JPH0321560A - 電動式動力かじ取装置の回転式変位センサ - Google Patents

電動式動力かじ取装置の回転式変位センサ

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JPH0321560A
JPH0321560A JP1192725A JP19272589A JPH0321560A JP H0321560 A JPH0321560 A JP H0321560A JP 1192725 A JP1192725 A JP 1192725A JP 19272589 A JP19272589 A JP 19272589A JP H0321560 A JPH0321560 A JP H0321560A
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JP
Japan
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shaft
displacement sensor
gear
input
rotary
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JP1192725A
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Inventor
Hajime Kozuka
元 小塚
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、入出力軸間の相対変位を電気的に検出してパ
ワーアシス゛トを行う電動式動力かじ取装置の回転式変
位センサ(こ関する。
く従来の技術〉 車両の走行条件に応じたきめ細かな制御が可能である電
動式の動力かじ取装置は、一般に普及している油圧式の
動力かじ取装置に代わるものとして開発が進められてい
る。
かかる電動式動力かじ取装置として、例えば第10図及
び第11図に示すようなものがある。
これは、先ず上カバー1に軸受2を介して筒状の入力軸
3が回転自在に支持され、この入力軸3は上端部を上カ
パ−1から突出させている。この入力軸3の上端部には
、かじ取ハンドル軸4が結合されている。また、入力軸
3の下端部には、入力軸3と同軸状に配設されたかし取
歯車軸(出力軸)としてのピニオン軸5の上端が軸受メ
タル6を介して相対回転可能に支持されている。
さらに、ビニオン軸5は軸受7,8を介してビニオンケ
ース9に回転自在に支持されている。入力軸3の軸心部
には、ねじり棒ばねとしてのトーションバ−10が配設
されており、このトーションバ−10の上端は圧入ピン
11を介して入力軸3の上端に連結固定され、一方、ト
ーションバ−10の下端はピニオン軸5に圧入されスプ
ライン結合されている。
そして、入力軸3の中間部外周には鍔部12が形成され
、ビニオン軸5の上端部には従動歯車(ドリブンギャ)
13が形成されている。
また、上カバー1とピニオンケース9との間にはハウジ
ング14が設けられている。このハウジング14には入
力軸3の鍔部12を囲む円筒状の歯車ハウジング部15
が一体に形成されている。
歯車ハウジング部15の上端部内縁には縁鍔16が形成
されている。さらに、歯車ハウジング部15の上半部内
周には、内周に歯部を形成した揺動リングギャ17が回
動自在に嵌合され、この揺動リングギャ17の上端面は
縁鍔16により規制されている。また、歯車ハウジング
部15の下半部内周には、上記揺動リングギャ17との
間に回動自在な円板状のプレート18を介在させて、内
周に歯部を形成した固定リングギャ19が圧入されてい
ろ。入力軸3には太陽歯車20が回動自在に嵌合され、
太陽歯車20の上端面ば鍔部12に規制されている。
鍔部12の下面からは、一定間隔で3本の第1ビン21
が突出され、各第1ピン21にはそれぞれ第1遊星歯車
22が回動自在に嵌合されている。この第1遊星歯車2
2は、揺動リングギャ17および太陽歯車20に噛み合
っている。従動歯車13の上面から{よ、3本の第2ビ
ン23が第1ピン21と同軸状に突出され、各第2ピン
23にはそれぞれ第2遊星歯車24が回動自在に嵌合さ
れている。
この第2遊星歯車24は、固定リングギャ19および太
陽歯車20に噛み合っている。
これによって、図示しないハンドルを介して入力軸3に
回転力が加えられると、トーシνンバー10を介してビ
ニオン軸5が回転し、第1遊星歯車22と第2遊星歯車
24および太陽歯車20が揺動リングギャ17および固
定リングギャ19内でつれ回されて回転する。
そして、ピニオン軸5側の抵抗が大きい場合には、入力
軸3t!けが回転してトーシ7ンバ−10にねじれが生
じる。この時、第2遊星歯車24は公転も自転もしない
ので太陽歯車20が固定状態になり、入力軸3の回転に
より第1遊星歯車22は公転と共に自転して、揺動リン
グギャ17を回動させろ。揺動リングギャ17の回動量
は入力軸3とピニオン軸5との相対回転量に比例する。
上カバー1にはボルト25により電動機26が固定され
、電動機26の回転軸27は電磁クラッチ28を介して
駆動歯車(ドライブギャ)29に連結されている。
一方、このように構成されろ電動機出力部構造部分と隣
接するようにして、中間軸30が上カバー1とピニオン
ケース9とζζ対して回転自在に支持されている。そし
て、この中間軸30の上部(歯車ハウジング部15の上
部)には駆動歯車29に噛み合う第1減速用歯車31が
設けられ、中間軸30の下部(歯車ハウジング部15の
下部)に(よ従動歯車13に噛み合う第2減速用歯車3
2が設けられている。
したがって、電磁クラッチ28が接続された時には、電
動機26の駆動力は、上述の駆動歯車29,第1減速用
歯車31,第2減速用歯車32および従動歯車13から
なる動力伝達用歯車機構を介して減速とともに増強され
てピニオン軸5に伝えられ、この駆動入力に応じてピニ
オン軸5が回転する。
また、ビニオン軸5のかじ取歯車33にはラック34が
噛み合っており、ラック34はタイロッド35に連結さ
れている。タイロッド35には操舵すべき車輪に接続す
るかじ取受腕が連結される。つまり、ピニオン軸5の回
転力tよかじ取歯車33、ラック34を介してタイロッ
ド35に伝えられ、かじ取受腕を介して車輪を旋回させ
る。
さらに、上述した揺動リングギャ17の外周面には、第
11図に示すように、幅方向に延びるドライブ溝36が
形成され、ドライブ溝36にはドライブビン37の先端
が@動自在に嵌合している。このドライブビン37はハ
ウジング14に形成された保持穴38内(こ配設されて
いる。
一方、ハウジング14には、入力軸3の軸心に直交し且
つ保持穴38に直交する方向でスプール穴4゛0が設け
られており、とのスプール穴40には、ばね41により
一方向に付勢されたスプール42が摺動自在に嵌合して
いる。スブール42の付勢方向先端部側におけるハウジ
ング14には変位センサ43が設けラレ、変位センサ4
3のセンサロッド44はスブール穴40内に配設されて
いる。スブール42とセンサロッド44とはビン結合さ
れ、保持穴38とスプール穴40との交差部において、
ドライブピン37の基端がスプール42に取り付けられ
ている。
したがって、揺動リングギャ17が回動すると、ドライ
ブピン37を介してスプール42がスプール穴40内を
摺動してセンサロッド44を駆動し、揺動リングギャ1
7の回動変位が変位センサ43で検出される。そして、
この変位センサ43の検出値が図示しない制御装置に入
力され、制御装置では変位センサ43からの検出値に基
づき電動機26の作動制御信号が出力されろ。
なお、第11図中、符号45は保持六38を塞ぐキャッ
プ、48はスブール421ζ形成された空気穴を示す。
く発明が解決しようとする課題〉 と−ころが、上述したような従来の電動式動力かじ取装
置にあっては、入出力軸間の相対変位を検出する変位セ
ンサとして直線型ポテンシヲメータ等が用いられて、揺
動リングギャの揺動によりスプール穴内をスライドする
スプールの変位量を検出していた。
そのため、スプール等の潤滑に用いる潤滑油が電気部品
を収めたセンサ内部に入り込まないように完全にシール
することが非常に困難であるとともに、スプールを円滑
にスライドさせるための軸受構造に高精度な加工及び組
付精度が要求され、結局生産性の低下によりコストアッ
プを招来するという問題点が−あった0 そこで、本発明は電動式動力かじ取装置に容易に使用で
きてコストダウンが計れる電動式動力かじ取装置の回転
式変位センサを提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明は、入出力軸間の相
対変位により出力軸上を軸心方向に摺動する筒状のスラ
イダを備えた電動式動力がじ取装置に用いられる回転式
の変位センサであって、該変位センサは、上記スライダ
の外周面に形成された環状溝に、回転軸の入力端部をそ
の軸本体部の回転中心からオフセットして嵌合させると
ともに、該回転軸を軸素材の曲げ加工により一体に形成
してなることを特徴とする。
く作   用〉 かじ取ハンドル軸を操作してかじ取歯車軸に対するねじ
り棒ばねのねしれを伴った入力軸の相対回転を起こさせ
ると、スライダがかじ取歯車軸上を軸心方向に摺動する
ため、該スライダに連繋した変位センサの回転軸が揺動
回転して結局、入力軸とかじ取歯車軸との相対回転量に
対応したスライダの摺動量が変位センサによって回転角
に直して検出され、この検出信号に基づいて電動機が作
動する。
また、入力端部が軸本体部の@転中心からオフセットさ
れた回転軸は、軸素材の曲げ加工により安価で精度良く
形成される。
く実 施 例〉 以下添付図面に基づいて、本発明の一実施例を説明する
が、第1図から第10図において第11図及び第12図
と同一部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する
第1図に示すように、ピニオンケース9の上部に上カバ
−1がボルト50で直接組み付けられている。
そして、上記上カバー1へ回転自在に支持された入力軸
3の下半部に、上記ピニオンケース9ヘアンギュラ軸受
7A,8Aにより軸方向へ遊びなく支持されたピニオン
軸(かじ取歯車軸)5の上端側の嵌合筒部51が相対回
転可能に嵌合している。なお、図中52はアンギュラ軸
受7A,8Aに対する予圧を調整するためのナットであ
る。
上記嵌合筒部51の外周面には筒状のスライダ53が軸
受メタル54を介して相対回転可能でかつ上下方向へ摺
動自在に嵌合されるとともに、このスライダ53は該ス
ライダ下方のビニオン軸5に嵌着の従動歯車13との間
に介装された圧縮コイルばね55により常時上方へ付勢
されている。
上記スライダ53の上部には、第2図(4),(自)に
示すように、上記嵌合筒部51に形成された斜孔56を
摺動自在に貫通して上述した入力軸3の下部外周に刻設
された係合溝57に先端部が緊密に係合するローラ付き
の二つの駆動ピン58が、点対称位置に一体的に突設さ
れている。図示例では、駆動ピン58と一体のねじ棒部
59がスライダ53のねじ孔60に螺合している。スラ
イダ53の径方向内側に突出するこの駆動ピン58は、
上記斜孔56に対して緊密に係合しており、入力軸3の
長手方向に形成された係合溝57に沿って摺勤自在とな
っている。
従って、入力軸3とビニオン軸5との間に1・−シコン
パ−10のねじれを伴った相対回転が発生すると、入力
軸3の係合溝57に係合するwA動ピン58を介してス
ライダ53も入力軸3とともに回転するが、嵌合筒部5
1とスライダ53との相対回転により嵌合筒部51の斜
孔56に沿って駆動ピン58が変位する結果、スライダ
53は嵌合筒部51の周面を螺旋状に旋回して上下方向
に変位することとなる。なお、第1図中61は嵌合筒部
51の上端部に嵌着して駆動ピン58の緩み止めを計る
環状のキャップで、62は入力軸3と嵌合筒部51との
対向面間に設けられて上述した入力軸3とピニオン軸5
との相対回転量を規制する、ガタガタのセレーション方
式によるストッパ機構である。
また、上記スライダ53の下部外周には環状溝63が形
成され、この環状溝63には、第3図に示すように、回
転型ポテンショメータ64における回転軸65の入力端
部65aが、その軸本体部65bの回転中心から所定の
距離4だけオフセットされて、当該環状溝63に沿って
摺動自在に嵌合されている。図示例では、上記入力端部
65aに、組付時の脱落防止を計る板ばね状の保持器6
6を介してローラ67が取り付けられている。
上記回転型ボテンシ璽メータ64は、上述したスライダ
53の上下方向変位を回転角に直して検出するもので、
その段付き筒状のケーシング68がシール部材69を介
してビニオンケース9に組み付けられる。
また、上記回転型ボテンショメータ64にあっては、第
4図及び第5図囚,(Bl,(C)に示すように、先ず
、ケーシング68の軸受筒部68aに回転軸65におけ
る軸本体部65bの上半部がブシュ68cを介して回転
自在に支持されるとともに、この軸本体部65bの下半
部に圧入されたロータボス70の外周にロータ71が嵌
着される。上記ロータボス70と軸受筒部68aとの対
向面間にはオイルシール72が介設され、また上記ロー
タ71及び回転軸65は圧縮コイルばね73により常時
下方に付勢されている。そして、上記ロータ71下面の
点対称位置には、互いに電気的に独立した二つの摺動片
74が設けられるとともに、これらの摺動片74がスラ
イドする二つの抵抗体75がケーシング68の本体筒部
68bに組み付けられたセラミック基板76に配設され
ている。上記セラミック基板76の下面には、上記抵抗
体75の一方に回路接続される可変抵抗器77が取り付
けられる。
最後に、抵抗体75と、キャップ78と一体のコネクタ
79の端子80とは平板状の折りたたみ自在な導体81
で接続されるとともに、上記セラミック基板76は、上
記キャップ78の上面に基板部が支持された板ばね82
により常時上方へ村勢されて本体筒部68bの下向き段
部へ押し当てられている。なお、図中83は可変抵′抗
器77の調整用孔84を密封する栓体である。
従って、図示しない制御装置には二つの検出値が入力さ
れろとともに、この制御装置では上記二つの検出値が同
一値である場合にのみその検出値に応じた作動信号を後
述する電動機26に出力する。
また、上述した回転軸65は、第6図に示すように、軸
素材イの一端部を所定の曲率を有するようにベンダーで
曲げ加工した後、旋盤作業で入力端部65aと軸本体部
65bとを所定の形状に切削加工して形成される。図示
例では、入力端部65aがローラ67と保持器66の取
付座面を有するように二段に亘って縮径形成される。
一方、上カバー1の上面には嵌合筒部85が突設され、
該嵌合筒部85を利用して当該上カバー1に上述した電
動機26が一体的に組み付けられる。
即ち、上記嵌合筒部85の外周にはケーシング86の下
端開口部が嵌合され、このケーシング86の上端開口部
を閉塞する上蓋87がボルト88で上記上カバー1に結
合される。
また、嵌合筒部85の内周には樹脂製のブラシホルダー
89が緩嵌するとともに、このブラシホルダー89はそ
の蓋板90とともにボルト91で上カバー1に締め付け
られる。上記ブラシホルダー89の内部にはブラシ92
の摩耗粉を受ける環状溝部93が形成され、またブラシ
ホルダー89の下部外周にはリードヮイヤ94を配線す
るための二つの切欠き95a,95bが形成される。上
記リードワイヤ94は、第7図及び第8図に示すように
、上カバー1に穿設した二つの貫通孔96を円筒状のグ
ロメット97を介して押通し、外部に導出されている。
また、上記ケーシング86内のモータ室ロは連通路98
を介して上カバー1とビニオンケース9とで画成された
比較的大ボリュームのギヤ室八と通じている。上記迎通
路98は、第9図に示すように、上カバー1に樅設した
貫通孔98aと、該貫通孔98aと上述した二つの切欠
% 95m,95bとを連通すべくブラシホルダー89
の下面に横設した細溝98bと、上記ブラシホルダー8
9と嵌合同部85との間の嵌合隙間98cとから構成さ
れろ。
上記電動機26における回転軸27の下端側は二段に亘
って縮径されてその最小径部27aはビニオンケース9
を略貫通するまで延出される。そして、上記最小径部2
7aに中空に形成された歯車軸99がすさまばめされ、
この歯車軸99の中間部に第1減速用歯車31と噛合す
る駆動歯車29が一体に形成される。上記歯車軸99の
両端部は上記回転軸27の下端側の中間径部27bと略
同一外径となるように縮径され、その上端部にあっては
上記中間径部27bと兼用して配設されtこ第1軸受1
00aを介して上カバー1に回転自在に支持される。一
方、歯車軸99の下端部は第2軸受100bを介してビ
ニオンケース9に回転自在に支持される。また、回転軸
27の下端にはロックナット101が螺合され、このロ
ックナット101を締め付けることで、上記歯車軸99
が第1、第2軸受1 0 0 a, l 0 0 bの
内輪に扶持されつつ回転軸27の肩部に押し当てられ、
この際のスラストカで両軸27,99が一体的に結合さ
れるようになっていろ。なお、第1図中102は位置決
めピン、103はキャップで、104はダストプレート
である。
このように構成されるため、入力軸3がピニオン軸5に
対し相対回転すると、これら両軸3,5に駆動ピン58
を介して連繋するスライダ53がビニオン軸S上を摺動
する。この際、上記駆動ピン58を点対称位置に二つ設
けるとともに、圧縮コイルばね55によりスライダ53
が常時上方へ付勢されているため、とじれやガタによる
遊び等を生じることなくスライダ53が円滑かつ正確に
作動し、後述する回転型ポテンショメータ64の検出精
度が高められ′る。
上記スライダ53の摺動により、回転型ボテンシコメー
タ64の回転軸65がピニオン軸5の軸心方向へ揺勤回
転し、結局、上述した両軸3,5の相対回転量に応じた
スライダ53の摺!@量が回転角に直して測定される。
このように、回転式の変位センサ64を用いれば、スラ
イド式の変位センサに比べて潤滑油シールが容易である
とともにオーバ八ングの軸受構造でも十分に対処するこ
とができろ。
まt二、上述した回転軸651f軸本体部65bと、該
軸本体部65bとオフセットされた入力端部65aとを
有し、これらを軸素材イの曲げ加工により一体に形成し
たため、軸方向精度を容易にとれろとともに、安価に製
作することができる。さらに、上記回転型ボテンショメ
ータ64にあっては、電気的に独立させて二つの摺動片
74及び抵抗体75を組み付けるとともに、いずれか一
方の抵抗体75に可変抵抗器77を接統するようにした
ので、誤検出により不用意にパワーアジストがなされる
のを未然に回避することができるとともに、部品等の誤
差により二つの検出値にずれが生じた場合には、組付後
においても可変抵抗器77により容易に零点調整が行い
得る。
また、本実施例では、ピニオンケース9に直接結合され
た上カバー1の上面に嵌合筒部85を突設し、との嵌合
筒部85を利用して当該上カバー1に電動機26を一体
的に組み付けるようにしたので、部品点数及び組付工数
を大幅に削減することができる。さらに、モータ室ロは
連通路98でギヤ室八と通じているため、モータ室ロの
温度変化による圧力変化を小さくすることができ、モー
タ室ロ内への水等の浸入が防止される。さらにまた、電
vJJ機26の回転軸27に中空の歯車軸99を嵌合さ
