JP4880960B2 - エレベータのスイッチ装置 - Google Patents

エレベータのスイッチ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4880960B2
JP4880960B2 JP2005275154A JP2005275154A JP4880960B2 JP 4880960 B2 JP4880960 B2 JP 4880960B2 JP 2005275154 A JP2005275154 A JP 2005275154A JP 2005275154 A JP2005275154 A JP 2005275154A JP 4880960 B2 JP4880960 B2 JP 4880960B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
car
elevator
liquid crystal
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005275154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007084277A (ja
Inventor
賢治 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2005275154A priority Critical patent/JP4880960B2/ja
Publication of JP2007084277A publication Critical patent/JP2007084277A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4880960B2 publication Critical patent/JP4880960B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Description

この発明は、エレベータのかご内操作盤に設けられ、各種の用途に用いられるスイッチを備えるエレベータのスイッチ装置に関する。
エレベータのかご内に設けられるかご内操作盤の構成を図15に示してあり、このかご内操作盤1は行先階登録用のボタン2やインジケータ部3を有すると共に下部にスイッチボックス4が設けられている。
スイッチボックス4はその前面が開閉可能な蓋カバー6で閉じられ、内部には図16に示すように、オンオフ切替え用のトグル式スイッチ7や押しボタン式スイッチ8が組み込まれ、これらスイッチ7,8の操作に応じる信号が図17に示す接続径路10を通し、かご上ダクトボックス11を経由して制御盤12に送られ、エレベータの種々の設定やオプション仕様の設定に使用される。
一般に、スイッチボックス4内に設けられる各スイッチ7,8は基板にそのスイッチ7,8を実装する形態で組み込まれている。
また、エレベータのかごには、仕様によりクーラー、照明装置、音声案内装置、床暖房装置などが設置され、その各装置のコントローラーがかご内に設けられる。従来、かご内に設けられるコントローラーは、かご内操作盤1のスイッチボックス4内に収納するか、あるいは昇降路用品と干渉しない位置においてかごの側板に専用ボックスを設け、その専用ボックス内に収納するようにしている。
スイッチボックス内には各用途に使用される多種類のスイッチやオプション仕様により追加される様々のスイッチが設けられるが、従来ではその都度、設計段階でスイッチの取付け形態を立案し、またその各スイッチの表示銘板を作製し、製造現場において、設計指示に基づいて各スイッチのはんだ付けやスイッチの接続の作業を行ない、またその各スイッチに対応する表示銘板を取り付けるようにしており、このため作業が煩雑かつ面倒で作業能率が低下する。
さらに、エレベータを現地に据付けた後に、仕様変更によりオプションスイッチの追加や削除などが発生したときには、現地においてスイッチ基板の付け替え、スイッチの結線、表示銘板の貼り替えなどの機械的な様々な作業を要し、作業能率が低下する。
また従来では、かごにクーラー、照明装置、音声案内装置、床暖房装置などが設置される場合に、そのコントローラーをかご内操作盤のスイッチボックス内に収納し、あるいはかごの側板に専用ボックスを設けてその内部に収納するようにしており、このためかご内操作盤のスイッチボックス内にその収納用の大きなスペースを確保したり、かごに専用ボックスを設置する必要があり、その設計や製造に手数がかかり、エレベータの製造リードタイムが増加するという問題がある。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、スイッチのはんだ付けや結線作業あるいは表示銘板の取り付けというような機械的な作業を要することなくかご内操作盤に所要の機能をもつスイッチを設けることができるエレベータのスイッチ装置を提供し、またクーラー、照明装置、音声案内装置、床暖房装置などのかご付設機器に対する設定操作をコントローラーを用いることなく行なうことができるエレベータのスイッチ装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、エレベータのかご内操作盤のスイッチボックス内に、安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途に使用される機械式のスイッチと、オプション仕様で使用される複数のスイッチを表示することが可能なタッチパネル式液晶ディスプレイとを設置してなることを特徴としている。
請求項2の発明は、エレベータのかご内操作盤のスイッチボックス内に、安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途に使用される機械式のスイッチと、オプション仕様で使用される複数のスイッチを表示することが可能な液晶ディスプレイと、前記スイッチを操作するための操作部とを設置してなることを特徴としている。
請求項3の発明は、エレベータのかご内操作盤のインジケータ部に液晶ディスプレイを設け、この液晶ディスプレイの画面を切替えるためのスイッチ、およびその画面に表示されるスイッチを操作するための操作部、ならびに安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途に使用される機械式のスイッチとが前記かご内操作盤のスイッチボックス内に設けられ、前記画面切替え用のスイッチを操作して前記液晶ディスプレイに所要のスイッチを表示させ、その表示させたスイッチを前記操作部を介して操作することが可能なことを特徴としている。
請求項4の発明は、エレベータのかご内操作盤のスイッチボックス内に、安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途に使用される機械式のスイッチと、オプション仕様で使用される複数のスイッチをそれぞれ表示することが可能なタッチパネル式液晶ディスプレイとを設置し、前記タッチパネル式液晶ディスプレイは前記スイッチボックス内に並べて設け、その各タッチパネル式液晶ディスプレイのスイッチの用途をそれぞれその液晶ディスプレイに表示し、その表示をスイッチの用途の変更に応じて変更することが可能としてあることを特徴としている。
請求項5の発明は、エレベータのかご内操作盤のスイッチボックス内に、安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途に使用される機械式のスイッチと、オプション仕様で使用される複数のスイッチを表示することが可能なタッチパネル式液晶ディスプレイとを設置し、前記タッチパネル式液晶ディスプレイに、エレベータのかごに設置されているかご付設機器に関する設定用のスイッチを表示させてその操作を可能にしてあることを特徴としている。
請求項6の発明は、前記かご付設機器が、エレベータのかごに設置されているクーラーであることを特徴としている。
請求項7の発明は、前記かご付設機器が、エレベータのかごに設置されている照明装置であることを特徴としている。
請求項8の発明は、前記かご付設機器が、エレベータのかごに設置されている音声案内装置であることを特徴としている。
請求項9の発明は、前記かご付設機器が、エレベータのかごに設置されている床暖房装置であることを特徴としている。
請求項10の発明は、前記かご付設機器に関する設定用のスイッチが操作されたときに、その設定条件を記憶する記憶手段を有することを特徴としている。
請求項11の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の液晶ディスプレイのスイッチが設定操作されたときにその設定状況を音声で報知する報知手段を有することを特徴としている。
この発明によれば、スイッチのはんだ付けや結線作業あるいは表示銘板の取り付けというような機械的な作業を要することなくかご内操作盤に所要の機能をもつスイッチを設けることができ、またクーラー、照明装置、音声案内装置、床暖房装置などのかご付設機器に対する設定操作をコントローラーを用いることなく行なうことができ、したがってそのコントローラーの収納用スペースの確保が不要となる。
以下、この発明の実施形態について図1ないし図14を参照して説明する。
図1には第1の実施形態を示してあり、かご内操作盤1のスイッチボックス4内には機械式のスイッチ15と共にタッチパネル式液晶ディスプレイ16が設けられている。機械式のスイッチ15は安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途のスイッチであり、その他のオプション仕様で使用される複数のスイッチ16aがタッチパネル式液晶ディスプレイ16に表示されている。タッチパネル式液晶ディスプレイ16には画面を切替えて用途の異なるスイッチ16aを画面に表示させる切替えスイッチ16bが設けられている。
タッチパネル式液晶ディスプレイ16には所定のプログラムが組み込まれており、そのプログラムに基づいてタッチパネル式液晶ディスプレイ16にスイッチ16aと共にそのスイッチ16aの用途や機能などが表示され、その表示に従ってスイッチ16aを指先で操作することにより、図17に示す接続径路10を通し、かご上ダクトボックス11を経由してその信号が制御盤12に送られ、所定の設定が達成される。
このような構成によれば、タッチパネル式液晶ディスプレイ16に表示されるスイッチ16aに関しては、スイッチのはんだ付けやその接続の作業、また表示銘板の製作やその取り付けが不要で、電気的なプログラムの入力作業のみでよく、このため製造上の工数が減少し、能率よくスイッチを配設することができる。
さらに、エレベータの据付後に仕様変更でスイッチの追加や削除が生じた場合でもプログラムソフトの改造のみで対応でき、従来のようなスイッチや表示銘板の製作や現地への搬送および据付後の交換作業が不要となる。
図2には第2の実施形態を示してあり、この実施形態においては前記第1の実施形態の場合と同様に、スイッチボックス4内には機械式のスイッチ15と共にタッチパネル式液晶ディスプレイ16が設けられ、機械式のスイッチ15は安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途のスイッチで、その他のオプション仕様で使用されるスイッチ16aがタッチパネル式液晶ディスプレイ16に表示されている。
そしてこの第2の実施形態においては、タッチパネル式液晶ディスプレイ16の画面を切替えてその画面に用途の異なるスイッチ16aを表示させるための機械式の操作部としての操作キー20がディスプレイ16の下部側に設けられている。
この実施形態では操作キー20を操作してタッチパネル式液晶ディスプレイ16に所要のスイッチ16aを表示させ、そのスイッチ16aを指先で操作する。この操作に応じて、図17に示す接続径路10を通し、かご上ダクトボックス11を経由してその信号が制御盤12に送られ、所定の設定が達成される。
この実施形態においても、スイッチのはんだ付けやその接続の作業、また表示銘板の製作や取り付けが不要で、電気的なプログラムの入力作業のみでよく、このため製造上の工数が減少し、能率よくスイッチを配設することができる。
そして、タッチパネル式液晶ディスプレイ16に表示されるスイッチ16aを切替える操作キー20がそのタッチパネル式液晶ディスプレイ16とは別個に設けられているから、タッチパネル式液晶ディスプレイ16を小型に構成でき、省スペースの点で有利となる。
図3および図4には第3の実施形態を示してあり、この実施形態においては、図3に示すようにかご内操作盤1のインジケータ部3に液晶ディスプレイ22が設けられ、この液晶ディスプレイ22に複数のオプション仕様のスイッチ22aが表示されている。
そして図4に示すように、かご内操作盤1のスイッチボックス4内には安全面に関する機械式のスイッチ15と共に前記液晶ディスプレイ22の画面切替え用のスイッチ23と、その液晶ディスプレイ22に表示されるスイッチ22aを操作するための操作部としての操作キー24とが設けられている。
この実施形態の場合には、画面切替え用のスイッチ23を操作してインジケータ部3の液晶ディスプレイ22の画面を切替え、所要のスイッチ22aを表示させる。そしてその表示された所要のスイッチ22aを操作キー24を介して操作する。この操作に応じて、図1に示す接続径路10を通し、かご上ダクトボックス11を経由してその信号が制御盤12に送られ、所定の設定が達成される。
このような構成によれば、スイッチボックス4には、安全面に関するスイッチ15以外には画面切替え用のスイッチ23および操作キー24のみを設置するだけでよく、このためスイッチボックス4を小型に構成でき、省スペース化を図ることができる。
従来、セキュリティーの面でスイッチボックス4の前面には鍵付きの蓋カバーを設けているが、前記画面切替え用のスイッチ23および操作キー24に暗証情報登録機能を付加すれば、その鍵付き蓋カバーを不要とでき、露出式の構成とすることも可能である。
図5には第4の実施形態を示してあり、この実施形態においては、スイッチボックス4内に小型のタッチパネル式液晶ディスプレイ27が複数縦横に並ぶように設けられている。そしてこれらタッチパネル式液晶ディスプレイ27が標準用途やオプション仕様で使用されるスイッチとして用いられる構成となっている。
そして、各タッチパネル式液晶ディスプレイ27にはそのスイッチとしての用途や機能を表す文字や記号が表示されている。また、タッチパネル式液晶ディスプレイ27を制御するプログラムを変更することによりそのスイッチの用途や機能およびその表示を変えることができるようになっている。
スイッチボックス4内の各タッチパネル式液晶ディスプレイ27を指先で操作すると、図17に示す接続径路10を通し、かご上ダクトボックス11を経由してその信号が制御盤12に送られ、所定の設定が達成される。
このような構成によれば、スイッチのはんだ付けや接続作業、表示銘板の取り付けなどの作業を要することなく、タッチパネル式液晶ディスプレイ27を所定の用途のスイッチとして用いることができ、またエレベータ据付後におけるスイッチ仕様の変更にもプログラムを変えるだけで容易に対応することができる。
図6および図7には第5の実施形態を示してある。この実施形態においては、図6に示すようにかごの上部にかご付設機器としてクーラー30が設置されている。そして図7に示すように、かご内操作盤1のスイッチボックス4内にタッチパネル式液晶ディスプレイ31が設けられている。このタッチパネル式液晶ディスプレイ31には画面切替え用のスイッチ32が設けられ、そのスイッチ32を操作することによりクーラー30の設定用の所要のスイッチ31aがタッチパネル式液晶ディスプレイ31の画面に表示されるようになっている。なお、スイッチボックス4には前記タッチパネル式液晶ディスプレイ31と併せて標準用途の機械式のスイッチ15が設けられている。
この実施形態においては、タッチパネル式液晶ディスプレイ31の画面を切替え、所要のスイッチ31aを表示させ、そのスイッチ31aを操作すると、図6に示す接続径路10を通し、かご上ダクトボックス11を経由してその信号が制御盤12に送られる。そして、制御盤12を介してクーラー30に対する例えばオンオフ、温度調整、風向きなどの所定の設定が行なわれる。そして、その設定された温度や風向きの条件や設定の日付、時間などの設定条件が制御盤12にマイクロコンピュータを介して記憶される。
前記タッチパネル式液晶ディスプレイ31はクーラー30に対するコントローラーとして機能するが、そのタッチパネル式液晶ディスプレイ31がスイッチボックス4に組み込まれているから、スイッチボックス4内にコントローラーの収納用のスペースを確保したり、かごに専用のボックスを設けるようなことを不要とすることができる。
また、クーラー30に対する設定条件が制御盤12に記憶されるため、その記憶されている設定条件をエレベータの保守や点検後における再設定の際の情報として活用することができ、これにより設定ミスの発生を防止することができる。
なお、前記タッチパネル式液晶ディスプレイ31はかご内操作盤1のインジケータ部3に設けるようにしてもよい。
図8および図9には第6の実施形態を示してあり、この実施形態においては、図8に示すようにかごの上部にかご付設機器として照明装置35が設置されている。そして図9に示すように、かご内操作盤1のスイッチボックス4内にタッチパネル式液晶ディスプレイ36が設けられている。このタッチパネル式液晶ディスプレイ36には画面切替え用のスイッチ37が設けられ、そのスイッチ37を操作することにより照明装置35の設定用の所要のスイッチ36aがタッチパネル式液晶ディスプレイ36の画面に表示されるようになっている。
なお、スイッチボックスには前記タッチパネル式液晶ディスプレイ36と併せて標準仕様の機械式のスイッチ15が設けられている。
この実施形態においては、タッチパネル式液晶ディスプレイ36の画面を切替え、所要のスイッチ36aを表示させ、そのスイッチ36aを操作すると、図8に示す接続径路10を通し、かご上ダクトボックス11を経由してその信号が制御盤12に送られる。そして、制御盤12を介して照明装置35に対する例えばオンオフ、明るさの調整などの設定が行なわれる。そして、その設定された明るさなどの条件や設定の日付、時間などの条件が制御盤12にマイクロコンピュータを介して記憶される。
前記タッチパネル式液晶ディスプレイ36は照明装置35に対するコントローラーとして機能するが、そのタッチパネル式液晶ディスプレイ36がスイッチボックス4に組み込まれているから、スイッチボックス4内にコントローラーの収納用のスペースを確保したり、かごに専用のボックスを設けるようなことを不要とすることができる。
また、照明装置35に対する設定条件が制御盤12に記憶されるため、その記憶されている設定条件をエレベータの保守や点検後における再設定の際の情報として活用することができ、これにより設定ミスの発生を防止することができる。
なお、前記タッチパネル式液晶ディスプレイ36はかご内操作盤1のインジケータ部3に設けるようにしてもよい。
図10および図11には第7の実施形態を示してあり、この実施形態においては、図10に示すようにかごの上部にかご付設機器として音声案内装置(スピーカー)40が設置されている。そして図11に示すように、かご内操作盤1のスイッチボックス4にタッチパネル式液晶ディスプレイ41が設けられている。
このタッチパネル式液晶ディスプレイ41には画面切替え用のスイッチ42が設けられ、そのスイッチ42を操作することにより音声案内装置40の設定用の所要のスイッチ41aがタッチパネル式液晶ディスプレイ41の画面に表示されるようになっている。なお、スイッチボックス4には前記タッチパネル式液晶ディスプレイ41と併せて標準仕様の機械式のスイッチ15が設けられている。
この実施形態においては、タッチパネル式液晶ディスプレイ41の画面を切替え、所要のスイッチ41aを表示させ、そのスイッチ41aを操作すると、図10に示す接続径路10を通し、かご上ダクトボックス11を経由してその信号が制御盤12に送られる。そして、制御盤12を介して音声案内装置40に対する例えばオンオフ、音量調整などの設定が行なわれる。そして、その設定された音量などの条件や設定の日付、時間などの条件が制御盤12にマイクロコンピュータを介して記憶される。
前記タッチパネル式液晶ディスプレイ41は音声案内装置40に対するコントローラーとして機能するが、そのタッチパネル式液晶ディスプレイ41がスイッチボックス4に組み込まれているから、スイッチボックス4内にコントローラーの収納用のスペースを確保したり、かごに専用のボックスを設けるようなことを不要とすることができる。
また、音声案内装置40に対する設定条件が制御盤12に記憶されるため、その記憶されている設定条件をエレベータの保守や点検後における再設定の際の情報として活用することができ、これにより設定ミスの発生を防止することができる。
なお、前記タッチパネル式液晶ディスプレイ41はかご内操作盤1のインジケータ部3に設けるようにしてもよい。
図12および図13には第8の実施形態を示してあり、この実施形態においては、図12に示すようにかごの下部にかご付設機器として床暖房装置45が設置されている。そして図13に示すように、かご内操作盤1のスイッチボックス4内にタッチパネル式液晶ディスプレイ46が設けられている。このタッチパネル式液晶ディスプレイ46には画面切替え用のスイッチ47が設けられ、そのスイッチ47を操作することにより床暖房装置45の設定用の所要のスイッチ46aがタッチパネル式液晶ディスプレイ46に表示されるようになっている。なお、スイッチボックス4には前記タッチパネル式液晶ディスプレイ46と併せて標準仕様の機械式のスイッチ15が設けられている。
この実施形態においては、タッチパネル式液晶ディスプレイ46の画面を切替え、所要のスイッチ46aを表示させ、そのスイッチ46aを操作すると、図12に示す接続径路10を通し、かご上ダクトボックス11を経由してその信号が制御盤に送られる。そして、制御盤12を介して床暖房装置45に対する例えばオンオフ、温度調整などの設定が行なわれる。そして、その設定された温度などの条件や設定の日付、時間などの条件が制御盤12にマイクロコンピュータを介して記憶される。
前記タッチパネル式液晶ディスプレイ46は床暖房装置45に対するコントローラーとして機能するが、そのタッチパネル式液晶ディスプレイ46がスイッチボックス4に組み込まれているから、スイッチボックス4内にコントローラーの収納用のスペースを確保したり、かごに専用のボックスを設けるようなことを不要とすることができる。
また、床暖房装置45に対する設定条件が制御盤12に記憶されるため、その記憶されている設定条件をエレベータの保守や点検後における再設定の際の情報として活用することができ、これにより設定ミスの発生を防止することができる。
なお、前記タッチパネル式液晶ディスプレイ46はかご内操作盤1のインジケータ部3に設けるようにしてもよい。
ところで、前記各液晶ディスプレイ16,22,27,31,36,41,46に表示されるスイッチやその表示文字などの色をそのスイッチに対する設定の操作に応じて変化させるように構成することも可能である。
このように手段を採用すれば、その色の変化からスイッチによる設定の有無や内容などを明確に判別でき、エレベータの保守や点検時に現状の設定状況を容易に確認でき、誤操作を防止することができる。
また、図14に示すように、かご内操作盤1にスピーカー50を設け、前記各液晶ディスプレイ16,22,27,31,36,41,46に表示されるスイッチを操作して所定の設定を行なった際に、その設定状況やエラー情報を前記スピーカー50により音声により報知するように構成することも可能である。
このような手段を採用すれば、設定ミスを防止し、保守や点検の効率を上げることができる。
この発明の第1の実施形態に係るスイッチ装置を示す正面図。 この発明の第2の実施形態に係るスイッチ装置を示す正面図。 この発明の第3の実施形態に係るスイッチ装置を示す正面図。 そのスイッチ装置の操作部分の正面図。 この発明の第4の実施形態に係るスイッチ装置を示す正面図。 この発明の第5の実施形態に係るスイッチ装置の全体の構成を示す構成図。 そのスイッチ装置の要部の構成を示す正面図。 この発明の第6の実施形態に係るスイッチ装置の全体の構成を示す構成図。 そのスイッチ装置の要部の構成を示す正面図。 この発明の第7の実施形態に係るスイッチ装置の全体の構成を示す構成図。 そのスイッチ装置の要部の構成を示す正面図。 この発明の第8の実施形態に係るスイッチ装置の全体の構成を示す構成図。 そのスイッチ装置の要部の構成を示す正面図。 かご内操作盤にスピーカーを設け、そのスピーカーでスイッチの設定状況を報知する場合の例を示す正面図。 かご内操作盤の一般的な構成を示す正面図。 従来のスッチ装置を示す正面図。 スイッチ装置の信号送信径路を示す構成図。
符号の説明
1…かご内操作盤
3…インジケータ部
12…制御盤
16…タッチパネル式液晶ディスプレイ
16a…スイッチ
16b…スイッチ
20…操作キー
22…液晶ディスプレイ
22a…スイッチ
24…操作キー
27…タッチパネル式液晶ディスプレイ
30…クーラー
31…タッチパネル式液晶ディスプレイ
35…照明装置
36…タッチパネル式液晶ディスプレイ
40…音声案内装置
41…タッチパネル式液晶ディスプレイ
45…床暖房装置
46…タッチパネル式液晶ディスプレイ
50…スピーカー

Claims (11)

  1. エレベータのかご内操作盤のスイッチボックス内に、安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途に使用される機械式のスイッチと、オプション仕様で使用される複数のスイッチを表示することが可能なタッチパネル式液晶ディスプレイとを設置してなることを特徴とするエレベータのスイッチ装置。
  2. エレベータのかご内操作盤のスイッチボックス内に、安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途に使用される機械式のスイッチと、オプション仕様で使用される複数のスイッチを表示することが可能な液晶ディスプレイと、前記スイッチを操作するための操作部とを設置してなることを特徴とするエレベータのスイッチ装置。
  3. エレベータのかご内操作盤のインジケータ部に液晶ディスプレイを設け、この液晶ディスプレイの画面を切替えるためのスイッチ、およびその画面に表示されるスイッチを操作するための操作部、ならびに安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途に使用される機械式のスイッチとが前記かご内操作盤のスイッチボックス内に設けられ、前記画面切替え用のスイッチを操作して前記液晶ディスプレイに所要のスイッチを表示させ、その表示させたスイッチを前記操作部を介して操作することが可能なことを特徴とするエレベータのスイッチ装置。
  4. エレベータのかご内操作盤のスイッチボックス内に、安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途に使用される機械式のスイッチと、オプション仕様で使用される複数のスイッチをそれぞれ表示することが可能なタッチパネル式液晶ディスプレイとを設置し、前記タッチパネル式液晶ディスプレイは前記スイッチボックス内に並べて設け、その各タッチパネル式液晶ディスプレイのスイッチの用途をそれぞれその液晶ディスプレイに表示し、その表示をスイッチの用途の変更に応じて変更することが可能としてあることを特徴とするエレベータのスイッチ装置。
  5. エレベータのかご内操作盤のスイッチボックス内に、安全面に関わるかごのアップダウン用や点検用の標準用途に使用される機械式のスイッチと、オプション仕様で使用される複数のスイッチを表示することが可能なタッチパネル式液晶ディスプレイとを設置し、前記タッチパネル式液晶ディスプレイに、エレベータのかごに設置されているかご付設機器に関する設定用のスイッチを表示させてその操作を可能にしてあることを特徴とするエレベータのスイッチ装置。
  6. 前記かご付設機器が、エレベータのかごに設置されているクーラーであることを特徴とする請求項5に記載のエレベータのスイッチ装置。
  7. 前記かご付設機器が、エレベータのかごに設置されている照明装置であることを特徴とする請求項5に記載のエレベータのスイッチ装置。
  8. 前記かご付設機器が、エレベータのかごに設置されている音声案内装置であることを特徴とする請求項5に記載のエレベータのスイッチ装置。
  9. 前記かご付設機器が、エレベータのかごに設置されている床暖房装置であることを特徴とする請求項5に記載のエレベータのスイッチ装置。
  10. 前記かご付設機器に関する設定用のスイッチが操作されたときに、その設定条件を記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項5に記載のエレベータのスイッチ装置。
  11. 請求項1ないし5のいずれかに記載の液晶ディスプレイのスイッチが設定操作されたときにその設定状況を音声で報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のエレベータのスイッチ装置。
JP2005275154A 2005-09-22 2005-09-22 エレベータのスイッチ装置 Expired - Fee Related JP4880960B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275154A JP4880960B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 エレベータのスイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275154A JP4880960B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 エレベータのスイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007084277A JP2007084277A (ja) 2007-04-05
JP4880960B2 true JP4880960B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=37971668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005275154A Expired - Fee Related JP4880960B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 エレベータのスイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4880960B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2870335B2 (ja) * 1992-11-11 1999-03-17 三菱電機株式会社 エレベーターのかご操作盤
JPH07206280A (ja) * 1994-01-18 1995-08-08 Hitachi Ltd エレベータの運転装置
JPH07215601A (ja) * 1994-02-03 1995-08-15 Toshiba Fa Syst Eng Kk エレベータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007084277A (ja) 2007-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7021429B2 (en) Elevator system indicating assigned car
US6550587B1 (en) Operating board for elevator
US8776954B2 (en) Car destination floor indication device
JP6674066B1 (ja) ポンプ装置の状態を表示する表示方法、ポンプ装置、ポンプシステム、コンピュータプログラム、表示器、および試験方法
JP4880960B2 (ja) エレベータのスイッチ装置
JP2010208754A (ja) エレベータシステム
JP2006256830A (ja) エレベータシステム
JP2007045126A (ja) 射出成形機
JP5863604B2 (ja) 表示制御盤、列車運行管理システム、および軌道回路表示方法
JP4112273B2 (ja) エレベーターシステム
JP6982988B2 (ja) バルブアセンブリ
JP6383524B2 (ja) モータ駆動装置
JP4606865B2 (ja) メンテナンス報知方法
JP6650375B2 (ja) エレベータの保守情報表示システム
JP5020044B2 (ja) ディジタル保護制御装置
JP2013237287A (ja) 車載用電子機器
JP6523436B2 (ja) 基板生産機および基板生産ライン
JP4909202B2 (ja) 電子部品供給装置
JP4730323B2 (ja) 電子部品実装用装置および電子部品実装用装置における操作パネルの文字表示方法
JP2007148712A (ja) コンソール切替装置
JP2018029117A (ja) 配線表示具及びそれを備えた空気調和機、基板並びに配線表示システム
JP2007051822A (ja) 空気調和機
JP2008234170A (ja) 受付呼出しシステム
JP2008151385A (ja) 空気調和機用リモートコントローラ及びその再利用方法
JP4349014B2 (ja) 制御盤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111202

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees