JP2011009493A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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藤 泰 伸 斉
Tetsuya Ono
野 哲 也 大
Tomohiro Nitta
田 智 洋 新
Hiroshi Yoshioka
岡 啓 吉
Hidetoshi Fujimoto
本 英 俊 藤
Takao Noda
田 隆 夫 野
Yorito Kakiuchi
内 頼 人 垣
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Abstract

【課題】閾値バラつきが小さく、特性変動の少ない半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】エピタキシャル成長法を用いた選択再成長によりゲート領域以外のAlGaN層を厚くするリセス構造のノーマリーオフ型の窒化物半導体装置において、トラップ準位の多い、エピタキシャル成長層と選択再成長層との界面に高濃度ドープ層5またはプレーナドーピング層52を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関する。
スイッチング電源やインバータ回路などに用いられるスイッチング素子には高耐圧・低オン抵抗が求められる。スイッチング素子においては、耐圧とオン抵抗との間にトレードオフの関係がある。窒化物半導体を用いたスイッチング素子は、その優れた材料特性から、このようなトレードオフ関係を改善でき、そのため、低オン抵抗化と高耐圧化を同時に実現する可能性を有するものとして有望視されている。
窒化物系のスイッチング素子として一般的な構造は、AlGaN/GaNへテロ構造を用いた電界効果トランジスタである。しかしながら、この構造では不純物ドーピングをしなくてもキャリアが生成するため、ノーマリーオフ化が困難であった。この構造でノーマリーオフ化を実現しようとする場合、ゲート電極下のAlGaN層をエッチングにより他の部分よりも薄くするリセスゲート構造が用いられる。このような構造をとることで、ゲート直下の領域ではノーマリーオフ構造を実現し、その他の領域ではAlGaN/GaNへテロ構造に由来する低抵抗を実現することができ、結果的に低抵抗かつ高耐圧なノーマリーオフ窒化物半導体装置を実現することができる。
このような、リセス構造を用いたノーマリーオフ型の窒化物半導体装置では、ゲート直下のAlGaN層の厚さに対して閾値が非常に敏感に変動するために、製造プロセス中のエッチングばらつきが閾値のばらつきに直接反映されてしまうという問題があった。
このような問題に対し、ゲート領域以外のAlGaN層を、エピタキシャル成長法を用いた選択再成長により厚くすることで解決する方法が提案されている(例えば特許文献1)。
この解決方法によれば、ゲート直下のAlGaN層の厚さがエピタキシャル成長により決定されるため、エッチング法によるリセス構造に比べて厚みのばらつきが少なく、その結果、閾値バラつきを抑制することができる。
しかしながら、選択再成長界面には結晶欠陥等のトラップ準位が数多く存在することがあり、素子の動作状態においてこれらのトラップ準位に電子やホールが束縛され、これにより素子特性の変動が引き起こされる場合がある。
特開2008−124262号公報
本発明の目的は、閾値バラつきが小さく、特性変動の少ない半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、
ゲート形成領域を含む第1の領域と、前記第1の領域を間に挟む第2の領域と、を有する基板と、組成式AlGa1−XN(0≦X≦1)で表われる窒化物半導体で前記基板上に形成され、第1の禁制帯幅を有するアンドープの第1の半導体層と、組成式AlGa1−YN(0≦Y≦1、X≦Y)で表される窒化物半導体で前記第1の半導体層上に形成され、前記第1の禁制帯幅以上の第2の禁制帯幅を有する、アンドープまたはn型の不純物がドープされた第2の半導体層と、組成式AlGaN層(AlmGa1−mN(0≦m≦1、Y≦m))で表される窒化物半導体で前記第2の半導体層上の前記第2の領域に5nm以下の厚さで形成されて前記第2の禁制帯幅以上の第3の禁制帯幅を有する第3の半導体層と、組成式AlZGa1−ZN(0≦Z≦1、Y≦Z)で表される窒化物半導体で前記第3の半導体上に形成され、前記第2の禁制帯幅以上の第4の禁制帯幅を有する、アンドープまたはn型の不純物がドープされた第4の半導体層と、前記第4の半導体層上に形成され、前記第4の半導体層とオーミック接合しているソース電極およびドレイン電極と、前記第2の半導体層上の前記第1の領域に形成されるゲート電極と、を備える半導体装置が提供される。
また、本発明の第2の態様によれば、
ゲート形成領域を含む第1の領域と、前記第1の領域を間に挟む第2の領域と、を有する基板と、組成式AlGa1−XN(0≦X≦1)で表われる窒化物半導体で前記基板上に形成され、第1の禁制帯幅を有するアンドープの第1の半導体層と、組成式AlGa1−YN(0≦Y≦1、X≦Y)で表される窒化物半導体で前記第1の半導体層上に形成され、前記第1の禁制帯幅以上の第2の禁制帯幅を有する、アンドープまたはn型の不純物がドープされた第2の半導体層と、前記第2の半導体層上の前記第2の領域にn型ドーパントで形成される第3の半導体層と、組成式AlZGa1−ZN(0≦Z≦1、Y≦Z)で表される窒化物半導体を含んで前記第3の半導体上に形成され、前記第2の禁制帯幅以上の第4の禁制帯幅を有する、アンドープまたはn型の不純物がドープされた第4の半導体層と、前記第4の半導体層上に形成され、前記第4の半導体層とオーミック接合しているソース電極およびドレイン電極と、前記第2の半導体層上の前記第1の領域に形成されるゲート電極と、を備える半導体装置が提供される。
また、本発明の第3の態様によれば、
ゲート形成領域を含む第1の領域と、前記第1の領域を間に挟む第2の領域と、を有する基板と、組成式AlGa1−XN(0≦X≦1)で表われる窒化物半導体で前記基板上に形成され、第1の禁制帯幅を有するアンドープの第1の半導体層と、組成式GaNで表される窒化物半導体で前記第1の半導体層上に形成され、前記第1の禁制帯幅以上の第2の禁制帯幅を有する、アンドープまたはn型の不純物がドープされた第2の半導体層と、組成式AlGaN層(AlmGa1−mN(0≦m≦1)で表される窒化物半導体で前記第2の半導体層上の前記第2の領域に5nm以下の厚さで形成されて前記第2の禁制帯幅以上の第3の禁制帯幅を有する第3の半導体層と、前記第3の半導体層上に形成されたGaN層と、前記GaN層上に形成され、組成式AlZGa1−ZN(0≦Z≦1)で表され、前記第2の禁制帯幅以上の第4の禁制帯幅を有し、アンドープまたはn型の不純物がドープされた窒化物半導体層と、を含む積層体でなる第4の半導体層と、前記第4の半導体層上に形成され、前記第4の半導体層とオーミック接合しているソース電極およびドレイン電極と、前記第2の半導体層上の前記第1の領域に形成されるゲート電極と、を備える半導体装置が提供される。
さらに、本発明の第4の態様によれば、
ゲート形成領域を含む第1の領域と、前記第1の領域を間に挟む第2の領域と、を有する基板上に、組成式AlGa1−XN(0≦X≦1)で表わされる窒化物半導体をアンドープでエピタキシャル成長させて第1の禁制帯幅を有する第1の半導体層を形成する工程と、前記第1の半導体層上に、組成式AlGa1−YN(0≦Y≦1、X≦Y)で表される窒化物半導体をアンドープでまたはn型の不純物をドープしつつエピタキシャル成長させ、前記第1の禁制帯幅以上の第2の禁制帯幅を有する第2の半導体層を形成する工程と、フォトリソグラフィを用いたパターニングにより、前記第2の半導体層上の前記第1の領域にマスクを形成する工程と、前記第2の半導体層上の前記第2の領域に組成式AlGaN層(AlmGa1−mN(0≦m≦1、Y≦m))で表される窒化物半導体を、不純物をドープしつつ選択的にエピタキシャル成長させて前記第2の禁制帯幅以上の第3の禁制帯幅を有し、5nm以下の厚さを有する第3の半導体層を形成する工程と、前記第3の半導体層上に組成式AlZGa1−ZN(0≦Z≦1、Y≦Z)で表される窒化物半導体を、アンドープでまたは不純物をドープしつつ選択的にエピタキシャル成長させて前記第2の禁制帯幅以上の第4の禁制帯幅を有する第4の半導体層を形成する工程と、前記マスクを除去した後に前記第2の半導体層上の前記第1の領域にゲート電極を形成する工程と、前記第3の半導体層に電気的に接続するようにソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、を備える半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、閾値バラつきが小さく、特性変動の少ない半導体装置およびその製造方法が提供される。
本発明に係る半導体装置の第1の実施の形態の概略構成を示す略示断面図。 図1に示す半導体装置の製造方法を概略的に説明する略示断面図。 図1に示す半導体装置の製造方法を概略的に説明する略示断面図。 本発明に係る半導体装置の第2の実施の形態の概略構成を示す略示断面図。 本発明に係る半導体装置の第3の実施の形態の概略構成を示す略示断面図。 本発明に係る半導体装置の第4の実施の形態の概略構成を示す略示断面図。 本発明に係る半導体装置の第5の実施の形態の概略構成を示す略示断面図。 本発明に係る半導体装置の第6の実施の形態の概略構成を示す略示断面図。
以下、本発明の実施の形態のいくつかについて図面を参照しながら説明する。添付図面において、同一の部分には同一の参照番号を付し、その重複説明は必要な場合に限り行う。
(1)第1の実施の形態
図1は、本発明に係る半導体装置の第1の実施の形態の概略構成を示す略示断面図である。
本実施形態の窒化物半導体装置の特徴は、AlGaN層4上で、ゲート形成領域を含む領域R1を間に挟む領域R2に選択再成長により形成され、n型の不純物がドープされた薄いAlGaN層5を備え、これにより、AlGaN層4との界面にトラップされたキャリアを再放出し易くしている点にある。以下、装置の構成から説明する。
図1に示す半導体装置は、リセス構造を用いたノーマリーオフ型の窒化物半導体装置であり、基板Sと、基板S上に形成されたバッファ層2と、アンドープGaNチャネル層3と、AlGaN層4〜6と、ゲート電極EGと、ソース電極ESと、ドレイン電極EDとを備える。
基板Sおよびバッファ層2は、その上に結晶品質の良いGaN層が形成できるものであれば、その材質は問わない。
アンドープGaNチャネル層3は、バッファ層2の上に形成され、第1の禁制帯幅を有する。アンドープGaNチャネル層3は、本実施形態において、例えば第1の半導体層に対応し、この点は後述する第2乃至第6の実施の形態においても同様である。
AlGaN層4は、第1の禁制帯幅と同等またはこれよりも広い第2の禁制帯幅を有し、アンドープGaNチャネル層3の上に、例えばAl組成25%で形成される。AlGaN層4は、そのままの状態ではアンドープGaNチャネル層3との界面で2次元電子ガス2DEG(2 Dimensional Electron Gas:2次元電子ガス)が生成されない厚さで形成される。
AlGaN層5は、AlGaN層4上の領域R2に、AlGaN層4と同一またはこれよりも広い禁制帯幅を有し、n型の不純物が高濃度でドープされ、例えばAl組成25%で選択再成長により形成される。n型ドーパントの濃度としては、1×1018cm−3以上が望ましい。AlGaN層5の厚さは5nm以下であることが望ましい。その理由は後述する。
AlGaN層6は、AlGaN層5上でAlGaN層5と同様にAlGaN層4と同一またはこれよりも広い禁制帯幅を有し、n型の不純物がドープされて例えばAl組成25%で選択再成長法により形成される。
ここで、AlGaN層6は、アンドープGaNチャネル層3とAlGaN層4との界面に2DEGを発生させるために充分な厚さ、例えば20nmで形成される。AlGaN層4は、本実施形態において、例えば第2の半導体層に対応する。この点は、後述する第2、第3および第6の実施の形態においても同様である。また、AlGaN層5は、本実施形態において第3の半導体層に対応する。この点は、後述する第4乃至第6の実施の形態においても同様である。さらに、AlGaN層6は、本実施形態において、例えば第4の半導体層に対応する。この点は、後述する第2乃至第4および第6の実施の形態においても同様である。
ゲート電極EGは、本実施形態において、領域R1内で絶縁膜11を介して、エピタキシャル成長により形成されたAlGaN層4上に形成されたMIS(Metal Insulator Semiconductor)電極である。この点は、以下の第2乃至第5の実施の形態においても実質的に同様である。なお、第4および第5の実施の形態ではGaN層41上に形成される。
ソース・ドレイン電極ES,EDは、AlGaN層6上の領域R2内で、AlGaN層5との間でオーミック接合をなすように形成される。なお、本実施形態において、領域R1,R2は、例えば第1および第2の領域にそれぞれ対応する。この点は第2乃至第6の実施の形態においても同様である。
図1に示す構造において、AlGaN層4〜6でなる積層体全体で考えると、ゲート電極EG直下の領域R1でAlGaN層の膜厚が薄くなっているため、AlGaN層4とAlGaN層5との界面では2DEGが発生しない。このため、本実施形態の窒化物半導体装置は、ノーマリーオフの素子になる。また、トランジスタの閾値はAlGaN層4の膜厚に依存して決定されるため、エッチングによりリセス構造を実現する場合と比較して均一な閾値を実現することができる。この一方、領域R1を間に挟む領域R2では、AlGaN層4,5が選択再成長されているために、積層体としてのAlGaN層がAlGaN層4〜6の合計として厚くなっている。このため、2DEGは、アンドープGaNチャネル層3とAlGaN層4との界面で発生する。この結果、素子の低抵抗化を実現することができる。
本実施形態によれば、選択再成長により領域R2に形成されるエピタキシャル成長層において、AlGaN層4に接するようにn型ドーパントが高濃度でドープされた薄いAlGaN層5を備えるので、AlGaN層5からの電子により選択再成長面におけるトラップ準位が補償される。これによりキャリア捕獲が起こり難くなり、特性変動の少ない窒化物半導体素子を実現することが可能になる。
図1に示す窒化物半導体装置の製造方法について図2および図3を参照しながら簡単に説明する。
まず、図2(a)に示すように、既知の製造方法により、基板S上にバッファ層2、アンドープGaNチャネル層3および4をエピタキシャル成長により順次に形成する。
次に、一旦エピタキシャル成長装置(以下、単に「エピ炉」という)から基板Sを取り出し、図2(b)に示すように、AlGaN層4上の領域R1に、フォトリソグラフィを用いたパターニングにより例えばSiOを材料とするマスクMを形成する。ここで、領域Rのサイズは、ゲート電極EGの底面のサイズに、絶縁膜11を形成するためのマージンを加えることにより決定される。
続いて、基板Sを再度エピ炉に戻して再びエピタキシャル成長を行う。このとき、マスクMにより、ゲート電極形成領域に対応する領域R1以外の領域R2に窓が開けられることになるので、領域R1を間に挟む領域R2にAlGaN層が選択的に再成長する。このとき、図3(a)に示すように、n型の不純物を高濃度ドープしながらエピタキシャル成長によりAlGaN層5を形成する。AlGaN層5の膜厚が厚いと、AlGaN層5を経由して導電経路が形成されてしまい、耐圧が低下してしまう。このため、AlGaN層5は空乏化してフリーキャリアが存在しない程度の厚さにする必要があり、具体的には、5nm以下が望ましい。
次いで、図3(b)に示すように、n型の不純物をドープしつつ、AlGaN層5の上にAlGaN層6を選択再成長により形成する。
その後は、マスクMを除去して既知の製造方法により、絶縁膜11を介してゲート電極EGを領域R1内に形成し、AlGaN層6の上にソース・ドレインの電極ES、EDを、それぞれAlGaN層6にオーミック接合するように形成する。
従来、リセス構造の窒化物半導体装置では、再成長界面に、AlGaNの薄い酸化層や不純物、結晶欠陥などに起因するトラップ準位等が形成されやすかった。このようなトラップ準位の存在は、キャリアがトラップされたり、放出されたりするなどにより素子特性変動の原因になっていた。また、トラップ経由で導電経路が形成され、リーク電流の増加や耐圧低下を引き起こすという問題もあった。
本実施形態によれば、AlGaN層4上にn型不純物を高濃度にドープした薄いAlGaN層5が設けられているので、選択再成長界面のトラップ準位を、高濃度ドープ層により補償する。これによりキャリア捕獲が起こり難くなり、特性変動の少ない窒化物半導体素子を実現することが可能になる。
(2)第2の実施の形態
図4は、本発明に係る半導体装置の第2の実施の形態の概略構成を示す略示断面図である。図4に示す窒化物半導体装置は、図1に示すAlGaN層5に代えて、n型ドーパント、例えばSiを数原子分だけ層成長させたプレーナドーピング層52を備える。このようなプレーナドーピング層52によっても、この部分にトラップされたキャリアが再放出し易くなるので、上述した第1の実施の形態と同様に、特性変動の少ない窒化物半導体装置が提供される。本実施形態において、プレーナドーピング層52は、例えば第3の半導体層に対応する。
(3)第3の実施の形態
図5は、本発明に係る半導体装置の第3の実施の形態の概略構成を示す略示断面図である。図5に示す窒化物半導体装置は、図1に示すAlGaN層5に代えて、ノンドープまたはn型の不純物がドープされた、0.2nm乃至2nmの厚さを有するAlN層53を備える。本実施形態において、AlN層53は例えば第3の半導体層に対応する。
AlN層の場合は、ドーピングされていない場合でも下層のAlGaN層4よりもバンドギャップが大きく、半導体中の伝導帯を持ち上げるためにバリア効果が得られる。これにより、再成長界面近傍の結晶性の悪い部分にキャリアが飛び込むことを抑制できる。不純物をAlN層53にドーピングした場合は、AlN層のバリア効果とドーピングによる補償効果の両方が得られる。また、AlN層53の強い分極電界により、AlGaNを用いた場合に比べて再成長面直下の2DEG濃度が高くなり、オン抵抗がより低くなるという副次的な効果も期待できる。
(4)第4の実施の形態
図6は、本発明に係る半導体装置の第4の実施の形態の概略構成を示す略示断面図である。図6に示す窒化物半導体装置は、図1に示す窒化物半導体装置のAlGaN層4に代えて、Alの組成が0%であるGaN層41を備える。このため、本実施形態において、2DEGはGaN層41とAlGaN層5との間に発生する。GaN層41は、本実施形態において、例えば第2の半導体層に対応する。
SiのMOSFETと同様に、本実施形態の半導体装置は、ゲートに電圧がかかっていない状態ではゲート電極EGの直下に電荷が存在しないためオフ状態であるが、ゲートに電圧が印加されるとゲート電極EG直下の絶縁膜11とGaN層41との界面に電荷が発生し、これによりオン状態が実現する。本実施形態では、ゲート電極EGの直下にはAlGaN/GaNの界面が存在せず、2DEGが発生しない構造になっている。このため、図1に示した第1の実施の形態と比較して、より確実なノーマリーオフ素子を実現することができる。この場合でも不純物が高濃度にドープされたAlGaN層5により再成長界面のトラップが補償されているため、特性の安定した素子を実現することができる。
(5)第5の実施の形態
図7は、本発明に係る半導体装置の第5の実施の形態の概略構成を示す略示断面図である。図7に示す窒化物半導体装置は、前述した第4の実施の形態と同様にAlの組成が0%であるGaN層41がアンドープGaNチャネル層3の上に形成されている。さらに、本実施形態の窒化物半導体装置は、上述した各実施形態におけるAlGaN層6に代えて、GaN層と、AlGaN層4と同一またはこれよりも広い禁制帯幅を有するAlGaN層と、の2つの半導体層を順次に形成してなる積層体61を備える。これにより、2DEGが積層体61中のGaN層とAlGaN層との界面に発生する。本実施形態において、積層体61は、例えば第4の半導体層に対応する。
このように、本実施形態では、他の実施の形態とは異なり、2DEGが発生する位置が、リセスの底面から下のエピタキシャル成長層と選択再成長層との界面ではないので、2DEGが良好な特性を有し、2DEGが発生する部分での低抵抗化が期待できる。この一方、ゲートに関しては、ゲート電極EGに電圧が印加されていない状態ではゲート電極EGの直下の領域に電荷が存在しないためオフ状態であるが、ゲート電極EGに電圧を印加してゲート電極EG直下の絶縁膜11とGaN層41との界面に電荷を発生させることでオン状態が実現される。
本実施形態においても、選択再成長層であるAlGaN層5が高濃度にドーピングされているので、選択再成長面のトラップ準位が補償される。その結果、さらに特性の安定した窒化物半導体装置が実現される。
(6)第6の実施の形態
図8は、本発明に係る半導体装置の第6の実施の形態の概略構成を示す略示断面図である。図1との対比により明らかなように、本実施形態の特徴は、ゲート電極EGとして、MIS電極ではなく、ショットキー電極を用いている点にある。この場合、再成長界面の高濃度AlGaN層5にショットキー電極が接触してしまうと大きなリーク電流が発生してしまうため、高濃度AlGaN層5とショットキー電極とが直接接触しないよう、図8に示すように、絶縁膜13により絶縁されていることが必要である。
(7)その他
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記形態に限るものでは決してなく、その技術的範囲内で種々変形して実施できることは勿論である。
例えば上述した実施の形態では、AlGaN/GaNの組み合わせで説明したが、GaN/InGaNやAlN/AlGaNなどの組み合わせでも実施可能である。
また、上述した実施の形態では、AlGaN層5にn型の不純物がドープされる場合について説明したが、これに限ることなく、n型の不純物およびp型の不純物の双方をドープしてもよい。
さらに、バッファ層2については、その上に結晶品質の良いGaN層が形成できるものであればその構造や厚さは問わない。
2:バッファ層
2DEG:2次元電子ガス
3:アンドープGaNチャネル層
4:AlGaN層
5:AlGaN層
6:AlGaN層
11,13:絶縁膜
12:ショットキーゲート電極
41:GaN層
52:Siプレーナドープ層
53:AlN層
61:GaN層/AlGaN層
ES:ソース電極
ED:ドレイン電極
EG:ゲート電極
M:マスク
R1,R2:領域
S:基板

Claims (5)

  1. ゲート形成領域を含む第1の領域と、前記第1の領域を間に挟む第2の領域と、を有する基板と、
    組成式AlGa1−XN(0≦X≦1)で表われる窒化物半導体で前記基板上に形成され、第1の禁制帯幅を有するアンドープの第1の半導体層と、
    組成式AlGa1−YN(0≦Y≦1、X≦Y)で表される窒化物半導体で前記第1の半導体層上に形成され、前記第1の禁制帯幅以上の第2の禁制帯幅を有する、アンドープまたはn型の不純物がドープされた第2の半導体層と、
    組成式AlGaN層(AlmGa1−mN(0≦m≦1、Y≦m))で表される窒化物半導体で前記第2の半導体層上の前記第2の領域に5nm以下の厚さで形成されて前記第2の禁制帯幅以上の第3の禁制帯幅を有する第3の半導体層と、
    組成式AlZGa1−ZN(0≦Z≦1、Y≦Z)で表される窒化物半導体で前記第3の半導体上に形成され、前記第2の禁制帯幅以上の第4の禁制帯幅を有する、アンドープまたはn型の不純物がドープされた第4の半導体層と、
    前記第4の半導体層上に形成され、前記第4の半導体層とオーミック接合しているソース電極およびドレイン電極と、
    前記第2の半導体層上の前記第1の領域に形成されるゲート電極と、
    を備える半導体装置。
  2. 前記第3の半導体層は、n型の不純物、またはn型およびp型の不純物がドーピングされていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. ゲート形成領域を含む第1の領域と、前記第1の領域を間に挟む第2の領域と、を有する基板と、
    組成式AlGa1−XN(0≦X≦1)で表われる窒化物半導体で前記基板上に形成され、第1の禁制帯幅を有するアンドープの第1の半導体層と、
    組成式AlGa1−YN(0≦Y≦1、X≦Y)で表される窒化物半導体で前記第1の半導体層上に形成され、前記第1の禁制帯幅以上の第2の禁制帯幅を有する、アンドープまたはn型の不純物がドープされた第2の半導体層と、
    前記第2の半導体層上の前記第2の領域にn型ドーパントで形成される第3の半導体層と、
    組成式AlZGa1−ZN(0≦Z≦1、Y≦Z)で表される窒化物半導体を含んで前記第3の半導体上に形成され、前記第2の禁制帯幅以上の第4の禁制帯幅を有する、アンドープまたはn型の不純物がドープされた第4の半導体層と、
    前記第4の半導体層上に形成され、前記第4の半導体層とオーミック接合しているソース電極およびドレイン電極と、
    前記第2の半導体層上の前記第1の領域に形成されるゲート電極と、
    を備える半導体装置。
  4. ゲート形成領域を含む第1の領域と、前記第1の領域を間に挟む第2の領域と、を有する基板と、
    組成式AlGa1−XN(0≦X≦1)で表われる窒化物半導体で前記基板上に形成され、第1の禁制帯幅を有するアンドープの第1の半導体層と、
    組成式GaNで表される窒化物半導体で前記第1の半導体層上に形成され、前記第1の禁制帯幅以上の第2の禁制帯幅を有する、アンドープまたはn型の不純物がドープされた第2の半導体層と、
    組成式AlGaN層(AlmGa1−mN(0≦m≦1)で表される窒化物半導体で前記第2の半導体層上の前記第2の領域に5nm以下の厚さで形成されて前記第2の禁制帯幅以上の第3の禁制帯幅を有する第3の半導体層と、
    前記第3の半導体層上に形成されたGaN層と、前記GaN層上に形成され、組成式AlZGa1−ZN(0≦Z≦1)で表され、前記第2の禁制帯幅以上の第4の禁制帯幅を有し、アンドープまたはn型の不純物がドープされた窒化物半導体層と、を含む積層体でなる第4の半導体層と、
    前記第4の半導体層上に形成され、前記第4の半導体層とオーミック接合しているソース電極およびドレイン電極と、
    前記第2の半導体層上の前記第1の領域に形成されるゲート電極と、
    を備える半導体装置。
  5. ゲート形成領域を含む第1の領域と、前記第1の領域を間に挟む第2の領域と、を有する基板上に、組成式AlGa1−XN(0≦X≦1)で表わされる窒化物半導体をアンドープでエピタキシャル成長させて第1の禁制帯幅を有する第1の半導体層を形成する工程と、
    前記第1の半導体層上に、組成式AlGa1−YN(0≦Y≦1、X≦Y)で表される窒化物半導体をアンドープでまたはn型の不純物をドープしつつエピタキシャル成長させ、前記第1の禁制帯幅以上の第2の禁制帯幅を有する第2の半導体層を形成する工程と、
    フォトリソグラフィを用いたパターニングにより、前記第2の半導体層上の前記第1の領域にマスクを形成する工程と、
    前記第2の半導体層上の前記第2の領域に組成式AlGaN層(AlmGa1−mN(0≦m≦1、Y≦m))で表される窒化物半導体を、不純物をドープしつつ選択的にエピタキシャル成長させて前記第2の禁制帯幅以上の第3の禁制帯幅を有し、5nm以下の厚さを有する第3の半導体層を形成する工程と、
    前記第3の半導体層上に組成式AlZGa1−ZN(0≦Z≦1、Y≦Z)で表される窒化物半導体を、アンドープでまたは不純物をドープしつつ選択的にエピタキシャル成長させて前記第2の禁制帯幅以上の第4の禁制帯幅を有する第4の半導体層を形成する工程と、
    前記マスクを除去した後に前記第2の半導体層上の前記第1の領域にゲート電極を形成する工程と、
    前記第3の半導体層に電気的に接続するようにソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、
    を備える半導体装置の製造方法。
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