JP4899491B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、一般家庭および業務用として使用される加熱調理器に関するもので、特に、待機電力を削減するようにしたものである。
従来、加熱調理器は、加熱源へ電力を供給する電源スイッチがオフした後でも制御手段への電力供給を継続して、天板温度や機器外郭もしくは内部の温度をモニターしている。これは天板が高温であるか否かの表示や、冷却用のファンモータの駆動を行い内部電子部品の温度上昇による性能劣化を防止するためである。そして、その後、制御手段への電力供給を遮断することにより待機電力を減らすようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、これに関連して、加熱源への電力供給をオンオフするリレーと、常時オフで操作した時にリレーを駆動する電源スイッチと、電源スイッチの操作に連動してリレーを駆動する制御手段とを備えたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3460614号公報 特開平8−322145号公報
しかしながら、前記従来の特許文献1参照の構成では、使用者が電源スイッチを操作して調理器をオフとした後、電子部品の冷却が必要なくなった場合などは全ての制御電源を遮断することが可能であるが、使用者が調理器をオフする操作をうっかり忘れた場合には、制御電源を遮断することができないという課題があった。
また、特許文献2参照の構成では、例えば、制御手段の内部に備えたマイクロコンピュータの暴走などが生ずると、制御手段が電源スイッチの信号を認識できなくなるとともにリレーの動作を継続させるため、使用者が電源スイッチを操作しても加熱源への電力が遮断できないという課題がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者が電源スイッチを切り忘れた場合でも、制御手段への電力供給を遮断可能として待機電力を削減するとともに、加熱源への電力供給の遮断を確実に行うことができる加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、ヒーター及び前記ヒーターに直列に接続された駆動素子を有するヒーター加熱手段と、誘導加熱手段と、前記ヒーター加熱手段および前記誘導加熱手段への電力供給を制御する制御手段と、オンすることにより前記ヒーター加熱手段および前記制御手段への電力供給をし、オフすることにより前記ヒーター加熱手段および前記制御手段への電力供給を遮断する電源スイッチと、オンすることにより前記誘導加熱手段への電源供給を行い、オフすることにより前記誘導加熱手段への電源供給を遮断する電源リレーと、オンすることにより前記電源スイッチを経由せず前記制御手段への電源供給をし、前記電源スイッチ及び前記電源リレーがオフした後にオフすることにより前記制御手段への電源供給を遮断する制御電源リレーと、を備え、前記制御手段は、前記電源スイッチ及び前記電源リレーを制御するリレー制御手段並びに計時手段を備え、前記電源スイッチは手動でのみオン可能で、手動と前記リレー制御手段のいずれでもオフ可能とするとともに、前記制御手段は前記制御手段に電源が供給されると、前記電源リレーをオンし、前記ヒーター加熱手段が加熱停止のまま所定時間経過すると、前記電源スイッチをオフ制御するようにし、前記誘導加熱手段が加熱停止のまま所定時間経過すると、前記電源リレーをオフ制御するようにしたものである。
これによって、使用者が電源スイッチを切り忘れた場合でも、制御手段によって自動的に電源スイッチをオフして制御手段への電力供給を遮断し待機電力を削減するとともに、ヒーター加熱手段および制御手段への電力供給をオンオフする電源スイッチを手動で遮断することができるので、制御手段内部のマイクロコンピュータの暴走などが生じても、電源スイッチの操作でヒーター加熱手段への電力供給は確実に遮断することができる。
本発明の加熱調理器は、待機電力を削減するとともにヒーター加熱手段への電力供給の遮断を確実に行うことができる。
第1の発明は、ヒーター及び前記ヒーターに直列に接続された駆動素子を有するヒーター加熱手段と、誘導加熱手段と、前記ヒーター加熱手段および前記誘導加熱手段への電力供給を制御する制御手段と、オンすることにより前記ヒーター加熱手段および前記制御手段への電力供給をし、オフすることにより前記ヒーター加熱手段および前記制御手段への電力供給を遮断する電源スイッチと、オンすることにより前記誘導加熱手段への電源供給を行い、オフすることにより前記誘導加熱手段への電源供給を遮断する電源リレーと、オンすることにより前記電源スイッチを経由せず前記制御手段への電源供給をし、前記電源
スイッチ及び前記電源リレーがオフした後にオフすることにより前記制御手段への電源供給を遮断する制御電源リレーと、を備え、前記制御手段は、前記電源スイッチ及び前記電源リレーを制御するリレー制御手段並びに計時手段を備え、前記電源スイッチは手動でのみオン可能で、手動と前記リレー制御手段のいずれでもオフ可能とするとともに、前記制御手段は前記制御手段に電源が供給されると、前記電源リレーをオンし、前記ヒーター加熱手段が加熱停止のまま所定時間経過すると、前記電源スイッチをオフ制御するようにし、前記誘導加熱手段が加熱停止のまま所定時間経過すると、前記電源リレーをオフ制御するようにした加熱調理器とすることにより、使用者が電源スイッチを切り忘れた場合でも、制御手段によって自動的に電源スイッチをオフして制御手段への電力供給を遮断し待機電力を削減するとともに、ヒーター加熱手段および制御手段への電力供給をオンオフする電源スイッチを手動で遮断することができるので、制御手段内部のマイクロコンピュータの暴走などが生じても、電源スイッチの操作でヒーター加熱手段への電力供給は確実に遮断することができる。また、計時手段によって使用者が電源スイッチを切り忘れたことを判断して電力供給を遮断し、待機電力を削減することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、天板を備え、制御手段は前記天板の高温を報知する機能を備え、電源スイッチがオフした後制御電源のオンを継続し、前記天板の高温を報知する必要がなくなると制御電源リレーをオフ制御するようにしたことにより、第1の発明と同様な効果を確実に得ることができ、安全性を確保し使い勝手の向上がはかれる。
の発明は、特に、第の発明において、制御手段は駆動素子の短絡破壊を検知する短絡検知手段を備え、電源スイッチのオン時に駆動素子が短絡破壊の場合、制御電源リレーを駆動後、前記電源スイッチをオフしてヒーターへの通電を遮断することにより、制御手段による故障の報知を行うなど、使用者が意図せずヒーターが連続加熱することを防止し、調理器への電力供給が不要となった場合には電力供給を遮断して待機電力を削減することができる。
の発明は、特に、第1〜第のいずれか1つの発明において、制御手段は電源スイッチと電源リレーの少なくとも一つオンされていることを表示する電源オン報知手段を備えたことにより、電源スイッチがオフしている場合でも一部の加熱源が動作可能な状態であることを使用者は認識することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この発明の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における加熱調理器の回路構成を示すものである。
図に示すように、商用電源1には電源スイッチ2a、電源リレー2b、および制御電源リレー2cが接続されている。電源スイッチ2aは、制御手段5および加熱源6への電力供給をオンオフするもので、手動でオンオフ可能とするとともに、電気的にオフが可能な電動オフスイッチを用いている。また、電源リレー2bは補助スイッチ手段で、誘導加熱手段4へ通電をオンオフするものであり、制御電源リレー2cは電源スイッチ2aがオフした後に制御手段5への電力供給を遮断するものである。整流素子2dは、制御電源リレー2cからヒーター加熱手段3への電力供給を遮断するとともに、電源スイッチ2aから制御手段5へと電力供給することを可能とする。
ヒーター加熱手段3は、ヒーター3aと駆動素子3bとから構成され、電源スイッチ2aがオンの時に駆動素子3bがオンしてヒーター3aが通電され発熱する。
また、誘導加熱手段4は、加熱コイル4a、インバータ4b、整流器4cとから構成され、鍋(被加熱物)4dを加熱する。つまり、電源リレー2bがオンの時に、商用電源1から整流器4cを通して供給される直流電流を、インバータ4bが動作して高周波電流に変換して加熱コイル4aに供給するため、加熱コイル4a上に載置された鍋4dに渦電流が発生し、ジュール熱により鍋4dは発熱する。
制御手段5は、加熱制御手段5a、リレー制御手段5b、計時手段5c、短絡検知手段5d、ヒーターオフ設定手段5e、電源オン報知手段5f、および自動調理機能手段5gを備えている。そして、ヒーター3aと加熱コイル4aとよりなる加熱調理用の加熱源6への電力供給を制御する。また、制御手段5は、電力供給不要時には電源スイッチ2aをオフ制御するようにしている。
加熱制御手段5aは、ヒーター加熱手段3の駆動素子3bと、誘導加熱手段4のインバータ4bとの動作を制御する。リレー制御手段5bは、電源スイッチ2aのオフを電気的に制御し、電源リレー2b、および制御電源リレー2cについてはオンオフを制御する。計時手段5cは、ヒーター加熱手段3、あるいは誘導加熱手段4の状態が変化せず動作停止している時間を計測し、所定時間を超えてヒーター加熱手段3の状態が変化しない場合は電源スイッチ2aのオフを、誘導加熱手段4の状態が変化しない場合は電源リレー2bのオフを、電源スイッチ2aと電源リレー2bがオフした後に調理器の状態が変化しなければ制御電源リレー2cのオフを、リレー制御手段5bへと指示する。
短絡検知手段5dは、駆動素子3bが短絡破壊しているかどうかを検知しており、短絡破壊している場合は、電源リレー2bと制御電源リレー2cをオンした後、電源スイッチ2aをオフすることにより、使用者が意図せずにヒーター3aが発熱することを防止する。ヒーターオフ設定手段5eは、使用者がスイッチを操作してヒーターオフを設定すると、加熱制御手段5aは駆動素子3bの動作を禁止するとともに、電源スイッチ2aをオフする。よって、図には特に記載していないが、調理器の操作スイッチを使用者が誤って押した場合や、また、外来ノイズなどにより制御手段5が誤動作して駆動素子3bがオンした場合においても、電源スイッチ2aが制御手段5によって既にオフしているので、ヒーター3aは発熱しない。
電源オン報知手段5fは、加熱源6の少なくとも一部の熱源へと電力の供給が可能な状態であることを、使用者へ発光ダイオードによる光などで報知する。自動調理機能手段5gは、図には特に記載していないが、調理器の操作スイッチによって使用者が自動調理を設定すると、制御手段5は自動調理が設定された熱源に対して加熱制御手段5aによって動作を制御して自動調理を行う。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電源スイッチ2aがオフ状態からオン状態へと使用者が手動で操作すると、電源スイッチ2の接点が閉じてヒーター加熱手段3、制御手段5へと商用電源1から電力が供給される。
制御手段5へと電力が供給されると、リレー制御手段5bは電源リレー2bと制御電源リレー2cをオンして、電源スイッチ2aがオフしても制御手段5の継続動作を可能とするとともに、誘導加熱手段4への電力供給を行い、図には特に記載していない調理器の操作スイッチによる加熱源6の加熱動作を可能として、電源オン報知手段5fの発光ダイオードなどを点灯し報知する。
制御電源リレー2cがオンした後、短絡検知手段5dによって駆動素子3bの短絡破壊が検知された場合、即座に電源スイッチ2aをリレー制御手段5bによってオフしてヒーター3aの発熱を防止するとともに、電源スイッチ2aが見た目オフとなっていても、電源リレー2bがオンしていることを電源オン報知手段5fによって使用者に知らせる。
また、制御電源リレー2cがオンした後、所定時間が経過しても調理器の状態が変化せず、加熱停止を継続していることを計時手段5cが認識した場合、ヒーター加熱手段3の状態が変化しない場合は電源スイッチ2aのオフを、誘導加熱手段4の状態が変化しない場合は電源リレー2bのオフを、電源スイッチ2aと電源リレー2bがオフした後に調理器の状態が変化しなければ制御電源リレー2cのオフを、リレー制御手段5bへと指示する。
また、ヒーターオフ設定手段5eによってヒーター3aの加熱動作を使用者が禁止した場合、リレー制御手段5bが電源スイッチ2aをオフするため、使用者が誤ってヒーター3aが加熱する操作を行った場合や、加熱制御手段5aが誤動作して駆動素子3bがオンした場合でも、電源スイッチ2aはオフ状態であり、かつ手動でのみオンが可能なスイッチであるため、使用者が意図してスイッチをオンしない限りヒーター3aが誤って加熱動作することなく、安全性の高い調理器を実現することができる。
また、制御手段5は自動調理機能手段5gを備え、図には特に記載していないが、加熱コイル4a上の鍋(被加熱物)4dの温度を検知する温度センサによって自動調理の進行状況を把握し、自動で火力を増減、あるいは切入を行う。例えば、誘導加熱手段4が自動調理を行っている間、ヒーター加熱手段3はオフを継続している。これまでは、外来ノイズなどによる制御手段5の誤動作や故障が発生すると、使用者が意図せずヒーター3aが通電されて発熱する可能性があるが、本実施の形態においては、所定時間が経過しても動作状態がオフのまま変化しない加熱源6の熱源に対応する電源供給経路を遮断する。すなわち、誘導加熱手段4のみ自動調理を行い、ヒーター加熱手段3は所定時間を経過してもオンしない場合は、電源スイッチ2aをリレー制御手段5bによってオフして、制御手段5の誤動作や故障によるヒーター3aの通電を防止する。
上記に示した動作によって、手動でのみオンすることが可能な電源スイッチ2aによってヒーター3aへの電力供給を可能とし、さらに、電源スイッチ2aは制御手段5内部のリレー制御手段5bによってオフすることができる構成として、使用者がうっかり電源をオフし忘れた場合においても、所定時間を超えて状態が加熱停止のまま変化しないなど制御手段5への電力供給が不要となった場合には、電源スイッチ2a、電源リレー2bといった調理器へ電力供給を行うスイッチ機能を全てオフすることができる。よって、制御手段5の誤動作・破壊を防止するとともに待機電力を削減することができる。さらに、電源スイッチ2aがオンしている間に制御手段5の誤動作が発生して駆動素子3bが、使用者が操作せずにオンした場合においても使用者が手動でオフすることができる。なお、暴走によって加熱を継続する状態へ移行しにくい誘導加熱手段4は、本実施の形態では手動でオフしない電源リレー2bによって電力供給を可能、または遮断する構成として消費電力を削減することができる。
また、制御電源リレー2cは、電源スイッチ2aとは別の経路で制御手段5へと電力を供給することができる構成とすることにより、電源スイッチ2aを使用者がオンして制御手段5へと電力が供給されると、制御手段5が制御電源リレー2cをオンして、電源スイッチ2aのオンオフに関わらず自身への電力供給を確保することができる。これにより、例えば、ヒーター3aへの電力供給を遮断するために電源スイッチ2aをオフしても、制御手段5への電力供給を確保することができる。さらに、制御手段5を含め調理器への電力供給が不要となった場合には、調理器へ電力供給を行うスイッチ機能を全てオフすることができる。
また、計時手段5cは、所定期間が経過しても調理器の状態が変化しない場合には、加熱源6と制御手段5への電力供給経路にある電源スイッチ2a、電源リレー2b、制御電源リレー2cといったスイッチ機能を全てオフして電力供給を遮断することにより、使用者が電源スイッチ2aを切り忘れた場合でも消費電力を削減するとともに、電力供給経路を遮断することにより安全性を強化し、誤動作や破壊を防止することができる。
また、短絡検知手段5dは、電源スイッチ2aと同時にオンしてヒーター3aを発熱させる駆動素子3bの短絡破壊を検知することができるため、短絡破壊していた場合はリレー制御手段5bによって電源スイッチ2aをオフし、制御電源リレー2cをオンすることによって制御手段5へと電力が供給されるため、故障状態を使用者に報知することができる。
また、ヒーターオフ設定手段5eは、使用者がスイッチを押して設定することにより、加熱制御手段5aはヒーター3aの導通による加熱動作を禁止するとともに、電源スイッチ2aをオフしてヒーター3aと商用電源1とを遮断し、制御手段5や駆動素子3bの誤動作や破壊によって使用者が意図せずヒーター3aに通電されることを防ぐことができる。
また、電源オン報知手段5fは、電源スイッチ2aあるいは電源リレー2bの少なくとも一つがオンしていることを使用者へ報知することにより、電源スイッチ2aがオフ状態であっても誘導加熱手段4へと電力を供給する電源リレー2bがオンしていること、あるいは電源スイッチ2aがオン状態であることを使用者へ報知することができる。
また、制御手段5はタイマー調理を含む自動調理機能手段5gを備え、例えば、誘導加熱手段4による自動調理を行っている間、ヒーター加熱手段3がオフ状態のまま所定時間を経過した場合、ヒーター加熱手段3への電力供給が不要であると判断して電源スイッチ2aをオフすることによって、制御手段5や駆動素子3bの誤動作や破壊によって使用者が意図せずヒーター3aに通電されることを防ぐことができる。
なお、実施の形態では、特に図には記載していないが、調理器の外郭や天板、あるいは内部の電子部品の温度をモニターして、必要に応じて冷却用のファンモータを動作したり、高温である旨を使用者へと報知したりするといった機能を制御手段5が備える場合も容易に考えられ、ファンモータの動作や、高温報知の必要がなくなった時点で制御手段5への電力供給は不要と判断して、制御電源リレー2cを遮断するといった動作は、言うまでもなく備えている。
また、実施の形態では、電源オン報知手段5fとして発光ダイオードによる表示で使用者に加熱源6の少なくとも一部の熱源と商用電源1が接続されていることを報知しているが、その他の発光素子を用いても、または、スピーカーやブザーといった音、音声、あるいはこれらの組み合わせであってもよいことは言うまでもない。
また、図には特に記載していないが、短絡検知手段5dによって駆動素子3bの短絡破壊を認識し、電源スイッチ2aをオフした後、使用者へ短絡破壊を報知する機能を備えてもよい。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、待機電力を削減するとともに加熱源への電力供給の遮断時には遮断を確実に行うことができるので、複合加熱調理器などに適用することができる。
本発明の実施の形態における加熱調理器の回路構成を示すブロック図
符号の説明
1 商用電源
2a 電源スイッチ
2b 電源リレー
2c 制御電源リレー
2d 整流素子
3 ヒーター加熱手段
3a ヒーター
3b 駆動素子
4 誘導加熱手段
4a 加熱コイル
4b インバータ
4c 整流器
4d 鍋(被加熱物)
5 制御手段
5a 加熱制御手段
5b リレー制御手段
5c 計時手段
5d 短絡検知手段
5e ヒーターオフ設定手段
5f 電源オン報知手段
5g 自動調理機能手段
6 加熱源

Claims (4)

  1. ヒーター及び前記ヒーターに直列に接続された駆動素子を有するヒーター加熱手段と、誘導加熱手段と、前記ヒーター加熱手段および前記誘導加熱手段への電力供給を制御する制御手段と、オンすることにより前記ヒーター加熱手段および前記制御手段への電力供給をし、オフすることにより前記ヒーター加熱手段および前記制御手段への電力供給を遮断する電源スイッチと、オンすることにより前記誘導加熱手段への電源供給を行い、オフすることにより前記誘導加熱手段への電源供給を遮断する電源リレーと、オンすることにより前記電源スイッチを経由せず前記制御手段への電源供給をし、前記電源スイッチ及び前記電源リレーがオフした後にオフすることにより前記制御手段への電源供給を遮断する制御電源リレーと、を備え、前記制御手段は、前記電源スイッチ及び前記電源リレーを制御するリレー制御手段並びに計時手段を備え、前記電源スイッチは手動でのみオン可能で、手動と前記リレー制御手段のいずれでもオフ可能とするとともに、前記制御手段は前記制御手段に電源が供給されると、前記電源リレーをオンし、前記ヒーター加熱手段が加熱停止のまま所定時間経過すると、前記電源スイッチをオフ制御するようにし、前記誘導加熱手段が加熱停止のまま所定時間経過すると、前記電源リレーをオフ制御するようにした加熱調理器。
  2. 天板を備え、制御手段は前記天板の高温を報知する機能を備え、電源スイッチがオフした後制御電源のオンを継続し、前記天板の高温を報知する必要がなくなると制御電源リレーをオフ制御するようにした請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 御手段は駆動素子の短絡破壊を検知する短絡検知手段を備え、電源スイッチのオン時に駆動素子が短絡破壊の場合、制御電源リレーを駆動後、前記電源スイッチをオフしてヒーターへの通電を遮断する請求項に記載の加熱調理器。
  4. 制御手段は電源スイッチと電源リレーの少なくとも一つオンされていることを表示する電源オン報知手段を備えた請求項1〜のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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