JP2004022450A - 内燃機関用スパークプラグ - Google Patents

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石那田 貞次
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Abstract

【課題】イオン電流の検出性を向上させたスパークプラグを提供する。
【解決手段】接地電極40の先端面を中心電極30の側面に対向させたスパークプラグにおいて、接地電極40の先端面の面積を0.07ないし1.13mmとする。これによると、接地電極40の先端面の面積を1.13mm以下にすることにより、火花放電ギャップ間の電界強度が高まって放電電圧が低下し、アーク電圧維持時間、すなわち火炎成長時間が長くなり、中心電極表面の燃焼残さ物が焼かれて中心電極の健全部表面積が増加し、イオン電流の検出性が向上する。また、接地電極40の先端面の面積を0.07mm以上にすることにより、接地電極40の耐酸化消耗性について実用上十分なレベルを維持しつつ、上記のイオン電流検出性向上効果を得ることができる。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中心電極の側面と接地電極の先端面との間で火花放電を行う側面放電型の内燃機関用スパークプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用エンジン等のガソリン機関において、スパークプラグに流れるイオン電流を検出することにより失火等を検出するものが、特開平12−34969号公報にて提案されている。そして、この公報に記載のスパークプラグは、中心電極の表面積を大きくすることにより、中心電極表面に気筒内のイオンが接触しやすくなるようにして、イオン電流の検出性向上を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載の従来のスパークプラグは、エンジン運転時間の増加に伴い中心電極表面に燃焼残さ物が付着するため、中心電極の表面のうち燃焼残さ物が付着していない中心電極の健全部表面積が減少し、イオン電流の検出性が悪化してしまう。
【0004】
また、燃焼状態によっては、カーボン等が付着して中心電極と接地電極との間の絶縁抵抗が低下し、それによってもイオン電流の検出性が悪化してしまうという問題があった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、イオン電流の検出性を向上させたスパークプラグを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ハウジング(10)と、ハウジング(10)に挿入された碍子(20)と、碍子(20)に挿入されると共に、先端部が碍子(20)の端部から突出する中心電極(30)と、ハウジング(10)の端部に接合されて、先端面が中心電極(30)の側面に対向する接地電極(40)とを備え、中心電極(30)の側面と接地電極(40)の先端面との間に火花放電ギャップ(50)が形成されている内燃機関用スパークプラグにおいて、接地電極(40)の先端面の面積が0.07ないし1.13mmであることを特徴とする。
【0007】
これによると、接地電極の先端面の面積を1.13mm以下にすることにより、火花放電ギャップ間の電界強度が高まって放電電圧が低下し、アーク電圧維持時間、すなわち火炎成長時間が長くなり、中心電極表面の燃焼残さ物が焼かれて中心電極の健全部表面積が増加し、イオン電流の検出性が向上する。
【0008】
また、接地電極の先端面の面積を0.07mm以上にすることにより、接地電極の耐酸化消耗性について実用上十分なレベルを維持しつつ、上記のイオン電流検出性向上効果を得ることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、接地電極(40)は、一端がハウジング(10)に接合された脚部(41)と、脚部(41)よりも細く形成されて脚部(41)の他端から中心電極(30)側に向かって突出する突出部(42)とを有し、突出部(42)の突出長さが、0.3mm以上で1.5mm未満であることを特徴とする。
【0010】
これによると、突出部の突出長さを0.3mm以上にすることにより、火炎核の消炎作用を低減して高着火性を確保することができ、また、突出部の突出長さを1.5mm未満にすることにより、突出部の耐酸化消耗性について実用上十分なレベルを維持することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明のように、中心電極(30)の先端部の外径は、0.7ないし2.0mmとすることができる。また、請求項4に記載の発明のように、火花放電ギャップ(50)の寸法は、0.7ないし1.1mmとすることができる。
【0012】
請求項5に記載の発明では、火花放電ギャップ(50)の寸法をG、ハウジング(10)の端部内周面と碍子(20)の外周面とのギャップ(60)の寸法をgとしたとき、g≦0.65G、であることを特徴とする。
【0013】
これによると、g≦0.65Gとすることにより、ハウジングの端部内周面と碍子の外周面とのギャップ部で飛火させることができる。従って、碍子等に付着したカーボン等を焼失させて絶縁抵抗を回復させ、イオン電流の検出性を向上させることができる。
【0014】
請求項6に記載の発明のように、接地電極(40)を複数備えてもよい。また、請求項7に記載の発明のように、突出部(42)は、Pt、Ir、Pt合金またはIr合金製とすることができる。
【0015】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。図1は第1実施形態に係るスパークプラグ100の全体構成を示す半断面図、図2は図1に示すスパークプラグ100の火花放電部の詳細を示す拡大半断面図である。因みに、本実施形態のスパークプラグ100は、接地電極の先端面が中心電極の側面に対向する形式の、いわゆる側面放電型スパークプラグである。
【0017】
スパークプラグ100は、金属よりなる円筒形状のハウジング10を有しており、このハウジング10は、図示しないエンジンのシリンダブロックに固定するための取付ネジ部11を備えている。ハウジング10の内部には、アルミナセラミック(Al)等からなる碍子20が固定されており、この碍子20の先端部21は、ハウジング10の一側の端部12から突出している。
【0018】
中心電極30は碍子20の軸孔22に固定され、碍子20を介してハウジング10に絶縁保持されている。そして、中心電極30の先端部31は、碍子20の先端部21から突出している。この中心電極30は、内材がCu等の熱伝導性に優れた金属材料、外材がNi基合金等の耐熱性および耐食性に優れた金属材料により構成されており、本例では円柱体をなしている。
【0019】
中心電極30の側面には、中心電極30の一部をなす第1の放電部材32が接合されている。この第1の放電部材32は、貴金属、具体的にはPt合金よりなる。
【0020】
一方、ハウジング10の上記端部12には、2本の接地電極40が溶接等により接合されている。これらの接地電極40は、一端がハウジング10に接合された脚部41と、脚部41の他端に接合された第2の放電部材42とから構成されている。脚部41は、ニッケル合金よりなり、本例では四角柱形状をなす。
【0021】
第2の放電部材42は、脚部41よりも細く円柱状に形成され、脚部41の他端から中心電極30側に向かって突出して中心電極30の側面に対向し、より詳細には第1の放電部材32に対向している。第2の放電部材42は、貴金属、具体的にはPt合金よりなる。なお、第2の放電部材42は、本発明の突出部に相当する。
【0022】
そして、互いに対向する第1の放電部材32と第2の放電部材42との間に火花放電ギャップ50が形成されている。また、ハウジング10の端部12の内周面と碍子20の外周面との間にギャップ60が形成されている。
【0023】
次に、上記構成の側面放電型スパークプラグ100において、各部の仕様とイオン電流検出性との相関等を検討した。
【0024】
▲1▼中心電極30の仕様検討
まず、中心電極30において碍子20から露出した部位の表面積(以下、中心電極表面積という)が異なる4種類のスパークプラグA〜Dを、2000cc直列4気筒エンジンに1本ずつ装着し、アイドリング運転状態でイオン電流値を測定した。図3はその結果を示すもので、中心電極表面積が広いほどイオン電流値が大きくなる。
【0025】
次に、自動車用エンジンに使用されたスパークプラグを市場から回収して、中心電極表面積のうち燃焼残さ物が付着していない中心電極30の健全部表面積(以下、健全部表面積という)と、走行距離との関係を調査した。因みに、調査したスパークプラグは、接地電極40を2本有する側面放電型スパークプラグである。
【0026】
図4はその結果を示すもので、走行距離が増加すると中心電極30が燃焼残さ物に覆われて、健全部表面積が減少する。但し、新品時の健全部表面積をS、使用後の健全部表面積をSとすると、接地電極40を2本有する側面放電型スパークプラグにおいては、使用後の健全部表面積Sは、S×0.7以下にならないことが確認された。これは、接地電極40を2本有する側面放電型スパークプラグの場合、火花放電時に中心電極表面の燃焼残さ物が焼かれて、中心電極表面の清浄化が確実且つ安定的に行われるためである。
【0027】
また、本発明者の検討によれば、健全部表面積が5mm以上であれば、失火を精度よく検出可能なレベルのイオン電流値が得られることが判明している。従って、中心電極30の突出し長さLcを一般的な値である3.4mmとした場合、中心電極30の先端部31の外径Dcをφ0.7mm以上にすることにより、使用後の健全部表面積Sが5mm以上となり、実用上十分なイオン電流検出性を確保することができる。
【0028】
なお、中心電極30の先端部31の外径Dcを現状の一般的な値であるφ2mmよりも大きくすると、碍子20の先端部21の肉厚が薄くなって耐電圧が低下してしまうため、中心電極30の先端部31の外径Dcの上限はφ2mmとするのが望ましい。
【0029】
▲2▼接地電極40の仕様検討
接地電極40における中心電極30の側面に対向する面、すなわち接地電極40の先端面の面積(以下、対向面積Sgという)が異なる3種類のスパークプラグを、2000cc直列6気筒エンジンに装着し、燃焼残さ物が付着しやすい条件を設定して300時間の耐久試験を行い、耐久前の健全部表面積に対する耐久後の健全部表面積の割合(S/S×100%)を調べた。
【0030】
なお、この試験に用いたスパークプラグの1つは、第2の放電部材42を備えておらず、1.6mm×2.8mmの四角柱形状の脚部41の先端面を、中心電極30の側面に対向させた構成である。また、他の2つのスパークプラグは、第2の放電部材42の外径Dgが、それぞれφ0.4mmと、φ1.2mmである。
【0031】
図5はその結果を示すもので、第2の放電部材42を細径化するほど、換言すると、対向面積Sgが狭いほど、耐久後の健全部表面積の割合が多くなることが判った。これは、第2の放電部材42の細径化により、火花放電ギャップ50間の電界強度が高まって放電電圧が低下し、アーク電圧維持時間、すなわち火炎成長時間が長くなり、中心電極表面の燃焼残さ物が広範囲にわたって確実に焼かれるためである。
【0032】
上記の検討により、第2の放電部材42を細径化すると耐久後の健全部表面積の割合が多くなってイオン電流検出性を向上できることが判ったので、次に、第2の放電部材42の外径Dg、および第2の放電部材42の長さLgを、種々設定したスパークプラグを用意し、1600cc直列4気筒エンジンにて着火限界の空燃比を調べた。
【0033】
図6はその結果を示すもので、第2の放電部材42の外径Dgをφ1.2mm以下とし、且つ第2の放電部材42の長さLgを0.3mm以上にすることにより、火炎核の消炎作用を低減して高着火性を確保することができる。
【0034】
但し、第2の放電部材42の外径Dgをφ0.3mm未満にした場合や、第2の放電部材42の長さLgを1.5mm以上にした場合は、第2の放電部材42自身が高温になって酸化消耗しやすくなるため実用的でない。
【0035】
従って、第2の放電部材42の外径Dgは、φ0.3mm以上でφ1.2mm以下とするのが望ましく、換言すると、第2の放電部材42の対向面積Sgは、0.07mm以上で1.13mm以下とするのが望ましい。また、第2の放電部材42の外径Dgのさらに好ましい範囲は、φ0.4mm以上でφ1.0mm以下である。
【0036】
一方、第2の放電部材42の長さLgは、0.3mm以上で1.5mm未満とするのが望ましく、さらに好ましい範囲は0.5mm以上で1.0mm以下である。
【0037】
そして、第2の放電部材42の対向面積Sgや長さLgを上記のように設定することにより、接地電極40の耐酸化消耗性について実用上十分なレベルを維持しつつ、イオン電流検出性を向上させることができる。
【0038】
▲3▼火花放電ギャップ50の寸法検討
第2の放電部材42の細径化により着火性が向上するため、現状1.1mmの火花放電ギャップ50の寸法Gを0.7mmまで小さくしても、現状と同等の着火性が確保される。以上より、火花放電ギャップ50の寸法Gは、0.7mm〜1.1mmとするのが望ましい。
【0039】
そして、火花放電ギャップ50の寸法Gを小さくした場合は、火花放電ギャップ50間の電界強度が高まるため放電電圧が低下し、アーク電圧維持時間が長くなり、中心電極表面の燃焼残さ物が広範囲にわたって確実に焼かれる。
【0040】
(第2実施形態)
図7は本実施形態に係るスパークプラグ100の要部の半断面図、図8は図7における脚部41端部近傍のA矢視図である。なお、第1実施形態と同一若しくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0041】
本実施形態では、脚部41における第2の放電部材42側の端部に、第2の放電部材42側に向かって細くなるテーパー部43を形成している。このようにテーパー部43を形成すると、火炎核の冷却作用がより小さくなるため着火性能が向上する。具体的には、テーパー部43無しの場合の着火限界空燃比が14.5であったのに対し、テーパー部43有りの場合の着火限界空燃比は14.7であった。
【0042】
(第3実施形態)
図9は本実施形態に係るスパークプラグ100の要部の半断面図である。なお、第1、第2実施形態と同一若しくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0043】
本実施形態では、ハウジング10の端部12の内周側に、碍子20側に向かって突出する沿面突出部13を形成して、沿面突出部13の内周面と碍子20の外周面とのギャップ60の寸法gを小さくしている。
【0044】
そして、そのギャップ60の寸法gと火花放電ギャップ50の寸法Gとの関係を、g≦0.65G、とすることにより、沿面突出部13の内周面と碍子20の外周面とのギャップ60で飛火させることができる。従って、碍子20の先端部21等に付着したカーボン等を焼失させて絶縁抵抗を回復させ、イオン電流の検出性を向上させることができる。
【0045】
(第4実施形態)
図10は本実施形態に係るスパークプラグ100の要部の半断面図である。なお、第1実施形態と同一若しくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0046】
本実施形態では、脚部41は、内材41aが熱伝導性に優れたCu、外材41bが耐熱性および耐食性に優れたニッケル合金よりなる。このように、内材41aをCuにすることにより熱引き性が向上するため、接地電極40の耐熱性が向上する。
【0047】
(他の実施形態)
上記実施形態では、接地電極40の一部をなす第2の放電部材42を円柱状としたが、図11(a)〜(e)に示すように、第2の放電部材42の断面形状は、正方形、長方形、ひし形、三角形、或いは楕円形であってもよい。そして、いずれの断面形状でも、第2の放電部材42の対向面積Sgを、0.07mm以上で1.13mm以下とすることにより、イオン電流検出性向上効果を得ることができる。
【0048】
また、上記実施形態では、接地電極40は2本であったが、接地電極40は1本でもよいし或いは3本以上でもよい。
【0049】
また、上記実施形態では、第1の放電部材32および第2の放電部材42の材質はPt合金であったが、Pt、Ir、或いはIr合金であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るスパークプラグの全体構成を示す半断面図である。
【図2】図1に示すスパークプラグの火花放電部の詳細を示す拡大半断面図である。
【図3】中心電極表面積とイオン電流値との関係を示す図である。
【図4】走行距離と中心電極30の健全部表面積との関係を示す図である。
【図5】接地電極40の対向面積と耐久後の健全部表面積の割合との関係を示す図である。
【図6】第2の放電部材42の仕様と着火限界空燃比との関係を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るスパークプラグの要部を示す半断面図である。
【図8】図7のA矢視図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係るスパークプラグの要部を示す半断面図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係るスパークプラグの要部を示す半断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態に係るスパークプラグの要部を示す図である。
【符号の説明】
10…ハウジング、20…碍子、30…中心電極、40…接地電極、
50…火花放電ギャップ。

Claims (7)

  1. ハウジング(10)と、
    前記ハウジング(10)に挿入された碍子(20)と、
    前記碍子(20)に挿入されると共に、先端部が前記碍子(20)の端部から突出する中心電極(30)と、
    前記ハウジング(10)の端部に接合されて、先端面が前記中心電極(30)の側面に対向する接地電極(40)とを備え、
    前記中心電極(30)の側面と前記接地電極(40)の先端面との間に火花放電ギャップ(50)が形成されている内燃機関用スパークプラグにおいて、
    前記接地電極(40)の先端面の面積が、0.07ないし1.13mmであることを特徴とする内燃機関用スパークプラグ。
  2. 前記接地電極(40)は、一端が前記ハウジング(10)に接合された脚部(41)と、前記脚部(41)よりも細く形成されて前記脚部(41)の他端から前記中心電極(30)側に向かって突出する突出部(42)とを有し、
    前記突出部(42)の突出長さが、0.3mm以上で1.5mm未満であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用スパークプラグ。
  3. 前記中心電極(30)の先端部の外径は、0.7ないし2.0mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関用スパークプラグ。
  4. 前記火花放電ギャップ(50)の寸法は、0.7ないし1.1mmであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の内燃機関用スパークプラグ。
  5. 前記火花放電ギャップ(50)の寸法をG、前記ハウジング(10)の端部内周面と前記碍子(20)の外周面とのギャップ(60)の寸法をgとしたとき、
    g≦0.65G、であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の内燃機関用スパークプラグ。
  6. 前記接地電極(40)を複数備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の内燃機関用スパークプラグ。
  7. 前記突出部(42)は貴金属よりなり、
    前記貴金属は、Pt、Ir、Pt合金およびIr合金のうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の内燃機関用スパークプラグ。
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