JPH0316878A - 電動式動力かじ取装置 - Google Patents
電動式動力かじ取装置Info
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- JPH0316878A JPH0316878A JP1192724A JP19272489A JPH0316878A JP H0316878 A JPH0316878 A JP H0316878A JP 1192724 A JP1192724 A JP 1192724A JP 19272489 A JP19272489 A JP 19272489A JP H0316878 A JPH0316878 A JP H0316878A
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- steering gear
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Links
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Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
本発明は、入出力軸間の相対変位を電気的に検出してパ
ワーアシストを行う電動式の動力かじ取装置に関する。
ワーアシストを行う電動式の動力かじ取装置に関する。
く従来の技術〉
車両の走行条件に応じたきめ細かな制御が可能である電
動式の動力かじ取装置は、一般に普及している油圧式の
動力かじ取装置に代わるものとして開発が進められてい
る。
動式の動力かじ取装置は、一般に普及している油圧式の
動力かじ取装置に代わるものとして開発が進められてい
る。
かかる電動式動力かじ取装置として、例えば第10図及
び第11図に示すようなものがある。
び第11図に示すようなものがある。
これは、先ず上カバ−1に軸受2を介して筒状の入力軸
3が回転自在に支持され、この入力軸3は上端部を上カ
バ−1から突出させている。この入力軸3の上端部には
、かじ取ハンドル軸4が結合されている。また、入力軸
3の下端部には、入力軸3と同軸状に配設されたかじ取
歯車軸(出力軸)としてのビニオン軸5の上端が軸受メ
タル6を介して相対回転可能に支持されている。
3が回転自在に支持され、この入力軸3は上端部を上カ
バ−1から突出させている。この入力軸3の上端部には
、かじ取ハンドル軸4が結合されている。また、入力軸
3の下端部には、入力軸3と同軸状に配設されたかじ取
歯車軸(出力軸)としてのビニオン軸5の上端が軸受メ
タル6を介して相対回転可能に支持されている。
さらに、ビニオン軸5は軸受7,8を介してビニオンケ
ース9に回転自在に支持されている。入力軸3の軸心部
には、ねじり棒ばねとしてのトーションバ−10が配設
されており、このトーシνンバー10の上端は圧入ピン
11を介して入力軸3の上端に連結固定され、一方、ト
ーションバ−10の下端はビニオン軸5に圧入されスプ
ライン結合されている。
ース9に回転自在に支持されている。入力軸3の軸心部
には、ねじり棒ばねとしてのトーションバ−10が配設
されており、このトーシνンバー10の上端は圧入ピン
11を介して入力軸3の上端に連結固定され、一方、ト
ーションバ−10の下端はビニオン軸5に圧入されスプ
ライン結合されている。
そして、入力軸3の中間部外周には鍔部12が形成され
、ピニオン軸5の上端部には従動歯車(ドリブンギャ)
13が形成されている。
、ピニオン軸5の上端部には従動歯車(ドリブンギャ)
13が形成されている。
また、上カバー1とピニオンケース9この間ニハハウジ
ング14が設けられている。このハウジング14には入
力軸3の鍔部12を囲む円筒状の歯車ハウジング部15
が一体に形成されている。
ング14が設けられている。このハウジング14には入
力軸3の鍔部12を囲む円筒状の歯車ハウジング部15
が一体に形成されている。
歯車ハウジング部15の上端部内縁には縁鍔16が形成
されている。さらに、歯車ハウジング部15の上半部内
周には、内周に歯部を形成した揺動リングギャ17が回
動自在に嵌合され、この揺動リングギャ17の上端面は
縁鍔16により規制されている。また、歯車ハウジング
部15の下半部内周には、上記揺動リングギャ17この
間に回動自在な円板状のプレート18を介在させて、内
周に歯部を形成した固定リングギャ19が圧入されてい
る。入力軸3には太陽歯車20が回動自在3 に嵌合され、太陽歯車20の上端面は鍔部12に規制さ
れている。
されている。さらに、歯車ハウジング部15の上半部内
周には、内周に歯部を形成した揺動リングギャ17が回
動自在に嵌合され、この揺動リングギャ17の上端面は
縁鍔16により規制されている。また、歯車ハウジング
部15の下半部内周には、上記揺動リングギャ17この
間に回動自在な円板状のプレート18を介在させて、内
周に歯部を形成した固定リングギャ19が圧入されてい
る。入力軸3には太陽歯車20が回動自在3 に嵌合され、太陽歯車20の上端面は鍔部12に規制さ
れている。
鍔部12の下面からは、一定間隔で3本の第1ピン21
が突出され、各第1ピン21にはそれぞれ第1遊星歯車
22が回動自在に嵌合されている。この第1遊星歯車2
2は、揺動リングギャ17および太陽歯車20に噛み合
っている。従動歯車13の上面からは、3本の第2ピン
23が第1ピン21と同軸状に突出され、各第2ピン2
3にはそれぞれ第2遊星歯車24が回動自在に嵌合され
ている。
が突出され、各第1ピン21にはそれぞれ第1遊星歯車
22が回動自在に嵌合されている。この第1遊星歯車2
2は、揺動リングギャ17および太陽歯車20に噛み合
っている。従動歯車13の上面からは、3本の第2ピン
23が第1ピン21と同軸状に突出され、各第2ピン2
3にはそれぞれ第2遊星歯車24が回動自在に嵌合され
ている。
この第2遊星歯車24は、固定リングギャ19および太
陽歯車20に噛み合っている。
陽歯車20に噛み合っている。
これによって、図示しないハンドルを介して入力軸3に
回転力が加えられると、トーションバ−10を介してビ
ニオン軸5が回転し、第1遊星歯車22と第2遊星歯車
24および太陽歯車20が揺動リングギャ17および固
定リングギャ19内でつれ回されて回転する。
回転力が加えられると、トーションバ−10を介してビ
ニオン軸5が回転し、第1遊星歯車22と第2遊星歯車
24および太陽歯車20が揺動リングギャ17および固
定リングギャ19内でつれ回されて回転する。
そして、ピニオン軸5側の抵抗が大きい場合4
には、入力軸3だけが回転してトージョンバ−10にね
じれが生じる。この時、第2遊星歯車24は公転も自転
もしないので太陽歯車20が固定状態になり、入力軸3
の回転により第1遊星歯車22は公転と共に自転して、
揺動リングギャ17を回動させる。揺動リングギャ17
の回動量は入力軸3とビニオン軸5この相対回転量に比
例する。
じれが生じる。この時、第2遊星歯車24は公転も自転
もしないので太陽歯車20が固定状態になり、入力軸3
の回転により第1遊星歯車22は公転と共に自転して、
揺動リングギャ17を回動させる。揺動リングギャ17
の回動量は入力軸3とビニオン軸5この相対回転量に比
例する。
上カバー1にはボルト25により電動機26が固定され
、電動機26の回転軸27は電磁クラッチ28を介して
駆動歯車(ドライブギャ)29に連結されている。
、電動機26の回転軸27は電磁クラッチ28を介して
駆動歯車(ドライブギャ)29に連結されている。
一方、このように構成される電動機出力部構造部分と隣
接するようにして、中間軸30が上カバ−1とビニオン
ケース9とに対して回転自在に支持されている。そして
、この中間軸30の上部(歯車ハウジング部15の上部
)には駆動歯車29に噛み合う第1減速用歯車31が設
けられ、中間軸30の下部(歯車ハウジング部15の下
部)には従動歯車13に噛み合う第2減速用歯車32が
設けられている。
接するようにして、中間軸30が上カバ−1とビニオン
ケース9とに対して回転自在に支持されている。そして
、この中間軸30の上部(歯車ハウジング部15の上部
)には駆動歯車29に噛み合う第1減速用歯車31が設
けられ、中間軸30の下部(歯車ハウジング部15の下
部)には従動歯車13に噛み合う第2減速用歯車32が
設けられている。
したがって、電磁クラッチ28が接続された時には、電
動機26の駆動力は、上述の駆動歯車29,第1減速用
歯車31,第2減速用歯車32および従動歯車13から
なる動力伝達用歯車機構を介して減速とともに増強され
てビニオン軸5に伝えられ、この駆動入力に応じてピニ
オン軸5が回転する。
動機26の駆動力は、上述の駆動歯車29,第1減速用
歯車31,第2減速用歯車32および従動歯車13から
なる動力伝達用歯車機構を介して減速とともに増強され
てビニオン軸5に伝えられ、この駆動入力に応じてピニ
オン軸5が回転する。
また、ビニオン軸5のかじ取歯車33にはラック34が
噛み合っており、ラック34はタイロッド35に連結さ
れている。タイロッド35には操舵すべき車輪に接続す
るかじ取受腕が連結される。つまり、ピニオン軸5の回
転力はかじ取歯車33、ラック34を介してタイロッド
35に伝えられ、かじ取受腕を介して車輪を旋回させる
。
噛み合っており、ラック34はタイロッド35に連結さ
れている。タイロッド35には操舵すべき車輪に接続す
るかじ取受腕が連結される。つまり、ピニオン軸5の回
転力はかじ取歯車33、ラック34を介してタイロッド
35に伝えられ、かじ取受腕を介して車輪を旋回させる
。
さらに、上述した揺動リングギャ17の外周面には、第
11図に示すように、幅方向に延びるドライブ溝36が
形成され、ドライブ溝36にはドライブピン37の先端
が回動自在に嵌合している。このドライブピン37はハ
ウジング14に形成された保持穴38内に配設されてい
る。
11図に示すように、幅方向に延びるドライブ溝36が
形成され、ドライブ溝36にはドライブピン37の先端
が回動自在に嵌合している。このドライブピン37はハ
ウジング14に形成された保持穴38内に配設されてい
る。
一方、ハウジング14には、入力軸3の軸心に直交し且
つ保持穴38に直交する方向でスプール穴40が設けら
れており、乙のスプール穴40には、ばね41により一
方向に付勢されたスプール42が摺動自在に嵌合してい
る。スプール42の付勢方向先端部側におけるハウジン
グ14には変位センサ43が設けられ、変位センサ43
のセンサロッド44はスプール穴40内に配設されてい
る。スプール42とセンサロッド44とはピン結合され
、保持六38とスプール穴40この交差部において、ド
ライブピン37の基端がスプール42に取り付けられて
いる。
つ保持穴38に直交する方向でスプール穴40が設けら
れており、乙のスプール穴40には、ばね41により一
方向に付勢されたスプール42が摺動自在に嵌合してい
る。スプール42の付勢方向先端部側におけるハウジン
グ14には変位センサ43が設けられ、変位センサ43
のセンサロッド44はスプール穴40内に配設されてい
る。スプール42とセンサロッド44とはピン結合され
、保持六38とスプール穴40この交差部において、ド
ライブピン37の基端がスプール42に取り付けられて
いる。
したがって、揺動リングギャ17が回動すると、ドライ
ブピン37を介してスブール42がスプール穴40内を
摺動してセンサロッド7 44を駆動し、揺動リングギャ17の回動変位が変位セ
ンサ43で検出される。そして、この変位センサ43の
検出値が図示しない制御装置に入力され、制御装置では
変位センサ43からの検出値に基づき電動機26の作動
制御信号が出力される。
ブピン37を介してスブール42がスプール穴40内を
摺動してセンサロッド7 44を駆動し、揺動リングギャ17の回動変位が変位セ
ンサ43で検出される。そして、この変位センサ43の
検出値が図示しない制御装置に入力され、制御装置では
変位センサ43からの検出値に基づき電動機26の作動
制御信号が出力される。
なお、第11図中、符号45は保持穴38を塞ぐキャッ
プ、48はスプール42に形成された空気穴を示す。
プ、48はスプール42に形成された空気穴を示す。
く発明が解決しようとする課題〉
ところが、上述したような従来の電動式動力かじ取装置
にあっては、人出力軸間の相対変位を検出する変位セン
サとして直線型ボテンショメータ等が用いられて、揺動
リングギャの揺動によりスプール穴内をスライドするス
プールの変位量を検出していた。
にあっては、人出力軸間の相対変位を検出する変位セン
サとして直線型ボテンショメータ等が用いられて、揺動
リングギャの揺動によりスプール穴内をスライドするス
プールの変位量を検出していた。
そのため、スプール等の潤滑に用いる潤滑油が電気部品
を収めたセンサ内部に入り込まないように完全にシール
することが非常に困難であるとともに、スプールを円滑
にスライ8一 ドさせるための軸受構造に高精度な加工及び組付精度が
要求され、結局生産性の低下によりコストアップを招来
するという問題点があっナこ。
を収めたセンサ内部に入り込まないように完全にシール
することが非常に困難であるとともに、スプールを円滑
にスライ8一 ドさせるための軸受構造に高精度な加工及び組付精度が
要求され、結局生産性の低下によりコストアップを招来
するという問題点があっナこ。
そこで、本発明は回転型ボテンシ旨メータ等の回転式の
変位センサを効果的に用いてコストダウンが計れる電動
式動力かし取装置を提供することを目的とする。
変位センサを効果的に用いてコストダウンが計れる電動
式動力かし取装置を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するために、本発明に係る電動式動力か
じ取装置は、一端部にかじ取ノ1ンドル軸が連結される
とともに他端部にかじ取歯車軸が同軸状でかつ回転自在
に嵌合される筒状の入力軸と、この入力軸の中央部に同
軸状に設けられかつ一端部が当該入力軸に固定されると
ともに他端部が上記かじ取歯車軸に固定されるねじり棒
ばねと、上記かじ取歯車軸の中間部に同軸一体的に設け
られた従動歯車と、乙の従動歯車より入力軸側のかじ取
歯車軸に相対回転可能でから長手方向へ摺動自在に嵌合
された筒状のスライダと、このスライダの内周面から一
体的に突設されて上記かじ取歯車軸の嵌合筒部に形威さ
れた斜孔を摺動自在に貫通するとともに先端部が上記入
力軸の外周面に形成されtコ係合溝に緊密に係合する駆
動ピンと、上記スライダの外周面に形成された環状Il
lこ回転軸の人力端部をその軸本体部の回転中心からオ
フセットして嵌合させて上記かじ取歯車軸に対する上記
かじ取ハンドル軸の相対回転により上記斜孔に沿って移
動する上記駆動ピンと一体のスライダの長手方向変位を
測定する回転式の変位センサと、上記従動歯車に接続し
て上記かじ取歯車軸に駆動力を伝達し得る駆動歯車を有
するとともに上記変位センサからの検出信号に基づいて
作動する電動機とを具えた乙とを特徴とする。
じ取装置は、一端部にかじ取ノ1ンドル軸が連結される
とともに他端部にかじ取歯車軸が同軸状でかつ回転自在
に嵌合される筒状の入力軸と、この入力軸の中央部に同
軸状に設けられかつ一端部が当該入力軸に固定されると
ともに他端部が上記かじ取歯車軸に固定されるねじり棒
ばねと、上記かじ取歯車軸の中間部に同軸一体的に設け
られた従動歯車と、乙の従動歯車より入力軸側のかじ取
歯車軸に相対回転可能でから長手方向へ摺動自在に嵌合
された筒状のスライダと、このスライダの内周面から一
体的に突設されて上記かじ取歯車軸の嵌合筒部に形威さ
れた斜孔を摺動自在に貫通するとともに先端部が上記入
力軸の外周面に形成されtコ係合溝に緊密に係合する駆
動ピンと、上記スライダの外周面に形成された環状Il
lこ回転軸の人力端部をその軸本体部の回転中心からオ
フセットして嵌合させて上記かじ取歯車軸に対する上記
かじ取ハンドル軸の相対回転により上記斜孔に沿って移
動する上記駆動ピンと一体のスライダの長手方向変位を
測定する回転式の変位センサと、上記従動歯車に接続し
て上記かじ取歯車軸に駆動力を伝達し得る駆動歯車を有
するとともに上記変位センサからの検出信号に基づいて
作動する電動機とを具えた乙とを特徴とする。
く作 用〉
かじ取ハンドル軸を操作してかじ取歯車軸に対するねじ
り棒ばねのねじれを伴った入力軸の相対回転を起こさせ
ると、入力軸の係合溝に係合する駆動ピンを介してスラ
イダが乙の入力軸と一体的に回転する。この時、駆動ピ
ンはかじ取歯車軸の嵌合筒部に形成された斜孔に沿って
スライダと共tこ入力軸の軸心と平行な方向にも摺動す
るため、上記スライダに連繋した変位センサの回転軸が
揺動回転して結局、入力軸とかじ取歯車軸この相対回転
量に対応したスライダの摺動量が変位センサによって回
転角に直して検出され、この検出信号に基づいて電動機
が作動する。そして、電動機の駆動歯車と噛み合う従動
歯車と一体のかじ取歯車軸が駆動回転され、運転者の操
舵力は常に入力軸とかじ取歯車軸この一定以下の相対回
転を許容する程度に留まる。
り棒ばねのねじれを伴った入力軸の相対回転を起こさせ
ると、入力軸の係合溝に係合する駆動ピンを介してスラ
イダが乙の入力軸と一体的に回転する。この時、駆動ピ
ンはかじ取歯車軸の嵌合筒部に形成された斜孔に沿って
スライダと共tこ入力軸の軸心と平行な方向にも摺動す
るため、上記スライダに連繋した変位センサの回転軸が
揺動回転して結局、入力軸とかじ取歯車軸この相対回転
量に対応したスライダの摺動量が変位センサによって回
転角に直して検出され、この検出信号に基づいて電動機
が作動する。そして、電動機の駆動歯車と噛み合う従動
歯車と一体のかじ取歯車軸が駆動回転され、運転者の操
舵力は常に入力軸とかじ取歯車軸この一定以下の相対回
転を許容する程度に留まる。
く実 施 例〉
以下添付図面に基づいて、本発明の一実施例を説明する
が、第1図から第10図において第11図及び第12図
と同一部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する
。
が、第1図から第10図において第11図及び第12図
と同一部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する
。
11−
第1図に示すように、ピニオンケース9の上部に上カバ
ー1がボルト50で直接組み付けられている。
ー1がボルト50で直接組み付けられている。
そして、上記上カバー1へ回転自在に支持された入力軸
3の下半部に、上記ビニオンヶース9ヘアンギュラ軸受
7A,8Aにより軸方向へ遊びなく支持されたピニオン
軸(かじ取歯車軸)5の上端側の嵌合筒部51が相対回
転可能に嵌合している。なお、図中52はアンギュラ軸
受7A,8Aに対する予圧を調整するためのナットであ
る。
3の下半部に、上記ビニオンヶース9ヘアンギュラ軸受
7A,8Aにより軸方向へ遊びなく支持されたピニオン
軸(かじ取歯車軸)5の上端側の嵌合筒部51が相対回
転可能に嵌合している。なお、図中52はアンギュラ軸
受7A,8Aに対する予圧を調整するためのナットであ
る。
上記嵌合筒部51の外周面には筒状のスライダ53が軸
受メタル54を介して相対回転可能でかつ上下方向へ摺
動自在に嵌合されるとともに、このスライダ53は該ス
ライダ下方のビニオン軸5【こ嵌着の従動歯車13この
間に介装された圧縮コイルばね55により常時上方へ付
勢されている。
受メタル54を介して相対回転可能でかつ上下方向へ摺
動自在に嵌合されるとともに、このスライダ53は該ス
ライダ下方のビニオン軸5【こ嵌着の従動歯車13この
間に介装された圧縮コイルばね55により常時上方へ付
勢されている。
上記スライダ53の上部には、第2図(4),(自)に
示すように、上記嵌合筒部51に形成さ12一 れた斜孔56を摺動自在に貫通して上述した入力軸3の
下部外周に刻設された係合溝57に先端部が緊密に係合
するローラ付きの二つの駆動ピン58が、点対称位置に
一体的に突設されている。図示例では、駆動ピン58と
一体のねし棒部59がスライダ53のねじ孔60に螺合
している。スライダ53の径方向内側に突出するこの駆
動ピン58は、上記斜孔56に対して緊密に係合してお
り、入力軸3の長手方向に形成された係合溝57に沿っ
て摺動自在となっている。
示すように、上記嵌合筒部51に形成さ12一 れた斜孔56を摺動自在に貫通して上述した入力軸3の
下部外周に刻設された係合溝57に先端部が緊密に係合
するローラ付きの二つの駆動ピン58が、点対称位置に
一体的に突設されている。図示例では、駆動ピン58と
一体のねし棒部59がスライダ53のねじ孔60に螺合
している。スライダ53の径方向内側に突出するこの駆
動ピン58は、上記斜孔56に対して緊密に係合してお
り、入力軸3の長手方向に形成された係合溝57に沿っ
て摺動自在となっている。
従って、入力軸3とビニオン軸5この間にトーションバ
−10のねじれを伴った相対回転が発生すると、入力軸
3の係合溝571こ係合する駆動ピン58を介してスラ
イダ53も入力軸3とともに回転するが、嵌合筒部51
とスライダ53この相対回転により嵌合筒部51の斜孔
56に沿って駆動ピン58が変位する結果、スライダ5
3は嵌合筒部51の周面を螺旋状に旋回して上下方向に
変位するとととなる。なお、第1図中61は嵌合筒部5
1の上端部に嵌着して駆動ピン58の緩み止めを計る環
状のキャップで、62は入力軸3と嵌合筒部51この対
向面間に設けられて上述しtコ入力軸3とビニオン軸5
この相対回転量を規制する、ガタガタのセレーション方
式によるストッパ機構である。
−10のねじれを伴った相対回転が発生すると、入力軸
3の係合溝571こ係合する駆動ピン58を介してスラ
イダ53も入力軸3とともに回転するが、嵌合筒部51
とスライダ53この相対回転により嵌合筒部51の斜孔
56に沿って駆動ピン58が変位する結果、スライダ5
3は嵌合筒部51の周面を螺旋状に旋回して上下方向に
変位するとととなる。なお、第1図中61は嵌合筒部5
1の上端部に嵌着して駆動ピン58の緩み止めを計る環
状のキャップで、62は入力軸3と嵌合筒部51この対
向面間に設けられて上述しtコ入力軸3とビニオン軸5
この相対回転量を規制する、ガタガタのセレーション方
式によるストッパ機構である。
また、上記スライダ53の下部外周には環状溝63が形
成され、この環状溝63には、第3図に示すように、回
転型ボテンシコメータ64における回転軸65の入力端
部65aが、その軸本体部65bの回転中心から所定の
距lIIlt!けオフセットされて、当該環状溝63に
沿って摺動自在に嵌合されている。図示例では、上記入
力端部65aに、組付時の脱落防止を計る板ばね状の保
持966を介してローラ67が取り付けられている。
成され、この環状溝63には、第3図に示すように、回
転型ボテンシコメータ64における回転軸65の入力端
部65aが、その軸本体部65bの回転中心から所定の
距lIIlt!けオフセットされて、当該環状溝63に
沿って摺動自在に嵌合されている。図示例では、上記入
力端部65aに、組付時の脱落防止を計る板ばね状の保
持966を介してローラ67が取り付けられている。
上記回転型ボテンショメータ64は、上述したスライダ
53の上下方向変位を回転角に直して検出するもので、
その段付き筒状のケ一シング68がシール部材69を介
してビニオンケース9に組み付けられる。
53の上下方向変位を回転角に直して検出するもので、
その段付き筒状のケ一シング68がシール部材69を介
してビニオンケース9に組み付けられる。
また、上記回転型ボテンシアメータ64にあっては、第
4図及び第5図(4),(B),(C)に示すように、
先ず、ケーシング68の軸受筒部68aに回転軸65に
おける軸本体部65bの上半部がブシュ68cを介して
回転自在に支持されるとともに、この軸本体部65bの
下半部に圧入されたロータボス70の外周にロータ71
が嵌着される。上記ロータボス70と軸受筒部68aこ
の対向面間にはオイルν−ル72が介設され、また上記
ロータ71及び回転軸65は圧縮コイルばね73により
常時下方に付勢されている。そして、上記ロータ71下
面の点対称位置には、互いに電気的に独立した二つの摺
動片74が設けられるとともに、これらの摺動片74が
スライドする二つの抵抗体75がケーシング68の本体
筒部68bに組み付けられたセラミック基板76に配設
されている。上記セラミック基板7615一 の下面には、上記抵抗体75の一方に回路接続される可
変抵抗器77が取り付けられる。
4図及び第5図(4),(B),(C)に示すように、
先ず、ケーシング68の軸受筒部68aに回転軸65に
おける軸本体部65bの上半部がブシュ68cを介して
回転自在に支持されるとともに、この軸本体部65bの
下半部に圧入されたロータボス70の外周にロータ71
が嵌着される。上記ロータボス70と軸受筒部68aこ
の対向面間にはオイルν−ル72が介設され、また上記
ロータ71及び回転軸65は圧縮コイルばね73により
常時下方に付勢されている。そして、上記ロータ71下
面の点対称位置には、互いに電気的に独立した二つの摺
動片74が設けられるとともに、これらの摺動片74が
スライドする二つの抵抗体75がケーシング68の本体
筒部68bに組み付けられたセラミック基板76に配設
されている。上記セラミック基板7615一 の下面には、上記抵抗体75の一方に回路接続される可
変抵抗器77が取り付けられる。
最後に、抵抗体75と、キャップ78と一体のコネクタ
79の端子80とは平板状の折りたたみ自在な導体81
で接続されるとともに、上記セラミック基板76は、上
記キャップ78の上面に基板部が支持された板ばね82
により常時上方へ村勢されて本体筒部68bの下向き段
部へ押し当てられている。なお、図中83は可変抵抗器
77の調整用孔84を密封する栓体である。
79の端子80とは平板状の折りたたみ自在な導体81
で接続されるとともに、上記セラミック基板76は、上
記キャップ78の上面に基板部が支持された板ばね82
により常時上方へ村勢されて本体筒部68bの下向き段
部へ押し当てられている。なお、図中83は可変抵抗器
77の調整用孔84を密封する栓体である。
従って、図示しないlllIJim装置には二つの検出
値が入力されるとともに、この制御装置では上記二つの
検出値が同一値である場合にのみその検出値に応じた作
動信号を後述する電動機26に出力する。
値が入力されるとともに、この制御装置では上記二つの
検出値が同一値である場合にのみその検出値に応じた作
動信号を後述する電動機26に出力する。
まtコ、上述した回転軸65は、第6図に示すように、
軸素材イの一端部を所定の曲率を有するようにベンダー
で曲げ加工した後、旋盤作業で入力端部65aと軸本体
部65bと−16一 を所定の形状に切削加工して形成される。図示例では、
入力端部65bがローラ67と保持器66の取付座面を
有するように二段に亘って縮径形成される。
軸素材イの一端部を所定の曲率を有するようにベンダー
で曲げ加工した後、旋盤作業で入力端部65aと軸本体
部65bと−16一 を所定の形状に切削加工して形成される。図示例では、
入力端部65bがローラ67と保持器66の取付座面を
有するように二段に亘って縮径形成される。
一方、上カバー1の上面には嵌合筒部85が突設され、
該嵌合筒部85を利用して当該上カバー1に上述した電
動機26が一体的に組み付けられる。
該嵌合筒部85を利用して当該上カバー1に上述した電
動機26が一体的に組み付けられる。
即ち、上記嵌合筒部85の外周にはケーシング86の下
端開口部が嵌合され、このケーシング86の上端開口部
を閉塞する上蓋87がボルト88で上記上カバー1に結
合される。
端開口部が嵌合され、このケーシング86の上端開口部
を閉塞する上蓋87がボルト88で上記上カバー1に結
合される。
また、嵌合筒部85の内周には樹脂製のブラシホルダー
89が緩嵌するとともに、このブラシホルダー89はそ
の蓋板90とともにボルト91で上カバー1に締め付け
られる。上記ブラシホルダー89の内部にはブラシ92
の摩耗粉を受ける環状溝部93が形成され、まtこブラ
シホルダー89の下部外周にはリードワイヤ94を配線
するための二つの切欠き95a,95bが形成される。
89が緩嵌するとともに、このブラシホルダー89はそ
の蓋板90とともにボルト91で上カバー1に締め付け
られる。上記ブラシホルダー89の内部にはブラシ92
の摩耗粉を受ける環状溝部93が形成され、まtこブラ
シホルダー89の下部外周にはリードワイヤ94を配線
するための二つの切欠き95a,95bが形成される。
上記リードヮイヤ94(よ、第7図及び第8図に示すよ
うに、上カバ−1に穿設した二つの貫通孔96を円筒状
のグロメット97を介して挿通し、外部に導出されてい
る。また、上記ケーシング86内のモータ室ロは連通路
98を介して上カバ−1とピニオンケース9とで画成さ
れた比較的大ボリュームのギヤ室八と通じている。上記
連通路98は、第9図に示すように、上カバー1に樅設
した貫通孔98aと、該貫通孔98aと上述しtこ二つ
の切欠き95a,95aとを連通すべくブラシホルダー
89の下面に横設した細溝98bと、上記ブラシホルダ
ー89と嵌合筒部85この間の嵌合隙間98cとから構
成される。
うに、上カバ−1に穿設した二つの貫通孔96を円筒状
のグロメット97を介して挿通し、外部に導出されてい
る。また、上記ケーシング86内のモータ室ロは連通路
98を介して上カバ−1とピニオンケース9とで画成さ
れた比較的大ボリュームのギヤ室八と通じている。上記
連通路98は、第9図に示すように、上カバー1に樅設
した貫通孔98aと、該貫通孔98aと上述しtこ二つ
の切欠き95a,95aとを連通すべくブラシホルダー
89の下面に横設した細溝98bと、上記ブラシホルダ
ー89と嵌合筒部85この間の嵌合隙間98cとから構
成される。
上記電動機26における回転軸27の下端側は二段に亘
って縮径されてその最小径部27aはビニオンケース9
を略貫通するまで延出される。そして、上記最小径部2
7aに中空に形威された歯車軸99がすさまばめされ、
この歯車軸99の中間部に第1減速用歯車31と噛合す
る駆動歯車29が一体に形成される。上記歯車軸99の
両端部は上記回転軸27の下端側の中間径部27bと略
同一外径となるように縮径され、その上端部にあっては
上記中間径部27bと兼用して配設された第1軸受10
0aを介して上カバー1に回転自在に支持される。一方
、歯車軸99の下端部は第2軸受100bを介してピニ
オンヶース9に回転自在に支持される。また、回転軸2
7の下端にはロックナット101が螺合され、このロッ
クナット101を締め付けることで、上記歯車軸99が
第1、第2軸受1 0 0 a, 1 0 0 bの内
輪に挾持されつつ回転軸27の肩部に押し当てられ、こ
の際のスラスト力で両軸27,99が一体的に結合され
るようになっている。なお、第1図中102は位置決め
ピン、103はキャップで、104はダストプレ−1・
である。
って縮径されてその最小径部27aはビニオンケース9
を略貫通するまで延出される。そして、上記最小径部2
7aに中空に形威された歯車軸99がすさまばめされ、
この歯車軸99の中間部に第1減速用歯車31と噛合す
る駆動歯車29が一体に形成される。上記歯車軸99の
両端部は上記回転軸27の下端側の中間径部27bと略
同一外径となるように縮径され、その上端部にあっては
上記中間径部27bと兼用して配設された第1軸受10
0aを介して上カバー1に回転自在に支持される。一方
、歯車軸99の下端部は第2軸受100bを介してピニ
オンヶース9に回転自在に支持される。また、回転軸2
7の下端にはロックナット101が螺合され、このロッ
クナット101を締め付けることで、上記歯車軸99が
第1、第2軸受1 0 0 a, 1 0 0 bの内
輪に挾持されつつ回転軸27の肩部に押し当てられ、こ
の際のスラスト力で両軸27,99が一体的に結合され
るようになっている。なお、第1図中102は位置決め
ピン、103はキャップで、104はダストプレ−1・
である。
このように構成されるため、入力軸3がピ19一
二オン軸5に対し相対回転すると、これら両軸3,5に
駆動ピン58を,介して連繋するスライダ53がピニオ
ン軸5上を摺動する。この際、上記駆動ピン58全点対
称位置に二つ設けるとともに、圧縮コイルばね55によ
りスライダ53が常時上方へ付勢されているため、こじ
れやガタによる遊び等を生じることなくスライダ53が
円滑かつ正確に作動し、後述する回転型ボテンジ實メー
タ64の検出精度が高められる。
駆動ピン58を,介して連繋するスライダ53がピニオ
ン軸5上を摺動する。この際、上記駆動ピン58全点対
称位置に二つ設けるとともに、圧縮コイルばね55によ
りスライダ53が常時上方へ付勢されているため、こじ
れやガタによる遊び等を生じることなくスライダ53が
円滑かつ正確に作動し、後述する回転型ボテンジ實メー
タ64の検出精度が高められる。
上記スライダ53の摺動により、回転型ボテンショメー
タ64の回転軸65がビニオン軸5の軸心方向へ揺動回
転し、結局、上述した両軸3,5の相対回転量に応じた
スライダ53の摺動量が回転角に直して測定される。
タ64の回転軸65がビニオン軸5の軸心方向へ揺動回
転し、結局、上述した両軸3,5の相対回転量に応じた
スライダ53の摺動量が回転角に直して測定される。
このように、回転式の変位センサ64を用いれば、スラ
イド式の変位センサに比べて潤滑油シールが容易である
とともにオーバハングの軸受構造でも十分に対処するこ
とができる。
イド式の変位センサに比べて潤滑油シールが容易である
とともにオーバハングの軸受構造でも十分に対処するこ
とができる。
また、上述した回転軸65ば軸本体部65b20
と、該軸本体部65bとオフセットされた入力端部65
aとを有し、これらを軸素材イの曲げ加工により一体に
形威したため、軸方向精度を容易にとれるとともに、安
価に製作することができる。さらに、上記回転型ボテン
ショメータ64にあって;よ、電気的に独立させて二つ
の摺動片74及び抵抗体75を組み付けるとともに、い
ずれか一方の抵抗体75に可変抵抗N77を接続するよ
うにしたので、誤検出により不用意にパワーアシストが
なされるのを未然に回避することができるとともに、部
品等の誤差により二つの検出値にずれが生じた場合には
、組付後においても可変抵抗器77により容易に零点調
整が行い得る。
aとを有し、これらを軸素材イの曲げ加工により一体に
形威したため、軸方向精度を容易にとれるとともに、安
価に製作することができる。さらに、上記回転型ボテン
ショメータ64にあって;よ、電気的に独立させて二つ
の摺動片74及び抵抗体75を組み付けるとともに、い
ずれか一方の抵抗体75に可変抵抗N77を接続するよ
うにしたので、誤検出により不用意にパワーアシストが
なされるのを未然に回避することができるとともに、部
品等の誤差により二つの検出値にずれが生じた場合には
、組付後においても可変抵抗器77により容易に零点調
整が行い得る。
また、本実施例では、ピニオンケース9に直接結合され
た上カバー1の上面に嵌合筒部85を突設し、乙の嵌合
筒部85を利用して当骸上カバ−1に電動機26を一体
的に組み付けるようにしたので、部品点数及び組付工数
を大幅に削減することができる。さらに、モータ室ロは
連通路98でギヤ室八と通じているため、モータ室ロの
温度変化による圧力変化を小さくすることができ、モー
タ室ロ内への水等の浸入が防止される。さらにまた、電
動機26の回転軸27に中空の歯車軸99を嵌合させる
とともに、上記回転軸27の軸端に螺合するロックナッ
I− 1 0 1で上記歯車軸99を、その両側に第1
、第2軸受1 0 0 a,100bを配して締め付け
て、両軸27,99を軸方向に遊びなく固定するように
したので、同芯性を保持しつつ電動機26の回転力を遊
びなく確実に駆動歯車29に伝達することができる。
た上カバー1の上面に嵌合筒部85を突設し、乙の嵌合
筒部85を利用して当骸上カバ−1に電動機26を一体
的に組み付けるようにしたので、部品点数及び組付工数
を大幅に削減することができる。さらに、モータ室ロは
連通路98でギヤ室八と通じているため、モータ室ロの
温度変化による圧力変化を小さくすることができ、モー
タ室ロ内への水等の浸入が防止される。さらにまた、電
動機26の回転軸27に中空の歯車軸99を嵌合させる
とともに、上記回転軸27の軸端に螺合するロックナッ
I− 1 0 1で上記歯車軸99を、その両側に第1
、第2軸受1 0 0 a,100bを配して締め付け
て、両軸27,99を軸方向に遊びなく固定するように
したので、同芯性を保持しつつ電動機26の回転力を遊
びなく確実に駆動歯車29に伝達することができる。
なお、上記実施例では、変位センサとして回転型ポテン
シ9メータを用いたが、本発明は回転式であれば他の変
位センサでも適用可能である。
シ9メータを用いたが、本発明は回転式であれば他の変
位センサでも適用可能である。
く発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、入出力軸間の相対
変位量を検出するにあたって、回転式の変位センサを容
易に使用することができ、依ってシール性や組付性の向
上により安価で信頼性の高い電動式動力かじ取装置を提
供することができる。
変位量を検出するにあたって、回転式の変位センサを容
易に使用することができ、依ってシール性や組付性の向
上により安価で信頼性の高い電動式動力かじ取装置を提
供することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図、第2図(4
)は入力軸の横断面図、第2図(l3)は嵌合筒部の側
面図、第3図は回転型ボテンショメータ取付部の一部切
欠き平筒図、第4図(f回転型ポテンショメー夕の断面
図、第5図(4)はセラミック基板の上面図、第5図(
Blはセラミック基板の下面図、第5図(qはロータの
下面図、第6図は回転軸の作り方を示す説明図、第7図
【よブラシホルダ一部の断面図、第8図は連通#98の
開口位置を示す断面図、第9図は第8図の■一IXFJ
断面図、第10図は従来例の全体側断面図、第11図は
その一部切欠き平面図である。 また、図面中1は上カバー 3【よ入力軸、4はかじ取
ハンドル軸、5はピニオン軸、9はピニオンケース、1
0は1・−ションパー 13は一23 従動歯車、26は電動機、29は駆動歯車、51は嵌合
筒部、53はスライダ、561よ斜孔、57は係合溝、
58は駆動ピン、63は環状溝、64は回転型ボテンシ
ョメータ、65は回転軸、65aは入力端部である。 24
)は入力軸の横断面図、第2図(l3)は嵌合筒部の側
面図、第3図は回転型ボテンショメータ取付部の一部切
欠き平筒図、第4図(f回転型ポテンショメー夕の断面
図、第5図(4)はセラミック基板の上面図、第5図(
Blはセラミック基板の下面図、第5図(qはロータの
下面図、第6図は回転軸の作り方を示す説明図、第7図
【よブラシホルダ一部の断面図、第8図は連通#98の
開口位置を示す断面図、第9図は第8図の■一IXFJ
断面図、第10図は従来例の全体側断面図、第11図は
その一部切欠き平面図である。 また、図面中1は上カバー 3【よ入力軸、4はかじ取
ハンドル軸、5はピニオン軸、9はピニオンケース、1
0は1・−ションパー 13は一23 従動歯車、26は電動機、29は駆動歯車、51は嵌合
筒部、53はスライダ、561よ斜孔、57は係合溝、
58は駆動ピン、63は環状溝、64は回転型ボテンシ
ョメータ、65は回転軸、65aは入力端部である。 24
Claims (1)
- 一端部にかじ取ハンドル軸が連結されるとともに他端部
にかじ取歯車軸が同軸状でかつ回転自在に嵌合される筒
状の入力軸と、この入力軸の中央部に同軸状に設けられ
かつ一端部が当該入力軸に固定されるとともに他端部が
上記かじ取歯車軸に固定されるねじり棒ばねと、上記か
じ取歯車軸の中間部に同軸一体的に設けられた従動歯車
と、この従動歯車より入力軸側のかじ取歯車軸に相対回
転可能でかつ長手方向へ摺動自在に嵌合された筒状のス
ライダと、このスライダの内周面から一体的に突設され
て上記かじ取歯車軸の嵌合筒部に形成された斜孔を摺動
自在に貫通するとともに先端部が上記入力軸の外周面に
形成された係合溝に緊密に係合する駆動ピンと、上記ス
ライダの外周面に形成された環状溝に回転軸の入力端部
をその軸本体部の回転中心からオフセットして嵌合させ
て上記かじ取歯車軸に対する上記かじ取ハンドル軸の相
対回転により上記斜孔に沿って移動する上記駆動ピンと
一体のスライダの長手方向変位を測定する回転式の変位
センサと、上記従動歯車に接続して上記かじ取歯車軸に
駆動力を伝達し得る駆動歯車を有するとともに上記変位
センサからの検出信号に基づいて作動する電動機とを具
えた電動式動力かじ取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1192724A JPH0316878A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | 電動式動力かじ取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1192724A JPH0316878A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | 電動式動力かじ取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0316878A true JPH0316878A (ja) | 1991-01-24 |
Family
ID=16296012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1192724A Pending JPH0316878A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | 電動式動力かじ取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0316878A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008044425A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
-
1989
- 1989-07-27 JP JP1192724A patent/JPH0316878A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008044425A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
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