数を1減算して1にする。従って、この段階では、特図1始動情報記憶部の保留順位1には大当り判定用乱数値が2091で特図決定用乱数値が61の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2〜4には特図1乱数値の組は記憶されていない。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1には先読み情報としてはずれが記憶され、先読み順位2〜4には保留なしが記憶されている。
主制御部300は、特図1状態更新処理で特図1保留ランプ218の4つのLEDの最左のLEDだけを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=1)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動1)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。第1副制御部400は、特図変動開始コマンドとともに主制御部300から送信された先読み結果情報コマンドから先読み情報を取得して、連続可動物演出開始条件が成立するか否かを判断する(ステップS905)。いずれの先読み順位にも大当りの先読み情報がなく、先読み順位1だけにはずれの先読み情報があり、且つ本例では連続可動物演出抽選に当選したものとする。これにより成立条件(2)により連続可動物演出を開始することが決定される。
本例では、図18(b)に示す特図先読み情報がはずれ時の連続回数決定テーブルの順位1を参照して、取得した演出回数決定用乱数値が数値90〜94(乱数範囲は5)の範囲にあり連続可動物演出回数3が割り当てられたものとする。第1副制御部400は、連続可動物演出回数を3に設定するため、RAM408内に設けた連続演出回数カウンタに数値3を記憶する。第1副制御部400は、また、RAM408内に設けた可動物制御データテーブル番号記憶領域に、第1回目の可動物演出のテーブル番号となる数値20を記憶する。
次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出データコマンドをセットする(ステップS907)。具体的には、第1副制御部400は、RAM408内に設けた可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶された数値(=20)を読み出して、当該数値(=20)を可動物移動データとして連続可動物演出データコマンドに含ませる。セットされた連続可動物演出データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル20に基づき、原点座標(0パルス)と目標座標(25パルス)との間で第1可動物224aを比較的速い速度で小刻みに往復移動させて前腕が下方の初期位置から上昇して装飾図柄表示装置208の表示領域下方で振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示(図柄の回転を下向きの矢印で示す)を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「2!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾4−装飾3−装飾2」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が2であって0ではないので今回の可動物演出が最終回でないと判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオンにしたままにする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、特図1始動情報記憶部には始動情報がなくなるとともに、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算して0にする。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1乃至4に保留なしが記憶される。
主制御部300は、特図1状態更新処理で特図1保留ランプ218の4つのLEDの全てを消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=0)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動2)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。連続可動物演出設定処理において、連続可動物演出フラグがオンなので(ステップS901)、第1副制御部400は、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値(=20)を読み出して1加算し、新たなテーブル番号(=21)として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号(=21)の情報が含まれる。連続可動物演出継続データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出継続データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル21に基づき、原点座標(50パルス)と目標座標(26パルス)との間で第1可動物224aを比較的速い速度で小刻みに往復移動させて前腕が前回の位置より上昇して装飾図柄表示装置208の表示領域を一部覆うように振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「1!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾9−装飾1−装飾3」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が1であって0ではないので今回の可動物演出が最終回でないと判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオンにしたままにする。
新たな保留の増加がないため「変動2」の特図変動遊技の終了後に新たな特図変動遊技は開始されないが、演出可動物224による可動物制御データテーブルのテーブル21に基づく可動物演出は引き続き実行されている。そして、所定時間(例えば特図変動遊技終了後30秒)が経過すると、ステップS819でのデモ演出開始条件が満足されるので、第1副制御部400は、デモ演出コマンドをセットするとともに、第2副制御部500に送信する制御コマンドにもデモ演出コマンドをセットする(ステップS821)。これにより、装飾図柄表示装置208のほぼ全表示領域を演出用表示領域208dとして使用してデモ演出が開始される。また、演出用表示領域208dでのデモ演出にほぼ同期して第2副制御部500による遊技盤用ランプや遊技台枠用ランプによるデモ演出が行われる。
次に第1副制御部400は、連続可動物演出フラグがオンであるので第2副制御部500に送信する制御コマンドとして可動物停止コマンドをセットする(ステップS825)。第1副制御部400のメイン処理での情報送信処理(ステップS521)により可動物停止コマンドを受け取った第2副制御部500は、モータ制御処理のステップS1413で、第1ステッピングモータ224a−4の励磁位置切替えを停止し、第1ステッピングモータ224a−4を非励磁にする制御(無制御状態の生成)を行う。なお、第1ステッピングモータ224a−4を非励磁にしても、第1可動物224aは自重等により鉛直下方に回転移動したりすることはなく、停止位置を維持して静止する。
次に、遊技球231が特図1始動口230に入球すると、主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=0)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動3)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。連続可動物演出設定処理において、連続可動物演出フラグがオンなので(ステップS901)、第1副制御部400は、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値(=21)を読み出して1加算し、新たなテーブル番号(=22)として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号(=22)の情報が含まれる。連続可動物演出継続データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出継続データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル22に基づき、原点座標(75パルス)と目標座標(51パルス)との間で第1可動物224aを比較的速い速度で小刻みに往復移動させて前腕が前回より高い位置で装飾図柄表示装置208の表示領域を一部覆って振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「0!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾1−装飾3−装飾4」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が0であるので今回の可動物演出が最終回であると判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオフにする(ステップS815)。第2副制御部500は、可動物停止コマンドを受け取って(ステップS1411)、励磁位置切換えを停止する(ステップS1413)。次いで、第2副制御部500は、連続可動物演出終了コマンドを受け取って(ステップS1415)、初期位置設定動作を行う(ステップS1417)。
本実施例では、第1副制御部400および第2副制御部500での制御により、2つの特図変動遊技「変動2」と「変動3」に亘って第1可動物224aに所定の演出動作を行わせるが、「変動2」の特図変動遊技における所定の報知演出終了後も第1可動物224aの第1駆動手段(ステッピングモータ224a−4)を制御し続け、次の「変動3」の特図変動遊技の開始より前に所定条件(例えば、「無変動」が30秒以上)が成立したことに基づいて、第1可動物224aの第1駆動手段を無制御にする。
このように、2つの特図変動遊技に亘る連続可動物演出中に、次の特図変動遊技が開始するまでステッピングモータ224a−4を励磁するが、次の特図変動遊技の開始より前に所定時間が経過するとステッピングモータ224a−4の励磁を切るようにしている。所定条件の成立によりステッピングモータ224a−4を無制御にして、励磁時間を減少させることができるので、ステッピングモータ224a−4を含む駆動手段の耐久性を向上させることができる。所定条件が成立した場合、ステッピングモータ224a−4を無制御にした状態で第1可動物224aの所定の演出動作を継続させることができるので遊技者の興趣の低下を防止することができる。
図26は、本実施の形態による演出可動物224の連続可動物演出の制御動作の実施例3を示している。本実施例において、図25に示す実施例2と同一の構成や動作をする事項については説明を省略する。本実施例では、保留された始動情報がないため「変動2」の終了後に特図変動遊技が開始されずに演出可動物224による2回目の可動物演出が継続している状態までは、図25に示した実施例2と同様である。実施例2では、その後に所定時間の経過を契機としてステップS819でのデモ演出開始条件が満たされてデモ演出が開始されるとともに、第1可動物224aの駆動系を非励磁にする制御を行っている。これに対し、本実施例では、所定時間の経過前に遊技球231が特図1始動口230に入球したため、ステップS819でのデモ演出開始条件が満たされずにデモ演出が開始されず且つ第1可動物224aの駆動系の励磁も切られることなく2回目の可動物演出が継続し、特図1表示装置212での特図変動遊技(変動3)の開始とともに、第1可動物224aによる3回目の可動物演出が連続して行われる。
本実施例では、第1副制御部400および第2副制御部500での制御により、2つの特図変動遊技「変動2」と「変動3」に亘って第1可動物224aに所定の演出動作を行わせるが、「変動2」の特図変動遊技における所定の報知演出終了後も第1可動物224aの第1駆動手段(ステッピングモータ224a−4)を制御し続け、次の「変動3」の特図変動遊技の開始より前に所定条件(例えば、「無変動」が30秒以上)が成立しない場合は第1可動物224aの第1駆動手段を制御し続ける。
このように、所定条件の成立より前に次の「変動3」の特図変動遊技が開始される場合には、先の所定の報知演出と次の所定の報知演出とに亘って所定の演出動作の連続性を高めることができるので遊技者の興趣を高めることができ、所定条件が成立した場合、第1駆動手段を無制御にした状態で第1可動物224aの所定の演出動作を継続させることができるので遊技者の興趣の低下を防止することができる。
図27は、本実施の形態による演出可動物224の連続可動物演出の制御動作の実施例4を示している。本実施例において、図24乃至図26に示す実施例1乃至3と同一の構成や動作をする事項については説明を省略する。本実施例は、連続可動物演出の途中の特図変動遊技中に電源の遮断(電断)が生じてその後復電した場合の処理について説明する。演出可動物224による可動物制御データテーブルのテーブル21に基づく2回目の可動物演出が継続している段階までは、図25に示した実施例2と同様である。実施例2では、その後に所定時間の経過を契機としてステップS819でのデモ演出開始条件が満たされてデモ演出が開始されるとともに、第1可動物224aの駆動系を非励磁にする制御を行っている。これに対し、本実施例では、2回目の可動物演出中に電断が生じその後復帰した場合であり、この復電時処理では連続可動物演出の残りの動作は行わず、初期位置設定動作を行うようにしている。第1副制御部400は主制御部300から電断復帰処理のための復電コマンドを受け取ると演出可動物224を初期動作させる初期動作コマンドをセットして(ステップS817)、情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信する。第2副制御部500は、初期動作コマンドを受け取って(ステップS1415)、初期位置設定動作を行う(ステップS1417)。
なお、上述の成立条件(4)で連続可動物演出開始条件(ステップS905)が成立している場合には、復帰後に引き続いて連続可動物演出を行うようにしてもよい。
図28は、本実施の形態によるパチンコ機100における演出可動物の変形例1として、図3に示す装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246に代替可能な扉付き液晶表示装置700を示す分解斜視図である。扉付き液晶表示装置700は、横長の外形を有しその中心に液晶表示装置780を組み込むための矩形の貫通孔が形成された本体フレーム730と、2つの扉(左扉710、右扉720)と、本体フレーム730の前面に取り付けられ、2つの扉を横方向にスライド可能に案内する2つのガイドレール(上部ガイドレール740、下部ガイドレール750)と、これら2つの扉710、720や上下のガイドレール740、750を覆う透明フロントカバー(不図示)と、本体フレーム730の背面に取り付けられる液晶表示装置780と、2つの扉710、720を移動させるための2つの駆動ユニット791、792と、を備える。本実施形態において、本体フレーム730と上下のガイドレール740、750は金属で形成され、左右の扉710、720と透明フロントカバー(不図示)はプラスチックで形成されている。
以上の構成部品は、所定の作業を経て一体に組み立てられ、この組み立て品に図28に示すような、中継基板770、771と、プラスチック製の透明のリヤカバー(不図示)を装着し、扉付き液晶表示装置が完成する。
左扉710は、扉枠と、装飾部材(格子状の桟、半透明シート)を有する。扉710の枠上部には、一定の長さのラック歯711aが形成されている。ラック歯711aの長さは、少なくとも、扉が完全に閉まる全閉位置と、扉が完全に開いて液晶画面の全面が視認できる全開位置との間で扉を移動させることのできる長さに設定されている。
また、扉710の枠には、上部ガイドレール740に対する扉枠の摩擦を軽減するための4つのローラと、下部ガイドレール750に対する扉枠の摩擦を軽減するための4つのローラが配設されている。これらのローラは、硬質のプラスチックで形成されている。
以上、左扉について説明したが、右扉についても全く同様な構造を有する。すなわち、同図に示すように、右扉720は、扉枠と、装飾部材(格子状の桟、半透明シート)を有する。また、扉720には、上部ガイドレール740に対する扉枠の摩擦を軽減するための4つのローラと、下部ガイドレール750に対する扉枠の摩擦を軽減するための4つのローラが配設されている。これらのローラについても、硬質のプラスチックで形成されている。
また、扉720の枠の下部には、図面上では位置的に見えないが、ラック歯711aと同じラック歯が形成されている。左扉と右扉は前述したように、同一構造を有し、図面において、左扉710と右扉720は互いに180度回転させた位置関係(表裏を変えずに上下が入れ替わるような位置関係)にあるため、左扉710のラック歯は上側に位置し、右扉720のラック歯は下側に位置することとなる。換言すれば、本実施形態では、右扉710と左扉720は、扉を閉めたときの中心を起点として点対称となる位置に配置され、例えば、左扉710では、上側にラック歯が位置し、右扉720では、下側にラック歯が位置することとなる。このように、本実施形態では、左扉710と右扉720が同一構造に形成されているため、左右の扉の構成部品を成型するための金型が一種類で済み、製造コストも削減することができるようになる。
つぎに、駆動ユニットを説明する。本実施形態では、左右の駆動ユニットは構造が全く同一である。よって、左扉の駆動ユニット791を例にとって説明する。駆動ユニット791は、支持フレームと、支持フレームに固定されるモータ、センサ、および、大ピニオン793とを有する。支持フレームは金属で形成され、大ピニオン793はプラスチックで形成されている。モータはパルスモータである。
扉付き液晶表示装置700の組み立てにおいて、本体フレーム730の背面に液晶表示装置780をねじ止めし、さらに、本体フレーム730の背面に左右の駆動ユニット791、792をねじ止めする。本体フレーム730には、あらかじめ、所要位置(閉じられた左右の扉の中心を基点として、点対称となる位置)にねじ孔730a、730bが形成されており、各ねじ孔に合わせて駆動ユニット791、792をねじ止めする。なお、本体フレーム730には、各駆動ユニット791、792の大ピニオン793、794を前方に突出させるための貫通孔730c、730dも形成されており、大ピニオン793、794はこの貫通孔730c、730dに挿入される。
その後、駆動ユニット791、792のねじ孔730a、730bを隠すために、左右の装飾用のシール770、771を貼付する。本実施形態では、前述した通り、左右の扉を障子に見立てて製作しており、これに合わせて、左右の装飾用のシールも障子の絵が描かれている。もちろん、その他の絵(虎や龍が描かれた和風の絵)であっても構わない。
一方、上下のガイドレール740、750の間には、左右の扉710、720をはさみ、この状態で上下のガイドレール740、750を本体フレ−ム730の前面にねじ止めする。なお、上下のガイドレール740、750の背面側は、ピニオン793、794に干渉しないよう一段低く形成され(段差740b、750bが形成され)ているため、本体フレームの貫通孔730c、730dから突出した大ピニオン793、794に、左右の扉710、720のラック歯711a、721bをかみ合うこととなる。
また、上下のガイドレール740、750の中心には、筒状のストッパー772、773を挿入するための孔740a、740bが形成されており、各孔740a、740bのそれぞれにストッパー772、773を挿入し、このストッパー772、773にネジ(図示省略)を通して本体フレーム730に固定する。このストッパー772、773を設けることで、左右の扉が必要以上に(具体的には中心よりも反対側に)動かないように規制される。
その後、前方から、透明のフロントカバーを被せ、後方から、中継基板770を固定する。この際、コネクタ類はあらかじめ中継基板770に装着しておく。最後に、フロントカバーとリヤカバーを重ねてねじ止めし、扉付き液晶表示装置が完成する。
図29は、本実施の形態の図28に示す扉付き液晶表示装置700による連続可動物演出の制御動作の実施例を示している。本実施例において、図24乃至図28に示す構成と同一の構成や動作をする事項については説明を省略する。
本例では、成立条件(2)で連続可動物演出開始条件が成立し、3回の連続可動物演出が行われる場合について説明する。まず、図29の左上は、主制御部300により「変動0」の特図1変動遊技の結果として特図1表示装置212にははずれ図柄1の特図Cが停止表示され、第1副制御部400により、左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾8−装飾9−装飾0」が停止表示された状態を示している。また、扉付き液晶表示装置700は初期位置で停止している。特図1保留ランプ218には保留数が2であることが示されている。
ここで、特図1始動情報記憶部の保留順位1には、特図1始動情報として大当り判定用乱数値が20005で特図決定用乱数値が23の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2には大当り判定用乱数値が2091で特図決定用乱数値が61の特図1乱数値の組が記憶されているものとする。
従って、既にされた特図先読み処理により特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1および2には先読み情報としてはずれが記憶され、先読み順位3および4には保留なしが記憶されているものとする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位2に記憶された始動情報を保留順位1にずらして上書きするとともに、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算して1にする。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位2に記憶された先読み情報を先読み順位1にずらして上書きするとともに、特図1先読み数記憶部の特図1先読み数を1減算して1にする。従って、この段階では、特図1始動情報記憶部の保留順位1には大当り判定用乱数値が2091で特図決定用乱数値が61の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2〜4には特図1乱数値の組は記憶されていない。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1には先読み情報としてはずれが記憶され、先読み順位2〜4には保留なしが記憶されている。
主制御部300は、特図1状態更新処理で特図1保留ランプ218の4つのLEDの最左のLEDだけを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=1)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動1)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。第1副制御部400は、特図変動開始コマンドとともに主制御部300から送信された先読み結果情報コマンドから先読み情報を取得して、連続可動物演出開始条件が成立するか否かを判断する(ステップS905)。いずれの先読み順位にも大当りの先読み情報がなく、先読み順位1だけにはずれの先読み情報があり、且つ本例では連続可動物演出抽選に当選したものとする。これにより成立条件(2)により連続可動物演出を開始することが決定される。
本例では、図18(b)に示す特図先読み情報がはずれ時の連続回数決定テーブルの順位1を参照して、取得した演出回数決定用乱数値が数値90〜94(乱数範囲は5)の範囲にあり連続可動物演出回数3が割り当てられたものとする。第1副制御部400は、連続可動物演出回数を3に設定するため、RAM408内に設けた連続演出回数カウンタに数値3を記憶する。第1副制御部400は、また、RAM408内に設けた可動物制御データテーブル番号記憶領域に、第1回目の可動物演出のテーブル番号となる数値20を記憶する。
