JP4889811B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡本体に、光学像を伝達する光学像伝達部材が挿通されており、内視鏡本体の操作部に、撮像された光学像を表示する表示部が連結されており、操作部に対して表示部が移動可能である、内視鏡に関する。
日本国特開2006−43094号公報には内視鏡装置が開示されている。この内視鏡装置では、体内に挿入される長尺な挿入部の基端部に、操作者に把持、操作される操作部が連結されている。挿入部の先端部には対物レンズが配設されており、対物レンズにはイメージガイドの先端部が接続されており、イメージガイドは挿入部を挿通されて操作部内に導入されている。観察像は対物レンズによって結像され、結像された光学像はイメージガイドによって伝達される。操作部の基端部には、イメージガイドによって伝達され撮像された光学像を表示する映像表示装置が連結されている。観察者によって光学像が観察しやすいように、映像表示装置は操作部に対して回転、傾動可能である。
日本国特開2006−43094号公報のような内視鏡装置において、操作部の内部空間から映像表示装置の内部空間へと電気ケーブルを延設し、映像表示装置に電気ケーブルの接続端部を接続する場合には、操作部に対する映像表示装置の回転等が電気ケーブルによって妨げられないように、電気ケーブルに余長からなる遊びを形成する必要がある。そして、操作部に対して映像表示装置を回転等させる際には、映像表示装置に追従して、電気ケーブルの遊びをなしている部分も動作されることになり、電気ケーブルの遊びをなしている部分がイメージガイドと干渉して、イメージガイドを損傷させるおそれがある。
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、光学像伝達部材の損傷が防止される内視鏡を提供することである。
本発明の一実施態様では、内視鏡は、内部空間を有する操作部と、光学像を伝達し、前記操作部の内部空間に配置されている連結端部を有する光学像伝達部材と、前記操作部に対して内視鏡の挿入部の中心軸を回転軸として回転可能に前記操作部に連結され、内部空間を有し、前記光学像伝達部材によって伝達され撮像された光学像を表示する表示部と、電気信号を伝達し、前記操作部の内部空間と前記表示部の内部空間との間で延び、前記表示部に接続されている接続端部を有する電気接続部材であって、前記操作部に対する前記表示部の回転が前記電気接続部材によって妨げられないように余長からなる遊びを有する電気接続部材と、前記操作部の内部空間あるいは前記表示部の内部空間に設けられているとともに前記回転軸に沿って基端側から先端側へと外径が増大された増径部が設けられた被巻回部であって、前記電気接続部材において前記遊びをなしている部分が巻回され、あるいは、前記増径部により前記光学像伝達部材側移動するの規制される被巻回部と、前記電気接続部材の一部分であり前記被巻回部に巻回され前記遊びをなしている巻回部であって、前記操作部に対する前記表示部の前記回転軸回りの回転に応じて、引っ張られたときに前記被巻回部に巻き付けられ、押し進められたときに前記被巻回部に対する巻き付きを解かれるようにした巻回部と、を具備することを特徴とする。
本実施態様の内視鏡では、電気接続部材において遊びをなしている部分を被巻回部を中心として巻回させて巻回部とすることで、遊びをなしている部分が光学像伝達部材側へと移動することを規制している。また、操作部に対して表示部が回転され、表示部に追従して巻回部が動作される際には、巻回部は被巻回部に巻き付けられあるいは解かれるという規則的な動作をなすため、遊びをなしている部分が不規則に動作して光学像伝達部材と干渉することが回避されているこのため、電気接続部材の遊びをなしている部分と光学像伝達部材とが干渉することが回避され、光学像伝達部材が損傷することが防止されている。
本発明の実施形態の内視鏡を示す斜視図。 本発明の実施形態の操作部及びモニタ部を示す縦断面図。 本発明の実施形態のモニタ部を図2の矢印III方向にみて示す図。 本発明の実施形態のモニタ部を図2のIV−IV線に沿って示す横断面図。 本発明の実施形態のモニタ部を図4のV−V線に沿って示す縦断面図。 本発明の第1参考形態の操作部及びモニタ部を示す縦断面図。 本発明の第2参考形態の操作部及びモニタ部を示す縦断面図。 本発明の第参考形態のバルブユニットを示す斜視図。 本発明の第参考形態のバルブユニットを図11AのIX−IX線に沿って示す一部縦断面側面図。 本発明の第参考形態のバルブユニットを取付状態において示す斜視図。 本発明の第参考形態のバルブユニットを取外状態において示す斜視図。 本発明の第参考形態のバルブユニットを取付状態において図9のXI−XI線に沿って示す一部横断面上面図。 本発明の第参考形態のバルブユニットを取外状態において図9のXI−XI線に沿って示す一部横断面上面図。 本発明の第参考形態のバルブユニットを取付状態において図9のXII−XII線に沿って示す一部横断面上面図。 本発明の第参考形態のバルブユニットを取外状態において図9のXII−XII線に沿って示す一部横断面上面図。 本発明の第参考形態の先端硬性部を示す上面図。 本発明の第参考形態の先端ユニットを図13のXIV−XIV線に沿って示す縦断面図。 本発明の第参考形態の先端ユニットを図14のXV−XV線に沿って示す横断面図。 本発明の第参考形態のノズル保持ユニットを示す上面図。 本発明の第参考形態のノズル保持ユニットを示す正面図。 本発明の第参考形態の先端カバー部材を示す上面図。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5を参照し、本発明の実施形態を説明する。
図1を参照し、モニタ付携帯型内視鏡の概略構成を説明する。
内視鏡は体内に挿入される長尺な挿入部20を有する。挿入部20の先端部には硬性の先端硬性部22が形成されており、挿入部20の基端部には操作部21が連結されている。操作部21の先端側部分には操作者に把持される把持部23が形成されており、操作部21の基端側部分には操作者に操作される操作部本体24が形成されている。把持部23内には照明ユニットが配設されており、照明ユニットからライトガイドファイバが操作部21及び挿入部20内を挿通されて先端硬性部22の照明光学系まで延設されている。照明ユニットで発生された照明光はライトガイドファイバを伝達されて、照明光学系から観察対象へと照射される。また、先端硬性部22には対物光学系が配設されており、対物光学系には光学像伝達部材としてのイメージガイドファイバ26の先端部が連結されており、イメージガイドファイバ26は挿入部20内を挿通されて操作部21内へと導入されている。対物光学系によって観察像がイメージガイドファイバ26の先端面に結像され、結像された光学像がイメージガイドファイバ26によってイメージガイドファイバ26の基端面まで伝達される。
操作部21の基端部には、表示部としてのモニタ部27が連結されている。モニタ部27では、矩形厚板状の撮像組体28及びモニタ組体29が軸方向に直交して先端側から基端側へと重畳して配置されている。操作部21と撮像組体28とは回転連結機構31によって連結されており、操作部21に対して撮像組体28即ちモニタ部27の全体が内視鏡の中心軸を回転軸として回転可能である。撮像組体28とモニタ組体29とは傾動連結機構32によって連結されており、撮像組体28に対してモニタ組体29が撮像組体28から起上するように傾動可能である。モニタ組体29の基端面部には、イメージガイドファイバ26によって伝達され撮像された光学像を観察画像として表示するモニタ33が配設されている。操作部21に対してモニタ部27を回転させ、撮像組体28に対してモニタ組体29を傾動させることにより、モニタ33を操作者等に観察しやすい位置に配置することが可能である。
また、操作部21の操作部本体24には、モニタ部27を操作するための複数の操作スイッチ34が配設されている。操作スイッチ34として、観察画像をレリーズ、フリーズするためのレリーズスイッチ、フリーズスイッチ等が用いられる。
図2乃至図5を参照して、操作部21及びモニタ部27を詳細に説明する。
図2を参照し、操作部21と撮像組体28とを回転可能に連結している回転連結機構31について詳細に説明する。
操作部21をなす操作ハウジング36には、内視鏡の中心軸に直交する円環状の基端壁37が形成されている。基端壁37には、基端側に、厚肉円筒状の支持部材38が共軸に連結されている。支持部材38の基端側部分には操作連結部材39が共軸に外装されている。操作連結部材39は円筒状の摺動受部41を有する。摺動受部41の内周面の基端部には、径方向内向きに突出し全周にわたって延びている薄肉円環状の覆設部42が形成されている。摺動受部41の基端面の径方向内端部分には、基端側に向かって突出している薄肉円筒状の保持受部43が形成されている。摺動受部41の基端面の径方向外側部分により載置受面44が形成されている。摺動受部41は支持部材38の外周面の基端側部分に外嵌固定されており、覆設部42は支持部材38の基端面に覆設固定されている。一方、モニタ部27の撮像組体28をなす撮像ハウジング46の先端側部分には厚肉円筒状の支持部47が形成されている。支持部47の先端側部分には撮像連結部材48が共軸に内装されている。撮像連結部材48は円筒状の摺動部49を有し、摺動部49の内周面の基端部には、径方向内向きに突出し全周にわたって延びている円環状の載置部51が形成されている。撮像連結部材48の摺動部49は、支持部47の内周面の先端側部分に内嵌固定されており、また、摺動部49は、操作連結部材39の摺動受部41に外挿され、摺動受部41に対して両連結部材39,48の中心軸を回転軸Oとして回転可能である。撮像連結部材48の載置部51は、第1の摺動ワッシャ52aを介して、操作連結部材39の載置受面44に載置されている。載置部51の基端面には、第2の摺動ワッシャ52bを介して、円環状の挟持部材57が載置されている。第1の摺動ワッシャ52a、載置部51、第2の摺動ワッシャ52b、挟持部材57は操作連結部材39の保持受部43に外装されている。保持受部43の基端側部分には押圧部材53が配設されている。押圧部材53は薄肉円筒状の保持部54を有し、保持部54の外周面の基端部には、径方向外向きに突出し全周にわたって延びている円環状の押圧部56が形成されている。押圧部材53の保持部54は保持受部43に内嵌固定されている。押圧部材53の押圧部56は、保持受部43を越えて張り出し、挟持部材57に対面している。押圧部56には軸方向にねじ孔が貫通形成されており、ねじ孔には固定ねじ58が螺着されている。固定ねじ58を先端向きに捻じ込んで固定ねじ58によって挟持部材57を先端向きに押圧することにより、挟持部材57と操作連結部材39の載置受面44とによって撮像連結部材48の載置部51が軸方向に挟持されている。挟持力は、操作連結部材39に対して撮像連結部材48が軸方向に移動不能となり、操作連結部材39に対して撮像連結部材48が一定以上の回転操作力の付与により回転可能となるように、適宜、固定ねじ58によって調節されている。
図2を参照し、操作部21及び撮像組体28の内部空間について説明する。
操作ハウジング36の内部空間によって操作空間61が形成されている。また、操作ハウジング36の基端壁37、支持部材38、操作連結部材39の覆設部42の各中心孔によって先端側連結空間62が形成されている。さらに、覆設部42、押圧部材53、支持部47の基端側部分によって基端側連結空間63が規定されている。基端側連結空間63の最小外径は、主に押圧部材53の内径によって規定され、概略として先端側連結空間62の外径よりも操作連結部材39の覆設部42の径方向幅だけ大きい。そして、撮像ハウジング46の基端側部分は直方体箱状をなし、撮像空間64を形成している。
図2を参照し、光学像を撮像する撮像ユニット66について説明する。
撮像ハウジング46の基端壁内面には撮像ユニット66が突設されており、撮像ユニット66は回転軸Oに沿って基端側から先端側へと延びている。撮像ユニット66は回転軸Oと共軸であり、以下に述べる撮像ユニット66の各構成要素も回転軸Oに共軸に配置されることになる。撮像ユニット66では、撮像素子部67、リレーレンズ部68、ファイバ固定部69が基端側から先端側へと連設されている。撮像素子部67、リレーレンズ部68、ファイバ固定部69は、夫々、撮像空間64、連結空間62,63、操作空間61に配置されている。撮像素子部67では、撮像ハウジング46の基端壁内面に円筒状の装着枠71が突設されている。装着枠71内で基端壁内面に撮像素子72が覆設されており、撮像素子72にカバーガラス73が覆設されている。リレーレンズ部68では、装着枠71の先端面に、レンズ枠74の基端外向きフランジの基端面が覆設固定されている。レンズ枠74内には、複数のリレーレンズ76が軸方向に並設されている。ファイバ固定部69では、リレーレンズ部68の先端部に円筒状の固定枠部77の基端部が連結されている。固定枠部77の中心孔には、イメージガイドファイバ26の基端部の連結端部が先端側から嵌挿され、固定ねじ等により固定されており、イメージガイドファイバ26の基端面は最先端のリレーレンズ76の先端面に対面されている。イメージガイドファイバ26の基端側部分は回転軸Oに共軸に配置されることになる。イメージガイドファイバ26を伝達された光学像はイメージガイドファイバ26の基端面からリレーレンズ76を介して撮像素子72に入射され、撮像素子72によって撮像されて画像信号に変換され、モニタ部27のモニタ33に観察画像として表示される。
図2乃至図5を参照し、電気接続部材としての電気ケーブル78について説明する。
撮像ハウジング46の撮像空間64には、撮像ユニット66の装着枠71に隣接し、内視鏡の軸方向に直交して、スイッチ34等を制御するための回路基板79が配設されている。回路基板79の先端面の装着枠71側部分には電気接点部81が形成されている。そして、電気接点部81には電気ケーブル78の基端部の接続端部82が半田付け等により連結されている。
装着枠71の先端外向きフランジの径方向内側にレンズ枠74の基端外向きフランジが同心的に配置されている。装着枠71の先端外向きフランジの先端面、並びに、レンズ枠74の基端外向きフランジの先端面には、回転軸Oに対して電気接点部81に対向する位置に、長板状のゴム製保護部材83、クランプ部材84が重畳して載置されている。保護部材83及びクランプ部材84の両端部は装着枠71の先端外向きフランジの先端面に固定されており、保護部材83及びクランプ部材84はレンズ枠74の基端外向きフランジの先端面を横切って延びている。装着枠71の先端外向きフランジの先端面よりもレンズ枠74の基端外向きフランジの先端面は基端側に配置されており、保護部材83及びクランプ部材84とレンズ枠74の基端外向きフランジの先端面との間に、電気接点部81から延出された電気ケーブル78が挟持されている。このようにして、電気ケーブル78をクランプするクランプ機構が形成されており、電気ケーブル78において、当該クランプ機構によってクランプされている部分をクランプ部86と称する。
撮像ユニット66のリレーレンズ部68の外周部によって、細径部87、テーパ部88、太径部89が基端側から先端側へと形成されている。巻回部受部及び増径部としてのテーパ部88では基端側から先端側へと外径が増大されており、太径部89の外径は細径部87の外径よりも大きくなっている。上述したように、撮像ハウジング46の支持部47の基端側部分、押圧部材53、操作連結部材39の覆設部42によって比較的外径の大きな基端側連結空間63が規定されており、基端側連結空間63に細径部87が配置されている。支持部47の基端側部分及び押圧部材53と細径部87との間には、径方向に幅広な円筒状の収容空間91が形成されている。そして、クランプ機構から延出された電気ケーブル78は、収容空間91において、被巻回部としての細径部87を中心として緩やかに巻回されて遊びをなす巻回部92を形成している。電気ケーブル78は、当該巻回部92を形成するだけの余長を有していることになる。なお、本願では、被巻回部に巻回されているとは、被巻回部に直接巻きつけられている状態から被巻回部を中心して非常に緩やかな円弧状をなしている状態までを含む。さらに、操作連結部材39の覆設部42、支持部材38並びに操作ハウジング36の基端壁37の各中心孔によって比較的外径の小さな先端側連結空間62が形成されており、先端側連結空間62にテーパ部88及び太径部89が配置されている。支持部材38及び基端壁37と太径部89との間には径方向に僅かな隙間しか形成されていない。
操作連結部材39の覆設部42、支持部材38、及び、操作部21ハウジングの基端壁37は隔壁を形成している。当該隔壁には、撮像ユニット66を挿通している先端側連結空間62に加えて、挿通孔93が軸方向に貫通形成されている。巻回された電気ケーブル78は、当該挿通孔93に挿通されて、操作部21内に挿入されている。操作部21内に挿入された電気ケーブル78は、操作部本体24に配設されている操作スイッチ34に接続されている。
なお、本実施形態では、複数の電気ケーブル78が用いられており、複数の電気ケーブル78は互いに並列されて延設されている。
以下、電気ケーブル78の動作について説明する。
内視鏡は携帯して使用されるため、重力等の作用により、電気ケーブル78において遊びをなしている巻回部92が操作部21側へと付勢されることがある。ここで、巻回部92は電気ケーブル78を細径部87を中心として巻回することにより形成され軸方向に移動されにくくなっているため、巻回部92が操作部21側へと移動することが規制される。また、巻回部92が操作部21側へと移動されるような場合であっても、テーパ部88によって巻回部92が支持され、巻回部92がテーパ部88を越えて操作部21側へと移動することが規制される。このように、電気ケーブル78において遊びをなしている巻回部92が操作空間61内へと移動することが規制され、電気ケーブル78の遊びをなしている部分とイメージガイドファイバ26との干渉が回避される。
また、操作部21に対してモニタ部27を回転軸Oを中心として回転させる場合には、撮像組体28の撮像ハウジング46と共に、回路基板79及び撮像ユニット66も回転軸Oを中心として回転される。電気ケーブル78の接続端部82からクランプ部86までの部分は、回路基板79の電気接点部81並びに撮像ユニット66のクランプ機構と共に回転される。電気ケーブル78は巻回部92の形態で充分な余長を有するため、電気ケーブル78の接続端部82によって回路基板79の電気接点部81が引っ張られて撮像組体28の回転が妨げられるようなことはない。即ち、操作部21に対してモニタ部27を一方向に回転させる場合には、電気ケーブル78の巻回部92の基端部が回転方向に引っ張られて、巻回部92は撮像ユニット66の細径部87に対して巻き付くように動作する。一方、操作部21に対してモニタ部27を逆方向に回転させる場合には、電気ケーブル78の巻回部92の基端部が回転方向に押し進められて、巻回部92は撮像ユニット66の細径部87に対して解かれるように動作する。このように、遊びをなしている巻回部92は径方向に規則的な動作を行うため、巻回部92が不規則な動作をして操作部21側へと動作することが規制される。また、巻回部92が操作部21側へと動作する場合であっても、テーパ部88によって巻回部92が支持され、巻回部92がテーパ部88を越えて操作部21側へと動作することが規制される。このように、操作部21に対してモニタ部27が回転され、モニタ部27に追従して、電気ケーブル78において遊びをなしている巻回部92が動作する場合であっても、巻回部92が操作空間61内へと動作することが規制され、電気ケーブル78において遊びをなす部分とイメージガイドファイバ26との干渉が回避される。
以上述べたように本実施形態の内視鏡では、電気ケーブル78において遊びをなしている部分を撮像ユニット66の細径部87を中心として巻回させて巻回部92とすることで、遊びをなしている部分が操作部21側へと移動することを規制している。また、遊びをなしている巻回部92が操作部21側へと移動する場合であっても、テーパ部88によって巻回部92が支持され、巻回部92がテーパ部88を越えて操作部21側へと移動することが規制されている。さらに、操作部21に対してモニタ部27が回転され、モニタ部27に追従して巻回部92が動作される際には、巻回部92は細径部87に巻き付けられあるいは解かれるという規則的な動作をなすため、遊びをなしている部分が不規則に動作して操作部21側へと動作することが規制されている。また、巻回部92が不規則な動作をし、操作部21側へと動作する場合であっても、テーパ部88によって巻回部92が支持され、巻回部92がテーパ部88を越えて操作部21側へと動作することが規制されている。このようにして、電気ケーブル78において遊びをなしている部分とイメージガイドファイバ26との干渉が確実に回避されており、イメージガイドファイバ26の損傷が充分に防止されている。
図6を参照し、本発明の第1参考形態を説明する。
参考形態では、各電気ケーブル78に筒状の拡径部材94が外挿固定されており、各電気ケーブル78において外径の増大されている規制部としての拡径部96が形成されている。また、電気ケーブル78において、拡径部96と接続端部82との間の部分によって遊びをなす遊び部97が形成されている。遊び部97及び拡径部96は収容空間91に配置されている。上述したように、操作連結部材39の覆設部42、支持部材38、及び、操作ハウジング36の基端壁37には電気ケーブル78を挿通している挿通孔93が形成されており、覆設部42の基端面には挿通孔93の基端開口が形成されている。電気ケーブル78の拡径部96の最小外径は挿通孔93の基端開口の最小外径よりも大きく、覆設部42の基端面によって、規制受部及び拡径部受部として、拡径部96に当接される当接受部98が形成されている。当接受部98に拡径部96が当接されることで、拡径部96が操作空間61へと移動することが規制され、拡径部96と接続端部82との間の遊び部97が操作空間61へと移動することが規制される。また、実施形態と同様に、遊び部受部としてのテーパ部88によって、遊び部97が操作部21側へと移動するのが規制され、また、モニタ部27の回転操作時に遊び部97が操作部21側へと動作するのが規制される。このため、電気ケーブル78の遊び部97とイメージガイドファイバ26との干渉が確実に回避されており、イメージガイドファイバ26の損傷が充分に防止されている。
図7を参照し、本発明の第2参考形態を説明する。
参考形態では、複数の電気ケーブル78を結束することにより結束部99を形成している。また、各電気ケーブル78では、結束部99と接続端部82との間に遊びをなす遊び部97が形成されている。遊び部97及び結束部99は収容空間91に配置されている。結束部99の最小外径は覆設部42の挿通孔93の最小外径よりも大きく、覆設部42において挿通孔93の基端開口を規定しているエッジ部分によって、規制受部及び結束部受部として、結束部99を支持する支持受部100が形成されている。支持受部100によって結束部99が支持されることで、結束部99が操作空間61へと移動することが規制され、結束部99と各接続端部82との間の各遊び部97が操作空間61へと移動することが規制される。また、第1参考形態と同様に、テーパ部88によって、遊び部97が操作部21側へと移動するのが規制され、また、モニタ部27の回転操作時に遊び部97が操作部21側へと動作するのが規制される。このため、電気ケーブル78の遊び部97とイメージガイドファイバ26との干渉が確実に回避されており、イメージガイドファイバ26の損傷が充分に防止されている。
図1並びに図8乃至図12Bを参照し、本発明の第参考形態を説明する。
図1を参照し、挿入部20の先端硬性部22には吸引開口が形成されている。吸引開口の内端部には吸引用の内チューブの先端部が連結されており、内チューブは挿入部20及び操作部21に挿通されており、内チューブの基端部は操作部21の吸引シリンダー101の内端部に連結されている。吸引シリンダー101には吸引バルブ102が着脱自在に装着される。以下では吸引シリンダー101と吸引バルブ102とをまとめてバルブユニットと称する。吸引バルブ102には吸引用の外チューブの一端部が接続され、外チューブの他端部は吸引装置に接続される。吸引開口、内チューブ、バルブユニット、外チューブによって吸引経路が形成されており、吸引装置によって吸引経路を介して吸引開口から吸引を行うことが可能である。
なお、吸引経路を介して、処置後の組織、血液、汚物等が吸引されることになるため、吸引経路は汚れやすく、内視鏡を洗滌する際には、特に吸引経路を充分に洗滌する必要がある。内視鏡の洗滌の際には、内視鏡本体の洗滌性を向上するため吸引バルブ102を取り外して洗滌を行うことになる。さらに、本参考形態では、吸引バルブ102を使い捨てとし、吸引バルブ102の洗滌作業を省略して、洗滌作業を容易なものとしている。
図8乃至図12Bを参照し、バルブユニットの構成について詳細に説明する。
図8及び図9を参照し、バルブユニットにおいて、吸引シリンダー101を吸引バルブ102に取り付けるための取付機構について説明する。
吸引バルブ102は円筒状の取付部103を有する。取付部103の軸方向外端部には短円筒状の中間連結部104が共軸に覆設されている。中間連結部104は取付部103よりも径方向外向きに張り出しており、当該張出部分の軸方向内端面に、軸方向内向きの凸部106が形成されている。凸部106は、径方向にみて軸方向外側に底辺が配置される台形状をなしている。一方、吸引シリンダー101には、吸引バルブ102の取付部103が挿抜される円筒状の取付受部107が形成されている。吸引シリンダー101の軸方向外端面部には、軸方向内向きの凹部108が形成されている。凹部108は、径方向にみて軸方向外側に底辺が配置され凸部106に対応する台形状をなしている。取付受部107に取付部103を挿入することにより、凹部108に凸部106を嵌合可能であり、凹部108と凸部106との嵌合により、吸引シリンダー101に対する吸引バルブ102の回転を規制可能である。
取付部103の外周面の軸方向中間部には、弾性を有し板状をなす爪部109が配設されている。爪部109の根本部は取付部103の外周面に連結されており、爪部109の末端側部分は、取付部103の外周面に対面し、取付部103の外周面から所定の角度だけ径方向外向きに開かれている。取付受部107に取付部103を挿入する場合には、取付受部107の内周面による径方向内向きへの押圧力により、爪部109を径方向内向きに閉位置まで閉作動可能であり、取付受部107の内周面において爪部109を摺動可能である。取付受部107の内周部の軸方向中間部には爪受部111が形成されており、爪受部111は径方向外向きの凹形状をなしている。取付受部107に取付部103を挿入し、爪受部111まで爪部109を挿入することにより、爪部109を径方向外向きに自然位置まで復帰作動可能であり、爪受部111に爪部109を収容可能である。爪受部111の軸方向外端壁によって係合受面112が形成されている。爪受部111に爪部109を収容することにより、係合受面112に爪部109の末端部を当接係合可能である。係合受面112と爪部109の末端部との当接係合により、吸引シリンダー101に対する吸引バルブ102の軸方向外向きの移動を規制可能である。
吸引シリンダー101に吸引バルブ102が取り付けられている場合の吸引シリンダー101に対する吸引バルブ102の位置を取付位置と称する。
図8及び図9を参照し、バルブユニットにおけるバルブ機構について説明する。
吸引バルブ102の取付部103内には吸引路113が形成されている。取付部103の基端面には、吸引路113に連通している入口開口114が形成されている。中間連結部104の外周面にはアーム部116が突設されている。アーム部116の突出端部には吸引用の外チューブが接続される吸引口金117が形成されている。吸引口金117には、吸引路113に連通されている出口開口118が形成されている。中間連結部104の軸方向外端部には吸引ボタン119が覆設されている。吸引ボタン119は、押圧操作により操作位置へと軸方向に圧縮変形可能であり、押圧操作の解除により自身の弾性により通常位置へと軸方向に復帰変形可能である。吸引ボタン119には、吸引路113に連通されているリーク開口121が形成されており、また、吸引ボタン119は、吸引路113内に摺動自在に配置されているピストン体122に連結されている。吸引ボタン119が通常位置にある場合には、ピストン体122により入口開口114が閉塞され、リーク開口121が開放され、リーク開口121と出口開口118とのみが連通される。このため、出口開口118からの吸引によっても入口開口114からの吸引はなされない。一方、吸引ボタン119が操作位置にある場合には、ピストン体122により入口開口114が開放され、吸引ボタン119の圧縮変形によりリーク開口121が閉塞され、入口開口114と出口開口118とのみが連通される。このため、出口開口118からの吸引によって入口開口114から吸引がなされる。
なお、取付部103の外周面の軸方向内端部にはシール部123が形成されている。シール部123は、弾性を有し、径方向外向きに突出し、全周にわたって延びている。取付受部107に取付部103を挿入することにより、取付受部107の内周面にシール部123を密着係合可能である。取付受部107の内周面とシール部123との密着係合により、シール部123よりも軸方向内側の空間を外部に対してシール可能である。
図8乃至図11Bを参照し、爪部109を破壊するための破壊機構について説明する。
アーム部116を回動操作することにより、吸引シリンダー101に対して吸引バルブ102を取付位置(図10A、図11A参照)から取外位置(図10B、図11B参照)まで回転させることが可能である。以下では、当該回転方向を操作方向と称する。
吸引シリンダー101の取付受部107には、凹部108の両側面により、カム面124が形成されている。一方、吸引バルブ102の取付部103の凸部106はカムとして機能する。吸引シリンダー101に対して吸引バルブ102が回転される場合には、凹部108のカム面124と凸部106との相互作用により、吸引シリンダー101に対して吸引バルブ102を抜去方向に移動可能である。
取付部103の爪部109の根本部では、操作方向側部分に、脆弱な薄肉部126が形成されている。一方、取付受部107の内周部の軸方向中間部分には、径方向外向きの凹形状をなす徐変部127が形成されている。徐変部127は、爪受部111の操作方向側に配置され、爪受部111に連続し、操作方向に延びている。徐変部127の内径は操作方向へと徐々に減少している。吸引シリンダー101に対して吸引バルブ102を取付位置から操作方向に回転させて、爪受部111に収容されている爪部109を操作方向に回動させることにより、徐変部127の内周面に爪部109の側端部を引っ掛けて、薄肉部126に引裂力を付与して薄肉部126を破損させることが可能である。なお、徐変部127の軸方向外端壁は、吸引バルブ102の軸方向外向きの移動に伴う爪部109の軸方向外向きの移動と干渉しないように、操作方向へと軸方向外向きに傾斜している。徐変部127の操作方向側端部に爪部109が配置されている場合に、吸引シリンダー101に対して吸引バルブ102は取外位置にあることになる。
図8、図12A及び図12Bを参照し、吸引シリンダー101から吸引バルブ102を取り外すための取外機構について説明する。
取付受部107の内周部の軸方向外側部分には、取外溝128が形成されている。取外溝128は、徐変部127の操作方向側端部の軸方向外側に配置され、徐変部127に連続し、取付部103の外端まで軸方向に延設されている。吸引シリンダー101に対して吸引バルブ102を取付位置(図12A参照)から取外位置(図12B参照)まで回転させることにより、取外溝128に爪部109を軸方向に整列可能であり、吸引シリンダー101から吸引バルブ102を抜去することにより、取外溝128において爪部109を軸方向外向きに摺動可能である。
以下、バルブユニットの使用方法について説明する。
内視鏡を使用する際には、吸引シリンダー101に吸引バルブ102を取り付ける。即ち、吸引シリンダー101の取付受部107に吸引バルブ102の取付部103を挿入する。吸引バルブ102の挿入の際には、取付受部107の内周面による押圧により爪部109が径方向内向きに閉位置まで閉じられ、取付部103の内周面において爪部109が摺動される。爪受部111まで爪部109が挿入されると、爪部109が径方向外向きに自然位置まで復帰し、爪受部111に爪部109が収容され、爪受部111の係合受面112に爪部109の末端部が当接係合される。また、吸引シリンダー101の凹部108に吸引バルブ102の凸部106が嵌合される。係合受面112と爪部109の末端部との当接係合により、吸引シリンダー101に対する吸引バルブ102の軸方向外向きへの移動が規制される。また、凹部108と凸部106との嵌合により、吸引シリンダー101に対する吸引バルブ102の回転が規制される。
続いて、吸引バルブ102に外チューブ、吸引装置を接続し、吸引装置を作動させる。吸引ボタン119が押圧操作されていない場合には、吸引ボタン119のリーク開口121からエアの吸引が行われる。一方、吸引ボタン119を押圧操作した場合には、内視鏡の先端硬性部22の吸引開口から吸引が行われる。
内視鏡の使用後には、吸引シリンダー101から吸引バルブ102を取り外す。即ち、最初に、アーム部116を回動操作して、吸引シリンダー101に対して吸引バルブ102を取付位置から取外位置まで回転させる。吸引シリンダー101の凹部108のカム面124と吸引バルブ102の凸部106との相互作用により、吸引バルブ102は軸方向外向きにも移動される。吸引バルブ102の回転の際には、吸引シリンダー101の徐変部127において吸引バルブ102の爪部109も回動され、徐変部127の内周面に爪部109の側端部が引っ掛かり、さらに爪部109が回動されることで、薄肉部126に引裂力が付与されて薄肉部126が破損される。次に、吸引シリンダから吸引バルブ102を抜去する。吸引バルブ102の抜去の際には、吸引シリンダの取外溝128内で吸引バルブ102の爪部109が摺動される。吸引バルブ102を取り外した後、吸引バルブ102を適宜廃棄する。
本参考形態のバルブユニットでは、吸引シリンダー101への吸引バルブ102の取付において、吸引シリンダー101の取付受部107に吸引バルブ102の取付部103を挿入する際に、取付受部107の内周面によって取付部103の爪部109が径方向内向きに閉位置まで閉じられ、取付受部107の内周面において爪部109が摺動されるようになっている。このように、爪部109によって取付受部107への取付部103の挿入が妨げられるようなことがなく、吸引シリンダー101への吸引バルブ102の取付性が向上されている。
また、吸引シリンダー101に吸引バルブ102が取り付けられる場合には、吸引シリンダー101の取付受部107の爪受部111に吸引バルブ102の取付部103の爪部109が収容され、爪受部111の係合受面112に爪部109の末端部が当接係合されるようになっている。このため、内視鏡の使用時には、取付受部107から取付部103が抜去されることが規制されるようになっており、吸引シリンダー101から吸引バルブ102が誤って取り外されてしまうことが防止されている。
さらに、吸引シリンダー101から吸引バルブ102を取り外す場合には、取外前に、吸引シリンダー101に対して吸引バルブ102を取付位置から取外位置まで回転操作する必要があり、当該回転操作によって吸引バルブ102の爪部109が破損されるようになっている。このため、吸引バルブ102の取外後には、吸引バルブ102の爪部109が破損されていることになり、使い捨ての吸引バルブ102を再使用してしまうことが防止されている。
図13乃至図18を参照し、本発明の第参考形態を説明する。
図13を参照し、内視鏡の先端硬性部22には観察光学系が内蔵されており、先端硬性部22の先端面では観察光学系の最先端の光学素子の先端面が露出されている。また、先端硬性部22の先端面部からノズル131の先端部が突出されており、ノズル131の先端部は光学素子の露出面へと向いている。ノズル131から光学素子の露出面に送液、送気を行うことにより、露出面に付着した汚れ等を除去することが可能である。
以下、先端硬性部22におけるノズル131の固定機構について詳細に説明する。
図13乃至図15を参照し、先端硬性部22では、金属製の先端本体部材132の先端側に、樹脂製の先端カバー部材133が覆設されている。先端カバー部材133では取付孔135が軸方向に貫通形成されている。ノズル131はフック状をなしており、ノズル131の先端部分は先端カバー部材133の先端面から突出しており、ノズル131の基端側部分は先端カバー部材133の取付孔135に嵌挿されている。ノズル131の基端側部分の外周部には、先端硬性部22の中心軸に対して径方向外側に配置される部分に、固定凹部134が形成されている。
図13乃至図17を参照し、ノズル保持ユニット136について説明する。
ノズル保持ユニット136では、固定部材137の径方向外側に密着部材138が重畳固定されている。
固定部材137は金属、例えばステンレスにより形成されている。固定部材137では、径方向内側から径方向外側に、固定部139及び付勢部141が一体的に形成されている。固定部139は、湾曲厚板状をなし、径方向にみて長方形状をなし、軸方向にみて先端硬性部22の中心軸を中心とする円弧状をなしている。付勢部141は、湾曲薄板状をなし、中央部分、周方向張出部141p、軸方向張出部141aを有する。径方向にみて、付勢部141は長方形状をなしており、各部分は長方形状をなしており、中央部分は固定部139と同形で固定部139と重なっており、周方向張出部141pは中央部分から周方向に張り出しており、軸方向張出部141aは中央部分及び周方向張出部141pから軸方向に若干張り出している。また、軸方向にみて、中央部分及び軸方向張出部141aは、先端硬性部22の中心軸を中心とする円弧状をなしているが、周方向張出部141pは、先端硬性部22の中心軸を中心とする円弧状よりも大きな曲率半径を有する円弧状であり、中央部分及び軸方向張出部141aに対して径方向外向きにずれている。
密着部材138は、生体適合性、耐薬性、耐熱性を有する弾性材料、例えばフッ素ゴムから形成されている。密着部材138は、湾曲薄板状をなし、中央部分、周方向張出部138p、軸方向張出部138aを有する。径方向にみて、密着部材138は十字状をなしており、各部分は長方形状をなしており、中央部分は付勢部141の中央部分及び周方向張出部141pと同形で重なっており、周方向張出部138pは中央部分から周方向に張り出しており、軸方向張出部138aは、中央部分から軸方向に若干張り出し、付勢部141の軸方向張出部141aと同形で重なっている。軸方向にみて、密着部材138は付勢部141に沿う円弧状をなしている。さらに、密着部材138の中央部分では外周部の周方向端部に摘溝142が形成されており、摘溝142は径方向内向きに没入し軸方向の全長にわたって延びている。また、密着部材138の周方向張出部138pでは外周部に突起部143が形成されており、突起部143は径方向外向きに突出し軸方向の全長にわたって延びている。
図13乃至図15、及び、図18を参照し、先端カバー部材133の固定開口144について説明する。
先端カバー部材133では、取付孔135の径方向外側に、固定開口144が形成されている。固定開口144では、径方向外側から径方向内側へと、着脱開口部146、保持開口部147、挿通開口部148が形成されている。着脱開口部146は、湾曲薄板状空間をなし、径方向にみて長方形状をなし、軸方向にみて先端硬性部22の中心軸を中心とする円弧状をなしている。保持開口部147は、湾曲薄板状空間をなし、中央部分、周方向張出部147p、軸方向張出部147aを有する。径方向にみて、保持開口部147は十字状をなしており、各部分は長方形状をなしており、中央部分は着脱開口部146と同形で重なっており、周方向張出部147pは中央部分から周方向に張り出しており、軸方向張出部147aは中央部分から軸方向に僅かに張り出している。軸方向にみて、保持開口部147は先端硬性部22の中心軸を中心とする円弧状をなしている。先端カバー部材133において、保持開口部147の周方向張出部147pを規定していている部分を軸方向保持部149、軸方向張出部147aを規定している部分を周方向保持部151と称する。挿通開口部148は、湾曲厚板状空間をなし、径方向にみて長方形状をなし,軸方向にみて先端硬性部22の中心軸を中心とする円弧状をなしている。保持開口部147の中央部分に対して、挿通開口部148は、径方向にみて同心であり、同一の軸方向幅を有し、小さな周方向長さを有する。また、挿通開口部148は、ノズル131の取付孔135に連通されている。
図13乃至図18を参照し、ノズル131の固定機構について詳細に説明する。
固定開口144の保持開口部147に、ノズル保持ユニット136の固定部材137の付勢部141並びに密着部材138が配置されている。先端カバー部材133では、保持開口部147の周方向張出部147pは軸方向保持部149によって規定されており、当該軸方向保持部149に密着部材138の周方向張出部138pが周方向に嵌挿されている。自然状態では、軸方向保持部149の内周壁の曲率半径よりも付勢部141の周方向張出部141pの曲率半径が大きくなっているため、密着部材138の周方向張出部は付勢部141で発生する反力によって軸方向保持部149の内周壁へと付勢されており、密着部材138の周方向張出部138pの突起部143は当該内周壁に密着係合されている。このため、ノズル保持ユニット136と先端カバー部材133との間の軸方向に沿うシールが形成されている。また、先端カバー部材133において、保持開口部147の軸方向張出部147aは周方向保持部151によって規定されており、当該周方向保持部151に付勢部141及び密着部材138の軸方向張出部141a,138aが軸方向に嵌挿されている。周方向保持部151の軸方向幅よりも付勢部141及び密着部材138の軸方向張出部141a,138aの軸方向幅が僅かに大きく設定されており、密着部材138は周方向保持部151の内壁によって圧縮変形され当該内壁に当接係合されている。このため、ノズル保持ユニット136と先端カバー部材133との間の周方向に沿うシールが形成されている。また、ノズル保持ユニット136の固定部材137の固定部139は、径方向に、固定開口144の挿通開口部148に嵌挿されており、固定部139は取付孔135内のノズル131の固定凹部134に嵌挿されている。このため先端カバー部材133に対してノズル131が固定されている。なお、密着部材138の中央部分の摘溝142は、着脱開口部146を介して、先端カバー部材133の外部に露出されている。
以下、ノズル131の着脱方法について説明する。
先端カバー部材133にノズル131を取り付ける際には、取付孔135にノズル131を挿入する。続いて、ノズル保持ユニット136の密着部材138の一対の摘溝142をピンセットで摘み、固定部材137の付勢部141の周方向張出部141pを密着部材138と共に径方向内向きに変形させる。そして、固定開口144にノズル保持ユニット136を挿入していき、先端カバー部材133の軸方向保持部149に密着部材138の周方向張出部138pを嵌入し、先端カバー部材133の周方向保持部151に密着部材138の軸方向張出部138a及び付勢部141の軸方向張出部141aを嵌挿し、固定開口144の挿通開口部148に固定部材137の固定部139を嵌挿し、さらに取付孔135内のノズル131の固定凹部134に固定部139を嵌挿する。このようにして、ノズル131が先端カバー部材133に取り付けられる。先端カバー部材133からノズル131を取り外す際には、着脱開口部146を介して、ピンセットで一対の摘溝142を摘み、付勢部141の周方向張出部141pを密着部材138と共に径方向内向きに変形させつつ、固定開口144からノズル保持ユニット136の全体を抜去し、ノズル131の固定凹部134からノズル保持ユニット136の固定部139を抜去する。この後、ノズル131を取付孔135から抜去する。このようにして、ノズル131が先端カバー部材133から取り外される。
本参考形態のノズル131の固定機構では、固定開口144に対してノズル保持ユニット136を挿入あるいは抜去するだけで、先端カバー部材133に対してノズル131を固定あるいは抜去可能とすることができ、また、ノズル131の交換に際して、先端カバー部材133を交換する必要もない。このため、ノズル131の交換作業が非常に容易となっている。

Claims (3)

  1. 内部空間を有する操作部と、
    光学像を伝達し、前記操作部の内部空間に配置されている連結端部を有する光学像伝達部材と、
    前記操作部に対して内視鏡の長尺な挿入部の中心軸を回転軸として回転可能に前記操作部に連結され、内部空間を有し、前記光学像伝達部材によって伝達され撮像された光学像を表示する表示部と、
    電気信号を伝達し、前記操作部の内部空間と前記表示部の内部空間との間で延び、前記表示部に接続されている接続端部を有する電気接続部材であって、前記操作部に対する前記表示部の回転が前記電気接続部材によって妨げられないように余長からなる遊びを有する電気接続部材と、
    前記操作部の内部空間あるいは前記表示部の内部空間に設けられているとともに前記回転軸に沿って基端側から先端側へと外径が増大された増径部が設けられた被巻回部であって、前記電気接続部材において前記遊びをなしている部分が巻回され、あるいは、前記増径部により前記光学像伝達部材側移動するの規制される被巻回部と、
    前記電気接続部材の一部分であり前記被巻回部に巻回され前記遊びをなしている巻回部であって、前記操作部に対する前記表示部の前記回転軸回りの回転に応じて、引っ張られたときに前記被巻回部に巻き付けられ、押し進められたときに前記被巻回部に対する巻き付きを解かれるようにした巻回部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡。
  2. 前記表示部は前記光学像伝達部材によって伝達された光学像を撮像するための撮像ユニットを有し、
    前記撮像ユニットは前記内視鏡の挿入部の中心軸に沿って配置され前記表示部の内部空間において延び前記操作部の内部空間へと突出しており、
    前記光学像伝達部材の前記連結端部は前記撮像ユニットの突出端部に連結されており、
    前記被巻回部は、前記撮像ユニットの外周部によって形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記表示部は前記光学像伝達部材によって伝達された光学像を撮像するための撮像ユニットを有し、
    前記撮像ユニットは前記内視鏡の挿入部の中心軸に沿って配置され前記表示部の内部空間において延び前記操作部の内部空間へと突出しており、
    前記光学像伝達部材の前記連結端部は前記撮像ユニットの突出端部に連結されており、
    前記被巻回部は前記撮像ユニットの外周部に設けられている細径部によって形成されており、
    前記操作部の内部空間あるいは前記表示部の内部空間に設けられ、前記巻回部と前記光学像伝達部材との間に配置され前記巻回部が前記光学像伝達部材側に移動するのを規制する巻回部受部を具備し、
    前記巻回部受部は前記撮像ユニットの外周部に設けられ前記細径部よりも前記操作部側に配置され前記細径部よりも外径が増大されている前記増径部によって形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
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