JP4112273B2 - エレベーターシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベーターシステムに関し、特に、エレベーターの調整またはメンテナンス用のデータを表示し、または入力する場合の制御手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベーターを調整またはメンテナンスする場合、機械室内または特定階(例えば最上階)の乗場等に設置される制御盤内の制御回路に、携帯保守端末をシリアル伝送線にて接続し、その携帯保守端末を操作し、エレベーターの状態を作業員が把握し、調整、保守、点検等の作業を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、エレベーターの調整またはメンテナンスを行う場合、作業員が最上階機械室または特定階の乗場等の制御盤設置位置まで行かなければならないという煩わしさがあった。
【0004】
そこで、本発明は、作業員が制御盤設置位置まで行かなくとも、カゴ内あるいはホールに設置されたディスプレイを用いて、調整またはメンテナンスが容易にできるエレベーターシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明に係るエレベーターシステムは、エレベーターの調整またはメンテナンス時に、カゴ内に設置されたディスプレイに接続されたディスプレイ操作用コントローラの操作による入力信号を調整またはメンテナンス用のデータとして取り込み、カゴ内に設置されたディスプレイに調整またはメンテナンス用のデータを表示するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項1に記載の本発明によれば、カゴ内に設置されたディスプレイに表示される調整またはメンテナンス用のデータを見ながら、ディスプレイ操作用コントローラの操作により調整またはメンテナンス用のデータを入力して、作業員が容易にエレベーターの調整またはメンテナンス作業を行うことができる。
【0007】
請求項2に記載の本発明に係るエレベーターシステムは、エレベーターのカゴ内に設置されたディスプレイに設けられ、ディスプレイ操作用コントローラが接続されたとき、調整またはメンテナンスを行うためのモードに切り替えるディスプレイモード切り替え手段と、この手段により調整またはメンテナンスを行うためのモードに切り替えられたとき、ディスプレイ操作用コントローラの操作による入力信号を調整またはメンテナンス用のデータとして取り込み、カゴ内に設置されたディスプレイに調整またはメンテナンス用のデータを表示するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の本発明によれば、ディスプレイ操作用コントローラをエレベーターのカゴ内に設置されたディスプレイに接続したとき、調整またはメンテナンスを行うためのモードに切り替えられるので、カゴ内に設置されたディスプレイに表示される調整またはメンテナンス用のデータを見ながら、ディスプレイ操作用コントローラの操作により調整またはメンテナンス用のデータを入力して、作業員が容易にエレベーターの調整またはメンテナンス作業を行うことができる。
【0009】
請求項3に記載の本発明に係るエレベーターシステムは、エレベーターの調整またはメンテナンス時に、ホールに設置されたディスプレイに接続されたディスプレイ操作用コントローラの操作による入力信号を調整またはメンテナンス用のデータとして取り込み、ホールに設置されたディスプレイに調整またはメンテナンス用のデータを表示するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の本発明によれば、ホールに設置されたディスプレイに表示される調整またはメンテナンス用のデータを見ながら、ディスプレイ操作用コントローラの操作により調整またはメンテナンス用のデータを入力して、作業員が容易にエレベーターの調整またはメンテナンス作業を行うことができる。
【0011】
請求項4に記載の本発明に係るエレベーターシステムは、エレベーターのホールに設置されたディスプレイに設けられ、ディスプレイ操作用コントローラが接続されたとき、調整またはメンテナンスを行うためのモードに切り替えるディスプレイモード切り替え手段と、この手段により調整またはメンテナンスを行うためのモードに切り替えられたとき、ディスプレイ操作用コントローラの操作による入力信号を調整またはメンテナンス用のデータとして取り込み、ホールに設置されたディスプレイに調整またはメンテナンス用のデータを表示するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の本発明によれば、ディスプレイ操作用コントローラをエレベーターのホールに設置されたディスプレイに接続したとき、調整またはメンテナンスを行うためのモードに切り替えられるので、ホールに設置されたディスプレイに表示される調整またはメンテナンス用のデータを見ながら、ディスプレイ操作用コントローラの操作により調整またはメンテナンス用のデータを入力して、作業員が容易にエレベーターの調整またはメンテナンス作業を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0016】
図1は本発明の第1〜第5の実施形態における主要部の構成を示す斜視図、図2は第1〜第5の実施形態における電気的接続の概略構成を示す図である。
【0017】
また、図3は本発明の第6〜第10の実施形態における主要部の構成を示す斜視図、図4は第6〜第10の実施形態における電気的接続の概略構成を示す図である。
【0018】
<第1の実施形態>
図1および図2を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
【0019】
この第1の実施形態は、エレベーターカゴ1内に設置されたカゴディスプレイ部2に、ディスプレイ操作用コントローラ5を接続して、エレベーターの調整またはメンテナンス用のデータをカゴディスプレイ部2に表示させ、エレベーターの調整またはメンテナンス作業を行う構成とする。なお、ディスプレイ操作用コントローラ5としては、例えば、英数字の入力を行うためのキーボード、あるいは所定の操作キーを備えたものとする。
【0020】
エレベーターの調整またはメンテナンスを行う時、カゴディスプレイ部2に設けられた専用のコントローラ接続用コネクタ部4ヘシリアル伝送ケーブル6をつなぎ、そのシリアル伝送ケーブル6の末端に専用のディスプレイ操作用コントローラ5を接続する。なお、コントローラ接続用コネクタ部4はカゴ内操作盤12のスイッチボックス13内に設置することも可能である。
【0021】
コントローラ接続用コネクタ部4にはディスプレイモード切り替えスイッチ7を設けておき、シリアル伝送ケーブル6をつないだ時、コントローラ接続用コネクタ部4のディスプレイモード切り替えスイッチ7が自動的に入り、カゴディスプレイ部2内の演算装置(CPU)8が起動し、制御盤9内のエレベーター制御用のマイコン装置10までシリアル伝送線11によりモード切り替え信号を送信し、点検モードとなる。
【0022】
点検モードになると、作業員がディスプレイ操作用コントローラ5を用いて点検を開始することができる。即ち、ディスプレイ操作用コントローラ5によりディスプレイ表示内容の操作を行うが、このとき入力された点検用のデータは、シリアル伝送ケーブル6、演算装置(CPU)8、およびシリアル伝送線11を経由して制御盤9内のマイコン装置10に取り込まれる。
【0023】
その際、今まで携帯保守端末上に表示させていたエレベーター状態表示を、カゴディスプレイ部2に表示させることにより、作業員がより見やすくエレベーターの状態を把握することができ、またより多くの情報を画面に表示させることができる。そして、今まで携帯保守端末上に表示させていた内容は、携帯保守端末の表示器に表示される文字の種類とその字数に制約があるため、数字やアルファベット等の暗号であったが、携帯保守端末の表示器よりも大きな表示画面でしかも表示内容についても制限の少ないカゴディスプレイ部2における表示になることにより、暗号だけではなく日本語の表示も可能とし、よりわかりやすい点検をすることが可能となる。例えば、今までは、停電、浸水、カゴ内照明の断線、ホール内照明の断線、制御回路の断線などの故障については、それぞれの状態を示す数字やアルファベット等の記号で携帯保守端末の表示器に表示され、作業員は一覧表を見てこれらの記号を解読していたが、これらに対する日本語を併記してカゴディスプレイ部2に表示することにより、容易に点検を行うことができる。
【0024】
さらに、今までは、作業員が点検を行う時、制御盤9の設置位置まで行かなければならなかったが、本実施形態によれば、エレベーターカゴ1内でその作業を行うことができる。
【0025】
<第2の実施形態>
図1および図2を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0026】
この第2の実施形態は、図1において、第1の実施形態と同様にエレベーターカゴ内1に設置されたカゴディスプレイ部2を見て作業員が点検を行うが、この際、第1の実施形態におけるディスプレイ操作用コントローラ5の代わりに、カゴディスプレイ部2に設けられたタッチパネル部3を使用してディスプレイ表示内容を操作し点検のためのデータを入力する構成とする。
【0027】
即ち、この実施形態においては、点検時、タッチパネル部3の操作により入力された点検用のデータは演算装置(CPU)8、およびシリアル伝送線11を経由して制御盤9内のマイコン装置10に取り込まれる。点検用のデータの入力にこのタッチパネル部3を使用することにより、ディスプレイ操作用コントローラ不要で点検可能となる。通常モードと点検モードの切り替えについては、カゴディスプレイ部2またはカゴ内操作盤12内に、作業員専用の点検スイッチを設け、この点検スイッチを操作することにより切り替えを行う。
【0028】
<第3の実施形態>
図1および図2を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。
【0029】
この第3の実施形態は、図1において、第1の実施形態と同様にエレベーターカゴ内1に設置されたカゴディスプレイ部2を見て作業員が点検を行うが、この際、ディスプレイ表示内容の操作、即ち点検のためのデータの入力は、第1の実施形態におけるディスプレイ操作用コントローラ5の代わりに、カゴ内操作盤12のカゴ行先階ボタン14を使用することとする。なお、カゴ行先階ボタン14の数が少ない場合は、例えば、各ボタンを押す回数をそれぞれ入力する文字などに対応させることにより、ボタンの数より多い種類の文字などを入力することができる。
【0030】
これにより、ディスプレイ操作用コントローラ不要で点検可能となる。通常モードと点検モードの切り替えについては、第2の実施形態と同様に、カゴディスプレイ部2またはカゴ内操作盤12内に作業員専用の点検スイッチを設け、この点検スイッチを操作することにより切り替えを行う。
【0031】
<第4の実施形態>
この第4の実施形態は、第1〜第3の実施形態において、エレベーターの調整時に、乗心地データ波形などをカゴディスプレイ部2に表示させるものである。
【0032】
今まで、調整時にはシンクロスコープなどの機器を制御盤設置位置まで持って行き、制御盤9に接続し波形を取っていたが、本実施形態によれば、カゴディスプレイ部2にその波形を映し出すことにより、シンクロスコープの機器等がなくとも、調整できる。即ち、制御盤9内のマイコン装置10に、乗心地データ波形を表示するためのソフトウエアを用意しておくことにより、カゴディスプレイ部2にその波形を表示させることができる。
【0033】
<第5の実施形態>
この第4の実施形態は、第1〜第3の実施形態において、エレベーターの仕様変更時にその変更データをカゴディスプレイ部2に表示させ、データ入力を可能としたものである。例えば、不停止階仕様の階床が変更になったとき、あるいはホームランディング仕様の有無が変更になったときなどに、そのデータ変更を、エレベーターカゴ1内で行うことができるものである。
【0034】
<第6の実施形態>
図3および図4を参照して、本発明の第6の実施形態について説明する。
【0035】
この第6の実施形態は、エレベーターホール21に設置されたホールディスプレイ部22に、ディスプレイ操作用コントローラ25を接続して、エレベーターの調整またはメンテナンス用のデータをホールディスプレイ部22に表示させ、エレベーターの調整またはメンテナンス作業を行う構成とする。なお、ディスプレイ操作用コントローラ25としては、例えば、英数字の入力を行うためのキーボード、あるいは所定の操作キーを備えたものとする。
【0036】
エレベーターの調整またはメンテナンスを行う時、ホールディスプレイ部22に設けられた専用のコントローラ接続用コネクタ部24ヘシリアル伝送ケーブル26をつなぎ、そのシリアル伝送ケーブル26の末端に専用のディスプレイ操作用コントローラ25を接続する。
【0037】
コントローラ接続用コネクタ部24にはディスプレイモード切り替えスイッチ27を設けておき、シリアル伝送ケーブル26をつないだ時、コントローラ接続用コネクタ部24のディスプレイモード切り替えスイッチ27が自動的に入り、ホールディスプレイ部22内の演算装置(CPU)28が起動し、制御盤29内のエレベーター制御用のマイコン装置30までシリアル伝送線31によりモード切り替え信号を送信し、点検モードとなる。
【0038】
点検モードになると、作業員がディスプレイ操作用コントローラ25を用いて点検を開始することができる。即ち、ディスプレイ操作用コントローラ25によりディスプレイ表示内容の操作を行うが、このとき入力された点検用のデータは、シリアル伝送ケーブル26、演算装置(CPU)28、およびシリアル伝送線31を経由して制御盤29内のマイコン装置30に取り込まれる。
【0039】
その際、今まで携帯保守端末上に表示させていたエレベーター状態表示を、ホールディスプレイ部22に表示させることにより、作業員がより見やすくエレベーターの状態を把握することができ、またより多くの情報を画面に表示させることができる。そして今まで携帯保守端末上に表示させていた内容は、携帯保守端末の表示器に表示される文字の種類とその字数に制約があるため、数字やアルファベット等の暗号であったが、携帯保守端末の表示器よりも大きな表示画面でしかも表示内容についても制限の少ないホールディスプレイ部22における表示になることにより、暗号だけではなく日本語の表示も可能とし、よりわかりやすい点検をすることが可能となる。
【0040】
さらに、今までは、作業員が点検を行う時、制御盤29の設置位置まで行かなければならなかったが、本実施形態によれば、エレベーターホール21でその作業を行うことができる。
【0041】
<第7の実施形態>
図3および図4を参照して、本発明の第7の実施形態について説明する。
【0042】
この第7の実施形態は、図3において、第6の実施形態と同様にエレベーターホール21に設置されたホールディスプレイ部22を見て作業員が点検を行うが、この際、第6の実施形態におけるディスプレイ操作用コントローラ25の代わりに、ホールディスプレイ部22に設けられたタッチパネル部23を使用してディスプレイ表示内容を操作し点検のためのデータを入力する構成とする。
【0043】
即ち、この実施形態においては、点検時、タッチパネル部23の操作により入力された点検用のデータは演算装置(CPU)28、およびシリアル伝送線31を経由して制御盤29内のマイコン装置30に取り込まれる。点検用のデータの入力にこのタッチパネル部23を使用することにより、ディスプレイ操作用コントローラ不要で点検可能となる。通常モードと点検モードの切り替えについては、ホールディスプレイ部22、またはホールインジケータボタン部32等に、作業員専用の点検スイッチを設け、この点検スイッチを操作することにより切り替えを行う。
【0044】
<第8の実施形態>
図3および図4を参照して、本発明の第8の実施形態について説明する。
【0045】
この第8の実施形態は、図3において、第6の実施形態と同様にエレベーターホール21に設置されたホールディスプレイ部22を見て作業員が点検を行うが、この際、ディスプレイ表示内容の操作、即ち点検のためのデータの入力は、第6の実施形態におけるディスプレイ操作用コントローラ25の代わりに、ホールボタン33を使用することとする。なお、例えば、ホールボタン33の各ボタンを押す回数をそれぞれ入力する文字などに対応させることにより、ボタンの数より多い種類の文字などを入力することができる。
【0046】
これにより、ディスプレイ操作用コントローラ不要で点検可能となる。通常モードと点検モードの切り替えについては、第7の実施形態と同様に、ホールディスプレイ部22、またはホールインジケータボタン部32等に、作業員専用の点検スイッチを設け、この点検スイッチを操作することにより切り替えを行う。
【0047】
<第9の実施形態>
この第9の実施形態は、第7〜第8の実施形態において、エレベーターの調整時に、乗心地データ波形などをホールディスプレイ部22に表示させるものである。
【0048】
今まで、調整時にはシンクロスコープなどの機器を制御盤設置位置まで持っていき、制御盤29に接続し波形を取っていたが、本実施形態によればホールディスプレイ部22にその波形を映し出すことにより、シンクロスコープの機器等がなくとも、調整できる。即ち、制御盤29内のマイコン装置30に、乗心地データ波形を表示するためのソフトウエアを用意しておくことにより、ホールディスプレイ部22にその波形を表示させることができる。
【0049】
<第10の実施形態>
この第10の実施形態は、第5〜第7の実施形態において、エレベーターの仕様変更時にその変更データをホールディスプレイ部22に表示させ、データ入力を可能としたものである。例えば、不停止階仕様の階床が変更になったとき、あるいはホームランディング仕様の有無が変更になったときなどに、そのデータ変更を、エレベーターホール21で行うことができるものである。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、作業員が制御盤設置位置まで行かなくても、カゴやホールでわかりやすくエレベーターの調整、点検、仕様変更などの調整またはメンテナンス作業を行うことが出来、さらに作業用の仕様機器を減らし、効率よく作業を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1〜第5の実施形態における主要部の構成を示す斜視図。
【図2】 本発明の第1〜第5の実施形態における電気的接続の概略構成を示す図。
【図3】 本発明の第6〜第10の実施形態における主要部の構成を示す斜視図。
【図4】 本発明の第6〜第10の実施形態における電気的接続の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…エレベーターカゴ
2…カゴディスプレイ部
3…タッチパネル部
4…コントローラ接続用コネクタ部
5…ディスプレイ操作用コントローラ
6…シリアル伝送ケーブル
7…ディスプレイモード切り替えスイッチ
8…演算装置(CPU)
9…制御盤
10…マイコン装置
11…シリアル伝送線
12…カゴ内操作盤
13…スイッチボックス
14…カゴ行先階ボタン
21…エレベーターホール
22…ホールディスプレイ部
23…タッチパネル部
24…コントローラ接続用コネクタ部
25…ディスプレイ操作用コントローラ
26…シリアル伝送ケーブル
27…ディスプレイモード切り替えスイッチ
28…演算装置(CPU)
29…制御盤
30…マイコン装置
31…シリアル伝送線

Claims (4)

  1. エレベーターの調整またはメンテナンス時に、カゴ内に設置されたディスプレイに接続されたディスプレイ操作用コントローラの操作による入力信号を調整またはメンテナンス用のデータとして取り込み、前記カゴ内に設置されたディスプレイに調整またはメンテナンス用のデータを表示するように制御する制御手段を備えたことを特徴とするエレベーターシステム。
  2. エレベーターのカゴ内に設置されたディスプレイに設けられ、ディスプレイ操作用コントローラが接続されたとき、調整またはメンテナンスを行うためのモードに切り替えるディスプレイモード切り替え手段と、この手段により調整またはメンテナンスを行うためのモードに切り替えられたとき、前記ディスプレイ操作用コントローラの操作による入力信号を調整またはメンテナンス用のデータとして取り込み、前記カゴ内に設置されたディスプレイに調整またはメンテナンス用のデータを表示するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とするエレベーターシステム。
  3. エレベーターの調整またはメンテナンス時に、ホールに設置されたディスプレイに接続されたディスプレイ操作用コントローラの操作による入力信号を調整またはメンテナンス用のデータとして取り込み、前記ホールに設置されたディスプレイに調整またはメンテナンス用のデータを表示するように制御する制御手段を備えたことを特徴とするエレベーターシステム。
  4. エレベーターのホールに設置されたディスプレイに設けられ、ディスプレイ操作用コントローラが接続されたとき、調整またはメンテナンスを行うためのモードに切り替えるディスプレイモード切り替え手段と、この手段により調整またはメンテナンスを行うためのモードに切り替えられたとき、前記ディスプレイ操作用コントローラの操作による入力信号を調整またはメンテナンス用のデータとして取り込み、前記ホールに設置されたディスプレイに調整またはメンテナンス用のデータを表示するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とするエレベーターシステム。
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