JP4905185B2 - 熱電モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、半導体レーザ素子や赤外線センサーや焦電センサー等の電子素子と、これらの電子素子を収容するパッケージと、このパッケージより延出した複数のリードとを備えた電子素子ユニットを温度制御することが可能な熱電モジュールに関する。
従来より、光通信機器の発光手段や、CDドライブやDVDドライブの光ピックアップなどに半導体レーザが広く用いられている。この種の半導体レーザは、いわゆるCANタイプやフレームタイプなどのパッケージ内に半導体レーザ素子を収容して構成されたモジュールとして用いられるのが一般的である。この場合、半導体レーザ素子は、高温になると発振波長が変動するなどして性能が低下し、また寿命も短くなるという問題を生じるようになる。このような熱による性能や寿命の劣化は、半導体レーザ素子自身が作動時に発熱することによって生じる場合が多い。
近年、中空のキャップとベースとから形成されたステムパッケージの取付部に半導体レーザ素子を取り付けて収容した半導体レーザモジュール(電子素子ユニット)が広く用いられるようになった。この種の半導体レーザモジュールの場合、金属製のステムパッケージが、この半導体レーザモジュールが取り付けられる電子機器の金属製の筐体に接触し、この金属製の筐体が外部に露出するようになされている。そして、半導体レーザ素子からの発熱を、ステムパッケージおよび電子機器の金属製の筐体を介して外部に自然放熱させるようになされている。
ところが、半導体レーザモジュールや、この半導体レーザモジュールを内蔵する電子機器がさらに小型化し、かつ高出力化するに伴って、半導体レーザ素子からの発熱を自然放熱させるだけでは、温度上昇を十分に抑制することが困難になった。この場合、半導体レーザ素子の温度上昇を抑制できなくなると、半導体レーザ素子の性能低下や短寿命化を防止することができなくなる。このため、半導体レーザ素子の温度上昇の抑制がより一層強く要望されるようになった。このような背景において、ステムパッケージを用いた半導体レーザモジュールにおいても、半導体レーザ素子を強制的に温度制御する手段が採用されるようになった。なお、半導体レーザ素子以外の、例えば、赤外線センサや焦電センサなどのパッケージ内に収容(搭載)される電子素子においても、強制的に温度制御する手段が採用されるものがある。
ここで、半導体レーザ素子の場合、例えば、特許文献1(特開2005−50844号)にて、半導体レーザ素子を強制的に冷却することが可能な熱電モジュールを備えて、この熱電モジュールを構成するペルチェ素子の発熱側基板の熱を外部に逃がすことができるようにした半導体レーザモジュールが提案されるようになった。この特許文献1にて提案された半導体レーザモジュール100においては、図14に示すように、熱電モジュール100aを構成するペルチェ素子103の冷却側基板101が、ステムパッケージ106のベース部107の下面に固定され、発熱側基板102がベース部107の下方に配置された放熱部材(ヒートシンク)108に固着されるようになされている。なお、ステムパッケージ106のベース部107より延出してリード104が配設されている。
また、半導体レーザ素子を冷却することが可能な熱電モジュールが非特許文献1にて開示されるように製品化されるようになった。この非特許文献1にて開示された熱電モジュール110aは、図15(a)に示すように、複数の孔部114が連通するように設けられた上基板111と下基板112との間に多数のペルチェ素子113が直列接続されるように配設されている。そして、この熱電モジュール110aにステムパッケージ116を配置する場合、図15(b)に示すように、複数の孔部114の上部位置に半導体レーザモジュール116を配置するとともに、これらの孔部114内にステムパッケージ116より延出したリード116aを挿通させるようにして、半導体レーザモジュール116を構成するようにしている。
特開2005−50844号公報 「マルチホールサーモモジュール」、[online]、株式会社フェローテック、[2006年10月6日検索]、インターネット<URL: http://www.ferrotec.co.jp/ithermo/multihall/multihall.html>
しかしながら、上述した特許文献1にて提案された半導体レーザモジュール100においては、ステムパッケージ106のベース部107の下方に配置された放熱部材(ヒートシンク)108に挿通孔108aが形成されていて、この挿通孔108aを通してベース部107より延出するリード104を挿通させる必要がある。このため、配線作業が複雑で、煩雑になるという問題を生じた。また、特許文献1にて提案された半導体レーザモジュール100においては、熱電モジュール100aの大きさがステムパッケージ106のベース部107の大きさに対して小さすぎるため、充分に冷却できないという問題も生じた。
一方、上述した非特許文献1にて提案された熱電モジュール110aにおいても、複数の孔部114内にステムパッケージ116より延出したリード116aを挿通させるようにしているため、配線作業が面倒になるという問題を生じた。また、通常、熱電モジュール110aの発熱側(半導体レーザモジュールが接続される側の反対側)には、図15(b)に示すように、放熱のためのヒートシンク115を配置するようになされている。ところが、このヒートシンク115にも挿通孔115aを設けるようにして、ステムパッケージ116より延出したリード116aを挿通させる必要がある。このため、配線作業がさらに複雑で、煩雑になるという問題も生じた。
そこで、本発明は上記の如き問題点を解消するためになされたものであって、パッケージより延出したリードをヒートシンク内を挿通させることなく配線できる構造にして、配線作業が容易になる熱電モジュールを提供することを目的とする。
本発明は電子素子と、この電子素子を収容するパッケージと、このパッケージより延出した複数のリードとを備えた電子素子ユニットを温度制御することが可能な熱電モジュールであって、裏面に熱電素子用電極パターンが形成された上基板と、表面に熱電素子用電極パターンが形成された下基板と、これらの両基板の熱電素子用電極パターン間で直列接続されるように配置・固定された複数の熱電素子とからなり、下基板の表面上にパッケージより下基板の近傍まで延出した複数のリードが接続されるリード接続用配線パターンが形成されているとともに、上基板に開孔がこの上基板を貫通して形成されていて、この開孔に挿通されたパッケージより下基板の近傍まで延出した複数のリードが下基板に形成されたリード接続用配線パターンに接合されるようになされている。
このように、上基板に形成された開孔に挿通されたパッケージより下基板の近傍まで延出した複数のリードが下基板に形成されたリード接続用配線パターンに接合されていると、電子素子を搭載するパッケージより下基板の近傍まで延出したリードをヒートシンク内を挿通させることなくリード接続用配線パターンに接続できるようになる。これにより、配線作業が容易な熱電モジュールを提供することが可能となる。
