JP4899840B2 - ガス燃焼式打込み工具 - Google Patents

ガス燃焼式打込み工具 Download PDF

Info

Publication number
JP4899840B2
JP4899840B2 JP2006328290A JP2006328290A JP4899840B2 JP 4899840 B2 JP4899840 B2 JP 4899840B2 JP 2006328290 A JP2006328290 A JP 2006328290A JP 2006328290 A JP2006328290 A JP 2006328290A JP 4899840 B2 JP4899840 B2 JP 4899840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
combustion chamber
combustion
trigger
pulled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006328290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008137142A (ja
Inventor
宏司 田中
元 竹村
純一 田村
勝彦 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2006328290A priority Critical patent/JP4899840B2/ja
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to AU2007329968A priority patent/AU2007329968A1/en
Priority to US12/517,647 priority patent/US8006880B2/en
Priority to AT07850068T priority patent/ATE553888T1/de
Priority to TW096146056A priority patent/TWI457211B/zh
Priority to EP07850068A priority patent/EP2090403B1/en
Priority to CN2007800451146A priority patent/CN101547772B/zh
Priority to PCT/JP2007/073420 priority patent/WO2008069215A1/ja
Priority to CA002670057A priority patent/CA2670057A1/en
Publication of JP2008137142A publication Critical patent/JP2008137142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4899840B2 publication Critical patent/JP4899840B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/08Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

