JP3201320B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP3201320B2
JP3201320B2 JP31676197A JP31676197A JP3201320B2 JP 3201320 B2 JP3201320 B2 JP 3201320B2 JP 31676197 A JP31676197 A JP 31676197A JP 31676197 A JP31676197 A JP 31676197A JP 3201320 B2 JP3201320 B2 JP 3201320B2
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憲二 服部
裕二 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一本体内に複数
の加熱手段を備えた加熱調理器の加熱出力設定回路と出
力表示回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、台所で使用される加熱機器には、
ロースタなど加熱庫での加熱調理装置とコンロタイプの
加熱調理装置が同一本体内に組み込まれ、その火力を同
一表示装置で表示する加熱調理器が開発されている。
【0003】以下に従来の加熱調理器について説明す
る。図2は加熱庫内部の上方にロースタヒータ2を有
し、魚焼き調理などを行うロースタと、セラミックプレ
ートなど天板下部に配置され、鍋等を下方から加熱する
ラジエントヒータ3を同一本体内に有する加熱調理器の
回路図である。図3はその表示部分の概要を示す図であ
る。図2において、商用電源1に電源スイッチ10とリ
レー11の直列回路を介してロースタヒータ2とリレー
5の直列回路と、ラジエントヒータ3とリレー6の直列
回路が並列接続されている。リレー駆動回路4とリレー
駆動回路7は加熱選択手段9からの信号により、リレー
5とリレー6のいずれか一方を選択して導通させる。
【0004】加熱選択手段9は、図3のメンブレンに印
刷されたロースタ切/入表示17の下部に設けられたス
イッチ9aとラジエント切/入表示18の下部に設けら
れたスイッチ9bを含み、その出力信号はリレー駆動手
段4,リレー駆動手段7,出力制御手段8,出力表示手
段15,選択表示手段16に出力される。
【0005】出力選択手段13は、図3のメンブレンに
表示されたダウン表示19とアップ表示20の下部に設
けられたスイッチ13aとスイッチ13bを含み、その
出力信号は出力設定手段14と出力表示手段15に出力
される。出力設定手段14は出力選択手段13の出力信
号に基づき、出力制御手段8に信号を出力する。出力制
御手段8は、出力設定手段14の出力信号に基づき通電
比率を設定しリレー駆動手段12にオンオフ信号を出力
する。出力表示手段15は図3の”強”,”中”,”
弱”の文字近傍に位置するLED15a,15b,15
cを含み、出力選択手段14の信号に基づき点灯する。
選択表示手段16は図3のLED16a,LED16b
を含み、加熱選択手段9の出力信号により赤色で点灯す
る。
【0006】以上のように構成された加熱調理器につい
て、以下その動作を説明する。電源スイッチ10を投入
し、その後、ロースタ切/入スイッチ9aを押すことに
より、加熱選択手段9は、選択表示手段16に信号を出
力して赤色LED16aを点灯し、出力表示手段15に
信号を出力して赤色LED15cを点灯させて”強”設
定であることを表示し、出力制御手段8に信号を出力し
出力制御手段8はこの信号に基づきリレー駆動回路4と
リレー駆動回路12にオン信号を出力しリレー5とリレ
ー11を導通させる。この結果、ロースタヒータ2が最
大出力1200Wで発熱する。
【0007】次に、出力選択手段13のダウンスイッチ
13aを押すと、出力選択手段13は出力設定手段14
に信号を出力し、出力設定手段14は通電比率を70%
に設定し対応した信号を出力制御手段8に出力し、出力
制御手段8はこの通電比率でリレー駆動回路12にオン
オフ信号を出力する。この結果、ロースタヒータ2の出
力電力が約840Wとなる。また、出力選択手段13は
出力表示手段15に信号を出力しLED15cを消灯
し、赤色LED15bを点灯して火力が”中”設定であ
ることを表示する。
【0008】さらに、ダウンスイッチ13aを押すと、
上記と同様にして、リレー11の通電比率を30%とし
てオンオフし、ロースタヒーター2の出力電力は約36
0Wに変更され、出力表示手段15がLED15bを消
灯し赤色LED15aを点灯して、火力設定が”弱”で
あることを表示する。続いて、アップスイッチ13bを
押すとロースタヒータ2の出力電力は70%に増加し、
