JP3925793B2 - 燃焼式打込み工具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可燃性ガスと空気とを混合し着火することにより、ピストンを駆動する動力を発生させ、釘等を打込む燃焼式打込み工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の燃焼式打込み工具は、例えば特公平1−34753号、特公平4−48589号、特公平3−25307号、特公平4−11337号、特公昭64−9149号、特公平3−25307646号等記載のものがある。
【0003】
図10に従来の一例を示す。本体枠を形成するハウジング14には、ハンドル11、テールカバー1、プッシュレバー21、マガジン13、トリガスイッチ12が付随しており、ハウジング14内には、シリンダ4、ピストン10、ファン6、プラグ9、図示しない可燃性ガス噴射口、ガスボンベ7、燃焼室枠15、ヘッドカバー23が設置されている。ハウジング14内において、シリンダ4とヘッドカバー23はハウジング14に対し固定されているが、燃焼室枠15はハウジング14とシリンダ4に案内され、図示しないばねにより下方に付勢され、ハウジング14の軸方向に移動可能に支持されている。燃焼室枠15、ヘッドカバー23、ピストン10で閉鎖された空間が可燃性ガスと空気の混合ガスが燃焼する燃焼室5を形成する。シリンダ4内には図示しないシール部材を介してピストン10が移動可能に設置されている。シリンダ4の下方には、空気釘打機において周知構成の、図示しない排気穴及び排気穴の外側に図示しない逆止弁が設けられている。燃焼室5には、燃焼室5外でヘッドカバー23上方に設けられた図示しないモータによって回転されるファン6、トリガスイッチ12によって点火される点火プラグ9、ガスボンベ7から供給される可燃性ガスを噴射する噴射口、突起状に突き出たリブ24等がある。燃焼室枠15は、プッシュレバー21と連接しており、またロッド202、カム203、トリガブラケット201を介してトリガスイッチ12とも連接している。ハウジング14の下方に釘を充填したマガジン13と、マガジン13が釘を給送し、ピストン10下方にセットし案内するテールカバー1が取り付けられている。三角形状の前記カム203は、ピボットブッシュ207を回転軸として揺動可能に設けられており、一端には開口したスロット206があり、前記ブラケット201上のピボットピン205を係止している。もう一端側は、カム突出部208となり、前記ロッド202を係止している。
【0004】
図10のように、プッシュレバー21を木材27に押付けると、プッシュレバー21と共に燃焼室枠15、ロッド202が上昇する。燃焼室枠15の上昇により外気に対し閉鎖した燃焼室5が形成され、その後連動して燃焼室5内にガスボンベ7内の可燃性ガスが噴射口より噴射され、その後ファン6が回転し、可燃性ガスと空気が混合攪拌される。またロッド202の上昇により、ロッド202の下端と前記カム203の突出部208との間にクリアランスができ、カム203が回転可能になり、カム203に連接したトリガブラケット201が上昇可能となり、トリガスイッチ12が上昇可能すなわちオンが可能な状態となる。トリガスイッチ12をオンすると、点火プラグ9が火花放電し可燃性ガスと空気との混合気に点火する。可燃性ガスの燃焼・膨張によってピストン10が下方へ駆動され、ドライバブレード16によってテールカバー1内の釘が木材27に打込まれる。ピストン10が下死点近くまで下降すると、シリンダ4の排気穴がピストン10の上室と連通し、逆止弁を通して高温・高圧の燃焼ガスが排気され、燃焼室5内の圧力が低下する。と同時に、燃焼室5やシリンダ4の内壁に燃焼ガスの熱が伝達・吸収されて急冷され、更に燃焼室5内の圧力が低下する。この圧力が大気圧まで低下すると、逆止弁が閉鎖し排気しなくなる。この状態で上記急冷が続き、ピストン10の上室は負圧になり(熱真空という)、ピストン10の下面は大気圧であるので、差圧でピストン10は上昇し初期の上死点位置に戻される。その後、工具本体を持上げ、プッシュレバー21を木材27から離し、トリガスイッチ12をオフすると、カム203が回転してロッド202や燃焼室枠15も下降して、閉鎖していた燃焼室5が大気に開放される。ファン6は継続して回転しているので、燃焼室5内の残燃焼ガスを掃気して新鮮な空気と入換え、次の釘が打込める初期状態に戻る。
【0005】
この従来の一つの特徴は、トリガスイッチ12をオフするまで燃焼室5の大気への開放ができないことである。今図10の状態から工具本体を持ち上げて、プッシュレバー21と木材27とが接触しないようにした場合でも、トリガスイッチ12をオンしたままであると、ロッド202の下端にカム突出部208が突き当たりロッド202の下降が不可能となる。すなわち、ロッド202に連接した燃焼室枠15の下降が不可能となり、燃焼室5は図10と同様密閉状態を保持する。しかし、ピストン10が初期の上死点位置に戻る前に、トリガスイッチ12がオフされた場合、すぐに燃焼室5が大気となってピストン10を戻すピストン10上方の負圧がなくなるので、ピストン10が初期位置に戻らず途中で停止してしまう。すると、次の燃焼の時、燃焼室容積(ピストン10の上室の容積)が正規より大となっているので、燃焼が正常に行われず、打込み力不足場合によっては着火せず不発になる恐れがあった。
【0006】
そこで、例えば特開平11−216684号、特開2000−334676号等において、ピストン10が初期の上死点位置に戻る前にトリガスイッチ12がオフされた場合でも、すぐに燃焼室5が大気とならないように、燃焼室5の大気への開放を遅延する打込み工具が提案されている。図11、図12にその一部を示す。
【0007】
図11は、トリガスイッチ12のオフ時の初期位置への戻りを遅くして、それと連接した燃焼室5の大気への開放を遅延させるもので、トリガスイッチ12のオン状態を示す。トリガスイッチ12に設けたキャビティ212内でプランジャ210上のシール部材211を接触摺動させる。トリガスイッチ12のオフ時は、トリガスイッチ12がばね204により下方に動き、シール部材211下部のキャビティ212の容積が増大していき負圧となるので、トリガスイッチ12の下降が遅くなる。また、シール部材211の摩擦抵抗によっても下降が遅くなる。この結果燃焼室5の大気への開放を遅くすることができる。
【0008】
図12は、ドライバブレード16の先端にロックアウトアセンブリ220のカム221を接触させておき、ドライバブレード16すなわちピストン10が初期位置に戻るまで、ロックアウトアセンブリ220によってプッシュレバー21(ワーク接触要素)を係止して連接した燃焼室5の大気への開放を遅延させるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
釘打ちの作業効率アップのため、トリガスイッチ12をオンしたまま木材27へのプッシュレバー21の押付け・離しの繰り返しで打付けるいわゆる連発打ちを可能とした燃焼式打込み工具の場合、図11の燃焼室5の開放遅延手段では、トリガスイッチ12をオフすることはないので、燃焼室5の開放遅延はできない。このため、ピストン10の戻り不充分な現象・不発現象を招く恐れがあった。
【0010】
図12の燃焼室5の開放遅延手段では、ピストン10のドライバブレード16にロックアウトアセンブリ220のカム221をばねで常に押付けているので、ピストン10の動きの抵抗となって往復動を遅くするものであり、打込み速度を速くし釘打ちの作業効率アップをする時の効率低下の原因となるいう欠点、ロックアウトアセンブリ220がドライバブレード16により衝撃打撃を受けるので強度上の問題があった。
【0011】
本発明の目的は、上記した欠点をなくし、連発打ち動作を可能とし打込み速度を速くし釘打ちの作業効率をアップし、作業者の疲労の軽減を図り、操作性の向上を図ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、前記燃焼室枠を直接係止することにより達成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を示す図1〜図5を参照して本発明を説明する。図2に操作前の初期状態を示す。基本的構成は図10とほぼ同じであり、燃焼から掃気までの動作も図10とほぼ同じであるので簡単に説明する(ただし、図10は工具本体を木材27に押付けて燃焼室5を閉鎖した状態を示す)。本体枠を形成するハウジング14内に固定されたシリンダ4とヘッドカバー23があり、その中間位置にプッシュレバー21と連接している燃焼室枠15が図示しないばねにより付勢されて上下動(図では左右動)可能に取り付けられている。シリンダ4の上方(図では右方)とヘッドカバー23下方(図では左方)にシール部28、29があるが、流路25、30が外気と連通しており、燃焼室5は閉鎖されていない。シリンダ4内には、ドライバブレード16が装着されたピストン10が案内支持され、シリンダ4の下方(図では左方)に外側に逆止弁31が設けられた排気穴3が設けられている。燃焼室5内には、モータ8によって回転されるファン6、ガスボンベ7からの可燃性ガスを噴射する噴射口22、点火プラグ9の点火部、突起状のリブ24がある。ハウジング14のハンドル11にはトリガスイッチ12、またハウジング14内には工具本体が木材27に押付けられて燃焼室枠15がストローク上端にあることを検出するヘッドスイッチ(図示せず)が設けられている。
【0014】
燃焼室枠15側面のハウジング14には、軸52が引っ込んだ状態で燃焼室枠15に面したソレノイド51が固定されている。
【0015】
この状態で例えば連発打ちをするために、トリガスイッチ12をオンするとファン6が回転する。次に、プッシュレバー21を木材27に押付けると、図3に示すように、燃焼室枠15が上昇(図では右方向移動)し、流路25、30はシール部28、29により閉鎖されて、燃焼室5は大気に対し閉鎖された空間となる。この状態でまず、燃焼室5内にガスボンベ7内の可燃性ガスが噴射口22より噴射され、ファン6の回転により可燃性ガスと空気が混合攪拌される。次に、点火回路(図示せず)により点火プラグ9が点火され、混合気の燃焼・膨張によりピストン10を下方(図では左方)に駆動し、釘を木材27に打込む。
【0016】
次いで、点火信号を基準にソレノイド51がタイマー回路(図示せず)によりある時間オンされ、その間、軸52が突き出して燃焼室枠15をこの位置に係止する。この状態で、図1に示すように、次の打込み位置に移動するため、プッシュレバー21を木材27から離しても、燃焼室枠15はばねにより下降(図では左方移動)することはなく、燃焼室5は閉鎖した状態を保持する。その間に、前記熱真空によりピストン10は初期の上死点位置に戻ることができる。タイマー設定時間はピストン10が上死点に戻る時間より長めに設定しておく(工具本体の打ち込みパワーにもよるが、約100msec程度)。その後、ソレノイド51がオフされると軸52が引っ込んで、燃焼室枠15とプッシュレバー21は、ばね付勢により下降(図では左方移動)し、燃焼室5が外気に開放されてファン6の回転により掃気されながら初期位置に戻る。
【0017】
図4はファン6、点火プラグ9、ソレノイド51の動作を制御する制御回路のブロック図で、その動作説明用タイムチャートを図5に示す。図5は連発打ちが2回行われた例を示す。
【0018】
ファン6すなわちモータ8はトリガスイッチ12がオンされると同時に回転開始し、トリガスイッチ12がオフした後もファンタイマーによって設定された時間回転を継続する。点火プラグ9はトリガスイッチ12及びヘッドスイッチが共にオンした時に点火され、この点火によりピストン10が移動を開始する。
【0019】
ソレノイド51は点火プラグ9の点火と同時に付勢されて軸52を突出させて燃焼枠15の移動を阻止し、ソレノイドタイマーによって設定された時間付勢を継続する。ソレノイドタイマーが設定する時間は、ピストン10が初期位置に戻った後もソレノイド51が付勢状態を維持するように設定されている。
【0020】
すなわち、ソレノイド51の作動により、燃焼室開放時刻T15やT25をピストン初期位置戻り時刻T14やT24より遅らせている。すなわち、熱真空によるピストン戻りを確実に行うことができる。プッシュレバー21を木材27に押付けてからトリガスイッチ12をオンし、釘打込み後プッシュレバー21を木材27から離し、トリガスイッチ12のオフを繰り返すいわゆる単発打ちにおいて、トリガスイッチ12が速くオフされた場合でも、上記同様動作が確実に行われるのでピストン戻り不充分による性能低下はない。
【0021】
図6〜図9に本発明の他の実施形態を示す。
図6、図7は、燃焼室枠15が上昇(図では右方向移動)している時のシリンダ4とのシール部28近辺の拡大部分断面図である。
図6は、ソレノイド51に代わる燃焼室枠15の係止として、燃焼室枠15とシリンダ4間とで係止を行うもので、シリンダ4のシール部28の接触摺動面をなす燃焼室枠15の内周面に係止用の段差55を設け、燃焼室枠15の下降(図では左方向移動)開始が段差55の抵抗により遅れるようにしたものである。
【0022】
図7は、ソレノイド51に代わる燃焼室枠15の係止として、ハウジング14と燃焼室枠15間で係止を行うもので、燃焼室枠15の凹溝60にハウジング14側から弾性体62により係止部材61を押圧し、燃焼室枠15の下降(図では左方向移動)開始が係止部材61の凹溝60からの離脱抵抗により遅れるようにしてたものである。
【0023】
図8は、ソレノイド51による燃焼室5の開放遅延の他の例として、ピストン10の上死点近辺にピストン10の初期位置戻り検出センサ70を設け、その検出信号を基準にしてソレノイド51をオフし燃焼室5の開放を行うものである。ソレノイド51等を制御する制御回路のブロック図を図9に示す。ピストン10の初期位置戻り検出センサ70としては、光または磁気もしくは超音波等の位置検出センサ等がある。またピストン10が上死点に戻った時にストッパ40に衝突する振動を検出する加速度センサによって初期位置戻り検出センサ70を構成しても良い。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、燃焼室の開放遅延をトリガスイッチではなく、燃焼室枠を直接係止することにより行うようにしたので、トリガスイッチをオンしたままで打つ連発打ちが可能となり、またドライバブレードすなわちピストンの動きも拘束を受けないので、打込み速度を速くし釘打ちの作業効率がアップし、作業者の疲労の軽減を図り、操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明燃焼式打込み工具の一実施形態で動作時を示す部分断面図。
【図2】図1の初期状態を示す部分断面図。
【図3】図1の他の動作時を示す部分断面図。
【図4】図1〜図3のソレノイドの動作を制御する制御回路のブロック図。
【図5】図4の動作説明用タイムチャート。
【図6】本発明燃焼式打込み工具の他の実施形態の要部を示す拡大部分断面図。
【図7】本発明燃焼式打込み工具の更に他の実施形態の要部を示す拡大部分断面図。
【図8】本発明燃焼式打込み工具の他の実施形態の初期状態を示す部分断面図。
【図9】図8のソレノイドの動作を制御する制御回路のブロック図。
【図10】従来の燃焼式打込み工具の一例の動作時を示す部分断面図。
【図11】従来の燃焼式打ち込み工具の他の例の主要部を示す部分断面図。
【図12】従来の燃焼式打ち込み工具の更に他の例の主要部を示す構成説明図。
【符号の説明】
4はシリンダ、5は燃焼室、6はファン、7はガスボンベ、8はモータ、9は点火プラグ、10はピストン、15は燃焼室枠、51はソレノイド、52は軸、55は段差、60は凹溝、61は係止部材、62は弾性体、70はピストン戻り検出センサ。

Claims (8)

  1. 打込み工具本体を形成するハウジングと、
    該工具本体の下方に設けられ、被加工材に押付けられるプッシュレバーと、
    ハウジング内に支持され、前記プッシュレバーと連接して上下動し、燃焼室を大気から閉じる第1の位置と、燃焼室を大気に開放する第2の位置との間で上下動可能な燃焼室枠と、
    前記ハウジング内に配置されたシリンダと、
    該シリンダ内で上死点と下死点との間で上下動可能に支持されたピストンと、
    操作者によりオン・オフ動作されるトリガースイッチとを備え、前記トリガースイッチをオンにした状態で前記プッシュレバーの上下動を繰り返すことにより連続して打込み可能な燃焼式打込み工具であって、
    前記プッシュレバーを被加工物から離したときに、前記ピストンが上死点に戻るまで前記燃焼室枠を前記第1の位置に維持する係止手段を設けたことを特徴とする燃焼式打込み工具。
  2. 請求項1において、前記係止手段は、前記燃焼室枠を第1の位置に係止するための可動部材と、該部材を動作させるソレノイドより構成したことを特徴とする燃焼式打込み工具。
  3. 請求項2において、前記係止手段は、更に前記ソレノイドに接続されたタイマ回路を有し、タイマ回路で設定した時間前記ソレノイドを動作させ、前記ソレノイドが動作している間は前記可動部材を係止位置に保持することを特徴とする燃焼式打込み工具。
  4. 請求項1において、前記係止手段は、前記燃焼室枠と前記ハウジングとの間の摺動面に設けた弾性体により構成し、該弾性体の抵抗により前記燃焼室枠が第1の位置から第2の位置に移動するのを遅延させることを特徴とする燃焼式打込み工具。
  5. 請求項1において、前記係止手段は、前記燃焼室枠と前記シリンダとの間の摺動面をなす前記燃焼室枠内周面に設けた段差部よりなり、該段差部の抵抗により、前記燃焼室枠が第1の位置から第2の位置に移動するのを遅延させることを特徴とする燃焼式打込み工具。
  6. 請求項1において、前記係止手段は、前記ピストンが上死点に戻ったことを検知するセンサと、該センサの出力信号に応答して動作するソレノイドとを有し、該ソレノイドがオン状態の間、前記燃焼室枠を第1の位置に保持することを特徴とする燃焼式打込み工具。
  7. 請求項6において、前記センサは、光位置センサまたは磁気位置センサもしくは超音波位置センサであることを特徴とする燃焼式打込み工具。
  8. 請求項6において、前記センサは、前記ピストンが上死点に戻り、ストッパに衝突したときの振動を検出するセンサであることを特徴とする燃焼式打込み工具。
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