JP4904177B2 - カーポート - Google Patents

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Description

本発明は、支柱に梁を取付け屋根体を支持してなるカーポートに関し、特に屋根体を構成する枠にフィン部を設け、該フィン部に雨水等が溜まることを防止できるカーポートに関する。
従来、地面に立設した支柱に梁を取付けてフレーム材を構成し、フレーム材の上部に屋根体を固定してなるカーポートが用いられている。このカーポートは、少なくとも前方と後方にそれぞれフレーム材が立設され、湾曲状または平面状に形成された屋根体が、支柱側の縁が最下部となるように配置されて前後のフレーム材に支持される。また屋根体は、前後枠と左右側枠とを略方形状に枠組みした枠体内に、横方向に細長いパネル材を前後方向に複数枚取付けて構成され、屋根体に降った雨水を排水するために、前後枠と左右側枠にはそれぞれ集水樋が一体または別体として設けられる。各集水樋に流れ込んだ水は、全て最下部となる支柱側の縁に相当する枠の集水樋に向かって流れるように構成されており、また支柱側の縁に相当する枠において集水樋の水が、後方に設けられる雨樋に向かって流れるように、屋根体には前後方向に若干の勾配をつけるように施工していた。このようなカーポートとしては例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2005−282179号公報
ここで、枠体の意匠性を向上させるために、側面の長手方向に沿ってフィン部を設けることがある。この場合、枠体のコーナー部に設けられるコーナー部材との間に段差が生じるため、フィン部の上面に降った雨水が、段差部分に溜まるという問題がある。段差部分に雨水が溜まると、雨が上がった後になって水滴が屋根体から落ちてきたり、あるいは水が長時間残ってしまうことにより水苔等が生じて意匠性を損ねることがあった。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、枠体の側面にフィン部を設けても、その上面に水が滞留することを防止することのできるカーポートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るカーポートは、支柱に梁を設けてなるフレーム材と、該フレーム材の梁に支持される屋根体とからなるカーポートにおいて、
前記屋根体は前後枠及び左右側枠を略方形状に枠組みした枠体内にパネル体を納めて構成されると共に、前記フレーム材の梁に支持されることで左右方向及び/または前後方向に傾斜して配置され、前記枠体を構成する前後枠及び左右側枠は外側面にそれぞれ長手方向に沿って延びるフィン部が形成され、
前記枠体には前記前後枠と左右側枠とを接合する角部にそれぞれコーナー部材が取付けられ、該コーナー部材は前記前後枠のフィン部と前記左右側枠のフィン部とを連続状とするコーナーフィン部を有すると共に、前記コーナー部材を取付けられた枠体は、前記フィン部から前記コーナーフィン部側に流れる水を集水し排水する集水孔を有してなることを特徴として構成されている。
また、本発明に係るカーポートは、前記コーナー部材のコーナーフィン部には前記枠体のフィン部の端部を納める収納部が形成され、該収納部には前記フィン部の端面を一辺とする開口部を形成する開口構成部と、前記開口部と連通し前記フィン部の下側において開口する排水部が形成され、前記開口部と排水部により前記集水孔を構成することを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係るカーポートは、前記開口構成部は前記フィン部の端面と対向する面を前記フィン部の端面側に向かって下方傾斜状となる傾斜面として形成したことを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係るカーポートは、前記屋根体は前枠から後枠に向かう下方傾斜状に配置され、前記後枠には集水樋が設けられ、前記後枠に設けられるコーナー部材は前記後枠と左右側枠とを接合させる接合部と、前記後枠に設けられる集水樋の端面を塞ぐ塞ぎ部とが一体的に形成され、
前記塞ぎ部の上面には前記コーナーフィン部が延設され前記フィン部の端部付近が載置される受部が形成され、該受部は前記フィン部の端部よりも後方側に前記フィン部の端面と対向する壁部を有し、該壁部と隣接する前記側枠側の接合部には、前記フィン部の端面と前記壁部とが向かい合う領域と前記集水樋とを連通させる貫通孔が形成され、前記フィン部の端面と前記壁部とが向かい合う領域と前記貫通孔により前記集水孔を構成することを特徴として構成されている。
そして、本発明に係るカーポートは、前記壁部は前記コーナーフィン部の根元側から先端側に向かって前記フィン部の端面に近づく傾斜面として形成したことを特徴として構成されている。
本発明に係るカーポートによれば、枠体には前後枠と左右側枠とを接合する角部にそれぞれコーナー部材が取付けられ、コーナー部材を取付けられた枠体は前後枠のフィン部と左右側枠のフィン部とを連続状とするコーナーフィン部と、フィン部からコーナーフィン部側に流れる水を集水し排水する集水孔とを有してなることにより、フィン部とコーナー部材の間に溜まる水を集水孔を介して排水することができるので、枠体の側面にフィン部を設けても、その上面に水が滞留することを防止することができる。
また、本発明に係るカーポートによれば、コーナー部材のコーナーフィン部には枠体のフィン部の端部を納める収納部が形成され、収納部にはフィン部の端面を一辺とする開口部を形成する開口構成部と、開口部と連通しフィン部の下側において開口する排水部が形成され、開口部と排水部により集水孔を構成することにより、コーナー部材を枠体に取付けることでフィン部との間で集水孔を形成することができ、簡易な構成で確実に水を排水できる集水孔を形成することができる。
さらに、本発明に係るカーポートによれば、開口構成部はフィン部の端面と対向する面をフィン部の端面側に向かって下方傾斜状となる傾斜面として形成したことにより、コーナー部材側に流れてきた水を確実に排水部に導くことができ、効率よく排水を行うことができる。
さらにまた、本発明に係るカーポートによれば、塞ぎ部の上面にはコーナーフィン部が延設されフィン部の端部付近が載置される受部が形成され、受部はフィン部の端部よりも後方側にフィン部の端面と対向する壁部を有し、壁部と隣接する側枠側の接合部には、フィン部の端面と壁部とが向かい合う領域と集水樋とを連通させる貫通孔が形成され、フィン部の端面と壁部とが向かい合う領域と貫通孔により集水孔を構成することにより、フィン部の水を集水樋に導いて排水することができるので、フィン部とコーナー部材の間に溜まる水を下方に滴下させることなく排水することができる。
そして、本発明に係るカーポートによれば、壁部はコーナーフィン部の根元側から先端側に向かってフィン部の端面に近づく傾斜面として形成したことにより、コーナー部材側に流れてきた水を確実に集水孔に導くことができ、効率よく排水を行うことができる。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1は本実施形態におけるカーポートの正面図であり、図2は側面図である。これら各図に示すように、本実施形態におけるカーポートは、地面に立設される支柱3に梁4を片持ち状に設けてなる前フレーム材1と後フレーム材2とを前後方向に並設し、前フレーム材1と後フレーム材2の各梁4によって屋根体5を支持してなるものである。
支柱1や梁2はアルミの押出型材からなり、断面中空状に形成されている。梁2は直線状に形成されると共に、支柱1との連結部分から先端部分に向かって上り傾斜状となるように取付けられている。また、前フレーム材1の支柱3は、後フレーム材2の支柱3よりも高くなるように形成されている。屋根体5は略方形の平面状となるように形成されており、前フレーム材1及び後フレーム材2に支持されることで、後側の支柱3側角部が最下部となり、それと対角である前側の梁4先端部側角部が最上部となるように傾斜状に配置される。
屋根体5は、前枠11と後枠12及び左右の側枠13、13を方形状に枠組みしてなる枠体10内に、複数のパネル材14を納めて略平面状となるように構成されている。前枠11と後枠12及び左右の側枠13、13は、アルミの押出型材からなると共に、断面中空状に形成されている。
枠体10を構成する前枠11と後枠12及び左右の側枠13のうち、後枠12には後述するように集水樋12aが一体的に形成されている。また、後フレーム材2の支柱3には、雨樋30が設けられると共に、集水樋12aと雨樋30とは連結樋31によって連結されている。屋根体5に降った雨は、傾斜に沿って屋根体5の後方、特に最下部となっている後側の支柱3側角部に向かって流れ、後枠12の集水樋12aに水が導かれる。集水樋12aに導かれた水は、連結樋31を介して雨樋30に導かれ、そこから外部に排水される。
次に、屋根体5の構成についてより詳細に説明する。図3には、カーポートの平面図を示している。屋根体5は前述のように前枠11と後枠12及び左右の側枠13、13を方形状に枠組みした枠体10によって外形状が構成されており、この枠体10内に骨組みを構成する各部材が格子状に設けられており、さらにそれら部材に支持されるように透明板からなる複数のパネル材14が設けられている。
図3に示すように上方から見ると、前枠11から後枠12に渡るように垂木押さえ材24が3本平行に設けられており、また垂木押さえ材24の配設方向と直交しその下方を潜って左右の側枠13間に渡るように中桟21が6本平行に設けられており、さらに前後方向の中央位置には、中桟21と平行となるように中間垂木押さえ材25が設けられている。
パネル材14が納められる区画は、カーポートの前後方向に延びる垂木22と、カーポートの左右方向に延びる中間垂木23によって区切られており、パネル材14は、垂木押さえ材24と中間垂木押さえ材25、及び各枠の押さえ部によって周縁部を上方から押さえられ、固定される。このため、各パネル材14はカーポートの前後方向に細長い長方形状に形成され、これが各区画毎に納められ固定されることでカーポートの横方向に併設され、屋根体5の平面部分を構成している。
図4には、図3のA−A断面図を示している。なお、この図では前フレーム材1と後フレーム材2は省略している。図4に示すように、前枠11から後枠12に渡るように母屋20が設けられている。図示しないが母屋20の下面は前フレーム材1と後フレーム材2の支柱3の上面にネジ止めされ、支持固定される。母屋20の上面には、それと直交するように複数の中桟21が所定間隔でネジ止め固定される。中桟21は、断面中空状に形成された本体部21aと、本体部21aの底面が延出され母屋20の上面に当接してネジ止めされる母屋固定部21bと、本体部21aの側面が上方に突出した突出部21cとを有している。突出部21cの上端部はパネル材14の下面に当接し、これを下方から支持する。
屋根体5の前後方向中央部には、中桟21と平行となるように中間垂木23が設けられる。中間垂木23は、前側と後側にそれぞれ中桟21と同様の形状からなる中空部23aを有し、2つの中空部23a間に長手方向に溝部23bが2つ形成されている。また、2つの溝部23bの間には上方に突出する固定部23cを有し、固定部23cには中間垂木押さえ材25がネジ止め固定される。中間垂木押さえ材25は、固定部23cにネジ止めされる中央部を頂点としたなだらかな山形形状に形成され、両端部がそれぞれパネル材14の周縁部を弾性的に押圧保持している。
また、前枠11から中間垂木23に渡って、母屋20の上方にそれと平行となるように垂木22が設けられる。後枠12から中間垂木23に渡っても同様に垂木22が設けられる。垂木22は、中桟21の本体部21aの上面に載置され、これらにネジ止め固定されると共に下方から支持される。また、垂木22の中間垂木23側端部は、中間垂木23の中空部23a上面に載置され、これもネジ止め固定されている。垂木22の上方にはパネル材14が配設され、さらにパネル材14の上方には垂木押さえ材24が設けられ、これら垂木22と垂木押さえ材24によってパネル材14の周縁部の上下面が挟持され固定されている。
垂木押さえ材24は、前枠11から後枠12までの略全長に渡って設けられており、前枠11側の前側材24aと、後枠12側の後側材24bとの二部材に分割されている。前側材24aは、前枠11から中間垂木23の上部及びその更に後枠12側まで延びている。すなわち垂木押さえ材24の分割位置は、中間垂木23よりも若干後枠12側となるように形成されている。
前枠11は、母屋20に下面が当接する溝部11aと、前枠11の上面を構成する前枠押さえ部11bと、溝部11aの後側に設けられる中空部11cとを備えている。前枠押さえ部11bの端部には水密材が設けられ、パネル材14の前面側周縁部の上面を上方から押さえて固定する。この前枠押さえ部11bとパネル材14によって、前枠11の上面が覆われており、前枠11には上方に開放し雨水を集水する集水樋は形成されていない。
溝部11aの後側側面の上端部は、中桟21の突出部21cと略同じ高さに形成されており、パネル材14の下面に当接してこれを下方から支持する。また、中空部11cは、中桟21の本体部21aと略同様の断面中空状に形成され、垂木22の前側端部が載置されてネジ止め固定される。
前枠11の前面には、上端部に上フィン部11dが、下端部に下フィン部11eが、それぞれ形成される。上フィン部11dと下フィン部11eは、それぞれ前枠11の長手方向略全長に渡って形成される。
後枠12は、下方に向かって張出し、上方開放状の開口部12bを有するように形成された集水樋12aを有している。集水樋12aは、パネル材14または母屋20内を後方側に向かって流れた水を集水するもので、前述のようにここに集水された水は連結樋31を介して後フレーム材2に設けられた雨樋30に導かれ排水される。また、後枠12の母屋20と連結される位置には、開口部12b付近に開き止め部品29eが設けられ、後枠12の後端面を保持するようにしている。
後枠12の後面にも、前枠11の前面と同じ高さ位置に、それぞれ上フィン部12cと下フィン部12dが設けられる。上フィン部12cと下フィン部12dは、それぞれ後枠12の長手方向略全長に渡って形成される。
また、母屋20の後側端部近傍の上面には、後端部材15が取付けられる。後端部材15は、垂木22の後側端部を載置させネジ止め固定される中空部15aと、中空部15aの後面が上方に突出して形成されパネル材14を下方から支持する突出部15bと、パネル材14の後端周縁部を上方から押さえる押さえ部15cとを有している。
パネル材14に降った雨は、屋根体5が後側に向かって下方傾斜状に配置されていることにより、後側に向かって流れる。パネル材14は中間垂木23の位置で分割されているものの、中間垂木押さえ材25はゆるやかな山形形状に形成され、水密材等を介することなく直接パネル材14を弾性的に押圧していることにより、前側のパネル材14からの水は、中間垂木押さえ材25の上面を伝わって後側のパネル材14に流れることができる。さらに、後側のパネル材14を流れる水は、その後端部から後枠12の開口部12bを介して集水樋12aに導かれる。
図5には、図3のB−B断面図を示している。この図に示すように母屋20は、スペーサ35を介して梁4の上面に対してネジ止め固定されている。また、母屋20の断面形状は、内部が中空状に形成されると共に、上面には長手方向に沿って溝部20aが形成されている。母屋20の上面には、前述のように中桟21がネジ止めされており、この中桟21は1つの部材で左右の側枠13、13間を渡るように形成されている。また、中桟21の突出部21cは、中桟21の上部に所定間隔毎に設けられる垂木22、22間に渡るように設けられている。
垂木22は、左右両側端部にそれぞれパネル材14を下方から保持する保持部22aが形成されており、水密材を介してパネル材14を保持している。また、垂木22の中央部には上方に向かって突出する固定部22bが形成されており、この固定部22bに対して垂木押さえ材24がネジ止め固定される。垂木押さえ材24は、中央部が垂木22の固定部22bに対してネジ止めされると共に、左右両側端部にそれぞれパネル材14を上方から保持する保持部24cが形成されており、水密材を介してパネル材14を保持している。パネル材14の周縁部は、これら垂木22の保持部22aと垂木押さえ材24の保持部24cによって、水密材を介して上下から挟持され固定されている。
側枠13は断面中空状に形成され、内部に溝部13aが形成されると共に、上部には側枠用垂木16と側枠押さえ材17とが設けられてパネル材14を挟持固定している。前枠11と同様に側枠13についても、側枠押さえ材17によってその上面が構成されており、側枠13には上方に開放し雨水を集水する集水樋は形成されていない。また、側枠13は、支柱3側においては支柱3に対して側枠固定材36を介してネジ止め固定される。一方、梁4の先端側においては梁4に対して母屋20と同様にスペーサ35を介してネジ止め固定される。
側枠用垂木16は、垂木22の左右片側だけを取り出したような形状に形成されており、パネル材14を下方から水密材を介して保持する保持部16aと、側枠押さえ材17をネジ止めさせる固定部16bとを有している。また、側枠押さえ材17は、側枠用垂木16の固定部16bに対してネジ止め固定されると共に、屋根体5の中央側端部はパネル材14を上方から水密材を介して保持する。
また、側枠13の外側面には、前枠11の前面及び後枠12の後面と同じ高さ位置に、それぞれ上フィン部13bと下フィン部13cが設けられる。上フィン部13bと下フィン部13cは、それぞれ側枠13の長手方向略全長に渡って形成される。
図6には、図3のC−C断面図を示している。この図には屋根体5の前後方向中央位置にあって左右方向に向かって設けられる中間垂木23が示されている。中間垂木23は、側枠13から母屋20まで、及び隣り合う母屋20、20間に渡るように、それぞれ設けられている。このように中間垂木23は、母屋20の上部で分割されており、中間垂木23内に浸入した水は、溝部23bを通って分割部分から下方に位置する母屋20の溝部20aに導かれる。母屋20の溝部20aに導かれた水は、後方側に向かって流れ、図4に示すように母屋20の後側端部から後枠12の集水樋12aに集水される。
これらの構成を有する屋根体5の排水構造についてさらに説明する。図7には屋根体5の一部の平面図であって、パネル材14を上方から保持する押さえ材を省略した図を示している。屋根体5に降った雨水は、そのほとんどがパネル材14上を後側に向かって流れ、後端部から後枠12の集水樋12aに流れるが、一部は押さえ材とパネル材14との間から下方に浸入する。前枠11と側枠13、垂木22及び中間垂木23にはそれぞれ溝部が形成されており、パネル材14より下方に浸入した水は、これら溝部を介して最終的には後枠12の集水樋12aに導かれる。
図7の下端で横方向に延びる部材は側枠13であり、それと直交する左端の部材は前枠11である。前枠11には、前述のように内部に溝部11aが形成されており、前枠押さえ部11bとパネル材14の間から浸入した水は溝部11aに流れ込み、屋根体5の後側に導かれる。また、前枠11の母屋20に支持される部分には、溝部11aの底面に貫通孔11fが形成されており、ここから溝部11aの水を母屋20の溝部20aに導くこともできるようにされている。側枠13にも、前述のように内部に溝部13aが形成されており、側枠押さえ材17とパネル材14の間から浸入した水は、側枠用垂木16を介して側枠13の溝部13aに流れ込み、屋根体5の後側に導かれる。一部の水は側枠用垂木16内をそのまま後側に向かって流れるが、図7に示すように側枠用垂木16は中間垂木23の位置で分割されており、ここでそれより下方に位置する側枠13の溝部13aに水が流れ込む。
垂木押さえ材24とパネル材14の間から浸入した水は、垂木22を介してそれより下方に位置する母屋20の溝部20aに流れ込み、屋根体5の後側に導かれる。一部の水は垂木22内をそのまま後側に向かって流れるが、図7に示すように垂木22は中間垂木23の位置で分割されており、ここでそれより下方に位置する母屋20の溝部20aに水が流れ込む。
また、中間垂木押さえ材25とパネル材14の間から浸入した水は、中間垂木23の溝部23bに流れ込み、支柱3側に向かって流れる。中間垂木23は前述のように垂木22の位置で分割されており、水はこの分割位置でそれより下方に位置する母屋20の溝部20aに流れ込む。
このように、各押さえ材とパネル材14との間から浸入した水は、側枠13の溝部13aまたは母屋20の溝部20aに導かれ、屋根体5の後側に向かって流れて最終的には後枠12の集水樋12aに導かれる。集水樋12aに導かれた水は、前述のように連結樋31を介して雨樋30から排水される。
また、中桟21と中間垂木23、前枠11、側枠13、及び母屋20には、それぞれ中空部が形成され、各部材の上方に配置される部材は各中空部に対してネジ止め固定されている。これによって、ネジ止め部に生じる多少の浸水が下側の部材の中空部に導かれ、これらが最終的には側枠13の溝部13aまたは母屋20の中空部に導かれて、後枠12の集水樋12aに集水することができるので、ネジ止め部からの浸水による雨漏りを防止することができる。
次に、前枠11と側枠13、後枠12と側枠13の各接合部分について詳細に説明する。図8には、前枠11と側枠13との接合部分の斜視図を示している。前述のように、前枠11と側枠13には、それぞれ同じ高さ位置に上フィン部11d、13bと下フィン部11e、13cを有している。
前枠11と側枠13との接合部分の角部には、前側コーナー部材40が設けられる。前側コーナー部材40は、前枠11と側枠13との接合部分の角部において、前枠11の前面と側枠13の外側面とを覆う接合部41を有し、また前枠11の上フィン部11d及び側枠13の上フィン部13bを角部で連続させる上コーナーフィン部42と、前枠11の下フィン部11e及び側枠13の下フィン部13cを角部で連続させる下コーナーフィン部43とが形成されている。これによって、前枠11と側枠13との接合部分を覆って、意匠性を向上させることができると共に、上下のフィン部を連続状とすることができるので、より一層意匠性を向上させることができる。
また、前側コーナー部材40が取付けられた前枠11と側枠13の連結部分には、前枠11の下フィン部11eから下コーナーフィン部43に向かって長手方向に流れる水を集水し排水する集水孔50が形成されている。集水孔50を構成する前側コーナー部材40の詳細について説明する。図9には、前側コーナー部材40の斜視図を示している。この図に示すように、前側コーナー部材40の下コーナーフィン部43は、前枠11の下フィン部11eの端部を納めて固定することのできる収納部51を有している。収納部51は、下フィン部11eの端部先端側をのみ込むように収納するのみ込み部51aと、下フィン部11eの端部根元側を納めるように切り欠かれた切欠部51bとを有している。また、のみ込み部51aと切欠部51bとの間には、傾斜面52aを有した上方開放状の開口構成部52が形成される。さらに、下コーナーフィン部43の下面には、のみ込み部51aよりも下方に突出し、内面が開口構成部52の傾斜面52aと連続状となる排水部54が形成されている。
図8に示すように、前側コーナー部材40を前枠11と側枠13の連結部分に取付けると、前枠11の下フィン部11eの端部は、先端側が収納部51ののみ込み部51aに納められ、また根元側が切欠部51b内に納められる。また、開口構成部52は下コーナーフィン部43の上面において下フィン部11eの端面よりもコーナー側まで開口しているので、これによって下コーナーフィン部43には下フィン部11eの端面を一辺とする開口部53が形成される。この状態において開口構成部52の傾斜面52aは、下フィン部11eの端面と対向し、またその端面側に向かって下方傾斜状となるように形成されている。
図10には、前枠11と側枠13との接合部分を下方から見た斜視図を示している。この図に示すように、前側コーナー部材40を前枠11と側枠13の連結部分に取付けると、のみ込み部51aよりも下方に形成された排水部54は、下フィン部11eの下方で前枠11の長手方向に向かって開口した状態となる。前述のように、排水部54は開口構成部52の傾斜面52aと連続状となっており、したがって排水部54は開口部53と連通しており、これら開口部53と排水部54によって前述の集水孔50を構成している。これにより、下フィン部11eの上面から前側コーナー部材40側に流れた水は、集水孔50を介して下方に排水される。
なお、下フィン部11eを長手方向に流れる水は、屋根体5の傾斜に沿って上方から下方に向かって流れるから、本実施形態においては屋根体5の先端から支柱3側に向かって流れることになる。したがって、支柱3側のコーナー部に集水孔50を形成すればよい。このように、前側コーナー部材40が取付けられた前枠11と側枠13の連結部分に集水孔50を設けたことで、前枠11の下フィン部11eと前側コーナー部材40の下コーナーフィン部43との間に水が滞留することを防止することができる。また、開口部53で水を取り込み、下フィン部11eよりも下方にあって前枠11の長手方向に向かって開口する排水部54から水を排水するようにしたので、集水孔50を目立たなくすることができて、意匠性を損なうことを防止することができる。
図11には、後枠12と側枠13との接合部分の斜視図を示している。前述のように、後枠12と側枠13には、それぞれ同じ高さ位置に上フィン部12c、13bと下フィン部12d、13cを有している。
後枠12と側枠13との接合部分の角部には、後側コーナー部材45が設けられる。図12には後側コーナー部材45の斜視図を示している。後側コーナー部材45は、後枠12と側枠13との接合部分の角部において、後枠12の後面と側枠13の外側面とを覆う接合部46と、後枠12の集水樋12aの端面を塞ぐ塞ぎ部47とを有し、また後枠12の上フィン部12c及び側枠13の上フィン部13bを角部で連続させる上コーナーフィン部48と、後枠12の下フィン部12d及び側枠13の下フィン部13cを角部で連続させる下コーナーフィン部49とが形成されている。
このように、後側コーナー部材45に接合部46と塞ぎ部47が一体的に形成されていることにより、後枠12と側枠13との接合部分を覆って意匠性を向上させることができると共に、集水樋12aの塞ぎ材をコーナー部材で兼用することができるので、コストを低減できると共に、作業性も向上させることができる。また、枠体10にはその外周面に四周に渡って上フィン部と下フィン部が形成され、角部においては前側コーナー部材40と後側コーナー部材45によってそれらが連続状とされているので、全体としてのカーポートの意匠性を向上させることができる。
また、後枠12と側枠13との連結部分にも、側枠13の下フィン部13cから下コーナーフィン部49に向かって流れる水を集水し排水する集水孔55が形成されている。図12に示すように、後側コーナー部材45の塞ぎ部47には、その上面に下コーナーフィン部49が延設され、側枠13の下フィン部13cの端部付近を載置することのできる受部56が形成される。受部56は、下フィン部13cの下面及び先端面を覆うことができるように、底面部56aと側面部56bとが断面略L字状をなすように形成されている。
図11に示すように受部56は、下フィン部13cの端部よりも後方側まで形成され、下フィン部13cの端面と対向する壁部57を有している。また、壁部57は、下コーナーフィン部49の根元側から先端側に向かって、下フィン部13cの端面側に近づくような傾斜面として形成されている。この壁部57と下フィン部13cの端面は、隙間を有するように対向しているので、壁部57と下フィン部13cの端面との間は下コーナーフィン部49及び下フィン部13cの上面より一段低くなっている。下フィン部13cの上面を長手方向に後側コーナー部材45に向かって流れる水は、この壁部57と下フィン部13cの端面との間の領域に導かれる。
そして、図11及び図12に示すように、後側コーナー部材45には壁部57と隣接する側枠13側の接合部46に、壁部57と下フィン部13cの端面との間の領域と集水樋12aとを連通させる貫通孔58が形成される。この貫通孔58と、壁部57と下フィン部13cの端面との間の領域によって前述の集水孔55が構成される。
本実施形態においては、屋根体5は後側に向かって下方傾斜状に配置されているので、下フィン部13cの長手方向に流れる水は、左右いずれも後方に向かって流れる。したがって、後側コーナー部材45においては、左右両方の側枠13について、集水孔55を設けることとする。このように、後枠12と側枠13との連結部分に集水孔55を設けたことで、側枠13の下フィン部13cと後側コーナー部材45の下コーナーフィン部49との間に水が滞留することを防止することができる。また、集水孔55を介して水を集水樋12a内に導くようにしたので、水を下方に滴下させることなく排水することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、本実施形態では左右及び前後方向に傾斜配置された屋根体5において、前枠11と側枠13との連結部分のうち下方に位置する側に集水孔50を設け、後枠12と側枠13との連結部分についてはいずれも前枠11側より下方に位置するので、両側に集水孔55を設けているが、最下部となるコーナー部分、すなわち後枠12と側枠13との連結部分のうち支柱側にのみ、集水孔55を設けることとしてもよい。またその他、集水孔をいずれのコーナー部に設けるかは、適宜設定することができる。さらに、本実施形態では梁4を支柱3で片持ち状に支持するものを示したが、支柱3を左右両側に設けて梁4を両側から支持する両支持タイプのカーポートであっても本発明を適用することができる。また、フレーム材は、少なくとも前フレーム材1と後フレーム材2を有していれば、それ以上の本数としてもよい。また、フレーム材の配置についても、梁4を片持ち状に支持する支柱3を、前フレーム材1と後フレーム材2とで左右互い違いに配置し、屋根体5を支持することもできる。さらに、屋根体5の大きさも様々に適宜設定することができる。
第1の実施形態におけるカーポートの正面図である。 カーポートの側面図である。 カーポートの平面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 図3のC−C断面図である。 屋根体の一部の平面図であって、パネル材を上方から保持する押さえ材を省略した図である。 前枠と側枠との接合部分の斜視図である。 前側コーナー部材の斜視図である。 前枠と側枠との接合部分を下方から見た斜視図である。 後枠と側枠との接合部分の斜視図である。 後側コーナー部材の斜視図である。
符号の説明
1 前フレーム材
2 後フレーム材
3 支柱
4 梁
5 屋根体
10 枠体
11 前枠
12 後枠
12a 集水樋
13 側枠
14 パネル材
40 前側コーナー部材
41 接合部
41 上コーナーフィン部
42 下コーナーフィン部
45 後側コーナー部材
46 接合部
47 塞ぎ部
48 上コーナーフィン部
49 下コーナーフィン部
50 集水孔
51 収納部
52 開口構成部
52a 傾斜面
53 開口部
54 排水部
55 集水孔
56 受部
57 壁部
58 貫通孔

Claims (5)

  1. 支柱に梁を設けてなるフレーム材と、該フレーム材の梁に支持される屋根体とからなるカーポートにおいて、
    前記屋根体は前後枠及び左右側枠を略方形状に枠組みした枠体内にパネル体を納めて構成されると共に、前記フレーム材の梁に支持されることで左右方向及び/または前後方向に傾斜して配置され、前記枠体を構成する前後枠及び左右側枠は外側面にそれぞれ長手方向に沿って延びるフィン部が形成され、
    前記枠体には前記前後枠と左右側枠とを接合する角部にそれぞれコーナー部材が取付けられ、該コーナー部材は前記前後枠のフィン部と前記左右側枠のフィン部とを連続状とするコーナーフィン部を有すると共に、前記コーナー部材を取付けられた枠体は、前記フィン部から前記コーナーフィン部側に流れる水を集水し排水する集水孔を有してなることを特徴とするカーポート。
  2. 前記コーナー部材のコーナーフィン部には前記枠体のフィン部の端部を納める収納部が形成され、該収納部には前記フィン部の端面を一辺とする開口部を形成する開口構成部と、前記開口部と連通し前記フィン部の下側において開口する排水部が形成され、前記開口部と排水部により前記集水孔を構成することを特徴とする請求項1記載のカーポート。
  3. 前記開口構成部は前記フィン部の端面と対向する面を前記フィン部の端面側に向かって下方傾斜状となる傾斜面として形成したことを特徴とする請求項2記載のカーポート。
  4. 前記屋根体は前枠から後枠に向かう下方傾斜状に配置され、前記後枠には集水樋が設けられ、前記後枠に設けられるコーナー部材は前記後枠と左右側枠とを接合させる接合部と、前記後枠に設けられる集水樋の端面を塞ぐ塞ぎ部とが一体的に形成され、
    前記塞ぎ部の上面には前記コーナーフィン部が延設され前記フィン部の端部付近が載置される受部が形成され、該受部は前記フィン部の端部よりも後方側に前記フィン部の端面と対向する壁部を有し、該壁部と隣接する前記側枠側の接合部には、前記フィン部の端面と前記壁部とが向かい合う領域と前記集水樋とを連通させる貫通孔が形成され、前記フィン部の端面と前記壁部とが向かい合う領域と前記貫通孔により前記集水孔を構成することを特徴とする請求項1記載のカーポート。
  5. 前記壁部は前記コーナーフィン部の根元側から先端側に向かって前記フィン部の端面に近づく傾斜面として形成したことを特徴とする請求項4記載のカーポート。
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