JP4881088B2 - 口座取引停止システム - Google Patents

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Description

本発明は、キャッシュカードやデビットカード等のカード契約者がカードを紛失した際に当該カードでの口座取引を速やかに停止させるための技術に関し、特に、携帯電話機などの利用者端末からの停止指示で即時に口座取引を停止させることを可能とした口座取引停止システムに関する。
銀行のキャッシュカードを用いた電子決済システムにおいて、キャッシュカードを紛失した際に、口座決済の停止をしたくても、決済システムの提供者(金融機関)の運用面の制約から、即座に停止することができない場合がある。例えば、口座取引停止の連絡受付窓口(いわゆるコールセンター)が24時間対応になっていないため、夜間に紛失や盗難(以下、盗難を含めて「紛失」と言う)に気付いても、受付が翌営業日の朝になってしまうことがある。また、本人もキャッシュカードを紛失しているため、顧客はその場で口座番号等を特定することができない。そのため、自宅や貸金庫に保管している通帳などから口座番号等を調べて連絡受付窓口へ連絡するまでに時間がかかってしまうことがある。
コールセンターに関する問題に対しては、金融機関のオペレータを介さずにカード紛失届の処理をするようにしたものが提案されている(例えば特許文献1を参照)。特許文献1には、顧客がカード(キャッシュカード又はクレジットカード)を紛失したときに、顧客は自己の口座を設けた金融機関の自動取引装置の操作部を操作して口座番号や暗証番号を入力し、カードの使用中止の確認操作をすると、自動取引装置がカード紛失届の処理をすることが開示されている。さらに、この特許文献1には、デビットカードの場合は、そのカードが利用できる店舗のPOS端末がカード紛失届の処理をすることが開示されている。詳しくは、顧客から告げられた情報(住所、氏名、電話番号、紛失したカードの金融機関名)を店員がPOS端末を操作して入力し、顧客が暗証番号入力端末を操作して暗証番号を入力した後、口座番号、氏名等を暗証番号入力端末に出力して顧客による確認を得た上で、POS端末がカード紛失届を発行することが開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−150192
しかしながら、自動取引装置やPOS端末を利用した従来のカード紛失の届出方式では、口座番号や暗証番号等の特定の番号を顧客が入力する必要がある。前述したように、本人はカードを紛失しているため、顧客はその場で口座番号等の番号を特定することができず、該当の番号を調べるのに時間がかかってしまう。また、自動取引装置やPOS端末が設置されている場所まで出向かなければならないため、即座に紛失届を出すことができないなどの問題が残る。このように、従来は、運用されているデビットサービスやATMの24時間預金引出しサービスに対して、即座に、カード契約者の意思のもとに口座取引の停止ができないという問題があった。そのため、カード紛失後、カードを手に入れた本人以外の第三者による口座決済が実行される危険にさらされることになっていた。
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、カードを紛失した際に、口座番号等の特定の番号やコードが分からなくても、また、時間や場所等の制約を受けずに口座取引を即座に停止させることが可能な口座取引停止システムを提供することにある。
本発明は、カードを紛失した際に当該カードでの口座取引を停止させるコンピュータシステムに関するものであり、本発明の上記目的は、カード決済が可能な取引端末と所定回数暗証番号不一致が発生したことにより口座の取引を禁止状態にする金融機関側コンピュータとの間にネットワークを介して接続される24時間対応の情報処理センタを備え、金融機関口座からの出金機能を有するカードの紛失時に利用者端末から口座停止指示を受付けて前記情報処理センタ経由で口座取引を停止するサービスを提供する口座取引停止システムであって、前記情報処理センタのコンピュータは、前記サービスの申込みを受付けた対象カードのカードID及び利用者の電子メールアドレスのデータを記憶手段に保管すると共に、前記対象カードを特定するためのIDデータを含む口座停止指示用のURL(Uniform Resource Locator)を生成して前記電子メールアドレス宛に送信する申込受付手段と、前記利用者端末から前記URLに基づく口座停止要求を受信して該URLに含まれる前記IDデータから対象カードのカードIDを特定すると共に、該カードIDに対応する口座が設定された金融機関側コンピュータに対して、前記カード決済が可能な取引端末に代わって正規ではない暗証番号による当該口座へのアクセス要求を送信する処理を、口座停止報告を受けるまで繰り返すことにより当該カードによる口座取引を自動的に停止させる口座停止手段と、を有することによって達成される。
また、本発明の上記目的は、前記口座停止手段は、前記利用者端末側での利用者による前記URLのクリック操作に応じて前記URLに対応付けられた口座停止受付用ウェブページを前記利用者端末に送信し、前記ウェブページの表示画面上での口座停止指示ボタンのクリック操作に応じて前記口座停止要求を受信すること、前記IDデータは、前記カードID、又は1以上の前記カードIDに対応して付与したシステム固有のIDを示すデータであること、前記口座停止手段は、前記IDデータから特定される対象カードが複数の場合、各カードを対象として前記口座取引の停止処理を連続的に実行すること、前記口座停止手段は、前記口座取引の停止完了時に当該口座の取引を停止したことを示す報告メールを前記電子メールアドレス宛に送信する口座停止通知機能を有することによって、それぞれ一層効果的に達成される。
さらに、本発明の上記目的は、前記取引端末には、該取引端末のコンピュータを前記サービスの受付端末として機能させるためのサービス受付プログラムが搭載されていること、前記サービス受付プログラムは、前記サービスの受付画面を前記取引端末の表示部に表示し、前記取引端末のカードリーダにセットされたカードに記録されているカードIDを読取ると共に、読取ったカードID及び前記利用者の電子メールアドレスの入力情報を含む申込データを生成して前記情報処理センタのコンピュータに送信する手段、をコンピュータに実行させるための処理ルーチンを含むこと、前記情報処理センタは、前記出金機能を有するカードが前記取引端末で使用された場合に、当該カードに対応する金融機関側コンピュータと交信を行ってカード決済処理を行う決済中継機能を有する第三者機関の情報処理センタであり、前記口座停止手段は、該情報処理センタが有する顧客データベースを検索して前記対象カードのカードIDに対応する口座を認識すること、前記取引端末は、病院向け診療費精算機及びプリペイドカード販売機を含む自動取引装置であること、前記利用者端末は、携帯電話機等の携帯端末を含むこと、によって、それぞれ一層効果的に達成される。
本発明によれば、カードを紛失した際に、カードIDや口座番号等の特定のコードや番号が分からなくても、利用者端末からの口座停止指示により当該口座の取引を即座に停止させることが可能となる。また、携帯電話機等の携帯端末から口座停止指示をすることができるので、時間や場所等の制約を受けずに口座取引を停止させることが可能となる。また、利用者端末や金融機関側コンピュータは、特定のアプリケーションプログラムを組み込むことなく、既存のものをそのまま利用することできるので、システムの構築が容易で且つ運用性や保守性にも優れている。また、システムの中核となる情報処理センタとして、カード決済中継機能を有する第三者機関の情報処理センタを用いた場合は、その情報処理センタが既に所有しているハードウェア資源やデータベース等のソフトウェア資源を有効に活用することができる。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る口座取引停止システムの全体構成の一例を示すブロック図である。先ず、本発明を適用した口座取引停止システムの概要について説明する。図1に示される口座取引停止システムは、利用者(カード契約者)がカードを紛失したときに、携帯電話機などの通信端末2(以下、「利用者端末」と呼ぶ)から口座取引停止の指示をすることで、当該カード1による各種取引端末3からの代金支払いや現金引出し等の口座取引を即時に停止させるサービス(以下、「口座停止サービス」と呼ぶ)を提供するシステムである。
