JPH08185965A - インバータ応用機器 - Google Patents

インバータ応用機器

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JPH08185965A
JPH08185965A JP32794094A JP32794094A JPH08185965A JP H08185965 A JPH08185965 A JP H08185965A JP 32794094 A JP32794094 A JP 32794094A JP 32794094 A JP32794094 A JP 32794094A JP H08185965 A JPH08185965 A JP H08185965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter circuit
cooling fan
cooling
fan
inverter
Prior art date
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Pending
Application number
JP32794094A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Miyauchi
貴宏 宮内
Motonari Hirota
泉生 弘田
Hideki Omori
英樹 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08185965A publication Critical patent/JPH08185965A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却ファンの故障などが起因した冷却能力の
低下が生じても、回路が破壊されることのない耐久性の
高いインバータ応用機器を提供することを目的としてい
る。 【構成】 制御回路16が、ファン動作音検知手段17
が検知した音量が所定値以下である時には冷却機能に異
常が発生したものとして、インバータ回路15の動作を
停止するインバータ応用機器とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導加熱調理器や誘導
加熱式炊飯器等のインバータ応用機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のインバータ応用機器について、誘
導加熱調理器を例として説明する。図3は従来の誘導加
熱調理器を示すブロック図である。加熱コイル2はイン
バータ回路3が供給する高周波電流によって高周波磁界
を発生し、調理鍋1を誘導加熱するものである。インバ
ータ回路3は制御回路4によって制御されている。制御
回路4はマイコンを主とした構成となっており、使用者
が設定する出力となるようインバータ回路3を制御して
いる。
【0003】インバータ回路3は、図4に示すような構
成となっている。すなわち、交流電源7を整流回路8・
平滑コンデンサ9によって整流平滑して、加熱コイル2
と共振コンデンサ10とが構成する並列共振回路と、こ
の並列共振回路に直列に接続したスイッチング素子11
に電源を供給している。スイッチング素子11には、素
子の破壊を防止する逆導通ダイオード12を接続してい
る。またスイッチング素子11は、制御回路4によって
駆動されている。前記、整流回路8・平滑コンデンサ9
・共振コンデンサ10・スイッチング素子11・逆導通
ダイオード12は、インバータ回路3の動作時には損失
が生じ発熱するパワー部品である。スイッチング素子1
1は、パワー部品の中でも最も発熱量の多いもので、ス
イッチング素子11のオンオフによって高周波電流が発
生するものである。
【0004】前記発熱部品は、冷却ファン5によって冷
却しているものである。冷却ファン5は、例えばトライ
アック等で構成している冷却ファン制御手段6によって
通電制御されており、前記制御回路4の指示によって動
作するものである。
【0005】以上の構成で、誘導加熱調理器は調理鍋1
を誘導加熱して、火を使わない安全な調理器として動作
するものである。図示していない加熱スイッチを押して
調理を開始すると、制御回路4はインバータ回路3と冷
却ファン制御手段6の駆動を開始する。インバータ回路
3が動作すると高周波電流が加熱コイル2へ供給され、
加熱コイル2が高周波磁界を発生して調理鍋1を誘導加
熱して、調理が進行するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の誘導
加熱調理器は、冷却ファン5によってインバータ回路3
を構成しているパワー部品を冷却しているものである。
しかし、例えば冷却ファン5が故障した場合や、冷却の
ための通風口が埃などで塞がれて冷却能力が低下した場
合には、前記パワー部品の冷却は不十分となってパワー
部品が劣化もしくは破壊するものである。以上のように
従来の構成の誘導加熱調理器は、インバータ回路3が全
く正常であっても、冷却機能に異常が生じた場合にはパ
ワー部品が劣化もしくは破壊するという課題を有してい
るものである。なお、この課題は誘導加熱調理器だけで
はなく、誘導加熱式炊飯器等のインバータ応用機器全般
が有しているものである。
【0007】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、冷却機能に異常が生
じても、インバータ回路が劣化もしくは破壊されること
のない、耐久性の高いインバータ応用機器を提供するこ
とを第一の目的としている。また前記第一の目的を達成
するための第二の手段を提供することを、第二の目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、加熱コイルと、加熱コイル
に高周波電流を供給するインバータ回路と、インバータ
回路を制御する制御回路と、前記加熱コイル及びインバ
ータ回路を冷却する冷却ファンと、冷却ファンを制御す
る冷却ファン制御手段と、前記冷却ファンの動作音を検
知するファン動作音検知手段を有し、前記制御回路は、
ファン動作音検知手段が検知した音量が所定の音量以下
である時には、前記インバータ回路の動作を停止するイ
ンバータ応用機器とするものである。
【0009】また第二の目的を達成するための本発明の
第二の手段は、加熱コイルと、加熱コイルに高周波電流
を供給するインバータ回路と、インバータ回路を制御す
る制御回路と、前記加熱コイル及びインバータ回路を冷
却する冷却ファンと、冷却ファンを制御する冷却ファン
制御手段と、前記冷却ファンの動作音を検知するファン
動作音検知手段と、異常報知手段とを有し、前記制御回
路は、ファン動作音検知手段が検知した音量が所定の音
量以下である時には、前記インバータ回路の動作を停止
して異常報知手段を駆動するインバータ応用機器とする
ものである。
【0010】
【作用】本発明の第一の手段は、ファン動作音検知手段
が検知した音量が所定の音量以下である場合に、冷却機
能に異常が発生したものとして、制御回路がインバータ
回路の動作を停止するように作用するものである。
【0011】また本発明の第二の手段は、ファン動作音
検知手段が検知した音量が所定の音量以下である場合
に、冷却機能に異常が発生したものとして、制御回路が
インバータ回路の動作を停止させるとともに異常報知手
段を駆動して、使用者に異常を報知するように作用する
ものである。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第一の手段の実施例につい
て説明する。図1は本実施例の回路構成を示すブロック
図である。加熱コイル2はインバータ回路15が供給す
る高周波電流によって高周波磁界を発生し、調理鍋1を
誘導加熱している。インバータ回路15は制御回路16
によって制御されている。制御回路16はマイコンを主
とした構成となっており、使用者が設定する出力となる
ようインバータ回路15を制御している。インバータ回
路15を構成するパワー部品は、冷却ファン5によって
冷却している。冷却ファン制御手段6はトライアック等
を用いて構成しており、制御回路16の指示によって動
作している。
【0013】本実施例では、冷却ファン5の近傍に冷却
ファン5の動作音を検知するファン動作音検知手段17
を設置している。ファン動作音検知手段17はマイクロ
ホンと整流手段によって構成しており、冷却ファン5の
動作音を電圧変化に変換したものを整流手段で整流し
て、冷却ファン5の動作音の音量に応じた信号を制御回
路16に伝達しているものである。
【0014】以下本実施例の動作を説明する。図示して
いないスイッチをオンして、インバータ回路15が駆動
を開始すると、冷却ファン5も回転を開始する。このと
きファン動作音検知手段17は、冷却ファン5の風切り
音や、冷却ファン5のファンモータ軸受けより発生する
音等を検知しており、この音量に応じた信号を制御回路
16に送っているものである。制御回路16は、ファン
動作音検知手段17の信号が所定値以上の大きさとなっ
ていれば、冷却機能が正常であるとしてインバータ回路
15の駆動を継続する。
【0015】しかし、例えば図示していない冷却のため
の通風口より異物等が挿入されたりして冷却ファン5が
回転しないような事態や、冷却ファン制御手段6あるい
は冷却ファン5自体が故障して冷却ファン5が回転しな
い事態となった場合には、前記風切り音やファンモータ
の軸受けが発生する音は生じないものである。つまり、
冷却ファン5の回転が停止している間は、ファン動作音
検知手段17が検知している音は暗騒音だけとなるもの
である。従ってこの間にファン動作音検知手段17が発
生する信号は所定値よりも非常に小さくなって、制御回
路16は異常を検知することができるものである。制御
回路16はこの異常を検知すると、インバータ回路15
の動作を停止するものである。
【0016】従って、インバータ回路15を構成してい
るパワー部品は異常な温度上昇を生ずることがなく、劣
化したり破壊したりすることはないものである。すなわ
ち、耐久性の高いインバータ応用機器を実現できるもの
である。
【0017】なお、ファン動作音検知手段17が検知し
た音量を冷却異常か否かを判定する所定値は、正常時の
冷却ファン5の動作音量と冷却ファン5が停止している
時の暗騒音の音量との間に設定すればよいものである。
このとき、正常時の冷却ファン5の動作音量と冷却ファ
ン5の停止時の暗騒音の音量との差異が小さい場合に
は、マイクロホンの出力に例えばバンドパスフィルタを
挿入して冷却ファン5のファン動作音の周波数付近のみ
を検知出力として取り出すようにすれば、所定値の設定
は容易になるものである。
【0018】(実施例2)続いて本発明の第二の手段の
実施例について図2に基づいて説明する。本実施例で
は、異常時には制御回路16の指示によって異常を報知
する異常報知手段18を設けているものである。
【0019】以下本実施例の動作について説明する。フ
ァン動作音検知手段17の信号に基づいて制御回路16
が冷却異常を検知すると、制御回路16はインバータ回
路15の動作を停止するとともに、異常報知手段18を
動作させるものである。異常報知手段18が動作するこ
とによって、使用者は異常の発生を容易に認識すること
ができるわけである。このため、異常原因が通風口より
冷却ファン5に挿入された異物であるような簡単な場合
には、直ちに処置することができるものである。この処
置によって異常の原因が除かれた場合には、ファン動作
音も正常量に回復して、調理を継続して実行できるもの
である。また、異常原因が冷却ファン制御手段6の故
障、あるいは冷却ファン5自体の故障である場合には、
例えば業者に修理を依頼する等の処置を採ればよいもの
である。この場合インバータ回路15の動作は既に停止
しているため、インバータ回路15を構成するパワー部
品が劣化したり破壊したりすることはないものである。
【0020】以上のように本実施例によれば、異常が発
生した場合には異常報知手段18によって異常報知をす
るようにしているため、回復のための処置を直ちに採る
ことができるインバータ応用機器を実現できるものであ
る。
【0021】なお、本実施例では異常報知手段18は報
知音を発生するものとしたが、LEDを用いて光で報知
したり、液晶表示板を使用して文字やマークで報知する
ことが出来るのはもちろんのことである。
【0022】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、加熱コイルと、
加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、
インバータ回路を制御する制御回路と、前記加熱コイル
及びインバータ回路を冷却する冷却ファンと、冷却ファ
ンを制御する冷却ファン制御手段と、前記冷却ファンの
動作音を検知するファン動作音検知手段を有し、前記制
御回路は、ファン動作音検知手段が検知した音量が所定
の音量以下である時には、前記インバータ回路の動作を
停止する構成として、冷却機能に異常が生じても、イン
バータ回路が劣化もしくは破壊されることのない、耐久
性の高いインバータ応用機器を提供するものである。
【0023】また本発明の第二の手段は、加熱コイル
と、加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路
と、インバータ回路を制御する制御回路と、前記加熱コ
イル及びインバータ回路を冷却する冷却ファンと、冷却
ファンを制御する冷却ファン制御手段と、前記冷却ファ
ンの動作音を検知するファン動作音検知手段と、異常報
知手段とを有し、前記制御回路は、ファン動作音検知手
段が検知した音量が所定の音量以下である時には、前記
インバータ回路の動作を停止して異常報知手段を駆動す
る構成として、異常の発生を確実に知って必要な処置を
速く採ることができる耐久性の高いインバータ応用機器
を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例を示すブロック図
【図2】本発明の第二の手段の実施例を示すブロック図
【図3】従来例を示すブロック図
【図4】同、インバータ回路の構成を示す回路図
【符号の説明】
2 加熱コイル 5 冷却ファン 6 冷却ファン制御手段 15 インバータ回路 16 制御回路 17 ファン動作音検知手段 18 異常報知手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱コイルと、加熱コイルに高周波電流
    を供給するインバータ回路と、インバータ回路を制御す
    る制御回路と、前記加熱コイル及びインバータ回路を冷
    却する冷却ファンと、冷却ファンを制御する冷却ファン
    制御手段と、前記冷却ファンの動作音を検知するファン
    動作音検知手段を有し、前記制御回路は、ファン動作音
    検知手段が検知した音量が所定の音量以下である時に
    は、前記インバータ回路の動作を停止するインバータ応
    用機器。
  2. 【請求項2】 加熱コイルと、加熱コイルに高周波電流
    を供給するインバータ回路と、インバータ回路を制御す
    る制御回路と、前記加熱コイル及びインバータ回路を冷
    却する冷却ファンと、冷却ファンを制御する冷却ファン
    制御手段と、前記冷却ファンの動作音を検知するファン
    動作音検知手段と、異常報知手段とを有し、前記制御回
    路は、ファン動作音検知手段が検知した音量が所定の音
    量以下である時には、前記インバータ回路の動作を停止
    して異常報知手段を駆動するインバータ応用機器。
JP32794094A 1994-12-28 1994-12-28 インバータ応用機器 Pending JPH08185965A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071762A (ja) * 2007-10-19 2008-03-27 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
CN111183496A (zh) * 2017-10-06 2020-05-19 朗姆研究公司 用于多频率射频(rf)偏置的rf滤波器

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Effective date: 20050125

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050524