また、熱電素子用電極パターンが形成された下基板上にパッケージより下基板の近傍まで延出した複数のリードを接合するためのリード接続用配線パターンが形成された配線基板が配設されているとともに、上基板に開孔がこの基板を貫通して形成されていて、この開孔に挿通されたパッケージより下基板の近傍まで延出した複数のリードが配線基板に形成されたリード接続用配線パターンに接合されるようにしてもよい。この場合、下基板に直接配線基板が接合されていてもよいが、下基板に配線基板が接合するための接合用パターンが形成されていて、この接合用パターンに配線基板が接合されているのが望ましい。これは、接合用パターンにより下基板と配線基板との間に空間部が形成されるようになって、熱電モジュールの発熱側となる下基板の熱が直接配線基板に伝わりにくくすることが可能となるためである。また、配線基板のリード接続用配線に接合されるリードを介してのパッケージ内に収容された電子素子への熱伝導も防止することも可能となる。
また、リード接続用配線パターンの上にリード挿入用金具が配設されていると、パッケージより延出したリードをリード挿入用金具に挿入するだけで、リードを配線基板に接続できるようになるので、さらに配線作業が容易になる。また、上基板に形成された開孔は、パッケージより延出した複数のリードを同時に挿入するための1つの開孔であつてもよいし、あるいはパッケージより延出した複数のリードを1個ずつ別々に挿入するための複数の開孔であってもよい。また、上基板の表面にはメタライズ層が形成されていて、このメタライズ層にパッケージのベース部が接合されるようになされていると、熱電モジュール全体でパッケージを冷却することが可能となる。これにより、パッケージを効率よく温度制御できるとともに、温度制御速度も向上することとなる。
さらに、配線基板の端部にはリード線を接続するための複数の端子部が形成されているとともに、この端子部は熱電モジュールの下基板に形成された端子部とは反対側になるように配線基板が配設されていると、熱電モジュール用のリード線と、パッケージ内に収容された電子素子用のリード線とを別々に配線することができるようになるので、リード線の接続作業が容易になって好ましい。
この場合、上基板のみに該上基板を貫通する複数の開孔と複数のスルーホールとが形成されているとともに、上基板の裏面に複数の開孔に挿通されてパッケージより延出した複数のリードに接続されるとともに複数のスルーホールに接続された複数のリード接続用裏配線パターンが形成されており、さらに、上基板の表面にスルーホールに接続された複数のリード接続用表配線パターンが形成されていると、複数のリードを開孔に挿通するだけで接続リード接続用表配線パターンに接続できるようになる。そして、上基板のみに該上基板を貫通する複数の開孔が形成されているとともに、上基板の裏面に複数の開孔に挿通されてパッケージより延出した複数のリードに接続されるとともに端子部に接続された複数のリード接続用裏配線パターンが形成されていると、スルーホールを形成する必要がなくなるので好ましい。
以下に、電子素子として半導体レーザ素子を用い、この半導体レーザ素子をパッケージ内に収容し、本発明の熱電モジュールによりパッケージ内の半導体レーザ素子が温度制御される実施の形態を図1〜図13に基づいて説明するが、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものでなく、本発明の目的を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。なお、図1は実施例1の熱電モジュールに半導体レーザモジュールが搭載された状態を模式的に示す図であり、図1(a)はその上面を模式的に示す上面図であり、図1(b)は、その側面を模式的に示す側面図であり、図1(c)は半導体レーザモジュールを搭載する前の状態を模式的に示す上面図である。
図2は図1の熱電モジュールを透過させて内部の状態を模式的に示す図であり、図2(a)は上基板を透過させた状態を模式的に示す上面図であり、図2(b)は上基板と半導体レーザモジュールを透過させた状態を模式的に示す上面図である。図3は、図1に示す熱電モジュールに半導体レーザモジュールを組み付ける(搭載する)状態を模式的に示す上面図および側面図である。図4は実施例2の熱電モジュールに半導体レーザモジュールが搭載された状態を模式的に示す図であり、図4(a)はその上面を模式的に示す上面図であり、図4(b)は、その側面を模式的に示す側面図であり、図4(c)は半導体レーザモジュールを搭載する前の状態を模式的に示す上面図である。
図5は図4の熱電モジュールを透過させて内部の状態を模式的に示す図であり、図5(a)は上基板を透過させた状態を模式的に示す上面図であり、図5(b)は上基板と半導体レーザモジュールを透過させた状態を模式的に示す上面図である。図6は下基板に配線基板を配置して熱電モジュールを組み付ける(搭載する)状態を模式的に示す上面図である。図7は変形例の下基板に配線基板を配置して熱電モジュールを組み付ける(搭載する)状態を模式的に示す図であり、図7(a)は変形例の下基板に配線基板を配置する状態を模式的に示す上面図であり、図7(b)は固着後の要部の状態を模式的に示す側面図である。
図8は変形例の配線基板を模式的に示す図であり、図8(a)はこの変形例の配線基板を下基板に配置した状態を模式的に示す上面図であり、図8(b)は、図8(a)の配線基板に半導体レーザモジュールを組み付ける状態を模式的に示す側面図である。図9は、複数の開孔を備えた変形例の上基板を備えた熱電モジュールに半導体レーザモジュールを組み付ける(搭載する)状態を模式的に示す上面図である。図10は他の変形例の上基板を備えた熱電モジュールに半導体レーザモジュールを組み付ける(搭載する)状態を模式的に示す上面図である。図11は配線基板の配置方向を反対にした変形例の熱電モジュールを模式的に示す上面図である。
図12は実施例3の熱電モジュールの要部となる上基板を示す上面図であり、図12(b)は図12(a)のA−A’断面を模式的に示す断面図であり、図12(c)は実施例の熱電モジュールに半導体レーザモジュールが搭載された状態を模式的に示す側面図である。図13は実施例の熱電モジュールの要部となる上基板を示す上面図であり、図13(b)は図13(a)のA−A’断面を模式的に示す断面図であり、図13(c)は実施例の熱電モジュールに半導体レーザモジュールが搭載された状態を模式的に示す側面図である。
1.実施例1
(1)実施例1の熱電モジュール
本実施例1の熱電モジュール10は、図1に示すように、上基板11および下基板12と、これらの間で電気的に直列接続された多数のペルチェ素子(熱電素子)13とからなる。そして、この熱電モジュール10の吸熱側(この場合は上基板11となる)に半導体レーザモジュール30が配設されて、半導体レーザモジュール30内に設置された半導体レーザ素子(図示せず)を温度制御(この場合は冷却することとなる)することが可能となる。なお、下基板12の下部に接して多数の放熱フィンを備えたヒートシンクを配設するとともに、この真下に電動ファンを配置するようにすると、一層、放熱性(廃熱性)が良好となって好ましい。この場合、ヒートシンクとしては熱伝導性が良好なアルミニウムあるいはアルミニウム合金により形成するのが望ましい。
ここで、上基板11および下基板12は、アルミナ(Al23)、窒化アルミナ(AlN)、炭化珪素(SiC)などのセラミック材により形成されている。なお、セラミック材でなくても、電気絶縁性のある基板であれば材質は問わない。上基板11の略中心部には開孔11aが形成されていて、この開孔11a内に、後述する半導体レーザモジュール30から延出したリード34(図3参照)が挿通されるようになされている。また、上基板11の表面(この場合は下表面となる)外周部には熱電素子用電極パターン(導電層)11bが形成されており、下基板12の表面(この場合は上表面となる)外周部にも熱電素子用電極パターン(導電層)12aが形成されている。なお、熱電素子用電極パターン(導電層)11b,12aの上にニッケルめっき層や金めっき層を設けるようにしてもよい。この場合、熱電素子用電極パターン(導電層)11b,12aは、例えば、銅めっき法やDBC(ダイレクトボンディングカッパー)法やロウ付け法や銅箔の接着剤による接着などで形成するようにすればよい。
そして、これらの熱電素子用電極パターン(導電層)11b,12aの間に、多数のペルチェ素子13が電気的に直列接続されて形成されているとともに、下基板12に形成された熱電素子用電極パターン(導電層)12aの端部には一対の電極部12b,12bが形成されていて、この電極部12b,12bにハンダ付けされているリード線(スズめっき銅線や金メッキ銅線など)を通してペルチェ素子13に外部電力が供給されるようになされている。この場合、ペルチェ素子13は、P型半導体化合物素子とN型半導体化合物素子とからなるものである。そして、これらがP,N,P,N・・・の順に電気的に直列に接続されるように、熱電素子用電極パターン(導電層)11b,12aにSnSb合金からなるハンダによりハンダ付けされている。
また、下基板12の表面(この場合は上表面となる)には、半導体レーザモジュール30に外部電力を供給したり、あるいは半導体レーザモジュール30から電気信号を取り出すためにリード接続用配線パターン12cが形成されていて、これらのリード接続用配線パターン12cに半導体レーザモジュール30から延出したリード34が接続、固定されるようになされている。この場合、リード接続用配線パターン12cの端部が上基板11の略中心部に形成された開孔11aの下方に位置するようにリード接続用配線パターン12cを形成する必要がある。なお、リード接続用配線パターン12cの一方の端部に電極部12dが形成されている。そして、リード接続用配線12cの上に配置されたリード34が電気伝導性接着剤34a(図3参照)やハンダ付けによりリード接続用配線パターン12cに固着される。
(2)実施例1の熱電モジュールの組み付け方法
ついで、上述のように構成される熱電モジュール10に半導体レーザモジュール30を組み付ける方法を図3に基づいて以下に説明する。
この場合、まず、ステムパッケージのベース部31に形成された取付台(図示せず)に半導体レーザー(LD)とフォトダイオード(PD)などが配置、固定され、ベース部31のキャップ取付部にキャップ部材32が気密に接合された半導体レーザモジュール30を用意する。なお、この半導体レーザモジュール30においては、キャップ部材32の先端部には、透明なガラスあるいは合成樹脂からなる窓部材33が形成されている。また、ベース部31の底部から延出してリード34が配設されている。
ついで、上基板11に形成された多数の熱電素子用電極パターン11bと、下基板12に形成された多数の熱電素子用電極パターン12aとの間に、P型半導体化合物素子からなるペルチェ素子13とN型半導体化合物素子からなるペルチェ素子13とが交互に配列されて、これらがP,N,P,N・・・の順に電気的に直列に接続されるように、多数のペルチェ素子13をSnSb合金などからなるハンダによりハンダ付けした。
ついで、3本のリード34の各先端部に電気伝導性接着剤(シリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤など)34aを塗布するとともに、半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31の底面外周部に高熱伝導性接着剤(シリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤など)31aを塗布した。この後、リード34が上基板11に形成された開孔11aに内に挿通させるようにして上基板11の上に半導体レーザモジュール30を配置した。このとき、3本のリード34の各先端部が下基板12に形成されたリード接続用配線パターン12c上に位置するように配置した。
なお、半導体レーザモジュール30を上基板11に配置した際、ステムパッケージのベース部31より延出する各リード34の長さがリード接続用配線パターン12cに届くような長さに調整されていると、半導体レーザモジュール30が上基板11より浮いた状態で固定されることとなる。このため、ステムパッケージのベース部31より延出する各リード34の長さはリード接続用配線パターン12cに若干届かないような長さとなるように調整するのが望ましい。この場合、リード接続用配線パターン12cに届かない分は電気伝導性接着剤34aにより埋められることとなる。
これにより、半導体レーザモジュール30は上基板11の所定の位置に固定されるとともに、半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31より延出する各リード34は下基板12に形成されたリード接続用配線パターン12cに接続固定されることとなる。なお、高熱伝導性接着剤(シリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤など)31aや電気伝導性接着剤(シリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤など)34aは、2液硬化タイプでもよいし、紫外線硬化タイプ、熱硬化タイプのいずれであってもよい。また、各リード34と各リード接続用配線パターン12cとの接続、固定は、接着剤に代えてハンダにより接続、固定するようにしてもよい。
2.実施例2
(1)実施例2の熱電モジュール
本実施例2の熱電モジュール20は、図4に示すように、上基板21および下基板22と、これらの間で電気的に直列接続された多数のペルチェ素子(熱電素子)23と、ガラス−エポキシ(以下では、ガラエポという)製の配線基板24とからなる。そして、この熱電モジュール20の吸熱側(この場合は上基板21となる)に半導体レーザモジュール30が配設されて、半導体レーザモジュール30内に設置された半導体レーザ素子(図示せず)を温度制御(この場合は冷却することとなる)することが可能となる。なお、この場合も、下基板22の下部に接して多数の放熱フィンを備えたヒートシンクを配設するとともに、この真下に電動ファンを配置するようにすると、一層、放熱性(廃熱性)が良好となって好ましい。そして、ヒートシンクとしては熱伝導性が良好なアルミニウムあるいはアルミニウム合金により形成するのが望ましい。
ここで、上基板21および下基板22は、アルミナ(Al23)、窒化アルミナ(AlN)、炭化珪素(SiC)などのセラミック材により形成されている。そして、上基板21の略中心部には開孔21aが形成されていて、この開孔21a内に半導体レーザモジュール30から延出したリード34が挿通されるようになされている。また、上基板21の表面(この場合は下表面となる)には熱電素子用電極パターン(導電層)21bが形成されており、下基板22の表面(この場合は上表面となる)にも熱電素子用電極パターン(導電層)22aが形成されている。なお、この場合も実施例1と同様に、熱電素子用電極パターン(導電層)21b,22aの上にニッケルめっき層や金めっき層を設けるようにしてもよく、熱電素子用電極パターン(導電層)21b,22aは、例えば、銅めっき法やDBC(ダイレクトボンディングカッパー)法やロウ付け法や銅箔の接着剤による接着などで形成するようにすればよい。
そして、これらの熱電素子用電極パターン(導電層)21b,22aの間に、多数のペルチェ素子23が電気的に直列接続されて形成されているとともに、下基板22に形成された熱電素子用電極パターン(導電層)22aの端部には一対の電極部22b,22bが形成されていて、この電極部22b,22bを通してペルチェ素子23に外部電力が供給されるようになされている。この場合も、ペルチェ素子23は、P型半導体化合物素子とN型半導体化合物素子とからなるものである。そして、これらがP,N,P,N・・・の順に電気的に直列に接続されるように、熱電素子用電極パターン(導電層)21b,22aにSnSb合金からなるハンダによりハンダ付けされている。
また、下基板22の表面(この場合は上表面となる)には、半導体レーザモジュール30に外部電力を供給したり、あるいは半導体レーザモジュール30から電気信号を取り出すためにリード接続用配線パターン24aが形成された配線基板24が配設されている。そして、これらのリード接続用配線パターン24aに半導体レーザモジュール30から延出したリード34が接続、固定されるようになされている。この場合、リード接続用配線パターン24aの端部が上基板21の略中心部に形成された開孔21aの下方に位置するように配線基板24を配設する必要がある。なお、リード接続用配線パターン24aの一方の端部に電極部24bが形成されている。そして、リード接続用配線24aの上に配置されたリード34が電気伝導性接着剤34a(図3参照)やハンダ付けによりリード接続用配線パターン24aに固着されている。
(2)実施例2の熱電モジュールの組み付け方法
ついで、上述のように構成される熱電モジュール20に半導体レーザモジュール30を組み付ける方法を図4〜図6に基づいて以下に説明する。
まず、上基板21に形成された多数の熱電素子用電極パターン21bと、下基板22に形成された多数の熱電素子用電極パターン22aとの間に、P型半導体化合物素子からなるペルチェ素子23とN型半導体化合物素子からなるペルチェ素子23とが交互に配列されて、これらがP,N,P,N・・・の順に電気的に直列に接続されるように、多数のペルチェ素子23をSnSb合金などからなるハンダによりハンダ付けした。
この後、その表面に複数のリード接続用配線パターン24aが形成されたガラエポ製の配線基板24を用意した。ついで、下基板22の所定の位置に耐熱性接着剤22cを塗布した後、用意した配線基板24を下基板22の短辺方向の中心部で長辺方向の一方の端部に一致するように配置した。これにより、リード接続用配線パターン24aの他方の端部は上基板21に形成された開孔21aの下方に位置することとなる。なお、下基板22に配線基板24を接合した後、ペルチェ素子23と上基板21とを接合して組み付けるようにしてもよい。
ついで、上述した実施例1と同様に、ステムパッケージのベース部31に形成された取付台(図示せず)に半導体レーザー(LD)とフォトダイオード(PD)などが配置、固定され、ベース部31のキャップ取付部にキャップ部材32が気密に接合され、ベース部31の底部から延出してリード34が配設された半導体レーザモジュール30を用意した。なお、この半導体レーザモジュール30においては、キャップ部材32の先端部には、透明なガラスあるいは合成樹脂からなる窓部材33が形成されている。
ついで、3本のリード34の各先端部に電気伝導性接着剤(シリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤など)34aを塗布するとともに、半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31の底面外周部に高熱伝導性接着剤(シリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤など)31aを塗布した。この後、上基板21に形成された開孔21aにリード34を挿通させるようにして、上基板21の上に半導体レーザモジュール30を配置した。このとき、3本のリード34の各先端部が配線基板24に形成されたリード接続用配線パターン24a上に位置するように配置した。
これにより、半導体レーザモジュール30は上基板21の所定の位置に固定されるとともに、半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31より延出する各リード34は配線基板24に形成されたリード接続用配線パターン24aに接続固定されることとなる。なお、高熱伝導性接着剤(シリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤など)31aや電気伝導性接着剤(シリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤など)34aは、2液硬化タイプでもよいし、紫外線硬化タイプ、熱硬化タイプのいずれであってもよい。また、各リード34と各リード接続用配線パターン24aとの接続、固定は、接着剤に代えてハンダにより接続、固定するようにしてもよい。
3.変形例
(1)配線基板接合用パターンを備えた下基板
上述した実施例2においては、下基板22に耐熱性接着剤22cを塗布して下基板22に直接配線基板24を接合する例について説明した。ところが、下基板に配線基板24を接合するためのパターンを形成し、このパターンを介して配線基板24を接合するようにした方がよい場合もある。そこで、下基板に配線基板接合用パターンを形成した変形例について、図7に基づいて以下に説明する。
本変形例の下基板22xにおいては、図7に示すように、その上表面の外周部に熱電素子用電極パターン(導電層)22aが形成されているとともに、この熱電素子用電極パターン(導電層)22aの端部には一対の電極部22b,22bが形成されていて、この電極部22b,22bを通してペルチェ素子23に外部電力が供給されるようになされている。そして、下基板22xの略中心部の配線基板24が配設される位置に配線基板接合用パターン22dが熱電素子用電極パターン(導電層)22aと同時に形成されている。なお、これらの熱電素子用電極パターン22aと配線基板接合用パターン22dの厚みは100μmとなるようにした。
この場合、下基板22xに形成された配線基板接合用パターン22dの上にエポキシ系の耐熱接着剤を塗布した後、下基板22xの所定の位置に配線基板24を配置して、配線基板24を下基板22xの所定の位置に固着する。ついで、所定の位置に配線基板24が固着された下基板22xの多数の熱電素子用電極パターン22aと、上基板21に形成された多数の熱電素子用電極パターン21bとの間に、P型半導体化合物素子からなるペルチェ素子23とN型半導体化合物素子からなるペルチェ素子23とが交互に配列されて、これらがP,N,P,N・・・の順に電気的に直列に接続されるように、多数のペルチェ素子23をSnSb合金などからなるハンダによりハンダ付けすればよい。なお、上基板21とペルチェ素子23と下基板22とをハンダ付けした後、配線基板24を配置、固着させるようにしてもよい。
このような配線基板接合用パターン22dが形成された本変形例の下基板22xを用いると、配線基板24の底面と下基板22xの表面との間に空間部Xが存在することとなる。これにより、熱電モジュールの発熱側となる下基板22xの熱が直接配線基板24に伝わりにくくすることが可能となる。また、配線基板24のリード接続用配線パターン24aに接合されているリード34を介しての半導体レーザモジュール30への熱伝導も防止することが可能となる。なお、配線基板24を下基板22xに耐熱性接着剤で固着することに代えて、ハンダ付けに固着するようにしてもよい。
(2)配線基板
また、上述した配線基板24においては、ガラエポ製の基板の表面にリード接続用配線パターン24aが形成されていて、このリード接続用配線パターン24aの上に配置されたリード34が電気伝導性接着剤34aあるいはハンダにより固着される例について説明した。ところが、電気伝導性接着剤やハンダを用いることなくリード接続用配線パターン24aにリード34が接続できる方が、製造性を考慮すると望ましい。そこで、電気伝導性接着剤を用いることなくリード34が接続できるようにした変形例を、図8に基づいて以下に説明する。
本変形例の配線基板24xにおいては、図8に示すように、ガラエポ基板の表面に形成されたリード接続用配線パターン24aと、リード接続用配線パターン24aの一方の端部に形成された電極部24bと、リード接続用配線パターン24aの他方の端部に形成された円筒状のリード挿入用金具24cとから構成される。そして、リード挿入用金具24cに、半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31より延出した各リード34が挿入されることにより、各リード接続用配線パターン24aに各リード34が接続、固定されることとなる。
ここで、リード挿入用金具24cは銅製あるいは銅合金製で、表面に金めっきが施され、かつ円筒の縦方向の一箇所あるいは2箇所にスリットが形成されているのが望ましい。そして、このような円筒状に形成されたリード挿入用金具24cの底部をリード接続用配線パターン24aの所定の位置にハンダ付けにより固着されている。この変形例の配線基板24xを用いることにより、各リード挿入用金具24cに各リード34を挿入するだけで、接着や溶接作業を行うことなく、各リード接続用配線パターン24aに各リード34が機械的および電気的に接続、固定されるようになる。この結果、接続作業が極めて容易になる。この場合、配線基板24xに形成されたリード接続用配線パターン24a上にリード挿入用金具24cを配設するに限らず、実施例1(図1参照)に示すように、下基板12に直接形成されたリード接続用配線パターン12c上にリード挿入用金具24cを配設するようにしてもよい。
(3)複数の開孔を備えた上基板
上述した各実施例の上基板11(21)においては、半導体レーザモジュール30から延出した複数のリード34をまとめて挿通させるために、これらの上基板11(21)の略中心部に1つの大きめの開孔11a(21a)を設ける例について説明した。ところが、大きめの開孔を1つだけ設けることに代えて、各リード34を別々に挿入できる小さめの開孔を設けるようにしてもよい。そこで、各リード34を別々に挿入できる小さめの複数の開孔を設けた上基板を用いた変形例の熱電モジュールについて、図9に基づいて以下に説明する。なお、図9において、図1と同一符号は同一名称を表すので、その説明は省略する。
本変形例の上基板11xは、その略中心部に半導体レーザモジュール30から延出した複数のリード34を別々に挿入できるようにするために、各リード34に対応する位置に、該リード34の直径よりも若干大きめの開孔11c(この場合は、3本のリード34に対応する3個の開孔11cとした)が形成されている。そして、このように形成された上基板11xを用いて、上述した実施例1と同様にして、この変形例の熱電モジュール40が形成されることとなる。
そして、本変形例の熱電モジュール40に半導体レーザモジュール30を取り付ける場合、3本のリード34の各先端部に上述した実施例1と同様に電気伝導性接着剤34aを塗布するとともに、半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31の底面外周部に上述した実施例1と同様に高熱伝導性接着剤31aを塗布する。この後、各リード34が上基板11xに形成されたそれぞれの開孔11c内に挿通させるようにして上基板11xの上に半導体レーザモジュール30を配置する。これにより、半導体レーザモジュール30は上基板11xの所定の位置に固定されるとともに、半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31より延出する各リード34は下基板12に形成されたリード接続用配線パターン12cに接続固定されることとなる。このように、複数のリード34を別々に挿入できるようにすることで、ステムパッケージのベース部31の底面と上基板11xの接触面積が大きくなり、ステムパッケージのベース部31から上基板11xの熱の移動高率が向上する。
(4)表面にメタライズ層が形成された上基板
上述した上基板11,21,11xにおいては、アルミナ(Al23)、窒化アルミナ(AlN)、炭化珪素(SiC)などのセラミック材により形成されたものをそのまま(未加工のまま)用い、この上基板11の上に、直接、半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31が接着される例について説明した。ところが、半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31が接着される上基板の表面にメタライズ加工を施したものを用いると、熱電モジュールでの冷却熱を半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31に効率よく伝導できるようになるので好ましい。
そこで、図10に基づいて、本変形例の上基板11yを用いた熱電モジュール50を以下に説明する。なお、図10において、図1、図3と同一符号は同一名称を表すので、その説明は省略する。本変形例の上基板11yは、半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31が接着される表面に銅めっきによるメタライズ層11dが形成されている。そして、このようなメタライズ層11dが形成された上基板11yを用いて、このメタライズ層11dの上に半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31が接着されると、熱電モジュール10yの全体で半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31を冷却することとなる。この結果、半導体レーザモジュール30のステムパッケージのベース部31を効率よく温度制御できるとともに、温度制御速度も向上することとなる。なお、メタライズ層11dはめっき法以外の、例えば、DBC(ダイレクトボンディングカッパー)法やロウ付け法や銅箔の接着剤による接着で設けるようにしてもよい。また、メタライズ層11dの上にNiめっき層やAuめっき層を設けるようにしてもよい。
(5)配線基板の配置位置
上述した実施例2においては、下基板22に形成された熱電素子用電極パターン(導電層)22aの端部の電極部22b側に、配線基板24のリード接続用配線パターン24aの端部の電極部24bが配置されるように、配線基板24を下基板22上に配置する例を説明した。このように、熱電素子用電極パターン(導電層)22aの電極部22bと配線基板24の電極部24bとが同じ側に存在すると、熱電モジュール用のリード線と、半導体レーザモジュール用のリード線とが同じ側に位置するようになって、リード線の接続作業が複雑になるという問題を生じることとなる。
そこで、本変形例の熱電モジュール60においては、図11(なお、図11において図4と同一符号は同一名称を表すので、その説明は省略する)に示すように、下基板22yに形成された熱電素子用電極パターン22aの端部の電極部22b側の反対側に、配線基板24のリード接続用配線パターン24aの端部の電極部24bが配置されるようになされている。このため、配線基板24のリード接続用配線パターン24aの端部の電極部24bが熱電モジュール60の電極部22bとは反対側に配置されるように下基板22yの上に配設されている。
これにより、下基板22y上の所定の位置に配線基板24を配置、固定すると、配線基板24の電極部24bが熱電モジュール60の電極部22bとは反対側に配置されるようになる。これにより、熱電モジュール60用のリード線と、半導体レーザモジュール30用のリード線とを別々に配線することができるようになるので、リード線の接続作業が容易になって好ましい。
上述した各実施例およびそれらの変形例においては、各熱電モジュールの下基板に形成された複数のリード接続用配線パターンに半導体レーザモジュールのパッケージより延出したリードを接続する例について説明した。ところが、半導体レーザモジュールのパッケージより延出したリードは熱電モジュールの上基板に形成された複数のリード接続用配線パターンに接続するようにしてよい。そこで、熱電モジュールの上基板に形成された複数のリード接続用配線パターンに半導体レーザモジュールのパッケージより延出したリードを接続する例を図12〜図14に基づいて以下に説明する。
.実施例
ついで、実施例の熱電モジュール80を図12に基づいて以下に説明する。本実施例の熱電モジュール80は、図12(a)(b)に示すように、上基板81および下基板84と、これらの間で電気的に直列接続された多数のペルチェ素子85とからなる。そして、この熱電モジュール80の吸熱側(上基板81)に半導体レーザモジュール30(30A)が配設されて、半導体レーザモジュール30(30A)内に設置された半導体レーザ素子(図示せず)を温度制御(この場合は冷却することとなる)することが可能となる。なお、下基板84の下部に接して多数の放熱フィンを備えたヒートシンクを配設するとともに、この真下に電動ファンを配置するようにすると、一層、放熱性(廃熱性)が良好となって好ましい。この場合、ヒートシンクとしては熱伝導性が良好なアルミニウムあるいはアルミニウム合金により形成するのが望ましい。
ここで、上基板81および下基板84は、アルミナ(Al23)、窒化アルミナ(AlN)、炭化珪素(SiC)などのセラミック材により形成されている。なお、セラミック材でなくても、電気絶縁性のある基板であれば材質は問わない。また、上基板81の裏面(下表面)外周部には熱電素子用電極パターン81bが形成されており、下基板84の表面(上表面)外周部にも熱電素子用電極パターン84aが形成されている。そして、これらの熱電素子用電極パターン81b,84aの間に、多数のペルチェ素子85が電気的に直列接続されて形成されているとともに、下基板84に形成された熱電素子用電極パターン84aの端部には一対の電極部84bが形成されていて、この電極部84bにハンダ付けされているリード線(スズめっき銅線や金メッキ銅線など)を通してペルチェ素子85に外部電力が供給されるようになされている。
この場合、上基板81の表面(上表面)の一部にはリード接続部82が形成されているとともに、このリード接続部82以外のほぼ全面にはメタライズ層81aが形成されている。そして、リード接続部82には複数のリード接続用表配線パターン82aが形成されており、このリード接続用配線パターン82aの下部には複数のスルーホール82bが形成されていて、各リード接続用配線パターン82aと各スルーホール82bとが連通して接続されるようになされている。また、上基板81の中心部に該上基板81を貫通する複数のリード挿通用貫通孔83が形成されていて、このリード挿通用貫通孔83を通して半導体レーザモジュール30のベース部31(35)の底部から延出して形成されたリード34(37)が挿通できるようになされている。
そして、リード挿通用貫通孔83にリード34(37)が挿通されたときに、このリード34(37)に接続される複数のリード接続用裏配線パターン82cが上基板81の裏面(下表面)に形成されているとともに、この複数のリード接続用裏配線パターン82cの各端部が各スルーホール82bに接続されるように形成されている。これにより、リード挿通用貫通孔83にリード34(37)が挿通されて、このリード34(37)がリード接続用裏配線パターン82cに接続されると、このリード接続用裏配線パターン82cを介して各スルーホール82bに接続され、さらに、各リード接続用表配線パターン82a、各電極部82dに接続されることとなる。
.実施例
なお、上述した実施例においては、各リード接続用裏配線パターン82cを各スルーホール82bに接続し、そして、このスルーホール82bに接続されたリード接続用表配線パターン82aおよび各電極部82dに接続する例について説明したが、スルーホール82bを設けることなく、直接、リード接続用裏配線パターンに電極部を形成するようにしてもよい。そこで、本実施例5の熱電モジュール90を図13に基づいて以下に説明する。本実施例の熱電モジュール90は、図13(a)(b)に示すように、上基板91および下基板94と、これらの間で電気的に直列接続された多数のペルチェ素子95とからなる。
そして、この熱電モジュール90の吸熱側(上基板91)に半導体レーザモジュール30(30A)が配設されて、半導体レーザモジュール30(30A)内に設置された半導体レーザ素子(図示せず)を温度制御(この場合は冷却することとなる)することが可能となる。なお、下基板94の下部に接して多数の放熱フィンを備えたヒートシンクを配設するとともに、この真下に電動ファンを配置するようにすると、一層、放熱性(廃熱性)が良好となって好ましい。この場合、ヒートシンクとしては熱伝導性が良好なアルミニウムあるいはアルミニウム合金により形成するのが望ましい。
ここで、上基板91および下基板94は、アルミナ(Al23)、窒化アルミナ(AlN)、炭化珪素(SiC)などのセラミック材により形成されている。なお、セラミック材でなくても、電気絶縁性のある基板であれば材質は問わない。また、上基板91の裏面(下表面)外周部には熱電素子用電極パターン91bが形成されており、下基板94の表面(上表面)外周部にも熱電素子用電極パターン94aが形成されている。そして、これらの熱電素子用電極パターン91b,94aの間に、多数のペルチェ素子95が電気的に直列接続されて形成されているとともに、下基板94に形成された熱電素子用電極パターン94aの端部には一対の電極部94bが形成されていて、この電極部94bにハンダ付けされているリード線(スズめっき銅線や金メッキ銅線など)を通してペルチェ素子85に外部電力が供給されるようになされている。
この場合、上基板91の表面(上表面)のほぼ全面にはメタライズ層91aが形成されている。また、上基板91の裏面(下表面)の一部にはリード接続部(図示せず)が形成されていて、このリード接続部に複数のリード接続用裏配線パターン91cが形成されている。また、このリード接続用裏配線パターン91cの端部に複数の電極部91dが形成されている。さらに、上基板91の中心部にこの上基板91を貫通する複数のリード挿通用貫通孔93が形成されていて、このリード挿通用貫通孔93を通して半導体レーザモジュール30(30A)のベース部31(35)の底部から延出して形成されたリード34(37)が挿通できるようになされている。これにより、リード挿通用貫通孔93にリード34(37)が挿通されて、このリード34(37)がリード接続用裏配線パターン91cに接続されると、このリード接続用裏配線パターン91cを介して各電極部91dに接続されることとなる。
なお、上述した実施の形態の熱電モジュールにおいては、上基板に1つあるは複数の開孔を設ける場合、円形の開孔を設けるようにしたが、これらの開孔は円形に限らず、リードが挿通できればどのような形状の開孔であってもよい。また、上述した実施の形態においては、ハンダとしてSnSb合金を用いる例について説明したが、ハンダはSnSb合金に限らず、AuSn合金やSnAgCu合金などを用いるようにしてもよい。また、上述した実施の形態においては、ステムパッケージより延出したリードの本数を3本とする例について説明したが、ステムパッケージより延出したリードの本数は3本に限らず、4本としたりあるいは5本としても良い。この場合、リード接続用配線パターンの本数はリードの本数に応じた本数にする必要がある。
また、上述した実施の形態においては、下基板の熱電素子用電極パターン(導電層)12a(22a)の端部に形成された一対の電極部12b(22b)にリード線(スズめっき銅線や金メッキ銅線など)を接続する例について説明したが、リード線に代えて、ワイヤーボンディングによる金ワイヤを接続するようにしてもよい。さらに、上述した実施の形態においては、配線基板24としてガラス−エポキシ(ガラエポ)製の基板を用いる例について説明したが、配線基板24の材質としてはガラエポ製以外のセラミック(例えば、アルミナなど)や、あるいはメタル基材でもよい。
さらに、上述した実施の形態においては、上基板が熱電モジュールの吸熱側となるように形成して上基板により電子素子ユニット(半導体レーザモジュール)を冷却制御する例について説明したが、電子素子ユニットが低温の温度環境で使用される場合は、上基板が熱電モジュールの発熱側となるように形成し、上基板により電子素子ユニット(半導体レーザモジュール)を加熱制御するようにしてもよい。また、上述した実施の形態においては、電子素子として半導体レーザー素子を用いる例について説明したが、電子素子としては、半導体レーザー素子以外にも、稼働温度を低くすると感度が良くなる赤外線センサーや焦電センサーなどの、熱電モジュールにより強制的に冷却される電子素子あるいは温度制御が必要とされる電子素子に適用するようにしてもよい。
実施例1の熱電モジュールに半導体レーザモジュールが搭載された状態を模式的に示す図であり、図1(a)はその上面を模式的に示す上面図であり、図1(b)は、その側面を模式的に示す側面図であり、図1(c)は半導体レーザモジュールを搭載する前の状態を模式的に示す上面図である。 図1の熱電モジュールを透過させて内部の状態を模式的に示す図であり、図2(a)は上基板を透過させた状態を模式的に示す上面図であり、図2(b)は上基板と半導体レーザモジュールを透過させた状態を模式的に示す上面図である。 図1に示す熱電モジュールに半導体レーザモジュールを組み付ける(搭載する)状態を模式的に示す上面図および側面図である。 実施例2の熱電モジュールに半導体レーザモジュールが搭載された状態を模式的に示す図であり、図4(a)はその上面を模式的に示す上面図であり、図4(b)は、その側面を模式的に示す側面図であり、図4(c)は半導体レーザモジュールを搭載する前の状態を模式的に示す上面図である。 図4の熱電モジュールを透過させて内部の状態を模式的に示す図であり、図5(a)は上基板を透過させた状態を模式的に示す上面図であり、図5(b)は上基板と半導体レーザモジュールを透過させた状態を模式的に示す上面図である。 下基板に配線基板を配置して熱電モジュールを組み付ける(搭載する)状態を模式的に示す上面図である。 変形例の下基板に配線基板を配置して熱電モジュールを組み付ける(搭載する)状態を模式的に示す図であり、図7(a)は変形例の下基板に配線基板を配置する状態を模式的に示す上面図であり、図7(b)は固着後の要部の状態を模式的に示す側面図である。 変形例の配線基板を模式的に示す図であり、図8(a)はこの変形例の配線基板を下基板に配置した状態を模式的に示す上面図であり、図8(b)は、図8(a)の配線基板に半導体レーザモジュールを組み付ける状態を模式的に示す側面図である。 複数の開孔を備えた変形例の上基板を備えた熱電モジュールに半導体レーザモジュールを組み付ける(搭載する)状態を模式的に示す上面図である。 他の変形例の上基板を備えた熱電モジュールに半導体レーザモジュールを組み付ける(搭載する)状態を模式的に示す上面図である。 配線基板の配置方向を反対にした変形例の熱電モジュールを模式的に示す上面図である。 実施例の熱電モジュールの要部となる上基板を示す上面図であり、図12(b)は図12(a)のA−A’断面を模式的に示す断面図であり、図12(c)は実施例の熱電モジュールに半導体レーザモジュールが搭載された状態を模式的に示す側面図である。 実施例の熱電モジュールの要部となる上基板を示す上面図であり、図13(b)は図13(a)のA−A’断面を模式的に示す断面図であり、図13(c)は実施例の熱電モジュールに半導体レーザモジュールが搭載された状態を模式的に示す側面図である。 従来例の熱電モジュールおよび半導体レーザモジュールを模式的に示す図である。 他の従来例の熱電モジュールおよび半導体レーザモジュールを模式的に示す図である。
符号の説明
10…実施例1の熱電モジュール、11…上基板、11a…開孔、11b…熱電素子用電極パターン、12…下基板、12a…熱電素子用電極パターン、12b…電極部、12c…リード接続用配線パターン、12d…電極部、13…ペルチェ素子、20…実施例2の熱電モジュール、21…上基板、21a…開孔、21b…熱電素子用電極パターン、22…下基板、22a…熱電素子用電極パターン、22b…電極部、22c…耐熱性接着剤、23…ペルチェ素子、24…配線基板、24a…リード接続用配線パターン、24b…電極部、30…半導体レーザモジュール、31…ベース部、31a…高熱伝導性接着剤、32…キャップ部材、33…窓部材、34…リード、34a…電気伝導性接着剤、22x…配線基板接合用パターンを備えた変形例の下基板、22d…配線基板接合用パターン、24x…変形例の配線基板、24c…リード挿入用金具、40…変形例の熱電モジュール、11x…変形例の上基板、11c…開孔、50…変形例の熱電モジュール、11y…変形例の上基板、11d…メタライズ層、60…熱電モジュール、22y…変形例の下基板、80…熱電モジュール、81…上基板、81a…メタライズ層、82…リード接続部、82a…リード接続用表配線パターン、82b… スルーホール、82c…リード接続用裏配線パターン、82d…電極部、83…リード挿通用貫通孔、90…熱電モジュール、91…上基板、91a…メタライズ層、91a…メタライズ層、91c…リード接続用裏配線パターン、91d…電極部、93…リード挿通用貫通孔

Claims (11)

  1. 電子素子と、該電子素子を収容するパッケージと、該パッケージより延出した複数のリードとを備えた電子素子ユニットを温度制御することが可能な熱電モジュールであって、
    裏面に熱電素子用電極パターンが形成された上基板と、表面に熱電素子用電極パターンが形成された下基板と、これらの両基板の前記熱電素子用電極パターン間で直列接続されるように配置・固定された複数の熱電素子とからなり、
    前記下基板の表面上に前記パッケージより当該下基板の近傍まで延出した複数のリードが接続されるリード接続用配線パターンが形成されているとともに、
    前記上基板のみに前記複数のリードが挿通できる開孔が該上基板を貫通して形成されていて、
    前記開孔に挿通された前記パッケージより前記下基板の近傍まで延出した複数のリードが前記下基板に形成されたリード接続用配線パターンに接合されるようになされていることを特徴とする熱電モジュール。
  2. 電子素子と、該電子素子を収容するパッケージと、該パッケージより延出した複数のリードとを備えた電子素子ユニットを温度制御することが可能な熱電モジュールであって、
    裏面に熱電素子用電極パターンが形成された上基板と、表面に熱電素子用電極パターンが形成された下基板と、これらの両基板の前記熱電素子用電極パターン間で直列接続されるように配置・固定された複数の熱電素子とからなり、
    前記下基板の表面上に前記パッケージより当該下基板の近傍まで延出した複数のリードを接合するためのリード接続用配線パターンが形成された配線基板が配設されているとともに、
    前記上基板のみに前記複数のリードが挿通できる開孔が該上基板を貫通して形成されていて、
    前記開孔に挿通された前記パッケージより前記下基板の近傍まで延出した複数のリードが前記配線基板に形成されたリード接続用配線パターンに接合されるようになされていることを特徴とする熱電モジュール。
  3. 前記下基板に直接前記配線基板が接合されていることを特徴とする請求項2に記載の熱電モジュール。
  4. 前記下基板に前記配線基板が接合するための接合用パターンが形成されていて、該接合用パターンに前記配線基板が接合されていることを特徴とする請求項2に記載の熱電モジュール。
  5. 前記リード接続用配線パターンの上にリード挿入用金具が配設されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の熱電モジュール。
  6. 前記上基板のみに形成された前記複数のリードが挿通できる開孔は、前記パッケージより延出した複数のリードを同時に挿入するための1つの開孔、あるいは前記パッケージより延出した複数のリードを1個ずつ別々に挿入するための複数の開孔であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の熱電モジュール。
  7. 前記上基板の表面にはメタライズ層が形成されていて、該メタライズ層に前記パッケージのベース部が接合されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の熱電モジュール。
  8. 前記リード接続用配線パターンの端部にはリード線を接続するための複数の端子部が形成されているとともに、該端子部は前記熱電素子用電極パターンの端部に形成された端子部とは反対側になるように配設されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の熱電モジュール。
  9. 電子素子と、該電子素子を収容するパッケージと、該パッケージより延出した複数のリードとを備えた電子素子ユニットを温度制御することが可能な熱電モジュールであって、
    裏面に熱電素子用電極パターンが形成された上基板と、表面に熱電素子用電極パターンが形成された下基板と、これらの両基板の前記熱電素子用電極パターン間で直列接続されるように配置・固定された複数の熱電素子とからなり、
    前記上基板のみに該上基板を貫通する複数の開孔と複数のスルーホールとが形成されているとともに、
    前記上基板の裏面に前記複数の開孔に挿通されて前記パッケージより延出した複数のリードに接続されるとともに前記複数のスルーホールに接続された複数のリード接続用裏配線パターンが形成されており、
    さらに、前記上基板の表面に前記スルーホールに接続された複数のリード接続用表配線パターンが形成されていることを特徴とする熱電モジュール。
  10. 電子素子と、該電子素子を収容するパッケージと、該パッケージより延出した複数のリードとを備えた電子素子ユニットを温度制御することが可能な熱電モジュールであって、
    裏面に熱電素子用電極パターンが形成された上基板と、表面に熱電素子用電極パターンが形成された下基板と、これらの両基板の前記熱電素子用電極パターン間で直列接続されるように配置・固定された複数の熱電素子とからなり、
    前記上基板のみに該上基板を貫通する複数の開孔が形成されているとともに、
    前記上基板の裏面に前記複数の開孔に挿通されて前記パッケージより延出した複数のリードに接続されるとともに端子部に接続された複数のリード接続用裏配線パターンが形成されていることを特徴とする熱電モジュール。
  11. 前記上基板の表面にはメタライズ層が形成されていて、該メタライズ層に前記パッケージのベース部が接合されていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の熱電モジュール。
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