JP4905140B2 - 重量測定方法及び液滴吐出装置 - Google Patents

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本発明は、機能性材料を含む液状体の微小液滴の重量測定方法、液状体の吐出方法および液状体の吐出装置に関する。
近年、インクジェット法(液滴吐出法)を用いて、機能性材料を含む液状体を基板上に液滴として吐出して、カラーフィルタや発光層等の薄膜パターンを描画する方法が提案されている。液滴を吐出する方式には、ピエゾ素子(圧電変換素子)を用いて上記液状体を加圧する方式、あるいは、通電による発熱で上記液状体に気泡を発生させ、当該気泡による圧力を利用する方式等がある。
このような液滴吐出方法では、基板上に必要な量の液状体を安定的に吐出するため、印加する駆動電圧の波形等を調整して吐出される液滴の重量のばらつきを抑制する必要がある。そのための液状体の液滴の重量測定方法としては、基板に対して液滴を吐出する際に管理するのと同様の環境条件下で吐出ヘッドから液滴を吐出し、このときに吐出された液滴の重量を測定する方法が知られている(特許文献1)。
上記液滴の重量の調整に際しては、まず最初に吐出ヘッドから液滴を吐出して重量を測定し、その値が所定の規格に入っているか否かを判断する。そして、測定値が所定の規格内にない場合は、吐出ヘッドの駆動電圧を変更して再度液滴を吐出して重量を測定する。ここで、吐出ヘッドから吐出される液滴の重量は、吐出ヘッドの駆動電圧と当該液滴の粘度とで、ほぼ一義的に定まる。液滴の粘度が一定である場合、吐出量は、駆動電圧を横軸とするグラフ上において一定の傾きを持つ直線上にプロットされる。したがって、駆動電圧の変更に際しては、上述の直線に基づいて所望の液滴重量が得られる値を選択する。駆動電圧変更後の液滴の再吐出においても測定重量が所定の規格内に入らない場合は、さらに駆動電圧を調整して再吐出を行う。このように、吐出された液滴の重量の測定値が所定の規格に収まるまで、吐出と重量測定を繰り返すのが一般的である。
特開2004−209429号公報
しかしながら、上記のように吐出量の測定を繰り返すと、同一の環境条件下にあっても、前回の吐出による発熱等の影響により吐出される液滴の粘度が変化してしまうことがある。この場合、ある駆動電圧において、予定される液滴の吐出量とは異なる量の液滴が吐出されることとなる。こうした状態において吐出量が調整される結果、吐出ヘッドが冷却されて液滴の粘度が元に戻ると、吐出される液滴の重量が所定の規格から外れてしまうという問題点がある。
本発明は以上の問題点を鑑みてなされたものであり、実際の使用態様に即した態様で液滴を吐出することにより、駆動電圧と吐出される液滴の重量との関係を一定に保ちながら吐出量の調整を可能にするものである。
上記課題を解決するために本発明にかかる重量測定方法は複数のノズルを2以上のノズル群に分割して備える液滴吐出ユニットから、基板上に液状体を液滴として吐出してパターンを描画する装置において、上記ノズルから吐出される液状体の重量を測定する重量測定方法であって、各々の上記ノズル群ごとに、液状体を液滴として重量測定機構に吐出し、吐出された当該液状体の重量を測定する第1測定工程と、上記第1測定工程における測定結果の中に所定の規格の範囲外の数値がある場合、当該測定結果に基づいて、当該ノズル群の吐出条件を変更する条件変更工程と、上記条件変更工程後に、上記第1測定工程と同一の順序で上記ノズル群ごとに上記ノズルから上記液状体を液滴として上記重量測定機構に吐出し、上記ノズル群ごとに、吐出された上記液状体の重量を測定する第2測定工程と、を有することを特徴とする。
かかる方法によれば、第1測定工程で一部のノズル群のみ規格外があった場合でも、条件変更工程で当該規格外のノズル群について吐出条件を変更した後、第2測定工程で液滴吐出ユニットを構成する全てのノズル群について、ノズルから吐出される液状体の重量を測定するため、実際の使用態様に即した状態で吐出量の調整ができる。したがって、ノズル群間の液滴の吐出量の差異が抑制された状態で基板上に液滴を吐出でき、高精細なパターンを描画することができる。
好ましくは、上記第1測定工程および上記第2測定工程の前に、各々の上記ノズル群を構成する部材および内部に充填されている液状体の温度が所定の温度になるまで静置する静置工程を付加したことを特徴とする。