せるとともに、上記回転軸27の軸端に螺合するロック
ナット101で上記歯車軸99を、その両側に第1、第
2軸受100a,100bを配して締め付けて、両軸2
7,99を軸方向に遊びなく固定するようにしたので、
同芯性を保持しつつ電動機26の回転力を遊びなく確実
にm動歯車29に伝達することができる。
なお、上記実施例では、変位センサとして回転型ポテン
ショメータを用いたが、本発明は回転式であれば他の変
位センサでも適用可能である。
く発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、入出力軸間の相対
変位量を検出するにあたって、回転式の変位センサを容
易に使用することができ、依ってシール性や組付性の向
上により安価で信頼性の高い電動式動力かじ取装置を提
供することができる。また、本発明では、入力端部がオ
フセッ1・シた回転軸を軸素材の曲げ加工により一体に
形成したので、変位センサ自体のコストダウンと精度ア
ップが計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ζよ本発明の一実施例を示す側断面図、第2図(
4)は入力軸の横断面図、第2図(5)は嵌合筒部の側
面図、第3図は回転型ボテンシyメータ取付部の一部切
欠き平面図、第4図は回転型ポテンショメータの断面図
、第5図(4)はセラミック基板の上面図、第5図(5
);よセラミック基板の下面図、第5図(qはロータの
下面図、第6図は回転軸の作り方を示す説明図、第7図
はブラシホルダ一部の断面図、第8図は連通,$98の
開口位置を示す断面図、第9図は第8図のD(一■綿断
面図、第10図は従来例の全体側断面図、第11図はそ
の一部切欠き平面図である。 また、図面中1は上カパ− 3は入力軸、4ばかじ取ハ
ンドル軸、5はビニオン軸、9ばピニオンケース、10
はトーシ〕ンバー 13は従動歯車、26は電動機、2
9は駆動歯車、51は嵌合筒部、53はスライダ、56
は斜孔、57は係合溝、58は駆動ピン、63は環状溝
、64は回転型ポテンショメータ、65は回転軸、65
aは入力端部、6′5bは軸本体部、イは軸素材である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入出力軸間の相対変位により出力軸上を軸心方向に摺動
    する筒状のスライダを備えた電動式動力がじ取装置に用
    いられる回転式の変位センサであって、該変位センサは
    、上記スライダの外周面に形成された環状溝に、回転軸
    の入力端部をその軸本体部の回転中心からオフセットし
    て嵌合させるとともに、該回転軸を軸素材の曲げ加工に
    より一体に形成してなることを特徴とする電動式動力か
    じ取装置の回転式変位センサ。
JP1192725A 1989-07-27 1989-07-27 電動式動力かじ取装置の回転式変位センサ Pending JPH0321560A (ja)

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JP1192725A JPH0321560A (ja) 1989-07-27 1989-07-27 電動式動力かじ取装置の回転式変位センサ

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JP1192725A JPH0321560A (ja) 1989-07-27 1989-07-27 電動式動力かじ取装置の回転式変位センサ

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JP1192725A Pending JPH0321560A (ja) 1989-07-27 1989-07-27 電動式動力かじ取装置の回転式変位センサ

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JP (1) JPH0321560A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06117339A (ja) * 1992-10-02 1994-04-26 Kubota Corp ディーゼルエンジンのエンジン停止装置
KR100408278B1 (ko) * 2001-01-06 2003-12-01 삼성전자주식회사 가시형 워터마크가 기록된 광 기록매체

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KR100408278B1 (ko) * 2001-01-06 2003-12-01 삼성전자주식회사 가시형 워터마크가 기록된 광 기록매체

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