本発明は、ガス燃焼式打込み工具、詳しくはトリガレバーを引いた状態でコンタクトアームを被打込み材に押し付けてファスナ打ちを行なう場合と、コンタクトアームを被打込み材に押し付けた状態でトリガレバーを引いてファスナ打ちをおこなう場合の何れの場合においても連続、単発のどちらでもファスナ打ちができる機能を備えたガス燃焼式打込み工具に関するものである。
従来、ガス燃焼式打込み工具はコンタクトアームを被打込み材に押し付けてから燃焼室を閉鎖、燃料の噴射を行い、トリガレバーを引くことにより混合ガスに着火し、爆発的に燃焼する燃焼ガスの圧力でピストンを駆動し、ピストンに一体に結合されたドライバによって釘を被打込み材に打ち込んでいたが、打ち込むたびにトリガレバーの引き操作をしなければならず、作業の効率が上がらないためトリガレバーを引いたままでコンタクトアームを被打込み材に打ち込めば釘を連続的に打ち込むことができる工具が提案されている(例えば、特許文献1)。この工具はトリガレバーを引いたままでコンタクトアームを被打込み材に押し付けることにより混合ガスに着火してピストンを駆動することができるようにしたものである。
特開2004−74296号公報
本発明が解決しようとする問題点は、上述のガス燃焼式打込み工具は、燃焼枠(本発明の可動スリーブに相当)はプッシュレバー(本発明のコンタクトアームに相当)と連接し、プッシュレバーを被打込み材に押し付けると燃焼枠が上昇し、燃焼室が閉鎖されるようになっているものである。そのため、連続打ちができるとしてもプッシュレバーを被打込み材に押し付けてから燃焼室の閉鎖、燃料ガスの噴射、混合ガスの生成などの準備を行なわなければならず、プッシュレバーを押し付けてから常に準備時間が必要になった。また、燃焼室を開放するためにはその都度プッシュレバーを被打込み材から離す必要があったため、連続で釘打ちを行なうことができても混合ガスに着火するまでの準備段階の時間が大きくとられる問題があった。
本発明は、上記問題点を解決し、燃焼室の開閉をコンタクトアームの被打込み材への押し付け、開放にのみ限定されず、作業効率に優れるとともに、トリガレバーを引いたままの連続打ち、コンタクトアームの被打込み材への押し付けをしたままの状態での連続打ちも可能になり、トリガレバー、コンタクトアームの順番に左右されず連続打ち、単発打ちが自由に行なえる、作業効率と操作性に優れたガス燃焼式打込み工具を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明に係るガス燃焼式打込み工具は、燃焼室内の混合ガスに着火して燃焼する燃焼ガスの圧力でピストンを駆動し、ファスナを部材に打ち込むガス燃焼式打込み工具において、トリガレバーを引いた時点で燃焼室の閉鎖、燃料ガスの噴射を行い燃焼室内の空気と燃料ガスを攪拌して混合ガスを生成し、トリガレバーを引いた状態でコンタクトアームを被打込み材に押し付けた時に混合ガスに着火し、上記燃焼室は混合ガスに着火後、所定時間経過すると開放され燃焼ガスの排気が行なわれることを特徴とする。
また、本発明に係るガス燃焼式打込み工具は、燃焼室内の混合ガスに着火して燃焼する燃焼ガスの圧力でピストンを駆動し、トリガレバーを引いた状態でコンタクトアームを被打込み材に押し付けてファスナ打ちを行なうコンタクトモードと、コンタクトアームを被打込み材に押し付けた状態でトリガレバーを引いてファスナ打ちをおこなうトリガモードとの2種類のモードを備え、コンタクトモードではトリガレバーを引いた時点で燃焼室の閉鎖、燃料ガスの噴射を行い燃焼室内の空気と燃料ガスを攪拌して混合ガスを生成し、コンタクトアームを被打込み材に押し付けた時に混合ガスに着火し、トリガモードではコンタクトアームを被打込み材に押し付けた時点で燃焼室の閉鎖、燃料ガスの噴射を行い燃焼室内の空気と燃料ガスを攪拌して混合ガスを生成し、トリガレバーを引いた時に混合ガスに着火し、上記燃焼室は混合ガスに着火後、所定時間経過すると開放され燃焼ガスの排気が行なわれることを特徴とする。
なお、前記燃焼室の解放後、前記トリガスイッチ、コンタクトスイッチの何れかが継続してオンしている場合は、燃焼室開放タイマをスタートさせ排気に必要な時間を確保した後、燃焼室の閉鎖、燃料ガスの噴射を行なうようにしてもよい。
また、前記燃焼室の解放後、前記トリガスイッチ、コンタクトスイッチの何れもOFFしている場合は、ファンOFFタイマをスタートさせ排気に必要な時間を確保した後、ファンを停止させることが好ましい。
請求項1の発明によれば、燃焼室を所定時間経過して開放させるため、効率的なトリガレバーを引いたままの連続打ちが実現できる。
請求項2の発明によれば、コンタクトモード、トリガモードの2つのモードを自由に選択して釘打ちを行なうことができ、ガス燃焼式打込み工具の被打込み材への押し付けと、トリガレバーの引き操作の順番は意識しないで作業できるので、状況に応じて作業形態を自由に設定することができる。
請求項3の発明によれば、連続して釘打ちを行なう場合、燃焼室開放タイマで排気に必要な時間を確保した後、自動的に燃焼室の閉鎖、燃料ガスの噴射を行い点火プラグのスパークする時期を待つだけなので、作業効率に優れたガス燃焼式打込み工具を実現することができる。
請求項4の発明によれば、1回の釘打ちが終わって次の釘打ちが行なわれるまでに間が生じる場合は無駄にファンを回す必要がなく省エネルギーのガス燃焼式打込み工具を実現することができる。
図1は、本発明に係るガス燃焼式打込み工具の概念図を示し、このガス燃焼式打込み工具はボディ1には、グリップ2とマガジン3とが連設されているとともに、打撃ピストン・シリンダ機構4と燃焼室5とノーズ部6とが設けられている。
マガジン3内にはファスナとして釘やピンなどが装填されており、図示しない機構により順次ノーズ部6へ送られるようになっている。
打撃ピストン・シリンダ機構4は、図2(a)に示すように、打撃シリンダ9内に打撃ピストン10を摺動自在に収容するとともに、打撃ピストン10の下方にドライバ11が一体的に結合されている。
