JP4892238B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP4892238B2
JP4892238B2 JP2005514849A JP2005514849A JP4892238B2 JP 4892238 B2 JP4892238 B2 JP 4892238B2 JP 2005514849 A JP2005514849 A JP 2005514849A JP 2005514849 A JP2005514849 A JP 2005514849A JP 4892238 B2 JP4892238 B2 JP 4892238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
scroll compressor
fixed scroll
orbiting scroll
orbiting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005514849A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2005038254A1 (ja
Inventor
敬 森本
義幸 二上
鶸田  晃
力 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2005514849A priority Critical patent/JP4892238B2/ja
Publication of JPWO2005038254A1 publication Critical patent/JPWO2005038254A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4892238B2 publication Critical patent/JP4892238B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/0021Systems for the equilibration of forces acting on the pump
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C27/00Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C27/005Axial sealings for working fluid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

本発明は、業務用または家庭用、あるいは乗り物用の冷凍空調、あるいはヒートポンプ式の給湯システムなどに用いられるスクロール圧縮機に関するものである。
従来、この種のスクロール圧縮機は、固定スクロールと旋回スクロールの鏡板との対向面に環状のシール部と前記シール部の外側に位置する環状の凹部とを設けた構成をとっていた(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来のスクロール圧縮機を示すものである。図6に示すように、固定スクロール202の渦巻き状のラップ221b外まわりにある、旋回スクロール(図示せず)の鏡板との対向面に、渦巻き状のラップ221bの最外周の内壁面215a〜215dから外方へ内壁面215a〜215dにほぼ沿った外壁面221cを持つように広がり旋回スクロールの鏡板と摺接する環状のシール部213と、シール部213の外側に位置する環状の凹部214から構成されている。
特開2001−355584号公報
しかしながら、前記従来の構成では、旋回スクロールに背圧を印加していても環状の凹部214には同じ背圧が作用し、結果として背圧力が減少する方向に働く。したがって、所定の背圧力を印加していても、スクロール圧縮機の運転条件によっては旋回スクロールの背圧力が低下しやすい構成となっていた。近年の冷凍空調機器の高効率化に伴い、スクロール圧縮機が低圧縮比で運転されることが非常に多くなってきており、このような運転条件下で旋回スクロールが固定スクロール202から引き離され、転覆しながら運転されるという課題を有していた。また、ヒートポンプ式の給湯システムなどに用いられるスクロール圧縮機においては、給湯条件によっては冷凍空調機器で運転される圧縮比より大幅に低い圧縮比で運転され、旋回スクロールが固定スクロール202から引き離される現象がより顕著に見られるようになってきている。
したがって本発明は、前記従来の課題を解決するもので、低圧縮比運転下で旋回スクロールの転覆現象を抑制しつつ、スラスト部での摺動損失を低減して、高効率なスクロール圧縮機を提供するとともに、信頼性の高いスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
本発明のスクロール圧縮機は、低圧縮比運転下では圧縮効率および冷媒循環量の向上、高圧縮比運転下では機械効率向上を実現することができ、冷凍空調機器の高効率化および高信頼性化を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態によるスクロール圧縮機は、渦巻き状のラップを有する固定スクロールと、鏡板および渦巻き状のラップを有する旋回スクロールとは、互いにラップ同士を内側にして噛み合うとともに、旋回スクロールは自転を阻止された状態で旋回運動し、旋回スクロールが旋回運動する際のスラスト力は、旋回スクロールの背面に印加する背圧力により鏡板と固定スクロールとの間の摺動面で支持されるスクロール圧縮機であって、固定スクロールの渦巻き状のラップ外まわりにある旋回スクロールの鏡板との対向面に、固定スクロールの渦巻き状のラップの最外周の内壁面から外方へ該内壁面にほぼ沿った外壁面を持つように広がり旋回スクロールの鏡板と摺接する略環状シール部と、この略環状シール部の外側に位置する略環状凹部と、この略環状凹部と独立した形態で固定スクロールの吸入口に連通する袋小路状の凹部とを形成し、略環状シール部が、固定スクロールの渦巻き状のラップと、固定スクロールの渦巻き状のラップの巻き終わり端の延長部とによって構成され、凹部を略環状シール部に設けたものである。本実施の形態によれば、凹部には従来、背圧を印加するための高圧あるいは高圧と低圧の中間圧力が作用していたものが、低圧の吸入圧力が作用することになり、凹部に相当する面積分が旋回スクロールの背圧力を高める方向に作用し、低圧縮比運転下で背圧力が低下傾向にある運転条件下においても旋回スクロールの転覆現象を抑制することができる。また凹部が形成されているために、必要な略環状シール部を確保しつつスラスト部での摺動面積を小さく構成することができるので、摺動損失を低減することができ、低圧縮比運転下では圧縮効率向上、高圧縮比運転下では機械効率向上および高信頼性化を実現することができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるスクロール圧縮機において、延長部の内壁面を固定スクロールの渦巻き状のラップに連続する曲線で形成したものである。本実施の形態によれば、固定スクロールの渦巻き状のラップに連続する曲線の形態により、その延長部分が吸入行程の通路として用いられたり、あるいは圧縮行程の一部に用いられたりすることがあり、2つの圧縮室で閉じ込み容積が異なったように運転される場合が生じる。このような場合は、圧縮室間の圧力アンバランスが発生しやすく、低圧縮比運転下で旋回スクロールの転覆現象が加速される恐れがあった。しかしながら本形態をとることにより、旋回スクロールの転覆現象を抑制することができ、圧縮機効率の向上を実現することが可能となる。
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態によるスクロール圧縮機において、略環状シール部に凹部より溝幅が狭い細溝部を設け、この細溝部を凹部に連通したものである。本実施の形態によれば、固定スクロールの渦巻き状のラップが、その巻き終わり端から旋回スクロールの渦巻き状のラップの巻き終わり端近くまで延びている場合、略環状シール部のシール長は少なくなり、吸入口に連通する凹部の形成が寸法上制約されてくる。凹部と細溝部を2つ形成しさらにこれらを連通させることにより、旋回スクロールの鏡板の角度の大部分に吸入圧力を作用させることができるようになり、旋回スクロールの転覆現象をさらに効率的に抑制することができる。
本発明の第4の実施の形態は、第3の実施の形態によるスクロール圧縮機において、凹部の深さより細溝部の深さが小さい構成としたものである。本実施の形態によれば、細溝部を加工する際の加工抵抗を低減することができ、工具破損防止の加工速度減を行わなくてよい。
本発明の第5の実施の形態は、第1の実施の形態によるスクロール圧縮機において、固定スクロールおよび旋回スクロールの渦巻き状のラップなどにより決定される設計圧縮比より小さい圧縮比で運転されるものである。本実施の形態によれば、旋回スクロールの転覆現象を抑制することが運転範囲内での圧縮機効率の高め、安定化を困難にするスクロール圧縮機においても高効率化を実現することが可能となり、近年の高効率冷凍空調機器で、低圧縮比下で運転されることが多くなったスクロール圧縮機においても、さらなる高効率化が実現できる。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第5の実施の形態によるスクロール圧縮機において、冷媒を、高圧冷媒、例えば二酸化炭素としたものである。本実施の形態によれば、旋回スクロールの背圧力が過大となりスラスト摺動部での摺動損失が増大する傾向にあるスクロール圧縮機においても、摺動損失増加を抑制することができる。また、冷媒に二酸化炭素を用いたヒートポンプ給湯システムなどでは、システムの特性上非常に低い圧縮比でスクロール圧縮機が運転される場合があり、そのような使用条件下においても高効率なスクロール圧縮機を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施例によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の第1の実施例におけるスクロール圧縮機の要部である固定スクロールの平面図であり、図2は、図1に示すスクロール圧縮機の要部拡大縦断面図であり、図3は、本発明の第1の実施例におけるスクロール圧縮機の縦断面図である。
図1及び図2において、本実施例のスクロール圧縮機では、固定スクロール12の渦巻き状のラップ12b外まわりにある旋回スクロール13の鏡板13aとの対向面12cに、固定スクロール12の渦巻き状のラップ12bの最外周の内壁面101から外方へこの内壁面101にほぼ沿った固定スクロール12の外壁面102を持つように広がり旋回スクロール13の鏡板13aと摺接する略環状シール部108と、この略環状シール部108の外側に位置する略環状凹部105と、この略環状凹部105と独立した形態で固定スクロール12の吸入口17に連通する凹部104(図1の網掛け表示部分)とを形成した構成となっている。
以上のように構成されたスクロール圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
本実施例のスクロール圧縮機では、図1、図2及び図3に示すように、固定スクロール12の鏡板12aから立ち上がるラップ12bと旋回スクロール13の鏡板13aから立ち上がる渦巻き状のラップ13bとを噛み合わせて双方間に圧縮室15を形成し、旋回スクロール13を自転規制機構14による自転の規制のもとに円軌道に沿って旋回させたとき、圧縮室15が容積を変えながら移動することで吸入、圧縮、吐出を行う。このとき旋回スクロール13は、その背面、特に外周部に所定の背圧が印加されて、固定スクロール12から離れて転覆するようなことなく、吸入、圧縮、吐出を安定に行う。
圧縮室15は、図示の場合、複数形成され、固定スクロール12及び旋回スクロール13の外周側から中央に移動しながら容積が小さくなり、固定スクロール12の外周部に設けられている吸入口17から冷媒を吸入して中央に移動しながら次第に圧縮し、固定スクロール12の中央部に設けられた吐出口18を通じて吐出する。吐出口18にはリード弁19が設けられ、圧縮される冷媒が所定の圧力以上になる都度開いて吐出させることにより冷媒の吐出圧を保証している。
背圧は、冷凍空調機や冷凍機にスクロール圧縮機を用いる場合の一例として、旋回スクロール13の中央部背面に設けた背圧室29に供給する潤滑用のオイル6の供給圧によって、印加するようにしている。しかしながら本発明はこれに限られることはない。スクロール圧縮機の用途や動作形式などの違いによって他の背圧流体を用いることができる。
上記背圧を保証するため、図1及び図2に示すように、固定スクロール12における鏡板12aのラップ12b外まわりにある、旋回スクロール13の鏡板13aとの対向面12cに、ラップ12bの最外周の内壁面101から外方へラップ12bの内壁面101にほぼ沿った外壁面102を持つように広がり旋回スクロール13の鏡板13aと摺接する略環状シール部108と、略環状シール部108の外側に位置する略環状凹部105と、略環状凹部105と独立した形態で固定スクロール12の吸入口17に連通する凹部104とを形成してある。具体的に、凹部104は機械加工により構成されていたり、固定スクロール12の素材段階で鋳抜きの状態で構成されていたり、あるいは鋳抜きと機械加工を合わせた状態で構成されていたりする。
上記構成によると、スクロール圧縮機が前記吸入、圧縮、吐出を行うのに伴い、略環状シール部108は、図1に示すように、固定スクロール12のラップ12bの内壁面101から外方へシールに必要な距離を保ち且つ広がりをもって形成される。そして、固定スクロール12の吸入口17に連通する凹部104は、常に吸入圧力が作用する構成であり、凹部104に対接する旋回スクロール13の鏡板13aの部分には、吸入圧力と印加背圧の差圧により、固定スクロール12に押さえつけられる力が作用する。
これらの結果、旋回スクロール13の背圧力が高められ、低圧縮比運転下においても旋回スクロール13の転覆現象を抑制することができる。また凹部104が形成されているために、必要な略環状シール部108を確保しつつスラスト部での摺動面積を小さく構成することができ、摺動損失を低減することができる。
本実施例では凹部104は比較的複雑な形状をとっているが、直線的で加工が容易な形状をとっても同等の効果が期待できる。
固定スクロール12に設けられた背圧側と圧縮室15の低圧側との間を繋ぐ連絡路10の途中に、背圧側が所定の中間圧を越えたときに、背圧流体を低圧側に逃がす背圧調整機構9を有し、連絡路10は略環状凹部105にて背圧側に開口している。これにより、連絡路10は背圧側に対して略環状凹部105を介し常時通じるので、背圧調整機構9による背圧の調整が中断しないし、背圧流体は所定より高圧になる都度圧縮室15の低圧側に逃がされるので、背圧流体がオイル6であると圧縮室15まわりの摺動部の潤滑とシールに役立ち、スクロール圧縮機の性能が向上しかつ安定する。
さらに、本実施例のスクロール圧縮機は、冷凍サイクル機器と接続されて密閉容器1内に設けたいわゆる密閉型スクロール圧縮機の場合の一例であり、主としてメンテナンスフリーな使用がなされる。また、縦向きに設置される場合を示しているが、横向きに設置される場合もある。
一方、スクロール圧縮機は、図3に示すように密閉容器1内の上部に設けられ、クランク軸4の上向きな一端部を支持する主軸受部材11によって固定されている。主軸受部材11は、密閉容器1の内周に焼き嵌めや溶接によって取り付けられ、これに固定スクロール12がボルト止めなどして固定されている。旋回スクロール13は、主軸受部材11と固定スクロール12との間に挟み込まれて固定スクロール12と噛み合い、相互間に圧縮室15を形成している。旋回スクロール13と主軸受部材11との間に、オルダムリングが自転規制機構14として設けられ、主軸受部材11との間で旋回スクロール13の自転を拘束する。なお、自転規制機構14は既に知られまた以降提供される他の形式の部材や機構を採用することができる。
密閉容器1内には、電動機3も設けられ、スクロール圧縮機を駆動するようにしている。電動機3は、密閉容器1の内周に焼き嵌めや溶接などして固定された固定子3aと、固定子3aの内側に位置する回転子3bとを備え、回転子3bはクランク軸4に固定されている。クランク軸4は、固定子3aに固定し、下方に伸び、密閉容器1の内周に溶接して固定された、副軸受部材21により軸受されている。
クランク軸4の上向きの一端にある偏心した偏心軸部4aが、旋回スクロール13に嵌合しており、クランク軸4が電動機3により駆動されると、自転規制機構14と協働して、旋回スクロール13を所定の円軌道に沿って旋回させる。
クランク軸4の下向きの他端には、ポンプ25が設けられ、スクロール圧縮機と同時に駆動される。これによりポンプ25は、密閉容器1の底部に設けられたオイル溜め20にあるオイル6を吸い上げて、クランク軸4内を通縦しているオイル供給穴26を通じて背圧室29に供給する。このときの供給圧は、スクロール圧縮機の吐出圧とほぼ同等であり、旋回スクロール13の外周に対する背圧源ともなる。これにより、旋回スクロール13は、圧縮によっても固定スクロール12から離れたり転覆したりするようなことはなく、所定の圧縮機能を安定して発揮する。
背圧室29に供給されるオイル6の一部は、供給圧や自重によって逃げ場を求めるようにして、偏心軸部4aと、旋回スクロール13の嵌合部と、クランク軸4と主軸受部材11との間の軸受部66とに進入して、それぞれの部分を潤滑した後落下し、オイル溜め20へ戻る。また、背圧室29に供給されるオイル6の別の一部は、通路54を通って、固定スクロール12と旋回スクロール13との噛み合わせによる摺動部と、旋回スクロール13の外周部まわりにあって自転規制機構14が位置している環状空間8とに分岐して進入し、前記噛み合わせによる摺動部および自転規制機構14の摺動部を潤滑するのに併せ、環状空間8にて旋回スクロール13の背圧を印加する。
環状空間8に進入するオイル6は、絞り57での絞り作用によって、前記背圧と圧縮室15の低圧側との圧力の中間となる中圧に設定される。環状空間8は背圧室29の高圧側との間が環状仕切帯78によってシールされていて、進入してくるオイルが充満するにつれて圧力を増し所定の圧力を越えると、背圧調整機構9が作用して圧縮室15の低圧側に戻され進入する。このオイル6の進入は所定の周期で繰り返され、この繰り返しのタイミングは前記吸収、圧縮、吐出の繰り返しサイクル、絞り57による減圧設定と背圧調整機構9での圧力設定との関係、の組み合わせによって決まり、固定スクロール12と旋回スクロール13との噛み合せによる摺動部への意図的な潤滑となる。この意図的な潤滑は、前記したように連絡路10の略環状凹部105への開口によって常時保証される。吸入口17へと供給されたオイル6は、旋回スクロール13の旋回運動とともに圧縮室15へと移動し、圧縮室15間の漏れ防止に役立っている。
圧縮機構2から吐出される冷媒は、図3の破線で示す冷媒ガス27のように流れ、圧縮機構2上にボルト止めなどされたマフラー77内に入って後、圧縮機構連通路32を通じて圧縮機構2の下に回り、電動機3の回転子3bを通って旋回しながら電動機3の下に至り、オイル6を遠心分離して振り落としオイル溜め20に戻す。オイル6を分離した冷媒は、電動機3の固定子3aを通って電動機3上に達した後、別の圧縮機構連通路43を通じてマフラー77上に至り、外部吐出口39から密閉容器1外に吐出され冷凍サイクルに供給される。そして、冷凍サイクルを経た冷媒は、密閉容器1の吸入パイプ16に戻り吸入口17から圧縮室15に吸入され、以降同じ動作を繰り返す。
図1及び図2を用いて、本発明の第2の実施例におけるスクロール圧縮機について説明する。
本実施例のスクロール圧縮機では、固定スクロール12のラップ12bが、その巻き終わり端から旋回スクロール13のラップ13bの巻き終わり端近くまで延びていて、その延長部の内壁面は固定スクロール12のラップ12bに連続する曲線106で形成される構成となっている。
本実施例のスクロール圧縮機の場合、連続する曲線106の種類により、その延長部が吸入行程の通路として用いられたり、あるいは圧縮行程の一部に用いられたりすることが可能となる。後者の場合の例としては、連続する曲線106と旋回スクロール13のラップ13bの巻き終わり付近での隙間が微少に設定されており、スクロール圧縮機の運転速度に応じて圧縮室15の容積を擬似的に変化させて運転する場合等が挙げられる。
このような場合では、2つの圧縮室15で閉じ込み容積が異なったように運転されることになり、固定スクロール12のラップ12bの内壁面101で囲む側の圧縮室15と、この圧縮室15と対で形成される旋回スクロール13のラップ13bの内壁面で囲む側の圧縮室15とで、吸入終了時点の閉じ込み容積が異なってくる。すなわち、固定スクロール12のラップ12bの内壁面101で囲む側の圧縮室15の方が、閉じ込み容積としては大きくなる。この状態では、圧縮行程が進むにつれて圧縮室15間の圧力アンバランスが発生し、旋回スクロール13を固定スクロール12から引き離そうとする転覆モーメントが発生する結果となり、低圧縮比運転下で旋回スクロール13の転覆現象が加速される恐れがある。
しかしながら、第1の実施例と同様に、本実施例のスクロール圧縮機においても、旋回スクロール13の印加背圧が上昇して転覆現象を抑制することができるので、運転速度に応じて圧縮室15の容積を擬似的に変化させて運転することが可能となり、高効率のスクロール圧縮機を提供することができる。
また、固定スクロール12のラップ12bに連続する曲線が、固定スクロール12のラップ12bを形成する曲線と同一である場合は、運転速度とは無関係に、常に2つの圧縮室15で閉じ込み容積が異なった状態で運転される。したがって、低速運転時においても圧縮室15間の圧力アンバランスが常に発生することとなり、旋回スクロール13の転覆現象はさらに加速される方向となる。
しかしながら、本実施例のスクロール圧縮機により、旋回スクロール13への背圧印加力が小さい低速運転時から安定して転覆現象を抑制することが可能となるので、常に2つの圧縮室15で閉じ込み容積が異なった状態で運転して吸入部での圧縮損失を最小に抑えることが可能となり、高効率化が図られる。
本発明の第3の実施例におけるスクロール圧縮機について説明する。図4は、本発明の第3の実施例におけるスクロール圧縮機の要部である固定スクロールの平面図である。
図4に示すように、本実施例のスクロール圧縮機では、略環状シール部108に、旋回スクロール13のラップ13bの巻き終わり端近くまで延びる細溝部107を設け、この細溝部107を固定スクロール12の吸入口17に連通する凹部104に連通した構成としている。即ち、細溝部107には吸入圧が作用し、略環状シール部108の大部分の角度範囲で吸入圧力が回り込む構成となっている。
したがって本実施例のスクロール圧縮機によれば、旋回スクロール13の鏡板13aの大部分に、吸入圧力を作用させることができるようになり、一部の角度区間の背圧印加力を強めるのではなく、大部分の角度範囲で背圧印加力を強めることが可能となる。これらのことから旋回スクロール13の転覆現象をさらに効率的に抑制することができる。
なお、固定スクロール12のラップ12bが、その巻き終わり端から旋回スクロール13のラップ13bの巻き終わり端近くまで延びている場合、略環状シール部108のシール長は少なくなり、吸入口17に連通する凹部104の形成が寸法上制約されてくる。このような場合、凹部104と細溝部107を2つ形成し、さらにこれらを連通させることにより、構成上の制約を回避することができる。
ところで、本実施例の具体的な例として、凹部104が固定スクロール12の素材段階で鋳抜きにより既に形成され、細溝部107は鋳抜きの凹部104に連通するように機械加工される構成の場合等が挙げられる。
しかしながら、図5に示す他の実施例におけるスクロール圧縮機の固定スクロールのように、細溝部107が凹部104とほぼ一体に形成されている構成の場合もあり、この場合はすべてが機械加工あるいは素材段階の鋳抜きで構成されたり、あるいは鋳抜きと機械加工を合わせた形で構成されたりする。いずれの構成の場合も、本実施例と同等の効果を奏する。
図4を用いて、本発明の第4の実施例におけるスクロール圧縮機について説明する。
図4に示す本実施例のスクロール圧縮機では、略環状シール部108において、凹部104内壁面と固定スクロール12の内壁面101とのシール長さ、あるいは、細溝部107と固定スクロール12の内壁面101とのシール長さをSとした場合、その長さSは、固定スクロール12のラップ厚さをtとしたとき、t/4≦S≦3tの関係で構成されている。
即ち、固定スクロール12のラップ厚さはtであり、圧縮室15間の必要シール長さとしては必要十分なシール長さということができるが、略環状シール部108においては圧縮室15の圧力はさほど上昇しておらず、シール必要圧力差としては圧縮室15内より少なくて良い。t/4以上のシール長さがある場合、圧縮室15から吸入圧力が作用する凹部104あるいは細溝部107への漏れは、影響のない程度に抑えられることを実験的に確認している。しかしながら、シール部の面精度が悪い場合、例えば旋回スクロール13の鏡板13aの面精度が悪い場合等は、シール長さはt/4以上にする必要がある。
一方、シール長さとしては3t以下にすることが、シール性能確保および背圧印加力向上の観点から好適であるといえる。従って、固定スクロール12の略環状シール部108のシール長さをt/4以上から3t以下の範囲に構成することにより、必要最低限のシール長さを確保しつつ吸入に連通する凹部あるいは細溝部を最大限大きく構成することが可能となる。
以上のように、本実施例のスクロール圧縮機では、略環状シール部108のシール長さを規定することにより、圧縮室15からの漏れを抑制した上で旋回スクロール13の転覆現象を効果的に抑制することができる。
また、圧縮室15の圧力上昇度合いを考慮に入れた場合は、シール必要圧力差は旋回スクロール13のラップ13bの巻き終わり端の方向にいくにしたがって漸次小さくなるため、本実施例のスクロール圧縮機において、凹部104内壁面と固定スクロール12の内壁面106とのシール長さ、あるいは、細溝部107と固定スクロール12の内壁面106とのシール長さを、旋回スクロール13のラップ13bの巻き終わり端の方向にいくにしたがって漸次小さくする構成とすることで、上記効果をさらに高めることができる。
図1及び図2を用いて、本発明の第5の実施例におけるスクロール圧縮機について説明する。
本実施例のスクロール圧縮機では、固定スクロール12の吸入口17に連通する凹部104の深さ104hは、固定スクロール12のラップ高さ(即ちラップ溝深さ)112hをHmmとしたとき、0.1mm以上H/3mm以下とする。
すなわち、0.1mm以上とすることにより、旋回スクロール13の摺動面において背圧流体であるオイル6などによって生じる粘性損失を防ぐことができ、H/3mm以下に抑えることにより、固定スクロール12のラップ12bの強度やラップ12bの剛性不足による加工精度低下の問題を回避することができる構成となっている。
本実施例のスクロール圧縮機により、スラスト部での摺動面積を抑えられ、粘性損失を最小限に抑制し、固定スクロール12のラップ12bの加工精度低下に起因する圧縮損失の増大も抑制することができる。
また図4に示す実施例のスクロール圧縮機においても、固定スクロール12の吸入口17に連通する凹部104の深さ104hを、固定スクロール12のラップ高さ(即ちラップ溝深さ)112hをHmmとしたとき、0.1mm以上H/3mm以下とすることが好ましい。またこの場合、細溝部107の深さについても固定スクロール12のラップ高さ(即ちラップ溝深さ)112hをHmmとしたとき、0.1mm以上H/3mm以下とすることが好ましい。
なお、上記実施例のスクロール圧縮機において、固定スクロール12の吸入口17に連通する凹部104の深さより細溝部107の深さを小さく構成することにより、細溝部107を加工する際の加工抵抗を低減することができ、工具破損防止の加工速度減を行う必要がなくなり、加工生産速度を高めることができる。
本発明の第6の実施例のスクロール圧縮機は、固定スクロール12および旋回スクロール13のラップ12b,13bなどにより決定される設計圧縮比より小さい圧縮比で運転される第1から第5の実施例のスクロール圧縮機である(図示せず)。
家庭用の冷凍空調機器などに用いられるスクロール圧縮機の場合、運転頻度が高い圧縮比として概ね1.5から4.0程度である場合が多く、運転速度可変タイプのスクロール圧縮機の多くはラップ12b,13bなどにより決定される設計圧縮比として、おおよそ1.8から3.0程度に設定されていることが多い。業務用などの空調機器の場合はこの限りではなく、設計圧縮比としてはさらに大きくとられている場合もある。運転圧縮比が1.5から2.0程度の範囲で旋回スクロール13が転覆する現象を抑制しようとした場合、旋回スクロール13の背圧力を高める必要が生じるが、このような設定では多くの場合、高圧縮比領域(おおよそ圧縮比2.5以上)での背圧力過大に起因する摺動損失の増加が発生する。
第1から第5の実施例のスクロール圧縮機において、固定スクロール12および旋回スクロール13のラップ12a,13aなどにより決定される設計圧縮比より、小さい圧縮比(家庭用の冷凍空調機器などに用いられるスクロール圧縮機の場合、おおよそ1.8から3.0程度)で運転される本実施例のスクロール圧縮機であっても、旋回スクロール13の転覆現象を抑制することが可能となり、運転頻度が高い圧縮比領域において高効率化を実現することが可能となり、スクロール圧縮機が低圧縮比下で運転されることが多くなった近年の高効率冷凍空調機器においても、さらなる高効率化が実現できる。
本発明の第7の実施例のスクロール圧縮機は、冷媒を、高圧冷媒、例えば二酸化炭素としたものである(図示せず)。本実施例のスクロール圧縮機によれば、旋回スクロール13の背圧力が過大となり、スラスト摺動部での摺動損失が増大する傾向にあるスクロール圧縮機においても、摺動損失増加を抑制することができるとともに、環境にやさしい二酸化炭素を冷媒として使えるという利点がある。
また、冷媒に二酸化炭素を用いたヒートポンプ給湯システムなどでは、システムの特性上、非常に低い圧縮比(おおよそ1.5以下)でスクロール圧縮機が運転される場合があり、そのような使用条件下においても高効率なスクロール圧縮機を提供することができる。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、低圧縮比運転下では圧縮効率向上、高圧縮比運転下では機械効率向上を実現することができ、将来使用される新たな代替冷媒、新冷媒、自然冷媒等への適応も期待できる。
本発明の第1の実施例(及び第2の実施例)におけるスクロール圧縮機の要部である固定スクロールの平面図 図1に示すスクロール圧縮機の要部拡大縦断面図 本発明の第1の実施例におけるスクロール圧縮機の縦断面図 本発明の第3の実施例(及び第4の実施例)におけるスクロール圧縮機の要部である固定スクロールの平面図 本発明の他の実施例におけるスクロール圧縮機の要部である固定スクロールの平面図 従来のスクロール圧縮機の要部である固定スクロールの平面図
1 密閉容器
2 圧縮機構
3 電動機
3a 固定子
3b 回転子
4 クランク軸
6 オイル
9 背圧調整機構
12 固定スクロール
12a 鏡板
12b ラップ
13 旋回スクロール
13a 鏡板
13b ラップ
17 吸入口
20 オイル溜め
27 冷媒ガス
29 背圧室
57 絞り
78 環状仕切帯
101 内壁面
102 外壁面
103 シール部
104 凹部
105 凹部
106 曲線
107 細溝部
108 略環状シール部
202 固定スクロール
204 旋回スクロール
213 シール部
214 凹部

Claims (6)

  1. 渦巻き状のラップを有する固定スクロールと、鏡板および渦巻き状のラップを有する旋回スクロールとは、互いに前記ラップ同士を内側にして噛み合うとともに、前記旋回スクロールは自転を阻止された状態で旋回運動し、前記旋回スクロールが旋回運動する際のスラスト力は、前記旋回スクロールの背面に印加する背圧力により前記鏡板と前記固定スクロールとの間の摺動面で支持されるスクロール圧縮機であって、
    前記固定スクロールの渦巻き状のラップ外まわりにある前記旋回スクロールの鏡板との対向面に、
    前記固定スクロールの渦巻き状のラップの最外周の内壁面から外方へ該内壁面にほぼ沿った外壁面を持つように広がり前記旋回スクロールの鏡板と摺接する略環状シール部と、前記略環状シール部の外側に位置する略環状凹部と、前記略環状凹部と独立した形態で前記固定スクロールの吸入口に連通する袋小路状の凹部とを形成し、
    前記略環状シール部が、前記固定スクロールの渦巻き状のラップと、前記固定スクロールの渦巻き状のラップの巻き終わり端の延長部とによって構成され、
    前記凹部を前記略環状シール部に設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記延長部の内壁面を前記固定スクロールの渦巻き状のラップに連続する曲線で形成したことを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記略環状シール部に前記凹部より溝幅が狭い細溝部を設け、前記細溝部を前記凹部に連通したことを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  4. 前記凹部の深さより前記細溝部の深さが小さい構成としたことを特徴とする請求項3に記載のスクロール圧縮機。
  5. 前記固定スクロールおよび前記旋回スクロールの渦巻き状のラップなどにより決定される設計圧縮比より小さい圧縮比で運転されることを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  6. 冷媒を、高圧冷媒、例えば二酸化炭素としたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のスクロール圧縮機。
JP2005514849A 2003-10-17 2004-10-14 スクロール圧縮機 Expired - Fee Related JP4892238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005514849A JP4892238B2 (ja) 2003-10-17 2004-10-14 スクロール圧縮機

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003357706 2003-10-17
JP2003357706 2003-10-17
JP2004039421 2004-02-17
JP2004039421 2004-02-17
PCT/JP2004/015550 WO2005038254A2 (ja) 2003-10-17 2004-10-14 スクロール圧縮機
JP2005514849A JP4892238B2 (ja) 2003-10-17 2004-10-14 スクロール圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2005038254A1 JPWO2005038254A1 (ja) 2007-01-11
JP4892238B2 true JP4892238B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=34467773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005514849A Expired - Fee Related JP4892238B2 (ja) 2003-10-17 2004-10-14 スクロール圧縮機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7229261B2 (ja)
JP (1) JP4892238B2 (ja)
KR (1) KR101166582B1 (ja)
WO (1) WO2005038254A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016031277A1 (ja) * 2014-08-28 2016-03-03 サンデンホールディングス株式会社 スクロール型流体機械
WO2021157332A1 (ja) 2020-02-05 2021-08-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 スクロール圧縮機

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101280915B1 (ko) * 2008-05-30 2013-07-02 에머슨 클리메이트 테크놀로지즈 인코퍼레이티드 용량조절 시스템을 가진 압축기
US7967582B2 (en) * 2008-05-30 2011-06-28 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor having capacity modulation system
CN102089523B (zh) 2008-05-30 2014-01-08 艾默生环境优化技术有限公司 具有容量调节系统的压缩机
CN102418698B (zh) 2008-05-30 2014-12-10 艾默生环境优化技术有限公司 具有包括活塞致动的输出调节组件的压缩机
CN102149921B (zh) * 2008-05-30 2014-05-14 艾默生环境优化技术有限公司 一种具有容量调节系统的压缩机
US7976296B2 (en) * 2008-12-03 2011-07-12 Emerson Climate Technologies, Inc. Scroll compressor having capacity modulation system
JP5201113B2 (ja) * 2008-12-03 2013-06-05 株式会社豊田自動織機 スクロール型圧縮機
US7988433B2 (en) 2009-04-07 2011-08-02 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor having capacity modulation assembly
US8616014B2 (en) 2009-05-29 2013-12-31 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor having capacity modulation or fluid injection systems
US8568118B2 (en) * 2009-05-29 2013-10-29 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor having piston assembly
US8517703B2 (en) * 2010-02-23 2013-08-27 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor including valve assembly
CN102384083B (zh) * 2010-09-03 2016-01-20 松下电器产业株式会社 涡旋式压缩机
JP5083401B2 (ja) * 2010-11-01 2012-11-28 ダイキン工業株式会社 スクロール型圧縮機
US9267501B2 (en) 2011-09-22 2016-02-23 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor including biasing passage located relative to bypass porting
US9249802B2 (en) 2012-11-15 2016-02-02 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor
US9651043B2 (en) 2012-11-15 2017-05-16 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor valve system and assembly
US9435340B2 (en) 2012-11-30 2016-09-06 Emerson Climate Technologies, Inc. Scroll compressor with variable volume ratio port in orbiting scroll
US9127677B2 (en) 2012-11-30 2015-09-08 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor with capacity modulation and variable volume ratio
JP6386750B2 (ja) * 2014-03-05 2018-09-05 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 スクロール圧縮機
US9739277B2 (en) 2014-05-15 2017-08-22 Emerson Climate Technologies, Inc. Capacity-modulated scroll compressor
US9989057B2 (en) 2014-06-03 2018-06-05 Emerson Climate Technologies, Inc. Variable volume ratio scroll compressor
US9790940B2 (en) 2015-03-19 2017-10-17 Emerson Climate Technologies, Inc. Variable volume ratio compressor
US10378540B2 (en) 2015-07-01 2019-08-13 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor with thermally-responsive modulation system
CN207377799U (zh) 2015-10-29 2018-05-18 艾默生环境优化技术有限公司 压缩机
US10801495B2 (en) 2016-09-08 2020-10-13 Emerson Climate Technologies, Inc. Oil flow through the bearings of a scroll compressor
US10890186B2 (en) 2016-09-08 2021-01-12 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor
US10753352B2 (en) 2017-02-07 2020-08-25 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor discharge valve assembly
US11022119B2 (en) 2017-10-03 2021-06-01 Emerson Climate Technologies, Inc. Variable volume ratio compressor
US10962008B2 (en) 2017-12-15 2021-03-30 Emerson Climate Technologies, Inc. Variable volume ratio compressor
WO2019207783A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機及びその製造方法
US10995753B2 (en) 2018-05-17 2021-05-04 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor having capacity modulation assembly
US11656003B2 (en) 2019-03-11 2023-05-23 Emerson Climate Technologies, Inc. Climate-control system having valve assembly
US11221009B2 (en) * 2019-07-17 2022-01-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Scroll compressor with a lubrication arrangement
WO2022009390A1 (ja) 2020-07-09 2022-01-13 株式会社日立産機システム スクロール式気体機械
US11655813B2 (en) 2021-07-29 2023-05-23 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor modulation system with multi-way valve
US11846287B1 (en) 2022-08-11 2023-12-19 Copeland Lp Scroll compressor with center hub

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0134313B2 (ja) * 1982-12-17 1989-07-18 Hitachi Ltd
JPH01187388A (ja) * 1988-01-19 1989-07-26 Hitachi Ltd スクロール圧縮機
JP2001355584A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクロール圧縮機

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5773804A (en) * 1980-10-27 1982-05-08 Hitachi Ltd Scroll type hydraulic machine
JP2538130B2 (ja) * 1991-04-19 1996-09-25 松下電器産業株式会社 光ビ―ム半田付け方法
JPH06137281A (ja) * 1992-10-26 1994-05-17 Hitachi Ltd スクロール圧縮機
JP3132339B2 (ja) * 1995-06-19 2001-02-05 株式会社日立製作所 スクロール圧縮機
US5791887A (en) * 1996-10-17 1998-08-11 Scroll Technologies Scroll element having a relieved thrust surface
JP3747358B2 (ja) * 1999-06-23 2006-02-22 株式会社日立製作所 スクロール形流体機械の製作方法
JP3961176B2 (ja) * 1999-11-30 2007-08-22 松下電器産業株式会社 スクロール圧縮機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0134313B2 (ja) * 1982-12-17 1989-07-18 Hitachi Ltd
JPH01187388A (ja) * 1988-01-19 1989-07-26 Hitachi Ltd スクロール圧縮機
JP2001355584A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクロール圧縮機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016031277A1 (ja) * 2014-08-28 2016-03-03 サンデンホールディングス株式会社 スクロール型流体機械
JP2016048055A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 サンデンホールディングス株式会社 スクロール型流体機械
WO2021157332A1 (ja) 2020-02-05 2021-08-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 スクロール圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
KR20060097555A (ko) 2006-09-14
US7229261B2 (en) 2007-06-12
JPWO2005038254A1 (ja) 2007-01-11
WO2005038254A3 (ja) 2005-06-02
KR101166582B1 (ko) 2012-07-18
WO2005038254A2 (ja) 2005-04-28
US20060210416A1 (en) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4892238B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2011027076A (ja) スクロール圧縮機
JP5428522B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2008309078A (ja) スクロール圧縮機
JP2011085038A (ja) スクロール圧縮機
JP5304178B2 (ja) スクロール圧縮機
JP5061584B2 (ja) スクロール圧縮機
JP4604968B2 (ja) スクロール圧縮機
JP5786130B2 (ja) スクロール圧縮機
JP3560901B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2008002419A (ja) スクロール圧縮機
JP2010121577A (ja) スクロール圧縮機
JP2009052428A (ja) スクロール圧縮機
JP2006009640A (ja) スクロール圧縮機
JP5141432B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2007182870A (ja) スクロール圧縮機
JP2008267140A (ja) スクロール圧縮機
JP2009052462A (ja) スクロール圧縮機
JP5469612B2 (ja) ロータリ流体機械
JP2008121482A (ja) スクロール圧縮機
JP2009002223A (ja) スクロール圧縮機
JP2006214335A (ja) スクロール圧縮機
JP5229129B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2006070807A (ja) スクロール圧縮機
JP2007032294A (ja) スクロール圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4892238

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees