JP4878696B2 - ジャカード式織機のヒ口の異常を検知するための方法 - Google Patents

ジャカード式織機のヒ口の異常を検知するための方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジャカード式織機におけるヒ口の形成の異常を検知するための方法に関する
【0002】
【従来の技術】
例えば、フランス特許公開第2772796号は、ジャカード式織機の通糸の変位を制御するために電気的アクチュエータを使用することを開示している。
【0003】
さらに、ジャカード式織機に、いわゆる「たて糸停止」装置を備えることが知られており、この装置は、織機のたて糸の各々により支持された金属のドロップワイヤと、織機の幅にわたって延びている伝導バーとを有する。たて糸の破損の場合に、たて糸が支持するドロップワイヤが、その自重の影響の下に伝導バーと接触し、それによりこれらの伝導バーの間に電気的接触をつくり、伝導バーを活動させる。そのような接触は電気的監視システムにより検知することができ、それによって織機の運転を直ぐに中断して、例えばテルテールランプを用いて作業者の注意を引くことができる。しかしながら、そのようなたて糸停止装置にはかなりの制限がある。第一に、一度織機を止めると、作業者はどのたて糸が実際上破損されているかを探さなければならず、その作業は、接触をつくっているドロップワイヤを識別するためにドロップワイヤを手で変位させることを含む。この作業は長いしかつ特定の資格のある人員を必要とする。さらに、ときには「糸通し」と呼ばれる、金属のドロップワイヤを種々のたて糸に位置決めする作業が長くてかつ費用のかかる作業である。たて糸停止を行うために使用される器具の費用は無視できない。なぜなら、その器具はたて糸毎に一本のドロップワイヤを含まなければならないからであり、すなわち例えば10,000本以上までドロップワイヤを含まなければならないからであり、かつ伝導バーを織機の構造に組み込んで電圧を供給しなければならないからである。さらに、周知のたて糸停止装置は、織成作業中最も頻繁に発生する綿くずによる汚染に敏感である。それ故、この装置のために周期的なクリーニング作業をする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の、より特別な目的は、慣用のたて糸停止装置にたよる必要がなくかつ破損したたて糸、損傷した弾性的な戻し要素、または破損した通糸または対応するヘルドから分離された通糸の確実なかつ迅速な検知と識別を可能とする、異常を検知するための新規な方法を提案することにより上記の欠陥を克服することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
その目的のために、本発明は、織機のたて糸の位置を制御するヘルドを変位させるための電気的アクチュエータを備えた、ジャカード式織機におけるヒ口の形成の異常を検知する方法に関する。この方法は、
−ヘルドの通常のストロークの2つの位置の間で、通常ぴんと張られたたて糸に接続された少なくとも1つのヘルドを変位させるために少なくとも1つのアクチュエータにより少なくとも一本の通糸に及ぼされる、いわゆる「通常の作用力」または「通常の織成作用力」を決定し、
−この通常の作用力から、通常の織成作用力の値の範囲の限界を表す少なくとも1つのしきい値を決定し、
−織機の運転中、このアクチュエータによりこの通糸に及ぼされるいわゆる「操作作用力」を決定し、
−この操作作用力を表す少なくとも1つの値をしきい値と比較し、
−操作作用力を表す値が、しきい値により定義された範囲の外側にあるときに、第一の、いわゆる「異常信号」を発生させることにある。
【0006】
本発明のこの方法には、補助的な機械的装置にたよることなく電気的アクチュエータにより及ぼされる作用力を決定できると共に、記憶、比較および論理的な処理の操作を、さらにアクチュエータを制御するために使用される電子コントローラで実施できるという利点がある。本発明の方法はたて糸停止ドロップワイヤの糸通しの作業を不要にし、これにより時間のかなりの節約と、その結果として織機の作業コストを減らすことができる。さらに、本発明の方法によれば、異常信号を発生したアクチュエータの位置が直ぐに突き止められるので、それがこのたて糸の破損によるものであろうと、弾性的な戻し手段の機能障害によるものであろうと、またはアクチュエータとヘルドの間の運動学的リンクの欠陥によるものであろうと、ヒ口が所望の織成に一致しないレベルにあるたて糸の位置の迅速なかつ正確な識別が可能となる。
【0007】
さらに、前記の課題を解決するために、本発明の方法は、上記の方法において、ヘルドの通常のストロークの2つの位置の間でたて糸により影響されないヘルドを変位させるために、アクチュエータにより少なくとも1本の通糸に及ぼされるいわゆる「無負荷作用力」を決定し、このアクチュエータについて、この無負荷作用力を表す値を記憶し、異常信号が発生したときに、前記の操作作用力を表す値を、無負荷作用力を表す記憶された値と比較し、そして比較された表示する値が実質的に同一であるときに第二のいわゆる「たて糸破損信号」を発生させることにある。
それ故、本発明のこの方法によれば、アクチュエータにより及ぼされる作用力が、アクチュエータがたて糸のない状態で及ぼす作用力に実質的に等しいことが確立できるときに、ヒ口の形成の異常を検知することができるだけではなく、その原因、すなわちたて糸の破損を検知することもできる。
【0008】
本発明の有利な、しかし強制的でない面によれば、本発明の方法には1つ以上の次のような特性が組み込まれている。
【0009】
−さらに、本発明の方法は、ヘルドのストロークの2つの位置の間で、通常ぴんと張られているが弾性的な戻し手段から分離されているたて糸に連結されたヘルドを変位させるために、アクチュエータにより少なくとも1本の通糸に及ぼされるいわゆる「無負荷作用力」を決定し、このアクチュエータについて、この無負荷作用力を表す値を記憶し、異常信号が発生したときに、操作作用力を表す値を、無負荷作用力を表す記憶された値と比較し、そして問題の表示する値が実質的に同一であるときに、第三の、いわゆる「弾性的な戻し手段破損信号」を発生することにある。
本発明のこの面によれば、その方法により、たて糸と関連したヘルドの戻しばねの破損またはその戻しばねのフックからの外れを識別することができ、それが実施すべき修理で作業者を案内する。
【0010】
−本発明の方法は、操作作用力を表す値が実質的にゼロであるときに、第四のいわゆる「連結破損信号」を発生させることにある。実際に、アクチュエータにより発生された作用力がゼロであるとき、このことは、アクチュエータがもはや運動学的にヘルドに連結されていないことを意味し、その場合にヘルドはもはや駆動されない。
【0011】
−このアクチュエータにより駆動されるそのヘルドまたは各ヘルドを区別するように、異常信号が発生されたアクチュエータを活動させることにある。本発明のこの面には、異常が検知されたアクチュエータがジャカード機構のコントローラにより位置を突き止められ、これによりそのとき作業者は異常の位置をいっそう容易に突き止めることができるという利点がある。問題のアクチュエータにより駆動されるそのまたは各ヘルドを、他方のヘルドの位置に関して、眼に見えてずらされた位置に向かって、例えばヘルドのストロークの上死点位置に向かって変位させることができると共に、他方のヘルドがそれらのストロークの下死点位置に向かって変位される。また、他方のヘルドが固定されている間、問題のアクチュエータにより駆動されるそのヘルドまたは各ヘルドに振動運動を与えることもできる。いずれの場合でも、作業者は自分の確認を集中しなければならない一本のたて糸または複数本のたて糸の位置をすぐに突き止める。
【0012】
本発明は、アクチュエータの少なくとも1つの電気的供給パラメータを測定することにより前記の作用力を決定することにある。
【0013】
本発明は、織機の運転中、織機の各アクチュエータについて前記の作用力を繰り返し決定し、記憶しそして比較することにある。この組織的な性質は、観察された監視の能率を保証する。
【0014】
本発明は、たて糸によりヘルドに及ぼされる作用力の値を決定し、そしてこの作用力の値が基準値と実質的に異なるときに異常信号を発生させることにある。
【0015】
それ故、本発明の方法によれば、特に織機を止めることにより、ヒ口の異常の迅速な検知、その処理が可能になり、および特に関連したアクチュエータの位置を突き止めることにより、この異常の位置の突き止めが可能になる。その方法の変形実施例により、出会った異常の種類を識別することさえできる。
【0016】
本発明は、これまで述べた方法を実施するための装置、特に次のような手段を含む装置にも関する。すなわち、
−所定の条件の下でヘルドのストロークの2つの位置の間で少なくとも1つのヘルドを変位させるために少なくとも1つのアクチュエータにより少なくとも1本の通糸に及ぼされる少なくとも1つの基準作用力を決定するための手段と、
−この基準作用力の特性値を記憶するようになっているメモリと、
−織機の運転中、アクチュエータにより通糸に及ぼされるいわゆる「操作作用力」を決定するための手段と、
−操作作用力の特性値と、基準作用力の記憶された特性値から確立されたしきい値とを比較するための手段と、
−比較手段により供給される結果のお蔭で操作作用力の異常値を識別するようになっている論理ユニットを備えた装置にも関する。
【0017】
基準作用力は上で識別された通常の作用力でもよいが、使用された決定手段が同一である「無負荷」および「負荷されてない」作用力でも同様に十分である。
【0018】
本発明の有利な面によれば、本装置は、論理ユニットが異常値を検出したアクチュエータにより駆動されたそのヘルドまたは各ヘルドの基準およびまたは位置を表示するための手段を有する。これらの手段は、織機のどの部分に作業者が介在しなければならないかを知るために作業者が顧慮するインジケータを含むことができる。
【0019】
最後に、本発明は、これまで述べた装置を備えたジャカード式織機に関する。そのような織機は慣用のたて糸停止装置を備えた織機よりいっそう経済的であると共に、作業者にとっていっそう使用しやすく、かつ退屈な糸通し作業を必要としない。さらに、本発明の装置と方法が異常の原因の正確な識別と、織機上のその物理的な位置の突き止めを可能とするので、そのような織機は異常が観察されたときに自動化された修理ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその原理にしたがう織機の実施の形態およびこの織機で実施される異常を検知する方法を付図を参照して説明する。
【0021】
図面を参照すると、図2〜5に表された作用力は静的な作用力である。実際問題として、実際の動的な作用力は慣性力や摩擦力だけではなく、振動による振動成分が合併されているが、これらの成分やこれらの力は図面をより明瞭にするために示されてない。
【0022】
図1に概略的に示した織機はたて糸1を有し、この各たて糸は矢印Fにより表された、垂直な振動運動により活動化されるヘルド3のメール2を横切っており、前記ヘルド3の垂直な振動運動は矢印Fにより表されたたて糸の運動の方向に対し実質的に垂直である。各ヘルド3は電気的なサーボモータ6によって回転駆動されるプーリー5に通糸4により連結されている。その下側部分では、各ヘルド3が織機のフレーム9と固着したばね8に連結されている。
【0023】
図1の右側にモータ6が最も遠く示されているように、各モータは、位置設定信号Sを受ける監視ユニット10により所定の位置に制御される。
【0024】
各モータ6の後部に設置された検出器11により、ユニット10に電気的リンク13を経て転送される信号Sのおかげモータ6の正確な監視のために所定の位置でサーボ制御を行うことができる。ユニット10は信号SとSを比較して、これらの信号の間の差異を補償するために必要な電流を計算する。この電流は、閉鎖ループサーボ制御の原理にしたがって所定の位置でモータ6を制御するために使用される。
【0025】
モータ6はブラシのない形式であり、その結果モータ6により及ぼされるカプルはモータが各瞬間に消費する電流に比例する。さて、ユニット10は各モータ6に、その変位に必要な電流を供給し、その結果ユニット10によって、この電流の値、すなわち各モータ6により及ぼされる作用力の値を知ることができる。ユニット10により知られたこのカプルは、プーリー5が通糸4に及ぼす作用力Fに比例しており、この作用力Fは問題の通糸4によりプーリー5に及ぼされる反作用力F′にほぼ等しい。
【0026】
各ばね8がその通常の作用領域では本質的に線形の特性を有することを考慮すると、その線形の特性はその通常のストロークの限界に対応する2つの末端位置XとXの間でメール2の位置Xに応じてばね8により及ぼされる作用力Fの表示で図2に直線Dにより表すことができる。位置XとXの間で各ばね8の弾性的な戻し作用力に打ち勝つためにモータ6により及ぼされる作用力Eは末端位置XとXの間で定義された直線Dの部分により表される。この作用力Eは2つの末端の値EとEの間で実質的に直線状である。作用力Eの値は、モータ6が無負荷ヘルド3、すなわちたて糸が係合してないヘルドを変位させるために及ぼさなければならない値に一致する。
【0027】
さらに、かつ特に図3から明らかになるように、そのヘルドのメールの中をぴんと張られたたて糸が、このヘルドをばね8に連結せずに通る、ヘルド3を考慮するならば、それぞれたて糸の下と上に位置する2つの末端位置XとXの間でヘルドを変位させるためにヘルドに及ぼさなければならない作用力E′は、対向する記号の2つの末端の値E′01とE′02の間で実質的に“S”の形状を示す。このことは、たて糸1がぴんと張られていてかつたて糸をその中間位置に対して変位させるために上方にまたは下方へ引っ張らなければならないことに対応する。
【0028】
実際には、通糸4の柔軟な性質を考慮すると、モータ6はヘルド3を位置Xに向かって押すことができない。その結果、たて糸が通るがフレーム9にばね8により連結されていないヘルドにモータにより及ぼされる作用力E′は図4に表された分布を有する。図4において、E′とE′がその末端の値を示し、位置Xに到達していない。その結果、値E′が中間位置Xに一致する。
【0029】
たて糸1が、ばね8に連結されたヘルド3のメール2を通るときに、対応するモータ6が及ぼさなければならない作用力E″は、通糸4が常時牽引を受けるので、作用力EとE′の重畳である。この作用力E″は図5に表された形状を有する。それは2つの末端値E″とE″の間を変化し、これらの2つの末端値は、実際には、慣性、摩擦およびまたは振動作用力を考慮しないで、一方では値EとE′01の和でありかつ他方ではEとE′02の和である。
【0030】
本発明の方法は次のように実施される。
【0031】
第一段階101の間、各モータ6は、モータがその通常のストロークの末端位置の間を駆動するヘルド3を変位させるために作用されるが、このことはたて糸に加わる張力を除くことによって行われるかまたはたて糸1がメール2の中に導入される前に処理することにより行われる。各モータ6が作動されている間、このモータにより及ぼされる作用力Eの値が決定される。特に、値EとEが決定され、これらの値はそれから引き続く段階102の間記憶され、EとEの値がユニット10と関連したメモリ20に伝送される。そのとき、メール2の中へ導入されたたて糸1は、たて糸が織成中示す張力を表す張力が与えられる。
【0032】
メール2がそれらの末端位置XとXの間を変位するとともに、たて糸が通常、段階103で、織成中の通常の作用力E″および対応する末端の値E″とE″を決定するように引き伸ばされる。引き続く段階104の間で、E″とE″の値がメモリ20に記憶される。
【0033】
値E″とE″から、通常の作用力の値の範囲が例えばこれらの値の周りで、プラスまたはマイナス5%内に決定され、その場合にこの範囲はE″−5%およびE″+5%またはE″−5%およびE″+5%の値により限定される。この点において、値E″とE″は通常の作動範囲の限界を表すしきい値である。
【0034】
メモリ20に記憶されたこれらの値から、E′01と値とE′02の値およびもっと一般的に、作用力E′の分布と強さが段階105で引き算により決定できる。問題のたて糸の仮定した張力に応じて、このように決定されたE′の値を基準値E0refと比較することができ、かつ作業者は、たて糸の強すぎるかまたは弱すぎる張力に相当する、著しい差異がある場合には、警告することができる。その場合には、異常信号Σが発生して、スクリーン21に表示され、アクチュエータおよびまたは問題のヘルドを識別し、それによって監視すべきたて糸の位置を突き止めることが容易になる。
【0035】
E′の値からおよび特にE′01の値とE′02の値から、E′,E′およびE′の値を段階105′の間で計算し、そして段階106′の間でメモリ20に記憶することができる。
【0036】
すべての前述した操作は織成運転が実際上始まる前に実施される。織成中および好ましくはピックの運動毎に、段階107で、ヘルドをその上死点に向かってまたはその下死点に向かって変位させる各モータ6により有効に及ぼされる作用力Kが決定される。末端位置Xにまたは末端位置Xに対応する作用力Kの末端の値KまたはKが、各モータ6の電気的供給パラメータのお蔭で決定される。ヘルド3に対して与えられた変位の方向に依存して、そのとき値KまたはKが通常の作用力のために記憶された値、すなわちメール2が位置Xに到達するように対応するヘルド3が変位される場合の値E″と比較されるか、またはメール2が位置Xに向かって変位される場合の値E″と比較される。織機が正常に運転されているときに、末端値KまたはKは実質的にE″またはE″に等しくなければならない。モータ6毎のこれらの値の比較は段階108の間、ユニット10の比較器10aで行われる。
【0037】
比較の結果が正である場合には、すなわち操作作用力KまたはKの値と記憶された値E″またはE″との間の差異が小さい場合、例えばE″またはE″の5%より小さい場合には、作用力KがE″±5%,E″±5%により定義された、通常の作用力の範囲にあり、かつ織機が正しく運転されていて、段階107がピックの次の通過のために再開始されると考えられる。
【0038】
反対の場合には、異常信号Sが発生して、織機がユニット10により止められ、このユニット10は相応するメッセージをスクリーン21に表示する。このメッセージは、異常な動作が検知されたモータ6を識別し、その結果として、作業者は織機のどの部分に自分の確認を集中しなければならないかを知ることができる。実際に、スクリュー21に表示されたメッセージはどのたて糸1が原因であるかを指示する。なぜなら、ユニット10は各モータと関連した各たて糸の基準を記憶しているからである。
【0039】
加えて、問題のたて糸の位置を突き止めるのを容易にするために、異常状況が検知されたサーボモータ6が、段階109の間、ユニット10によりヘルド3を隣接するヘルドに対して上方にまたは下方にずらされた位置にもたらすように制御される。例えば、ヘルド3を上死点の位置に向かって変位させるとともに、他方のアクチュエータが全ての他のヘルドを下死点の位置にもたらすように制御され、それによりたて糸で下方のラップを形成することができ、その下方のラップから問題が検知されたレベルにあるたて糸が、正常に出現する。
【0040】
変形実施例によれば、異常状況が検出されたたて糸を除いて、全てのたて糸を固定することができ、その場合にこのモータ6は、モータが駆動するヘルド3の下方振幅の垂直な振動運動を発生させるために制御され、そのような運動には作業者が容易に注意を集中する。
【0041】
有利には、しかし必ずしも必要ではないが、異常動作に対応するモータについて指示された値Kを、値EおよびEと比較することを続けることもできる。もし段階110の間でなされたこの比較が、Kの値KまたはKが変位の方向に依存して値EまたはEのうちの一方に実質的に等しいことを示す場合には、通糸4、ヘルド3、ロッド7およびばね8が、段階101の間に出会った配置と同様な配置にある、すなわちたて糸がメール2にゼロまたは無視できる作用力を及ぼし、そのためたて糸が破損されるという結論になることを指摘することができる。その場合には、対応するいわゆる「たて糸破損」信号Sがユニット10により発生して、対応するメッセージがスクリーン21に表示される。
【0042】
反対の場合には、Kの値KまたはKが引き続く段階111で、以前に記憶されたE′とE′の値と比較される。もしKまたはKがE′とE′に実質的に等しい場合には、ヘルド3はこれと関連したばね8からどんな作用力も受けないということを指摘できる。そのとき、このばねは欠陥のあるものとして、すなわち対応するヘルド3またはフレーム9から分離されたものとして優先的に考えることができる。
【0043】
その場合に、いわゆる「戻し手段破損」信号Sが発生して、ユニット10がスクリーン21に、対応するメッセージを表示する。
【0044】
反対の場合には、追加の確認が段階112の間行われ、そこでは段階107の間で決定された作用力の値KまたはKが0と比較される。もしこの値が0に実質的に等しい場合には、問題のモータ6が、モータが通常関連している通糸4に作用力を及ぼさないことを指摘でき、それによりモータ6とヘルド3の間のリンクが例えばプーリー5のレベルで中断されているという結論になる。そのとき、いわゆる「リンクの破損」信号Sがユニット10により発生し、このユニットがスクリーン21上に対応するメッセージを表示する。
【0045】
反対の場合には、異常の原因が自動的に検知されず、ユニット10がスクリーン21上に表示されたメッセージSを発生し、それにより作業者にこの事態が知らされる。
【0046】
通常の作用力を表す値E″とE″に対して操作作用力Kを表す値KとKの比較の段階108の間で補正係数を適用することができるが、その適用は、これらの値の間の差異が使用された織成の種類およびまたは糸の種類に依存することができる限りにおいてである。例えば、KまたはKの値およびE″とE″の値が異なっていると考えられるしきい値は、綿布を織成する場合に20%におよびシルクの物品を織成する場合に5%に設定することができる。その点では、比較された値が著しく相違する場合にのみ信号Sが発生する。換言すれば、使用されるしきい値は使用される織成および糸の種類に依存する。
【0047】
同様なアプローチを段階110、111および112についても適用することができるが、そこでは指示されるべき比較された値の間の著しい差異だけについて補正係数の比較も行われる。
【0048】
加えて、特に2つの隣接する糸をキャッチすることによりまたは振動により発生され得る瞬間的な振動を平滑化するためにユニット10により決定される電流消費の値を濾過することは有利であるが、非常に短い持続期間のそのような変化は操作作用力Kの決定に考慮されない。
【0049】
その方法がモータ6毎に実施されるということにより、織機にヒ口を形成することについて組織的な確認ができる。織機の運転中、段階107と108を繰り返すことにより、最後には確認を維持することができる。
【0050】
本発明の方法によれば、ドロップワイヤたて糸停止装置と伝導バーなしでおよび糸通し作業なしで済ますことができるとともに、異常が検知されたたて糸の迅速なかつ正確な識別が可能である。
【0051】
方法の段階101、102、105から106′までおよび109から112までは随意でありかつ互いに無関係に実施することができる。但し、段階110と111がそれぞれ段階101と102または105から106′までの実施を必要とする点を除く。
【0052】
本発明は、ブラシのない型のロータリモータにより構成された電気的アクチュエータでもって得られた。しかしながら、本発明は、電気的アクチュエータが発生する作用力を決定できるどんな他の種類の電気的アクチュエータにも適用でき、特に決定された作用力がカプルではなく牽引作用力であるリニアモータに、および非同期モータに適用できる。作用力は、各アクチュエータの、実際のまたは設定された電気的パラメータを測定することにより決定される。
【0053】
本発明は、単独のヘルドに接続された単独の通糸それ自体に接続されたモータ6で示された。共通の通糸の下端で群れにされた複数の通糸により複数のヘルドを制御するモータでも適用できることは自明である。
【0054】
変形実施例では、本発明の方法は、特に通糸の長さ、ヒ口の寸法または糸とばねの機械的特性に関して、織機の実際の配置を考慮に入れることができる運動学的な学習の段階を含んでもよい。これによって、この運動学的な学習のあとの、適当な算数処理の主題を形成する運動学的な作用力の値を得ることができる。
【0055】
なされた比較に応じて、ユニット10により発生された信号SからSまでの精度を考慮すると、本発明により、多軸ロボットのようなオートマットを用いてヒ口の自動化された修理を企画することができる。
【0056】
本発明を、末端の値E,E,E′,E′,E″およびE″のみを記憶しおよびまたは比較しながら述べて来た。もちろん、メモリ20のサイズおよび利用できる計算動力に応じて、各作用力を表すいっそう多くの値を使用することができる。特に、作用力の瞬間的な値は、注目すべき箇所で、織機の一回転でまたは複数の回転で集められた値の集合の算数処理から結果として生ずる平均値または他のどんな値でも使用することができる。そのとき、表示するしきい値は決定された値に応じて計算される。変形実施例では、種々の使用配置で織成作用力の実際の通常値を示しかつこれらの値の「包絡線」を作ることができ、その場合に前記のしきい値は各箇所でこれらの包絡線の値に一致しており、これらの包絡線の値に補正係数が加算されるかまたは前記包絡線の値から補正係数が引き算される。
【0057】
本発明を戻しばね8を用いて述べて来た。しかしながら、本発明は、ヨーロッパ特許公開第0860528号に開示された空気圧装置のような他の種類の戻し手段と共に適用可能であり、またはフランス特許公開第2772796号の図6と8の実施例の公知の装置におけるようにそのような手段のないときに適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による織機の原理を概略的に示す。
【図2】 たて糸がアクチュエータにより駆動されるヘルドに係合していないときに図1の織機のアクチュエータにより及ぼされる作用力の原理を概略的に示す。
【図3】 たて糸が関連しているヘルドにたて糸により及ぼされる通常の作用力の原理を示す。
【図4】 たて糸が関連しているヘルドが戻しばねにより織機のフレームに連結されていないときの、図2と同様な図である。
【図5】 織機が正常に運転されているときの図2と同様な図である。
【図6】 本発明の方法のブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
1 たて糸
3 ヘルド
4 通糸
6 電気的アクチュエータ
10 論理ユニット

Claims (9)

  1. 織機のたて糸(1)の位置を制御するヘルド(3)を変位させるための電気的アクチュエータ(6)を備えた、ジャカード式織機におけるヒ口の形成の異常を検知するための方法において、
    −ヘルドの通常のストロークの2つの位置(X,X)の間で、通常のぴんと張られたたて糸(1)に連結された少なくとも1つのヘルド(3)を変位させるために少なくとも1本の通糸(4)に少なくとも1つのアクチュエータ(6)により及ぼされるいわゆる「通常の織成作用力」(E″)を決定し(103)、
    −この通常の作用力から、通常の織成作用力の値の範囲の限界を表す少なくとも1つのしきい値(E″,E″)を決定し(104)、
    −織機の運転中、前記アクチュエータにより前記通糸に及ぼされるいわゆる「操作作用力」(K)を決定し(107)、
    −前記操作作用力(K)を表す少なくとも1つの値(K,K)をしきい値(E″,E″)と比較し(108)、
    −操作作用力を表す値が前記範囲の外側にあるときに、第一のいわゆる「異常信号」(S)を発生させ、さらに、
    −ヘルドの通常のストロークの2つの位置(x ,x )の間でたて糸(1)により影響されないヘルド(3)を変位させるために少なくとも1つの通糸(4)にアクチュエータ(6)により及ぼされるいわゆる「無負荷作用力」(E)を決定し(101)、
    −前記アクチュエータについて、前記無負荷作用力を表す値(E ,E )を記憶し(102)、
    −異常信号(S )が発生したときに、前記操作作用力を表す前記値(K ,K )を、前記無負荷作用力(E)を表す記憶された値((E ,E )と比較し(110)、
    −比較された表示する値(K ,K ,E ,E )が同一であるときに、第二の、いわゆる「たて糸破損信号」(S )を発生させることを特徴とする方法。
  2. さらに、
    −ヘルドのストロークの2つの位置(X,X)の間で、通常ぴんと張られていてかつ弾性的な戻し手段(8)に連結されてないたて糸(1)に連結されたヘルド(3)を変位させるために少なくとも1本の通糸(4)に前記アクチュエータ(6)により及ぼされるいわゆる「無負荷作用力」を決定し(105′)、
    −前記アクチュエータについて、前記無負荷作用力を表す値(E′,E′)を記憶し(106′)、
    −前記異常信号が発生したときに、前記操作作用力(K)を表す前記値(K,K)を、前記無負荷作用力(E)を表す記憶された値(E′,E′)と比較し(111)、そして
    −比較された表示する値(K,K,E′,E′が同一であるときに第三のいわゆる「弾性的な戻し手段破損信号」(S4)を発生させることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記操作作用力(K)を表す値(K,Kがゼロであるときに第四のいわゆる「連結破損信号」(S)を発生させることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記アクチュエータにより駆動されるそのヘルドまたは各ヘルド(3)を区別させるように異常信号(S)が発生されたアクチュエータ(6)を活動化させる(109)ことを特徴とする請求項1から3までのうちのいずれか一つに記載の方法。
  5. 前記アクチュエータにより駆動されるそのヘルドまたは各ヘルド(3)を、他方のヘルドの位置に関して目に見えてずらされた位置に向かって変位させることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 他方のヘルドが固定されている間、前記アクチュエータ(6)により駆動されるそのヘルドまたは各ヘルド(3)に振動運動を与えることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記アクチュエータ(6)の少なくとも1つの電気的供給パラメータを測定することにより前記作用力(E,E′,E″,K)を決定することを特徴とする請求項1から6までのうちのいずれか一つに記載の方法。
  8. 織機の運転中前記織機の各アクチュエータ(6)について前記作用力(E,E′,E″,K)を繰り返し決定し、記憶しそして比較することを特徴とする請求項1から7までのうちのいずれか一つに記載の方法。
  9. ヘルド(3)にたて糸(1)により及ぼされる作用力(E′,E′01,E′02)の値を決定し、そしてこの作用力の値が基準値(E0refと異なるときに異常信号(Σ)を発生させることを特徴とする請求項1から8までのうちのいずれか一つに記載の方法。
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