JP4882767B2 - 入出力回路及びこれを用いた入出力兼用端子装置 - Google Patents

入出力回路及びこれを用いた入出力兼用端子装置 Download PDF

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本発明は、出力端子を入力端子としても使用できる入出力兼用端子用の入出力回路と、及びこの入出力回路を用いた入出力兼用端子装置に関する。
従来から、映像信号の入出力を行う接続用端子において、入力端子と出力端子とを別々に分けて設けた接続用端子が知られている。図5は、従来の入力端子100、200と、入力端子用の入力回路300と、集積回路400との関係を示した図である。
図5において、S(セパレート)端子の入力端子100及びコンポジット端子(RCA)の入力端子は、入力回路300を介して、集積回路400に接続されている。S端子の入力端子100には、色信号であるクロマ信号と、輝度信号が分けて入力される。一方、コンポジット端子の入力端子200には、色信号であるクロマ信号及び輝度信号が合成されている所謂コンポジット信号が入力される。
S端子の入力端子100は、75Ωのインピーダンス整合用抵抗R10により終端され、カップリングコンデンサC10を介して、集積回路400のクロマ入力端子410に接続されている。また同様に、S端子の入力端子100は、75Ωのインピーダンス整合用抵抗R20により終端され、カップリングコンデンサC20を介して、集積回路400の輝度信号入力端子420にも接続されている。従って、S端子100に入力されたクロマ信号はクロマ入力端子410、輝度信号は輝度信号入力端子420に入力されるように構成されている。
また、クロマ信号には、映像信号のアスペクト比判別用の直流識別信号が重畳されているが、抵抗R10、コンデンサC40及びS2判別端子440の入力インピーダンスによって交流成分が除去され、直流識別信号のみがS2判別端子440に入力されるようになっている。S2判別端子440に入力された直流識別信号は、映像のアスペクト比を、4:3映像と16:9映像とレターボックス信号とを判別するのに用いられる。なお、集積回路400のS1判別端子450は、S端子が接続されているか否かの判別を行う端子である。
一方、コンポジット端子の入力端子200は、インピーダンス整合用抵抗R30により終端され、カップリングコンデンサC30を介して、集積回路400のコンポジット信号入力端子430に接続されている。コンポジット端子200に入力されたコンポジット信号は、インピーダンス整合用抵抗R30とカップリングコンデンサC30とからなる入力回路300を介して、コンポジット信号入力端子430に入力される。
このように、映像信号の入力端子100、200においては、入力インピーダンスは75Ωと規格で定められているため、これを満足するため、各々が75Ωの抵抗で終端され、カップリングコンデンサで結合されて集積回路400の入力端子に接続されることが必要である。
次に、出力端子の従来技術を説明する。図6は、従来の出力端子150、250と、出力端子用の出力回路350と、集積回路500との関係を示した図である。
図6において、S端子の出力端子150は、集積回路500のクロマ出力端子415と、75Ωのインピーダンス整合用抵抗R40とカップリングコンデンサC50とを介して接続されている。よって、クロマ出力端子415から出力されたクロマ信号は、S端子の出力端子150から外部に出力される。また、S端子の出力端子150は、集積回路500の輝度信号出力端子425ともインピーダンス整合用抵抗R50及びカップリングコンデンサC60を介して接続されており、輝度信号出力端子425から出力された輝度信号は、S端子150から外部に出力される。
また、カップリングコンデンサC50に並列に抵抗R70が接続されており、集積回路500のDCout端子445から出力されたアスペクト比判別用の識別直流信号を、抵抗R70を介してクロマ信号に重畳している。
S端子と同様に、コンポジット端子の出力端子250は、75Ωのインピーダンス整合用抵抗R60及びカップリングコンデンサC70を介して集積回路500のコンポジット信号出力端子435に接続されている。よって、コンポジット信号出力端子435から出力されたコンポジット信号は、抵抗R60とコンデンサC70とからなる出力回路350を介して、コンポジット端子の出力端子250から外部へ出力される。
このように、出力端子150、250は、規格から出力インピーダンスは75Ωと定められているため、これを満足するためには、集積回路500の出力端子から、カップリングコンデンサC50、C60、C70と75Ωのインピーダンス整合用抵抗R40、R50、R60を介して接続されることが必要である。