次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出データコマンドをセットする(ステップS907)。具体的には、第1副制御部400は、RAM408内に設けた可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶された数値(=20)を読み出して、当該数値(=20)を可動物移動データとして連続可動物演出データコマンドに含ませる。セットされた連続可動物演出データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル20に基づき、原点座標(0パルス)と目標座標(25パルス)との間で左扉710を比較的速い速度で小刻みに往復水平移動させ、右扉720も対称的に小刻みに往復水平移動させて、左扉710と右扉720が同期して表示装置の表示領域の一部を覆いながら振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示(図柄の回転を下向きの矢印で示す)を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「2!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾4−装飾3−装飾2」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が2であって0ではないので今回の可動物演出が最終回でないと判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオンにしたままにする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、特図1始動情報記憶部には始動情報がなくなるとともに、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算して0にする。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1乃至4に保留なしが記憶される。
主制御部300は、特図1状態更新処理で特図1保留ランプ218の4つのLEDの全てを消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=0)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動2)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。連続可動物演出設定処理において、連続可動物演出フラグがオンなので(ステップS901)、第1副制御部400は、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値(=20)を読み出して1加算し、新たなテーブル番号(=21)として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号(=21)の情報が含まれる。連続可動物演出継続データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出継続データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル21に基づき、原点座標(50パルス)と目標座標(26パルス)との間で左扉710を前回より引き出した状態で比較的速い速度で小刻みに往復水平移動させ、右扉720も対称的に小刻みに往復水平移動させ、左扉710と右扉720が同期して表示装置の表示領域の一部を前回よりより広範囲に覆いながら振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「1!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾9−装飾1−装飾3」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が1であって0ではないので今回の可動物演出が最終回でないと判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオンにしたままにする。
新たな保留の増加がないため「変動2」の特図変動遊技の終了後に新たな特図変動遊技は開始されないが、扉付き液晶表示装置700による可動物制御データテーブルのテーブル21に基づく可動物演出は引き続き実行されている。そして、所定時間(例えば特図変動遊技終了後30秒)が経過すると、ステップS819でのデモ演出開始条件が満足されるので、第1副制御部400は、デモ演出コマンドをセットするとともに、第2副制御部500に送信する制御コマンドにもデモ演出コマンドをセットする(ステップS821)。これにより、装飾図柄表示装置208のほぼ全表示領域を演出用表示領域208dとして使用してデモ演出が開始される。また、演出用表示領域208dでのデモ演出にほぼ同期して第2副制御部500による遊技盤用ランプや遊技台枠用ランプによるデモ演出が行われる。
次に第1副制御部400は、連続可動物演出フラグがオンであるので第2副制御部500に送信する制御コマンドとして可動物停止コマンドをセットする(ステップS825)。第1副制御部400のメイン処理での情報送信処理(ステップS521)により可動物停止コマンドを受け取った第2副制御部500は、モータ制御処理のステップS1413で、駆動ユニット791および駆動ユニット792の双方のパルスモータの励磁位置切替えを停止し、パルスモータを非励磁にする制御(無制御状態の生成)を行う。なお、パルスモータを非励磁にしても、左扉710と右扉720は水平方向に移動したりすることはなく、停止位置を維持して静止する。
次に、遊技球231が特図1始動口230に入球すると、主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=0)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動3)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。連続可動物演出設定処理において、連続可動物演出フラグがオンなので(ステップS901)、第1副制御部400は、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値(=21)を読み出して1加算し、新たなテーブル番号(=22)として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号(=22)の情報が含まれる。連続可動物演出継続データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出継続データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル22に基づき、原点座標(75パルス)と目標座標(51パルス)との間で左扉710を比較的速い速度で小刻みに往復水平移動させて前回より引き出された位置で振動させ、右扉720も対称的に小刻みに往復水平移動させて、左扉710と右扉720が同期して表示装置の表示領域の一部を前回よりより広範に覆いながら振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「0!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾1−装飾3−装飾4」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が0であるので今回の可動物演出が最終回であると判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオフにする(ステップS815)。第2副制御部500は、可動物停止コマンドを受け取って(ステップS1411)、励磁位置切換えを停止する(ステップS1413)。次いで、第2副制御部500は、連続可動物演出終了コマンドを受け取って(ステップS1415)、初期位置設定動作を行う(ステップS1417)。
本実施例では、第1副制御部400および第2副制御部500での制御により、2つの特図変動遊技「変動2」と「変動3」に亘って扉付き液晶表示装置700に所定の演出動作を行わせるが、「変動2」の特図変動遊技における所定の報知演出終了後も扉付き液晶表示装置700の駆動ユニット791、792を制御し続け、次の「変動3」の特図変動遊技の開始より前に所定条件(例えば、「無変動」が30秒以上)が成立したことに基づいて、駆動ユニット791、792を無制御にする。
このように、2つの特図変動遊技に亘る連続可動物演出中に、次の特図変動遊技が開始するまで駆動ユニット791、792を励磁するが、次の特図変動遊技の開始より前に所定時間が経過すると駆動ユニット791、792の励磁を切るようにしている。所定条件の成立により駆動ユニット791、792を無制御にして、励磁時間を減少させることができるので、駆動ユニット791、792の耐久性を向上させることができる。所定条件が成立した場合、駆動ユニット791、792を無制御にした状態で扉付き液晶表示装置700の所定の演出動作を継続させることができるので遊技者の興趣の低下を防止することができる。
図30および図31は、図3に示す演出可動物224に代えて本実施の形態によるパチンコ機100に使用可能な7セグメント表示可動物801を示している。
7セグメント表示可動物801は、2ケタの数字を表示可能な7セグメント表示装置802を有する可動物である。
図30は、7セグメント表示可動物801が移動する様子を段階的に遊技者側正面から示した図である。
7セグメント表示可動物801は、可動物移動手段800によって、初期位置である待機位置から移動位置を経て最大移動位置まで移動する。すなわち、7セグメント表示可動物801は、待機位置、最大移動位置、およびその待機位置とその最大移動位置との間の移動位置を含む所定範囲を移動する。可動物移動手段800は、演出装置206に設けられたものであるが、装飾部材等によってそのほとんどが隠されている。
図30(a)は、待機位置にある7セグメント表示可動物801を遊技者側正面から示す図である。
図30では演出装置206から装飾部材等が取り外され、可動物移動手段800が示されている。可動物移動手段800は、駆動アーム812と補助アーム813を有する。駆動アーム812は、ここでは不図示のステッピングモータからの駆動力を受けて回動するものであり、補助アーム813は駆動アーム812に従動するものである。可動物移動手段についてのさらに詳しい説明は後述する。
また、図30には装飾図柄表示装置208も示されている。待機位置にある7セグメント表示可動物801は、装飾図柄表示装置208よりも遊技者側に、遊技者側を向いた姿勢で位置する。すなわち、待機位置にある7セグメント表示可動物801は、7セグメント表示装置802が2ケタの数字を遊技者が読み取り可能な向きを向いた姿勢である。ここにいう遊技者が読み取り可能な向きとは、数字には方向性があり、数字をその方向性に従って正しく表示した向きが相当する。7セグメント表示可動物801は、待機位置から移動を開始し、装飾図柄表示装置208よりも遊技者側で移動するものである。また、待機位置にある7セグメント表示可動物801の中心801cは、装飾図柄表示装置208が設けられた領域から外れた所にある。
図30(b)は、移動位置にある7セグメント表示可動物801を遊技者側正面から示す図である。また、図30(c)は、最大移動位置にある7セグメント表示可動物801を遊技者側正面から示す図である。
移動位置は、待機位置の左斜め下方になる。一方、最大移動位置は、移動位置のさらに左斜め下方になる。また、最大移動位置は、装飾図柄表示装置208が設けられた領域の略中央部分に7セグメント表示可動物801の中心801cがくる位置である。待機位置にある7セグメント表示可動物801は、移動位置を経由して最大移動位置まで左に凸の円弧状の移動経路を移動する。本実施例では、待機位置から最大移動位置までの移動経路が一直線である場合と比べて長く複雑になるため、7セグメント表示可動物801の移動態様をより長く遊技者に見せることができるとともに、遊技者に期待感を自覚させる時間を与えることができ、遊技者の興趣を向上させることができる。また、7セグメント表示可動物801の移動経路が円弧状であるため、直線移動するよりも演出効果を高めることができるとともに、円弧状よりも複雑な移動経路で移動させる場合と比べて可動物を移動させる構成を簡素化することができる。さらに、7セグメント表示可動物801は、下方に行くほど左に傾斜したものであり、左に凸の円弧状の移動経路と相まって、スマート且つスピード感のある演出を行うことができる。また、装飾図柄表示装置208に重なる範囲を7セグメント表示可動物801が移動するため、装飾図柄表示装置208の表示態様と7セグメント表示可動物801の移動態様とが連動した演出を行うことができ、遊技者の興趣を向上させることができる。さらに、最大移動位置では、7セグメント表示可動物801が装飾図柄表示装置208と完全に重なるため、装飾図柄表示装置208の表示態様と7セグメント表示可動物801の移動態様とが重なった演出を行うことができるとともに、装飾図柄表示装置208よりも7セグメント表示可動物801に遊技者の注目を集めさせることができ、遊技者の興趣を向上させることができる。
また、7セグメント表示可動物801は、7セグメント表示装置802が2ケタの数字を遊技者が読み取り可能な向きを向いた姿勢を保つものである。すなわち、移動位置における姿勢および最大移動位置における姿勢は、待機位置における姿勢と同じであり、移動中における姿勢も、待機位置における姿勢と同じである。このため、異なる位置における7セグメント表示可動物801の態様に統一性を持たせた演出を行うことができる。また、移動する7セグメント表示可動物801の待機位置と移動位置の姿勢が同じ時点で遊技者は最大移動位置における姿勢も同じであると予測し、予測と結果が同じことを確認することで遊技者は達成感や爽快感を得ることができる。さらに、7セグメント表示可動物801の姿勢が異なることによる遊技者の7セグメント表示可動物801に対する認識性の低下を防ぐことができる。加えて、姿勢を異ならせながら移動する7セグメント表示可動物801を見る場合と比べて遊技者の眼精疲労を低減できる。
さらに、待機位置から移動を開始した7セグメント表示可動物801は、最大移動位置まで移動するとその移動を終了するものであるが、演出により、移動途中でその移動を一旦中止(例えば、移動位置で一旦停止)したり、あるいは中止することなく一気に最大移動位置まで移動する。
なお、最大移動位置まで移動した7セグメント表示可動物801は、これまで説明した移動経路を逆方向に移動し、待機位置に復帰する。
図31は、7セグメント表示可動物801が移動する様子を段階的に遊技者側とは反対側正面から示した図である。
図31(a)は、待機位置にある7セグメント表示可動物801を遊技者側とは反対側正面から示す図である。また、図31(b)は、移動位置にある7セグメント表示可動物801を遊技者側とは反対側正面から示す図である。また、図31(c)は、最大移動位置にある7セグメント表示可動物801を遊技者側とは反対側正面から示す図である。
図31には、可動物移動手段800の基台815と、ステッピングモータ816が示されている。ステッピングモータ816は、基台815に取り付けられたものである。図31(a)に示すように、ステッピングモータ816のギアは、駆動アーム812に設けられたギア817に噛合しており、駆動アーム812は、ステッピングモータ816からの駆動力を受けて回動する。補助アーム813は駆動アーム812に従動するものである。なお、図31では、装飾図柄表示装置208が図示省略して装飾図柄表示装置208が設けられる領域が1点鎖線で示されている。
駆動アーム812も補助アーム813もへの字状の部材であり、それぞれの一端側は、基台815に設けられた回動軸820b、820aに回動自在に支持されている。また、図31に示すように、駆動アーム812および補助アーム813それぞれの他端にも回動軸821c、821bが設けられている。7セグメント表示可動物801は、この他端側の回動軸821cを介して駆動アーム812に支持されるとともに、同じく他端側の回動軸821bを介して補助アーム813にも支持され、これらの回動軸821c、821bを中心に回動自在なものである。
また、図31(a)には、駆動アーム812の、ステッピングモータ816側の端部に設けられた回動軸2121b周囲の部分拡大断面図が、2点鎖線の円の中に示されている。2点鎖線の円の中では、図の上方が遊技者側になり、下方が遊技者側とは反対の裏面側になる。この回動軸820bには、ねじりばね821dが外嵌めされている。ねじりばね821dは、駆動アーム812を上方へ向けて付勢するものである。このねじりばね821dの作用により、7セグメント表示可動物801は、待機位置に向けて付勢されていることになる。また、駆動アーム812は、ねじりばね821dによって基台815から遊技者側に浮いてしまう。そこで、本実施例では、2点鎖線の円の中に示すように、駆動アーム812が浮き上がってしまうことを防止するため、駆動アーム812の一端側(根本側)を裏面側に向かって押さえ込む押さえ部材824が設けられている。
さらに、7セグメント表示可動物801の7セグメント表示装置802(図30参照)は、発光ダイオードによって構成され、制御信号を受信したことに基づいて作動する電気的作動手段である。このため、7セグメント表示装置802には、演出用駆動装置制御回路から制御信号が伝送される。駆動アーム812は、角柱状の中空部材であり、中空の内部には、7セグメント表示装置802に制御信号を伝送する複数の信号線が束になってまとめられたハーネス(不図示)が通っている。すなわち、このハーネスは、駆動アーム812の遊技者側を向いた面の裏側に配設されたものである。このように、可動物に電気的作動手段を備えたため、可動物の移動態様と電気的作動手段の作動態様とが合わさった多彩な演出を行うことができ、遊技者の興趣を向上させることができる。また、7セグメント表示可動物801が移動しても7セグメント表示装置802は姿勢を保持するため、7セグメント表示装置802に接続されるハーネスが絡まったり力が加わって断線したりする虞がなく、ハーネスの耐久性を向上させることができる。さらに、駆動アーム812によってハーネスを無理なく隠すことができるため、外観品質が向上する。
また、駆動アーム812と補助アーム813は、7セグメント表示可動物801が待機位置にあるときには、上下方向に離れ略平行な位置関係にある。駆動アーム812は遊技者側(前側)に位置し、補助アーム813は遊技者側とは反対の裏面側(後ろ側)に位置する。駆動アーム812は、7セグメント表示可動物801が最大移動位置に近づくにつれて補助アーム813に近づき、上述のごとく、最大移動位置では、駆動アーム812は補助アーム813に重なる。補助アーム813には、駆動アーム812との干渉を避けるための切り欠きが設けられている。この切り欠きによって、駆動アーム812は、補助アーム813に接触することなく、最大移動位置では図30(c)や図31(c)に示すように補助アーム813に重なる。
図32は、本実施の形態の図図30および図31に示す7セグメント表示可動物801による連続可動物演出の制御動作の実施例を示している。本実施例において、図24乃至図31に示す構成と同一の構成や動作をする事項については説明を省略する。
本例では、成立条件(2)で連続可動物演出開始条件が成立し、3回の連続可動物演出が行われる場合について説明する。まず、図32の左上は、主制御部300により「変動0」の特図1変動遊技の結果として特図1表示装置212にははずれ図柄1の特図Cが停止表示され、第1副制御部400により、左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾8−装飾9−装飾0」が停止表示された状態を示している。また、7セグメント表示可動物801は初期位置で停止している。特図1保留ランプ218には保留数が2であることが示されている。
ここで、特図1始動情報記憶部の保留順位1には、特図1始動情報として大当り判定用乱数値が20005で特図決定用乱数値が23の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2には大当り判定用乱数値が2091で特図決定用乱数値が61の特図1乱数値の組が記憶されているものとする。
従って、既にされた特図先読み処理により特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1および2には先読み情報としてはずれが記憶され、先読み順位3および4には保留なしが記憶されているものとする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位2に記憶された始動情報を保留順位1にずらして上書きするとともに、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算して1にする。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位2に記憶された先読み情報を先読み順位1にずらして上書きするとともに、特図1先読み数記憶部の特図1先読み数を1減算して1にする。従って、この段階では、特図1始動情報記憶部の保留順位1には大当り判定用乱数値が2091で特図決定用乱数値が61の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2〜4には特図1乱数値の組は記憶されていない。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1には先読み情報としてはずれが記憶され、先読み順位2〜4には保留なしが記憶されている。
主制御部300は、特図1状態更新処理で特図1保留ランプ218の4つのLEDの最左のLEDだけを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=1)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動1)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。第1副制御部400は、特図変動開始コマンドとともに主制御部300から送信された先読み結果情報コマンドから先読み情報を取得して、連続可動物演出開始条件が成立するか否かを判断する(ステップS905)。いずれの先読み順位にも大当りの先読み情報がなく、先読み順位1だけにはずれの先読み情報があり、且つ本例では連続可動物演出抽選に当選したものとする。これにより成立条件(2)により連続可動物演出を開始することが決定される。
本例では、図18(b)に示す特図先読み情報がはずれ時の連続回数決定テーブルの順位1を参照して、取得した演出回数決定用乱数値が数値90〜94(乱数範囲は5)の範囲にあり連続可動物演出回数3が割り当てられたものとする。第1副制御部400は、連続可動物演出回数を3に設定するため、RAM408内に設けた連続演出回数カウンタに数値3を記憶する。第1副制御部400は、また、RAM408内に設けた可動物制御データテーブル番号記憶領域に、第1回目の可動物演出のテーブル番号となる数値20を記憶する。
次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出データコマンドをセットする(ステップS907)。具体的には、第1副制御部400は、RAM408内に設けた可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶された数値(=20)を読み出して、当該数値(=20)を可動物移動データとして連続可動物演出データコマンドに含ませる。セットされた連続可動物演出データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル20に基づき、原点座標(0パルス)と目標座標(25パルス)との間で7セグメント表示可動物801を比較的速い速度で小刻みに往復移動させて、装飾図柄表示装置208の上段で振動しているように見える演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示(図柄の回転を下向きの矢印で示す)を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「2!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾4−装飾3−装飾2」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が2であって0ではないので今回の可動物演出が最終回でないと判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオンにしたままにする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、特図1始動情報記憶部には始動情報がなくなるとともに、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算して0にする。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1乃至4に保留なしが記憶される。
主制御部300は、特図1状態更新処理で特図1保留ランプ218の4つのLEDの全てを消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=0)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動2)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。連続可動物演出設定処理において、連続可動物演出フラグがオンなので(ステップS901)、第1副制御部400は、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値(=20)を読み出して1加算し、新たなテーブル番号(=21)として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号(=21)の情報が含まれる。連続可動物演出継続データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出継続データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル21に基づき、上方の初期位置から7セグメント表示可動物801が下降して、原点座標(50パルス)と目標座標(26パルス)との間で7セグメント表示可動物801を比較的速い速度で小刻みに往復移動させて前回より低い位置で装飾図柄表示装置208の表示領域を覆うように振動させる演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「1!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾9−装飾1−装飾3」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が1であって0ではないので今回の可動物演出が最終回でないと判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオンにしたままにする。
新たな保留の増加がないため「変動2」の特図変動遊技の終了後に新たな特図変動遊技は開始されないが、7セグメント表示可動物801による可動物制御データテーブルのテーブル21に基づく可動物演出は引き続き実行されている。そして、所定時間(例えば特図変動遊技終了後30秒)が経過すると、ステップS819でのデモ演出開始条件が満足されるので、第1副制御部400は、デモ演出コマンドをセットするとともに、第2副制御部500に送信する制御コマンドにもデモ演出コマンドをセットする(ステップS821)。これにより、装飾図柄表示装置208のほぼ全表示領域を演出用表示領域208dとして使用してデモ演出が開始される。また、演出用表示領域208dでのデモ演出にほぼ同期して第2副制御部500による遊技盤用ランプや遊技台枠用ランプによるデモ演出が行われる。
次に第1副制御部400は、連続可動物演出フラグがオンであるので第2副制御部500に送信する制御コマンドとして可動物停止コマンドをセットする(ステップS825)。第1副制御部400のメイン処理での情報送信処理(ステップS521)により可動物停止コマンドを受け取った第2副制御部500は、モータ制御処理のステップS1413で、ステッピングモータ816の励磁位置切替えを停止し、ステッピングモータ816を非励磁にする制御(無制御状態の生成)を行う。なお、ステッピングモータ816を非励磁にしても、7セグメント表示可動物801は自重等により鉛直下方に回転移動したりすることはなく、停止位置を維持して静止する。
次に、遊技球231が特図1始動口230に入球すると、主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=0)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動3)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。連続可動物演出設定処理において、連続可動物演出フラグがオンなので(ステップS901)、第1副制御部400は、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値(=21)を読み出して1加算し、新たなテーブル番号(=22)として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号(=22)の情報が含まれる。連続可動物演出継続データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出継続データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル22に基づき、上方の初期位置から7セグメント表示可動物801がさらに下降して、原点座標(75パルス)と目標座標(51パルス)との間で7セグメント表示可動物801を比較的速い速度で小刻みに往復移動させて前回より低い位置で装飾図柄表示装置208の表示領域を覆うように振動させる演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「0!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾1−装飾3−装飾4」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が0であるので今回の可動物演出が最終回であると判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオフにする(ステップS815)。第2副制御部500は、可動物停止コマンドを受け取って(ステップS1411)、励磁位置切換えを停止する(ステップS1413)。次いで、第2副制御部500は、連続可動物演出終了コマンドを受け取って(ステップS1415)、初期位置設定動作を行う(ステップS1417)。
本実施例では、第1副制御部400および第2副制御部500での制御により、2つの特図変動遊技「変動2」と「変動3」に亘って7セグメント表示可動物801に所定の演出動作を行わせるが、「変動2」の特図変動遊技における所定の報知演出終了後も7セグメント表示可動物801のステッピングモータ816を制御し続け、次の「変動3」の特図変動遊技の開始より前に所定条件(例えば、「無変動」が30秒以上)が成立したことに基づいて、ステッピングモータ816を無制御にする。
このように、2つの特図変動遊技に亘る連続可動物演出中に、次の特図変動遊技が開始するまでステッピングモータ816を励磁するが、次の特図変動遊技の開始より前に所定時間が経過するとステッピングモータ816の励磁を切るようにしている。所定条件の成立によりステッピングモータ816を無制御にするため、ステッピングモータ816を含む駆動手段の耐久性を向上させることができる。所定条件が成立した場合、ステッピングモータ816を無制御にした状態で7セグメント表示可動物801の所定の演出動作を継続させることができるので遊技者の興趣の低下を防止することができる。
図33は、図30および図31に示す7セグメント表示可動物801に代えて本実施の形態によるパチンコ機100に使用可能な演出可動物900を示している。
演出可動物900は、本実施形態では装飾図柄表示装置208の表示画面よりも遊技者側に設けられたものであり回転駆動部902を有する。回転駆動部902は回転可能に支持されている。初期位置としては、装飾図柄表示装置208の表示画面の所定領域(例えば上下方向中央領域)からは離れているが、演出可動物900の一部が、装飾図柄表示装置208の表示画面の一部に重なる位置であってもよい。また、回転駆動部902は、回転演出装置であり、水平姿勢を保ち、この水平姿勢が初期姿勢になる。
図33は演出可動物900の分解斜視図である。図33において、図の左斜め奥側が裏面側になり、右斜め手前側が遊技者側になる。演出可動物900は、支持部901と回転駆動部902を有する。支持部901は、パチンコ機100の左右方向に延びた部材であり、図3に示す装飾図柄表示装置208の表示画面の左端と右端の間に架け渡される。回転駆動部902は楕円形の部材である。この回転駆動部902の重心位置には、裏面側に向けて突出した回転軸が設けられている。支持部901は、延在方向中央部分でこの回転軸を回転可能に軸支したものである。回転駆動部902は、この回転軸を中心に回転駆動する。図33では、回転駆動部902の駆動源になるステッピングモータである回転駆動用モータ905、その回転駆動用モータ905の回転軸に取り付けられるモータギアに噛合する中継ギア907が示されている。モータギアおよび中継ギア907はともにかさ歯車であって、回転駆動用モータ905で発生した回転駆動力の伝達方向は、回転駆動用モータ905の回転軸の延在方向に対して直交した方向に、これらのギアによって変えられる。なお、回転駆動用モータ905の回転軸の延在方向が回転駆動部902の回転軸と平行になるように回転駆動用モータ905を配置すれば、モータギアと中継ギア907とをかさ歯車にする必要はなくなる。中継ギア907には、駆動ギア909が噛合する。駆動ギア909は回転体911に回転不能に設けられたものであり、回転駆動用モータ905が回転することによって発生した回転駆動力が、モータギアから中継ギア907を経由して駆動ギア909に伝わり、回転体911は軸周りに回転する。回転体911は、遊技者側に円板部材を有する。この円板部材の周縁には、対向する位置、すなわち周方向に180度間隔をあけた位置に切欠溝913が設けられている。回転駆動部902の回転軸は、支持部901に設けられた貫通孔915を通って、回転体911の軸心に一致するようにその回転体911に回転不能に取り付けられている。したがって、回転体911が回転すると回転駆動部902も回転する。支持部901の貫通孔915近傍には初期姿勢検出センサ920が設けられており、回転体911の円板部材に設けられた切欠溝913を検出する。初期姿勢検出センサ920は、回転駆動部902が初期姿勢(水平姿勢)にある時に切欠溝913を検出する。以上説明した、モータギア、中継ギア907、および回転体911を併せたものが、支持部901の回転駆動手段に相当する。
図34は、本実施の形態の図33に示す回転駆動部902による連続可動物演出の制御動作の実施例1を示している。本実施例において、図24乃至図33に示す構成と同一の構成や動作をする事項については説明を省略する。
本例では、成立条件(2)で連続可動物演出開始条件が成立し、3回の連続可動物演出が行われる場合について説明する。まず、図34の左上は、主制御部300により「変動0」の特図1変動遊技の結果として特図1表示装置212にははずれ図柄1の特図Cが停止表示され、第1副制御部400により、左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾8−装飾9−装飾0」が停止表示された状態を示している。また、回転駆動部902は初期位置で停止している。特図1保留ランプ218には保留数が2であることが示されている。
ここで、特図1始動情報記憶部の保留順位1には、特図1始動情報として大当り判定用乱数値が20005で特図決定用乱数値が23の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2には大当り判定用乱数値が2091で特図決定用乱数値が61の特図1乱数値の組が記憶されているものとする。
従って、既にされた特図先読み処理により特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1および2には先読み情報としてはずれが記憶され、先読み順位3および4には保留なしが記憶されているものとする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位2に記憶された始動情報を保留順位1にずらして上書きするとともに、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算して1にする。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位2に記憶された先読み情報を先読み順位1にずらして上書きするとともに、特図1先読み数記憶部の特図1先読み数を1減算して1にする。従って、この段階では、特図1始動情報記憶部の保留順位1には大当り判定用乱数値が2091で特図決定用乱数値が61の特図1乱数値の組が記憶され、保留順位2〜4には特図1乱数値の組は記憶されていない。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1には先読み情報としてはずれが記憶され、先読み順位2〜4には保留なしが記憶されている。
主制御部300は、特図1状態更新処理で特図1保留ランプ218の4つのLEDの最左のLEDだけを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=1)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動1)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。第1副制御部400は、特図変動開始コマンドとともに主制御部300から送信された先読み結果情報コマンドから先読み情報を取得して、連続可動物演出開始条件が成立するか否かを判断する(ステップS905)。いずれの先読み順位にも大当りの先読み情報がなく、先読み順位1だけにはずれの先読み情報があり、且つ本例では連続可動物演出抽選に当選したものとする。これにより成立条件(2)により連続可動物演出を開始することが決定される。
本例では、図18(b)に示す特図先読み情報がはずれ時の連続回数決定テーブルの順位1を参照して、取得した演出回数決定用乱数値が数値90〜94(乱数範囲は5)の範囲にあり連続可動物演出回数3が割り当てられたものとする。第1副制御部400は、連続可動物演出回数を3に設定するため、RAM408内に設けた連続演出回数カウンタに数値3を記憶する。第1副制御部400は、また、RAM408内に設けた可動物制御データテーブル番号記憶領域に、第1回目の可動物演出のテーブル番号となる数値20を記憶する。
次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出データコマンドをセットする(ステップS907)。具体的には、第1副制御部400は、RAM408内に設けた可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶された数値(=20)を読み出して、当該数値(=20)を可動物移動データとして連続可動物演出データコマンドに含ませる。セットされた連続可動物演出データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル20に基づき、原点座標(0パルス)と目標座標(25パルス)との間で回転駆動部902が比較的速い速度で小刻みに回転往復移動し、回転駆動部902の楕円の長径方向端部が装飾図柄表示装置208の表示領域を一部覆うように振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示(図柄の回転を下向きの矢印で示す)を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「2!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾4−装飾3−装飾2」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が2であって0ではないので今回の可動物演出が最終回でないと判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオンにしたままにする。
この状態で主制御部300は、特図1始動情報記憶部の保留順位1の特図1始動情報を取得する。これに伴い、特図1始動情報記憶部には始動情報がなくなるとともに、特図1保留数記憶部の特図1保留数を1減算して0にする。また、特図1用先読み結果記憶部の先読み順位1乃至4に保留なしが記憶される。
主制御部300は、特図1状態更新処理で特図1保留ランプ218の4つのLEDの全てを消灯させる。
主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=0)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動2)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。連続可動物演出設定処理において、連続可動物演出フラグがオンなので(ステップS901)、第1副制御部400は、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値(=20)を読み出して1加算し、新たなテーブル番号(=21)として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号(=21)の情報が含まれる。連続可動物演出継続データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出継続データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル21に基づき、原点座標(50パルス)と目標座標(26パルス)との間で回転駆動部902が比較的速い速度で小刻みに回転往復移動し、回転駆動部902の楕円の長径方向端部が装飾図柄表示装置208の表示領域の一部を前回よりさらに広く覆うように振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「1!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾9−装飾1−装飾3」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が1であって0ではないので今回の可動物演出が最終回でないと判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオンにしたままにする。
新たな保留の増加がないため「変動2」の特図変動遊技の終了後に新たな特図変動遊技は開始されないが、回転駆動部902による可動物制御データテーブルのテーブル21に基づく可動物演出は引き続き実行されている。そして、所定時間(例えば特図変動遊技終了後30秒)が経過すると、ステップS819でのデモ演出開始条件が満足されるので、第1副制御部400は、デモ演出コマンドをセットするとともに、第2副制御部500に送信する制御コマンドにもデモ演出コマンドをセットする(ステップS821)。これにより、装飾図柄表示装置208のほぼ全表示領域を演出用表示領域208dとして使用してデモ演出が開始される。また、演出用表示領域208dでのデモ演出にほぼ同期して第2副制御部500による遊技盤用ランプや遊技台枠用ランプによるデモ演出が行われる。
次に第1副制御部400は、連続可動物演出フラグがオンであるので第2副制御部500に送信する制御コマンドとして可動物停止コマンドをセットする(ステップS825)。第1副制御部400のメイン処理での情報送信処理(ステップS521)により可動物停止コマンドを受け取った第2副制御部500は、モータ制御処理のステップS1413で、回転駆動用モータ905の励磁位置切替えを停止し、回転駆動用モータ905を非励磁にする制御(無制御状態の生成)を行う。なお、回転駆動用モータ905を非励磁にしても、回転駆動部902は自重等により回転移動したりすることはなく、停止位置を維持して静止する。
次に、遊技球231が特図1始動口230に入球すると、主制御部300は、取得した特図1始動情報に対して当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを参照して当否判定を行う(ステップS213)。当否判定の結果ははずれであり、主制御部300は、はずれ図柄1の特図決定結果と現在の特図1保留数(=0)とを用いて、テーブルセット選択テーブルに基づき予め選択されたタイマ選択テーブル1〜3のいずれかを参照してタイマ番号を決定する。主制御部300は、第1副制御部400に特図変動開始コマンドを送出してから、タイマ番号に規定された変動時間で特図1表示装置212に特図変動遊技(変動3)を開始させる。
第1副制御部400は、特図変動開始コマンドを受け取ると演出制御処理(ステップS509)において、連続可動物演出設定処理(ステップS803)を実行する。連続可動物演出設定処理において、連続可動物演出フラグがオンなので(ステップS901)、第1副制御部400は、可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶されたテーブル番号の値(=21)を読み出して1加算し、新たなテーブル番号(=22)として可動物制御データテーブル番号記憶領域に記憶する。次いで、第1副制御部400は、第2副制御部500に送信する制御コマンドとして連続可動物演出継続データコマンドをセットする。連続可動物演出継続データコマンドには、可動物移動データとして可動物制御データテーブル番号記憶領域から読み出したテーブル番号(=22)の情報が含まれる。連続可動物演出継続データコマンドは情報送信処理(ステップS521)で第2副制御部500に送信される。
第2副制御部500は、第1副制御部400からの連続可動物演出継続データコマンドを受け取ると(ステップS1101)、可動物移動データ設定(ステップS1107)、モータの駆動パラメータの設定処理(ステップS1109、S1111)等を実行する。そして、図23の可動物制御データテーブルのテーブル22に基づき、回転駆動部902が目標座標(75パルス)と目標座標(51パルス)との間を比較的速い速度で小刻みに回転往復移動し、回転駆動部902の楕円の長径方向端部が装飾図柄表示装置208の表示領域の一部を前回よりさらに広く覆うように振動する演出を行う。
一方、第1副制御部400は、特図変動開始コマンド処理(ステップS805)により、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄の変動表示を行うとともに、演出表示領域208dに、例えば、連続可動物演出の報知演出として姫のキャラクタと吹き出しの絵柄の画像を表示させる。また、連続演出カウンタから値を取得し、当該値を用いて吹き出し内に連続可動物演出の残りの回数を示す「0!」を表示する演出を行う。
次いで、タイマ番号に規定された所定の変動時間が経過すると、主制御部300は、第1副制御部400に特図変動停止コマンドを送出してから、特図1表示装置212にはずれ図柄1(特図C)を停止表示させる。
第1副制御部400は、特図変動停止コマンドを受け取ると特図変動停止コマンド処理を実行して、装飾図柄表示装置208の左中右図柄表示領域208a〜208cに「装飾1−装飾3−装飾4」を停止表示させるとともに、演出表示領域208dから姫と吹き出しの演出を消す(ステップS807、S809)。次いで、第1副制御部400は、連続演出回数カウンタの値を参照し、参照値が0であるので今回の可動物演出が最終回であると判断し(ステップS811)、連続可動物演出フラグをオフにする(ステップS815)。第2副制御部500は、可動物停止コマンドを受け取って(ステップS1411)、励磁位置切換えを停止する(ステップS1413)。次いで、第2副制御部500は、連続可動物演出終了コマンドを受け取って(ステップS1415)、初期位置設定動作を行う(ステップS1417)。
本実施例では、第1副制御部400および第2副制御部500での制御により、2つの特図変動遊技「変動2」と「変動3」に亘って回転駆動部902に所定の演出動作を行わせるが、「変動2」の特図変動遊技における所定の報知演出終了後も回転駆動部902の回転駆動用モータ905を制御し続け、次の「変動3」の特図変動遊技の開始より前に所定条件(例えば、「無変動」が30秒以上)が成立したことに基づいて、回転駆動用モータ905を無制御にする。
このように、2つの特図変動遊技に亘る連続可動物演出中に、次の特図変動遊技が開始するまで回転駆動用モータ905を励磁するが、次の特図変動遊技の開始より前に所定時間が経過すると回転駆動用モータ905の励磁を切るようにしている。所定条件の成立により回転駆動用モータ905を無制御にして、励磁時間を減少させることができるので、回転駆動用モータ905を含む駆動手段の耐久性を向上させることができる。所定条件が成立した場合、回転駆動用モータ905を無制御にした状態で回転駆動部902の所定の演出動作を継続させることができるので遊技者の興趣の低下を防止することができる。
図35は、本実施の形態のパチンコ機100における演出可動物900による連続可動物演出の制御動作の実施例2を示している。図35に示す例では、可動体の例として回転駆動部902が装飾図柄表示装置208の上部に設けられている。回転駆動部902は、中心部に回転軸を有しており、例えばステッピングモータの駆動力により遊技盤面に平行な面内で回転可能になっている。
図35(a)は、回転駆動部902が初期角度位置にある状態を示している。この状態では、装飾図柄表示装置208の画面は、回転駆動部902によって隠されていない。ステッピングモータの駆動力により回転駆動部902を回転させている状態で当該ステッピングモータを無制御(例えば非励磁)にした場合、回転軸の摩擦力や空気抵抗、温度等の環境に応じて、同じ演出であっても回転駆動部902の停止角度位置は毎回異なる。例えば図35(b)に示す例では、回転駆動部902は右下がりに幾分傾いた角度位置で停止している。これにより、装飾図柄表示装置208の画面上端部ぎりぎりに回転駆動部902の周縁部が位置している。また、図35(c)に示す例では、回転駆動部902は右下がりにさらに傾いた角度位置で停止している。これにより、装飾図柄表示装置208の画面上端部の右寄りの一部は、回転駆動部902により隠されている。このように、同一の演出動作制御によって、回転駆動部902の停止態様を多様化することができるため、動作制御パターンを多数備えたり、複雑な動作制御を行ったりしなくても、多様な演出態様を遊技者に見せることが可能になる場合がある。
上記実施の形態では、遊技台の例としてパチンコ機を用いたが本発明はこれに限られない。本発明は、図36に示すようなスロットマシン1100にも適用可能である。図36はスロットマシン1100の外観斜視図である。スロットマシン1100は、本体1101と、本体1101の正面に取り付けられ、本体1101に対して開閉可能な前面扉1102と、を備える。本体1101の中央内部には、(図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール1110、中リール1111、右リール1112)収納され、スロットマシン1100の内部で回転できるように構成されている。これらのリール1110乃至1112はステッピングモータ等の駆動装置により回転駆動される。
本実施形態において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール1110乃至1112が構成されている。リール1110乃至1112上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓1113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール1110乃至1112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール1110乃至1112は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示装置として機能する。なお、このような表示装置としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン1100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール1110乃至1112の背面には、図柄表示窓1113に表示される個々の図柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。バックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン1100内部において各々のリール1110乃至1112の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール1110乃至1112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ1120は、有効となる入賞ライン1114を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン1114は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン1114の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを有効な入賞ラインとして設定してもよく、ベット数に関係なく、一律に同一数の入賞ラインを有効な入賞ラインとして設定してもよい。
告知ランプ1123は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ1124は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ1122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ1128は演出用のランプである。
ベットボタン1130乃至1132は、スロットマシン1100に電子的に貯留されているメダル(クレジットという)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施形態においては、ベットボタン1130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、ベットボタン1131が押下されると2枚投入され、ベットボタン1132が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、ベットボタン1132はMAXベットボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ1129は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ1121が点灯する。
メダル投入口1141は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、ベットボタン1130乃至1132により電子的に投入することもできるし、メダル投入口1141から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器1125は、スロットマシン1100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器1126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器1127は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。貯留枚数表示器1125、遊技情報表示器1126、および、払出枚数表示器1127は、7セグメント(SEG)表示器とした。
スタートレバー1135は、リール1110乃至1112の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口1141に所望するメダル枚数を投入するか、ベットボタン1130乃至1132を操作して、スタートレバー1135を操作すると、リール1110乃至1112が回転を開始することとなる。スタートレバー1135に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット1136には、ストップボタン1137乃至1139が設けられている。ストップボタン1137乃至1139は、スタートレバー1135の操作によって回転を開始したリール1110乃至1112を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール1110乃至1112に対応づけられている。以下、ストップボタン1137乃至1139に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。なお、各ストップボタン1137乃至1139の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン1137乃至1139の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン1133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン1134は、スロットマシン1100に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口1155から排出するためのボタンである。ドアキー孔1140は、スロットマシン1100の前面扉1102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。
ストップボタンユニット1136の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル1162が設けられている。タイトルパネル1162の下部には、メダル払出口1155、メダルの受け皿1161が設けられている。
音孔1180はスロットマシン1100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉1102の左右各部に設けられたサイドランプ1144は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉1102の上部には演出装置1160が配設されており、演出装置1160の上部には 音孔1143が設けられている。この演出装置1160は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ1163a、左シャッタ1163bからなるシャッタ(遮蔽装置)1163と、このシャッタ1163の奥側に配設された液晶表示装置1157(演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ1163a、左シャッタ1163bが液晶表示装置1157の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置1157の表示画面がスロットマシン1100正面(遊技者側)に出現する構造となっている。なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能な表示装置であればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成している。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
スロットマシン1100の演出装置1160のシャッタ1163に本発明を適用可能である。例えば、シャッタ1163として図28に示す扉付き液晶表示装置700あるいは同様の構成の演出可動物を用いて、図29に示す扉付き液晶表示装置700による連続可動物演出の制御動作の実施例と同様の制御動作を行わせることにより、駆動手段の耐久性を向上させた遊技台を実現することができる。
次に、以上説明した本実施の形態によるパチンコ機100の特徴的構成について再度図1乃至図36を参照しつつ説明する。
(1)本実施の形態によるパチンコ機100は、所定の当否判定条件(例えば、保留数が0でないこと)が成立した場合に当否判定を行う当否判定手段(例えば、特図関連処理(ステップS213)の特図2関連抽選処理や特図1関連抽選処理)と、前記当否判定の結果が特定の当否判定結果(例えば、当り)である場合に、遊技者に対する有利度が第一の有利度である第一の制御状態(例えば、当り遊技以外の制御状態)から該第一の有利度と有利度が異なる第二の有利度である第二の制御状態(例えば、当り遊技に係る制御状態)に制御状態を移行させる制御状態移行手段(例えば、特図関連処理(ステップS213)の特図2状態更新処理や特図1状態更新処理)と、遊技を演出する演出用可動物(例えば、演出可動物224)と、前記演出用可動物を駆動する駆動手段(例えば、駆動回路516、第1駆動手段の第1ステッピングモータ224a−4や第2駆動手段の第2ステッピングモータ224b−4等)と、前記駆動手段を駆動制御することで、前記演出用可動物の動作制御を行う演出制御手段(例えば、第1副制御部400と第2副制御部500)と、所定の報知(例えば、当否判定結果の報知)を行う報知手段(例えば、特図1表示装置212、特図2表示装置214、装飾図柄表示装置208の左中右装飾図柄表示領域208a〜208c等)と、前記当否判定の結果に基づいて前記報知手段を制御して所定の報知演出(例えば、特図の停止表示演出や特図変動遊技の結果を報知する装飾図柄停止表示演出)を行う報知制御手段(例えば、主制御部300や第1副制御部400)と、を備えた遊技台であって、前記演出制御手段は、前記当否判定の順番が連続する少なくとも二以上の当否判定の結果に基づいて前記報知制御手段が行う複数の前記所定の報知演出に亘って前記演出用可動物に所定の演出動作を行わせ、先の所定の報知演出終了後も前記駆動手段を制御し続け、次の所定の報知演出の開始より前に所定条件が成立したことに基づいて、前記駆動手段を無制御にすることを特徴とする遊技台である。
こうすることにより、複数変動に亘る連続可動物演出中、次変動が開始するまで励磁し、次変動開始より前に所定時間経過で励磁が切られる。所定条件の成立により駆動手段を無制御にするため、駆動手段の耐久性を向上させることができる。また、所定条件の成立より前に次の所定の報知演出が開始される場合、先の所定の報知演出と次の所定の報知演出とに亘って所定の演出動作の連続性を高めることができるので遊技者の興趣を高めることができ、所定条件が成立した場合、駆動手段を無制御にした状態で可動物の所定の演出動作を継続させることができるので遊技者の興趣の低下を防止することができる。
(2)上記パチンコ機100において、前記所定条件は、前記先の所定の報知演出終了から前記次の所定の報知演出が開始せず且つ予め定められた所定の時間が経過することを含むことを特徴とする。
このように、所定条件として、所定の時間経過を含むことにより、所定の時間が経過することにより駆動手段を無制御にするため、駆動手段の連続制御時間を所定の時間を考慮した時間以下に抑えることができ、駆動手段の耐久性を向上させることができる。
(3)上記パチンコ機100において、前記演出制御手段は、前記駆動手段に所定の駆動情報(例えば、図23に示す可動物制御データテーブルの所定のテーブル番号にある情報)を設定することで該駆動手段の駆動制御を行うように構成され、前記無制御とは、前記駆動手段に対する前記駆動情報の設定の停止であることを特徴とする。
このように、無制御は、一切の励磁を切ることにより、ステッピングモータの励磁を切って無制御状態を生成するので、駆動手段の励磁時間を減少させることができ、駆動手段の耐久性を向上させることができる。
(4)上記パチンコ機100において、遊技球が始動領域(例えば、特図1始動口230や特図2始動口232)に進入した場合に、始動情報(例えば、特図1乱数値の組(大当り判定用乱数値および特図決定用乱数値の組)や特図2乱数値の組)を導出する始動情報導出手段(例えば、例えば、各種センサ320の入賞センサ、センサ回路322、カウンタ回路318、CPU304、RAM308内の大当り時用特図決定用乱数カウンタ等、入賞判定処理(ステップS217))と、前記導出した始動情報を所定の上限数(例えば、保留数が4つ)まで記憶可能な始動情報記憶手段(例えば、特図1始動情報記憶部や特図2始動情報記憶部)と、前記始動情報記憶手段から始動情報を取得する始動情報取得手段(例えば、特図関連処理(ステップS213)の特図2関連抽選処理や特図1関連抽選処理)と、を備え、前記当否判定手段は、前記取得した始動情報に基づいて当否判定を行い、前記演出制御手段は、前記始動情報の数が所定値以上(例えば、保留数が1以上)である場合に前記所定の演出動作を開始することを特徴とする。
このように、保留数に基づいて可動物動作をさせることにより、先の所定の報知演出と次の所定の報知演出との間を開けることなく所定の演出動作を行うことができ、駆動手段の耐久性を向上させることができる。また、所定の演出動作の連続性を高めることができ、遊技者の興趣を向上させることができる。
(5)上記パチンコ機100において、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に、前記始動情報記憶手段に記憶されている始動情報を先読みする始動情報先読手段(例えば、入賞判定処理(ステップS209)での特図先読み処理)と、前記始動情報記憶手段に記憶されている所定の始動情報に基づく当否判定が前記当否判定手段によって行われるよりも前に、前記始動情報先読手段によって先読みされた該所定の始動情報に基づいて該当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出するかどうかを事前判定する事前判定手段(例えば、入賞判定処理(ステップS209)での特図先読み処理)と、前記事前判定結果に基づいて、前記当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出することを事前予告するための事前予告報知を、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に行う事前予告手段(例えば、装飾図柄表示装置208の演出表示領域208d)と、を備え、前記演出制御手段は、前記事前予告手段を含み、前記事前予告報知として前記所定の演出動作を行うことを特徴とする。
このように、先読み結果に基づいて所定の演出動作するので、所定の演出動作に対する遊技者の期待感を高めることができ、遊技者の興趣をさらに向上させることができる。
従来の遊技台では、遊技中に可動物を動作させる技術が考案されている。しかし、複数の遊技に亘って可動物を動作させる場合、後の遊技の開始が遅くなると、可動物を駆動する駆動手段への負担が増加して駆動手段の耐久性が低下してしまうという問題があったが、上述の本発明によれば、従来の課題を解決して駆動手段の耐久性を向上させることができる。本発明の作用効果についてまとめると以下のようになる。前記所定の演出動作は、前記可動物が表示装置の前を移動するものでもよい。こうすることにより、遊技者に今までに無い斬新な演出を報知可能である。前記所定の演出動作中に表示装置で可動物の動作と連動した演出をしてもよい。こうすることにより、遊技者に今までに無い斬新な演出を報知可能である。前記所定の演出動作は、動作序盤で前記可動物が所定の初期位置から移動し、動作終盤で初めて前記可動物が所定の最大可動位置に移動するようにしてもよい。こうすることにより、可動物が複数変動に亘って連続して移動する様を遊技者に報知可能となる。時短遊技状態中のほうが非時短遊技状態中よりも前記所定の演出動作を行い易いようにしてもよい。時短遊技状態中のほうが保留数が貯まり易いため所定の演出動作を見せ易くなる。前記所定の演出動作中に電断した場合は、復帰後は該所定の演出動作の残りの動作を前記可動物に行わせないようにしている。電断で一時的に遊技が中断されて遊技者が冷静になるため、復帰後は遊技者に合わせて所定の演出動作を行わないようにする。
また、上記実施例1乃至4では、駆動手段の励磁を切ったとき、その位置を維持する構成例を示したが、励磁を切ったときに可動物に及ぼされる環境条件(例えば、予め与えられていた速度や他部材との摩擦やギアの遊びや空気抵抗や温度など)によって停止位置を毎回異なるようにしてもよい。その場合、連続可動物演出の演出効果をより高めることができる場合がある。なお、本例では、連続可動物演出を複数の変動のそれぞれで異なる態様としたが、複数の変動で同じ態様となるようにしてもよい。また、連続可動物演出は複数種類のうちから選択するようにしてもよい。なお、前記次の所定の演出の開始より前に前記所定の条件が成立した場合、前記初期位置設定動作を行い、前記所定の演出動作の残りの動作を行わない(連続可動物演出フラグをオフする)ようにしてもよい。また、上記実施例1乃至4および変形例は相互に実施可能である。
上記実施の形態の遊技台は、例えば以下のように表現される。
(付記1)
所定の当否判定条件が成立した場合に当否判定を行う当否判定手段と、
前記当否判定の結果が特定の当否判定結果である場合に、遊技者に対する有利度が第一の有利度である第一の制御状態から該第一の有利度と有利度が異なる第二の有利度である第二の制御状態に制御状態を移行させる制御状態移行手段と、
遊技を演出する演出用可動物と、
前記演出用可動物を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段を駆動制御することで、前記演出用可動物の動作制御を行う演出制御手段と、
所定の報知を行う報知手段と、
前記当否判定の結果に基づいて前記報知手段を制御して所定の報知演出を行う報知制御手段と、
を備えた遊技台であって、
前記演出制御手段は、
前記当否判定の順番が連続する少なくとも二以上の当否判定の結果に基づいて前記報知制御手段が行う複数の前記所定の報知演出に亘って前記演出用可動物に所定の演出動作を行わせ、先の所定の報知演出終了後も前記駆動手段を制御し続け、次の所定の報知演出の開始より前に所定条件が成立したことに基づいて、前記駆動手段を無制御にすること
を特徴とする遊技台。
(付記2)
付記1記載の遊技台であって、
前記所定条件は、前記先の所定の報知演出終了から前記次の所定の報知演出が開始せず且つ予め定められた所定の時間が経過することを含むこと
を特徴とする遊技台。
(付記3)
付記1または2に記載の遊技台であって、
前記演出制御手段は、前記駆動手段に所定の駆動情報を設定することで該駆動手段の駆動制御を行うように構成され、
前記無制御とは、前記駆動手段に対する前記駆動情報の設定の停止であること
を特徴とする遊技台。
(付記4)
付記1乃至3のいずれか1項に記載の遊技台であって、
遊技球が始動領域に進入した場合に、始動情報を導出する始動情報導出手段と、
前記導出した始動情報を所定の上限数まで記憶可能な始動情報記憶手段と、
前記始動情報記憶手段から始動情報を取得する始動情報取得手段と、
を備え、
前記当否判定手段は、前記取得した始動情報に基づいて当否判定を行い、
前記演出制御手段は、前記始動情報の数が所定値以上である場合に前記所定の演出動作を開始すること
を特徴とする遊技台。
(付記5)
付記4記載の遊技台であって、
前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に、前記始動情報記憶手段に記憶されている始動情報を先読みする始動情報先読手段と、
前記始動情報記憶手段に記憶されている所定の始動情報に基づく当否判定が前記当否判定手段によって行われるよりも前に、前記始動情報先読手段によって先読みされた該所定の始動情報に基づいて該当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出するかどうかを事前判定する事前判定手段と、
前記事前判定結果に基づいて、前記当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出することを事前予告するための事前予告報知を、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に行う事前予告手段と、
を備え、
前記演出制御手段は、前記事前予告手段を含み、前記事前予告報知として前記所定の演出動作を行うこと
を特徴とする遊技台。

100 パチンコ機
136 チャンスボタン
208 装飾図柄表示装置
208a 左図柄表示領域
208b 中図柄表示領域
208c 右図柄表示領域
208d 演出表示領域
224 演出可動物
224a 第1可動物
224a−1 第1可動物側当接部
224a−2 第1当接部
224a−3 第2当接部
224a−4 第1ステッピングモータ
224a−5 回転軸
224a−6 樹脂製カバー体
224b 第2可動物
226 一般入賞口
228 普図始動口
290a 本体側第1メカエンド
290b 本体側第2メカエンド
291a 第2可動物側第1メカエンド
291b 第2可動物側第2メカエンド
230 特図1始動口
232 特図2始動口
234 可変入賞口
300 主制御部
400 第1副制御部
500 第2副制御部

Claims (5)

  1. 複数種類の動作を少なくとも実行可能な演出手段と、
    起動信号が入力されると、遊技制御を少なくとも開始可能な遊技制御手段と、
    低電圧信号を少なくとも出力可能な電圧監視手段と、
    前記低電圧信号が入力され、その後に前記起動信号が入力されると、前記低電圧信号が入力された際の制御状態に復帰させる処理を少なくとも実行可能な復帰手段と、
    を備えた遊技台であって、
    前記複数種類の動作のうちの少なくとも一つの動作は、第一の動作であり、
    前記複数種類の動作のうちの少なくとも一つの動作は、第二の動作であり、
    前記第一の動作は、先読み予告として行われるものであり、
    前記演出手段は、前記第一の動作を行っている状態で前記低電圧信号が入力され、その後に前記起動信号が入力されると、前記第一の動作ではなく前記第二の動作を少なくとも行うことが可能なものである、
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台であって、
    前記第二の動作は、電源投入後にも行われるものである、
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1または2に記載の遊技台であって、
    前記演出手段のうちの少なくとも一つは、演出可動手段であり、
    前記演出可動手段は、非動作期間において、初期位置に位置するものであり、
    前記第二の動作は、前記演出可動手段を前記初期位置へ移動させる動作を含むものである、
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第二の動作は、前記先読み予告として行われないものである、
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記遊技台は、ぱちんこ機である、
    ことを特徴とする遊技台。
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