JP4875136B2 - 舗装スクリード、及び舗装マットを敷設する方法 - Google Patents

舗装スクリード、及び舗装マットを敷設する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4875136B2
JP4875136B2 JP2009268473A JP2009268473A JP4875136B2 JP 4875136 B2 JP4875136 B2 JP 4875136B2 JP 2009268473 A JP2009268473 A JP 2009268473A JP 2009268473 A JP2009268473 A JP 2009268473A JP 4875136 B2 JP4875136 B2 JP 4875136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screed
base
extended
pavement
adjustment assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009268473A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010144504A (ja
Inventor
ブッシュマン マルティン
ミュンツ ロマーン,
Original Assignee
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヨゼフ フェゲーレ アーゲー filed Critical ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
Publication of JP2010144504A publication Critical patent/JP2010144504A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4875136B2 publication Critical patent/JP4875136B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C19/00Machines, tools or auxiliary devices for preparing or distributing paving materials, for working the placed materials, or for forming, consolidating, or finishing the paving
    • E01C19/48Machines, tools or auxiliary devices for preparing or distributing paving materials, for working the placed materials, or for forming, consolidating, or finishing the paving for laying-down the materials and consolidating them, or finishing the surface, e.g. slip forms therefor, forming kerbs or gutters in a continuous operation in situ
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C2301/00Machine characteristics, parts or accessories not otherwise provided for
    • E01C2301/14Extendable screeds
    • E01C2301/16Laterally slidable screeds

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)

Description

本発明は、請求項1の前文部分に記載の舗装スクリード、及び請求項15の前文部分に記載の方法に関する。
より正確には、本発明は、道路舗装機の舗装スクリードであって、1つのベーススクリード、及び該ベーススクリードに固定されるガイダンスにおける拡張ガイド構造体内のガイドアセンブリによってそれぞれ支持される複数の拡張スクリードであって、該拡張スクリードは、ベーススクリードの前側又は後側に配置され、舗装スクリードの作業幅を変えるために駆動部によってベーススクリードに対して摺動方向に伸縮可能であるベーススクリード及び拡張スクリードと、ベーススクリード及び拡張スクリードの下側にそれぞれ配置される敷板と、平面に対して敷板のアタック角を成して舗装スクリードを浮動式に牽引する牽引バーのためにベーススクリードに配置される接続部と、拡張ガイド構造体及びベーススクリード間のガイドアセンブリに設けられるそれぞれの複数点懸架と、拡張スクリードの枠であって、該拡張スクリードの敷板を担持する枠と、少なくとも2つの実質的に垂直な調整アセンブリであって、それぞれの拡張スクリードの摺動方向に離間しており、少なくとも1つの駆動部を介してベーススクリードに対する枠の高さ位置を少なくとも調整するために拡張ガイド構造体に係合する調整アセンブリと、少なくとも1つの遠隔制御駆動部を有する横方向傾斜調整アセンブリであって、少なくとも実質的に摺動方向に垂直であり且つ拡張スクリードの敷板に平行な向きであるヒンジ軸を有するピボットヒンジを中心に、ベーススクリードに対する拡張スクリードの敷板における横方向傾斜角を調整するために、上記調整アセンブリから構造的に分離している横方向傾斜調整アセンブリとを備える舗装スクリードに関する。
さらに、本発明は、レーン及び少なくとも1つの横方向に傾斜した横スロープを備える作業幅が可変である舗装マットを舗装スクリードによって平面上に敷設する方法であって、該舗装スクリードは、敷板を有するベーススクリードと、該ベーススクリードの前側又は後側に、レーンからスロープへの変わり目の外側で該スロープを形成するために枠に配置される敷板を有する少なくとも1つの拡張スクリードとを備え、該拡張スクリードは、作業幅を変えるために該ベーススクリードに対して横方向に伸縮可能であり、複数のガイドアセンブリを有するベーススクリードのガイダンスにおいて拡張ガイド構造体と共に伸縮可能であり、該舗装スクリードはまた、摺動方向に離間しており、且つベーススクリードの敷板に対する拡張スクリードの敷板の高さ位置を調整するために拡張ガイド構造体に係合する少なくとも2つの調整アセンブリと、スロープを形成するためにベーススクリードに対する拡張スクリードの敷板の横方向傾斜角を該拡張スクリードにおいて調整するために、上記調整アセンブリから構造的及び機能的に分離している横方向傾斜調整アセンブリとを有し、該方法は、舗装材料上で舗装スクリードを牽引するステップと、作業幅を変えるステップと、作業幅の変化に対応してベーススクリードの敷板に対する拡張スクリードの敷板の少なくとも高さ位置を適合するステップとを含む方法に関する。
作業幅にわたって横方向に連続している舗装マットの形成中に、作業幅は、拡張スクリードをベーススクリードに対して伸縮することによって変えられる。浮動式に牽引される舗装スクリード(特許文献1又は特許文献2)の平面に対するアタック角(このアタック角は舗装マットの厚さに影響を与える)の変化は、ベーススクリードの敷板の後縁に対する拡張スクリードのそれぞれの敷板の後縁の高さ位置を適合する必要がある。これは、調整アセンブリを作動することによって実行される。舗装マットの横方向に変化する厚さは、道路舗装機の舗装スクリードの牽引バーの牽引点の異なる高さ位置を調整することによって達成される。この場合、やむを得ずベーススクリードは大幅なねじれを受ける。ベーススクリードがねじれるにもかかわらず、作業幅を変えるために拡張スクリードが均一に伸縮可能であることが保証されなければならない。さらに、舗装材料によって引き起こされる抗力及び摩擦力はこのとき、各拡張スクリードの敷板、エジャー板、及び/又は拡張スクリードの外側端部に取り付けられるスクリード拡張部に作用する。これらの付加的な力及びねじれの両方が、拡張スクリードの均一な伸縮を妨げる。特に、レーン及び少なくとも1つの斜め下方向に傾斜したスロープを有する舗装マットが北米で頻繁に製造される。この場合、1つの拡張スクリードの敷板が進行方向に横方向で傾斜している。ここでは、作業幅を変えても、レーンと横方向のスロープとの間の変わり目をベーススクリードに対して固定して維持することが重要である。
特許文献1から既知である舗装スクリードは、一実施の形態(図1〜図16)において、拡張スクリードの敷板の高さ位置の調整アセンブリと、拡張ガイド構造体及びベーススクリードの前壁間に調整アセンブリと機能的に組合せられて配置される横方向傾斜調整アセンブリとを有する。拡張ガイド構造体は、二重管式ガイド枠である。図17〜図24の実施の形態では、対照的に、ベーススクリードに対する拡張スクリードの敷板の高さ位置を調整するために設けられる調整アセンブリは、横方向傾斜調整アセンブリから機能的且つ構造的に分離している。横方向傾斜調整アセンブリは、ベーススクリードの前壁の後側に配置される取り付けブラスケットと、ベーススクリードの前壁との間に設けられる。拡張ガイド構造体は、取り付けブラスケットにアンカー固定される二重管式ガイド枠であり、ベーススクリードの前壁の前側に当接する。拡張ガイド構造体の高さ位置は、取り付けブラスケットに支持されるシザーレバー型調整アセンブリによって取り付けブラスケットに対して調整可能である。拡張スクリードの枠は、拡張ガイド構造体に固定して取り付けられる。拡張ガイド構造体は、ベーススクリードの前壁に当接関係で移動可能に配置されるため、拡張スクリードの全重力及び舗装材料の牽引抵抗は、取り付けブラスケットを介してベーススクリード内へのみ伝わる。拡張スクリードは、ベーススクリードの前壁の前側で2つの小さなリング面上にのみにおいて進行方向とは反対に支持される。牽引バーによって引き起こされる拡張スクリードの不可避のねじれ、牽引抵抗、及び重力は、拡張ガイド構造体の2つのガイド管に嵌められる長いガイドロッドを屈曲させる傾向がある。これは、拡張スクリードのわずかな且つ/又は迅速な且つ円滑な伸縮移動を部分的に又は完全に妨げる。取り付けブラケットと拡張ガイド構造体との間にクランプ締めされているベーススクリードの前壁に、拡張スクリードをゆるく配置することは、さらに、拡張スクリードの伸縮中に拡張スクリードの敷板の高さ位置を正確に且つ迅速に調整することを妨げ、この調整は、作業幅を変えてもレーンの幅を変えるべきではないため、平坦なレーンとスロープとの間の変わり目をベーススクリードに対して固定状態に保持するのに必要である。
特許文献2から既知である拡張スクリードの拡張スクリードの調整アセンブリはいずれも、拡張スクリードの敷板の高さ位置及び横方向傾斜を調整する役割を果たす。ここでは、横方向傾斜の調整は、舗装マットの表面上に特定のクラウンプロファイルを形成するために実行される。調整アセンブリは、スピンドル又は油圧シリンダの形状を有することができ、さらにベーススクリードのアタック角に応じて遠隔制御することもできる。ベーススクリードがねじれる場合及び/又は作用力が作用していても、作業幅を詰まらせることなく変えることを保証するには、両方の拡張スクリードの複数点懸架が、拡張ガイド構造体の静止画定される三点懸架であり、したがって、この拡張スクリードは伸縮中に詰まることがない。
特許文献3から既知である舗装スクリードでは、敷設された舗装マットの表面に長手方向の段が形成されることを防ぐように、拡張スクリードの敷板は、平面に対する舗装スクリードのそれぞれのアタック角に対応する、それぞれに必要な高さ位置までベーススクリードに対して自動的に調整される。これは、調節プロセスを実施することによって実行される。大きな力が作用するにもかかわらず拡張スクリードを詰まらせることなく作業幅を変えることを可能にするために、舗装スクリードは、各拡張スクリードの内側側面及び外側側面において拡張ガイド構造体に対する三点懸架を含む。
特許文献4から既知である舗装スクリードは、ベーススクリードにおいて少なくとも1つの拡張スクリードを有し、特に、斜め下方向に傾斜したスロープを有する舗装マットを敷設することを可能にする。拡張スクリードは、平面に実質的に平行であると共に進行方向に延びるピボット軸を中心に、ベーススクリードに固定されるガイダンスにおいて枢動するか、又はガイダンス自体が、べーススクリードにおいてピボット軸を中心に拡張スクリードと共に枢動される。第1の場合では、作業幅の変化によって、レーンとスロープとの間の変わり目の横方向位置も自動的に変化する。この場合レーンの幅も変わるため、これは重大な欠点である。第2の場合では、変わり目は、作業幅を変えてもベーススクリードに対して固定されたままである。しかしながら、ベーススクリードでガイダンスを枢動するには、非常に複雑な構造が必要とされる。
特許文献5から既知である舗装スクリードは、ベーススクリードの後側で拡張ガイド構造体を介して、ベーススクリードに固定されるガイダンスに取り付けられる拡張スクリードを有する。この舗装スクリードもまた、少なくとも1つの斜め下方向に傾斜したスロープを有する舗装マットを形成するのに使用することができる。各拡張スクリードの調整アセンブリの使用によって、拡張スクリードの敷板の高さ位置及び横方向傾斜の両方が調整される。高さ適合の場合、両方の調整アセンブリは、同期して且つ同じストロークだけ調整される。拡張スクリードの敷板の横方向傾斜角の調整の場合、両方の調整アセンブリは異なるストロークにわたって調整される。作業幅の変化によって拡張スクリードの垂直位置がべーススクリードのアタック角に応じて変わるように、例えばセンサからの様々な関連情報の送信先である調節システムは、両方の調整アセンブリの同時作動を自動的に調節し、そのため、レーンとスロープとの間の変わり目がベーススクリードに対して固定状態に維持されながらベーススクリードと拡張スクリードとの間で一定の位置合わせが維持される。
特許文献6は、各拡張ガイド構造体が2つの平行ガイド管の4つの支持点上で移動する、舗装スクリードを開示している。ベーススクリード、及び舗装材料によって引き起こされる高反力による不可避のねじれに起因して、この四点懸架は、ベーススクリードの作業幅が変わるとき、及び舗装材料によって高反力が引き起こされる場合、故障を起こす傾向がある。
特許文献7から既知である舗装スクリードは、ガイダンスに取り付けられる複数の拡張スクリードをベーススクリードの前側に有する。各拡張スクリードは、拡張スクリードの敷板の高さ適合と、横方向傾斜角の調整の両方を行う2つの調整アセンブリを有する。各拡張スクリードは、入れ子のように2つのセクションに細分される。拡張スクリードの敷板がベーススクリードに対して横方向傾斜すると、それに従ってガイダンスは枢動する。
さらなる先行技術が、特許文献8に含まれている。
拡張スクリードを有する舗装スクリードは、ベーススクリードの幅に相当する一定の輸送幅を越えてはならない。さらに、実質的にベーススクリードの幅の二倍に相当する最大作業幅を達成することが望ましい。これらの理由から、特許文献9から既知である舗装スクリードの各拡張スクリードは、2つのベーススクリードハーフを備えるベーススクリードの約半分の幅だけ拡張され得る。1つのベーススクリードハーフに固定されるガイド固定具が、1つのベーススクリードハーフからベーススクリードの中間を越えて他方のベーススクリードハーフ内へ延びるように拡張スクリードに配置される。それによって、拡張スクリードに接続されるガイド本体は、拡張スクリードが完全に収縮されると、ベーススクリードの中間を越えて他方のベーススクリードハーフ内へ摺動することができる。これは、結果的に、実質的にベーススクリードの幅の二倍に相当する最大作業幅をもたらすだけでなく、有利には、最大限に拡張された拡張スクリードを安定して懸架することも可能にする。拡張ガイド構造体の複数点懸架は、拡張スクリードが伸縮するときに、ベーススクリードのねじれ及び/又は舗装材料によって引き起こされる高い作用・反作用の力にもかかわらず、詰まることがない三点懸架である。
米国特許4,379,653号明細書 独国特許出願公開第2709435号明細書 独国実用新案第9211854号明細書 スイス国特許第488863号明細書 米国特許第5,568,992号明細書 国際公開第04/081287号パンフレット 米国特許出願公開第2007/0258769号明細書 米国特許第592489号明細書 欧州特許第1031660号明細書
スロープさえ有する舗装マットを敷設するための構造的に単純で頑丈な舗装スクリードを提供すること、及びこの舗装スクリードによって実行することができる方法を提供することが本発明の目的であり、その結果、作業幅を変える場合であっても、スロープとレーンとの間の変わり目を単純なやり方でベーススクリードに対して固定状態に保持することができる。詳細には、スロープを形成するときに、高い作用力が、拡張スクリードの伸縮にも、敷設された舗装マットの少なくとも表面の質にも影響を与えないものとする。
この目的は、請求項1の特徴及び請求項15の方法の特徴によって達成される。
舗装スクリードの両方の調整アセンブリを、拡張スクリードの敷板の高さを適合するためにのみ使用され、その一方で拡張スクリードの敷板の横方向傾斜角が、枠に対して又は枠においてピボットヒンジを中心に構造的に分離して調整されるため、いずれの機能に関しても、単純で且つ信頼性が高い調整アセンブリ並びに駆動システム及び制御システムが使用され得る。構造的に且つ機能的に分離している横方向傾斜調整アセンブリも、単純に且つ安定して構成することができる。調整アセンブリ及び/又は横方向傾斜調整アセンブリを作動するための制御部は、これらのアセンブリが別個に作動される場合単純であり得る。特に、作業幅を変えても、レーンとスロープとの間の横方向位置をベーススクリードに対して比較的正確に固定状態に維持するために、調整アセンブリを比較的迅速に作動することができる。調整アセンブリは高さ調整のみを実行し、横方向傾斜調整アセンブリは横方向傾斜のみを設定するため、それぞれの調整プロセスを比較的単純に連係させることができる。調整アセンブリは、拡張ガイド構造体と拡張スクリードの敷板に面する横方向傾斜調整アセンブリとの間に配置されるため、拡張ガイド構造体は、ベーススクリードに対して固定される摺動方向に伸縮される。拡張ガイド構造体は、移動する間に、詰まりを起こさないように複数点懸架で安定して懸架される。全重力及び舗装材料の牽引抵抗は、拡張ガイド構造体を介してベーススクリード内へ伝わり、そのため横方向傾斜調整アセンブリはそのような力から少なくとも部分的に影響を受けないままである。調整アセンブリの横方向傾斜は、ベーススクリード内へ伝わるこれらの力とは独立して調整アセンブリと拡張スクリードの敷板又は拡張スクリードの敷板を担持する枠のいずれかとの間のみで機能的に作用する。
本方法によれば、拡張スクリードの敷板の横方向傾斜角は、高さ適合のみのために設けられる調整アセンブリとは無関係に調整される。各高さ適合操作に関して、拡張スクリードの両方の調整アセンブリは、個々に作動される必要はない。変わり目は、単純な制御部の使用によって、及び任意選択的には調整アセンブリの共通の駆動部によって固定されたままである。
舗装スクリードの一実施の形態では、枠において作用する舗装材料の作用力は、拡張スクリードの敷板を逸れて、調整アセンブリ及び任意選択的に設けられる垂直ガイダンスを介して拡張ガイド構造体へ直接伝わり、このような作用力は、スロープが形成される場合に比較的高くなり得る。拡張スクリードの傾斜した敷板は、そのような高い力から影響を受けないままであり、その結果スロープ領域に舗装マットの良質な表面をもたらす。枠における拡張スクリードの敷板の懸架及び傾斜調整には、低磨耗で動作する単純な構造のみが必要である。
好都合には、横方向傾斜調整アセンブリは、枠又は中間枠のいずれかにおいてピボットヒンジと、駆動部として、ピボットヒンジから摺動方向に距離を置く少なくとも1つのアクチュエータとを有する。この場合、横方向傾斜角の調整に関して、良好に画定されるピボット運動を達成するには控えめな力で十分である。通常は一度のみ設定される傾斜角が、舗装マットを敷設する間に確実に維持される。調整アセンブリは、同じストロークにわたって常に作動されるため作用力により良く耐えて、したがって変わり目の横方向位置を固定状態に保持するのに十分に迅速に拡張スクリードの伸縮に従う傾向がある。調整アセンブリは、拡張スクリードの敷板が枠に対して横方向傾斜すると枠に係合するか、又は敷板を担持する枠が中間枠に対して横方向傾斜すると中間枠に係合する。
好都合には、拡張スクリードの敷板は、平面板の1つの長手方向前側に沿って上方に延びるスカートを有する平面板である。舗装マットの敷設中に舗装材料によって引き起こされる抗力からできる限り拡張スクリードの敷板を解放するために、好都合には、前壁を、進行方向に見て枠の前側においてその枠に取り付ける。前壁は、上部から拡張スクリードの敷板のスカートの前方へ下方に延び、この場合、スカートは、前壁において作用する舗装材料からの作用力の一部が枠内へ直接伝わるように、前壁の背後に隠れる。さらに、前壁は、大きな塊を形成する舗装材料がスカート上に流れ込み、拡張スクリードを汚染するのを防ぐ。
敷板が枠に対して横方向傾斜されると、担持枠が拡張スクリードの敷板上に配置される。担持枠は、好ましくは取り外すことができる。担持枠は、ピボットヒンジの部分、及びアクチュエータに対する少なくとも1つの支持部を備える。枠は、好ましくは、敷板によって閉鎖される、開いた下側を有する逆U字状断面を有し、ピボットヒンジのさらなる部分、及びアクチュエータに対する支持部を担持する。これは、拡張スクリードの敷板が磨耗部品であり、この場合容易に交換することができるため、有利である。さらに、下部から枠内に嵌まる担持枠は、拡張スクリードの敷板を強化する。
ヒンジ軸は、ピボットヒンジの位置合わせされた部分内へ挿入される少なくとも1つのピンによって画定され得る。このピンは、拡張スクリードの敷板を安定して且つ枠の大部分の幅にわたって支持するか、又は同様に中間枠において枠を支持する。
好都合には、取り付け板が、枠の外側端部に配置される。取り付け板は、さらにより大きな作業幅を設定するためのエジャー板又はスクリード拡張部のいずれかを取り付ける役割を果たす。例えば、舗装材料においてスクリード拡張部又はエジャー板の牽引抵抗から生じる力は枠内で作用し、拡張スクリードの敷板を逸れる。
ベーススクリードの前側又は後側に取り付けられる拡張スクリードを有する舗装スクリードの一実施の形態では、ピボットヒンジの横方向位置を適宜選択することができる。いずれも場合も、アクチュエータがピボットヒンジから摺動方向に大きい距離を有する場合に有利である。ベーススクリードの前側に取り付けられる拡張スクリードが、ベーススクリードの前で進行方向に動作する。この場合、スロープが形成されたときにベーススクリードの前に舗装材料が堆積する危険はない。拡張スクリードがベーススクリードの後側に取り付けられる場合、アクチュエータを、好ましくは、ベーススクリードの中間に面する枠の端部領域に配置することができ、一方でピボットヒンジをベーススクリードの中間から離れた枠の端部領域に配置することができる。この場合、拡張スクリードの敷板は、ベーススクリードに向かって面するその端部において、できるだけ外側に配置されるヒンジ軸を中心に枢動される。これによって、スロープを形成するときに、舗装材料が堆積する可能性がある、拡張スクリードの前の三角のデッドスペースが形成されないことが保証される。
横方向傾斜調整アセンブリのアクチュエータは、実質的に垂直方向に向いている少なくとも1つの油圧シリンダであるか、又は例えば内部摩擦若しくは油圧による閉塞によって選択される横方向傾斜角を安全に保持する油圧駆動式若しくは電気駆動式のスピンドル駆動部である。適度な駆動力によって微細な調整を行うために、アクチュエータは、好ましくは、アクチュエータの回転運動を調整移動に変換する角度伝達又はウォーム駆動と組み合わせることができる。安定性の理由から、進行方向に互いから距離を置く2つのアクチュエータを設けることもできる。
舗装材料から生じると共に枠の外側端部で主に作用する作用力は、特に、拡張スクリード部が取り付けられると顕著に高くなり得るため、垂直ガイダンスを調整アセンブリに機能的に関連付けることは好都合であり得る。ユニバーサルジョイトが、垂直ガイダンスと枠との間に設けられ得る。枠が、拡張スクリードの敷板の横方向傾斜を調整するのに横方向傾斜していない場合、垂直ガイダンスは枠と剛性接続している場合さえある。しかしながらその場合にも、拡張スクリードのアタック角をベーススクリードのアタック角とは別個に調整する(これは時折必要とされ得る)には、枠が横方向傾斜しているか又は傾いているときにユニバーサルジョイントは好都合であり得る。
拡張スクリードの敷板が枠に対して横方向傾斜している、好都合な実施の形態では、枠の下側及び拡張スクリードの敷板のスカートの上側は、ベーススクリードの中間に向かって摺動方向に徐々に上昇するべきである。この場合、好ましくは、枠の下側の傾斜は、最大横方向傾斜角を約10%制限し得る。そこで、拡張スクリードの敷板は、最大横方向傾斜角で横方向傾斜すると、機械的に停止すると共に安定して支持される。
スロープを有する舗装マットを敷設するときに、少なくともベーススクリードは舗装スクリードの牽引バーの牽引点の様々な高度設定に起因してねじれを受けることがあるため、また、比較的高い作用力を予測しなければならないとき、ベーススクリードがねじれる場合であっても詰まることがない三点懸架としての複数点懸架を設計することが好都合であり得る。拡張ガイド構造体は、ベーススクリードに固定されるガイダンスの入れ子管構成において伸縮可能である入れ子管において、ベーススクリードの外側にある外側側面に第1の支持点を有する。拡張ガイド構造体は、ベーススクリード内の入れ子管上にある内側側面に、変位可能な第2の支持点を有する。さらに、ガイドレールは、拡張ガイド構造体の後側に固定される。ガイドレールは、摺動方向に延び、ベーススクリードに固定されるトルク支持部内へ摺動可能に係合する。トルク指示部は、ガイダンスの軸を中心とする両回転方向に、且つトルク支持部とガイドレールとの間のガイド接触が第3の支持点を画定するように、ガイドレールを支持する。この三点懸架は、作業幅が必要に応じて急速に且つ非常に均一に変わることができるように、ベーススクリードがねじれる場合であっても詰まることなく働く。しかしながら、このタイプの三点懸架は、各拡張スクリードが、ベーススクリードの全幅の半分に相当しないストロークしか拡張することができないことを示し、その結果最大作業幅がベーススクリードの幅の2倍に相当しない。これによって、完全に拡張された拡張スクリードによって形成されるスロープの幅に制限が課される。
両方の拡張スクリードが最大限に拡張されると、スロープの最適な幅、及び実質的にベーススクリードの幅の二倍に相当する舗装スクリードの最大作業幅を生み出すことを可能にするために、さらなる好都合な実施の形態では、拡張ガイド構造体の複数点懸架はまた、ベーススクリードがねじれた場合にも詰まることなく働く三点懸架である。この場合、拡張ガイド構造体は、ベーススクリードに固定されるガイダンスの入れ子管構成において伸縮することができる入れ子管において、ベーススクリードの外側にある外側側面に第1の支持点を有する。拡張ガイド構造体の内側側面は、ガイド管上のガイド本体内に変位可能な第2の支持点を有する。ガイド管は、ガイダンスに平行に且つ進行方向にオフセットしてベーススクリードに固定される。さらに、拡張ガイド構造体の後側に固定されると共に摺動方向に延びるガイドレールは、第3の支持点を画定し、ここでガイドレールは、ベーススクリードの後側に固定されるトルク支持部に係合する。ガイド管は、固定具において、ベーススクリード内の内側端部に固定され、この固定具は、拡張スクリードの側部からベーススクリードの中間を越えて他方の側まで延びており、そのため、拡張スクリードが最大限に収縮すると、第2の支持点を画定するガイド本体はガイド管上をベーススクリードの中間を越えて実質的に固定具に向かって進むことができる。この構造によって、ベーススクリードの幅の半分に相当する拡張スクリードの最大限に拡張されたストロークがもたらされ、そのため、両方の拡張スクリードを使用することによって、実質的にベーススクリードの幅の二倍に相当する作業幅を設定することができる。ベーススクリードがねじれる場合、及び外部の力が舗装材料から作用する場合であっても、作業幅の迅速な変化が可能であり、それと同時に、例えば、調整アセンブリと協働してスロープへの変わり目が固定状態に保持される。ガイド管をベーススクリードのそれぞれ他方の側に固定する固定具の配置によって、固定具が互いに干渉しないように横方向にオフセットして、少なくとも2つのガイド管をベーススクリード内に配置することが好都合であり得る。
ほぼ自動若しくは少なくとも半自動の調整動作の遠隔作動を可能にするか、又は道路舗装機の操作者によって若しくは関係者によって実行される簡便な調整動作を可能にする舗装スクリードのさらなる実施の形態が、拡張スクリードの敷板の横方向傾斜を測定する横方向傾斜測定装置、及び/又は拡張スクリードの敷板とベーススクリードの敷板との間の相対高差を測定する高さ測定装置、及び/又はアクチュエータ内の若しくはアクチュエータにおける線形進行測定装置を有し、ここで、横方向傾斜調整アセンブリは、それぞれが重畳制御装置と信号送信するように接続する。実際の状態に関する情報の補助によって十分に迅速に拡張スクリードを調整することができ、このことによって、スロープを有する舗装マットの敷設中に作業幅の変化に関係なく、レーンとスロープとの間の変わり目がベーススクリードに対して固定状態に保持されるか又は少なくともドリフトオフ時に比較的迅速に所望の横方向位置へ戻る。
枠が拡張スクリードの敷板と共に中間枠に対して横方向傾斜する舗装スクリードの一実施の形態において、横方向傾斜調整アセンブリのピボットヒンジ及びアクチュエータ間で、拡張スクリードの摺動方向に調整アセンブリを中間枠に配置することは好都合であり得る。この構造によって、中間枠において枠を支持するための最適な寸法の長さが得られる。取り付けられるスクリード拡張部も、より広い幅のスロープを形成することができるように横方向傾斜される。
作業幅が変えられても、レーンとスロープとの間の変わり目をベーススクリードに対して固定状態に保持するためには、遠隔制御される調整アセンブリが必須であり、そのため、拡張スクリードを伸縮しながら高さ調整を実行することができる。各調整アセンブリは、少なくとも1つのねじスピンドル装置又は油圧シリンダ及び駆動部を備え得る。好都合には、共通の遠隔制御駆動部もまた、各拡張スクリードの両方の調整アセンブリに関連付けられる。共通の駆動部は、構造的に単純であり、両方の調整アセンブリをそれぞれ同じストロークにわたって同期して調整することを保証する。駆動部は、油圧駆動部又は電気駆動部であってもよい。好都合には、1つ若しくは複数のチェーンドライブ又は伝動列が、それぞれの駆動部又は共通の駆動部とそれぞれのねじスピンドル装置との間に設けられる。共通の駆動部は、ねじスピンドル装置の1つだけに係合することさえもでき、このねじスピンドル装置は次いで、チェーンドライブによって他方のねじスピンドル装置に連結して、両方のねじスピンドル装置の同期調整を達成する。迅速に高さ調整を行う間に均一に生じる負荷を分散するために、1つの調整アセンブリの各ねじスピンドル装置内に一対のねじスピンドルを提供すること、及びその対のねじスピンドルを同期して駆動することは好都合であり得る。このときそれぞれの垂直ガイダンスは、好都合には、対のねじスピンドル両方の間に配置され得る。この場合、両方のねじスピンドルは、進行方向に前後にして配置され得る。
本方法によれば、舗装マットの敷設中に必要とされる拡張スクリードの敷板の横方向傾斜角の変化が、枠内に配置される横方向傾斜調整アセンブリの作動によってのみ実行され、それと同時に、変わり目の横方向位置をベーススクリードの敷板に対して固定状態に保持するために調整アセンブリが別個に作動されると有利であり得る。
制御ルーチン又は調節ルーチンが実行される場合があり、これによれば、調整アセンブリの高さ調整速度は、ガイドパラメータとして拡張スクリードの伸縮の速度に相関する。これは、例えば、摺動方向における伸縮の速度が、設定された横方向傾斜角に対応する高さ調整の調整速度と一致することを意味し得る。
舗装マットを敷設している、浮動式に牽引される舗装スクリードを有する道路舗装機の概略側面図である。 ベーススクリード及び完全に拡張された拡張スクリードの実質的に半分だけを示す舗装スクリードの第1の実施形態の後面図である。 図2に示される舗装スクリードの後部左手上側からの斜視図である。 拡張スクリードが完全に収縮している図2の舗装スクリードの後部左手上側からの斜視図である。 1つの拡張スクリードの枠の斜視図である。 拡張スクリードの敷板の斜視図である。 拡張スクリードの敷板が取り付けられる枠の外側端部の上面図である。 拡張スクリードの第2の実施形態の斜視図である。
図1は、進行方向に打設された舗装材料Vから舗装マット43を敷設しながら平面P上に舗装スクリードEを浮動式に牽引する道路舗装機RFを概略的に示す。舗装マット43は、例えば、平面レーン45及び斜め下方向に傾斜したスロープ44を含む。舗装スクリードEは、下側に敷板1を有するベーススクリードGを備える。敷板1は、平面Pに対してアタック角αをなす。ベーススクリードGは、摺動方向Zにおいて図面に垂直に伸縮することができる少なくとも1つの拡張スクリードAのための固定ガイダンスFを各側面に有する。敷板2が、拡張スクリードAの下側に取り付けられる。舗装スクリードEは、ベーススクリードGに接続される牽引バー9を介して道路舗装機RFの牽引点5に連結される。アタック角αを設定するか又は舗装スクリードEの両側のアタック角αを異なるように設定するために、牽引点5は、上下二重矢印6のそれぞれの方向に個々に又は共通するように調整される。図1は、ベーススクリードGの後側に2つの拡張スクリードAを示す。これらの拡張スクリードAは、実質的に左右対称である。図示されていない代替形態では、ただ1つの拡張スクリードAを提供してもよいし、又はそれぞれの拡張スクリードAをベーススクリードGの前側に配置してもよい。
少なくとも2つの調整アセンブリ3が、拡張ガイド構造体A1とガイダンスFとの間で摺動方向Zの中間に距離を置いて実質的に垂直に配置され、ガイダンスFは、ベーススクリードGと拡張スクリードAの敷板2とに固定される(図2)。さらに、別個の横方向傾斜調整アセンブリQが、拡張スクリードAの敷板2をヒンジ軸Xを中心に傾斜させるように調整アセンブリ3と拡張スクリードAの敷板2との間に設けられる。ヒンジ軸Xは、例えば図示されるように、平面Pと平行であり、スロープ44を形成するために進行方行Rに延びる。調整アセンブリ3は、拡張スクリードAの敷板2の端部縁の後部下側端部点の高さ位置を調整する役割を果たす。この端部点は、レーン45の高さ位置に対するアタック角αの大きさに応じてベーススクリードGに面する。横方向傾斜調整アセンブリQは、レーン45に対するスロープ44の傾斜又は拡張スクリードAの敷板2の横方向傾斜角39’(図3)を調整する役割を果たし、そのため拡張スクリードAの敷板2の下側端部縁の外側端部点が、スロープ44の外縁に対応する面4に仰角を有する。レーン45とスロープ44との間の変わり目19’が、理論上の交点19によって拡張スクリードAの敷板2とベーススクリードGの敷板1との間で舗装マット43の表面に画定される(例えば図2による、後側からの舗装スクリードEの内部図)。交点19は、ベーススクリードGの後側に取り付けられる拡張スクリードAの場合には(図1)、ベーススクリードGの敷板1の後縁の最外端部点に位置するべきであり、レーン45の幅を過度に変えるのではなくスロープ44の幅のみを変えるように、作業幅が変えられるときに、ベーススクリードGに対して固定状態に保持されるべきである。
舗装マット43を敷設すると、例えばアスファルト舗装材料すなわちコンクリート舗装材料である舗装材料Vが、舗装スクリードEの前にある道路舗装機RFから平面P上に打設され、図示されていない横方向分配装置によって横方向に散布され、舗装材料V上で浮動する舗装スクリードEによって均されて押し固められる。任意選択的に、敷板1、2において又はそれらの上で、さらなるタンパ、振動装置、及び/又は加圧アセンブリが、舗装マット43を均して押し固めてもよい。ベーススクリードGによって形成されるレーン45は、横方向に平面であるか又はクラウンプロファイルを有する。牽引点5が異なる高度に設定される(舗装マットの厚さが横方向に変わり得る)と、ベーススクリードGは、アタック角αが横方向に変わるように固定接続される牽引バー9を介したねじれを受ける。
図2〜図4によれば、ベーススクリードGは、接合部7においてベーススクリードGの中間Mで相互接続する第1のベーススクリード部分G1及び第2のベーススクリード部分G2を備えることができ、そのため、図示されていない調整装置によってベーススクリード部分G1、G2は、互いに対して平行に向いている(平坦なレーン45の場合)か、又は互いに対して鈍角を形成する(クラウンプロファイルを有するレーン45の場合)。各ベーススクリード部分G1、G2は、内側側面15及び外側側面16を有する箱型構成であり、牽引バー9に対する接続部8を有する。
拡張スクリードAは、ガイダンスFにおいて摺動可能に伸縮することができ、このガイダンスFは,拡張ガイド構造体A1を介して例えば1つの駆動部14(例えば油圧シリンダ)によってベーススクリード部分Gに固定されると共にベーススクリードGに平行である(図2における摺動方向Z)。複数点懸架Kが、拡張ガイド構造体A1とベーススクリードGとの間に設けられる。図2の複数点懸架Kは三点支持であり、この三点支持により、ベーススクリードGがねじれる場合及び/又は作用力が舗装材料Vから作用している間であっても詰まることなく拡張スクリードAを伸縮することが保証される。ガイダンスFは、図2〜図4の実施形態において3つの平行なガイドアセンブリF1、F2、F3を含み、これらは、舗装スクリードEの側面図において、互いに対してオフセットしており、敷設プロセス中に、例えば拡張スクリードAにおける舗装材料Vの、ベーススクリード部分Gに対する牽引抵抗から生じるトルクを吸収する。
第1のガイドアセンブリF1(図2、図3)は、ベーススクリード部分G1の内側側面15及び外側側面16の間で固定される、例えば入れ子管構成を含み、入れ子管は外側管26、摺動可能な中間管27、及び最も内側の入れ子管28から成る。入れ子管28は、箱型の拡張ガイド構造体A1の外側側面29(第1の支持点P1)に固定される。
第2のガイドアセンブリF2は、ガイドロッド又はガイド管12’を含み、これは、ベーススクリード部分G1内の入れ子管構成に対して平行であり、内側側面15、外側側面16間で固定される。図2及び図3のガイド管12’の右側端部は、内側側面15に接続する固定具13に固定される。しかしながら、固定具13は、内側側面15及びベーススクリード部分Gの片側から延びており、すなわち、ベーススクリード部分G1から中間Mを越えて他方のベーススクリード部分G2内へ延びる。ガイド本体17が、ガイド管12’上に摺動可能に案内される。ガイド本体17は、拡張ガイド構造体A1の内側側面18に固定され、第2の変位可能な支持点P2を画定する。拡張スクリードA(摺動方向Zで見られる拡張スクリードAの幅は、実質的にベーススクリード部分G1の幅に相当する)は、実質的にベーススクリード部分G1の幅に相当するストロークにわたって移動可能である。これは、この実施形態において達成される。その理由は、拡張スクリードAが完全に収縮するとガイド本体17(第2の支持点P2)が中間Mを越えて固定具13に近接する位置17Rに達することができ、そのため、拡張ガイド構造体A1の内側側面18が図2の点線の位置18Rに達するためである。拡張スクリードAを完全に拡張すると、ガイド本体17は、少なくともベーススクリード部分G1の幅だけ移動してベーススクリード部分G1の外側側面16(図2)へ実質的に当接する。これによって、ベーススクリード部分G1において拡張スクリードAが安定した懸架状態で、拡張スクリードAの完全拡張位置(図2)をもたらし、また、完全収縮位置ではベーススクリードGの幅に相当する最小作業幅又は輸送幅をもたらす。2つの拡張スクリードAが提供される限り、実質的にベーススクリードの幅の二倍に等しい最大作業幅が達成される。
図2及び図3では、第3のガイドアセンブリF3は、ガイドレール10及びガイドレール10のトルク支持部11を含む。ガイドレール10は、拡張ガイド構造体A1の後側に取り付けられ、摺動方向Zに延びる。トルク支持部11は、ベーススクリード部分G1の外側側面16に取り付けられる。ガイドレール10は、例えばローラ又は摺動ブロック間のトルク支持部11に係合する。トルク支持部11とガイドレール10との間のガイド接触は、第3の支持点P3を画定する。
支持点P1、P2、P3による三点懸架は、拡張スクリードAが詰まることなく完全なストロークにわたって移動することを保証する。
ここで、2つの拡張スクリードAがベーススクリードGの後側に配置される場合、両方の拡張ガイド構造体A1、及びガイダンス又はガイドアセンブリF1、F2、F3は等しく設計される。しかしながら、ガイドアセンブリF1、F2、F3は、両方の拡張スクリードAを完全に収縮するときに相互の衝突を防ぐために舗装スクリードEの側面図におけるベーススクリード部分G1、G2内で互いに対してオフセットしている。
拡張ガイド構造体A1の三点懸架の最も重要な利点は、ベーススクリードGがねじれた場合でも、また拡張スクリードA上の舗装材料Vによってトルクがもたらされた場合でも、詰まりは起こらないため、変位駆動部14、すなわちベーススクリード部分G1から中間Mを越えて他方のベーススクリード部分G2内へ延びる駆動部14のシリンダ管12が迅速に且つジャーク又は遮断なく(さもなければ敷設された舗装マット43の表面に望ましくない欠陥が生じることになる)作業幅を変えることができるということである。
別のタイプの三点懸架も図2に示される。この場合、拡張ガイド構造体A1の内側側面18において点線で示されるガイド本体17’は、内側側面15、外側側面16間のベーススクリード部分G1の内部に、入れ子管構成すなわち外側入れ子管26上に直接案内され、そのことによって、第2の変位可能な支持点2が第1の支持点P1と同軸になる。拡張ガイド構造体A1の第3の支持点P3も同様に、トルク支持部11において、ガイドレール10のガイド接触によってベーススクリード部分G1の側面16に画定される。しかしながら、この場合、ガイド本体17’の変位ストローク、結果として拡張スクリードAの変位ストロークは、ベーススクリード部分G1の内側側面15、外側側面16間の距離によって制限され、したがってベーススクリードGの幅の半分よりも短い。
ガイド本体17、17’はいずれの場合も内側側面18と接続して、ベーススクリード部分G1の外側側面16内の切欠部を突き進み、そのため拡張ガイド構造体A1は、外側側面29が外側側面16の外側面に当接するまで、ベーススクリードG1内へこの切欠部を突き進み得る。
拡張スクリードA毎に提供される2つの調整アセンブリ3は、摺動方向Zで離間している例えば2つのねじスピンドル装置30、31(図2)を含む。各ねじスピンドル装置30、31は、例えば上側作用端部点40でアクセス可能な機械的な作動装置26(オプションとして)を備え得る。上部作用端部点40は例えば、拡張ガイド構造体A1の下側に取り付けられる支持コンソールであり得る。各調整アセンブリ3の下側作用端部点35が、下側枠A2の実質的に水平の上側側面24上に取り付けられるコンソールによって画定され得る。下側枠A2は、ねじスピンドル装置30、31を介して拡張ガイド構造体A1と接続され、垂直方向に移動可能であるように、図2及び図3に示される垂直ガイダンス33によってさらに支持される。図示の実施形態では、各ねじスピンドル装置30、31は2つのねじスピンドル32を含み、ねじスピンドル32間にそれぞれの垂直ガイダンス33が配置される。垂直ガイダンス33は、上側端部点及び下側端部点で、拡張ガイド構造体A1及び下側枠A2との剛性継手又はユニバーサルジョイントのいずれかで接続され、例えば、入れ子状に調整可能である。ねじスピンドル装置30、31の代わりに、油圧シリンダ(図示せず)を設けてもよい。
図2及び図3において、各ねじスピンドル装置30、31のねじスピンドル32は、エンドレスチェーン34による同期移動のために連結される、例えばスプロケットホイールを設けられる。好ましくは、共通の駆動部20が、ねじスピンドル装置30、31両方のために拡張ガイド構造体A1に設けられ、例えば、電気モータ又は油圧モータがねじスピンドル装置30、31両方を、エンドレスチェーン36(伝動列又は駆動列)を介して同じストロークだけ同期して且つそれぞれを調整する。
代替的に、別個の駆動部20、例えば油圧モータ又は電気ギアモータを、各ねじスピンドル32又は各ねじスピンドル装置30、31のために設けてもよい。
横方向傾斜調整アセンブリQは、下側枠A2内に配置され、例えば(図2に概略的に示されている)拡張スクリードAの敷板2において少なくとも1つの支持部47と接続する、遠隔作動可能なアクチュエータ22(例えば、油圧モータ、油圧シリンダ、又は電気モータ)を含む。アクチュエータ22は、例えば、角度伝達又はウォーム伝達又はウォーム駆動27を介して少なくとも1つの垂直ねじスピンドル23を駆動する。代替的に、複数のアクチュエータ22又はねじスピンドル23を、進行方向Rで互いに前後に且つ間に距離を置いて設けることもできる。アクチュエータ22は油圧シリンダでさえもあり得るが、これは、1つ又は複数の支持体47それぞれとのリンクアセンブリを介して連結されるか、又は垂直に配置され1つ又は複数の支持体47と直接連結される。
拡張スクリードAの敷板2は、横方向傾斜各39’を設定するために下側枠A2内のピボットヒンジ21のヒンジ軸Xを中心にアクチュエータ22によって枢動され得る。拡張スクリードAがベーススクリードGの後側に取り付けられている、図示の実施形態では、ヒンジ軸Xは、例えば下側枠A2の(図4の取り付け板46に近接した)外側端部領域に位置付けられる。アクチュエータ22は、下側枠A2の対向する端部の付近に取り付けられる。ヒンジ軸Xは、拡張スクリードAの敷板2に実質的に平行に延び、進行方向Rに平行に延びる。代替的にピボットヒンジ21を、下側枠A2の端部領域間の別の場所に設置してもよい。
エジャー板48又はスクリード拡張部49のいずれも、下側枠A2の外側端部で取り付け板46に取り付けることができる。エジャー板48は、打設された舗装材料Vの横方向境界を形成する。拡張スクリード部49によって、さらに拡大した作業幅を有する舗装マットを敷設することが可能になる。舗装材料Vの牽引抵抗は、特にエジャー板48及び/又はスクリード拡張部49を介して下側枠A2に力を加える。これらの力は、拡張スクリードAの敷板2を逸れて、下側枠A2内の力伝動経路に沿って垂直ガイダンス33及び調整アセンブリ3を介して拡張ガイド構造体A1へ導入される。
図5、図6、図7の拡張スクリードAの下側枠A2は、逆U字状断面及び開いた下側57を有し、上側側面24上でコンソール35を担持する。上側側面は、開口54及びアクチュエータ22、23に対する支持部55を有する。ベアリングブロック56が、下側枠A2内においてピボットヒンジ21の部分として取り付け板46の背後に配置される。ベアリングブロック56では、ピン(図示せず)を、例えば枠開口部を通して取り付けることができ、次いでピンはヒンジ軸Xを画定する。
拡張スクリードAの敷板2は、平面板の形状を有し、前側には上方に曲がったスカート38’を有する。敷板2は、ピボットヒンジ21のさらなる部分としてのベアリングブロック58を担持しながら、通し形状の(through-shaped)の担持枠59(溶接され且つ/又はねじ接続によって固定される)を担持する。担持枠59はさらに、アクチュエータ22に対する支持部47を有する。スカート38’は、最初に敷板2に平行に延び、次にさらなる部分で斜め上方に延びる上縁52を有する。前壁51が下側枠A2にあるブラケット50に取り付けられる。前壁51は、舗装材料Vからの力を吸収してスカート38’のマーク付けされた部分を遮蔽するために、傾斜した下縁53に下方に延び、(進行方向Rにおいてスカート38’の前で)スカート38’に重なる。
舗装スクリードEの図示されていない代替形態(前取り付け版)では、各拡張スクリードAを、べーススクリードGに固定されるガイダンスF、及び図2〜図4に類似した拡張ガイド構造体A1によって、べーススクリードGの前側に取り付けることができる。この場合、ヒンジ軸X又はピボットヒンジ21を、枠A2の内側端部領域に近接して又は下側枠A2の端部領域間のいずれかの場所にさえ位置付けすることができる。この場合、アクチュエータ22は、例えば、下側枠A2の外側端部領域の付近に位置付けすることができる。
下側枠A2の高さは、例えば、拡張スクリードAの敷板2の最大横方向傾斜角39、39’に対応して漸減する。2E(図4)における最大横方向傾斜の場合、及び(平坦なレーン45を形成するために)2E’においてベーススクリードGの敷板1又は敷板1の後部下側端部縁1Eに直線的に位置合わせされる、敷板2の後部下側端部縁が図3に示されている。
図2は、レーン45及びスロープ44間の変わり目19’を示す。変わり目19’の横方向位置は、拡張スクリードAの横方向傾斜した敷板2の後部下側端部縁2EとベーススクリードGの敷板1の後部下側端部縁1Eとの間の理論上の交点19によって画定される。舗装スクリードEの作業幅が変えられても、交点19又は変わり目19’はベーススクリードGに対して固定状態に保持されなければならないため、レーン45の幅は変わらない。これは、横方向傾斜調整アセンブリQを一切作動させることなく、調整アセンブリ3の作動によって達成される。
横方向傾斜測定装置42(例えば下側枠A2内の例えば角度センサ)、及び/又は拡張スクリードAの敷板2の後部下側端部縁2EとベーススクリードGの敷板1の後部下側端部縁1Eとの間の相対的な高さの差を検出する高さ測定装置(図示せず)、及び/又はアクチュエータ22における若しくはアクチュエータ22内の線形進行測定装置が、舗装スクリードE又は拡張スクリードA内に設けられ得る(図2)。上記で列挙したような各測定装置は、重畳制御装置Cと信号送信接続することができ、例えば横方向傾斜等に関する情報を伝える。さらに、舗装スクリードEのアタック角αに関する情報を送信する制御装置C、及び/又はベーススクリードGに対する拡張スクリードAの収縮位置若しくは拡張位置若しくは摺動位置に関する情報を送信する、例えば駆動部14の進行測定装置に、角度センサ(42)を接続することができる。同様に、制御装置Cは、敷設状況が変化しても(例えば、作業幅が変わる場合でも)交点19又は変わり目19’がベーススクリードGに対して固定状態に保持されるように、調整アセンブリ3を同期作動させるために、調整アセンブリ3、及び任意選択的に横方向傾斜調整アセンブリQにさえもコマンド信号を送信するために接続することができる。これは、自動又は半自動制御プロセスで実行することができる。
図2〜図4の舗装スクリードEの実施形態では、拡張スクリードAがベーススクリードGの後側に取り付けられているため、交点19は、ベーススクリードGの敷板2の後縁の外側下側端部に恒久的に位置するはずである。しかしながら、拡張スクリードAがベーススクリードGの前側に取り付けられた舗装スクリードEの場合、交点19は、ベーススクリードGの敷板1の後部下縁の最外端部点に対してさらに内方へ位置付けされ得るが、この場合も、作業幅が変わっても調整アセンブリ3の対応する作動によって固定状態に保持されるはずである。
図1においてアタック角αが縮小すると、ベーススクリードGが敷板1の前縁を中心に回転する傾向があるため、拡張スクリードA、したがって拡張スクリードAの敷板2の下縁の内側端部点は、ベーススクリードGの敷板1の後部下側端部縁に対して上昇する。次いで、上昇した拡張スクリードAは、舗装マット43の表面に長手方向の段を生じさせる。長手方向の段を防ぐには、アタック角αが縮小する場合、拡張スクリードAの敷板2の後部下側端部縁がベーススクリードGの敷板1の端部縁の高度に位置するまで、下側枠A2を調整アセンブリ3を介して下降させる。反対に、アタック角αが増大する場合、下側枠A2をそれに伴い調整アセンブリ3を介して上昇させる。拡張スクリードAが、図2において右側へさらに摺動し且つ横方向傾斜角39’が0度よりも大きくなるように設定される場合、それと同時に下側枠A2は、交点19がベーススクリードGに対して横方向に固定されたままでいる限り、調整アセンブリ3を介して上昇する。図4の拡張スクリードAの完全収縮位置では、拡張スクリードAの敷板2が横方向傾斜している場合であっても、交点19がベーススクリードGの敷板1の左側端部に位置付けられている限り、下側枠A2は調整アセンブリ3を介して上昇する。
スロープ44を有する舗装マット43を敷設しながら、作業幅を変えるときにベーススクリードGに対する交点19からのドリフトをできるだけ迅速に阻止することが重要である。道路舗装機RFにおいて(又は舗装スクリードEでの図示されていない外部制御パネルにおいて)、例えば、制御装置Cを作動する複数のスイッチ又はボタンを有する作動装置が設けられる。これらのボタン又はスイッチは、道路舗装機の操作者又は関係者によって一つずつ操作することができる。アクチュエータ22を制御するスイッチ又はボタンは、選択的に遮断することができる。このスイッチ又はボタンの機能を遮断状態から解除すると、調整アセンブリ3を制御するボタン又はスイッチは、拡張スクリードAを伸縮するスイッチ又はボタンに連結され、そのため拡張スクリードAを伸縮するスイッチ又はボタンを作動すると、必要な高さ適合が自動的に実行される。調整アセンブリ3の線形速度が所与である場合、好都合には、拡張スクリードAの伸縮速度は、交点19が固定状態に保持されるように高さ適合の速度と相関されるべきである。換言すれば、交点19の各横方向位置はまず、制御装置Cで後に行われる調節操作のために設定され得る。そのような調節操作に関して、他の方法、例えば完全自動調節方法さえも使用することができる。
図4において拡張スクリードAは完全に収縮している。拡張スクリードAの外側側面29は、実質的にベーススクリード部分G1の外側側面16において外側から当接している。ガイド本体17(図4には示されていない)は、固定具13(位置18R、17R)へ移動している。トルク支持部11は、ガイドレール10の他方の端部で係合する。ベーススクリードGの敷板1は、進行方向Rで拡張スクリードAの敷板2の前に位置付けされている。拡張スクリードの敷板2は内側端部においていくらか上昇している。図4において拡張スクリードAの敷板2の後部下縁2Eの左側端部がベーススクリードGの敷板1の後部端部縁1Eの高度又はそれよりもさらに高くに配置されるような高さに、下側枠A2が調整アセンブリ3を介して上昇している。入れ子管構成は完全に収縮している。これはまた、完全に上昇した舗装スクリードEを有する道路舗装機RFの輸送進行位置である場合があり、その場合、ベースベーススクリードGの幅に相当するだけの輸送幅を有する。
図8に示される舗装スクリードEのさらなる実施形態は主に、スロープ44を形成する拡張スクリードAの敷板2の横方向傾斜角39’を設定するには、拡張スクリードAの敷板2は、ピボットヒンジ21において下側枠A2に対して横方向傾斜するのではなく、下側枠A2に取り付け固定される(好ましくは下側枠A2が交換可能であるように)という点で、図2〜図7の実施形態と異なる。この場合、下側枠A2は、アクチュエータ22によってピボットヒンジ21において拡張スクリードAの敷板2と共に横方向傾斜する。さらに、拡張スクリードAの調整アセンブリ3、30、31は共通して、中間枠61に係合し、中間枠61において下側枠A2に対するピボットヒンジ21が設けられ、中間枠61にアクチュエータが係合し、アクチュエータが下側枠A2と接続する。ピボットヒンジ21及びアクチュエータ22はそれぞれ、下側枠A2の端部領域に近接して、すなわち外側端部及び内側端部に近接して配置され、調整アセンブリ3、30、31はその間に位置付けされる。
図8では両方の拡張スクリードAも最大限に拡張されている。図8の左側の拡張スクリードAは、拡張スクリードAの敷板2が、外側端部からベーススクリードGの中間Mに向かって横方向傾斜角39’を有して斜めに上がるようなスロープ44を形成するように調整される。スロープ44及びレーン45間の変わり目19’又は交点19の横方向位置は、ベーススクリードGの敷板1の外側端部にある。
各拡張スクリードAの調整アセンブリ3、30、31に両方とも共通である駆動部20は、拡張ガイド構造体A1に取り付けられる。駆動部20は、チェーンドライブ又は伝動列36を介して調整アセンブリ3、30、31のねじスピンドルと駆動接続している。
図8の舗装スクリードEのさらなる構造は、図2〜図7の舗装スクリードEの他の実施形態の構造に対応する。それぞれの拡張ガイド構造体A1に対する複数点懸架Kは、第1の支持点P1、第2の支持点P2、及び第3の支持点P3を有する三点懸架である。第1の支持点P1は、拡張ガイド構造体A1の外側側面、詳細には入れ子管28が外側側面29に固定される場所に位置する。第2の支持点P2は、拡張ガイド構造体A1の内側側面18に固定されるガイド本体17に位置し、ガイドロッド又はガイド管12’上に摺動可能に案内される。ガイドロッド又はガイド管12’は、ベーススクリード部分G1の外側側面16の外側端部に固定され、内側端部と共にベーススクリードGの中間Mを越えて他方のベーススクリード部分G2内へ固定具13まで延びる。固定具13は、ベーススクリード部分G1に配置されると共にベーススクリード部分G1の内側側面15と接続するため、ガイド本体17がベーススクリード部分G1の外側側面16の内側にある外側位置から、最大では、該固定具13に当接するまで移動することができる。拡張スクリードAの最大ストロークは、実質的にベーススクリードGの半分に相当する。第3の支持点P3は、ベーススクリードGの外側側面と、拡張ガイド構造体A1の後側に取り付けられるガイドレール10とに取り付けられるトルク支持部11、及びガイドレール10とトルク支持部11との間の係合によって画定される。第1の支持点P1、及び第2の支持点P2は、拡張スクリードAの伸縮に従う。第3の支持点P3は、ベーススクリードGに対して固定された状態のままである。ガイド管12’は、ベーススクリード部分G1の内側側面15及び外側側面16の間に延びている外側入れ子管26と、中間入れ子管27と、最も内側の入れ子管28とを有する入れ子管構成から進行方向Rにオフセットしている。ベーススクリード部分G1、G2両方のガイド管12’も、駆動部14、12(すなわち外側側面16の対応する切欠部を通って延びると共に拡張ガイド構造体A1に係合する油圧シリンダ)と同様に、進行方向Rに互いに対してオフセットしている。
図8においてエジャー板48は、取り付け板46に取り付けられ、舗装マットを敷設する間に舗装材料Vが設定された作業幅から横方向に流れ出ることがないようにする。エジャー板48の代わりに、図示されていないスクリード拡張部を取り付け板46に取り付けてもよい。その場合、舗装スクリードEの最外端部を画定する各スクリード拡張部は、エジャー板48も担持する。
図8において、両方のベーススクリード部分G1、G2は、互いに位置合わせされる(平坦なレーン45)。しかしながら、ベーススクリード部分G1、G2は、図8に示される位置合わせされた位置から互いに対して接合部7を中心に傾斜して、鈍角を形成すると共にレーン45にクラウンプロファイルを形成し得る。このために、装置62がベーススクリードGに設けられ得る。さらに、この実施形態は、道路舗装機RFにおける牽引点5の高度を調整する必要なく、牽引バー又は接続部8に対する舗装スクリードEのアタック角αを変えるために、ベーススクリードGと図8に示されていない牽引バーのための接続部8との間に装置63を有する。
図8の実施形態は、先述の実施形態に関して説明したように、拡張ガイド構造体A1の静的画定される三点懸架を備えることができる。この場合、図8に示されないガイド本体は、拡張ガイド構造体A1の内側側面18におけるガイド本体17の代わりに、入れ子管構成の外側入れ子管26上に摺動可能に案内される。この場合、第1の支持点P1、及び第2の支持点P2は、入れ子管構成の軸に位置してもよい。しかしながら、この場合、拡張スクリードAの可能なストロークは、図8に示される三点懸架の場合よりもいくらか短くなるであろう。
変わり目19’又は交点19の横方向位置は、作業幅を変える場合であっても、伸縮によって一致される調整アセンブリ3、30、31を作動することによって(駆動部14、12)、ベーススクリードGに対して固定状態に保持される。中間枠61は、拡張スクリードAが収縮される間に上昇する。中間枠61は、拡張スクリードAが拡張される間に下降する。
RF 道路舗装機
F1、2、3 ガイドアセンブリ
A 拡張スクリード
A1 拡張ガイド構造体
A2 下側枠
E 舗装スクリード
G ベーススクリード
Q 横方向傾斜調整アセンブリ
3、30、31 調整アセンブリ
9 牽引バー
12、14 駆動部
39’ 横方向傾斜角

Claims (16)

  1. 道路舗装機(RF)の舗装スクリード(E)であって、
    ガイドアセンブリ(F1、F2、F3)においてそれぞれ支持される1つのベーススクリード(G)及び複数の拡張スクリード(A)であって、前記ベーススクリードに固定されるガイダンス(F)に拡張ガイド構造体(A1)を有し、前記拡張スクリード(A)は、前記ベーススクリードの前側又は後側に配置され、駆動部(14、12)によって摺動方向(Z)に伸縮可能であり、且つ前記舗装スクリード(E)の作業幅を変えるために前記ベーススクリード(G)に対して平行である、ベーススクリード(G)及び拡張スクリード(A)と、
    前記ベーススクリード(G)及び前記拡張スクリード(A)の下側にそれぞれ配置される敷板(1、2)と、
    前記敷板(1、2)が平面(P)に対してアタック角(α)を成して前記舗装スクリード(E)を浮動式に牽引する牽引バー(9)のために前記ベーススクリード(G)に配置される接続部(8)と、
    前記拡張ガイド構造体(A1)及び前記ベーススクリード(G)間の前記ガイドアセンブリ(F1、F2、F3)に設けられる、それぞれの複数点懸架(K)と、
    前記拡張スクリード(A)の下側枠(A2)であって、前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)を担持する下側枠(A2)と、
    少なくとも2つの実質的に垂直な調整アセンブリ(3、30、31)であって、それぞれの前記拡張スクリード(A)の前記摺動方向(Z)において離間しており、少なくとも1つの駆動部(20)を介して作動可能であり、前記ベーススクリード(G)に対する前記下側枠(A2)の高さ位置を少なくとも調整するために前記拡張ガイド構造体(A1)に係合する、少なくとも2つの実質的に垂直な調整アセンブリ(3、30、31)と、
    少なくとも1つの遠隔制御駆動部を有する横方向傾斜調整アセンブリ(Q)であって、
    少なくとも実質的に前記摺動方向(Z)に垂直であり且つ前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)に平行な向きであるヒンジ軸(X)を有するピボットヒンジ(21)を中心に、前記ベーススクリード(G)に対する前記拡張スクリード(A)の前記下側枠(A2)及び/又は前記敷板(2)での横方向傾斜角(39’)を調整するために、前記調整アセンブリ(3、30、31)から構造的に分離している横方向傾斜調整アセンブリ(Q)とを備え、
    前記調整アセンブリ(3、30、31)は、前記拡張スクリード(A)の前記拡張ガイド構造体(A1)と前記下側枠(A2)との間に配置され、
    前記横方向傾斜調整アセンブリ(Q)は、前記調整アセンブリ(3、30、31)と前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)が固定される前記下側枠(A2)との間、又は横方向傾斜のために前記拡張スクリードの前記敷板(2)が取り付けられる前記下側枠(A2)と前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)との間に配置されることを特徴とする舗装スクリード。
  2. 前記横方向傾斜調整アセンブリ(Q)の前記ピボットヒンジ(21)は、前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)と前記下側枠(A2)との間、又は中間枠(61)と前記下側枠(A2)との間に設けられ、
    前記中間枠(61)は、前記調整アセンブリ(3、30、31)の複数の下側作動端部点(35)を相互接続するように提供され、
    前記横方向傾斜調整アセンブリ(Q)の前記駆動部として、少なくとも1つのアクチュエータ(22)が摺動方向(Z)において前記ピボットヒンジ(21)から距離を置いて設けられ、
    前記アクチュエータ(22)は、前記拡張スクリード(A)の前記下側枠(A2)と前記敷板(2)との間、又は前記下側枠(A2)と前記中間枠(61)との間にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1に記載の舗装スクリード。
  3. 前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)は、進行方向(R)の前方長手方向側にスカート(38’)を有する平面板として形成され、
    前壁(51)が、前記進行方向(R)に見て前記下側枠(A2)の前側に取り付けられており、上部から前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)の前記スカート(38’)の前部を越えて下方へ延びることを特徴とする請求項1に記載の舗装スクリード。
  4. 担持枠(59)が前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)上に配置され、
    前記担持枠(59)は、前記ピボットヒンジの部分及び遠隔制御駆動部に対する少なくとも1つの支持部(47)を備え、
    逆U字状断面及び開いた下側(57)を好ましくは有する前記下側枠(A2)は、前記ピボットヒンジ(21)のさらなる部分及び前記駆動部に対する支持部(54)を担持することを特徴とする請求項1に記載の舗装スクリード。
  5. 前記ヒンジ軸(X)は、前記ピボットヒンジ(21)の位置合わせされた部分に挿入される少なくとも1つのピンによって画定されることを特徴とする請求項1に記載の舗装スクリード。
  6. エジャー板(48)又はスクリード拡張部(49)それぞれのための取り付け板(46)が、前記下側枠(A2)の外側端部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の舗装スクリード。
  7. 前記ピボットヒンジ(21)は、前記拡張スクリード(A)内の、前記下側枠(A2)の内側端部若しくは外側端部に又は両側の端部間に配置され、
    好ましくは、前記ベーススクリード(G)の後側に取り付けられる前記拡張スクリード(A)において、前記アクチュエータ(22)は、前記ベーススクリード(G)の中間(M)に面する前記下側枠(A2)の端部領域に配置され、
    前記ピボットヒンジ(21)は、前記ベーススクリードの前記中間(M)から離れた前記下側枠(A2)の外側端部領域に配置されることを特徴とする請求項2に記載の舗装スクリード。
  8. 前記アクチュエータ(22)は、前記摺動方向(Z)に対して実質的に垂直方向に向いている少なくとも1つの油圧シリンダ又は油圧若しくは電気駆動式のスピンドル駆動部(23)を備え、
    前記スピンドル駆動部(23)は、好ましくは、角度伝達又はウォーム伝達を有することを特徴とする請求項2に記載の舗装スクリード。
  9. 垂直ガイダンス(33)が、前記拡張ガイド構造体(A1)と前記下側枠(A2)又は前記中間枠(61)のいずれかとの間に設けられ、
    前記垂直ガイダンス(33)は、好ましくは、前記調整アセンブリ(3、30、31)に機能的に関連付けられることを特徴とする請求項2に記載の舗装スクリード。
  10. 前記下側枠(A2)の前記下側と前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)の前記スカート(38’)の上縁(52)は、前記ベーススクリード(G)の前記中間(M)に向かう方向に少なくとも部分的に斜めに上昇することを特徴とする請求項3に記載の舗装スクリード。
  11. 前記舗装スクリード(E)は、3つの支持点(P1、P2、P3)を有する、故障することなく動作する三点懸架において前記調整アセンブリ(3、30、31)を介して支持され、
    前記三点懸架において、前記拡張ガイド構造体(A1)は、前記ベーススクリード(G)の外側にある入れ子管(28)の外側側面(29)に第1の支持点(P1)を有し、
    前記入れ子管(28)は、前記ベーススクリード(G)に固定される前記ガイドアセンブリ(F1)の入れ子管構成に対して伸縮することができ、
    前記拡張ガイド構造体(A1)は、前記ベーススクリード(G)内で前記入れ子管上に案内されるガイド本体(17’)の内側側面(18)に前記第1の支持点(P1)と同軸である第2の支持点(P2)を有し、且つ前記ベーススクリード(G)に固定されるトルク支持部(11)に、前記摺動方向(Z)にある前記拡張スクリード構造(A1)において前記ガイドアセンブリ(F1)から後側に延びると共に離れているガイドレール(10)に第3の支持点(P3)を有し、そのため、最大限に拡張した前記拡張スクリード(A)の前記内側側面(18)は、前記ベーススクリード(G)の内側側面(15)へ入れ子管構成上で移動し、前記第3の支持点(P3)は、前記拡張スクリード(A)の側面図において同軸の前記第1の支持点(P1)及び前記第2の支持点(P2)に対してオフセットしていることを特徴とする請求項1に記載の舗装スクリード。
  12. 前記拡張スクリード(A)は、3つの支持点(P1、P2、P3)を有する、故障することなく動作する複数点懸架(K)において前記調整アセンブリ(3、30、31)を介して支持され、
    前記三点懸架において、前記拡張ガイド構造体(A1)は、前記ベーススクリード(G)の外側にある、入れ子管(28)の外側側面(29)に第1の支持点(P1)を有し、前記入れ子管は、前記ベーススクリード(G)に固定される前記ガイドアセンブリ(F1)の入れ子管構成において伸縮可能であり、
    前記拡張ガイド構造体(A1)は、前記ベーススクリード(G)内の前記拡張スクリード(A)の内側側面(18)にあるガイド本体(17)に第2の支持点(P2)を有し、
    前記ガイド本体(17)は前記ガイドアセンブリ(F2)のガイド管(12’)上に摺動可能に案内され、前記ガイド管(12’)は、前記入れ子管構成に対して平行に且つ前記摺動方向(Z)に垂直にオフセットして延びると共に前記ベーススクリードに固定されており、
    前記拡張ガイド構造体(A1)は、前記摺動方向(Z)に延びると共に前記拡張ガイド構造体(A1)の後側に固定されるガイドレール(10)に第3の支持点(P3)を有し、
    前記ガイドレール(10)は、前記ベーススクリード(G)に固定されるトルク支持部(11)内へ係合し、
    前記ガイド管(12’)は、前記ベーススクリード(G)内の固定具(13)において内側端部に固定され、
    前記固定具(13)は、最大限に収縮した前記拡張スクリード(A)の前記ガイド本体(17)が前記ガイド管(12’)上で前記中間(M)を越えて、実質的に前記中間(M)の反対側にある前記固定具(13)に近接した場所へ移動するように、前記拡張スクリード(A)の片側から前記ベーススクリード(G)の前記中間(M)を越えて前記中間(M)の反対側へオフセットしていることを特徴とする請求項1に記載の舗装スクリード。
  13. 横方向傾斜測定装置(42)、並びに/又は前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)及び前記ベーススクリード(G)の前記敷板(1)間の相対高差を求める高さ測定装置、並びに/又は線形進行測定装置が、前記アクチュエータ(22)内に若しくは前記アクチュエータ(22)に、並びに/又は前記調整アセンブリ(30、31、3)内に若しくは前記調整アセンブリ(30、31、3)に配置され、並びに/又は、
    前記拡張スクリード(A)内の前記駆動部(14、12)はそれぞれ、舗装スクリード機能のために制御装置(C)と信号送信するように接続されることを特徴とする請求項2に記載の舗装スクリード。
  14. 好ましくは、前記拡張スクリード(A)のねじスピンドル又はねじスピンドルの対として形成される前記調整アセンブリ(3、30、31)は、共通の駆動部(20)を有し、前記駆動部が駆動する、好ましくは油圧モータ又は電気モータが、前記下側枠(A2)上又は前記中間枠(61)上のいずれかにある前記調整アセンブリ(3、30、31)間の実質的に中央に配置され、
    前記駆動部(20)は、伝動列及び/又は駆動列(36)を介して前記調整アセンブリと同期作動するように接続されることを特徴とする請求項1に記載の舗装スクリード。
  15. 舗装スクリード(E)によって、可変の作業幅を有することによって、レーン(45)及び少なくとも1つの横方向に傾斜した横スロープ(44)を有する舗装マット(43)を平面(P)上に敷設する方法であって、
    前記舗装スクリード(E)は、敷板(1)を有するベーススクリード(G)と、前記レーン(45)から前記スロープ(44)への変わり目(19’)の外側で前記スロープ(44)を形成するために枠(A2)に配置される敷板(2)を有する少なくとも1つの拡張スクリード(A)とを備え、
    前記拡張スクリード(A)は、前記作業幅を変えるために前記ベーススクリード(G)の前側又は後側において前記ベーススクリードに対して伸縮可能であり、拡張ガイド構造体(A1)によって、複数のガイドアセンブリ(F1、F2、F3)を有するガイダンス(F)で横方向に伸縮可能であり、
    前記ガイダンス(F)は前記ベーススクリード(G)に固定され、前記舗装スクリード(E)は、前記拡張スクリード(A)毎に、摺動方向(Z)に離間しており、且つ前記ベーススクリード(G)の前記敷板(1)に対する前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)の高さ位置を調整するために前記拡張ガイド構造体(A1)に係合する少なくとも2つの調整アセンブリ(3、30、31)と、前記スロープ(44)を形成するために前記拡張スクリード(A)の横方向傾斜調整アセンブリ(Q)とを有し、
    前記横方向傾斜調整アセンブリ(Q)は、前記調整アセンブリ(3、30、31)から構造的及び機能的に分離していると共に、前記ベーススクリード(G)に対する前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)における横方向傾斜角(39’)を調整するために配置され、前記方法は、
    前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)の前記横方向傾斜角(39’)を、前記枠(A2)に対して又は前記枠(A2)においてのいずれかで前記拡張ガイド構造体(A1)に対してそれぞれ調整するステップと、
    前記調整アセンブリ(3、30、31)によって前記拡張ガイド構造体(A1)に対する前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)の高さ位置を実質的に同時に調整することによって、前記拡張スクリード(A)の伸縮により前記舗装マット(43)の前記作業幅を変える場合、前記レーン(45)及び前記スロープ(44)の間の前記変わり目(19’)の予め設定した横方向位置を、前記ベーススクリード(G)に対して固定状態に保持するステップとを特徴とする方法。
  16. 前記横方向傾斜角(39’)が変わる場合も同様に、前記変わり目(19’)の横方向位置は、前記拡張ガイド構造体(A1)に対する前記拡張スクリード(A)の前記敷板(2)の高さ位置を実質的に同時に調整することによって前記ベーススクリード(G)に対して固定状態に保持されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
JP2009268473A 2008-12-16 2009-11-26 舗装スクリード、及び舗装マットを敷設する方法 Active JP4875136B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP08021844.9 2008-12-16
EP08021844A EP2199467B1 (de) 2008-12-16 2008-12-16 Einbaubohle und Verfahren zum Herstellen eines Fahrbahnbelages

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010144504A JP2010144504A (ja) 2010-07-01
JP4875136B2 true JP4875136B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=40613024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009268473A Active JP4875136B2 (ja) 2008-12-16 2009-11-26 舗装スクリード、及び舗装マットを敷設する方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8128314B2 (ja)
EP (1) EP2199467B1 (ja)
JP (1) JP4875136B2 (ja)
CN (1) CN101812823B (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL2325390T5 (pl) * 2009-10-20 2019-12-31 Joseph Vögele AG Deska równająca i zespół maszynowy do budowy dróg
US8371769B2 (en) * 2010-04-14 2013-02-12 Caterpillar Trimble Control Technologies Llc Paving machine control and method
DE202010012456U1 (de) * 2010-09-10 2011-12-12 Smg Sportplatzmaschinenbau Gmbh Einbaufertiger mit einem Vorratsbehälter
CN102383363B (zh) * 2011-08-18 2013-07-24 中联重科股份有限公司 摊铺机及用于其的浮动挡料系统
CN102409596B (zh) * 2011-08-18 2014-02-12 中联重科股份有限公司 伸缩式熨平板结构和摊铺机
US8491221B1 (en) * 2011-11-03 2013-07-23 Asphalt Joint Compactor, LLC Compacting screed extension for paving
CN102518027B (zh) * 2011-12-14 2013-11-06 中联重科股份有限公司 一种搓平装置及滑模摊铺机
US8764342B1 (en) 2013-02-14 2014-07-01 Caterpillar Paving Products Inc. System and method for mounting wear bar to screed assembly
US8864410B1 (en) 2013-04-03 2014-10-21 Caterpillar Paving Products Inc. Screed walkway
US9222227B2 (en) * 2014-02-05 2015-12-29 Caterpillar Paving Products Inc. Extendable screed height adjusting system with angle of attack adjustment
CN104120643B (zh) 2014-08-06 2016-08-24 戴纳派克(中国)压实摊铺设备有限公司 伸缩熨平板及其摊铺机
US9534348B2 (en) 2015-02-16 2017-01-03 Caterpillar Paving Products Inc. Paver transition mark reduction
US9903076B2 (en) * 2016-04-14 2018-02-27 Dan Mohr Paver extension bracket device
US10358779B2 (en) * 2016-06-27 2019-07-23 Carlson Paving Products, Inc. Apparatus and method for a screed extension control system
US10633805B2 (en) * 2018-03-30 2020-04-28 Caterpillar Trimble Control Technologies Llc Grade and slope lockout for extender movement of construction machine
US10480132B1 (en) 2018-08-01 2019-11-19 Caterpillar Paving Products Inc. Fixed screed power take-off for improved performance
US11293149B2 (en) * 2019-03-08 2022-04-05 Caterpillar Paving Products Inc. Stiffened screed extender tube
US10844556B2 (en) * 2019-03-21 2020-11-24 Caterpillar Paving Products Inc. Screed extension for a main screed frame of a paving machine
US11162233B2 (en) * 2019-12-05 2021-11-02 Wirtgen Gmbh Adjustable width mold
US11753778B2 (en) 2020-08-20 2023-09-12 Idaho Asphalt Supply, Inc. Adjustable paving machine
US20220162811A1 (en) * 2020-11-23 2022-05-26 Caterpillar Paving Products Inc. Power activated steering guide
US11746480B2 (en) * 2021-05-28 2023-09-05 Caterpillar Paving Products Inc. System, apparatus, and method for controlling screed extender of paving machine
US11795631B2 (en) * 2021-06-22 2023-10-24 Caterpillar Paving Products Inc. Linkage system for screed extension
US20230074055A1 (en) * 2021-09-08 2023-03-09 Caterpillar Paving Products Inc. Optimum screed angle of attack setting and automatic adjustment
CN115323870B (zh) * 2022-08-03 2023-08-01 民航机场建设工程有限公司 机场道面超平卷材过渡层砂浆找平机械及施工找平方法
CN117436183B (zh) * 2023-12-21 2024-03-05 湖南大学 深厚软土区桥梁、市政道路与邻近服务区同步施工方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US592489A (en) * 1897-10-26 Hand corn-planter
CH488863A (de) 1968-05-21 1970-04-15 Trachsel Franz Vorrichtung zur stufenlosen Verstellung der Arbeitsbreite von Strassenfertigern für den Bau von Schwarzdecken und Betonbelägen
DE2709435C3 (de) * 1977-03-04 1984-09-20 Joseph Vögele AG, 6800 Mannheim Einbaubohle
JPS54102031A (en) * 1978-01-30 1979-08-11 Nippon Road Device for finishing surface of curved road
JPS57168510A (en) * 1981-04-09 1982-10-16 Nec Corp Mos amplifying circuit
US4379653A (en) 1981-06-01 1983-04-12 White Consolidated Industries, Inc. Asphalt paver with telescoping screed
DE3150031A1 (de) * 1981-12-17 1983-06-23 H. Stoll Gmbh & Co, 7410 Reutlingen Hochflexibles isoliertes elektrisches kabel
IT1176643B (it) * 1984-09-04 1987-08-18 Simesa Spa Dispositivo per controllare la pressione esercitata dal gruppo livellatore vibrante di una macchina vibrofinitrice per pavimentazioni stradali
JPH02144008A (ja) * 1988-11-25 1990-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厨房装置
DE9211854U1 (de) 1992-09-03 1994-02-24 Voegele Ag J Deckenfertiger
US5568992A (en) 1995-05-19 1996-10-29 Caterpillar Paving Products Inc. Screed control system for an asphalt paver and method of use
JP2949094B2 (ja) * 1997-10-20 1999-09-13 範多機械株式会社 舗装機におけるスクリード装置
US5924819A (en) 1998-01-23 1999-07-20 Caterpillar Paving Products Linkage mechanism for an extendable asphalt paver screed
DE19821090A1 (de) * 1998-05-12 1999-12-02 Abg Allg Baumaschinen Gmbh Straßenfertiger
US6056474A (en) * 1998-05-29 2000-05-02 Caterpillar Inc. Height control mechanism for strike-off plate of an asphalt paver screed assembly
US6179520B1 (en) * 1998-07-31 2001-01-30 Gary Cochran Earth compacting machine
JP2000120016A (ja) * 1998-10-16 2000-04-25 Handa Kikai Kk 舗装機におけるスクリード装置
US6227761B1 (en) * 1998-10-27 2001-05-08 Delaware Capital Formation, Inc. Apparatus and method for three-dimensional contouring
DE29903338U1 (de) 1999-02-24 1999-05-12 Voegele Ag J Bohle
US6273636B1 (en) * 1999-10-08 2001-08-14 Blaw-Knox Construction Equipment Corporation Edge-forming device for a screed assembly
US20020106243A1 (en) * 2001-01-31 2002-08-08 Rahn Christopher W. Berm hinge
RU2347033C2 (ru) 2003-03-07 2009-02-20 Блау-Нокс Констракшн Эквипмент Корпорейшн Выдвижное разравнивающее устройство для самоходного транспортного средства для строительства дорожных покрытий
DE502006001938D1 (de) * 2006-04-13 2008-12-11 Voegele Ag J Strassenfertiger
US7909534B1 (en) * 2007-07-31 2011-03-22 Astec Industries, Inc. Apparatus and method for endgate with angle adjustment
EP2199466B1 (de) * 2008-12-16 2011-07-13 Joseph Vögele AG Verfahren zum Einbauen eines Fahrbahnbelags

Also Published As

Publication number Publication date
EP2199467B1 (de) 2011-07-13
CN101812823A (zh) 2010-08-25
EP2199467A1 (de) 2010-06-23
US8128314B2 (en) 2012-03-06
CN101812823B (zh) 2012-07-04
US20100150651A1 (en) 2010-06-17
JP2010144504A (ja) 2010-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4875136B2 (ja) 舗装スクリード、及び舗装マットを敷設する方法
JP5128573B2 (ja) 舗装マットを敷設する方法
US8221026B2 (en) Paving screed
JP4700736B2 (ja) 自動車型建設装置、及び建設装置の昇降カラム
CN109914204B (zh) 带有枢转物料偏转器的路面整修机
JPS596964B2 (ja) 護岸舗装用装具
CN204509961U (zh) 一种摊铺式铺砖机
JP7291189B2 (ja) 道路仕上げ機のチャネルプレート構成
JP3980322B2 (ja) 複数層同時舗装における敷均厚さ制御方法及びその装置
CN110387796B (zh) 一种与装载机配合使用的铺设架和铺设设备
EP1440207B1 (en) Method and device for levelling of a surface
DK2229480T3 (en) Machine for the installation of concrete tracks
WO2013046821A1 (ja) 道路舗装機械の敷き均し装置
JP2005504200A6 (ja) 地表面を平らにする方法及び装置
AU2002330782A1 (en) Method and device for levelling of a surface
US20230332361A1 (en) Concrete surface working machine with actuator-controlled rock tamper
JP2008291444A (ja) 舗装用建設機械のスクリード装置
JP4965608B2 (ja) ホッパ装置
JP3713247B2 (ja) 舗装機械に於けるアスファルト合材量の調整装置
WO2009046990A1 (en) Machine for laying concrete paths
JP2010100999A (ja) アスファルトフィニッシャにおけるレーン引きユニットの取付装置
BR102018075896B1 (pt) Pavimentadora de estradas com defletor de material articulado
JP2008291443A (ja) 舗装用建設機械のスクリード装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4875136

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250