JP4899515B2 - 貯水装置 - Google Patents

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本発明は、除湿装置などの本体に着脱自在に設けられ、本体で発生したドレン水を受けて貯水する貯水装置に関する。
従来、この種の貯水装置として、貯水タンクをタンク部とタンク蓋により形成されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その貯水装置について図14および図15を参照しながら説明する。
図に示すように、貯水タンク101は、上方が開口したタンク部102と、タンク部102の上方開口を覆うタンク蓋103と、タンク部102とタンク蓋103を結合する一対の結合手段104を設け、タンク蓋103に注水口105と排水口106および取手手段107を設け構成している。
特開2005−221168号公報([0046]図1、図2)
このような従来の貯水装置では、取手手段107がタンク蓋103に設けられていることにより、取手手段107により貯水された重たいタンク部102を持ち上げるためには、タンク蓋103をタンク部102に結合する大形で強固な結合手段104を別個に必要とし、取り扱い勝手が悪いという課題があり、別個に結合手段104を必要としないようにすることが要求されている。
また、貯水タンク101を運ぶときに、タンク蓋103の注水口105より水漏れすることがあり、注水口より水漏れしないことが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、タンク部とタンク蓋を別個に結合手段を設けることなく結合でき、注水口より水漏れすることのない取扱い勝手の良い貯水装置を提供することを目的としている。
本発明の貯水装置は上記目的を達成するために、本体に装脱可能に設けられる排水タンクを形成する上方が開口したタンク部と、このタンク部の上方の開口を着脱自在に覆ったタンク蓋と、前記タンク部から立設された受部に、起立自在に設けられるタンク取手とを備え、前記タンク蓋に前記タンク取手が貫通する開口部を設け、前記開口部を介して前記本体からのドレン水を前記排水タンクに貯水する構成としたものである。
この手段により、タンク部とタンク蓋を別個の強固な結合手段により結合する必要がなく、ドレン水の注水口すなわちタンク蓋の開口部より水漏れがしないようにした取扱い勝手の良い貯水装置が得られる。
また、他の手段は、排水タンクのタンク部の前面壁裏面に水平リブを設けたものである。
この手段により、タンク蓋とタンク部前面の隙間等から水の漏れるのが防止される貯水装置が得られる。
また、他の手段は、水平リブを、タンク部表面に表示される水位線の位置に合致するように設け、タンク部を透明または半透明に形成したものである。
この手段により、水平リブがタンク部の外側から目立たなくすることができる貯水装置が得られる。
また、他の手段は、水位線を凸形状または凹形状に形成したものである。
この手段により、成型時のひけを目立ちにくくすることができるとともに、凹形状の場合には成型時のひけの発生を抑制することができる貯水装置が得られる。
また、他の手段は、タンク蓋の端部に設けられた排水口と、この排水口の端辺に沿うようにタンク部の壁面と当接する形状で前記排水口に向かい傾斜する排水案内リブを設けたものである。
この手段により、タンク部に貯水された水を排水口よりスムーズに排出できるとともに、排水口近傍に水が溜まるのが防止でき、排水作業も容易となる貯水装置が得られる。
また、他の手段は、起立自在に設けられたタンク取手と、このタンク取手を寝かせた状態のときに、前記タンク取手の脚部の内面に圧接し、前記タンク取手の内側への変形を規制する規制部を設けたものである。
この手段により、タンク取手がタンク蓋から外れたり引掛かったりすることが防止できる貯水装置が得られる。
また、他の手段は、タンク部の長手方向の壁面中央部に凹状部を設け、前記タンク部の上端に嵌合するタンク蓋に、前記凹状部の上部を覆う着脱用の指掛部を設けたものである。