LED15bが点灯して火力が”中”設定となり、さら
にスイッチ13bを押すとLED15cが点灯してロー
スタヒータ2の出力電力は”強”設定で100%通電と
なる1200Wに増加する。
【0009】ロースタヒータ2が通電状態にあるときに
ロースタ切/入スイッチ9aを押すとリレー11とリレ
ー6がともにオフして、ロースタヒータ2への通電が停
止され、出力表示手段15のLED15a,LED15
b,LED15cと選択表示手段16のLED16aは
すべて消灯する。そして、ラジエント切/入スイッチ9
bが押されるとロースタヒータ2の場合と同様に、選択
表示手段16の赤色LED16bと出力表示手段のLE
D15cが点灯し加熱出力が”強”であることを表示
し、ラジエントヒータ3が100%通電となり最大出力
1200Wで発熱する。
【0010】ラジエントヒータ3の出力は、ロースタヒ
ータ2と同様に出力選択手段13のアップスイッチ13
aとダウンスイッチ13bで可変することができ、出力
レベルも約840Wと約360Wと同様に変更すること
ができる。出力表示手段15も火力が”中”設定時はL
ED15bのみが点灯し、”弱”設定時はLED15a
のみ点灯する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の加熱
調理器において、ロースタヒータ2とラジエントヒータ
3の出力表示を共用して使用することにより,表示の占
めるスペースを小さくして表示部にかかるコストとスペ
ースを節約することができたが、設定可能な出力が3段
階と少なく、また、前記両ヒータで各加熱出力設定値も
同一の通電比率にしか設定されないので、ロースタヒー
タ2とラジエントヒータ3のそれぞれの使用目的あるい
はヒータの特性に応じた最適な火力設定をすることがで
きなかった。また、両ヒータで共用している出力表示手
段15のLED15a,LED15b,LED15cが
両ヒータのどちらの出力表示をしているのかを、使用者
が判別しにくいという課題があった。
【0012】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、出力表示部の占有するスペースを増やすことなく、
それぞれの加熱手段の特性や使用目的に適した出力設定
を可能となし、必要に応じて、出力表示手段がいずれの
ヒータの出力表示をしているかを使用者が視覚的に判別
しやすくすることを他の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の加熱手段と、前記複数の加熱手段の
中から使用する加熱手段を選択する加熱選択手段と、前
記加熱手段の出力状態を多段階に制御する出力制御手段
と、前記加熱手段のいずれか1つの出力レベルを多段階
に表示する出力表示手段とを備え、前記出力制御手段に
よる加熱手段の制御に係わる段階数は、前記出力表示手
段の有する段階数よりも多く、且つ、前記加熱選択手段
により選択される加熱手段に応じて異なる組合せの出力
設定値を選択表示してなり、当該構成により、出力表示
手段が複数の加熱手段のいずれか1つの出力レベルを選
択して、同一表示位置で表示することができるので、表
示スペースを小さくすることができ、また、前記出力設
定手段が異なる組合せの出力値を選択するようにしてい
るので、加熱手段の調理目的等の相違に応じて、異 なる
加熱出力段階を設定することができる加熱調理器が得ら
れるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項記載の発明は、複数の加
熱手段と、前記複数の加熱手段の中から使用する加熱手
段を選択する加熱選択手段と、前記加熱手段の出力状態
を多段階に制御する出力制御手段と、前記加熱手段のい
ずれか1つの出力レベルを多段階に表示する出力表示手
段とを備え、前記出力制御手段による加熱手段の制御に
係わる段階数は、前記出力表示手段の有する段階数より
も多く、且つ、前記加熱選択手段により選択される加熱
手段に応じて異なる組合せの出力設定値を選択表示して
なることにより、出力表示手段が複数の加熱手段のいず
れか1つの出力レベルを選択して、同一表示位置で表示
することができるので、表示スペースを小さくすること
ができ、また、前記出力設定手段が異なる組合せの出力
値を選択するようにしているので、加熱手段の調理目的
等の相違に応じて、異なる加熱出力段階を設定すること
ができるものである。
【0015】請求項記載の発明は、特に、加熱選択手
段により選択される加熱手段に応じて出力表示手段の表
示色を変更してなることにより、表示スペースを増加さ
せることなく、いずれの加熱手段が選択されているかを
使用者が視覚的に認識し易くするものである。
【0016】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
