JPH0547735Y2 - - Google Patents
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- JPH0547735Y2 JPH0547735Y2 JP3512487U JP3512487U JPH0547735Y2 JP H0547735 Y2 JPH0547735 Y2 JP H0547735Y2 JP 3512487 U JP3512487 U JP 3512487U JP 3512487 U JP3512487 U JP 3512487U JP H0547735 Y2 JPH0547735 Y2 JP H0547735Y2
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- Japan
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- shaft
- input shaft
- steering gear
- steering
- slider
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 12
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Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、製造が容易で信頼性の高い電動式の
動力かじ取装置に関する。
動力かじ取装置に関する。
<従来の技術>
車両の走行条件に応じたきめ細かな制御が可能
である電動式の動力かじ取装置は、一般に普及し
ている油圧式動力かじ取装置に代わるものとして
実用化が検討されている。
である電動式の動力かじ取装置は、一般に普及し
ている油圧式動力かじ取装置に代わるものとして
実用化が検討されている。
かかる電動式動力かじ取装置の一例を表す第5
図に示すように、上端部がスプライン101を介
して図示しないかじ取ハンドル軸に結合される筒
状の入力軸102の下部には、ピニオンケース1
03に対して回転自在に支持されたかじ取歯車軸
104の筒状をなす上部筒部105が相対回転可
能に嵌合されている。この上部筒部105の下端
部と前記入力軸102の上端部とには、それぞれ
連結ピン106を介してねじり棒ばね107の上
下両端部が連結されており、当該上部筒部105
に対して一体的に嵌着された従動歯車108に
は、図示しない電動機に接続する減速歯車109
が噛み合つている。
図に示すように、上端部がスプライン101を介
して図示しないかじ取ハンドル軸に結合される筒
状の入力軸102の下部には、ピニオンケース1
03に対して回転自在に支持されたかじ取歯車軸
104の筒状をなす上部筒部105が相対回転可
能に嵌合されている。この上部筒部105の下端
部と前記入力軸102の上端部とには、それぞれ
連結ピン106を介してねじり棒ばね107の上
下両端部が連結されており、当該上部筒部105
に対して一体的に嵌着された従動歯車108に
は、図示しない電動機に接続する減速歯車109
が噛み合つている。
第5図及びその−矢視断面形状を表す第6
図に示すように、入力軸102に対して回転自在
且つ上下(第5図中、上下)に摺動自在に嵌合さ
れた環状のスライダ110の内周面には、入力軸
102に形成された螺旋状のねじれ溝孔111に
対して摺動可能に緊密に保持された鋼球112が
転動可能に当接する環状のV溝113が形成され
ており、同様に上部筒部105の上端外周面にも
これら鋼球112が転動可能に当接する直線状の
V溝114が入力軸102の長手方向と平行に刻
設されている。つまり、鋼球112はそれぞれV
溝113,114に挟まれた状態でねじれ溝鋼1
11内に保持され、入力軸102と上部筒部10
5との間に相対回転が発生すると、V溝114に
より鋼球112がねじれ溝鋼111に沿つて第5
図中、上下方向に変位する結果、スライダ110
が入力軸102に対して上下に摺動する。
図に示すように、入力軸102に対して回転自在
且つ上下(第5図中、上下)に摺動自在に嵌合さ
れた環状のスライダ110の内周面には、入力軸
102に形成された螺旋状のねじれ溝孔111に
対して摺動可能に緊密に保持された鋼球112が
転動可能に当接する環状のV溝113が形成され
ており、同様に上部筒部105の上端外周面にも
これら鋼球112が転動可能に当接する直線状の
V溝114が入力軸102の長手方向と平行に刻
設されている。つまり、鋼球112はそれぞれV
溝113,114に挟まれた状態でねじれ溝鋼1
11内に保持され、入力軸102と上部筒部10
5との間に相対回転が発生すると、V溝114に
より鋼球112がねじれ溝鋼111に沿つて第5
図中、上下方向に変位する結果、スライダ110
が入力軸102に対して上下に摺動する。
このスライダ110の外周面には、入力軸10
2と直角な摺動軸115を介して摺動自在にハウ
ジング116に枢支された検出レバー117の一
端と摺動自在に緊密に係合する環状溝118が形
成されており、前記検出レバー117の他端には
ハウジング116に取付けられて前記スライダ1
10の変位量を検出するトルクセンサとしての変
位検出器119の検出子120が押付けられてい
る。この変位検出器119は、検出レバー117
によつて拡大されるスライダ110の変位量に基
づき、前述した電動機の作動電流を増減させるた
めのものである。
2と直角な摺動軸115を介して摺動自在にハウ
ジング116に枢支された検出レバー117の一
端と摺動自在に緊密に係合する環状溝118が形
成されており、前記検出レバー117の他端には
ハウジング116に取付けられて前記スライダ1
10の変位量を検出するトルクセンサとしての変
位検出器119の検出子120が押付けられてい
る。この変位検出器119は、検出レバー117
によつて拡大されるスライダ110の変位量に基
づき、前述した電動機の作動電流を増減させるた
めのものである。
従つて、かじ取ハンドル軸を操作してかじ取歯
車軸104と入力軸102との間にねじり棒ばね
107のねじれを伴う相対回転が発生すると、ス
ライダ110が入力軸102に沿つて摺動し、こ
の摺動が検出レバー117を介して変位検出器1
19によつて検出される。そして、この検出信号
に基づいて電動機が作動してかじ取歯車軸104
を駆動する結果、運転者は常にねじり棒ばね10
7の一定ねじりトルク以下で操舵することが可能
となる。
車軸104と入力軸102との間にねじり棒ばね
107のねじれを伴う相対回転が発生すると、ス
ライダ110が入力軸102に沿つて摺動し、こ
の摺動が検出レバー117を介して変位検出器1
19によつて検出される。そして、この検出信号
に基づいて電動機が作動してかじ取歯車軸104
を駆動する結果、運転者は常にねじり棒ばね10
7の一定ねじりトルク以下で操舵することが可能
となる。
<考案が解決しようとする問題点>
第5図及び第6図に示す実開昭60−137339号公
報等に開示された従来の電動式動力かじ取装置で
は、鋼球112とV溝113,114との嵌め合
いでスライダ110に変位を発生させるようにし
ており、これらが常に隙間なく当接している必要
がある。
報等に開示された従来の電動式動力かじ取装置で
は、鋼球112とV溝113,114との嵌め合
いでスライダ110に変位を発生させるようにし
ており、これらが常に隙間なく当接している必要
がある。
しかし、一対のV溝113,114によつて鋼
球112を抱きかかえるような構造では、一般に
V溝113,114の位置精度が非常に微妙なも
のとなり、これらをがた付きなく組付けるために
は、V溝113,114のうちの少なくとも一方
の位置調整手段を設けない限り、実際上は不可能
に近い。つまり、V溝113,114の深さが浅
すぎると鋼球112の円滑な転動が困難となり、
運転者に大きな操舵力を要求する結果となる。逆
に、V溝113,114の深さが深すぎると鋼球
112とV溝113,114との間に隙間が形成
されてスライダ110に遊びが発生し、運転者に
大きな操舵力を要求するばかりか、ねじり棒ばね
107が破損してしまう虞もある。
球112を抱きかかえるような構造では、一般に
V溝113,114の位置精度が非常に微妙なも
のとなり、これらをがた付きなく組付けるために
は、V溝113,114のうちの少なくとも一方
の位置調整手段を設けない限り、実際上は不可能
に近い。つまり、V溝113,114の深さが浅
すぎると鋼球112の円滑な転動が困難となり、
運転者に大きな操舵力を要求する結果となる。逆
に、V溝113,114の深さが深すぎると鋼球
112とV溝113,114との間に隙間が形成
されてスライダ110に遊びが発生し、運転者に
大きな操舵力を要求するばかりか、ねじり棒ばね
107が破損してしまう虞もある。
このように、従来のものでは上部筒部105の
外径寸法と入力軸102の内径寸法との他に入力
軸102とスライダ110との嵌め合い隙間の関
係もあり、実質的にスライダ110に比較的大き
な遊びが発生することを避けられず、トルクの検
出精度が悪くて信頼性に乏しいものであつた。
外径寸法と入力軸102の内径寸法との他に入力
軸102とスライダ110との嵌め合い隙間の関
係もあり、実質的にスライダ110に比較的大き
な遊びが発生することを避けられず、トルクの検
出精度が悪くて信頼性に乏しいものであつた。
<問題点を解決するための手段>
本考案による電動式動力かじ取装置は、かじ取
歯車軸の一端側をアンギユラ軸受を介して回転自
在に支持するハウジングと、前記かじ取歯車軸の
他端側をアンギユラ軸受を介して回転自在に支持
するピニオンケースと、このピニオンケースと前
記ハウジングとにそれぞれ形成されて二つの前記
アンギユラ軸受を同軸に位置決めし得る嵌合部及
び座部と、前記かじ取歯車軸の他端部にねじ込ま
れて前記アンギユラ軸受に対する予圧を調整し得
る予圧調整ナツトと、一端部にかじ取ハンドル軸
が連結されると共に他端部に前記かじ取歯車軸の
一端側が同軸状態で回転自在に嵌合される筒状の
入力軸と、この入力軸の中央部に同軸状態で設け
られ且つ一端部が当該入力軸に固定されると共に
他端部が前記かじ取歯車軸に固定されるねじり棒
ばねと、前記入力軸を囲むように前記かじ取歯車
軸と同軸一体に設けられた従動歯車と、この従動
歯車の筒部に相対回転可能且つこの筒部の長手方
向に沿つて摺動自在に嵌合された筒状のスライダ
と、このスライダの内周面に一体に突設され且つ
前記従動歯車の筒部に形成された螺旋状のねじれ
溝孔を摺動自在に貫通すると共に先端部が前記入
力軸の外周面に形成された係合溝に緊密に係止す
る駆動ピンと、前記スライダに連結され且つ前記
かじ取歯車軸に対する前記かじ取ハンドル軸の相
対回転により前記ねじれ溝孔に沿つて移動する前
記駆動ピンと一体の当該スライダの長手方向移動
を検知するトルクセンサと、前記従動歯車に接続
して前記かじ取歯車軸に駆動力を伝達し得る駆動
歯車を有すると共に前記トルクセンサからの検出
信号に基づいて作動する電動機とを具えたもので
ある。
歯車軸の一端側をアンギユラ軸受を介して回転自
在に支持するハウジングと、前記かじ取歯車軸の
他端側をアンギユラ軸受を介して回転自在に支持
するピニオンケースと、このピニオンケースと前
記ハウジングとにそれぞれ形成されて二つの前記
アンギユラ軸受を同軸に位置決めし得る嵌合部及
び座部と、前記かじ取歯車軸の他端部にねじ込ま
れて前記アンギユラ軸受に対する予圧を調整し得
る予圧調整ナツトと、一端部にかじ取ハンドル軸
が連結されると共に他端部に前記かじ取歯車軸の
一端側が同軸状態で回転自在に嵌合される筒状の
入力軸と、この入力軸の中央部に同軸状態で設け
られ且つ一端部が当該入力軸に固定されると共に
他端部が前記かじ取歯車軸に固定されるねじり棒
ばねと、前記入力軸を囲むように前記かじ取歯車
軸と同軸一体に設けられた従動歯車と、この従動
歯車の筒部に相対回転可能且つこの筒部の長手方
向に沿つて摺動自在に嵌合された筒状のスライダ
と、このスライダの内周面に一体に突設され且つ
前記従動歯車の筒部に形成された螺旋状のねじれ
溝孔を摺動自在に貫通すると共に先端部が前記入
力軸の外周面に形成された係合溝に緊密に係止す
る駆動ピンと、前記スライダに連結され且つ前記
かじ取歯車軸に対する前記かじ取ハンドル軸の相
対回転により前記ねじれ溝孔に沿つて移動する前
記駆動ピンと一体の当該スライダの長手方向移動
を検知するトルクセンサと、前記従動歯車に接続
して前記かじ取歯車軸に駆動力を伝達し得る駆動
歯車を有すると共に前記トルクセンサからの検出
信号に基づいて作動する電動機とを具えたもので
ある。
<作用>
かじ取ハンドル軸を操作してかじ取歯車軸に対
するねじり棒ばねのねじれを伴つた入力軸の相対
回転を起こさせると、入力軸の係合溝に係止する
駆動ピンを介してスライダがこの入力軸と一体的
に回転する。この時、駆動ピンは従動歯車の筒部
に形成されたねじれ溝孔に沿つてスライダと共に
入力軸の軸心と平行な方向にも摺動するため、入
力軸とかじ取歯車軸との相対回転量に対応したス
ライダの摺動量がトルクセンサによつて検出さ
れ、この検出信号に基づいて電動機が作動する。
そして、電動機の駆動歯車と噛み合う従動歯車と
一体のかじ取歯車軸が駆動回転され、運転者の操
舵力は常に入力軸とかじ取歯車軸との一定以下の
相対回転を許容する程度に留まる。
するねじり棒ばねのねじれを伴つた入力軸の相対
回転を起こさせると、入力軸の係合溝に係止する
駆動ピンを介してスライダがこの入力軸と一体的
に回転する。この時、駆動ピンは従動歯車の筒部
に形成されたねじれ溝孔に沿つてスライダと共に
入力軸の軸心と平行な方向にも摺動するため、入
力軸とかじ取歯車軸との相対回転量に対応したス
ライダの摺動量がトルクセンサによつて検出さ
れ、この検出信号に基づいて電動機が作動する。
そして、電動機の駆動歯車と噛み合う従動歯車と
一体のかじ取歯車軸が駆動回転され、運転者の操
舵力は常に入力軸とかじ取歯車軸との一定以下の
相対回転を許容する程度に留まる。
なお、スライダの摺動に伴つて駆動ピンの先端
部は入力軸の係合溝に沿つて入力軸の軸心と平行
な方向に摺動する。又、ピニオンケースを分解し
たり新たなものと交換した場合には、ハウジング
及びピニオンケースの座部がこれらに装着される
二つのアンギユラ軸受の軸心を平行に保ち、これ
らの嵌合部が二つのアンギユラ軸受の軸心を同軸
に保つ。そして、予圧調整ナツトのねじ込み量を
調整することでかじ取歯車軸のスラスト方向がた
付きが解消される。
部は入力軸の係合溝に沿つて入力軸の軸心と平行
な方向に摺動する。又、ピニオンケースを分解し
たり新たなものと交換した場合には、ハウジング
及びピニオンケースの座部がこれらに装着される
二つのアンギユラ軸受の軸心を平行に保ち、これ
らの嵌合部が二つのアンギユラ軸受の軸心を同軸
に保つ。そして、予圧調整ナツトのねじ込み量を
調整することでかじ取歯車軸のスラスト方向がた
付きが解消される。
<実施例>
本考案による電動式動力かじ取装置の一実施例
の内部構造を表す第1図に示すように、上端部が
上カバー11から突出するように軸受12を介し
てこの上カバー11に回転自在に支持された筒状
の入力軸13の下端部には、この入力軸13と同
軸をなすかじ取歯車軸14の上端部が軸受メタル
15を介して相対回転可能に嵌合されている。こ
のかじ取歯車軸14の上部はアンギユラ軸受16
を介してハウジング17に対し回転自在に支持さ
れ、当該かじ取歯車軸14の下部はピニオンケー
ス18に対しアンギユラ軸受19を介して回転自
在に支持されている。前記上カバー11は固定ボ
ルト20によつてハウジング17と一体に連結さ
れると共に貫通ボルト21によつてノツクスリー
ブ21aを介しこれら上カバー11とハウジング
17とピニオンケース18とが正確に位置決め状
態で一体化されている。
の内部構造を表す第1図に示すように、上端部が
上カバー11から突出するように軸受12を介し
てこの上カバー11に回転自在に支持された筒状
の入力軸13の下端部には、この入力軸13と同
軸をなすかじ取歯車軸14の上端部が軸受メタル
15を介して相対回転可能に嵌合されている。こ
のかじ取歯車軸14の上部はアンギユラ軸受16
を介してハウジング17に対し回転自在に支持さ
れ、当該かじ取歯車軸14の下部はピニオンケー
ス18に対しアンギユラ軸受19を介して回転自
在に支持されている。前記上カバー11は固定ボ
ルト20によつてハウジング17と一体に連結さ
れると共に貫通ボルト21によつてノツクスリー
ブ21aを介しこれら上カバー11とハウジング
17とピニオンケース18とが正確に位置決め状
態で一体化されている。
なお、一対のアンギユラ軸受16,19の同心
度は、ハウジング17及びピニオンケース18に
形成された嵌合部22と座部23とによつて所定
の公差内に収まるようにしており、これらアンギ
ユラ軸受16,19に対する予圧は、かじ取歯車
軸14の下端部にロツクナツト24と共にねじ込
まれる予圧調整ナツト25の操作によつて変更可
能となつている。
度は、ハウジング17及びピニオンケース18に
形成された嵌合部22と座部23とによつて所定
の公差内に収まるようにしており、これらアンギ
ユラ軸受16,19に対する予圧は、かじ取歯車
軸14の下端部にロツクナツト24と共にねじ込
まれる予圧調整ナツト25の操作によつて変更可
能となつている。
上端部がスプライン26を介してかじ取ハンド
ル軸27に結合される入力軸13の中央部には、
上端部がピン28を介してこの入力軸13と同軸
に連結されるねじり棒ばね29が配置されてお
り、このねじり棒ばね29の下端部はスプライン
30を介してかじ取歯車軸14の上部に結合され
ている。そして、入力軸13の下部を囲むように
筒部31aがかじ取歯車軸14の上端部に一体的
に嵌着された従動歯車31には、上カバー11に
取付ボルト32を介して固定された電動機33の
スピンドル33aに電磁クラツチ34を介して接
続する駆動歯車35が一対の減速歯車36,37
を介して噛み合つており、これら駆動歯車35及
び減速歯車36,37は上カバー11及びハウジ
ング17に対し回転自在に支持されている。
ル軸27に結合される入力軸13の中央部には、
上端部がピン28を介してこの入力軸13と同軸
に連結されるねじり棒ばね29が配置されてお
り、このねじり棒ばね29の下端部はスプライン
30を介してかじ取歯車軸14の上部に結合され
ている。そして、入力軸13の下部を囲むように
筒部31aがかじ取歯車軸14の上端部に一体的
に嵌着された従動歯車31には、上カバー11に
取付ボルト32を介して固定された電動機33の
スピンドル33aに電磁クラツチ34を介して接
続する駆動歯車35が一対の減速歯車36,37
を介して噛み合つており、これら駆動歯車35及
び減速歯車36,37は上カバー11及びハウジ
ング17に対し回転自在に支持されている。
一方、かじ取歯車軸14のかじ取歯車38に
は、タイロツド39に連結されるラツク40が噛
み合つており、このタイロツド39には図示しな
い操舵輪に接続するかじ取受腕が連結される。な
お、本実施例ではラツクアンドピニオン型式のか
じ取りリンク機構を採用したが、ドラツグリンク
型式等の他の周知の構造を採用することも当然可
能である。
は、タイロツド39に連結されるラツク40が噛
み合つており、このタイロツド39には図示しな
い操舵輪に接続するかじ取受腕が連結される。な
お、本実施例ではラツクアンドピニオン型式のか
じ取りリンク機構を採用したが、ドラツグリンク
型式等の他の周知の構造を採用することも当然可
能である。
従つて、電動機33の作動によりスピンドル3
3aが回転すると同時に電磁クラツチ34が通電
状態となり、スピンドルの回転力は駆動歯車35
から減速歯車36,37を介して従動歯車31と
一体のかじ取歯車軸14に伝えられ、このかじ取
歯車軸14のかじ取歯車38からラツク40を介
してタイロツド39及び図示しないかじ取受腕に
より図示しない操舵輪の旋回運動に変換される。
3aが回転すると同時に電磁クラツチ34が通電
状態となり、スピンドルの回転力は駆動歯車35
から減速歯車36,37を介して従動歯車31と
一体のかじ取歯車軸14に伝えられ、このかじ取
歯車軸14のかじ取歯車38からラツク40を介
してタイロツド39及び図示しないかじ取受腕に
より図示しない操舵輪の旋回運動に変換される。
前記従動歯車31の筒部31aには、軸受メタ
ル41を介して筒状をなすスライダ42が回転自
在且つ筒部31aの長手方向に沿つて摺動自在に
嵌合されており、かじ取歯車軸14と同軸状をな
すこのスライダ42の上部には、従動歯車31の
外観を表す第2図に示すように、筒部31aに形
成された螺旋状のねじれ溝孔31bを摺動自在に
貫通して前記入力軸13の下端部外周に刻設され
た係合溝13aに先端部が緊密に係合する駆動ピ
ン43が一体的に突設されている。スライダ42
の径方向内側に突出するこの駆動ピン43は、前
記ねじれ溝孔31bに対して緊密に係合してお
り、入力軸13の長手方向に形成された係合溝1
3aに沿つて摺動自在となつている。
ル41を介して筒状をなすスライダ42が回転自
在且つ筒部31aの長手方向に沿つて摺動自在に
嵌合されており、かじ取歯車軸14と同軸状をな
すこのスライダ42の上部には、従動歯車31の
外観を表す第2図に示すように、筒部31aに形
成された螺旋状のねじれ溝孔31bを摺動自在に
貫通して前記入力軸13の下端部外周に刻設され
た係合溝13aに先端部が緊密に係合する駆動ピ
ン43が一体的に突設されている。スライダ42
の径方向内側に突出するこの駆動ピン43は、前
記ねじれ溝孔31bに対して緊密に係合してお
り、入力軸13の長手方向に形成された係合溝1
3aに沿つて摺動自在となつている。
従つて、入力軸13とかじ取歯車軸14との間
にねじり棒ばね29のねじれを伴つた相対回転が
発生すると、入力軸13の係合溝13aに係止す
る駆動ピン43を介してスライダ42も入力軸1
3と共に回転するが、従動歯車31とスライダ4
2との相対回転により筒部31aに形成されたね
じれ溝孔31bに沿つて駆動ピン43が変位する
結果、スライダ42は筒部31aの周面を螺旋状
に旋回することとなる。
にねじり棒ばね29のねじれを伴つた相対回転が
発生すると、入力軸13の係合溝13aに係止す
る駆動ピン43を介してスライダ42も入力軸1
3と共に回転するが、従動歯車31とスライダ4
2との相対回転により筒部31aに形成されたね
じれ溝孔31bに沿つて駆動ピン43が変位する
結果、スライダ42は筒部31aの周面を螺旋状
に旋回することとなる。
第1図及びその−矢視断面構造を表す第3
図に示すように、スライダ42の外周面の下部に
は入力軸13の軸心と直角な揺動軸44を介して
ハウジング17に揺動自在に枢支された検出レバ
ー45の一端と摺動自在に係合する環状溝42a
が形成されており、前記検出レバー45の他端は
入力軸13と平行な方向に摺動自在にハウジング
17に組付けられたスプール46の環状溝46a
に緊密に係合している。そして、このスプール4
6の下端には前記スライダ42の回転に伴う上下
方向(第1図中、上下方向)変位を検出するトル
クセンサとしての変位検出器47がピン48を介
して連結されている。
図に示すように、スライダ42の外周面の下部に
は入力軸13の軸心と直角な揺動軸44を介して
ハウジング17に揺動自在に枢支された検出レバ
ー45の一端と摺動自在に係合する環状溝42a
が形成されており、前記検出レバー45の他端は
入力軸13と平行な方向に摺動自在にハウジング
17に組付けられたスプール46の環状溝46a
に緊密に係合している。そして、このスプール4
6の下端には前記スライダ42の回転に伴う上下
方向(第1図中、上下方向)変位を検出するトル
クセンサとしての変位検出器47がピン48を介
して連結されている。
なお、本実施例では駆動ピン43とねじれ溝孔
31bとの隙間のがた付きや、検出レバー45と
環状溝42a,46aとの隙間のがた付きによる
変位検出器47の検出精度の低下を阻止するた
め、遊び除去用の圧縮コイルばね49を従動歯車
31とスライダ42との間に介装しており、スラ
イダ42の変位が検出レバー45によつて拡大さ
れ、ハウジング17に取付けられた変位検出器4
7によつてスプール46を介し伝えられるように
なつている。
31bとの隙間のがた付きや、検出レバー45と
環状溝42a,46aとの隙間のがた付きによる
変位検出器47の検出精度の低下を阻止するた
め、遊び除去用の圧縮コイルばね49を従動歯車
31とスライダ42との間に介装しており、スラ
イダ42の変位が検出レバー45によつて拡大さ
れ、ハウジング17に取付けられた変位検出器4
7によつてスプール46を介し伝えられるように
なつている。
前記電動機33はこの変位検出器47からの検
出信号に基づいて電磁クラツチ34と共に作動す
るようになつており、基本的には入力軸13とか
じ取歯車軸14との相対回転量が大きいほど、即
ちスライダ42の上下方向変位量が大きいほど大
電流が流れて大きな駆動トルクをかじ取歯車軸1
4に伝達する。つまり、変位検出器47がスライ
ダ42の変位を検出しない中立位置にある時、電
磁クラツチ34が非通電状態となつて駆動歯車3
5とスピンドル33aとの連結を断つと共にスピ
ンドル33aの回転が止められている。そして、
前記中立位置からスライダ42の上昇を検出した
場合にスピンドル33aを正転させ、逆にスライ
ダ42の下降を検出した場合にはスピンドル33
aを逆転させ、通電された電磁クラツチ34を介
して駆動歯車35にスピンドルaの正逆回転を伝
達するようになつている。
出信号に基づいて電磁クラツチ34と共に作動す
るようになつており、基本的には入力軸13とか
じ取歯車軸14との相対回転量が大きいほど、即
ちスライダ42の上下方向変位量が大きいほど大
電流が流れて大きな駆動トルクをかじ取歯車軸1
4に伝達する。つまり、変位検出器47がスライ
ダ42の変位を検出しない中立位置にある時、電
磁クラツチ34が非通電状態となつて駆動歯車3
5とスピンドル33aとの連結を断つと共にスピ
ンドル33aの回転が止められている。そして、
前記中立位置からスライダ42の上昇を検出した
場合にスピンドル33aを正転させ、逆にスライ
ダ42の下降を検出した場合にはスピンドル33
aを逆転させ、通電された電磁クラツチ34を介
して駆動歯車35にスピンドルaの正逆回転を伝
達するようになつている。
本実施例では検出レバー45を介してスライダ
42の上下方向変位を拡大し、これを変位検出器
47に伝えるようにしたが、要するにスライダ4
2の上下方向変位量を高精度に検出できる機構で
ありさえすれば良く、他の構造を採用することも
当然可能である。又、本実施例では電動機33が
何らかの理由で作動不能になつた場合でも、入力
軸13からの回転をかじ取歯車軸14に伝達でき
るよう、入力軸13の下端部とかじ取歯車軸14
の上端部とにこれらの相対回転量を一定角度(例
えば10度程度)以下に拘束する相対回転拘束部5
0を形成しており、通常はこれらが当接する前に
電動機33が作動して入力軸13とかじ取歯車軸
14との相対回転量が上記一定角度未満に抑えら
れる。
42の上下方向変位を拡大し、これを変位検出器
47に伝えるようにしたが、要するにスライダ4
2の上下方向変位量を高精度に検出できる機構で
ありさえすれば良く、他の構造を採用することも
当然可能である。又、本実施例では電動機33が
何らかの理由で作動不能になつた場合でも、入力
軸13からの回転をかじ取歯車軸14に伝達でき
るよう、入力軸13の下端部とかじ取歯車軸14
の上端部とにこれらの相対回転量を一定角度(例
えば10度程度)以下に拘束する相対回転拘束部5
0を形成しており、通常はこれらが当接する前に
電動機33が作動して入力軸13とかじ取歯車軸
14との相対回転量が上記一定角度未満に抑えら
れる。
なお、スプール46の外観を表す第4図に示す
ように、スプール46の外周面の長手方向中央部
及び上部には相互に直交する一対の切欠46b,
46cが形成されており、一方の平面状をなす切
欠46bと近接状態で対向するようにハウジング
17に装着される回り止め用キヤツプ51によつ
て、スプール46の回転が拘束されるようになつ
ている。スプール46の長手方向に沿つて延びる
他方の切欠46cは、スプール46をハウジング
17内に装着する際に検出レバー45との干渉を
避けるため、切欠46cと検出レバー45の他端
とが対向するようにスプール46の向きを調整し
てハウジング17内に差し込んだ後、これを90度
回動して第1図及び第3図に示す如く環状溝46
aに検出レバー45の他端が嵌合した状態にす
る。
ように、スプール46の外周面の長手方向中央部
及び上部には相互に直交する一対の切欠46b,
46cが形成されており、一方の平面状をなす切
欠46bと近接状態で対向するようにハウジング
17に装着される回り止め用キヤツプ51によつ
て、スプール46の回転が拘束されるようになつ
ている。スプール46の長手方向に沿つて延びる
他方の切欠46cは、スプール46をハウジング
17内に装着する際に検出レバー45との干渉を
避けるため、切欠46cと検出レバー45の他端
とが対向するようにスプール46の向きを調整し
てハウジング17内に差し込んだ後、これを90度
回動して第1図及び第3図に示す如く環状溝46
aに検出レバー45の他端が嵌合した状態にす
る。
<考案の効果>
本考案の電動式動力かじ取装置によると、加工
精度や組立等の点でがた付きの発生し易い鋼球と
V溝との組合せによる伝達機構を採用せず、スラ
イダの内周面からねじれ溝孔を貫通する駆動ピン
を突設し、この駆動ピンの先端部が摺動自在に係
合する係合溝を設けたので、係合溝の幅寸法を駆
動ピンの幅に対応して設定するだけでこれらのが
た付きを無くすことが可能である。この結果、部
品の寸法管理や組立精度を従来のように厳しくす
る必要がなくなる上、トルクの検出精度が高まつ
て信頼性の高い装置を得られる。
精度や組立等の点でがた付きの発生し易い鋼球と
V溝との組合せによる伝達機構を採用せず、スラ
イダの内周面からねじれ溝孔を貫通する駆動ピン
を突設し、この駆動ピンの先端部が摺動自在に係
合する係合溝を設けたので、係合溝の幅寸法を駆
動ピンの幅に対応して設定するだけでこれらのが
た付きを無くすことが可能である。この結果、部
品の寸法管理や組立精度を従来のように厳しくす
る必要がなくなる上、トルクの検出精度が高まつ
て信頼性の高い装置を得られる。
又、ピニオンケースを交換した場合でもピニオ
ンケースとハウジングとに二つのアンギユラ軸受
の同心度を保つ嵌合部と座部とを形成している
上、予圧調整ナツトによつてかじ取歯車軸のスラ
スト方向がた付きをも防止しており、スライダを
誤動作させる要因がない。
ンケースとハウジングとに二つのアンギユラ軸受
の同心度を保つ嵌合部と座部とを形成している
上、予圧調整ナツトによつてかじ取歯車軸のスラ
スト方向がた付きをも防止しており、スライダを
誤動作させる要因がない。
第1図は本考案による電動式動力かじ取装置の
一実施例の内部構造を表す断面図、第2図はその
従動歯車の外観を表す斜視図、第3図は第1図中
の−矢視断面図、第4図はそのスプールの外
観を表す斜視図、第5図は従来の電動式動力かじ
取装置の一例の構造を表す断面図、第6図はその
−矢視断面図である。 又、図中の符号で11は上カバー、13は入力
軸、13aは係合溝、14はかじ取歯車軸、1
6,19はアンギユラ軸受、17はハウジング、
18はピニオンケース、22は嵌合部、23は座
部、25は予圧調整ナツト、26,30はスプラ
イン、27はかじ取ハンドル軸、28,48はピ
ン、29はねじり棒ばね、31は従動歯車、31
aは筒部、33は電動機、34は電磁クラツチ、
35は駆動歯車、36,37は減速歯車、38は
かじ取歯車、39はタイロツド、40はラツク、
42はスライダ、42a,46aは環状溝、43
は駆動ピン、44は揺動軸、45は検出レバー、
46はスプール、46b,46cは切欠、47は
変位検出器、49は圧縮コイルばね、50は相対
回転拘束部である。
一実施例の内部構造を表す断面図、第2図はその
従動歯車の外観を表す斜視図、第3図は第1図中
の−矢視断面図、第4図はそのスプールの外
観を表す斜視図、第5図は従来の電動式動力かじ
取装置の一例の構造を表す断面図、第6図はその
−矢視断面図である。 又、図中の符号で11は上カバー、13は入力
軸、13aは係合溝、14はかじ取歯車軸、1
6,19はアンギユラ軸受、17はハウジング、
18はピニオンケース、22は嵌合部、23は座
部、25は予圧調整ナツト、26,30はスプラ
イン、27はかじ取ハンドル軸、28,48はピ
ン、29はねじり棒ばね、31は従動歯車、31
aは筒部、33は電動機、34は電磁クラツチ、
35は駆動歯車、36,37は減速歯車、38は
かじ取歯車、39はタイロツド、40はラツク、
42はスライダ、42a,46aは環状溝、43
は駆動ピン、44は揺動軸、45は検出レバー、
46はスプール、46b,46cは切欠、47は
変位検出器、49は圧縮コイルばね、50は相対
回転拘束部である。
Claims (1)
- かじ取歯車軸の一端側をアンギユラ軸受を介し
て回転自在に支持するハウジングと、前記かじ取
歯車軸の他端側をアンギユラ軸受を介して回転自
在に支持するピニオンケースと、このピニオンケ
ースと前記ハウジングとにそれぞれ形成されて二
つの前記アンギユラ軸受を同軸に位置決めし得る
嵌合部及び座部と、前記かじ取歯車軸の他端部に
ねじ込まれて前記アンギユラ軸受に対する予圧を
調整し得る予圧調整ナツトと、一端部にかじ取ハ
ンドル軸が連結されると共に他端部に前記かじ取
歯車軸の一端側が同軸状態で回転自在に嵌合され
る筒状の入力軸と、この入力軸の中央部に同軸状
態で設けられ且つ一端部が当該入力軸に固定され
ると共に他端部が前記かじ取歯車軸に固定される
ねじり棒ばねと、前記入力軸を囲むように前記か
じ取歯車軸と同軸一体に設けられた従動歯車と、
この従動歯車の筒部に相対回転可能且つこの筒部
の長手方向に沿つて摺動自在に嵌合された筒状の
スライダと、このスライダの内周面に一体に突設
され且つ前記従動歯車の筒部に形成された螺旋状
のねじれ溝孔を摺動自在に貫通すると共に先端部
が前記入力軸の外周面に形成された係合溝に緊密
に係止する駆動ピンと、前記スライダに連結され
且つ前記かじ取歯車軸に対する前記かじ取ハンド
ル軸の相対回転により前記ねじれ溝孔に沿つて移
動する前記駆動ピンと一体の当該スライダの長手
方向移動を検知するトルクセンサと、前記従動歯
車に接続して前記かじ取歯車軸に駆動力を伝達し
得る駆動歯車を有すると共に前記トルクセンサか
らの検出信号に基づいて作動する電動機とを具え
た電動式動力かじ取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3512487U JPH0547735Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3512487U JPH0547735Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63142265U JPS63142265U (ja) | 1988-09-20 |
JPH0547735Y2 true JPH0547735Y2 (ja) | 1993-12-16 |
Family
ID=30844327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3512487U Expired - Lifetime JPH0547735Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0547735Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-12 JP JP3512487U patent/JPH0547735Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63142265U (ja) | 1988-09-20 |
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