この手段により、タンク部とタンク蓋の結合力を高めることができるとともに、蓋全体を外しやすくすることができる貯水装置が得られる。
また、タンク蓋の長手方向の中央に上部に突設する指掛部を設けたものである。
この手段により、タンク部の容量を減少することなく、省スペースでタンク蓋を外し易くすることできる貯水装置が得られる。
また、他の手段は、タンク蓋の周囲に垂設された嵌合帯部の長手方向の中央に幅寸法大となる拡大部を形成したものである。
この手段により、タンク蓋の外れ易さを解消できるとともに、タンク蓋を容易に外すことができる貯水装置が得られる。
また、他の手段は、タンク部に設けられた引出用取手部の上面に重なるように設けられるカバー部をタンク蓋に形成し、前記カバー部の端部を前記タンク部の壁面に近接または当設させ構成したものである。
この手段により、タンク蓋の変形が防止できるとともに、水が漏れ出ないようにすることができる貯水装置が得られる。
また、他の手段は、タンク部とタンク蓋を乳白色に形成し、少なくともタンク取手を純白色としたものである。
この手段により、デザイン性を確保することができるとともに、タンク取手の取扱いが容易となる貯水装置が得られる。
本発明によれば、別個の強固な結合手段を必要とせず、部品点数を少なくして、取扱いが容易となり、また、本体からのドレン水の注水口となる開口部より水漏れのない便利な貯水装置を提供できる。
また、タンク蓋とタンク部間から水漏れを防止できる貯水装置を提供できる。
また、水平リブがタンク部の外側から目立たなくすることができる貯水装置を提供できる。
また、成型時のひけを目立たなくすることができ、また、成型時のひけの発生を抑制することができる貯水装置を提供できる。
また、タンク部に貯水された水を排水口よりスムーズに排出でき、また、排水口近傍に水が溜まるのが防止できる貯水装置を提供できる。
また、タンク取手がタンク蓋から外れたり引掛かったりすることが防止できる貯水装置を提供できる。
また、タンク部とタンク蓋の結合力を高めることができるとともに、蓋全体を外し易くすることができる貯水装置を提供できる。
また、タンク部の容量を減少することなく、省スペースでタンク蓋を外し易くすることができる貯水装置を提供できる。
また、タンク蓋の変形が防止できるとともに、タンク部内の水が漏れないようにすることができる貯水装置を提供できる。
また、排水タンクのデザイン性を確保することができるとともに、タンク取手の取扱いが容易となる貯水装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、本体に装脱可能に設けられる排水タンクを形成する上方が開口したタンク部と、このタンク部の上方の開口を着脱自在に覆ったタンク蓋と、前記タンク部から立設された受部に、起立自在に設けられるタンク取手とを備え、前記タンク蓋に前記タンク取手が貫通する開口部を設け、前記開口部を介して前記本体からのドレン水を前記排水タンクに貯水する構成としたものであり、タンク部に起立自在に設けたタンク取手により、タンク部に本体からの排水が貯水され、タンク部の重量が重くなっても、運搬が容易でタンク部に設けられるタンク蓋には加重されないので、タンク部とタンク蓋を別個の結合手段により結合する必要がなくなるとともに、タンク蓋の着脱時にタンク取手が起立状態で貫通するように開口した開口部が、本体から排出されるドレン水の注水口を兼用することとなり、ドレン水の注水口を別個に設ける必要もなくなり、またタンク蓋の開口部もタンク部の略中央に位置するため、タンク部の壁面で波立っても開口部から飛び出して漏れることはないという作用を有する。
また、請求項2記載の発明は、排水タンクのタンク部の前面壁裏面に波立を抑制用の水平リブを設けたものであり、タンク部内に貯水された水を排出するために排水タンクを本体から引き出すときに、排水タンク内の貯水が搖動して排水タンクの前面内壁に突き当たる状態になっても、発生しようとする波立ちは、水平リブによって抑制され、水平リブの設けられる水平方向の水の動きに変換され、タンク蓋とタンク部の隙間等から水の漏れるのが防止されるという作用を有する。
また、請求項3記載の発明は、水平リブを、タンク部表面に表示される水位線の位置に合致するように設け、前記タンク部を透明または半透明に形成したものであり、貯水量の目安となるようにタンク部表面に設けた水位線に水平リブを合致させることにより、水平リブがタンク部の外側から目立たなくでき、また、タンク部に貯水された貯水量の目視も正確にできるという作用を有する。
また、請求項4記載の発明は、水位線を凸形状または凹形状に形成したものであり、水平リブをタンク部と一体成型したときに発生する成型時のひけが、水位線を凸形状または凹形状に形成することにより目立ちにくくすることができるとともに、水位線を凹形状としたときにはタンク部の肉厚と凹形状の肉厚を均一にすることが可能となり成型時のひけの発生を抑制することができるという作用を有する。
また、請求項5記載の発明は、タンク蓋の端部近傍に設けられる排水口と、この排水口の端辺に沿うようにタンク部の壁面と当接する形状で前記排水口に向かい傾斜する排水案内リブを設けたものであり、貯水されたタンク部の水を排出するときに、排水口より水が排出されるようにタンク部を傾けたとき、タンク部に嵌合しているタンク蓋に設けた排水案内リブの傾斜形状に排水される水が案内されて排水口よりスムーズに排出できるとともに、排水案内リブの端部は薄肉状態で、タンク部壁面とタンク蓋に設けた排水口との間に生じる段差がなくなることにより、排水口近傍に水が溜まるのか防止でき排水作業も容易となる作用を有する。
また、請求項6記載の発明は、起立自在に設けたタンク取手を寝かせたときに、前記タンク取手の脚部の内面に圧接し、前記タンク取手の脚部が内側へ変形するのを規制する規制部を設けたものであり、タンク取手は成型条件によってはタンク取手の脚部が内側に変形しやすいため、タンク取手を寝かせたときに、タンク蓋から外れたり、引っ掛けたりする場合があり、タンク取手の脚部が内側に変形するのを規制部により規制することによって、タンク取手がタンク部から外れたりする不具合を防止できるという作用を有する。
また、請求項7記載の発明は、タンク部の長手方向の壁面中央部に凹状部を設け、前記タンク部の上端に嵌合するタンク蓋に、前記凹状部の上方部を覆う蓋着脱用の指掛部を設けたものであり、タンク部とタンク蓋との嵌合が緩くなる壁面中央部に凹状部を設けることにより、タンク部とタンク蓋との結合力を高めることができ、タンク蓋の外れやすさを解消でき、さらにタンク蓋を外すときには結合力の強い個所を最初に外すことにより蓋全体を外し易くすることができるという作用を有する。
また、請求項8記載の発明は、タンク蓋の長手方向の中央に上部に突設する指掛部を設けたものであり、タンク蓋の上部に指掛部を突設させることにより、タンク部の周壁に凹部を形成する必要がなくなり、タンク部の容量を減少することなく省スペースでタンク蓋を外し易くすることができるという作用を有する。
また、請求項9記載の発明は、タンク蓋の周囲に垂設された嵌合帯部の長手方向の中央に幅寸法大なる拡大部を形成したものであり、タンク蓋とタンク部の嵌合の最も緩くなる中央付近の接触面積を増やすことで結合力を増加することとなり、タンク蓋の外れ易さを解消でき、また、嵌合帯部の結合力が大きい個所を指掛部を用いて引き上げることでタンク蓋を容易に外すことができるという作用を有する。
また、請求項10記載の発明は、タンク部に設けた引出用取手部の上面に重なるように設けられるカバー部をタンク蓋に形成し、前記カバー部の端部を前記タンク部の壁面に近接または当接させたものであり、タンク蓋のカバー部が引出用取手部の上面に支持されて、タンク蓋の変形が防止できるとともに、本体から排水タンクの引き出し操作時や排水のための運搬時等において、タンク部内に貯水された水が波立っても、引出用取手部とタンク蓋との隙間が無いように詰めているので、水が漏れ出さないようにすることができるという作用を有する。
また、請求項11記載の発明は、タンク部とタンク蓋を乳白色に変形し、少なくともタンク取手を純白色としたものであり、頻繁に本体に装脱して使用される排水タンクのタンク部とタンク蓋を乳白色に統一してデザイン性を確保するとともに、タンク取手などの使用者が操作する部品の色調を変えることにより、目視確認による識別が可能となり取扱い勝手が良くなるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図9に示すように、除湿装置の本体1に装着または引き出し可能に排水タンク2を設ける。排水タンク2は上方が開口したタンク部3およびタンク部3の上方開口を覆うように着脱自在に設けられるタンク蓋4で形成され、タンク部3の略中央の底部に、対向して立設される一対の受部5と、略逆U字状で脚部6の端部を受部5に回動自在に軸支して起立自在にタンク取手7を設ける。タンク取手7が起立状態で貫通するようにタンク蓋4に開口部8を設け、開口部8を通して本体1からのドレン水を排水タンク2のタンク部3に送り貯水するように設ける。
また、排水タンク2のタンク部3の前面壁9の裏面に波立ち抑制用の水平リブ10を設け、水平リブ10をタンク部3表面に表示される水位線11の位置に合致するように設け、水位線11を凸形状12または凹形状13に形成し、タンク蓋4の端部近傍に着脱自在な蓋14を設けた排水口15を設け、排水口15の端辺に沿うようにタンク部3の壁面に当接する形状で排水口15に向かい傾斜する排水案内リブ16を設ける。
また、起立自在に設けたタンク取手7を寝かせたときに、タンク取手7の脚部6の内側に圧接しタンク取手7の脚部6が内側に変形するのを規制する傾斜した規制部17をタンク蓋4に設け、タンク部3の長手方向の壁面中央部に凹状部18を設け、タンク部3の上端に嵌合するタンク蓋4に、凹状部18の上方部を覆うタンク蓋着脱用の指掛部19を設けて構成する。
上記構成において、除湿装置等の本体1に排水タンク2を装着した状態で本体1を運転すると、除湿機能により本体1において除湿され発生したドレン水は排水タンク2のタンク蓋4に設けた開口部8を通りタンク部3内に送られて貯水される。タンク部3内に所定の水量が貯水されると、排水タンク2を本体1より取り出し、タンク取手7を起立させ、タンク取手7を持って排水場所に移動し、排水口15に設けた蓋14を取り外したのち、排水口15よりタンク部内に貯水された水を排出する。空になった排水タンク2は、タンク取手7を寝かせた状態で再度本体1に装着して本体1の運転が行われる。
このように実施の形態1の発明によれば、本体1に装脱可能に設けられる排水タンク2を形成する上方が開口したタンク部3およびタンク蓋4と、タンク部3の略中央に起立自在に設けられるタンク取手7と、タンク取手7が起立状態で貫通するようにタンク蓋4に設けられる開口部8とを備え、開口部8を介して本体1から排水タンク2に貯水する構成としたので、タンク部3に起立自在に設けたタンク取手7が貫通するようにタンク蓋4に設けた開口部8を通してタンク部3に本体1からのドレン水が集められ、またタンク部3の重量が重くなってもタンク取手7を持って運搬ができ、タンク部3に設けたタンク蓋4には加重されないのでタンク部3とタンク蓋4を別個の結合手段により結合する必要がなくなるとともに、タンク蓋4の着脱時にタンク取手7に沿い可動できるように開口した開口部8が本体1から排水されるドレン水の通路を兼用することとなり、本体1から排水される水の注水口を別個に設ける必要がなく、タンク蓋4に設けられる開口の数を少なくでき、さらにタンク蓋4の開口部8はタンク部3の略中央に位置することになるので、運搬時などにタンク部3の貯水が波立っても、その壁面に沿って立ち上がり、開口部8からは漏れ出ない。
また、排水タンク2のタンク部3の前面壁裏面に波立ち抑制用の水平リブ10を設けたので、タンク部3内に貯水された水を排出するために排水タンク2を本体1から引き出すときなどに、排水タンク2内の貯水が搖動して排水タンク2の前面内壁に突き当たる状態になっても、発生しようとする波立ちは水平リブ10によって抑制され、水平リブ10の設けられる水平方向の水の動きに変換され、タンク蓋4とタンク部3との隙間から水の漏れるのが防止されることとなる。
また、水平リブ10をタンク部3表面に表示される水位線11の位置に合致するように設け、タンク部3を透明または半透明に形成したので、貯水量の目安となるタンク部3表面に設けた水位線11に水平リブ10を合致させることにより水平リブ10がタンク部3の外側から目立たなくすることができ、タンク部3に貯水された貯水量の目視を正確に行うことができることとなる。
また、水位線11を凸形状12または凹形状13に形成したので、水平リブ10をタンク部3と一体成型したときに発生する成型時のひけが、水位線11を凸形状12または凹形状13に変形することにより目立ち離くすることができ、さらに水位線11を凹形状13としたときには、タンク部3の肉厚と凹形状13の肉厚を略均一にすることが可能となり、成型時のひけの発生を抑制することができることとなる。
また、タンク蓋4の端部近傍に設けられる排水口15と、排水口15の端辺に沿うようにタンク部3の壁面に当接する形状で、排水口15に向かい傾斜する排水案内リブ16を設けたので、貯水されたタンク部3の水を排出するときに、排水口15より水が排出されるようにタンク部3を傾けたとき、タンク部3に嵌合しているタンク蓋4に設けた排水案内リブ16の傾斜形状により排出される水が案内されて排水口15よりスムーズに排出できるとともに、排水案内リブ16の端部は薄肉状態でタンク部3の壁面とタンク蓋4に設けた排水口15との間に生じる段差がなくなることにより、排水口15近傍に段差による水溜りができるのを防止でき、排水作業も容易となることとなる。
また、起立自在に設けたタンク取手7を寝かせたときに、タンク取手7の脚部6の内面に圧接し、タンク取手7の脚部6が内側へ変形するのを規制する規制部17を設けたので、タンク取手7は成型条件によってはタンク取手7の脚部6が内側へ変形しやすいため、タンク取手7を寝かせたときに、タンク蓋から外れたり、タンク蓋4に引っ掛かったりする場合があるが、タンク取手7の脚部6が内側に変形するのを規制部17により規制することによって、タンク取手が外れないように円滑に回動させることができる。
また、タンク部3の長手方向の壁面中央部凹状部18を設け、タンク部3の上端に嵌合するタンク蓋4に凹状部18の上方部を覆う蓋着脱用の指掛部19を設けたので、タンク部3とタンク蓋4との嵌合は壁面中央部で弱くなるが、凹状部18を壁面中央部に設けて結合力を高めることにより、タンク蓋4の外れやすさを解消でき、またタンク蓋4を外すときは、結合力を強くした凹状部18を指掛部19により最初に外すようにして、タンク蓋4全体を外し易くすることができることとなる。
(実施の形態2)
図10に示すように、タンク蓋4Aの長手方向の中央付近に上部に突出する指掛部19Aを設けて構成する。
上記構成においては、タンク蓋4Aの上部にタンク蓋4Aを取り外すための指掛部19Aを突設させることにより、タンク部3の周壁に凹状部を形成する必要がなくなり、タンク部3の容量を減少することなく、省スペースでタンク蓋4Aを外し易くすることができることとなる。
(実施の形態3)
図11に示すように、タンク蓋4Bの周囲に垂設された嵌合帯部20の長手方向の略中央付近に幅寸法の大なる拡大部21を形成し構成する。
上記構成においては、タンク蓋4Bとタンク部3の嵌合の最も緩くなる中央付近の接触面積を増やすことで、タンク部3に対するタンク蓋4Bの結合力を増加することとなり、タンク蓋4Bの外れ易さを解消でき、また、嵌合帯部20の結合力の大きい箇所を指掛部19Aを用いて引き上げることでタンク蓋4Bを容易に外すことができることとなる。
(実施の形態4)
図12および図13に示すように、タンク部3Aに設けた引出用取手部22の上面に重なるように設けられるカバー部23をタンク蓋4Cに形成し、カバー部23の端部をタンク部3Aの壁面に近接または当接するように設け、タンク部3Aとタンク蓋4Cを透明または半透明の乳白色に形成し、蓋14Aとタンク取手7Aのうちすくなくともタンク取手7Aを不透明な純白色に構成する。
上記構成においては、タンク蓋4Cのカバー部23が引出用取手部22の上面に支持されて、タンク蓋4Cの下方への変形が防止できるとともに、本体(図示せず)からの排水タンク2の装脱操作時や排水のための運搬時において、タンク部3A内に貯水された水が波立っても引出用取手部22とタンク蓋4Cとの隙間を無くするように詰めているので、水が漏れ出さないようにすることができる。 またタンク部3Aをタンク蓋4Cを乳白色に形成し、少なくともタンク取手7Aを純白色とすることにより、頻繁に本体に着脱して使用される排水タンク2のタンク部3A、タンク蓋4Cおよび取手7Aの基本色を白色に統一してデザイン性を確保することができるとともに、タンク取手7Aおよび蓋14Aなどの使用者が操作する部品の色調を他の部品と変えることにより、目視確認による識別が可能となり取扱い勝ってが良くなることとなる。
なお、実施の形態4ではタンク取手7Aおよび蓋14Aの色を純白色としたが、使用者が目視確認による識別が容易な白色系であれば良いことはいうまでもない。
ドレン水をそのまま排水できない場所に取付けた窓用エアコンやスポットクーラの貯水タンクとしての用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の貯水装置の斜視図 同貯水装置を本体に装着した状態を示す斜視図 同貯水装置のタンク部の斜視図 同貯水装置の水位線を示す概略断面図 同貯水装置の水平リブと凸形状の水位線を示す要部説明図 同貯水装置の水平リブと凹形状の水位線を示す要部説明図 同貯水装置の排水口部分を示す概略断面図 同貯水装置のタンク取手の規制部を示す斜視図 同貯水装置のタンク取手の規制部を示す概略断面図 本発明の実施形態2の貯水装置の指掛部を示す部分斜視図 本発明の実施形態3の貯水装置の嵌合帯部を示す部分斜視図 本発明の実施形態4の貯水装置の引出用取手部を示す斜視図 同貯水装置のカバー部を示す斜視図 従来の貯水装置の斜視図 同貯水装置の分解斜視図
符号の説明
1 本体
2 排水タンク
3 タンク部
3A タンク部
4 タンク蓋
4A タンク蓋
4B タンク蓋
4C タンク蓋
6 脚部
7 タンク取手
7A タンク取手
8 開口部
9 前面壁
10 水平リブ
11 水位線
12 凸形状
13 凹形状
15 排水口
16 排水案内リブ
17 規制部
18 凹状部
19 指掛部
19A 指掛部
20 嵌合帯部
21 拡大部
22 引出用取手部
23 カバー部

Claims (11)

  1. 本体に装脱可能に設けられる排水タンクを形成する上方が開口したタンク部と、このタンク部の上方の開口を着脱自在に覆ったタンク蓋と、前記タンク部から立設された受部に、起立自在に設けられるタンク取手とを備え、前記タンク蓋に前記タンク取手が貫通する開口部を設け、前記開口部を介して前記本体からのドレン水を前記排水タンクに貯水する構成とした貯水装置。
  2. 排水タンクのタンク部の前面壁裏面に波立ち抑制用の水平リブを設けた請求項1記載の貯水装置。
  3. 水平リブを、タンク部表面に表示される水位線の位置に合致するように設け、前記タンク部を透明または半透明に形成した請求項2記載の貯水装置。
  4. 水位線を凸形状または凹形状に形成した請求項3記載の貯水装置。
  5. タンク蓋の端部近傍に設けられる排水口と、この排水口の端辺に沿うようにタンク部の壁面と当接する形状で前記排水口に向かい傾斜する排水案内リブを設けた請求項1記載の貯水装置。
  6. 起立自在に設けたタンク取手を寝かせたときに、前記タンク取手の脚部の内面に圧接し、前記タンク取手の脚部が内側へ変形するのを規制する規制部を設けた請求項1記載の貯水装置。
  7. タンク部の長手方向の壁面中央部に凹状部を設け、前記タンク部の上端に嵌合するタンク蓋に、前記凹状部の上方部を覆う蓋着脱用の指掛部を設けた請求項1記載の貯水装置。
  8. タンク蓋の長手方向の中央に上部の突設する指掛部を設けた請求項1記載の貯水装置。
  9. タンク蓋の周囲に垂設された嵌合帯部の長手方向の中央に幅寸法大なる拡大部を形成した請求項8記載の貯水装置。
  10. タンク部に設けられた引出用取手部の上面に重なるように設けられるカバー部をタンク蓋に形成し、前記カバー部の端部を前記タンク部の壁面に近接または当接させた構成の請求項1記載の貯水装置。
  11. タンク部とタンク蓋を乳白色に形成し、少なくともタンク取手を不透明の純白色とした請求項1記載の貯水装置。
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