JP4913716B2 - スパークプラグ - Google Patents
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また、本発明のスパークプラグでは、中心電極の中心電極突出部を、主体金具の金具先端面から3.5mm以上軸線方向先端側に突出させている。このため、燃焼変動率を小さくすることができ、着火性を向上させることができる。なお、燃焼変動率とは、燃焼圧力より求めたIMEP(図示平均有効圧力)の変動率であり、(燃焼変動率)=(標準偏差/平均値)×100(%)により求めることができる。
また、「外側電極」は、上記のように、外側電極基材の基材先端部に、これよりも細い柱状の外側電極チップを溶接したものである。このような形態としては、例えば、接地電極基材の基材先端部のうち、その先端面をなす基材先端面の所定位置に、柱状の外側電極チップが中心電極に向かって突出する形態で接合された接地電極が挙げられる。また、例えば、接地電極基材の基材先端部のうち、その周囲を構成する側面の所定位置に、柱状の外側電極チップが基材先端面を超えて突出する形態で接合された接地電極が挙げられる。
また、「外側電極」の「外側電極チップ」は、柱状であればよく、例えば、円柱状、四角柱などの角柱状、楕円柱状などの形態が挙げられる。
一方、C≦1.6とすることで、使用に伴って生じる火花放電ギャップの増加量を効果的に抑制でき、耐久性を向上させることができる。このようにチップ長さCを短くすることにより、外側電極(外側電極チップ)における熱引きが良好となり、外側電極チップの消耗量が抑制されるためと考えられる。
従って、0.3≦C≦1.6とすることで、着火性及び耐久性を両立して向上させることができる。
このうち主体金具110は、低炭素鋼からなり、軸線AX方向に延びる筒状をなす。この主体金具110は、径大なフランジ部110fと、これより軸線AX方向基端側(以下、単に基端側とも言う。図1中、上方。)に位置し、スパークプラグ100をシリンダーヘッドに取り付ける際に工具を係合させる横断面六角形状の工具係合部110hと、更にその基端側に位置し、絶縁体120を主体金具110に加締め固定するための加締部110jとを有する。また、フランジ部110fの先端側(図1中、下方)には、フランジ部110fより細径で、外周にスパークプラグ100をシリンダーヘッドにネジ止めするための取付ねじ部110gが形成された金具先端部110sを有する。
また、この絶縁体120の先端側の径方向内側には、中心電極130が挿通されている。また、この絶縁体120の基端側の径方向内側には、高電圧を中心電極130に導くための端子金具150が挿入されている。
この中心電極130は、図2及び図3に示すように、基材である棒状の中心電極基材131の先端に、これよりも細径で円柱状をなす中心電極チップ133を同軸に溶接したものであり、中心電極基材131が基端側(図2、下方)に位置し、中心電極チップ133が先端側(図2、上方)に位置している。
この中心電極チップ133と中心電極基材131とは、レーザ溶接されているので、中心電極チップ133と中心電極基材131の間には、中心電極チップ133と中心電極基材131とが互いに溶融混合して固化した円錐台状の溶接部135が形成されている。
このうち接地電極基材141は、Niを主成分とするNi合金からなる。この接地電極基材141は、その基材基端部141kが主体金具110の金具先端面110scに接合されており、基材先端部141sが径方向内側に向けて屈曲され、その基材先端面141scが径方向内側を向いている。
この面積Sに対して、本実施形態のスパークプラグ100は、S≦AD/2+0.15(mm2 )の関係を満たしている。なお、面積Sの具体的な数値は後述する。
また、本実施形態のスパークプラグ100では、中心電極130の中心電極突出部130sの突出長さTを、3.5mm以上としている。このため、燃焼変動率(燃焼圧力より求めたIMEP(図示平均有効圧力)の変動率)を小さくすることができ、着火性を向上させることができる。
一方、C≦1.6とすることで、使用に伴って生じる火花放電ギャップGの増加量を効果的に抑制でき、耐久性を向上させることができる。このようにチップ長さCを短くすることにより、接地電極140(接地電極チップ143)における熱引きが良好となり、接地電極チップ143の消耗量が抑制されるためと考えられる。
従って、0.3≦C≦1.6とすることで、着火性及び耐久性を両立して向上させることができる。
次に、主体金具110を用意し、主体金具110に棒状の接地電極基材141(接地電極チップ143が接合されておらず、屈曲加工もされていない状態の接地電極基材141)を接合する。その後、この接地電極基材141を接合した主体金具110に、中心電極130等を組み付けた絶縁体120を組み付け、加締め等を行う。
次に、主体金具110に接合された接地電極基材141に、接地電極チップ143をレーザ溶接して接地電極140を形成する。その後は、接地電極140を径方向内側に曲げて所定形状とし、中心電極130との間に火花放電ギャップGを形成すれば、スパークプラグ100が完成する。
(試験1)
この試験1では、本発明を適用した実施例のスパークプラグ100と、従来技術に係る比較例のスパークプラグのそれぞれについて、使用時の接地電極140の先端温度と、接地電極140の折損強度を調べて比較した。
また、従来技術に係る比較例として、接地電極の接地電極チップのチップ先端面が、基端側を向いて、中心電極先端部の先端面と火花放電ギャップを隔てて離間した形態のスパークプラグを用意した。このスパークプラグは、火花放電経路を軸線方向に形成した一般的な縦放電型(平行電極型)のスパークプラグである。
接地電極の先端温度は、接地電極基材の基材先端面から1mm離れた位置に熱電対を貼り付けて測定した。なお、熱電対は、接地電極基材の内部に埋め込んでもよい。
この試験2では、中心電極先端部130ssの突出長さTを、2.0mm、2.5mm、3.0mm、3.5mm及び4.0mmとしたスパークプラグをそれぞれ用意した。そして、各スパークプラグについて、シュリーレン評価による火炎核面積と、実機における燃焼変動率との関係を調べ、着火性を評価した。その結果を図8のグラフに示す。
燃焼変動率=(標準偏差/平均値)×100(%)
一方、中心電極先端部130ssの突出長さTが3.0mmのスパークプラグでは、シュリーレン評価による火炎核面積が大きくなると、具体的には、火炎核面積が約90mm2 を超えると、燃焼変動率が燃焼限界である20%以下に収まった。
このことから、中心電極先端部130ssの突出長さTを3.5mm以上とした場合に、特に燃焼変動率が小さくなり、着火性が良好になることが判る。従って、本発明では、中心電極先端部130ssの突出長さTを、3.5mm以上としている。
この試験3では、中心電極チップ133及び接地電極チップ143のうち、前述の仮想球体Mに含まれる部分130ssv,143vの合計体積Vを変更したスパークプラグを用意した。具体的には、火花放電ギャップGの長さADを0.7mmに固定すると共に、上記体積Vを0.010mm3 、0.015mm3 、0.020mm3 、0.030mm3 、0.040mm3 にそれぞれ変更した5種類のスパークプラグを用意した。そして、各スパークプラグについて、放電電圧の増加を調べ、耐久性を評価した。その結果を図9のグラフに示す。
一方、体積V=0.020mm3 、体積V=0.030mm3 、及び、体積V=0.040mm3 のスパークプラグでは、放電電圧が初期放電電圧の20kV増し(27.5kV)になるまでの時間が長く、体積V=0.015mm3 の場合の2.5倍以上である。このことから、体積V=0.020mm3 以上とすることにより、耐久性が特に向上することが判る。
この試験4では、上記試験3と同様な評価試験を、火花放電ギャップGの長さADを0.9mmに固定して行った。その結果を図10のグラフに示す。
この結果によると、体積V=0.010mm3 のスパークプラグでは、試験開始後、放電電圧が試験初期の放電電圧(本例では10kV)の20kV増し(本例では30kV)になるまでの時間が極めて短いことが判る。また、体積V=0.015mm3 のスパークプラグでも、放電電圧が初期放電電圧の20kV増し(30kV)になるまでの時間が短いことが判る。
一方、体積V=0.020mm3 、体積V=0.030mm3 、及び、体積V=0.040mm3 のスパークプラグでは、放電電圧が初期放電電圧の20kV増し(30kV)になるまでの時間が長く、体積V=0.015mm3 の場合の2.5倍以上である。このことから、体積V=0.020mm3 以上とすることにより、耐久性が特に向上することが判る。
この試験5では、上記試験結果3,4と同様な評価試験を、火花放電ギャップGの長さADを1.1mmに固定して行った。その結果を図11のグラフに示す。
この結果によると、体積V=0.010mm3 のスパークプラグでは、試験開始後、放電電圧が試験初期の放電電圧(本例では15kV)の20kV増し(本例では35kV)になるまでの時間が極めて短いことが判る。また、体積V=0.015mm3 のスパークプラグでも、放電電圧が初期放電電圧の20kV増し(35kV)になるまでの時間が短いことが判る。
一方、体積V=0.020mm3 、体積V=0.030mm3 、及び、体積V=0.040mm3 のスパークプラグでは、放電電圧が初期放電電圧の20kV増し(35kV)になるまでの時間が長く、体積V=0.015mm3 の場合の2.5倍以上である。このことから、体積V=0.020mm3 以上とすることにより、耐久性が特に向上することが判る。
一方、体積V=0.020mm3 、体積V=0.030mm3 、及び、体積V=0.040mm3 のスパークプラグでは、放電電圧が初期放電電圧の20kV増しになるまでの時間が大幅に大きくなることが判る。従って、体積V=0.020mm3 以上とすることにより、耐久性が特に向上すると言える。
この試験6では、中心電極先端部130ss(中心電極チップ133)及び接地電極140(接地電極チップ143)の表面のうち、前述の仮想球体Mに含まれる部分130ssv,143vの表面130ssvn,143vnの合計面積Sを変更したスパークプラグを用意した。具体的には、火花放電ギャップGの長さADを、0.5mm、0.7mm、0.9mm、1.1mmに変更すると共に、上記面積Sを様々に変更した多数のスパークプラグを用意した。そして、各スパークプラグについて、燃焼変動率を調べ、着火性を評価した。この着火性評価は、前述の試験2で説明した通りであり、燃焼変動率20%を燃焼限界として評価した。その結果を図13のグラフに示す。
この試験7では、接地電極チップ143のチップ長さCを様々に変更したスパークプラグを用意した。具体的には、チップ長さCを、0.2mm、0.3mm、0.4mm、0.6mm、0.8mm、1.2mm、1.6mm及び2.0mmとしたスパークプラグを用意した。
これに対し、チップ長が0.3mm〜2.0mmのスパークプラグでは、少なくともA/F=20においても、失火率が安定燃焼限界(失火率1%)よりも低かった。
この試験8では、上記試験7同様に、接地電極チップ143のチップ長さCを様々に変更したスパークプラグを用意した。具体的には、チップ長さCを、0.2mm、0.4mm、0.6mm、0.8mm、1.2mm、1.6mm及び2.0mmとしたスパークプラグを用意した。
また、前述の試験7より、安定した希薄燃焼を行い得るためには、接地電極チップ143のチップ長さCを0.3mm以上とするのが好ましいことから、チップ長さCは、0.3mm≦C≦1.6mmとするのが好ましいことになる。
この試験9では、絶縁体120の金具先端面110scからの突出長さZを様々に変更したスパークプラグを用意した。具体的には、絶縁体120の突出長さZを、−1.0mm、0mm、1.0mm、2.0mm、3.0mm、4.0mmとしたスパークプラグを用意した。そして、各スパークプラグについて、耐プレイグニッション試験を行った。具体的には、評価用エンジン(4気筒1.6リットル)にスパークプラグを装着し、回転数5500rpm、WOT(全開)とした。そして、点火時期を進めていき、各点火時期で2分間保持したときに、プレイグニッションが4回以上発生した点火時期(進角)を求めた。その結果を図18のグラフに示す。
一方、絶縁体120の突出量が−1.0mm、0mmのスパークプラグでは、上述の一次関数の関係から予想される点火時期(図中に破線で示す。)よりも、点火時期(進角)が小さくなり、耐プレイグニッション性能が低下していることが判る。
この試験10では、中心電極チップ133及び接地電極チップ143の材質を様々に変更したスパークプラグを用意した。具体的には、サンプル1のスパークプラグでは、中心電極チップ133及び接地電極チップ143の材質を、Pt−5Ir−5Rhとした。また、サンプル2のスパークプラグでは、これらの材質をPt−10Ir−5Rhとした。また、サンプル3のスパークプラグでは、これらの材質をPt−13Rhとした。また、サンプル4のスパークプラグでは、これらの材質をPt−5Rhとした。また、サンプル5のスパークプラグでは、これらの材質をPt−20Irとした。また、サンプル6のスパークプラグでは、これらの材質をPt−30Irとした。また、サンプル7のスパークプラグでは、これらの材質をPt−40Irとした。また、サンプル8のスパークプラグでは、これらの材質をPt−20Rhとした。また、サンプル9のスパークプラグでは、これらの材質をIr−5Pt−1Rhとした。また、サンプル10のスパークプラグでは、これらの材質をIr−10Rh−10Ruとした。また、サンプル11のスパークプラグでは、これらの材質をIr−11Rh−10Ruとした。また、サンプル12のスパークプラグでは、これらの材質をIr−5Ptとした。
次いで、上記実施形態の変形形態1〜3について説明する。なお、上記実施形態と同様な部分の説明は、省略または簡略化する。この変形形態1〜3では、接地電極基材241,341,441の形態が、上記実施形態の接地電極基材141と異なる。それ以外は上記実施形態と同様である。
図20に、変形形態1のスパークプラグ200の接地電極240を径方向内側から径方向外側に見た図を示す。また、図21に、変形形態2のスパークプラグ300の接地電極340を径方向内側から径方向外側に見た図を示す。また、図22に、変形形態3のスパークプラグ400の接地電極440を径方向内側から径方向外側に見た図を示す。
また、変形形態2のスパークプラグ300は、図21に示すように、接地電極340の接地電極基材341の基材先端面341scの形状が概略半円形状であり、この基材先端面341scに接地電極チップ343が溶接されている。
また、変形形態3のスパークプラグ400では、図22に示すように、接地電極440の接地電極基材441の基材先端面441scの形状が、矩形の各角部をR形状とした形状である。そして、この基材先端面441scに接地電極チップ443が溶接されている。
次いで、上記実施形態の別の変形形態4について説明する。なお、上記実施形態及び変形形態1〜3と同様な部分の説明は、省略または簡略化する。この変形形態4では、接地電極540における接地電極チップ543と接地電極基材541との接合形態が、上記実施形態及び変形形態1〜3の接地電極140,240,340,440と異なる。それ以外は基本的に上記実施形態等と同様である。図23に、本変形形態4に係るスパークプラグ500のうち、中心電極130及び接地電極540付近の側面図を示す。
このうち接地電極基材541は、その基材基端部541kが主体金具110の金具先端面110scに接合されており、基材先端部541sが径方向内側に向けて屈曲され、その基材先端面541scが径方向内側を向いている。
例えば、上記実施形態等では、スパークプラグ100等に接地電極140等を1つ設けたものを例示したが、接地電極140等を複数設けてもよい。
110 主体金具
110sc 金具先端面
120 絶縁体
120s 絶縁体突出部
120sc 絶縁体先端面
130 中心電極
130s 中心電極突出部
130ss 中心電極先端部
130ssn 外周面
131 中心電極基材
133 中心電極チップ
135 溶接部
140,240,340,440,540 接地電極(外側電極)
141,241,341,441,541 接地電極基材(外側電極基材)
141s,541s 基材先端部
141sc,241sc,341sc,441sc,541sc 基材先端面
143,243,343,443,543 接地電極チップ(外側電極チップ)
143sc,543sc チップ先端面
150 端子金具
AX 軸線
BX 中心軸
G 火花放電ギャップ
A,B 線分
A1,B1 点
r 半径
AD 長さ
V1,V2,V 体積
S1,S2,S 面積
C 長さ
Claims (6)
- 軸線を有する筒状の主体金具と、
前記主体金具の径方向内側に挿通される筒状の絶縁体であって、前記主体金具の金具先端面から軸線方向先端側に突出する絶縁体突出部を有する絶縁体と、
前記絶縁体の径方向内側に挿通される中心電極であって、前記絶縁体の絶縁体先端面から軸線方向先端側に突出する中心電極突出部を有し、この中心電極突出部のうちの先端部分である中心電極先端部が軸線方向に延びる円柱状をなす中心電極と、
外側電極基材の基材先端部に、これよりも細い柱状の外側電極チップを溶接してなる外側電極であって、前記外側電極チップのチップ先端面が、前記中心電極先端部の外周面と火花放電ギャップを隔てて離間してなる一又は複数の外側電極と、
を備えるスパークプラグであって、
前記絶縁体の前記絶縁体突出部は、前記主体金具の前記金具先端面から1.0mm以上軸線方向先端側に突出してなり、
前記中心電極の前記中心電極突出部は、前記主体金具の前記金具先端面から3.5mm以上軸線方向先端側に突出してなり、
前記外側電極チップの前記チップ先端面から、前記中心電極先端部の外周面までの最短距離で両者間を結ぶ任意の線分を線分Aとし、この線分Aの中央をなす点を点A1とし、この点A1が集まってできる線分を線分Bとし、この線分Bの中央をなす点を点B1とし、
前記線分Aの長さを長さAD(mm)とし、
前記中心電極先端部及び前記外側電極のうち、前記点B1を中心とし、AD/2+0.1(mm)を半径とする仮想球体内に含まれる部分の合計体積を体積V(mm3 )としたとき、
V≧0.020を満たしてなる
スパークプラグ。 - 請求項1に記載スパークプラグであって、
前記中心電極先端部及び前記外側電極の表面のうち、前記仮想球体内に含まれる部分がなす表面の合計表面積を面積S(mm2 )としたとき、
S≦AD/2+0.15を満たしてなる
スパークプラグ。 - 請求項1または請求項2に記載のスパークプラグであって、
前記外側電極基材の基材先端面から前記チップ先端面までの、前記外側電極チップのチップ長さを長さC(mm)としたとき、
0.3≦C≦1.6を満たしてなる
スパークプラグ。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記中心電極は、基材である中心電極基材に、これより細径の円柱状の中心電極チップを溶接してなり、この中心電極チップにより前記中心電極先端部を形成してなる
スパークプラグ。 - 請求項4に記載のスパークプラグであって、
前記外側電極チップ及び前記中心電極チップを、それぞれPtを70重量%以上含むPt合金により形成してなる
スパークプラグ。 - 請求項4に記載のスパークプラグであって、
前記外側電極チップ及び前記中心電極チップを、それぞれRhを添加したIr合金により形成してなる
スパークプラグ。
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