JP4891058B2 - トナー収容装置,及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
トナーコンテナは,内部に収容されたトナーを撹拌するために,可撓性の撹拌部材を具備している。該撹拌部材の一端部は,トナーコンテナ内に回転可能に保持された回転軸に固定されており,回転軸の回転によって,撹拌部材の先端部がトナーコンテナの内壁に摺接する。
そこで,トナーが殆ど存在しないトナーコンテナの蓋部側(上部側)においては,撹拌部材の先端部がトナーコンテナの内壁から離れるようにして,撹拌部材の塑性変形を防止していた。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,可撓性の撹拌部材の先端部がトナーコンテナの内壁から離れる際に生じる騒音の低減を可能としたトナー収容装置,及び画像形成装置を提供することにある。
(1)前記トナー収容手段内に設けられ,該トナー収容手段に対して回転可能に保持された回転軸,及び前記回転軸から該回転軸の径方向に突出し,前記回転軸の回転により前記現像剤中を進行して前記トナー収容手段の前記供給口上を通過するまでの間は前記トナー収容手段の内壁に圧接され,前記供給口を通過した後に前記内壁から離れる可撓性の撹拌部材を有してなる撹拌手段。
(2)前記撹拌部材が前記トナー収容手段の前記内壁から離れる前に,前記回転軸の回転速度を減速させ,前記撹拌部材が前記トナー収容手段の内壁から離れた後に前記回転軸の回転速度を回復させる回転軸駆動手段。
(1)前記トナー収容手段内に設けられ,該トナー収容手段に対して回転可能に保持された回転軸,及び前記回転軸から該回転軸の径方向に突出し,前記回転軸の回転により前記現像剤中を進行して前記トナー収容手段の前記供給口上を通過するまでの間は前記トナー収容手段の内壁に圧接され,前記供給口を通過した後に前記内壁から離れる可撓性の撹拌部材を有してなる撹拌手段。
(2)前記撹拌部材が前記トナー収容手段の前記内壁から離れる前に,前記回転軸の回転速度を減速させ,前記撹拌部材が前記トナー収容手段の内壁から離れた後に前記回転軸の回転速度を回復させる回転軸駆動手段。
ここに,図1は,本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体斜視図,図2は,本発明の実施形態に係るトナーコンテナの全体斜視図,図3は,トナーコンテナの内部を示す斜視図,図4は,トナーコンテナの断面図と現像手段の概略図,図5は,撹拌部材がトナーコンテナの内壁から離れる直前の状態を示すトナーコンテナの断面図,図6は,撹拌部材がトナーコンテナの内壁から離れた状態を示すトナーコンテナの断面図,図7は,撹拌部材がトナーコンテナの内壁に衝突した状態を示すトナーコンテナの断面図である。
該画像形成装置1は,内部に,画像の印刷に用いるトナー(現像剤の一例)を収容するトナーコンテナ2(トナー収容手段の一例)と,トナーコンテナ2から供給されたトナーを用い,印刷すべき画像を形成する現像手段とを備えている。
更に,トナーコンテナ2は,後述の撹拌部材と搬送スクリューをそれぞれ回転させる撹拌部材用歯車3とスクリュー用歯車4,及び両歯車3,4を駆動するためのモータ5を装備している。
一方,撹拌部材60は可撓性を有するポリエステルフィルムシート製である。該撹拌部材60は,略長方形状に形成されており,撹拌部材60の長手方向に沿った一端部側が,回転軸62の軸方向の両端部間に固定されている。撹拌部材60は,回転軸62に固定された一端部側から,回転軸62の軸方向と直交する方向に突出している。
尚,撹拌部材60は,可撓性部材であれば,フィルムより厚い板状の部材であってもよい。
制御部15によりモータ5の駆動が制御され,回転軸62の回転により撹拌部材60が回転するとき,撹拌部材60の先端部60aは,トナーコンテナ2の蓋部22側から底部20へと,一方の長手側部21aの内壁に圧接された状態で進行する。撹拌部材60は,トナーコンテナ2の内壁に圧接されることによりその弾性を発揮し,トナーコンテナ2内のトナー9を押圧してトナー供給口23に向けて搬送する。また,トナーコンテナ2の内壁に付着したトナー9は,撹拌部材60の先端部60aによりかきとられる。
制御部15は,透磁率センサ14から受信した信号に基づき,検出部61,即ち撹拌部材60の先端部60aの位置を検知し,上記離脱位置から撹拌部材60の先端部60aまでが所定距離以下となったとき,回転軸62の回転速度を減速させる。
尚,撹拌部材60の先端部60aがトナーコンテナの内壁から離れる直前で回転軸62の回転速度を減速させる方法として,上記方法以外にも,例えば,回転軸62の所定回転角度毎に回転軸62の回転速度を減速させる方法等が挙げられる。
また,図7のように,撹拌部材60の先端部60aが,トナーコンテナ2の他方の長手側部21bから離れた後,トナーコンテナ2の蓋部22の内壁に接触する場合にも,その間,撹拌部材60がトナーコンテナ2の内壁から受ける圧力を減ずることにより,同様の効果を得ることができる。
このような状態においては,撹拌部材60の先端部60aがトナーコンテナ2の内壁から離れる際の騒音は,トナーコンテナ2内にトナー9が殆どない状態に比べて抑えられる。トナーコンテナ2内のトナー9の量が多いとき,トナー9の量が少ないときに比べて,回転軸62の回転速度の減速幅を小さくすること,即ち,回転軸62の回転速度の減速幅を騒音抑制のための必要最小限とすることで,回転軸62の回転速度の変化によって撹拌部材60のトナー撹拌能力,トナー搬送能力,及び搬送スクリュー26のトナー排出力に及ぼされる影響を最小限に抑えることができる。
トナーコンテナ2内のトナー9は,撹拌部材60により搬送され,撹拌部材60に搬送されたトナー9がセンサ面14a近傍を通過するときにオン信号が出現する。撹拌部材60により搬送されるトナー量は,トナーコンテナ2内のトナー量の減少に伴って減少する。従って,撹拌部材60の先端部60aに搬送されたトナー9がセンサ面14a近傍を通過する間,デジタル信号に連続して出現するオン信号の数,即ちオン信号の幅(回転軸62が回転する角度,即ち時間の経過に対応)に基づいて,トナーコンテナ2内のトナー残量を検出することができる。
2…トナーコンテナ
3…撹拌部材用歯車
4…スクリュー用歯車
5…モータ
6…撹拌手段
7…現像手段
9…トナー
14…透磁率センサ
15…制御部
20…底部
21a…一方の長手側部
21b…他方の長手側部
22…蓋部
23…トナー供給口
26…搬送スクリュー
60…撹拌部材
60a…先端部
61…検出部
62…回転軸
Claims (8)
- 現像剤を収容し,供給口から前記現像剤を排出するトナー収容手段と,
前記トナー収容手段内に設けられ,該トナー収容手段に対して回転可能に保持された回転軸,及び前記回転軸から該回転軸の径方向に突出し,前記回転軸の回転により前記現像剤中を進行して前記トナー収容手段の前記供給口上を通過するまでの間は前記トナー収容手段の内壁に圧接され,前記供給口を通過した後に前記内壁から離れる可撓性の撹拌部材を有してなる撹拌手段と,
前記撹拌部材が前記トナー収容手段の前記内壁から離れる前に,前記回転軸の回転速度を減速させ,前記撹拌部材が前記トナー収容手段の内壁から離れた後に前記回転軸の回転速度を回復させる回転軸駆動手段と,
を備えてなるトナー収容装置。 - 前記トナー収容手段の前記供給口に搬送スクリューが配置されており,該搬送スクリューの回転が前記回転軸の回転と連動してなる請求項1に記載のトナー収容装置。
- 前記撹拌部材の先端部に設けられた検出部と,該検出部の位置を検出するためのセンサとを備え,前記回転軸駆動手段が,前記センサの検出結果に基づいて,前記回転軸の回転速度を制御する請求項1または請求項2に記載のトナー収容装置。
- 前記センサにより検出される物理量が,前記センサから前記検出部までの距離により変化する透磁率であり,前記撹拌部材と前記検出部が,それぞれ電気的絶縁性材料と導電性材料から構成されてなる請求項3に記載のトナー収容装置。
- 前記トナー収容手段内の前記現像剤の残量を検出する残量検出器を更に備え,該残量検出器により検出された前記現像剤量の減少に伴って,前記回転軸駆動手段が前記回転軸の回転速度の減速幅を増大させる請求項1乃至請求項4の何れかに記載のトナー収容装置。
- 現像剤を収容し,供給口から前記現像剤を排出するトナー収容手段と,
前記トナー収容手段の前記供給口から排出される前記現像剤を用いて可視像を形成する現像手段と,
前記トナー収容手段内に設けられ,該トナー収容手段に対して回転可能に保持された回転軸,及び前記回転軸から該回転軸の径方向に突出し,前記回転軸の回転により前記現像剤中を進行して前記トナー収容手段の前記供給口上を通過するまでの間は前記トナー収容手段の内壁に圧接され,前記供給口を通過した後に前記内壁から離れる可撓性の撹拌部材を有してなる撹拌手段と,
前記撹拌部材が前記トナー収容手段の内壁から離れる前に,前記回転軸の回転速度を減速させ,前記撹拌部材が前記トナー収容手段の内壁から離れた後に前記回転軸の回転速度を回復させる回転軸駆動手段と,
を備えてなる画像形成装置。 - 前記現像手段の制御を行う制御部が,前記回転軸駆動手段の制御も行う請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記トナー収容手段の前記供給口に搬送スクリューが配置されており,該搬送スクリューの回転が前記回転軸の回転と連動してなる請求項6または請求項7に記載の画像形成装置。
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