JP4003259B2 - 冷却用積層型熱交換器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、椀(バスタブ)状に形成された一対のプレートにより偏平チューブを構成した冷却用積層型熱交換器(以下、積層型熱交換器と略す。)に関するもので、車両用空調装置の蒸発器に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
車両用空調装置の蒸発器は、周知のごとく、冷媒の蒸発熱により室内に吹き出す空気を冷却するものであるため、蒸発器の偏平チューブやコルゲート(波状)フィン(以下、フィンと略す。)に凝縮水が付着滞留し、蒸発器での通風抵抗を増大させるとともに、凝縮水が室内に向けて吹き飛ばされるといった問題が発生し易い。
【0003】
この問題に対して、出願人は既に特公平8−23477号に記載のごとく、偏平チューブに凝縮水を排水するための溝部を形成したもの出願している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、発明者等は、凝縮水の排水性をさらに向上させるべく、偏平チューブやフィンに付着した凝縮水の流れを詳細に検討したところ、以下に述べる点が明らかになった。すなわち、図9に示すように、凝縮水の経路は、フィン93の谷部93bを樋として空気流れ下流側に向かって流れ、ルーバ等の切断部93cで転向して溝部94に向かう第1排水経路Aと、切断部で転向することなくフィン93の谷部93bを樋として空気流れ下流側に向かって流れ、フィン93の端部にて反対側の谷部に転向する第2排水経路Bと、偏平チューブ91のプレート面91cに沿って空気流れ下流側の溝部に向かう第3排水経路Cとがある。
【0005】
そして、第1、3排水経路A、Cでは、凝縮水は下流に向かうと自然(直接)に溝部94に流れ込むのに対して、第2排水経路Bでは、フィン93の端部にて転向する際に、一部の凝縮水は、その表面張力によりフィン93の端部で滞留してしまう。また、凝縮水が反対側の谷部に向かって流れる際に、蒸発器を流れる空気により吹き飛ばされる可能性がある。
【0006】
したがって、凝縮水の排水性をさらに向上させるには、第2排水経路を流れる凝縮水を第1排水経路と同様に、ルーバ等の切断部で転向させて溝部に導くようにする必要がある。ところで、凝縮水を切断部で溝部に向けて転向させる力は、溝部における毛細管現象(表面張力)による吸引力である。このため、溝部の溝深さを小さくすれば、毛細管現象による吸引力を大きくすることができるものの、その表面張力によって凝縮水が溝部で流通し難くなる。したがって、凝縮水を切断部で溝部に向けて転向させる十分な吸引力を確保しつつ、溝部にて凝縮水を流通させることができる溝深さを選定する必要がある。
【0007】
本発明は、上記点に鑑み、積層型熱交換器の排水性を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1〜4に記載の発明では、フィン(93)には、その一部を切断して開口された切断開口部(93c)が複数形成され、偏平チューブ(91)の内側に向かう向きに陥没するとともに、気体の流通方向と交差する方向に延びる溝部(94)が偏平チューブに形成されており、複数の切断開口部(93c)のうち、気体の流通方向での最下流側に位置する切断開口部(93c)のみが、溝部(94)に対向して配置されており、
偏平チューブ(91)やフィン(93)に付着した凝縮水の流れの経路は、フィン(93)の谷部(93b)を気体流れ下流側に向かって流れ最下流側の切断開口部(93c)で転向して溝部(94)に向かう第1排水経路(A)と、切断開口部(93c)で転向することなく谷部(93b)を気体流れ下流側に向かって流れフィン(93)の端部にて反対側の谷部に転向する第2排水経路(B)と、偏平チューブ(91)のプレート面(91c)に沿って流れて溝部(94)に向かう第3排水経路(C)とであり、さらに、溝部(94)の溝深さ(H)は、0.9±0.2mmであることを特徴とする。
【0009】
これにより、後述する試験結果から明らかなように、凝縮水を切断開口部(93c)で溝部(94)に向けて転向させるに十分な吸引力を確保しつつ、溝部(94)にて凝縮水を流通させることができるので、積層型熱交換器の排水性を向上させることができる。なお、溝部(94)の溝深さ(H)は、請求項2に記載のごとく、0.9±0.1mmとすることが、排水性を向上させる上で更に良い。
【0010】
請求項3に記載の発明では、切断開口部(93c)の端部位置(93d)は、気体の流通方向上流側の側壁部(94b)とフィン(93)との接触部(94a)に対応する位置と同位置であることを特徴とする。これにより、切断開口部(93c)まで流れて来た凝縮水に対して、大きな吸引力を(溝部(94)における毛細管現象(表面張力)による力)を作用させることができるので、より多くの凝縮水を溝部(94)に向けて転向させることができる。したがって、排水性をより一層向上させることができる。
【0011】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本実施形態は、本発明に係る積層型熱交換器を車両用空調装置の蒸発器9に適用したものであって、図1は車両用空調装置1の模式図である。
空調ケーシング2の空気上流側部位には、車室内気を吸入するための内気吸入口3と外気を吸入するための外気吸入口4とが形成されるとともに、これらの吸入口3、4を選択的に開閉する吸入口切換ドア5が設けられている。また、この吸入口切換ドア5は、サーボモータ等の駆動手段または手動操作によって開閉される。
【0013】
この吸入口切換ドア5の下流側部位には、本実施形態に係る送風機7が配設されており、この送風機7により両吸入口3、4から吸入された空気が、後述する各吹出口14、15、17に向けて送風されている。送風機7の空気下流側には、空気冷却手段をなす蒸発器9が配設されており、送風機7により送風された空気は全てこの蒸発器9を通過する。蒸発器9の空気下流側には、空気加熱手段をなすヒータコア10が配設されており、このヒータコア10は、エンジン11の冷却水を熱源として空気を加熱している。
【0014】
空調ケーシング2には、ヒータコア10をバイパスするバイパス通路12が形成されており、ヒータコア10の空気上流側には、ヒータコア10を通る風量とバイパス通路12を通る風量との風量割合を調節するエアミックスドア13が配設されている。この風量割合の調節は、このエアミックスドア13の開度を調節することにより調節される。
【0015】
また、空調ケーシング2の最下流側部位には、車室内乗員の上半身に空調空気を吹き出すためのフェイス吹出口14と、車室内乗員の足元に空気を吹き出すためのフット吹出口15と、フロントガラス16の内面に向かって空気を吹き出すためのデフロスタ吹出口17とが形成されている。
そして、上記各吹出口14、15、17の空気上流側部位には、それぞれ吹出モード切換ドア(吹出調節手段)18、19、20が配設されている。なお、これらの吹出モード切換ドア18、19、20は、サーボモータ等の駆動手段または手動操作によって開閉される。
【0016】
次に、蒸発器9の構造について述べる。
図2は、蒸発器9を空気流れ方向で切断した断面を示しており、91は椀状(バスタブ)に形成された一対のプレート91a、91bの外周部を接合することにより構成された複数本の偏平チューブ(以下、チューブと略す。)であり、このチューブ91内には、フロン等の冷媒(冷却媒体)が流通する。
【0017】
因みに、92は、チューブ91内には、冷媒とチューブ91(プレート91a、91b)間の熱伝達率を向上させる波状のインナーフィン92である。
また、チューブ91間には、チューブ91の偏平面91cに略平行に流通する空気と冷媒との間の熱交換を促進するアウターフィン(以下、フィンと略す。)93が配設されており、このフィン93は、空気の流通方向と略平行な平面部93aを有するように波(コルゲート)状に形成されている。
【0018】
なお、フィン93の谷部(屈曲部)93bは、チューブ91の偏平面91cにて接触した状態でろう付け接合されており、フィン93、インナーフィン92およびチューブ91(プレート91a、91b)は、アルミニウム製である。
ところで、本実施形態では、両プレート91a、91bは、板厚0.4〜0.6のアルミニウム材をプレス加工することにより成形され、一方、フィン93は、平面部93aに形成されたルーバ(切断部)93cとともに、ローラ成形法により成形されている。
【0019】
なお、ルーバ93cは、空気を平面部93aの表裏両側に蛇行させることにより、フィン93と空気との間の熱伝達率を向上させるものである。また、ルーバ93cは、フィン93の平面部93cの一部を切り起こすことで形成されており、切り起こすことによって開口部が形成されている。また、チューブ91(プレート91a、91b)のうちルーバ93cに対応する部位には、偏平チューブ91の内側に向かう向きに陥没するとともに、平面部93aと直交する方向(重力方向)に延びる複数本の溝部94が形成されており、この溝部94の溝深さHは、本実施形態では、約0.9mmである。
【0020】
因みに、溝深さHとは、図3に示すように、2つの側壁部94b、94cおよび底部94dからなる溝部94において、空気の流通方向上流側の側壁部94bとフィン93との接触部94aから底部94dまでの陥没深さを示す寸法である。
また、ルーバ93cの切断端部位置93dは、側壁部94bとフィン93との接触部94aに対応する位置と同位置である(図3〜5参照)。ここで、切断端部位置93dが接触部94aに対応する位置と同位置とは、厳密に同位置のみを言うのではなく(L=0)、例えばL=0〜+0.6mm程度の範囲を言うものである。
【0021】
なお、+の向きとは空気の通風方向下流に向かう向きを言い、Lは、接触部94aから+の向きに見て、最初に遭遇する切断端部位置93dと接触部94aと間で通風方向と平行な部分の距離を言う。
因みに、複数本の溝部94の側壁部94b、94cのうち、空気の流通方向最下流側の溝部94の側壁部94cは、図2に示すように、フィン93と接触しておらず、僅かな空隙δが形成されている(図3〜5参照)。
【0022】
次に、本実施形態に係る蒸発器9の特徴を述べる。
図6は、L(以下、Lをルーバ切れ位置Lを呼ぶ。)をパラメータとして、凝縮水が吹き飛ばされる時の風速(以下、この風速を水飛び風速と呼ぶ。)と溝深さHとの関係を示す試験結果であり、この試験結果から明らかなように、溝深さH=0.9mmで最も水飛び風速が大きくなるとともに、ルーバ切れ位置Lを小さくする程、水飛び風速が大きくなることが判る。
【0023】
したがって、溝深さH=0.9mmとし、ルーバ切れ位置L=0とすれば、凝縮水をルーバ93cで溝部94に向けて転向させるに十分な吸引力を確保しつつ、溝部94で凝縮水を流通させることができるので、蒸発器(積層型熱交換器)9の排水性を向上させることができる。
なお、溝深さHは、理想的には前述のごとく、溝深さH=0.9mmとすることが望ましいが、製造交差等のバラツキを考慮すると、溝深さH=0.9±0.2mmまたはH=0.9±0.1とすれば、実用上十分な排水性を得ることができる。
【0024】
また、「発明が解決しようとする課題」の欄で述べたように、凝縮水をルーバ93cで溝部94に向けて転向させる力は、溝部94における毛細管現象(表面張力)による吸引力であるので、切断端部位置93dをできるだけ溝部94に接近させることが、排水性を向上させる上で望ましい。したがって、ルーバ切れ位置Lのみならず、ルーバ切れ位置Lと直交する方向の寸法LR (図3参照)も小さくすることが望ましい。
【0025】
また、空気の流通方向最下流側の溝部94の側壁部94cには空隙δが形成されているので、この溝部94において、溝部94内に凝縮水が滞留することを確実に防止できる。したがって、蒸発器9の排水性をさらに向上させることができる。
ところで、上述の実施形態では、平面部93aの一部を切断する切断部93Aとしてルーバ93cを形成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、打ち抜き、スリット、切欠き部等その他のものでもよい(図7、8参照)。
【0026】
なお、図8に示す変形例では、切断部93Aをフィン93の空気流通方向側端部のうち、谷部(屈曲部)93bに形成している。これにより、排水性を一層向上させることができる。
また、上述の実施形態では、フィン93を単純な波状としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、図7に示すように、オフセットフィン等その他の形状のフィンであってもよい。
【0027】
また、上述の実施形態では、図2に示すように、空気の流通方向に対して上流、中流、下流と3つに部位に溝部94を形成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくとも下流側に溝部94を形成すればよい。
また、本発明は、ルーバ切れ位置Lは上記した寸法に限定されるものではなく、溝深さHを上記所定の寸法とすれば、排水性の向上を図ることができる。
【0028】
また、上述の実施形態では、本発明に係る冷却用積層型熱交換器を蒸発器に適用したが、本発明に係る冷却用積層型熱交換器は、これに限定されるものではなく、水等その他の冷却媒体にて気体を冷却する冷却用積層型熱交換器に対しても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用空調装置の模式図である。
【図2】蒸発器を空気流れ方向で切断した断面図である。
【図3】図2の空気流通方向下流側端部の拡大図である。
【図4】図2の空気流通方向下流側端部の拡大図である。
【図5】溝深さHおよびルーバ切れ位置Lを示す模式図である。なお、図中、ルーバについては断面形状をも示している。
【図6】ルーバ切れ位置Lをパラメータとして、水飛び風速と溝深さHとの関係を示すグラフである。
【図7】フィンおよび切断部の変形例を示す斜視図である。
【図8】(a)はフィンの斜視図であり、(b)〜(f)は切断部93Aの変形例を示す斜視図である。
【図9】排水経路を示す斜視図である。
【符号の説明】
91…偏平チューブ、92…インナーフィン、93…アウターフィン、
94…溝部。
Claims (4)
- 椀状に形成された一対のプレート(91a、91b)の外周部を接合することにより構成され、冷却媒体が流通する複数本の偏平チューブ(91)と、
前記偏平チューブ(91)間にて前記偏平チューブ(91)に接触するように配設され、前記偏平チューブ(91)外を流通する気体と前記冷却媒体との間の熱交換を促進する波状のフィン(93)とを有し、
前記フィン(93)には、その一部を切断して開口された切断開口部(93c)が複数形成され、
前記偏平チューブ(91)には、前記偏平チューブ(91)の内側に向かう向きに陥没するとともに、前記気体の流通方向と交差する方向に延びる溝部(94)が形成されており、
前記複数の切断開口部(93c)のうち、前記気体の流通方向での最下流側に位置する前記切断開口部(93c)のみが、前記溝部(94)に対向して配置されており、
前記偏平チューブ(91)や前記フィン(93)に付着した凝縮水の流れの経路は、前記フィン(93)の谷部(93b)を前記気体流れ下流側に向かって流れ前記最下流側の前記切断開口部(93c)で転向して前記溝部(94)に向かう第1排水経路(A)と、前記切断開口部(93c)で転向することなく前記谷部(93b)を前記気体流れ下流側に向かって流れ前記フィン(93)の端部にて反対側の谷部に転向する第2排水経路(B)と、前記偏平チューブ(91)のプレート面(91c)に沿って流れて前記溝部(94)に向かう第3排水経路(C)とであり、
さらに、前記溝部(94)の溝深さ(H)は、0.9±0.2mmであることを特徴とする冷却用積層型熱交換器。 - 前記溝部(94)の溝深さ(H)は、0.9±0.1mmであることを特徴とする請求項1に記載の冷却用積層型熱交換器。
- 前記溝部(94)は、2つの側壁部(94b、94c)および底部(94d)を有して形成されており、
前記切断開口部(93c)の端部の位置(93d)は、前記2つの側壁部(94b、94c)のうち前記気体の流通方向上流側の側壁部(94b)と前記フィン(93)との接触部(94a)に対応する位置と同位置であることを特徴とする請求項1または2に記載の冷却用積層型熱交換器。 - 前記切断開口部(93c)は、前記気体を前記フィン(93)の表裏両側に蛇行させるルーバの切り起こし部分に対応して形成された開口部によって、構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の冷却用積層型熱交換器。
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