JP4304954B2 - 薄膜形成装置、薄膜形成方法および表示パネルの製造方法 - Google Patents

薄膜形成装置、薄膜形成方法および表示パネルの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機ELなどの表示パネル等の薄膜形成装置、薄膜形成方法及び表示パネルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば有機ELなどの表示パネルは、ガラス基板などの基板の表面に発光層や注入層などの高分子有機材料から成る薄膜を形成して製造される。かかる薄膜は、一般に、ノズルなどの塗布部から塗布液(高分子有機材料液)を吐出しながら、塗布部を基板の表面に沿って相対的に水平移動させることにより塗布して形成される。塗布液は、一般に、溶質と溶媒の混合液または溶質が溶媒に溶けている溶液(以下、これらを混合液と称する)であり、溶媒が蒸発することにより基板の表面で固化する(例えば、(特許文献1)参照。)。
【0003】
図11は、従来方法により基板に塗布液を塗布して薄膜を形成した薄膜形成体の断面図である。薄膜形成体1は、基板2の表面に塗布液を薄く塗布し、これを固化させた薄膜3が形成されている。基板に塗布された塗布液は、一般に、ホットプレートで赤外線を照射したり、超音波を付与するなどして溶媒の蒸発が促進され、固化して薄膜となる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−62370号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来方法で塗布形成された薄膜3は、縁部(塗布開始位置3aと塗布終了位置3b)で図示するように盛上って盛上り部となり、中間部(塗布開始位置3aと塗布終了位置3bの間)よりも厚くなりやすい傾向があった。このように縁部が局部的に盛上ると輝度ムラや色度ムラなどの発光ムラが発生しやすく、また薄膜の劣化寿命も、縁部と中間部でばらついてしまうという問題点があった。
【0006】
そこで本発明は、薄膜の縁部(塗布開始位置や塗布終了位置)での塗布液の盛上りを解消し、基板の表面に均一な厚さのフラットな薄膜を形成できる薄膜形成装置、薄膜形成方法及び表示パネルの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の薄膜形成装置は、基板の表面に沿って相対的に移動しながら塗布液を吐出する複数の吐出部と、これらの複数の吐出部に濃度の異なる塗布液を供給する塗布液供給手段と、これらの吐出部からの塗布液の吐出量を調整する吐出量調整手段とを備え、複数の吐出部は、移動方向と直交する方向に横長の、移動方向に並設された複数のスリットであり、複数のスリットの間には、複数のスリットの基板に対向する面よりも突出した仕切り壁を有し、複数の吐出部から吐出された塗布液を基板の表面で混合させるようにしたものである。
【0008】
また本発明は、基板の表面に沿って塗布液の複数の吐出部を相対的に移動させながら基板の表面に薄膜を形成する薄膜形成方法であって、複数の吐出部は、移動方向と直交する方向に横長の、移動方向に並設された複数のスリットであり、複数のスリットの間には、複数のスリットの基板に対向する面よりも突出した仕切り壁を有し、複数の吐出部から濃度の異なる塗布液を吐出させ、吐出されたこれらの塗布液を基板の表面で混合させて塗布するようにし、且つ塗布開始位置及び又は塗布終了位置における塗布液の濃度を中間部における濃度よりも薄くするとともに、塗布開始位置及び又は塗布終了位置において、濃淡まだら状の盛上り部を形成するものである。
【0009】
本発明によれば、塗布開始位置および又は塗布終了位置において塗布液の濃度を低くする(すなわち、溶質に対する溶媒の相対的な量を中間部よりも増量する)ことができる。上述のように、塗布開始位置や塗布終了位置において塗布液は盛上るが、本発明によれば盛上り部の濃度を低くすることができるので、溶媒が蒸発して固化すれば、盛上り部はへこみ、中間部と略同一の厚さとなり、基板の表面に均一な厚さのフラットな薄膜を形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における薄膜形成装置の側面図、図2は本発明の実施の形態1における薄膜形成装置の部分拡大断面図、図3は本発明の実施の形態1における薄膜形成装置の塗布部の斜視図、図4は本発明の実施の形態1における薄膜形成装置の制御系のブロック図、図5は本発明の実施の形態1における塗布液の塗布量の分布説明図、図6は本発明の実施の形態1における塗布液が塗布された基板の断面図、図7は本発明の実施の形態1における薄膜形成体の断面図である。
【0011】
図1において、10はガラス基板などの基板であり、保持体11に保持されて塗布部20の上方に位置している。保持体11は、真空吸着手段(図示せず)などの保持手段により、その下面に基板10を水平な姿勢で吸着保持している。保持体11の上面にはナット12が装着されており、ナット12には水平な送りねじ13が螺入されている。送りねじ13はモータ14に駆動されて回転する。
【0012】
モータ14の駆動により送りねじ13が回転すると、基板10を保持する保持体11は送りねじ13に沿って水平方向へ移動し(矢印A)、基板10も同方向Aへ移動する。すなわち、保持体11、ナット12、送りねじ13、モータ14は、塗布部20を基板10の表面に沿って相対的に水平方向に移動させる移動手段となっている。なお静止した基板10に対して塗布部20を水平方向に移動させてもよい。
【0013】
次に、図2、図3を参照して塗布部20を説明する。塗布部20は、塗布液の吐出部としてのスリット21、22を有している。スリット21、22は仕切壁23で仕切られている。仕切壁23の上端部は塗布部20の上面よりもやや上方へ突出しており、これによりスリット21、22から塗布液26、27(後述)が吐出された後、塗布液26、27が基板10の表面で混合された塗布液28になるようにしている。スリット21、22は、移動方向(塗布方向)Aに直交する方向に横長であり、且つ移動方向Aに複数個(本形態では、移動方向Aにおける前後2個のスリット21、22)並設されている。
【0014】
スリット21、22は塗布部20を上下に貫通するように形成されている。一方のスリット21の下部は管路24を通して貯溜部T1に接続されており、他方のスリット22の下部は管路25を通して貯溜部T2に接続されている。貯溜部T1には濃い濃度の塗布液26が貯溜されており、貯溜部T2には薄い濃度の塗布液27が貯溜されている。塗布液26、27は溶質を溶剤に溶解した発光層や注入層となる高分子有機材料または光電変換機能をもつ高分子有機材料、炭素材料などから成る液体であるが、貯溜部T2の塗布液27の溶質の含有%は、貯溜部T1の塗布液26の溶質の含有%よりも低くなっている。なお薄い塗布液27としては、溶質を含まない溶媒のみのものでもよい。
【0015】
図1において、貯溜部T1の塗布液26はポンプP1によりスリット21へ送られ、また貯溜部T2の塗布液27はポンプP2によりスリット22へ送られる。すなわち、貯溜部T1、T2、ポンプP1、P2、管路24、25は、濃度の異なる複数種(本例では2種)の塗布液26、27を複数のスリット21、22へ供給する塗布液供給手段となっており、またポンプP1、P2はスリット21、22からの塗布液26、27の吐出量を調整する吐出量調整手段となっている。
【0016】
図1において、基板10の下方には、塗布液の固化手段としての赤外線ランプ30が設けられている。赤外線ランプ30は、基板10の表面に塗布された塗布液(塗布液26と塗布液27の混合液)28に赤外線を照射し、溶剤を蒸発させてこれを固化させる。塗布液の固化手段としては、超音波発生器なども適用できる。
【0017】
図4において、制御部31はモータ14、ポンプP1、P2等の駆動を制御する。制御のプログラムは、予めメモリ32に登録されている。なお図示しないが、基板10を塗布部20に対して相対的に上下動させることにより、基板10の塗布面(下面)と塗布部20の上端を接近、離隔させる接離手段も備えられている。なおかかる接離手段は、公知手段を適用できる。
【0018】
この薄膜形成装置は上記のような構成より成り、次にその動作を説明する。図1において、基板10の下面を塗布部20の上面に近接させ、モータ14を駆動して基板10を塗布部20に対して水平方向に移動させる(矢印A)。このとき、ポンプP1、P2を駆動して貯溜部T1、T2内の塗布液26、27をそれぞれスリット21、22へ送り、スリット21、22から上方へ吐出する。濃度の異なる塗布液26、27は、吐出直後に、塗布部20の上面と基板10の下面の狭い空間B(図2)で混合され、混合された塗布液28が基板10の下面に薄膜として薄く塗布される。塗布された塗布液28には赤外線ランプ30から赤外線が照射され、塗布液28中の溶剤は蒸発して塗布液28は固化し、薄膜形成体となる。
【0019】
さて、上述したように、塗布開始位置や塗布終了位置では、塗布液は盛上り、盛上ったまま固化すると、発光ムラを生じるなどの問題点が生じる。そこで塗布開始位置や塗布終了位置などの盛上りを生じる位置においては、以下に述べるように塗布される塗布液中の溶剤を増量し、濃度を低下させる。
【0020】
図6は塗布開始位置28aおよび塗布終了位置28bにおける塗布液28の濃度を低下させる一例を示している。図示するように、塗布開始位置28aおよび塗布終了位置28bの盛上り部は、濃淡のまだら状に塗布することにより、中間部(塗布開始位置28aと塗布終了位置28bの間)よりも濃度を実質的に低下(薄く)させている。図5は、図6に示す濃淡分布を得るためのポンプP1、P2の吐出量(スリット21、22への塗布液26、27の供給量)のパターンの一例を示している。図5において、Vはモータ14の回転速度(基板10の移動速度)であって、モータ14の回転速度は始動とともに徐々に立上り(t1)、定速状態を一定時間(この一定時間t2は、基板サイズにより異なる)維持して中間部に塗布した後、徐々に停止する(t3)。
【0021】
本形態では、一方のポンプP1は、全塗布時間t1〜t3において、スリット21へ濃い塗布液26を一定量Q1供給する。また他方のポンプP2は薄い塗布液27を塗布開始位置(時間t1)と塗布終了位置(時間t3)において多量にスリット22へ供給し(ピークK1、K2参照)、中間部(時間t2)においては少量をスリット22へ供給する。このようにポンプP1、P2によるスリット21、22への塗布液26、27の供給量(スリット21、22からの吐出量)を調整することにより、塗布開始位置28aと塗布終了位置28bの盛上り部には、図6に示すように濃淡まだら状に薄い塗布液を塗布する。このようなモータ14やポンプP1、P2の運転プログラムは、メモリ32に登録されている。
【0022】
上記のような塗布液28の濃度コントロールをすることにより、縁部(塗布開始位置28aと塗布終了位置28b)に局部的に生じる盛上り部には中間部よりも相対的に濃度の薄い(すなわち溶剤が相対的に多い)塗布液が塗布される。そして塗布液中の溶剤が蒸発することにより薄膜が形成されるが、盛上り部の溶剤の蒸発量は多いので、固化後(溶剤の蒸発終了後)には盛上り部はへこみ、図6の破線及び図7に示すように、基板10の表面に均一な厚さのフラットな薄膜28が形成された薄膜形成体9が出来上ることとなる。
【0023】
なお本形態では、スリット21、22を上記方向に2個並設しているが、スリットを3個以上並設し、これらのスリットに濃度の異なる塗布液を供給するようにしてもよく、要は盛上り部を生じる塗布開始位置や塗布終了位置で、塗布液の濃度が中間部よりも薄くなるようにすればよい。また薄膜は、基板の表面に多層に形成される場合もあり、したがって上記した薄膜形成作業を複数回繰り返すことにより、薄膜を多層に形成する。
【0024】
参考例
図8は参考例における薄膜形成装置の全体構成図、図9は参考例における薄膜形成装置の塗布部の斜視図、図10は参考例における薄膜形成装置の制御系のブロック図である。なお基板の移動手段等は実施の形態1と同じである。
【0025】
図8、図9において塗布部30は基体31に吐出部としての管状のノズルN1〜N12、n1〜n12を複数個並設して成っている。ノズルN1〜N12とノズルn1〜n12は上記移動方向Aに直交する方向に複数個(本例ではそれぞれ12個)横一列に並設されており、またノズルN1〜N12とノズルn1〜n12は移動方向(塗布方向)Aに複数列(本例では前例のノズルN1〜N12と後列のノズルn1〜n12の前後2列)並設されている。図8に示すように、ノズルN1〜N12は管路33により貯溜部T1に接続されており、またノズルn1〜n12は管路34により貯溜部T2に接続されている。また管路33、34にはそれぞれポンプP1、P2が設けられている。図10において、制御部40はメモリ41に登録されたプログラムにしたがい、モータ14やポンプP1、P2を制御する。
【0026】
貯溜部T1には濃い塗布液26が貯溜されており、貯溜部T2には薄い塗布液27が貯溜されている。制御部40は、各ポンプP1、P2を制御することにより、前列のノズルN1〜N12と後列のノズルn1〜n12からの吐出量を制御する。
【0027】
図8に示すように、基板10の下面をノズルN1〜N12、n1〜n12の上端に近接させ、実施の形態1と同様に基板10を水平移動させながらノズルN1〜N12、n1〜n12から塗布液26、27を吐出することにより基板10の下面に塗布液26、27を塗布する。ノズルN1〜N12から吐出された濃い塗布液26とn1〜n12から吐出された薄い塗布液27は、実施の形態1と同様に、吐出直後にノズルN1〜N12、n1〜n12の上端と基板10下面の狭い空間で混合された塗布液28として基板10に塗布される。
【0028】
参考例の場合も、実施の形態1の場合と同様に、塗布開始位置や塗布終了位置では基板10に塗布された塗布液28は盛上る。そこで塗布開始位置と塗布終了位置では、後列のノズルn1〜n12からの薄い塗布液27の吐出量を増量するようにポンプの駆動を制御することにより、実施の形態1と同様に、塗布開始位置や塗布終了位置における塗布液28の濃度を中間部の濃度よりも低くする。これにより、実施の形態1の場合と同様に、塗布開始位置と塗布終了位置における溶剤の蒸発量を多くし、基板10の全面に均一な厚さのフラットな薄膜を形成することができる。勿論、前列のノズルN1〜N12から薄い塗布液27を吐出し、後列のノズルn1〜n12から濃い塗布液26を吐出するようにしてもよい。また本参考例では、ノズルは2列(前列のノズルN1〜N12と後列のノズルn1〜n12)設けているが、3列以上設け、これらのノズルに濃度の異なる塗布液を供給するようにしてもよいものである。
【0029】
実施の形態1から明らかなように、本発明は要は盛上り部を生じる塗布開始位置や塗布終了位置において、塗布液の濃度が中間部よりも薄くなるように塗布すればよいものであり、吐出部の形態等は様々な設計変更が可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、基板の表面に形成される薄膜の縁部(塗布開始位置や塗布終了位置)での盛上りを解消し、基板の表面に均一な厚さのフラットな薄膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における薄膜形成装置の側面図
【図2】本発明の実施の形態1における薄膜形成装置の部分拡大断面図
【図3】本発明の実施の形態1における薄膜形成装置の塗布部の斜視図
【図4】本発明の実施の形態1における薄膜形成装置の制御系のブロック図
【図5】本発明の実施の形態1における塗布液の塗布量の分布説明図
【図6】本発明の実施の形態1における塗布液が塗布された基板の断面図
【図7】本発明の実施の形態1における薄膜形成体の断面図
【図8】 参考例における薄膜形成装置の全体構成図
【図9】 参考例における薄膜形成装置の塗布部の斜視図
【図10】 参考例における薄膜形成装置の制御系のブロック図
【図11】従来方法により基板に塗布液を塗布して薄膜を形成した薄膜形成体の断面図
【符号の説明】
9 薄膜形成体
10 基板
20,30 塗布部
21,22 スリット
26,27,28 塗布液
28a 塗布開始位置
28b 塗布終了位置
n1〜n12,N1〜N12 ノズル
P1,P2 ポンプ
T1,T2 貯溜部

Claims (3)

  1. 基板の表面に沿って相対的に移動しながら塗布液を吐出する複数の吐出部と、これらの複数の吐出部に濃度の異なる塗布液を供給する塗布液供給手段と、これらの吐出部からの塗布液の吐出量を調整する吐出量調整手段とを備え、
    前記複数の吐出部は、移動方向と直交する方向に横長の、移動方向に並設された複数のスリットであり、
    前記複数のスリットの間には、前記複数のスリットの前記基板に対向する面よりも突出した仕切り壁を有し、前記複数の吐出部から吐出された塗布液を前記基板の表面で混合させるようにしたことを特徴とする薄膜形成装置。
  2. 基板の表面に沿って塗布液の複数の吐出部を相対的に移動させながら基板の表面に薄膜を形成する薄膜形成方法であって、前記複数の吐出部は、移動方向と直交する方向に横長の、移動方向に並設された複数のスリットであり、前記複数のスリットの間には、前記複数のスリットの前記基板に対向する面よりも突出した仕切り壁を有し、前記複数の吐出部から濃度の異なる塗布液を吐出させ、吐出されたこれらの塗布液を前記基板の表面で混合させて塗布するようにし、且つ塗布開始位置及び又は塗布終了位置における塗布液の濃度を中間部における濃度よりも薄くするとともに、前記塗布開始位置及び又は前記塗布終了位置において、濃淡まだら状の盛上り部を形成することを特徴とする薄膜形成方法。
  3. 請求項2に記載された薄膜形成方法を含む表示パネルの製造方法。
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