JP4877600B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のコンピュータから送られる画像データを、一つの領域内に表示させる画像表示装置に関するものである。
近年、打ち合わせの場において、出席者がそれぞれのコンピュータ(例えばノート型パソコン)に用意した資料を大型の画像表示装置(例えばプロジェクター等)に表示させて打ち合わせをするようになってきている。
もし、出席者がそれぞれ用意した資料を同時に、単一の画面に表示させながら打ち合わせをすることとすると、自分が用意した資料だけでなく、他の出席者が用意した資料と比較しながら話を進めることができ、打ち合わせがスムーズに行くというメリットがある。
そこで、特許文献1に示されるような画像表示システムが提案されている。この画像表示システムは、複数の画像ソースから入力される画像を、ジョイスティックで領域を変更しながら、単一の画面に表示させるシステムである。
しかしながら、このような画像表示システムでは、複数のコンピュータをネットワークで接続すると、伝送帯域を圧迫してフレームレートが上がらないことから、資料が見づらく、打ち合わせがスムーズにいかないという問題があった。また、マウスを操作した場合に、伝送帯域が圧迫されることから表示されるカーソルの動きがスムーズでなく、打ち合わせの進行に支障をきたすという問題があった。
特開平11−305917号公報
本発明は、上記問題を解決して、単一の画面に表示される資料が見づらくなく、マウスを操作した場合にも、カーソルの動きがスムーズな画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、複数のコンピュータ装置が表示する画像を、1つの領域内に表示する画像表示装置において、複数のコンピュータ装置から送信される、複数の画像データ及びカーソル位置情報データを受信する受信手段と、前記受信した複数の画像データから生成される複数の画像を前記1つの領域内に、並列又は合成して配置する画像配置手段と、前記受信したカーソル位置情報データに基づいて前記1つの領域内におけるカーソルの位置を設定し、更にカーソル画像を生成し、前記1つの領域内に配置するカーソル配置手段と、前記1つの領域内に表示されるカーソルの位置及び動きの少なくとも一方の情報に基づいて、前記複数のコンピュータ装置が送信する画像データの帯域値を演算する帯域値演算手段と、前記画像データの帯域値に基づいて、前記複数のコンピュータ装置のデータ送信量を制御する送信量制御手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明の前記画像配置手段は、複数のコンピュータ装置から送信される画像データから、それぞれのコンピュータ装置上で表示される表示フレームを生成して、これらの表示フレームを1つの領域内に並列して配置することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明の前記帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルのカーソル位置情報データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明の前記帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルが存在する表示フレームの画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明の前記帯域値演算手段は、カーソルが存在する表示フレームの画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明の前記帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置の表示フレーム内に存在するカーソルの数から優先度を算出し、この優先度に基づき帯域値を決定することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明の前記帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置の表示フレームに存在するカーソル数に所定の数値を足し合わせた数値を、それぞれのコンピュータ装置の優先度として算出し、画像データの送信に使用される最大帯域値を、前記優先度をすべて足し合わせた数値で除した値に、前記優先度の数値を乗じた値を、それぞれのコンピュータ装置の画像データの帯域値とすることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明の前記画像配置手段は、複数のコンピュータ装置から送信される画像データから、それぞれのコンピュータ装置上で表示される表示フレームを生成して、これらの表示フレームを重ね合わせて一つの画像領域内に合成して配置することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明の前記帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルのカーソル位置情報データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明の前記帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルが存在するウインドウ領域の画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明の前記帯域値演算手段は、カーソルが存在するウインドウ領域の画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明の前記帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置のウインドウ領域内に存在するカーソルの数から優先度を算出し、この優先度に基づき帯域値を決定することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明の前記帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置が表示しているウインドウ領域に存在するカーソル数に所定の数値を足し合わせた数値を、それぞれのコンピュータ装置の優先度として算出し、画像データの送信に使用される最大帯域値を、前記優先度をすべて足し合わせた数値で除した値に、前記優先度の数値を乗じた値を、それぞれのコンピュータ装置の画像データの帯域値とすることを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明の前記帯域値演算手段は、複数のコンピュータ装置が送信するカーソル位置情報データの帯域値を、常時所定以上確保し、最大送信帯域値から前記帯域値を引いた値を、画像データの最大帯域値とすることを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明の前記送信量制御手段は、帯域値演算手段が確保したカーソル位置情報データの帯域値を、複数のコンピュータ装置に送信して、複数のコンピュータ装置のカーソル位置情報データの送信量を制御することを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明の前記送信量制御手段は、帯域値演算手段が演算した画像データの帯域値を、複数のコンピュータ装置に送信して、複数のコンピュータ装置の画像データの送信量を制御することを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明の前記送信量制御手段は、画像データをフロー制御を伴う通信手順で送信する場合において、送信量制御手段は、受信手段が受信した単位時間あたりの受信データ量が画像データの帯域値を超えない場合には、送信量制御手段は受信確認信号あるいは次送信要求信号をコンピュータ装置に送信し、受信手段が受信した単位時間あたりの受信データ量が画像データの帯域値を超えた場合には、送信量制御手段は受信確認信号及び次送信要求信号をコンピュータ装置に送信しない処理をして、複数のコンピュータ装置の画像データの送信量を制御することを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明の送信量制御手段の一例として、画像データをTCPで送信する場合において、受信手段が受信した単位時間あたりの受信データ量が画像データの帯域値を超えない場合には、送信量制御手段はACKをコンピュータ装置に送信し、受信手段が受信した単位時間あたりの受信データ量が画像データの帯域値を超えた場合には、送信量制御手段はACKをコンピュータ装置に送信しない処理をして、複数のコンピュータ装置の画像データの送信量を制御することを特徴とする。
また、請求項18に記載の前記送信量制御手段は、複数のコンピュータ装置上で表示される表示フレームを1フレームだけ画像表示装置へ送信することを許可する信号である表示フレーム更新許可信号を、優先度に応じて前記複数のコンピュータ装置に送信することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、画像表示装置は、1つの領域内に表示されるカーソルの位置及び動きの少なくとも一方の情報に基づいて、複数のコンピュータ装置が送信する画像データの帯域値の演算をし、前記画像データの帯域値に基づいて、複数のコンピュータ装置のデータ送信量を制御する。これにより、操作しているもしくは注目されている等、ある特定のコンピュータ装置のみの画像データの帯域値を上げることが可能となり、当該コンピュータ装置の画面が頻繁に更新されることから、単一の画面に表示される資料が見やすい画像表示装置を提供することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、画像配置手段は、複数のコンピュータ装置から送信される画像データから、それぞれのコンピュータ装置上で表示される表示フレームを生成して、これらの表示フレームを1つの領域内に並列して配置する。これにより、自分が用意した資料だけでなく、他の出席者が用意した資料と比較することが可能となる。
また、請求項3に記載の発明によれは、帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルのカーソル位置情報データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をする。これにより、操作しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げて、当該コンピュータ装置が表示している表示フレームを見やすくすることが可能となる。
また、請求項4に記載の発明によれば、帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルが存在する表示フレームの画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をする。これにより、カーソルを最後に動かし、注目されている表示フレームの画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げて、当該コンピュータ装置が表示している表示フレームを見やすくすることが可能となる。
また、請求項5に記載の発明によれば、帯域値演算手段は、カーソルが存在する表示フレームの画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をする。これにより、カーソルが存在し、注目されている表示フレームの画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げて、当該コンピュータ装置が表示している表示フレームを見やすくすることが可能となる。
また、請求項6に記載の発明によれば、帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置の表示フレーム内に存在するカーソルの数から優先度を算出し、この優先度に基づき帯域値を決定する。これにより、カーソルが存在し、注目されている表示フレームの画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げて、当該コンピュータ装置が表示している表示フレームを見やすくすることが可能となる。
また、請求項7に記載の発明によれば、帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置の表示フレームに存在するカーソル数に所定の数値を足し合わせた数値を、それぞれのコンピュータ装置の優先度として算出し、画像データの送信に使用される最大帯域値を、前記優先度をすべて足し合わせた数値で除した値に、前記優先度の数値を乗じた値を、それぞれのコンピュータ装置の画像データの帯域値とする。これにより、カーソルが存在し、注目されている表示フレームの画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げて、当該コンピュータ装置が表示している表示フレームを見やすくすることが可能となる。
また、請求項8に記載の発明によれば、前記画像配置手段は、複数のコンピュータ装置から送信される画像データから、それぞれのコンピュータ装置上で表示される表示フレームを生成して、これらの表示フレームを重ね合わせて一つの画像領域内に合成して配置する。これにより、自分が用意した資料だけでなく、他の出席者が用意した資料と比較することが可能となる。また、それぞれのコンピュータ装置が表示しているウインドウ領域を1つの領域内に、広く表示することが可能となり、それぞれのウインドウ領域を見やすくすることが可能となる。
また、請求項9に記載の発明によれば、帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルのカーソル位置情報データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をする。これにより、操作しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げて、当該コンピュータ装置が表示している表示フレームを見やすくすることが可能となる。
また、請求項10に記載の発明によれば、帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルが存在するウインドウ領域の画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をする。これにより、カーソルを最後に動かし、注目されている表示フレームの画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げて、当該コンピュータ装置が表示している表示フレームを見やすくすることが可能となる。
また、請求項11に記載の発明によれば、帯域値演算手段は、カーソルが存在するウインドウ領域の画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をする。これにより、カーソルが存在し、注目されているウインドウ領域の画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げて、当該コンピュータ装
置が表示している表示フレームを見やすくすることが可能となる。
また、請求項12に記載の発明によれば、帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置のウインドウ領域内に存在するカーソルの数から優先度を算出し、この優先度に基づき帯域値を決定する。これにより、カーソルが存在し、注目されているウインドウ領域の画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げて、当該コンピュータ装置が表示している表示フレームを見やすくすることが可能となる。
また、請求項13に記載の発明によれは、帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置が表示しているウインドウ領域に存在するカーソル数に所定の数値を足し合わせた数値を、それぞれのコンピュータ装置の優先度として算出し、画像データの送信に使用される最大帯域値を、前記優先度をすべて足し合わせた数値で除した値に、前記優先度の数値を乗じた値を、それぞれのコンピュータ装置の画像データの帯域値とする。これにより、カーソルが存在し、注目されているウインドウ領域の画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げて、当該コンピュータ装置が表示している表示フレームを見やすくすることが可能となる。
また、請求項14に記載の発明によれば、帯域値演算手段は、複数のコンピュータ装置が送信するカーソル位置情報データの帯域値を、常時所定以上確保し、最大送信帯域値から前記帯域値を引いた値を、画像データの最大帯域値とする。これにより、画像表示装置に接続されるコンピュータ装置の接続台数や、コンピュータ装置が送信する画像データのデータ量に影響されないことから、表示画面に表示されるカーソルの動きをスムーズにすることが可能となる。
また、請求項15に記載の発明によれば、送信量制御手段は、帯域値演算手段が確保したカーソル位置情報データの帯域値を、複数のコンピュータ装置に送信する。これにより複数のコンピュータ装置のカーソル位置情報データの送信量を制御することが可能となる。
また、請求項16に記載の発明によれば、送信量制御手段は、帯域値演算手段が演算した画像データの帯域値を、複数のコンピュータ装置に送信する。これにより、複数のコンピュータ装置の画像データの送信量を制御することが可能となる。
また、請求項17に記載の発明によれば、送信量制御手段は、画像データをフロー制御を伴う通信手順で送信する場合において、受信手段が受信した単位時間あたりの受信データ量が画像データの帯域値を超えない場合には、送信量制御手段は受信確認信号あるいは次送信要求信号をコンピュータ装置に送信し、受信手段が受信した単位時間あたりの受信データ量が画像データの帯域値を超えた場合には、送信量制御手段は受信確認信号及び次送信要求信号をコンピュータ装置に送信しない処理をする。これにより、複数のコンピュータ装置の画像データの送信量を制御することが可能となる。
また、請求項18に記載の発明によれば、送信量制御手段は、複数のコンピュータ装置上で表示される表示フレームを1フレームだけ画像表示装置へ送信することを許可する信号である表示フレーム更新許可信号を、優先度に応じて前記複数のコンピュータ装置に送信する。これにより、優先度が低いコンピュータ装置の表示フレームの更新は遅くなる一方で、優先度が高いコンピュータ装置の表示フレームの更新を早くすることが可能となり、コンピュータ装置が表示している表示フレームを見やすくすることが可能となる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は本発明の画像表示装置を用いた画像表示システムの構成図である。図1に示されるように、画像表示システム100は、画像データを送信する複数のコンピュータ装置50a〜50d(図上ではそれぞれ、PC1〜PC4と表記する)と、これらコンピュータ装置50a〜50bが送信する「画像データ」を、表示画像80もしくは表示画像81として表示する画像表示装置1と、複数のコンピュータ装置50a〜50dと画像表示装置1とを接続して、データを通信する通信手段60から構成されている。
なお、本実施形態では、画像表示装置1は、プロジェクターであり、スクリーン75(図3に示す)等に表示画像80もしくは表示画像81を投影して表示するものである。
なお、画像表示装置1にデータを送信するコンピュータ装置50a〜50dは、図1に示されるように4台に限定されず、2台であっても、3台であっても、5台以上であってもよい。以下、4台のコンピュータ装置50a〜50dが単一の画像表示装置1に画像データを送信する実施形態について説明をする。
なお、コンピュータ装置50a〜50dは、画像やカーソル82a〜82dを表示するものであればすべて含まれ、例えば、ウインドウズ(登録商標)、マッキントッシュ(登録商標)、リナックス(登録商標)、MS−DOS(登録商標)等のOS(オペレーティングシステム)を用いた、いわゆるパーソナルコンピュータや、PDA(Personal Digital Assistantの略、携帯情報端末)、ワークステーション、大型汎用コンピュータ等も含めることができる。
コンピュータ装置50a〜50dには、ポインティングディバイスの一形態であるマウス51a〜51dがそれぞれ接続されており、操作者がマウス51a〜51dを操作すると、その操作により得られたポインティングディバイスの信号が、コンピュータ装置50a〜50dに対して出力される。ポインティングディバイスの信号として、「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」等がある。「カーソル位置情報データ」は、例えば(Xp、Yp)のようなX座標、Y座標で表される数値のデータであり、これらのX座標、Y座標のデータからカーソル82a〜82dの位置を2次元で表現するようになっていて、操作者がポインティングディバイスであるマウス51を上下左右に動かすと、「カーソル位置情報データ」のX座標、Y座標の数値を増減・加減するようになっている。また、「ポインティングディバイス押下信号」は、操作者がポインティングディバイスであるマウス51のボタンを押下した場合に出力される信号であり、ポインティングディバイスのボタンを素早く離した場合のいわゆる「クリック」や、当該ボタンを押してから離すまでの間にポインティングディバイスを移動するいわゆる「ドラッグ」の信号を含む。なお、ポインティングディバイスは、マウス51に限定されず、トラックボール、トラックパッド、ポインティングスティック、ペンタブレット等のポインティングディバイスであっても差し支えない。また、キーボード52でカーソル82を操作する場合には、キーボード52もポインティングディバイスに含まれる。以下、ポインティングディバイスとしてマウス51を用いた例について説明をする。
表示画像80は、それぞれのコンピュータ装置50a〜50d上で表示される、それぞれの表示フレーム85a〜85d及びそれぞれのカーソル82a〜82dを、1つの領域内に並列して表示した画像である。表示フレーム85a〜85dには、ボタン、ダイヤログボックス、ウインドウ領域86a〜86d、87a〜87d等の画像が含まれる。なお、表示画像80に表示されるそれぞれのコンピュータ装置50a〜50bのカーソル82a〜82bは、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dのマウス51で操作することができ、表示フレーム85a〜85dを跨いで移動させることができるようになっている。
表示画像81は、コンピュータ装置50a〜50d上で表示される表示フレーム85a〜85d及びカーソル82a〜82dを、1つの領域内に重ね合わせて合成して表示した画像である。表示画像81に表示されるそれぞれのコンピュータ装置50a〜50bのカーソル82a〜82dは、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dのマウス51a〜51dで操作することができる。
本発明の画像表示装置1は、図1に示される表示画像80もしくは表示画像81のいずれか一方、又は両方を表示することができる。
一般に用いられている通常のコンピュータ装置50a〜50dの使用状態では、コンピュータ装置50a〜50dが「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」を取得すると、その取得した「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」に基づいてディスプレー上に表示しているカーソル82を移動させる処理を行ったり、「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」を、コンピュータ装置50a〜50dのアプリケーションプログラムに渡す処理したりする。
しかし、本発明の実施形態では、コンピュータ装置50a〜50dは、カーソル82a〜82dを移動させる処理、並びにカーソル82a〜82dの「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」をアプリケーションプログラムに渡す処理を行わずに、「カーソル位置情報データ」及び「ポインティングディバイス押下信号」を、通信手段60を介して画像表示装置1に送信する機能を備えている。
また、本発明の実施形態でコンピュータ装置50a〜50dは、キーボード52等の入力手段の「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」を、通信手段60を介して画像表示装置1に送信する機能を備えている。
コンピュータ装置50a〜50dは、画像表示装置1から「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」を受信して、その「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」を、コンピュータ装置50a〜50dのアプリケーションプログラムに引き渡す機能を備えている。
図1に示す実施形態では、コンピュータ装置50a〜50dに接続されているマウス51a〜51dを操作することによって、画像表示装置1が独自に表示しているカーソル82a〜82dを移動させることが可能となる。
また、画像表示装置1は、通信手段60を介して接続されているコンピュータ装置50a〜50dから、画像データを受信して、画像データに基づいた表示画像80もしくは表示画像81を表示する機能を備えている。
また、画像表示装置1は、通信手段60を介して接続されているコンピュータ装置50a〜50dから「カーソル位置情報データ」を受信して、当該受信した「カーソル位置情報データ」に基づいて、カーソル82a〜82dの画像を、表示画像80もしくは表示画像81に表示させる機能を備えている。
画像表示装置1は、カーソル82a〜82dが存在している表示フレーム85a〜85dいずれかから、当該表示フレーム85a〜85dの画像データを送信しているコンピュータ装置50a〜50dのいずれかを特定して、その特定したコンピュータ装置50a〜50dに対して「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」を送信する機能を備えている。
これにより、カーソル82a〜82dが存在している表示フレーム85a〜85dのいずれかを出力しているコンピュータ装置50a〜50dのいずれかに対して、画像表示装置1側で表示しているカーソル82a〜82dのいずれかの「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」を送信することができ、複数のコンピュータ装置50a〜50dを操作している操作者が、表示画像80もしくは表示画像81に表示されているボタン、ダイヤログボックス、ウインドウ領域86a〜86d、87a〜87dの操作を行うことが可能となる。
その結果、画像表示装置1により表示された表示画像80もしくは表示画像81を見ながら一のコンピュータ装置50a〜50dを操作している操作者が、他のコンピュータ装置50a〜50dから出力された、ボタン、ダイヤログボックス、ウインドウ領域86a〜86d、87a〜87d等の画像を操作することが可能となり、画像表示装置1により表示されている画像を修正等する際に当該画像を表示しているコンピュータ装置50a〜50dの操作者に対して修正等の指示を行うことなく、各コンピュータ装置50a〜50dの操作者が直接修正等を行うという共同作業が可能となる。
次に通信手段60について説明をする。通信手段60は、例えば図1に示されるように、複数の通信線62、63が接続されるハブ61と、このハブ61と複数のコンピュータ装置50a〜50dを接続する通信線62と、ハブ61と画像表示装置1を接続する通信線63とから構成されている。通信線62はコンピュータ装置50a〜50dのネットワーク接続部に接続している。通信線63は図2に示される画像表示装置1のネットワーク接続部10に接続している。
なお、コンピュータ装置50a〜50dのネットワーク接続部及び、画像表示装置1のネットワーク接続部10のインターフェースとして、LAN(Local Area Network)や、USB(Unversal Serial Busの略、USB1.0、USB1.1、USB2.0を含む)、IEEE1394、RS232、RS422その他通信インターフェースを含めることができ、通信線62と通信線63は、これらのインターフェースに対応した通信線となっている。
あるいは通信手段60として、無線を用いたものであってもよく、この場合のインターフェースとしては、IEEE802に規定されているいわゆる無線LANやBluetooth、その他の無線インターフェースを含めることができる。この場合には、コンピュータ装置50a〜50dのネットワーク接続部及び、画像表示装置1のネットワーク接続部11は、前記無線のインターフェースを用いたものとなっている。
また、図1に示される通信手段60には、図3に示すように、いわゆるインターネットやイントラネットを含めることもでき、コンピュータ装置50a〜50bは、イントラネットやインターネット等のネットワークに接続されて、「画像データ」や「カーソル位置情報データ」、「ポインティングディバイス押下信号」を画像表示装置1に送信するようにしても差し支えない。なお、図3において、65はイントラネット、66はインターネット、67はハブ、68はスイッチ、69はルータ、70はサーバー、71はファイヤーウォール、72は無線LANのアクセスポイントを示す。
以下に、画像表示装置1の説明をする。ネットワーク接続部10は、通信手段60を介して、コンピュータ装置50a〜50dから送信される、「画像データ」や「カーソル位置情報データ」、「ポインティングディバイス押下信号」を受信する受信手段10aとしての役割をしている。
図2に示されるように、画像表示装置1は、ランプ駆動回路21から供給される電力により発光するランプ等の光源22と、この光源22が発光した拡散光を集光し、より均一な照明光をLCD24(Liquid Clystal Displayの略、液晶表示素子)に照射する照明光学系23と、照明光を入力して各画素に階調を表現して画像を生成するLCD24と、このLCD24が生成した画像をスクリーン75に投影する結像光学系25とを備えている。なお、LCD24の代わりに、DMD(Digital Micromirror Device)を用いても差し支えない。結像光学系25は多数のレンズから構成されていて、ピント調整機構26により自動的に焦点が合わされ、LCD24を透過した照明光が、スクリーン75に結像するようになっている。
画像表示装置1には、コンピュータ装置から画像信号を取得する、D−SUB端子、DVI−D端子等の画像信号入力部27が設けられているが、本発明ではコンピュータ装置50a〜50dから送信される「画像データ」や「カーソル位置情報データ」、「ポインティングディバイス押下信号」は、ネットワーク接続部10で受信するので、画像信号入力部27は本発明表示装置1には必ずしも必須ではない。
31はカーソル配置手段であり、受信手段10aが取得した、コンピュータ装置50a〜50dが送信する「カーソル位置情報データ」をバス29を介して取得し、この「カーソル位置情報データ」から、表示画像80もしくは表示画像81におけるカーソル82の位置を設定し、更にカーソル82画像を生成して配置する処理を行う。
32は画像配置手段であり、受信手段10aが取得したそれぞれのコンピュータ装置50a〜50dが送信する「画像データ」を、バス29を介して取得し、この「画像データ」から、それぞれのコンピュータ装置50a〜50d上で表示される前述した表示フレームを生成し、この表示フレームを表示画面80に並列して配置し、もしくは、前記表示フレームを表示画面81に重ね合わせて合成して配置する処理を行う。
28は画像処理回路であり、画像信号入力部27から入力された画像データもしくは、カーソル配置手段31及び画像配置手段32がそれぞれ画像処理した画像データをバス29を経由して取得し、必要に応じてシャープネス補正、ガンマ補正、コントラスト補正、ホワイトバランス補正、台形補正等の画像処理を行うものである。30はLCD駆動回路であり、画像処理回路28から取得した「画像データ」に基づいて、LCD24の信号電極に印加する信号電極駆動信号、及び走査電極に印加する走査電極駆動信号を出力する。LCD24は、LCD駆動回路30から取得した信号電極軌道信号及び走査電極駆動信号に基づいて画像を生成する。
33はマイクロコンピュータであり、バス29の統括制御等の各種制御をする。この制御には、カーソル82a〜82dが存在している表示フレーム85a〜85dいずれかから、当該表示フレーム85a〜85dの画像データを送信しているコンピュータ装置50a〜50dのいずれかを判定して、その判定したコンピュータ装置50a〜50dに対して、「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」を送信するために、これらの「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」を、送信手段10bに出力する制御が含まれる。
ネットワーク接続部10は送信手段10bとしての役割もしていて、コンピュータ装置50a〜50dに各種データを送信する。各種データには、「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」等を含む。
34は記憶装置であり、ハードディスクやROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー等が用いられる。この記憶装置34はパラメータ格納部34aと
制御ソフト格納部34b等から構成され、バス29に接続している。パラメータ格納部34aは、後述する各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」が格納されるようになっている。また、制御ソフト格納部34bには、画像表示装置1を統括制御するアプリケーションソフトが格納されている。
35はROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリーであり、画像処理装置1の各種設定条件のデータが保存されている。
36は制御パネルであり、画像処理装置1の各種設定を変更するためのものである。この各種設定には、表示画面を、表示画面80にするか表示画面81にするかを選択したり、表示画面80において、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dが表示している、表示フレーム85a〜85dの領域を変更したり、配置の場所を変更したりする設定が含まれる。37は赤外線制御部であり、操作者がリモコン(図示せず)を用いてした前記画像処理装置1の各種設定の変更を、赤外線受光部38を介して取得し、前記画像処理装置1の各種設定の変更をするためのものである。
39は帯域値演算手段であり、バス29と接続している。この帯域値演算手段39は、表示画像80もしくは表示画像81に表示されるカーソル82a〜82dの位置及び動きの少なくとも一方の情報に基づき、複数のコンピュータ装置50a〜50dが送信する「画像データ」の帯域値を演算するものである。
40は送信量制御手段であり、バス29と接続している。この送信量制御手段40は、帯域値演算手段39が演算した「画像データの帯域値」に基づいて、複数のコンピュータ装置50a〜50dが画像表示装置1に送信するデータ送信量を制御するものである。
次に、各コンピュータ装置50a〜50dが「画像データ」や「カーソル位置情報データ」等を画像表示装置1に送信する際の「帯域値」について説明する。各コンピュータ装置50a〜50dが画像表示装置1送信する「画像データ」や「カーソル位置情報データ」等のデータを送信するための「最大送信帯域値」は、ネットワーク接続部10のインターフェースの種類によって、予め画像表示装置1に設定されている。
帯域値演算手段39は、各コンピュータ装置50a〜50dが送信する「カーソル位置情報データの帯域値」を、常時所定以上確保する。この所定以上の帯域値は、表示画面80もしくは表示画面81に表示されるカーソル82a〜82dの動きをスムーズにするのに十分な帯域値である。
送信量制御手段40は、帯域値演算手段39が確保した「カーソル位置情報データの帯域値」を、送信手段10bであるネットワーク接続部10を介して、各コンピュータ装置50a〜50dに送信する。「カーソル位置情報データの帯域値」は、各コンピュータ装置50a〜50dが取得し、当該「カーソル位置情報データの帯域値」を上限に、各コンピュータ装置50a〜50dが「カーソル位置情報データ」を画像表示装置1に送信する。このように、帯域値演算手段39が、「カーソル位置情報データの帯域値」を、常時所定以上確保し、この「カーソル位置情報データ」を、複数のコンピュータ装置50a〜50dに送信して、複数のコンピュータ装置50a〜50dの「カーソル位置情報データ」の画像表示装置1への送信量を制御することとしたので、画像表示装置1に接続されるコンピュータ装置50の接続台数や、コンピュータ装置50が送信する「画像データ」のデータ量に影響されないことから、表示画面80や表示画面81に表示されるカーソル82a〜82dの動きをスムーズにすることが可能となる。
図4にカーソル82が1個の場合の表示画像80の説明図を示し、図5及び図6に図4
の表示画像80の詳細図を示し、図7に第1の実施形態のフローチャートを示し、以下に第1の実施形態の説明をする。
図7において、画像表示装置1を起動すると、制御ソフト格納部34bに格納されたアプリケーションソフトが起動し、S11「アプリケーションが起動」からS12「PC接続完了」の判断に進む。
このS12「PC接続完了」の判断にて、コンピュータ装置50が通信手段60を介して、画像表示装置1と接続しているか否かを判断する。コンピュータ装置50が画像表示装置1と接続している判断した場合には、S13「PC接続台数から表示フレーム領域を指定」の処理に進む。
S13の処理にて、コンピュータ装置50の接続台数を計数し、コンピュータ装置50の接続台数から、画像配置手段32が表示画面80内における表示フレーム85の領域を指定し、コンピュータ装置50が接続から送信される「画像データ」から、それぞれのコンピュータ装置50上で表示される表示フレーム85を生成して、表示フレーム85を表示画面80に並列して配置する処理をする。本実施形態のように、4台のコンピュータ装置50a〜50dが通信手段60を介して画像処理装置1に接続している場合には、画像配置手段32は、例えば図4〜図6に示されるように、表示画面80を横2列、縦2行に4分割した領域を、表示フレーム85a〜85dの領域として指定し、コンピュータ装置50a〜50d上で表示される表示フレーム85a〜85dを生成して、表示フレーム85a〜85dを前記領域に並列して配置する処理をする。
図5に示されるように、表示フレーム85a〜85d上には、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dが表示している、ウインドウ領域86a〜86d、87a〜87dが表示されている。
この第1の実施形態では、コンピュータ装置50a〜50dの操作者が、所定の時間内にマウス51を操作しなかった場合には、カーソル82の画像が、表示画像80から消えるようになっている。
画像表示装置1が起動した後に、コンピュータ装置50aの操作者が、初めてマウス51を操作した場合には、コンピュータ装置50aから、「カーソル位置情報データ」が通信手段60を介して受信手段10aに送信され、前記「カーソル位置情報データ」を受信した受信手段10aは、バス29を介してカーソル配置手段31に出力する。
「カーソル位置情報データ」を取得したカーソル配置手段31は、この「カーソル位置情報データ」に基づき、表示画像80内におけるカーソル位置を設定し、カーソル82画像を生成して、表示画像80に配置する。画像表示装置1が起動した後に、初めてコンピュータ装置50aの操作者がマウス51aを操作したので、図5に示されるように、コンピュータ装置50aが表示しているカーソル82は、コンピュータ装置50aが表示している表示フレーム85a上に配置される。S13の処理が終了すると、S14「カーソル移動?」の判断に進む。
S14の判断にて、カーソル82が移動したと判断された場合には、S15「カーソルが表示フレームを横切った?」の判断に進む。
コンピュータ装置50aの操作者が、マウス51aを操作して、カーソル82を表示フレーム85d側に移動させると、表示画面80上に表示されているカーソル82は、表示フレーム85aと表示フレーム85dとの間を横切って、表示フレーム85d上に表示さ
れる。(図6の状態)この場合に、S15の判断において、S16「どのPCの表示レームか判定」の処理に進む。
このコンピュータ装置50aの操作者が、マウス51aを操作をしている間、コンピュータ装置50aは、「カーソル位置情報データ」を受信手段10aに送信し続け、カーソル位置配置手段31が、カーソル82を表示画像80上に配置して表示する。
表示画面80上に表示されているカーソル82は、表示フレーム85aと表示フレーム85dとの間を横切る際に、コンピュータ装置50aのディスプレー53aから、カーソル82は消えるが、コンピュータ装置50aの操作者は、表示画面80上に表示されているカーソル82を操作し続けることができる。
S16の処理にて、カーソル82が存在している表示フレーム85dから、当該表示フレーム85dの画像データを送信しているコンピュータ装置50dを判定する。送信手段10bは、判定したコンピュータ装置50dに対して「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」を送信する処理をする。
コンピュータ装置85dが、「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」を受信して取得すると、コンピュータ装置50dは、取得した「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」に基づいて、コンピュータ装置50dのディスプレー53d上に表示し、「カーソル位置情報データ」や「ポインティングディバイス押下信号」をコンピュータ装置50dのアプリケーョンプログラムに渡す。
これにより、コンピュータ装置50aの操作者は、表示フレーム85d内に表示されている、ボタン、ダイヤログボックス、ウインドウ領域86d、87dの操作を行うことできる。S16の判断が終了すると、S17「判定結果のPCを優先と判定」の処理に進む。
S17の処理にて、帯域値演算手段39は、カーソル82が存在する表示フレーム85dを表示しているコンピュータ装置50dを優先と判定する。S17の判断が終了すると、S18「画像データの帯域値変更」の処理に進む。
S18の処理にて、帯域値演算手段39は、優先と判定したコンピュータ装置50dの、表示フレーム85dの「画像データ」を受信手段10aに送信するための帯域値を上げる演算をして、画像表示装置1に接続されているコンピュータ装置50a〜50dそれぞれの、表示フレーム85a〜85dの画像データを受信手段10aに送信するための帯域値(以下「画像データの帯域値」とする)を変更する処理をする。
前述したように、「最大送信帯域値」は、ネットワーク接続部10のインターフェースの種類によって、予め画像表示装置1に設定されている。帯域値演算手段39は、「最大送信帯域値」から、「カーソル位置情報データの帯域値」を引いた値を、各コンピュータ装置50a〜50dが画像表示装置1に「画像データ」を送信するために使用される「画像データの最大帯域値」とする処理をする。以下便宜的に、「画像データの最大帯域値」を100Mbpsとして、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの画像データの帯域値の算出方法を具体的に説明する。
S18の処理において、帯域値演算手段39は以下のような処理をする。それぞれのコンピュータ装置50a〜50dが「所定の優先度」(例えば1)を予め持っているとする。あるコンピュータ装置50が、カーソル82が存在している表示フレーム85を表示している場合には前記「所定の優先度」に、「所定の数値」(例えば1)を足し合わせた数
値を、当該コンピュータ装置50の「優先度」とする。例えば、前記「所定の優先度」が1で、前記「所定の数値」が1の場合には、カーソル82が存在している表示フレーム85を表示しているコンピュータ装置50の「優先度」は2となる。この場合には、他のコンピュータ装置50の「優先度」は1となる。最大帯域値である100Mbpsをそれぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「優先度」をすべて足し合わせた数値で除した値に、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「優先度」で乗じた値を、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」として算出する。なお、前記「所定の優先度」及び「所定の数値」は、1に限定されず、任意に設定することができるものとする。
前記「所定の優先度」及び「所定の数値」を両方とも1とすると、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの優先度は以下の表1のようになる。
Figure 0004877600
表1から明らかなように、カーソル82が存在している表示フレーム85aを表示しているコンピュータ装置50aの「画像データの帯域値」が、他のコンピュータ装置50b、50c、50dの「画像データの帯域値」よりも高いことわかる。
また、前記「所定の優先度」及び「所定の数値」を両方とも1とした場合において、図6に示される状態では、カーソル82は表示フレーム85d上に存在しているので、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの優先度は以下の表2のようになる。
Figure 0004877600
表2から明らかなように、カーソル82が存在している表示フレーム85dを表示しているコンピュータ装置50dの「画像データの帯域値」が、他のコンピュータ装置50a、50b、50cの「画像データの帯域値」よりも高いことわかる。このように、S15の判断にて、表示フレーム85aと表示フレーム85dの間をカーソル82が横切ると、S18の処理にて、帯域値演算手段39が各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を変更する処理をする。
帯域値演算手段39が、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を変更すると、送信量制御手段40が、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を、各コンピュータ装置50a〜50dに送信する。各コンピュータ装置50a〜50dは、前記「画像データの帯域値」を上限として、画像データを画像表示装置1に送信するようになっている。
図8に、各コンピュータ装置50a〜50dに、「画像データの帯域値」を送信して、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データ」の送信量を制御するフローを示し、以下このフローについて説明する。
まず、図8の画像表示装置側フローについて説明をする。S18の処理にて、帯域値演算手段39が、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を変更すると、S30「帯域変更」から、S31「PC接続中」の判断に進む。S31の判断にて、コンピュータ装置50a〜50dが、通信手段60を介して、画像表示装置1に接続されているかを判断する。
S31にて、コンピュータ装置50が、画像表示装置1に接続されていると判断した場合には、S32「PCへ画像データの帯域値を送信」の処理に進み、このS32の処理にて、送信量制御手段40は、送信手段10bであるネットワーク接続部10から、各コンピュータ装置50a〜50dに、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を送信して、S33「PC接続台数分送信?」の判断に進む。
一方で、S31の判断にて、コンピュータ装置50が、画像表示装置1に接続されていないと判断した場合には、S30に戻る。
S33の判断にて、画像表示装置1に接続している、コンピュータ装置50の台数分の「画像データの帯域値」を送信した場合には、S30に進む。
一方で、S33の判断にて、画像表示装置1に接続している、コンピュータ装置50の台数分の「画像データの帯域値」を送信していない場合には、S31の判断に戻る。
以下、図8のコンピュータ装置側フローについて説明をする。コンピュータ装置50が、「画像データ」を画像表示装置1に送信すると、S35「画像データを出力」からS36「画像データの帯域値を受信?」の判断に進む。
S36の判断で、コンピュータ装置50が、画像表示装置1から送信された「画像データの帯域値」を受信した場合には、S37「画像データの帯域値を格納」の処理に進む。このS37の処理にて、前記「画像データの帯域値」は、コンピュータ装置50の記憶装置に格納され、S38「単位時間あたりの画像データのデータ量を算出」の処理に進む。
S38の処理にて、OSやアプリケーションソフトが出力した、「画像データ」をFIFO(First IN,First Out)形式のバッファで保存し、この保存された「画像データ」のデータ量を「所定の時間」で割って、「単位時間あたりの画像データのデータ量」を算出して、S39「単位時間あたりの画像データのデータ量<画像データの帯域値?」の判断に進む。前記「所定の時間」は、コンピュータ装置50が、「画像データ」を送信し終わった時からの時間である。
S39の判断にて、S38で算出した「単位時間あたりの画像データのデータ量」が画像表示装置1から受信した「画像データの帯域値」よりも小さいと判断された場合には、
S40「画像データ送信」の処理に進み、「画像データ」を、画像表示装置1に送信する。なお、コンピュータ装置50が画像表示装置1に「画像データ」を送信する、プロトコルは、TCP(Transmission Control Protocolの略、伝送制御プロトコルともいう)とUDP(User Datagram Protocolの略)の両方が含まれる。
S39の判断にて、コンピュータ装置50が、S38で算出した「単位時間あたりの画像データのデータ量」が画像表示装置1から受信した「画像データの帯域値」よりも大きいと判断した場合には、S41「画像データ送信終了?」の判断に進むが、「画像データ」を、画像表示装置1に送信していないので、S41の判断にてS36に戻る処理がされる。S36に戻った後に、S38に進むと、時間が経過するので前記「所定の時間」は増加して、「単位時間あたりの画像データのデータ量」の値は減少する。この「単位時間あたりの画像データのデータ量」の値が前回よりも減少した状態で、S39において、「単位時間あたりの画像データのデータ量」が「画像データの帯域値」よりも小さい場合には、S40の処理に進んで、画像表示装置1に「画像データ」を送信する。
一方で、S39の判断にて、未だに「単位時間あたりの画像データのデータ量」が「画像データの帯域値」よりも大きい場合には、S41の判断に進み、このS41の判断にて、再びS36に戻る処理をする。S36に戻ると、時間が経過して、更に前記「所定の時間」は増加し、「単位時間あたりの画像データのデータ量」は減少する。そして「単位時間あたりの画像データのデータ量」が「画像データの帯域値」よりも小さくなった場合に、「画像データ」は、画像表示装置1に送信される。
S40の処理で「画像データ」が、画像表示装置1に送信されると、S41「画像データ送信完了?」の判断に進み、コンピュータ装置50のOSやアプリケーションソフトが出力した「画像データ」の画像表示装置1へ送信が完了すると、一連の処理が終了する。
一方で、コンピュータ装置50のOSやアプリケーションソフトが出力した「画像データ」の画像表示装置1へ送信が完了しない場合には、S36に戻って、当該「画像データ」の画像表示装置1への送信が完了するまで、S36〜S41の処理を繰り返す。
図7のS18の処理が終わると、S19「PC切断?」の判断に進む。このS19の判断にて、通信手段60を介して接続しているコンピュータ装置50との通信が切断したと判断された場合には、S13の処理に戻って、再び、画像表示装置1に接続しているコンピュータ装置50の台数を計数して、当該接続台数から表示フレーム85の表示画面80における領域を指定する処理をする。
一方で、S19の判断にて、通信手段60を介して接続しているコンピュータ装置50との通信が切断したと判断されない場合には、S20「アプリケーションの終了?」の判断に進む。
S20の判断にて、画像表示装置1を制御しているアプリケーションソフトが終了した場合には、一連の処理が終了する。
一方で、S20の判断において、画像表示装置1を制御しているアプリケーションソフトが終了したと判断されない場合には、S14の判断に戻る。
このように、カーソル82が存在している表示フレーム85aを表示しているコンピュータ装置50aの「画像データの帯域値」を、他のコンピュータ装置50b、50c、50dよりも優先して、上げることにより、表示画面80に表示される表示フレーム85a
のフレームレート(単位時間あたりのフレームの更新数)が上がり、操作者がマウス51を操作して、カーソル82が指し示していて、操作者及び打ち合わせの出席者が注目している表示フレーム85aのフレームを他の表示フレーム85b〜85dと比べて、優先して更新させるので、表示フレーム85aを見やすくすることが可能となる。
次に、第1の実施形態において、表示画面80上における表示フレーム85のレイアウトが違う実施例について説明する。
図7のS13の処理にて、表示フレーム85を任意の大きさにして、表示画面80に並列して配置することができる。例えば図9や図10に示されるように、表示フレーム85aを大きく、表示画面80の上方に配置して、表示フレーム85aの下方に、表示フレーム85b〜85dを並列して配置することもできる。
図9に示されるように、カーソル82を、表示フレーム85aから表示フレーム85dに移動させる前後の、帯域値演算手段39が算出した各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を、それぞれ表3、表4に示す。
Figure 0004877600
Figure 0004877600
図10に示されるように、カーソル82を、表示フレーム85aから表示フレーム85a〜85dの範囲外に移動させる前後の、帯域値演算手段39が算出した各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を、それぞれ表5、表6に示す。
Figure 0004877600
Figure 0004877600
表6に示されるように、カーソル82を、表示フレーム85a〜85dの範囲外に移動させた場合には、どの表示フレーム85a〜85dにも、カーソル82が存在していないので、各コンピュータ装置50a〜50dの「優先度」は1ですべて等しく、「画像データの帯域値」も等しくなる。
次に第2の実施形態について説明をする。この第2の実施形態は、図11に示されるように、表示画像80にそれぞれのコンピュータ装置50a〜50dのカーソル82a〜82dを表示する実施形態である。図12に第2の実施形態のフローチャートを示し、以下説明をする。
図12にて、画像表示装置1を起動すると、制御ソフト格納部34bに格納されたアプリケーションソフトが起動し、S50「アプリケーションが起動?」からS51「最大送信帯域値を取得」の処理に進む。
前述したように、「最大送信帯域値」は、ネットワーク接続部10のインターフェースの種類によって、予め画像表示装置1に設定されているので、S51において、画像表示装置1のマイクロコンピュータ33は、コンピュータ装置50が接続されている、ネットワーク接続部10のインターフェースを判別して、「最大送信帯域値」を取得する。この処理が終わるとS52「PC接続完了」の判断に進む。
このS52の判断にて、コンピュータ装置50a〜50dが通信手段60を介して接続が完了しているか否かが判断される。コンピュータ装置50の接続が完了していると判断された場合には、S53「接続中のPCから表示フレームを配置」の処理に進む。
S53の処理にて、コンピュータ装置50の接続台数を計数し、接続されているコンピュータ装置50の接続台数から、画像配置手段32が表示画面80内における表示フレー
ム85の領域を指定し、コンピュータ装置50が接続から送信される「画像データ」から、それぞれのコンピュータ装置50上で表示される表示フレーム85を生成して、表示フレーム85を表示画面80に並列して配置する処理をする。本実施形態のように、4台のコンピュータ装置50a〜50dが通信手段60を介して画像処理装置1に接続している場合には、画像配置手段32は、図11に示すように、表示画面80を横2列、縦2行に4分割した領域を、表示フレーム85a〜85dの領域として指定し、コンピュータ装置50a〜50d上で表示される表示フレーム85a〜85dを生成して、表示フレーム85a〜85dを前記領域に並列して配置する処理をする。
図11に示されるように、表示フレーム85a〜85d上には、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dが表示しているウインドウ領域86a〜86d、87a〜87dが表示されている。
また、この第2の実施形態では、カーソル配置手段31が、各コンピュータ装置50a〜50dが送信している「カーソル位置情報データ」から、表示フレーム80内にカーソル82a〜82dを配置する。なお、各コンピュータ装置50a〜50dの操作者は、カーソル82a〜82dを、表示フレーム85a〜85dを跨いで操作することができる。この処理が終わると、S54「カーソル位置からカーソル下にある表示フレームを表示しているPCを判定」の処理に進む。
S54の処理にて、帯域値演算手段39は、表示画面80上に表示されているカーソル82の位置から、表示フレーム85a〜85dを表示しているコンピュータ装置50a〜50dを判定する。S54の処理が終わると、S55「判定したPC毎の全カーソル数を算出」の処理に進む。
S55の処理にて、帯域値演算手段39は、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dが表示している表示フレーム85a〜85d上に存在するカーソル82a〜82dの数を足し合わせて、「各コンピュータ装置の全カーソル数」を算出する。この処理が終わると、S56「各PC毎の優先度を算出」の処理に進む。
S56の処理にて、帯域値演算手段39は、S55で算出した「各コンピュータ装置の全カーソル数」に所定の数値(例えば1)を足し合わせて、それぞれのコンピュータ装置50a〜50d装置の「優先度」として算出する。この処理が終わると、S57「最大帯域値と優先度から各PCに割り振る画像データの帯域値を算出」の処理に進む。
S57の処理にて、帯域値演算手段39は、S51の処理で求めた「最大送信帯域値」から、「カーソル位置情報データの帯域値」を差し引く処理をして、各コンピュータ装置50a〜50dが画像表示装置1に「画像データ」を送信するために使用される「画像データの最大帯域値」を算出する。帯域値演算手段39は、前記「画像データの最大帯域値」を、S56の処理で求めた「優先度」をすべて足し合わせた数値で除した値に、前記それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「優先度」を乗じた値を、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」をして算出する処理をして、S58「画像データの帯域値変更」の処理に進んで、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を変更する処理をする。
表7に、前記「所定の優先度」及び「所定の数値」を両方とも1とし、「画像データの最大帯域値」が100Mbpsである場合の、S57及びS58の処理の算出結果を示す。
Figure 0004877600
S58の処理で、帯域値演算手段39が、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を変更すると、送信量制御手段40は、前記した図8に示されるフローチャートに沿って、当該「画像データの帯域値」を、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dに送信して、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの送信量」を制御する。
S58の処理が終わると、S59「PC切断?」の判断に進む。このS59の判断にて、コンピュータ装置50a〜50dのいずれかと画像表示装置1との通信が切断したと判断された場合には、S53の処理に戻る処理をする。
一方S59の判断で、コンピュータ装置50a〜50dのいずれかと画像表示装置1との通信が切断したと判断されない場合には、S60「アプリケーション終了?」の判断に進む。
S60の判断において、画像表示装置1を制御しているアプリケーションソフトが終了したと判断された場合には、一連の処理が終了する。
一方で、S60の判断において、画像表示装置1を制御しているアプリケーションソフトが終了しないと判断されない場合には、S53の処理に戻る。
このように、カーソル82が多数(図11の状態では、3個)存在し、操作者及び打ち合わせの出席者が注目している表示フレーム85aを表示しているコンピュータ装置50aの「画像データの帯域値」を、他のコンピュータ装置50b、50c、50dよりも優先して上げることにより、表示画面80に表示される表示フレーム85aのフレームレートが上がり、表示フレーム85aを見やすくすることが可能となる。
次に第3の実施形態について説明をする。この第3の実施形態もまた図11に示されるように、表示画像80にそれぞれのコンピュータ装置50a〜50dのカーソル82a〜82dを表示する実施形態である。図13に第3の実施形態のフローチャートを示し、以下説明をする。
図13にて、画像表示装置1を起動すると、制御ソフト格納部34bに格納されたアプリケーションソフトが起動し、S65「アプリケーションが起動?」からS66「PC接続完了?」の判断に進む。
S66の判断にて、コンピュータ装置50a〜50dが通信手段60を介して接続が完了しているか否かが判断される。コンピュータ装置50の接続が完了していると判断された場合には、S67「接続中のPCから表示フレームを配置」の処理に進む。
S67の処理にて、コンピュータ装置50の接続台数が計数され、接続されているコンピュータ装置50の接続台数から、画像配置手段32が表示画面80内における表示フレーム85の領域を指定し、コンピュータ装置50が接続から送信される画像データから、それぞれのコンピュータ装置50上で表示される表示フレーム85を生成して、表示フレーム85を表示画面80に並列して配置する処理をする。本実施形態のように、4台のコンピュータ装置50a〜50dが通信手段60を介して画像処理装置1に接続している場合には、画像配置手段32は、図11に示すように、表示画面80を横2列、縦2行に4分割した領域を、表示フレーム85a〜85dの領域として指定し、コンピュータ装置50a〜50d上で表示される表示フレーム85a〜85dを生成して、表示フレーム85a〜85dを前記領域に並列して配置する処理をする。
図11に示されるように、表示フレーム85a〜85d上には、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dが表示している、ウインドウ領域86a〜86d、87a〜87dが表示されている。
また、この第3の実施形態もまた第2の実施形態と同様に、カーソル配置手段31が、各コンピュータ装置50a〜50dが送信している「カーソル位置情報データ」から、表示フレーム80内にカーソル82a〜82dを配置する。なお、各コンピュータ装置50a〜50dの操作者は、カーソル82a〜82dを、表示フレーム85a〜85dを跨いで操作することができる。S67の処理が終わると、S68「カーソルの移動?」の判断に進む。
S68の判断にて、帯域値演算手段39は、表示画面80上に表示されているカーソル82が動いたか否かを判断し、カーソル82が動いたと判断した場合には、S69「優先PCを判定」の処理に進む処理をする。
S69の処理にて、帯域値演算手段39は、最後に動かしたカーソル82の「カーソル位置情報データ」を送信しているコンピュータ装置50a〜50dを判定する。S69の処理が終わると、S70「画像データの帯域値変更」の処理に進む。
S70の処理にて、帯域値演算手段39は、S69の処理で判定されたコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を上げる処理をする。「画像データ」を送信するために使用される「画像データの最大帯域値」は一定であるので、この処理に伴って、S69の処理で特定されたコンピュータ装置50a〜50d以外のコンピュータ装置50a〜50d「画像データの帯域値」は下がることとなる。
S70の処理で、帯域値演算手段39が、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を変更すると、送信量制御手段40は、前記した図8に示されるフローチャートに沿って、当該「画像データの帯域値」を、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dに送信して、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの送信量」を制御する。
S70の処理が終わると、S71「PC切断?」の判断に進み、コンピュータ装置50a〜50dのいずれかと画像表示装置1との通信が切断したと判断した場合には、S67の処理に戻る処理をする。
一方S71の判断で、コンピュータ装置50a〜50dのいずれかと画像表示装置1との通信が切断したと判断しない場合には、S72「アプリケーション終了?」の判断に進む。
S72の判断にて、画像表示装置1を制御しているアプリケーションソフトが終了した場合には、一連の処理が終了する。
一方で、S72の判断にて、画像表示装置1を制御しているアプリケーションソフトが終了しない場合には、S68の処理に戻る。
なお、第3の実施形態のS69の処理において、帯域値演算手段39は、最後に動かしたカーソル82a〜82dが存在する表示フレーム85a〜85dの「画像データ」を送信しているコンピュータ装置50a〜50dを判定し、S70の処理で当該コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を上げる演算をすることとしても差し支えない。この場合には、「画像データの最大帯域値」は一定であるので、この処理に伴って、S69の処理で特定されたコンピュータ装置50a〜50d以外のコンピュータ装置50a〜50d「画像データの帯域値」は下がることとなる。
あるいは、S69の処理にて、帯域値演算手段39は、最後に動かしたカーソル82a〜82dの「カーソル位置情報データ」を送信しているコンピュータ装置50a〜50d及び、最後に動かしたカーソル82a〜82dが存在する表示フレーム85a〜85dの「画像データ」を送信しているコンピュータ装置50a〜50dを判定し、S70の処理において帯域値演算手段39は、これらのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を上げる処理することとしてもよい。
次に第4の実施形態について説明をする。この第4の実施形態の表示画面81は、図14に示されるように、コンピュータ装置50a〜50d上で表示される表示フレーム85a〜85d及びカーソル82a〜82dを、1つの領域内に重ね合わせて合成して配置した画像である。図15に第4の実施形態のフローチャートを示し、以下説明をする。
図15にて、画像表示装置1を起動すると、制御ソフト格納部34bに格納されたアプリケーションソフトが起動し、S80「アプリケーションが起動?」からS81「最大送信帯域値を取得」の処理に進む。
S81にて、コンピュータ装置50が接続されている、ネットワーク接続部10のインターフェースが判別されて、「最大送信帯域値」を取得する。この処理が終わるとS82「PC接続完了」の判断に進む。
S82の判断にて、コンピュータ装置50a〜50dが通信手段60を介して接続が完了しているか否かが判断される。コンピュータ装置50の接続が完了していると判断された場合には、S83「接続中のPCから表示フレームを配置」の処理に進む。
S83の処理にて、画像配置手段32は、コンピュータ装置50が接続から送信される「画像データ」から、それぞれのコンピュータ装置50a〜50d上で表示される表示フレーム85a〜85dを生成して、これらの表示フレーム85a〜85dを重ね合わせて表示画面81に合成して配置する処理をする。
図14に示されるように、表示画面81には、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dが表示している、ウインドウ領域86a〜86d、87a〜87dが表示されている。
カーソル配置手段31が、各コンピュータ装置50a〜50dが送信している「カーソル位置情報データ」から、表示フレーム81内にカーソル82a〜82dを配置する。なお、各コンピュータ装置50a〜50dの操作者は、表示画面81内に表示されたカーソ
ル82a〜82dを操作することができる。この処理が終わると、S84「カーソル位置からカーソル下にあるウインドウ領域を表示しているPCを判定」の処理に進む。
S84の処理にて、帯域値演算手段39は、表示画面81上に表示されているカーソル82の位置から、ウインドウ領域86a〜86d、87a〜87dを表示しているコンピュータ装置50a〜50dを判定する。S84の判定が終わると、S85「判定したPC毎の全カーソル数を算出」の処理に進む。
S85の処理にて、帯域値演算手段39は、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dが表示しているウインドウ領域86a〜86d、87a〜87d上に存在するカーソル82a〜82dの数を足し合わせて、「各コンピュータ装置の全カーソル数」を算出する。S85の処理が終わると、S86「各PC毎の優先度を算出」の処理に進む。
S86の処理にて、帯域値演算手段39は、S85で算出した「各コンピュータ装置の全カーソル数」に所定の数値(例えば1)を足し合わせて、それぞれのコンピュータ装置50a〜50d装置の「優先度」として算出する。この処理が終わると、S87「最大帯域値と優先度から各PCに割り振る画像データの帯域値を算出」の処理に進む。
S87の処理にて、帯域値演算手段39は、S81の処理で求めた「最大送信帯域値」から、「カーソル位置情報データの帯域値」を差し引く処理をして、各コンピュータ装置50a〜50dが画像表示装置1に「画像データ」を送信するために使用される「画像データの最大帯域値」を算出する。帯域値演算手段39は、前記「画像データの最大帯域値」を、S86の処理で求めた「優先度」をすべて足し合わせた数値で除した値に、前記それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「優先度」を乗じた値を、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」として算出する処理をして、S88「画像データの帯域値変更」の処理に進んで、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を変更する処理をする。
表8に、前記「所定の優先度」及び「所定の数値」を両方とも1とし、「画像データの最大帯域値」が100Mbpsである場合の、S87及びS88の処理の算出結果を示す。
Figure 0004877600
S88の処理で、帯域値演算手段39が、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を変更すると、送信量制御手段40は、前記した図8に示されるフローチャートに沿って、当該「画像データの帯域値」を、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dに送信して、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの送信量」を制御する。
S88の処理が終わると、S89「PC切断?」の判断に進み、コンピュータ装置50
a〜50dのいずれかと画像表示装置1との通信が切断したと判断した場合には、S83の処理に戻る処理をする。
一方S89の判断で、コンピュータ装置50a〜50dのいずれかと画像表示装置1との通信が切断したと判断しない場合には、S90「アプリケーション終了?」の判断に進む。
S90の判断において、画像表示装置1を制御しているアプリケーションソフトが終了した場合には、一連の処理が終了する。
一方で、S90の判断において、画像表示装置1を制御しているアプリケーションソフトが終了しない場合には、S83の処理に戻る。
このように、カーソル82が多数(図14の状態では、3個)存在し、操作者及び打ち合わせの出席者が注目しているウインドウ領域86c及びウインドウ領域87cを表示しているコンピュータ装置50cの「画像データの帯域値」を、他のコンピュータ装置50a、50b、50dよりも優先して上げることにより、表示画面81に表示される表示フレーム85cのフレームレートが上がり、ウインドウ領域86c及びウインドウ領域87cを見やすくすることが可能となる。
次に第5の実施形態について説明をする。この第5の実施形態の表示画像81もまた、図14に示されるように、コンピュータ装置50a〜50d上で表示される表示フレーム85a〜85d及びカーソル82a〜82dを、1つの領域内に重ね合わせて合成して表示する画像である。図16に第5の実施形態のフローチャートを示し、以下説明をする。
図16において、画像表示装置1を起動すると、制御ソフト格納部34bに格納されたアプリケーションソフトが起動し、S95「アプリケーションが起動?」からS96「PC接続完了?」の判断に進む。
このS86の判断にて、コンピュータ装置50a〜50dが通信手段60を介して接続が完了しているか否かが判断される。コンピュータ装置50の接続が完了していると判断された場合には、S97「接続中のPCから表示フレームを配置」の処理に進む。
S97の処理にて、画像配置手段32は、コンピュータ装置50が接続から送信される「画像データ」から、それぞれのコンピュータ装置50a〜50d上で表示される表示フレーム85a〜85dを生成して、これらの表示フレーム85a〜85dを重ね合わせて表示画面81に合成して配置する処理をする。
図14に示されるように、表示画面81上には、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dが表示している、ウインドウ領域86a〜86d、87a〜87dが表示されている。
また、カーソル配置手段31が、各コンピュータ装置50a〜50dが送信している「カーソル位置情報データ」から、表示フレーム81内にカーソル82a〜82dを配置する。なお、各コンピュータ装置50a〜50dの操作者は、表示画面81内に表示されたカーソル82a〜82dを操作することができる。この処理が終わると、S98「カーソルの移動?」の判断に進む。
S98の判断にて、帯域値演算手段39は、表示画面80上に表示されているカーソル82が動いたか否かを判断し、カーソル82が動いたと判断した場合には、S99「優先
PCを判定」の処理に進む。
S99の処理にて、帯域値演算手段39は、最後に動かしたカーソル82の「カーソル位置情報データ」を送信しているコンピュータ装置50a〜50dを判定する。S99の処理が終わると、S100「画像データの帯域値変更」の処理に進む。
S100の処理にて、帯域値演算手段39は、S99の処理で判定されたコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を上げる処理をする。「画像データ」を送信するために使用される「画像データの最大帯域値」は一定であるので、この処理に伴って、S99の処理で判定されたコンピュータ装置50a〜50d以外のコンピュータ装置50a〜50d「画像データの帯域値」は下がることとなる。
S100の処理で、帯域値演算手段39が、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を変更すると、送信量制御手段40は、前記した図8に示されるフローチャートに沿って、当該「画像データの帯域値」を、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dに送信して、それぞれのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの送信量」を制御する。
S100の処理が終わると、S101「PC切断?」の判断に進み、コンピュータ装置50a〜50dのいずれかと画像表示装置1との通信が切断したと判断した場合には、S97の処理に戻る処理をする。
一方S101の判断で、コンピュータ装置50a〜50dのいずれかと画像表示装置1との通信が切断したと判断しない場合には、S102「アプリケーション終了?」の判断に進む。
S102の判断にて、画像表示装置1を制御しているアプリケーションソフトが終了した場合には、一連の処理が終了する。
一方で、S102の判断にて、画像表示装置1を制御しているアプリケーションソフトが終了しない場合には、S98の処理に戻る。
なお、第5の実施形態のS99の処理において、帯域値演算手段39は、最後に動かしたカーソル82a〜82dが存在するウインドウ領域86a〜86d、87a〜87dの「画像データ」を送信しているコンピュータ装置50a〜50dを特定し、S100の処理で当該コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を上げる演算をすることとしても差し支えない。この場合には、「画像データの最大帯域値」は一定であるので、この処理に伴って、S99の処理で判定されたコンピュータ装置50a〜50d以外のコンピュータ装置50a〜50d「画像データの帯域値」は下がることとなる。
あるいは、S99の処理にて、帯域値演算手段39は、最後に動かしたカーソル82の「カーソル位置情報データ」を送信しているコンピュータ装置50a〜50d及び、最後に動かしたカーソル82a〜82dが存在するウインドウ領域86a〜86d、87a〜87dの「画像データ」を送信しているコンピュータ装置50a〜50dを判定し、S100の処理にて帯域値演算手段39は、これらのコンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を上げる処理することとしてもよい。
図17に、第6の実施形態のフローチャートを示し、第6の実施形態について説明をする。この第6の実施形態は、第1〜第5の実施形態のS18、S58、S70、S88、S100の処理にて、帯域値演算手段39が各コンピュータ装置50a〜50dの「画像
データの帯域値」を変更する処理までは、第1〜第5の実施形態と同じである。つまり、第1〜第5の実施形態では、S18、S58、S70、S88、S100の処理をした後に、送信量制御手段40が、図8に示されるように、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を、各コンピュータ装置50a〜50dに送信して、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの送信量」を制御する。しかし、第6の実施形態では、「画像データ」をフロー制御を伴う通信手順で送信する場合において、送信量制御手段40が各コンピュータ装置50a〜50dに送信する「受信確認信号」あるいは「次送信要求信号」を制御して、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データ」の送信量を制御する。
以下、「画像データ」をTCPプロトコルで画像表示装置1に送信する場合に、画像表示装置1がコンピュータ装置50a〜50dの送信する前記「受信確認信号」の一例としてACK(Acknowledgmentの略)を送信するフロー制御について説明をする。
S18、S58、S70、S88、S100の処理にて、帯域値演算手段39が各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を変更すると、S105「画像データの帯域値変更」の処理から、S106「PC接続中」の処理に進む。このS106「PC接続中」にて、コンピュータ装置50a〜50dが、通信手段60を介して、画像表示装置1接続しているかを判断する。
S106の判断にて、コンピュータ装置50が、画像表示装置1に接続していると判断された場合には、S107「単位時間あたりの受信データ量算出」の処理に進む。
一方で、S106の判断にて、コンピュータ装置50が、画像表示装置1に接続していないと判断された場合には、S105の処理に戻る。
S107の処理にて、画像表示装置1は、受信手段10aが受信した、各コンピュータ装置50a〜50dから送信された「画像データ」をFIFO(First IN,First Out)形式のバッファで記憶装置34に保存し、この保存された「画像データ」のデータ量を「所定の時間」で割って、各コンピュータ装置50a〜50dの「単位時間あたりの受信データ量」を算出する。S107の処理が終わると、S108「単位時間あたりの受信データ量<画像データの帯域値?」の判断に進む処理をする。
S108の判断にて、送信量制御手段40は、S107で算出した「単位時間あたりの受信データ量」が、「画像データの帯域値」よりも小さいか否かを判断する。送信量制御手段40は、S107で算出した「単位時間あたりの受信データ量」が、「画像データの帯域値」よりも小さいと判断したコンピュータ装置50a〜50dに関してS109「ACK送信」の処理に進む。
S109の処理で、送信量制御手段40は、S108で「単位時間あたりの受信データ量」が、「画像データの帯域値」よりも小さいと判断したコンピュータ装置50a〜50dに対して、ACKを送信する。ここでいうACKとは、画像表示装置1と各コンピュータ装置50a〜50dのコネクションを確立した後に、各コンピュータ装置50a〜50dに送信するACK(確認応答)のことである。ACKを受信したコンピュータ装置50a〜50dは、「画像データ」を画像表示装置1に送信する。なお、コンピュータ装置50a〜50dは、「画像データ」をコネクション確立時に設定されるMSS(Maixmum Segment Sizeの略、TCPにおける最大セグメント長)の「セグメント」に分割し、コンピュータ装置50a〜50dが前記ACKを受信すると、これに対応する「セグメント」を画像表示装置1に送信する。
なお、画像表示装置1と各コンピュータ装置50a〜50dとの間の通信をウインドウ制御して、送信量制御手段40が複数のACKをコンピュータ装置50a〜50dのいずれかに送信し、当該複数のACKを受信したコンピュータ装置50a〜50dは、受信ウインドウサイズ(RWIN、Receive Window Sizeの略)の「画像データ」を画像表示装置1に送信することとしても差し支えない。S109の処理が終わると、S110「PC接続台数分ループ?」の判断に進む。
一方で、S109の処理にて、送信量制御手段40が、S108で算出した「単位時間あたりの受信データ量」が「画像データの帯域値」よりも大きいと判断した場合には、当該判断したコンピュータ装置50a〜50dには、ACKを送信することなく、S110の判断に進む。言い換えると、単位時間あたりの受信データ量」が「画像データの帯域値」よりも大きい場合には、他のコンピュータ装置50a〜50dすべてについてS108の判断が終了するまで、当該コンピュータ装置50a〜50dについてはS108の判断がされず、当該コンピュータ装置50a〜50dの「単位時間あたりの受信データ量」が「画像データの帯域値」よりも小さくなるまで、当該コンピュータ装置50a〜50dにACKを送信しない。
S110の判断にて、画像表示装置1に接続されているコンピュータ装置50a〜50dのすべてについて、S106〜S110の処理もしくは判断がされていないと判断した場合には、当該コンピュータ装置50a〜50dについては、S106に進む処理をする。このようにして、各コンピュータ装置50a〜50dについて順次S106〜S110の処理をする。一方で、S110の判断において、画像表示装置1に接続されているコンピュータ装置50a〜50dのすべてについて、S106〜S110の処理もしくは判断がされたと判断した場合には、S105に戻る。
なお、各コンピュータ装置50a〜50dが「画像データ」を画像表示装置1に送信するフロー制御を伴う通信手順は、TCPプロトコルに限定されない。また、送信量制御手段40は、各コンピュータ装置50a〜50dに対して「受信確認信号」でなく、「次送信要求信号」を送信して、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの送信量」を制御することとしても差し支えない。
なお、送信量制御手段40は、各コンピュータ装置50a〜50d「画像データの帯域値」に応じて、「画像データ」を受信してから「受信確認信号」あるいは「次送信要求信号」を送信するまでの間隔を制御することにより、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの送信量」を制御することとしても差し支えない。
図18に、第7の実施形態のフローチャートを示し、第7の実施形態について説明をする。この第7の実施形態は、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態の帯域値演算手段39が各コンピュータ装置50a〜50dの「優先度」を変更する処理までは、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態と同じである。つまり、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態では、演算手段39が各コンピュータ装置50a〜50dの「優先度」を変更する処理をした後に、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を変更して、送信量制御手段40が、図8に示されるように、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの帯域値」を、各コンピュータ装置50a〜50dに送信して、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの送信量」を制御する。しかし、第7の実施形態では、帯域値変更手段39が、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態で算出した「優先度」に応じて、各コンピュータ装置50a〜50dの表示フレーム85a〜85dの更新の割合を算出して、当該変更の割合に応じて、送信量制御手段40が、各コンピュータ装置50a〜50dに表示フレーム85a〜8
5dの送信の許可の信号を送信することにより、各コンピュータ装置50a〜50dの「画像データの送信量」を制御する。
帯域値演算手段39が、各コンピュータ装置50a〜50dの「優先度」を変更した場合には、S115「PC毎の優先度変更」からS116「PC毎の優先度から各PCのフレーム更新頻度を算出」の処理に進む。なお、本実施形態でいう「優先度」とは、第1の実施形態、第2の実施形態、第4の実施形態で求められる「優先度」のことである。
S116にて、帯域値演算手段39は、各コンピュータ装置50a〜50dの「優先度」に比例した、各コンピュータ装置50a〜50dの表示フレーム85a〜86dの更新頻度を算出する。S116の処理が終わるとS117の処理に進む。
S117の処理にて、送信量制御手段40は、S116で求めた各コンピュータ装置50a〜50dの表示フレーム85a〜85d更新頻度に応じて、表示フレーム85a〜85dを1フレームだけ画像表示装置1への送信を許可する信号である「表示フレーム更新許可信号」を、各コンピュータ装置50a〜50dに送信する。S117の処理が終了すると、S118「フレーム受信完了」の判断に進む。
一方で、S131「”1フレーム送信許可”を受信」にて、前記「表示フレーム許可信号」を受信したコンピュータ装置50a〜50dは、S132「画像キャプチャー」に進み、コンピュータ装置50a〜50d上で表示される表示フレーム85aの「画像データ」をキャプチャーする。S132の処理が終了すると、S133「1フレームデータ送信」の処理に進む。
S133の処理にて、コンピュータ装置50a〜50dは、S132の処理でキャプチャーした、表示フレーム85a〜85dを1フレームのみのデータである「1フレームデータ」を画像表示装置1に送信する処理をする。
S118の処理にて、S133の処理でコンピュータ装置50a〜50dが送信した、表示フレーム85a〜85dを受信手段10aが受信した場合には、S119「表示フレームを表示画面に表示」の処理に進む。
S119の処理にて、画像配置手段32が、S118で受信した表示フレーム85a〜85dを表示画面80もしくは表示画面81に配置して表示する処理をする。
一方で、「カーソル位置情報データ」は、各コンピュータ装置50a〜50dが画像表示装置1に送信する「1フレームデータ」に影響されず、即時画像表示装置1に送信される。
このように、第7の実施形態では、「優先度」が低いコンピュータ装置50a〜50dの表示フレーム85a〜85dの更新は遅くなる一方で、「優先度」の高いコンピュータ装置50a〜50dの表示フレーム85a〜85dの更新は早くなる。また、「カーソル位置情報データ」は、即時画像表示装置1に送信されるので、各コンピュータ装置50a〜50dの操作者が操作して、表示画面80もしくは表示画面81に表示されるカーソル82の動きが、スムーズに表示されることとなる。
なお、画像表示装置1の一例として、プロジェクターを用いた例について本発明を説明したが、本発明の画像表示装置は、プロジェクターに限定されず、その他ブラウン管(陰極線管、CAT(Cathode Ray Tube)ともいう)、液晶ディスプレー、有機ELディスプレー、プラズマディスプレー、リアプロジェクションディスプレー、プ
ラズマアドレス液晶ディスプレー等の画像表示装置にも本発明を適用可能なことは言うまでもない。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像表示装置もまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
本発明の画像表示装置を用いたシステムの構成図である。 画像表示装置の構成図である。 通信手段の説明図である。 カーソルが1個の場合の表示画像80の説明図である。 図4の表示画像80の詳細図である。 図4の表示画像80の詳細図である。 第1の実施形態のフローチャートである。 コンピュータ装置に、「画像データの帯域値」を送信して、コンピュータ装置の画像データの送信量を制御するフローチャートである。 表示フレームのレイアウトが違う実施例の説明図である。(第1の実施形態) 表示フレームのレイアウトが違う実施例の説明図である。(第1の実施形態) カーソルが複数個の表示画像80の説明図である。(第2の実施形態) 第2の実施形態のフローチャートである。 第3の実施形態のフローチャートである。 表示画面81を示す説明図である。(第4の実施形態) 第4の実施形態のフローチャートである。 第5の実施形態のフローチャートである。 第6の実施形態のフローチャートである。 第7の実施形態のフローチャートである。
符号の説明
1 画像表示装置
10 ネットワーク接続部
10a 受信手段
10b 送信手段
21 ランプ駆動回路
22 光源
23 照明光学系
24 LCD
25 結像光学系
26 ピント調節機構
27 画像信号入力部
28 画像処理回路
29 バス
30 LCD駆動回路
31 カーソル配置手段
32 画像配置手段
33 マイクロコンピュータ
34 記憶装置
34a パラメータ格納部
34b 制御ソフト格納部
35 不揮発性メモリー
36 制御パネル
38 赤外線受光部
37 赤外線制御部
39 帯域値演算手段
40 送信量制御手段
50a コンピュータ装置(PC1)
50b コンピュータ装置(PC2)
50c コンピュータ装置(PC3)
50d コンピュータ装置(PC4)
51a マウス(コンピュータ装置50a)
51b マウス(コンピュータ装置50b)
51c マウス(コンピュータ装置50c)
51d マウス(コンピュータ装置50d)
52 キーボード
53a ディスプレー(コンピュータ装置50a)
53d ディスプレー(コンピュータ装置50d)
60 通信手段
61 ハブ
62 通信線
63 通信線
65 イントラネット
66 インターネット
67 ハブ
68 スイッチ
69 ルータ
70 サーバー
71 ファイヤーウォール
72 無線LANのアクセスポイント
75 スクリーン
80 表示画像
81 表示画像
82a カーソル(コンピュータ装置50a)
82b カーソル(コンピュータ装置50b)
82c カーソル(コンピュータ装置50c)
82d カーソル(コンピュータ装置50d)
85a 表示フレーム(コンピュータ装置50a)
85b 表示フレーム(コンピュータ装置50b)
85c 表示フレーム(コンピュータ装置50c)
85d 表示フレーム(コンピュータ装置50d)
86a ウインドウ領域(コンピュータ装置50a)
86b ウインドウ領域(コンピュータ装置50b)
86c ウインドウ領域(コンピュータ装置50c)
86d ウインドウ領域(コンピュータ装置50d)
87a ウインドウ領域(コンピュータ装置50a)
87b ウインドウ領域(コンピュータ装置50b)
87c ウインドウ領域(コンピュータ装置50c)
88d ウインドウ領域(コンピュータ装置50d)
100 画像表示システム

Claims (18)

  1. 複数のコンピュータ装置が表示する画像を、1つの領域内に表示する画像表示装置において、
    複数のコンピュータ装置から送信される、複数の画像データ及びカーソル位置情報データを受信する受信手段と、
    前記受信した複数の画像データから生成される複数の画像を前記1つの領域内に、並列又は合成して配置する画像配置手段と、
    前記受信したカーソル位置情報データに基づいて前記1つの領域内におけるカーソルの位置を設定し、更にカーソル画像を生成し、前記1つの領域内に配置するカーソル配置手段と、
    前記1つの領域内に表示されるカーソルの位置及び動きの少なくとも一方の情報に基づいて、前記複数のコンピュータ装置が送信する画像データの帯域値を演算する帯域値演算手段と、
    前記画像データの帯域値に基づいて、前記複数のコンピュータ装置のデータ送信量を制御する送信量制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 画像配置手段は、複数のコンピュータ装置から送信される画像データから、それぞれのコンピュータ装置上で表示される表示フレームを生成して、これらの表示フレームを1つの領域内に並列して配置することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルのカーソル位置情報データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルが存在する表示フレームの画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の画像表示装置。
  5. 帯域値演算手段は、カーソルが存在する表示フレームの画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  6. 帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置の表示フレーム内に存在するカーソルの数から優先度を算出し、この優先度に基づき帯域値を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  7. 帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置の表示フレームに存在するカーソル数に所定の数値を足し合わせた数値を、それぞれのコンピュータ装置の優先度として算出し、
    画像データの送信に使用される最大帯域値を、前記優先度をすべて足し合わせた数値で除した値に、前記優先度の数値を乗じた値を、それぞれのコンピュータ装置の画像データの帯域値とすることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  8. 画像配置手段は、複数のコンピュータ装置から送信される画像データから、それぞれのコンピュータ装置上で表示される表示フレームを生成して、これらの表示フレームを重ね合わせて一つの画像領域内に合成して配置することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  9. 帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルのカーソル位置情報データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。
  10. 帯域値演算手段は、最後に動かしたカーソルが存在するウインドウ領域の画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする請求項8又は請求項9のいずれかに記載の画像表示装置。
  11. 帯域値演算手段は、カーソルが存在するウインドウ領域の画像データを送信しているコンピュータ装置の画像データの帯域値を上げる演算をすることを特徴とする請求項8〜請求項10のいずれかに記載の画像表示装置。
  12. 帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置のウインドウ領域内に存在するカーソルの数から優先度を算出し、この優先度に基づき帯域値を決定することを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。
  13. 帯域値演算手段は、それぞれのコンピュータ装置が表示しているウインドウ領域に存在するカーソル数に所定の数値を足し合わせた数値を、それぞれのコンピュータ装置の優先度として算出し、画像データの送信に使用される最大帯域値を、前記優先度をすべて足し合わせた数値で除した値に、前記優先度の数値を乗じた値を、それぞれのコンピュータ装置の画像データの帯域値とすることを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置
  14. 帯域値演算手段は、複数のコンピュータ装置が送信するカーソル位置情報データの帯域値を、常時所定以上確保し、最大送信帯域値から前記帯域値を引いた値を、画像データの最大帯域値とすることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の画像表示装置。
  15. 送信量制御手段は、帯域値演算手段が確保したカーソル位置情報データの帯域値を、複数のコンピュータ装置に送信して、複数のコンピュータ装置のカーソル位置情報データの送信量を制御することを特徴とする請求項14に記載の画像表示装置。
  16. 送信量制御手段は、帯域値演算手段が演算した画像データの帯域値を、複数のコンピュータ装置に送信して、複数のコンピュータ装置の画像データの送信量を制御することを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載の画像表示装置。
  17. 画像データをフロー制御を伴う通信手順で送信する場合において、
    送信量制御手段は、
    受信手段が受信した単位時間あたりの受信データ量が画像データの帯域値を超えない場合には、送信量制御手段は受信確認信号あるいは次送信要求信号をコンピュータ装置に送信し、
    受信手段が受信した単位時間あたりの受信データ量が画像データの帯域値を超えた場合には、送信量制御手段は受信確認信号及び次送信要求信号をコンピュータ装置に送信しない処理をして、複数のコンピュータ装置の画像データの送信量を制御することを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載の画像表示装置。
  18. 送信量制御手段は、複数のコンピュータ装置上で表示される表示フレームを1フレームだけ画像表示装置へ送信することを許可する信号である表示フレーム更新許可信号を、優先度に応じて前記複数のコンピュータ装置に送信することを特徴とする請求項2又は請求項8のいずれかに記載の画像表示装置。
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