JP4881940B2 - 直流電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信ビルやデータセンタなどで用いられる直流電源装置に関する。
直流電源装置は通常複数台の整流器ユニットを、負荷に対して並列に接続して構成されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
各整流器ユニットは、負荷に対して並列に接続されているため、負荷への負荷電流を並列に接続しているそれぞれが均一に供給している。例えば、負荷に対して100Aを供給すする場合、並列に5台の整流器ユニットが設けられていると、それぞれの整流器ユニットが20Aずつ電源を供給することとなる。
特開2006−311736号公報 特開2007−318949号公報
しかしながら、実際に直流電源装置を運用していくうえでは、常に負荷電流が最大になる場合を想定し、直流電源装置内の全ての整流器ユニットを稼働させておく必要があり、整流器ユニットが低い負荷率(出力電流/定格電流)で運転せざるを得ない場合がある。しかし、一般的に、整流器ユニットが低負荷率で運転する場合、電力変換効率は低く、整流器ユニット内の電力変換において余分な電力損失が発生していることがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、交流電力を直流電力に変換する複数整流器ユニットを搭載する直流電源装置が非効率的な負荷率で運転している場合において、負荷電流を出力する整流器ユニットの台数を制御することにより、高い電力変換効率で整流器ユニットを運転でき、従来と比して電力損失の低減を可能とする直流電源装置を提供することを目的とする。
本発明の直流電源装置は、交流電力を入力し、直流電力を出力する出力端子との間に並列に接続された複数の整流器ユニットと、前記直流電力の電流値を測定し、当該直流電力の電流値を出力する電流センサと、前記電流値により、前記整流器ユニット各々の交流から直流への変換の損失が最小となる前記整流器ユニットの稼働台数を求め、当該稼働台数の整流器ユニットから直流電力が出力されるよう制御する稼働台数制御部とを有し、前記整流器ユニットが、自身の出力電圧を分圧回路により分圧した検出電圧値と、予め設定された基準電圧とを比較し、出力電圧の制御を行い、ダイオードを介して出力電圧を出力し、前記稼働台数制御部が、分圧回路の分圧比を制御することにより、前記稼働台数に対応した整流ユニットの稼働制御を行うことを特徴とする。
本発明の直流電源装置は、前記稼働台数制御部が前記分圧回路の分圧比を制御し、分圧前に比較して検出電圧値を高くし、出力電圧の電圧値を、稼働時の出力電圧に比較して低下させることにより、前記整流器ユニットからの直流電力の供給を停止させることを特徴とする。
本発明の直流電源装置は、前記分圧回路が、抵抗を直列に接続して構成され、いずれかの抵抗と並列に開閉器が接続された構成であり、 前記稼働台数制御部が前記開閉器を開閉制御することにより、前記分圧回路の分圧比を制御することを特徴とする。
本発明の直流電源装置は、前記検出電圧値が、負荷が稼働する負荷の入力電圧範囲に前記出力電圧の電圧値が含まれるよう設定されていることを特徴とする。
本発明の直流電源装置は、前記稼働台数制御部が、前記直流電力の電流値と、当該電流値において電力損失の最も小さい整流器ユニットの稼働台数とが対応して設定されている稼働台数テーブルと、前記電流センサからの前記電流値に対応する前記整流器ユニットの稼働台数を、前記稼働台数テーブルから読み出し、整流器ユニットの稼働台数を求める算出部と、前記算出部が求めた稼働台数に対応させて、前記開閉器を制御する制御部とを有していることを特徴とする。
本発明の直流電源装置は、前記稼働台数制御部が、前記整流器ユニット1台当たりの出力する電流値と、当該電流値の場合の電力損失とを対応付けた損失テーブルと、前記電流センサからの前記電流値を、現在稼働している整流器ユニットの稼働台数により除算し、1台当たりの出力電流の第1の電流値を求めて、この第1の電流値に対応する電力損失を前記損失テーブルから読み出すとともに、現在の稼働台数を1台ずつ増減した台数により、前記電流センサからの前記電流値を除算し、それぞれ第2及び第3の電流値を求め、当該第2及び第3の電流値各々に対応する電力損失を前記損失テーブルから読み出し、第1の電流値における電力損失が第2及び第3の電流値における電力損失より小さい場合、現在の稼働台数を算出結果として出力し、また、減らした台数における電力損失が小さい場合、最も小さい電力損失となる台数まで減算し、一方、増加した台数における電力損失が小さい場合、最も小さい電力損失となる台数まで増加し、最も小さな電力損失を得た台数を前記整流器ユニットの稼働台数として出力する算出部と、前記算出部が求めた稼働台数に対応させて、前記開閉器を制御する制御部とを有していることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、負荷電力が変化し、負荷に流れる負荷電流(直流電源が出力する出力電流)が低下しても、低下した出力電流において最も電力損失の小さい整流器ユニットの稼働台数を求め、この稼働台数となるように、稼働させない整流器ユニットの出力電圧を低下させることで容易に変換効率の良い台数にて整流器ユニットを稼動させることがき、従来に比較して余分なエネルギー消費を抑制することができる。
また、本発明によれば、負荷電流が急激に上昇しても直流電源装置の出力電圧が稼働させない整流器ユニットの出力電圧値からダイオードの順方向電圧降下値を減じた電圧値にて前記ダイオードがターンオンし、負荷が必要な電圧値のレベルを維持することができる。
<第1の実施形態>
以下、図を用いて本発明の第1の実施形態の直流電源装置の説明を行う。図1は本発明の第1の実施形態による直流電源装置の構成例を示すブロック図である。
この図に示すように、本実施形態による直流電源装置1は、商用系統電力源(交流電源)100から交流電力を入力し、FIL部2−1aを介してPFC部2−1bにて直流電力に整流し、負帰還回路による定電圧制御されたDC−DC部2−1cにて安定化された直流電力を負荷設備200に供給している。
直流電源装置1は、整流器ユニット2−1、整流器ユニット2−2、整流器ユニット2−3、…、整流器ユニット2−nと、電流センサ3と、電流計測部4及び稼働台数制御部5とを有している。
整流器ユニット2−1〜整流器ユニット2−nの各々は、商用系統電力源100と負荷設備200との間に並列に設けられ、それぞれの出力が接続点Aにおいて接続され、接続点Bによりそれぞれの入力が商用系統電力源100に接続されている。
電流センサ3は、接続点Aと出力端子9との間に設けられており、出力端子9から出力される負荷電流の電流値を測定し、測定した電流値を電流計測部4へ出力する。
電流計測部4は、入力される電流値を、予め設定された一定の測定周期により読み込み、電流値データとして稼働台数制御部5へ出力する。
稼働台数制御部5は、電流計測部4から入力される電流値データにより、整流器ユニット2−1〜整流器ユニット2−n各々の交流から直流変換する際の電力損失が最小となる整流器の稼働台数を求め、求められた稼働台数の整流器から直流電力が出力されるよう制御する。
上記整流器ユニット2−1〜整流器ユニット2−nの各々は同様な構成をしており、以下、整流器ユニット2−1により整流器ユニットの構成を説明するが、他の整流器ユニット2−2〜2−nも、以下説明する整流器ユニット2−1と同様の構成をしている。
整流器ユニット2−1は、FIL部2−1a、PFC部(力率改善機能を有した整流回路)2−1b、αC−DC部2−1c、分圧回路2−1d、変換制御部2−1f及びダイオード2−1gから構成されている。
FIL部2−1aは、ローパスフィルタからなり、商用系統電力源100から入力される交流電流の波形に重畳しているノイズの除去を行う。PFC部2−1bは、高周波スイッチングによる力率改善機能を有した整流回路である。
DC−DC部2−1cは、変換制御部2−1fが出力する駆動パルスのデューティ比(上記パルスの1周期における「H」レベルの期間と「L」レベルの期間の比)により、入力される直流電圧を、上記デューティ比に対応し、かつ安定した電圧値の直流電圧に変換する。
上記分圧回路2−1dは、例えば抵抗R1(抵抗値r1)、R2(抵抗値r2)、R3(抵抗値r3)が、DC−DC部2−1cの出力(ダイオード2−1gを介して整流器ユニットの+側端子に接続されている)と、整流器ユニットの−側端子との間に直列に接続され、抵抗R2及び抵抗R3の接続点Pと整流器ユニットの−側端子において、開閉器2−1eが抵抗R3と並列に接続されている。この分圧回路2−1dの出力する分圧電圧は抵抗R1と抵抗R2との接続点Qの電圧となる。上記開閉器2−1eが開(非導通状態)とされた場合、接続点Qの分圧電圧値は、DC−DC部2−1cの出力する電圧をVhとすると、Vins=Vh・(r2+r3)/(r1+r2+r3)となり、一方、記開閉器2−1eが閉(導通状態)とされた場合、抵抗R3がキャンセルされるため、接続点Qの分圧電圧値は、Vdis=Vh・(r2)/(r1+r2)となる。ここで、開閉器を用いているが継電器または接触器または半導体スイッチ(例えばトランジスタ)または外部信号により開閉操作ができる遮断器などを用いても良い。
ここで、同一のVhにおいて、Vdis>Vinsとなるように、抵抗R1〜R3の抵抗値を設定しておくことにより、変換制御部2−1fは、上記開閉器2−1eが閉(導通状態)から開(非導通状態)にすると、閉状態に比較して、整流器ユニット2−1の出力電圧の電圧値を低い電圧値に制御することになる。
上記変換制御部2−1fは、増幅回路2−1f1と、コンパレータ2−1f2と、ドライブ回路2−1f3と、基準電圧源2−1f4と、三角波発生回路2−1f5とから構成されている。
そして、増幅回路2−1f1は、分圧回路2−1dから入力される分圧電圧値と、内部の基準電圧源2−1f4の出力する基準電圧値(出力電圧を予め設定した電圧値に制御する電圧)とを比較し、その差分を増幅して次段のコンパレータ2−1f2へ出力する。
増幅回路2−1f1は、非反転入力端子(+)に上記基準電圧値が印加され、反転入力端子(−)及び出力端子間に抵抗R4が接続されており、反転入力端子(−)に抵抗R5を介して上記分圧電圧値が入力されている。
コンパレータ2−1f2は、増幅回路2−1f1により、基準電圧値と分圧電圧値との差分が増幅された電圧値と、三角波発生回路2−1f5から出力される三角波の電圧値と比較し、増幅された電圧値を超える三角波の電圧値の時間幅を「H」レベルとし、増幅された電圧値未満の三角波の電圧値の時間幅を「L」レベルとしたパルスとして、ドライブ回路2−1f3に対して出力する。
ドライブ回路2−1f3は、入力されるパルスを駆動パルスとして、DC−DC部2−1cに対して出力する。
DC−DC部2−1cは、入力される駆動パルスのデューティに(時比率)おいて、「H」レベルの期間が長くなるほど出力電圧の電圧値を高くすることになる。
すなわち、変換制御部2−1fは、分圧回路2−1dの出力する分圧電圧値が基準電圧より高くなれば、予め設定された出力電圧の電圧値が出力されているとして、DC−DC部2−1cに対する駆動パルスの「H」レベルの期間を短くする。
このため、開閉器2−1eを閉から開にすることにより、検出電圧値が上昇すると、変換制御部2−1fは、予め設定されている稼働時の出力電圧値未満でありダイオード2−1gがターンオフする電圧値(待機時電圧値)を、DC−DC部2−1cが出力するように、駆動パルスをDC−DC部2−1cに対して出力する。
直流電力の出力を停止した整流器ユニット2−1は、DC−DC部2−1cの出力がダイオードを介して接続点Aにおいて接続されているため、開閉器が閉から開となっていると、出力電圧が待機時電圧値であり、他の稼働している整流ユニットの出力する稼働時電圧値より低くダイオード2−1gがターンオフしているため、ダイオード2−1gのアノードからカソード方向には、電流が流れない状態となり、直流電力出力を停止した状態となる。
したがって、稼働台数制御部5は、算出した稼働台数となるよう、各整流器ユニット開閉器を開閉制御することにより、各開閉器ユニットを稼働状態あるいは待機状態とする。
すなわち、稼働台数制御部5は、整流器ユニット2−1〜2−n各々の分圧回路の分圧比を制御し、分圧前に比較して検出電圧値を高くし、出力電圧の電圧値を、稼働時の出力電圧に比較して低下させることにより、整流器ユニットの直流電力出力を停止させている。
また、本実施形態においては、分圧回路2−1dにおいて、B接点タイプの開閉器2−1eを用いているが、枠Z内に記載した分圧回路2−1dのA接点タイプの開閉器2−1eを用いた構成としても良い。
すなわち、枠Z内の分圧回路2−1dにおいては、増幅回路2−1f1の反転入力端子(−)に入力される検出電圧値が、抵抗R2と抵抗R3との間の接続点Qから出力される。そして、開閉器2−1eは、抵抗R1及び抵抗R2の接続点Pと、抵抗R2及び抵抗R3の接続点Qとの間に接続されている。したがって、枠Zの分圧回路2−1dを用いた場合、すでに述べた開閉器の開閉制御とは逆に、整流器ユニットを稼働状態とする場合、開閉器21eを開として、整流器ユニットの出力電圧を稼働時電圧値とし、整流器ユニットから直流電力出力を出力させる。一方、整流器ユニットを停止状態とする場合、開閉器21eを閉として、検出電圧値を稼働状態に比較して高くし、整流器ユニットの出力電圧を低下させて待機時電圧値とし、ダイオード2−1gをターンオフさせ、整流ユニットの直流電力出力を停止させる。
次に、図2を用いて図1における稼働台数制御部5の説明を行う。図2は、図1における稼働台数制御部5の構成を示す概念図である。
稼働台数制御部5は、入力部11、演算部12、タイマー13、記憶部14及び制御部15から構成されている。
制御部15は、負荷電流の電流値と、この電流値において電力損失が最小となる稼働台数とが対応して示された稼働台数テーブルを、上記入力部11を介して読み込み、上記記憶部14に直流電源装置の稼働前に予め記憶させる。
また、制御部15は、電流計測部4から入力される負荷電力の電流値を、読み込んだ時刻に対応して時系列に記憶部14に記憶し、制御周期において稼働台数の演算を行う際、最新の時刻に対応した負荷電力の電流値を記憶部14から読み出し、演算部12に対して出力する。
タイマー13は、時間をカウントし、稼働台数制御部8が整流器の稼働台数を制御する上記制御周期となると、周期通知信号を制御部15へ出力する。
演算部12は、上記制御周期において制御部15から入力される負荷電流の電流値に対応する稼働台数を、記憶部14の稼働台数テーブルから読み出す。
上記稼働台数テーブルは、すでに説明したように、図3に示すように、負荷電流の電流値と、この負荷電流のときに最も電力損失の小さい稼働台数とするために整流器ユニットを停止させる台数(停止台数)との対応を示すテーブルである。図3の稼働台数テーブルは、直流電源装置の有する整流器ユニットがn=8台として示してある。この図においては、停止台数を示しているが、稼働台数を示すように形成してもよい。
以下に、このテーブルの作成方法を説明する。
整流器ユニット2−1〜2−nの各々は、一定かつ同一電圧を目標とした電圧制御(CV)のため、複数が並列に接続され、出力が全て共通に接続されていると、直流電源装置から出力される負荷電流を、稼働台数で除算した電流値が均等に配分されて出力される。
直流電源装置の出力する負荷電流ILを、その負荷電流ILを合計して供給できる最低の稼働台数以上の台数にて除算し、異なる稼働台数毎における各整流器ユニット単位の出力電流を算出する。
例えば、整流器ユニット1台で供給できる最大の負荷電流ILの場合、以下に示す式により、各整流器ユニットの出力する出力電流がIun’として求められる。
un’=IL/n’、Iun’=IL/(n’−1)、…、Iun’=IL
ここで、出力電流Iun’は整流器ユニットn’台にて運転した場合における各整流器ユニットの出力電流を示している。
そして、算出した各出力電流に対応した電力損失Pを、整流器ユニットの「負荷電流−損失電力」特性(例えば負荷電流に対応した損失が示された表)から読み出し、それぞれに除算した際の整流器ユニットの台数を乗算し、各台数毎の総電力損失を算出する。すなわち、出力電流がIun’の場合、求められた電力損失Pun’に対してn’を乗算し、直流電源装置における総電力損失を計算する。そして、最も小さな総電力損失となる整流器ユニットの台数を、負荷電流ILの稼働台数とし、全体の整流器ユニットの台数からこの稼働台数を減算し、停止台数を求める。
1台の整流器ユニットにて出力できる負荷電流ILから、直流電源装置に設けられている全整流器ユニットの台数で、出力できる最大の負荷電流ILunitまで、所定の負荷電流の範囲毎に計算し、それぞれの負荷電流ILにおける総電力損失を最小とする最適な稼働台数を求め、負荷電流ILに対応し、この負荷電流ILmaxの際に停止する整流器ユニットの数を示し、稼働台数テーブルを作成する。
次に、図1から図3を用い、第1の実施形態による直流電源装置の動作例を説明する。
記憶部14には、すでに図3に示す稼働台数テーブルが読み込まれている状態にて説明する。
a.電流計測部4は、予め設定された周期毎に電流センサ4の出力する負荷電流の電流値を読み込み、稼働台数制御部5へ出力する。
制御部15は、入力される負荷電流の電流値を、入力された時刻に対応して記憶部14に書き込む。
b.タイマー13から制御周期を示す周期通知信号が入力されると、制御部15は、現在の時刻に最も近い時刻に対応し、記憶部14に記憶されている負荷電流の電流値、すなわち最新の電流値を読み出し、演算部12へ出力する。
d.演算部12は、入力される負荷電流の電流値に対応した停止台数を記憶部14の稼働台数テーブルから読み出し、制御部15へ出力する。
e.制御部15は、現時点の直流電源装置において、演算部12から入力される停止台数と同一とするため、各整流器ユニットにおける分圧回路の開閉器の閉(導通状態)開(非導通状態)制御を行う。
上述したb.〜e.の処理が各周期及び制御周期毎にて行われる。a.については予め設定された測定周期にて繰り返し行われる。
上記eにおいて、例えば、直流電源装置に2−1〜2−8の8台の整流器ユニットがあり、現在停止している台数が3台(2−1〜2−3)である場合、停止台数が4台として演算部12から入力されると、制御部15は番号順に整流器ユニット2−4の分圧回路における開閉器を開とし、整流器ユニット2−1〜2−4までの4台を出力停止状態とする。一方、停止台数が2台として演算部12から入力されると、制御部15は番号順に整流器ユニット2−3の分圧回路における開閉器を閉とし、整流器ユニット2−3を稼働させ、整流器ユニット2−1及び2−2までの2台を出力停止状態とする制御を行う。
上述したように、本実施形態によれば、負荷設備200に供給する負荷電流を、直流電源装置に設けられた電流ユニットの損失合計の最も小さい状態、すなわち最も電力変換効率の高い状態にて動作させることができ、無駄な電気エネルギーの消費を抑制することができる。
また、本実施形態においては、図3のテーブルにあるように、負荷電流の電流値が0の場合、全台、すなわち8台の整流器ユニットの開閉器を開とし、全ての整流器ユニットを出力停止状態とする構成となっている。しかしながら、負荷電流の電流値が0の場合も、稼働台数が1台において整流器ユニットの損失合計が最も小さくなる場合に含めるようにして、7台の整流器ユニットそれぞれの開閉器を開とし、1台の整流器ユニットの開閉器を閉として、負荷電流の電流値が0の際にも、最低1台の整流器ユニットを稼働状態とするように構成しても良い。
また、各整流器ユニットは、図4に示すように、接続されている負荷設備200の負荷容量が大きいほど(インピーダンスが低いほど)、出力電圧が低下する特性を有している。
例えば、直流電源装置に整流器ユニット2−1及び2−2の2台が設けられており、各整流器ユニットが出力40%にて稼働している場合、1台の整流器ユニットで出力80%で稼働した方が変換効率が良いため、整流器ユニット2−1の1台で動作させている状態を示している。ここで負荷率[%]とは、整流器ユニットが出力している負荷電流値の当該整流器のユニット最大出力電流値に対する割合である。図4は横軸が出力であり、縦軸が出力電圧である。
線L1が負荷電流を出力する整流器ユニット2−1の出力特性を示し、線L2が負荷電流の出力を停止する整流器ユニット2−2の出力特性を示している。
このとき、制御周期における運転台数制御の処理を行う時点以外において、急激に負荷容量が低下し、負荷電流が増大すると、現在の稼働台数(整流器ユニット2−1の1台)では負荷電流が不足し、直流電源装置の出力端子における出力電圧の電圧値が定電圧値Vn(稼働時電圧値)から低下する。
ここで、稼働を停止している整流器ユニットが出力する出力電圧の待機時電圧値を、負荷設備200の動作範囲電圧の範囲に入る電圧値V1として設定しておく。
これにより、急激に負荷設備200の負荷容量が増大し、負荷電流が増加し、稼働状態にある整流器ユニットの出力電圧の電圧値である稼働時電圧値が定電圧値Vnから低下しても、電圧値V1まで低下した時点において、停止している整流器ユニットのダイオードがターンオンして電流が流れ始めることにより稼働を開始し、直流電源装置における全整流ユニットが出力電圧を電圧値V1として負荷電流を分担して供給する状態となる。
この結果、負荷容量が急激に変化しても、負荷設備200に対して動作範囲電圧の電圧値V1が直流電力源から供給されるため、負荷設備200は、負荷電流の変化により停止することはなく、図5に示すように、次の制御周期において稼働台数を制御するまで、安定した動作状態を維持することができる。図5は、横軸が時間であり、縦軸が出力電圧の電圧値を示している。
上述した動作を行わせるため、整流器ユニットの出力電圧が電圧値V1となるように、すなわち、Vins=V1・(r2+r3)/(r1+r2+r3)となり、かつ、Vcon=Vn・(r2)/(r1+r2)となるように、抵抗R1の抵抗値r1、抵抗R2の抵抗値r2、抵抗R3の抵抗値r3を設定する必要がある。
これにより、検出電圧値は、負荷設備200が稼働する電圧範囲に電圧値V1が含まれるよう設定される。
<第2の実施形態>
以下、図を用いて本発明の第2の実施形態の直流電源装置の説明を行う。第2の実施形態は、図1に示す第1の実施形態と構成は同様であり、異なる点は演算部12で行われる稼働台数の算出と、記憶部14に記憶されている演算部12が稼働台数の算出に用いるテーブルが異なるのみである。
以下、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。
記憶部14に記憶されているテーブルは、図6に示すように、1台の整流器ユニットの出力電流(定格電流に対し0%〜100%の出力電流)ILSと、この出力電流ILSを出力する際の電力損失Plossとが対応付けられている損失テーブルである。
上記損失テーブルも、直流電源装置が稼働する前に、制御部15は、外部から入力部11を介して入力し、予め記憶部14に書き込んで記憶させておく。
制御部15は、閉となっている開閉器の数から稼働している整流器ユニットの数を検出し、現在の整流器ユニットの稼働台数nとして演算部12へ出力し、また同時に電流計測部5から入力される負荷電力の電流値を、電流値データの総合電流ILtとして演算部12へ出力する。
以下、演算部12における稼働台数の算出処理の動作例について、図7のフローチャートを用いて説明する。以下の処理において、直流電源装置に設けられている整流器ユニットの全台数がnallとする。
総合電流ILtが入力されると、演算部12は、制御部15から現在の稼働台数nと、総合電流ILtとを入力し(ステップS1)、入力される総合電流ILtを稼働台数nにより除算し、整流器ユニットの1台当たりの単位負荷電流ILtnを算出する(ステップS2)。
そして、演算部12は、算出した単位負荷電流ILtnに対応する電力損失Plossnを、損失テーブルから探索して読み出す(ステップS3)。
次に、演算部12は、現在の稼働台数ntに1を加算した、n(=nt+1)により上記総合電流ILtを除算し、予め設定した桁数処理(例えば、四捨五入など)を行い、整流器ユニット1台当たりの単位負荷電流ILtn+1を算出する(ステップS4)。
そして、演算部12は算出した単位負荷電流ILtn+1に対応する電力損失Plossn+1を、損失テーブルから探索して読み出す(ステップS5)。
次に、演算部12は、現在の稼働台数ntから1を減算した、n(=nt−1)により上記総合電流ILtを除算し、予め設定した桁数処理(例えば、四捨五入など)を行い、整流器ユニット1台当たりの単位負荷電流ILtn−1を算出する(ステップS6)。
そして、演算部12は算出した単位負荷電流ILtn−1に対応する電力損失Plossn−1を、損失テーブルから探索して読み出す(ステップS7)。
単位負荷電流ILtn+1及び単位負荷電流ILtn−1を算出すると、演算部12は、電力損失Plossn+1が電力損失Plossnより大きいか否かの判定を行い(ステップS8)、電力損失Plossn+1が電力損失Plossnより大きい場合、処理をステップS10へ進め、電力損失Plossn+1が電力損失Plossnより小さい場合、処理をステップS9へ進める。
電力損失Plossn+1が電力損失Plossnより大きいとき、演算部12は、nがnallであるか否かの判定を行い(ステップS10)、nがnallである場合、nallを超えて稼働台数を増加させられないため、処理をステップS12へ進める。
一方、電力損失Plossn+1が電力損失Plossnより小さいとき、演算部12は、電力損失Plossn−1が電力損失Plossnより大きいか否かの判定を行い(ステップS9)、電力損失Plossn−1が電力損失Plossnより大きい場合、処理をステップS12へ進め、電力損失Plossn+1が電力損失Plossnより小さい場合、処理をステップS11へ進める。
電力損失Plossn−1が電力損失Plossnより大きいとき、演算部12は、nが1であるか否かの判定を行い(ステップS11)、nが1である場合、n=1より稼働台数を減少させられないため、処理をステップS6へ進め、nが1でない場合に処理をステップS6へ進める。
上述の処理により、演算部12は、最も小さい電力損失Pに対応する稼働台数を、制御部15に対して出力する(ステップS12)。
例えば、演算部12は、電力損失Plossnが最も小さい場合、現在の稼働台数ntを、演算結果の稼働台数として制御部15へ出力し、電力損失Plossn+1が最も小さい場合、現在の稼働台数nt+m台(mはステップS4を処理した回数)を、演算結果の稼働台数として制御部15へ出力し、電力損失Plossn−1が最も小さい場合、現在の稼働台数nt−m台(mはステップS6を処理した回数)を、演算結果の稼働台数として制御部15へ出力する。
これにより、制御部15は、第1の実施形態と同様に、演算部12から入力される稼働台数となるように、開閉器の開閉制御を行う。
また、図8に示すように、図7のフローチャートにおけるステップS4及びS5と、ステップS6及びS7との処理の順番を入れ替え、また同様にステップS9とステップS8との順番を入れ替え、電力損失Plossnが電力損失Plossn−1より小さいか否かの判定を先に行い、次に電力損失が電力損失より小さいか否かの判定を行うようにしても、図7のフローチャートの処理と同様に電力損失が最も小さい整流器ユニットの稼働台数を求めることができる。
また、図9に示すように、図7のフローチャートにおけるステップS5とステップS6との間にステップS8を行うように、かつステップS7とステップS12との間にステップS9を行い、稼働台数を増加させると電力損失が減少する場合には稼働台数を順次増加させる処理のみを行う。一方、稼働台数を減少させると電力損失が減少する場合には稼働台数を減少させる処理のみを行う。この図9のフローチャートに示す順番にて処理を行うようにしても、図7のフローチャートの処理と同様に電力損失が最も小さい整流器ユニットの稼働台数を求めることができる。
また、図10に示すように、図7のフローチャートにおけるステップS4及びS5と、ステップS6及びS7との処理の順番を入れ替え、ステップS7とステップS4との間にステップS9を行うようにし、かつステップS5とステップS12との間にステップS8を行い、稼働台数を減少させると電力損失が減少する場合には稼働台数を順次減少させる処理のみを行う。一方、稼働台数を増加させると電力損失が減少する場合には稼働台数を増加させる処理のみを行う。この図10のフローチャートに示す順番にて処理を行うようにしても、図7のフローチャートの処理と同様に電力損失が最も小さい整流器ユニットの稼働台数を求めることができる。
第2の実施形態においては、各整流器ユニットの電力損失が最も小さくなるように、負荷電力に対応して稼働する整流器ユニットの数を制御するため、従来に比較して電力損失を抑制することができる。
なお、図1における稼働台数制御部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより稼働台数の算出処理及び整流器ユニットの稼働制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の第1の実施形態による直流電源装置の構成例を示すブロック図である。 図1の稼働台数制御部8の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態において、演算部12が整流器ユニットの稼働台数の算出処理に用いる稼働台数テーブルの構成を示す概念図である。 各整流器ユニットの出力[%]と出力電圧との対応を示すグラフである。 直流電源装置の出力電圧が急激に増加した場合の制御部15の処理を説明する波形図である。 第2の実施形態において、記憶部14に記憶される、演算部12が稼働台数の算出に用いる損失テーブルの構成を示す概念図である。 第2の実施形態における演算部12が整流器ユニットの稼働台数の算出処理の動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態における演算部12が整流器ユニットの稼働台数の算出処理の動作例を示す他のフローチャートである。 第2の実施形態における演算部12が整流器ユニットの稼働台数の算出処理の動作例を示す他のフローチャートである。 第2の実施形態における演算部12が整流器ユニットの稼働台数の算出処理の動作例を示す他のフローチャートである。
符号の説明
1…直流電源装置
2−1,2−2,2−3,2−n…整流器ユニット
2−1a…FIL部
2−1b…PFC部
2−1c…DC−DC部
2−1d…分圧回路
2−1e…開閉器
2−1f…変換制御部
2−1f1…増幅回路
2−1f2…コンパレータ
2−1f3…ドライブ回路
2−1f4…基準電圧源
2−1f5…三角波発生回路
3…電流センサ
4…電流計測部
5…稼働台数制御部
9…出力端子
11…入力部
12…演算部
13…タイマー
14…記憶部
15…制御部
100…商用系統電力源
200…負荷設備

Claims (6)

  1. 交流電力を入力し、直流電力を出力する出力端子との間に並列に接続された複数の整流器ユニットと、
    前記整流器ユニット毎に設けられ、当該整流器ユニットの出力と前記出力端子との間に介挿されたダイオードと、
    前記直流電力の電流値を測定し、当該直流電力の電流値を出力する電流センサと、
    前記電流値により、前記整流器ユニット各々の交流から直流への変換の損失が最小となる前記整流器ユニットの稼働台数を求め、当該稼働台数の整流器ユニットから直流電力が出力されるよう制御する稼働台数制御部と
    を有し、
    前記整流器ユニットが、自身の出力電圧を分圧回路により分圧した検出電圧値と、予め設定された基準電圧とを比較し、出力電圧の制御を行い、前記ダイオードを介して出力電圧を出力し、前記稼働台数制御部が、分圧回路の分圧比を制御することにより、前記稼働台数に対応した整流ユニットの稼働制御を行い、
    前記稼働台数制御部が稼働を停止させる前記整流器ユニットにおける前記分圧回路の分圧比を制御することにより、分圧前に比較して検出電圧値を高くし、待機状態として稼働を停止させる当該整流器ユニットの出力電圧の電圧値を、他の稼働している前記整流器ユニットが供給する前記出力端子の電圧値に比較して低い待機時電圧値とする
    とを特徴とする直流電源装置。
  2. 前記分圧回路の分圧を制御して停止させた稼働整流器ユニットの前記待機時電圧値が、前記出力端子に接続された負荷の動作可能な電圧値の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1記載の直流電源装置。
  3. 前記分割回路が、抵抗を直列に接続して構成され、いずれかの抵抗と並列に開閉器が接続された構成であり、
    前記稼働台数制御部が前記開閉器を開閉制御することにより、前記分圧回路の分圧比を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の直流電源装置。
  4. 前記検出電圧値が、負荷が稼働できる電圧範囲(負荷の入力電圧範囲)に前記出力電圧の電圧値が含まれるよう設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の直流電源装置。
  5. 前記稼働台数制御部が、
    前記直流電力の電流値と、当該電流値において変換の損失が最小も整流器ユニットの稼働台数とが対応して設定されている稼働台数テーブルと、
    前記電流センサからの前記電流値に対応する前記整流器ユニットの稼働台数を、前記稼働台数テーブルから読み出し、整流器ユニットの稼働台数を求める算出部と、
    前記算出部が求めた稼働台数に対応させて、前記開閉器を制御する制御部と
    を有していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の直流電源装置。
  6. 前記稼働台数制御部が、
    前記整流器ユニット1台当たりの出力する電流値と、当該電流値の場合の電力損失とを対応付けた損失テーブルと、
    前記電流センサからの前記電流値を、現在稼働している整流器ユニットの稼働台数により除算し、1台当たりの出力電流の第1の電流値を求めて、この第1の電流値に対応する電力損失を前記損失テーブルから読み出すとともに、現在の稼働台数を1台ずつ増減した台数により、前記電流センサからの前記電流値を除算し、それぞれ第2及び第3の電流値を求め、当該第2及び第3の電流値各々に対応する電力損失を前記損失テーブルから読み出し、第1の電流値における電力損失が第2及び第3の電流値における電力損失より小さい場合、現在の稼働台数を算出結果として出力し、また、減らした台数における電力損失が小さい場合、最も小さい電力損失となる台数まで減算し、一方、増加した台数における電力損失が小さい場合、最も小さい電力損失となる台数まで増加し、最も小さな電力損失を得た台数を前記整流器ユニットの稼働台数として出力する算出部と、
    前記算出部が求めた稼働台数に対応させて、前記開閉器を制御する制御部と
    を有していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の直流電源装置。
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