JP4872221B2 - 部品搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部品を振動により移送することが可能な部品搬送装置に関する。
従来、部品に対して振動を与えることにより、部品を整列させるとともに、部品の搬送を行う部品搬送装置の一つとしてパーツフィーダがよく知られている。このパーツフィーダは、部品に振動を与えることにより部品の姿勢を整え、次工程に搬送することができる。
特許文献1には、応力を抑制し、高周波数駆動時であっても十分な振幅を確保するとともに振動発生手段に作用する応力を抑制し、振動発生手段の取り替えや共振周波数の変更及び調整を容易に行うことができる圧電駆動式パーツフィーダが開示されている。
国際公開第2004/067413号パンフレット
しかしながら、従来のパーツフィーダにおいては、部品を搬送する搬送路の両端部が互いに上下逆方向に振動し、回転運動を行う現象(以下、ピッチング現象と呼ぶ。)が生じる場合がある。このピッチング現象が生じると、搬送路上に振動の節が現れるため、部品の搬送が停滞したり、部品が逆送したりしていた。
また、このピッチング現象を抑制するためにパーツフィーダの最下部に配設されるベース部の重量を重くすることにより、ピッチング現象の低減を図っていたが、ベース部に伝わる振動がパーツフィーダの下方に伝達され、騒音、ベース部の固定の磨耗等、多くの課題が生じていた。
本発明の目的は、部品をスムーズに搬送することができる部品搬送装置を提供することである。
本発明の他の目的は、部品をスムーズに搬送するとともに、部品搬送装置の下方に与える振動を抑制することができる部品搬送装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
(1)
第1の発明に係る部品搬送装置は、部品に振動体から発生される振動を与えて部品を直線状に移送する部品搬送装置であって、部品搬送装置の最下方に配されるベース部と、防振部材を介してベース部の上方に配設された第1の可動部と、支持部材および振動体を介して第1の可動部の上方に配設されたカウンターウェイトと、第1の可動部と接続された連結部材を介してカウンターウェイトの上方に配設された第2の可動部と、第2の可動部の上に配設され、部品を水平方向に搬送する搬送路とを含み、第1の可動部の重心位置、第2の可動部の重心位置および搬送路の重心位置を総合した重心位置と、カウンターウェイトの重心位置とを結ぶ直線が部品に対する振動を付与する角度と略平行に配するものである。
第1の発明に係る部品搬送装置においては、部品搬送装置の最下方から、順にベース部、第1の可動部、カウンターウェイト、第2の可動部および搬送路が配設される。また、第1の可動部および第2の可動部の重心とカウンターウェイトの重心とを結ぶ直線が部品に対する振動を付与する角度と略平行になるように配される。なお、カウンターウェイトとは、振動錘部またはバランスウェイトを含む。
この場合、第1の可動部および第2の可動部をカウンターウェイトを挟んで上下に分割して配置しているため、第1の可動部の重心位置、第2の可動部の重心位置および搬送路の重心位置を総合した重心位置と、カウンターウェイトの重心位置と接近させることができる。
また、総合した重心位置が、カウンターウェイトの重心位置と接近することにより、互いの重心位置を結ぶ直線を、部品に対して振動を付与する角度とほぼ一致させることが容易となる。また、ベース部の重量を増加させなくても、搬送路のピッチング現象を抑制することができるので、部品をスムーズに搬送することができ、さらに、部品搬送装置の下方に与える振動を抑制することができる。
(2)
第1の可動部は、第1の可動部の重心位置を変更することができるウェイト調整機構をさらに含んでもよい。
この場合、第1の可動部の重心位置を容易に変更することができるので、第1の可動部の重心位置、第2の可動部の重心位置および搬送路の重心位置を総合した重心位置を容易に移動させることができる。その結果、総合した重心位置とカウンターウェイトの重心位置との互いの重心位置を結ぶ直線を、部品に対する振動を付与する角度と略平行に配することができる。
(3)
第2の可動部は、第2の可動部の重心位置を変更することができるウェイト調整機構をさらに含んでもよい。
この場合、第2の可動部の重心位置を容易に変更することができるので、第1の可動部の重心位置、第2の可動部の重心位置および搬送路の重心位置を総合した重心位置を容易に移動させることができる。その結果、総合した重心位置とカウンターウェイトの重心位置との互いの重心位置を結ぶ直線を、部品に対する振動を付与する角度と略平行に配することができる。
(4)
防振部材の剛性を支持部材よりも極端に低くしてもよい。従来の部品搬送装置であれば、ベース部の質量を増加させて防振部材の剛性を極端に下げた場合であっても、搬送路に適正に振動が伝えられず、部品をスムーズに搬送することができなかった。しかしこの場合、ピッチング振動がないため、ベース部へ伝達される反力となる水平方向及び垂直方向の振動を低減することができる。それにより、ベース部の質量を低減することができ、搬送路上の部品をスムーズに搬送することができる。
(5)
第2の発明に係る部品搬送装置は、部品に振動体から発生される振動を与えて部品を直線状に移送する部品搬送装置であって、部品搬送装置の最下方に配されるベース部と、防振部材を介してベース部の上方に配設された第1のカウンターウェイトと、支持部材および振動体を介して第1のカウンターウェイトの上方に配設された可動部と、第1のカウンターウェイトと接続された連結部材を介して配設された第2のカウンターウェイトと、部品を水平方向に搬送する搬送路とを含み、第1のカウンターウェイトの重心位置および第2のカウンターウェイトの重心位置を総合した重心位置と、可動部の重心位置および搬送路の重心位置を総合した重心位置とを結ぶ直線が部品に対する振動を付与する角度と略平行に配されるものである。
第2の発明に係る部品搬送装置においては、部品搬送装置の最下方から、順にベース部、第1のカウンターウェイト、可動部および搬送路が配設される。第2のカウンターウェイトは、第1のカウンターウェイトよりも少なくとも上方に連結部材を介して配置される。また、第1のカウンターウェイトの重心位置および第2のカウンターウェイトの重心位置を総合した重心位置と、可動部の重心位置および搬送路の重心位置を総合した重心位置とを結ぶ直線が部品に対する振動を付与する角度と略平行に配される。
この場合、第1のカウンターウェイトおよび第2のカウンターウェイトを上下に分割して配置しているため、第1のカウンターウェイトおよび第2のカウンターウェイトを総合した重心位置を、可動部の重心位置および搬送路の重心位置を総合した重心位置と接近させることができる。
また、第1のカウンターウェイトおよび第2のカウンターウェイトを総合した重心位置が、可動部の重心位置および搬送路の重心位置を総合した重心位置と接近することにより、互いの重心位置を結ぶ直線を、部品に対する振動を付与する角度とほぼ一致させることが容易となる。また、ベース部の重量を重くしなくても、搬送路のピッチング現象を抑制することができるので、部品をスムーズに搬送することができ、さらに、部品搬送装置の下方に与える振動を抑制することができる。
(6)
第2のカウンターウェイトは、搬送路の上方に設けられてもよい。
この場合、第1のカウンターウェイトおよび第2のカウンターウェイトを総合した重心位置が、部品搬送装置全体の上方に移動する。その結果、第1のカウンターウェイトおよび第2のカウンターウェイトとの重心位置が、可動部の重心位置および搬送路の重心位置を総合した重心位置と接近することにより、互いの重心位置を結ぶ直線を、部品に対する振動を付与する角度と略平行に配することが容易となる。
(7)
第2のカウンターウェイトは、第1のカウンターウェイトの側方に設けられてもよい。この場合、第2のカウンターウェイトおよび連結部材により、第1のカウンターウェイトおよび第2のカウンターウェイトを総合した重心位置を可動部の重心位置および搬送路の重心位置とを総合した重心位置と接近させることができ、互いの重心位置を結ぶ直線を、部品に対する振動を付与する角度と略平行に配させることが容易となる。
(8)
防振部材の剛性を支持部材よりも低くしてもよい。この場合、ベース部へ伝達される反力を低減することができ、ベース部の質量を低減することができる。その結果、部品搬送装置の底部への振動伝達を抑制することができる。
以下、本発明に係る部品搬送装置の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態においては、リニア型パーツフィーダ300を例にとって説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る第1の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300の一例を示す模式的側面図である。
リニア型パーツフィーダ300は、ベース部301、圧電式振動部302、カウンターウェイト303、振動伝達部304、搬送路305、連結板370(一部削除)、支持ばね380および防振用板ばね390を含む。
図1に示すように、ベース部301の上部には、圧電式振動部302が複数の防振用板ばね390により保持される。圧電式振動部302の上部には、カウンターウェイト303が複数の支持ばね380により保持される。
また、図1に示すように圧電式振動部302およびカウンターウェイト303の内部には、平板を屈曲させたL字状の弾性部材410が設けられる。弾性部材410の一端側がカウンターウェイト303に固定され、他端側が圧電式振動部302に固定される。
また、弾性部材410の両面には、圧電素子411が配設される。この弾性部材410および圧電素子411からなるバネ定数は、搬送する部品の重量、大きさおよび搬送路305の重量等によって定められる任意の共振周波数の条件に応じて適宜選択される。
図1の圧電素子411では、具体的に、圧電セラミックスを分極処理して弾性部材410の一方の面にプラス極性の分極電位を持たせたものを貼付け、弾性部材410の他方の面にマイナス極性の分極電位を持たせたものを張付ける。それにより、弾性部材410の表裏面に圧電素子411によるバイモルフ構造が形成される。圧電素子411に電荷を付与することにより振動が生じ、カウンターウェイト303と圧電式振動部302とが振動する。
続いて、カウンターウェイト303の上部には、振動伝達部304が設けられる。この振動伝達部304は、圧電式振動部302に固設された連結板370により固定される。すなわち、振動伝達部304は、圧電式振動部302の振動と同期した動きをする。振動伝達部304の動作の詳細については後述する。
また、振動伝達部304の上面には、搬送路305が設けられる。搬送路305に振動が付与されることにより、部品は搬送路305に設けられた搬送溝内を移動する。
次いで、リニア型パーツフィーダ300の動作について、従来のリニア型パーツフィーダと比較して図面を用いて説明する。
図2は従来のリニア型パーツフィーダの振動状態を示すシミュレーションを示す図であり、図3は本願発明に係るリニア型パーツフィーダ300の動作状態のシミュレーションを示す図である。
なお、一般に図2および図3におけるリニア型パーツフィーダの固有振動数fは、弾性部材410、圧電素子411および支持ばね380のバネ定数の合計k1と、圧電式振動部302、カウンターウェイト303および振動伝達部304の等価質量Mとを用いて以下の式で求めることができる。なお、防振用板ばね390のバネ定数はk1よりも極端に小さい。
(数1)
f=1/2π×[(k1)/M]1/2 ・・・(1)
また、式1におけるリニア型パーツフィーダの等価質量Mは以下の式で求めることができる。
(数2)
M=(m1×m2)/(m1+m2) ・・・(2)
本実施の形態にかかるリニア型パーツフィーダ300では、式2におけるm1が圧電式振動部302、振動伝達部304、搬送路305および連結部370の質量を示し、m2がカウンターウェイト303の質量を示す。
一方、従来のリニア型パーツフィーダにおいては、図2に示すように、m1がカウンターウェイトbの質量を示し、m2が可動部cの質量を示す。以上のように算出された固有振動数fにより圧電素子を振動させ、それぞれリニア型パーツフィーダを振動させる。
図2に示すように、固有振動数fで共振させた従来のリニア型パーツフィーダにおいては、搬送路dの一端が上方向に移動するとともに他端が下方向に移動しており、搬送路d自体が回転しており、いわゆるピッチング現象が生じている。このピッチング現象が生じることにより、搬送路dに振動の節が現れ、部品が搬送路d内において停止したり、逆送したりする。
さらに、従来のリニア型パーツフィーダにおいては、ピッチング現象によりベース部aの一端が下方に移動するとともに、ベース部aの他端が上方に移動している。すなわち、ベース部aの下面に対して大きな振動が生じている。
一方、図3に示すように、本願発明に係るリニア型パーツフィーダ300を駆動させた場合、搬送路305の一端が上に移動するとともに他端が上方向に振動しており、搬送路305が一体として略平行に上下方向に移動しており、いわゆるピッチング現象が生じていない。さらに、本願発明にかかるリニア型パーツフィーダ300においては、ピッチング現象が生じていないため、ベース部301の下面がほぼ揺れておらず、大きな振動が生じていない。
次に、図2および図3におけるピッチング現象の有無について説明する。図4は従来のリニア型パーツフィーダの模式図であり、図5はリニア型パーツフィーダ300の模式図である。
図4におけるリニア型パーツフィーダは、ベース部a、カウンターウェイトb、可動部cおよび搬送部dにより構成される。この場合、カウンターウェイトbの重心位置Mbおよび可動部cの重心位置Mcを結んだ直線L20が、部品の搬送角度α10と略平行に配されていない。この場合、搬送路dに付与される振動は、直線L20の方向の振動が支持ばね380の働きにより方向を変換されたものと考えられる。すなわち、その振動方向を支持ばね380により変更させることによる負荷がかかっているため、搬送角度α10と略平行に振動を付与できておらず、ピッチング現象が生じている。
一方、図5におけるリニア型パーツフィーダ300を構成するベース部301、圧電式振動部302、カウンターウェイト303、振動伝達部304および搬送路305においては、圧電式振動部302および振動伝達部304が連結板370により一体に形成されており、両部材が同位相の状態で図中一方の方向(左方向)に移動し、カウンターウェイト303が逆位相の状態で図中他方の方向(右方向)に移動している。これは、圧電式振動部302、振動伝達部304および搬送路305を総合した重心位置M302と、カウンターウェイト303の重心位置M303とを結んだ直線L10が部品の搬送角度α10とほぼ略平行になっており、それぞれが互いにバランスの取れた動きをしていることによるものと考えられる。したがって、支持ばね380により振動方向を大きく変化させる必要がなく、搬送部305を部品の搬送角度α10に一致させた状態で略平行に振動させることができる。その結果、部品をスムーズに搬送させることができる。
また、図5に示すリニア型パーツフィーダ300においては、ピッチング現象を防止することができるので、ベース部301の質量を低減することができる。
以上のことから、第1の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300においては、圧電式振動部302および振動伝達部304をカウンターウェイト303を挟んで上下に分割配置しているため、圧電式振動部302、振動伝達部304および搬送路305の総合した重心位置M302をカウンターウェイト303の重心位置M303に接近させることができる。その結果、重心位置M302および重心位置M303を結ぶ直線L10を部品に対して振動を付与する角度α10と一致させることができる。
また、ベース部301へ伝達される振動を低減することができ、ベース部301の質量を低減することができる。その結果、リニア型パーツフィーダ300の下方への振動伝達を抑制することができる。
(第2の実施の形態)
以下、第2の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300aについて説明する。図6は、第2の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300aの一例を示す模式図である。
第2の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300aが、第1の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300と相違するのは以下の点である。リニア型パーツフィーダ300aは、第1の実施の形態に係る圧電式振動部302の下面に、錘400および一対の弾性部材402を含む。
リニア型パーツフィーダ300aの圧電式振動部302の下面には、一対の弾性部材402を取付け可能なネジ孔が複数設けられており、その最適な位置のネジ孔を用いてネジにより一対の弾性部材402を固定する。また、錘400には、一対の弾性部材402に取付け可能なネジ孔が設けられており、その最適な位置のネジ孔を用いてネジにより錘400を固定する。
以上により、リニア型パーツフィーダ300aにおいては、圧電式振動部302、振動伝達部304および搬送路305を総合した重心位置M302の位置を重心位置M302aに変更することができる。その結果、重心位置M302をさらに重心位置M303に接近させることができる。
また、本実施の形態においては、錘400を一対の弾性部材402を用いて固定することとしたが、これに限定されず、圧電式振動部302の下面に直に錘400を固定させてもよい。
なお、この重心位置を調整する理由としては、搬送路305の振動を適正な振動に調整することにより防振用板ばね390の剛性を低くすることができ、その結果、ベース部301への振動伝達を抑制することができることが挙げられる。
また、重心位置302aおよび重心位置M303を結ぶ直線L10aを部品の搬送角度α10に一致させることがさらに容易になる。その結果、ピッチング現象を防止し、部品の搬送をスムーズに行うことができる。
また、ベース部301へ伝達される振動を低減することができ、ベース部301の質量を低減することができる。その結果、リニア型パーツフィーダ300aの下方への振動伝達をさらに抑制することができる。
(第3の実施の形態)
以下、第3の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300bについて説明する。図7は第3の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300bの一例を示す模式図である。
図7に示すように、ベース部301の上部には、カウンターウェイト303bが複数の防振用板ばね390bにより保持される。カウンターウェイト303bの上部には、圧電式振動部302bが複数の支持ばね380bにより保持される。
また、図7に示すように、圧電式振動部302bおよびカウンターウェイト303bの内部には、平板を屈曲させたL字状の弾性部材410が設けられる。弾性部材410の一端側がカウンターウェイト303bに固定され、他端側が圧電式振動部302bに固定される。
この弾性部材410および圧電素子411の構成については、第1の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300と同構成である。
続いて、圧電式振動部302bの上面には、搬送路305bが設けられる。また、搬送路305bの上部には、錘400bが設けられる。この錘400は、カウンターウェイト303bに取り付けられた連結板370bにより保持される。
この場合、錘400bおよびカウンターウェイト303bが同位相の動きをするようになる。その結果、錘400bおよびカウンターウェイト302bを総合した重心位置M303bが、カウンターウェイト303bのみの重心位置M303よりも上方へ移動することができ、圧電式振動部302bおよび搬送路305を総合した重心位置M302bと接近させることができる。
したがって、圧電式振動部302bの重心位置M302bと、カウンターウェイト303bおよび錘400を総合した重心位置M303bとを結ぶ直線L10bを部品を搬送する搬送角度α10とほぼ一致させることができる。
以上により、重心位置302bおよび重心位置M303bを結ぶ直線L10bを部品の搬送角度α10に一致させることがさらに容易になる。その結果、ピッチング現象を防止し、部品の搬送をスムーズに行うことができる。
また、ベース部301へ伝達される振動を低減することができ、ベース部301の質量を低減することができる。その結果、リニア型パーツフィーダ300bの下方への振動伝達を抑制することができる。
(第4の実施の形態)
以下、第4の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300cについて説明する。図8は、第4の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300cの一例を示す模式図である。
第4の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300cが、第3の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300bと相違するのは以下の点である。
リニア型パーツフィーダ300cは、第3の実施の形態に係る錘400bおよび連結部材370bの代わりに錘400c、一対の弾性部材420cおよび取付け部材410cを含む。
図8に示すように、圧電式振動部302bに取付け部材410cが配設され、その取付け部材の両端から下方に向けて一対の弾性部材420cが延在され、その弾性部材420cの下端に錘400cが配設される。
この場合、仮にピッチング現象が生じた場合でも、錘400cが弾性部材420cを介してピッチング現象と逆位相の振り子動作を行うので、ピッチング現象を相殺することとなる。
また、さらに、圧電式振動部302bの重心位置が錘400cと圧電式振動部302bとを総合した重心位置M302cに変更することができる。その結果、重心位置M302bを重心位置M302cに移動することにより、カウンターウェイト303bの重心位置M303bと接近させることができる。
その結果、搬送路305、圧電式振動部302bおよび錘400cを総合した重心位置M302cと、カウンターウェイト303bの重心位置M303bとを結ぶ直線L10cを部品を搬送する搬送角度α10と一致させることができる。したがって、ピッチング現象を防止し、部品の搬送をスムーズに行うことができる。
また、ベース部301へ伝達される振動を低減することができ、ベース部301の質量を低減することができる。その結果、リニア型パーツフィーダ300cの下方への振動伝達を抑制することができる。
(第5の実施の形態)
以下、第5の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300dについて説明する。図9は、第5の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300dの一例を示す模式図である。
第5の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300dが、第3の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300bと相違するのは以下の点である。
リニア型パーツフィーダ300dは、第3の実施の形態に係る錘400bおよび連結部材370bの代わりに錘400d、一対の弾性部材420dおよび取付け部材410dを含む。
図9に示すように、カウンターウェイト303bに取付け部材410dが配設され、その取付け部材の両端から側方に向けて一対の弾性部材420dが延在され、その弾性部材420dの先端に錘400dが配設される。
この場合、仮にピッチング現象が生じた場合でも、錘400dが弾性部材420dを介してピッチング現象と逆位相の振り子動作を行うので、ピッチング現象を相殺することとなる。
また、さらに、カウンターウェイト303bの重心位置が錘400dとカウンターウェイト303bとを総合した重心位置M303dに変更することができる。
その結果、錘400dとカウンターウェイト303bとを総合した重心位置M303dと、搬送路305および圧電式振動部302bの重心位置M302bとを結ぶ直線L10dを部品を搬送する搬送角度α10と一致させることができる。したがって、ピッチング現象を防止し、部品の搬送をスムーズに行うことができる。
また、ベース部301へ伝達される振動を低減することができ、ベース部301の質量を低減することができる。その結果、リニア型パーツフィーダ300dの下方への振動伝達を抑制することができる。
(第6の実施の形態)
以下、第6の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300eについて説明する。図10は、第6の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300eの一例を示す模式図である。
第6の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300eが、第1の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300aと相違するのは以下の点である。
リニア型パーツフィーダ300eは、第1の実施の形態に係る錘400および一対の連結部材402を圧電式振動部302に設けるのではなく、振動伝達部304に錘400eおよび一対の連結部材402eを設けるものである。
具体的には、リニア型パーツフィーダ300eの振動伝達部304の端部には、一対の弾性部材402eを取付け可能なネジ孔が複数設けられており、その最適な位置のネジ孔を用いてネジにより一対の弾性部材402eを固定する。また、錘400eには、一対の弾性部材402eに取付け可能なネジ孔が設けられており、その最適な位置のネジ孔を用いてネジにより錘400eを固定する。
以上のことから、第6の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダ300eにおいては、圧電式振動部302および振動伝達部304をカウンターウェイト303を挟んで上下に分割配置しているため、圧電式振動部302、振動伝達部304および搬送路305の総合した重心位置M302をカウンターウェイト303の重心位置M303に接近させることができる。その結果、重心位置M302eおよび重心位置M303を結ぶ直線L10を部品に対して振動を付与する角度α10と一致させることができる。
また、ベース部301へ伝達される振動を低減することができ、ベース部301の質量を低減することができる。その結果、リニア型パーツフィーダ300eの下方への振動伝達を抑制することができる。
なお、上記の実施の形態においては、第1の可動部および第2の可動部を有する構成において、振動伝達部304および搬送路305を別個独立する部材として説明しているが、これに限定されず、振動伝達部304と搬送路305とを一体化させた一部材から形成してもよい。さらに、上記実施の形態においては、カウンターウェイトと表現したが、これに限定されず、振動錘部またはバランスウェイト等も含むものである。
上記の実施の形態においては、弾性部材410および圧電素子411が振動体に相当し、ベース部301がベース部に相当し、防振用板ばね390が防振部材に相当し、圧電式振動部302が第1の可動部に相当し、支持ばね380が支持部材に相当し、カウンターウェイト303がカウンターウェイトに相当し、連結板370が連結部材に相当し、振動伝達部304が第2の可動部に相当し、搬送路305が搬送路に相当し、搬送角度α10が部品に対する振動を付与する角度に相当し、錘400c,400d、一対の弾性部材420c,420dおよび取付け部材410c,410dがウェイト調整機構に相当し、カウンターウェイト303c,303dが第1のカウンターウェイトに相当し、圧電式振動部302bが可動部に相当し、錘400c,400dが第2のカウンターウェイトに相当する。
本発明は、上記の好ましい第1〜第6の実施の形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。例えば、本発明をボウルフィーダ等に適用することも可能である。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
本発明に係る第1の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダの一例を示す模式的側面図 従来のリニア型パーツフィーダの振動状態を示すシミュレーションを示す図 本願発明に係るリニア型パーツフィーダの動作状態のシミュレーションを示す図 従来のリニア型パーツフィーダの模式図 リニア型パーツフィーダの模式図 第2の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダの一例を示す模式図 第3の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダの一例を示す模式図 第4の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダの一例を示す模式図 第5の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダの一例を示す模式図 第6の実施の形態に係るリニア型パーツフィーダの一例を示す模式図
符号の説明
301 ベース部
302 圧電式振動部
302b 圧電式振動部
303 カウンターウェイト
303c,303d カウンターウェイト
304 振動伝達部
305 搬送路
370 連結板
380 支持ばね
390 防振用板ばね
400c,400d 錘
410 弾性部材
410c,410d 取付け部材
411 圧電素子
420c,420d 一対の弾性部材
α10 搬送角度

Claims (4)

  1. 部品に振動体から発生される振動を与えて前記部品を直線状に移送する部品搬送装置であって、
    前記部品搬送装置の最下方に配されるベース部と、
    防振部材を介して前記ベース部の上方に配設された第1の可動部と、
    支持部材および前記振動体を介して前記第1の可動部の上方に配設されたカウンターウェイトと、
    前記第1の可動部と接続された連結板を介して前記カウンターウェイトの上方に配設された第2の可動部と、
    前記第2の可動部の上方に配設され、前記部品を水平方向に搬送する搬送路とを含み、
    前記第1の可動部の重心位置、前記第2の可動部の重心位置および前記搬送路の重心位置を総合した重心位置と、前記カウンターウェイトの重心位置とを結ぶ直線が前記部品に対する振動を付与する角度と略平行に配され、
    前記重心位置を結ぶ直線は、当該重心位置を結ぶ直線に直交する方向かつ水平方向から見たとき、前記振動体を通り、
    前記カウンターウェイトは、下面に凹部が形成されるとともに、当該凹部の内面に前記振動体が取り付けられ、
    前記連結板は、前記部品に対して付与する振動の方向と直交する方向から、前記第1の可動部と前記第2の可動部とを一体として連結するものであり、
    前記第1の可動部および前記第2の可動部は、同位相の状態で移動することを特徴とする部品搬送装置。
  2. 前記第1の可動部は、
    前記第1の可動部の重心位置を変更することができるウェイト調整機構をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の部品搬送装置。
  3. 前記第2の可動部は、
    前記第2の可動部の重心位置を変更することができるウェイト調整機構をさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載の部品搬送装置。
  4. 前記防振部材の剛性値を前記支持部材の剛性値よりも低い値にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の部品搬送装置。
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