JP4903588B2 - ミシンの布押さえ装置 - Google Patents
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Description
ここで、XY方向とは、ミシンの長手方向及びこれと直交する方向をいい、ミシン針の上下方向と直交する水平面に沿う方向を言う。
本実施形態たるミシンの布押さえ装置1は、例えば、所定の縫製データに基づき被縫製物たる布をXY方向に移動して刺繍縫い等を行う電子サイクルミシンに搭載される。
このミシンの布押さえ装置1(以下、単に布押さえ装置1とする)は、図示しないミシンフレームのベッド部(ミシンベッド)上に配置されている。ミシンフレームは、当該ミシンフレームの下部をなすベッド部と、該ベッド部の一端から上方に立設された縦胴部と、ミシンフレームの上部をなし縦胴部の上部からベッド部の長手方向(Y軸方向)に沿って延設されたアーム部(ミシンアーム)とから構成されており、その外形が正面視にて略コ字状に成形されている。なお、ミシンフレーム内には、回動自在で前後方向に延びる図示しない上軸及び下軸等の動力伝達機構が設けられている。また、本実施形態では、アーム部の先端すなわちミシン面部側においてミシンのオペレータによる縫製作業が行われる。
以下、各部を詳しく説明する。
この布送り台10は、ベッド部内に設けられたXY駆動手段としての図示しないX軸パルスモータ及びY軸パルスモータによって駆動され、ベッド部上においてXY方向自在に移動可能となっている。X軸パルスモータ及びY軸パルスモータは、それぞれ図示しないギヤ機構、駆動軸、タイミングベルト、ガイドレール等を介して布送り台10にXY方向の駆動力を付与する。なお、各パルスモータの駆動量及び駆動のタイミングは、本実施形態では図示しない制御部により、針上下動の駆動源たるミシンモータとは独立に駆動制御される。
コイルばね70は、図5(a)及び図5(b)に示すように、保持枠60を上下に貫通する孔部63に遊挿されたピン71の中間部に外挿されている。このコイルばね70は、その下端がピン71の下端に設けられたフランジ部71aに当接されると共に上端が保持枠60の下面に当接されており、ピン71を常に下方側に付勢するようになっている。一方、保持枠60の上方に突出されたピン71の上端部は雄ねじとなっており、当該雄ねじにはナット72が固定され、コイルばね70の付勢力によるピン71の下方への移動を規制するようになっている。このように、コイルばね70は、保持枠60と布押さえ30との間に設けられた本実施形態における弾性体として機能する。
次に、上記構成を備える布押さえ装置1の動作説明を行う。本実施形態では、布地Mの厚さがX軸方向に不均一であって、図6(a)〜(c)に示す右側の方が厚い場合を例に説明する。
図6(a)に示すように、布押さえ30が上方待機位置に配置されているときは、コイルばね70,70の付勢力によってピン71,71が下方に突出され、当該ピン71,71の先端(下端)が何れも布押さえ30の上面に当接されている。これにより、保持枠60に対する布押さえ30の傾斜角度は水平状態に維持される。本実施形態では、連結軸61が保持枠60の重心を通るように配置されているため、この状態において、布押さえ30が水平、すなわち、ベッド部の上面と平行に配置されることとなる。
次に、シリンダ装置50の駆動により布押さえ腕20及び布押さえ30が下降すると、その下降の途中で布押さえ30のX軸方向における一端側(図6(b)における右側)が布地Mの上面に当接されることとなる。
さらに布押さえ30が下降すると、連結軸31を中心に布押さえ30が矢印C方向に回動し、布地Mの厚さに応じて布押さえ30が傾斜する。このとき、図5(b)及び図6(c)に示すように、一方のコイルばね70が収縮して布地Mの厚さが吸収される。一方、他方のコイルばね70の長さは変化せず、ピン71の下端から布押さえ30の上面が離隔する。そして、最下方の布保持位置まで下降した際には、図6(c)に示すように、布押さえ30の下面全体が布地Mの上面に当接されることとなる。これにより、下板40の上面に載置された布地Mの全体が布押さえ30によって下方に向けて均一に押さえつけられ、布押さえ30と下板40とにより布地Mが保持される。そして、この状態でX軸パルスモータ及びY軸パルスモータが駆動することにより布地MがXY方向に移動される。
さらに、布地Mの厚さがY軸方向に不均一な場合であっても、図3に示すように保持枠60及び布押さえ60が矢印A方向又はB方向に傾斜することにより、布地Mの厚さのばらつきが吸収される。つまり、本実施形態たる布押さえ装置1によれば、布押さえ30が、ベッド部の上面と平行であって互いに直交する二軸を中心とする任意の傾斜角度に傾斜されることとなる。
なお、本実施形態では、布地Mの厚さが図6(a)〜(c)における右側のみ厚い場合を図示しているが、左側が厚い場合も同様であることは言うまでもない。
以上のように、本実施形態たるミシンの布押さえ装置1によれば、布地Mの厚さや硬さがY軸方向のみならずX軸方向に不均一な場合であっても、布地Mの上面に沿って布押さえ30を当接させることができる。これにより、布地Mに均一な押さえ圧を付与することができる他、布押さえ30による布地Mの保持性が向上するため布送り動作に伴う布地Mのずれを防止することができる。従って、縫い品質の低下を防止することができる。
また、ベッド部と下板40との間の摩擦力を上昇することなく布地Mの保持性の向上を図ることができるため、当該摩擦の上昇による送り動作への負荷を低減してミシンの耐久性の低下を防止しつつミシン動作の効率性の向上を図ることができる。また、保持枠60の重心を通る連結軸61と布押さえ30の重心を通る連結軸31とにより、布押さえ30の一端から他端に渡って押さえ圧を均一にすることができる。
また、シリンダ装置50によって布押さえ30を布保持位置に配置する際に、ベッド部と平行に下降させることができることにより、布押さえ30の一端が先に布地Mに当接されることによる布地Mの位置ずれを防止することができる。従って、縫い品質の低下を防止することができる。
10 布送り台
20 布押さえ腕
30 布押さえ
31 連結軸(第二軸)
40 下板
50 シリンダ装置(昇降駆動手段)
60 保持枠(二軸傾斜手段)
61 連結軸(第一軸)
62 支持部
70 コイルばね(規制手段、弾性体)
71 ピン
M 布地(被縫製物)
Claims (3)
- 基端部がミシンベッド上に立設されXY駆動手段により前記ミシンベッド上をXY方向自在に移動する布送り台と、
一端が前記布送り台に昇降可能に取り付けられた布押さえ腕と、
前記布押さえ腕の他端に連結され上方から被縫製物を押さえる布押さえと、
前記布押さえを上方待機位置と布保持位置とに昇降させる昇降駆動手段と、
前記ミシンベッドの上面と平行であって互いに直交する二軸を中心とする傾斜角度に前記布押さえを傾斜可能に支持する二軸傾斜手段と、を備え、
前記二軸傾斜手段は、第一軸を介して前記押さえ腕の他端に連結され前記第一軸と直交する第二軸を介して前記布押さえに連結された保持枠を有し、
前記第一軸は前記保持枠の重心を通る配置とし、前記第二軸は前記布押さえの重心を通る配置としたことを特徴とするミシンの布押さえ装置。 - 前記布押さえに対する前記保持枠の傾斜角度を規制する規制手段を備えることを特徴とする請求項1記載のミシンの布押さえ装置。
- 前記規制手段は、前記保持枠と布押さえとの間に設けられた弾性体であることを特徴とする請求項2記載のミシンの布押さえ装置。
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| JP2007003119A JP4903588B2 (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | ミシンの布押さえ装置 |
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