JP4884278B2 - データ放送の送出確認システム、変換装置、送出確認装置、及びそのプログラム - Google Patents

データ放送の送出確認システム、変換装置、送出確認装置、及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明はデータ放送を視聴する技術に関し、特に端末がネットワークを介して、データ放送を視聴できるようにする技術に関する。
従来、ネット局で放送しているデータ放送を放送エリア外の東京等で視聴したりその放送内容を確認したりするには、放送中の画面をキャプチャしてメールやFTPで送信し、それをひとつひとつ視聴したり、放送されたTS(トランスポート・ストリーム)を受信してこれを伝送したり、D−VHSやハードディスクなどの記録媒体に収録して郵送したりして送られてきたものを、BMLコンテンツを実行することができる装置(デジタル放送受信機等)に取り込んで視聴していた。
一方、PC(Personal Computer)等の端末でデータ放送を視聴することが一般に望まれており、特許文献1にはデータ放送を端末で視聴する技術が開示されている。
特開2004−242018号公報
上述した従来の技術のように、放送中の画面をキャプチャしてメールやFTPで送信する場合、全コンテンツをキャプチャして送信するには手間がかかった。
また、受信したTSを伝送する場合、データ量が大きいため、専用のTS回線やIP回線を予め用意して送信し、これをデジタル放送受信機に取り込んで実行させて視聴確認するしかなかった。そのため、専用のTS回線やIP回線を用意するコストや手間がかかっていた。
また、D−VHSやハードディスクなどの記録媒体に収録して郵送する場合、記録媒体に収録する手間やデジタル放送受信機に入力して実行させる手間がかかっていた。また、この方法の場合、放送後すぐに視聴確認できないという問題もあった。
また、特許文献1に記載の技術は、端末がネットワークを介して受信したデータ放送を問題なく視聴できるように、放送するデータ放送とは別に端末用に生成したBMLコンテンツを生成しており、それを端末が受信して視聴する構成であるため、放送されたデータ放送を視聴するものではなかった。ネットワークを介してデータ放送のBMLコンテンツを取得して視聴する場合、BMLコンテンツを記憶する場所が放送波を介して受信した場合とは異なり、ディレクトリなど異なる部分があるため、端末用に特別に生成しなければならず、コストと手間がかかるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、放送されたデータ放送のコンテンツを放送エリア外でも手間やコストをかけずにすぐに視聴確認できる技術を提供することにある。
また、データ放送のコンテンツを市販の受信機やPC等の端末で、ネットワークを介して問題なく視聴できる技術を提供することにある。
上記課題を解決するための第1の発明は、データ放送の送出確認システムであって、放送されたデータ放送コンテンツを受信し、この受信したデータ放送コンテンツのデータのモジュール構成をフォルダの構成に変換する受信手段と、前記受信したデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先検索し、端末内の記憶領域又は前記端末がアクセスすることができる装置の記憶領域に変換する変換手段と、前記フォルダの構成に変換されたデータ放送コンテンツ及び前記変換されたBML文書が記憶される記憶手段と、前記記憶されたBML文書を含むデータ放送コンテンツを、ネットワークを介して視聴する端末とを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第2の発明は、データ放送の送出確認システムであって、
放送されたデータ放送コンテンツを受信し、この受信したデータ放送コンテンツのデータのモジュール構成をフォルダの構成に変換する受信手段と、前記受信したデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先を含む所定の記述文を検索し、端末からその記述文を実行させないように変換又は削除する変換手段と、前記フォルダの構成に変換されたデータ放送コンテンツ及び前記変換されたBML文書が記憶される記憶手段と、前記記憶されたBML文書を含むデータ放送コンテンツを、ネットワークを介して実行する端末とを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第3の発明は、データ放送の送出確認システムであって、端末がネットワークを介して実行するためのネット用の記述文と通常の放送用の記述文とを含むデータ放送コンテンツを放送する放送手段と、前記放送されたデータ放送コンテンツを受信する受信手段と、前記受信されたデータ放送コンテンツが記憶される記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたデータ放送コンテンツのBML文書の実行が開始されると、前記ネット用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行するか、又は放送用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行するかを前記BML文書が記憶されている記憶先に基づいた判断結果に応じて、前記ネット用の記述文を含むデータ放送コンテンツ又は放送用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行する端末とを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第4の発明は、データ放送の送出確認システムであって、端末がネットワークを介して実行するためのネット用の記述文と通常の放送用の記述文とを含むデータ放送コンテンツを放送する放送手段と、前記放送されたデータ放送コンテンツを受信する受信手段と、前記受信されたデータ放送コンテンツが記憶される記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータ放送コンテンツのBML文書の実行が開始されると、前記ネット用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行するか、又は放送用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行するかを、所定のファイルに記されている、前記ネット用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行すること、又は放送用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行することを示す情報に基づいた判断結果に応じて、前記ネット用の記述文を含むデータ放送コンテンツ又は放送用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行する端末とを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第5の発明は、変換装置であって、放送されたデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先を検索し、端末内の記憶領域又は前記端末がアクセスすることができる装置の記憶領域に変換する変換手段と、前記変換されたBML文書及び前記モジュール構成がフォルダの構成に変換された前記データ放送コンテンツのデータが記憶される記憶手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第6の発明は、変換装置であって、放送されたデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先を含む所定の記述文を検索し、端末からその記述文を実行させないように変換又は削除する変換手段と、前記変換されたBML文書及び前記モジュール構成がフォルダの構成に変換された前記データ放送コンテンツのデータが記憶される記憶手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第7の発明は、放送されたデータ放送コンテンツのBML文書を変換する変換プログラムであって、前記プログラムは変換装置に、放送されたデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先を検索し、端末内の記憶領域又は前記端末がアクセスすることができる装置の記憶領域に変換する処理と、前記変換されたBML文書及び前記モジュール構成がフォルダの構成に変換された前記データ放送コンテンツのデータを記憶させる処理とを実行させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第8の発明は、放送されたデータ放送コンテンツのBML文書を変換する変換プログラムであって、前記プログラムは変換装置に、放送されたデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先を含む所定の記述文を検索し、端末からその記述文を実行させないように変換又は削除する処理と、前記変換されたBML文書及び前記モジュール構成がフォルダの構成に変換された前記データ放送コンテンツのデータを記憶させる処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によると、実際に放送された内容を放送エリア外であっても、手間やコストをかけずに視聴確認できるという効果を奏する。
また、放送からそれほど時間を経過させずに実際に放送された内容を視聴確認することが出来るという効果を奏する。
また、放送されたデータ放送のコンテンツをネットワークに接続されている端末で問題なく視聴できるという効果を奏する。
本発明の詳細について以下に説明する。尚、以下の説明において、データ放送のコンテンツの一例として、データ放送方式の標準規格であるBML(Broadcast Markup Language)を例にして説明するがこの限りではない。
本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の概要図である。
本システムは、複数の放送局1(1−1〜1−n)と、複数のBML受信装置2(2−1〜2−n)と、BMLサーバ3と、デジタル放送受信機4とを有する。BML受信装置2とBMLサーバ3とデジタル放送受信機4とは互いにネットワーク(インターネット・LAN等)を介して接続されている。尚、本実施の形態では、BML受信装置2とBMLサーバ3とが別の装置として構成されている場合を用いて説明するが、1台の装置として構成されていても良い。また、BMLサーバ3は、複数構成されていても良いものとする。
放送局1は、通常の放送局と同様に、TS(Transport Stream)化されたデータ放送を送出する。
BML受信装置2は、自装置が受信できる放送局からのデータ放送を受信する。そして、受信したデータ放送のTSからBMLコンテンツを取り出して、BMLコンテンツのモジュールの構成をフォルダの構成に変換する。そして、フォルダの構成に変換したBMLコンテンツをBMLサーバ3の放送局毎に予め定められた領域(フォルダ)に放送日時(放送受信時刻)を示すフォルダ名を付したフォルダを生成して、そのフォルダにアップロードする。通常、BMLコンテンツの各種データ(モジュール・リソース等)は、コンポーネント毎にモジュール、リソースという順の階層で構成されている。そのため、BMLサーバ3にアップロードされたBMLコンテンツの各種データは、図2に示すように、放送日時毎にコンポーネント、モジュール、リソースという順の階層でフォルダ構成される。また、モジュール自体をリソースのように扱う構成もある。
尚、本明細書では、放送局毎に割り付けられているフォルダの階下に放送日時を示すフォルダ名を付したフォルダを生成してアップロードする場合を用いて説明するがこれは任意であり、例えば放送月や放送開始日時等を示すフォルダ名を付したフォルダを生成してアップロードする形式であってもよい。
又、BML受信装置2が、BMLコンテンツをBMLサーバ3に記憶させるタイミングであるが、任意のタイミングでよいが、放送されたデータ放送のBMLコンテンツの送出確認の観点から考えると、カルーセルのDIIメッセージやイベントメッセージのバージョンが更新又は新規のDIIメッセージやイベントメッセージを受信した時にアップロードするように構成した方が、更新又は新規に受信した後も視聴できるか否かを確認しやすいため、望ましい。この場合、BML受信装置2に、カルーセルのDIIメッセージがバージョンアップ又は新規のDIIメッセージを受信したかを監視する監視部や、イベントメッセージのバージョンが更新されたか又は新規のイベントメッセージを受信したかを監視する監視部を構成させる。更に、この監視部によって、カルーセルのDIIメッセージがバージョンアップされた又は新規のDIIメッセージを受信したことが検出されると、この更新されたカルーセルのDIIメッセージ又は新規のDIIメッセージのみをアップロードする構成であっても良い。また、この監視部によって、バージョンアップされたイベントメッセージを受信した又は新規のイベントメッセージを受信したことが検出された場合、受信したイベントメッセージを示す情報をログとして記録し、この記録した情報を見ることによって、バージョンアップされたイベントメッセージの内容又は新規のイベントメッセージの内容を視聴確認するような構成であっても良い。
BMLサーバ3は、図3に示すように、受信部201と変換部202と記憶部203とを有する。また、図示していないが、BMLサーバ3の各種動作を実行する制御部を有する。
受信部201は、BML受信装置2から送信されてくるBMLコンテンツを受信するものである。
変換部202は、受信部201が受信したBMLコンテンツに含まれているBML文書の中から、修正箇所を検索し、その修正箇所を書き換えて記憶部203に格納するものである。通常放送されているデータ放送のBMLコンテンツをそのまま記憶部203に格納してそのBMLコンテンツを実行させると、実行できなかったり画面に表示されなかったりする。これは、一般に、放送局が放送するデータ放送のBMLコンテンツのリソース(画像、スクリプト、バイナリーテーブル等)は、リソースの種類等に応じて、デジタル放送受信機内のコンテンツメモリやnvram等の所定の記憶領域に格納されるように決められている為、BML文書中のリソース(画像、スクリプト、バイナリーテーブル等)やモジュールの参照先、他のBML文書への遷移先、各種データの取得先・保存先等のような指定先がデジタル放送受信機内のメモリとなっていて、このリソースやモジュールが格納される記憶部203に対応させた指定先になっていないためである。そのために変換部202は、デジタル放送受信機4がネットワークを介してBMLサーバ3に記憶されているデータ放送のBMLコンテンツを視聴することができるように、BML文書中のリソースの参照先、モジュールの遷移先、各種データの取得先・保存先等のような記述文中の指定先を変更する。
尚、これら指定先を記憶部203に対応させて変換すると上述したが、デジタル放送受信機4がアクセスできる場所を指定先にしてもよい。
図4は、変換部202が修正する一例を示す表である。変換部202は、BML文書中のリソースやモジュールの参照先、他のBML文書への遷移先、各種データの取得先・保存先等のような記述文中の指定先をリソースやモジュールが格納される記憶部に対応させた指定先に変更する。また、指定先のみを変更するのではなく、そのような箇所を含むBML文書の一部分を書き換えても良い。尚、BML文書中の全ての指定先について変更させても良いが、データ放送の送出を確認したい箇所のみを変更させるように変換部202を設定させてもよい。
記憶部203には、各BML受信装置2がアップロードしたBMLコンテンツや変換部202によって書き換えられたBML文書が記憶される。又、記憶部203には、変換されたBML文書を確認するための送出確認用BMLコンテンツや各種プログラムが格納される。
デジタル放送受信機4は、放送されたデータ放送をネットワークを介して視聴確認するために、BMLサーバ3にアクセスしてBMLサーバ3に記憶されているBMLコンテンツを実行してデータ放送の送出を視聴確認する装置である。このデジタル放送受信機4は、BMLコンテンツが実行できる装置であればPC端末であっても携帯端末であっても良く、その放送エリア内を放送されているデータ放送を取り込むことが出来ても出来なくてもよい。但し、変換部202がBML文書中に記述されている指定先を、デジタル放送受信機4内のnvram等に変換する場合、デジタル放送受信機4は放送されたデータ放送のコンテンツの代わりとなるコンテンツを放送波やネットワークを介したり手動等によって受信して、必要な情報を自身のnvram等に保持できる構成でなければならない。
続いて、図5を用いて本実施の形態における動作を説明する。尚、ここでは、BMLサーバ3にBMLコンテンツが格納される際にBML文書を変換する場合を用いて説明するが、一度格納された後に任意のタイミングで変換するような構成であっても良い。
放送局1から放送されたデータ放送のTSをBML受信装置2が受信する(ステップS1)。そして、TSからBMLコンテンツを取り出し、フォルダ構成に変換後、ネットワークを介してBMLサーバ3の所定のフォルダ、本実施の形態ではそのデータ放送を放送した放送局に割り当てられているフォルダにアップロードする(ステップS2)。尚、BML受信装置2が、カルーセルのDIIメッセージのバージョンが更新された時、又は新規のカルーセルのDIIメッセージを受信した時にアップロードする構成である場合は、このステップS2が繰り返し行われる。また、イベントメッセージがバージョンアップされた時、又は新規のイベントメッセージを受信した時に、受信したイベントメッセージを示す情報をログとして記録する構成である場合も同様に、このステップS2が繰り返し行われる。
BMLサーバ3は、送信されてきたBMLコンテンツを受信部201で受信する。受信したBMLコンテンツ中のBML文書は、変換部202によって、予め指定されている修正箇所がそのBML文書中から検索され(ステップS3)、修正箇所が検索されるとその修正箇所を予め決められている修正内容に書き換えられる(ステップS4)。尚、指定先のみを変更するのではなく、そのような箇所を含むBML文書の一部分を書き換える構成の場合はバイナリ比較を行って修正箇所を検索して書き換えてもよい。
BMLコンテンツと書き換えられたBML文書とは、該当する放送局のフォルダに格納される(ステップS5)。そして、全ての修正箇所を変換するまで、ステップS3〜ステップS5を繰り返す(ステップS6)。
続いて、BMLサーバ3に格納されたBMLコンテンツを確認する動作を説明する。尚、デジタル放送受信機4がネットワークを介してBMLサーバ3にアクセスするためのアクセス用BML文書(アクセス用プログラム)は、デジタル放送受信機4が放送波を介して受信したりユーザが任意に保存したりして、既にデジタル放送受信機4に格納されているものとして説明する。また、変換部202が変換したBML文書を含むBMLコンテンツを実行させるための送出確認用BML文書(送出確認用プログラム)は、ユーザによってBMLサーバ3の記憶部203の所定のフォルダ、例えば図2に示すように、フォルダ“bml”の階下に“top.bml”、更に局毎に割り付けられたフォルダの階下に、例えばatvの場合は“atv_list.bml”というような形式で記憶されているものとする。又、以下の説明では、送出確認用BML文書“top.bml”を実行させると図6(a)に示すように視聴確認したい局を選択するための画面を表示し、視聴確認したい局が選択されると、局毎のフォルダの階下にある、例えば送出確認用BML文書“atv_list.bml”が実行されて、図6(b)に示すような画面が表示され、さらにデータ放送の送出を確認したい日時を選択すると、選択された日時に対応するBMLコンテンツが実行される構成を用いて説明するが、送出確認用BML文書“top.bml”で視聴確認したいコンテンツを選択するとそのコンテンツに対応するBMLコンテンツが実行される構成であってもよい。
デジタル放送受信機4は各局のデータ放送を視聴確認するために、アクセス用BML文書を実行してBMLサーバ3にアクセスし、送出確認用BML文書(top.bml)を実行させる。
送出確認用BML文書(top.bml)が実行されると、図6(a)に示すような画面が表示される。
表示されている画面の中から、データ放送の送出を確認したい局を選択すると、図2に示す“atv_list.bml”が実行されて、図6(b)に示すような画面が表示され、さらにデータ放送の送出を確認したい日時を選択すると、選択された日時に対応するBMLコンテンツが実行される。尚、この画面で表示されている各選択項目は、BML受信装置2がBMLサーバ3にBMLコンテンツをアップロードしたフォルダに対応しており、本実施の形態では放送受信日時毎に分けてアップロードさせているので、放送受信日時毎に選択できるように構成されている。
〈第2の実施の形態〉
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。尚、上記第1の実施の形態と同様の構成については、同一の番号を付し、詳細な説明は省略する。
上記実施の形態では、受信したBMLコンテンツのBML文書の中のリソース等の指定先を書き換えるものであった。本実施の形態では、各放送局は、放送する際に、通常のデータ放送において実行される記述文、即ち、自装置の記憶領域に保持されているデータ放送のコンテンツをデジタル放送受信機4が実行する放送用の記述文と、ネットワークを介して接続されている装置が保持しているデータ放送のコンテンツをデジタル放送受信機4がネットワークを介してアクセスして実行するネット用の記述文とを含むデータ放送のBMLコンテンツを用意して放送する。
ネット用の記述文は、例えば、放送用のBML文書中に記述されている遷移先や参照先等の指定先を、そのBML文書が含まれているBMLコンテンツをネットワークを介して視聴できるように、そのデータ放送のコンテンツが保持されるBMLサーバ等のパスに予め設定されている記述文である。このネット用の記述文は、上記第1の実施の形態の変換部202を有する装置によって、放送用のBML文書中に記述されている遷移先や参照先等の指定先をそのデータ放送のコンテンツが保持されるBMLサーバ等のパスに変換させて作成したものであっても良い。
また、本実施の形態におけるデータ放送コンテンツのBML文書は、データ放送コンテンツを実行するにあたって、放送用の記述文を実行させるべきか、ネット用の記述文を実行させるべきかを判断し、判断の結果に応じた記述文を実行する記述がなされている。その方法として、例えば以下のような方法がある。
例えば“browser.getActiveDocument();”を用いて現在実行しているBML文書が格納されている場所を示すURIを取得したり、“browser.getBrowserStatus();”を用いて現在のリンク状態を取得したりして、現在実行しているBML文書がどこから取得されたBML文書なのかを確認し、この確認結果に応じて実行させる記述文を変化させる方法である。尚、放送用の記述文を実行させるべきなのか、又はネット用の記述文を実行させるべきなのかの判断ができればどのような方法であっても良い。
続いて、図7を用いて本実施の形態における動作を説明する。
各放送局1は、放送用の記述文と、ネット用の記述文とが記述されたBML文書を用意して放送する(ステップS201)。
各放送局から放送されたデータ放送のTSをBML受信装置2が受信する(ステップS202)。そして、TSからBMLコンテンツを取り出し、フォルダ構成に変換後、ネットワークを介してBMLサーバ3の記憶部203内の所定の領域(フォルダ)にアップロードする(ステップS203)。
BMLサーバ3は、BML受信装置2からのBML文書を受信部201で受信して、指定されている領域に格納する。
続いて、BMLサーバ3に格納されたデータ放送を確認する動作を説明する。尚、アクセス用BMLコンテンツは既にデジタル放送受信機4に格納されているものとして説明する。
デジタル放送受信機4は各局が放送したデータ放送を確認するために、アクセス用BML文書を実行してBMLサーバ3にアクセスして送出確認用BML文書(top.bml)を実行させる。
確認用BML文書(top.bml)が実行されると、図6(a)に示すような画面が表示される。
データ放送の送出を確認したい局を選択すると、図2に示す“atv_list.bml”が実行されて、図6(b)に示すような画面が表示され、さらにデータ放送の送出を確認したい日時が選択されると、選択された日時に対応するBMLコンテンツが実行される(ステップS204)。
BMLコンテンツを実行させるとネット用の記述文を実行するか、放送用の記述文を実行するかを判断し(ステップS205)、ネット用の記述文を実行すると判断された場合は、ネット用の記述文を実行する(ステップS206)。放送用の記述文を実行すると判断された場合は、放送用の記述文を実行する(ステップS207)。
尚、上記実施の形態では、同一BML文書中に放送用の記述文とネット用の記述文とで記述された記述文を用意して放送し、ネット用の記述文を実行するか、放送用の記述文を実行するかを判断し、判断結果に応じた記述文を実行する構成を用いて説明したが、放送用のBML文書とネット用のBML文書とを用意して放送し、ネット用のBML文書を実行するか、放送用のBML文書を実行するかを判断し、判断結果に応じたBML文書を実行する構成であってもよい。
また、上記では、“browser.getActiveDocument();”を用いて現在実行しているBML文書が格納されている場所を示すURIを取得したり、“browser.getBrowserStatus();”を用いて現在のリンク状態を取得したりして、放送用の記述文を実行させるべきか、ネット用の記述文を実行させるべきかを判断する方法を記載したが、これとは異なる方法として以下の方法がある。
たとえば、放送時にコンポーネント「40」のモジュール名「0000」のバイナリーテーブル「30.btb」の内容を“0”で放送し、BMLサーバ3の「20060413_110315」のフォルダに放送されたBMLコンテンツを記憶させる際に、変換部202がそのバイナリーテーブルの内容を“1”に変換する。これにより、図2に示す「20060413_110315」のフォルダのコンポーネント「40」のモジュール名「0000」のバイナリーテーブル「30.btb」の内容が“1”となる。そして、BML文書中にこのバイナリーテーブルの内容を読み取り、バイナリーテーブルの内容が“1”ならばネット用の記述文を実行し、“0”ならば放送用の記述文を実行する記述文を記載させる。このように、所定のファイルに記されている放送用の記述文を実行させるべきか、ネット用の記述文を実行させるべきかを示す情報(フラグ)に基づいて、放送用の記述文を実行させるべきか、ネット用の記述文を実行させるべきかを判断する構成であっても良い。尚、ここでは、バイナリーテーブル「30.btb」を用いて説明したが、予め定めたファイルに、放送用の記述文を実行させるべきか、ネット用の記述文を実行させるべきかを示す情報を挿入する方法であればよい。
<第3の実施の形態>
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態では、上記第1及び第2の実施の形態で説明した方法を経て、端末がネットワークを介して視聴できる形式のデータ放送のBMLコンテンツがBMLサーバ3に格納されると、自動的に、そのBMLコンテンツを実行するためのリンクを記述して送出確認用BML文書を生成する場合について説明する。尚、上記第1の実施の形態と同様の構成については、同一の番号を付し、詳細な説明は省略する。
BMLサーバ3は、図8に示すように、上記実施の形態の構成に加えて、生成部204を有する。生成部204は、記憶部203に新しいBMLコンテンツがアップロードされるとそれを検知し、その新しいBMLコンテンツが格納されているフォルダ名(パス名)に基づいて、その新しいBMLコンテンツを実行させるためのリンクを生成して、送出確認用BML文書を生成又は更新する。本明細書の場合、図2に示すatv_list.bmlが生成又は更新される。
デジタル放送受信機4は、各局から放送されたデータ放送を視聴確認するために、BMLサーバ3にアクセスするためのアクセス用BML文書を実行する。このBML文書はBMLサーバ3にアクセスして送出確認用BML文書を実行させるためのものであり、予めデジタル放送受信機4に格納させておいても、放送波を介して受信させてもよい。
本実施の形態の動作について説明する。尚、本実施の形態のBMLサーバ3には、BMLコンテンツの各種データが放送局、放送日時、ES、モジュール、リソースの階層で格納されるものとする。
BML受信装置2はデータ放送を受信し、TSからBMLコンテンツを取り出してBMLサーバ3にアップロードする。BML受信装置2は、BMLサーバ3にアップロードする際、放送局Aの階下に放送受信日時を示すフォルダ名を付したフォルダを生成して、この生成したフォルダにアップロードする。
生成部204は、新たにフォルダが生成されたことを検知し、そのフォルダに格納されているBMLコンテンツを実行させるためのリンクを生成して、送出確認用BML文書を生成又は更新する。
尚、上記ではアクセス用BML文書を用いてBMLサーバ3にアクセスして送出確認用BML文書を実行させる構成の場合について説明したがこれに限るものではない。例えば、送出確認用BML文書が更新される度に、デジタル放送受信機4に放送波を介して更新された送出確認用BML文書を受信させて、デジタル放送受信機4でその送出確認用BML文書を実行して、BMLサーバ3に格納されたBMLコンテンツを視聴確認できるような構成であっても良い。又、上記説明ではアクセス用BML文書及び送出確認用BML文書を用いて説明したが、BMLサーバ3にアクセスして、BMLサーバ3に格納されているデータ放送のBMLコンテンツを実行できるものであればBML文書に限らず他の形式のプログラムであっても良い。
<実施例1>
本発明の実施例について説明する。
本実施例では、上記第1の実施の形態に対応する実施例であり、BML文書中の指定先をBMLサーバ3の記憶部203に対応させた指定先に変更する場合について説明する。尚、上述した実施の形態と同様の構成は同一番号を用いて説明し、詳細な説明は省略する。また、BMLサーバ3のアドレスを“192.168.1.137”とし、BML受信装置2によってアップロードされるBMLコンテンツは記憶部203の“bml”フォルダに格納されるものとし、BMLサーバ3の記憶部203のフォルダ構成は図2を用いて説明する。
図9は、本発明の実施例を説明するためのBML文書の一部である。
放送局Aが、コンポーネント名(コンポーネントタグ値)が“40”、モジュール名が“0000”の“startup.bml”に遷移する記述文“browser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”, “cut”)”が記述されている、図9(a)に示すようなBML文書を送信したとする。
この場合、BMLサーバ3において、記憶部203の“bml”フォルダの放送局“atv”の階下に、放送受信日時を示すフォルダ名“20060413_110315”が生成され、この階下のコンポーネント“40”のフォルダの階下のモジュール“0000”のフォルダに“startup.bml”が格納される。従って、放送されたBML文書の“browser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)”は、記憶部203の“bml”フォルダの放送局“atv”の階下の、放送された日時“20060413_110315”の階下のコンポーネント“40”の階下のモジュール“0000”に格納される“startup.bml”を参照するように書き換えなければならない。そのため、変換部202には、「BMLサーバ/ルートフォルダ/放送局別フォルダ/放送された日時を示すフォルダ/コンポーネントフォルダ/モジュールフォルダ/startup.bml」に変換するように設定しなければならない。すなわち、図4の401に示されているように、browser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)をbrowser.launchDocument(“http://192.168.1.137/bml/atv/20060413_110315/40/0000/startup.bml”,“cut”)に変換するように設定する。又は、/40の前にhttp://192.168.1.137/bml/atv/20060413_110315を追加するように設定する。
同一モジュール内の場合、例えばlaunchDocumentのリンク先が同一ES内の他のモジュールの場合、すなわち、例えばモジュール“0001”のstartup.bmlからモジュール“0000”のstartup.bmlに遷移する場合、図4の402に示されているように、browser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”, “cut”)を、browser.launchDocument(“../0000/startup.bml”,“cut”)に変換するように設定する。
実際に放送局1(放送局A)から放送されたデータ放送のTSをBML受信装置が受信すると、TSからBMLコンテンツを取り出してフォルダ構成に変換し、ネットワークを介してBMLサーバ3の記憶部203内の所定のフォルダ、即ちフォルダ“bml”の階下の“atv”の階下に、放送された日時“20060413_110315”を生成し、このフォルダの階下にアップロードする。
変換部202はアップロードされたBMLコンテンツ中のBML文書の中から、予め設定されている修正箇所を検索する。本実施例においてはbrowser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)を検索する。
変換部202はbrowser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)が検索されると、図9の(b)に示されているようなbrowser.launchDocument(“http://192.168.1.137/bml/atv/20060413_110315/40/0000/startup.bml”,“cut”)、又はbrowser.launchDocument(“../0000/startup.bml”,“cut”)が記述されたBML文書にする。
このようにして生成されたBML文書をBMLサーバ3に記憶させておくことによって、ネットワークを介してこのBML文書を実行させているデジタル放送受信機4が受信できないエリアで放送されたデータ放送を視聴確認することができ、データ放送の送出確認の一元管理が可能となる。
<実施例2>
本実施例では、上記第1の実施の形態に対応する実施例であり、BML文書中のモジュールの指定先を含む記述文を実行させないようにする場合について説明する。
放送局Aが、図9(a)に示すように、コンポーネント名(コンポーネントタグ値)が“40”、モジュール名が“0000”の“startup.bml”に遷移する記述文“browser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”, “cut”)”が記述されているBML文書を送信しようとする。
このBML文書中の、browser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)を実行しなくても良い場合は、記述文の前に“//”を付加させてコメントアウトさせるために、図4の403に示されているように、browser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”, “cut”)を//browser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)に変換するように設定する。又は、図4の404や405のように、browser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)の前に“//”を付加、若しくはbrowser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)を削除するように設定しておく。
実際に放送局1(放送局A)から放送されたデータ放送のTSをBML受信装置が受信すると、TSからBMLコンテンツを取り出してフォルダ構成に変換し、ネットワークを介してBMLサーバ3の記憶部203内の所定のフォルダ、即ちフォルダ“bml”の階下の“atv”の階下に、放送された日時“20060413_110315”を生成し、このフォルダの階下にアップロードする。
変換部202はアップロードされたBMLコンテンツ中のBML文書の中から、予め設定されている修正箇所を検索する。本実施例においてはbrowser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)を検索する。
変換部202はbrowser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)が検索されると、//browser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)が記述されたBML文書、又はbrowser.launchDocument(“/40/0000/startup.bml”,“cut”)が削除されたBML文書にする。
このようにして生成されたBML文書をBMLサーバ3に記憶させておくことによって、ネットワークを介してこのBML文書を実行させているデジタル放送受信機4が受信できないエリアで放送されたデータ放送の視聴確認したいところのみ視聴確認することができ、データ放送の送出確認の一元管理が可能となる。
<実施例3>
本実施例では、上記第1の実施の形態に対応する実施例であり、BML文書中の指定先がデジタル放送受信機内の特定の記憶領域である場合について説明する。
例えば、一般のデータ放送において、ユーザはデジタル放送受信機4にユーザ自身の居住場所の郵便番号を設定させ、天気予報やローカルニュース等がすぐに表示させるようにする。この場合、例えば図10(a)に示すように、BML文書に“zip=browser.readPersistentArray(“nvram://receiverinfo/zipcode”, “S:7B”);”と記述してnvramのreceiverinfoの階下に構成されているzipcodeにアクセスして郵便番号を参照して取得し、その郵便番号に応じた情報を提供するようになっている。しかしながらnvramの各領域にはアクセス制限がかけられているため、アクセス許可のないBMLサーバ3に格納されたBML文書がアクセスするとそのBML文書は実行中止となってしまう。そのため、BMLサーバに格納されているBMLコンテンツでzip=browser.readPersistentArray(“nvram://receiverinfo/zipcode”, “S:7B”);を実行させると、BMLサーバ3に格納されたBML文書はnvramのreceiverinfoの階下に構成されているzipcodeへのアクセスが許可されていないので視聴できなくなる。
そこで、変換部202には図4の406に示すように“zip=browser.readPersistentArray(“nvram://receiverinfo/zipcode”, “S:7B”);”を、“zip=browser.readPersistentArray(“nvram://local_web/3”, “S:7B”);”にして、又はreceiverinfo/zipcodeをlocal_web/3にして、アクセス許可されている領域であるデジタル放送受信機4のnvramのlocal_webの階下に構成されている格納領域“3”を指定するようにして、BML文書が実行中止とならないようにする。尚、この場合、事前にnvramのlocal_web/3に対象となる情報である郵便番号を書き込んでおく。
実際に放送局1(放送局A)から放送されたデータ放送のTSをBML受信装置2が受信すると、TSからBMLコンテンツを取り出してフォルダ構成に変換し、ネットワークを介してBMLサーバ3の記憶部203内の所定のフォルダ、即ちフォルダ“bml”の階下の“atv”の階下にアップロードする。
変換部202はアップロードされたBMLコンテンツ中のBML文書の中から、修正箇所を検索する。本実施例においてはzip=browser.readPersistentArray(“nvram://receiverinfo/zipcode”, “S:7B”);を検索する。
zip=browser.readPersistentArray(“nvram://receiverinfo/zipcode”, “S:7B”);が検索されると、この部分を図10(b)に示すようにzip=browser.readPersistentArray(“nvram://local_web/3”, “S:7B”);となるようにBML文書に変換する。
尚、上記実施例では、郵便番号の参照先を変更する構成について説明したが、ダミーの郵便番号をBML文書に書き込んでいくように設定する構成であっても良い。
続いて、BML文書中のモジュールの参照先を変更する場合の上記とは異なる方法について説明する。尚、本実施例のデジタル放送受信機4は、放送波を介して、視聴確認するBMLコンテンツを放送した放送局と同一ネットワークの放送局が放送しているデータ放送のBMLコンテンツを受信することができるものとする。
データ放送においてモジュールロックする場合、BML文書中に〈beitem id=“pointLock” type=“ModuleLocked” onoccur=“pointMODLock();” subscribe=“subscribe” module_ref=“/60/0006”/〉と記述されており、放送されたBMLコンテンツ中のコンポーネント“60”のモジュール“0006”を参照してロックするようになっている。この場合、デジタル放送受信機4が、例えば“arib‐dc://−1.−1.−1/60/0006”を参照して、その中に記憶されているモジュールをロックするようにしても良い。
従って、図4の407に示すように、変換部202に、〈beitem id=“pointLock” type=“ModuleLocked” onoccur=“pointMODLock();” subscribe=“subscribe” module_ref=“/60/0006”/〉が〈beitem id=“pointLock” type=“ModuleLocked” onoccur=“pointMODLock();” subscribe=“subscribe” module_ref=“arib‐dc://−1.−1.−1/60/0006”/〉となるように設定させておく。
そして、上述の通り、この修正箇所がそのBML文書中にあるかを検索し、実際に〈beitem id=“pointLock” type=“ModuleLocked” onoccur=“pointMODLock();” subscribe=“subscribe” module_ref=“/60/0006”/〉が検索されると、〈beitem id=“pointLock” type=“ModuleLocked” onoccur=“pointMODLock();” subscribe=“subscribe” module_ref=“arib‐dc://−1.−1.−1/60/0006”/〉となるようにBML文書を変換する。
このようにして変換されたBML文書を実行することによって、このBML文書を実行させているデジタル放送受信機が受信できないエリアで放送されたデータ放送を視聴することができ、データ放送の送出確認の一元管理が可能となる。
<実施例4>
本実施例では、上記第1の実施の形態に対応する実施例であり、BML文書中にデータの格納先としてnvramが指定先となっている場合のBML文書の変換について説明する。
上記したように、通常、nvramにはアクセス制限がされており、アクセス許可されていない場合、そのBMLコンテンツは実行中止となって視聴できなくなる構成となっている。
そこで、nvramが指定先となっている記述文には“//”を付加してコメントアウトするようにする。若しくはその記述文を削除するように設定しておく。
また、この場合、実施例3でも説明したように、デジタル放送受信機4がアクセスして格納できる箇所を指定するように設定しても良い。
そして、実施例2又は3と同様の処理を行って、BML文書を変換する。
このようにして変更されたBML文書を実行することによって、このBML文書を実行させている受信機が受信できないエリアで放送されたデータ放送を視聴することができ、データ放送の送出確認の一元管理が可能となる。
<実施例5>
本実施例では、上記第2の実施の形態に対応する実施例であり、上記実施の形態と同様の構成については、同一の番号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施例では、BML文書中のネット用の記述文を実行するか、若しくは放送用の記述文を実行するかを判断する方法として、“browser.getActiveDocument();”を用いて説明するが、“browser.getBrowserStatus();”を用いて判断してもよい。
“browser.getActiveDocument();”は、現在実行しているBML文書のURIを取得するためのもので、この“browser.getActiveDocument();”を用いて取得した値のうち、サーバのアドレス以降の部分に、BMLコンテンツが格納されているBMLサーバ3の記憶部203内のフォルダを示すアドレス、本明細書の場合“bml”が含まれていたらネットであると判断し、“bml”以外であれば放送であると判断し、判断に応じた記述文を実行させる方法である。
図11の1101に示すように、“browser.getActiveDocument();”で現在実行しているBML文書のURIを取得して、その取得したURIを変数bmlserver_ActiveDocumentに入れる。そして、図11の1102に示すように、更にこの値の必要な部分を変数bmlserver_ActiveDocument_rootに入力する。
そして、bmlserver_ActiveDocument_rootが“bml”であれば(図11の1103)ネットであると判断し、zip=browser.readPersistentArray("nvram://local_web/3","S:7B");を行い(図11の1104)、"nvram://local_web/3","S:7B"を参照して郵便番号を取得する。bmlserver_ActiveDocument_rootが“bml”以外である場合(図11の1105)、放送であると判断し、zip=browser.readPersistentArray("nvram://receiverinfo/zipcode","S:7B");を行い(図11の1106)、“nvram://receiverinfo/zipcode”を参照して郵便番号を取得する。
このようにして、現在実行しているBML文書のURIの内容に応じてBML文書中のネット用の記述文を実行するか、若しくは放送用の記述文を実行するかを判断し、判断の結果に対応した記述文を実行することによって、このBML文書を実行させている受信機が受信できないエリアで放送されたデータ放送を視聴することができ、データ放送の送出確認の一元管理が可能となる。尚、実施例1〜実施例5で述べた変換処理を適時組み合わせて用いてもよい。
上述した本発明の各装置は、上記説明からも明らかなように、ハードウェアで構成することも可能であるが、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。この場合、各装置のプログラムメモリに格納されているプログラムで動作するプロセッサによって、上述した実施の形態と同様の機能、動作を実現させる。
本発明は、IPTV等で、IPネットワークを使ってデジタル放送を送信する際にデータ放送を提供する場合にも適用することが可能である。
図1は、本発明の概要図である。 図2は、データの構成を説明する為の図である。 図3は、第1の実施の形態のBMLサーバのブロック図である。 図4は、データベースの一例を示す図である。 図5は、第1の実施の形態の動作を説明するための図である。 図6は、確認用BMLコンテンツを実行させた時の画面の一例である。 図7は、第2の実施の形態の動作を説明するための図である。 図8は、第3の実施の形態のBMLサーバのブロック図である。 図9は、BML文書の一例である。 図10は、BML文書の一例である。 図11は、BML文書の一例である。
符号の説明
1 放送局
2 BML受信装置
3 BMLサーバ
4 デジタル放送受信機

Claims (14)

  1. データ放送の送出確認システムであって、
    放送されたデータ放送コンテンツを受信し、この受信したデータ放送コンテンツのデータのモジュール構成をフォルダの構成に変換する受信手段と、
    前記受信したデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先検索し、端末内の記憶領域又は前記端末がアクセスすることができる装置の記憶領域に変換する変換手段と、
    前記フォルダの構成に変換されたデータ放送コンテンツ及び前記変換されたBML文書が記憶される記憶手段と、
    前記記憶されたBML文書を含むデータ放送コンテンツを、ネットワークを介して実行する端末と
    を有することを特徴とするデータ放送の送出確認システム。
  2. データ放送の送出確認システムであって、
    放送されたデータ放送コンテンツを受信し、この受信したデータ放送コンテンツのデータのモジュール構成をフォルダの構成に変換する受信手段と、
    前記受信したデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先を含む所定の記述文を検索し、端末からその記述文を実行させないように変換又は削除する変換手段と、