本実施形態においては、利用者端末2からの口座取引停止の指示は、電子データとして予め利用者に通知されているURL(本例では電子メールで通知されたURL)にアクセスすることにより行われる。その際、利用者は、紛失したカードのカードID、口座番号、会員番号などの特定の番号やコードを入力する必要はなく、サービス申込み時に予め通知されている上記URLをクリックし、例えば利用者端末2の画面上に表示される口座停止ボタンを指示するだけで、情報処理センタ10経由で口座停止処理が実行され、当該カードを用いたカード決済等の口座取引が自動的に停止される。
なお、本発明で言う「カード」とは、金融機関が発行するキャッシュカード、デビットカード、クレジットカード、電子マネーカード、それらの共通のカードなど、金融機関口座からの出金機能を有する情報記録媒体であり、カード状の媒体に限らず、カード機能を有する携帯端末等の情報処理装置も含まれる。
次に、本発明に係る口座取引停止システムのシステム構成について説明する。
図1において、口座取引停止システムは、利用者が所有する通信端末2(以下、「利用者端末」と呼ぶ)と、カード決済が可能な取引端末3と、カード紛失時の口座停止サービスを提供する第三者機関の情報処理センタ10と、銀行やクレジットカード会社等の金融機関が有するコンピュータ20(以下、「金融機関側コンピュータ」と呼ぶ)とを具備して構成される。取引端末3と金融機関側コンピュータ20は、それぞれ情報処理センタ10に所定の通信ネットワーク4を介して接続されている。
情報処理センタ10は、取引端末3でカードが使用された場合、カード決済サービス処理部11により、当該カードに対応する金融機関側コンピュータ20と交信を行ってカード決済処理を行う決済中継機能を有する24時間対応のコンピュータセンタであり、通常は決済中継センタとして稼動している。この情報処理センタ10は、1以上のコンピュータとその周辺装置により構成され、カード決済に必要な顧客情報(カードID,カードIDに対応する顧客の口座番号,暗証番号等のデータ)を格納した顧客データベースを備えている。
本実施の形態においては、この情報処理センタ10内のコンピュータに、本発明に係る口座取引停止機能を有する口座取引停止サービス処理部12を搭載する形態とし、情報処理センタ10が既に所有しているハードウェア資源や、顧客データベースやアプリケーションプログラム等のソフトウェア資源を利用するようにしている。なお、図1に示される情報処理センタ10内のカード決済サービス処理部11と口座取引停止サービス処理部12は、独立して動作可能な情報処理部であり、それぞれを同一コンピュータ内に搭載しても異なるコンピュータ内に搭載しても良い。
取引端末3は、医療機関の施設に設置されている病院向け診療費精算機、その他、市場に設置されているプリペイドカード販売機等の自動取引装置である。本実施の形態では、カードリーダを有する取引端末3に、後述するサービス受付プログラム(アプリケーションプログラム)を搭載しておくことで、既存の取引端末3を口座停止サービスの受付端末として機能させるようにしている。なお、利用者端末2から口座停止サービスを受付ける形態としても良い。その場合、例えば、口座停止サービスの受付用ウェブページを利用者端末2に送信し、対象カードのカードIDを含む申込データを、受付用ウェブページを介して利用者端末2から受信する形態とすることで、利用者端末2を口座停止サービスの受付端末として機能させることも可能である。その場合には、取引端末3は付加的な構成要素となる。
利用者端末2は、利用者が所有する携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末2a、家庭や仕事先に設置されているPC(パーソナルコンピュータ)2bなど、インターネット接続機能を有する任意の通信端末(情報処理装置)であり、情報処理センタ10とは移動体通信網やインターネット、衛星通信網等の所定の通信ネットワーク4を介して接続される。本実施の形態では、このような任意の利用者端末2から情報処理センタ10に対して口座取引停止を指示することで、情報処理センタ10内のコンピュータによって口座取引停止処理が実行され、当該カードでの口座決済が即座に停止される。
次に、本システムの中核となる情報処理センタ10内の口座取引停止サービス処理部12の構成について説明する。
図2は、口座取引停止サービス処理部12の機能的な構成を示すブロック図であり、情報処理センタ10内の口座取引停止サービス処理部12は、大別すると、口座停止サービスの申込受付時に動作する申込受付手段12aと、利用者端末2からの口座停止要求時に動作する口座停止手段12bとから構成される。また、口座取引停止サービス処理部12では、情報処理センタ10が有する顧客データベース13の参照が可能となっている。
申込受付手段12aは、口座停止サービスの申込データに含まれる対象カードのカードID及び利用者の電子メールアドレスのデータを金融機関の口座番号等と関連付けてデータベースに登録して保管する機能(申込データ登録機能12a1)と、対象カードを特定するためのIDデータを含むURLを生成する機能(URL生成機能12a2)と、そのURLを上記電子メールアドレス宛に送信する機能(申込確認メール送信機能12a3)とを備えている。
口座停止手段12bは、利用者端末2から上記URLに基づく口座停止要求を受信して、そのURLに含まれるIDデータから口座停止対象カードのカードIDを特定する機能(対象カード特定機能12b1)と、該カードIDに対応する口座が設定された金融機関側コンピュータに対して、不正な暗証番号による当該口座へのアクセス要求を送信する処理を、口座停止報告を受けるまで繰り返すことにより当該カードによる口座取引を自動的に停止させる機能(口座停止処理機能12b2)と、口座取引の停止完了時に当該口座の取引を停止したことを示す報告メールをメールアドレス宛に送信する機能(口座停止通知機能12b3)とを備えている。
申込受付手段12aによって生成されるURL中のIDデータは、カードに記録されているカードID、又は1以上の前記カードIDに対応して付与したシステム固有のIDを示すデータ(カード識別情報)であり、口座停止要求時の対象カードが当該IDデータによって特定される。例えば、図3の模式図に示すように、URL中のIDデータは、対象カードのカードID、又は1以上の各カードIDに対応するグループIDと1対1に対応付けられて記憶されている。口座停止手段12bでは、利用者端末2からアクセスを受けたURL中のIDデータから、リンク情報を参照して対象カードのカードIDを特定すると共に、カードIDをキーとして顧客データベース13を検索し、カードIDに対応する口座番号を認識する。そして、不正な暗証番号による当該口座へのアクセス要求の電文(デビット決済要求等のカード種類に応じた電文)を生成し、当該口座が設定された金融機関側コンピュータに送信する。
なお、図2に示される申込受付手段12aと口座停止手段12bは、本実施の形態では制御部(CPU)によって制御されるコンピュータプログラムで実現され、所定の記憶媒体に記憶されている。そして、実行時にメモリ常駐プログラム又はオーバーレイプログラムとして動作する。なお、図2中の各手段と機能は、説明の便宜上、手段名と機能名を付けて分類したものであり、ソフトウェア構成を限定するものではない。また、一部の処理をハードウェアで処理する形態としても良い。
次に、取引端末3の構成について説明する。
図4は、口座停止サービスの受付端末として適用される取引端末の構成例を示すブロック図である。この取引端末3は、カードリーダを有する一般的な取引端末であり、制御部3a、カード処理手段3b、操作手段3c、表示手段3d、記憶手段3e、及び通信手段3fを備えている。このような構成の取引端末3に、口座停止サービスの申込みの受付処理を行う口座停止サービス受付手段3gとしてのサービス受付プログラムを搭載することで、取引端末3を口座停止サービスの受付端末として機能させる。
サービス受付プログラムは、口座停止サービスの受付画面を取引端末3の表示手段3dに表示し、利用者の申込指示に応じて対象カードのカードIDをカード処理手段3bであるカードリーダにより読取る手段と、読取ったカードID及び利用者の電子メールアドレスの入力情報を含む申込データを生成して情報処理センタ10のコンピュータに送信する手段とをコンピュータに実行させるための処理ルーチンを有している。なお、カードID情報の入力画面を表示する機能をサービス受付プログラムに具備し、カードリーダが設けられていない取引端末も受付端末として利用できる形態としても良い。
上述のようなシステム構成において、本発明に係る口座取引停止システムの動作例を説明する。
先ず、口座停止サービスの受付け時の動作例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
自動精算機等の取引端末3では、初期画面として例えば口座停止サービス申込の項目を含むメニュー画面を表示手段3dに表示する。利用者による操作手段3cの操作によって口座停止サービス申込の項目が選択され、サービス申込指示がされると、取引端末3の口座停止サービス受付手段3gは、サービス約款を画面で提示してカード契約者の承諾をとる。続いて、口座停止サービスを受けるカードの装填とメールアドレスの入力を促す情報を表示手段3dに表示する。ここで、操作手段3cの操作によって利用者が入力するメールアドレスは、口座停止指示用のURLを含む申込確認メール及び口座停止報告メールを受信する利用者端末2の電子メールアドレスであり、カード契約者に対する電子メールの宛先アドレスとして使用される。
取引端末3の口座停止サービス受付手段3gは、利用者によるカードの装填と電子メールアドレスの情報入力を確認すると、当該カードのカードIDをカード処理手段3bにより読取り、読取ったカードID及び利用者の電子メールアドレスの入力情報を含む申込データを生成して情報処理センタ10のコンピュータに送信する。その際、複数のカードを登録したい場合には、利用者は、画面の案内に従って次のカードを装填し、全てのカードを読取らせた時点で登録指示をする。その場合、口座停止サービス受付手段3gでは、各カードのカードIDと電子メールアドレスを含む申込データを情報処理センタ10のコンピュータに送信する(ステップS1)。
取引端末3から申込データを受信した情報処理センタ10は、口座取引停止サービス処理部12の申込受付手段12aによって、申込データに含まれる対象カードのカードID及び利用者の電子メールアドレスのデータを金融機関の口座番号等と関連付けてデータベースに登録して保管すると共に(ステップS2)、対象カードを特定するためのIDデータを含むURLを生成し(ステップS3)、そのURLを含む電子メールを申込確認メールとして上記電子メールアドレス宛に送信することによって、口座停止指示用のURLを利用者に通知する(ステップS4)。
電子メールを受信した利用者端末2の記憶手段には、上記URLを含むメールデータが記憶されるので(ステップS5)、利用者がカードを紛失した場合には、例えば、そのメールデータを表示してURLのクリック操作により口座停止指示を行う。
次に、口座停止処理時の動作例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
カードの紛失に気がついた利用者は、利用者端末2の表示部にURLを表示し、URLをクリックして情報処理センタ10内のコンピュータにアクセスする。利用者端末2からのアクセス要求を受けた情報処理センタ10のコンピュータは、例えば、URLに対応付けられた口座停止受付用ウェブページを利用者端末2に送信し、口座停止の実行の是非を確認する。利用者は、例えば、そのウェブページの表示画面上での口座停止指示ボタンをクリック操作することで、当該カードの口座取引停止を指示する(ステップS21)。
口座停止手段12bは、利用者端末2側での口座停止指示ボタンのクリック操作により口座停止要求を受信すると、URL中のIDデータに対応するカードIDから対象カードを特定すると共に(ステップS22)、当該カードの口座を特定する。当該カードの口座番号は、本実施の形態においては、カードIDを検査キーとして顧客データベース13を検索して、対象カードのカードIDに対応する口座番号を読み出すことで認識する(ステップS23)。
なお、口座取引停止対象のカードが複数の場合は、ステップS21において、利用者は、全てのカードの口座取引停止を一括して停止させる指示を行うことが可能であり、また、口座取引の停止対象のカードを個別に選択することも可能である。その場合、口座取引停止サービス処理部12の口座停止手段12bは、URL中のIDデータ(グループID)に対応する各カードの金融機関名、カードの種類等のカード情報一覧を口座停止受付用ウェブページとして表示し、口座取引の停止対象とするカードを選択させるようにしても良い。
ステップS23で対象カードの口座を認識すると、口座停止手段12bは、不正な暗証番号による当該口座へのアクセス要求の電文を生成し、対象カードのカードIDに対応する口座が設定されている金融機関側コンピュータに送信する(ステップS24)。その際に送信する電文は、デビット決済要求等のカード種類に応じた電文(口座からの出金要求を行う電文)であり、例えば金額は「0」、暗証番号としては所定の番号が設定される。
情報処理センタ10のコンピュータからアクセス要求の電文を受信した金融機関側コンピュータ20は、金融機関側に登録されている暗証番号と照合し、不一致であれば、暗証番号誤りを示す応答メッセージを返送する(ステップS25)。
口座停止手段12bは、不正な暗証番号による当該口座へのアクセス要求を送信する処理を、金融機関側コンピュータから口座停止報告を受けるまで繰り返す。なお、暗証番号が一致して暗証番号誤り以外の応答メッセージを受信した場合は、暗証番号を変えた電文を送信し直すことで、暗証番号不一致となるようにする。
金融機関側コンピュータ20は、規定回数の暗証番号不一致により、カードIDに対応する口座の取引を禁止状態として、当該カードによる口座取引を停止させると共に、口座停止報告の電文を情報処理センタ10のコンピュータに送信する(ステップS26)。
口座停止報告の電文を受信した情報処理センタ10のコンピュータ(口座停止手段12b)は、その口座停止報告により、当該口座の取引停止が完了したことを認識し(ステップS27)、当該電子メールアドレス(申込受付手段12aによって保管されている申込データ内の電子メールアドレス)を宛先として、当該口座の取引を停止したことを示す報告メールを利用者端末2に送信することで、利用者(カード契約者)に対して口座取引停止の完了を通知する(ステップS28)。
なお、ステップS22において認識した対象カードが複数の場合、各カードを対象として、ステップS23からS27までの口座取引停止処理を連続的に実行し、全てのカードに対する処理が完了した時点で、一通の報告メールを利用者端末2に送信し、利用者端末2からの口座停止要求に対する処理を終了する。
以上のように本発明によれば、利用者は、例えば携帯電話機を用いて、予め電子メールで通知されたURLをクリックして口座停止ボタンを指示するだけで、紛失したカードによるカード決済等の口座取引を自動的に停止することができる。また、口座取引の停止処理は、金融機関側コンピュータ側が有する口座停止機能(規定回数の暗証番号不一致による口座停止機能)を利用して当該口座の取引を停止させる形態としているため、当該口座の取引を停止させるための専用のインターフェイスを設けるなど、金融機関側コンピュータ20側との接続仕様は変更する必要はない。
なお、上述した実施の形態においては、口座停止処理時に用いる不正な暗証番号は、所定の暗証番号を設定する形態を例として説明したが、正しくない暗証番号をサービスの申込受付時に利用者に選択させ、その暗証番号を用いる形態と形態としても良い。また、利用者端末からの口座停止要求は、予め利用者に電子メールで通知したURLへのアクセスにより受付ける形態を例として説明したが、その際、暗証番号(例えば上記正しくない暗証番号)により本人認証を行うなど、本人認証情報の照合をした上で口座停止要求を受付ける形態としても良い。
本発明に係る口座取引停止システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係る口座取引停止処理部の機能的な構成を示すブロック図である。 口座取引停止用のURLとカードIDと口座番号との対応関係の一例を示す模式図である。 受付端末として適用される取引端末の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る口座停止サービスの受付時の動作例を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る口座停止処理時の動作例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 カード
2 通信端末(利用者端末)
3 取引端末
3g 口座停止サービス受付手段
4 通信ネットワーク
10 情報処理センタ
11 カード決済サービス処理部
12 口座取引停止サービス処理部
12a 申込受付手段
12b 口座停止手段
13 顧客データベース
20 金融機関側コンピュータ

Claims (10)

  1. カード決済が可能な取引端末と所定回数暗証番号不一致が発生したことにより口座の取引を禁止状態にする金融機関側コンピュータとの間にネットワークを介して接続される24時間対応の情報処理センタを備え、金融機関口座からの出金機能を有するカードの紛失時に利用者端末から口座停止指示を受付けて前記情報処理センタ経由で口座取引を停止するサービスを提供する口座取引停止システムであって、
    前記情報処理センタのコンピュータは、
    前記サービスの申込みを受付けた対象カードのカードID及び利用者の電子メールアドレスのデータを記憶手段に保管すると共に、前記対象カードを特定するためのIDデータを含む口座停止指示用のURLを生成して前記電子メールアドレス宛に送信する申込受付手段と、
    前記利用者端末から前記URLに基づく口座停止要求を受信して該URLに含まれる前記IDデータから対象カードのカードIDを特定すると共に、該カードIDに対応する口座が設定された金融機関側コンピュータに対して、前記カード決済が可能な取引端末に代わって正規ではない暗証番号による当該口座へのアクセス要求を送信する処理を、口座停止報告を受けるまで繰り返すことにより当該カードによる口座取引を自動的に停止させる口座停止手段と、
    を有することを特徴とする口座取引停止システム。
  2. 前記口座停止手段は、前記利用者端末側での利用者による前記URLのクリック操作に応じて前記URLに対応付けられた口座停止受付用ウェブページを前記利用者端末に送信し、前記ウェブページの表示画面上での口座停止指示ボタンのクリック操作に応じて前記口座停止要求を受信することを特徴とする請求項1に記載の口座取引停止システム。
  3. 前記IDデータは、前記カードID、又は1以上の前記カードIDに対応して付与したシステム固有のIDを示すデータである請求項1に記載の口座取引停止システム。
  4. 前記口座停止手段は、前記IDデータから特定される対象カードが複数の場合、各カードを対象として前記口座取引の停止処理を連続的に実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の口座取引停止システム。
  5. 前記口座停止手段は、前記口座取引の停止完了時に当該口座の取引を停止したことを示す報告メールを前記電子メールアドレス宛に送信する口座停止通知機能を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の口座取引停止システム。
  6. 記取引端末には、該取引端末のコンピュータを前記サービスの受付端末として機能させるためのサービス受付プログラムが搭載されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の口座取引停止システム。
  7. 前記サービス受付プログラムは、前記サービスの受付画面を前記取引端末の表示部に表示し、前記取引端末のカードリーダにセットされたカードに記録されているカードIDを読取ると共に、読取ったカードID及び前記利用者の電子メールアドレスの入力情報を含む申込データを生成して前記情報処理センタのコンピュータに送信する手段、をコンピュータに実行させるための処理ルーチンを含むことを特徴とする請求項6に記載の口座取引停止システム。
  8. 前記情報処理センタは、前記出金機能を有するカードが前記取引端末で使用された場合に、当該カードに対応する金融機関側コンピュータと交信を行ってカード決済処理を行なう決済中継機能を有する第三者機関の情報処理センタであり、前記口座停止手段は、該情報処理センタが有する顧客データベースを検索して前記対象カードのカードIDに対応する口座を認識することを特徴とする請求項6又は7に記載の口座取引停止システム。
  9. 前記取引端末は、病院向け診療費精算機及びプリペイドカード販売機を含む自動取引装置である請求項6乃至8のいずれかに記載の口座取引停止システム。
  10. 前記利用者端末は、携帯電話機等の携帯端末を含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の口座取引停止システム。
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