JP4902109B2 - 遊星機構式ストッパ装置 - Google Patents

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この発明は、遊星機構式ストッパ装置に関し、特に、電動モータ駆動機器の移動要素であるストッパ作用対象物の移動範囲を制限する遊星機構式ストッパ装置に関するものである。
移動要素の移動範囲を制限するストッパ装置として、互いに噛合する大径平歯車と小径平歯車の各々に外周縁部にストッパ凸部が設けられ、大径平歯車が、所定回数、回転した状態のときに、大径平歯車のストッパ凸部と小径平歯車のストッパ凸部とが整合当接してストッパ作用を行う多回転型のストッパ装置がある(例えば、特許文献1)。
また、固定配置のリング歯車と、前記リング歯車に内接噛合して自身の中心軸線周りに自転しながら前記リング歯車に対して公転する遊星歯車とを含み、前記リング歯車と前記遊星歯車の各々にストッパ凸部が設けられ、遊星歯車の自転・公転運動によってリング歯車のストッパ凸部と遊星歯車のストッパ凸部とが整合当接してストッパ作用を行う遊星歯車式のストッパ装置がある(例えば、特許文献2、3)。
平歯車列による多回転型のストッパ装置は、多回転化に伴い歯車列の歯数比を大きくする必要があるため、大きいスペースを必要とし、小型機器のストッパ装置には向かない。
従来の遊星歯車式のストッパ装置は、省スペース化は可能であるが、構造上、遊星歯車の公転回数は、1回以下に限られ、多回転型のストッパ装置をなすことができないから、ストッパ作用対象物の移動範囲の設定が制限され、また、高精度な移動範囲の設定(ストッパ位置の設定)を行うことができない。
特許第2553253号公報 特許第3195687号公報 特開2002−227514号公報
この発明が解決しようとする課題は、省スペースで、ストッパ作用対象物の移動範囲の設定に制限を課すことがなく、移動範囲の設定を、広範囲に、高精度に行えるようにすることである。
この発明による遊星機構式ストッパ装置は、大径回転車と、前記大径回転車の内周面に接触して自身の中心軸線周りに自転しながら前記大径回転車に対して相対的に公転する小径回転車とを有し、前記大径回転車と前記小径回転車の何れか一方が固定配置され、他方がストッパ作用対象物と連動する回転部材により回転駆動され、前記大径回転車に、該大径回転車の内側に突出する固定側ストッパ凸部が形成され、該固定側ストッパ凸部は、先端側に挟角をなす均等に傾斜した傾斜2面を有し、その一方の傾斜面が始点側ストッパ面になっており、他方の傾斜面が終点側ストッパ面になっており、前記小径回転車に自転ストッパ凸部が形成されるとともに該自転ストッパ凸部は前記始点側ストッパ面、前記終点側ストッパ面のそれぞれと平面同士で当接するための自転ストッパ面を有し、前記小径回転車の正転方向の自転においては、前記ストッパ作用対象物が第1の所定位置に位置する状態下でのみ、前記自転ストッパ凸部が前記自転ストッパ面を前記始点側ストッパ面に当接させてストッパ動作し、それ以外の状態では、前記自転ストッパ凸部と前記大径回転車の前記ストッパ凸部とが当接干渉することがなく、前記自転ストッパ凸部が前記大径回転車の前記ストッパ凸部の配置位置を越えて、前記小径回転車が前記大径回転車に対して相対的に公転移動することを許し、前記小径回転車の逆転方向の自転においては、前記ストッパ作用対象物が前記第1の所定位置とは異なる第2の所定位置に位置する状態下でのみ、前記自転ストッパ凸部が前記自転ストッパ面を前記終点側ストッパ面に当接させてストッパ動作し、それ以外の状態では、前記自転ストッパ凸部と前記大径回転車の前記ストッパ凸部とが当接干渉することがなく、前記自転ストッパ凸部が前記大径回転車の前記ストッパ凸部の配置位置を越えて、前記小径回転車が前記大径回転車に対して相対的に公転移動することを許す、非整数倍の比率に、前記大径回転車と前記小径回転車との直径比が設定され、前記自転ストッパ面が、前記始点側ストッパ面と前記終点側ストッパ面とのそれぞれと、略平行に対向当接するようにした
この発明による遊星機構式ストッパ装置は、好ましくは、前記大径回転車と前記小径回転車は、互いに噛合する歯車である。
また、この発明による遊星機構式ストッパ装置は、固定配置のリング回転車と、前記リング回転車の回転中心位置に回転可能に設けられた入力部材あるいは出力部材としての太陽回転車と、前記リング回転車の内周と前記太陽回転車の外周に接触して自身の中心軸線周りに自転しながら前記リング回転車ならびに前記太陽回転車に対して公転する出力部材あるいは入力部材としての遊星回転車とを有し、前記太陽回転車あるいは前記遊星回転車がストッパ作用対象物と駆動連結され、前記リング回転車に、該リング回転車の内側に突出する固定側ストッパ凸部が形成され、該固定側ストッパ凸部は、先端側に挟角をなす均等に傾斜した傾斜2面を有し、その一方の傾斜面が始点側ストッパ面になっており、他方の傾斜面が終点側ストッパ面になっており、前記遊星回転車に自転ストッパ凸部が形成されるとともに該自転ストッパ凸部は前記始点側ストッパ面、前記終点側ストッパ面のそれぞれと平面同士で当接するための自転ストッパ面を有し、前記遊星回転車の正転方向の自転においては、前記ストッパ作用対象物が第1の所定位置に位置する状態下でのみ、前記自転ストッパ凸部が前記自転ストッパ面を前記始点側ストッパ面に当接させてストッパ動作し、それ以外の状態では、前記自転ストッパ凸部と前記リング回転車の前記ストッパ凸部とが当接干渉することがなく、前記自転ストッパ凸部が前記リング回転車の前記ストッパ凸部の配置位置を越えて、前記遊星回転車が前記リング回転車に対して相対的に公転移動することを許し、前記遊星回転車の逆転方向の自転においては、前記ストッパ作用対象物が前記第1の所定位置とは異なる第2の所定位置に位置する状態下でのみ、前記自転ストッパ凸部が前記自転ストッパ面を前記終点側ストッパ面に当接させてストッパ動作し、それ以外の状態では、前記自転ストッパ凸部と前記リング回転車の前記ストッパ凸部とが当接干渉することがなく、前記自転ストッパ凸部が前記リング回転車の前記ストッパ凸部の配置位置を越えて、前記遊星回転車が前記リング回転車に対して相対的に公転移動することを許す、非整数倍の比率に、前記リング回転車と前記遊星回転車との直径比が設定され、前記自転ストッパ面が、前記始点側ストッパ面と前記終点側ストッパ面とのそれぞれと、略平行に対向当接するようにした
また、この発明による遊星機構式ストッパ装置は、好ましくは、前記リング回転車と前記太陽回転車と前記遊星回転車は、互いに噛合する歯車である。
この発明による遊星機構式ストッパ装置は、小径回転車あるいは遊星回転車に設けられているストッパ凸部が、当該小径回転車あるいは遊星回転車の大径回転車あるいはリング回転車に対する相対的な自転・公転運動によってサイクロイド・トロコイド曲線軌跡を描き、小ストッパ作用対象物が所定位置に位置する状態下でのみ、径回転車あるいは遊星回転車の自転ストッパ凸部が大径回転車あるいはリング回転車の固定側ストッパ凸部と当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、小径回転車あるいは遊星回転車の自転ストッパ凸部と大径回転車あるいは遊星回転車の固定側ストッパ凸部とが当接干渉することがなく、小径回転車あるいは遊星回転車の自転ストッパ凸部が大径回転車あるいはリング回転車の固定側ストッパ凸部の配置位置を越え、小径回転車あるいは遊星回転車が大径回転車あるいはリング回転車に対して相対的に公転移動することができ、多回転型のストッパ装置をなす。
これにより、多回転型の遊星機構式ストッパ装置が得られ、省スペースで、ストッパ作用対象物の移動範囲の設定に制限を課すことがなく、移動範囲の設定を、広範囲に、高精度に行えるようになる。
この発明による遊星機構式ストッパ装置の一つの実施形態及び参考例を、図1〜図3を参照して説明する。この実施形態は電動弁に遊星機構式ストッパ装置を組み込んだものである。
図1に示されているように、電動弁は、弁ハウジング11に、弁室12、入口ポート13、出口ポート14を有する。弁ハウジング11には弁ポート15を画定する弁座部材16が取り付けられている。弁室12には、図1にて上下方向(軸線方向)の直線移動によって弁ポート15の開閉、開度調節を行う弁体17が配置されている。
弁体17は、ホルダ部材18等によって雄ねじ部材19と相対回転可能に連結されている。弁ハウジング11には雌ねじ部材20が固定装着されている。雌ねじ部材20には雄ねじ部材19がねじ係合している。このねじ係合により、雄ねじ部材19は回転に伴い軸線方向に直線移動し、この直線移動がホルダ部材18を介して弁体17に伝えられ、弁体17が開閉駆動される。
弁ハウジング11にはステッピングモータ21が取り付けられている。ステッピングモータ21は、弁ハウジング11に固定されたロータケース22およびロータケース22の先端に取り付けられた上蓋部材23と、ロータケース22内に自身の中心軸線周りに回転可能に配置されたロータ24およびロータ24の外周部に取り付けられた多極着磁のマグネット25と、ロータケース22の外周部に固定装着された多極歯構造のステータコイルユニット26とを有する。
雄ねじ部材19は、ロータ24の中心軸を兼ねてロータ24と固定連結され、ロータ24によって直接に回転駆動される。
ロータケース22内には、遊星機構式ストッパ装置30が組み込まれている。遊星機構式ストッパ装置30は、内接式のものであり、ロータケース22の内側にロータ24と同心に固定され内周部に内歯32を有するリング歯車(大径回転車)31と、ロータ24の回転中心より偏倚した位置にてロータ24の上端面部に固定されたピニオン軸33に回転可能に装着された遊星歯車(小径回転車)34とを有する。
遊星歯車34は、外周部に形成された外歯35によってリング歯車31の内歯32と噛合し、ピニオン軸33を中心軸として自身の中心軸線周りに自転しながらリング歯車31に対して公転する。
この実施形態では、ロータ24がストッパ作用対象物である弁体17と連動する回転部材をなし、ロータ24の回転によって遊星歯車34が公転駆動される。
図2に示されているように、リング歯車31には三角形状の始点側ストッパ凸部36と終点側ストッパ凸部37とが突出形成されている。遊星歯車34には遊星歯車34の半径方向に突出した平行片形状の自転ストッパ凸部38が突出形成されている。
図3に示されているように、始点側ストッパ凸部36はリング歯車31の半径方向の一方の側面が始点側ストッパ面36Aになっている。終点側ストッパ凸部37はリング歯車31の半径方向の一方の側面が終点側ストッパ面37Aになっている。始点側ストッパ面36Aと終点側ストッパ面37Aは、リング歯車31の中心軸線周りに、所定回転角度θ、回転偏倚し、各々自転ストッパ凸部38の幅寸法tの1/2だけ離れる方向に偏倚した位置にある。
自転ストッパ凸部38は、互いに平行な一方の側面が始点側ストッパ面38A、他方の側面が終点側ストッパ面38Bになっている。
リング歯車31、遊星歯車34は樹脂成型品あるいは焼結成型品であり、始点側ストッパ凸部36、終点側ストッパ凸部37はリング歯車31と一体成形により得ることができ、また、自転ストッパ凸部38は遊星歯車34と一体成形により得ることができる。
遊星歯車34の半径(ピッチ円半径)をa、リング歯車31の半径(ピッチ円半径)をbとすると、遊星歯車34の直径2aとリング歯車31の直径2bとの比率は非整数倍の比率に設定されている。つまり、リング歯車31の歯数が遊星歯車34の歯数の非整数倍に設定されている。図2、図3に示されている参考例では、遊星歯車34の歯数が12、リング歯車31の歯数が34になっている。
この場合、遊星歯車34のピッチ円上にある自転ストッパ凸部38の点Xは、遊星歯車34のリング歯車31に対する自転・公転運動により、半径aの動円が半径bの定円の内周に沿って転がり、動円の円周上の点の軌跡として、図3に2点鎖線により示されているようなハイポサイクロイド曲線軌跡を描き、遊星歯車34の歯先位置にある自転ストッパ凸部38の点Yは、図4に示されているように、ハイポトロコイド曲線軌跡を描く。
これにより、遊星歯車34の時計廻り方向の公転に伴う正転方向(反時計廻り方向)の自転においては、自転ストッパ凸部38は、ストッパ作用対象物が第1の所定位置、例えば弁体17が全閉位置に位置する状態下でのみ、始点側ストッパ面38Aをもって始点側ストッパ凸部36の始点側ストッパ面36Aと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部38と始点側ストッパ凸部36ならびに終点側ストッパ凸部37とが互いに当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部38が始点側ストッパ凸部36および終点側ストッパ凸部37との配置位置を越えて遊星歯車34がリング歯車31に対して時計廻り方向に公転移動することを許す。
また、遊星歯車34の反時計廻り方向の公転に伴う逆転方向(時計廻り方向)の自転において、自転ストッパ凸部38は、ストッパ作用対象物が第2の所定位置、例えば弁体17が全開位置に位置する状態下でのみ、終点側ストッパ面38Bをもって終点側ストッパ凸部37の終点側ストッパ面37Aと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部38と始点側ストッパ凸部36ならびに終点側ストッパ凸部37とが当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部38が始点側ストッパ凸部36および終点側ストッパ凸部37との配置位置を越えて遊星歯車34がリング歯車31に対して反時計廻り方向に公転移動することを許す。
この参考例では、リング歯車31、遊星歯車34のモジュール設定と、遊星歯車34の半径aおよび遊星歯車34の公転半径cと、リング歯車31の半径bの設定、つまり、上述した遊星歯車34とリング歯車31の歯数比の設定により、遊星歯車34の複数回自転と、複数回公転によって上述の始点側と終点側のストッパ作用が得られる。
これにより、多回転型のストッパ機構をもって、省スペースで、ストッパ作用対象物の移動範囲の設定に制限を課すことがなく、その移動範囲、つまり、図1に示す弁体17の全閉位置と全開位置の設定がそれぞれ高精度に行われる。
上述した参考例の遊星機構式ストッパ装置30は、ステッピングモータ駆動の電動弁のストッパに限られることはなく、例えば、図5に示されているように、ステッピングモータ(サーボモータ)21により駆動される軸送り装置にも適用可能である。なお、図5において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
軸送り装置は、リニアガイド部41に係合して回り止めされたスライダ42の雌ねじ部43に雄ねじ部材19がねじ係合している。このねじ係合により、雄ねじ部材19がステッピングモータ21により回転駆動されることによってスライダ42が上下に直線移動する。
遊星機構式ストッパ装置30は、上述した参考例と同様に動作し、ストッパ作用対象物であるスライダ42の移動範囲の設定、つまり、上限位置と下限位置とに制限を課すことがなく、その移動範囲の設定(上限位置と下限位置の設定)とが高精度に行われる。
この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する参考例を、図6を参照して説明する。この参考例の遊星機構式ストッパ装置50は、外接式のものであり、外歯52を有する固定配置の大径歯車51と、ピニオン軸53に回転可能に装着された小径の遊星歯車54とを有する。
遊星歯車54は、外周部に形成された外歯55によって大径歯車51の外歯52と噛合し、ピニオン軸53を中心軸として自身の中心軸線周りに自転しながら大径歯車51の周りを公転する。
この参考例では、ストッパ作用対象物と連動する回転部材、例えば、前述の実施形態のロータ24と同等のものにより遊星歯車54が公転駆動される。
大径歯車51には始点側ストッパ凸部56と終点側ストッパ凸部57とが突出形成されている。遊星歯車54には遊星歯車54の半径方向に突出した平行片形状の自転ストッパ凸部58が突出形成されている。
始点側ストッパ凸部56は大径歯車51の半径方向の一方の側面が始点側ストッパ面56Aになっている。終点側ストッパ凸部57は大径歯車51の半径方向の一方の側面が終点側ストッパ面57Aになっている。始点側ストッパ面56Aと終点側ストッパ面57Aは、大径歯車51の中心軸線周りに所定回転角度、回転偏倚した位置にある。
自転ストッパ凸部58は、互いに平行な一方の側面が始点側ストッパ面58A、他方の側面が終点側ストッパ面58Bになっている。
この参考例でも、大径歯車51、遊星歯車54が樹脂成型品あるいは焼結成型品であることにより、始点側ストッパ凸部56、終点側ストッパ凸部57は大径歯車51と一体成形により得ることができ、また、自転ストッパ凸部58は遊星歯車54と一体成形により得ることができる。
遊星歯車54の半径(ピッチ円半径)をd、大径歯車51の半径(ピッチ円半径)をeとすると、遊星歯車54の直径2dと大径歯車51の直径2eとの比率は非整数倍の比率に設定されている。つまり、大径歯車51の歯数が遊星歯車54の歯数の非整数倍に設定されている。図6に示されている参考例では、遊星歯車54の歯数が12、大径歯車51の歯数が34になっている。
この場合、遊星歯車54のピッチ円上にある自転ストッパ凸部58の点Xは、遊星歯車54の大径歯車51に対する自転・公転運動によって半径dの動円が半径eの定円の外周に沿って転がり、動円の円周上の点の軌跡として、図6に2点鎖線により示されているようなエピサイクロイド曲線軌跡を描く。
これにより、遊星歯車54の反時計廻り方向の公転に伴う正転方向(反時計廻り方向)の自転においては、自転ストッパ凸部58は、ストッパ作用対象物が第1の所定位置、例えば、前述の実施形態における弁体17が全閉位置に位置する状態下でのみ、始点側ストッパ面58Aをもって始点側ストッパ凸部56の始点側ストッパ面56Aと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部58と始点側ストッパ凸部56ならびに終点側ストッパ凸部57とが互いに当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部58が始点側ストッパ凸部56および終点側ストッパ凸部57との配置位置を越えて遊星歯車54が大径歯車51に対して時計廻り方向に公転移動することを許す。
また、遊星歯車54の時計廻り方向の公転に伴う逆転方向(時計廻り方向)の回転において、自転ストッパ凸部58は、ストッパ作用対象物が第2の所定位置、例えば、前述の実施形態における弁体17が全開位置に位置する状態下でのみ、終点側ストッパ面58Bをもって終点側ストッパ凸部57の終点側ストッパ面57Aと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部58と始点側ストッパ凸部56ならびに終点側ストッパ凸部57とが当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部58が始点側ストッパ凸部56および終点側ストッパ凸部57との配置位置を越えて遊星歯車54が大径歯車51に対して反時計廻り方向に公転移動することを許す。
この参考例では、大径歯車51、遊星歯車54のモジュール設定と、遊星歯車54の半径dおよび遊星歯車54の公転半径fと、大径歯車51の半径eの設定により、つまり、上述した遊星歯車54と大径歯車51の歯数の設定により、遊星歯車54の所定回数の自転と公転によって上述の始点側と終点側のストッパ作用が得られる。
これにより、多回転型のストッパ機構をもって、省スペースで、ストッパ作用対象物の移動範囲の設定に制限を課すことがなく、その移動範囲、つまり、弁体17の全閉位置と全開位置の設定がそれぞれ高精度に行われる。
この発明による遊星機構式ストッパ装置の回転車は、上述の歯車に限られることはなく、摩擦力によって回転運動を伝達する摩擦車でもよい。摩擦車による遊星機構式ストッパ装置の参考例を、図7〜図13を参照して説明する。
図7に示されているように、この参考例による遊星機構式ストッパ装置60は、内接式のものであり、固定配置のリング形状の大径摩擦車61と、軸63に回転可能に装着された小径摩擦車(遊星摩擦車)64とを有する。
小径摩擦車64は、外周面65によって大径摩擦車61の内周面62に摺接し、摩擦力によって、軸63を中心軸として自身の中心軸線周りに自転しながら大径摩擦車61に対して公転する。
この参考例でも、小径摩擦車64はストッパ作用対象物と連動する回転部材、例えば、前述の実施形態のロータ24と同等のものにより公転駆動される。
大径摩擦車61には三角形状の始点側ストッパ凸部66と終点側ストッパ凸部67とが突出形成されている。小径摩擦車64には小径摩擦車64の半径方向に突出した平行片形状の自転ストッパ凸部68が突出形成されている。
始点側ストッパ凸部66は大径摩擦車61の半径方向の一方の側面が始点側ストッパ面66Aになっている。終点側ストッパ凸部67は大径摩擦車61の半径方向の一方の側面が終点側ストッパ面67Aになっている。始点側ストッパ面66Aと終点側ストッパ面67Aは、大径摩擦車61の中心軸線周りに所定回転角度、回転偏倚した位置にある。
自転ストッパ凸部68は、互いに平行な一方の側面が始点側ストッパ面68A、他方の側面が終点側ストッパ面68Bになっている。
大径摩擦車61、小径摩擦車64が樹脂成型品あるいは焼結成型品であり、始点側ストッパ凸部66、終点側ストッパ凸部67は大径摩擦車61と一体成形により得ることができ、また、自転ストッパ凸部68は小径摩擦車64と一体成形により得ることができる。
この参考例でも、小径摩擦車64の半径をa、大径摩擦車61の半径をbとすると、小径摩擦車64の直径2aと大径摩擦車61の直径2bとの比率は非整数倍の比率に設定されている。
この場合、小径摩擦車64の外周円上にある自転ストッパ凸部68の点Xは、小径摩擦車64の大径摩擦車61に対する自転・公転運動によって半径aの動円が半径bの定円の内周に沿って転がり、動円の円周上の点の軌跡として図1に示されている実施形態と同等のハイポサイクロイド曲線軌跡を描く。
これにより、小径摩擦車64の時計廻り方向の公転に伴う正転方向(反時計廻り方向)の自転においては、自転ストッパ凸部68は、ストッパ作用対象物が第1の所定位置、例えば弁体17が全閉位置に位置する状態下でのみ、始点側ストッパ面68Aをもって始点側ストッパ凸部66の始点側ストッパ面66Aと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部68と始点側ストッパ凸部66ならびに終点側ストッパ凸部67とが互いに当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部68が始点側ストッパ凸部66および終点側ストッパ凸部67との配置位置を越えて小径摩擦車64が大径摩擦車61に対して時計廻り方向に公転移動することを許す。
また、小径摩擦車64の反時計廻り方向の公転に伴う逆転方向(時計廻り方向)の回転において、自転ストッパ凸部68は、ストッパ作用対象物が第2の所定位置、例えば弁体17が全開位置に位置する状態下でのみ、終点側ストッパ面68Bをもって終点側ストッパ凸部67の終点側ストッパ面67Aと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部68と始点側ストッパ凸部66ならびに終点側ストッパ凸部67とが当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部68が始点側ストッパ凸部66および終点側ストッパ凸部67との配置位置を越えて小径摩擦車64が大径摩擦車61に対して反時計廻り方向に公転移動することを許す。
図7〜図13は、小径摩擦車64の自転ストッパ凸部68が始点側ストッパ凸部66に当接している状態から終点側ストッパ凸部67に当接するまでの小径摩擦車64の自転・公転運動を示しており、これに伴い自転ストッパ凸部68は、図7〜図13中において、(1)〜(8)により示されている動き(ハイポサイクロイド曲線軌跡を描く運動)をし、小径摩擦車64の複数回自転と、複数回公転によって上述の始点側と終点側のストッパ作用を行う。
これにより、多回転型のストッパ機構をもって、省スペースで、ストッパ作用対象物の移動範囲の設定に制限を課すことがなく、その移動範囲、例えば、前述の実施形態における弁体17の全閉位置と全開位置の設定がそれぞれ高精度に行われる。
上述した参考例では、何れも、大径回転車(リング歯車31、大径歯車51、大径摩擦車61)が固定配置で、小径回転車(遊星歯車34、54、小径摩擦車64)が回転駆動される構造になっているが、遊星機構における小径回転車の大径回転車に対する自転・公転運動は相対的なものであるから、小径回転車(遊星歯車34、54、小径摩擦車64)が固定配置で、大径回転車(リング歯車31、大径歯車51、大径摩擦車61)がロータ24のようなもので回転駆動される構造とすることもできる。
図14、図15は、図1、図5に示されている実施形態のものにおいて、リング歯車31を樹脂製のロータ24に一体成形し、遊星歯車34をピニオン軸33によって固定側部材である上蓋部材23に定位置(偏倚位置)にて回転可能に取り付けた実施形態を示している。なお、図14、図15において、図1、図5に対応する部分は、図1、図5に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この発明による遊星機構式ストッパ装置の実施形態を、図16〜図23を参照して説明する。図16に示されているように、この実施形態の遊星機構式ストッパ装置70は、内接式のものであり、固定配置され内周部に内歯72を有するリング歯車(大径回転車)71と、ピニオン軸73に回転可能に装着された遊星歯車(小径回転車)74とを有する。
遊星歯車74は、外周部に形成された外歯75によってリング歯車71の内歯72と噛合し、ピニオン軸73を中心軸として自身の中心軸線周りに自転しながらリング歯車71に対して公転する。
この実施形態では、図1に示されている実施形態と同様に、ロータ24がストッパ作用対象物である弁体17と連動する回転部材をなし、ロータ24の回転によって遊星歯車74が公転駆動される。
リング歯車71には固定側ストッパ凸部76が突出形成されている。遊星歯車74には遊星歯車74の半径方向に突出した自転ストッパ凸部78が突出形成されている。
固定側ストッパ凸部76は、先端側に90度の挟角をなす傾斜2面を有し、その一方の傾斜面が始点側ストッパ面76Aになっており、他方の傾斜面が終点側ストッパ面76Bになっている。自転ストッパ凸部78は、先端面が始点側と終点側の共通のストッパ面78Aになっている。
リング歯車71、遊星歯車74は樹脂成型品あるいは焼結成型品であり、固定側ストッパ凸部76はリング歯車71と一体成形により得ることができ、また、自転ストッパ凸部78は遊星歯車74と一体成形により得ることができる。
この実施形態でも、遊星歯車74の半径(ピッチ円半径)をa、リング歯車71の半径(ピッチ円半径)をbとすると、遊星歯車74の直径2aとリング歯車71の直径2bとの比率は非整数倍の比率に設定されている。つまり、リング歯車71の歯数が遊星歯車74の歯数の非整数倍に設定されている。図16に示されている実施形態でも、遊星歯車74の歯数が12、リング歯車71の歯数が34になっている。
この場合、自転ストッパ凸部78のストッパ面78A上の点Zは、遊星歯車74のリング歯車71に対する自転・公転運動により、概ね半径aの動円が半径bの定円の内周に沿って転がり、動円の円周上の点の軌跡として、図23に2点鎖線により示されているようなハイポサイクロイド曲線軌跡を描く。
これにより、遊星歯車74の時計廻り方向の公転に伴う正転方向(反時計廻り方向)の自転においては、自転ストッパ凸部78は、ストッパ作用対象物が第1の所定位置、例えば弁体17が全閉位置に位置する状態下でのみ、ストッパ面78Aをもって固定側ストッパ凸部76の始点側ストッパ面76Aと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部78と固定側ストッパ凸部76とが互いに当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部78が固定側ストッパ凸部76の配置位置を越えて遊星歯車74がリング歯車71に対して時計廻り方向に公転移動することを許す。
また、遊星歯車74の反時計廻り方向の公転に伴う逆転方向(時計廻り方向)の回転において、自転ストッパ凸部78は、ストッパ作用対象物が第2の所定位置、例えば弁体17が全開位置に位置する状態下でのみ、ストッパ面78Aをもって固定側ストッパ凸部76の終点側ストッパ面76Bと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部78と固定側ストッパ凸部76とが当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部78が固定側ストッパ凸部76の配置位置を越えて遊星歯車74がリング歯車71に対して反時計廻り方向に公転移動することを許す。
この実施形態でも、リング歯車71、遊星歯車74のモジュール設定と、遊星歯車74の半径aおよび遊星歯車74の公転半径cと、リング歯車71の半径bの設定、つまり、上述した遊星歯車74とリング歯車71の歯数の設定により、遊星歯車74の複数回自転と、複数回公転によって上述の始点側と終点側のストッパ作用が得られる。
図17〜図22は、遊星歯車74の自転ストッパ凸部78が固定側ストッパ凸部76の始点側ストッパ76Aに当接している状態から終点側ストッパ面76Bに当接するまでの遊星歯車74の自転・公転運動を示しており、これに伴い自転ストッパ凸部78は、ハイポサイクロイド曲線軌跡を描く運動をし、遊星歯車74の複数回自転と、複数回公転によって上述の始点側と終点側のストッパ作用を行う。
これにより、多回転型のストッパ機構をもって、省スペースで、ストッパ作用対象物の移動範囲の設定に制限を課すことがなく、その移動範囲、つまり、弁体17の全閉位置と全開位置の設定がそれぞれ高精度に行われる。
この実施形態では、自転ストッパ凸部78のストッパ面78Aが、固定側ストッパ凸部76の始点側ストッパ面76Aと終点側ストッパ面76Bの何れにも、略平行に対向当接するから、滑りによる摩耗がなく、高い位置精度を維持できる。また、そのストッパ当接のベクトルと、リング歯車71と遊星歯車74との噛み合いにおいて歯に作用する力のベクトルとが異なるため、ストッパ作用時にリング歯車71と遊星歯車74との噛合がロックすることを回避できる。
この発明による遊星機構式ストッパ装置の他の実施形態を組み込まれた電動弁を、図24、参考例の図25を参照して説明する。なお、図24において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
図24に示されているように、この実施形態では、減速装置としての遊星歯車装置80に遊星機構式ストッパ装置が組み込まれている。遊星歯車装置80は、反力部材としてロータケース22内に固定配置されたリング歯車(リング回転車)81と、リング歯車81の回転中心位置に回転可能に設けられた太陽歯車(太陽回転車)82と、キャリア83に各々ピニオン軸84によって回転可能に担持された2個の遊星歯車(遊星回転車)85とを有し、遊星歯車85の外歯86がリング歯車81の内歯87と太陽歯車82の外歯88に同時噛合している。
太陽歯車82は、ロータ24に固定されたロータ軸27と固定連結され、遊星歯車装置80の入力部材をなしている。キャリア83は、トルク伝達関係で、ロータ軸27と回転自在に連結され、かつ、雄ねじ部材19と上下動可能に連結され、遊星歯車85と共に、遊星歯車装置80の出力部材をなしている。
遊星歯車85は、太陽歯車82によって回転駆動され、各々ピニオン軸84を中心軸として自身の中心軸線周りに自転しながらリング歯車81に対して公転する。この公転運動はキャリア83の回転となり、雄ねじ部材19が回転駆動される。
図25に示されているように、リング歯車81には三角形状の始点側ストッパ凸部89と終点側ストッパ凸部90とが突出形成されている。2つの遊星歯車85のうちの一方の遊星歯車85には、その遊星歯車85の半径方向に突出した平行片形状の自転ストッパ凸部91が突出形成されている。
始点側ストッパ凸部89はリング歯車81の半径方向の一方の側面が始点側ストッパ面89Aになっている。終点側ストッパ凸部90はリング歯車81の半径方向の一方の側面が終点側ストッパ面90Aになっている。始点側ストッパ面89Aと終点側ストッパ面90Aは、リング歯車81の中心軸線周りに所定回転角度、回転偏倚した位置にある。
自転ストッパ凸部91は、互いに平行な一方の側面が始点側ストッパ面91A、他方の側面が終点側ストッパ面91Bになっている。
この参考例でも、リング歯車81、遊星歯車85が樹脂成型品あるいは焼結成型品であることにより、始点側ストッパ凸部89、終点側ストッパ凸部90はリング歯車81と一体成形により得ることができ、また、自転ストッパ凸部91は遊星歯車85と一体成形により得ることができる。
この参考例でも、遊星歯車85の半径(ピッチ円半径)をa、リング歯車81の半径(ピッチ円半径)をbとすると、遊星歯車85の直径2aとリング歯車81の直径2bとの比率は非整数倍の比率に設定されている。つまり、リング歯車81の歯数が遊星歯車85の歯数の非整数倍に設定されている。図25に示されている参考例では、遊星歯車85の歯数が12、リング歯車81の歯数が34になっている。また、太陽歯車82の歯数は10になっている。
この場合も、遊星歯車85のピッチ円上にある自転ストッパ凸部91の点Xは、遊星歯車85のリング歯車81に対する自転・公転運動により、半径aの動円が半径bの定円の内周に沿って転がり、動円の円周上の点の軌跡として、ハイポサイクロイド曲線軌跡を描く。
これにより、遊星歯車85の正転方向(反時計廻り方向)の自転においては、遊星歯車85が時計廻り方向の公転し、自転ストッパ凸部91は、ストッパ作用対象物が第1の所定位置、例えば弁体17が全閉位置に位置する状態下でのみ、始点側ストッパ面91Aをもって始点側ストッパ凸部89の始点側ストッパ面89Aと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部91と始点側ストッパ凸部89ならびに終点側ストッパ凸部90とが互いに当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部91が始点側ストッパ凸部89および終点側ストッパ凸部90との配置位置を越えて遊星歯車85がリング歯車81に対して時計廻り方向に公転移動することを許す。
また、遊星歯車85の逆転方向(時計廻り方向)の回転において、遊星歯車85が反時計廻り方向に公転し、自転ストッパ凸部91は、ストッパ作用対象物が第2の所定位置、例えば弁体17が全開位置に位置する状態下でのみ、終点側ストッパ面91Bをもって終点側ストッパ凸部90の終点側ストッパ面90Aと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部91と始点側ストッパ凸部89ならびに終点側ストッパ凸部90とが当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部91が始点側ストッパ凸部89および終点側ストッパ凸部90との配置位置を越えて遊星歯車85がリング歯車81に対して反時計廻り方向に公転移動することを許す。
この参考例でも、リング歯車81、遊星歯車85のモジュール設定と、遊星歯車85の半径aおよび遊星歯車85の公転半径cと、リング歯車81の半径bの設定、つまり、上述した遊星歯車85とリング歯車81の歯数の設定により、遊星歯車85の複数回自転と、複数回公転によって上述の始点側と終点側のストッパ作用が得られる。
これにより、多回転型のストッパ機構をもって、省スペースで、ストッパ作用対象物の移動範囲の設定に制限を課すことがなく、その移動範囲、つまり、弁体17の全閉位置と全開位置の設定がそれぞれ高精度に行われる。
この発明による遊星機構式ストッパ装置の他の実施形態を、図26を参照して説明する。この実施形態は、図24、図25に示されている実施形態及び参考例と同様の減速装置としての遊星歯車装置80に遊星機構式ストッパ装置が組み込まれている。なお、図26において、図24、図25に対応する部分は、図24、図25に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
リング歯車81には固定側ストッパ凸部106が突出形成されている。遊星歯車85には遊星歯車85の半径方向に突出した自転ストッパ凸部108が突出形成されている。
固定側ストッパ凸部106は、図16に示されている実施形態と同様に、先端側に90度の挟角をなす傾斜2面を有し、その一方の傾斜面が始点側ストッパ面106Aになっており、その一方の傾斜面が終点側ストッパ面106Bになっている。自転ストッパ凸部108は、先端面が始点側と終点側の共通のストッパ面108Aになっている。
リング歯車81、遊星歯車85は樹脂成型品あるいは焼結成型品であり、固定側ストッパ凸部106はリング歯車81と一体成形により得ることができ、また、自転ストッパ凸部108は遊星歯車85と一体成形により得ることができる。
この実施形態でも、遊星歯車85の半径(ピッチ円半径)をa、リング歯車81の半径(ピッチ円半径)をbとすると、遊星歯車85の直径2aとリング歯車81の直径2bとの比率は非整数倍の比率に設定されている。つまり、リング歯車81の歯数が遊星歯車85の歯数の非整数倍に設定されている。図26に示されている実施形態では、遊星歯車85の歯数が12、リング歯車81の歯数が34になっている。また、太陽歯車82の歯数は10になっている。
この場合、自転ストッパ凸部108のストッパ面108A上の点Zは、遊星歯車85のリング歯車81に対する自転・公転運動により、概ね半径aの動円が半径bの定円の内周に沿って転がり、動円の円周上の点の軌跡としてハイポサイクロイド曲線軌跡を描く。
これにより、遊星歯車85の時計廻り方向の公転に伴う正転方向(反時計廻り方向)の自転においては、自転ストッパ凸部108は、ストッパ作用対象物が第1の所定位置、例えば弁体17が全閉位置に位置する状態下でのみ、ストッパ面108Aをもって固定側ストッパ凸部106の始点側ストッパ面106Aと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部108と固定側ストッパ凸部106とが互いに当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部108が固定側ストッパ凸部106の配置位置を越えてリング歯車81に対して遊星歯車85が時計廻り方向に公転移動することを許す。
また、遊星歯車85の反時計廻り方向の公転に伴う逆転方向(時計廻り方向)の回転において、自転ストッパ凸部108は、ストッパ作用対象物が第2の所定位置、例えば弁体17が全開位置に位置する状態下でのみ、ストッパ面108Aをもって固定側ストッパ凸部106の終点側ストッパ面106Bと対向当接してストッパ動作し、それ以外の状態では、自転ストッパ凸部108と固定側ストッパ凸部106とが当接干渉することがなく、自転ストッパ凸部108が固定側ストッパ凸部106の配置位置を越えて遊星歯車85がリング歯車81に対して反時計廻り方向に公転移動することを許す。
この実施形態でも、リング歯車81、遊星歯車85のモジュール設定と、遊星歯車85の半径aおよび遊星歯車85の公転半径cと、リング歯車81の半径bの設定、つまり、上述した遊星歯車85とリング歯車81の歯数の設定により、遊星歯車85の複数回自転と、複数回公転によって上述の始点側と終点側のストッパ作用が得られる。
これにより、この実施形態でも、多回転型のストッパ機構をもって、省スペースで、ストッパ作用対象物の移動範囲の設定に制限を課すことがなく、その移動範囲、つまり、弁体17の全閉位置と全開位置の設定がそれぞれ高精度に行われる。
この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する他の参考例のものを組み込まれた電動弁を、図27、図28を参照して説明する。なお、図27、図28において、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
図27に示されているように、この参考例では、非接触式センサ110による電気的なストッパ構造が、リング歯車31と遊星歯車34とを有する遊星機構に組み込まれている。
非接触式センサ110は、リードスイッチ、ホール素子等による近接スイッチであり、遊星歯車34の外周上に取り付けられた小さいマグネットチップ(被検出部材)111と、マグネットチップに感応する固定配置のセンサ本体(検出器)112とを含み、マグネットチップ111がセンサ本体112の正面に相対向することにより、オフ状態からオン状態、あるいはオン状態からオフ状態に、状態(出力信号)を変化する。
非接触式センサ110の出力信号は、マイクロコンピュータ式の電子制御装置120に入力され、電子制御装置120は、非接触式センサ110の出力信号等に基づいてステッピングモータ21の動作を制御する。
マグネットチップ111が遊星歯車34のピッチ上にあることにより、遊星歯車34の半径をa、リング歯車31の半径をbとすると、マグネットチップ111は、遊星歯車34のリング歯車31に対する自転・公転運動によって半径aの動円が半径bの定円の内周に沿って転がり、動円の円周上の点の軌跡として、図23に示されているハイポサイクロイド曲線軌跡と同等のハイポサイクロイド曲線軌跡を描く。
これにより、この参考例でも、リング歯車31、遊星歯車34のモジュール設定と、遊星歯車34の半径aおよび遊星歯車34の公転半径cと、リング歯車31の半径bの設定、つまり、前述した遊星歯車34とリング歯車31の歯数の設定により、遊星歯車34の複数回自転と、複数回公転によってマグネットチップ111がセンサ本体112の正面に相対向し、センサ本体112の出力信号によってステッピングモータ21の停止制御が行われることにより、始点側や終点側のストッパ作用が得られる。
これにより、多回転型のストッパ機構をもって、省スペースで、ストッパ作用対象物の移動範囲の設定に制限を課すことがなく、その移動範囲、つまり、弁体17の全閉位置と全開位置の設定がそれぞれ高精度に行われる。
また、マグネットチップ111は、ハイポサイクロイド曲線軌跡(尖った三角形軌跡)に沿ってセンサ本体112の正面位置に接近、離間し、尖った三角形軌跡の頂点で、センサ本体112の正面に相対向するから、単純な円弧軌跡による離接に比して高感度な切れのよい位置検出を行え、ストッパ位置検出の高精度化が図られる。
また、図28に仮想線により示されているように、センサ本体112とはリング歯車31の中心軸線周りに回転偏倚した位置に、もう一つのセンサ本体113を設けることにより、センサ本体112、113が出力する2つのセンサ信号の組み合わせで、モータ回転方向の検出等も行えるようになる。
このような非接触式センサ110を用いた遊星機構式ストッパ装置は、図29に示されているように、図24〜図26に示されている実施形態のものにも、同様に適用できる。
この発明による遊星機構式ストッパ装置の一つの実施形態が組み込まれた電動弁を示す断面図である。 図1の線A−Aに沿った断面図である。 参考例による遊星機構式ストッパ装置の動作(ハイポサイクロイド曲線軌跡)を示す拡大平面図である。 参考例による遊星機構式ストッパ装置の動作(ハイポトロコイド曲線軌跡)を示す拡大平面図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置の一つの実施形態が組み込まれた軸送り装置を示す断面図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する参考例を示す拡大断面図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する参考例およびその動作を示す説明図ある。 この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する参考例およびその動作を示す説明図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する参考例およびその動作を示す説明図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する参考例およびその動作を示す説明図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する参考例およびその動作を示す説明図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する参考例およびその動作を示す説明図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する参考例およびその動作を示す説明図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置の実施形態を組み込まれた電動弁を示す断面図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置の実施形態を組み込まれた軸送り装置を示す断面図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置の実施形態を示す拡大平面図である。 この実施形態による遊星機構式ストッパ装置の動作を示す説明図である。 この実施形態による遊星機構式ストッパ装置の動作を示す説明図である。 この実施形態による遊星機構式ストッパ装置の動作を示す説明図である。 この実施形態による遊星機構式ストッパ装置の動作を示す説明図である。 この実施形態による遊星機構式ストッパ装置の動作を示す説明図である。 この実施形態による遊星機構式ストッパ装置の動作を示す説明図である。 この実施形態による遊星機構式ストッパ装置の運動軌跡を示す説明図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置の他の実施形態を組み込まれた電動弁を示す断面図である。 図24の線B−Bに沿った断面図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置の他の実施形態を示す拡大平面図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する他の参考例を組み込まれた電動弁を示す断面図である。 図27の遊星機構式ストッパ装置に関連する変形参考例に係る遊星機構式ストッパ装置の、図27の線C−Cに沿った断面図である。 この発明による遊星機構式ストッパ装置に関連する他の参考例を示す拡大平面図である。
