JP4875016B2 - 内燃機関 - Google Patents
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Description
またその一方で、特許文献1の図3等に開示されているように、セミ沿面放電型接地電極に屈曲加工を施さないことで、前述の不具合を回避し得るスパークプラグも提案されている。
このように本発明の内燃機関では、セミ沿面放電型接地電極の寿命が低下するのを回避すると共に耐折損性及び耐剥離性を確保しつつ、火花放電ギャップの位置を燃焼室内壁面に近づけることにも対応できる。
このように本発明の内燃機関では、セミ沿面放電型接地電極の寿命が低下するのを回避すると共に耐折損性及び耐剥離性を確保しつつ、火花放電ギャップの位置を燃焼室内壁面に近づけることにも対応することができる。
径方向放電型接地電極では、火花放電が中心電極チップの外周面に対してだけでなく、中心電極チップと中心電極基材との溶融部に対しても生じることがある。溶融部の仕事関数が中心電極チップの仕事関数よりも小さいためである。溶融部への火花放電の頻度が高いと、中心電極チップよりも溶融部の方が早く消耗し、溶融部が大きく抉り取られて、中心電極チップが剥離し脱落するおそれがある。そうすると、スパークプラグが本来の寿命を全うできないだけでなく、脱落した中心電極チップにより内燃機関が損傷するおそれすらある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1に、本実施形態1に係る内燃機関200を構成するスパークプラグ100を示す。また、図2に、スパークプラグ100の先端部付近を示す。また、図3に、内燃機関200のうち、スパークプラグ100の先端部付近を示す。また、図4に、スパークプラグ100の接地電極(セミ沿面放電型接地電極)140及び中心電極130の一部を示す。
このうちスパークプラグ100は、図1に示すように、筒状の主体金具110と、筒状の絶縁体120と、棒状の中心電極130と、所定形状に屈曲させた4つの接地電極140,140,…(紙面裏側に位置する接地電極140は不図示。)とを有する。
また、この絶縁体120の先端側の径方向内側には、中心電極130が挿入されている。一方、絶縁体120の基端側の径方向内側には、高電圧を中心電極130に導くための端子金具150が挿入されている。
なお、本実施形態1では、上記のように金具先端面110scと燃焼室内壁面231の位置NM1が一致しているので、上記の距離D(mm)は、スリット113の深さL(mm)にも相当する(D=L)。
各接地電極140の接地電極引込部140hのうち、スリット底面113cを延ばした第1仮想平面Z1によりこれを仮想的に切断した場合の(軸線AX方向の位置DM1で軸線AXに直交する方向に仮想的に切断した場合の)、この接地電極引込部140hの第1仮想横断面Y1の中心を第1中心K1とする。
また、この接地電極引込部140hのうち、第1仮想平面Z1(スリット底面113c)から先端側ASに1.0mm離れた位置DM2で、第1仮想平面Z1と平行な第2仮想平面Z2により、軸線AXに直交する方向にこれを切断した場合の、この接地電極引込部140hの第2仮想横断面Y2の中心を第2中心K2とする。
また、この接地電極突出部140tのうち、第3仮想平面Z3から先端側ASに1.0mm離れた位置NM2で、第3仮想平面Z3と平行な第4仮想平面Z4により、軸線AXに直交する方向にこれを切断した場合の、この接地電極突出部140tの第4仮想断面Y4の中心を第4中心K4とする。
そして、接地電極引込部231hの前記第1ズレ量B(mm)が、B≦0.2となっており、接地電極引込部231hが、先端側ASに向かって延びる直棒状となっている。このため、製造時に主体金具110のスリット底面113cに溶接した棒状の接地電極140を所定形状に屈曲させる際に、溶接面149やその近傍に掛けられる曲げ応力が少なくなっている。従って、この溶接面149付近の残留応力が小さく、接地電極140と主体金具110との溶接部分の強度を十分に確保できているので、使用時等に接地電極140に折損等の不具合が発生することを防止できる。
