JP4904716B2 - 縦型トランジスタ - Google Patents

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Description

本発明は、縦型トランジスタに関する。
非特許文献1には、横型構造、いわゆるHEMT構造の電力用パワーデバイスが記載されている。パワーデバイスは、SiC基板、AlN膜、アンドープGaN膜およびAl0.3Ga0.7N膜を含む。これらAlN膜、アンドープGaN膜およびAl0.3Ga0.7N膜は、このSiC基板上に順に設けられている。このパワーデバイスは、次のような特性を有する。耐圧:600V、オン抵抗:3.3mΩ・cm。印加電圧300Vおよび電流密度850A/cmにおけるスイッチング動作が報告されている。
特許文献1には、MES型構造を有する縦型電界効果トランジスタが記載されている。この縦型電界効果トランジスタでは、低キャリア濃度のn−GaN層は、ソース・ドレイン間の電流通路を成す。縦型電界効果トランジスタは、n−GaN層内に設けられたアンドープのi−GaN層、p+−GaN層、ソース領域、p−GaN層およびn+−GaN層を含む。ソース領域はn+−GaN層から成る。ゲート電極直下のn−GaN層の上部には、薄いn−GaN層がチャネル層として設けられている。この縦型電界効果トランジスタは10アンペアの電流を流すことができ、その耐圧は500Vであり、そのオン抵抗は10mΩ・cmである。
W. Saito, et al., "High Breakdown VoltageAlGaN-GaN Power-HEMT Design and High Current Density Switching Behavior", IEEETransactions on Electron Devices, vol.50, p.2528 特開2002−16262号公報
非特許文献1に記載されたトランジスタは、二次元電子ガスを利用する横型構造を有する。このトランジスタにおいて更なる高耐圧・高電流・低損失の実現するためには、縦型構造のトランジスタを用いることが必要である。
特許文献1に記載されたトランジスタでは、ソース領域をなすn−GaN層が逆導電性のp−GaN層およびp−GaN層に囲まれると共に、高抵抗のi−GaN層に覆われている。特許文献1によれば、この構造により、同一の窒化ガリウム系半導体材料を用いながら、このpn接合部(n−GaN層、p−GaN層およびp−GaN層)での電流の漏れが確実に防止され、またその間の耐圧を十分に高めることができると記載されている。しかしながら、高いキャリア濃度を有するp型窒化ガリウムを形成することは容易ではない。したがって、求められていることは、特許文献1に記載されたトランジスタの構造と異なる構造を有する縦型トランジスタである。
本発明は、このような事情を鑑みて為されたものであり、高いキャリア濃度のp型窒化ガリウムを用いない構造の縦型トランジスタを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、縦型トランジスタは、(a)ドレイン領域と、(b)前記ドレイン領域上に設けられており第1のIII族窒化物系半導体から成るドリフト領域と、(c)第1導電型を有しており第2のIII族窒化物系半導体から成るソース領域と、(d)前記ソース領域と前記ドリフト領域との間に設けられており第3のIII族窒化物系半導体から成るウエル領域と、(e)前記ウエル領域上に設けられており前記ドリフト領域と前記ソース領域との間の伝導を制御するためのゲート電極と、(f)前記ウエル領域と前記ゲート電極との間に設けられた絶縁層とを備え、前記第3のIII族窒化物系半導体のバンドギャップは前記第1のIII族窒化物系半導体のバンドギャップより大きく、前記第3のIII族窒化物系半導体のバンドギャップは前記第2のIII族窒化物系半導体のバンドギャップ以上である。
この縦型トランジスタによれば、第1のIII族窒化物系半導体のバンドギャップが第3のIII族窒化物系半導体のバンドギャップ以下であると共に、第2のIII族窒化物系半導体のバンドギャップが第3のIII族窒化物系半導体のバンドギャップより小さいので、高耐圧および低オン抵抗に好適な構造を有する縦型トランジスタが提供される。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記ドレイン領域およびドリフト領域は、第1の面および第2の面を有する導電性支持基体と、前記導電性支持基体の前記第1の面上に設けられた一または複数のエピタキシャル半導体層とを含み、当該縦型トランジスタは、(g)前記導電性支持基体の前記第2の面上に設けられたドレイン電極を更に備えることができる。
この縦型トランジスタによれば、ドレイン電極とソース領域との間に導電性支持基体および窒化ガリウム系エピタキシャル半導体層が設けられているので、縦型トランジスタの高耐圧および低オン抵抗を実現することが容易になる。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記導電性支持基体はGaNから成ることができる。この縦型トランジスタによれば、GaNから成る導電性支持基体を用いれば、格子定数の観点において、この導電性支持基体上に設けられる半導体層の窒化ガリウム系材料とGaNとの相性は良い。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記導電性支持基体はSiCから成ることができる。この縦型トランジスタによれば、高耐圧および低オン抵抗に加えて、縦型トランジスタにおいて発生された熱を導電性支持基体を通して放出できるので、この縦型トランジスタは高い放熱特性を有する。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記導電性支持基体は1×1018cm−3以上のn型キャリア濃度を有する半導体から成ることが好ましい。この縦型トランジスタによれば、導電性支持基体の抵抗率が小さいので、該トランジスタのドレイン領域の抵抗が低減される。また、ドレイン電極に接触する支持基体が低抵抗になるので、ドレイン電流が支持基体全体に広がり、実効的なドレイン抵抗が小さいなる。大電流を流すために好適なトランジスタが提供される。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記ドリフト領域の前記第1のIII族窒化物系半導体はAlGa1−XN(0≦X<1)からなり、前記ウエル領域の前記第3のIII族窒化物系半導体はAlGa1−YN(X<Y≦1)からなり、前記ソース領域の前記第2のIII族窒化物系半導体はAlGa1−ZN(0<Z≦Y)からなることが好ましい。
この縦型トランジスタでは、ドリフト領域はGaNまたはAlGaNからなり、ウエル領域はドリフト領域の窒化ガリウム系半導体のアルミニウム組成よりも多いアルミニウム組成のAlGaNからなり、ソース領域は、ウエル領域のアルミニウム組成以下のアルミニウム組成を有するAlGaNなることができる。この縦型トランジスタによれば、高耐圧および低オン抵抗を実現する好適な材料の組み合わせが提供される。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記ドリフト領域の前記第1のIII族窒化物系半導体はGaNからなり、前記ウエル領域の前記第3のIII族窒化物系半導体はAlGa1−YN(0<Y≦1)からなり、前記ソース領域の前記第2のIII族窒化物系半導体はGaNなることができる。故に、縦型トランジスタの高耐圧および低オン抵抗を実現する好適な組み合わせが提供される。
この縦型トランジスタでは、ドリフト領域はGaNからなり、ウエル領域はAlGaNからなり、ソース領域はGaNなることができる。この縦型トランジスタによれば、高耐圧および低オン抵抗を実現する好適な材料の組み合わせが提供される。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記ドリフト領域の前記第1のIII族窒化物系半導体はInGa1−UN(0<U≦1)からなり、前記ウエル領域の前記第3のIII族窒化物系半導体はInGa1−VN(0≦V<U)からなり、前記ソース領域の前記第2のIII族窒化物系半導体はInGa1−WN(U<W≦1)からなることができる。
この縦型トランジスタでは、ドリフト領域はInNまたはInGaNからなり、ウエル領域は、ドリフト領域のインジウム組成より小さいインジウム組成のInGaNまたはGaNからなり、ソース領域は、ドリフト領域のインジウム組成よりも大きなインジウム組成を有するInGaNまたはInNからなることができる。この縦型トランジスタによれば、高耐圧および低オン抵抗を実現する好適な組み合わせが提供される。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記ドリフト領域の前記第1のIII族窒化物系半導体はInGa1−UN(0≦U≦1)からなり、前記ウエル領域の前記第3のIII族窒化物系半導体はAlGa1−VN(0≦V≦1、但しU=0のとき0<V≦1)からなり、前記ソース領域の前記第2のIII族窒化物系半導体はInGa1−WN(0≦W≦1)からなることができる。
この縦型トランジスタによれば、ドリフト領域はInGaNまたはInNからなり、ウエル領域はGaN、AlGaNまたはAlNからなり、ソース領域はGaN、InGaNまたはInNからなることができる。或いは、この縦型トランジスタによれば、ドリフト領域はGaNからなり、ウエル領域はAlGaNまたはAlNからなり、ソース領域はGaN、InGaNまたはInNからなることができる。これらの縦型トランジスタによれば、高耐圧および低オン抵抗を実現する好適な組み合わせが提供される。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記ドリフト領域の前記第1のIII族窒化物系半導体はAlInGa1−A−BN(0≦A≦1、0≦B≦1)からなり、前記ウエル領域の前記第3のIII族窒化物系半導体はAlInGa1−C−DN(0≦C≦1、0≦D≦1)からなり、前記ソース領域の前記第2のIII族窒化物系半導体はAlInGa1−E−FN(0≦E≦1、0≦F≦1)からなり、前記第1〜第3のIII族窒化物系半導体の少なくともいずれか一つは、Al、In、GaおよびNを含む。AlGaNよりもワイドギャップのAlInGaNを用いて、高耐圧および低オン抵抗の縦型トランジスタを実現する好適な材料の組み合わせが提供される。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記ドレイン領域、前記ドリフト領域および前記ゲート電極は、所定の軸に沿って配置されており、前記ウエル領域のバンドギャップは、前記ドレイン領域から前記ゲート電極に向かう方向に前記所定の軸に沿って小さくする。
この縦型トランジスタによれば、ウエル領域は、ドリフト領域に近い部分と、ソース領域に近い部分とを有しており、ドリフト領域に近い部分のバンドギャップは、ソース領域に近い部分のバンドギャップより大きいので、低オン抵抗かつ高耐圧に好適なトランジスタ構造が提供される。
本発明に係る縦型トランジスタでは、ドリフト領域のキャリア濃度は、1×1015cm−3以上1×1017cm−3以下であることが好ましい。この範囲のキャリア濃度は、トランジスタの高耐圧化に好適である。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記ウエル領域は埋め込み成長により形成されていることが好ましい。この縦型トランジスタによれば、優れた結晶成長のウエル領域が提供される。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記ソース領域は埋め込み成長により形成されていることが好ましい。この縦型トランジスタによれば、優れた結晶成長のソース領域が提供される。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記ソース領域は、不純物をイオン注入により導入することによって形成される。この縦型トランジスタによれば、容易にソース領域を形成することができる。
本発明に係る縦型トランジスタでは、前記絶縁層は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、アルミナ、ゲルマニウム酸化物、マグネシウム酸化物、スカンジウム酸化物、およびAlGa1−MN(0<M≦1)の少なくともいずれかからなる層を含むことができる。これらの材料は、縦型トランジスタにおいて、ゲート電極に対する障壁を提供できる。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
以上説明したように、本発明によれば、高いキャリア濃度を有するp型窒化ガリウムを用いること無い縦型トランジスタが提供される。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明の縦型トランジスタに係る実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る縦型トランジスタを示す図面である。III族窒化物系縦型トランジスタ11は、ドレイン領域13と、ドリフト領域15と、ソース領域17と、ウエル領域19と、ゲート電極21と、絶縁層23とを備える。ドリフト領域15は、ドレイン領域13上に設けられており、また第1のIII族窒化物系半導体から成る。ソース領域17は、第2のIII族窒化物系半導体から成る。ドレイン領域13、ドリフト領域15およびソース領域17は、第1導電型を有している。ドレイン領域13のキャリア濃度はドリフト領域15のキャリア濃度より大きいことが好ましい。ウエル領域19は、ソース領域17とドリフト領域15との間に設けられている。ウエル領域19は、第2導電型を有しており、また第3のIII族窒化物系半導体から成る。ゲート電極21は、ウエル領域19上に設けられており、またドリフト領域15とソース領域17との間の伝導を制御するように設けられている。絶縁層23は、ウエル領域19とゲート電極21との間に設けられている。第3のIII族窒化物系半導体のバンドギャップは、第1のIII族窒化物系半導体のバンドギャップより大きい。第3のIII族窒化物系半導体のバンドギャップは、第2のIII族窒化物系半導体のバンドギャップ以上である。
縦型トランジスタ11によれば、第1のIII族窒化物系半導体のバンドギャップが第3のIII族窒化物系半導体のバンドギャップ以下であると共に、第2のIII族窒化物系半導体のバンドギャップが第3のIII族窒化物系半導体のバンドギャップより小さいので、高耐圧および低オン抵抗に好適な構造を有する縦型トランジスタに設けられている。
図2は、プレーナゲート構造のトランジスタを模式図である。図2を参照しながら詳細に説明すれば、ソース領域17は、ドリフト領域15の窒化ガリウム系半導体のバンドギャップより大きなバンドギャップの半導体から成るウエル領域19によってドリフト領域15から分離されるので、印加電圧に応じて空乏層Depはウエル領域19よりもドリフト領域15に形成される。これ故に、高耐圧に好適な構造を有する縦型トランジスタ11が提供される。また、ソース領域17からのキャリアCarは、ウエル領域19の窒化ガリウム系半導体のバンドギャップよりも小さなバンドギャップの半導体から成るドリフト領域15を走行するので、低オン抵抗に好適な構造を有する縦型トランジスタ11が提供される。さらに、ソース領域17が、ウエル領域19の窒化ガリウム系半導体のバンドギャップよりも小さなバンドギャップの半導体から成れば、ソース領域17の抵抗が低減される。n型トランジスタでは、図2中に矢印Iの方向、つまり、ドレイン電極Dからソース電極Sに向けて電流が流れる。
図1を参照すると、縦型トランジスタ11では、ドレイン領域13は、導電性支持基体25を含むことができる。導電性支持基体25は第1の面25aと、第1の面25aに反対側の第2の面25bとを有する。導電性支持基体25の第1の面25a上には、ドレイン領域13またはドリフト領域15のためのエピタキシャル半導体層27が設けられており、また、ドリフト領域15のためにエピタキシャル半導体層31が設けられている。縦型トランジスタ11は、導電性支持基体25の第2の面25b上に設けられたドレイン電極29を更に備えることができる。
この縦型トランジスタ11によれば、ドレイン電極29とソース領域17との間に導電性支持基体25および窒化ガリウム系エピタキシャル半導体層27、31が設けられているので、縦型トランジスタ11の高耐圧および低オン抵抗を実現することができる。
縦型トランジスタ11では、導電性支持基体25は、導電性を有する半導体から成ることができる。また、導電性支持基体25は、III族窒化物半導体からなることが好ましい。例えば、GaNから成る導電性支持基体を用いれば、格子定数の観点において、この導電性支持基体11上に設けられる半導体層の窒化ガリウム系材料とGaNとの相性が良く、該窒化ガリウム系材料はGaNに格子整合する。また、SiCから成る導電性支持基体によれば、高耐圧および低オン抵抗に加えて、縦型トランジスタ11において発生された熱を導電性支持基体を通して放出できる。さらにSiやGaAsなどの一般的な半導体単結晶基板、ZnO、NdGaOなどの酸化物単結晶基板も用いることもできる。
導電性支持基体25は1×1018cm−3以上のn型キャリア濃度を有する半導体から成ることが好ましい。この縦型トランジスタ11によれば、導電性支持基体25の抵抗率が小さいので、該トランジスタ11のドレイン領域13の抵抗が低減される。また、ドレイン電極29に接触する支持基体25が低抵抗になるので、ドレイン電流が支持基体全体に広がり、実効的なドレイン抵抗が小さいなる。大電流を流すために好適なトランジスタ11が提供される。
絶縁層23は、シリコン酸化物(例えばSiO)、シリコン窒化物(例えばSi)、アルミナ(例えばAl)、ガリウム酸化物(例えばGa)、マグネシウム酸化物(例えばMgO)、スカンジウム酸化物(例えばSc)、AlGaNおよびAlNの少なくともいずれかからなる層を含むことができる。これらの材料は、縦型トランジスタ11において、ゲート電極21に対する障壁を提供できる。
窒化ガリウム系半導体から成る半導体領域33は、ドリフト領域15、ソース領域17およびウエル領域19を含む。半導体領域33の表面33aには、ソース領域17、ウエル領域19およびドリフト領域15がY軸に沿って現れている。ソース領域17およびウエル領域19は、X軸の方向に伸びている。ウエル領域19は、Y軸およびZ軸に関して、第1導電型のソース領域17と第1導電型のドリフト領域15との間に位置しており、ソース領域17の一対の側面17a、17bおよび底面17cを覆っている。ソース領域17の表面17d上には、ソース電極35が位置している。ウエル領域19の表面19a上には、絶縁層23を介してゲート電極21が設けられており、ゲート電極21はX軸の方向に伸びている。ゲート電極21からの電界により、ウエル領域19の表層のバンドが曲げられている。
(実施例1)
図3(A)〜図3(D)および図4(A)〜図4(D)を参照しながら、実施例1を説明する。4×1018cm−3のキャリア濃度を有するGaN基板41を準備する。図3(A)に示されるように、このGaN基板41上にMOCVD法によりn+−GaNからなるバッファ層43を成長する。バッファ層43は、厚み0.lμmおよびキャリア濃度2×1018cm−3を有している。バッファ層43には、ドーパントとしてSiが添加されている。次いで、バッファ層43上に、GaNからなるドリフト層45を成長する。ドリフト層45は、厚み5μmおよびキャリア濃度4×1016cm−3を有している。ドリフト層45は、ドーパントが添加されておらず、アンドープである。この後に、ドリフト層45上に、ソース領域およびウエル領域のためのマスク層47を形成する。
図3(B)に示されるように、マスク層47を用いてドリフト層45の一部を除去してドリフト層45aを形成する。この除去は、エッチャント49を用いたエッチング(例えば、ドライエッチング)により行われることができる。ドリフト層45aは、ソース領域およびウエル領域のための凹部45b、45cを有している。凹部45b、45cの深さは、例えば0.5μmである。
図3(C)に示されるように、マスク層47を除去すること無く、再度MOCVD法によりAlGaN層51を選択的に凹部45b、45cに成長する。この成長により、このAlGaN層51は、例えばマグネシウム(Mg)といったp型ドーパントを含むAl0.3Ga0.7Nからなり、またp型ドーパント濃度は、AlGaN層51のキャリア濃度が1×1017cm−3〜1×1018cm−3になるように添加されることが好ましい。この縦型トランジスタでは、ウエル領域のAlGaN層51が埋め込み成長により形成されるので、優れた結晶成長のウエル領域が提供される。ウエル領域が形成された後に、マスク層47を除去する。この後に、ドリフト層45aおよびAlGaN層51上に、ソース領域のためのマスク層53を形成する。
図3(D)に示されるように、マスク層53を用いてAlGaN層51の一部を除去してAlGaN層51aを形成する。この除去は、エッチャント55を用いたエッチング(例えば、ドライエッチング)により行われることができる。AlGaN層51aは、ソース領域のための凹部51b、51cを有している。凹部51b、51cの深さは、例えば0.1μmである。
図4(A)に示されるように、マスク層53を除去すること無く、再度MOCVD法によりGaN層57を選択的に凹部51b、51cに成長する。この成長により、このGaN層57は、例えばシリコン(Si)といったn型ドーパントを含んでおり、またキャリア濃度4×1018cm−3を有するn+−GaNからなる。この成長により、凹部51b、51cは埋まり、ソース領域が形成される。この縦型トランジスタでは、ソース領域のためのGaN層57が埋め込み成長により形成されるので、優れた結晶成長のソース領域が提供される。ソース領域が形成された後に、マスク層53を除去する。
図4(B)に示されるように、半導体領域59の表面に現れたAlGaN層51aを覆うように、ゲート絶縁膜のための絶縁層61が形成される。絶縁層61は、ソース領域のためのGaN層57上に位置する開口61aを有する。絶縁層61の材料としては、厚さ10〜500nmのSiOを用いる。
図4(C)に示されるように、GaN層57およびウエル領域51aに接触するソース電極63を形成する。ソース電極63の材料として、例えばTi/Alを用いることができる。図4(D)に示されるように、ゲート電極65およびドレイン電極67を形成する。ゲート電極65は、AlGaN層51aの表層の導電率を変調するように、絶縁層61およびAlGaN層51a(ウエル領域)上に形成される。ゲート電極65の材料としては、例えばNi/Auを用いることができる。ドレイン電極67は、基板41の裏面41aに形成される。ドレイン電極67の材料として、例えばTi/Alを用いることができる。これらの工程の後に、窒化ガリウム系縦型トランジスタ構造が完成される。このトランジスタの動作特性を調べたところ、耐圧は1200Vを超え、オン抵抗は1.3mΩcmであり、またドレイン電流は1.2kAcm−2である。これまでにない高耐圧および低オン抵抗を実現でき、大電流を流すことが可能な縦型トランジスタが実現された。オン抵抗は、トランジスタのオン状態におけるドレイン電流(Ids)−電圧(Vds)特性から求めた。また、耐圧は、ピンチオフした状態におけるIds−Vds特性から求めた。
図5は、導電性基板のキャリア濃度とトランジスタのオン抵抗との関係を示す図面である。1×1017cm−3、3×1017cm−3、1×1018cm−3、4×1018cm−3のキャリア濃度を有する複数の窒化ガリウム基板を準備する。これらの基板上に、実施例1と同様な作製条件で縦型トランジスタを作製すると共に、これらのトランジスタのオン抵抗を測定した。基板のキャリア濃度が1×1018cm−3以上であれば、良好なオン抵抗が得られる。
図6は、ドリフト領域のキャリア濃度とトランジスタのオン抵抗および耐圧との関係を示す図面である。ドリフト領域の形成条件を除いて他の条件は実施例1と同様な作製条件を用いて縦型トランジスタを作製すると共に、これらのトランジスタのオン抵抗を測定した。ドリフト領域をMOCVD法による成長条件は、ドリフト領域のキャリア濃度が5×1014cm−3、2×1015cm−3、5×1015cm−3、2×1017cm−3になるように決定されている。図6に示されるように、ドリフト領域のキャリア濃度は1×1015cm−3以上であることが好ましく、トランジスタのオン抵抗を低くすることができる。ドリフト領域のキャリア濃度は1×1017cm−3以下であることが好ましく、トランジスタの耐圧が向上する。
(実施例2)
3×1018cm−3のキャリア濃度を有する6H−SiC基板上に、実施例1と同様な作製条件を用いて、縦型トランジスタ構造を形成した。このトランジスタの耐圧は1100Vを超え、そのオン抵抗は2.5mΩ・cmであり、またドレイン電流は1.4kAcm−2である。GaN基板を用いたトランジスタと同様に、高耐圧および低オン抵抗を実現でき、大電流を流すことが可能な縦型トランジスタがSiC基板を用いて実現された。
(実施例3)
図7(A)〜図7(E)を参照しながら、実施例3を説明する。4×1018cm−3のキャリア濃度を有するGaN基板71を準備する。図7(A)に示されるように、このGaN基板71上にMOCVD法によりn+−GaNからなるバッファ層73を成長する。バッファ層73は、厚み0.lμmおよびキャリア濃度2×1018cm−3を有している。バッファ層73には、ドーパントとしてSiが添加されている。次いで、バッファ層73上に、n−In0.2Ga0.8Nからなるドリフト層75を成長する。ドリフト層75の厚みは5μmであり、またドリフト層75はアンドープでありキャリア濃度5×1016cm−3を有している。この後に、ドリフト層75上に、ソース領域およびウエル領域のためのマスク層77を形成する。
図7(B)に示されるように、マスク層77を用いてドリフト層75の一部を除去してドリフト層75aを形成する。この除去は、エッチャント79を用いたエッチング(例えば、ドライエッチング)により行われることができる。ドリフト層75aは、ソース領域およびウエル領域のための凹部75b、75cを有している。凹部75b、75cの深さは、例えば1μmである。
図7(C)に示されるように、マスク層77を除去すること無く、再度MOCVD法によりGaN層81を選択的に凹部75b、75cに成長する。この成長により、このGaN層81は、例えばマグネシウム(Mg)といったp型ドーパントを含んでおり、またp型ドーパント濃度は、GaN層81のキャリア濃度が1×1017cm−3〜1×1018cm−3になるように添加されることが好ましい。この縦型トランジスタでは、ウエル領域のGaN層81が埋め込み成長により形成されるので、優れた結晶成長のウエル領域が提供される。ウエル領域が形成された後に、マスク層77を除去する。この後に、ドリフト層75aおよびGaN層81上に、ソース領域のためのマスク層83を形成する。
図7(D)に示されるように、マスク層83を用いてGaN層81の一部を選択的に除去してGaN層81aを形成する。この除去は、エッチング(例えば、ドライエッチング)により行われることができる。GaN層51aは、ソース領域のための凹部81b、81cを有している。凹部81b、81cの深さは、例えば0.3μmである。図7(E)に示されるように、マスク層83を除去すること無く、再度MOCVD法によりInGaN層87を選択的に凹部81b、81cに成長する。この成長により、このInGaN層87は、例えばシリコン(Si)といったn型ドーパントを含んでおり、またキャリア濃度6×1018cm−3を有するnIn0.2Ga0.8Nからなる。この成長により、凹部81b、81cは埋まり、ソース領域が形成される。この縦型トランジスタでは、ソース領域のInGaN層87が埋め込み成長により形成されるので、優れた結晶成長のソース領域が提供される。ソース領域が形成された後に、マスク層83を除去する。
実施例1と同様にして、ソース電極、ドレイン電極およびゲート電極を形成すする。これらの工程の後に、窒化ガリウム縦型トランジスタ構造が完成される。このトランジスタの動作特性を調べたところ、耐圧は1000Vを超え、オン抵抗は1.0mΩcmであり、またドレイン電流は1.0kAcm−2である。上記の実施例と同様に、高耐圧および低オン抵抗を実現でき、大電流を流すことが可能な縦型トランジスタが実現された。
(実施例4)
図8(A)〜図8(D)を参照しながら、実施例4を説明する。4×1018cm−3のキャリア濃度を有するGaN基板91を準備する。実施例3と同様に、n+−GaNからなるバッファ層93およびn型InGaNからなるドリフト層95を成長する。この後に、図8(A)に示されるように、ドリフト層95上にソース領域およびウエル領域のためのマスク層97を形成する。
図8(B)に示されるように、マスク層97を用いてドリフト層95の一部を除去してドリフト層95aを形成する。ドリフト層95aは、ソース領域およびウエル領域のための凹部95b、95cを有している。図8(C)に示されるように、マスク層97を除去すること無く、再度MOCVD法によりp型GaN領域99を選択的に凹部95b、95cに埋め込み成長する。このp型GaN領域99は、例えばマグネシウム(Mg)といったp型ドーパントを含んでいる。ウエル領域が形成された後に、マスク層97を除去する。
この後に、図8(D)に示されるように、n型ドリフト層95aおよびp型GaN領域99上に、ソース領域のためのマスク層101を形成する。マスク層101を用いてp型GaN層99の一部を選択的にn型ドーパント(例えばシリコン)のイオン102をイオン注入に打ち込む。イオン注入後に、アニールによりドーパントを活性化させて、キャリア濃度1×1018cm−3のn+−GaN領域103をp型GaN領域99a(ウエル領域)内に形成する。ソース領域が、イオン打ち込みにより不純物を導入することによって形成されるので、ソース領域の形成が容易である。次いで、実施例1と同様にして、ソース電極、ドレイン電極およびゲート電極を形成する。これらの工程の後に、縦型トランジスタ構造が完成される。このトランジスタの動作特性を調べたところ、耐圧は1200Vを超え、オン抵抗は2.5mΩ・cmであり、またドレイン電流は1.1kAcm−2である。上記の実施例と同様に、高耐圧および低オン抵抗を実現でき、大電流を流すことが可能な縦型トランジスタが実現された。
(実施例5)
図9(A)〜図9(C)を参照しながら、実施例5を説明する。4×1018cm−3のキャリア濃度を有するGaN基板111を準備する。実施例1と同様に、n+−GaNからなるバッファ層113およびn−GaNからなるドリフト層115を成長する。この後に、図9(A)に示されるように、ドリフト層115上にソース領域およびウエル領域のためのマスク層117を形成する。図9(B)に示されるように、マスク層117を用いてドリフト層115の一部を除去してドリフト層115aを形成する。ドリフト層115aは、ソース領域およびウエル領域のための凹部115b、115cを有している。