【0017】図1の回路図は加熱庫内部の上方にロース
タヒータ22を有するロースタと、セラミックプレート
など天板下部に配置され、鍋等を下方から加熱するラジ
エントヒータ23を同一本体内に有する加熱調理器の回
路図である。図1において、商用電源21に電源スイッ
チ30を介してロースタヒータ22とリレー25とサー
モスタット31の直列回路と、ヒータ23とリレー26
の直列回路が並列接続されている。リレー駆動回路24
とリレー駆動回路27は出力制御手段28からの信号に
よりリレー5とリレー6のいずれか一方を選択して導通
させる。
【0018】表示部の外観は従来例と同様であり、図3
を使用して以下説明する。加熱選択手段29は図3のロ
ースタ切/入表示17の下部に設けられたロースタ切/
入スイッチ29aとラジエント切/入表示18の下部に
設けられたラジエント切/入スイッチ29bを含み、そ
の出力信号は出力設定手段34,出力表示手段35,選
択表示手段36に出力される。
【0019】出力選択手段33は図3のダウン表示19
とアップ表示20の下部に設けられたスイッチ33aと
スイッチ33bを含み、その出力信号は出力設定手段3
4と出力表示手段35に出力される。出力記憶手段32
は100%,80%,50%,40%,30%の5個の
通電比率群を記憶し、出力設定手段34は加熱選択手段
29の出力信号と出力選択手段33の出力信号に基づき
出力記憶手段32に記憶された5個の通電比率群の中か
ら所定の通電比率を選択して出力制御手段28に信号を
出力する。
【0020】短絡故障検知手段37は、出力制御手段2
8の信号を入力しリレー25の両端電圧を測定し、その
結果に応じて出力制御手段28と出力表示手段35と選
択表示手段36に信号を出力する。出力制御手段28は
出力設定手段34と加熱選択手段29と短絡故障検知手
段37からの入力信号に基づき所定の通電比率でリレー
駆動手段25あるいはリレー駆動手段26のいずれか一
方に駆動信号を出力する。
【0021】出力表示手段35はLED35a,LED
35b,LED35c,LED35d,LED35e,
LED35fを含み、加熱選択手段29と出力選択手段
33の信号に基づき点灯する。LED35aとLED3
5b,LED35cとLED35d,LED35eとL
ED35fはそれぞれ同一樹脂にパッケージされてお
り、LED35aとLED35bは図3の15aの位置
に、LED35cとLED35dは図3の15bの位置
に、LED35eとLED35fは図3の15cの位置
に、順に”弱”,”中”,”強”の文字に対応して配置
される。またLED35a,LED35c,LED35
eは赤色で発光しLED35b,LED35d,LED
35fは緑色で発光する。選択表示手段36はLED3
6a,LED36bを含み、加熱選択手段29の出力信
号により点灯する。
【0022】以上のように構成された加熱調理器につい
て、以下その動作を説明する。電源スイッチ30を投入
し、そしてロースタ切/入スイッチ29aを押すと加熱
選択手段29は”ロースタ選択モード”を設定し、選択
表示手段36にロースタ選択信号を出力し赤色のLED
36aを点灯し、また出力表示手段35に出力表示信号
を出力し赤色のLED35eを点灯して、ロースタヒー
タ22が選択されたことを表示し、また出力設定手段3
4に出力選択信号を出力する。出力設定手段34はこの
信号に基づき出力記憶手段32に記憶された通電比率群
の中から100%通電比率(連続通電)を選択して出力
制御手段28に出力する。出力制御手段28は出力設定
手段34の出力信号に基づき、リレー駆動回路24に1
00%通電率で駆動する駆動信号を出力しリレー25を
導通させる。この結果ロースタヒータ22が最大出力1
200Wで発熱する。
【0023】次に、出力選択手段33のダウンスイッチ
33aを押すと、出力選択手段33は出力設定手段34
に信号を出力し、出力設定手段34は出力記憶手段32
に記憶された通電比率群の中から80%の通電比率を選
択し出力制御手段28に出力し、出力制御手段28はこ
の通電比率でリレー駆動回路24にオンオフ信号を出力
する。この結果、ロースタヒータ2の出力電力が約96
0Wとなる。また、出力選択手段33は出力表示手段3
5に信号を出力しLED35eを消灯し、赤色のLED
35cを点灯して火力が”中”設定であることを表示す
る。
【0024】さらに、ダウンスイッチ33aを押すと、
上記と同様にして、リレー25が通電比率40%でオン
オフし、ロースタヒーター2の出力電力は約480Wに
変更され、出力表示手段の赤色LED35cが消灯し赤
色のLED35aが点灯して、火力設定が”弱”である
ことを表示する。続いて、アップスイッチ33bを押す
とロースタヒータ2の通電比率は80%に増加し、赤色
LED35aが消灯し赤色LED35cが点灯して火力
が”中”設定となり、さらにアップスイッチ33bを押
すと赤色LED35cが消灯し赤色LED35eが点灯
してロースタヒータ2の出力電力は”強”設定で100
%通電となって1200Wに増加する。
【0025】加熱選択手段29が”ロースタ選択モー
ド”を設定しているときロースタ切/入スイッチ29a
を押すと加熱選択手段29は”ロースタ選択モード”を
リセットするので、出力選択手段34はリレー25の駆
動を停止し、ロースタヒータ22への通電が停止され、
出力表示手段35はLED35a,LED35c,LE
D35eを消灯し、選択表示手段36はLED36aを
消灯する。
【0026】そして、ラジエント切/入スイッチ29b
が押されると、加熱選択手段29は”ラジエント選択モ
ード”を設定する。前記の”ロースタ選択モード”の場
合と同様にして、選択表示手段36の緑色LED36b
と出力表示手段の緑色LED35fが点灯し、図3の”
強”に対応する発光部が緑色で発光し、ラジエントヒー
タ23は通電率100%で最大出力1200Wで発熱す
る。
【0027】ラジエントヒータ23の出力は、”ロース
タ選択モード”と同様に出力選択手段33のアップスイ
ッチ33aを押すことにより火力を一段階アップし、ダ
ウンスイッチ33bを押すことにより一段階ダウンする
ことができる。しかし、”ロースタモード”の場合とは
異なり、加熱選択手段29の信号に基づき出力設定手段
34は”中”設定時は通電率50%、”弱”設定時は3
0%を選択して出力制御手段28に出力するので、”
中”設定時は約600Wに、”弱”設定時は約360W
に設定される。出力表示手段35は出力選択手段29の
出力信号に基づき火力が”中”設定時は緑色LED35
dのみ点灯し、”弱”設定時は緑色LED35fのみ点
灯する。
【0028】出力制御手段28がリレー駆動手段24へ
の駆動信号の出力の有無を短絡故障検知手段37に出力
し、短絡故障検知手段37は出力制御手段28からのリ
レー25駆動情報とリレー25の印加電圧を測定するこ
とより、リレー駆動手段24がリレー25の駆動信号を
出力していない場合にリレー25がオン状態になってい
るか否かによって、リレー25の溶着故障の発生の有無
を検知することができる。溶着故障検知手段37がリレ
ー25の溶着故障を検知すると出力制御手段28にリレ
ー25の駆動禁止信号を出力し、出力表示手段35にL
EDをすべて消灯する信号を出力し、選択表示手段36
に異常表示を報知するため赤色LED36aを点滅させ
る信号を出力する。
【0029】リレー25が溶着故障を起こしたとき、サ
ーモスタット31がロースタヒータ22近傍の温度を検
知してロースタヒータ22の通電を禁止するのでロース
タヒータ22近傍の温度が過度に上昇するのを防止する
ことができる。
【0030】以上のように、本実施例によればロースタ
ヒータ22とリレー25の直列回路とラジエントヒータ
23とリレー26の直列回路が商用電源21に並列に接
続され、リレー25とリレー26にそれぞれ個別に通電
比率切り替えを行なうようにさせ、出力制御手段28が
加熱選択手段29の選択結果に基づきいずれか一方のリ
レーを駆動する構成としているのでリレー等の大電流の
オンオフを制御するスイッチング手段の個数を最小限と
して回路を簡素化できる。
【0031】また、短絡故障検知手段37がロースタヒ
ータ22を駆動するリレー25の短絡故障を検知すると
ラジエントヒータ23を駆動するリレー26の駆動を禁
止するので、スイッチング手段25が溶着故障を起こし
ても、ロースタヒータ22とラジエントヒータ23が同
時に通電して、入力電力が過大になるのを防止すること
ができる。
【0032】また、加熱選択手段29と出力レベル選択
手段33でロースタヒータ22あるいはラジエントヒー
タ23のいずれかの出力レベルを選択して、出力表示手
段35で”強”,”中”,”弱”を同じ位置にあるLE
Dの点灯で表示するので表示スペースを小さくすること
ができる。
【0033】また、出力記憶手段32の記憶する100
%,80%,50%,40%,30%の5個の通電比率
から所定の出力設定値を選択する出力設定手段34を備
え、出力表示手段35の有する”弱”,”中”,”強”
の3レベルより、前記のように出力記憶手段32の記憶
する出力設定値の数を5と多くし、加熱選択手段29に
よりロースタヒータ22が選択されている場合には、”
弱”は40%、”中”は80%、”強”は100%と
し、ラジエントヒータ23が選択されている場合に
は、”弱”は30%、”中”は50%、”強”は100
%とし、選択されるヒータにより、出力設定手段34が
異なる組合せの出力値を選択するようにしているので、
表示手段35を共用しながらロースタヒータ22とラジ
エントヒータ23の調理目的の相違に応じて、異なる加
熱出力を設定することができ、調理勝手を良くすること
ができる。
【0034】また、加熱選択手段29によりロースタヒ
ータ22が選択されている場合、選択表示手段36が赤
色LED36aで、出力表示手段35が赤色のLED3
5a,LED35c,LED35eで表示し、ラジエン
トヒータ23が選択されている場合、選択表示手段35
が緑色LED36bで、出力表示手段35が緑色のLE
D35b,LED35d,LED35fで表示するよう
にして表示色を変更するので、表示場所を共用してもい
ずれの加熱手段が選択されているかを使用者が認識し易
くなるものである。
【0035】なお、上記実施例において加熱選択手段2
9によりロースタヒータ22が選択されている場合とラ
ジエントヒータ23が選択されている場合で出力表示手
段35が同位置で表示色を変更したが、変更せずとも表
示スペースの節約と加熱手段に応じて異なる加熱出力の
選択ができるという効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項記載の発明によ
れば、複数の加熱手段と、前記複数の加熱手段の中から
使用する加熱手段を選択する加熱選択手段と、前記加熱
手段の出力状態を多段階に制御する出力制御手段と、前
記加熱手段のいずれか1つの出力レベルを多段階に表示
する出力表示手段とを備え、前記出力制御手段による加
熱手段の制御に係わる段階数は、前記出力表示手段の有
する段階数よりも多く、且つ、前記加熱選択手段により
選択される加熱手段に応じて異なる組合せの出力設定値
を選択表示してなることにより、出力表示手段が複数の
加熱手段のいずれか1つの出力レベルを選択して、同一
表示位置で表示することができるので、表示スペースを
小さくすることができ、また、前記出力設定手段が異な
る組合せの出力値を選択するようにしているので、加熱
手段の調理目的等の相違に応じて、異なる加熱出力段階
を設定することができるものである。
【0037】また、請求項記載の発明によれば、特
に、加熱選択手段により選択される加熱手段に応じて出
力表示手段の表示色を変更してなることにより、いずれ
の加熱手段が選択されているかを使用者が視覚的に認識
し易くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の加熱調理器の回路ブロック
【図2】従来例の加熱調理器の回路ブロック図
【図3】一般的な加熱調理器の表示部の要部正面図
【符号の説明】
22 ロースタヒータ(第1の加熱手段) 23 ラジエントヒータ(第2の加熱手段) 25 リレー(第1のスイッチング手段) 26 リレー(第2のスイッチング手段) 28 出力制御手段 29 加熱選択手段 32 出力記憶手段 33 出力選択手段 34 出力設定手段 35 出力表示手段 35a,35c,35e 赤色LED(出力表示手段) 35b,35d,35f 緑色LED(出力表示手段) 37 短絡故障検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−168988(JP,A) 特開 平4−222319(JP,A) 実開 昭56−27510(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 3/00 A47J 37/06 F24C 3/12 F24C 11/00 F24C 15/00 F24C 7/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加熱手段と、前記複数の加熱手段
    の中から使用する加熱手段を選択する加熱選択手段と、
    前記加熱手段の出力状態を多段階に制御する出力制御手
    段と、前記加熱手段のいずれか1つの出力レベルを多段
    階に表示する出力表示手段とを備え、前記出力制御手段
    による加熱手段の制御に係わる段階数は、前記出力表示
    手段の有する段階数よりも多く、且つ、前記加熱選択手
    段により選択される加熱手段に応じて異なる組合せの出
    力設定値を選択表示してなる加熱調理器。
  2. 【請求項2】 加熱選択手段により選択される加熱手段
    に応じて出力表示手段の表示色を変更してなる請求項
    記載の加熱調理器。
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JP4899491B2 (ja) * 2006-01-20 2012-03-21 パナソニック株式会社 加熱調理器

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