    前記フォルダの構成に変換されたデータ放送コンテンツ及び前記変換されたBML文書が記憶される記憶手段と、
    前記記憶されたBML文書を含むデータ放送コンテンツを、ネットワークを介して実行する端末と
    を有することを特徴とするデータ放送の送出確認システム。
  3. 前記受信手段は、前記受信したデータ放送コンテンツの放送日時毎にコンポーネント、モジュール、リソースの順の階層でフォルダ構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ放送の送出確認システム。
  4. 前記変換されたBML文書が前記記憶手段に記憶されると、この記憶されたBML文書を実行させる為のリンクを生成する生成手段を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のデータ放送の送出確認システム。
  5. データ放送の送出確認システムであって、
    端末がネットワークを介して実行するためのネット用の記述文と通常の放送用の記述文とを含むデータ放送コンテンツを放送する放送手段と、
    前記放送されたデータ放送コンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信されたデータ放送コンテンツが記憶される記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたデータ放送コンテンツのBML文書の実行が開始されると、前記ネット用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行するか、又は放送用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行するかを前記BML文書が記憶されている記憶先に基づいた判断結果に応じて、前記ネット用の記述文を含むデータ放送コンテンツ又は放送用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行する端末と
    を有することを特徴とするデータ放送の送出確認システム。
  6. データ放送の送出確認システムであって、
    端末がネットワークを介して実行するためのネット用の記述文と通常の放送用の記述文とを含むデータ放送コンテンツを放送する放送手段と、
    前記放送されたデータ放送コンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信されたデータ放送コンテンツが記憶される記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたデータ放送コンテンツのBML文書の実行が開始されると、前記ネット用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行するか、又は放送用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行するかを、所定のファイルに記されている、前記ネット用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行すること、又は放送用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行することを示す情報に基づいた判断結果に応じて、前記ネット用の記述文を含むデータ放送コンテンツ又は放送用の記述文を含むデータ放送コンテンツを実行する端末と
    を有することを特徴とするデータ放送の送出確認システム。
  7. 前記ネット用の記述文は、指定先が前記端末内の記憶領域又は前記端末がアクセスすることができる装置の記憶領域となっている記述文であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のデータ放送の送出確認システム。
  8. 前記ネット用の記述文は、参照先又は遷移先が前記記憶手段となっている記述文であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のデータ放送の送出確認システム。
  9. 前記データ放送コンテンツが前記記憶手段に記憶されると、この記憶されたデータ放送コンテンツのBML文書を実行させる為のリンクを生成する生成手段を有することを特徴とする請求項5から請求項8のいずれかに記載のデータ放送の送出確認システム。
  10. 変換装置であって、
    放送されたデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先を検索し、端末内の記憶領域又は前記端末がアクセスすることができる装置の記憶領域に変換する変換手段と、
    前記変換されたBML文書及び前記モジュール構成がフォルダの構成に変換された前記データ放送コンテンツのデータが記憶される記憶手段と
    を有することを特徴とする変換装置。
  11. 変換装置であって、
    放送されたデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先を含む所定の記述文を検索し、端末からその記述文を実行させないように変換又は削除する変換手段と、
    前記変換されたBML文書及び前記モジュール構成がフォルダの構成に変換された前記データ放送コンテンツのデータが記憶される記憶手段と
    を有することを特徴とする変換装置。
  12. 前記変換されたBML文書が前記記憶手段に記憶されると、この記憶されたBML文書を実行させる為のリンクを生成する生成手段を有することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の変換装置。
  13. 放送されたデータ放送コンテンツのBML文書を変換する変換プログラムであって、前記プログラムは変換装置に、
    放送されたデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先を検索し、端末内の記憶領域又は前記端末がアクセスすることができる装置の記憶領域に変換する処理と、
    前記変換されたBML文書及び前記モジュール構成がフォルダの構成に変換された前記データ放送コンテンツのデータを記憶させる処理と
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 放送されたデータ放送コンテンツのBML文書を変換する変換プログラムであって、前記プログラムは変換装置に、
    放送されたデータ放送コンテンツのBML文書中に記述されているリソースの参照先、モジュールの遷移先、データの取得先、又はデータの保存先を含む所定の記述文を検索し、端末からその記述文を実行させないように変換又は削除する処理と、
    前記変換されたBML文書及び前記モジュール構成がフォルダの構成に変換された前記データ放送コンテンツのデータを記憶させる処理と
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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