JP4894726B2 - インクジェット記録装置用プラテン及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置用プラテン及びインクジェット記録装置 Download PDF

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Description

本発明は、流路方向に隣接した第1面及び第2面を有するインク流路に関し、特に、記録ヘッドから選択的に噴出されたインク滴が第1面から第2面へ円滑に誘導されるインクジェット記録装置用プラテン及びインクジェット記録装置に関する。
従来、インクを用いて記録用紙(被記録媒体)に画像を記録するインクジェット方式の画像記録装置(以下、「インクジェット記録装置」とも称される。)が知られている。このインクジェット記録装置は、インクジェット方式の記録ヘッドを備え、記録ヘッドのノズルからインク滴を記録用紙へ向けて選択的に噴出する。このインク滴が記録用紙に着弾することによって、記録用紙に所望の画像が記録される。インクジェット記録装置において、記録用紙は、給紙カセット又は給紙トレイと呼ばれる箱形状又はトレイ形状の空間に複数枚が貯えられており、画像記録が行われる際に、記録ヘッドの直下へ給送される。記録ヘッドの直下には、インクジェット記録装置用プラテン(以下、「プラテン」とも称される。)が設けられており、このプラテンによって記録用紙が記録ヘッドに対向した状態に支持される。
画像記録の精度が向上されるに伴って記録ヘッドから噴出されるインク滴が微小になり、その結果、記録用紙に着弾しなかった微小なインク滴が浮遊する現象が生じることがある。この浮遊したインク滴はインクミストと呼ばれている。このインクミストは、プラテンを含む記録ヘッドの周辺部材に付着しうる。また、記録用紙の縁に余白を設けることなく画像記録が行われる際に特に顕著であるが、記録ヘッドから噴出されたインク滴のうち、記録用紙上に着弾せずにそのままプラテンへ着弾するインク滴もありうる。このようにプラテンにインク滴が付着すると、そのインク滴がその後に給送されてくる記録用紙に付着(転写)し、記録用紙の汚れや記録画像の劣化という問題が生じる。
これに対し、プラテンの上面及び側壁に溝などのインク流路を設けて、プラテンの上面に付着したインクを、インク流路によってプラテンの裏面側へ誘導する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。プラテンの上面からインクが除去されることにより、その後に給送される記録用紙にインクが付着することが防止される。なお、プラテンの裏面側へ誘導されたインクは、インク吸収部材まで誘導されて吸収保持される。
特開2007−175971号公報(図9等)
一般に、プラテンはポリスチレンやABSなどの合成樹脂から射出成型などによって平板形状に製造されることが多い。射出成型などにおいては、型の合わせ面に対応した段差であるパーティングラインが成形品に生ずる。例えば、平板形状のプラテンでは、側壁にパーティングラインが生ずることが多い。前述されたインク流路を横切るようにパーティングラインが生ずると、パーティングラインによってインクの流れが阻害され、インク流路においてインクの滞留が生ずる。
例えば、図9(A)に示されるように、プラテン100の側壁101におけるほぼ中央に、下段側壁105に対して上段側壁104が横方向へ突出するパーティングライン102が形成された場合には、重力によって上段側壁104の壁面を伝って下方へ移動するインク滴103は、パーティングライン102において接触角が変化して、上方へ戻ろうとする表面張力が大きくなる。その結果、インク滴103がパーティングライン102に滞留し、パーティングライン102を超えて下段側壁105に移動するには、それまでより大きな駆動力を要する。
同様に、図9(B)に示されるように、プラテン100の側壁101におけるほぼ中央に、上段側壁104に対して下段側壁1015横方向へ突出するパーティングライン102が形成された場合には、重力によって上段側壁104の壁面を伝って下方へ移動するインク滴103は、パーティングライン102の水平面に支持されて滞留する。そして、滞留したインク滴103が成長して大きくなると、その水平面から下段側壁105へ移動しようとするが、その際に水平面における接触角が変化して、水平面側へ戻ろうとする表面張力が大きくなる。その結果、インク滴103がパーティングライン102を超えて下段側壁105に移動するには、それまでより大きな駆動力を要する。
