JP4447586B2 - カーポート - Google Patents

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本発明は、支柱に梁を片持ち状に取付け屋根体を支持してなるカーポートに関し、特に屋根体を平面状に形成し後方側を最下部となるように配置したカーポートに関する。
従来、地面に立設した支柱に梁を支持させてフレーム材を構成し、フレーム材の上部に屋根体を固定してなるカーポートが用いられている。このカーポートは、少なくとも前方と後方にそれぞれフレーム材が立設され、湾曲状または平面状に形成された屋根体が、支柱側の縁が最下部となるように配置されて前後のフレーム材に支持される。また屋根体は、前後枠と左右側枠とを略方形状に枠組みした枠体内に、横方向に細長いパネル材を前後方向に複数枚取付けて構成され、屋根体に降った雨水を排水するために、前後枠と左右側枠にはそれぞれ集水樋が一体または別体として設けられる。各集水樋に流れ込んだ水は、全て最下部となる支柱側の縁に相当する枠の集水樋に向かって流れるように構成されており、また支柱側の縁に相当する枠において集水樋の水が、後方に設けられる雨樋に向かって流れるように、屋根体には前後方向に若干の勾配をつけるように施工していた。このようなカーポートとしては例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2005−282179号公報
しかし、従来のカーポートでは枠体を構成する前後枠と左右側枠のいずれにも水が流れ込むために、それぞれに集水樋が設けられていた。そのために各枠材の断面積が大きくなって、意匠性を悪化させていた。また、施工時に屋根体に勾配をつけることは、施工性が悪く、また施工状態が不十分であると雨樋から良好に雨水が排水されずに集水樋内に雨水が溜まってしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、屋根体を構成する枠材を小型化して意匠性を向上させると共に、施工性がよく排水性も良好なカーポートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るカーポートは、支柱に梁を支持させてなるフレーム材と、該フレーム材の梁に支持される屋根体とからなるカーポートにおいて、
前記屋根体は前後枠及び左右側枠を略方形状に枠組みして枠体を構成し、前記前後枠間に渡って複数本の母屋が通しで取付けられ、該母屋の上部には前記左右側枠間に渡って複数本の中桟が取付けられると共に、前後方向中央部には中間垂木が前記側枠と母屋の間及び各母屋間にそれぞれ取付けられ、前記中桟の上部には前記前後枠間に渡って垂木が取付けられ、前記側枠と垂木の間及び各垂木間には前後方向に長い平面状のパネル材を前記前後枠間に渡って取付け、前記側枠には側枠押さえ部を、前記垂木には垂木押さえ部を、それぞれ設けて前記パネル材の周縁部を押圧保持し、前記枠体の後枠に集水樋を一体または別体に設けてなり、
前記フレーム材は少なくとも前方に設けられる前フレーム材と後方に設けられる後フレーム材とを有し、前記前フレーム材の支柱は前記後フレーム材の支柱よりも高く形成され、前記屋根体は前記前フレーム材及び後フレーム材に支持されて前記後枠が前枠より低くなるように傾斜状に配置され、前記後フレーム材の支柱には前記屋根体の後枠に形成される集水樋と連通する雨樋が設けられることを特徴として構成されている。
また、本発明に係るカーポートは、前記パネル材は前記前枠と中間垂木の間と前記中間垂木と後枠の間とで分割形成され、前記中間垂木には前記パネル材の周縁部を押圧保持する中間垂木押さえ部が取付けられることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係るカーポートは、前記垂木は前記前枠と中間垂木の間と前記中間垂木と後枠の間とで分割形成されると共に、前記中間垂木の上部に取付けられることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係るカーポートは、前記垂木押さえ部は前記前枠から後枠の間の略全長に渡って設けられると共に、前記中間垂木よりも後枠側で分割形成されることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係るカーポートは、前記中間垂木押さえ部は中央部を頂点とした山形形状に形成されると共に、頂点部において前記中間垂木に対してネジ止めされることで両端部において前記パネル材の周縁部を弾性的に押圧保持することを特徴として構成されている。
また、本発明に係るカーポートは、前記前枠と側枠と中桟と中間垂木及び母屋にはそれぞれ中空部を形成し、前記垂木は前記前枠の中空部と前記中桟の中空部と前記中間垂木の各中空部に対しネジ止め固定され、前記中桟及び中間垂木は前記側枠の中空部と前記母屋の各中空部に対しネジ止め固定され、前記前枠は前記母屋の中空部に対しネジ止め固定されることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係るカーポートは、前記前枠には内部に長手方向に沿って溝部が形成されると共に、該溝部の底面には前記母屋に支持される部分に貫通孔が形成されることを特徴として構成されている。
本発明に係るカーポートによれば、屋根体には側枠と垂木の間及び各垂木間に前後方向に長い平面状のパネル材を前後枠間に渡って取付け、側枠には側枠押さえ部を、垂木には垂木押さえ部を、それぞれ設けてパネル材の周縁部を押圧保持し、枠体の後枠に集水樋を一体または別体に設け、前フレーム材の支柱は後フレーム材の支柱よりも高く形成され、屋根体は前フレーム材及び後フレーム材に支持されて後枠が前枠より低くなるように傾斜状に配置され、後フレーム材の支柱には屋根体の後枠に形成される集水樋と連通する雨樋が設けられることにより、前枠と側枠に集水樋を設けなくても屋根体の後側に向かう排水経路を確保し良好な排水をなすことができるので、前枠と側枠を細径化することができて、意匠性を向上させることができる。また、施工時に屋根体に勾配を設ける必要がないので、施工性及び排水性を向上させることができる。
また、本発明に係るカーポートによれば、パネル材は前枠と中間垂木の間と中間垂木と後枠の間とで分割形成され、中間垂木にはパネル材の周縁部を押圧保持する中間垂木押さえ部が取付けられることにより、1枚のパネル材の前後方向長さを短くできるので、運搬を容易にできると共に、製造も容易にすることができる。
さらに、本発明に係るカーポートによれば、垂木は前枠と中間垂木の間と中間垂木と後枠の間とで分割形成されると共に、中間垂木の上部に取付けられることにより、前後方向に延びる垂木の固定を容易にすることができる。
さらにまた、本発明に係るカーポートによれば、垂木押さえ部は前枠から後枠の間の略全長に渡って設けられると共に、中間垂木よりも後枠側で分割形成されることにより、上方から屋根体を見た場合の意匠性を向上させることができる。
そして、本発明に係るカーポートによれば、中間垂木押さえ部は中央部を頂点とした山形形状に形成されると共に、頂点部において中間垂木に対してネジ止めされることで両端部においてパネル材の周縁部を弾性的に押圧保持することにより、中間垂木押さえ部が水密材等を介することなくパネル材を押圧保持することができるので、後方に向かって流れる水を中間垂木押さえ部で堰き止めることがないようにすることができる。
また、本発明に係るカーポートによれば、前枠と側枠と中桟と中間垂木及び母屋にはそれぞれ中空部を形成し、垂木は前枠の中空部と中桟の中空部と中間垂木の各中空部に対しネジ止め固定され、中桟及び中間垂木は側枠の中空部と母屋の各中空部に対しネジ止め固定され、前枠は母屋の中空部に対しネジ止め固定されることにより、ネジ止め部から浸入する水について中空部を介して確実に排水することができ、雨漏りを生じないようにすることができる。
さらに、本発明に係るカーポートによれば、前枠には内部に長手方向に沿って溝部が形成されると共に、溝部の底面には母屋に支持される部分に貫通孔が形成されることにより、前枠が撓んで溝部の水が側枠側に流れなくても、母屋に水を導くことができるので、前枠内に水を滞留させることを防止することができる。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1は本実施形態におけるカーポートの正面図であり、図2は側面図である。これら各図に示すように、本実施形態におけるカーポートは、地面に立設される支柱3に梁4を片持ち状に設けてなる前フレーム材1と後フレーム材2とを前後方向に並設し、前フレーム材1と後フレーム材2の各梁4によって屋根体5を支持してなるものである。
支柱1や梁2はアルミの押出型材からなり、断面中空状に形成されている。梁2は直線状に形成されると共に、支柱1との連結部分から先端部分に向かって上り傾斜状となるように取付けられている。また、前フレーム材1の支柱3は、後フレーム材2の支柱3よりも高くなるように形成されている。屋根体5は略方形の平面状となるように形成されており、前フレーム材1及び後フレーム材2に支持されることで、後側の支柱3側角部が最下部となり、それと対角である前側の梁4先端部側角部が最上部となるように傾斜状に配置される。
屋根体5は、前枠11と後枠12及び左右の側枠13、13を方形状に枠組みしてなる枠体10内に、複数のパネル材14を納めて略平面状となるように構成されている。前枠11と後枠12及び左右の側枠13、13は、アルミの押出型材からなると共に、断面中空状に形成されている。
枠体10を構成する前枠11と後枠12及び左右の側枠13のうち、後枠12には後述するように集水樋12aが一体的に形成されている。また、後フレーム材2の支柱3には、雨樋30が設けられると共に、集水樋12aと雨樋30とは連結樋31によって連結されている。屋根体5に降った雨は、傾斜に沿って屋根体5の後方、特に最下部となっている後側の支柱3側角部に向かって流れ、後枠12の集水樋12aに水が導かれる。集水樋12aに導かれた水は、連結樋31を介して雨樋30に導かれ、そこから外部に排水される。
次に、屋根体5の構成についてより詳細に説明する。図3には、カーポートの平面図を示している。屋根体5は前述のように前枠11と後枠12及び左右の側枠13、13を方形状に枠組みした枠体10によって外形状が構成されており、この枠体10内に骨組みを構成する各部材が格子状に設けられており、さらにそれら部材に支持されるように透明板からなる複数のパネル材14が設けられている。
図3に示すように上方から見ると、前枠11から後枠12に渡るように垂木押さえ材24が3本平行に設けられており、また垂木押さえ材24の配設方向と直交しその下方を潜って左右の側枠13間に渡るように中桟21が6本平行に設けられており、さらに前後方向の中央位置には、中桟21と平行となるように中間垂木押さえ材25が設けられている。
パネル材14が納められる区画は、カーポートの前後方向に延びる垂木22と、カーポートの左右方向に延びる中間垂木23によって区切られており、パネル材14は、垂木押さえ材24と中間垂木押さえ材25、及び各枠の押さえ部によって周縁部を上方から押さえられ、固定される。このため、各パネル材14はカーポートの前後方向に細長い長方形状に形成され、これが各区画毎に納められ固定されることでカーポートの横方向に併設され、屋根体5の平面部分を構成している。
図4には、図3のA−A断面図を示している。なお、この図では前フレーム材1と後フレーム材2は省略している。図4に示すように、前枠11から後枠12に渡るように母屋20が設けられている。図示しないが母屋20の下面は前フレーム材1と後フレーム材2の支柱3の上面にネジ止めされ、支持固定される。母屋20の上面には、それと直交するように複数の中桟21が所定間隔でネジ止め固定される。中桟21は、断面中空状に形成された本体部21aと、本体部21aの底面が延出され母屋20の上面に当接してネジ止めされる母屋固定部21bと、本体部21aの側面が上方に突出した突出部21cとを有している。突出部21cの上端部はパネル材14の下面に当接し、これを下方から支持する。
屋根体5の前後方向中央部には、中桟21と平行となるように中間垂木23が設けられる。中間垂木23は、前側と後側にそれぞれ中桟21と同様の形状からなる中空部23aを有し、2つの中空部23a間に長手方向に溝部23bが2つ形成されている。また、2つの溝部23bの間には上方に突出する固定部23cを有し、固定部23cには中間垂木押さえ材25がネジ止め固定される。中間垂木押さえ材25は、固定部23cにネジ止めされる中央部を頂点としたなだらかな山形形状に形成され、両端部がそれぞれパネル材14の周縁部を弾性的に押圧保持している。
また、前枠11から中間垂木23に渡って、母屋20の上方にそれと平行となるように垂木22が設けられる。後枠12から中間垂木23に渡っても同様に垂木22が設けられる。垂木22は、中桟21の本体部21aの上面に載置され、これらにネジ止め固定されると共に下方から支持される。また、垂木22の中間垂木23側端部は、中間垂木23の中空部23a上面に載置され、これもネジ止め固定されている。垂木22の上方にはパネル材14が配設され、さらにパネル材14の上方には垂木押さえ材24が設けられ、これら垂木22と垂木押さえ材24によってパネル材14の周縁部の上下面が挟持され固定されている。
垂木押さえ材24は、前枠11から後枠12までの略全長に渡って設けられており、前枠11側の前側材24aと、後枠12側の後側材24bとの二部材に分割されている。前側材24aは、前枠11から中間垂木23の上部及びその更に後枠12側まで延びている。すなわち垂木押さえ材24の分割位置は、中間垂木23よりも若干後枠12側となるように形成されている。
前枠11は、母屋20に下面が当接する溝部11aと、前枠11の上面を構成する前枠押さえ部11bと、溝部11aの後側に設けられる中空部11cとを備えている。前枠押さえ部11bの端部には水密材が設けられ、パネル材14の前面側周縁部の上面を上方から押さえて固定する。この前枠押さえ部11bとパネル材14によって、前枠11の上面が覆われており、前枠11には上方に開放し雨水を集水する集水樋は形成されていない。
溝部11aの後側側面の上端部は、中桟21の突出部21cと略同じ高さに形成されており、パネル材14の下面に当接してこれを下方から支持する。また、中空部11cは、中桟21の本体部21aと略同様の断面中空状に形成され、垂木22の前側端部が載置されてネジ止め固定される。
前枠11の前面には、上端部に上フィン部11dが、下端部に下フィン部11eが、それぞれ形成される。上フィン部11dと下フィン部11eは、それぞれ前枠11の長手方向略全長に渡って形成される。
後枠12は、下方に向かって張出し、上方開放状の開口部12bを有するように形成された集水樋12aを有している。集水樋12aは、パネル材14または母屋20内を後方側に向かって流れた水を集水するもので、前述のようにここに集水された水は連結樋31を介して後フレーム材2に設けられた雨樋30に導かれ排水される。また、後枠12の母屋20と連結される位置には、開口部12b付近に開き止め部品29eが設けられ、後枠12の後端面を保持するようにしている。
後枠12の後面にも、前枠11の前面と同じ高さ位置に、それぞれ上フィン部12cと下フィン部12dが設けられる。上フィン部12cと下フィン部12dは、それぞれ後枠12の長手方向略全長に渡って形成される。
また、母屋20の後側端部近傍の上面には、後端部材15が取付けられる。後端部材15は、垂木22の後側端部を載置させネジ止め固定される中空部15aと、中空部15aの後面が上方に突出して形成されパネル材14を下方から支持する突出部15bと、パネル材14の後端周縁部を上方から押さえる押さえ部15cとを有している。
パネル材14に降った雨は、屋根体5が後側に向かって下方傾斜状に配置されていることにより、後側に向かって流れる。パネル材14は中間垂木23の位置で分割されているものの、中間垂木押さえ材25はゆるやかな山形形状に形成され、水密材等を介することなく直接パネル材14を弾性的に押圧していることにより、前側のパネル材14からの水は、中間垂木押さえ材25の上面を伝わって後側のパネル材14に流れることができる。さらに、後側のパネル材14を流れる水は、その後端部から後枠12の開口部12bを介して集水樋12aに導かれる。
図5には、図3のB−B断面図を示している。この図に示すように母屋20は、スペーサ35を介して梁4の上面に対してネジ止め固定されている。また、母屋20の断面形状は、内部が中空状に形成されると共に、上面には長手方向に沿って溝部20aが形成されている。母屋20の上面には、前述のように中桟21がネジ止めされており、この中桟21は1つの部材で左右の側枠13、13間を渡るように形成されている。また、中桟21の突出部21cは、中桟21の上部に所定間隔毎に設けられる垂木22、22間に渡るように設けられている。
垂木22は、左右両側端部にそれぞれパネル材14を下方から保持する保持部22aが形成されており、水密材を介してパネル材14を保持している。また、垂木22の中央部には上方に向かって突出する固定部22bが形成されており、この固定部22bに対して垂木押さえ材24がネジ止め固定される。垂木押さえ材24は、中央部が垂木22の固定部22bに対してネジ止めされると共に、左右両側端部にそれぞれパネル材14を上方から保持する保持部24cが形成されており、水密材を介してパネル材14を保持している。パネル材14の周縁部は、これら垂木22の保持部22aと垂木押さえ材24の保持部24cによって、水密材を介して上下から挟持され固定されている。
側枠13は断面中空状に形成され、内部に溝部13aが形成されると共に、上部には側枠用垂木16と側枠押さえ材17とが設けられてパネル材14を挟持固定している。前枠11と同様に側枠13についても、側枠押さえ材17によってその上面が構成されており、側枠13には上方に開放し雨水を集水する集水樋は形成されていない。また、側枠13は、支柱3側においては支柱3に対して側枠固定材36を介してネジ止め固定される。一方、梁4の先端側においては梁4に対して母屋20と同様にスペーサ35を介してネジ止め固定される。
側枠用垂木16は、垂木22の左右片側だけを取り出したような形状に形成されており、パネル材14を下方から水密材を介して保持する保持部16aと、側枠押さえ材17をネジ止めさせる固定部16bとを有している。また、側枠押さえ材17は、側枠用垂木16の固定部16bに対してネジ止め固定されると共に、屋根体5の中央側端部はパネル材14を上方から水密材を介して保持する。
また、側枠13の外側面には、前枠11の前面及び後枠12の後面と同じ高さ位置に、それぞれ上フィン部13bと下フィン部13cが設けられる。上フィン部13bと下フィン部13cは、それぞれ側枠13の長手方向略全長に渡って形成される。
図6には、図3のC−C断面図を示している。この図には屋根体5の前後方向中央位置にあって左右方向に向かって設けられる中間垂木23が示されている。中間垂木23は、側枠13から母屋20まで、及び隣り合う母屋20、20間に渡るように、それぞれ設けられている。このように中間垂木23は、母屋20の上部で分割されており、中間垂木23内に浸入した水は、溝部23bを通って分割部分から下方に位置する母屋20の溝部20aに導かれる。母屋20の溝部20aに導かれた水は、後方側に向かって流れ、図4に示すように母屋20の後側端部から後枠12の集水樋12aに集水される。
これらの構成を有する屋根体5の排水構造についてさらに説明する。図7には屋根体5の一部の平面図であって、パネル材14を上方から保持する押さえ材を省略した図を示している。屋根体5に降った雨水は、そのほとんどがパネル材14上を後側に向かって流れ、後端部から後枠12の集水樋12aに流れるが、一部は押さえ材とパネル材14との間から下方に浸入する。図7においてハッチングで示した領域は、各部材の上面に形成される溝部を示しており、パネル材14より下方に浸入した水は、これら溝部を介して最終的には後枠12の集水樋12aに導かれる。
図7の下端で横方向に延びる部材は側枠13であり、それと直交する左端の部材は前枠11である。前枠11には、前述のように内部に溝部11aが形成されており、前枠押さえ部11bとパネル材14の間から浸入した水は溝部11aに流れ込み、屋根体5の後側に導かれる。また、前枠11の母屋20に支持される部分には、溝部11aの底面に貫通孔11fが形成されており、ここから溝部11aの水を母屋20の溝部20aに導くこともできるようにされている。側枠13にも、前述のように内部に溝部13aが形成されており、側枠押さえ材17とパネル材14の間から浸入した水は、側枠用垂木16を介して側枠13の溝部13aに流れ込み、屋根体5の後側に導かれる。一部の水は側枠用垂木16内をそのまま後側に向かって流れるが、図7に示すように側枠用垂木16は中間垂木23の位置で分割されており、ここでそれより下方に位置する側枠13の溝部13aに水が流れ込む。
垂木押さえ材24とパネル材14の間から浸入した水は、垂木22を介してそれより下方に位置する母屋20の溝部20aに流れ込み、屋根体5の後側に導かれる。一部の水は垂木22内をそのまま後側に向かって流れるが、図7に示すように垂木22は中間垂木23の位置で分割されており、ここでそれより下方に位置する母屋20の溝部20aに水が流れ込む。
また、中間垂木押さえ材25とパネル材14の間から浸入した水は、中間垂木23の溝部23bに流れ込み、支柱3側に向かって流れる。中間垂木23は前述のように垂木22の位置で分割されており、水はこの分割位置でそれより下方に位置する母屋20の溝部20aに流れ込む。
このように、各押さえ材とパネル材14との間から浸入した水は、側枠13の溝部13aまたは母屋20の溝部20aに導かれ、屋根体5の後側に向かって流れて最終的には後枠12の集水樋12aに導かれる。集水樋12aに導かれた水は、前述のように連結樋31を介して雨樋30から排水される。
また、中桟21と中間垂木23、前枠11、側枠13、及び母屋20には、それぞれ中空部が形成され、各部材の上方に配置される部材は各中空部に対してネジ止め固定されている。これによって、ネジ止め部に生じる多少の浸水が下側の部材の中空部に導かれ、これらが最終的には側枠13の中空部または母屋20の中空部に導かれて、後枠12の集水樋12aに集水することができるので、ネジ止め部からの浸水による雨漏りを防止することができる。
次に、前枠11と側枠13、後枠12と側枠13の各接合部分について詳細に説明する。図8には、前枠11と側枠13との接合部分の斜視図を示している。前述のように、前枠11と側枠13には、それぞれ同じ高さ位置に上フィン部11d、13bと下フィン部11e、13cを有している。
また、前枠11と側枠13との接合部分の角部には、前側コーナー部材40が設けられる。前側コーナー部材40は、前枠11と側枠13との接合部分の角部において、前枠11の前面と側枠13の外側面とを覆う接合部41を有し、また前枠11の上フィン部11d及び側枠13の上フィン部13bを角部で連続させる上コーナーフィン部42と、前枠11の下フィン部11e及び側枠13の下フィン部13cを角部で連続させる下コーナーフィン部43とが形成されている。これによって、前枠11と側枠13との接合部分を覆って、意匠性を向上させることができると共に、上下のフィン部を連続状とすることができるので、より一層意匠性を向上させることができる。
図9には、後枠12と側枠13との接合部分の斜視図を示している。前述のように、後枠12と側枠13には、それぞれ同じ高さ位置に上フィン部12c、13bと下フィン部12d、13cを有している。
また、後枠12と側枠13との接合部分の角部には、後側コーナー部材45が設けられる。図10には後側コーナー部材45の斜視図を示している。後側コーナー部材45は、後枠12と側枠13との接合部分の角部において、後枠12の後面と側枠13の外側面とを覆う接合部46と、後枠12の集水樋12aの端面を塞ぐ塞ぎ部47とを有し、また後枠12の上フィン部13b及び側枠13の上フィン部13bを角部で連続させる上コーナーフィン部48と、後枠12の下フィン部13c及び側枠13の下フィン部13cを角部で連続させる下コーナーフィン部49とが形成されている。
このように、後側コーナー部材45に接合部46と塞ぎ部47が一体的に形成されていることにより、後枠12と側枠13との接合部分を覆って意匠性を向上させることができると共に、集水樋12aの塞ぎ材をコーナー部材で兼用することができるので、コストを低減できると共に、作業性も向上させることができる。
また、枠体10にはその外周面に四周に渡って上フィン部と下フィン部が形成され、角部においては前側コーナー部材40と後側コーナー部材45によってそれらが連続状とされているので、全体としてのカーポートの意匠性を向上させることができる。
ここで、本実施形態のカーポートにおいては、屋根体5を支柱3に梁4を片持ち状に設けてなる前フレーム材1と後フレーム材2によって支持しているため、実際に設置した場合には屋根体5の自重によって梁4が撓み、横方向の傾斜角度が小さくなる。図11には実際に設置した場合のカーポートの正面図を示している。図1においては梁4の支柱3に対する取付角度は93°であるが、屋根体5を取付けることで梁4は撓み、図11に示すように支柱3に対する取付角度は91°となる。すなわち、屋根体5の横方向への傾斜は極めて小さいものとなる。ただし、この場合においても少なくとも梁4の先端方向に向かって上り傾斜状となるようにしておくことで、後枠12の集水樋12aに集水された水が、雨樋30側に確実に流れるようにすることができる。
次に本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態のカーポートは、支柱3を左右両側に立設し、それらを水平な梁4で連結することで前フレーム材1と後フレーム材2を構成した両支持タイプのものである。図12には本実施形態におけるカーポートの正面図を、図13にはカーポートの側面図を、それぞれ示している。
図12及び図13に示すように、本実施形態におけるカーポートは、地面に立設される左右の支柱3、3間に梁4を水平に渡してなる前フレーム材1と後フレーム材2とを前後方向に並設し、前フレーム材1と後フレーム材2の各梁4によって屋根体5を支持してなるものである。
前フレーム材1の支柱3は、後フレーム材2の支柱3よりも高くなるように形成され、屋根体5は略方形の平面状となるように形成されている。このため屋根体5は前フレーム材1と後フレーム材2に支持されることで、前側が高く後側が低い傾斜状に配置される。
屋根体5の構成は、第1の実施形態と略同様であるため、それと異なる点のみを説明する。屋根体5の枠体10を構成する前枠11は、前フレーム材1の梁4が水平に配置されていることにより、地面に対して平行となるように配置される。ここで前枠11に撓みが発生した場合、前枠11の溝部11aに導かれた水が側枠13側に流れない部分が生じることがある。この場合に水を母屋20の溝部20aに導くことができるように、前枠11の溝部11aの底面には、図7に示すように母屋20に支持されている部分に貫通孔11fが形成されている。その他屋根体5に降った雨水を排水する構造については、第1の実施形態と同様である。
ここで、図12及び図13に示したカーポートは、車を1台収容できる幅としているが、車を2台以上収容できるような幅広に形成してもよい。図14には車を横方向に2台収容できるカーポートの正面図を示している。このカーポートは、図12及び図13に示したものに比べて梁4及び屋根体5を横方向に拡張しており、一方で前フレーム材1と後フレーム材2及び屋根体5のその他の構成については、図12及び図13に示したものと同様である。この図に示すような幅広なカーポートにおいては、特に梁4の撓みが大きくなるため、前枠11の母屋20に支持されている部分において、溝部11aの底面に形成された貫通孔11fによって、前枠11に溜まった水を母屋20aの溝部20aに導くことのできる機能が、より効果的に作用することとなる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態のカーポートは、支柱3で梁4を片持ち状に支持してなるフレーム材を前後に設ける点では第1の実施形態と共通するが、前後のフレーム材で支柱3を左右互い違いとなるように配置した点で異なるものである。このため、梁4は支柱3に対して傾斜状ではなく略直角となるように取付けられる。
図15には本実施形態におけるカーポートの正面図を、図16にはカーポートの側面図を、図17にはカーポートの底面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、本実施形態におけるカーポートは、地面に立設される支柱3に梁4を片持ち状に取付けてなる前フレーム材1とを前後方向に並設し、前フレーム材1と後フレーム材2の各梁4によって屋根体5を支持してなるものである。特に図17に示すように、後フレーム材2の支柱3は、前フレーム材1の支柱3とは左右反対側に立設されて、支柱3が前後で互い違いとなるように配置されている。
前フレーム材1の支柱3は、後フレーム材2の支柱3よりも高くなるように形成され、屋根体5は略方形の平面状となるように形成されている。このため屋根体5は前フレーム材1と後フレーム材2に支持されることで、前側が高く後側が低い傾斜状に配置される。前フレーム材1と後フレーム材2はいずれも、梁4が支柱3に対して略直角状となるように支持されているため、屋根体5の配置は第2の実施形態と同様となる。
屋根体5の構成は、第1及び第2の実施形態と同様であるが、本実施形態の屋根体5は、前フレーム材1と後フレーム材2の梁4が略水平に配置されているために、前枠11において撓みが発生すると、前枠11の溝部11aからの排水性が悪化する。これについては、溝部11aに貫通孔11fを形成し、溜まった水が母屋20の溝部20aに導かれるようにすることで、排水性を良好にすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、フレーム材は、少なくとも前フレーム材1と後フレーム材2を有していれば、それ以上の本数としてもよい。また、フレーム材の配置についても、梁4を片持ち状に支持する支柱3を、前フレーム材1と後フレーム材2とで左右互い違いに配置し、屋根体5を支持することもできる。さらに、屋根体5の大きさも様々に適宜設定することができる。
第1の実施形態におけるカーポートの正面図である。 カーポートの側面図である。 カーポートの平面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 図3のC−C断面図である。 屋根体の一部の平面図であって、パネル材を上方から保持する押さえ材を省略した図である。 前枠と側枠との接合部分の斜視図である。 後枠と側枠との接合部分の斜視図である。 後枠と側枠との接合部分に設けられるコーナー部材を内側から見た斜視図である。 実際に設置した場合のカーポートの正面図である。 第2の実施形態におけるカーポートの正面図である。 カーポートの側面図である。 第2の実施形態において横方向を幅広に形成したカーポートの正面図である。 第3の実施形態におけるカーポートの正面図である。 カーポートの側面図である。 カーポートの底面図である。
符号の説明
1 前フレーム材
2 後フレーム材
3 支柱
4 梁
5 屋根体
10 枠体
11 前枠
12 後枠
12a 集水樋
13 側枠
14 パネル材
20 母屋
21 中桟
22 垂木
23 中間垂木
24 垂木押さえ材
25 中間垂木押さえ材
30 雨樋
31 連結樋
40 前側コーナー部材
41 接合部
41 上コーナーフィン部
42 下コーナーフィン部
45 後側コーナー部材
46 接合部
47 塞ぎ部
48 上コーナーフィン部
49 下コーナーフィン部

Claims (7)

  1. 支柱に梁を支持させてなるフレーム材と、該フレーム材の梁に支持される屋根体とからなるカーポートにおいて、
    前記屋根体は前後枠及び左右側枠を略方形状に枠組みして枠体を構成し、前記前後枠間に渡って複数本の母屋が通しで取付けられ、該母屋の上部には前記左右側枠間に渡って複数本の中桟が取付けられると共に、前後方向中央部には中間垂木が前記側枠と母屋の間及び各母屋間にそれぞれ取付けられ、前記中桟の上部には前記前後枠間に渡って垂木が取付けられ、前記側枠と垂木の間及び各垂木間には前後方向に長い平面状のパネル材を前記前後枠間に渡って取付け、前記側枠には側枠押さえ部を、前記垂木には垂木押さえ部を、それぞれ設けて前記パネル材の周縁部を押圧保持し、前記枠体の後枠に集水樋を一体または別体に設けてなり、
    前記フレーム材は少なくとも前方に設けられる前フレーム材と後方に設けられる後フレーム材とを有し、前記前フレーム材の支柱は前記後フレーム材の支柱よりも高く形成され、前記屋根体は前記前フレーム材及び後フレーム材に支持されて前記後枠が前枠より低くなるように傾斜状に配置され、前記後フレーム材の支柱には前記屋根体の後枠に形成される集水樋と連通する雨樋が設けられることを特徴とするカーポート。
  2. 前記パネル材は前記前枠と中間垂木の間と前記中間垂木と後枠の間とで分割形成され、前記中間垂木には前記パネル材の周縁部を押圧保持する中間垂木押さえ部が取付けられることを特徴とする請求項1記載のカーポート。
  3. 前記垂木は前記前枠と中間垂木の間と前記中間垂木と後枠の間とで分割形成されると共に、前記中間垂木の上部に取付けられることを特徴とする請求項2記載のカーポート。
  4. 前記垂木押さえ部は前記前枠から後枠の間の略全長に渡って設けられると共に、前記中間垂木よりも後枠側で分割形成されることを特徴とする請求項2または3記載のカーポート。
  5. 前記中間垂木押さえ部は中央部を頂点とした山形形状に形成されると共に、頂点部において前記中間垂木に対してネジ止めされることで両端部において前記パネル材の周縁部を弾性的に押圧保持することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のカーポート。
  6. 前記前枠と側枠と中桟と中間垂木及び母屋にはそれぞれ中空部を形成し、前記垂木は前記前枠の中空部と前記中桟の中空部と前記中間垂木の各中空部に対しネジ止め固定され、前記中桟及び中間垂木は前記側枠の中空部と前記母屋の各中空部に対しネジ止め固定され、前記前枠は前記母屋の中空部に対しネジ止め固定されることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のカーポート。
  7. 前記前枠には内部に長手方向に沿って溝部が形成されると共に、該溝部の底面には前記母屋に支持される部分に貫通孔が形成されることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のカーポート。
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