JP4897256B2 - 加熱炉 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス基板を加熱するための加熱炉に関するものである。
従来、液晶ディスプレイ用、あるいは有機ELディスプレイ用のガラス基板などの焼成や乾燥に用いる加熱炉として、図6に示すような密閉式の多段加熱炉があった(例えば、特許文献1を参照。)。
図中、100は箱型の炉本体であり、断熱材(図示せず)を貼設した外壁110の内側にヒータ(図示せず)を設けた内部仕切壁120を多段に設け、これら内部仕切壁120の上に突設した複数の支持体上にガラス基板200を載置可能としている。
また、炉本体100の前面には、前記内部仕切壁120上に形成される加熱空間130ごとに対応する開閉扉140を設け、加熱空間130ごとに一枚のガラス基板200を出し入れ自在としていた。
特開2004−144337号公報
ガラス基板200を加熱する場合、通常、炉本体100内の酸素をパージするために窒素ガスを導入しているが、上記した従来の加熱炉は、残留酸素濃度を一様に減じることが難しかった。
例えば一つのガラス基板200のために開閉扉140を開けた場合、このために炉本体100内に収容されている他の複数のガラス基板200にも影響を与えることになる。また、炉本体100が大型であればあるほど密閉度を高めることは困難となっていた。
そこで、有機ELディスプレイ用のガラス基板の場合は、除湿及び酸化防止のため、高価な真空炉を用いざるを得なかった。
しかし、それでは効率が悪くなってしまい、所望する処理能力を得ることができない。しかも、真空炉は極めて高価である。
このように、高価で量産が難しい真空炉を用いていたために、有機ELディスプレイ用のガラス基板は、その製品コストを低減することが困難であるのが現状である。
本発明は、上記課題を解決することのできるガラス基板用の加熱炉を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明では、酸素パージ用のガスを導入するガス導入パイプをそれぞれ連通連結するとともに、矩形形状の周枠の上下に天井板と底板とを緊密状に取付け、その内部にヒータを配設して単一のガラス基板を収容して加熱可能とし、前記周枠に側壁部を貫通するように前記ガス導入パイプとパージ用排気パイプとを設け密閉式で扁平箱型の加熱炉本体を多段に増設可能な加熱炉とした。
また、請求項記載の本発明では、請求項1に記載の加熱炉において、多段に配設した前記加熱炉本体は、それぞれ独立して温度制御可能であることを特徴とする。
また、請求項記載の本発明は、請求項1又は2に記載の加熱炉において、前記加熱炉本体は、矩形形状の周枠の上下に、パッキン材を介して天井板と底板とを取付けて構成したことを特徴とする。
また、請求項4記載の本発明では、請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱炉において、偏平箱型とした前記加熱炉本体の四隅近傍を支持可能に4本立設した支柱の左右の前後2本の支柱間にそれぞれ支持材を掛け渡すとともに、この支持材に球状支持部を所定間隔をあけて配設し、同球状支持部によって、前記加熱炉本体の側面に取付けたレール部材を摺動自在に支持して、前記レール部材を前記球状支持部上に載置した状態で摺動させることにより、前記左右の支柱間から前記加熱炉本体を出し入れ可能としたことを特徴とする。
さらに、請求項記載の本発明では、請求項記載の加熱炉において、前記支柱は、互いに接続して上下に延長可能な柱ユニットからなることを特徴とする。
(1)請求項1記載の本発明によれば、表面酸化を防止した高品質なガラス基板を効率良く製造することが可能となり、しかも、加熱炉を構築した後であっても、加熱炉本体を容易に増設することができる。
また、加熱炉本体が密閉式なので残留酸素濃度を可及的に低減することができ、表面酸化を可及的に防止した高品質なガラス基板を効率良く製造することが可能となる。
)請求項記載の本発明によれば、多段の加熱炉本体をそれぞれ独立して温度制御可能としたので、異なる温度条件のガラス基板であっても、それらを同時に加熱処理することができる。
)請求項記載の本発明によれば、簡単な構成で高密閉状態の加熱炉本体を構成することができ、コスト的にも有利となる。
)請求項記載の本発明によれば、それぞれ独立した加熱炉本体の出し入れを容易に行うことができ、個別のメンテナンスなども容易に行える。
)請求項記載の本発明によれば、加熱炉本体の設置段数に応じて柱ユニットを継ぎ足して行くことができ、柱が不必要に突出して邪魔になることもなく、加熱炉全体の外観も損なうことがない。
本発明に係るガラス基板用の加熱炉は、酸素パージ用のガスを導入するパイプをそれぞれ連通連結するとともに、内部にヒータを配設して単一のガラス基板を収容して加熱可能とした加熱炉本体を多段に増設可能な加熱炉としたものである。
すなわち、加熱炉本体内には一枚のガラス基板のみを収容する構成とし、炉内雰囲気を窒素にてパージして残留酸素を減じて加熱可能としている。したがって、従来のように、複数枚のガラス基板を収容できる広い空間を有する炉本体とは異なり、表面酸化を防止した高品質なガラス基板の製造が可能となる。しかも、前記加熱炉本体は多段に増設することができるので、ガラス基板の加熱処理を複数の炉で同時に行うことができ、高品質なガラス基板を効率良く低コストで製造することが可能となる。
特に、加熱炉本体を密閉式とすれば、炉内雰囲気を窒素にてパージした際に残留酸素を可及的に減じることができるので、有機ELディスプレイ用のガラス基板の加熱処理に好適となる。このように、本実施形態によれば、高価な真空炉を用いることなく、表面酸化を防止した高品質な有機ELディスプレイ用のガラス基板を効率良く低コストで製造することが可能となる。
また、本実施形態では、多段の加熱炉本体をそれぞれ独立して温度制御可能とすることができる。かかる構成とすれば、異なる温度条件のガラス基板であっても、それらを同時に加熱処理することができる。
前記加熱炉本体は、密閉度を高めるために、矩形形状の周枠の上下に、パッキン材を介して天井板と底板とを取付けて構成している。前記周枠は、例えば面状のヒータと、ガラス基板を載置支持する支持部材などを配設した状態で、一枚のガラス基板を収容できる最低限の高さに形成すればよく、かかる周枠の上端縁及び下端縁表面に、例えばフッ素樹脂系シートからなるパッキン材を介して天井板及び底板をそれぞれ緊密に取付けるとよい。かかる構成により、コンパクトで十分な密閉性を有する加熱炉本体を構成することができる。
ところで、上記加熱炉は、加熱炉本体を摺動自在に支持する支柱を備え、同支柱に、前記加熱炉本体の側面に取付けたレール部材を摺動自在に支持する球状支持部を設けた構成とすることができる。
支柱は、矩形形状とした加熱炉本体の四隅近傍を支持できるように4本立設し、左右の前後2本の支柱間にそれぞれ支持材を掛け渡すとともに、この支持材に、ボールベアリングのように構成した球状支持部を所定間隔をあけて配設している。そして、かかる球状支持部によって、前記加熱炉本体の側面に取付けたレール体を摺動自在に支持し、加熱炉本体の支柱間からの出し入れを容易に行えるようにしている。したがって、加熱炉本体の個別のメンテナンスも容易に行うことができる。
ここで、前記支柱は、互いに接続して上下に延長可能な柱ユニットから構成することができる。
すなわち、支柱を延長する場合は、柱ユニットを継ぎ足していけばよく、一つの加熱炉本体に対して4つの柱ユニットを対応させておけば、支柱のみが不必要に上方へ突出することもなく、突出部分が邪魔になったり、加熱炉全体の外観を損なったりするおそれがない。したがって、一旦加熱炉を構築した後でも、必要に応じて簡単に加熱炉本体の増設が可能である。
なお、このとき、例えば前述した前後2本、あるいは加熱炉本体の四隅に対応した4本を一組とした柱ユニットを構成し、前後のユニット体間に予め前記支持材やその他必要な部材を取付けておくこともできる。
上記構成からなるガラス基板用加熱炉とすれば、特に有機ELパネルなどの加熱処理時に、残留酸素濃度の少ない炉内環境の下で加熱処理が行え、基板表面の酸化を可及的に防止して、高品質のガラス基板を効率良く生産することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながらより具体的に説明する。図1は本実施形態に係るガラス基板用の加熱装置としての加熱炉の使用状態を示す説明図、図2は同加熱炉の一部分解斜視図、図3は加熱炉本体の斜視図、図4は同加熱炉本体の一部分解斜視図、図5は加熱炉の一部断面図である。
図示するように、本実施形態に係る加熱炉Aは、基台10上に、矩形形状の四隅に位置するように支柱1を立設し、これら支柱1,1,1,1、間に加熱炉本体2を多段に積層した状態で配設している。最上段の加熱炉本体2の上部には矩形の断熱ボックス3を配設している。
各加熱炉本体2は、ステンレスからなる矩形形状の周枠20の上下に、フッ素樹脂系のシートからなる帯状のパッキン材7を介して、やはりステンレス製とした天井板22と底板23とを緊密状に取付けた扁平箱型としており、一枚のガラス基板4のみを収容できるだけのサイズに構成するとともに、内部の密閉度を高めている。71は周枠20と天井板22(底板23)とを強固に連結するためのビス、72はビス穴であり、適宜間隔をあけて複数設けている。
また、前記周枠20の前側壁をなす部分の略全体にかけて前記ガラス基板4を出し入れするための開口部21を形成しており、この開口部21に前方へ開放可能とした開閉扉5を設けている。
さらに、前記周枠20には、側壁部を貫通するように、酸素パージ用の窒素ガスを導入する窒素ガス導入パイプP1(図4参照)を設けるとともに、その反対側の側壁部には、残留酸素濃度を検出するために加熱炉本体2内部の気体採取用のサンプリングパイプP2とパージ用排気パイプP3とを設けている(図5参照)。
また、加熱炉本体2の底壁23には面状ヒータHを配設するとともに、前記底板23上には複数の杆状のガラス基板載置体6を幅方向に所定間隔をあけて配設し、これらガラス基板載置体6に設けたピン状支持体61上に、有機EL用のガラス基板4を載置可能としている。
このように、本実施形態に係る加熱炉本体2は、単一のガラス基板4を収容して加熱可能とした高密閉式に構成されており、かつ多段に積層状態に増設可能となっている。
しかも、加熱炉本体2毎に独立しているため、一の加熱炉本体2は他の加熱炉本体2の影響を受けることがなく、それぞれ独立して制御することができ、例えば、温度の制御を行ったり、残留酸素濃度の制御を行ったりすることができる。本実施形態に係る加熱炉本体2は、残留酸素濃度を数百ppm以下に対応することができ、ガラス基板4表面の酸化を可及的に防止することができる。
図1及び図2中、Bはガラス基板搬入ロボットであり、機能部本体B1に水平に回動自在に設けたアーム部B2に基板載置用フォークB3を連接している。そして、この基板載置用フォークB3により、図示しないガラス基板搬送装置からガラス基板4を取り出して加熱炉本体2内に搬入するとともに、焼成後のガラス基板4を加熱炉本体2内から取り出して、次工程へ搬送する搬送装置(これも図示せず)に受け渡すようにしている。B4はロボット用基台である。
以上の構成により、加熱炉本体2内は一枚のガラス基板4のみが収容されるだけの小容量でかつ密閉性が高いために、炉内雰囲気を窒素にてパージすることにより残留酸素濃度を可及的に減じた状態で加熱可能となっている。したがって、例えば特に表面酸化を嫌う有機EL用のガラス基板などを効率良く生産することが可能となる。
前記支柱1は、加熱炉本体2の側面部に取付けたレール部材24を摺動自在に支持する球状支持部8を備え、各加熱炉本体2毎の取り外しを容易に行えるようにしている。
すなわち、図4及び図5に示すように、加熱炉本体2の周枠20の側面部には、断面略U字状に形成したレール部材24を取付けており、このレール部材24を支柱1に設けた前記球状支持部8上に載置した状態で摺動させることにより、加熱炉本体2を4本の支柱1間に収容可能としている。25はレール部材24に設けた補強片である。
本実施形態における支柱1は、互いに接続して上下に延長可能な短尺の柱ユニット11から構成している。かかる柱ユニット11は、加熱炉本体2の四隅に対応した4本を一組としており、同ユニット11に、加熱炉本体2を支持するための必要部材を予め配設している。
すなわち、左右の各前後に配置される柱ユニット11の各内側に、ブラケット13を介してアングル形状としたレール支持材9を取付け、このレール支持部材9上に、前記球状支持部8を、所定間隔をあけて配設している(図5)。
このように、加熱炉本体2の側面に取付けたレール部材24を、支柱1の球状支持部8によって摺動自在に支持し、加熱炉本体2を支柱1,1間から容易に出し入れ自在としたことにより、加熱炉本体2の個別のメンテナンスも容易に行うことができる。
また、一つの加熱炉本体2対して一つの柱ユニット11が対応することになり、加熱炉本体2を増設する必要が生じた場合は、柱ユニット11を適宜継ぎ足して支柱1を上方へ延長すればよい。このように、一つの加熱炉本体2に対して4つの柱ユニット11を対応させておくことで、支柱1のみが不必要に上方へ突出することもなく、突出部分が邪魔になったり、加熱炉A全体の外観を損なったりするおそれもない。また、使用しない加熱炉本体2があれば、その加熱炉本体2のヒータHはオフにしておけばよい。
上述した構成からなる加熱炉Aを用いてガラス基板4を焼成する場合、前記ガラス基板搬入ロボットBによりガラス基板4を加熱炉本体2内に収容し、同加熱炉本体2内の雰囲気を、窒素ガスにてパージすることにより残留酸素濃度を所定値(例えば2000ppm)まで下げ、ヒータHに通電して所定温度で所定時間加熱する。
加熱処理後は開閉扉5を開放して、前記ガラス基板搬入ロボットBによりガラス基板4を取り出して次工程へと搬送する。このとき、複数段重ねた加熱炉本体2毎に温度制御や残留酸素濃度の管理が行えるので、複数のガラス基板4の加熱処理を、それぞれ所望する条件で同時に行うことができる。また、全てが同条件であれば、全ての段の加熱炉本体2を同一条件で制御すれば、一度に複数毎の加熱処理が行えるので、ガラス基板4の生産効率を損なうこともない。
このようにして、特に溶剤などの関係により、表面酸化が激しい有機EL用のガラス基板4の加熱処理を、密閉度が高く単一のガラス基板4を収容可能とした加熱炉本体2を用いて低残留酸素の下で行えるので、高品位なガラス基板4を、従来のように高価な真空炉を用いることなく、比較的安価に製造可能な本加熱炉Aを用いることにより、低コストで効率的に生産することが可能となる。
なお、本加熱炉Aは、上述したように特に有機EL用のガラス基板4に有用であるが、液晶ディスプレイ(LCD)用にも好適に用いることができる。
上述してきた実施形態により、以下の加熱炉を実現することできる。
酸素パージ用のガスを導入するパイプ(例えば窒素ガス導入パイプP1)をそれぞれ連通連結するとともに、内部にヒータ(例えば面状ヒータH)を配設して単一のガラス基板4を収容して加熱可能とした加熱炉本体2を多段に増設可能な加熱炉。
前記加熱炉本体2を密閉式とした加熱炉。
多段に配設した前記加熱炉本体2を、それぞれ独立して温度制御可能とした加熱炉。
前記加熱炉本体2は、矩形形状の周枠20の上下に、パッキン材(例えばフッ素樹脂系のシートからなるパッキン材7)を介して天井板22と底板23とを取付けて構成した加熱炉。
上記加熱炉本体2を摺動自在に支持する支柱1を備え、同支柱1に、前記加熱炉本体2の側面に取付けたレール部材9を摺動自在に支持する球状支持部8を設けた加熱炉。
前記支柱1は、互いに接続して上下に延長可能な柱ユニット11からなる加熱炉。
本実施形態の加熱炉の使用状態を示す説明図である。 同加熱炉の一部分解斜視図である。 加熱炉本体の斜視図である。 同加熱炉本体の一部分解斜視図である。 加熱炉の一部断面図である。 従来の熱処理装置の説明図である。
符号の説明
A 加熱炉
H ヒータ
P1 窒素ガス導入パイプ
1 支柱
2 加熱炉本体
4 ガラス基板
11 柱ユニット

Claims (5)

  1. 酸素パージ用のガスを導入するガス導入パイプをそれぞれ連通連結するとともに、矩形形状の周枠の上下に天井板と底板とを緊密状に取付け、その内部にヒータを配設して単一のガラス基板を収容して加熱可能とし、前記周枠に側壁部を貫通するように前記ガス導入パイプとパージ用排気パイプとを設け密閉式で扁平箱型の加熱炉本体を多段に増設可能としたことを特徴とする加熱炉。
  2. 多段に配設した前記加熱炉本体は、それぞれ独立して温度制御可能であることを特徴とする請求項1に記載の加熱炉。
  3. 前記加熱炉本体は、矩形形状の周枠の上下に、パッキン材を介して天井板と底板とを取付けて構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱炉。
  4. 偏平箱型とした前記加熱炉本体の四隅近傍を支持可能に4本立設した支柱の左右の前後2本の支柱間にそれぞれ支持材を掛け渡すとともに、この支持材に球状支持部を所定間隔をあけて配設し、同球状支持部によって、前記加熱炉本体の側面に取付けたレール部材を摺動自在に支持して、前記レール部材を前記球状支持部上に載置した状態で摺動させることにより、前記左右の支柱間から前記加熱炉本体を出し入れ可能としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱炉。
  5. 前記支柱は、互いに接続して上下に延長可能な柱ユニットからなることを特徴とする請求項記載の加熱炉。
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