このように本実施形態1の内燃機関200は、セミ沿面放電型接地電極140,140,…の寿命が低下するのを回避すると共に、その耐折損性及び耐剥離性を確保しつつ、火花放電ギャップGの位置を燃焼室内壁面231に近づけることにも対応できる。
このうちスパークプラグ100は、次の方法により製造できる。即ち、中心電極130を絶縁体120に組み付けると共に、端子金具150等も絶縁体120に組み付け、ガラスシールを行う。
なお、この溶接はレーザ溶接でもよい。その後は、これらの接地電極140,140,…を接合した主体金具110に、中心電極130等を組み付けた絶縁体120を組み付け、加締め等を行う。
その後、このスパークプラグ100を、別途用意した内燃機関本体210に取り付ければ、内燃機関200が完成する。
次いで、第2の実施形態について説明する。本実施形態2の内燃機関400では、中心電極330の形態が上記実施形態1の中心電極130の形態と異なる。
また、接地電極140,140,340を全部で3つ設けてあり、このうち互いに対向する2つの接地電極140,140は、上記実施形態1のセミ沿面放電型接地電極140,140と同様であるが、残りの接地電極340の形態が、上記実施形態1のセミ沿面放電型接地電極140の形態と異なる。また、これに伴い、主体金具110の金具先端部110sには、上記実施形態1と同様なスリット113,113が接地電極140,140に対応して2つのみ設けてある。
それ以外は、上記実施形態1と同様であるので、上記実施形態1と同様な部分の説明は、省略または簡略化する。図5に、本実施形態2に係る内燃機関400のうち、スパークプラグ300の先端部付近を示す。
一方、残りの接地電極340は、いわゆる平行電極タイプの接地電極であり、Niを主成分とするNi合金からなり、四角柱を所定形状に屈曲させた形状を有する。具体的には、その接地電極基端部340kが主体金具110の金具先端面110scに接合される一方、接地電極先端部340sが他の接地電極140,140よりも更に先端側ASまで延び、中心電極突出部330sを超えて、径方向内側に向けて所定形状に屈曲されている。そして、この接地電極先端部340sのうち、基端側を向く基端側側面340sd(図5中、上側の側面)が、中心電極突出部330sの円状の先端面330ssと対向して火花放電を生じさせる火花放電ギャップJを形成している。
次いで、第3の実施形態について説明する。本実施形態3の内燃機関600では、中心電極530の形態が上記実施形態1の中心電極130の形態と異なる。また、接地電極140,140,540を全部で3つ設けてあり、このうち互いに対向する2つの接地電極140,140は、上記実施形態1のセミ沿面放電型接地電極140,140と同様であるが、残りの接地電極540の形態が、上記実施形態1のセミ沿面放電型接地電極140の形態と異なる。それ以外は、上記実施形態1と同様であるので、上記実施形態1と同様な部分の説明は、省略または簡略化する。図6に、本実施形態3に係る内燃機関600のうち、スパークプラグ500の先端部付近を示す。
径方向放電型接地電極540では、火花放電が中心電極チップ533の外周面533nに対してだけでなく、中心電極チップ533と中心電極基材531との間の溶融部532に対しても生じることがある。溶融部532の仕事関数が中心電極チップ533の仕事関数よりも小さいためである。
このように、本実施形態3の内燃機関600では、高い着火性を有すると共に、くすぶり汚損にも強いスパークプラグ500を実現しつつ、セミ沿面放電型接地電極140,140の寿命が低下するのを回避すると共に、その耐折損性及び耐剥離性を確保することができる。また、その他、上記実施形態1または2と同様な部分は、上記実施形態1または2と同様な作用・効果を奏する。
(試験1)
この試験1では、上記実施形態1で説明したスパークプラグ100において、各接地電極140,140,…の前記第2ズレ量C(mm)(図4参照)を、0mm〜0.5mmの範囲で様々に変更したスパークプラグを用意した。
なお、これらのスパークプラグは、スリット113,113,…を設けずに、接地電極を従来通りに金具先端面に溶接したものである。それ以外は、上記実施形態1で説明したスパークプラグ100と同じである。従って、接地電極に燃焼室内壁面よりも後退した接地電極引込部が存在しないので(接地電極全体が接地電極突出部であるので)、前記第2ズレ量C(mm)は、前記第1ズレ量B(mm)にも相当すると考えることができる。
このことから、接地電極の前記第1ズレ量B(mm)を、B≦0.2とすることにより、使用時等に接地電極に折損等の不具合が生じるのを効果的に防止できることが判る。
この試験2では、上記実施形態1で説明したスパークプラグ100において、前記距離D(mm)を、D=1.0(mm)とすると共に、各接地電極140,140,…の接地電極突出部140t,140tの前記第2ズレ量C(mm)と、各接地電極140,140,…の接地電極引込部140h,140hの前記第1ズレ量B(mm)とを様々に変更したスパークプラグを用意した。
そして、これらのスパークプラグに対して、上記試験1と同様の衝撃試験を行い、接地電極の前記第2ズレ量C(mm)と、接地電極の衝撃に対する耐久時間との関係を調査した。これらの結果を図8のグラフに示す。
この試験3では、上記実施形態1で説明したスパークプラグ100において、接地電極140とスリット側面113d1,113d2との間隙H1,H2(mm)(図3参照)を様々に変更して、接地電極の接合強度を調査した。具体的には、棒状の接地電極を主体金具のスリット底面に抵抗溶接した後、この棒状の接地電極を径方向内側に90度屈曲させる。その後、これを曲げ返して元の棒状に戻す。そして、これを3往復繰り返しても、接地電極が溶接面付近で折損しないものを、接地電極の接合強度が良好であると判断した。一方、上記曲げ試験を3往復繰り返すまでに、接地電極が溶接面付近で折損したものを、接地電極の接合強度が足りないと判断した。これらの結果を表1に示す。
これに対し、接地電極とスリット側面との間隙H1,H2(mm)をそれぞれ1.0mm以上と十分に広くすると、スリット底面に接地電極を抵抗溶接する際、溶融した接地電極の一部がスリット側面に接触することを防止できる。従って、接地電極をスリット底面に確実に溶接できたと考えられる。
この試験4では、上記実施形態1で説明したスパークプラグ100において、前記距離D(スリット113の深さL)(mm)が異なると共に、前記間隙H1,H2及び前記内径Mが異なるスパークプラグを多数用意した。そして、これらのスパークプラグについて、絶縁体(絶縁体露出部)の耐汚損性を調査した。具体的には、(H1+H2)/Mの値と絶縁体の絶縁抵抗値との関係を調べて、絶縁体の耐汚損性を評価した。
この試験5では、上記実施形態1で説明したスパークプラグ100において、スリット113及び接地電極140の個数(n=1〜4)が異なると共に、前記間隙H1,H2及び前記内径Mが異なるスパークプラグを多数用意した。そして、これらのスパークプラグについて、絶縁体(絶縁体露出部)の耐汚損性を調査した。具体的には、上記試験4と同様にして、(H1+H2)/Mの値と絶縁体の絶縁抵抗値との関係を調べ、絶縁体の耐汚損性を評価した。これらの結果を図10のグラフに示す。
一方、(H1+H2)/Mの値が0.4を超えたあたりから、この値が大きいほど絶縁体(絶縁体露出部)のくすぶり汚損が多くなり、それだけ絶縁体の絶縁抵抗値が低くなった。特に、スリット及び接地電極の個数nが多くなると、絶縁体のくすぶり汚損が多くなり、絶縁体の絶縁抵抗値が低くなる傾向にあるが、スリット及び接地電極の個数がn=3個以上では、絶縁体のくすぶり汚損に差はなく、絶縁体の絶縁抵抗値もそれ以上低下することはなかった。
このことから、スリット及び接地電極の個数nに関わらず、前記間隙H1,H2及び前記内径Mが、(H1+H2)/M≦0.4を満たす形態とすることにより、絶縁体露出部のくすぶり汚損を抑制できることが判る。
例えば、上記実施形態1〜3では、セミ沿面放電型接地電極140を複数設けたものを例示したが、セミ沿面放電型接地電極140を単数とすることもできる。
また、上記実施形態1〜3では、主体金具110の金具先端面110scと燃焼室内壁面231の位置NM1を一致させたものを例示したが、金具先端面110scを燃焼室内壁面231よりも基端側AKに後退させたり、あるいは逆に、金具先端面110scを燃焼室内壁面231よりも先端側ASに突出させた形態とすることもできる。
110 主体金具
110s 金具先端部
110sc 金具先端面
113 スリット
113c スリット底面
113d1,113d2 スリット側面
120 絶縁体
120r 絶縁体露出部
130,330,530 中心電極
130s,330s,530s 中心電極突出部
130sn,330sn,530sn 外周面
140,340,540 接地電極
140s,340s,540s 接地電極先端部
140sc,540sc 接地電極先端面
140t 接地電極突出部
140h 接地電極引込部
200,400,600 内燃機関
210 内燃機関本体
231 燃焼室内壁面
240 プラグ取付孔
B 第1ズレ量
C 第2ズレ量
D 距離
G,J 火花放電ギャップ
L 深さ
M 内径
AX 軸線
AS 先端側(軸線方向先端側)
AK 基端側(軸線方向基端側)
K1 第1中心
K2 第2中心
K3 第3中心
K4 第4中心
Y1 第1仮想横断面
Y2 第2仮想横断面
Y3 第3仮想横断面
Y4 第4仮想横断面
Z1 第1仮想平面
Z2 第2仮想平面
Z3 第3仮想平面
Z4 第4仮想平面
NS 燃焼室
DM1,DM2,NM1,NM2 位置
H1,H2 間隙
Claims (4)
- 軸線を有する筒状の主体金具であって、
外周に雄ネジが形成されたネジ部、及び、
外周に雄ネジが形成されることなく、前記ネジ部の軸線方向先端側に位置し、この主体金具の軸線方向先端をなして軸線と直交する平面状の金具先端面を含む金具先端部、
を有する主体金具と、
前記主体金具の径方向内側に挿通してなり、軸線方向先端側で主体金具から露出する絶縁体露出部を有する筒状の絶縁体と、
前記絶縁体の径方向内側に挿通してなり、前記絶縁体露出部の軸線方向先端に位置する絶縁体先端面よりも軸線方向先端側に突出する中心電極突出部を有する中心電極と、
前記主体金具の金具先端部から延び、自身の延伸方向の先端面である接地電極先端面が、径方向内側を向いて、前記中心電極突出部の外周面と火花放電ギャップを隔てて離間してなり、接地電極先端面と前記外周面との間に生じる火花放電の放電形式が、前記接地電極先端面から前記絶縁体先端面までの気中放電と、前記絶縁体先端面に沿った沿面放電とからなるセミ沿面放電を生じる一又は複数のセミ沿面放電型接地電極であって、前記金具先端部に溶接した後に径方向内側に向けて屈曲させてなるセミ沿面放電型接地電極と、
を備えるスパークプラグを、燃焼室内壁面に開口するプラグ取付孔内に取り付けてなる内燃機関であって、
前記主体金具の前記金具先端部は、前記金具先端面と平行なスリット底面、及び、このスリット底面から前記金具先端面まで延びる2つのスリット側面を含み、前記金具先端面で開口するスリットを有し、
前記セミ沿面放電型接地電極を、前記金具先端部の前記スリット底面に溶接してなり、 前記スリット底面を、前記燃焼室内壁面よりも軸線方向基端側に後退させて前記プラグ取付孔内に配置し、
前記燃焼室内壁面から前記スリット底面までの軸線方向の距離D(mm)を、D≧1.0としてなり、
前記スリット底面を延ばした第1仮想面により前記セミ沿面放電型接地電極を仮想的に切断した場合の、このセミ沿面放電型接地電極の第1仮想断面の中心を第1中心K1とし、
前記第1仮想面から軸線方向先端側に1.0mm離れた位置で、前記第1仮想面と平行な第2仮想面により前記セミ沿面放電型接地電極を仮想的に切断した場合の、このセミ沿面放電型接地電極の第2仮想断面の中心を第2中心K2とし、
前記燃焼室内壁面を前記プラグ取付孔内まで延ばした第3仮想面により前記セミ沿面放電型接地電極を仮想的に切断した場合の、このセミ沿面放電型接地電極の第3仮想断面の中心を第3中心K3とし、
前記第3仮想面から軸線方向先端側に1.0mm離れた位置で、前記第3仮想面と平行な第4仮想面により前記セミ沿面放電型接地電極を仮想的に切断した場合の、このセミ沿面放電型接地電極の第4仮想断面の中心を第4中心K4としたとき、
前記第1中心K1から前記第2中心K2までの、前記軸線に直交する方向についての第1ズレ量B(mm)を、B≦0.2としてなり、
前記第3中心K3から前記第4中心K4までの径方向内側への第2ズレ量C(mm)を、C>0.2としてなる
内燃機関。 - 請求項1に記載の内燃機関であって、
前記セミ沿面放電型接地電極は、前記スリット底面に抵抗溶接してなり、
一方の前記スリット側面と前記セミ沿面放電型接地電極との間隙H1(mm)を、H1≧1.0とすると共に、
他方の前記スリット側面と前記セミ沿面放電型接地電極との間隙H2(mm)を、H2≧1.0としてなる
内燃機関。 - 請求項1または請求項2に記載の内燃機関であって、
一方の前記スリット側面と前記セミ沿面放電型接地電極との間隙を間隙H1(mm)とし、
他方の前記スリット側面と前記セミ沿面放電型接地電極との間隙を間隙H2(mm)とし、
前記金具先端部の内径を内径M(mm)としたとき、
前記スパークプラグを、(H1+H2)/M≦0.4を満たす形態としてなる
内燃機関。 - 軸線を有する筒状の主体金具であって、
外周に雄ネジが形成されたネジ部、及び、
外周に雄ネジが形成されることなく、前記ネジ部の軸線方向先端側に位置し、この主体金具の軸線方向先端をなして軸線と直交する平面状の金具先端面を含む金具先端部、
を有する主体金具と、
前記主体金具の径方向内側に挿通してなり、軸線方向先端側で主体金具から露出する絶縁体露出部を有する筒状の絶縁体と、
前記絶縁体の径方向内側に挿通してなり、前記絶縁体露出部の軸線方向先端に位置する絶縁体先端面よりも軸線方向先端側に突出する中心電極突出部を有する中心電極と、
前記主体金具の金具先端部から延び、自身の延伸方向の先端面である接地電極先端面が、径方向内側を向いて、前記中心電極突出部の外周面と火花放電ギャップを隔てて離間してなり、接地電極先端面と前記外周面との間に生じる火花放電の放電形式が、前記接地電極先端面から前記絶縁体先端面までの気中放電と、前記絶縁体先端面に沿った沿面放電とからなるセミ沿面放電を生じる一又は複数のセミ沿面放電型接地電極であって、前記金具先端部に溶接した後に径方向内側に向けて屈曲させてなるセミ沿面放電型接地電極と、
を備えるスパークプラグを、燃焼室内壁面に開口するプラグ取付孔内に取り付けてなる内燃機関であって、
前記主体金具の前記金具先端部は、前記金具先端面と平行なスリット底面、及び、このスリット底面から前記金具先端面まで延びる2つのスリット側面を含み、前記金具先端面で開口するスリットを有し、
前記セミ沿面放電型接地電極を、前記金具先端部の前記スリット底面に溶接してなり、
前記スリット底面を、前記燃焼室内壁面よりも軸線方向基端側に後退させて前記プラグ取付孔内に配置し、
前記燃焼室内壁面から前記スリット底面までの軸線方向の距離D(mm)を、D≧1.0としてなり、
前記セミ沿面放電型接地電極のうち、前記燃焼室内壁面よりも軸線方向基端側の前記プラグ取付孔内に位置する部位を接地電極引込部とし、前記燃焼室内壁面よりも軸線方向先端側の燃焼室内に位置する部位を接地電極突出部としたとき、
前記接地電極引込部を、軸線方向先端側に向かって延びる直棒としてなり、
前記接地電極突出部を、径方向内側に屈曲する形態としてなる
内燃機関。
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