かかる方法により、第1測定工程における上記液滴吐出ユニットの温度上昇の影響を抑制した状態で吐出量の調整ができる。したがって、より一層実際の使用態様に即した状態で吐出量の調整ができ、より一層高精細なパターンを描画することができる。
また、好ましくは、上記液滴吐出ユニットは、基板に対して上記液状体を吐出する描画領域と上記重量測定機構に対して上記液状体を吐出する重量測定領域との間を移動可能に構成されており、上記第1測定工程および上記第2測定工程においては上記重量測定領域に位置し、上記静置工程においては上記描画領域に位置することを特徴とする請求項2に記載の重量測定方法。
かかる方法により、ユニットの温度が、実際に基板上に液滴を滴下するときにより近い温度となる状態で、吐出量の調整ができる。したがって、より一層実際の使用態様に即した状態で吐出量の調整ができ、より一層高精細なパターンを描画することができる。
また、好ましくは、上記液滴吐出ユニットは、上記描画領域および上記重量測定領域のいずれとも異なる退避領域にも移動可能に構成されており、上記第1測定工程、上記静置工程、上記第2測定工程のいずれにも該当しないときには上記退避領域に位置することを特徴とする。
かかる方法によれば、上記液滴吐出ユニットのノズルのクリーニング等を上記描画領域および上記重量測定領域以外の領域で行うことができる。したがって、上記描画領域および上記重量測定領域への、異物の付着等を抑制でき、万全の状態で測定や基板へのパターン描画ができる。その結果、より一層高精細なパターンを描画することができる。
また、上記課題を解決するために本発明にかかる液滴吐出装置は、上記の重量測定方法を実行するプログラムを記録する記憶手段を備えることを特徴とする。
かかる液滴吐出装置によれば、記憶手段記憶されたプログラムにより上記重量測定方法を常に実施できるため、基板上に常に高精細なパターンを描画することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。まず、ピエゾ素子およびノズル群としてのヘッド等について述べ、さらに液滴吐出装置の概略を述べる。
図1は、本実施形態の対象であるノズル群としての吐出ヘッド(以下「ヘッド」と称する。)の内部構造を示す概略斜視図である。中心線56を挟んで対称となる片側の一部を、当該ヘッドを構成する主要部材である第1の板状部材としてのノズルプレート20、圧力室基板30、および第2の板状部材としての振動板40に分けて示している。圧力室52および共通流路54等が形成された圧力室基板30の上面および下面には、振動板40およびノズルプレート20がそれぞれ接合されてヘッドとなる。
圧力室基板30は所定の厚さのシリコン基板であり、一部の領域が裏面まで貫通するように選択的にエッチング除去され、残る部分が隔壁50となっている。そして当該領域が後述する振動板40およびノズルプレート20で上下から挟まれて、圧力室52および共通流路54を形成している。各々の圧力室52は共通流路54を介して連通しており、図示しない液状体のタンクから共通流路54を介してインクが常に充填されている。
振動板40は弾性変形可能な板状部材であり、弾性膜42と圧力発生素子としてのピエゾ素子60の下電極膜62を電気的に絶縁するための絶縁体膜44とを積層して形成されている。そして、各々の圧力室52に対応する位置に共通電極である下電極膜62を介してピエゾ素子60が配置されている。
ピエゾ素子60は、強誘電体薄膜64および上部電極66等からなり、上部電極66からはリード電極68が引き出されている。リード電極68からピエゾ素子60に電圧を印加して振動板40を圧力室52の容積を小さくする方向に撓ませると、圧力室52に充填されている液状体がノズル21から吐出される。
図2は、ヘッド10全体を示す概略斜視図である。ヘッド10は、上述する3枚の基板(20、30、40)を保持するヘッド基板73と、当該ヘッド基板に連なる接続針72を有する液導入部71等からなる。接続針72は、圧力調整弁を介して図示しない液状体のタンクから、圧力室内に液状体を導入する。
また、ヘッド基板73には、2連のコネクタ75が設けられており、各コネクタ75は、フレキシブルフラットケーブルを介して後述するヘッドドライバ131(図6参照)に接続されている。ヘッドドライバ131は、個々のピエゾ素子60にそれぞれ独立に駆動電圧を与えて、任意のノズル21から液滴を吐出する。
このようなヘッド10が複数個集合して、液滴吐出ユニットとしてのヘッドユニットとなる。そしてキャリッジを介して液滴吐出装置に搭載される。液滴吐出装置は、ヘッドユニットを1個のみ搭載している場合もあり、また複数のヘッドユニットを搭載する場合もある。
図3および図4にキャリッジ100の各態様を示す。図3はヘッドユニット90を1つ搭載したキャリッジ100をノズル21側から見た態様を示す模式図である。図4は複数のヘッドユニット90がキャリッジ100に搭載される態様を示す図である。図示するようにヘッドユニット90は、複数のヘッド10(この場合は2列で計12個)を規則的に配列して形成されている。各々のヘッドは液状体を供給される図示しない供給配管を有している。したがって、ヘッドユニット90内のヘッド10は各々が異なる液状体の供給を受けることもでき、また12個全てのヘッド10が同一の液状体の供給を受けることもできる。例えば3種類の液状体を用いる場合、4個づつのヘッド10が同一の液状体を同一のタンクから供給される。ここで、タンクが同一であっても、個々のヘッド10および供給配管の温度は異なり得るため、液状体の粘度はヘッド10ごとに異なり得る。したがって全てのヘッド10から同一の液状体を吐出する場合であっても、吐出される液滴の重量はヘッド10ごとに測定する必要がある。
図4は、複数個のヘッドユニット90を1つのキャリッジ100に配列した態様を示すものである。隣接するヘッド10とノズル21がX方向にオーバーラップするように配列することで、キャリッジ100を固定し、基板WをX方向に移動させることのみで、パターンを描画できる利点がある。ヘッドユニット90が複数個あっても、個々のヘッド10間で液状体の粘度が異なり得るため、後述する図5(a)に示す単一のヘッドユニット90を用いる液滴吐出装置と同様に、個々のヘッド10について吐出される液滴の重量を測定する必要がある。
次に、図5(a)〜図5(c)に、液滴吐出装置における上述のキャリッジ100等の配置の態様を示す。図5(a)は、図3に示すヘッドユニット90を1つ搭載したキャリッジ100と重量測定機構114とを組み合わせた液滴吐出装置1を示すものである。
図5(b)は、図4に示す複数個のヘッドユニット90を搭載したキャリッジ100と重量測定機構114とを組み合わせた液滴吐出装置2を示すものである。図5(c)は、図4に示す複数個のヘッドユニット90を搭載したキャリッジ100と重量測定機構114とに加えて、メンテナンス機構116を組み合わせた液滴吐出装置3を示すものである。
まず、図5(a)に示す液滴吐出装置から説明する。図示するように、液滴吐出装置1は、基板Wが載置される吸着テーブル105をX軸方向に移動させるX軸テーブル101と、キャリッジ100をX軸テーブル101の上方において、Y軸方向に移動させるY軸テーブル103とを備えている。
X軸テーブル101は、X軸ガイドレール102上を図示しないX軸リニアモータによって自在に移動可能である。同様にY軸テーブル103は、Y軸ガイドレール104上を図示しないY軸リニアモータによって自在に移動可能である。Y軸テーブル103の下方には、Y軸に沿って描画領域108と重量測定領域110とが設けられ、重量測定領域110には重量測定機構114が設けられている。キャリッジ100は、Y軸ガイドレール104に沿って描画領域108内、および描画領域108と重量測定領域110との間を移動可能である。
重量測定機構114は、ヘッドユニット90の底面に若干の余裕をもって対面可能な寸法形状の受け部を有し、その内部に電子天秤を1または複数個備えている。電子天秤の上面は受け皿状となっており、吐出された液状体を吸収する多孔質の発泡プラスチック等の吸収体が備えられている。そして吐出された液状体を上記吸収体で受け止めて、その重量を正確に測定することができる。
図3に示す様に、ヘッドユニット90は12個のヘッド10を有しているので、重量測定機構114が電子天秤を、例えば2個備えている場合は、全てヘッドの測定するにあたってはヘッド10と電子天秤の位置合せと、液滴の吐出を6回ずつ繰り返すこととなる。
次に、図5(b)に示す液滴吐出装置2を説明する。液滴吐出装置2は、図4に示す複数個(この場合は7個)のヘッドユニット90を一列に配置したキャリッジ100を用いている。また重量測定機構114は2個のヘッドユニット90を同時に測定可能なように拡大されている。基板WのY軸方向の全域に同時に液滴を吐出できるため、基板上に効率的にパターンを描画できる。
次に、図5(c)に示す液滴吐出装置3を説明する。液滴吐出装置3は、図5(b)に示す液滴吐出装置に退避領域としてのメンテナンス領域112、およびメンテナンス機構116を付加したものである。
メンテナンス領域112は、Y軸方向に沿って重量測定領域110に隣接している。描画領域108と同様にキャリッジ100に配列されている複数個(7個)のヘッドユニット90の全てが収まる幅を有し、当該領域内にメンテナンス機構116が配置されている。
メンテナンス機構116は、ヘッド10内で粘度が増加した液状体を吸引除去する吸引ユニットと、ノズル面に付着した液状体や異物を拭き取りを行うワイピングユニット等を備えており、ノズル目詰まり等、液滴吐出機能を回復させることができる。なお、上記各態様の液滴吐出装置は、温度および湿度が一定に保たれたチャンバー内に設置され、できる限り同一の雰囲気中でパターンを描画するよう努められている。
次に、液滴吐出装置全体の制御系について説明する。図6は、上記図5(c)に示す液滴吐出装置3の制御系を示すブロック図である。図示するように、液滴吐出装置3の制御系は上位コンピュータ5と、ヘッド(液滴吐出ヘッド)10、X軸テーブル101、Y軸テーブル103、メンテナンス機構116、重量測定機構114等を駆動する各種ドライバを有する駆動部121と、駆動部121を含め液滴吐出装置1全体を統括制御する制御部122(コントローラ13)とを備えている。
上位コンピュータ5は、コントローラ13に接続されたコンピュータ本体に、キーボードや、キーボードによる入力結果等を画像表示するディスプレイ等が接続されて構成されている。
駆動部121は、ヘッド10を制御するヘッドドライバ131と、X軸テーブル101およびY軸テーブル103を駆動する各リニアモータをそれぞれ制御する移動用ドライバ132と、メンテナンス機構を構成する各要素を制御するメンテナンス用ドライバ133と、重量測定機構114の電子天秤等を制御する重量測定用ドライバ134と、を備えている。
制御部122は、CPU141と、ROM142と、RAM143と、P−CON144とを備え、これらは互いにバス145を介して接続されている。ROM142は、CPU141で処理する重量測定等を実行する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域を有している。RAM143は、各種レジスタ群の他に、基板W上に液状体の吐出を行うための描画データを記憶する描画データ記憶部、基板Wおよびヘッドユニット90の設計位置データを記憶する位置データ記憶部等の各種記憶部を有し、制御処理のための各種作業領域として使用される。
P−CON144には、駆動部121の各種ドライバのほか、基板Wの位置を認識するカメラ等が接続されており、CPU141の機能を補うと共に、周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が構成されて組み込まれている。このため、P−CON144は、上位コンピュータ5からの各種指令バス145に取り込むと共に、CPU141と連動して、CPU141等からバス145に出力されたデータや制御信号を駆動部121に出力する。そして、CPU141は、ROM142内の制御プログラムに従って、P−CON144を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、RAM143内の各種データ等を処理した後、P−CON144を介して駆動部121等に各種の制御信号を出力することにより、液滴吐出装置3全体を制御している。例えば、CPU141は、ヘッド10、X軸テーブル101およびY軸テーブル103を制御して、所定の液滴吐出条件および所定の移動条件で、ヘッド10から基板Wに液状体を液滴として吐出してパターンを描画する。
また、CPU141は、Y軸テーブル103を制御してキャリッジ100を重量測定領域110に配置し、ヘッドユニット90に搭載されたヘッド10から液状体を液滴として吐出させる。そして、電子天秤によって計測された液状体の重量に基づいて液滴の吐出量を演算する。この演算結果に基づいて各ヘッド10のピエゾ素子60を駆動する駆動電圧を制御して、適正な量の液滴を吐出させる。
次に、各実施形態の重量測定方法を用いた液状体の吐出方法について、図7、図8を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図7は、本発明の第1の実施形態の液滴の重量測定方法を、当該測定後のパターン描画工程も含めて示すフローチャートである。本実施形態は、図5(a)に示す液滴吐出装置1、すなわちキャリッジ100がヘッドユニット90を1個のみ備える液滴吐出装置を用いる態様であり、ステップ1〜ステップ8で構成されている。請求項に示す第1測定工程および第2測定工程に該当するのが、ステップ3の計測用吐出工程である。そして、ステップ6の条件変更工程が請求項に示す条件変更工程である。
なおステップ3は、ステップ6の条件変更工程で全てのヘッド10の吐出量が規格内に入らない場合、何度も繰り返される。繰り返す場合においては、条件変更工程の前の計測用吐出工程が第1測定工程となり、条件変更工程の後の計測用吐出工程が第2測定工程となる。以下、各工程について述べる。
ステップS1は第1移動工程である。制御部122は、Y軸テーブル103を駆動してキャリッジ100を重量測定領域110に移動させ、重量測定機構114に対向するように配置する。
ステップS2は位置合せ工程である。制御部122は、ヘッドユニット90内の12個のヘッド10から測定対象のヘッド10を選択して、重量測定機構114の電子天秤に対向するように位置を合せる。
ステップS3は計測用吐出工程である。制御部122の制御により、駆動部121は、所定の駆動電圧を測定対象のヘッド10に印加して、当該ヘッドから予め設定された吐出数の液状体を液滴として重量測定機構114内の電子天秤の液滴受け部に吐出させる。そして、1吐出あたりの液滴の吐出量を算出する。このような演算は、CPU141がROM142に記憶された計算式を基に実行する。
上述したように、本工程は請求項で言うところの第1測定工程と第2測定工程とを兼ねている。すなわち、内容的には同一の工程であっても、最初の測定は第1測定工程であり、第1測定工程の測定結果の中で1つでも規格外のヘッド10が合った場合に、再度当該ヘッドの吐出条件を変更した後、再度全てのヘッド10について吐出量を測定する工程が第2測定工程となる。なお、吐出数は、重量測定機構114の最小計量単位を、ヘッド10が有するノズル数と吐出される液滴の重量とで徐した数値であり、ROM142に格納される重量測定プログラムに含められている。
ステップS4は確認工程である。制御部122は、キャリッジ100に搭載されている全てのヘッド10(本実施形態では12個)について上述の重量測定が終了したか否かを確認する。計測用吐出工程が条件変更工程を経た工程であり、吐出条件を変更されたヘッド10が12個の全てではない場合、すなわち11個以下の場合でも12個全ての測定を実施する。計測が終了していない場合は、上記ステップS2を経て上記ステップS3に進んで未測定のヘッド10の吐出量を測定する。
ステップS5は判定工程である。制御部122は、測定した12個全てのヘッド10の吐出量が規格の範囲内にあるか否かを判定する。判定の結果全てのヘッド10の吐出量が規格内である場合は、ステップS7の移動工程を経て、ステップS8のパターン描画工程へ移行する。一方、ヘッドユニット90を構成する12個のヘッド10のうち1個でも規格外のヘッド10があった場合は、ステップS6の条件変更工程へ移行する。
ステップS6は吐出条件を変更する条件変更工程である。CPU141は、吐出量が規格外と判定されたヘッド10の吐出条件を、吐出量が規格内に収まる方向へ変更する。変更方法としては、ピエゾ素子60に印加される駆動波形において、駆動電圧を変える方法が挙げられる。ROM142には駆動電圧と吐出量との関係を表わす式が記録されており、測定結果に基づいて駆動電圧を変更する。なお、駆動波形としての台形波における急峻性を変える方法でも液滴の吐出量を変えることが可能である。
液滴吐出条件が変更されたヘッドユニット90は、再度吐出量が計測される。つまり、ステップS2の位置合せ工程に戻り、重量測定部への移動と位置合せを経た後、ステップS3の計測用吐出工程とステップS4の判定工程に移行する。そして再びヘッドユニット90内の12個全てのヘッド10について、1回目の測定と同様の順序で吐出量を測定し、規格内に収まっているか否かを判定する。
全てのヘッド10を前回の測定と同一の順序で測定するため、1回目の測定時にピエゾ素子60の動作により加熱されたヘッド10も十分に冷却されている。したがって、1回目の測定時と同様の環境下で、印加電圧(または、波形)のみ異なる態様で測定できる。また、12個全てのヘッド10について再度測定するため、周囲のヘッド10の発熱の影響も1回目の測定時と同様である。
以下、ヘッドユニット90内の12個全てのヘッド10の吐出量が規格内に入るまで上述のループ、すなわち12個全てのヘッド10に対する吐出量の測定を繰り返す。そして、全てのヘッド10の吐出量が規格内に入るとステップS7の第2移動工程に移行する。
ステップS7では、制御部122は、Y軸テーブル103を駆動してキャリッジ100を描画領域108に移動させる。そして、予め載置されている基板Wのパターンが描画される領域の端部と位置合せする。そして、次のステップS8のパターン描画工程に移行する。
ステップS8のパターン描画工程では、制御部122は基板WのX方向の移動と、キャリッジ100のY方向の往復運動を組み合わせて、基板W上に液状体を液滴として吐出してパターンを描画する。
本実施形態では、計測用の液滴吐出を必ずキャリッジ100に配置されている12個全てのヘッド10について連続して行う。つまり、吐出量が規格を満たさないヘッド10がある場合、当該ヘッドの吐出条件変更後、当該ヘッドのみ再測定することはなく、1回目の測定時と同様に、他の(吐出量が規格を満たしていた)11個のヘッド10と共に再測定する。その結果、常に同一の条件下で測定することとなり、ヘッド10を構成する部材およびヘッド10内に充填されている液状体の温度がほぼ一定の状態で測定できる。
前回の吐出による発熱の影響(加熱によるヘッド10自体の変形、および液状体の粘度の変化等)を受けることを抑制できるため、ヘッド10から吐出される液滴の重量とヘッド10の駆動電圧との間の線形関係を維持できる。その結果、条件変更工程を経た場合でも経ない場合でも常に略同一の液滴を吐出することができ、基板上に描画されるパターンの精度が向上させることができるという効果が得られる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図8のフローチャートを用いて説明する。図8は第2の実施形態の液滴の重量測定方法を、当該測定後の(基板Wへの)パターン描画工程も含めて示すフローチャートである。本実施形態は図5(c)に示す液滴吐出装置3を用いる態様である。液滴吐出装置3は、複数(7個)のヘッドユニット90を一列に配置したキャリッジ100を有することと、描画領域108および重量測定領域110に加えてメンテナンス領域112を有することが特徴である。また、本実施形態は、第1測定工程と、条件変更工程と、第2測定工程とに加えて、キャリッジ100を移動させず、ヘッド10からの液滴の吐出も行わない静置工程を有していることが特徴である。以下、各工程について述べる。
ステップS1は第1移動工程である。制御部122は駆動部121を介して、Y軸テーブル103を、キャリッジ100を退避領域としてのメンテナンス領域112あるいは重量測定領域110から描画領域108に移動させる。本実施形態では、キャリッジ100は、後述する第1測定工程、静置工程、第2測定工程のいずれにも該当しない時にはメンテナンス領域112に位置している。また後述する様に、測定工程の前にはキャリッジ100を描画領域108に静置する静置工程が必要である。したがって新たに基板W上にパターンを描画する場合、上述するようにキャリッジ100をメンテナンス領域112あるいは重量測定領域110から描画領域108に移動させることが必要となる。
ステップS2は静置工程である。描画領域108で、キャリッジ100を液滴の吐出を行わずに所定の時間保持する。それによって、ヘッド10、およびヘッド10の内部や供給配管に充填されている液状体の温度をできる限り周囲の大気温度に近づける。上述するように本実施形態にかかる液滴吐出装置3は、温度が一定に保たれたチャンバー内に設置されているため、所定の時間保持されたヘッド10等の温度は略同一(一定)となる。なお上記構成では、所定の時間は15分以上が好ましい。理由は、15分あれば上述するヘッド10等の温度が周囲の大気温度と略同一になるからである。
ステップS3は第2移動工程である。制御部122は、駆動部121を介してY軸テーブル103を移動させて、キャリッジ100内のヘッドユニット90の1つを重量測定領域110に移動させ、重量測定機構114に対向するように配置する。
本実施形態にかかる液滴吐出装置は、キャリッジ100はヘッドユニット90が7個搭載されている一方、重量測定領域110はヘッドユニット90が2個分しか対応していない。したがって、キャリッジ100の左側の2個のヘッドユニット90が重量測定領域110に移動した場合、他の5個のヘッドユニット90は描画領域108にあり、ヘッド10等の温度は描画領域108の温度と略同一に保たれる。
ステップS4は計測用吐出工程である。当該工程は、ヘッドユニット90内の各々のヘッド10のノズル面を重量測定機構114の電子天秤に位置合せする工程と、当該天秤の受け部に液滴を吐出する工程と、1吐出あたりの液滴の吐出量(重量)を算出する演算工程との、計3つの工程を含んでいる。上記第1の実施形態と同様に、制御部122は、ヘッドユニット90内の12個のヘッド10のうちの測定対象のヘッド10を、電子天秤の液滴受け部に対向するように位置決めする。そして当該ヘッドから予め設定された吐出数の液滴を重量測定機構114内の液滴受け部に吐出する。そして、CPU141がRAM143に記憶された測定結果を基に、1吐出あたりの液滴の吐出量(重量)を算出する。
吐出数の設定は、重量測定機構114の最小計量単位を考慮して、ROM143に格納される重量測定プログラムに含める。上記最小計量単位を、ヘッド10が有するノズル数と、吐出される液状体を液滴の重量とで徐した数値となる。
上記第1の実施形態と同様に、本工程は、請求項で言うところの第1測定工程と第2測定工程とを兼ねている。すなわち、内容的には同一の工程であっても、最初の測定は第1測定工程であり、後述する条件変更工程後の再度の測定が第2測定工程となる。キャリッジ100内の計84個のヘッド10の中に1つでも規格外のヘッド10があった場合に、再度当該ヘッドの吐出条件を変更した後、再度全てのヘッド10について第2測定工程を行う。
なお、液滴の吐出時には、測定対象以外のヘッド10からも同時に空打ちしてもよい。その場合、液滴を重量測定機構114内の液滴受け部以外の領域に吐出することになるため、重量測定機構114は、かかる液滴を受容する構成となっていることが好ましい。これにより、ほぼ全てのヘッド10が駆動される実際のパターン描画に近い条件で、重量測定を行うことができる。また、重量測定機構114が12個全てのヘッド10を同時に測定できる場合、すなわち電子天秤が12個配置されている場合は空打ちの必要はなく、実際のパターン描画に近い条件で重量測定を行うことができる。
ステップS5は確認工程である。制御部122は、キャリッジ100内の全てのヘッド10(本実施形態では84個)について上述の重量測定が終了したか否かを確認する。測定工程が条件変更工程を経た工程であり、吐出条件を変更されたヘッド10が84個の全てではない場合、すなわち83個以下の場合であっても84個全ての測定を実施する。計測が終了していない場合は、上記ステップS4に進んで、未測定のヘッド10について位置合せから吐出量の測定までを行う。
ステップS6は判定工程である。制御部122は、測定した84個全てのヘッド10について、液滴の吐出量が規格内であるか否かを判定する。判定の結果、全てのヘッド10の吐出量が規格内である場合は、ステップS8の移動工程へ移行する。一方、測定した84個全てのヘッド10の中に1つでも規格外のヘッド10が存在した場合は、ステップ7の条件変更工程へ移行する。
ステップS7の条件変更工程では、制御部122は、上述の測定結果をもとに、当該規格外のヘッド10の吐出条件を規格内に収まる方向へ変更する。変更方法としては、第1の実施形態と同様に、ピエゾ素子60に印加される駆動電圧、または駆動波形の急峻性を変える方法等がある。
条件変更後は、ステップS1の第1移動工程を再度行う。制御部122は、移動用ドライバ132を介してY軸テーブル103を駆動して、キャリッジ100を重量測定領域110から描画領域108に移動させる。そして次に、ステップS2の静置工程に移行し、キャリッジ100を所定の時間保持する。
上記第1測定工程でピエゾ素子60を駆動したことにより加熱されたヘッド10およびヘッド10の内部や供給配管に充填されている液状体の温度を、周囲の(チャンバー内の)大気温度と略同一となるまで冷却する。以下、再びステップS3以降の工程を実施する。上記静置工程を設けたことにより、ステップS4の第2測定工程を第1測定工程と同様の状態で実施できる。
以下キャリッジ100内の、計84個全てのヘッド10の吐出量が規格内に入るまで上述のループ、すなわち84個全てのヘッド10に対する吐出量の測定と描画領域108での静置を繰り返す。そして、全てのヘッド10の吐出量が規格内に入るとステップS8の第3移動工程に移行する。第1の移動工程と同様に、制御部122は、移動用ドライバ132を介してY軸テーブル103を駆動して、キャリッジ100を描画領域108に移動させる。そして、ステップS9のパターン描画工程に移行する。
ステップS9はパターン描画工程である。制御部122は、Y軸テーブル103を駆動して、キャリッジ100を描画領域108に移動させると同時に、移動用ドライバ132を介してX軸駆動モータを駆動して描画領域108上に載置されている基板Wのパターン描画を開始する。キャリッジ100に搭載されている各ヘッドユニット90から液滴を吐出しつつX軸駆動モータを駆動して基板WをX軸方向に移動させてパターンを描画する。本実施形態では、基板W上のパターンが描画される領域の横幅(Y軸方向の長さ)よりもキャリッジ100が長く、上記横幅全体にヘッド10が配置されるため、キャリッジ100を往復運動させることなくパターン描画が可能である。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に、計測用の液滴吐出を必ずキャリッジ100に配置されているヘッド10全てを連続で行うと共に、測定前に一定時間静置する工程を加えている。その結果、ヘッド10内に充填されている液状体の温度を、ヘッド10を構成する部材の温度により一層近づけることができるため、より一層均一な条件下で吐出量を測定し、より一層高い精度で吐出量を設定できる。したがって、基板W上に描画されるパターンの精度が向上するという効果を得ることができる。
ヘッドの内部構造を示す概略斜視図。 ヘッド全体を示す概略斜視図。 キャリッジの態様を示す図。 キャリッジの態様を示す図。 液滴吐出装置における、キャリッジおよび基板等の配置の態様を示す図。 液滴吐出装置の制御系を示すブロック図。 第1の実施形態の液滴の重量測定方法を示すフローチャート。 第2の実施形態の液滴の重量測定方法を示すフローチャート。
符号の説明
1…液滴吐出装置、2…液滴吐出装置、3…液滴吐出装置、5…上位コンピュータ、10…ヘッド、20…ノズルプレート、21…ノズル、30…圧力室基板、40…振動板、42…弾性膜、44…絶縁体膜、50…隔壁、52…圧力室、54…共通流路、56…中心線、60…ピエゾ素子、62…下電極膜、64…強誘電体薄膜、66…上部電極、68…リード電極、71…液導入部、72…接続針、73…ヘッド基板、75…コネクタ、90…ヘッドユニット、100…キャリッジ、101…X軸テーブル、102…X軸ガイドレール、103…Y軸テーブル、104…Y軸ガイドレール、105…吸着テーブル、108…描画領域、110…重量測定領域、112…メンテナンス領域、114…重量測定機構、116…メンテナンス機構、121…駆動部、122…制御部、131…ヘッドドライバ、132…移動用ドライバ、133…メンテナンス用ドライバ、134…重量測定用ドライバ、141…CPU、142…ROM、143…RAM、144…P−CON、145…バス、W…基板。

Claims (5)

  1. 複数のヘッドを備える液滴吐出ユニットから、基板上に液状体を液滴として吐出してパターンを描画する装置において、前記ヘッドから吐出される液状体の重量を測定する重量測定方法であって、
    複数回に分けて、前記ヘッドごとに、液状体を液滴として重量測定機構に吐出し、吐出された当該液状体の重量を測定する第1測定工程と、
    前記第1測定工程における測定結果の中に所定の規格の範囲外の数値がある場合、当該測定結果に基づいて、当該ヘッドの吐出条件を変更する条件変更工程と、
    前記条件変更工程後に、前記第1測定工程と同一の順序で前記ヘッドごとに前記ヘッドから前記液状体を液滴として前記重量測定機構に吐出し、前記ヘッドごとに、吐出された前記液状体の重量を測定する第2測定工程と、
    を有することを特徴とする重量測定方法。
  2. 前記第1測定工程および前記第2測定工程の前に、各々の前記ヘッドを構成する部材および内部に充填されている液状体の温度が所定の温度になるまで静置する静置工程を付加したことを特徴とする請求項1に記載の重量測定方法。
  3. 前記液滴吐出ユニットは、基板に対して前記液状体を吐出する描画領域と前記重量測定機構に対して前記液状体を吐出する重量測定領域との間を移動可能に構成されており、前記第1測定工程および前記第2測定工程においては前記重量測定領域に位置し、前記静置工程においては前記描画領域に位置することを特徴とする請求項2に記載の重量測定方法。
  4. 前記液滴吐出ユニットは、前記描画領域および前記重量測定領域のいずれとも異なる退避領域にも移動可能に構成されており、前記第1測定工程、前記静置工程、前記第2測定工程のいずれにも該当しないときには前記退避領域に位置することを特徴とする請求項2に記載の重量測定方法。
  5. 請求項1〜4にかかる重量測定方法を実行するプログラムを記録する記憶手段を備えることを特徴とする液滴吐出装置。
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