このようにプラテン100の側壁101におけるパーティングライン102によってインクの滞留が生じると、その結果、プラテン100の表面から裏面へのインクの流れが滞って、前述されたような記録用紙の汚れや記録画像の劣化が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インク流路を構成する第1面上から第2面上へインクを円滑に誘導できる手段を提供することにあり、特に、第1面及び第2面との境界にあるパーティングラインをインクが通過できるインク流路が提供することにある。
(1) 本発明にかかるインク流路が設けられたインクジェット記録装置用プラテンは、上記インク流路を構成する第1面と、上記第1面に隣接して下流側に配置されて上記インク流路を構成する第2面と、上記第1面と上記第2面との境界に形成され、上記インク流路の流路方向と交差する段差と、上記境界において上記第1面と上記第2面とが交差し且つ上記段差がないインク誘導部と、を具備し、上記境界は、合成樹脂成形品におけるパーティングラインである。
第1面と第2面とは、第1面を上流側として隣接して配置されてインク流路を構成する。このインク流路において、インクが第1面上又は第2面上を伝うように流れる。第1面と第2面との境界には段差を有する。この段差はインクの流路方向と交差するので、第1面上を流れるインクが段差に沿って滞留する。インク誘導部は、第1面と第2面とが交差することにより形成されている。この交差として、例えば第1面に対して第2面が相対的に傾斜する態様や、同じ径の円管が各々の軸を異にして軸方向に連続する態様があげられる。第1面と第2面とが交差するので、インク誘導部においては、第1面と第2面とが段差のない共有点を有する。したがって、段差に沿って滞留したインクがインク誘導部へ到達すると、インク誘導部を通じてインクが第2面上へ速やかに移行できる。つまり、インクの表面張力の変化によって境界を越えるために大きな駆動力を必要とすることなく、インクが第1面上から第2面上へ流れる。
合成樹脂成形品は、金型を用いて型内成形される。例えば2プレート方式では、金型は固定側と可動側との2つの型に分かれており、これらの型が所定の圧力で型閉めされてキャビティを形成する。このキャビティに、加熱溶融された合成樹脂が注入されて合成樹脂成形品が成形され、冷却後に2つの型が開かれて合成樹脂成形品が取り出される。このキャビティにおける2つの型の合わせ面がパーティング面と呼ばれる。このパーティング面の端が合成樹脂成形品に残す段差状の痕跡がパーティングラインと呼ばれる。合成樹脂成形品において、パーティングラインを境界として、そのパーティングラインを挟むように第1面と第2面とが配置される。そして、パーティングラインに上記インク誘導部が形成されることにより、パーティングラインをインクが通過できるインク流路が形成される。
(2) 上記第1面及び上記第2面が、被記録媒体を支持する面と直交する側壁に設けられてもよい。
これにより、インクジェット記録装置用プラテンの側壁に、境界を挟んで第1面と第2面とが配置されたインク流路を設けることができる。また、ほぼ平板形状のインクジェット記録装置用プラテンを射出成型等によって製造すると、側壁にパーティングラインがあることが一般的なので、パーティングラインをインクが通過できるインク流路が側壁に形成される。
(3) 上記第1面は、上記側壁において第1凹溝を構成する面であってもよい。
これにより、第1凹溝に沿ってインクが誘導される。
(4) 複数の上記第1凹溝が上記側壁に並べて設けられ、上記第2面は、これら複数の第1凹溝を構成する面と交差する平面であってもよい。
これにより、各々の第1凹溝にインク誘導部を容易に設けることができる。
(5) 上記側壁に、上記側壁に、上記境界から上記流路方向の下流側へ延びる第2凹溝が設けられてもよい。
これにより、第2凹溝に沿ってインクが誘導される。
(6) 上記第1面及び上記第2面は、被記録媒体を支持する表面側から裏面側へインクを誘導するインク流路に含まれてもよい。
これにより、プラテンの表面から側壁を通じて裏面へインクを誘導し、プラテンの裏面側に配置されたインク吸収体などにインクを吸収させることができる。
(7)本発明は、上記インクジェット記録装置用プラテンを具備するインクジェット記録装置として捉えてもよい。
本発明にかかるインク流路によれば、インク流路を構成する第1面と第2面との境界において、第1面と第2面との段差がないインク誘導部を設けたので、第1面と第2面との境界における段差に沿って滞留したインクが、インク誘導部を通じて第2面上へ移行できる。これにより、第1面上から第2面上へインクを円滑に誘導することができる。特に、第1面及び第2面との境界を合成樹脂成形品におけるパーティングラインとすることにより、パーティングラインを通過するインク流路が形成されるという利点がある。
また、本発明にかかるインクジェット記録用プラテンによれば、上記インク流路が設けられているので、記録媒体に着弾しなかったインクやインクミストなどによってプラテンに付着したインクを、インク流路に沿って所望の方向へ誘導することができる。
以下、適宜図面を参照して、本発明の好ましい実施形態が詳細に説明される。なお、本実施形態は、本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更され得る。
[図面の説明]
図1は、本発明の一実施形態にかかる複合機10の外観斜視図である。図2は、この複合機10の内部構成を示す縦断面図である。図3は、プリンタ部11の主要構成を示す部分拡大断面図である。図4は、プラテン42の拡大斜視図である。図5は、プラテン42の一部拡大斜視図である。図6は、プラテン42の一部を表面70側から視た斜視図である。図7は、プラテン42の一部を裏面77側から視た斜視図である。図8は、図7における矢印52部分の拡大斜視図である。
[複合機10の概略構成]
複合機10は、プリンタ部11及びスキャナ部12を備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)であり、プリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能を有する。複合機10のうちプリンタ部11が、本発明に係るインクジェット記録装置に相当する。したがって、複合機10においてプリンタ機能以外の機能は任意のものであり、本発明に係るインクジェット記録装置は、例えばスキャナ部12が省略された単機能のプリンタとして実施されてもよい。
複合機10のプリンタ部11は、主にコンピュータやデジタルカメラなどの外部情報機器と接続され得る。外部情報機器から送信された画像データや文書データを含む印刷データに基づいて、プリンタ部11が被記録媒体としての記録用紙に画像や文書を記録する。また、複合機10にはカード形式のメモリなどの各種記憶媒体が装着され得る。この記憶媒体に記憶された画像データなどに基づいて、プリンタ部11が記録用紙に画像を記録することも可能である。
図1に示されるように、複合機10の外形は、横幅及び奥行きが高さよりも大きい幅広薄型の略直方体である。複合機10の下部がプリンタ部11である。複合機10は、正面側に開口13を有する。開口13の内側に、給紙トレイ20及び排紙トレイ21が上下2段に設けられている。給紙トレイ20には、複数枚の記録用紙が保持される。画像記録に際して、給紙トレイ20に保持された記録用紙がプリンタ部11の内部へ給送されて所望の画像が記録され、画像記録後の記録用紙が排紙トレイ21へ排出される。
複合機10の上部がスキャナ部12である。スキャナ部12は、いわゆるフラットベッドスキャナとして構成されているが、スキャナ部12の構成は本発明に直接関係しないので詳細な説明が省略される。
複合機10の正面上部に操作パネル15が設けられている。操作パネル15は、プリンタ部11やスキャナ部12を操作するための装置であって、各種操作ボタンや液晶表示部から構成されている。複合機10は、操作パネル15からの操作指示に基づいて動作する。複合機10が外部情報機器に接続されている場合には、この外部情報機器からプリンタドライバ又はスキャナドライバを介して送信される指示に基づいても複合機10が動作する。また、複合機10の正面の左上部にスロット部16が設けられている(図1参照)。カード形式のメモリカードは、スロット部16に装着されてデータの読み書きが可能となる。
[プリンタ部11の概略構成]
以下、プリンタ部11の概略構成が説明される。図2に示されるように、複合機10の底側に給紙トレイ20が配置されている。給紙トレイ20には、A4サイズ以下の記録用紙が保持可能である。もっとも、給紙トレイ20にスライドトレイを設けてトレイ面を拡大可能とすれば、A4サイズより大きな記録用紙を給紙トレイ20に保持させることもできる。
給紙トレイ20の奥側には分離板22が設けられている。分離板22は、その上端がプリンタ部11の背面側へ傾倒されている。分離板22によって、給紙トレイ20から重送された記録用紙が分離され、かつ分離された最上位置の記録用紙が上方へ案内される。
排紙トレイ21は、給紙トレイ20の上側に上下二段に配置されている。排紙トレイ21は、画像記録後の記録用紙を積載状態で保持する。給紙トレイ20から排紙トレイ21へは、後述される用紙搬送路23に案内されて記録用紙が搬送可能である。画像記録は、記録用紙の搬送過程において画像記録ユニット24によって行われる。
図3に示されるように、給紙トレイ20の上側に給紙ローラ25が設けられている。給紙ローラ25は、給紙トレイ20に積載された記録用紙を用紙搬送路23へ供給する。給紙ローラ25は、アーム26の先端に支持されている。給紙ローラ25は、不図示のモータを駆動源として、アーム26に沿って設けられた駆動伝達機構27を介して駆動されて回転される。この駆動伝達機構27は、複数のギアが相互に噛合されてなり、各ギアの回転が順次伝達されることによって、モータの駆動が給紙ローラ25へ伝達される。
アーム26は、その基端部が基軸28に支持されて、基軸28を回動中心軸として回転可能である。このアーム26の回転によって、給紙ローラ25が、給紙トレイ20に対して接離可能に上下動する。アーム26は、自重により又はバネなどに付勢されて下側へ回転する。このため、アーム26は、通常において給紙トレイ20側へ回転し、給紙トレイ20が挿抜される際に給紙トレイ20により上側へ押しやられて回転する。アーム26が下側へ回転すると、自重やバネによって給紙ローラ25が給紙トレイ20上の記録用紙に圧接される。その状態で、給紙ローラ25が回転されると、給紙ローラ25のローラ面と記録用紙との間の摩擦力により、最上位置の記録用紙が分離板22へ送り出される。記録用紙は、その先端が分離板22に当接して上方へ案内され、用紙搬送路23へ送り込まれる。給紙ローラ25によって最上位置の記録用紙が送り出される際に、その直下の記録用紙が摩擦や静電気の作用によって共に送り出される場合があるが、この記録用紙は分離板22との当接によって制止される。
用紙搬送路23は、給紙トレイ20における分離板22の上側から、上方へUターンして装置正面側へ延びるいわゆるUターンパスとして形成されている。用紙搬送路23は、画像記録ユニット24などが配設されている箇所以外は、外側ガイド面と内側ガイド面とによって区画形成されている。例えば、湾曲部17は、外側ガイド部材18と内側ガイド部材19とが対向配置されて、これらが装置フレームに固定されることにより構成されている。外側ガイド部材18が外側ガイド面を構成し、内側ガイド部材19が内側ガイド面を構成している。
[画像記録ユニット24]
図3に示されるように、画像記録ユニット24は、用紙搬送路23において湾曲部17より搬送方向の下流側に配置されている。画像記録ユニット24は、キャリッジ38と、インクジェット方式の記録ヘッド39とを備えている。記録ヘッド39は、キャリッジ38に搭載されている。キャリッジ38は、記録用紙の搬送方向と直交する水平方向(図3における紙面と垂直な方向)へ往復動する。図3には現れていないが、複合機10の内部には、記録ヘッド39とは独立してインクカートリッジが配置されている。このインクカートリッジからインクチューブを通じてシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の各色インクが記録ヘッド39に供給される。
各図には現れていないが、記録ヘッド39は、その下面に複数のノズルを有する。各ノズルは、C・M・Y・Bkの各色インクに対応して記録用紙の搬送方向(図3における左右方向)へそれぞれ1列に配置されている。各ノズル内に設けられたピエゾ素子の振動によって、各ノズルから各色インクのインク滴が噴出される。キャリッジ38が往復動される間に、記録ヘッド39から各色インクが微小なインク滴として選択的に噴出される。これにより、プラテン42上を搬送される記録用紙に画像が記録される。なお、各ノズルの搬送方向のピッチや数は、記録される画像の解像度などに応じて適宜設定される。また、カラーインクの種類数に応じて各色に対応したノズルの列数が増減される。
用紙搬送路23の上側において、一対のガイドレール43、44が配置されている。ガイドレール43、44は、記録用紙の搬送方向(図3における左右方向)へ所定距離が隔てられて、記録用紙の搬送方向と直交する方向(図3における紙面と垂直な方向)を長手方向として配置されている。ガイドレール43、44は、プリンタ部11の筐体内に設けられており、プリンタ部11を構成する各部材を支持するフレームの一部を構成する。
ガイドレール43,44は、ほぼ平板形状である。キャリッジ38は、ガイドレール43、44を跨ぐように配置されている。つまり、キャリッジ38の搬送方向上流側の端部がガイドレール43上に載置され、キャリッジ38の搬送方向下流側の端部がガイドレール44上に載置されている。各図には現れていないが、キャリッジ38は、ガイドレール44の縁部45を、ローラ対などによって挟み込んでいる。これにより、キャリッジ38は、記録用紙の搬送方向に対して位置決めされ、かつ、ガイドレール43、44の長手方向、つまり記録用紙の搬送方向と直交する方向へ摺動可能である。この摺動に際して上記ローラ対が回転しながら縁部45に沿ってスライドする。
ガイドレール44の上面にベルト駆動機構46が配設されている。図3には現れていないが、ベルト駆動機構46は、駆動プーリ、従動プーリ及び無端環状のタイミングベルトとを主要な構成とする。タイミングベルトは、記録用紙の搬送方向と直交する方向に渡って、駆動プーリと従動プーリとの間に架け渡されている。駆動プーリは、不図示のモータから駆動伝達されて回転し、この駆動プーリの回転によってタイミングベルトが周運動する。キャリッジ38は、このタイミングベルトと連結されている。したがって、タイミングベルトの周運動に基づいてキャリッジ38がガイドレール43、44上を往復動する。
ガイドレール43,44の下側に、記録ヘッド39と対向してプラテン42が配設されている。プラテン42は、キャリッジ38の往復動範囲のうち、記録用紙が通過する中央部分を占めるように配設されている。プラテン42の幅は、プリンタ部11が搬送可能な記録用紙の最大幅より十分に大きく設定されている。したがって、搬送される記録用紙の幅方向における両端は、常にプラテン42上を通過する。プラテン42の詳細な構成は後述される。
[搬送機構]
記録用紙を搬送する搬送機構は、前述された給紙ローラ25の他、搬送ローラ60及びピンチローラ、排紙ローラ62及び拍車63を主要部材として構成されている。
図3に示されるように、画像記録ユニット24の搬送方向の上流側に一対の搬送ローラ60及びピンチローラが設けられている。なお、図3では、ピンチローラが他の部材に隠れて現れていないが、搬送ローラ60の下側に圧接するようにピンチローラが配置されている。搬送ローラ60及びピンチローラは、用紙搬送路23を搬送される記録用紙を狭持してプラテン42上へ搬送する。
画像記録ユニット24の搬送方向の下流側に一対の排紙ローラ62及び拍車63が設けられている。排紙ローラ62及び拍車63は、記録済みの記録用紙を狭持して排紙トレイ21へ搬送する。搬送ローラ60及び排紙ローラ62は、不図示のモータから駆動力が伝達されて同期回転される。搬送ローラ60及び排紙ローラ62が間欠駆動されることにより、記録用紙が所定の改行幅で間欠して搬送される。
拍車63は、排紙ローラ62と接離する方向にスライド移動可能に設けられている。拍車63は、コイルバネにより排紙ローラ62に圧接するように付勢されている。排紙ローラ62と拍車63との間に記録用紙が進入すると、拍車63が記録用紙の厚み分だけコイルバネの付勢力に抗して退避するとともに、記録用紙を排紙ローラ62に圧接する。これにより、排紙ローラ62の回転力が確実に記録用紙へ伝達される。上記ピンチローラも搬送ローラ60に対して同様に設けられている。したがって、記録用紙は、ピンチローラに付勢されて搬送ローラ60に圧接され、これにより、搬送ローラ60の回転力が確実に記録用紙へ伝達される。
[プラテン42]
図4に示されるように、プラテン42は、概略として平板形状であり、その表面70が記録ヘッド39の下面と対向されて配置されている。プラテン42は、記録用紙の幅方向(矢印50の方向)を長手方向として配置されている。なお、図4において、矢印51の方向が記録用紙の搬送方向である。
図4及び図5に示されるように、プラテン42は、フレーム71と、フレーム71に設けられたリブ72及びリブ73と、フレーム71にスライド可能に設けられた可動リブ74を有する。フレーム71は、合成樹脂が射出成型されてなる成形品である。フレーム71は、断面形状が下向きに開口した略C字形状であり、その内部等に可動リブ74を駆動するための駆動機構が配設されているが、可動リブ74は任意の構成であって本発明に直接関係しないので、その詳細な説明が省略される。
フレーム71の表面70に、リブ72及びリブ73が設けられている。表面70は、記録ヘッド39と対向する面である。リブ72は、表面70における搬送方向の上流端側において、複数が長手方向に沿って所定間隔で一列に設けられており、各リブ72は、記録ヘッド39へ向かって上方へ突出している。リブ73は、表面70における搬送方向の下流端側において、複数が長手方向に沿って所定間隔で一列に設けられており、各リブ73は、記録ヘッド39へ向かって上方へ突出している。
フレーム71の表面70には、記録用紙の搬送方向へ延びるスリット75が複数設けられている。各スリット75は、プラテン42の長手方向に沿って所定間隔で配置されている。各スリット75は、隣り合うリブ72の間と、隣り合うリブ73の間とを含めて、搬送方向へ延出されている。各スリット75を通じて、可動リブ74が、表面70から記録ヘッド39へ向かって上方へ突出している。可動リブ74は、スリット75内を搬送方向へスライド移動可能である。
プラテン42上へ搬送された記録用紙は、表面70において各リブ72,73及び可動リブ74によって記録ヘッド39と対向して支持される。各リブ72,73及び可動リブ74が表面70から突出する高さはほぼ同等であり、記録用紙は表面70から若干浮いた状態で、その記録面が記録ヘッド39の下面と平行となるように支持される。本発明における被記録媒体を支持する面とは表面70であり、本実施形態で示されるように、表面70に設けられた各リブ72,73及び可動リブ74によって記録用紙が支持される態様も表面70によって記録用紙が支持されるとの概念に含まれる。
[インク流路80]
図5から図8に示されるように、プラテン42には、表面70から側壁76を介して裏面77に渡ってインク流路80が設けられている。このインク流路80は、主として後述される溝78、第1凹溝81、第2面84及び第2凹溝82によって構成される。このインク流路80は、溝78や第1凹溝81などのように一部が開放された空間であり、第1凹溝81を構成する第1面83及び第3面85などの面を伝ってインクが流れる。インク流路80においては、重力や毛管力がインクの駆動力となりうる。この駆動力を受けたインクは、インク流路80によって、プラテン42の表面70から裏面77へ誘導される。
図5に示されるように、プラテン42の表面70には、複数の溝78が形成されている。溝78は、隣り合う一対のスリット75間に渡って形成された縦断面が略V字形状のものであって、表面70から裏面77(図7参照)へ向かって凹み、記録用紙の搬送方向と直交する方向へ延びる。この溝78が、記録用紙の搬送方向へ隣接して並べられている。各溝78の両端は、各スリット75内において開口して後述される第1凹溝81を形成する。
側壁76は、各スリット75において、記録用紙の搬送方向と直交する方向に対向する。つまり、各スリット75において、記録用紙の搬送方向へ延びる垂直方向の壁が側壁76である。この側壁76は、表面70から裏面77へ続いており、表面70及び裏面77とそれぞれ直交する。図6及び図7に示されるように、この側壁76の表面70側に第1凹溝81が形成されており、裏面側に第2面84及び第2凹溝82が形成されている。これら第1凹溝81、第2面84及び第2凹溝82によって、表面70から裏面77へ続くインク流路80の一部が構成される。
第1凹溝81は、側壁76における表面70側に複数設けられている。各第1凹溝81は、各溝78と対応して設けられており、溝78の一端が第1凹溝81と連続する。第1凹溝81は、横断面が略V字形状のものであって、側壁76から溝78の延出方向へ凹み、表面70から裏面76へ向かって延びて側壁76のほぼ中央付近に至る。
図8に示されるように、第1凹溝81は、略V字形状に交わる第1面83及び第3面85によって形成される。第1面83及び第3面85は平面であり、略V字形状の溝78の各面に対応してそれぞれ連続している。また、溝78の奥部79と第1凹溝81の奥部86とが連続している。つまり、溝78の各面と第1面83及び第3面85を伝って、インクが溝78から第1凹溝81へ誘導される。なお、本実施形態においては、第1面83及び第3面85は、いずれも本発明における第1面に相当するが、本発明におけるインク流路においては必ずしも複数の第1面を必要としないことは言うまでもない。
図6及び図7に示されるように、第2面84は、側壁76における裏面77側に設けられている。各第2面84は、第1凹溝81の第1面83及び第3面85と交差する平面であり、第1凹溝81の下端から裏面77に渡って延びている。第2面84もインク流路80の一部を構成する面であり、第1面83及び第3面85から第2面84を伝ってインクが誘導される。このインクの流れる方向に対して、第1面83及び第3面85が上流側であり第2面84が下流側となる。
図8に示されるように、第2面84の上流側の端と、第1面83及び第3面85の下流側の端とが、相互に斜め方向となるように交差することにより、第1面83及び第3面85と、第2面84との境界87には段差及びインク誘導部90が形成される。この段差は、第1凹溝81において奥部86側に形成された水平面88と、第1凹溝81が第2面84から水平方向へ突出することにより形成された水平面89(図7参照)とからなる。また、インク誘導部90は、第1面83及び第3面85と第2面84との交点であって、第1面83及び第3面85にそれぞれ1箇所形成される。このインク誘導部90においては、段差がない。換言すれば、段差があるとは、第1面83及び第3面85と第2面84とが、その間に水平面88,89を介して接している状態であり、段差がないとは、第1面83及び第3面85と第2面84とが共有点を有して直接に接している状態である。
第1面83及び第3面85と第2面84との境界87は、プラテン42を射出成型する際のパーティングラインである。つまり、プラテン42は、表面70側が、例えば2プレート方式における可動側の型に対応し、裏面77側が固定側の型に対応する。そして、これら一対の型が型閉めされた際の合わせ面(以下、「パーティング面」とも称される。)が境界87となる。一対の型について言えば、パーティング面を挟んで、可動側の型に第1面83及び第3面85を形成する面が設けられ、固定側の型に第2面84を形成する面が設けられる。そして、これら各面が交差していることにより、パーティング面に対応して境界87が形成され、その境界87にインク誘導部90が形成される。
図6及び図7に示されるように、第2凹溝82は、側壁76における裏面77側に設けられている。第2凹溝82は、境界87における各水平面89に対応して設けられており、水平面89に対応する位置であって、かつインク誘導部90とは異なる位置から、裏面77に渡ってほぼ真っ直ぐに延びている。第2凹溝82は、横断面が略V字形状のものであって、第1凹溝81と同じ方向へ凹んでいる。各第2凹溝82の間には、前述された第2面84が形成されている。
[インク流路80におけるインクの流れ]
インク流路80は、プラテン42の表面70側から溝78、第1凹溝81、第2面84、第2凹溝82の順序で構成されている。プラテン42の表面70に付着したインクは、溝78内において成長して、そのインクに作用する重力や毛管力を駆動力としてインク流路80に沿って流れ出す。この駆動力は、例えば、溝78においては毛管力であり、第1凹溝81及び第2凹溝82においては毛管力及び重力であり、第2面においては重力であるが、必ずしもインク流路80の全域において駆動力を発生させる必要はない。
図8に示されるように、側壁76において、第1凹溝81を構成する第1面83及び第3面85と第2面84とは、第1面83及び第3面85を上流側として隣接して配置されてインク流路80の一部を構成する。側壁76において、重力などを駆動力としてインクが第1面83及び第3面85上から第2面84上へ各面を伝うように流れる。第1凹溝81において、主に奥部86を中心として第1面83及び第3面85を伝ってインクが流れる。第1面83及び第3面85と第2面84との境界87には、インクの流路方向に対して段差となる水平面88が存在するので、第1凹溝81の奥部86側において第1面83及び第3面85を伝って落下するように流れるインクは、水平面88上に一旦滞留する。そして、滞留したインクの容積が増えると、水平面88上のインクがインク誘導部90に到達する。このインク誘導部90においては段差がなく、第1面83及び第3面85と第2面84とが共有点を形成するので、水平面88上に滞留したインクにおいて、接触角が変化によって水平面88上を奥部86側へ戻ろうとする表面張力が大きくなることがない。つまり、インク誘導部90を超えるために、水平面88上を移動するより大きな駆動力を要しない。したがって、水平面88上のインクは、インク誘導部90を通じて第2面84へ移行する。
インク誘導部90から第2面84へ移行したインクは、第2面84を伝って落下する重力を受けながら、境界87に沿って第2面84と水平面89との隅部に沿っても移動する。そして、インクに作用する重力が大きければ、インクが第2面84を伝って落下して裏面77へ到達する。インクに作用する重力がさほど大きくなくとも、第2面84と水平面89との隅部に沿って移動するインクは、第2凹溝82に到達する。第2凹溝82内へインクが進入すると、そのインクに重力及び毛管力が作用し、インクが第2凹溝82に沿って裏面77へ到達する。このようにして、インク流路80によって、プラテン42の表面70に付着したインクが裏面77へ流れる。なお、各図には示されていないが、プラテン42の裏面77側において、フェルトなどのインク吸収保持部材をインク流路80の下流端に隣接して設けることにより、インク流路80により誘導されたインクが吸収保持される。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態にかかるインク流路80によれば、インク流路80を構成する第1面83及び第3面85と第2面84との境界87において、第1面83及び第3面85と第2面84との段差がないインク誘導部90を設けたので、境界87における段差である水平面88上に滞留したインクが、インク誘導部90を通じて第2面84上へ移行できる。これにより、第1面83及び第3面85から第2面84へインクを円滑に誘導することができる。これにより、プラテン42に設けられたインク流路80によって、記録用紙に着弾しなかったインクやインクミストなどによってプラテン42の表面70に付着したインクを裏面78へ誘導して、後に給送される記録用紙にインクが付着して、記録用紙が汚れたり、画像が劣化したりすることを防止できる。
また、境界87を、合成樹脂から射出成型されるプラテン42のパーティングラインとすることにより、パーティングラインを通過するインク流路80が形成されるという利点がある。
特に、平板形状のプラテン42を射出成型等によって製造する際には、側壁76にパーティングラインがあることが一般的なので、パーティングラインをインクが通過できるインク流路80を側壁76に形成することができる。
また、第1面83及び第3面85は、第1凹溝81を構成する面であり、側壁76において複数の第1凹溝81が並べて設けられ、この複数の第1凹溝81を構成する面と交差する平面として第2面84を形成することによって、各第1凹溝81に沿って流れるインクに対して、各第1凹溝81内にインク誘導部90を容易に設けることができる。
さらに、側壁76に、境界87から流路方向の下流側へ延びる第2凹溝82が設けられることにより、インク誘導部90を通じて側壁76の裏面77側へ流れたインクを、第2凹溝82に沿って速やかに裏面77へ誘導することができる。
なお、本実施形態では、本発明にかかるインク流路がプラテンの側壁に形成された構成が示されているが、本発明にかかるインク流路は、側壁に限られず、表面や裏面に設けられてもよい。また、プラテン以外の部材に本発明にかかるインク流路が設けられてもよい。特に、インクが面を伝って誘導されるインク流路においてパーティングラインが形成されるような部材に本インク流路が設けられることにより、本実施形態と同様の作用効果が発揮される。
図1は、本発明の一実施形態にかかる複合機10の外観斜視図である。 図2は、この複合機10の内部構成を示す縦断面図である。 図3は、プリンタ部11の主要構成を示す部分拡大断面図である。 図4は、プラテン42の拡大斜視図である。 図5は、プラテン42の一部拡大斜視図である。 図6は、プラテン42の一部を表面70側から視た斜視図である。 図7は、プラテン42の一部を裏面77側から視た斜視図である。 図8は、図7における矢印52部分の拡大斜視図である。 図9は、従来のプラテン100の側壁101を示す部分正面図である。
符号の説明
11・・・プリンタ部(インクジェット記録装置)
42・・・プラテン(インクジェット記録装置用プラテン)
70・・・表面(被記録媒体を支持する面)
76・・・側壁
77・・・裏面
80・・・インク流路
81・・・第1凹溝
82・・・第2凹溝
83・・・第1面
84・・・第2面
87・・・境界
88,89水平面(段差)
90・・・インク誘導部

Claims (7)

  1. インク流路が設けられたインクジェット記録装置用プラテンであって、
    上記インク流路を構成する第1面と、
    上記第1面に隣接して下流側に配置されて上記インク流路を構成する第2面と、
    上記第1面と上記第2面との境界に形成され、上記インク流路の流路方向と交差する段差と、
    上記境界において上記第1面と上記第2面とが交差し且つ上記段差がないインク誘導部と、を具備し、
    上記境界は、合成樹脂成形品におけるパーティングラインであるインクジェット記録装置用プラテン。
  2. 上記第1面及び上記第2面が、被記録媒体を支持する面と直交する側壁に設けられた請求項に記載のインクジェット記録装置用プラテン。
  3. 上記第1面は、上記側壁において第1凹溝を構成する面である請求項に記載のインクジェット記録装置用プラテン。
  4. 複数の上記第1凹溝が上記側壁に並べて設けられ、
    上記第2面は、これら複数の第1凹溝を構成する面と交差する平面である請求項に記載のインクジェット記録装置用プラテン。
  5. 上記側壁に、上記境界から上記流路方向の下流側へ延びる第2凹溝が設けられた請求項からのいずれかに記載のインクジェット記録装置用プラテン。
  6. 上記第1面及び上記第2面は、被記録媒体を支持する表面側から裏面側へインクを誘導するインク流路に含まれる請求項からのいずれかに記載のインクジェット記録装置用プラテン。
  7. 請求項からのいずれかに記載のインクジェット記録装置用プラテンを具備するインクジェット記録装置。
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