図9(C)に示されるように、マスク層117を除去すること無く、ウエル領域のためのp型AlGa1−YN(0<Y≦1)領域119を選択的に凹部115b、115cにMOCVD法により埋め込み成長する。このp型AlGa1−YN領域119のアルミニウム組成は、当該AlGa1−YN領域119の成長が進むにつれて小さくなる。アルミニウム組成の一例は、成長開始Y=0.1および成長終了Y=0.6であり、図10(A)に示されるように直線的に変化するプロファイルによって表される。アルミニウム組成の別の例は、図10(B)に示されるように、緩やかに曲線的に変化するプロファイルによって表される。アルミニウム組成の別の例は、図10(C)に示されるように、階段状に変化するプロファイルによって表される。次いで、先行する実施例と同様にして、ソース領域、ゲート絶縁層、ソース電極、ドレイン電極およびゲート電極を形成すする。これらの工程の後に、縦型トランジスタ構造が完成される。このトランジスタの動作特性を調べたところ、耐圧は1400Vを超え、オン抵抗は2.2mΩcmであり、またドレイン電流は1.3kAcm−2である。上記の実施例と同様に、高耐圧および低オン抵抗を実現でき、大電流を流すことが可能な縦型トランジスタが実現された。
この実施例のように、ウエル領域では、ドリフト領域からゲート電極に向かう軸に沿ってバンドギャップが小さくなっている。このアルミニウム組成によれば、トランジスタの耐圧を上昇させると共に、トランジスタのオン抵抗を低減することができる。
好適な実施例を説明したが、実施の形態は、上記の実施例に記載された特定の構成に限定されるものではなく、例えば、図11に示されるような組み合わせも用いることができる。再び図1を参照しながら、高耐圧および低オン抵抗な縦型トランジスタを実現する好適な組み合わせを説明する。
図12(A)に示されるように、縦型トランジスタ11のうちの窒化ガリウム系縦型トランジスタの一例では、ドリフト領域15はGaNからなり、ウエル領域19はAlGa1−YN(0<Y<1)からなり、ソース領域17はGaNなる。また、縦型トランジスタ11の別の一例では、ドリフト領域15はGaNからなり、ウエル領域19はAlNからなり、ソース領域17はGaNなる。これらのトランジスタは(GaN、AlGaN、GaN)または(GaN、AlN、GaN)の組み合わせを用いるので、結晶成長が容易である。また、ソース領域に用いるGaNでは良好な結晶性を容易に得ることができることから、低オン抵抗化が図れる。
図12(B)に示されるように、縦型トランジスタ11の一例では、ドリフト領域15の第1の窒化ガリウム系半導体はAlGa1−XN(0<X<1)からなり、ウエル領域19の第3の窒化ガリウム系半導体はAlGa1−YN(X<Y<1)からなり、ソース領域17の第2のIII族窒化物系半導体はAlGa1−ZN(0<Z≦Y)からなることが好ましい。
縦型トランジスタ11の一例では、ドリフト領域15の第1の窒化ガリウム系半導体はAlGa1−XN(0<X<1)からなり、ウエル領域19の第3のIII族窒化物系半導体はAlNからなり、ソース領域17の第2のIII族窒化物系半導体はAlGa1−ZN(0<Z≦1)からなることが好ましい。
窒化ガリウム系縦型トランジスタ11の一例では、ドリフト領域15の第1の窒化ガリウム系半導体はAlGa1−XN(0<X<1)からなり、ウエル領域19の第3の窒化ガリウム系半導体はAlGa1−YN(X<Y<1)からなり、ソース領域17の第2の窒化ガリウム系半導体はAlGa1−YNからなることが好ましい。
縦型トランジスタ11の一例では、ドリフト領域15の第1の窒化ガリウム系半導体はAlGaNからなり、ウエル領域19の第3の窒化ガリウム系半導体はAlNからなり、ソース領域17の第2のIII族窒化物系半導体はAlNからなることが好ましい。
縦型トランジスタ11の一例では、ドリフト領域15はGaNからなり、ウエル領域19はAlGa1−YN(0<Y<1)からなり、ソース領域17は、ウエル領域19のアルミニウム組成以下のアルミニウム組成を有するAlGa1−ZN(0<Z≦1)からなることが好ましい。
縦型トランジスタ11の一例では、ドリフト領域15はGaNからなり、ウエル領域19はAlNからなり、ソース領域17はAlGaNからなることが好ましい。
窒化ガリウム系縦型トランジスタ11の一例では、ドリフト領域15はGaNからなり、ウエル領域19はAlGa1−YN(0<Y<1)からなり、ソース領域17はAlGa1−YNからなることが好ましい。
縦型トランジスタ11の一例では、ドリフト領域15はGaNからなり、ウエル領域19はAlNからなり、ソース領域17はAlNからなることが好ましい。
これらのトランジスタは(GaN、AlGaN、GaN)または(GaN、AlN、GaN)の組み合わせを用いるので、各領域のAlGaNの組成を最適値に設計することで、格子定数の違いから生じる歪を低減することが可能となり、特性向上を図ることができる。
図12(C)に示されるように、縦型トランジスタ11のうちの窒化ガリウム系縦型トランジスタの一例では、ドリフト領域15はInGaNからなり、ウエル領域19は、ドリフト領域15のインジウム組成より小さいインジウム組成のInGaNからなり、ソース領域17は、ドリフト領域15のインジウム組成よりも大きなインジウム組成を有するInGaNからなる。窒化ガリウム系材料のなかで移動度の大きなInGaNを用いて、トランジスタの主要部を構成できる。優れたオン抵抗のトランジスタが提供される。
窒化ガリウム系縦型トランジスタの一例では、ドリフト領域15はInGaNからなり、ウエル領域19はGaNからなり、ソース領域17は、ドリフト領域15のインジウム組成よりも大きなインジウム組成を有するInGaNからなる。窒化ガリウム系材料のなかで移動度の大きなInGaNを用いて、ドリフト領域15およびソース領域17を構成できる。良好なオン抵抗のトランジスタが提供される。
III族窒化物系縦型トランジスタの一例では、ドリフト領域15はInGaNからなり、ウエル領域19はドリフト領域15のインジウム組成より小さいインジウム組成のInGaNからなり、ソース領域17はInNからなることができる。窒化ガリウム系材料のなかで移動度の大きなInGaNを用いて、ドリフト領域15およびウエル領域19を構成できる。また、有効質量が小さいInNを用いてソース領域17を構成できる。良好なオン抵抗のトランジスタが提供される。
窒化ガリウム系縦型トランジスタの一例では、ドリフト領域15はInNからなり、ウエル領域19はInGaNからなり、ソース領域17は、ウエル領域19のインジウム組成よりも大きなインジウム組成を有するInGaNからなることができる。窒化ガリウム系材料のなかで移動度の大きなInGaNを用いて、ウエル領域19およびソース領域17を構成できる。良好なオン抵抗のトランジスタが提供される。
III族窒化物系縦型トランジスタの一例では、ドリフト領域15はInGaNからなり、ウエル領域19はGaNからなり、ソース領域17はInNからなる。窒化ガリウム系材料のなかで移動度の大きなInGaNを用いて、ドリフト領域15を構成できる。また、有効質量が小さいInNを用いてドリフト領域15を構成できる。トランジスタのオン抵抗を低くできる。
III族窒化物系縦型トランジスタの一例では、ドリフト領域15はInNからなり、ウエル領域19はGaNからなり、ソース領域17はInGaNからなる。窒化ガリウム系材料のなかで移動度の大きなInGaNを用いて、ソース領域17を構成できる。また、有効質量が小さいInNを用いてドリフト領域17を構成できる。トランジスタのオン抵抗を低くできる。
III族窒化物系縦型トランジスタの一例は、ドリフト領域15はInNからなり、ウエル領域19はInGaNからなり、ソース領域17はInNからなる。窒化ガリウム系材料のなかで移動度の大きなInGaNを用いて、ウエル領域19を構成できる。また、有効質量が小さいInNを用いてドリフト領域15およびソース領域17を構成できる。トランジスタのオン抵抗を低くできる。
図12(D)に示されるように、縦型トランジスタ11によれば、ドリフト領域15はInGaNからなり、ウエル領域19はAlGaNまたはAlNからなり、ソース領域17はInGaNからなる。窒化ガリウム系材料のなかで移動度の大きなInGaNを用いてドリフト領域15およびソース領域17を構成できる。良好なオン抵抗のトランジスタが提供される。
縦型トランジスタ11によれば、ドリフト領域15はInGaNからなり、ウエル領域19はGaN、AlGaNまたはAlNからなり、ソース領域17はInNからなることができる。窒化ガリウム系材料のなかで移動度の大きなInGaNを用いて、ドリフト領域15を構成できる。また、有効質量が小さいInNを用いてソース領域17を構成できる。トランジスタのオン抵抗を低くできる。
縦型トランジスタ11によれば、ドリフト領域15はInGaNからなり、ウエル領域19はGaN、AlGaNまたはAlNからなり、ソース領域17はGaNからなる。窒化ガリウム系材料のなかで移動度の大きなInGaNを用いて、ドリフト領域15を構成できる。トランジスタのオン抵抗を低くできる。
縦型トランジスタ11によれば、ドリフト領域15はInNからなり、ウエル領域19はGaN、AlGaNまたはAlNからなり、ソース領域17はInGaNからなる。窒化ガリウム系材料のなかで移動度の大きなInGaNを用いて、ソース領域17を構成できる。トランジスタのオン抵抗を低くできる。
縦型トランジスタ11によれば、ドリフト領域15はInNからなり、ウエル領域19はGaN、AlGaNまたはAlNからなり、ソース領域17はInNからなる。有効質量が小さいInNを用いてドリフト領域15およびソース領域17を構成できる。トランジスタのオン抵抗を低くできる。
縦型トランジスタ11によれば、ドリフト領域15はInNからなり、ウエル領域19はGaN、AlGaNまたはAlNからなり、ソース領域17はGaNからなる。有効質量が小さいInNを用いてドリフト領域15を構成できる。
II族窒化物系縦型トランジスタ11では、ドリフト領域15第1のIII族窒化物系半導体はAlInGa1−A−BN(0≦A≦1、0≦B≦1)からなり、ウエル領域19の第3のIII族窒化物系半導体はAlInGa1−C−DN(0≦C≦1、0≦D≦1)からなり、ソース領域17の第2のIII族窒化物系半導体はAlInGa1−E−FN(0≦E≦1、0≦F≦1)からなり、第1〜第3のIII族窒化物系半導体の少なくともいずれか一つは、Al、In、GaおよびNを含む。AlGaNよりもワイドギャップのAlInGaNを用いて、高耐圧および低オン抵抗のIII族窒化物系縦型トランジスタを実現する好適な材料の組み合わせが提供される。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
図1は、第1の実施の形態に係るIII族窒化物系縦型トランジスタを示す図面である。 図2は、縦型トランジスタの動作を説明する図面である。 図3(A)〜図3(D)は、実施例1のためのトランジスタの作製を説明する図面である。 図4(A)〜図4(D)は、実施例1のためのトランジスタの作製を説明する図面である。 図5は、導電性基板のキャリア濃度とトランジスタのオン抵抗との関係を示す図面である。 図6は、ドリフト領域のキャリア濃度とトランジスタのオン抵抗および耐圧との関係を示す図面である。 図7(A)〜図7(E)は、実施例3のためのトランジスタの作製を説明する図面である。 図8(A)〜図8(D)は、実施例4のためのトランジスタの作製を説明する図面である。 図9(A)〜図9(C)は、実施例5のためのトランジスタの作製を説明する図面である。 図10(A)〜図10(C)は、ウエル領域のアルミニウム組成のいくつかの例を示す図面である。 図11は、本発明の実施の形態のための材料の組み合わせを示す図面である。 図12は、本発明の実施の形態のためのバンドダイアグラムを示す図面である。
符号の説明
11…III族窒化物系縦型トランジスタ、13…ドレイン領域、15…ドリフト領域、17…ソース領域、17a、17b…ソース領域側面、17c…ソース領域底面、17d…ソース領域表面、19…ウエル領域、19a…ウエル領域表面、21…ゲート電極、23…絶縁層、25…導電性支持基体、27、31…窒化ガリウム系エピタキシャル半導体層、29…ドレイン電極、35…ソース電極、41…GaN基板、43…n+−GaNバッファ層、45、45a…ドリフト層、45b、45c…凹部、47…マスク層、51、51a…AlGaN層、53…マスク層、51b、51c…凹部、61…絶縁層、63…ソース電極、65…ゲート電極、67…ドレイン電極、71…GaN基板、73…n+−GaNバッファ層、75…n−In0.2Ga0.8Nドリフト層、77…マスク層、75b、75c…凹部、81…GaN層、81b、81c…凹部、83…マスク層、87…InGaN層、91…GaN基板、93…n+−GaNバッファ層、95、95a…n型InGaNドリフト層、95b、95c…凹部、97…マスク層、99…p型GaN領域、101…マスク層、103…n+−GaN領域、111…GaN基板、113…n+−GaNバッファ層、115、115a…n−GaNドリフト層、117…マスク層、115b、115c…凹部、119…p型AlGa1−YN領域

Claims (16)

  1. ドレイン領域と、
    前記ドレイン領域上に設けられており第1のIII族窒化物系半導体から成る第1導電型のドリフト領域と、
    第1導電型を有しており第2のIII族窒化物系半導体から成るソース領域と、
    前記ソース領域と前記ドリフト領域との間に設けられており第3のIII族窒化物系半導体から成る第2導電型のウエル領域と、
    前記ウエル領域上に設けられており前記ドリフト領域と前記ソース領域との間の伝導を制御するためのゲート電極と、
    前記ウエル領域と前記ゲート電極との間に設けられた絶縁層と
    を備え、
    前記第3のIII族窒化物系半導体のバンドギャップは前記第1のIII族窒化物系半導体のバンドギャップより大きく、
    前記第3のIII族窒化物系半導体のバンドギャップは前記第2のIII族窒化物系半導体のバンドギャップ以上である、ことを特徴とする縦型トランジスタ。
  2. 前記ドレイン領域および前記ドリフト領域は、第1の面および第2の面を有する導電性支持基体と、前記導電性支持基体の前記第1の面上に設けられた一または複数のエピタキシャル半導体層とを含み、
    当該縦型トランジスタは、前記導電性支持基体の前記第2の面上に設けられたドレイン電極を更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載された縦型トランジスタ。
  3. 前記導電性支持基体はGaNから成る、ことを特徴とする請求項2に記載された縦型トランジスタ。
  4. 前記導電性支持基体はSiCから成る、ことを特徴とする請求項2に記載された縦型トランジスタ。
  5. 前記導電性支持基体は1×1018cm−3以上の第1導電型キャリア濃度を有する半導体から成る、ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
  6. 前記ドリフト領域の前記第1のIII族窒化物系半導体はAlGa1−XN(0≦X<1)からなり、
    前記ウエル領域の前記第3のIII族窒化物系半導体はAlGa1−YN(X<Y≦1)からなり、
    前記ソース領域の前記第2のIII族窒化物系半導体はAlGa1−ZN(0<Z≦Y)からなる、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
  7. 前記ドリフト領域の前記第1のIII族窒化物系半導体はGaNからなり、
    前記ウエル領域の前記第3のIII族窒化物系半導体はAlGa1−YN(0<Y≦1)からなり、
    前記ソース領域の前記第2のIII族窒化物系半導体はGaNなる、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
  8. 前記ドリフト領域の前記第1のIII族窒化物系半導体はInGa1−UN(0<U≦1)からなり、
    前記ウエル領域の前記第3のIII族窒化物系半導体はInGa1−VN(0≦V<U)からなり、
    前記ソース領域の前記第2のIII族窒化物系半導体はInGa1−WN(U<W≦1)からなる、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
  9. 前記ドリフト領域の前記第1のIII族窒化物系半導体はInGa1−UN(0≦U≦1)からなり、
    前記ウエル領域の前記第3のIII族窒化物系半導体はAlGa1−VN(0≦V≦1、但しU=0のとき0<V≦1)からなり、
    前記ソース領域の前記第2のIII族窒化物系半導体はInGa1−WN(0≦W≦1)からなる、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
  10. 前記ドリフト領域の前記第1のIII族窒化物系半導体はAlInGa1−A−BN(0≦A≦1、0≦B≦1)からなり、
    前記ウエル領域の前記第3のIII族窒化物系半導体はAlInGa1−C−DN(0≦C≦1、0≦D≦1)からなり、
    前記ソース領域の前記第2のIII族窒化物系半導体はAlInGa1−E−FN(0≦E≦1、0≦F≦1)からなり、
    前記第1〜第3のIII族窒化物系半導体の少なくともいずれか一つは、Al、In、GaおよびNを含む、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
  11. 前記ドレイン領域、前記ドリフト領域および前記ゲート電極は、所定の軸に沿って配置されており、
    前記ウエル領域のバンドギャップは、前記ドレイン領域から前記ゲート電極に向かう方向に前記所定の軸に沿って小さくなる、ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
  12. 前記ドリフト領域のキャリア濃度は、1×1015cm−3以上1×1017cm−3以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
  13. 前記ウエル領域は埋め込み成長により形成されている、ことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
  14. 前記ソース領域は埋め込み成長により形成されている、ことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
  15. 前記ソース領域は、不純物のイオン注入により導入することによって形成される、ことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
  16. 前記絶縁層は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、アルミナ、ガリウム酸化物、マグネシウム酸化物、スカンジウム酸化物、およびAlGa1−MN(0<M≦1)の少なくともいずれかからなる層を含む、ことを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか一項に記載された縦型トランジスタ。
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