燃焼室5は、上記打撃ピストン10の上端面と打撃シリンダ9とボディ1の上部に配置されたシリンダヘッド13と筒状の可動スリーブ14とによって形成されており、図2(b)に示すように、可動スリーブ14を図示しない電動機構により上方に移動させることにより密閉した燃焼室5が形成され、下方に移動させることにより、図2(a)に示すように、シリンダヘッド13と可動スリーブ14とが離反して燃焼室5の上部が大気に連通し開放されるように構成されている。
また、コンタクトアーム15はノーズ部6に沿って上下に摺動自在に設けられ、その下端15aはノーズ部6から突出し、図2(c)に示すように、ノーズ部6とともに上記先端15aを被打込み材Pに押し付けることにより、ノーズ部6に対して相対的に上方に移動し、上方に延出したレバー15bの上端がコンタクトスイッチSW1に係合しこれをONするようになっている。
そして、このガス燃焼式打込み工具は、上述のコンタクトアーム15の上下動によってON/OFFするコンタクトスイッチSW1の他に、トリガレバー16を引き操作するとONするトリガスイッチSW2、ガスボンベ17の燃料ガスを燃焼室5内に噴射する噴射ノズル18、燃焼室5内の空気を攪拌するとともに燃焼後の燃焼ガスを強制的に排気するための回転ファン20と、回転ファン20で燃焼室5内の空気と燃料ガスを攪拌して生成された混合ガスに添加する点火プラグ21、可動スリーブ14の上下動を行なう電動機構(図示せず)その他を制御する制御部25が配置されている。
上記制御部25はタイマ機能26、内蔵メモリ27を備えたMPUで構成されていればよく、このMPUは内蔵メモリ27に記憶した制御プログラムに基づいて、コンタクトスイッチSW1、トリガスイッチSW2の状態とタイマ26(燃焼室保持タイマ26a、ファンOFFタイマ26b、燃焼室開放タイマ26c)の作動時間とを判断し、可動スリーブ14、噴射ノズル18、回転ファン20、点火プラグ21の制御を行なうようになっているものである。
次に、上記構成のガス燃焼式打込み工具の作動態様を図3〜5のフローチャート図に基づいて説明する。
作業者がガス燃焼式打込み工具を使用するために電源をONすると、電気回路を初期化するイニシャライズが行なわれ(ステップST1)、ステップST2で制御部25はファンOFFタイマ26bがカウントアップしているか否かを判断する。初期化の後ではファンOFFタイマ26bはリセットされているのでステップST4に進み、トリガスイッチSW2とコンタクトスイッチSW1の状態を見に行くが、作業の途中であれば回転ファン20が回転しているのでカウントアップしていれば、ステップST3で回転ファン20の回転を止め、ファンOFFタイマ26bをリセットしてからステップST4に進む。
ステップST4では作業者がトリガレバーを引いているか否かをトリガスイッチSW2で判断し、トリガスイッチSW2がONしていればコンタクトモードのルーチンに進み、引いていなければステップST5に進んで、作業者がコンタクトアーム15を被打込み材Pに押し付けて釘打ちの準備をしたか否かをコンタクトスイッチSW1で判断し、コンタクトスイッチSW1がONになっていればトリガモードのルーチンに進む。作業者が釘打ちの開始時に先にトリガレバーを引くか、先にコンタクトを被打込み材Pに押し付けるかで、コンタクトモードか、トリガモードかのいずれかを実行できるようになっている。
何れのスイッチもONになっていなければ、電源がOFFされるまでステップST2〜6をループしスイッチがONになるのを待つ。
コンタクトモードでは、ステップST101でファンOFFタイマ26bをリセットし、回転ファン20を回転させ、ステップST102に進んで可動スリーブ14を上動させて燃焼室5を閉鎖する(図2(b)参照)。
その後、噴射ノズル18を一定時間開き燃料ガスを閉鎖された燃焼室5内に噴射する。このとき回転ファン20が回転しているので燃料ガスは燃焼室5内の空気と攪拌され混合ガスが生成され、釘打ちの準備が終了する(ステップST103)。
釘打ちの準備ができたところで、制御部25は作業者が釘打ちを行うのか中断するかを判断する(ステップST104)。トリガスイッチSW2がOFFになっていれば作業を中断すると判断し、図2(a)に示すように、可動スリーブ14を下動させて燃焼室5を開放し(ステップST105)、混合ガスを大気に強制的に排出するようにしてファンOFFタイマ26bをスタートさせてステップST1に戻る。
このファンOFFタイマ26bは排気に充分な時間が設定され、回転ファン20で強制的に排気し排気が完了すると思われる時間(例えば、5〜10秒)をカウントすると回転ファン20を停止させるようにしている。
ステップST104でトリガスイッチSW2がONになっていれば釘打ちを行なうと判断し、ステップST107に進んでコンタクトスイッチSW1がONする(作業者が被打込み材Pに釘を打ち込む為にコンタクトアーム15を被打込み材Pに押し付ける)のを待つ。
コンタクトアーム15を被打込み材Pに押し付けてコンタクトスイッチSW1がONすれば発振回路をオンし(ステップST108)、点火プラグ21をスパークさせて混合ガスに着火する。混合ガスは爆発的に燃焼して、図2(c)に示すように、燃焼ガスの圧力で打撃ピストン10が下動し、ノーズ部6内の釘は被打込み材Pに打ち込まれることになる。
点火プラグ21をスパークさせた後、ステップST109に進んで燃焼室保持タイマ26aをスタートさせ燃焼室5内が冷えて負圧になり打撃ピストン10が元に戻るのを待つ。燃焼室5が負圧になると、図6(a)に示すように、打撃ピストン10が上動し、燃焼室保持タイマ26aが打撃ピストン10が完全に戻るのに充分な時間(1秒以内、好ましくは約0.1秒)カウントすると、ステップST111に進んで可動スリーブ14を下動させて燃焼室5を開放し回転している回転ファン20で強制的に排気する(図6(b)参照)。
この時点で、トリガスイッチSW2の状態を判断し(ステップST112)、トリガスイッチSW2がONの状態であれば、連続して釘打ちを行なうと判断し、ステップST114に進んで、燃焼室開放タイマ26cをスタートさせてカウントアップするのを待ち(ステップST115)、カウントアップしたら燃焼室5内の燃焼ガスを完全に排気し新鮮な空気と入れ替わったと判断し、ステップST102に戻って燃焼室5の閉鎖、燃料ガスの噴射を行いコンタクトスイッチSW1がONするのを待つ(図6(c)参照)。
ステップST112でトリガスイッチSW2がOFFになっていれば釘打ちが単発であると判断し、ファンOFFタイマ26bをスタートさせステップST1に戻り、図2(a)の状態で待つ。
トリガモードでは、ステップST201でファンOFFタイマ26bをリセットし、回転ファン20を回転させ、ステップST202に進んで可動スリーブ14を上動させて燃焼室5を閉鎖する。
その後、ステップST203に進んで、噴射ノズル18を一定時間開き燃料ガスを閉鎖された燃焼室5内に噴射する。このとき回転ファン20が回転しているので燃料ガスは燃焼室5内の空気と攪拌され混合ガスが生成され、釘打ちの準備が終了する(図7(b)参照)。
釘打ちの準備ができたところで、制御部25は作業者が釘打ちを行うのか中断するかを判断する(ステップST204)。コンタクトスイッチSW1がOFFになっていれば作業を中断すると判断し、可動スリーブ14を下動させて燃焼室5を開放し(ステップST205)、混合ガスを大気に強制的に排出するようにしてファンOFFタイマ26bをスタートさせてステップST2に戻り、図7(a)の状態で待つ。
このファンOFFタイマ26bは排気に充分な時間が設定され、回転ファン20で強制的に排気し排気が完了すると思われる時間(例えば、5〜10秒)をカウントすると回転ファン20を停止させるようにしている。
ステップST204でコンタクトスイッチSW1がONになっていれば釘打ちを行なうと判断し、ステップST207に進んでトリガスイッチSW2がONする(作業者が被打込み材Pに釘を打ち込む為にトリガレバーを引く)のを待つ。
トリガレバー16が引かれてトリガスイッチSW2がONすれば発振回路をオンし(ステップST208)、点火プラグ21をスパークさせて混合ガスに着火する。混合ガスは爆発的に燃焼して、図7(c)に示すように、燃焼ガスの圧力で打撃ピストン10が下動し、ノーズ部6内の釘を被打込み材Pに打ち込むことになる。
点火プラグ21をスパークさせた後、ステップST209に進んで燃焼室保持タイマ26aをスタートさせ燃焼室5内が冷えて負圧になり打撃ピストン10が元に戻るのを待つ。燃焼室5が負圧になると、図8(a)に示すように、打撃ピストン10が上動し、燃焼室保持タイマ26aが打撃ピストン10が完全に戻るのに充分な時間(1秒以内、好ましくは約0.1秒)カウントすると、ステップST211に進んで可動スリーブ14を下動させて燃焼室5を開放し回転している回転ファン20で強制的に排気する(図8(b)参照)。
この時点で、コンタクトスイッチSW1の状態を判断し(ステップST212)、コンタクトスイッチSW1がONの状態であれば、コンタクトアーム15を被打込み材Pに押し付けたままガス燃焼式打込み工具をずらして連続打ち(所謂「ずり打ち」)を行なうと判断し、ステップST214に進んで、燃焼室開放タイマ26cをスタートさせてカウントアップするのを待ち(ステップST215)、カウントアップしたらステップST202に戻って燃焼室5の閉鎖、燃料ガスの噴射を行いトリガスイッチSW2がONするのを待つ(図8(c)参照)。
ステップST212でコンタクトスイッチSW1がOFFになっていれば釘打ちが単発であると判断し、ファンOFFタイマ26bをスタートさせステップST2に戻り、図7(a)の状態で待つ。
上述のように、トリガレバー16を先に引いても、コンタクトアーム15を被打ち込み材に先に押し付けても釘を打つ準備が行なわれ、コンタクトモードであればコンタクトアーム15を被打ち込み材Pに押し付けることにより点火プラグ21をスパークさせて釘を打つことができ、トリガモードであればトリガレバー16を引くことにより点火プラグ21をスパークさせて釘を打つことができる。しかも、釘打ち後にトリガレバー16を引いたままであれば、燃焼室5の負圧による打撃ピストン10の上動後、燃焼室5の開放、燃焼ガスの排気、燃焼室5の閉鎖、燃料ガスの噴射を行い自動的に釘打ちの準備を完了させて釘の連続打ちを可能にし、釘打ち後にコンタクトアーム15を被打ち込み材Pに押し付けたままであれば、燃焼室5の負圧による打撃ピストン10の上動後、燃焼室5の開放、燃焼ガスの排気、燃焼室5の閉鎖、燃料ガスの噴射を行い自動的に釘打ちの準備を完了させ、ガス燃焼式打込み工具を被打ち込み材の上をずらしながら釘を打つ、ずらし打ちでの連続打ちを可能にすることができ、作業状況に応じて釘打ちのモードを自由に選択することができるとともに、そのモードで釘の連続打ちも可能にし、操作性と作業効率に優れたガス燃焼式打込み工具を実現することができる。
本発明に係るガス燃焼式打込み工具の構成の概略図 (a)〜(c)は初期状態からコンタクトモードに入る過程の説明図 上記ガス燃焼式打込み工具の初期の作動態様を説明するフローチャート図 上記ガス燃焼式打込み工具のコンタクトモードの作動態様を説明するフローチャート図 上記ガス燃焼式打込み工具のトリガモードの作動態様を説明するフローチャート図 (a)〜(c)はコンタクトモードにおける釘打ち後の過程の説明図 (a)〜(c)は初期状態からトリガモードに入る過程の説明図 (a)〜(c)はトリガモードにおける釘打ち後の過程の説明図
4 打撃ピストン・シリンダ機構
5 燃焼室
6 ノーズ部
9 打撃シリンダ
10 打撃ピストン
11 ドライバ
13 シリンダヘッド
14 可動スリーブ
15 コンタクトアーム
16 トリガレバー
18 噴射ノズル
20 回転ファン
21 点火プラグ
25 制御部
26 タイマ機能
SW1 コンタクトスイッチ
SW2 トリガスイッチ

Claims (4)

  1. 燃焼室内の混合ガスに着火して燃焼する燃焼ガスの圧力でピストンを駆動し、ファスナを部材に打ち込むガス燃焼式打込み工具において、
    トリガレバーを引いた時点で燃焼室の閉鎖、燃料ガスの噴射を行い燃焼室内の空気と燃料ガスを攪拌して混合ガスを生成し、トリガレバーを引いた状態でコンタクトアームを被打込み材に押し付けた時に混合ガスに着火し、
    上記燃焼室は混合ガスに着火後、所定時間経過すると開放され燃焼ガスの排気が行なわれることを特徴とするガス燃焼式打込み工具。
  2. 燃焼室内の混合ガスに着火して燃焼する燃焼ガスの圧力でピストンを駆動し、トリガレバーを引いた状態でコンタクトアームを被打込み材に押し付けてファスナ打ちを行なうコンタクトモードと、コンタクトアームを被打込み材に押し付けた状態でトリガレバーを引いてファスナ打ちをおこなうトリガモードとの2種類のモードを備え、
    コンタクトモードではトリガレバーを引いた時点で燃焼室の閉鎖、燃料ガスの噴射を行い燃焼室内の空気と燃料ガスを攪拌して混合ガスを生成し、トリガレバーを引いた状態でコンタクトアームを被打込み材に押し付けた時に混合ガスに着火し、
    トリガモードではコンタクトアームを被打込み材に押し付けた時点で燃焼室の閉鎖、燃料ガスの噴射を行い燃焼室内の空気と燃料ガスを攪拌して混合ガスを生成し、トリガレバーを引いた時に混合ガスに着火し、
    上記燃焼室は混合ガスに着火後、所定時間経過すると開放され燃焼ガスの排気が行なわれることを特徴とするガス燃焼式打込み工具。
  3. 前記燃焼室の解放後、前記トリガスイッチ、コンタクトスイッチSW1の何れかが継続してオンしている場合は、燃焼室開放タイマをスタートさせ排気に必要な時間を確保した後、燃焼室の閉鎖、燃料ガスの噴射を行なう、請求項2記載のガス燃焼式打込み工具。
  4. 前記燃焼室の解放後、前記トリガスイッチ、コンタクトスイッチSW1の何れもOFFしている場合は、ファンOFFタイマをスタートさせ排気に必要な時間を確保した後、ファンが停止する、請求項2記載のガス燃焼式打込み工具。
JP2006328290A 2006-12-05 2006-12-05 ガス燃焼式打込み工具 Expired - Fee Related JP4899840B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006328290A JP4899840B2 (ja) 2006-12-05 2006-12-05 ガス燃焼式打込み工具
US12/517,647 US8006880B2 (en) 2006-12-05 2007-12-04 Gas combustion type driving tool
AT07850068T ATE553888T1 (de) 2006-12-05 2007-12-04 Gasverbrennungskraftbetriebenes eintreibwerkzeug
TW096146056A TWI457211B (zh) 2006-12-05 2007-12-04 Gas burned percussion tool and its working method
AU2007329968A AU2007329968A1 (en) 2006-12-05 2007-12-04 Gas combustion type driving tool
EP07850068A EP2090403B1 (en) 2006-12-05 2007-12-04 Gas combustion type driving tool
CN2007800451146A CN101547772B (zh) 2006-12-05 2007-12-04 气体燃烧式打入工具
PCT/JP2007/073420 WO2008069215A1 (ja) 2006-12-05 2007-12-04 ガス燃焼式打込み工具
CA002670057A CA2670057A1 (en) 2006-12-05 2007-12-04 Gas combustion type driving tool

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006328290A JP4899840B2 (ja) 2006-12-05 2006-12-05 ガス燃焼式打込み工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008137142A JP2008137142A (ja) 2008-06-19
JP4899840B2 true JP4899840B2 (ja) 2012-03-21

Family

ID=39492100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006328290A Expired - Fee Related JP4899840B2 (ja) 2006-12-05 2006-12-05 ガス燃焼式打込み工具

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8006880B2 (ja)
EP (1) EP2090403B1 (ja)
JP (1) JP4899840B2 (ja)
CN (1) CN101547772B (ja)
AT (1) ATE553888T1 (ja)
AU (1) AU2007329968A1 (ja)
CA (1) CA2670057A1 (ja)
TW (1) TWI457211B (ja)
WO (1) WO2008069215A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5240648B2 (ja) * 2008-03-12 2013-07-17 日立工機株式会社 燃焼式打込工具
JP2011088269A (ja) * 2009-09-25 2011-05-06 Makita Corp 打ち込み工具
JP5429010B2 (ja) * 2010-04-02 2014-02-26 マックス株式会社 ガス燃焼式締結機
JP5556496B2 (ja) * 2010-08-12 2014-07-23 マックス株式会社 ガス燃焼式打込み工具
JP2013233609A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Makita Corp 打ち込み工具
DE102014206076A1 (de) * 2014-03-31 2015-10-01 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine, Verfahren zum Betreiben
EP3181295A1 (de) * 2015-12-18 2017-06-21 HILTI Aktiengesellschaft Brenngasbetriebenes eintreibgerät
EP3524390B1 (en) * 2018-01-19 2022-03-30 Max Co., Ltd. Driving tool
US11130221B2 (en) 2019-01-31 2021-09-28 Milwaukee Electric Tool Corporation Powered fastener driver

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3012549A (en) * 1957-01-30 1961-12-12 Bard Internal combustion device
US3967771A (en) * 1974-12-16 1976-07-06 Smith James E Self-contained impact tool
US4403722A (en) * 1981-01-22 1983-09-13 Signode Corporation Combustion gas powered fastener driving tool
US4483473A (en) * 1983-05-02 1984-11-20 Signode Corporation Portable gas-powered fastener driving tool
US5263439A (en) * 1992-11-13 1993-11-23 Illinois Tool Works Inc. Fuel system for combustion-powered, fastener-driving tool
US5415136A (en) * 1993-08-30 1995-05-16 Illinois Tool Works Inc. Combined ignition and fuel system for combustion-powered tool
US5860580A (en) * 1996-05-03 1999-01-19 Illinois Tool Works Inc. Piston retention device for combustion-powered tools
JP3925793B2 (ja) 2002-08-09 2007-06-06 日立工機株式会社 燃焼式打込み工具
JP4055509B2 (ja) * 2002-08-09 2008-03-05 日立工機株式会社 燃焼式打込み工具
JP4151346B2 (ja) * 2002-08-09 2008-09-17 日立工機株式会社 燃焼式打込み工具
CN1273270C (zh) 2002-08-09 2006-09-06 日立工机株式会社 以燃气为动力的射钉枪
JP4665432B2 (ja) * 2003-06-20 2011-04-06 日立工機株式会社 燃焼式動力工具
JP4239731B2 (ja) * 2003-07-04 2009-03-18 マックス株式会社 動力駆動釘打機のコンタクト機構
JP4147403B2 (ja) * 2003-07-31 2008-09-10 マックス株式会社 ガス燃焼式衝撃工具の燃焼室構造
US7163134B2 (en) * 2004-02-09 2007-01-16 Illinois Tool Works Inc. Repetitive cycle tool logic and mode indicator for combustion powered fastener-driving tool
US7341171B2 (en) 2004-02-09 2008-03-11 Illinois Tool Works Inc. Fan control for combustion-powered fastener-driving tool
JP4353110B2 (ja) * 2004-04-19 2009-10-28 日立工機株式会社 燃焼式釘打機
JP4923436B2 (ja) * 2005-05-10 2012-04-25 マックス株式会社 ガス燃焼式打込み工具
JP4877457B2 (ja) * 2005-05-17 2012-02-15 マックス株式会社 ガス燃焼式打込み工具における釘送り作動遅延機構
JP2006328290A (ja) 2005-05-30 2006-12-07 Mitsubishi Chemicals Corp 粒状重合体の製造方法、イオン交換樹脂の製造方法、及び合成吸着剤の製造方法、並びにアニオン交換樹脂、カチオン交換樹脂、及び合成吸着剤

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008137142A (ja) 2008-06-19
TWI457211B (zh) 2014-10-21
WO2008069215A1 (ja) 2008-06-12
EP2090403B1 (en) 2012-04-18
CN101547772B (zh) 2013-05-15
EP2090403A4 (en) 2011-05-18
EP2090403A1 (en) 2009-08-19
TW200836891A (en) 2008-09-16
AU2007329968A1 (en) 2008-06-12
US20100032467A1 (en) 2010-02-11
CN101547772A (zh) 2009-09-30
CA2670057A1 (en) 2008-06-12
US8006880B2 (en) 2011-08-30
ATE553888T1 (de) 2012-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4899840B2 (ja) ガス燃焼式打込み工具
JP4935978B2 (ja) ガス燃焼式打込み工具における燃焼室のバルブ装置
JP4923436B2 (ja) ガス燃焼式打込み工具
JP4930672B2 (ja) ガス燃焼式打込み工具のファスナー送り機構
JP4877457B2 (ja) ガス燃焼式打込み工具における釘送り作動遅延機構
JP4788228B2 (ja) ガス燃焼式打込み工具における燃焼室保持機構
JP5067045B2 (ja) ガス燃焼式打込み工具
JP5447285B2 (ja) ガス燃焼式打ち込み工具
JP5429010B2 (ja) ガス燃焼式締結機
WO2006123692A1 (ja) ガス燃焼式打込み工具
US20070108249A1 (en) Motor control for combustion nailer based on operating mode
JP4075462B2 (ja) 釘打機の起動用トリガレバーのコンタクトレバー
JP2004074296A (ja) 燃焼式打込み工具
JP5003259B2 (ja) ガス内燃式釘打機
JP4992404B2 (ja) ガス燃焼式打込み工具
JP2007075957A (ja) 釘打機の単発打ち保持機構
JP4877470B2 (ja) ガス燃焼式打込み工具のコンタクト打ち防止機構
US20090152316A1 (en) Selectable firing mode with electromechanical lockout for combustion-powered fastener -driving tool
JP4075353B2 (ja) ガス釘打機
JP5125265B2 (ja) ガス燃焼式打込み工具
JPH04128173U (ja) ステツプル打ち機
JP2005212090A (ja) 釘打機の起動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4899840

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees