JP4874476B2 - 丸棒材供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本発明は金属、グラスファイバー、合成樹脂、セラミック等の多数の丸棒材を小分けして他の装置に供給するための丸棒材供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に、この種の供給装置は、多数の丸棒材を積載する積載部から丸棒材を少数本ずつ分離して次段の整列部に移送し、さらに分離移送された丸棒材を1本ずつ分離してさらに別の部位又は装置に供給するものとして構成されている。そして、積載部から数本の丸棒材を分離するためには、キッカーと呼ばれる部材を上下動させ、上動時に積載部にある丸棒材をすくい上げて他の丸棒材から分離し、上死点で次段の整列部上に送り、傾斜に沿って転動させて移動させ、さらに整列部で整列してから他の部位又は装置に供給するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、積載部上の丸棒材はかならずしも互いに平行な状態で整列されて積載されているわけではなく、図9(a)の丸棒材a1のように斜めになって他の丸棒材に対して交差状態で重なることがあり、また同図(b)の丸棒材a2のように、直径が2〜3mmの細長の丸棒材は撓んでその一部が他の丸棒材に交差することもある。また、細長い丸棒材は撓みやすいほか、転動しにくいので、一度交差状態になると平行状態に戻すのが困難で、装置を停止させて手作業で戻すしかない。このため、従来はこのような不都合が生じないようにするため、作業員が頻繁に送り状態を確認していなければならず、煩わしかった。
【0004】
本発明は上記問題点を解消し、積載部上に積載された丸棒材が交差することなく整列状態で確実に次の整列部に取り込むことができる丸棒材供給装置を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る丸棒材供給装置は、多数の丸棒材を積載しておく積載部と、積載部から分離して供給された丸棒材を整列させて供給する整列部とを並設した丸棒材供給装置において、上記積載部を作動させて積載部上の丸棒材を上記整列部の後端側に移すとともに、上記整列部の後端の近傍には、上記整列部上に突出後退可能で、整列部上に突出したときは整列部上に移された丸棒材を一時的に溜める溜め部を形成し、整列部から後退するときは、溜め部に溜められた丸棒材の一部を積載部に押し戻しながら後退する邪魔部材を設け、邪魔部材の後退後に整列部上に残った丸棒材を整列部の前方に供給することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る丸棒材供給装置の平面図、図2はその上部の拡大側面図、図3はその要部の斜視図を示す。符号1は基台を示し、この基台1の後部には多数の丸棒材aを積載する積載部2が設けられ、基台1上には積載部2から分離して送られた少数の丸棒材aを整列させる整列部3が設けられ、また基台1の前部には整列部3から送られた丸棒材aを搬送部5に1本ずつ送り出す供給部4が設けられている。
【0007】
積載部2は、基台1の後方に立設した支柱10、11間に上下動可能に配置されたもので、フレーム12上に間隔をおいて立設させた複数の板状の積載部材14で構成され、この積載部材14は上端が前方に向かって低く傾斜するように形成されている。この積載部2はモータ15に連結されたデフューザ16、16とプーリ17、17との間に掛けられたチェーンベルト18、18にフレーム12が固定され、モータ15の正逆回転により上下動するように制御されている。
【0008】
整列部3は基台1上に間隔をおいて配置されたガイド板20を、それぞれ前方に向かって低く傾斜させ、上記ガイド板20の中途部に送りロータ21を配置したもので、ガイド板20は入力側(送り側)よりも出力側(排出側)の方が低くなるように形成されている。また、ガイド板20の前端には丸棒材aの転動を停止させる停止片22が立ち上げ形成されている。
【0009】
上記送りロータ21は駆動モータ23に連結され常時回転している。また、送りロータ21の周面には複数の係合溝24が長手方向に形成され、一つの係合溝24には1〜2本程度の丸棒材aが係合するように形成されている。
【0010】
供給部4は上記ガイド板20の前端に配置されたキッカー25と、上記停止片22の上端から前方に延長する案内部26とによって構成されている。キッカー25はエアシリンダ装置27に連結され、案内部26は前方に向かって低く傾斜している。キッカー25の上端は斜めに形成され、キッカー25の後部垂直面は上記停止片22の後部垂直面よりも丸棒材aの略直径分だけ後退した位置にあるように配置されている。そして、案内部26の前方には搬送部5であるローラコンベアが配置され、案内部26から1本ずつ供給される丸棒材をさらに別の装置に順次搬送するようになっている。
【0011】
そして、上記整列部3の積載部側には丸棒材を一時的に溜める溜め部Pが形成されている。この溜め部Pには複数の邪魔部材31が間隔をおいて配置されている。この邪魔部材31は、回動の中心から後端縁の中心までの距離よりも後端縁の端部までの距離が長く形成された側面視略三角形状に形成された板部材で構成され、この邪魔部材31の前端は基台1に回動可能に軸支されたシャフト32に固定され、シャフト32を回動することにより邪魔部材31を上下に回動できるようになっている。そしてこのシャフト32にはアーム33の一端が固定され、このアーム33の下端は基台1に固定されたエアシリンダ装置34に連結されている。これにより、邪魔部材31を上下に回動し、上死点では邪魔部材31は整列部3の上方に突出し、丸棒材aが積載部2から整列部3に一気に流入しないようにその流入量を制限するとともに丸棒材を一時的に溜め、下方に回動するときには、丸棒材aを積載部側に押圧しながら丸棒材aの一部を積載部に押し戻す。さらに下死点では少なくとも上端面31aが整列部3の上端面3aと面一になるまで下方に回動し、整列した状態の丸棒材aを整列部3内に取り込めるようになっている。
【0012】
次に、上記構成の丸棒材供給装置の作動態様について説明すると、予め集積部2に多数の丸棒材aを載置しておく。次に、邪魔部材31と供給部4のエアシリンダ装置34、27と送りロータ21の駆動モータ23とを作動させると、図4に示されるように邪魔部材31が上動して整列部3から邪魔部材31が突出し、送りロータ21が回転する。この状態で、積載部2を上死点まで上昇させると積載部2に積載された丸棒材aの一部が整列部3上に送り込まれる。
【0013】
その後、積載部2が下動すると図5(a)に示すように、整列部3の後端部と邪魔部材31とで形成される溜め部Pに載れない丸棒材aは整列部3上から積載部2上に落下し、整列部3上には複数本の丸棒材aが残ることになる。この残留した丸棒材aは全て平行な状態で整列しているとは限らない。そこで、積載部2が下動を始めると、エアシリンダ装置34を作動させて邪魔部材31を下方に回動させる。この時、回動する速度が早くなるようにエアシリンダ装置34を作動させると、邪魔部材31は回動の中心から後端縁の端部までの距離が中央部までの距離よりも長く形成されているので、下方に回動しながら整列部3上の丸棒材aを押圧するように作用する。整列部3上に整列できずに載置されている不安定状態にある丸棒材aは押されて積載部2上に落下し、整列して安定状態にある丸棒材aのみを整列部3上に残すことができる。
【0014】
なお、邪魔部材31によって綾になって不安定な丸棒材aを押し戻すタイミングは、積載部2上の丸棒材と溜め部P上の丸棒材とが段違いになるほど、積載部2が下方位置まで移動したときとするのが好ましい。両者の丸棒材が連続している状態で不安定な丸棒材が押されても、その丸棒材の一部は積載部2上に載って支持されると、溜め部Pから外れないからである。もちろん、そのようなばあいであっても、積載部2を下方に移動させて丸棒材が積載部2上に落ちた後に邪魔部材31を下死点まで回動させればよい。
【0015】
そして、邪魔部材31が下死点まで回動すると、邪魔部材31の上端面31aは少なくとも整列部3の上面と面一になるまで回動するので、邪魔部材31に邪魔されていた整列部3上の丸棒材aは整列部内に取り込まれ、斜面に沿って転動しながらロータ21側に移動する(図5(b)参照)。
【0016】
整列部3では送りロータ21が回転しているので、図4に示されるように、整列部3上に整列している丸棒材aの前端側の1〜2本が送りロータ21の係合溝24に係合して他の丸棒材aから分離され、送りロータ21の回転に従って整列部3の前方に送られ、やがて前側のガイド板20上を転動して停止片22の手前で停止して整列する。
【0017】
最後に、供給部4でエアシリンダ装置27が作動してキッカー25が上昇し、キッカー25の上端に1本の丸棒材aが係合して持ち上げられ、その上死点で案内部26に供給される。さらに、以上の動作が繰り返されることにより、停止板22で停止させられている丸棒材aが1本ずつ案内部26を介してローラコンベア5に供給され、案内部26から1本ずつ供給された丸棒材aはローラコンベア5によってさらに別の装置に順次搬送されるようになっている。
【0018】
図6、図7及び図8は溜り部と邪魔部材の他の例で、図6は三角形の邪魔部材31Aをエアシリンダ装置34で上下動させ、邪魔部材の斜辺で丸棒材を突き上げることにより丸棒材の一部を落下させ、邪魔部材31Aを下動させることにより溜り部に残った丸棒材を整列部に送り出すようにしたものである。
【0019】
図7は、オーバーハングした斜辺を有する邪魔部材31Bをエアシリンダ装置34で上下動させ、邪魔部材31Bを下動させて斜辺で丸棒材を押し返すことにより丸棒材の一部を落下させ、邪魔部材31Aを下動させることにより溜り部に残った丸棒材を整列部に送り出すようにしたものである。
【0020】
図8は、1本の軸35に間隔をおいて配置された回転体36の周面に棒状体37を形成した邪魔部材31Cを適宜の手段で回動させ、邪魔部材31Cの回動時に丸棒材を押し返すことにより丸棒材の一部を落下させ、邪魔部材31Cをさらに回動させる(逆方向に回動させてもよい)ことにより溜り部に残った丸棒材を整列部に送り出すようにしたものである。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、溜め部Pに配置された邪魔部材によって整列部上に移された丸棒材の一部を押し返して積載部に落下させるようにしたので、落下する丸棒材には整列したものもあるが、整列状態の丸棒材と交差して不安定な状態にあるものは、確実に落下し、溜め部Pには整列したものだけが残る。したがって、丸棒材の供給を安定に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る丸棒材供給装置の全体平面図
【図2】上記丸棒材供給装置の拡大側面図
【図3】上記丸棒材供給装置の要部の斜視図
【図4】丸棒材がローラコンベアに供給される状態を説明する整列部の要部拡大側面図
【図5】(a)(b)は邪魔部材の作動状態の説明図
【図6】溜り部と邪魔部材の他の例を簡略に示す側面図
【図7】溜り部と邪魔部材のさらに他の例を簡略に示す側面図
【図8】溜り部と邪魔部材のさらに別の例を簡略に示す側面図
【図9】(a)(b)は丸棒材の交差状態説明図
【符号の説明】
2 積載部
3 整列部
21 送りロータ
31 邪魔部材
a 丸棒材

Claims (1)

  1. 多数の丸棒材を積載しておく積載部と、積載部から分離して供給された丸棒材を整列させて供給する整列部とを並設した丸棒材供給装置において、
    上記積載部を作動させて積載部上の丸棒材を上記整列部の後端側に移すとともに、上記整列部の後端の近傍には、上記整列部上に突出後退可能で、整列部上に突出したときは整列部上に移された丸棒材を一時的に溜める溜め部を形成し、整列部から後退するときは、溜め部に溜められた丸棒材の一部を積載部に押し戻しながら後退する邪魔部材を設け、邪魔部材の後退後に整列部上に残った丸棒材を整列部の前方に供給することを特徴とする丸棒材供給装置。
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