JP4904819B2 - 自動車用フードの前部構造 - Google Patents

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本発明は、自動車のエンジンルームを開閉可能な状態でその自動車の車体に取付けられており、アウタパネルとインナパネルとを備える自動車用フードの前部構造に関するものである。
この技術に関連する従来の自動車用フードの前部構造が図5及び図6に記載されている。図5は、自動車の前後方向の断面において、従来の自動車用フードの前部構造100を示す縦断面図である。図6は、図5において衝突体Sがアウタパネル20の外面に衝突した状態を示す断面図である。図5に示すように、フード10は、図5で見てゆるやかに左下方に湾曲して形成されたアウタパネル20と、アウタパネル20の先端部位で固定されたインナパネル30とを備えている。インナパネル30の平板部33には、フード10がエンジンルームを閉じたときに、車体のフードロック40と係合するストライカ50が設けられている。また、アウタパネル20とインナパネル30との間には、ストライカ50の取り付け部を補強するためのフードロックリインホースメント60と、アウタパネル20に対して車体の外部から通常の荷重が加わったときにそのへこみを防止するための耐デントリインホースメント90が配設されている。両者60、90は、その端部でスポット溶接によって相互に固定されている。そして、耐デントリインホースメント90は、その上部でマスティックシーラと称される接着部材80によってアウタパネル20と接着されている。なお、この技術に関連するものとして、例えば、特許文献1にはフードインナを薄板化した自動車のフード構造が記載されている。
特開平8−72750号公報 特開平2005−75176号公報
しかしながら、上記した従来の自動車用フードの前部構造には下記のような問題が指摘されていた。すなわち、図5に示した従来の自動車用フードの前部構造100は、耐デントリインホースメント90が蓋のような格好でフードロックリインホースメント60の上面に固定された構成となっていた。このため、図6に示すように、アウタパネル20の外面に上方から大きな衝撃荷重Fが加わると、アウタパネル20が変形すると共に耐デントリインホースメント90が衝撃荷重方向(図6の矢印方向)に変形する。このとき、耐デントリインホースメント90の変形はその上面部90aがたわんで突っ張った状態となることによりなされる構成であったので、耐デントリインホースメント90の衝撃荷重方向への変形は小さなものとなる。つまり、従来の自動車用フードの前部構造100では、耐デントリインホースメント90の衝撃荷重方向への変位量が小さい、という問題が指摘されていた。
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、アウタパネルの外面に衝撃荷重が加わったときに、耐デントリインホースメントの衝撃荷重方向への変位量を大きくすることにある。
本発明は前記課題を解決するために、次の手段をとる。
まず、第1の発明は、自動車のエンジンルームを開閉可能な状態でその自動車の車体に取付けられており、車体の意匠面を構成するアウタパネルとこのアウタパネルを車体の内側から支持するインナパネルとを備え、この両パネルの間に、車体側のフードロックと係合するストライカの取り付け部を補強するためのフードロックリインホースメントと、外部からの通常の荷重に対するアウタパネルのへこみを防止するための耐デントリインホースメントがそれぞれ車幅方向に沿って配設されており、アウタパネルの外面に対して通常の荷重よりも大きな衝撃荷重が加わったときに耐デントリインホースメントを変形させてこの衝撃荷重を吸収する構成の自動車用フードの前部構造であって、耐デントリインホースメントは、インナパネルからアウタパネルに向けて延びる縦壁部を備え、この縦壁部に衝撃荷重に対する応力集中部を設けて、この応力集中部で当該縦壁部を折り曲げて衝撃荷重を吸収する構成とした自動車用フードの前部構造である。
この第1の発明によれば、車幅方向に沿って設けた耐デントリインホースメントはインナパネルからアウタパネルに向かって延びる縦壁部を備え、この縦壁部には応力集中部が形成されている。このため、自動車用フードのストライカが車体側のフードロックと係合している状態で、耐デントリインホースメントは応力集中部で車両の前後方向に折れ曲がりやすくなる。そして、アウタパネルの外面に対して外部から衝撃荷重が加わると、アウタパネルが衝撃荷重方向に変形する際に、耐デントリインホースメントの縦壁部が応力集中部で折れ曲がるようになる。すなわち、耐デントリインホースメントの縦壁部が折れ曲がって変形(座屈)することで、耐デントリインホースメントは衝撃荷重方向への変位量が従来に比べ大きくなる。
次に、第2の発明は、第1の発明において、耐デントリインホースメントは前後の縦壁部を有する断面ハット形状を有し、この前後の縦壁部にそれぞれ応力集中部が設けられており、この両応力集中部を、前側の縦壁部と後側の縦壁部の折れ曲がりに伴う変位が相互に阻害されない関係に設定した自動車用フードの前部構造である。
この第2の発明によれば、断面がハット形状に形成された耐デントリインホースメントは、ハット形状における前後の縦壁部の一方が他方に対して影響を及ぼすことなく(干渉し合うことなく)折り曲げられる。これにより、耐デントリインホースメントが応力集中部で折り曲げられる際にその折り曲げ動作がより確実に行われる。
次に、第3の発明は、第1又は第2の発明において、耐デントリインホースメントは、アウタパネルの外面に対して車体の外部から衝撃荷重が加わったときに両パネル間に板状部材として配設された耐デントリインホースメントの折り曲げ箇所が一定のまま折れ曲がることを特徴とする自動車用フードの前部構造である。
この第3の発明によれば、アウタパネルの外面に対して外部から衝撃荷重が加わっても、折れ曲がる箇所が変わることなく折り曲げられる。これにより、耐デントリインホースメントの折り曲げ動作をスムーズに行うことが可能になる。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
まず、第1の発明においては、アウタパネルの外面に衝撃荷重が加わったときに、耐デントリインホースメントの衝撃荷重方向への変位量を大きくすることが可能になる。また、耐デントリインホースメントの折り曲げ動作によって衝撃荷重を良好に吸収することができる。
次に、第2の発明によれば、衝撃荷重をより確実に吸収することが可能になる。
次に、第3の発明によれば、耐デントリインホースメントの折り曲げ動作がスムーズに行われるので、より良好な状態で衝撃荷重を吸収することができる。
以下、本発明の最良の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る自動車用フード10を備える自動車の前部斜視図である。図2は、本実施形態に係る自動車用フードの前部構造1を示す縦断面図(図1のII−II矢視断面図)である。図3は、図2において衝突体Sがアウタパネル20の外面に衝突した状態を示す断面図である。図4は、耐デントリインホースメント70の動作を模式的に説明する説明図である。この図4中の二点鎖線は、耐デントリインホースメント70が変形した後の状態を示している。なお、図1中の前後左右及び上下は、自動車における前後左右及び上下を表している。
以下説明する実施形態は、耐デントリインホースメント70に大きな特徴を有するもので、その他従来構成に比して変更を要しない部材および部位については同位の符号を用いてその説明を省略する。
自動車用フード10は、図1に示すように、自動車の車体BDに設けられたエンジンルームERを開閉可能なように、その自動車用フード10の後部両端が上下回動可能な状態でその車体BDに連結されている。また、図2に示すように、自動車用フード10は、車体BDの意匠面を構成するアウタパネル20と、アウタパネル20を内側から支持するインナパネル30とを備えている。そして、アウタパネル20とインナパネルとの間には車体側のフードロック40と係合するストライカ50の取り付け部を補強するためのフードロックリインホースメント60と車体の外部から通常の荷重が加わったときにへこみを防止するための耐デントリインホースメント70が配設されている。なお、この「通常の荷重」の意味するところは、人が手で軽く押す程度の荷重を指しており、物体が衝突するような大きな荷重とは荷重の大きさのレベルが異なるものである。本実施形態に係る自動車用フードの前部構造1では、耐デントリインホースメント70が配設された部位のアウタパネル20の外面に対して車体BDの外部から衝撃荷重が加わると、アウタパネル20が変形すると共に耐デントリインホースメント70が塑性変形してこの衝撃荷重を吸収する構成となっている。
アウタパネル20は、図1及び図2に示すように、先端側がゆるやかに下方向に湾曲するように形成されている。アウタパネル20の先端縁21は内側に折り返されており、その先端縁21の内側にインナパネル30の先端縁31が固定されている。
インナパネル30は、図2に示すように、アウタパネル20と対向する位置に平板状の平板部33を備えている。平板部33の先端部分には、前述の先端縁31が浅く折り曲げられた状態で形成されている。平板部33の後端部分には、傾斜壁部34が折り曲げ形成されており、その傾斜壁部34の後上端縁36がアウタパネル20の内面24に接続して固定されている。
また、インナパネル30の平板部33には、車幅方向における略中央位置に開口部35が形成されている。開口部35の位置では、フード10が閉じられたときに車体BD側のフードロック40と係合するストライカ50が開口部35から下方へ突出した構成となっている。
フードロックリインホースメント60は、図2に示すように、インナパネル30の上面に固定された底板部62と、底板部62の自動車の前後方向に設けられた縦板部64とにより、略断面U字形状に形成されている。そして、底板部62に、上述のストライカ50が固定されている。
耐デントリインホースメント70は、図2に示すように、フードロックリインホースメント60の底板部62の上面に固定されたフランジ部72、72と、フランジ部72、72からアウタパネル10に向けて立設した縦壁部74a、74bと、縦壁部74a、74bとを繋ぐ頂部76により、断面ハット型形状に形成されている。そして、頂部76はその上面でマスティックシーラと称される接着性の接着部材80によってアウタパネル20の内面24に取付けられている。つまり、耐デントリインホースメント70は、アウタパネル20とは接着部材80を介して接続され、インナパネル30とはフードロックリインホースメント60を介して接続された構成となっている。このため、アウタパネル20の外面に対して車体BDの外部から衝撃荷重が加わったときにこのアウタパネル20と接続された耐デントリインホースメント70がダイレクトにその衝撃荷重を吸収する。
また、耐デントリインホースメント70は、アウタパネル20とインナパネル30との間で、両パネル20、30に対して垂直方向の配設状態で自動車の車幅方向に延設された板状部材として配設されている。図2に示すように、本実施形態では、耐デントリインホースメント70の縦壁部74a、74bが両パネル20、30に対して垂直方向に形成されている。ここで言う「垂直方向」とは、文字通りアウタパネル20とインナパネル30に対して直角の方向という意味だけでなく、略直角となるような方向も含む意味である。
また、耐デントリインホースメント70の縦壁部74a、74bの中間位置には、車体BDの外部から衝撃荷重が加わったときに、応力が集中する応力集中部70a、70bが車幅方向に向かって直線状に形成されている。本実施形態では、図2に示すように、応力集中部70a、70bは、耐デントリインホースメント70における断面ハット形状の前後の部位である縦壁部74a、74bに設けられた構成となっている。これにより、図3に示すように、アウタパネル20の外面から衝撃荷重Fが加わると、縦壁部74a、74bが自動車の前後方向において後側へ折れ曲がる構成となっている。なお、本実施形態では、応力集中部70a、70bは、縦壁部74a、74bを車両の後方へやや折り曲げることによって形成しているが、縦壁部74a、74bに細溝、切欠等を形成することによって応力集中部を設けてもよい。
続いて、耐デントリインホースメント70の動作について説明する。ここで、自動車用フード10のストライカ50は車体BD側のフードロック40と係合しているものとする。図3に示すように、例えば、アウタパネル20の外面に対して衝突体Sが衝突する場合、衝撃荷重Fはアウタパネル20の外面に対して図3の矢印方向に加わる。なお、仮に衝突体Sを歩行者の頭部として想定した場合には、衝突方向は地面に対して50°から65°の角度になることが多いと言われている。
アウタパネル20の外面に対して車体BDの外部から衝撃荷重Fが加わると、耐デントリインホースメント70にはアウタパネル20を介して衝撃荷重Fが加わるようになる。上述したように、耐デントリインホースメント70には、応力が集中するように構成された応力集中部70a、70bが車幅方向に向かって直線状に形成されているので衝撃荷重Fは応力集中部70a、70bに集中する。このため、アウタパネル20が衝撃荷重方向に変形する際に、アウタパネル20と接続された耐デントリインホースメント70は応力集中部70aの位置で自動車の前後方向において後側へ折れ曲がる変形によりこの衝撃荷重Fを吸収する。これにより、従来のように耐デントリインホースメント90の上面部90aがたわむことにより衝撃荷重が吸収されるのではなく、当該耐デントリインホースメント70の両縦壁部74a,74bが応力集中部70a,70bで折れ曲がる(座屈する)ことにより衝撃荷重が吸収される構成であるので、当該耐デントリインホースメント70の変位量は従来に比べて大きくなる。また、仮に衝突体Sを歩行者の頭部として想定した場合には、頭部の減速度(負の加速度)が上がらず、HIC(頭部傷害度、Head Injury Criterion)を低い状態とすることができる。言い換えれば、耐デントリインホースメント70の折り曲げ動作によって衝撃荷重を良好に吸収することが可能になり、これにより一層確実な歩行者保護対策を施すことができる。
また、本実施形態では、アウタパネル20の外面に対して車体BDの外部から衝撃荷重Fが加わると、耐デントリインホースメント70は、縦壁部74a、74bに形成された応力集中部70a、70bを折り曲げ箇所として自動車の前後方向に折れ曲がる。このとき、自動車の前後方向への折れ曲がり変形が互いにその変形を阻害しない変形である構成となっている。すなわち、図3においては、縦壁部74aが自動車の後方(図3で見て右方向)へ折れ曲がる際に、縦壁部74aは縦壁部74bと当接していない。言い換えれば、一方の縦壁部74aが他方の縦壁部74bと当接することによって縦壁部74aの折り曲げ動作が妨げられないものとなっている。これにより、衝撃荷重をより確実に吸収することが可能になる。
また、本実施形態では、アウタパネル20の外面に対して車体BDの外部から衝撃荷重Fが加わったときに、耐デントリインホースメント70は、耐デントリインホースメント70の縦壁部74a、74bの折り曲げ箇所が一定のまま折れ曲がる構成となっている。詳細には、図4(A)に示すように、車体BDの外部から衝撃荷重Fが加わった場合、応力集中部70a、70bの位置自体は図4(A)で見て右下に変位していくが、断面で見た耐デントリインホースメント70の各辺の長さが変わらない構成となっている。図4(A)では、各辺ab、bc、ad、de、efの長さは、車体BDの外部から衝撃荷重が加わる前後で変わることなく、耐デントリインホースメント70は折り畳まれるように変位する。これにより、耐デントリインホースメントの折り曲げ動作がスムーズに行われるので、より良好な状態で衝撃荷重を吸収することが可能になる。
本発明は上記実施の形態の構成に限定されることはなく、その他種々の形態で実施ができるものである。
例えば、上記実施形態に係る自動車用フードの前部構造1では、耐デントリインホースメント70は、断面ハット型形状に形成し、2つの縦壁部74a、74bが設けられているが、この構成に限定されるものではない。すなわち、耐デントリインホースメント70は、1つの縦壁部のみによって構成されるものであってもよい。この構成の場合、耐デントリインホースメント70の構成をシンプルなものにすることができる。
また、図4(B)に示すように、耐デントリインホースメント71は、断面形状で見て門型形状に形成し、この門型形状の縦壁部75a,75bを外側へ折り曲げ、その折曲箇所を外側に突出させることによって応力集中部71a、71bを設けた構成としてもよい。この構成の場合、車体BDの外側から衝撃荷重Fが加わると、応力集中部71aは図4(B)で見て左方向に突出し、応力集中部71bは図4(B)で見て右方向に突出することよって、耐デントリインホースメント71は図4(B)で見て下方向につぶれるように折れ曲がる。この場合、地面に対して垂直方向に衝撃荷重が加わった場合には、良好に衝撃荷重を吸収することができる。
また、上記実施形態に係る自動車用フードの前部構造1では、耐デントリインホースメント70はその上部で接着部材80を介してアウタパネル20と接続されているが、この構成に限定されるものではない。すなわち、耐デントリインホースメント70はその上部でアウタパネル20と溶接等で接続されている構成としてもよい。
本実施形態に係る自動車用フードを備える自動車の前部斜視図である。 本実施形態に係る自動車用フードの前部構造を示す縦断面図(図1のII−II矢視断面図)である。 図2において衝突体がアウタパネルの外面に衝突した状態を示す断面図である。 耐デントリインホースメントの動作を説明する説明図である。 従来の自動車用フードの前部構造を示す縦断面図である。 図5において衝突体がアウタパネルの外面に衝突した状態を示す断面図である。
符号の説明
1…自動車用フードの前部構造
10…自動車用フード
20…アウタパネル
30…インナパネル
40…フードロック
50…ストライカ
60…フードロックリインホースメント
70,71…耐デントリインホースメント
70a,70b,71a,71b…応力集中部
74a,74b,75a,75b…縦壁部
BD…車体
ER…エンジンルーム
F…衝撃荷重
S…衝突体

Claims (2)

  1. 自動車のエンジンルームを開閉可能な状態でその自動車の車体に取付けられており、車体の意匠面を構成するアウタパネルと該アウタパネルを車体の内側から支持するインナパネルとを備え、該両パネルの間に、車体側のフードロックと係合するストライカの取り付け部を補強するためのフードロックリインホースメントと、外部からの通常の荷重に対するアウタパネルのへこみを防止するための耐デントリインホースメントがそれぞれ車幅方向に沿って配設されており、
    前記耐デントリインホースメントは、前記フードロックリインホースメントの底板部の上面であって前記ストライカの取り付け部に固定された前後のフランジ部と、該前後のフランジ部から前記アウタパネルに向けて各々立設した前後の縦壁部と、該前後の縦壁部を繋ぐ頂部により構成され、
    前記前後の縦壁部に、前記アウタパネルの外面に対して前記通常の荷重よりも大きな衝撃荷重が加わったときに応力を集中させて該衝撃荷重を吸収する応力集中部を設けた自動車用フードの前部構造。
  2. 請求項1に記載の自動車用フードの前部構造であって、前記前後の縦壁部を折り曲げて前記応力集中部とした自動車用フードの前部構造。
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