JP4871808B2 - 吸着ノズル変更装置、表面実装機及び部品検査機のための部品移載装置 - Google Patents

吸着ノズル変更装置、表面実装機及び部品検査機のための部品移載装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数の吸着ノズルを回転させて、複数の吸着ノズルのうちの1つを選択的に通常使用位置に位置決めする吸着ノズル変更装置、該吸着ノズル変更装置を備えた表面実装機、及び部品検査機のための部品移載装置に関するものである。
電子部品などの部品をハンドリングする機構を有する装置として、例えば表面実装機が従来から数多く提供されている。かかる装置では、吸着ノズルにより部品を吸着して該部品を保持することが可能となっている。また、この種の装置では、部品の種類に応じて、該部品の吸着保持を実行する吸着ノズルを変更する必要が発生する場合がある。そこで、吸着ノズルの変更を容易なものとするために、例えば特許文献1では、部品の種類に応じて吸着ノズルを選択可能に構成した吸着ノズル変更装置が提案されている。かかる吸着ノズル変更装置は、回転軸を中心に回転自在なノズル組付ブロックを備えるとともに、該ノズル組付ブロックに対して複数のノズルが取り付けられている。そして、ノズル組付ブロックを回転することで、1つの吸着ノズルが選択的に通常使用位置に位置決めされる。そして、このようにして通常使用位置に位置決めされた吸着ノズルにより、部品の吸着保持が実行される。
特開2000−36696号公報(段落0023、図6)
ところで、上記のように構成された吸着ノズル変更装置では、ノズル組付ブロックの清掃や修理等を効率的に行なって装置の保守点検性を向上させたいという要望がある。この点を考慮すると、上述のノズル組付ブロックを、装置本体から簡便に取り外せることが好適である。また、かかる吸着ノズル変更装置を組み込んだ、表面実装機や部品移載装置においても、ノズル組付ブロックを簡便に取り外せることが保守点検性の向上にとって非常に重要な要素となっている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、複数の吸着ノズルのうちの1つを選択的に通常使用位置に位置決めする吸着ノズル変更装置において、同装置の保守点検性を向上することを第1の目的とする。
また、本発明は、複数の吸着ノズルのうちの1つを選択的に通常使用位置に位置決めする吸着ノズル変更装置を装備する表面実装機において、同実装機の保守点検性を向上することを第2の目的とする。
さらに、本発明は、複数の吸着ノズルのうちの1つを選択的に通常使用位置に位置決めする吸着ノズル変更装置を装備する部品検査機のための部品移載装置において、同移載装置の保守点検性を向上することを第3の目的とする。
本発明にかかる吸着ノズル変更装置は、ノズルシャフトの下方の保持部材に支軸を取り付けるとともに支軸に対してノズル組付部材を回転自在に支持し、支軸回りにノズル組付部材を回転させることによってノズル組付部材に取り付けられる複数の吸着ノズルのうちの1つを選択的に通常使用位置に位置決めする吸着ノズル変更装置であって、上記第1の目的を達成するために、支軸に対して移動することで支軸の一方端部に係脱自在である係合部材と、係合部材の移動規制および規制解除を行う規制制御手段とを備え、支軸は、ノズル組付部材に挿脱自在であり、係合部材は、ノズル組付部材に挿通された支軸の一方端部に係合した係合状態において、支軸のノズル組付部材に対する挿脱を規制し、規制制御手段が係合状態の係合部材の移動を規制すると、支軸が保持部材に固定される一方、規制制御手段が係合部材の移動規制を解除すると、係合部材を移動させて係合状態を解除できることを特徴としている。
このように構成された吸着ノズル変更装置では、ノズル組付部材に挿通された支軸の一方端部に係合部材が係合した係合状態において、支軸のノズル組付部材に対する挿脱が規制される。そして、この係合状態において、規制制御手段が係合部材の移動を規制すると、支軸が保持部材に固定される。これによって支軸をしっかりと固定しながら該支軸に対してノズル組付部材が回転自在に支持され、この結果、ノズル組付部材の回転によって吸着ノズルの変更を確実に行うことが可能となっている。このようにノズル組付部材を強固に支持することができる一方、ノズル組付部材の取り外しについては次に説明するように簡便に行うことができる。すなわち、規制制御手段が係合部材の移動規制を解除すると、係合部材を移動させて係合状態を解除できる。その結果、ノズル組付部材から支軸を抜取ることが可能となる。そして、ノズル組付部材から支軸を抜取ることで、ノズル組付部材を装置から簡単に取り外すことができる。このように上記吸着ノズル変更装置ではノズル組付部材の簡便な取り外しが実現されており、吸着ノズル変更装置の保守点検性の向上が実現されている。
ところで、上述のノズル変更装置では、係合部材を移動させて係合状態を解除することで、支軸の抜取りが可能となる。そこで、駆動力を受けてノズル組付部材を回転駆動する駆動部材を更に備えた吸着ノズル変更装置においては、駆動部材は支軸の一方端部と反対の他方端部に配置されても良い。このような構成の場合、上述の係合部材の移動を駆動部材の反対側で行なうことができる。したがって、係合部材の移動動作を駆動部材に干渉されること無く行なうことができ、その結果、ノズル組付部材の取外作業性を向上させることができる。
また、保持部材には、係合部材の移動方向に伸びる長孔が形成されており、係合部材には、移動方向に直交してネジ孔が形成されており、規制制御手段は、ネジ孔に対して螺合自在なオネジ部材を有し、オネジ部材を長孔に貫設した状態でオネジ部材をネジ孔に締め込んで係合部材を保持部材に圧接して、係合部材の移動を規制する一方、オネジ部材を緩めて係合部材の圧接を解除して、係合部材の移動規制を解除するように構成しても良い。このような構成では、オネジ部材が保持部材の長孔に貫設した状態で、係合部材のネジ孔に螺合する。このネジ孔は係合部材の移動方向に直交して該係合部材に形成されている。したがって、オネジ部材をネジ孔に締め込むと、係合部材は、移動方向に直交する方向においてオネジ部材との間に保持部材を挟みつつ、保持部材に圧接される。その結果、圧接面の摩擦力により係合部材の移動方向への移動が規制される。
一方で、このような圧接状態はオネジ部材を緩めることで簡単に解除できる。また、このようにオネジ部材を緩めた状態では、オネジ部材は移動方向に略直交する方向から保持部材の長孔に貫設しており、この長孔は移動方向に伸びて形成されている。そのため、オネジ部材は長孔に貫設したまま長孔の中を移動方向に移動できる。したがって、オネジ部材を緩めることで、係合部材は、保持部材の長孔に貫設されたオネジ部材と一緒に移動方向に移動可能である。このように上述の構成では、オネジ部材をネジ孔から抜くこと無く係合部材を移動させて、ノズル組付部材を取り外すことができる。よって、ノズル組付部材の取り外しの際にオネジ部材を紛失するとの問題の発生が抑制されており、保守点検性をさらに向上させることができる。
また、係合部材には、該係合部材の移動方向に伸びる長孔が形成されており、保持部材には、移動方向に直交してネジ孔が形成されており、規制制御手段は、ネジ孔に対して螺合自在なオネジ部材を有し、長孔にオネジ部材を貫設した状態でオネジ部材をネジ孔に締め込んで係合部材を保持部材に圧接して、係合部材の移動を規制する一方、オネジ部材を緩めて係合部材の圧接を解除して、係合部材の移動規制を解除するように構成しても良い。このような構成では、オネジ部材が係合部材の長孔に貫設した状態で、保持部材のネジ孔に螺合する。このネジ孔は係合部材の移動方向に直交して保持部材に形成されている。したがって、オネジ部材をネジ孔に締め込むと、係合部材は、移動方向に直交する方向において保持部材とオネジ部材との間に挟まれつつ、保持部材に圧接される。その結果、圧接面の摩擦力により係合部材の移動方向への移動が規制される。
一方で、このような圧接状態はオネジ部材を緩めることで簡単に解除できる。また、このようにオネジ部材を緩めた状態では、オネジ部材は移動方向に略直交する方向から係合部材の長孔に貫設しており、この長孔は移動方向に伸びて形成されている。したがって、オネジ部材を緩めることで、係合部材はその長孔にオネジ部材が貫設された状態のままで、移動方向に移動可能である。このように上述の構成では、オネジ部材をネジ孔から抜くこと無く係合部材を移動させて、ノズル組付部材を取り外すことができる。よって、ノズル組付部材の取り外しの際にオネジ部材を紛失するとの問題の発生が抑制されており、保守点検性をさらに向上させることができる。
ところで、上述の構成では、オネジ部材を緩めることで係合部材の移動規制を解除している。そして、係合部材を移動させることで支軸の抜取りが可能となる。そこで、ネジ孔は鉛直方向に直交する横方向に形成されており、係合部材の長孔は横方向に貫通形成されており、オネジ部材は長孔に対して横方向に貫設してネジ孔に螺合するように構成しても良い。このような構成では、ノズル組付部材を取り外すためにオネジ部材を緩める作業を、横方向から行なうことが可能となる。したがって、鉛直方向下側から見上げながら作業を行なったり、或いは、鉛直方向上側から覗き込みながら作業を行なったりする必要が無く、より簡便にノズル組付部材の取り外しが実行できる。
また、本発明にかかる表面実装機は、複数の吸着ノズルから選択した一の吸着ノズルにより部品を吸着保持しつつ部品を部品供給部から基板に搬送するとともに、部品を基板に実装する表面実装機であって、上記第2の目的を達成するために、複数の吸着ノズルから一の吸着ノズルを選択する手段として、請求項1乃至5のいずれかに記載の吸着ノズル変更装置を備えたことを特徴としている。
このように構成された表面実装機では、複数の吸着ノズルから一の吸着ノズルを選択する手段として、請求項1乃至5のいずれかに記載の吸着ノズル変更装置を備えているため、ノズル組付部材の簡便な取り外しが実現されており、表面実装機の保守点検性の向上が実現されている。
また、本発明にかかる部品検査機のための部品移載装置は、複数の吸着ノズルから選択した一の吸着ノズルにより部品を吸着保持しつつ部品を部品供給部から部品検査部に搬送し保持することで、部品検査部に保持された部品の検査を行う部品検査機のための部品移載装置であって、上記第3の目的を達成するために、複数の吸着ノズルから一の吸着ノズルを選択する手段として、請求項1乃至5のいずれかに記載の吸着ノズル変更装置を備えたことを特徴としている。
このように構成された部品検査機のための部品移載装置では、複数の吸着ノズルから一の吸着ノズルを選択する手段として、請求項1乃至5のいずれかに記載の吸着ノズル変更装置を備えているため、ノズル組付部材の簡便な取り外しが実現されており、部品検査機のための部品移載装置の保守点検性の向上が実現されている。
以上のように、本発明によれば、規制制御手段による係合部材の移動規制によって確実に固定された支軸に対してノズル組付部材をしっかりと回転自在に支持する。一方、規制制御手段による係合部材の移動規制を解除して係合部材を移動させると、係合状態が解除される。その結果、ノズル組付部材からの支軸の抜取が自在となる。そして、ノズル組付部材から支軸を抜取ることで、ノズル組付部材を装置から簡単に取り外すことができる。このように本発明では、ノズル組付部材の簡便な取り外しが実現されており、吸着ノズル変更装置、該装置を装備する表面実装機、および、部品検査機のための部品移載装置の保守点検性を向上させることができる。
図1は本発明にかかる吸着ノズル変更装置の第1実施形態を装備した表面実装機の概略構成を示す平面図である。また、図2はヘッドユニットの正面図である。なお、これらの図面及び後で説明する図面では、各図の方向関係を明確にするために、XYZ直角座標軸が示されている。
この表面実装機1では、基台11上に基板搬送機構2が配置されており、基板3を所定の搬送方向Xに搬送可能となっている。より詳しくは、基板搬送機構2は、基台11上において基板3を図1の右側から左側へ搬送する一対のコンベア21、21を有している。そして、コンベア21、21は搬入されてきた基板3を所定の実装作業位置(同図に示す基板3の位置)で停止させ、図略の保持装置で基板3を固定し保持する。そして部品供給部4から供給される電子部品(図示省略)がヘッドユニット6に搭載された吸着ノズル61により基板3に移載される。このとき、ヘッドユニット6に取り付けられた部品認識装置7が吸着ノズル61による電子部品の吸着状態を画像認識し、その認識結果を表面実装機1全体を制御する制御装置(図示省略)に出力する。一方、制御装置は画像認識結果に基づき移載動作を制御して基板3上所定位置への電子部品の実装を行う。そして、基板3に実装すべき部品の全部について実装処理が完了すると、基板搬送機構2は基板3を搬出する。
基板搬送機構2の両側には、上記した部品供給部4が配置されている。これらの部品供給部4は多数のテープフィーダ41を備えている。また、各テープフィーダ41には、電子部品を収納・保持したテープを巻回したリール(図示省略)が配置されており、電子部品を供給可能となっている。すなわち、各テープには、集積回路(IC)、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ電子部品が所定間隔おきに収納、保持されている。そして、テープフィーダ41がリールからテープをヘッドユニット6側に送り出すことによって該テープ内の電子部品が間欠的に繰り出され、その結果、ヘッドユニット6の吸着ノズル61による電子部品のピックアップが可能となる。
ヘッドユニット6は、吸着ノズル61で吸着された電子部品を部品供給部4と基板3との間で搬送して基板3に実装するため、基台11の所定範囲にわたりX軸方向及びY軸方向(X軸及びZ軸方向と直交する方向)に移動可能となっている。すなわち、ヘッドユニット6は、X軸方向に延びる実装用ヘッド支持部材63に対してX軸に沿って移動可能に支持されている。また、実装用ヘッド支持部材63は、両端部がY軸方向の固定レール64に支持され、この固定レール64に沿ってY軸方向に移動可能になっている。そして、このヘッドユニット6は、X軸サーボモータ65によりボールねじ66を介してX軸方向に駆動され、実装用ヘッド支持部材63はY軸サーボモータ67によりボールねじ68を介してY軸方向へ駆動される。
このように、ヘッドユニット6は電子部品を吸着ノズル61により吸着保持したまま基板3に搬送するとともに、所定位置に移載する。より詳しく説明すると、ヘッドユニット6は次のように構成されている。このヘッドユニット6では、鉛直方向Zに延設された実装用ヘッド62が8本、X軸方向(基板搬送機構2による基板3の搬送方向)に等間隔で列状配置されている。実装用ヘッド62のそれぞれの先端部には、吸着ノズル61が装着されている。そして、本実施形態では、8個の実装用ヘッド62のうちの3個の実装用ヘッド62Aについて、複数の吸着ノズル61を変更可能とするために吸着ノズル変更装置80が装備されている(図3)。
図2および図3に示すように、実装用ヘッド62(吸着ノズル変更装置80が配置された実装ヘッド62Aも含む)はZ軸方向に伸びるノズルシャフト81を備える。ノズルシャフト81の軸心部には、吸着ノズル61内に連通する図略の空気通路が形成され、この空気通路82は、ノズルシャフト81の内部を通って上方(Z軸方向)に延び、該ノズルシャフト81の上端部で開口している。ノズルシャフト81内部の空気通路の上端開口は、図略の電動切替弁を介して負圧発生装置、正圧発生装置、及び大気のいずれかに接続される。これにより、負圧発生装置からの負圧吸着力を吸着ノズル61に与えて、該吸着ノズル61の下方端部(先端部)が電子部品の上面を吸着して部品保持が可能となっている。逆に制御装置により吸着ノズル61へ正圧発生装置からの正圧を供給すると、吸着ノズル61による電子部品の吸着保持が解除されるとともに、正圧により電子部品を瞬時に基板3に実装する。電子部品の実装後には、吸着ノズル61は大気開放とされる。このようにヘッドユニット6では負圧吸着力及び正圧供給の制御により電子部品の着脱が可能となっている。
各吸着ノズル61はヘッドユニット6に対して図略の昇降駆動機構による駆動力により昇降(Z軸方向の移動)可能に、かつ図略の回転駆動機構による駆動力(回転駆動力)によりノズル中心軸回りに回転(図2のR方向の回転)可能となっている。これらの駆動機構のうち昇降駆動機構は吸着もしくは装着を行う時の下降位置と、搬送や撮像を行う時の上昇位置との間で吸着ノズル61を昇降させるものである。一方、回転駆動機構は吸着ノズル61を必要に応じて回転させるための機構であり、回転駆動により電子部品を実装時における所定のR軸方向に位置させることが可能となっている。なお、これらの駆動機構については、それぞれサーボモータと所定の動力伝達機構で構成されている。そして、吸着ノズル61の変更を可能とするために、ヘッドユニット6は次のような機構を備える。
図3は吸着ノズル変更装置の部分断面図である。吸着ノズル変更装置80は、その下端部においてノズル組付ブロック85を着脱自在に保持している。ノズル組付ブロック85は、支軸84を中心として回転可能であるとともに、複数の吸着ノズル61が着脱可能であるように構成されている。なお、同図は複数の吸着ノズル61をノズル組付ブロック85に取り付けた状態を表している。そして、詳細は後述するが、表面実装機1は、通常使用時は一の吸着ノズル61を通常使用位置に位置決めして部品実装を行なう一方、必要に応じてノズル組付ブロック85を回転させることで、複数の吸着ノズル61の内から使用する吸着ノズル61を選択的に変更することができる。吸着ノズル変更装置80の吸着ノズル61も、図略の回転駆動機構により、ノズル組付ブロック85、ノズルシャフト81A等と一体的にR軸方向に回転駆動され、且つ図略の昇降駆動機構により昇降される。吸着ノズル変更装置80のノズルシャフト81Aの上端部は、ノズルシャフト81の下端部に接続一体化され、ノズルシャフト81A内部の空気通路82も上端の開口部82aがノズルシャフト81内部の空気通路と連通され、吸着ノズル変更装置80の吸着ノズル61にも負圧、正圧あるいは大気が与えられる。
図4は、吸着ノズル変更装置80において、吸着ノズルの変更を実行する機構の拡大側面図である。図5は、図4におけるA−A線断面図であり、通常使用時の状態を示している。まずは、通常使用時を示すこれらの図を用いて同機構の構成について説明することとし、この説明に続いて図6を使い吸着ノズル61の変更動作について詳述する。ノズルシャフト81の下端部には、下方に延びる中空円柱状のホルダー83(保持部材)が固定されている。ホルダー83の下端部には支軸84が横方向(Y軸方向)に向いて固定されており、この支軸84は、ノズル組付ブロック85(ノズル組付部材)を回転自在に支持する。ノズル組付ブロック85は、その外周部に3個の吸着ノズル61が取り付けられるとともに、3個の円錐状凹陥部97が形成されている。具体的には、3個の吸着ノズル61は支軸84を中心として略放射状に配置されるとともに、各吸着ノズル61に対して支軸84を挟んで対向する位置に円錐状凹陥部97が形成されている。ノズル組付ブロック85には、互いに対向する吸着ノズル61と円錐状凹陥部97とを連通する連通孔98が形成されている。支軸84には上下方向(Z軸方向)に連通孔84aが貫通形成されており、鉛直方向下端部(通常使用位置)に位置決めされた吸着ノズル61とこれに対向する円錐状凹陥部97は、この連通孔84aを介して互いに連通する。
ノズル組付ブロック85には支軸84に対して回転可能である第1の傘歯車86が係合している。第2の傘歯車87は、この第1の傘歯車86に噛合する状態でホルダー83に回転自在に支持されている。第2の傘歯車87は、その上端部に径方向外側に突出するつば部100が形成されている。つば部100には、ハウジング側係合部材96の爪片101が係合する凹溝102が形成されている。ヘッドユニット6の下部本体6Aにハウジング94、インナーハウジング94A及び支持部材95がそれぞれ固定され、ハウジング94とインナーハウジング94Aにより軸受93のアウターレースが保持される。支持部材95には、図4の左右方向の中央部にハウジング側係合部材96が上下方向に移動自在に支持されている。
ハウジング側係合部材96は、支持部材95の軸孔103に嵌挿された軸部104と、この軸部104の下端から下方へ突出する爪片101とが一体に形成されている。また、ハウジング側係合部材96は、軸部104の上端部に螺着されたナット105によって下方へ脱落することが無いように規制され、支持部材95内に弾装された圧縮コイルばね106によって下方に付勢されている。爪片101は、第2の傘歯車87のつば部100に対向して配置される。ノズルシャフト81A、ホルダー83、第2の傘歯車87、第1の傘歯車86、支軸84、ノズル組付ブロック85、および位置決め用ロッド88等(以下ノズルシャフト81A等可動体と言う)は上記したように一体的に昇降する。通常の実装動作においては、部品供給部4上方と基板3上方との間の往復移動における通常時上方位置(図4及び図5に示す位置)と、部品供給部4での部品吸着あるいは基板3での部品装着における下降位置(図4及び図5に示す位置から下降した位置)との間で昇降する。すなわち、通常の実装動作においては、爪片101とつば部100は離間したままの状態に維持される。また、通常の実装動作においては、吸着ノズル61での部品吸着状態における電子部品の方向が、基板3上に実装する電子部品の方向からずれる場合が多く、後者の方向に部品吸着状態における電子部品の方向を一致させるよう、ノズルシャフト81A等可動体は上記したように一体的にR軸方向に回動せられるので、爪片101と凹溝102がR軸方向に位置が必ずしも一致することはない。
上述のノズル組付ブロック85の上方には位置決め用ロッド88が設けられている。この位置決め用ロッド88は、ノズル組付ブロック85の円錐状凹陥部97に対して係脱自在に係合する。具体的には、位置決め用ロッド88の下端部にはテーパ部88aが形成されており、このテーパ部88aが円錐状凹陥部97に対して係脱自在に係合する。位置決め用ロッド88はノズルシャフト81の軸心部に上下方向に移動自在に支持されるとともに、その上端部とノズルシャフト81との間に弾装された圧縮コイルばね99によって下方に付勢されている。位置決め用ロッド88には小外径部89が形成されており、かかる小外径部89に一端部が係入する状態で一対のカム91が設けられている。この一対のカム91は、ホルダー83の中途部に水平な支軸90によって回転自在に支持されている。カム91の上方にはリング92が設けられており、このリング92は、軸受93のインナーレースに所定の締め代をもって圧入されており、軸受93を介して円筒状のハウジング94により回転自在に支持されるとともに、リング92の内周部には、上述のホルダー83が遊嵌状態で嵌挿されている。図4及び図5に示す位置から下降した位置となる部品吸着あるいは部品装着における下降位置に、ノズルシャフト81A等可動体が一体的に下降した状態においては、カム91の外側はリング92から離間した状態にある。この時のカム91の姿勢は支軸90回りの重量バランスにより、カム91の内側は位置決め用ロッド88の小外形部89の上側壁に接触する。ノズルシャフト81A等可動体が一体的に上昇し、図4及び図5に示す通常時上方位置に位置する場合においては、カム91の外側はリング92から僅かな隙間をもって離間した状態となる。
そして、表面実装機1は、図4および図5に示す状態で部品実装を行なう。図4および図5で示す状態では、位置決め用ロッド88をノズル組付ブロック85に係合させることで、ノズル組付ブロック85の回転が規制されている。その結果、3個の吸着ノズル61の内の1つが鉛直下方に向くように位置決め固定される(つまり、通常使用位置に位置決め固定される)。位置決めされた吸着ノズル61は、支軸の連通孔84aとノズル組付ブロック85の連通孔98とを介してノズルシャフト81の空気通路82に連通する。そして、表面実装機1は、位置決めされた吸着ノズル61により電子部品を吸着保持して部品実装動作を行なう。
一方、表面実装機1は、吸着ノズル変更動作を行う場合は、位置決め用ロッド88とノズル組付ブロック85との係合状態を解消させて、ノズル組付ブロック85を回転自在とする。そして、回転自在となったノズル組付ブロック85を回転させることで、吸着ノズル61を変更することができる。次に、この吸着ノズル変更動作について説明する。
図6は、図4におけるA−A線断面図であり、吸着ノズル61を変更するときの状態を示す。表面実装機1は、吸着ノズル61の変更を行う場合は、図4、5に示す通常時上方位置から所定量上昇した最上方位置まで、ノズルシャフト81A等可動体を一体的に上昇する(図6)。この上昇に先行し、爪片101と凹溝102がR軸方向に位置が一致するよう、必要に応じノズルシャフト81A等可動体をR軸方向に回動する。上述の通り、位置決め用ロッド88の小外径部89には、カム91の一端部が係入している。また、カム91の他端部はリング92によって上側への移動が規制されている。したがって、ノズルシャフト81とホルダー83とが上側に移動すると、カム91の他端部がリング92によって押し下げられる一方、カム91の一端部が上に移動する。その結果、位置決め用ロッド88は、カム91の一端部に押し上げられて、ホルダー83に対して上側へ移動する。このように位置決め用ロッドが上側に移動することによって、位置決め用ロッド88とノズル組付ブロック85との係合状態が解消されて、ノズル組付ブロック85は支軸84を中心として回転できる状態になる。なお、爪片101と凹溝102がR軸方向に位置が一致しない状態では、圧縮コイルばね106が縮むことで、通常時上方位置から最上方位置まで、ノズルシャフト81A等可動体の一体的な上昇を可能としている。遅れてR軸方向に回動すれば、凹溝102に爪片101を係合させることができる。
また、図4および図5に示す基準位置から、ノズルシャフト81およびホルダー83が上側に移動すると、爪片101が凹溝102に係合して第2の傘歯車87の回転が規制される(図6)。ここで、図6に示す状態において、回転駆動機構による駆動力によりノズルシャフト81をR軸方向に回転させると、第2の傘歯車87はR軸方向への回転が規制されているため、第2の傘歯車87以外のノズルシャフト81、ホルダー83および第1の傘歯車86がR軸方向に回転する。これにより、第1の傘歯車86は静止する第2の傘歯車87に噛み合いながらR軸方向に公転するため、第1の傘歯車86は支軸84の回りで自転することとなる。上述の通り第1の傘歯車86はノズル組付ブロック85に係合しているため、第1の傘歯車86の支軸周りの回転に伴って、ノズル組付ブロック85も支軸84周りに回転する。このように、ノズル組付ブロック85が回転することにより、それまで通常使用位置にあった吸着ノズル61が通常使用位置から移動して、別の吸着ノズル61が通常使用位置に位置決めされる。このようにして、吸着ノズル61の変更が実行される。
上述してきたように、表面実装機1は、吸着ノズル変更装置80において、3個の吸着ノズル61のうちの1つを通常使用位置に位置決めして部品実装を行なう一方、ノズル組付ブロック85を回転させて吸着ノズル61を変更することができる。そして、本実施形態は、このノズル組付ブロック85を装置本体に対して着脱自在に構成している。
図7はノズル組付ブロックを装置本体に着脱するための着脱機構を示す部分断面図である。図8は、図7の着脱機構をY軸方向から見た場合の部分断面図である。図9は、図7の着脱機構を鉛直下方から見た場合の図である。なお、図9では、ノズル組付ブロック85の記載は省略されている。後述するように、この着脱機構は支軸84に対して係脱自在なキー部材117を有しており、図7〜図9の欄(A)はキー部材117が支軸84に係合した係合状態に対応し、図7〜図9の欄(B)はキー部材117が支軸84から抜脱した抜脱状態に対応する。まずは、これらの図の欄(A)を用いて、ノズル組付ブロック85が装置本体に装着された状態について説明する。
既に上述したが図7にも示すとおり、支軸84は、Y軸方向をその軸方向としてホルダー83に保持されるとともに、ノズル組付ブロック85を回転自在に支持している。より具体的には、ノズル組付ブロック85にはY軸方向に嵌合孔85aが貫通形成されており、この嵌合孔85aに対して支軸84が挿脱自在に嵌入されている(図7(B))。
支軸84の左端部は、第1の傘歯車86が圧入固着され、第1の傘歯車86のボス部となるスリーブ110を介してホルダー83に保持される。具体的には、支軸84の左端部では、スリーブ110がホルダー83と支軸84との間で回転自在に配置されている。スリーブ110には凸部111(図7破線)が設けられており、ノズル組付ブロック85の凹部112(図7破線)に係脱自在に係合している。したがって、スリーブ110の凸部111がノズル組付ブロック85の凹部112に係合した状態で、R軸方向の回転駆動力が与えられると、凹溝102への爪片101の係合により下部本体6Aに固定された停止状態にある第2の傘歯車87に噛み合う第1の傘歯車86が支軸84回りに回転し、この第1の傘歯車86のボス部となるスリーブ110が回転し、スリーブ110とともにノズル組付ブロック85が支軸84回りに回転する。
一方、支軸84の右端部は、この右端部に形成されたキー溝113とキー部材114との係合によって、ホルダー83に保持される。具体的には次の通りである。支軸84の右端部にはX軸方向にキー溝113が延設されている。このキー溝113には、キー部材114(係合部材)の係合部位118が係脱自在に係合する。この係合部位118はX軸方向に延設されており、キー溝113に対して係合可能な形状に仕上げられている。なお、後述するように、キー部材114はX軸方向に移動することでキー溝113から抜脱可能である。
キー部材114の下面は、ホルダー83に当接するとともに、鉛直方向(Z軸方向)にネジ孔117が形成されている。ホルダー83には、X軸方向に伸びる長孔115がZ軸方向に貫通形成されている(図8(A)、図9(A))。長孔115には六角孔付きの小型のボルト116(オネジ部材)が貫通されており、このボルト116はキー部材114のネジ孔117に螺合する(図7(A)、図8(A))。ボルト116のネジ頭は長孔115の幅よりも大きな幅を有しており、このネジ頭とキー部材114とでホルダー83を挟み込んだ状態で、ボルト116はネジ孔117に締め込まれている。これにより、キー部材114はホルダー83に対して鉛直下方(Z軸方向)に圧接される(圧接状態)。
上述のように、支軸84の右端部のキー溝113にはキー部材114が係合している(係合状態)。したがって、支軸84はY軸方向に移動することができず、ホルダー83およびノズル組付ブロック85からの支軸84の挿脱が規制されている。また、このキー部材114はボルト116(規制制御手段)によりホルダー83に圧接されており、圧接面の摩擦力によりキー部材114の移動が規制される。これによりホルダー83に支軸84が固定される。このようにして、ノズル組付ブロック85は装置本体に装着されており、ノズル組付ブロック85の回転によって吸着ノズル61の変更を確実に行なうことが可能となっている。
一方、本実施形態では、圧接状態からボルト116を緩めることで、ノズル組付ブロック85を簡単に取り外すことができる。このノズル組付ブロック85の取り外し動作について、図7〜図9の欄(B)を参照しつつ説明する。ボルト116を緩めると、キー部材114の圧接状態が解除されて、キー部材114はX軸方向に移動可能となる。そして、次に説明するように、キー部材114をX軸方向に移動させることで、キー部材114の係合部位118をキー溝113から抜脱することができる。
図10は、キー部材の抜脱動作を示す斜視図である。図10の欄(A)に示す状態では、キー部材114の係合部位118は、支軸84のキー溝113に係合している。そして、キー部材114をX軸方向(移動方向)に移動させると、係合部位118がキー溝113から抜脱する(図10(B))。このとき、Z軸方向からキー部材114に螺合するボルト116は、X軸方向に伸びる長孔115に貫設した状態のまま、キー部材114と一緒にX軸方向に移動する(図8(B)、図9(B))。そして、キー部材114の係合部位118が支軸84のキー溝113から脱抜することで、キー部材114の支軸84への係合状態が解消する(図7〜図10の欄(B))。その結果、支軸84がY軸方向に移動可能となり、支軸84をノズル組付ブロック85から抜取ることが可能となる。
図11は、支軸が抜取られた状態を示す部分断面図である。同図に示すように、Y軸方向に支軸84を移動させることによって、該支軸84をノズル組付ブロック85から抜取ることができる。そして、このように支軸84を抜取って支軸84によるノズル組付ブロック85の支持を解除することで、ノズル組付ブロック85を鉛直方向下側から取り外すことができる。また、本実施形態では、スリーブ110が、ノズル組付ブロック85に対して係脱自在となっているため、スリーブ110およびスリーブ110に圧入固着されている第1の傘歯車86を、支軸84と一体的にホルダー83から抜取ることができる。
このように第1実施形態では、ボルト116によりキー部材114の移動を規制することで支軸84をホルダー83に対してしっかりと固定することができるため、通常使用時においてノズル組付ブロック85を強固に支持することができる。一方、保守点検時などにおいては、移動規制を解除することによってノズル組付ブロック85の取り外しを簡単に行うことができる。すなわち、ボルト116によるキー部材114の移動規制を解除することで、キー部材114を支軸84から抜取ることが可能となる。そして、キー部材114が支軸84から抜取られると、ノズル組付ブロック85からの支軸84の抜取が自在となり、その結果、ノズル組付ブロック85から支軸84を抜取ってノズル組付ブロック85を簡単に取り外すことができる。このように第1実施形態では、ノズル組付ブロック85の簡便な取り外しが実現されており、吸着ノズル変更装置80および該装置を装備した表面実装機1の保守点検性の向上が実現されている。
また、第1実施形態は、ホルダー83の長孔に貫設したボルト116をキー部材114のネジ孔117に締め込むことで、キー部材114をホルダーに圧接して、キー部材114の移動を規制している。したがって、ボルト116を緩めて圧接を解除するだけで、簡単にキー部材114の移動規制を解除できる。また、ネジ孔117の形成方向は、キー部材114の移動方向に直交するZ軸方向である。したがって、ボルト116を緩めた状態では、ボルト116は移動方向に略直交する方向からホルダー83の長孔115に貫設しており、この長孔115はキー部材114の移動方向に伸びて形成されている。そのため、ボルト116は、長孔115に貫設したまま長孔115の中をキー部材114の移動方向に移動できる。したがって、ボルト116を緩めることで、キー部材114は、ホルダー83の長孔115に貫設されたボルト116と一緒に移動方向に移動可能である(図8(B))。このように第1実施形態では、ボルト116をネジ孔117から抜くこと無くキー部材114を移動させて、ノズル組付ブロック85を取り外すことができる。よって、ノズル組付ブロック85の取り外しの際にボルト116を紛失するとの問題の発生が抑制されており、第1実施形態の吸着ノズル変更装置80および該装置を装備した表面実装機1では、保守点検性をさらに向上させることができる。
なお、以上のノズル組付ブロック85の脱着作業においては、吸着ノズル変更装置80を通常時上方位置に位置させ、ノズルシャフト81A等可動体を一体的にR軸方向に回動させる。これによりキー部材114およびボルト116が作業者側(図1の右側)となるようにすることで、ボルト116の緩め作業やボルト116の締め付け作業、キー部材114の移動規制の解除作業および規制作業、支軸84の抜き取り作業性を高めることができる。また、スリーブ110およびノズル組付ブロック85に支軸84を挿入しホルダー83に取り付ける場合には、支軸84のつばのある頭部(他端部)側を作業者側(図1の右側)となるようにすることで、互いの合わせマークを一致させつつの、第1の傘歯車86の第2の傘歯車87への噛合作業性、支軸84の挿入作業性を高めることができる。
また、第1実施形態では、支軸84の一方端部にキー部材114を配置する一方、支軸84の他方端部に第1の傘歯車86(駆動部材)を配置している。このように、キー部材114が配置された一方端部と反対側の他方端部に対して第1の傘歯車86を配置した構成は、次の点で好適である。つまり、かかる構成では、キー部材114の支軸84からの抜取り動作を第1の傘歯車86の反対側で行なうことができる。したがって、このキー部材114の抜取動作を第1の傘歯車86に干渉されること無く行なうことができ、ノズル組付ブロック85のより簡便な取り外しが実現される。
図12は本発明の吸着ノズル変更装置の第2実施形態における着脱機構を示す部分断面図である。図13は、図12の着脱機構をY軸方向から見た場合の部分断面図である。後述するように、第2実施形態においても第1実施形態と同様に、着脱機構は支軸84に対して係脱自在なキー部材117を有しており、図12,図13の欄(A)はキー部材117が支軸84に係合した係合状態に対応し、図12,図13の欄(B)はキー部材117が支軸84から抜脱した抜脱状態に対応する。この第2実施形態と上述の第1実施形態とは、支軸84および支軸84の左端部の構成においては共通する一方、支軸84の右端部の構成においては異なる。そこで、以下では、支軸右端部の構成を主に説明するとともに、第1位実施形態との共通点については相当符号を付して説明を省略する。まずは、これらの図の欄(A)を用いて、ノズル組付ブロック85が装置本体に装着された状態について説明する。
支軸84の右端部は、この右端部に形成されたキー溝113とキー部材114との係合によって、ホルダー83に保持される。具体的には次の通りである。支軸84の右端部にはX軸方向にキー溝113が延設されている。このキー溝113には、キー部材114(係合部材)の係合部位118が係脱自在に係合する。この係合部位118はX軸方向に延設されており、キー溝113に対して係合可能な形状に仕上げられている。なお、後述するように、キー部材114はX軸方向に移動することでキー溝113から抜脱可能である。
キー部材114には、X軸方向に伸びる長孔119が、鉛直方向に直交する横方向(Y軸方向)に貫通形成されているとともに、長孔115には横方向からボルト116が貫設されている。ホルダー83には、横方向(Y軸方向)にネジ孔120が形成されており、このネジ孔120に対して長孔119に貫設したボルト116が螺合する(図12(A))。ボルト116のネジ頭は長孔119の幅よりも大きな幅を有しており、このネジ頭とホルダー83とでキー部材114を挟み込んだ状態で、ボルト116はネジ孔120に締めこまれている。これにより、キー部材114はホルダー83に対して横方向に圧接される(圧接状態)。
上述のように、支軸84の右端部のキー溝113にはキー部材114が係合している(係合状態)。したがって、支軸84はY軸方向に移動することができず、ホルダー83およびノズル組付ブロック85からの支軸84の挿脱が規制されている。また、このキー部材114はボルト116(規制制御手段)によりホルダー83に圧接されており、圧接面の摩擦力によりキー部材114の移動が規制される。これによりホルダー83に支軸84が固定される。このようにして、ノズル組付ブロック85は装置本体に装着されており、ノズル組付ブロック85の回転によって吸着ノズル61の変更を確実に行なうことが可能となっている。
一方、第2実施形態においても、圧接状態からボルト116を緩めることで、ノズル組付ブロック85を簡単に取り外すことができる。このノズル組付ブロック85の取り外し動作について、図12,図13の欄(B)を参照しつつ説明する。ボルト116を緩めると、キー部材114の圧接状態が解除されて、キー部材114はX軸方向に移動可能となる。そして、次に説明するように、キー部材114をX軸方向に移動させることで、キー部材114の係合部位118をキー溝113から抜脱することができる。
図14は、キー部材の抜脱動作を示す斜視図である。図14の欄(A)に示す状態では、キー部材114の係合部位118は、支軸84のキー溝113に係合している。そして、キー部材114をX軸方向(移動方向)に移動させると、係合部位118がキー溝113から抜脱する(図14(B))。このとき、キー部材114は、その長孔119にボルト116を貫設した状態のまま、X軸方向に移動する(図13(B))。そして、キー部材114の係合部位118が支軸84のキー溝113から脱抜することで、キー部材114の支軸84への係合状態が解消し、支軸84がY軸方向に移動可能となる(図12〜図14の欄(B))。その結果、支軸84をノズル組付ブロック85から抜取って、ノズル組付ブロック85を装置から取り外すことができる。
このように第2実施形態においても、ボルト116によりキー部材114の移動を規制することで支軸84をホルダー83に対してしっかりと固定することができるため、通常使用時においてノズル組付ブロック85を強固に支持することができる。一方、保守点検時などにおいては、移動規制を解除することによってノズル組付ブロック85の取り外しを簡単に行うことができる。すなわち、ボルト116によるキー部材114の移動規制を解除することで、キー部材114を支軸84から抜取ることが可能となる。そして、キー部材114が支軸84から抜取られると、ノズル組付ブロック85からの支軸84の抜取が自在となり、その結果、ノズル組付ブロック85から支軸84を抜取ってノズル組付ブロック85を簡単に取り外すことができる。このように第2実施形態においても、ノズル組付ブロック85の簡便な取り外しが実現されており、吸着ノズル変更装置80および該装置を装備した表面実装機1の保守点検性の向上が実現されている。
また、第2実施形態は、キー部材114の長孔119に貫設したボルト116をホルダー83のネジ孔120に締めこむことで、キー部材114をホルダーに圧接して、キー部材114の移動を規制している。したがって、ボルト116を緩めて圧接を解除するだけで、簡単にキー部材114の移動規制を解除できる。また、ネジ孔120の形成方向は、キー部材114の移動方向(X軸方向)に直交するY軸方向である。したがって、ボルト116を緩めた状態では、ボルト116は移動方向に略直交する方向からキー部材114の長孔119に貫設しており、この長孔119はキー部材114の移動方向に伸びて形成されている。したがって、ボルト116を緩めることで、キー部材114は、その長孔119にボルト116を貫設した状態のまま、移動方向に移動可能である(図14(B))。このように第2実施形態においても、ボルト116をネジ孔120から抜くこと無くキー部材114を移動させて、ノズル組付ブロック85を取り外すことができる。よって、ノズル組付ブロック85の取り外しの際にボルト116を紛失するとの問題の発生が抑制されており、第2実施形態の吸着ノズル変更装置80および該装置を装備した表面実装機1では、保守点検性をさらに向上させることができる。
また、第2実施形態においても第1実施形態と同様に、支軸84の一方端部にキー部材114を配置する一方、支軸84の他方端部に第1の傘歯車86(駆動部材)を配置している。したがって、第2実施形態においても、キー部材114の抜取動作を第1の傘歯車86に干渉されること無く行なうことができ、ノズル組付ブロック85のより簡便な取り外しが実現される。
さらに第2実施形態では、ホルダー83のネジ孔120は横方向に形成されるとともに、キー部材114の長孔119は横方向に貫通形成されている。そして、第2実施形態は、ボルト116を横方向から長孔119に貫設しつつネジ孔120に締め込んで、キー部材114の移動規制を行っている。このような構成では、ノズル組付ブロック85の取り外しのためにボルト116を緩める作業を、横方向から行うことができる。したがって、鉛直方向下側から見上げながら作業を行なったり、或いは、鉛直方向上側から覗き込みながら作業を行なったりする必要が無く、より簡便にノズル組付部材の取り外しが実行できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記実施形態のノズル組付ブロック85は、3個の吸着ノズル61を取り付け可能に構成されているが、ノズル組付ブロック85に取り付け可能な吸着ノズル61の個数は3個に限定されるものではなく2個以上であれば良い。
また、上記実施形態では、スリーブ110および第1の傘歯車86を、支軸84と一体的にホルダー83から抜取ることができるように構成している。しかしながら、かかる構成は本発明を限定するものではなく、例えば、スリーブ110および第1の傘歯車86をホルダー83に残したまま、支軸84をノズル組付ブロック85から抜脱できるように構成しても良い。要するに、支軸84がノズル組付ブロック85に対して挿脱自在であれば良い。
また、上記実施形態では、支軸84の一方端部にキー部材114を配置する一方、支軸84の他方端部に第1の傘歯車86(駆動部材)を配置している。しかしながら第1の傘歯車86の配置位置は支軸84の他方端部に限られず、支軸84の一方端部に配置することも可能である。
また、上記実施形態で採用されている基板搬送機構2、実装用ヘッド62およびヘッドユニット6の構成は、本発明の範囲内で種々の設計変更が可能である。なお、部品供給部4としてトレイフィーダやウェハフィーダであっても良い。テープフィーダ41を含めこれらのフィーダを組み合わせたものであっても良い。
また、上記実施形態では、8個の実装用ヘッド62を1列に配置した表面実装機1に対して本発明を適用したが、実装用ヘッド62の個数や配置態様などはこれに限定されるものではなく、吸着ノズル変更装置を装備した表面実装機全般に適用可能である。また、上記実施形態では、8個の実装用ヘッド62のうちの3個の実装用ヘッド62Aに対して吸着ノズル変更装置80を装備させているが、吸着ノズル変更装置80を装備させる実装用ヘッド62Aの個数はこれに限られず、例えば1個でも良い。
また、上記実施形態では、ホルダ83に対し複数の吸着ノズル61は小型のスクリュウにより脱着可能とされている。吸着ノズル変更装置80からホルダ83を外した状態で、各吸着ノズル61をホルダ83に着脱することで作業がし易く、その特徴を活かす上で、支軸84および第1の傘歯車およびホルダ83の着脱性の良い上記実施形態の構成は、優れている。
また、第1実施形態では、ボルト116のネジ頭とキー部材114とでホルダー83を挟み込んでキー部材114をホルダー83に圧接しているが、このとき、ネジ頭とホルダー83との間にワッシャ等の部材を設けても良い。
また、第2実施形態では、ボルト116のネジ頭とホルダー83とでキー部材114を挟み込んでキー部材114をホルダー83に圧接しているが、このとき、ネジ頭とキー部材114との間にワッシャ等の部材を設けても良い。
また、本発明の適用対象は表面実装機に限定されるものではなく、複数の吸着ノズルから選択した一の吸着ノズルにより部品を吸着保持しつつ部品を部品供給部から部品検査部に搬送し保持することで、部品検査部に保持された部品の検査を行う部品検査機のための部品移載装置に対しても適用可能である。つまり、かかる部品移載装置に対して、複数の吸着ノズルから一の吸着ノズルを選択する手段として本発明の吸着ノズル変更装置を装備することで、部品移載装置の保守点検性を向上することが可能となる。
さらに、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
本発明にかかる吸着ノズル変更装置の第1実施形態を装備した表面実装機の概略構成を示す平面図である。 ヘッドユニットの正面図である。 吸着ノズル変更装置の部分断面図である。 吸着ノズルの変更を実行する機構の拡大側面図である。 図4におけるA−A線断面図である。 図4におけるA−A線断面図である。 ノズル組付ブロックを装置本体に着脱するための着脱機構を示す部分断面図である。 図7の着脱機構をY軸方向から見た場合の部分断面図である。 図7の着脱機構を鉛直下方から見た場合の図である。 キー部材の抜脱動作を示す斜視図である。 支軸が抜取られた状態を示す部分断面図である。 本発明の吸着ノズル変更装置の第2実施形態における着脱機構を示す部分断面図である。 図12の着脱機構をY軸方向から見た場合の部分断面図である。 キー部材の抜脱動作を示す斜視図である。
符号の説明
1…表面実装機
6…ヘッドユニット
61…吸着ノズル
62…実装用ヘッド
62A…実装用ヘッド
81…ノズルシャフト
83…ホルダー(保持部材)
84…支軸
85…ノズル組付ブロック(ノズル組付部材)
86…第1の傘歯車(駆動部材)
110…スリーブ
113…キー溝
114…キー部材(係合部材)
115…長孔
116…ボルト(オネジ部材)
117…ネジ孔
118…係合部位
119…長孔
120…ネジ孔

Claims (7)

  1. ノズルシャフトの下方の保持部材に支軸を取り付けるとともに前記支軸に対してノズル組付部材を回転自在に支持し、前記支軸回りに前記ノズル組付部材を回転させることによって前記ノズル組付部材に取り付けられる複数の吸着ノズルのうちの1つを選択的に通常使用位置に位置決めする吸着ノズル変更装置において、
    前記支軸に対して移動することで前記支軸の一方端部に係脱自在である係合部材と、
    前記係合部材の移動規制および規制解除を行う規制制御手段と
    を備え、
    前記支軸は、前記ノズル組付部材に挿脱自在であり、
    前記係合部材は、前記ノズル組付部材に挿通された前記支軸の前記一方端部に係合した係合状態において、前記支軸の前記ノズル組付部材に対する挿脱を規制し、
    前記規制制御手段が前記係合状態の前記係合部材の移動を規制すると、前記支軸が前記保持部材に固定される一方、前記規制制御手段が前記係合部材の移動規制を解除すると、前記係合部材を移動させて前記係合状態を解除できることを特徴とする吸着ノズル変更装置。
  2. 駆動力を受けて前記ノズル組付部材を回転駆動する駆動部材を更に備え、
    前記駆動部材は、前記支軸の前記一方端部と反対の他方端部に配置された請求項1記載の吸着ノズル変更装置。
  3. 前記保持部材には、前記係合部材の移動方向に伸びる長孔が形成されており、
    前記係合部材には、前記移動方向に直交してネジ孔が形成されており、
    前記規制制御手段は、前記ネジ孔に対して螺合自在なオネジ部材を有し、前記オネジ部材を前記長孔に貫設した状態で前記オネジ部材を前記ネジ孔に締め込んで前記係合部材を前記保持部材に圧接して、前記係合部材の移動を規制する一方、前記オネジ部材を緩めて前記係合部材の圧接を解除して、前記係合部材の移動規制を解除する請求項1または2記載の吸着ノズル変更装置。
  4. 前記係合部材には、該係合部材の移動方向に伸びる長孔が形成されており、
    前記保持部材には、前記移動方向に直交してネジ孔が形成されており、
    前記規制制御手段は、前記ネジ孔に対して螺合自在なオネジ部材を有し、前記長孔に前記オネジ部材を貫設した状態で前記オネジ部材を前記ネジ孔に締め込んで前記係合部材を前記保持部材に圧接して、前記係合部材の移動を規制する一方、前記オネジ部材を緩めて前記係合部材の圧接を解除して、前記係合部材の移動規制を解除する請求項1または2記載の吸着ノズル変更装置。
  5. 前記ネジ孔は鉛直方向に直交する横方向に形成されており、
    前記係合部材の前記長孔は前記横方向に貫通形成されており、
    前記オネジ部材は前記長孔に対して前記横方向に貫設して前記ネジ孔に螺合する請求項4記載の吸着ノズル変更装置。
  6. 複数の吸着ノズルから選択した一の吸着ノズルにより部品を吸着保持しつつ前記部品を部品供給部から基板に搬送するとともに、前記部品を前記基板に実装する表面実装機であって、
    前記複数の吸着ノズルから一の吸着ノズルを選択する手段として、請求項1乃至5のいずれかに記載の吸着ノズル変更装置を備えたことを特徴とする表面実装機。
  7. 複数の吸着ノズルから選択した一の吸着ノズルにより部品を吸着保持しつつ前記部品を部品供給部から部品検査部に搬送し保持することで、前記部品検査部に保持された前記部品の検査を行う部品検査機のための部品移載装置であって、
    前記複数の吸着ノズルから一の吸着ノズルを選択する手段として、請求項1乃至5のいずれかに記載の吸着ノズル変更装置を備えたことを特徴とする部品検査機のための部品移載装置。
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