JP4903595B2 - ナノファイバー製造方法およびナノファイバー製造装置 - Google Patents

ナノファイバー製造方法およびナノファイバー製造装置 Download PDF

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本発明は、高分子物質からなるナノファイバーおよびこのナノファイバーを堆積した高多孔性の高分子ウェブの製造方法と装置に関するものである。
特許文献1には、コレクタに対して高電圧を印加したノズルから高分子溶液を前記コレクタに向けて吐出させ、静電爆発にて延伸させて、前記コレクタの上にナノファイバーを堆積させるナノファイバー製造装置が示されている。
特開2002−201559号公報
この場合、高分子溶液を連続噴射して運転している場合には問題がないが、規定量だけ高分子溶液を噴射し、この噴射を一旦停止し、その後に 再び規定量だけ高分子溶液を噴射する工程を繰り返す製造方法を実施しようとした場合には、吐出口での液切れが悪く、吐出口から高分子溶液が漏れてしまうと言う問題がある。
本発明は吐出口における高分子溶液の液切れが良好なナノファイバー製造方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載のナノファイバー製造方法は、高電圧を印加した吐出口から高分子溶液を吐出させ、静電爆発にて延伸させてナノファイバーを堆積させるに際し、高分子溶液を充填した吐出シリンダに対してピストンを溶液押し出し方向に移動させて前記吐出シリンダの先端側の前記吐出口から高分子溶液を吐出してナノファイバーを堆積させ、ナノファイバーの堆積を停止する場合には、前記吐出口から吐出される高分子溶液が垂れないように前記ピストンを溶液押し出し方向とは反対方向に移動させてから前記ピストンを停止し、前記吐出シリンダの高分子溶液が規定量を下回ったことを検出した場合には、前記ピストンを溶液押し出し方向とは反対方向に移動させることにより、前記吐出シリンダの後端側に連接された貯留部の内部に前記ピストンを移動させて、前記吐出シリンダから前記ピストンを引き抜き、前記貯留部に予め溜まっている高分子溶液を前記吐出シリンダに充填し、その後に前記ピストンを溶液押し出し方向に移動させて前記吐出シリンダ内に戻すことを特徴とする。
本発明の請求項記載のナノファイバー製造装置は、高電圧を印加した吐出口から高分子溶液を吐出させ、静電爆発にて延伸させてナノファイバーを堆積させるナノファイバー製造装置であって、高分子溶液が充填され先端側に前記吐出口が形成された吐出シリンダと、前記吐出シリンダの内部で前記吐出口から高分子溶液を押し出す溶液押し出し方向と溶液押し出し方向とは反対方向に移動するピストンと、前記吐出シリンダの後端側に連接した高分子溶液の貯留部と、前記吐出口から高分子溶液を吐出してナノファイバーを堆積させる期間には前記ピストンを溶液押し出し方向に移動させ、ナノファイバーの堆積を停止する場合には、前記吐出口から吐出される高分子溶液が垂れないように前記ピストンを溶液押し出し方向とは反対方向に移動させてから前記ピストンを停止し、前記吐出シリンダの高分子溶液が規定量を下回ったことを検出した場合には、前記ピストンを溶液押し出し方向とは反対方向に移動させることにより、前記ピストンを前記貯留部の内部に移動させて、前記吐出シリンダから前記ピストンを引き抜き、その後に前記ピストンを溶液押し出し方向に移動させて前記吐出シリンダに戻すコントローラとを設け、前記吐出シリンダから前記ピストンを引き抜くことで、前記貯留部内に予め溜まっている高分子溶液を前記吐出シリンダに充填することを特徴とする。
この構成によれば、ナノファイバーの堆積を停止する場合には、ピストンを溶液押し出し方向とは反対方向に移動させるので、吐出口における高分子溶液の液切れが良好である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。
図1は本発明のナノファイバー製造方法を実施しているナノファイバー製造装置を示す。帯状の長尺物でナノファイバーの堆積を受けようとする被処理物1の巻装体2は、送り出し軸3にセットされており、この送り出し軸3から引き出された被処理物1は、コレクタ4の上を通過して巻き取り軸5に掛け渡されている。6は送り出し駆動用モータ、7は巻き取り駆動用モータであって、矢印F1方向が被処理物1の送り方向である。
コレクタ4は、第1ロール8と第2ロール9との間に無端状の導電性ベルト10が架張されており、第2ロール9はモータ11によって駆動されて、導電性ベルト10を矢印F2方向に回転駆動することができる。
コレクタ4に対向して配置された噴射装置12は、ロボット13を介して移動自在に取り付けられている。噴射装置12には、必要に応じてタンク14からポンプ15を介して高分子溶液を供給できる。噴射装置12の吐出口には第1電源部16から正の直流高電圧V1が印加されており、コレクタ4の導電性ベルト10には、第2電源部17から負の直流高電圧V2が印加されており、コレクタ4に対して噴射装置12の吐出口には“V1+V2=20KV〜200KV”が印加されている。
図2にロボット13の具体例を示す。
ロボット13は、X軸送り装置18とY軸送り装置19およびZ軸送り装置20とで構成されている。X軸送り装置18にY軸送り装置19が電気的に絶縁して取り付けられており、Z軸送り装置20は電気的に絶縁してY軸送り装置19に取り付けられている。噴射装置12はZ軸送り装置20に取り付けられている。
被処理物1の上に形成しようとするナノファイバーの一つの堆積エリア21の長さが図2の始端22〜終端23の間のL1、隣接する堆積エリア21との間隔をL2とすると、被処理物1は距離“L1+L2”だけ送られると、規定時間だけ搬送を停止し、前記規定時間後に搬送を再開する動作を繰り返している。
ロボット13は、被処理物1が停止している期間に、噴射装置12をジグザグ移動させて次のようにしてナノファイバーを堆積させる。
噴射装置12の具体例を図3(a)に示す。
噴射装置12は、電気絶縁性で筒状の吐出シリンダ24の先端に吐出口25を有する導電性の口金26が取り付けられており、吐出シリンダ24の後端には容量が吐出シリンダ24よりも大きな貯留部27が連接されている。貯留部27には前記ポンプ15を介してタンク14から高分子溶液28が供給される。吐出シリンダ24の内側にはピストン29が設けられており、このピストン29は、パルスモータ30の回転をネジ軸31とこれに螺合するスライダ32を介して直線移動に変換して昇降駆動されている。
図4は運転制御用のコントローラ33を示している。図7(a)〜図7(f)はそのタイミングを示している。
運転開始指示S1(図7(a))を検出したコントローラ33は、送り出し駆動用モータ6と巻き取り駆動用モータ7ならびにモータ11を運転して、被処理物1の“L1+L2”だけの間欠送りを実施する。また、“L1+L2”の間欠送りの終了を検出したコントローラ33は、第1電源部16と第2電源部17に指示して図7(e)(f)に示すように口金26への直流高電圧の印加を開始する。
“L1+L2”だけの間欠送りして被処理物1が停止すると、図7(d)に示すようにパルスモータ30を回転させて噴射装置12からの高分子溶液28の吐出を開始するとともに、図7(c)に示すようにX軸送り装置18とY軸送り装置19を運転して噴射装置12をジグザグ運転する。パルスモータ30の回転によって、ピストン29が溶液押し出し方向としての下方に向かって移動し、吐出口25から定流量の高分子溶液28がコレクタ4上の被処理物1に向かって吐出される。吐出された高分子溶液28は、電位差による静電爆発によって延伸し、被処理物1の上にナノファイバーが堆積する。吐出口25からの定流量の高分子溶液28の吐出は、一つの堆積エリア21の全面にわたる前記ジグザグ運転が完了するまで継続される。
コントローラ33は、パルスモータ30によるピストン29の下方に向かう移動を中止する際には、次の吐出停止処理を実行する。
この吐出停止処理を実行する吐出停止処理手段33aは、吐出停止(図7(b))と判定されると、吐出口25から吐出される高分子溶液が垂れないようにピストン29を上方に向かって移動させる方向にパルスモータ30を直ちに回転させてピストン29を一旦後退40させてからからパルスモータ30を停止させる。
一つの堆積エリア21へのナノファイバーの堆積が完了すると、コントローラ33は第1電源部16と第2電源部17をオフするとともに、送り出し駆動用モータ6と巻き取り駆動用モータ7ならびにモータ11を運転して、被処理物1の“L1+L2”だけの間欠送りを再開する。以下、同様に被処理物1の上に堆積エリア21ごとに次々とナノファイバーを堆積させ、ナノファイバーの付着した被処理物1は、巻き取り軸5に巻き取られていく。
また、高分子溶液の吐出を停止する場合には、図7(e)(f)に示すように電圧V1と電圧V2についての動作は、吐出停止と判断されるとともに、第1電源部16と第2電源部17をオフして、電圧V1,電圧V2をゼロにすると、吐出を停止する場合にナノファイバーの堆積がスムーズに停止できる。
上記の連続運転中に、図3(b)に示すように第1センサ34がスライダ32を検出すると、コントローラ33は吐出シリンダ24の高分子溶液28の残量が少なくなったと判定して、次の補充処理を実行する。
この充填処理を実行する充填処理手段33bは、吐出シリンダ24の高分子溶液28の残量が少なくなったとコントローラ33が判定すると、前記吐出停止処理を実行して噴射装置12による高分子溶液の吐出を中止すると共に、図5に示すように作業中の堆積エリア21の上方位置にある運転中の噴射装置12のロボット13による前記ジグザク運転を先ず中止し、ロボット13が噴射装置12を図5に示すように被処理物1の搬送経路外の充填ステーション35に移動させる。充填ステーション35に移動が完了した噴射装置12に対してコントローラ33は、図6(a)に示すようにピストン29を吐出シリンダ24から抜ける位置まで上昇させて、ここでは第2センサ36がスライダ32を検出するまでピストン29を上昇させて、貯留部27に予め溜まっている高分子溶液28を吐出シリンダ24に流し込んで充填し、その後に図6(b)に示すようにピストン29を下降させて吐出シリンダ24に挿入した充填完了位置にセットする。ピストン29が充填完了位置にセットされた噴射装置12は、ロボット13によって図5に仮想線で示した運転中断位置に戻されて充填処理が完了する。
この充填処理が完了したことを検出したコントローラ33は、前記ジグザグ運転の残りを実行するよう構成されている。
このようにして、噴射装置12からの高分子溶液の液だれを解消して、帯状の被処理物1の上にナノファイバーの付着状態の品質が均一な堆積エリア21を、所定間隔で繰り返し形成できる。
なお、運転停止指示S2を検出したコントローラ33は、前記吐出停止処理を実行して噴射装置12による高分子溶液の吐出を中止すると共に、図5に示すように作業中の堆積エリア21の上方位置にある運転中の噴射装置12のロボット13による前記ジグザク運転を先ず中止し、ロボット13が噴射装置12を図5に示すように被処理物1の搬送経路外の充填ステーション35に移動させる。
なお、本実施例では、第1センサ34がスライダ32を検出すると、コントローラ33は吐出シリンダ24の高分子溶液28の残量が少なくなったと判定するようにしていたが、これに限定するものではなく、前記パルスモータ30に取り付けられた位置検出器(図示せず)を用いて、ピストン29の位置を検出して、高分子溶液28の残量を判定してもよい。このようにすると、ナノファイバーの堆積中での停止や開始が起こらず、さらによい堆積結果が得られる。
上記の各実施の形態では、噴射装置12の吐出口25は単一であったが、図8に示すように複数の吐出口を設けて構成することもできる。ここでは、各吐出口の内部形状は、断面積が吐出シリンダ24よりも小さく先端が細く形成されている。図8(a)はこの場合の口金26の底面図を示し、図8(b)はこの場合のピストン29の斜視図を示している。図8(c)は図8(a)(b)の口金26とピストン29を吐出シリンダ24にセットした状態の断面図を示しており、ピストン29の底部には口金26の吐出口に対応して複数の突部37が形成されており、各突部37の形状は、口金26の各吐出口の内部形状に沿って先端が細くなった形状である。このように先端が細く形成されている複数の吐出口に、ピストン29の先端が細くなった形状の突部37を挿入して高分子溶液28を吐出させる動作を実行し、前記吐出停止処理を実行することによって、より確実に液だれを解消することができる。
また、上記の各実施の形態では、被処理物1を停止させて噴射装置12をロボット13で動かせて堆積エリア21にナノファイバーを堆積させたが、被処理物1を搬送方向に移動させながら噴射装置12をロボット13で動かせて堆積エリア21にナノファイバーを堆積させることもでき、被処理物1と噴射装置12との相対移動によって堆積エリア21にナノファイバーを堆積させると言える。
上記の各実施の形態では、コントローラ33は、堆積を停止する場合に、前記ピストンの停止と並行して吐出口25に印加された高電圧の印加を中止したが、堆積を停止する場合に、前記ピストンの停止と並行して吐出口25に印加された高電圧の印加を降圧することによっても同様の効果を期待できる。
上記の実施の形態では、高分子溶液を充填した吐出シリンダ24に対してピストン29を溶液押し出し方向に移動させたり、ピストン29を溶液押し出し方向とは反対方向に移動させてから前記ピストンを停止させるように、高分子溶液の吐出時と吐出停止時のピストン駆動手段は、コントローラ33がパルスモータ30を介してネジ軸31の回転を制御して実現したが、これは、ピストン29を高分子溶液の吐出方向に押し出すように、例えば貯留部27の圧力を調節する圧力制御手段を設け、この圧力制御手段をコントローラ33で制御することで、高分子溶液を充填した吐出シリンダ24に対してピストン29を溶液押し出し方向に移動させたり、ピストン29を溶液押し出し方向とは反対方向に移動させてから前記ピストンを停止させるように構成することもできる。
本発明は、ナノファイバー製造装置の安全性の向上に寄与できる。
本発明の実施の形態1のナノファイバー製造装置の全体構成図 同実施の形態の要部の斜視図 同実施の形態の制御部の構成図 同実施の形態の工程図 同実施の形態の充填中の平面図 同実施の形態の充填中の工程図 同実施の形態のコントローラのタイミング図 別の実施の形態の吐出口とピストンの形状の説明図
符号の説明
1 被処理物
2 被処理物1の巻装体
3 送り出し軸
4 コレクタ
5 巻き取り軸
6 送り出し駆動用モータ
7 巻き取り駆動用モータ
8 第1ロール
9 第2ロール
10 導電性ベルト
11 第2ロール9の駆動モータ
12 噴射装置
13 ロボット
14 タンク
15 ポンプ
16 第1電源部
17 第2電源部
18 X軸送り装置
19 Y軸送り装置
20 Z軸送り装置
21 堆積エリア
24 吐出シリンダ
25 吐出口
26 口金
27 貯留部
28 高分子溶液
29 ピストン
30 パルスモータ
31 ネジ軸
32 スライダ
33 コントローラ
33a 吐出停止処理手段
33b 充填処理手段
34 第1センサ
35 充填ステーション
36 第2センサ
37 突部
F1 被処理物1の送り方向
F2 導電性ベルト10の回転駆動方向
V1 正の直流高電圧
V2 負の直流高電圧
L1 堆積エリア21の長さ
L2 隣接する堆積エリア21との間隔
S1 運転開始指示
S2 運転停止指示

Claims (2)

  1. 高電圧を印加した吐出口から高分子溶液を吐出させ、静電爆発にて延伸させてナノファイバーを堆積させるに際し、
    高分子溶液を充填した吐出シリンダに対してピストンを溶液押し出し方向に移動させて前記吐出シリンダの先端側の前記吐出口から高分子溶液を吐出してナノファイバーを堆積させ、
    ナノファイバーの堆積を停止する場合には、前記吐出口から吐出される高分子溶液が垂れないように前記ピストンを溶液押し出し方向とは反対方向に移動させてから前記ピストンを停止し、
    前記吐出シリンダの高分子溶液が規定量を下回ったことを検出した場合には、前記ピストンを溶液押し出し方向とは反対方向に移動させることにより、前記吐出シリンダの後端側に連接された貯留部の内部に前記ピストンを移動させて、前記吐出シリンダから前記ピストンを引き抜き、前記貯留部内に予め溜まっている高分子溶液を前記吐出シリンダに充填し、その後に前記ピストンを溶液押し出し方向に移動させて前記吐出シリンダ内に戻す
    ことを特徴とするナノファイバー製造方法。
  2. 高電圧を印加した吐出口から高分子溶液を吐出させ、静電爆発にて延伸させてナノファイバーを堆積させるナノファイバー製造装置であって、
    高分子溶液が充填され先端側に前記吐出口が形成された吐出シリンダと、
    前記吐出シリンダの内部で前記吐出口から高分子溶液を押し出す溶液押し出し方向と溶液押し出し方向とは反対方向に移動するピストンと、
    前記吐出シリンダの後端側に連接した高分子溶液の貯留部と、
    前記吐出口から高分子溶液を吐出してナノファイバーを堆積させる期間には前記ピストンを溶液押し出し方向に移動させ、ナノファイバーの堆積を停止する場合には、前記吐出口から吐出される高分子溶液が垂れないように前記ピストンを溶液押し出し方向とは反対方向に移動させてから前記ピストンを停止し、前記吐出シリンダの高分子溶液が規定量を下回ったことを検出した場合には、前記ピストンを溶液押し出し方向とは反対方向に移動させることにより、前記ピストンを前記貯留部の内部に移動させて、前記吐出シリンダから前記ピストンを引き抜き、その後に前記ピストンを溶液押し出し方向に移動させて前記吐出シリンダに戻すコントローラと
    を設け、前記吐出シリンダから前記ピストンを引き抜くことで、前記貯留部内に予め溜まっている高分子溶液を前記吐出シリンダに充填することを特徴とするナノファイバー製造装置
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