符号の説明
11 弁ハウジング
17 弁体
19 雄ねじ部材
20 雌ねじ部材
21 ステッピングモータ
24 ロータ
26 ステータコイルユニット
30 遊星機構式ストッパ装置
31 リング歯車
34 遊星歯車
36 始点側ストッパ凸部
37 終点側ストッパ凸部
38 自転ストッパ凸部
41 リニアガイド部
42 スライダ
43 雌ねじ部
50 遊星機構式ストッパ装置
51 大径歯車
54 遊星歯車
56 始点側ストッパ凸部
57 終点側ストッパ凸部
58 自転ストッパ凸部
60 遊星機構式ストッパ装置
61 大径摩擦車
64 小径摩擦車
66 始点側ストッパ凸部
67 終点側ストッパ凸部
68 自転ストッパ凸部
70 遊星機構式ストッパ装置
71 リング歯車
74 遊星歯車
76 固定側ストッパ凸部
76A 始点側ストッパ面
76B 終点側ストッパ面
78 自転ストッパ凸部
80 遊星歯車装置
81 リング歯車
82 太陽歯車
83 キャリア
84 ピニオン軸
85 遊星歯車
89 始点側ストッパ凸部
90 終点側ストッパ凸部
91 自転ストッパ凸部
106 固定側ストッパ凸部
106A 始点側ストッパ面
106B 終点側ストッパ面
108 自転ストッパ凸部
110 非接触式センサ
111 マグネットチップ
112、113 センサ本体

Claims (4)

  1. 大径回転車と、前記大径回転車の内周面に接触して自身の中心軸線周りに自転しながら前記大径回転車に対して相対的に公転する小径回転車とを有し、前記大径回転車と前記小径回転車の何れか一方が固定配置され、他方がストッパ作用対象物と連動する回転部材により回転駆動され、
    前記大径回転車に、該大径回転車の内側に突出する固定側ストッパ凸部が形成され、該固定側ストッパ凸部は、先端側に挟角をなす均等に傾斜した傾斜2面を有し、その一方の傾斜面が始点側ストッパ面になっており、他方の傾斜面が終点側ストッパ面になっており、前記小径回転車に自転ストッパ凸部が形成されるとともに該自転ストッパ凸部は前記始点側ストッパ面、前記終点側ストッパ面のそれぞれと平面同士で当接するための自転ストッパ面を有し、
    前記小径回転車の正転方向の自転においては、前記ストッパ作用対象物が第1の所定位置に位置する状態下でのみ、前記自転ストッパ凸部が前記自転ストッパ面を前記始点側ストッパ面に当接させてストッパ動作し、それ以外の状態では、前記自転ストッパ凸部と前記大径回転車の前記ストッパ凸部とが当接干渉することがなく、前記自転ストッパ凸部が前記大径回転車の前記ストッパ凸部の配置位置を越えて、前記小径回転車が前記大径回転車に対して相対的に公転移動することを許し、前記小径回転車の逆転方向の自転においては、前記ストッパ作用対象物が前記第1の所定位置とは異なる第2の所定位置に位置する状態下でのみ、前記自転ストッパ凸部が前記自転ストッパ面を前記終点側ストッパ面に当接させてストッパ動作し、それ以外の状態では、前記自転ストッパ凸部と前記大径回転車の前記ストッパ凸部とが当接干渉することがなく、前記自転ストッパ凸部が前記大径回転車の前記ストッパ凸部の配置位置を越えて、前記小径回転車が前記大径回転車に対して相対的に公転移動することを許す、非整数倍の比率に、前記大径回転車と前記小径回転車との直径比が設定され、前記自転ストッパ面が、前記始点側ストッパ面と前記終点側ストッパ面とのそれぞれと、略平行に対向当接するようにした遊星機構式ストッパ装置。
  2. 前記大径回転車と前記小径回転車は、互いに噛合する歯車である請求項1項記載の遊星機構式ストッパ装置。
  3. 固定配置のリング回転車と、前記リング回転車の回転中心位置に回転可能に設けられた入力部材あるいは出力部材としての太陽回転車と、前記リング回転車の内周と前記太陽回転車の外周に接触して自身の中心軸線周りに自転しながら前記リング回転車ならびに前記太陽回転車に対して公転する出力部材あるいは入力部材としての遊星回転車とを有し、前記太陽回転車あるいは前記遊星回転車がストッパ作用対象物と駆動連結され、
    前記リング回転車に、該リング回転車の内側に突出する固定側ストッパ凸部が形成され、該固定側ストッパ凸部は、先端側に挟角をなす均等に傾斜した傾斜2面を有し、その一方の傾斜面が始点側ストッパ面になっており、他方の傾斜面が終点側ストッパ面になっており、前記遊星回転車に自転ストッパ凸部が形成されるとともに該自転ストッパ凸部は前記始点側ストッパ面、前記終点側ストッパ面のそれぞれと平面同士で当接するための自転ストッパ面を有し、
    前記遊星回転車の正転方向の自転においては、前記ストッパ作用対象物が第1の所定位置に位置する状態下でのみ、前記自転ストッパ凸部が前記自転ストッパ面を前記始点側ストッパ面に当接させてストッパ動作し、それ以外の状態では、前記自転ストッパ凸部と前記リング回転車の前記ストッパ凸部とが当接干渉することがなく、前記自転ストッパ凸部が前記リング回転車の前記ストッパ凸部の配置位置を越えて、前記遊星回転車が前記リング回転車に対して相対的に公転移動することを許し、前記遊星回転車の逆転方向の自転においては、前記ストッパ作用対象物が前記第1の所定位置とは異なる第2の所定位置に位置する状態下でのみ、前記自転ストッパ凸部が前記自転ストッパ面を前記終点側ストッパ面に当接させてストッパ動作し、それ以外の状態では、前記自転ストッパ凸部と前記リング回転車の前記ストッパ凸部とが当接干渉することがなく、前記自転ストッパ凸部が前記リング回転車の前記ストッパ凸部の配置位置を越えて、前記遊星回転車が前記リング回転車に対して相対的に公転移動することを許す、非整数倍の比率に、前記リング回転車と前記遊星回転車との直径比が設定され、前記自転ストッパ面が、前記始点側ストッパ面と前記終点側ストッパ面とのそれぞれと、略平行に対向当接するようにした遊星機構式ストッパ装置。
  4. 前記リング回転車と前記太陽回転車と前記遊星回転車は、互いに噛合する歯車である請求項3項記載の遊星機構式ストッパ装置。
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