JPH10278547A - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
- Publication number
- JPH10278547A JPH10278547A JP8414997A JP8414997A JPH10278547A JP H10278547 A JPH10278547 A JP H10278547A JP 8414997 A JP8414997 A JP 8414997A JP 8414997 A JP8414997 A JP 8414997A JP H10278547 A JPH10278547 A JP H10278547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- partition member
- air passage
- passage
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空調ケース内部が仕切り板により第1空気通
路と第2空気通路とに区画される空調装置において、第
1空気通路側の空気と、第2空気通路側の空気との混入
を防止する。 【解決手段】 斜めに切り起こした切り起こし部63b
を有するコルゲートフィン63を、複数の冷媒チューブ
61相互間の間隙Cに配置したエバポレータ6におい
て、間隙Cのうち、仕切り板10に対応する部位に設け
た補助仕切り部材11により、間隙Cを、第1空気通路
101と第2空気通路102とに仕切っている。この結
果、エバポレータ6において、第1空気通路101側の
空気と、第2空気通路102側の空気とが混入すること
を防止できる。
路と第2空気通路とに区画される空調装置において、第
1空気通路側の空気と、第2空気通路側の空気との混入
を防止する。 【解決手段】 斜めに切り起こした切り起こし部63b
を有するコルゲートフィン63を、複数の冷媒チューブ
61相互間の間隙Cに配置したエバポレータ6におい
て、間隙Cのうち、仕切り板10に対応する部位に設け
た補助仕切り部材11により、間隙Cを、第1空気通路
101と第2空気通路102とに仕切っている。この結
果、エバポレータ6において、第1空気通路101側の
空気と、第2空気通路102側の空気とが混入すること
を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調ケース内にお
いて、仕切り部材により区画形成された2つの空気通路
のそれぞれに、湿度や温度等のような状態の異なる空気
を通過させ、これら状態の異なる空気を、複数の吹出口
からそれぞれ吹き出させる空調装置に関するものであ
る。
いて、仕切り部材により区画形成された2つの空気通路
のそれぞれに、湿度や温度等のような状態の異なる空気
を通過させ、これら状態の異なる空気を、複数の吹出口
からそれぞれ吹き出させる空調装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、上述のような空調装置とし
て、例えば、特開平6−178247号公報等には、運
転席側と助手席側とを独立に空調可能な車両用空調装置
が提案されている。この空調装置では、空調ケース内部
が、仕切り部材により第1空気通路と第2空気通路とに
仕切られており、ヒータコアおよびエアミックスドアを
2つの空気通路にまたがって配設してある。そして、第
1空気通路側のエアミックスドアの開度と、第2空気通
路側のエアミックスドアの開度とを、独立に制御して、
第1空気通路内の空調風を運転席側に吹き出し、第2空
気通路内の空調風を助手席側に吹き出している。
て、例えば、特開平6−178247号公報等には、運
転席側と助手席側とを独立に空調可能な車両用空調装置
が提案されている。この空調装置では、空調ケース内部
が、仕切り部材により第1空気通路と第2空気通路とに
仕切られており、ヒータコアおよびエアミックスドアを
2つの空気通路にまたがって配設してある。そして、第
1空気通路側のエアミックスドアの開度と、第2空気通
路側のエアミックスドアの開度とを、独立に制御して、
第1空気通路内の空調風を運転席側に吹き出し、第2空
気通路内の空調風を助手席側に吹き出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ヒータコア
やエバポレータのような熱交換器6としては、例えば図
7に示す構造のものが従来より用いられている。この熱
交換器6は、内部に流体が流れるチューブ61と、コル
ゲートフィン63とを並列的に積層配置したものであ
り、コルゲートフィン63には、図8に示すように、斜
めに切り起こした切り起こし部63bが形成されてい
る。
やエバポレータのような熱交換器6としては、例えば図
7に示す構造のものが従来より用いられている。この熱
交換器6は、内部に流体が流れるチューブ61と、コル
ゲートフィン63とを並列的に積層配置したものであ
り、コルゲートフィン63には、図8に示すように、斜
めに切り起こした切り起こし部63bが形成されてい
る。
【0004】そして、本発明者らが、図7や図8に示す
ような、仕切り部材10をチューブ61と略直交するよ
うに配置した空調装置を試作し、検討したところ、切り
起こし部63bを通って、例えば、第1空気通路101
側の空気が、第2空気通路側へ混入してしまうことがわ
かった。この結果、運転席側と助手席側とを独立して空
調することが妨げられる、といった問題があった。
ような、仕切り部材10をチューブ61と略直交するよ
うに配置した空調装置を試作し、検討したところ、切り
起こし部63bを通って、例えば、第1空気通路101
側の空気が、第2空気通路側へ混入してしまうことがわ
かった。この結果、運転席側と助手席側とを独立して空
調することが妨げられる、といった問題があった。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、空調ケース内部が仕切り部材により第1空気通路と
第2空気通路とに区画される空調装置において、第1空
気通路側の空気と、第2空気通路側の空気との混入を防
止することを目的とする。
で、空調ケース内部が仕切り部材により第1空気通路と
第2空気通路とに区画される空調装置において、第1空
気通路側の空気と、第2空気通路側の空気との混入を防
止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1、3、および4に記載の発明では、空調ケ
ース(1)内部において、主仕切り部材(10)にて仕
切られた第1空気通路(101)および第2空気通路
(102)にまたがって熱交換器(6、7)を設け、熱
交換器(6、7)は、所定間隔を隔てて並列的に配置し
た複数の流体チューブ(61)相互間の間隙(C)にコ
ルゲートフィン(63)を設けたものからなり、コルゲ
ートフィン(63)に、斜めに切り起こした切り起こし
部(63b)を一体に形成し、上記間隙(C)のうち、
主仕切り部材(10)に対応する部位に設けた補助仕切
り部材(11)により、間隙(C)を、第1空気通路
(101)と第2空気通路(102)とに仕切ることを
特徴としている。
に、請求項1、3、および4に記載の発明では、空調ケ
ース(1)内部において、主仕切り部材(10)にて仕
切られた第1空気通路(101)および第2空気通路
(102)にまたがって熱交換器(6、7)を設け、熱
交換器(6、7)は、所定間隔を隔てて並列的に配置し
た複数の流体チューブ(61)相互間の間隙(C)にコ
ルゲートフィン(63)を設けたものからなり、コルゲ
ートフィン(63)に、斜めに切り起こした切り起こし
部(63b)を一体に形成し、上記間隙(C)のうち、
主仕切り部材(10)に対応する部位に設けた補助仕切
り部材(11)により、間隙(C)を、第1空気通路
(101)と第2空気通路(102)とに仕切ることを
特徴としている。
【0007】この結果、熱交換器(6、7)において、
第1空気通路(101)側の空気と、第2空気通路(1
02)側の空気とが混入することを防止でき、第1空気
通路(101)側の吹出口(9a、9b、9c)と、第
2空気通路(102)側の吹出口(9d、9e、9f)
とから、状態の異なる空気を独立して吹き出すことがで
きる。
第1空気通路(101)側の空気と、第2空気通路(1
02)側の空気とが混入することを防止でき、第1空気
通路(101)側の吹出口(9a、9b、9c)と、第
2空気通路(102)側の吹出口(9d、9e、9f)
とから、状態の異なる空気を独立して吹き出すことがで
きる。
【0008】また、請求項2、3、および4に記載の発
明では、熱交換器(6、7)は、所定間隔を隔てて並列
的に配置した複数の流体チューブ(61)にくし刺し状
に、かつ、所定間隔を隔てて並列的に、複数のプレート
フィン(63)を配置したものからなり、プレートフィ
ン(63)と主仕切り部材(10)とが略直交するよう
に配置し、互いに隣接するプレートフィン(63)間の
間隙(C)のうち、主仕切り部材(10)に対応する部
位に補助仕切り部材(11)を設けてあるので、上記し
た効果と同様の効果が得られる。
明では、熱交換器(6、7)は、所定間隔を隔てて並列
的に配置した複数の流体チューブ(61)にくし刺し状
に、かつ、所定間隔を隔てて並列的に、複数のプレート
フィン(63)を配置したものからなり、プレートフィ
ン(63)と主仕切り部材(10)とが略直交するよう
に配置し、互いに隣接するプレートフィン(63)間の
間隙(C)のうち、主仕切り部材(10)に対応する部
位に補助仕切り部材(11)を設けてあるので、上記し
た効果と同様の効果が得られる。
【0009】また、請求項3に記載の発明では、補助仕
切り部材(11)を間隙(C)に圧入固定しているの
で、この補助仕切り部材(11)の組付作業が単純であ
る。また、請求項4に記載の発明では、間隙(C)に挿
入される複数の板部材(11a)の一端側を一体に連結
してなるくし歯形状に、上記補助仕切り部材(11)を
構成しているので、複数の板部材(11a)を同時に上
記間隙(C)に配置でき、組付作業が単純となる。
切り部材(11)を間隙(C)に圧入固定しているの
で、この補助仕切り部材(11)の組付作業が単純であ
る。また、請求項4に記載の発明では、間隙(C)に挿
入される複数の板部材(11a)の一端側を一体に連結
してなるくし歯形状に、上記補助仕切り部材(11)を
構成しているので、複数の板部材(11a)を同時に上
記間隙(C)に配置でき、組付作業が単純となる。
【0010】また、請求項5に記載の発明では、流体チ
ューブ(61)およびコルゲートフィン(63)を有す
る熱交換器(6、7)において、上記補助仕切り部材
(11)を設ける代わりに、コルゲートフィン(63)
のうち、主仕切り部材(10)に対応する部位(63
A)を、貫通部のない板形状とし、上記対応する部位
(63A)以外の部位に、斜めに切り起こした切り起こ
し部(63b)を一体に設け、上記対応する部位(63
A)により、間隙(C)を、第1空気通路(101)と
第2空気通路(102)とに仕切っているので、上記効
果と同様の効果が得られる。
ューブ(61)およびコルゲートフィン(63)を有す
る熱交換器(6、7)において、上記補助仕切り部材
(11)を設ける代わりに、コルゲートフィン(63)
のうち、主仕切り部材(10)に対応する部位(63
A)を、貫通部のない板形状とし、上記対応する部位
(63A)以外の部位に、斜めに切り起こした切り起こ
し部(63b)を一体に設け、上記対応する部位(63
A)により、間隙(C)を、第1空気通路(101)と
第2空気通路(102)とに仕切っているので、上記効
果と同様の効果が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1の実施形態)図1ないし3に示す本実施形態は、
本発明を、車両の運転席および助手席の温度を独立して
コントロールする車両用空調装置に適用したものであ
る。なお、図1において、紙面上下、左右方向は、車両
の上下、左右方向と一致し、紙面手前側が車両後方側と
一致する。
について説明する。 (第1の実施形態)図1ないし3に示す本実施形態は、
本発明を、車両の運転席および助手席の温度を独立して
コントロールする車両用空調装置に適用したものであ
る。なお、図1において、紙面上下、左右方向は、車両
の上下、左右方向と一致し、紙面手前側が車両後方側と
一致する。
【0012】図1において、1は車両用空調装置の空調
ケースであり、この空調ケース1は自動車の車室内計器
盤の下方部に配設されている。空調ケース1の最上流部
は内外気切替箱2を構成しており、空調ケース1のう
ち、内外気切替箱2の下流は、電動式送風ファン(送風
手段)5を収容する送風ケーシング4を構成している。
内外気切換箱2には、内気吸込口3と外気吸込口(図1
中紙面奥側に配置されるため図示せず)とが形成されて
おり、さらに、両吸込口を選択的に開閉する内外気切換
ドア(図示せず)が設けられている。送風ケーシング4
内の送風ファン5は、遠心式多翼ファン51と、その駆
動用のブロワモータ52とから構成されている。
ケースであり、この空調ケース1は自動車の車室内計器
盤の下方部に配設されている。空調ケース1の最上流部
は内外気切替箱2を構成しており、空調ケース1のう
ち、内外気切替箱2の下流は、電動式送風ファン(送風
手段)5を収容する送風ケーシング4を構成している。
内外気切換箱2には、内気吸込口3と外気吸込口(図1
中紙面奥側に配置されるため図示せず)とが形成されて
おり、さらに、両吸込口を選択的に開閉する内外気切換
ドア(図示せず)が設けられている。送風ケーシング4
内の送風ファン5は、遠心式多翼ファン51と、その駆
動用のブロワモータ52とから構成されている。
【0013】空調ケース1内のうち、送風ケーシング4
の下流側は、仕切り板(主仕切り部材)10により、第
1空気通路101と、第2空気通路102とに区画形成
されている。そして、仕切り板10の上流側直前位置に
設けた配分ドア8により、送風ファン5から送風される
送風空気のうち、第1空気通路101へ送られる量と、
第2空気通路102へ送られる量とを調節している。
の下流側は、仕切り板(主仕切り部材)10により、第
1空気通路101と、第2空気通路102とに区画形成
されている。そして、仕切り板10の上流側直前位置に
設けた配分ドア8により、送風ファン5から送風される
送風空気のうち、第1空気通路101へ送られる量と、
第2空気通路102へ送られる量とを調節している。
【0014】また、空調ケース1の内部には、このケー
ス1の全面(換言すれば、第1、第2空気通路101、
102の全面)を塞ぐように、空気冷却手段をなすエバ
ポレータ6が配設され、さらに、エバポレータ6の下流
側に、ケース1の略半分(換言すれば、第1、第2空気
通路101、102の略半分)を塞ぐように、図1にお
いては、紙面手前側の略半分を塞ぐように、空気加熱手
段としてのヒータコア7が配設されている。
ス1の全面(換言すれば、第1、第2空気通路101、
102の全面)を塞ぐように、空気冷却手段をなすエバ
ポレータ6が配設され、さらに、エバポレータ6の下流
側に、ケース1の略半分(換言すれば、第1、第2空気
通路101、102の略半分)を塞ぐように、図1にお
いては、紙面手前側の略半分を塞ぐように、空気加熱手
段としてのヒータコア7が配設されている。
【0015】ここで、エバポレータ6とヒータコア7と
は上下方向に並んで配置されている。そして、送風ケー
シング4から下流側にかけては、ケース1、つまり、第
1、第2空気通路101、102がL字状に屈曲してお
り、これに伴い、仕切り板10もL字状に屈曲してい
る。なお、第1、第2空気通路101、102のうち、
ヒータコア7に隣接して、図1においては、ヒータコア
7の紙面奥側に、エバポレータ6で冷却された冷風がヒ
ータコア7をバイパスするバイパス通路(図示せず)が
形成されている。また、仕切り板10には、エバポレー
タ6およびヒータコア7が配置する開口部が形成されて
いる。
は上下方向に並んで配置されている。そして、送風ケー
シング4から下流側にかけては、ケース1、つまり、第
1、第2空気通路101、102がL字状に屈曲してお
り、これに伴い、仕切り板10もL字状に屈曲してい
る。なお、第1、第2空気通路101、102のうち、
ヒータコア7に隣接して、図1においては、ヒータコア
7の紙面奥側に、エバポレータ6で冷却された冷風がヒ
ータコア7をバイパスするバイパス通路(図示せず)が
形成されている。また、仕切り板10には、エバポレー
タ6およびヒータコア7が配置する開口部が形成されて
いる。
【0016】ヒータコア7の上流側直前位置には、第
1、第2空気通路101、102内の空気温度を調節す
るための手段、具体的には2枚のエアミックスドア15
1、152が設けられている。このエアミックスドア1
51、152により、エバポレータ6を通過した空気の
うち、ヒータコア7を通過する量と、上記バイパス通路
を通過する量とを調節している。
1、第2空気通路101、102内の空気温度を調節す
るための手段、具体的には2枚のエアミックスドア15
1、152が設けられている。このエアミックスドア1
51、152により、エバポレータ6を通過した空気の
うち、ヒータコア7を通過する量と、上記バイパス通路
を通過する量とを調節している。
【0017】上記エバポレータ6は、図示しない圧縮
機、凝縮器、受液器、減圧器とともに配管結合された周
知の冷凍サイクルを構成する熱交換器であり、空調ケー
ス1内の空気を除湿、冷却する。上記圧縮機は自動車の
エンジンに図示しない電磁クラッチを介して連結される
もので、この電磁クラッチを断続制御することによって
駆動停止制御される。また、上記ヒータコア7は、自動
車エンジンの冷却水を熱源とする熱交換器であり、上記
エバポレータ6を通過した空気を加熱する。
機、凝縮器、受液器、減圧器とともに配管結合された周
知の冷凍サイクルを構成する熱交換器であり、空調ケー
ス1内の空気を除湿、冷却する。上記圧縮機は自動車の
エンジンに図示しない電磁クラッチを介して連結される
もので、この電磁クラッチを断続制御することによって
駆動停止制御される。また、上記ヒータコア7は、自動
車エンジンの冷却水を熱源とする熱交換器であり、上記
エバポレータ6を通過した空気を加熱する。
【0018】また、第1空気通路101の最下流部に
は、フェイス用吹出部9a、フット用吹出部9bと、デ
フロスタ用吹出部9cとが開口形成されている。これら
9a、9b、9cには、図示しないダクトがそれぞれ連
結されており、これらダクトの下流側端部に、運転席乗
員上半身に空調風を吹き出すフェイス吹出口(図示せ
ず)、運転席乗員の足元に空調風を吹き出すフット吹出
口(図示せず)、運転席側のフロントガラスの内面に空
調風を吹き出すデフロスタ吹出口(図示せず)が、それ
ぞれ形成されている。
は、フェイス用吹出部9a、フット用吹出部9bと、デ
フロスタ用吹出部9cとが開口形成されている。これら
9a、9b、9cには、図示しないダクトがそれぞれ連
結されており、これらダクトの下流側端部に、運転席乗
員上半身に空調風を吹き出すフェイス吹出口(図示せ
ず)、運転席乗員の足元に空調風を吹き出すフット吹出
口(図示せず)、運転席側のフロントガラスの内面に空
調風を吹き出すデフロスタ吹出口(図示せず)が、それ
ぞれ形成されている。
【0019】また、第2空気通路102の最下流部に
も、フェイス用吹出部9d、フット用吹出部9eと、デ
フロスタ用吹出部9fとが開口形成されている。これら
9d、9e、9fにも、図示しないダクトがそれぞれ連
結されており、これらダクトの下流側端部に、助手席乗
員上半身に空調風を吹き出すフェイス吹出口(図示せ
ず)、助手席乗員の足元に空調風を吹き出すフット吹出
口(図示せず)、助手席側のフロントガラスの内面に空
調風を吹き出すデフロスタ吹出口(図示せず)が、それ
ぞれ形成されている。
も、フェイス用吹出部9d、フット用吹出部9eと、デ
フロスタ用吹出部9fとが開口形成されている。これら
9d、9e、9fにも、図示しないダクトがそれぞれ連
結されており、これらダクトの下流側端部に、助手席乗
員上半身に空調風を吹き出すフェイス吹出口(図示せ
ず)、助手席乗員の足元に空調風を吹き出すフット吹出
口(図示せず)、助手席側のフロントガラスの内面に空
調風を吹き出すデフロスタ吹出口(図示せず)が、それ
ぞれ形成されている。
【0020】そして、空調ケース1内において、フェイ
ス用吹出部9a、9d、フット用吹出部9b、9e、お
よび、デフロスタ用吹出部9c、9f近傍には、それぞ
れの吹出部9a〜9fを開閉する図示しない吹出モード
切替ドアが設けられている。なお、上記した各ドア8、
152、153や、図示しない各ドアは全て、サーボモ
ータによって駆動される。
ス用吹出部9a、9d、フット用吹出部9b、9e、お
よび、デフロスタ用吹出部9c、9f近傍には、それぞ
れの吹出部9a〜9fを開閉する図示しない吹出モード
切替ドアが設けられている。なお、上記した各ドア8、
152、153や、図示しない各ドアは全て、サーボモ
ータによって駆動される。
【0021】また、空調ケース1は、図1中一点鎖線X
で示す位置において、図1中左右方向に分割可能で、図
1中一点鎖線Yで示す位置から図1中左右方向に延びる
仕切り板10に沿った位置において、図1中上下方向に
分割可能で、さらに、図1中上下方向に延びる仕切り板
10に沿った位置において、図1中左右方向に分割可能
である。そして、空調ケース1のうち、図1中一点鎖線
Yおよび仕切り板10の上側部位に関しては、仕切り板
10、エアミックスドア151、152、および、上記
吹出モード切替ドアを、2つのケース部の間に挟み込み
つつ、2つのケース部を、締結手段(例えばビス等)に
て固定する。
で示す位置において、図1中左右方向に分割可能で、図
1中一点鎖線Yで示す位置から図1中左右方向に延びる
仕切り板10に沿った位置において、図1中上下方向に
分割可能で、さらに、図1中上下方向に延びる仕切り板
10に沿った位置において、図1中左右方向に分割可能
である。そして、空調ケース1のうち、図1中一点鎖線
Yおよび仕切り板10の上側部位に関しては、仕切り板
10、エアミックスドア151、152、および、上記
吹出モード切替ドアを、2つのケース部の間に挟み込み
つつ、2つのケース部を、締結手段(例えばビス等)に
て固定する。
【0022】また、空調ケース1には、エバポレータ6
およびヒータコア7が出入り可能な開口部(図示せず)
を覆う蓋部材が脱着可能に設けてあり、上記複数のケー
ス部を組付けた後、蓋部材を取り外した状態として、エ
バポレータ6およびヒータコア7をケース1内に装着
し、その後、蓋部材を装着している。ここで、車室内の
前面に設けられた図示しないインストルメントパネルに
は、車室内の希望温度を乗員が手動設定するための温度
設定器(図示せず)が設けられている。そして、車室内
気の温度を検出する内気温センサ、車室外気の温度を検
出する外気温センサ、車室内に照射される日射量を検出
する日射センサ、エバポレータ3を通過した直後の空気
温度を検出するエバ後センサ等がそれぞれ設けられてい
る。
およびヒータコア7が出入り可能な開口部(図示せず)
を覆う蓋部材が脱着可能に設けてあり、上記複数のケー
ス部を組付けた後、蓋部材を取り外した状態として、エ
バポレータ6およびヒータコア7をケース1内に装着
し、その後、蓋部材を装着している。ここで、車室内の
前面に設けられた図示しないインストルメントパネルに
は、車室内の希望温度を乗員が手動設定するための温度
設定器(図示せず)が設けられている。そして、車室内
気の温度を検出する内気温センサ、車室外気の温度を検
出する外気温センサ、車室内に照射される日射量を検出
する日射センサ、エバポレータ3を通過した直後の空気
温度を検出するエバ後センサ等がそれぞれ設けられてい
る。
【0023】そして、上記した温度設定器やセンサから
の信号が、電気制御装置(図示せず)に入力される。こ
の電気制御装置は、入力された各種信号に基づいて、上
記各ドアを駆動するサーボモータ、ブロワモータ52、
上記圧縮機の作動停止(ひいては、エバポレータ6の作
動停止)、ヒータコア7へのエンジン冷却水(高温流
体)の断続を行なうウォータバルブの開閉等の制御を行
なう。
の信号が、電気制御装置(図示せず)に入力される。こ
の電気制御装置は、入力された各種信号に基づいて、上
記各ドアを駆動するサーボモータ、ブロワモータ52、
上記圧縮機の作動停止(ひいては、エバポレータ6の作
動停止)、ヒータコア7へのエンジン冷却水(高温流
体)の断続を行なうウォータバルブの開閉等の制御を行
なう。
【0024】以下に、エバポレータ6の具体的構造を図
2および図3に基づいて説明する。エバポレータ6は、
全体として略矩形の薄箱形状であり、一対(入口側、出
口側)のヘッダタンク621、622と、このヘッダタ
ンク621、622の間において、所定間隔を隔てて並
列的に配置される複数の冷媒チューブ61と、これら複
数の冷媒チューブ61相互間の間隙Cに設けられるコル
ゲートフィン63とから構成される。
2および図3に基づいて説明する。エバポレータ6は、
全体として略矩形の薄箱形状であり、一対(入口側、出
口側)のヘッダタンク621、622と、このヘッダタ
ンク621、622の間において、所定間隔を隔てて並
列的に配置される複数の冷媒チューブ61と、これら複
数の冷媒チューブ61相互間の間隙Cに設けられるコル
ゲートフィン63とから構成される。
【0025】なお、ヘッダタンク621、622および
冷媒チューブ61は、所定形状のプレート部材を最中合
わせにしたタンク部一体チューブを複数積層配置したも
のからなるが、図2には、エバポレータ6を模式的に示
してある。冷媒チューブ61は、熱伝導性に優れた材
料、例えばアルミニウム合金からなり、板形状に構成さ
れている。この冷媒チューブ61の内部には、上記した
冷凍サイクル内を循環する冷媒(低温流体)が流れてい
る。コルゲートフィン63は、熱伝導性に優れた材料、
例えばアルミニウム合金からなり、長尺状の薄板を蛇行
状に折り曲げ加工してなる。
冷媒チューブ61は、所定形状のプレート部材を最中合
わせにしたタンク部一体チューブを複数積層配置したも
のからなるが、図2には、エバポレータ6を模式的に示
してある。冷媒チューブ61は、熱伝導性に優れた材
料、例えばアルミニウム合金からなり、板形状に構成さ
れている。この冷媒チューブ61の内部には、上記した
冷凍サイクル内を循環する冷媒(低温流体)が流れてい
る。コルゲートフィン63は、熱伝導性に優れた材料、
例えばアルミニウム合金からなり、長尺状の薄板を蛇行
状に折り曲げ加工してなる。
【0026】コルゲートフィン63には、図3に示すよ
うに、斜めに切り起こした切り起こし部63bが一体に
形成されている。これにより、複数の冷媒チューブ61
相互間の間隙Cに、空気通路101、102内の空気を
効率よく通過させることができる。ヘッダタンク62
1、622は、熱伝導性に優れた材料、例えばアルミニ
ウム合金からなり、入口部621a、出口部622aが
設けられている。そして、入口側ヘッダタンク621か
ら、複数の冷媒チューブ61、出口側ヘッダタンク62
2の順に、冷却流体が流れるようになっている。そし
て、上記した所定形状のプレート部材と、コルゲートフ
ィン63とを、エバポレータ6の形状に組み立てた後、
ろう付け用炉内に配置させることにより、プレート部材
同志や、チューブ61とコルゲートフィン63とが接合
(ろう付け)され、エバポレータ6が一体に形成され
る。
うに、斜めに切り起こした切り起こし部63bが一体に
形成されている。これにより、複数の冷媒チューブ61
相互間の間隙Cに、空気通路101、102内の空気を
効率よく通過させることができる。ヘッダタンク62
1、622は、熱伝導性に優れた材料、例えばアルミニ
ウム合金からなり、入口部621a、出口部622aが
設けられている。そして、入口側ヘッダタンク621か
ら、複数の冷媒チューブ61、出口側ヘッダタンク62
2の順に、冷却流体が流れるようになっている。そし
て、上記した所定形状のプレート部材と、コルゲートフ
ィン63とを、エバポレータ6の形状に組み立てた後、
ろう付け用炉内に配置させることにより、プレート部材
同志や、チューブ61とコルゲートフィン63とが接合
(ろう付け)され、エバポレータ6が一体に形成され
る。
【0027】そして、エバポレータ6(ヒータコア7)
のチューブ61と略直交するように仕切り板10が設け
てある。このエバポレータ6のうち、仕切り板10に対
応する部位には、耐食性に優れる材料(例えば、ポリプ
ロピレンのような樹脂材料)からなるくし歯状の補助仕
切り部材11が設けられている。補助仕切り部材11
は、上記間隙Cのうち、上記仕切り板10に対応する部
位に挿入される、複数の薄板矩形状の板部材11aを有
し、この複数の板部材11aの一端側を一体に連結して
なる。複数の板部材11aは、間隙Cに圧入固定されて
おり、この板部材11aを含む補助仕切り部材11によ
り、間隙Cが、第1空気通路101と第2空気通路10
2とに仕切られている。
のチューブ61と略直交するように仕切り板10が設け
てある。このエバポレータ6のうち、仕切り板10に対
応する部位には、耐食性に優れる材料(例えば、ポリプ
ロピレンのような樹脂材料)からなるくし歯状の補助仕
切り部材11が設けられている。補助仕切り部材11
は、上記間隙Cのうち、上記仕切り板10に対応する部
位に挿入される、複数の薄板矩形状の板部材11aを有
し、この複数の板部材11aの一端側を一体に連結して
なる。複数の板部材11aは、間隙Cに圧入固定されて
おり、この板部材11aを含む補助仕切り部材11によ
り、間隙Cが、第1空気通路101と第2空気通路10
2とに仕切られている。
【0028】なお、ヒータコア7も、エバポレータ6と
同様の構造をなしており(冷媒に替えてエンジン冷却水
が流れるようになっている)、このヒータコア7に関し
ても、エバポレータ6と同様に、補助仕切り部材11に
より、間隙Cが、第1空気通路101と第2空気通路1
02とに仕切られている。そして、エバポレータ6およ
びヒータコア7に補助仕切り部材11を設けた後、これ
らエバポレータ6およびヒータコア7を、空調ケース1
内に装着している。
同様の構造をなしており(冷媒に替えてエンジン冷却水
が流れるようになっている)、このヒータコア7に関し
ても、エバポレータ6と同様に、補助仕切り部材11に
より、間隙Cが、第1空気通路101と第2空気通路1
02とに仕切られている。そして、エバポレータ6およ
びヒータコア7に補助仕切り部材11を設けた後、これ
らエバポレータ6およびヒータコア7を、空調ケース1
内に装着している。
【0029】上記構成により奏する効果を以下に述べ
る。まず、エバポレータ6(ヒータコア7)の間隙Cの
うち、仕切り板10に対応する部位に設けた補助仕切り
部材11により、間隙Cを、第1空気通路101と第2
空気通路102とに仕切っているので、エバポレータ6
において、第1空気通路101側の空気と、第2空気通
路102側の空気とが混入することを防止でき、第1空
気通路101側の(換言すれば、運転席側に吹き出すた
めの)吹出口9a、9b、9cと、第2空気通路102
側の(換言すれば、助手席側に吹き出すための)吹出口
9d、9e、9fとから、温度の異なる空気を独立して
吹き出すことができる。
る。まず、エバポレータ6(ヒータコア7)の間隙Cの
うち、仕切り板10に対応する部位に設けた補助仕切り
部材11により、間隙Cを、第1空気通路101と第2
空気通路102とに仕切っているので、エバポレータ6
において、第1空気通路101側の空気と、第2空気通
路102側の空気とが混入することを防止でき、第1空
気通路101側の(換言すれば、運転席側に吹き出すた
めの)吹出口9a、9b、9cと、第2空気通路102
側の(換言すれば、助手席側に吹き出すための)吹出口
9d、9e、9fとから、温度の異なる空気を独立して
吹き出すことができる。
【0030】特に、配分ドア8の下流側において、第1
空気通路101側の空気と、第2空気通路102側の空
気とは、流量が異なるが、本発明を適用することによ
り、流量の異なる状態で、第1空気通路101側の吹出
口9a、9b、9cと、第2空気通路102側の吹出口
9d、9e、9fとから、空気を吹き出すことができ
る。
空気通路101側の空気と、第2空気通路102側の空
気とは、流量が異なるが、本発明を適用することによ
り、流量の異なる状態で、第1空気通路101側の吹出
口9a、9b、9cと、第2空気通路102側の吹出口
9d、9e、9fとから、空気を吹き出すことができ
る。
【0031】また、エアミックスドア151、152下
流側において、第1空気通路101側の空気と、第2空
気通路102側の空気とは、温度が異なるが、本発明を
適用することにより、温度の異なる状態で、第1空気通
路101側の吹出口9a、9b、9cと、第2空気通路
102側の吹出口9d、9e、9fとから、空気を吹き
出すことができる。
流側において、第1空気通路101側の空気と、第2空
気通路102側の空気とは、温度が異なるが、本発明を
適用することにより、温度の異なる状態で、第1空気通
路101側の吹出口9a、9b、9cと、第2空気通路
102側の吹出口9d、9e、9fとから、空気を吹き
出すことができる。
【0032】また、エバポレータ6部位において空気通
路101、102がL字状に屈曲しているので、エバポ
レータ6部位において第2空気通路102側の空気が第
1空気通路101側へ混入しやすいが、補助仕切り部材
11を設けているので、効果的に空気の混入を防止でき
る。また、補助仕切り部材11の板部材11aを間隙C
に圧入固定しているので、この補助仕切り部材11の組
付作業が単純である。
路101、102がL字状に屈曲しているので、エバポ
レータ6部位において第2空気通路102側の空気が第
1空気通路101側へ混入しやすいが、補助仕切り部材
11を設けているので、効果的に空気の混入を防止でき
る。また、補助仕切り部材11の板部材11aを間隙C
に圧入固定しているので、この補助仕切り部材11の組
付作業が単純である。
【0033】また、間隙Cに挿入される複数の板部材1
1aの一端側を一体に連結してなるくし歯形状に、上記
補助仕切り部材11を構成しているので、複数の板部材
11aを同時に上記間隙Cに配置でき、組付作業が単純
となる。 (第2の実施形態)図4に示す本実施形態は、上記第1
の実施形態における補助仕切り部材11を廃止して、コ
ルゲートフィン63のうち、仕切り板10に対応する部
位63Aを、貫通部のない板形状に形成するとともに、
この対応する部位63A以外の部位に、斜めに切り起こ
した切り起こし部63bを一体に形成したものである。
そして、上記対応する部位63Aにより、エバポレータ
6(ヒータコア7)の間隙Cを、第1空気通路101と
第2空気通路102とに仕切っている。
1aの一端側を一体に連結してなるくし歯形状に、上記
補助仕切り部材11を構成しているので、複数の板部材
11aを同時に上記間隙Cに配置でき、組付作業が単純
となる。 (第2の実施形態)図4に示す本実施形態は、上記第1
の実施形態における補助仕切り部材11を廃止して、コ
ルゲートフィン63のうち、仕切り板10に対応する部
位63Aを、貫通部のない板形状に形成するとともに、
この対応する部位63A以外の部位に、斜めに切り起こ
した切り起こし部63bを一体に形成したものである。
そして、上記対応する部位63Aにより、エバポレータ
6(ヒータコア7)の間隙Cを、第1空気通路101と
第2空気通路102とに仕切っている。
【0034】このようにしても、上記第1の実施形態と
同様に、第1空気通路101側の空気と、第2空気通路
102側の空気とが混入することを防止できる。また、
補助仕切り部材11のような別部品が必要ないので、組
付作業が単純となる。 (第3の実施形態)図5に示す本実施形態は、上記第1
の実施形態におけるエバポレータ6(ヒータコア7)の
形態を変形したものである。このエバポレータ6は、筒
状の冷媒チューブ61が互いに距離を隔てて並列的に配
置されており、さらに、薄板で矩形状の複数(例えば7
枚)のプレートフィン63が、互いに距離を隔てて並列
的に、かつ、上記複数の冷媒チューブ61に串刺し状に
配置されている。なお、プレートフィン63には、冷媒
チューブ61が貫通する貫通孔630が備えられてお
り、この貫通孔630に冷媒チューブ61を遊嵌させた
状態で、冷媒チューブ61を拡管することにより、チュ
ーブ61が貫通孔630に固定されている。
同様に、第1空気通路101側の空気と、第2空気通路
102側の空気とが混入することを防止できる。また、
補助仕切り部材11のような別部品が必要ないので、組
付作業が単純となる。 (第3の実施形態)図5に示す本実施形態は、上記第1
の実施形態におけるエバポレータ6(ヒータコア7)の
形態を変形したものである。このエバポレータ6は、筒
状の冷媒チューブ61が互いに距離を隔てて並列的に配
置されており、さらに、薄板で矩形状の複数(例えば7
枚)のプレートフィン63が、互いに距離を隔てて並列
的に、かつ、上記複数の冷媒チューブ61に串刺し状に
配置されている。なお、プレートフィン63には、冷媒
チューブ61が貫通する貫通孔630が備えられてお
り、この貫通孔630に冷媒チューブ61を遊嵌させた
状態で、冷媒チューブ61を拡管することにより、チュ
ーブ61が貫通孔630に固定されている。
【0035】このようなエバポレータ6のうち、上記仕
切り板10(図5中二点鎖線で、その配置位置を模式的
に示す)に、補助仕切り部材11が圧入固定される。な
お、補助仕切り部材11の板部材11aは、複数のプレ
ートフィン63相互間の間隙Cの形状に対応した矩形状
に形成されている。このようにしても、上記第1の実施
形態と同様に、第1空気通路101側の空気と、第2空
気通路102側の空気とが混入することを防止できる。
切り板10(図5中二点鎖線で、その配置位置を模式的
に示す)に、補助仕切り部材11が圧入固定される。な
お、補助仕切り部材11の板部材11aは、複数のプレ
ートフィン63相互間の間隙Cの形状に対応した矩形状
に形成されている。このようにしても、上記第1の実施
形態と同様に、第1空気通路101側の空気と、第2空
気通路102側の空気とが混入することを防止できる。
【0036】(第4ないし第6の実施形態)図6(a)
に示す第4の実施形態では、補助仕切り部材11の板部
材11aの先端側を台形状としている。これにより、間
隙C内に板部材11aを挿入しやすくなり、組付作業が
より単純となる。なお、図6(a)のA−A断面図を図
6(b)に示す。
に示す第4の実施形態では、補助仕切り部材11の板部
材11aの先端側を台形状としている。これにより、間
隙C内に板部材11aを挿入しやすくなり、組付作業が
より単純となる。なお、図6(a)のA−A断面図を図
6(b)に示す。
【0037】また、図6(c)に示す第5の実施形態
は、補助仕切り部材11の板部材11aの先端側の厚み
を徐々に薄くして、図6(a)のA−A断面形状が台形
状となるようにしてある。また、図6(d)に示す第6
の実施形態では、板部材11aの先端側の厚みを徐々に
薄くして、図6(a)のA−A断面形状が三角状となる
ようにしてある。これによっても、間隙C内に板部材1
1aを挿入しやすくなり、組付作業がより単純となる。
は、補助仕切り部材11の板部材11aの先端側の厚み
を徐々に薄くして、図6(a)のA−A断面形状が台形
状となるようにしてある。また、図6(d)に示す第6
の実施形態では、板部材11aの先端側の厚みを徐々に
薄くして、図6(a)のA−A断面形状が三角状となる
ようにしてある。これによっても、間隙C内に板部材1
1aを挿入しやすくなり、組付作業がより単純となる。
【0038】(他の実施形態)上記第1の実施形態で
は、ヘッダタンク621、622、チューブ61、およ
びコルゲートフィン63を組付けた後、間隙Cに、補助
仕切り部材11を設けていたが、コルゲートフィン63
を、上記仕切り板10に対応する部位において2分割
し、この2つのコルゲートフィンの間に、補助仕切り部
材11を配置してもよい。なお、補助仕切り部材11
を、上記したろう付け接合時に同時に固定してもよい
が、このときは、補助仕切り部材11を、ろう付け可能
な材料(例えばアルミニウム合金等)にて構成する。
は、ヘッダタンク621、622、チューブ61、およ
びコルゲートフィン63を組付けた後、間隙Cに、補助
仕切り部材11を設けていたが、コルゲートフィン63
を、上記仕切り板10に対応する部位において2分割
し、この2つのコルゲートフィンの間に、補助仕切り部
材11を配置してもよい。なお、補助仕切り部材11
を、上記したろう付け接合時に同時に固定してもよい
が、このときは、補助仕切り部材11を、ろう付け可能
な材料(例えばアルミニウム合金等)にて構成する。
【0039】また、上記第1の実施形態において、配分
ドア8を廃止してもよい。このとき、仕切り板10は、
エバポレータ6の下流側で、かつ、エアミックスドア1
51、152の上流側から配置すればよく、さらに、補
助仕切り部材11を、ヒータコア7のみに適用すればよ
い。この場合、運転席側の吹出口9a、9b、9cから
の吹出風量と、助手席側の吹出口9d、9e、9fから
の吹出風量とは常に一定となる。
ドア8を廃止してもよい。このとき、仕切り板10は、
エバポレータ6の下流側で、かつ、エアミックスドア1
51、152の上流側から配置すればよく、さらに、補
助仕切り部材11を、ヒータコア7のみに適用すればよ
い。この場合、運転席側の吹出口9a、9b、9cから
の吹出風量と、助手席側の吹出口9d、9e、9fから
の吹出風量とは常に一定となる。
【0040】また、上記第1の実施形態では、温度の異
なる空調風を第1、第2空気通路に形成し、車室内の運
転席側と助手席側とにそれぞれ吹き出させていたが、こ
れに限定されることはなく、他の状態の異なる空調風
を、第1、第2空気通路に形成し、車室内の所定部位に
それぞれ吹き出させるようにしてもよい。例えば、第1
空気通路に内気、第2空気通路に外気を導入し、第1空
気通路から乗員足元に向けて空調風を吹き出し、第2空
気通路からフロントガラス内側に向けて空調風を吹き出
すものであってもよい。
なる空調風を第1、第2空気通路に形成し、車室内の運
転席側と助手席側とにそれぞれ吹き出させていたが、こ
れに限定されることはなく、他の状態の異なる空調風
を、第1、第2空気通路に形成し、車室内の所定部位に
それぞれ吹き出させるようにしてもよい。例えば、第1
空気通路に内気、第2空気通路に外気を導入し、第1空
気通路から乗員足元に向けて空調風を吹き出し、第2空
気通路からフロントガラス内側に向けて空調風を吹き出
すものであってもよい。
【0041】また、上記実施形態では、車両用空調装置
に適用していたが、他の種々の空調装置に適用してもよ
い。
に適用していたが、他の種々の空調装置に適用してもよ
い。
【図1】本発明の車両用空調装置を示す全体構成図であ
る。
る。
【図2】本発明の第1の実施形態に係わる車両用空調装
置の要部拡大図である。
置の要部拡大図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】第2の実施形態における図3に相当する図であ
る。
る。
【図5】第3の実施形態に係わるエバポレータおよび補
助仕切り部材の斜視図である。
助仕切り部材の斜視図である。
【図6】(a)は第4の実施形態に係わる補助仕切り部
材の部分斜視図、(b)は(a)のA−A断面図、
(c)および(d)は、第5および第6の実施形態にお
ける、(b)に相当する図である。
材の部分斜視図、(b)は(a)のA−A断面図、
(c)および(d)は、第5および第6の実施形態にお
ける、(b)に相当する図である。
【図7】本発明者らが試作した空調装置の要部拡大図で
ある。
ある。
【図8】図2のB−B断面図である。
1…空調ケース、10…仕切り板(主仕切り部材)、1
01…第1空気通路、102…第2空気通路、6…エバ
ポレータ(熱交換器)、7…ヒータコア(熱交換器)、
61…冷媒チューブ(流体チューブ)、63…コルゲー
トフィン、63a…折り曲げ頂部、63b…切り起こし
部、C…間隙、11…補助仕切り部材、11a…板部
材。
01…第1空気通路、102…第2空気通路、6…エバ
ポレータ(熱交換器)、7…ヒータコア(熱交換器)、
61…冷媒チューブ(流体チューブ)、63…コルゲー
トフィン、63a…折り曲げ頂部、63b…切り起こし
部、C…間隙、11…補助仕切り部材、11a…板部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 貞彦 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 一端側に空気吸込部(3)、他端側に複
数の空気吹出部(9a〜9f)を備える空調ケース
(1)と、 前記空調ケース(1)内部を、第1空気通路(101)
と第2空気通路(102)とに仕切る主仕切り部材(1
0)と、 前記空調ケース(1)内部において、前記第1空気通路
(101)および前記第2空気通路(102)にまたが
って設けられ、前記空調ケース(1)内の空気を冷却ま
たは加熱する熱交換器(6、7)とを備え、 前記熱交換器(6、7)は、低温流体または高温流体が
内部を流れ、所定間隔を隔てて並列的に配置される複数
の流体チューブ(61)と、 前記複数の流体チューブ(61)相互間の間隙(C)に
設けられ、薄板を蛇行状に折り曲げ加工してなるコルゲ
ートフィン(63)とを備え、 前記コルゲートフィン(63)の折り曲げ頂部(63
a)が前記流体チューブ(61)に接合されており、 前記コルゲートフィン(63)には、斜めに切り起こし
た切り起こし部(63b)が一体に設けられており、 前記主仕切り部材(10)は、前記流体チューブ(6
1)と略直交するように配置され、 前記間隙(C)のうち、前記主仕切り部材(10)に対
応する部位に、補助仕切り部材(11a)を設け、この
補助仕切り部材(11a)により、前記間隙(C)を、
前記第1空気通路(101)と前記第2空気通路(10
2)とに仕切ることを特徴とする空調装置。 - 【請求項2】 一端側に空気吸込部(3)、他端側に複
数の空気吹出部(9a〜9f)を備える空調ケース
(1)と、 前記空調ケース(1)内部を、第1空気通路(101)
と第2空気通路(102)とに仕切る主仕切り部材(1
0)と、 前記空調ケース(1)内部において、前記第1空気通路
(101)および前記第2空気通路(102)にまたが
って設けられ、前記空調ケース(1)内の空気を冷却ま
たは加熱する熱交換器(6、7)とを備え、 前記熱交換器(6、7)は、低温流体または高温流体が
内部を流れ、所定間隔を隔てて並列的に配置される複数
の流体チューブ(61)と、 所定間隔を隔てて並列的に、かつ、前記複数の流体チュ
ーブ(61)にくし刺し状に配置される薄板状の複数の
プレートフィン(63)とを備え、前記主仕切り部材
(10)は、前記プレートフィン(63)と略直交する
ように配置され、 前記複数のプレートフィン(63)相互間の間隙(C)
のうち、前記主仕切り部材(10)に対応する部位に、
補助仕切り部材(11)を設け、この補助仕切り部材
(11a)により、前記間隙(C)を、前記第1空気通
路(101)と前記第2空気通路(102)とに仕切る
ことを特徴とする空調装置。 - 【請求項3】 前記補助仕切り部材(11)は、前記間
隙(C)に圧入固定されていることを特徴とする請求項
1または2に記載の空調装置。 - 【請求項4】 前記補助仕切り部材(11)は、前記間
隙(C)に挿入される複数の板部材(11a)の一端側
を一体に連結してなるくし歯形状に構成されていること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の
空調装置。 - 【請求項5】 一端側に空気吸込部(3)、他端側に複
数の空気吹出部(9a〜9f)を備える空調ケース
(1)と、 前記空調ケース(1)内部を、第1空気通路(101)
と第2空気通路(102)とに仕切る主仕切り部材(1
0)と、 前記空調ケース(1)内部において、前記第1空気通路
(101)および前記第2空気通路(102)にまたが
って設けられ、前記空調ケース(1)内の空気を冷却ま
たは加熱する熱交換器(6、7)とを備え、 前記熱交換器(6、7)は、低温流体または高温流体が
内部を流れ、所定間隔を隔てて並列的に配置される複数
の流体チューブ(61)と、 前記複数の流体チューブ(61)相互間の間隙(C)に
設けられ、薄板を蛇行状に折り曲げ加工してなるコルゲ
ートフィン(63)とを備え、 前記コルゲートフィン(63)の折り曲げ頂部(63
a)が前記流体チューブ(61)に接合されており、 前記主仕切り部材(10)は、前記流体チューブ(6
1)と略直交するように配置され、 前記コルゲートフィン(63)のうち、前記主仕切り部
材(10)に対応する部位(63A)を、貫通部のない
板形状に形成するとともに、前記対応する部位(63
A)以外の部位に、斜めに切り起こした切り起こし部
(63b)を一体に形成し、 前記対応する部位(63A)により、前記間隙(C)
を、前記第1空気通路(101)と前記第2空気通路
(102)とに仕切ることを特徴とする空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8414997A JPH10278547A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8414997A JPH10278547A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10278547A true JPH10278547A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13822458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8414997A Withdrawn JPH10278547A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10278547A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010274911A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Honda Motor Co Ltd | フロント・リア一体型hvacシステム |
US20110005708A1 (en) * | 2009-07-10 | 2011-01-13 | Keihin Corporation | Heat exchanger equipped with partitioning members for use in a vehicular air conditioning apparatus |
US20110005730A1 (en) * | 2009-07-10 | 2011-01-13 | Keihin Corporation | Vehicular air conditioning apparatus |
US20110088880A1 (en) * | 2009-10-15 | 2011-04-21 | Keihin Corporation | Heat exchanger for vehicular air conditioning apparatus |
US8662158B2 (en) | 2009-07-10 | 2014-03-04 | Keihin Corporation | Vehicular air conditioning apparatus |
WO2015182084A1 (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-03 | 株式会社デンソー | 熱交換器およびその製造方法 |
JP2017505417A (ja) * | 2014-02-28 | 2017-02-16 | 株式会社デンソー | 熱交換器用の挿入部品、およびそれを備える熱交換器 |
US9903670B2 (en) | 2014-02-28 | 2018-02-27 | Denso International America, Inc. | Insert for heat exchanger and heat exchanger having the same |
US9958195B2 (en) | 2015-08-31 | 2018-05-01 | Denso International America, Inc. | Heat exchanger having partition |
DE102021117749A1 (de) | 2021-07-09 | 2023-01-12 | Denso Automotive Deutschland Gmbh | Luftführendes Gehäuse mit Dichtungsanordnung eines Wärmetauschers |
-
1997
- 1997-04-02 JP JP8414997A patent/JPH10278547A/ja not_active Withdrawn
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010274911A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Honda Motor Co Ltd | フロント・リア一体型hvacシステム |
US10029536B2 (en) | 2009-05-29 | 2018-07-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Integrated front and rear HVAC system |
US8544528B2 (en) | 2009-07-10 | 2013-10-01 | Keihin Corporation | Heat exchanger equipped with partitioning members for use in a vehicular air conditioning apparatus |
US20110005708A1 (en) * | 2009-07-10 | 2011-01-13 | Keihin Corporation | Heat exchanger equipped with partitioning members for use in a vehicular air conditioning apparatus |
US20110005730A1 (en) * | 2009-07-10 | 2011-01-13 | Keihin Corporation | Vehicular air conditioning apparatus |
JP2011016524A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Keihin Corp | 車両用空調装置 |
US8662158B2 (en) | 2009-07-10 | 2014-03-04 | Keihin Corporation | Vehicular air conditioning apparatus |
US20110088880A1 (en) * | 2009-10-15 | 2011-04-21 | Keihin Corporation | Heat exchanger for vehicular air conditioning apparatus |
US8397795B2 (en) | 2009-10-15 | 2013-03-19 | Keihin Corporation | Heat exchanger for vehicular air conditioning apparatus |
JP2011085381A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Keihin Corp | 車両用空調装置に用いられる熱交換器 |
JP2017505417A (ja) * | 2014-02-28 | 2017-02-16 | 株式会社デンソー | 熱交換器用の挿入部品、およびそれを備える熱交換器 |
US9903670B2 (en) | 2014-02-28 | 2018-02-27 | Denso International America, Inc. | Insert for heat exchanger and heat exchanger having the same |
US9903658B2 (en) | 2014-02-28 | 2018-02-27 | Denso International America, Inc. | Insert for heat exchanger and heat exchanger having the same |
US10274258B2 (en) | 2014-02-28 | 2019-04-30 | Denso International America, Inc. | Insert for heat exchanger |
WO2015182084A1 (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-03 | 株式会社デンソー | 熱交換器およびその製造方法 |
US9958195B2 (en) | 2015-08-31 | 2018-05-01 | Denso International America, Inc. | Heat exchanger having partition |
DE102021117749A1 (de) | 2021-07-09 | 2023-01-12 | Denso Automotive Deutschland Gmbh | Luftführendes Gehäuse mit Dichtungsanordnung eines Wärmetauschers |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7931075B2 (en) | Air conditioner | |
JP2970490B2 (ja) | 自動車用空調装置 | |
JP3804152B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH11157322A (ja) | 自動車用空調装置 | |
JPH11115460A (ja) | 自動車の暖房または空調装置 | |
JP2005199978A (ja) | 車両用空調装置 | |
US20080061159A1 (en) | Electrical heater and vehicle air conditioner | |
JP2010155497A (ja) | 車両用空調装置 | |
US20080083241A1 (en) | Air conditioning apparatus for vehicle | |
JP4450212B2 (ja) | 空調装置 | |
JP2000238524A (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH10278547A (ja) | 空調装置 | |
JP3774961B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
US20070158047A1 (en) | Air conditioner for vehicle | |
JP3232913B2 (ja) | 自動車用空調装置 | |
JPH1111135A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP3873433B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2006021624A (ja) | 冷凍装置 | |
JP2003080921A (ja) | 送風装置および車両用空調装置 | |
JP2001030745A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP4228981B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2000177359A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2006213232A (ja) | 空調装置 | |
JPH11198636A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2000071745A (ja) | 車両用空調装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |