JPH06105633B2 - スパークプラグ - Google Patents

スパークプラグ

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JPH06105633B2
JPH06105633B2 JP24087788A JP24087788A JPH06105633B2 JP H06105633 B2 JPH06105633 B2 JP H06105633B2 JP 24087788 A JP24087788 A JP 24087788A JP 24087788 A JP24087788 A JP 24087788A JP H06105633 B2 JPH06105633 B2 JP H06105633B2
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JP
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tip
diameter
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leg
external electrode
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純一 加川
渉 松谷
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日本特殊陶業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内燃機関用スパークプラグに関し、特に外部
電極に関するものである。
(従来の技術) スパークプラグは内燃機関の燃焼室に装着され、混合気
を点火、燃焼に導く導火栓であるから、構造としては、
燃焼室へ装着できるように取付金具、火花放電間隙を形
成する中心電極と外部電極、中心電極と取付金具とを絶
縁するセラミック絶縁体から構成されている。外部電極
は種々の形状のものがあるが、中心電極の先端部に対向
して平板部を有し、この平板部と取付金具先端部とを複
数の脚部により連結した構造のものがある。
第2図は上記スパークプラグの先端要部の例であり、
(イ)はプラグの先端側から見た底面図、(ロ)は
(イ)におけるA−A線に沿って一部切截した断面図、
(ハ)は取付金具要部の斜視図である。
これらの図において、セラミック絶縁体2に包囲された
中心電極1の先端部に対向して火花放電間隙を形成する
よう、穴7が設けられた平板部5を有する外部電極4
が、脚部6の先端部を取付金具3の先端部に溶接して取
付けられているが、取付金具3の先端部3-1の外周面に
は外部電極4の脚部6の先端部に対応して溝部8が形成
されており、この溝部8に外部電極4の脚部6の先端部
をあてがい、アルゴン溶接あるいは抵抗溶接により接合
されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記のごとく、外部電極を取付けるために取付金具の先
端部に溝加工がなされているが、この溝加工が非常に量
産性の妨げとなっている。
また、第2図において、3本の脚部6をそれぞれ6a、6
b、6cとして示すが、外部電極6を取付金具3に取付け
るに際して、先ず例えば脚部6aを溶接するとすると、こ
の溶接における溶け込みにより他の脚部6b及び6cがずれ
るので、これを無理に溝部に押しつけて溶接するために
第2図(ロ)に6bで示す如く脚部が外側に変形しやす
い。この変形が大きいと取付金具のねじ部の転造時に変
形部分が転造装置のローラに触れて傷を受けることがあ
り好ましくない。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の如き課題を解決するためになされたも
のであって、以下にその内容を実施例に対応する第1図
を用いて説明する。(イ)はスパークプラグの先端側か
ら見た底面図、(ロ)は(イ)におけるA−A線に沿っ
て一部切截した断面図である。第1図において、中心電
極1の先端部との間に火花放電間隙を形成するよう、該
先端部に対向して平板部5を有し、その周縁部が複数の
脚部6(図においては3本)により取付金具3の先端部
に接合されてなる外部電極4が設けられているスパーク
プラグにおいて、前記脚部6は上記平板部5に隣接する
外接円直径の小さいつけ根側部6−1と取付金具3に接
合される外接円直径の大きな先端側部6−2との間には
湾曲部6−3が形成されて段差を生じており、先端側部
6-2の先端部内面が取付金具3の先端部3-1の外周に直接
溶接され、かつ、脚部6のつけ根側部6-1の内側面に内
接する円の直径をd1、つけ根側部6-1の外側面に外接す
る円の直径をd2、脚部6の先端側部6-2の外側面に外接
する円の直径をd3、取付金具3の先端部3-1の内腔の直
径をD1、取付金具3のねじ部3-2の谷部における直径をD
3としたとき、d1≧D1、D1<d2<D3およびd3≦D3を満足
するよう外部電極を形成する。
(作用) なお、d1≧D1とした理由はd1があまり小さくてつけ根側
部6-1が中心電極に接近しすぎると火花の横飛びが起こ
るので、これを防ぐためであり、d1≧D1であれば当然D1
<d2であり、d2<D3およびd3≦D3とするのは取付金具ね
じ部の転造時において外部電極が転造装置のローラに接
触しないようにするためである。
上記の如く取付金具の先端部には溝部を形成する必要が
ないので量産性が向上する。また、取付金具3の先端部
外径と外部電極の脚部との関係をD1<d2<D3とすること
によって溶接時の変形が防止され、この変形に起因する
ねじ部転造時に起こりがちな外傷をd3≦D3とすることに
よって防ぐことができる。
(実施例) 第1図は、本発明によるスパークプラグの実施例で、外
部電極の脚部が3か所に均等に設けられている場合のプ
ラグ先端要部の、(イ)は先端側から見た底面図、
(ロ)は(イ)におけるA−A線に沿って一部切截した
断面図である。
第1図において、1は中心電極、2はセラミック絶縁
体、3は取付金具、4は外部電極である。外部電極4は
穴7が形成された平板部5と3本の脚部6とからなって
おり、各脚部6は平板部5に隣接する外接円直径の小さ
いつけ根側部6-1と取付金具3に接合される外接円直径
の大きな先端側部6−2との間には湾曲部6-3を介して
段差を有するよう形成され、先端側部6-2の先端部内面
は取付金具先端部3-1の外周に溶接されている。
なお、d1、d2、d3、D1およびD3は前記に定義した寸法で
あり、D2は取付金具の先端部3-1の外径を示す。
供試プラグとしてM14×1.25プラグにおいて、φd1=9.9
mm、φd2=11.0mm(従来のプラグでは12.0mm)、溶接前
のφd3=13.0mmなる外部電極の脚部6の先端側部6-2の
先端部内面を取付金具先端部3-1の外周に溶接により接
合した。接合後はφd3=12.2mmとなった。次いで取付金
具3にねじ部3-2を転造し谷部における外径をφD3=12.
3mmとした。従って、上記の各寸法は前記した条件、即
ちd1≧D1、D1<d2<D3およびd3≦D3を満足するものであ
る。
上記の如く取付金具の先端部に外部電極を取り付けたの
ち、取付金具にねじ部を転造し、この取付金具の内腔に
絶縁体に包囲された中心電極を装着した。
上記の如く外部電極の脚部を段差つき構造とし、その先
端部を取付金具先端部外周に直接溶接することにより、
脚部に無理な力が加わらず脚部が変形することもなく、
また、外部電極の脚部の先端側部が取付金具のねじ部の
谷よりも内側になるため、ねじ部の転造に際して外部電
極には傷はつかなかった。
(発明の効果) 本発明によるスパークプラグは外部電極を取付けるため
の取付金具先端部への溝加工を省いたので量産性が向上
し、また、外部電極の溶接に際して脚部に設けた段差に
よって脚部に無理な力が加わらないため脚部が変形する
ことがなく、更に取付金具ねじ部の転造に際しての外部
電極の損傷を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるスパークプラグの先端要部の、
(イ)は先端側から見た底面図、(ロ)は(イ)におけ
るA−A線に沿って一部切截した断面図、第2図は従来
例のスパークプラグの先端要部の、(イ)は先端側から
見た底面図、(ロ)は(イ)におけるA−A線に沿って
一部切截した断面図、(ハ)は取付金具の先端要部の斜
視図である。 1:中心電極、2:絶縁体、3:取付金具、3-1:取付金具先端
部、4:外部電極、5:外部電極の平板部、6:脚部、6-1:脚
部のつけ根側部、6-2:脚部の先端側部、6-3:湾曲部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心電極(1)の先端部に対向して平板部
    (5)を有し、その周縁部が複数の脚部(6)により取
    付金具(3)の先端部(3-1)に連結された外部電極
    (4)が設けられたスパークプラグにおいて、前記脚部
    (6)は上記平板部(5)に隣接する外接円直径の小さ
    いつけ根側部(6-1)と取付金具(3)に接合される外
    接円直径の大きな先端側部(6-2)との間には湾曲部(6
    -3)が形成されて段差を生じており、先端側部(6-2)
    の先端部内面が取付金具(3)の先端部(3-1)の外周
    に直接溶接され、かつ、脚部(6)のつけ根側部(6-
    1)の内側面に内接する円の直径をd1,つけ根側部(6-
    1)の外側面に外接する円の直径をd2,脚部(6)の先
    端側部の外側面に外接する円の直径をd3,取付金具
    (3)の先端部(3-1)の内腔の直径をD1,取付金具
    (3)のねじ部(3-2)の谷部における直径をD3とした
    とき、d1≧D1,D1<d2<D3およびd3≦D3の関係を有する
    ことを特徴とするスパークプラグ。
JP24087788A 1988-09-28 1988-09-28 スパークプラグ Expired - Fee Related JPH06105633B2 (ja)

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JPH0290487A JPH0290487A (ja) 1990-03-29
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JP4875016B2 (ja) * 2008-03-28 2012-02-15 日本特殊陶業株式会社 内燃機関

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