なお、入出力兼用端子用の入出力回路として、必ず端子を入出力兼用端子として用いる技術として、入出力兼用端子に並列に出力系信号処理回路と入力系信号処理回路が接続され、入出力兼用端子と出力系信号処理回路との間に切替スイッチを設け、デコーダ回路により、入出力兼用端子に外部端子が接続されたときに、入出力兼用端子を入力端子として働かせるべきなのか、又は出力端子として働かせるべきなのかを判定し、切替スイッチの切替制御を行うようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−38817号公報
しかしながら、図5及び図6で説明した従来技術のように、入力端子100、200と出力端子150、250とを別個に設けた形式の場合には、入力端子用100用の入力回路300と出力端子150、250用の出力回路350の形式が、入力回路300では抵抗終端、出力回路350では抵抗を介して出力と異なるため、別個に入力用回路300と出力用回路350を設けざるを得なかった。従って、例えば最近のテレビの薄型パネルのように、端子を多く設けることが困難な場合でも、入力端子と出力端子を別個に設ける必要があり、スペース上の不都合を生じていた。
また、特許文献1に記載の構成では、入出力兼用端子を入力端子として用いるか、又は出力端子として用いるかは、ユーザの用途で大体一方に定まる場合が多いにも関わらず、毎回外部からの接続により入出力兼用端子を入力端子として機能させるのか、又は出力端子として機能させるのかを判断するため、判断用の回路を常に動作させておく必要があった。従って、ユーザが端子を入力用又は出力用として固定して利用したい様な場合でも、複雑な判断及び制御用の回路を搭載し、かつ常にそれらを動作させておかなければならず、入出力回路の複雑化を招くとともに、無駄な電力と演算時間を消費するという問題があった。
そこで、本発明は、何も設定されていない通常の状態では出力端子として機能し、入力用端子として機能させたいときには、設定により入力端子として機能させる入出力兼用端子と、これを実現するための入出力回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、の発明に係る色信号入出力兼用端子装置は、入出力兼用S端子(11)と、集積回路(40)と、該入出力兼用S端子(11)と該集積回路(40)との間に設けた色信号入出力回路(31、32、33、34)とを有する色信号入出力兼用端子装置であって、
前記色信号入出力回路は、
前記入出力兼用S端子から、第1のコンデンサ(C1)を介して前記集積回路(40)の色信号入力端子(41)に接続された色信号入力回路(31)と、
該色信号入力回路(31)と並列に設けられ、前記入出力兼用S端子(11)から、インピーダンス整合用抵抗(R1)と第2のコンデンサ(C2)との直列接続を介して前記集積回路(40)の色信号出力端子(43)に接続された色信号出力回路(33)と、
前記第2のコンデンサ(C2)と並列に設けられ、前記インピーダンス整合抵抗(R1)と前記第2のコンデンサ(C2)との間の接続点から、前記インピーダンス整合用抵抗(R1)を介して前記集積回路(40)の識別信号入力端子(42)に接続された識別信号入力回路(32)と、
前記第2のコンデンサ(C2)と並列に設けられ、前記インピーダンス整合抵抗(R1)と前記第2のコンデンサ(C2)との間の接続点から、識別信号重畳用抵抗(R4)を介して前記集積回路(40)の識別信号出力端子(44)に接続された識別信号出力回路(34)とを有し、
前記入出力兼用S端子(11)を入力用端子として用いるときには、前記集積回路の前記色信号出力端子(43)をミュート状態にするとともに、前記識別信号出力端子(44)を高インピーダンスにすることを特徴とする。これにより、映像のアスペクト比の情報を有する直流信号が重畳されて入力され、また出力時には直流信号を重畳して出力する必要がある色信号についても、入出力兼用S端子装置として端子数を減らすことができる。
第2の発明に係る映像信号用入出力兼用端子装置(60)は、第1の発明に係る色信号入出力兼用端子装置と、
前記入出力兼用S端子(11)に接続された輝度信号入出力回路(37、38)と、
入出力兼用コンポジット端子(15)と、
該入出力兼用コンポジット端子(15)と前記集積回路(40)との間に設けられた入出力回路とを有する映像信号用入出力兼用端子装置(60)であって、
前記入出力回路は、
前記入出力兼用コンポジット端子(15)から、第3のコンデンサ(C3)を介して前記集積回路(40)のコンポジット入力端子(46)に接続されたコンポジット信号入力回路(35)と、
該コンポジット信号入力回路(35)と並列に設けられ、前記入出力兼用コンポジット端子(15)から、インピーダンス整合用抵抗(R2)と第4のコンデンサ(C4)との直列接続を介して前記集積回路(40)のコンポジット出力端子(47)に接続されたコンポジット信号出力回路(36)とを有し、
前記入出力兼用コンポジット端子(15)を入力用端子として用いるときには、前記集積回路(40)の前記コンポジット出力端子(47)をミュート状態にすることを特徴とする。これにより、通常は出力端子として機能し、必要に応じて簡単な制御により入力端子として機能させることも可能な入出力兼用端子とすることができ、機器に設ける端子の数を減らすことができ、少ない端子数で省スペースの入出力兼用端子装置とすることができる。よって、従来は、映像信号用の入力端子及び出力端子はコンポジット端子及びS端子用の入出力用として合計4端子必要であったが、各々入出力兼用端子として構成することにより合計2端子の映像信号用入出力兼用端子とすることができる。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、出力端子を入力用端子としても利用できる入出力兼用端子とこれに適用する入出力回路を簡素な構成で実現でき、テレビ等の外部機器接続用として設ける端子数を減少させ、省スペース化を図りながらも、実質的に必要な端子数の機能を維持して提供できる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本実施例に係る入出力兼用端子装置60を入力用端子として利用する場合の内部回路構成を示した図である。図1において、本実施例に係る入出力兼用端子装置60の主要構成要素は、入出力兼用端子部10と、入出力回路30と、集積回路(IC、Integrated Circuit)40とから構成される。
入出力兼用端子部10は、入出力兼用S(セパレート)端子11と、入出力兼用コンポジット・ビデオ信号端子(以下、「入出力兼用コンポジット端子」又は「入出力兼用RCA端子」という。)15とを含む。
入出力兼用S端子11は、映像信号を構成する輝度信号と色信号(以下、「クロマ信号」ともいう。)との2系統に分離されて伝送された信号の入出力を行う端子である。図1において、入力された輝度信号は接続線12の系統、クロマ信号及びクロマ信号に重畳されたS2判別用の直流重畳信号は接続線13の系統に送られるように構成されている。更に、入出力兼用S端子11にS端子が接続されているか否かの判別を行う直流信号が、接続線14の系統に送られるように構成されている。
一方、入出力兼用コンポジット端子15は、輝度信号と色信号(クロマ信号)を分離することなく合成された状態で伝送されたコンポジット(ビデオ)信号の入出力を行う端子である。従って、入出力兼用コンポジット端子15の入出力系統は、接続線16の1系統のみで構成されている。
入出力回路30は、入出力兼用端子10から入力された入力信号、又は集積回路40の各端子41〜49から出力された出力信号をインピーダンス整合して入出力するためのアプリケーション回路としての役割を果たす。
入出力回路30は、入出力兼用コンポジット端子15を介してコンポジット信号の入出力を行う接続系統16では、コンポジット信号入力回路35とコンポジット信号出力回路36とから構成される。
また、入出力回路30は、入出力兼用S端子11から入力される接続系統12、13、14では、入出力兼用S端子11を介して輝度信号の入出力を行う輝度信号入力回路37と輝度信号出力回路38、同様に入出力兼用S端子11を介してクロマ信号の入出力を行うクロマ信号入力回路31とクロマ信号出力回路33、更に、クロマ信号に重畳した映像信号のアスペクト比を判別する識別直流信号を入力して判別するS2識別信号入力回路32と、出力時に識別直流信号を重畳する識別信号出力回路34とから構成される。また、S端子が接続されているかどうかを判別する、S1識別信号入力回路39を含んでもよい。
このように、入出力回路30は、各交流信号の入力回路31、35、37と出力回路33、36、38が各々設けられている。更に、クロマ信号に関しては、アスペクト比を判別するための識別信号としての直流信号の入力回路32、出力回路34とS端子接続状態としての直流信号を入力する入力回路39を備えた構成となっている。
各々の入力回路31、35、37は、入出力兼用端子11、15と集積回路40の入力端子41、46、48との間にカップリングコンデンサC1、C3、C5を備えている。また、各々の出力回路33、36、38は、入出力兼用端子11、15と集積回路40の出力端子43、47、49との間に、インピーダンス整合用抵抗R1、R2、R3とコンデンサC2、C4、C6との直列接続が設けられている。更に、S2識別信号入力回路32は、インピーダンス整合抵抗R1とコンデンサC2との接続点Aと集積回路40のS2判別端子42を接続した結線のみで構成され、識別信号出力回路34は、上述の接続点Aと集積回路40のDCout端子44との間に抵抗R4を介して接続することにより構成されている。更に、S1識別信号入力回路39は、入出力兼用S端子11と集積回路40のS1判別端子45とを接続した結線により構成されている。
集積回路40は、映像信号の入出力を制御する汎用的なIC(Integrated circuit)であってよく、例えば、汎用ビデオスイッチIC等を好適に利用してよい。集積回路40に入力された信号は、集積回路40内で処理された後、例えば画像処理用ICに入力されて処理されてよい。また、集積回路40は、本実施例に係る入出力兼用端子装置60が搭載されている画像表示装置(図示せず)で生成された映像信号を外部へ出力する際の、出力制御も行う。
集積回路40は、各々の入出力信号に対応して、入出力端子が設けられている。従って、入出力兼用コンポジット端子のコンポジット信号に対応する端子としては、コンポジット入力端子46及びコンポジット出力端子47を備える。また、入出力兼用S端子11に入力される輝度信号に対応する端子として、輝度信号入力端子48及び輝度信号出力端子49とを有する。更に、クロマ信号に対しては、クロマ入力端子41、クロマ出力端子43、クロマ入力信号のアスペクト比判別を行うS2判別端子42、クロマ出力信号に識別信号を重畳するDCout端子44とを有する。また、S端子接続判別用として、S1判別端子45を更に備えてよい。
なお、S2識別信号入力回路32及び集積回路40のS2判別端子は、従来技術で説明したように、クロマ信号に重畳された直流の識別信号から、画像のアスペクト比が4:3の標準画像か、16:9のスクィーズ信号による画像か、レターボックス信号による画像かを判別する。また、S1識別信号入力回路39及びS1判別端子45は、S端子が接続されているかどうかを判別する。
集積回路40は、各々の入出力端子に対応した内部素子を備えており、例えば、バイアス手段51は、クロマ入力端子41から入力されたクロマ入力信号にバイアスを掛ける。また、S2判別端子42に入力された識別信号は、抵抗52によりその直流電圧が検出され、その検出された直流電圧がコンパレータ62により基準電圧と比較され、画像のアスペクト比の判別が行われる。また、各々の出力端子43、44、47、49に対応して集積回路40内に設けられているドライバ53、54、57、59は、集積回路40内から送られてきた出力信号を出力する際の駆動回路である。更に、S1判別端子に対応して設けられたコンパレータ55は、基準電圧との比較を行い、入力電圧の比較判断を行う。また、コンポジット入力端子46及び輝度信号入力端子48に対応して設けられたクランプ手段56、58は、コンポジット信号や輝度信号では黒レベルを基準としており、直流電圧値が情報を表しているが、この基準レベルを移動させ、別のレベルに固定することを行う。これにより、動作信号の最下点を揃えることができる。
次に、図1のように構成された入出力兼用端子装置60が、入力用端子として機能するときには、どのように動作するかについて説明する。
まず、コンポジット信号入出力回路35、36を例に挙げて説明を行う。コンポジット信号入力回路35は、上述のように、入出力兼用コンポジット端子15と集積回路40のコンポジット入力端子46との間に、カップリングコンデンサC3が設けられた構成となっている。カップリングコンデンサC3は、入力信号の電位変動を防止すべく設けられており、集積回路40内部のバイアスで信号を扱うため、直流成分を遮断して電位変動を防ぐ役割を果たす。また、コンポジット出力回路36は、カップリングコンデンサC3と並列に、75Ωのインピーダンス整合用抵抗R2とコンデンサC4の直接接続を介して、集積回路40のコンポジット出力端子47に接続された構成となっている。
このような構成の下、入出力兼用コンポジット端子15を入力用端子として用いるときには、コンポジット出力端子47をミュート状態に設定し、映像信号が出力されないように設定する。コンポジット出力端子47は低インピーダンスなので、ここから出力信号が出力されない、信号無しの状態であるいわゆるミュート状態に設定すれば、コンポジット信号出力回路36は、交流的には、コンデンサC4を介して接地状態と見なせる。この状態で、コンポジット入力信号が、コンポジット入出力兼用端子15から入力されたときには、入力信号は、コンポジット信号入力回路35及びコンポジット信号出力回路36に入力される。コンポジット信号入力回路35に入力された信号は、コンポジット入力端子46にカップリングコンデンサC3を介して入力される。一方、コンポジット信号出力回路36にも入力された信号は、コンポジット信号出力回路36は上述のように交流的には接地されるので、インピーダンス整合用抵抗R2により終端されたのと同じ状態となり、グランドに流れ込む。従って、コンポジット入力回路35及びコンポジット出力回路36は、組み合わせると従来技術の図5のR30とC30で示したコンポジット信号入力回路300と同じ回路の状態となり、入力用端子としての機能を果たす。
なお、コンポジット出力端子47のインピーダンス操作は、例えば、本実施例に係る入出力回路が適用されている画像表示装置内に設けられた全体を制御するマイコンからの指示により、コンポジット出力端子47をミュート状態に設定するように構成してもよい。
このように、コンポジット信号出力回路36を、図6に示した従来の出力回路350と同じように、抵抗R2とコンデンサC4との直列接続を介して出力信号を出力する構成としながらも、集積回路40のコンポジット出力端子47を低インピーダンスに設定することにより、交流的に短絡させて抵抗R2を終端と同じ状態とし、コンポジット信号入力回路35とコンポジット信号出力回路36全体で実質的な入力回路を構成し、端子を1つとすることができる。
また、コンポジット信号入力回路35のコンデンサC3の容量は小さくすることが好ましく、例えば、0.01μF以上1μF以下が好ましく、0.05μF以上0.5μF以下が更に好ましく、0.1μF程度が最適である。コンポジット入力端子46に対応して、集積回路40内にクランプ手段56を設けているが、例えば、クランプは、コンデンサC3でバイアスを与えることによっても達成できる。しかしながら、この場合には、コンデンサC3の容量を大きくする必要があるが、コンデンサC3の容量を大きくすると、充放電に多くの時間を要してしまう。従って、クランプの手段にはコンデンサC3を利用せず、集積回路40内部にクランプ手段を設け、コンデンサC3の容量は小さくしてカップリングコンデンサの役割を主に担わせるのが好ましい。そこで、コンデンサC3の容量はコンデンサC4よりも小容量として構成している。
一方、コンポジット信号出力回路36のコンデンサC4は、75Ωのインピーダンス整合用抵抗R2を終端しなければならないので、ライン電源の電圧が数msec〜数secの瞬間的に低下するサグ現象を防止するため、大容量であることが好ましい。従って、例えば、コンデンサC4の容量は、好ましくは100μF以上800μF以下、更に好ましくは200μF以上600μF以下、最適には470μF程度が好ましい。
このように、コンポジット信号入力回路35とコンポジット信号出力回路36では、コンデンサC3とコンデンサC4の果たす役割が異なるので、それに応じて、各々適した容量のコンデンサC3、C4を設けることが好ましい。そして、コンポジット信号入力回路35のコンデンサC3は、コンポジット信号出力回路36のコンデンサC4よりも小さな容量とすることが好ましい。
コンポジット信号入出力回路35、36において説明した、入出力兼用コンポジット端子15を入力用端子として機能させる場合の説明は、他の入出力回路にも適用できる。即ち、入出力兼用S端子と接続されている輝度信号入出力回路37、38及びクロマ信号入出力回路31、33にそのまま適用できる。
例えば、輝度信号入出力回路37、38の場合は、輝度信号入力回路37のカップリングコンデンサC5がコンポジット信号入力回路35のカップリングコンデンサC3に相当し、輝度信号出力回路38のインピーダンス整合用抵抗R3とコンデンサC6が、各々コンポジット信号出力回路36のインピーダンス整合用抵抗R2とコンデンサC4に相当する。
また、クロマ信号入出力回路31、33の場合は、クロマ信号入力回路31のカップリングコンデンサC1がコンポジット信号入力回路35のカップリングコンデンサC3に相当し、クロマ信号出力回路33のインピーダンス整合用抵抗R1とコンデンサC2が、各々コンポジット信号出力回路36のインピーダンス整合用抵抗R2とコンデンサC4に相当するので、同様に適用できる。
次に、S2識別信号入力回路32及びS2識別信号出力回路34の動作について説明する。入出力兼用S端子11を入力用端子として利用する場合には、集積回路40のDCout端子44を高インピーダンスとして設定する。
このように設定することにより、クロマ入力信号に重畳された識別直流信号は、接続点Aから識別信号出力回路34には流れ込まず、識別信号入力回路32の方に流れ込むことになる。従って、識別信号出力回路34は、識別入力信号に全く影響を与えず、識別信号入力回路32に流れ込んでS2判別端子42に入力され、集積回路40内の抵抗52により、直流識別信号に基づいてS端子から入力される映像信号のアスペクト比が判別されることになる。
なお、集積回路40のDCout端子44を高インピーダンスにするには、例えば、DCoutに内部接続されている集積回路40内の出力アンプを動作させないようにすればよい。
また、クロマ入力信号自体は、クロマ出力端子43をミュート状態にすることにより、クロマ信号出力回路33により75Ωのインピーダンス整合用抵抗R1で終端され、クロマ信号入力回路31のカップリングコンデンサC1を介してクロマ入力端子41に入力されることは、上述のコンポジット信号の場合と同様である。
このように、クロマ信号に直流の識別信号が重畳されている場合であっても、インピーダンス整合用抵抗R1との関係において、接続点AからS2識別信号入力回路32とS2識別信号出力回路34を構成し、集積回路40のDCout端子44のインピーダンス操作を行うことにより、クロマ信号の入出力を行うS端子についても入出力兼用S端子11を構成することができる。
なお、S1識別信号入力回路39は、入出力兼用S端子11からの入力信号のみが直接的に入力されるだけなので、単独に設けてS1識別信号電圧を検出してよい。
このように、本実施例においては、入出力兼用端子11、15を入力用端子として利用するときには、集積回路40の出力端子43、47、49をミュート状態にすることにより、出力回路33、36、38に設けられているインピーダンス整合抵抗R1、R2、R3を終端し、実質的に従来の入力回路に用いられていたインピーダンス整合抵抗の役割を担わせ、新たな部品を加えることなく、少ない部品点数で入出力兼用端子11、15を実現することができる。また、直流の識別信号が重畳した色信号についても、DCout端子44を高インピーダンスにすることにより、S2判別端子42への直流識別信号の入力を妨げないようにできる。
次に、図2を用いて、本実施例に係る入出力兼用端子装置60が、出力用端子として用いられる場合の動作ついて説明する。図2において、入出力兼用S端子11及び入出力兼用コンポジット端子15が出力用端子として用いられるときの入出力回路30及び集積回路40の構成は、図1に示した構成図と同様である。集積回路40の出力端子43、44、47、49と、それら対応するドライバ53、54、57、59が通常動作状態になっている点のみが、図1と異なっている。
図2において、入出力兼用コンポジット端子15からコンポジット信号が出力される場合の動作を例に挙げて説明する。
集積回路40内において、ドライバ57から信号が出力されると、コンポジット出力信号は、コンポジット出力端子47から出力され、カップリングコンデンサC4及びインピーダンス整合用抵抗R2を通って、そのままコンポジット入出力兼用端子15から出力される。その際、集積回路40のコンポジット入力端子46は、通常の状態で高インピーダンスのため、コンポジット出力信号には何ら影響を与えず、コンポジット出力信号は、そのままコンポジット入出力兼用端子15に流れ込み、外部に出力されることになる。コンポジット信号出力回路36は、従来の図6の出力回路と同じ構成であるから、出力回路としての機能は、集積回路40の端子について特段のインピーダンス操作を行うことなく、そのまま果たすことができる。このように、入出力兼用コンポジット端子15を出力用端子として利用するときには、特段の制御を行うことなくそのまま出力端子として利用することができる。
同様に、輝度信号出力端子49から輝度信号が出力されるときも、輝度信号入力端子48は元来高インピーダンスであるから、輝度出力信号は輝度信号入力回路37及び輝度信号入力端子48から何ら影響を受けず、輝度信号出力回路38のカップリングコンデンサC6と75Ωのインピーダンス整合用抵抗R3の直接接続を通って、入出力兼用S端子11から外部へ出力される。
また、クロマ信号が出力される場合は、集積回路40内のドライバ53、54が出力オンとなり、クロマ出力端子43及びDCout端子44の双方から信号が出力される。この場合も、クロマ入力端子41及びS2判別端子42の双方が元々高インピーダンスであるから、両方ともクロマ出力端子43から出力されるクロマ出力信号及びDCout端子44から出力される直流識別信号の双方に影響を与えない。従って、クロマ出力信号は、クロマ出力端子43から出力されて、カップリングコンデンサC2で直流分がカットされた後、DCout端子44から出力された直流信号が識別信号出力回路34の抵抗R4により直流信号が重畳され、インピーダンス整合用抵抗R1を介して入出力兼用S端子11からそのまま外部へ出力されることになる。このように、本実施例に係る入出力兼用端子装置60は、直流信号を重畳するクロマ出力信号についても、特段の制御を行うことなく出力端子として利用することが可能である。
このように、本実施例に係る入出力回路30は、入出力兼用端子11、15から見て各々の信号について、総ての出力回路33、34、36、38に対して並列に入力回路31、32、35、37が接続されている構成となっているが、集積回路40の各々の入力端子41、42、45、48が高インピーダンスであるため、何ら影響を受けることなく通常の出力端子として利用することが可能である。従って、入出力兼用端子装置60は、ユーザが何ら設定を行わないときには、無駄な回路を動作させることなく、そのまま通常の出力端子として利用できる。
図3は、ユーザが入出力兼用端子装置60を出力端子として用いるか、又は入力端子に切り替えて使用する態様を説明するための、信号のインターフェース、伝送経路を説明するための図である。
図3(a)は、本実施例に用いられる伝送手段の一例を示す図である。図3(a)に示すように、例えば、本実施例に係る入出力兼用端子装置60に適用される集積回路40は、画像表示装置(図示せず)の内部に設けられた、全体の制御を行うマイコン70とIC(Inter Integrated Circuit)バスを利用して情報伝達を行ってよい。ICバスは、2本の信号線SDA(Serial Data)とSCL(Serial Clock)を用い、データ信号とクロック信号で情報伝達を行うインターフェースである。100kHzの高速シリアル通信を行い、近い場所にあるデバイス間の情報伝達を行うのに適するので、集積回路40とマイコン70の通信に適用してよい。
図3(b)は、ユーザが入出力兼用端子装置60を出力用端子として利用するか、又は入力用端子として利用するかの設定の態様を示した一例である。例えば、本実施例に係る入出力兼用端子装置60は、入出力端子選択設定手段75を備え、ユーザが入出力端子選択設定手段75から入出力兼用端子60を入力用端子として用いるのか、出力用端子として用いるのかを選択して設定できるように構成してよい。例えば、ユーザに対して画像表示装置の画面71にメニュー画面を表示し、その画面からユーザがいずれのモードを選択するのか選択設定可能なように構成してもよい。また、選択スイッチ72を設け、ユーザがスイッチにより選択できるように構成してもよい。ユーザの選択設定情報は、画像表示装置内部に設けられたマイコン70に送られ、マイコン70から集積回路40にICバスを用いて選択情報を伝送するようにしてよい。
また、集積回路40において、入力端子用のビットを1ビット設けて、ユーザが入力端子として利用することを選択したときには、それにより集積回路40の各端子のインピーダンスが、入力端子用のモードに設定されるように構成してもよい。例えば、入出力兼用端子装置60を入力用端子として利用するときには、クロマ出力端子53、コンポジット出力端子47、輝度信号出力端子44をミュート状態に設定すると同時に、DCout端子44を高インピーダンスに設定する必要がある。これらを個別に制御するのではなく、マイコン70から信号が送られ、入力端子用の制御ビットに1が入ったら、それに基づいて関連する端子が入力端子モードに切り替わるようにロジック回路により構成されてよい。例えば、集積回路40に入出力兼用端子装置60を入力端子として用いる信号が入力され、DCout出力端子44を高インピーダンスにする制御ビットに1が立ったら、集積回路40内のロジックで自動的に総ての集積回路40の出力端子をミュート状態にするようなロジック回路を組むことにより、簡単に入出力兼用端子装置60全体を制御できることとなり、複雑な個別の制御が不要となる。これにより、入出力兼用端子装置60のプログラムにおいて複雑な制御が必要無くなり、容易に入出力兼用端子装置60を構成することができる。
次に、このロジックを、図4を用いて説明する。なお、今まで説明したのと同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
図4は、入出力兼用端子装置60のロジックフローチャートである。図4(a)は、入出力兼用端子装置60を入力端子として使用する場合のロジックフローチャートである。
図4(a)において、ステップ100では、ユーザが入出力兼用端子装置60を入力端子として使用することを選択する。図3において説明したように、入出力選択設定手段75の画面71や選択スイッチ72によりユーザに選択設定され、それらの情報はマイコン70に伝送されてよい。
ステップ110では、マイコン70から、集積回路40のDCout端子44を高インピーダンスモードにする信号が送られる。これにより、DCout端子44の高インピーダンス制御ビットに1が立つことになる。
ステップ120では、兼用している入力端子の選択が行われる。即ち、DCout端子44の高インピーダンス制御ビットに1が立ったことにより、集積回路40内のロジックにより、クロマ出力端子43、コンポジット出力端子47、及び輝度信号出力端子49が自動的にミュート状態に設定され、入力端子として機能する状態となる。
ステップ130では、信号が入出力兼用端子11、15から入力され、集積回路40の各々の端子は、全体として入力端子として機能する。
このように、本実施例に係る入出力兼用端子装置60は、DCout端子44の高インピーダンス制御ビットを利用して、集積回路40の他の端子も入力端子モードに自動的に切り替えることができ、複雑な制御を行うことなく入出力兼用端子60として構成できる。
図4(b)は、入出力兼用端子装置60を出力端子として使用する場合のロジックフローチャートである。
図4(b)において、ステップ200では、ユーザの設定により、又は何も設定されずに出力端子として使用されることが設定される。この情報は、マイコン70が取得する。
ステップ210では、マイコン70から、DCout端子44をオンにする指令が送られる。これにより、DCout端子44のドライバ54からはオン信号が出力され、DCout端子44の高インピーダンス制御ビットには0が立つ。
ステップ220では、DCout端子44の高インピーダンス制御ビットに0が立ったのを受けて、他の各ドライバ53、57、59からは通常の出力信号が出力される。
ステップ230では、集積回路40の各出力端子43、44、47、49から出力された映像信号が、入出力兼用端子11、15を介して外部に出力される。
このように、出力時も、DCout端子44の高インピーダンス制御ビットを利用することにより、簡単な制御で信号出力を行うことが可能である。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
本実施例に係る入出力兼用端子装置60を入力用端子として利用する場合の内部回路構成を示した図である。 本実施例に係る入出力兼用端子装置60が、出力用端子として用いられる場合の動作説明図である。 本実施例に係る入出力兼用端子装置60の信号のインターフェース、伝送経路を説明するための図である。 入出力兼用端子装置60のロジックフローチャートである。図4(a)は、入出力兼用端子装置60を入力端子として使用する場合のロジックフローチャートである。図4(b)は、入出力兼用端子装置60を出力端子として使用する場合のロジックフローチャートである。 従来の入力端子100、200と、入力端子用の入出力回路300と、集積回路400との関係を示した図である。 従来の出力端子150、250と、出力端子用の出力回路350と、集積回路500との関係を示した図である。
符号の説明
10 入出力兼用端子
11 入出力兼用S端子
12、13、14、16 接続線
15 入出力兼用コンポジット端子
30 入出力回路
31 クロマ信号入力回路
32 識別信号入力回路
33 クロマ信号出力回路
34 識別信号出力回路
35 コンポジット信号入力回路
36 コンポジット信号出力回路
37 輝度信号入力回路
38 輝度信号出力回路
39 S1識別信号入力回路
40 集積回路
41 クロマ入力端子
42 S2判別端子
43 クロマ出力端子
44 DCout端子
45 S1判別端子
46 コンポジット入力端子
47 コンポジット出力端子
48 輝度信号入力端子
49 輝度信号出力端子
51 バイアス手段
52 抵抗
53、54、57、59 ドライバ
55、62 コンパレータ
56、58 クランプ手段
60 入出力兼用端子装置
70 マイコン
71 画面
72 選択スイッチ
75 入出力端子選択設定手段

Claims (2)

  1. 入出力兼用S端子と、集積回路と、該入出力兼用S端子と該集積回路との間に設けた色信号入出力回路とを有する色信号入出力兼用端子装置であって、
    前記色信号入出力回路は、
    前記入出力兼用S端子から、第1のコンデンサを介して前記集積回路の色信号入力端子に接続された色信号入力回路と、
    該色信号入力回路と並列に設けられ、前記入出力兼用S端子から、インピーダンス整合用抵抗と第2のコンデンサとの直列接続を介して前記集積回路の色信号出力端子に接続された色信号出力回路と、
    前記第2のコンデンサと並列に設けられ、前記インピーダンス整合抵抗と前記第2のコンデンサとの間の接続点から、前記インピーダンス整合用抵抗を介して前記集積回路の識別信号入力端子に接続された識別信号入力回路と、
    前記第2のコンデンサと並列に設けられ、前記インピーダンス整合抵抗と前記第2のコンデンサとの間の接続点から、識別信号重畳用抵抗を介して前記集積回路の識別信号出力端子に接続された識別信号出力回路とを有し、
    前記入出力兼用S端子を入力用端子として用いるときには、前記集積回路の前記色信号出力端子をミュート状態にするとともに、前記識別信号出力端子を高インピーダンスにすることを特徴とする色信号入出力兼用端子装置。
  2. 請求項1に記載の色信号入出力兼用端子装置と、
    前記入出力兼用S端子に接続された輝度信号入出力回路と、
    入出力兼用コンポジット端子と、
    該入出力兼用コンポジット端子と前記集積回路との間に設けられた入出力回路とを有する映像信号用入出力兼用端子装置であって、
    前記入出力回路は、
    前記入出力兼用コンポジット端子から、第3のコンデンサを介して前記集積回路のコンポジット入力端子に接続されたコンポジット信号入力回路と、
    該コンポジット信号入力回路と並列に設けられ、前記入出力兼用コンポジット端子から、インピーダンス整合用抵抗と第4のコンデンサとの直列接続を介して前記集積回路のコンポジット出力端子に接続されたコンポジット信号出力回路とを有し、
    前記入出力兼用コンポジット端子を入力用端子として用いるときには、前記集積回路の前記コンポジット出力端子をミュート状態にすることを特徴とする映像信号用入出力兼用端子装置。
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